50期生の榎本です。

私がカンボジアに来て1ヶ月が経ちました。
50期生にとって初めてのDr.吉岡ミッションが終わり、患者さんも徐々に退院し、短期ボランティアのみなさんも帰国され、病院内にも日常の穏やかさが戻っています。
と言っても、AAMCでは昼夜問わず救急対応をしていますので、バダバタすることもあります。

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私がAAMCに来た当初は、患者さんの創処置に涙する日々でした。
自分がやらなきゃいけない、でも自分のやり方が正しいのかわからない、圧倒的に知識が足りない、技術も無い…それでも何かしないと患者さんは悪くなってしまう。

傷の痛みで悶える患者さんに、侵襲を伴う処置をしなくてはいけない…痛くて患者さんも涙、私も涙をこらえて鼻水をすすりながら処置をする、そんな日々でした。

自分がしている処置に確信を持ちたくて、いろいろ調べました。
でも調べれば調べるほどいろんな情報が目に留まり、何が正解かわからなくなりました。

「患者さんのため」と最もらしいことを武器に他者に答えを求めようとする私に、
カンボジア人スタッフが教えてくれる答えは

「It's up to you(あなた次第だよ)」

実はこの言葉は私の好きな言葉であり、大学の卒アルに写真とともに載せた言葉でもあります。
その言葉がここにきて自分を苦しめる言葉になるとは…。

試行錯誤しながら毎日処置を続け、
ようやく創がきれいになってきたときにカンボジア人スタッフが言ってくれた言葉は

「Because of you(あなたがやった結果だよ)」

でした。
もちろん私の力ではなく、毎日毎日処置に付き合い続けてくださった北野先生・アドバンスドナースの福田さんをはじめ、ケアをともにしてくれるAAMCスタッフみんなの力であり、患者さん自身の治癒力のおかげだとわかっています。

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自分がしたことの結果が良くも悪くも患者さんを通じて自分に返ってくることを今まさに体感しています。

本物の看護師になりたい!
そう思ってここにいる以上、
無責任な看護は絶対にしてはいけない、

それを学び始めた1ヶ月間でした。

50期 榎本