OSI-Silver-Fox-1
コンセプトカーの世界、「変は当たり前」ですが、こういう振り切り方をしたのはちょっと無いと思います…。

作ったのはOSI (Officina Stampaggio Industriale SpA)という1960年に創設されたイタリアのメーカー。
1967年のトリノモーターショーに出品しました。
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双胴船スタイルにしたのは空力的な狙いがあったそうで、左右の胴体間に3つのスポイラーを設けていました。
前部のスポイラーは停止時に手動で角度を調整。
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真ん中のスポイラーは走行時に機械的に調整されます。
最後部のスポイラーは固定でした。(いかにも動きそうなパネルラインが入ってますけどバゲッジスペースなんでしょか?)
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(「真ん中のスポイラー」は多分キャビン後部の部分。リアウィンドウが形だけの存在ですねw)

エンジンは排気量1000ccのルノー=アルピーヌの4気筒。
これを左胴体のパッセンジャーシートのすぐ
背後に斜めに搭載していました。
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小さなエンジンなのですが、先のスポイラーの効果もあってか最高速度は155km/hだったそうです。
(でもこれ…助手席の人は熱いわうるさいわで大変だったろうな~)

しかし1967年にはOSIの業績はかなり悪化しており、同年11月に生産工場は閉鎖。フィアットとの提携が模索されましたが翌1968年に消滅してしまったとか…。→