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すっかりご無沙汰になってしまいました、Akiraです。現在住んでいる神戸も蒸し暑い夏を終え、気持ちの良い天気が続いています。

かなり久しぶりの記事ですが、実は先月、仕事の合間を縫って計三日間に渡りKinetikos主催のTim GabbettによるTraining Load Managementに関するウェビナーに参加していました。そのセミナーの詳細をここに記すことはできませんが、留学以来初めて日本語訳付きの英語によるセミナーを受けて「英語」について感じることがあったのでシェアしたいと思いました。

Tim Gabett Webiner by Kinetikos

アメリカに留学して、そこから仕事を含めて約7年間アメリカに暮らしていた私ですが、英語がある程度身についてからは、自分の専門分野に関する情報はほぼ全てが英語媒体でした。これはもちろんFace to Faceのコミュニケーションによる情報収集もそうですし、Youtubeやセミナー動画、論文、ブログ記事、ポッドキャストに渡るまで、あらゆる英語媒体を通して専門性を高めてきました。

そんな私にとって、日本語で専門的な情報を取り入れることが少し億劫になっていたのは事実です。というのも普段専門性について思考したり話したりする時は基本的には英語で行うからです。

これはアメリカ生活の中で英語が上達するにつれて"自然"にそうなっていきました。そもそも論文などによって次々と出てくる情報は英語のものがほとんどなので、日本語で情報収集をする必要もないですし、それによって長いこと日本語の専門用語にも触れていない期間が長くなり、日本語による専門用語もどんどん忘れてきています。

そんな中、仕事関連でKinetikosが主催するTim Gabbettのセミナーに参加することになりました。通訳の方はKaori Taniさんだったのですが、Kinetikosの方としては大変有名ですし、トレーナー業界の中でもおそらく知らない人はいないくら有名なお方です。

初めての日本語通訳付きのセミナーにいざ入ってみるとなんだか日本語も英語も入ってこない。Timが話した内容をTaniさんが訳すのですが、なんとなくどっちの言葉も最初はいまいちスッと染み込んできませんでした。これが個人的には非常に興味深い体験でした。

二言語で思考し、表現することの難しさ

これがおそらく、英語もしくは日本語どちらか一方の言語で話されていたのであれば、問題なく頭に入ってきたと思います。ただ、Timが英語で話した内容が入ってくると同時に、Taniさんが日本語で話した内容が立て続けに入ってきて、その両方の間で脳味噌が混乱をきたしていたのかもしれません。

そのリズムにようやく慣れてくるとTimの話もTaniさんの訳も混同せずに聞くことができるようになったから面白いものです。ここで際立ったのはTaniさんの訳のスムーズさ。

Timも通訳しやすいように配慮して話を意図して短く区切っているのがわかるのですが、どうしてもたまに長くなる場合がありました。それでもTaniさんは何事もなかったかのように軽くメモを取りながら、「日本語」でわかりやすく説明してしまうのです、

セミナー中、「Taniさんすげーなー。。。」と感心しながら、ためにし自分が通訳者になったつもりで頭の中でやってみたのですが、これはちゃんと通訳の訓練をしないと無理だな、と感じました。

この辺の話はきっと言語学を専門にしている人が、科学的にその仕組みを説明してくれるのでしょうが、あまりにも感動的な体験だったのでシェアしたくなりました。

英語圏での留学経験・仕事経験がないTaniさん

セミナー終了後に、Taniさんからメッセージを頂き、Kinetikosにお世話になった方がいた縁もあって、ポッドキャストに出演させていただくことになりました。

普段はポッドキャストを聴く側の人間なので、自分がインタビューされるのは変な感じでしたが、1時間ちょっと楽しくお話しをさせていただきました。

そんな中で、Taniさんがアメリカでの留学経験や仕事経験がなく、日本にいながら英語を習得した伺い、さらに驚くことになりました。笑

Taniさんの英語を聞いていただければ分かりますが、誰が聞いても「英語圏での生活経験がある人だな」と思うと思います。それが日本で自分で身につけてしまったのですから驚きです。もちろん旦那さんの母国語が英語ということもあると思いますが、アメリカに留学したり、アメリカで仕事をしていてもあんまり流暢に喋れない人もいるので、本当にすごいことだと思います。

英語習得がもたらす最大の強み

少し話がそれるかもしれませんが、今回のセミナーに参加しながら改めて「英語ができるようになって良かった」と感じています。

今の時代、英語ができなくてもYoutubeでも訳が付く時代ですし、SNSが発達していろんな専門家が英語の情報を日本語に落として共有してくれたりします。

Taniさんみたいに専門家としても通訳としても素晴らしい人材もいるので、その方が訳してくれるセミナーに参加すればことが足りる時代かもしれません。

それでも、個人的には自分自身の言語能力で発信者のメッセージを、ダイレクトに受け取れるということは非常に大事だと思います。通訳が入れば、そこにはどうしても通訳者の解釈が入ってしまうと思いますし、発信者の言葉のニュアンスも通訳のフィルターを通すことによって 薄れてしまうこともあると思います。

だから皆さん留学して英語を身につけましょう、という浅はかなことを言うつもりはありませんが(留学したい人は全力で応援します!笑)、最低でも自分で英語を読めるようになっておくことは悪いことではないと思っています。

まとめ
  • 専門分野の通訳は"すごい"
  • 英語ができるとあらゆる情報に「自分で」アクセスできる素晴らしい時代
  • 最低限「読む」ことはできるとプラス

コロナが続いて、神戸の街を散策できていませんが、山も海もある非常に綺麗な街でとても気に入っています。外国人が比較的多くインターナショナルな側面も私に取っては大きいです。機会があったらぜひ遊びに来てみてください。

Akira



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