jamkenのMUSICJAM音楽評

ROCKフリークの中年オジサンによる音楽評。ROCK.JAZZ.CLUB.FUSION中心です。

Talking Heads

トーキングヘッズ。「変わり者」4

Fear of MusicFear of Music
アーティスト:Talking Heads
販売元:Rhino / Wea
発売日:2006-01-10
クチコミを見る
Talking Heads "Animals" 1979
 1979年。当時私は高校2年。このアルバムが出た年に購入した。きっかけはラジオ「渋谷陽一のサウンドストリート」に他ならない。べたほめであったような記憶がある。当時の私はいわゆる「ど素人」でありまして、このアルバムを満足の行く形では捕らえてはいませんでした。実験的でクリエイティブな彼らの姿勢を、パイオニアというよりは「風変わり」とか「変人」とか言うイメージで捉えてしまった。
 それが「サイコキラー」とか「リメインインライト」なんかが出てきて180度変わった。「やっぱりこいつら、変人ジャーなくて本物だったんだ」
 このアルバムに対する評価は今もあまり変わらないが、「変人には変わりない。」しかし彼らの音楽スタイルは間違いなく、後のいろんなミュージックシーンに影響を与えている。リズムにかぶせる暴力的なボーカルやパーカッシブなアフロビート。独特なギターカッティングに、電子音。効果音を巧みに使ってひとつのワールドを作る。なんといってもデビットバーンのボーカルはパンクが暴力的であるのに対して、むしろ「狂人」的な、近寄りがたいある種の空気感を持っている。・・・今聞くと、こんなに変わっていたんだなーと感心せざる得ない。

TALKING HEADS 狂人パワー4

Remain in LightRemain in Light
アーティスト:Talking Heads
販売元:Warner Bros.
発売日:1994-11-28
おすすめ度:5.0
クチコミを見る

Talking Heads "Born Under Punches"  1980
 トーキングヘッズの4作目にあたる、大傑作。このアルバムは当時、評論家の間で最高に高い評価を得た。もちろんリアルタイムで買いました。第3作目のフィアオブミューシックも悪いアルバムではなかったが、インパクトや音楽の持つエネルギー、メッセージ性はダントツに進化している。VOのデビットの存在がもっとも大きなポイントであることには間違いはないが、イーノのプロデュースも大きな存在であろう。この曲はパーカッシブなギターカッティングに民族的なコーラスと電子音や効果音を絡ませて、デビットの狂人的な台詞が雰囲気を作っていく。このバンドのコピーband
も存在し得ない。というのも、彼らはその存在自体が表現者でありミュージシャンの枠組みを越えたエネルギーを感じるからである。これは簡単にはコピーできない。仮にコピーしたところであまり意味がない。ワンコードの単純なアレンジでこれだけ聞かせるためには、相当のメッセージが必要となる。それを聞き手が感じるからこそ、このアルバムは「唯一無二」な存在なのである。
 

記事検索
プロフィール

JAMKEN

カテゴリ別アーカイブ
タグクラウド
livedoor × FLO:Q
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