12月に4月7月スタートの長期研修の試験があったかと思います。
受験された皆様一人ひとりがなにかしらの決断をして受験されたと思います。今までで一番大きな決断であった方もいたかと思います。大変な体力を使われたと思います。お疲れさまでした。

ちょうど1年前に同じその体力を使って受験した私は今、11月から長崎県対馬病院に来ています。対馬で2つあるうちの大きいほうの病院で、対馬の医療の中心といえる病院です。
スーパーやドラッグストアも近くにあり、また病院の設備も整っており、働いていると離島であることは忘れてしまいます。
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私は内科小児科を主科とする病棟で働いています。対馬の子どもたちの可愛さに癒される毎日です。
小児科経験はないため戸惑うこともありますが、指導していただきながら自己学習しながらなんとかやっています。病棟の皆さんの落ち着いた仕事ぶりには、自分の力のなさを感じます。

 先日そんな病棟の主任さんのご厚意で、対馬の南にある豆酘(つつ)というところに連れて行っていただきました。
海がきれいで、みかんがとても美味しい、そんな素敵な場所ですが、島の中央に位置する病院からは遠い場所です。そして山道です。
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道中、豆酘の人たちが急病になったら病院まで時間がかかることが気になり、主任さんに聞いてみたら
「救急車で時間はかかるけど、たらいまわしはないし、絶対にうちがとるってもう決まっとるやろ」
という返事が返ってきました。

そうでしたもう忘れてました。

ここは離島。島で唯一の救急病院。

患者はみんな対馬病院に来るのです。
医療者はそのすべてを受け入れるのです。




こんなふとした瞬間に、離島での看護師の責任や覚悟を感じます。自分に足りないものを感じます。恥ずかしながら今の自分にはまだ持ち合わせていないものです。
そして半年の研修ですべて身につくような簡単なものでもないとも思います。
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まだ海外研修に参加していない私が言うのもなんですが、この責任や覚悟は海外研修にもつながる大事なものかと考えます。

残り国内研修4カ月、少しでも、対馬病院の皆さんからたくさんのことを吸収させていただき、近づけるよう頑張っていきたいと思います。

48期生  福田