jamkenのMUSICJAM音楽評

ROCKフリークの中年オジサンによる音楽評。ROCK.JAZZ.CLUB.FUSION中心です。

2018年03月

Tomasu jiruku。最高のベッドサイド音楽。5

tomas jirku 










Tomas jirku"Entropy"2002

Tomas Jirkuは、カナダ出身であるミュージシャン。
2000年デビュー。まだ20代前半という若さ。
このCDはジャケ買である。
ダブ。
暗い音中心のミニマルダブ。
アンビエントで固められた作品は私好みの徹底した環境音楽。
なんでこんな音楽が好きになったのか。
一つにはそばでなっていたらいいという年頃になったと言って良い。
完全に音楽に向き合ってノリノリで聞く年頃は完全に過ぎた。
とは言ってもたまにはノリノリで聴くときもある。
若い頃はヘッドホンでバリバリに鳴らして狂ったようにロックを聞いていた。
しかし今は読書をしながらとか、携帯をつつきながらのながら聽きが中心。
従って極めて控えめかなっていても気にならないダラダラした音楽が好きになってしまいました。
それと単身赴任。
帰ってからすぐに音楽。
料理を作りながらの音楽。
掃除風呂全部音楽が鳴っている。
ながら聞きはどうしても長くなっているものがよくなる。
そして寝るとき一人だということ。
これはさみしい。
ドオしても音楽が必要。
それも眠れるやつ。

必然的にアンビエントの世界に入ってしまいました。

いいですよ。

このCD。

センスが良い。

気持ちが良い。
最初から終わりまでずーっとこの世界感で統一されている。
この世界感はなんでもいいというわけではない。
自然音。
しゃべり声。
上モノの幻想的な空気感。
おどろおどろしくてなおかつドラマ的。
決して奇想天外ではなくずーっと同じ環境音が続く感じ。
曲は切れ目がない。
最初から終わりまでずーっと環境音が鳴ってくれている。

最近はこれでずっと眠りについている。
最高のベットサイド音楽であるよ。


パットマルチーノ。モダンジャズです。3


Pat martino "East"1968
パット・マルティーノ(g)、
エディ・グリーン(p)、
ベン・タッカー(b,tambourine)、
タイロン・ブラウン(b)、
レニー・マクブラウン(ds)

パットマルチーニ。
US発。
ジャズギタリスト。
この作品は彼の4作目。
当時23歳。

さてこの作品はジャケットで選んだと言っても過言ではない。
しかし作品全体を覆うのはブルージーなフレーズや、モダンジャズを基本とした演奏形態である。
流石にタイトル曲はややインドよりの作風であるがそれもまた私は大歓迎である。
サイドメンは私は全く存じ上げないが、非常にスリリングで云う事ナシ。
全体的にはモダンジャズの演奏がマルチーノの流暢なシングルピッキングに乗って聞ける実に
スリリングなアルバムである。
アルバムのラスト曲などはライブなどのラスト曲に使えそうで
大拍手喝采を浴びそうな展開。
このアーチストはこの度初めて聞きました。
まだまだ研究がいりそうですね。


ブルーミッチェル。自然と涙が出る。5


Blue mitchell"blue's mode"1960
Richard “Blue” Mitchell (tp)
Wynton Kelly (p)
Sam Jones (b)
Roy Brooks (ds)
ブルーミッチェル。
US発。トランペッター。
1979年49歳で死亡。
1958年28歳の時にキャノンボールと一緒にプレイする。
この作品は彼のソロ作品の5枚目。
彼の代表作であり名盤とされる。
だいたい私はメインストリートを嫌う傾向があるのだが、
この作品は彼に初めて触れるファーストタッチであったので敬意を評して
この作品を聞いてみた。
大体の傾向は掴んでいた。
YOUTUBEで。
なぜこの作人を購入したのか。

昔、30年も前のこと。
私がまだ岡山で大学生であった頃。
どん平さんと呼ばれていた有名なJAZZトランペッターがいた。
もちろんプロではない。
しかしその人のアドリブはやたら気持ちがよく
JAZZハウスやジャズフェスなどでは必ずと言っていいほど登場して
引っ張りだこだった。
その人のプレイが流れるようなフレーズで
ジャズをかじり始めて私もサックスを吹いていましたが
ロックのアドリブに慣れていた私の感性を粉々に打ち崩した。
モダンジャズのコードに沿ったアドリブは私の憧れだった。
多少の手癖や吹きぐせがあってそんなところだけ真似してみたりして。

やがて私は卒業してジャズからは離れていった。
最近である。
50を過ぎてまた聴き始めた。
今度は本格的に。
手広く。
やはりマイルスとコルトレーンだな、
などと。
だからこのブルーニッチェルというトランペッターは今回初めて触れる。
初めて聴いた感じはもちろん
あーモダンジャズの典型か・・・。であった。
しかし長年眠り続けていた私のアドリブ魂が目を覚ました。
おい。
このフレーズ。
これは・・・。
どん平さんそのものではないか。
というかどん平さんはブルーミッチェルをコピーしていたのではないか・・・。
と。

