今回は、あまり知られていない国際看護長期研修の一部、セブ島英語研修(ラーニングジャーニー)をご紹介します!
国際協力をするにあたり、語学力に不安を感じる方は多いかと思います。
しかし、なかなか勉強を継続させるモチベーションも、時間の確保も難しいところ。

ラーニングジャーニーでは、実際に現地(フィリピン)コミュニティへ赴き、ニーズ調査、ワークショップ開催、振り返りワークなどを通して、直に英語に触れる機会を設けています。
PPAP2

(↑現地スタッフと一つのチームを作り、ディスカッションしている様子)
そして帰国後の国内研修中も、現地で一緒に活動したスタッフから、スカイプを通して英会話授業を受けています。
顔を合わせ行動を共にしたスタッフから授業を受けるので、モチベーションは帰国後もキープできますね。

その取り組みもユニークながら、この研修のおもしろいところは、
現地の社会問題に触れながら、「国際貢献とは何か」を実践を通して学ぶところにあります。
PPAP4


「何か人に役に立ちたくて看護師になったのに、何もできない自分がいた。
何をインタビューしたらいいのかわからなくなった。
自分の存在意義すらわからなくなった。」

と、研修生がセブ島滞在中に語っていたように、国際協力をしたくてこの道に入ったのに、現地へ行ってみると、現地の人が何を必要としているのか、何を必要とされているのか、わからなくなりやすいです。

思い描いていた世界よりも、リアルな現実に圧倒されて立ちすくんだり。
屈託のない、満面の笑顔で私たちを迎え入れてくれる人々に、
「あなた方を支援しにきました」だなんて、
押しつけなんじゃないのか? 自分の傲慢な考えなのではないかと、考えがよぎったり。

じゃあ、わたしは、一体どうして「国際貢献がしたい」と思って、研修に参加したんだろう???

自分が何者で、なんのためにココにいるのか、わからなくなりがちな1年間の長期研修。
半年後の海外研修地で陥りがちな壁に、まず試しにぶつかってみる!という感じでしょうか。
PPAP3

ただの英語研修にとどまらない、まず始めの一歩の研修なのです。




↑動画は、10月のセブ島で大流行していたPPAPにあやかって、うがいの啓蒙活動をしている様子。

こちらは、44期生チームの中から生まれた案。
下痢や咳が健康問題になっているスラム街の子供たちに、
どうしたら手洗いやうがいを楽しんで身につけてもらうか、から始まった企画(ワークショップ)です。
子供たちのノリノリな姿は、見ているだけで楽しくなりますね。
今も続けていてくれたら嬉しいなぁ。。

PPAP4

ほかにも、塩分摂取が多く、脳血管疾患が死亡第一位のフィリピンに、
塩分摂取を控えるポイントをクイズや絵を使って、説明する企画など。

たった1週間の研修(ラーニングジャーニー)で、もりだくさんなインプット&アウトプットを繰り返します。
自分の持っている医療知識や技術を、この地でどう生かせるか。
現地スタッフと一緒に創造していく上での言葉の壁や、捉え方の違い、時間感覚、どう調整したらうまくいくか。
試行錯誤しながら、一人一人の知恵や特技を振り絞って、研修(ラーニングジャーニー)がすすんでいきます。

研修生同士も、始めは緊張していたものの、お互いの距離が縮まり、それぞれの個性が垣間見れた研修だったのではないでしょうか。

これからの一年に強くコミットする、始めの一歩!の研修なのでした。

研修広報くぼた