気合@Frankfurt

相変わらず地頭も英語もダメですが、そこは気合で。

ドイツ出国

先日、無事に帰国しました。しかし、梅雨の時期に戻ってきたため、とても蒸し暑く感じます。ドイツは雨は多いですが、ジメジメしていることはほとんどありませんので。。

雨と言えば、ドイツ出国前夜、フランクフルトにある日本酒バーを借り切って、自作自演の送別会を開催しました(同僚が厚意で開催してくれるものは主にランチ、その時間帯が埋まると夕方のコーヒーやfarewell breakfastということになり、日本のように夜の会合はほとんど開かれません)。同じ最終出勤日の午前中にクロワッサンやらフルーツを振舞った所属部署を除いて、75名くらいに声をかけたところ40名ほどの参加希望がありました。まあ、ドタキャン含めて35名くらいの見積もりで食事などを用意していたのですが、その夜は生憎のスコール(フランクフルトに滞在した2年弱の中で最もひどいくらいでした・・・)に。「フランクフルトがお前の出国を悲しんでるな」などと同僚にからかわれたのはともかく、その日本酒バー最寄りの駅が水没するという事態に!ローカル紙の記事になるほどで、パーティ開始2時間前にドイツ人の同僚からこんな写真が送られてきました(「S」というサインが通勤列車の駅を指します)。

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何とか30名強は駆けつけてくれて、お店の人が用意してくれた食事もほとんど無くなったのですが、仲の良いメンバーや世話になった他部署の上司の一部にはGoodbyeできずに終わってしまいました。その後、日本で職場のメールを開けると「あの日は地下のケラーが水没して行けなかった」「電車が封鎖されていた」といったメッセージが来ていたので、大変な状況だったのでしょう。

ともあれ、送別会の途中ではサプライズで色々なギフトをもらうなど、改めて同僚に恵まれた出向生活だったと振り返っているところです。

こちらは最終日にもらった送別品。お国柄とEURO2016の時期のため、サッカー関連が多くシャツが3枚(うち1枚は子供用)、ハーフパンツを1着、それにお菓子やフランクフルトの写真・パズル、マグカップ、ドイツ連銀の2ユーロコインの置物など盛り沢山でした。嬉しいものの、本音を言えば、もっと早くもらえれば航空便や船便で送ることができたのですが・・また、こちらは寄せ書きの文化が定着しており、同僚の退職はもちろん、節目の誕生日や結婚、出産、お悔やみなど色々な場面でカードをもらうことになります。こうしたカードの英語は筆記体のことが多く、実に読みにくいのですが、工夫を凝らした演出はありがたいことです。

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出国日となる翌日は昨年も出場したJPモルガン・チャレンジの開催日となりました。あと1日滞在を延長すれば参加できたのですが、無念の欠場。今年の走りであれば全社で3〜5番くらいに入って多少話題になったのではないかと思うと本当に残念です。。

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そして、出国日も昼まで子どもを幼稚園に預けたので、家の近くにあるにもかかわらず一度も足を踏み入れなかった旧オペラ座のレストランで最後に優雅なランチを取りました。そして離陸から6〜7時間経過後、腹痛のため1時間半泣き叫ぶという往路の反省も踏まえ、幼稚園で疲れた息子は11時間半のフライトもモノともせず、無事帰国と相成りました。

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ドイツ生活最後の日々

帰国直前の週末は、こちらでお世話になった日本人の家族とともに、フランクフルト近郊にあるクロンベルクを訪れました。
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クロンベルクは裕福な家族が住む場所としても有名で、小さいながらも味わいのある町並みが広がっています。また古城ホテルがあることでも有名で、部屋の前にはゴルフ場が広がっています。
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ホテルの庭園
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その前週には、大学時代の友人家族がコブレンツから尋ねてきてくれたので、職場を案内しました。ドイツ人にとっては、中々興味深い建物のようです。
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さらに、最後の日曜の夕方には同僚の家族(ドイツ人とイタリア人の夫婦で3歳と1歳の子どもがいます)の家を訪れたのですが、何とアパートの広さが160平米もあるということで、最後に欧州生活の豊かさを改めて思い知らされました。東京の社宅と比べると、3倍近い計算になります。
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最後の数日はアパートが使えないため、ホテル暮らしになりますが、家具が出て行った部屋をみるとやはり感慨深いものがあります。
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レース8(Stockholm Marathon 42.195km 3:14:38)

