jamkenのMUSICJAM音楽評

ROCKフリークの中年オジサンによる音楽評。ROCK.JAZZ.CLUB.FUSION中心です。

Rolling Stones

ストーンズ。久々に歌詞を読んだよ。5

Beggars Banquet
Beggars Banquet [CD]

The Rolling Stones "sympathy for a devil" 1968
自己紹介をさせてください
私は財産家で贅沢者の男です
私は幾世も生きてきて
多くの人から魂と信仰を奪いました


キリストが苦しみ神を疑った時に
私はそこにいました
ピラトは手を洗い
キリストの宿命を裁いた時も
私はそこにいました

・・・

誰がケネディ一家を殺したのか
と私は叫んだ
結局は殺したのはおまえ達と私

・・・

自己紹介させてください
私は財産家で贅沢者の男
私は吟遊詩人に罠を仕掛ける
ボンベイ到着前に死ぬように

全ての警官は犯罪者
全ての罪人は聖人
同じように表裏一体だ
私をルシファーと呼べ
私には制御が必要だぞ

・・・

ベイビー 俺の名前が言えるかい
ハニー 俺の名前が言えるかい
一度だけ言ってやろうか

・・・


言ってみろ
ベイビー 俺の名前を
俺の名前は何だ



私は滅多に歌詞を読むことがない。ホント久々に歌詞を読んだよ。
こんな有名な曲の意味も知らずにこんな年になるまできたことが恥ずかしいくらいだ。
知らずに口ずさむのと、知っていて口ずさむのではまるで意味合いが変わってくるから不思議だ。
詩はジャガーによるものだ。
このシの解釈は各自で楽しむのが原則だが、私には目からウロコ的な感情でしたよ。
シンパシーという意味は「共感」「同情」・・そしてそれが憐れむという訳に・・。
憐れむとは。かわいそう・・になる。
なんと、上から目線。
自分は安全なところにいて、戦争という悪魔な惨劇を起こす哀れな人間だと。

違うでしょ。

悪魔を憐れむというか、悪魔は人の心に必ずあるものであり普段は隠している。

しかし何かの拍子にそれが顔を出すことがある。
安全が長く続けば退屈になる。そしてその拍子がやって来る。

突然に、そして計画的に。何かの理由をつけて合法的に。
自分は悪くない。仕方がなかったんだと。

そして審判がくだされた途端に、表裏は裏返る。
警官だって罪人になる。
コントロールできる自信があるのか。
お前の秘密はわかっていないとでも思っているのか。



そしてジャガーは最後にこう言う。

「言ってみろベイビー 俺の名前を
 俺の名前は何だ」


そりゃ言えないよ。
言えたとしたらそいつにはこれから何かが起こる。
言えないとしたらそいつはそれを今必死に償って生きているんだよ。

「言ってみろベイビー 俺の名前を
 俺の名前は何だ」


・・・・言えませんよ。

ミックジャガー 当時(このLIVE1969年で)26歳

すごいね。

ベガーズバンケット。最高傑作なのか。5

Beggars BanquetBeggars Banquet
アーティスト:Rolling Stones
Abkco(1990-10-25)
販売元:Amazon.co.jp
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Rolling Stones "Salt Of The Earth "1968
 ローリングストーンズの最高傑作と呼ばれているらしい作品。最もそうでないという意見もあるので、いちがいにはいえない。
 私はといえば、まだまだ「?」である。私はストーンズのアルバムを全て聞いたわけではないのでまだまだ「?」というわけである。
 ストーンズの私のイメージで一番強いのは「ジャンピングジャック」である。そのシンプル性と飽きないリフ。曲が持っているエネルギーはロックの中で一番好きな曲かもしれない。というぐらい好きな曲である。その「シンプル」と「エネルギー」がこのアルバムにも満ち溢れている。後期のファンキーな楽曲も大好きだが、この1968年にしてこの完成されたスタイル。ストーンズらしさと黒っぽいサウンド。そしてややアメリカナイズされたカントリーサウンドは見逃すわけには行かないアルバムであることは間違いない。
 ストーンズが1970年代も見事に生き抜いていく味の素がこの作品にはすでにある。そのオリジナリティー。そのジャガーの声。その歌い方のカリスマ性。キースのギター。シンプルな楽曲は人々をひきつけ、勇気付け、支持され続けた。

