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この前、多分ヤフーニュースと思うのですが、中国のニュースを読みました。

『100円ショップなどの仕入れ先としてお馴染みの中国のなんとか市場に、黄色いベストの注文が殺到してる。中国を見ると世界がわかる!』的な記事ね。

黄色いベストってのは、フランスのパリを中心とした政府批判のデモの旗印ね。黄巾の乱みたいなものですよ。

個人的に『ん?』と思ったのですが、自分はアパレルの輸入業務もやってる訳です。



インドとかアジア中心ですけど、アメリカからの輸入も前はやってた。

輸入するとなると、インボイスの用意もあるし、少量なら航空便、大量なら船便を使い、時間もうんと掛かる。使うとわかってるから先に支払いが出来る。

商売なら『来月入荷』と予定を立てますけど、デモに関しては『再来月に反政府デモしましょう』なんて予定そうそう立てられない。

特にフランスのデモなんて、自然発生的に始まり止められなくなってる。

で中国ニュースでは、フランスを始めヨーロッパや東欧から注文が多いと言ったんですね。



って事は『予定を立ててる人間がいる』って事ですよ。計画してるという事です。

アラブの春は、チュニジアの露天商が高い税金に腹を立て、焼身自殺をした事に始まった。

エジプトに飛び火し、ムバラクは退陣し、民主化したと思えたが、各国で先鋭的な集団が暴れ始め、シリアなんかは瓦礫の山になった。

当時ね、拳を突き立てるポスターが多く出回ったのですが、あれ、他の国でも多く出回っています。

日本にも同じデザインのポスターがある。んで当時FOXニュースだかなんかを見ていたら、『革命をパッケージとして』ノウハウを売ってるコンサル会社があり、当時は東欧にあったと聞いた覚えがあります。



要はプロパガンダ用ポスターや、政府批判の動画などのテンプレートがあり、反政府の革命を請け負うという話です。

そういう人たちが背後にいるからこそ、黄色いベストが人数分あったり、前もって中国に『何万人分注文します』という逆算が出来てる。

んで、下火になり始めると必ずショッキングな映像が出て、民主的な国はマスコミがそれを報じ、批判的勢力を批判する訳です。『人道的でない』と。

まずチュニジアの焼身自殺があり、シリアの子供が海岸で死んでるのもあった。ただどういう経緯で死んだかより、『子供が死んだ』という事だけが注目される。

でどうなったかと言えば、考えもせずに不満を抱えた人を煽り、仮にも国が統治出来ていた国が無秩序になり、難民が生まれ、ヨーロッパに押し寄せた。



当時、記事で書いたんですが『外国人が来た不安だ』と言う年寄りを、若い夫婦が『人種差別主義者だ』と罵る動画も出た。

新年にドイツ女性がアラブ人に集団強姦される動画は、あっという間に消されたのに、そういう保守派を罵る動画は残ってる。

でフランスやドイツに流入した難民によって治安は悪化し、パリという都市に対する幻想は壊れ、テロや爆発が続く事態になった。

アメリカでも『メキシコから来た少女が死んだ』というニュースは大量に出ても、『駆け付けた父親がアメリカは救助をよくやってくれた。感謝している』というニュースは出ない。

基本的に陰謀論という物は嫌いですし、陰謀論が主流になる事はよくは無いんですが、チュニジアの焼身自殺自体は偶発的だっとしても、それ以降の流れは非常にシステマチックで統率が取れてる。




『革命を請け負います』というコンサル会社があり、何故か各国で同じデザインのポスターが出回り、要所要所でショッキングな動画が出て、デモが始まれば人数分の黄色いベストが用意されてる。

どこの国でも国民の半数は平均以下の知能ですけど、特に第三世界の人たちになると、相対的ではなく絶対的に学力が高くない割合が高い。

そうなると深い洞察力を持つと言いきれませんから、『目の前の現象』に流される。フランスで暴れてる若者然り、韓国でろうそくデモでイキってる若者然り。

韓国にしてもそうですけど、ろうそくデモの名前入りのろうそく100万本は誰が注文して先払いしたのか、デモコンサートの芸能人を誰がブッキングして誰が払ったか?

そこまでは考えず、目の前の現象しか見ない。ただそれでも注文した金を払ったやつがいて、ブッキングできる伝手と金があった訳です。



では誰が計画して誰が払ったか。3か月先に船便で到着するベストを誰が注文したのか?

当然、得をするからやっている。仮にコンサル会社が手配したとして、ではコンサルと契約した依頼主は誰か?

フランスドイツが治安維持に苦労して予算を強いたのは誰か?トランプが批判されて得するのは誰か?

韓国のろうそく革命で『最高の民主政治を成し遂げた』と自慢していたが、その力でムン・ジェインを当選させる事で、その恩恵を最大化させたのは誰か?

ヨーロッパでは当然ロシアの影が、韓国では北朝鮮の影がちらつく。日本のSEALDsなどが韓国と同じく『最低時給うんぬん』と騒いだり、同じデザインのポスター使用も然り。



平均以下の即物的な中間層を感情的に誘導し、革命の必須項目である騒乱状態を引き起こし、可能なら革命につなげ、不可能でも対応と予算出資を強いて疲労させる。

それが非常に有効なのは、中東と韓国で証明された。感情的で一神教的な部分も似通っている。

今後はヨーロッパとアメリカが国家内での断絶を試される。おそらくアメリカは耐えるが、ヨーロッパは耐えきれない。

当然、日本にも仕掛けて来ている。幸い日本人はそれほど感情的ではない。中間層が民主党で懲りたという事も大きい。

ただ『誰が何の為に』という視野を持ってるかは疑問。カギは中間層という事だけは彼らも正しい。


※編集後記

今日の動画は、フランスのデモの物。ニット帽の男はフランスのボクシング軽量級のチャンピオン。

自首して逮捕されました。犯行の理由はデモに参加した妻と子供が警官から迫害されたからと供述。

でも何もしない人相手に、警官が突然警棒で殴りかかりませんからね。

自分たちが仕掛けておいて、反撃されると、無条件に身内をかばって暴力をふるう。

しかも撃たれないとわかっててやってて、カメラを味方にして安心して暴力を使う。

自分の一番嫌いな論理無視の逆切れ馬鹿タイプ。もうホント、フランス人大嫌い。

知ってるフランス人、みんな『悪いのは俺じゃない』ってタイプしかいない。

本気で民主化とか言うなら、ロシアや中国でやっていいはずだけど絶対にやらない。殺されるからね。

まぁフランスにしても韓国にしても、反権力・社会主義的下地が強いですよね。

フランスは2度もアメリカに救われておきながら、反米が強いのも韓国によく似てる。

アメリカは、フランスがドイツやロシアに飲み込まれてもほっときゃいいですよ。

イギリスさえいれば、何とかなるでしょ。アジアの日本みたいに出城として機能させれば済む。