こんにちは。初めまして、野仲直樹と申します。
私はアメリカのミネソタにある、Minnesota State University Moorhead というディビジョン2の学校の学士のプログラムに入っています。タイトル通り、メジャーはExercise Science でマイナーにStrength and Conditioning です。
本日は、初めての投稿なのでアメリカで今の大学に入るまでの経緯などをシャアできたらなと思います。


自分はATの専攻ではありませんが、隣り合わせの職業になると思うので、AT専攻の方でも何か参考になればと思います。


一番初めにスポーツ業界に興味を持ったのが小学校5年生の時です。その時からバスケを初めてのめり込みました。しかし、始めるのも周りより遅かったため、あまりうまくなかったです。でもその中でも、背が高かったこともあり、試合にもベストメンバーとして使ってもらっていました。


自分の家庭は少しユニークで、両親共に正規雇用しておらず、アルバイトという雇用形態で働いています。ただ、それプラスで父親が好きなことも仕事としてやっています。それだけでは食べていけないので、アルバイトをメインにやっているといった感じです。しかし、小さい時からそのような姿を見ていたので、自分がやりたいことを仕事にするものだと考えていました。なので、バスケにハマった自分はプロのプレイヤーになりたいと思っていました。あと、小学生の頃は運動神経が悪く、足も遅かったのでシンプルにかっこよくなりたいと思っていました。


普通の近所の中学に入りましたがそこでも上級生になれば主力ではあったものの、特に目立った能力もチームの成績もなかったので、プロは無理だなと思っていました。


中学3年生の時にこの職業に進むことを決断しました。きっかけは、駅伝部に入ったことです。私の学校は県大会の常連校ということで、市内では強豪に入る部活でした。なので、チーム内の争いも激しくメンバーになるために必死でした。結果、市大会のメンバーには選ばれ、チームを県大会まで進出させることができましたが、県大会のメンバーには選ばれませんでした。かなりショックで泣きじゃくりましたが、落ち着いてから、自分がチームのためにできることを考えました。そこで競技者としてでなく、サポーターとしての魅力を感じました。それ以来、スポーツトレーナーになるとざっくり思っていました。


高校も地元の学校に通い、バスケ部に入り、普通に過ごしていました。NBAをたくさん見てたことと、家にあったトレーナー雑誌に出ているトレーナーのほとんどがアメリカの大学を卒業していることから、アメリカ留学に興味を持ち始めました。しかし、親もバイトで生計を立てているため、経済的に難しいのだろうと決めつけていました。

いざ、進路の話になり日本の大学のAOを受けましたが落ち、受験勉強にも身が入らずで親に相談したところ、日本と大学じゃなくていいんじゃない?といってもらい、そこからアメリカの留学を決めました。


とはいえ、高校の時に全然勉強もしてなかったので、一年間日本の International College に通いました。その頃から、特に深いことは調べてはいなかったのですが Athletic Training を勉強したいと思っていました。その頃らへんからATとして活躍している人が増えてきたからだったと思います。


そして一年後にアメリカのカリフォルニアのDiablo Valley College にいき、Kinesiologyを専攻しATのプログラムのある四年制大学に編入しようと考えていました。


しかしながら、半年程度で挫折し、大学をいったんやめました。その時は語学や将来の不安からAnxiety の症状が出て、すごく軽度ではあったものの、パニックアタックのような感じになって精神的に辛かったです。


そこから日本のミシュラン2つ星のレストランで働いたり、カナダでカニの検品やホテルでハウスキーピングを一年ほどしていました。


働きながら将来について考えたところ、たとえお金が良くても自分が好きではないことを人生単位でしたくないと思い、序盤からアメリカに戻ることは決めていました。なので、少しお金を貯めるために一年ほど働いていました。


次は失敗できないので冷静にもう一度自分のやりたいことを考えたときに、やはりアスリートになりたかった気持ちもあり、自分にとってかっこいいこととして思い浮かんだのがトレーニングでした。きっかけは覚えていませんが、Strength and Conditioning という言葉も知っていましたし、アスリートのコーチになりたいと思っていたので、S&Cの道に進むためにアメリカに戻ることを決めました。


カナダで働きながら、大学を探していて、NSCA(アメリカのS&C協会)認定のプログラムであること、学費が安いこと、ディビジョン2であることをメインの条件にして今の大学を見つけました。


22歳でアメリカにフレッシュマンとして戻りました。二学期目からはS&Cのインターンもはじめ、学びの面でいい大学生活を過ごしています。この夏には、有名ディビジョン1の大学のS&Cインターンにも参加させていただいてます。今年いっぱいで大学もようやく卒業できます。


長くなりましたが、これが私のアメリカ留学までの経緯です。
またここにブログを掲載する機会がありましたら、次回はS&Cについて自分の経験などを少し詳しく話せならなと思います。


個人的にもブログやポッドキャストもやっているので、気になったら自分のウェブサイトからチェックして見てください。リンクは一番下に載せておきます。
高校生や今大学に通っている人や誰でも、S&Cのことや留学について質問があればコメントやウェブサイトやソーシャルメディアを通じてご連絡ください。自分が知っていることがあればなんでもお答えします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

Wesite Link: https://naokinonaka.com/