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私が子供の頃はプロレス全盛期。猪木や馬場は現役、タイガーマスクが活躍していた。

今でもUFCなどはよく見ているが、当時のプロレスはゴールデンで放映される高視聴率番組。

ベビーフェイスとヒールの抗争。ヒーローと悪者。まだそういうものを子供が信じていた時代です。

プロレスを初めて見に行った時、タイガーマスクとブッチャーの試合がありました。典型的なベビーフェイスとヒール。



大変面白かったのですが、試合を見た帰り、まだ興奮が残っていた時、壮絶な試合をした二人が、仲良くタクシーに乗って帰るのを目撃してしまいました・・。

『あれほど激しい試合をしたのに、実は仲良しか・・』と子供ながらに驚きました。

プロレスでは、リングの外の物語をアングルと言います。試合進行をブックと言います。

AとBは女性マネージャーをめぐって仲が悪く、次の試合は荒れそうだ・・というようなストーリーがアングルです。

年に何回か、ブックで決められた進行を守らず激しい展開で真剣に近くなるのを、シュート・セメント・ガチなどと言っていました。



1年に何百回も興行をするプロレスは、年に数回のボクシングとは違います。当然、格闘技と言うよりエンターテイメントに寄っていきます。

その為に良い者軍団と悪い者軍団が年中抗争をして、観客はそれがアングルと言うことを承知の上で楽しむ訳です。

もしプロレスがそういった物語性を捨てれば、格闘技でもないショーでもない退屈なものになるでしょう。

子供の時は失望しましたが、ブッチャーあってのタイガーマスクであり、タイガーマスクあってのブッチャーだったと言えるでしょう。

悪役無くしてベビーフェイスがスポットライトを浴びる事はありません。



そういう意味では政治や外交も同じで、アメリカと敵対するISや北朝鮮もある意味相手あってこその関係性とも言えるでしょう。

対立する相手・・敵対勢力を明確に仕立てて、物語性を生むことで政治に無関心な中間層を取り込み、支持を強固にしていくのは古典的な手法です。

チャーチルにはヒトラーがいて、ケネディにはキューバがいて、レーガンにはソビエトがいて、ブッシュにはビン・ラディンがいて、そして中国・韓国・北朝鮮には日本がいる。

ライバルや敵を設定する事で、求心力を増す。ISはアメリカの攻撃を待っていますし、トランプ大統領も北朝鮮の攻撃を待っている。

外連ではあるのですが、非常に効果のある方法ですから、日本の政治家も日本を批判し続ける国をはっきりと『もう関係改善は無理だろう。断交も視野に入れるべきだ』と明言するべきではないでしょうか。





※編集後記

今までのアメリカと北朝鮮は、いわゆるブックに乗った進行で、形式を守った約束組手のようなもの。

観客の目を意識して、それぞれ国内を見てる。それが次第に白熱して、どちらかの急所に一撃入ってしまえば、観客を忘れた潰し合いになりかねない。

ハリウッド映画を見るとわかりますが、そういった敵認定の構図をうまく作り、繰り返し見せることで、国内外をうまく誘導してる。

韓国の反日映画も中国も同じ。ところが日本は、常に某国は・・としか言えない。

正直言うと、日本がやられてる感をもう少し演出して、国民の不満というバネを更に押して、これ以上押せないところで断交論を政治家が切り出すのが一番うまくいくと思うんですけどね。

ところがメディアがほぼ反日一色なので、それが難しいってのが悩みどころですね。