2017年07月20日

心理学 0から9まで選んだ数字で性格診断

0から9までの数字の中で選んだ数字で性格が判断できる。

と、言うと信じてくれない人も多いと思いますが、選んだ数字でその人の性格はある程度わかると思います。ちょっと遊び程度で選んでみてください。写真の下に0から9までのそれぞれの数字の性格診断を書きましたので読んでみてください。

これを書いた後にいろいろな似たようなホームページを見ましたが、ちょっと自分と違っているような気がしました。あまり、常識的な意見にとらわれずに、いろんな角度から考えて書いたので、よくある、どの数字を選んでもそれなりにいいことを書いてあって、解釈の仕方によっていいように感じるではなく、一つ一つの数字ごとにしっかりとメッセージを伝えるような書き方にしました。

この性格診断は、自分に関わっている数字、例えば、5月5日生まれなので5を選んだ。のような人でも問題はありません。また、全員がすべて当たっているとも当然思っていませんので、私自身の感覚だと思って楽しんでください。

この性格診断は、自分で好きな番号を選んで自分の性格診断をするだけでなく、友達や家族など誰かに好きな番号を聞いて、相手に言わずにそれぞれの番号を選んだ人の性格診断を相手の前でこっそりと見るととても面白いと思います。

beachwa


0を選んだ人

流行に流されない。
旅行は一人で行きたい。
他人の行動がそれほど気にならない。
友達はたくさんほしいとは思わない。
本を読んだり、映画を見たりするのが好き。

0を選ぶ人は、周りから見てとても変わった人だと思われていると思います。しかし、本人はそのことに関しての認識はほとんどありません。周りの評価などはほとんど気にしないで、自分自身の判断で常に行動しています。しかし、信頼している人への気配りや対応は素晴らしいもので、徹底しています。口がとても堅く、友人を裏切ることもしません。正義感がとても強く、嘘もつきません。最初に言ったように変わっていると思われていますが、それは誠実で周りの人の言葉に流されずに、自分自身が正しいと思った行動をとっているからだと思います。友達をとても大切にする人ですので、これからも自信を持って行動してください。欠点としては、真面目なんですが、勉強などの集中力には欠けていると感じます。また本人は気が付いていないかもしれませんが、若干視野が狭い印象も受けます。性格上仕方ないことですが、専門的なことにはしっかりと専門家にアドバイスを受けて行動するとさらに魅力が出てくると思います。



1を選んだ人

好き嫌いがとても激しい
積極性はあるが、反面シャイ
得意分野であれば能力が発揮できるタイプ
協調性はそれほどない
常識で物事を考えるのが嫌い

1を選ぶ人は、典型的な権力にはすり寄らないタイプです。上司であったり、先生であったり、友達のグループであっても同意できないことでも、我慢して協調性を保つことがとにかく苦手です。常識とか多くの人が当たり前だと思っていることであっても自分自身が正しいと思わなければ我慢せずに反論をします。また、能力が高いので、好きなことであればその分野での能力は十分に発揮できると思います。好き嫌いが激しいのですが、好きな友達や家族への愛情は深く、信頼している人には何でも話してしまうのですが、他人や付き合いの薄い人たちには本音では話しません。欠点は、表情が顔に出てしまうことではないでしょうか。いい面での表情が出るのは問題ありませんが、自分が納得できないことに対しては、自分自身が抑えていても、どうしても表情には出てしまいます。ただそれも個性ですので気にする必要はありません。


2を選んだ人

争い事を好まない
人見知りが激しいが、信頼する人には過激なことを言う
見た目と実際が違いすぎる
好奇心旺盛
一度決めたら意見は変えない

2を選ぶ人は、見た目と実際に会って付き合って相手が感じたもののギャップがとても大きいと言われる人だと思います。そのくらい、普段の生活では本音と建前で生きているのではないでしょうか。それは、見た目とは違い、実際は友達でも驚くような行動に出ることが多いからだと思います。しかし、争い事は好まないのも、本音では感じていることであっても、自分の意見が違うからと言って相手には迷惑をかけたくない。という、心の優しさがあるからだと思います。ですので、仲のいい友達からはとても人気があります。欠点としては、自分にとって自信がないことに対してはっきりと相手に伝えられないことだと思います。本当は、細かくいろんなことを考えているのですが、どうしても自分の意見を否定されることに不安を感じてしまうことがあり、それが自分でもわかっている欠点だと感じていますが、それを克服しようとしてもできないことが最大の悩みだと思います。