ローリングストーンズ。完成品。5

Sticky Fingers (Reis)Sticky Fingers (Reis)
アーティスト:Rolling Stones
Universal(2009-05-05)
おすすめ度:5.0
販売元:Amazon.co.jp
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THE ROLLING STONES "Brown Sugar" 1971
わたしはこの曲の大ファンだ。ローリングストーンズにはそんなに思い入れはない。しかし彼らの曲には思い入れのある曲が何曲かある。
ミックジャガー    VO
キースリチャード   G
ミックテイラー    G
ビルワイマン     BASS
チャーリーワッツ    DS
 結局彼らのサウンドの中核をなすものはミックジャガーのボーカルに尽きる。このボーカルがなんと言ってもサウンドの鍵を握りまくっている。このボーカルにタイトに絡んでくるストレートでリズミカルな演奏はモチロン、ストーンズならではのものである。そこらのアマチュアバンドはハードロックはまねできてもストーンズは真似出来ない。なぜなら、真似しても意味がないから。ミックジャガーをコピーしても意味がない。それは、コピーして演奏してみればわかることである。彼らの曲はコピーしてもちっとも面白くないのである。
 やはり彼らのサウンドは聞いて楽しんだほうがよい。このビデオはいつか見たことがあるが、この曲は私はいつ聞いても興奮する。もしかしたら、ROCKベスト曲のBEST10に入るのではなかろうか。演奏はそんなに難しいものではない。しかしこの曲が持っているエネルギーは何だろう。体が動く。叫ぶ。爆発する。
THE ROLLING STONES ” Dead Flowers ”
 このアルバムには素敵な曲が多くある。ややアメリカン的なこの曲はコーラス部分が大好きである。まじめに歌ってるじゃーないですか。いいじゃーないですか。彼らの魅力は変わらない。ぶれない。完成品。ということに尽きると思う。

 





メインストリートのならず者は真面目に作ってるよ。4

Exile on Main St.Exile on Main St.
アーティスト:The Rolling Stones
販売元:Virgin Ben
発売日:1994-07-26
おすすめ度:5.0
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The Rolling Stones
"Tumbling Dice"  1972
 この2枚組みのアルバムを聞いて、はじめてストーンズのお気に入りが出来たなと思いました。最初の曲からシンプルな彼らのサウンドが肌になじんで、興奮というよりはウキウキする。軽いのりで口ずさめる。何か作業するときのバックでずっと鳴っていて欲しい。ハッピーになれる。ザ バンドを聞いているような・・。要するに、「完成品」なわけであります。
 一方ストーンズのほうはこんな完成品を作ろうとしたわけではないようで、撮りだめやアウトテイクの寄せ集めらしい。レコーディング中にはヘロインやアルコールでヘロヘロになりながら進められたらしいとか。・・・。
 まぁ。いいじゃないですか。そんな逸話や、噂はいつも彼らには付いて回っているので気にはなりません。むしろ、作ろうとして出来たのではなくて気が付いたらできていた。結果は後から付いてきた。ROCKそのものではないですか。迎合しない。媚びない。そのままの姿を。・・。見習いたいものですよ。もし、まだ聴いたことがない方はぜひお勧めなんですが、一回聞いてやめていただいたんでは困るんです。何回も鳴らして欲しいんです。たぶん何回聞いても飽きませんよ。ほんで、はまってくるとたぶんお気に入りになるんですよ。
 タンブリンダイスはその中でも一番のお気に入りです。これ鳴り出したらもうだめですねぇ。作業にならない。腰振って、頭振って歌っちゃいますよ。ほんでこのアルバムにはバラードのいい曲が入っているよ。
”Let It Loose”
 これ、最後まで聞いてくださいよ。ヘロインとかアルコールとか、違うでしょ。真面目にやってますよこれは。なんか・・。涙出ませんか。なんか。やってくれましたね。的な。ホーンとか、コーラスとか。作ってるよ。

 