先の週末は、風光明媚なコースで名高いストックホルムマラソンを走りました。結論から言うと、1ヶ月ちょっと前に走ったデュッセルドルフから5分以上、昨年10月のフランクフルトから15分近く短縮することが出来ました(順位は男子の部で784位/9482人 (上位8.3%))。ちょうど、フランクフルトマラソンを走った後に、「来年の春くらいにリスクをとって3時間15分を目指したい」と明記した目標を達成したことになります。マルタで足を痛めてから3ヶ月間の走り込みはわずか100キロ/月ということで、準備不足の中では力を出し切ったと思います。
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特に、今回は暑さとデュッセルドルフでの失敗も考慮して前半を抑えて入ったため、結果的に後半が早くなる「ネガティブ・スプリット」となりました(後半のハーフは前半より3分近く早い)。これは、有森選手やQちゃんを育てたことで有名な小出元監督も推奨している方法ですが、今回その効果を実感することができました。後半ペースアップすることのメリットとしては、以下のような点が挙げられると思います。

・身体的なエネルギー効率

⇒エネルギー源としては、糖質と脂質がありますが、マラソンは全体を通じていかに糖質を温存しながら走るか、という勝負になります。前半を飛ばしすぎて30キロや35キロで失速する原因の一つは、この糖質(グリコーゲン)枯渇とそれに伴う脳の指令機能低下が大きく影響しているようです。

・精神的にもラク

⇒多くのランナーが前半貯金して後半粘る、というレースをしているため、一定ペースでも、ましてやネガティブ・スプリットだと後半ごぼう抜きすることになります。今回、5キロ毎の順位(後述)を見るとスタートから一貫して順位を上げていますが、特に30キロ以降、1キロ当たり50人ほどを抜いていったことになります。こうなると、多少の身体的な疲れはあっても精神的に「ハイ」な状態になりますから、踏ん張りが効くという訳です。例えば、デュッセルドルフの際は「まだ35キロ?もう歩くか」「37キロ?あと5キロもある」「もうマラソンはコリゴリ」という中でようやくゴールした感じですが、今回は「もう36キロ?あと6キロしかない」「38キロ?もっとペースを上げられるな」という気持ちでした。

・充実感が得られる

⇒2番目の点とも影響しますが、やはり最後に崩れたレースだと後悔やモヤモヤ感が残る一方で、後半にペースを上げると完走後の充実感もまたひとしおです。

ネガティブ・スプリットの難しい点としては、「こんなペースでタイムが出るのか」という前半の不安や焦りを払拭できるか、ペースを上げるタイミングを間違えないか、といったところですが、試す価値のある戦略だと思います。

5キロ毎のラップと順位は以下のとおり。35キロ過ぎてからはダラダラ登りが続くタフなコースですが、30キロから40キロまでが一番早いというネガティブ・スプリットの教科書どおりの走りになりました。

5K       23:10(04:38/km)   1,610位
10K     46:38(23:28, 04:42)1,607
15K  1:09:59(23:21, 04:41)1,596
20K  1:33:37(23:38, 04:44)1,572
25K  1:57:25(23:48, 04:46)1,510
30K  2:20:22(22:57, 04:36)1,312
35K  2:42:33(22:11, 04:27)1,044
40K  3:04:54(22:21, 04:29)  835
Finish 3:14:38(9:44, 04:27)  784

1st half  1:38:47
2nd half 1:35:51


加えて、今回は前半から意識的にこまめに給水・給食を試みたこと、脱水を防ぐため道路に設置してあった霧吹き装置を積極的に利用したことなども奏功したかもしれません。スウェーデン語で「ヘイヤ、ヘイヤ(頑張れ、行け)!」という掛け声も励みになりました。

20年ぶり?の高校ユニフォーム登板
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帰国を挟んで当面フルマラソンを走ることはないでしょうが、せっかくなので国内やアメリカのマラソンも走ってみたいという気持ちや、やはり多くのランナーが憧れるサブ3への欲も出てきましたので、東京の慌しい生活の中で練習の時間が取れるか見てみましょう。

 

