
[アンカー]
終戦宣言を置いて、北朝鮮との大きな立場の差を見せた米国が、最近非核化の進展を前提に終戦宣言の推進方策を積極的に検討していると思われます。
北朝鮮が終戦宣言を前提に寧辺の核施設の廃棄を公言した状態なので、来月ポンペイオ国務長官の訪朝で終戦宣言議論が本格化する見通しです。
[レポート]
ポンペイオ米国務長官が、来月北朝鮮を訪問して終戦宣言カードを交渉のテーブルに載せる可能性があると米CBS放送が報道しました。
ポンペイオ長官が最近のインタビューで明らかにした内容にも同じ脈絡です。
【ポンペイオ/美国務長官/ CBSのインタビュー:どのように帰結されるかはわかりません。しかし終戦宣言の議論と関連して、本当に進展しています。]
これと関連し、政府関係者は、「終戦宣言を敵対政策の終息と平和体制への宣言性格で見る韓国政府の趣旨を米国も十分理解している」と明らかにした。
米国は当初終戦宣言の平和条約に次ぐ法的な意味を大きく付与懸念を示したが、今では駐韓米軍地位や国連の法的地位、韓米同盟の維持と関係がないという意味で受け入れるという意味で解釈されます。
関係者は、来月ポンペイオ長官の訪朝が、最も重要な日程となり、非核化対応措置の合意がなされることを望んでいると付け加えました。
北朝鮮が東倉里発射場と寧辺の核施設などの閉鎖と査察・検証など、かなりのレベルの非核化案を提示しただろうという見通しも終戦宣言可視化への期待を高めています。
【ホンミン/統一研究院研究委員:訪朝を介して、キム・ジョンウン委員長に会って、より明確に確約を受けて、対応する措置を終戦宣言、その後にプラス別のいくつかの可能性、それを見計らっていると思う]
ただし終戦宣言で、北朝鮮の核問題の解決が早まるのかという米国内懐疑論が手ごわいだけに、非核化との関係改善を媒介とした北朝鮮と米国の間に相当の措置、いわゆる「等価性」の調整が、今回の4次訪朝交渉の中核となると思われます。
引用元 https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=tvh&sid1=293&oid=056&aid=0010624527
韓国国内で言うと、7:3位の比率で北朝鮮との融和歓迎と思うのですが、それでも1/3近くは赤化統一に対しての警戒がある。
韓国政府は、北朝鮮の実験場爆破・民間人の解放・米軍遺骨は不可逆的処置で、不可逆的処置で答えていないのはアメリカ、だからこそ終戦宣言し正常化すべきだと主張。
アメリカにしたら、核弾頭と開発技術者が丸々残ってるのに、非核化したとして終戦宣言や正常化出来るはずがない。
ただアメリカも100%の完全な非核化を目指しているかと言えば、それも怪しく、とりあえず今は中国とイランをどうにかしたい感じ。
韓国や北朝鮮もそれをわかってるから、なぁなぁで核保有したまま、終戦宣言して次のステップに進みたい。
ずいぶん前に『韓国はパキスタン化する』と書いたんですが、それに近くなると思います。
こういう報道で、韓国が国内で『もうすぐ終戦』と盛り上げて北朝鮮を擁護し、アメリカが応じないなら『平和を阻害しているのは北ではなくアメリカ』という世論作る魂胆と思います。
先日の韓国人学生の『統一の敵はアメリカと先生が教えてくれた』という質問サイトの記事、あれが韓国人の心情になっていくでしょう。
まぁその結果を受け止めるのは、彼ら自身なので、アドバイスは必要ないでしょう。
