ジャパンハートグローバル看護師・助産師コース ブログ minmin便り

2009年02月

ドン村
ちびたです
報告遅れましたが、ミャンマーでの寺小屋活動を終え、そのままayamiさんとカンボジアに入っています

乾期にはいったカンボジア
目が痛くなるような厳しい日差しと酷暑
そして交通マナーなんぞ存在しない、交錯する車とバイクたち
さすが交通事故発生量ASEANワースト一位

そんなカンボジア
ここでジャパンハートとしての新しい活動が始まります
今までは代表吉岡先生が長年かけて築いてきた信頼関係とネットワークのもと、ミャンマーで活動することができていました。
しかし、ここでは何もないところから、自分たちで築き上げていきます
すべてが未知ですが、そこに関わることができることは本当に貴重なこと
そしてなにより、新しい国で活動を展開できるのはバックアップしてくださる支援者の方々がいるからこそです
いつも活動の影には多くの支えがあります…

お国が異なればもちろん政治・保健事業も異なり。多くのNGOが入っているカンボジアならではの関わり方が必要となってきます
まずは多くのアンテナを張り巡らせ、情報収集するとともにこの国の歴史・文化も知っていかなければいけません
知ろうとしなければいけません

同時に具体的にどう活動を進めていくか、ジャパンハートの理念を再確認しながら日々ミーティングが繰り広げられています…

すっかりミャンマー語慣れしてしまった頭を、クメール語モードに切り替えつつ夜が更けていきます…


ちびた

a4040eb7.JPG日本国内では、まだまだ寒い地域があるようですが、久米島はすっかり暖かくなりました。
この間まで綺麗に咲いていた桜はすっかり散り、これからはツツジがきれいな季節。
私が住んでいる宿舎の花壇では、色々な花がきれいに咲き誇っています

各地で研修しているメンバーがあつまり僻地・離島ミーティングを行いました。
各地の現状、学んでいる事、悩んでいる事、これから学びたいと思っている事。
お互いの状況を聞くと、各地でそれぞれが頑張っている事が伝わり、刺激になります
スカイプやメールで情報を共有していても、やっぱり直接会って話すのは違いますね。

そして、ミャンマーから始まった研修のここまでの振り返りの時間ともなりました
まだ1年にもならないこの研修で、多くの事を経験し、学びました。
あっという間のような、でも一年前はすごく遠い昔のような気がします。
どれも、研修に参加していなかったら経験出来なかったこと、そして出会う事の出来なかった仲間たち
今この研修に参加出来ている事に改めて感謝です。

ミーティングを終えて、改めて私の久米島での時間が後少しだと実感
残りの久米島での時間を実りの多い時間にして、私なりの花を咲かせたいです


すま

グリーフとは悲嘆のこと。その悲嘆のプロセスをたどる人を支えることがグリーフケア。
訪問看護を利用されていたある患者さんが亡くなられた。

グリーフケアの必要性を感じたスタッフからの提案で、49日を過ぎた頃に看護師が訪問看護を利用されていた患者さんの自宅へ訪問させていただいている。

49日が過ぎた頃、患者さんの自宅へ伺った。
ずっと介護をしていた患者さんのご主人とアルバムを見ながら、ゆっくりとお話をした。
いつも妻である患者さんの介護をされて、とても几帳面な性格で、お部屋には手作り便利グッズが一杯で。
妻がなくなられた直後は寝られないと話しており心配だったけど、今は寝られていること。持病はあるけど今までどおりだということ。近況について知ることが出来た。
また、どういったことを感じながら自宅で看病していたかということもお聞きすることができた。
話を聞いただけで、悲嘆のプロセスをたどる支えとなるケアとなったかは分からない。でも、この経験を他の患者さんのケアにつなげていける。私の貴重な経験という財産となった。

でも一つ言えること。
訪問看護ではなく病院で看ている患者さんであったら、ご自宅への訪問という行動をとっただろうか。いつも伺わせて頂いているご自宅だからこそアルバムを見ながら、色々なことをお話できたのだと思う。

千の恵み

fc3e1168.JPGワッチェに入る前にとても貴重な機会を頂けた
ヤンゴンに着いた翌日、サイクロンの被災地に同行させて頂けることになった。
タクシーバイクを乗り継ぎ片道3時間の道のりすごいところに入っていった

サイクロンの被害からだいぶ時間は経過しているが、実際はまだまだ心身ともに、生活ともに援助が行き着いていないのが現状だった
しかしもっと驚いたことは、そんな過酷な状況下でも、現地の人たちは生活をしているのだ。私たちに笑顔を見せてくれるのだ
心が温かくもなり、痛くもなった。

この機会をいただけたこと、笑顔を見せてくれた現地の人たちに感謝感謝の一日でした
明日はワッチェに入ります。どんな出会いと経験がまっているのでしょうか。

かん

 現在、カンボジアチームは、プノンペン入りし、拠点を構えるべく、事務所探しを行っています

日本なら、不動産に行き、物件の閲覧をし、不動産の人に物件を見せてもらいということで、決まっていきますが、海外では、外国人だけだと大きく見積もりをされることもあるため、私たちは自分たちで場所を定めてプノンペンを歩きまわり空き物件を探しています

 昨日カンボジア入りした私は、早速一緒にプノンペン探検に加わりました地図を片手にあちこち歩き周り、物件を探しては隣の人に見せてもらったり、値段を聞いてみたりしています。
カンボジアの方の住み方や、値段、周りの雰囲気も大体わかり、次回の交渉には、、、、と作戦を考え中です

 縦長の4階建てで月500ドルなど、値段もいろいろ、貸し出し場所もいろいろとありますが、ここをオフィスにして、この階を滞在スペースにして、、、、、などなど考えると、暑さに萎えそうな私たちを楽しくさせてくれます

 歩いて周る事で、地理や市場等の場所がわかったり、私たちのダイエットになったりといいこともあります

 どんな事務所に決まるかはお楽しみに      yoshitomi 

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