なお、ストックホルムは美しい水の都としての顔のほか、ノーベル賞ゆかりの場所もたくさんあり、日本に帰る前に訪れることが出来て何よりでした。
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こちらはノーベル賞授賞晩餐会で供されるアイスクリームだそうです。カフェは半分くらい日本の観光客でした。
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今回の裏のミッションとして、北欧で進んでいる「キャッシュレス」社会を実感するために、一度も両替せずに2泊3日を過ごしてみました(スウェーデンクローナを全く持たずに生活)。ほとんど問題ありませんでしたが、一回だけ観光地の大聖堂(約500円)はカードが使えず結局断念することになりました。。
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週末旅行(ライン川、ボッパルト)

いよいよ帰国も近づいてきたところですが、やはりフランクフルトに住んでいるなら外せない名所、ということで一年ぶりにライン川下りにトライしました。昨年はイマイチ天気に恵まれず、今回も落雷の予報になるなど期待はしていなかったのですが、思ったより良い天気になりました。
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まずは、古城ホテルで有名なシェーンブルク城があるオーバーヴェーゼルへ。仕事を終えた後でも、フランクフルト中央駅から電車一本・1時間半くらいで着きますし、日が長いので問題ありません。眺めの良い部屋からライン川をしっかり堪能しました。
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翌日は、オーバーヴェーゼルから2時間ほどの船旅を楽しみ、ボッパルトと呼ばれる街を目指します。乗ってみると、やはりライン川下りは日本人も含めたくさんのお客さんで賑わっているのですが、少し行ったザンクト・ゴアールという有名な街で8割くらいのお客さんが降りてしまいます(特に、時間のないツアー客はみなここで降りることになります)。その後は、観光客もめっきり減って、子連れでも優雅な船旅を楽しむことができるのでおススメです。
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ボッパルトでは、チェアリフトを使って山の上に出ると、ライン川が大きく蛇行している姿を見ることができます。このチェアリフトで下山する時、たまたま登っている日本人家族とすれ違ったところ、「こんにちは!」と思い切り声をかけられました。何とこのご家族、フランクフルトに住んでいるのですが、以前1回ハーメルンでたまたま会ったことがある(さらにフランクフルトでは会ったことがない)、というご縁でした。世の中は狭いものですね。。
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しかし帰りに、1時間に1本しかない電車がキャンセルされて(しかも10分くらい前まで電光掲示板に案内されていたのに、忽然と消えてしまいました)、ホームで1時間半も待つ羽目になってしまいましたが、こんなこともよくある話なのか周りの人も含め誰も問題にしていないのが、ドイツ流の大らかさです。
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レース7(SportScheck Stadtlauf Frankfurt 5km 19'04)

先日は、昨年10キロの部に出場して足を痛めたイベントに参加しました。今年は、念のため5キロの部を選択し、無理せず走ることにしました。気温は18度くらいで曇りと、短い距離を走る分にはそう気にならない天候です。

結果を先取りすると、10位/192人中(上位5.2%)・19分04秒。ちなみに、年齢区分(35歳前後)でみると堂々の1位!と言っても22人中(上位4.5%)ですが。全体でみると、昨年と同じく僕より早い女性が二人いたので12位になりました。ともあれ、足も痛めずに順調に走ることができました。全力で走れば19分は切れたかもしれませんが、まあ良しとしましょう。タイムは以下のとおりで、前半やや貯金した分後半も崩れずに仕上がったと思います。
 
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7:35 3:55
11:33 3:58
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19:04 3:40 

さて、今回は子ども用のレースにも参加しました。このイベント自体はエントリー費用が高いと不評なのです(大人は一人4,000円くらいかかります)が、子ども用はタダで参加でき、Tシャツやらお菓子やらがもらえるのでお得です。

しかし、わが子ながら立派な走りっぷりに感動しました。順位などはつきませんが、700メートルを4分30秒ちょっと、一丁前のフォームで走りきりました。途中でやる気を失ったりする可能性も考慮して一番後ろからスタートしたこともあり、走り終わった後は「お友達が遅くて抜くのが大変だったね。疲れもしなかったしね」とのコメント。この調子なら末は箱根駅伝くらいに出るのでは、、と思うのはやはり親バカというもんでしょうかね。

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