気合@Japan : 2007年05月 - livedoor Blog（ブログ）

2007年05月29日23:59

カテゴリ: 米国生活

米国製の服

ようやく一年目のセメスターが終わり、色々と思うところ
もあるのですが、今回は夏に渡米する方（＆あまり足が長く
ない方）へのアドバイスを。

あなたが特に大柄でなければ、ジーンズの類は日本で購入
して来ることをお勧めします。

米国製品の質を見極める意味で現地調達がよかろうと思い、
あえて日本からカジュアルパンツは３つしか持ってきません
でした（その後１つは使用不能に）が、これが大失敗。

どこに行ってもサイズがないのです・・

この一年間二つのパンツで過ごした私は相当みすぼらしかった
ことでしょう。。

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2007年05月27日01:28

カテゴリ: 日本

世界一の観光客

は日本人だそうです。

欧州のホテル経営者１万５０００人を対象にした調査で、
日本人は３５％の支持票を獲得、礼儀正しく、きれい好きな
点が特に共感を呼んだという。

世界一好まれる観光客が日本人、というのは直感的・経験的に
納得できる結果ですが、これまで日本のソフトパワーを研究して
きた視点からも面白い数字です。

すなわち、これまで日本のソフトと言えば「アニメ」「環境」
「日本食」といったものに焦点が当たってきましたが、恐らく
「日本人の特徴そのもの」がより本質的なソフトとして機能して
いることが推測できます。つまり、「個人」というのは①ソフト
の媒体（例えば私が京都に外国人を連れて行き、そこで外国人が
京都・日本ファンになり、将来日本の国益に沿う行動をとれば、
私は「ソフトの媒体」として機能しています）のみならず、
②ソフトそのものとしても働いていると考えられます（残念ながら
ジョセフ・ナイ教授のソフトパワー論にはこの観点がありません）。
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2007年05月22日12:14

カテゴリ: 米国生活

Hug and Kiss

試験勉強で疲れたので今日は普段にもまして下らないエントリ。

硬派でシャイなジャパニーズサムライ（♂）にとって米国で戸惑う
ものの一つが女性との「hug and kiss（頬）」といえるでしょう。

例えば、私が職場でいきなり後輩にhugしたらセクハラ担当部署直行
です。しかし、hug文化全開の米国では当然これにsexual connotation
はありません。ちょっとした挨拶です。従って、友人の彼女や奥さん
ともhugすることが求められます。親しいのにやらないとむしろ失礼
になってしまうのです。しかし相手を間違っても失礼になってしまい
ます。なんと間合いを計るのが難しい。

さて、hugの相手を１．関係、２．出身文化圏、の二つで分けると
以下のようになるでしょうか。

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2007年05月20日01:41

カテゴリ: 米国生活

O-KA-JI-MA

一昨日二つの試験が玉砕した後、米英比日のメンツで
Red Soxのゲームを見に行きました。松坂の登板とは関係
なかったのですが、まあ学期が終わるまでに是非行こう！と
いう流れで。

この4カ国（比＝フィリピン）というのは歴史上同盟
したり戦ったり植民地関係にあったりしてややこしい
関係にあるわけですが、そういったものを乗り越えて
Red Soxの応援をするのは愉快なものです。

さて、ゲーム自体は大変盛り上がった（Red Soxが勝利した）の
ですが、最後に岡島が登板（出だし若干調子が悪かった松坂
以上に活躍しているのが岡島。月間新人MVPも獲得）。

この日の前日に雨でゲームが流れたため、当日はダブルヘッダー。
我々は夜のゲームに行ったのですが、既に昼間彼が投げていたので
「今回はJapaneseは出ないかも。すまんなあ、Taka」と友人は慰め
ていたわけですが、最後に出ました！

前の席に座っていたヤンキーな高校生も「俺、Okajiがみたいんだよ」
と何度も我々に言っていたので「Yahh...Yes!!!!」と大喜びです。
後ろのKorean4人組が「あれDice-K？」と言ったところ、彼が「あれ
はもう一人のgreat Japaneseなんだよ！」と説教してました。

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2007年05月17日14:29

カテゴリ

気合@Harvard

明日（8時間後）試験二つ（計6時間）を控えておりながら、
ほとんど勉強していないにも関わらず、
それでもなお、

どうしてもここに心境を書かざるを得ないほどの衝撃を受けて
おります。

英語は敵国語、頭の出来もよろしくないという私の生きる糧と
なっているのは「日本人である誇り」と「日本人であればこそ
気合で米国人などに負ける訳がなああい！」という旧帝国陸軍
仕込みの根拠無き思い込みだったのですが、私にアイデンティティ
クライシスをもたらす一大事件が・・