ストーンズにはかなわない。5

Sticky FingersSticky Fingers
アーティスト:The Rolling Stones
販売元:Universal
発売日:2009-05-05
おすすめ度:5.0
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The Rolling Stones"Brown Suger"
1971
ブラウンシュガー。もう大好きな曲である。鳴り出したら止まらない。自分がミックになりきって歌う。叫ぶ。ボリュームアップ。最大にして一緒に歌う。歌詞はめちゃくちゃ。そんなことはどうでもいいんですよ。
 働き出して少しして、ROCKBANDをつくった。この曲は何回もやりました。BANDのDSがはしりだす。何故か走り出す。自分も走る。みんな走る。最後はかなりの速さになる。みなボリューム最大。最後は決め。なんて気持ちいいんでしょう。1971年。ハードロック全盛時代に、まったくブレルことなく自分たちのスタイルを貫いたストーンズは結局どんな時代をも乗り切る永遠のROCKBANDとなった。それはこのBANDのやりかた、スタイルが正しかったことを証明し、実際どんなBANDもストーンズの前ではヒザまづくしかないほどの輝きを持っているのであった。
 今でも叫んでるよ。「いいぇーいいぇーいいぇーHOOO!!」

「わお」ってさー。ストーンズ。4

Emotional RescueEmotional Rescue
アーティスト:The Rolling Stones
販売元:Virgin
発売日:2009-06-09
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THE ROLLING STONES "DANCE" 1980
 ホットスタッフやタンブリンダンスなどは私の大好きな曲である。これらの曲は白か黒かでいうと完全に黒である。単一コードでファンキーなサウンド。何回聞いても飽きない。どころかまた聞きたくなるご機嫌なグルーブ。そうです。グルーブという言葉は普段あまり使わないけど、「うねり」とか「ビート感」。黒人特有のうねりというものがあるとすれば、こんな感じじゃないかな。そんでもってミックジャガーの声。やっぱりこれでしょう。なんだか解らない唄だけど、意味は解らないけど、いいんですよ。これを聞いて踊りましょうよ。ダンスというこの曲はわたしがストーンズに目覚めてしばらくして、ぶっ飛んだ曲である。あーやっぱりこのBANDにはかなわないなー。と思いましたよ。プログレBANDもやられたなーって思ったと思いますよ。パンク野郎も「ワオ」ってさー。

 

JUMPIN’ JACK FLASH この時点で最高5

Through the Past, Darkly (Big Hits, Vol. 2)Through the Past, Darkly (Big Hits, Vol. 2)
アーティスト:The Rolling Stones
販売元:Universal/Polygram
発売日:2002-08-27
おすすめ度:3.5
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THE ROLLING STONES " JUMPIN' JACK FLASH 1968
 ローリングストーンズの1968年の大ヒットシングルである。イギリスで1位 アメリカで3位 となる。
 このバンドに対する思い入れはあんましない。残念ながら世間が騒ぐほどこのBANDにはあんまし興味がわかなかった。・・・。何でかなー。今回のテーマは「何でかなー」である。個人的にはこの曲が一番好きな曲となる。もう何百回となく聞いている。そして飽きずに「ワンツゥー!」と叫ぶ。何回も。自分でコピーもした。自分でやると面白くない。ボーカルがまねできない。後半のサイケな部分が真似出来ない。コーラスが上手く出来ない。などの理由でこの曲を満足いく形で演奏したことがない。
 みやすいようで奥の深い曲であるようだ。ところが彼らのLIVEではどうだろう。奥の深い演奏をしているかといえばさにあらず。んま、要するにたいしたことなさそうなわけである。ただ、ミックのボーカルだけは真似できるものではない。したがってこのBANDに対する私の評価はいつもとまどう。こいつらかよー。となるのである。わたしがサウンド思考なもんでこのような評価になってしまうのである。
 それでもこのBANDはスタジオ盤は非常によく出来た曲が何曲もある。
後期の曲に多いが、ホットスタッフやエモーショナルレスキューなどの簡単そうで奥の深い曲なんかは、おそらくほかのBANDでは表現できない何かを持っている。そしてこの曲は何年経っても色あせない。おそらくこの曲を上回る曲があったとしても、また何年かたったら「やっぱりジャンピングジャックが最高だよね」といってしまうんじゃあないかな。
 で、このBANDに対して興味がわかないのはもうこの時点でこのBANDの最高地点だからである。この先はもう一緒である。だからもう追いかけない。もう追いかける必要がないからである。


 

 

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