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中国からの訪日客に人気だった観光地が、苦境にあえいでいる。かき入れ時の春節に新型肺炎が直撃し、売り上げは激減。

人混みを避けて日本人の客足もにぶっている。「いつまで続くのか……」。店主たちの嘆きが渦巻く各地を歩いた。

雷門から浅草寺に向かう仲見世商店街では、マスク姿の観光客が目立った

祝日の11日。東京・築地場外市場では、観光客が食べ歩きを楽しんでいた。ただ中国語はほとんど聞こえない。

いつもは肩が触れ合うほどだが、昼時にもかかわらず、空席が目立つ飲食店も多い。

海鮮丼を提供する別の店は、カウンター席に客が5人ほど。四つあるテーブルは空席だった。

女性従業員(62)は「我々は中国からのお客さんに依存しすぎていたのだと思い知らされた」と話した。

浅草寺(東京都台東区)の雷門から続く仲見世商店街も、人出はいつもより少なめだ。土産物店「三花」では9日、近藤美代子店長が「歩きやすくてスイスイスイだったでしょ?」と苦笑いした。

「普段は『謝謝(シェシェ)』ってお礼することが多いんだけど、今は中国のお客さまは全然来ない」

創業100年超の菓子店でも売り上げが半減したという。70代の女性経営者は「うちは日本人より中国や韓国のお客様が多いのに、『ニーハオ』って言うことがなくなった……」とうなだれる。

引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200211-00000020-asahi-soci


自分は引越し大好きで何度も引越しをしているのですが、台東区にも住みました。1年半くらい。

上野・浅草・御徒町の三角の中心の新御徒町。浅草にも良く歩いてお参りに行きました。

当時は浅草の映画館も寂れる一方。江戸文化や歴史のある寿司店・ウナギ店もあるものの、仲見世は観光客相手の刹那的な商売ですよ。三社祭に隅田川の花火大会では歩けないほど込む。

んで、今は地方都市に住んで1年目。近くに漁港がある。海鮮料理に特化してる。ただ高い割に質は良くない。『1回来たらもう来ないから、リピートは考えず、今儲けたい』というのがよくわかる。

山梨の忍野八海に行った時も同様。地域全体で連携して混雑を分散し、ここはスイーツ、ここは食事、ここは風景と計算して導線を作ればいいのに、実際には地権者が『さぁ寄った寄った』と目の前の行列だけ見てる。

温泉地に行った時も、売るものが温泉というだけで本質は同じ。山奥なのに刺身を出し、帰りには量産お菓子を土産に買う。

都市部ならビジネスホテルに、国内のビジネスマンと外国人利用客が混在してる。

日本に来る外国人の7割は旅館希望だが足りず、日本人の生活圏のビジネスホテルに観光圏が重なり、泊っていても楽しくないだろうと思う。異国体験・異文化を売れていない。

浅草の仲見世にしても、漁港にしても、おそらく売ってる物は何年もずっとおなじもの。あんこカステラに海鮮丼。果たして地元民がどれだけ行くのかと思う。漁港でもタクシーの運転手さんは『あそこは高いだけでうまくない』と薦めない。

原価率が低く、量産が容易で熟練を必要としないものばかり売ってる。だから日本人客には驚きが無い。

通販で言えば『80位の質の物だろう』と想像してる顧客に、『低くても90、出来れば110の商品』を送って、段ボールを開けた時に顧客に『おっこれは・』と驚きが無いとリピーターは決して生まれないです。

amazonの日本のフリした中国の会社の製品は、別な意味の『ヌヌヌ?これは?』って驚きがあるから、批判されてる訳でしょ?

感動を売らないと次につながらない。これは20年通販やって、潰れていった会社たちを見ているとわかる。

餌を撒けば寄ってくる鳩のように、ベルトコンベアーのようにバスから運ばれる観光客相手への供給に慣れ過ぎて、『同じもの売り続けても、一見の客は湧いて来る』商売。ぬるすぎる。

繁華街のまずいラーメン屋が潰れないと同じ。毎年地方からまずさを知らない住民が供給されるから。

『なぜうちの店は中国人が売り上げを支えて、日本人が来ないのか』を考えるべきなのに、『中国人がくる方法を考えよう』と言いたげ。

日本文化の浅草行ってるのに、中国語の看板で店員が『ニーハオニーハオ』言ってる店に、日本人が行きたいと思いますかって事。

『あぁ楽しかった、あぁおいしかった。もっと見たい食べたい。また来たい』と同じ日本人が感じる観光地を、自治体含めて導線・商圏作りから見直さないと、延々同じ事を繰り返す事になる。

観光地は『土産物店の儲け』の為にあるのではなく、『体験・見識を広げたい観光客』の為にあるという本筋からマーケティングを練り直した方がいい。ブランディングに失敗してるんすよ。