この衝撃をもたらしたのは、ハーバードに来たなら黙ってこれに
行け、という行事・その名も「Primal Scream」です。

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2007年05月13日03:02

カテゴリ

李登輝先生訪日か

外交上常にもめてきた李登輝前総統（先生と呼ぶことと
したいと思います）の訪日が計画されているようです。

先生の希望が適い、日本で講演をされる機会があることを
願ってやみません。

ちょうど台湾については印象深い記事が載っていました。
お、また産経ネタか・・と思っていたらなんと渡辺さんは
私の知人。こういった交流こそが各国のソフトパワーの源泉
となりうるものですし、私も日台友好に邁進していきたいと
強く思った次第です。台湾人の友人もこの手の話は山のように
あると言っていました。

「台湾　廟に響く君が代」

「杉浦少尉は命をかけ村を守った。今度はわれわれが神と
なった少尉を守る」

2007年05月11日05:52

カテゴリ: HKS

Spring Exercise傑作コメント集

試験期間に入ってしまう前にもう一つ駆け込みで。

例のスプリングエクササイズ。「5日目」に注目ください。

我々の個人メモに先生がコメントをつけるのですがある学生が
「面白かったコメント募集」として集めたものが傑作だった
ようです。

以下は友人が秀逸に訳したものの転載＋僕が付け加えたもの
です（本人の承知を得ています。あまりに面白いので皆様にも）。
友人の訳したものが一番こなれてます。

アメリカ人も苦労してんだなあ・・
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2007年05月11日05:33

カテゴリ: HKS

トリップ分析②（何が日本の魅力なのか）

続きですが、今回は日本の魅力について。何が参加者をひき
つけたのか。

まず都市ごとの平均点（excellent=5からpoor=1の五段階評価）

東京（政治家とのミーティング）：4.38点
愛知（トヨタ・猿投温泉）: 4.53点
広島（被爆者講演・宮島）：4.689点
京都（嵐山・金閣・清水・友禅染）：4.692点

（参考・ソウル：4.36点）

ということでした。東京は政治家とのミーティングのみでは
なくオプショナルツアーを含めればもっと良い点が出たと思い
ますが、全体として非常に高い満足度と言えるでしょう。

なお、いつもどおりの京都贔屓と手前味噌ですいませんが、
私の担当した方の京都（京都は２グループに分割）は
excellent12人にgood（4点）が1人で4.92点という前人未到
の記録を達成しました。夜の清水寺に「人生最高の景色」と
絶賛する声もちらほら。

なお、上位3つを選べという方式で、80％以上の参加者から
高評価を得たイベント等は以下の通りです。

○愛知：猿投温泉、トヨタ工場
○広島：原爆生存者の講演、宮島
○京都：寺社、友禅染、副知事との夕食

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2007年05月07日11:55

カテゴリ: HKS

トリップ分析①（英語で何かをほめるなら）

未だに日韓トリップを引っ張って申し訳ないのですが、
ようやく担当の仕事であるアンケート（40人）を集計し
はじめたのでその驚異的な結果を日本の皆さんにシェア
したいと思います。

１９カ国から集ったハーバードの学生から日本はどう
見えたのでしょうか？？

まずは一言コメント（これは日韓共催部分です）から。

質問41.) Please describe this trip in one word.

この回答をみると、英語で何かをほめるときのボキャブラリー
がこんなにあったのか、と感慨深い気持ちになります。

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2007年05月06日05:40

カテゴリ: HKS

Spring Exerciseから帰還

いたしました。非常に得るものの多かったspiritual
exercise（精神修養）だったと思います。

記憶が既にアヤフヤですが、時系列で追っていくとこんな
感じです。

初日　「米国の薬と安全」というあまりにもエキサイティング
な課題と670ページのファイルを手にしてうつ病になる。2週間
の篭城に備え、主食のピーナツとオレンジジュース、それに
チョコレートを2000円ほど購入。

2日目 game theoryの授業（スプリングエクササイズと関係ない！）
のプレゼンを徹夜で作り提出。

3日目急遽個人メモを書き始めるも資料を読む時間（能力）がない
ので、自ら編み出した解決策（リーディング無視）を軸に形を整える。

4日目個人メモドラフト締め切り。米国の幼稚園児レベルの文章で
提出。引き続きグループが発表され、医学生（USA）、政治屋（USA）、
NGO系（USA）、政府（PERU）＋自分（JAPAN）の構成となり、休日を
含め毎日ミーティング（1-5時間）が始まる。無料英会話学校と思い
自分に鞭打って参加。

5日目日本語のgoogle資料に支えられ、ようやくリーディングが進む。　
夜個人メモのフィードバックを受け取り"preachy（説教臭い）"との
評価。よく「お前のプレゼンは偉そうで気に食わない」とご指導いた
だいた上司を思い出す。

土日　グループミーティング寝る書く食べる（ピーナッツ）を繰り
返し週が明ける。オレンジジュースとチョコレートが想定以上に早く
枯渇し、雲行きが怪しくなる。
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