3を選んだ人

買い物などの時間が長い
自分がしたいことを相手に言わそうとする
理由なしに結論を出すことがある
いくつかのコンプレックスがありそれを気にしている
損得勘定で動くことがある

3を選ぶ人は、買い物の時間が長かったり、レストランで注文に時間がかかったりすることが多いのではないでしょか。これは選ぶことがとても大切なことだと本能で考えているからだと思います。ですので、出す結論も自然と直感になってしまい、それが本人は意識していないのに、損得勘定になってしまっています。つまり、異性とレストランで食事を取る時も本当はおなかがすいていてハンバーグを食べたいのですが、カルボナーラの方が相手の印象が良くなるだろう。のような感じです。怖いのは、計算して考えている場合も多いのですが、ほとんどの場合は、それを自然とやってしまうことです。ですので、直接的な言葉を使わなくても相手を自分の思うとおりにする駆け引きにはとても長けています。欠点としては、相手によって話す内容を変えることです。コンプレックスを話題に出す場合も、太いことを気にしていても、自分よりも明らかに太い人の前では絶対にそのような話題は出しません。いつも相手の細かな動きにも注意を払っているので、人間関係を築くのが上手く、感性がとても鋭いのも特徴です。


4を選んだ人

しっかりとした夢を持っている
誰にでも分け隔てなく付き合う
相談されやすい
人間関係をとても大切にする
環境への適応が早い

4を選んだ人は、まず自分のビジョンをはっきりと持っていることです。そして、そのビジョンを描くためにいろんな人に相談をして、しっかりと目標を立てて、今何をしなければならないかを分かった上で行動できる人です。初めて会った人でもフレンドリーに対応でき、その気さくな性格から多くの人から相談もされるタイプです。サバサバとした性格ですが、悩むときは本当に深く悩んでしまうのではないでしょうか。ただ、相談できる人もたくさんいるので、そのような逆境でも乗り越えられることができると思います。欠点としては、はっきりと意見を相手に伝えるので、誤解を生む場合もあるのではないかと思います。しかし、そのようなことも、時間が経てばしっかりと解決できると思います。常に前向きに進む姿が多くの人を勇気づけてくれると思います。

5を選んだ人

逆境にとても強い
人を使うのが上手い
情に流されやすい
優柔不断なところがある
喜怒哀楽が激しい

5を選ぶ人は、とても起伏のある人生を送っている人が多いのではないでしょうか。平凡がいいと感じていながらも、なぜかそうはならない。あまり言い訳をするのが好きではないので、そのことで誤解を受けることもあると思います。何かをするときにも、最初に相手のことをどうしても考えてしまい、また、相手の気持ちを強く汲むことで、結論を出したりしてしまうので、それが本人も十分にわかっているので辛いと思います。欠点としては、優柔不断なことが挙げられます。これも、相手の気持ちを深く考えてしまうことが原因だと思います。しかし、そのようなあなたの性格が好きで友達になった人も多いことを忘れないでください。うれしいことがあれば、本当に気持ちの中で満足感を得ることができ、逆に悲しいことがあれば、どん底まで落ち込んでしまいます。そのような起伏がある人は、わかりやすい性格なので相手も安心すると思います。

6を選んだ人

すべてのことに時間をしっかりとかける
身近な人の意見をしっかりと聞く
細かな違いを大切にする
周りの意見がとても気になるタイプ
ギャンブルはしない

6を選ぶ人は、とても細かなことまでをしっかりとやる人だと思います。わかりやすく言えば、コンビニにちょっと買い物をする時まで時間をしっかりとかけて服装を整えて買い物に行くタイプです。自分自身が主導権を握ることは基本的にはなく、常に相手に合わせて行動をすることが多く、また、それが苦にならない人だとも思います。人の意見に左右されることも多いと思いますが、周りがしっかりとフォローしてくれるので、安心して生活できる環境を求めています。常に集団に入れば、気の合う友達を探しているような感じです。欠点ですが、あまり主張をしないことです。しかし、本当に大事な時には、仲のいい友達や家族が限定になりますが、しっかりと自分の意見を言えると思います。身近な環境にいい人がいれば輝けるタイプですので、本人も本能的に友達の大切さをしっかりと理解していると思います。

