2020年11月から対馬での離島研修が始まり、今月で7か月目に入りました。

本来なら離島研修は半年ですが、コロナの影響で国内活動が延長になり、いくつかの選択肢の中から対馬での活動を延長する選択をしました。

対馬へは、私と同期の二人で来ていましたが、今月からは別々の場所で活動することになります。

今回は、そんな中で感じた思いを少しお伝え出来ればと思います。


離島研修開始前、同期それぞれオンライン上では顔を合わせていましたが、実際に会うのは島入りの日が初めてでした。島入り当日は、飛行機の設備トラブルがあり1時間以上出発が遅れました。無事着くのか不安で同期にLINEで報告しながらの島入りだったのもあり、実際に顔を合わせた時は、本当に安心したのを覚えています。

そんな初日から、あっという間に半年が過ぎました。新しい環境に慣れるところから始まり、試行錯誤や時に葛藤しながら過ごしてきた半年。車を持って島入りしていた同期は、買い物やドライブによく連れていってくれました。仕事での出来事や、今の自分の心境を話せる相手がいることでとても助けられ、同期の存在はこんなにも私にとって大きいものだったのかと、今改めて感じています。


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<和多都美神社にて森林浴>



「コロナじゃなかったら…。」

対馬にきて、何度もこの言葉が頭をよぎります。

外食や、実家への帰省…。

いつもなら当たり前に出来ていたことが出来ないという現状に直面する度に、一憂している自分がいます。

ですが、お風呂に浸かりながらだったり、家族と電話しながらなど、すっと力が抜けた時、

「コロナじゃなかったら、今味わっているこの気持ちには出会えていなかったかもしれないし、こうやって同期や一緒に働く人たち、家族・友人の存在を感じることもなかったのかもしれないなぁ。」と思うと、一憂している時間も貴重に感じます。



これから3ヶ月、対馬での活動には変わりないですが、これもまたスタートだと思っています。

3か月後、海外活動が開始できるのかはまだ分かりませんが、今ここで出来ることをコツコツと積み重ねていきたいと思います。

これから季節が変わるごとに姿を変える対馬の自然を見れるのが楽しみです。

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<豆酘ナチュラルパーク>



国際看護師研修 57期 s.t