カレン・ブラック

スペースインベーダー


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・製作国/アメリカ


・1986年度作品






この映画は『惑星アドベンチャー/スペース・モンスター襲来!』のリメイクです。


オリジナル版『惑星アドベンチャー/スペース・モンスター襲来』で主人公デビッド少年を演じていたジミー・ハントも出演されています。


オリジナル版のファンの方であれば、やっぱり彼に気が付く事なのでしょうか。


ちなみに、残念ながら私はオリジナル版は未見。


そこは残念ですが、本作を新鮮な気持ちで鑑賞したいと思います。

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↑オリジナル版のデビッド少年。






《ストーリー》


ある日の真夜中ーー


デビッド少年(ハンター・カーソン)が目を覚ますと、丘の向こう側にUFOが着陸するのを目撃する。


両親にその事を話すものの、全く信じてもらえなかった。

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・・・翌朝の事。


丘を調べに行った父親の様子がおかしい。


その上、首の後ろには小さな傷跡が付いていた。

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翌日には、母親の様子もおかしくなっていた。


黒コゲのベーコンや、生のハンバーグを黙々と食べる両親。


執拗に丘に連れて行こうとする父親。


ただならぬ恐怖を感じたデビッド少年。


彼は学校に逃げ込むが、マケルチ先生や級友たちの首の後ろにも、小さな傷跡が付いていたのだった・・・。

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《解説・感想》


デビッド少年の理解者となるリンダ先生役を、カレン・ブラックが演じています。

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今回彼女は、最後まで見方(善側)なのが珍しいですね。


それもそのハズ。


今回の敵役を、元祖ラスボス・クイーン女優、ルイーズ・フレッチャーが演じているからです。

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どうせならカレン・ブラックもエイリアンにされ、ルイーズ・フレッチャーとの新旧ラスボス・クイーン対決をして欲しかったものです。

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↑序盤の衝撃シーン。


カエルを丸飲み……。






映画前半はサスペンス要素たっぷりで、緊迫した演出を堪能出来ます。


デビッド少年がどんどんと追い詰められ八方塞がりになる様に、ハラハラドキドキ。


クリストファー・ヤングののどかな音楽とは裏腹に、エイリアンと化した父親と食卓を囲むシーンは見ているこちら側まで息を飲みます。


のどかな日常の中の、父親の異常な寄行。


それがより一層の恐怖を増します。

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↑主演のハンター・カーソン君。


カレン・ブラックの実子だそうです。


言われてみれば似てるかな?






映画中盤、エイリアンの基地へ侵入するデビッド少年⬇。

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独特の基地デザインが秀逸。


まるで血まみれディ○ズニー・ランド。

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ウ○コみたいなエイリアンの親玉も、オリジナル版に負けず劣らずなインパクトですね。

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両親を救う為に孤軍奮闘するデビッド少年が逞しく、かなり思い入れ込んで見入っていた私でしたが……


どうした事でしょう。


緊張感は持続せず、


映画後半、アメリカ軍隊が出てきた辺りから話しがグダグダになっていきます。

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監督は『悪魔のいけにえ』の、トビー・フーパー。


脚本は『エイリアン』の、ダン・オバノンです。


がーー


残念ながら両者共に、代表作を超える事は出来なかったようです。


完全に監督の演出不足。


超科学文明を持っているはずのエイリアンが機関銃を乱射してる程度の脳筋軍隊に出し抜かれるとか、どうも説得力に欠けるんですよね……。


その戦闘シーンも都合良く進み、失笑が隠せません。


デビッド少年のストーリーへの絡め方も強引になってしまう始末だし。


で、まさかの○○オチ。


開いた口が塞がりませんでした・・・。

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日常に忍び寄る、静かな恐怖が見所だった本作。


軍隊出動により、力押しで解決する事になってしまったのが失敗だったのでしょうか。


これは更にリメイクが必要ですね……。

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この映画の《オススメ度》は・・・58%。

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リメイクが製作されるまで、同名のテレビゲームで 鬱憤を晴らしますか……。

