jamkenのMUSICJAM音楽評

ROCKフリークの中年オジサンによる音楽評。ROCK.JAZZ.CLUB.FUSION中心です。

JazzaNova

JAZZANOVA。「感動」の一言である。5

In BetweenIn Between
アーティスト:Jazzanova
Rope a Dope(2002-07-02)
販売元:Amazon.co.jp
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Jazzanova"HANAZONO"2002
DJ
ユルゲルンノブラウシュ
アレクサンダーバーク
クラアスブリーラー
Pro
ステファンレイサリング
アクセルレイネマー
ロスコクレッシュマン
JAZZANOVA ドイツ発。クリエイターチーム6人組。
DJ3人、プロデュース3人からなるベルリンで結成された若き音楽共同体のファーストアルバム。JAZZANOVAとはあたらしいJAZZ という意味らしい。まさにその名前のとおり、クリエイトされた「新しいサウンド」を作り上げている。
 このアルバムは構想2年、製作1年を費やしたという彼らの渾身のアルバムであり名盤である。わたしは長い間このアルバムを探していた。JAZZANOVAのアルバムは「シングルコレクション・・・」を購入していて、実に飽きの来ない大人のサウンドというイメージを持っていた。しかしこのアルバムは「シングル・・・」とは明らかに違う何かを感じさせる。1曲目からプログレッシブな曲想でありただのクラブサウンドではないことが思い知れされる。すぐにこのアルバムは只者ではないと気づく。「ムムッ!」である。彼らのサウンドは全て組み合わせの美学である。サンプリングとプログラミングの妙で生音との混合はJAZZANOVAワールドを作り上げている。「シングル・・」と明らかに違うのは曲の構成やメロディー、展開が複雑でめまぐるしい。曲想に変化があり予測不能な曲展開はスリル満点である。
 この曲はどうですか。ハチロクの気持ちのよいリズムに中近東的なサウンド。ややウエザーリポート的な世界観にチックコリア的ピアノが絡む。なんと「吉澤はじめ」である。なんて気持ちのいい響き。曲はどんどん盛り上がっていく。
 このアルバムはおそらく私のアルバムランキングを揺るがすものとなるであろう。もちろんBEST10に入るのは間違いないと思われる。こんないいサウンドにめぐり合えるから「音楽」はやめられないのである。「感動」の一言である。

クラブを聞いてみたい。JAZZANOVAの凄さ。4

JAZZANOVA "WHAT'S YOUR NUMBER"  2000
 クラブの扉を叩いたのは「ブンブンサテライツ」を聞いて衝撃を受けてからだった。ブンブンを買いあさってしばらく悶々としていた。この音楽はいったいなんなんだろう。ロックでもなくフュージョンでもない。・・・。でこの本に出会った。
fusionism「FUSIONISM」という題のガイド本である。最近カテゴリー別にいろいろなガイド本がでているがこの何の変哲もない題名に心奪われ、「アーここにきっとブンブンが載ってるぞ」と思い込んで購入した。 残念ながらブンブンは載っていない。とにかく知らないアーチストばかりでどこから手をつけてよいのか解らないし、評を読んだだけではまったく解らないので、まず買うしかない。(私は当時ジャズトロニックすら知らない素人であった。)そして当時長距離トラックで仕事をしていたのでいろいろな町を訪ねてはいろいろな店に出会っていた。このアルバムはそんな当時、浜松の国道沿いのマニア店で発見した記念すべき一枚目である。本で見覚えのあるジャケット。マチガイナイ。即購入。一緒に走っていた仕事仲間にも聞かせる。早速言われる。「これ・・・。なに?」「これ・・・、ええんか?」わたし、正直ブンブンを期待していたので正直困惑。しばらくして、・・・「ええんじゃないかな・・・?」心の中では・・「なんやこれは」であった。これがクラブっていう分野の重要なアーチストなのか?JAZZANOVAはドイツのDJチームで1996年に結成された6人組のチームである。ドイツのクラブJAZZの最重要グループである。しかしわたしは当時がっかりしていた。こんなリズムBOXみたいな音楽のどこにどんな芸術性があるのか。・・・。しばらくは車を走らせながら聞くしかなかったがこれがなんと、以外に飽きずに聞いてしまったのでありました。
JAZZANOVA "WE WHO ARE NOT
AS OTHERS” 4Heroのリミックス
そのころは4HEROすら知らないときでしたのでこの曲を聴いても何も感じませんでした。とにかくこんな音楽が存在していたのかと、そしてクラブなるところではこんな音楽が流れているのかと、かってに考えていたわけであります。わたしはとりあえずいろいろと試すことにしました。まずはこのJAZZANOVAは徹底的に聞きました。こんなサウンドですから「ながら聞き」です。曲を真剣に聞いてはいません。でもそのほうが飽きることもなく何回でも楽しめると思うのです。「感覚で聞く」とでも言うのか、とにかくあまり考えずに、感覚を大切にしてみました。このアーチストはいまでも飽きずに聞けます。まあ30分が限界ですけど。
4Heroは最近買いました。比べてみましょう。
4HERO ”We Who Are Not As
Others" 1998
いかがでしょうか。JAZZANOVAがリミックスしたわけですから、当然JAZZANOVAのほうに分があると思うのですが、4heroの原曲のほうが曲としてはおもしろいと思います。まあ原曲ですから曲のイメージは原曲にあるわけです。ただ、ジャザノバのセンスは充分に伝わります。単調な曲にもリズムの変化やベースや打楽器の導入。展開のおもしろさでいえばJAZZANOVAのほうが聞きやすいし飽きずに聞けそうです。比べるとJAZZANOVAの底力が伺えると思いました。

 

 

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