部下に命じた。
気持ちの良いジャズアルバムがあるよ。
ブルーミッチェル購入しなさい。
しかし誰もいうことを聞かない。
私はこのアルバムはポップなので購入したくなかったが
仕方なくこの度購入。
きいた。
ポップは間違いないが、
気持ちいいですね。
そして意外に飽きない。
ブルース主体のやつは飽きるが
彼のメロディアスなコードに沿ったアドリブは
もはや芸術品といっていいほどだ。
どうしても学生時代の楽しかった思い出が沸き上がってくる。
酒、タバコ、バンド、女、酒、タバコ、音楽、女、車、バイク、ナンパ、・・・。
そこには私の人生のすべてが凝縮されているような夢のような4年間であった。
岡山。それは私の青春そのものだ。
そしていま単身赴任で岡山にいる。
私はブルーミッチェルを聞くと自然に涙が出てくるのであった。


V.A。サイケデリック集です。4

A








V.A   FORGE YOUR OWN CHAINS HEAVY PSYCHEDELIC BALLADS AND DIRGES 1968-1974

 
V.A。Forge your own chainsから sensational saints"how great thou art"1968~1974

以前からサイケ狂として知られるEgonさんが、レアグルーヴ的観点からサイケ物を本格的にコンパイル!!
最近ようやくアナログ再発されたD.R. Hookerや、Top Drawer、Ellison, Morly Grey、Damonといった
サイケ・マニアにはお馴染みのアーティストから、
スペイン、イラン、スウェーデン、タイ、韓国など各国の激謎アーティストにまで手を伸ばした
物凄い掘りっぷりにも驚かされます。
そのどれもがドープなグルーヴを持った楽曲ばかりで、サイケデリック・ファンクや
Finders Keepersあたりの辺境グルーヴ好き、そしてアングラ好きB-Boyまで必聴の内容になっています.

以上はネットの宣伝文句です。
私は以前からV.Aヴァリアスアーチストというやり方の作品に疑問を感じていた。
V.A。
「一人のアーティストや一つのグループの単独のCDじゃなくて、
色々なアーティストの曲が収録されたという意味。
①ベスト盤、オムニバス盤のように、別個独立に発表された録音を後年になって編集したCD、
②(最近のトリビュートアルバムのように)初めから、複数のアーティストが参加したCD、
両方の意味があるようです。」

②のように最初から計画された作品ならまだわかる。
しかし①の場合、少し疑問を感じる。
要するに誰かが俺の好きなアーチストでベストテイクを寄せ集めにしたけど聞く?
みたいに、誰かの趣味で世の中にV.Aとして市民権を得られてもねー、と思う。

このアルバムはなんだかわからないまま「激ヤバ」なる宣伝文句で購入。
ジャケットもサイケであったから。

いったい誰のなんの作品かも分からずにね。
アーチストは15人。15タイトルの寄せ集めである。
最初はややブラックよりの作品集かなと思いつつ聞いていたが、
東南アジア的な言語やわけのわからない地域の言語まで飛び出して
奥の深い洞察マニアの強い意志が感じられる作品集であることが分かる。
流して聴くに限る。
あまり本気で鑑賞してはいけない。
これは誰だろう?と気にしてもいけない。
深入りするとそのアーチストだけが気になってこの作品(寄せ集め)価値がなくなってしまう。
V.Aのいいところは何度聞いても飽きずに楽しめるところだ。
だからひとつひとつの作品に固執した時点で
この作人から卒業することになる。
なぜかというとその曲だけ聴きたくなるからだ。
それはよくない。
この作品はぼーっと流して聴くに限る。
そしてなんか引っかかるものがあった時にちょっとだけ
「誰の曲かな」位にとどめたほうが良い。
私が引っかかったのは15曲目。
ベイビーグランドマザーというアーチスト。
もちろん知らない。

Baby Grandmather's"somebody's Calling my name"
である。
これは少し調べる価値がありそうだ。
1.Top Drawer - "Song Of A Sinner"
2.Sensational Saints - "How Great Thou Art"
3.Ofege - "It's Not Easy"
4.East Of Underground - "Smiling Faces Sometimes"
5.DR Hooker - "Forge Your Own Chains"
6.Shin Jung Hyun & The Men - "Twilight" (feat Jang Hyun)
7.Kourosh Yaghmaei - "Hajm-E Khaali"
8.T Zchiew & The Johnny - "Let Your Life Be Free"
9.The Strangers - "Two To Make A Pair"
10.Damon - "Don't You Feel Me"
11.Ellison - "Strawberry Rain"
12.Morly Grey - "Who Can I Say You Are?"
13.Shadrack Chameleon - "Don't Let It Get You Down"
14.Ana Y Jaime - "Nina Nana"
15.Baby Grandmothers - "Somebody's Calling My Name"


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