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・製作国/アメリカ


・1976年度作品







《ストーリー》


一夏の休暇を過ごす為、格安で貸し出されていた豪邸をレンタルしたロルフ一家。


妻のマリアン(カレン・ブラック)、


夫のベン(オリヴァー・リード)、


一人息子のデーヴィッド(リー・ハーコート・モンゴメリー)、


ベンの叔母(ベティ・デイヴィス)。

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彼らは家主からは『家』を貸すに当たって、一つダケ奇妙な条件が付けられる。


それは家主の年老いた母親が屋根裏に住んでいて、部屋から一歩も外に出た事がないとの事。


その母親に、毎日食事を届けて欲しいとの事だった。


妙な注文に気後れするベンだったが、格安な値段で豪邸に住みたいという妻マリアンの意向に根負けする。


そして、屋敷に引っ越して来たロルフ一家だったが・・・。

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《解説・感想・ネタバレ含む》


製作・監督は『血の唇』の、ダン・カーティスです。

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妻役-カレン・ブラック。

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夫役-オリヴァー・リード。

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叔母-ベティ・デイヴィス。

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上記の配役で製作出来る最良の映画のジャンルは、以下のどれでしょうか?


1番.ホラー映画


2番.ホラー映画


3番.ホラー映画


・・・


・・・


分かりましたか?


簡単でしたね。


はい、正確は4番のホラー映画でした。


って、ホントにこの濃い形相のメンツじゃあ、ホラー映画しか作れませんよ(汗)。


皆さん、破壊力あり過ぎの容貌です。

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冗談はさておき。


話しの内容は、田舎で一夏の休暇を過ごす為に、とある歴史ある豪邸をレンタルした一家。


しかし、その家は『人間』を食べて数百年間生き長らえてきた、恐怖の家だったのです。

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家の魔力により、どんどん凶暴化していく父親・ベン。


彼が息子とプールで遊ぶシーンは、かなりの戦慄。

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最初はプールでじゃれあっていた父と息子ですが、徐々に父親の態度が豹変。


ベンが息子を何度もプール(水面)に叩き付けるシーンは、寒気が。


オリヴァー・リードの鬼々迫る迫真の演技が、そら恐ろしいです。

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ベティ・デイヴィス演じる叔母は、『家』に生気を吸われ瀕死の状態に。


ジワジワと衰弱していきます。







でもこの映画で一番怖いのは、カレン・ブラック。


どの作品でもクレイジーな彼女ですから、


彼女が単なる被害者で終わる訳がありません。


ラストの戦慄の変貌は予測出来たものの・・・


それでもあれは脱糞ものの衝撃。


オリヴァー・リードの


『OH!!GOD!!』


を連発する叫びのシーンは、まさに神に祈る心地の恐怖。

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屋根裏部屋に住む家主の母親の真相など、ラストのショック描写は秀逸。


狂っていく家族を淡々と描く演出も、特筆。


スプラッター・シーンは皆無で地味な作品ですが、自分は結構好きな作品です。

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⬇本作で一番の被害者。

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映画『ベン Ben』で主演したリー・ハーコート・モンゴメリー君。


気の毒過ぎる。







この映画の《オススメ度》は・・・70%。







なぜ格安物件なのか・・・。


購入する際は、そこを良く考えたほうがよいですね。

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この映画、2度鑑賞するとある事に気付きます。


それはベンやベンの叔母はジワジワと気が狂っていきますが、一人だけ初日からキチ○ガイに認定されていた人が居る事に。


そう、カレン・ブラック演じるマリアンです。

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ベン達がジワジワと発狂するのを、泣き叫び、悲鳴を上げ、恐れおののいて見ていたマリアンですが……。


彼女は屋根裏部屋に住んでいる家主の母親に、毎日食事を届けていました。


ラストで判明する、おぞましい母親の正体。


あの母親にせっせと食事を運び平然としていたマリアンの事を考えると、


やっぱりカレン・ブラックは、他のキャラクターよりキチ○ガイ度が一歩抜きん出ているんだなぁ……


と、感心してしまうのでした。

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それにしても、


食事はどう処分していたんだろう……。


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