7を選んだ人

社会への適応能力が高い
自分が置かれている立場を理解している
苦手なものをなかなか克服できない
イベントが大好き
リーダーの資質が高い

7を選ぶ人は、社交性が高く、いろんなことに積極的に参加したり、学校や職場でも輪の中にいる人が多いと思います。それは、まず集団の中で自分がどのような立ち位置にいて、その中でどんな役割を担わなければならないかを理解しているからだと思います。多くの人が集まるようなイベントが好きではないでしょうか。それは、仲のいい友達と時間を過ごすことが大好きで、仕事や学校でも、勉強や会社の仕事よりも、その中で行われる行事などが楽しみな人も多いと思います。欠点としては、苦手なものや、嫌いなものがなかなか克服できないことだと思います。協調性もあり、人ともうまくやっていけるのですが、どうしても合わない人がいると表情に出てしまうような感じです。それでも、そのような場合でもしっかりとそのような人ともうまくやっていけるので素晴らしいと思います。その点も含めてリーダータイプだと感じます。

8を選んだ人

論理的な思考を持っている
自分の感情を言葉や表情に出すのが得意
見えないところにも気を配れる
裏を読みすぎる傾向がある
相手のいいところを素早く見つけることができる

8を選ぶ人は、非常に会話を組み立てることが上手く、相手に対してわかりやすく伝えることができますので、とても信頼される人だと思います。また、それだけではなく、人の性格を読み取ることも得意ですので、わかりやすく伝えられるだけでなく、相手が喜ぶような伝え方もでき、それはなかなか見えないところをしっかりと気づいてあげるので、それが信頼につながります。ただ、あまりにも読みすぎると逆に相手から不信感が芽生える場合もありますのでそこを注意すればいいと思います。欠点になるかどうかはわかりませんが、あまり人と群れるのは好きではないと思います。自分と相手との距離感をしっかりと取って人間関係を作っていきたいので、どうしてもべったりと来られるのが苦手のようです。駆け引きが得意ですので、慣れてくると相手もあなたを警戒するようになる場合もあると思います。その時にどのように対応するかでその人との距離を縮められるかにかかっていると思います。

9を選んだ人

芸術的なセンスが高い
疑い深い性格
どんな環境でも生き抜けるタイプ
人の悪口は言わない
どんな人でも受け入れるやさしさがある

9を選ぶ人は、典型的な芸術肌の人間で、テストよりも、絵が得意だったり、歌を歌うのが上手だったりと才能にあふれています。どんな場所に行っても、どんな年齢層の人と関わっても上手に生きていけます。その最大の理由は、基本的に人を悪く見ることがなく、常に相手のいい面を見つめてしまうからだと思います。誰かを嫌いになるようなタイプではなく、どんな人ともしっかりとやっていきますが、最終的には趣味や考え方の合う人と交わることが多いのではないでしょうか。欠点としては、きっと疑い深い性格ではないでしょうか。仲のいい人を信頼しているがゆえにいろいろと詮索をしてしまったりしてしまって、墓穴を掘ったこともあると思います。ただ非常に素直で適応能力が高いので、相手に合わせて楽しむのではなく、自分自身がまず楽しめば、相手も楽しくなるだろう。のような考え方があるので、その性格は伸ばしていってほしいと思います。


jatcentre at 14:21|PermalinkComments(0)心理学 | Michael's way

2017年07月18日

ATARとHSC,VCEとの違い 帰国生入試対策

オーストラリアの大学入試のシステムは、日本人にとっては理解するのが難しいと思います。いくつか大きな違いを挙げてみます。

まず、各州で卒業統一試験を行います。しかし、それぞれの生徒が受験する教科は大きく異なります。

オーストラリアの大学入試は、学校の成績が50%以上加味されてポイントを算出します。

ある教科で100点取るよりも、ある教科で80点取った方がポイントが高くなる場合があります。

日本の推薦入試も一般入試もAO入試のようなものもなく、すべてATARの得点で希望する大学に入学できるかどうかが決まります。

HSCのような卒業統一試験の得点とATARという大学入試の得点は違います。


ですので、日本人の方が理解しようとしてもそれは難しいのは十分にわかります。しかし、帰国生入試を希望される方も、オーストラリアの大学に進学を希望される方も、アメリカなど他の英語圏の大学に希望される方も、しっかりとオーストラリアのシステムを理解することで希望される大学の合格に近づけることも事実です。

hsca2

hscjapaneseback


上記の表は、NSW州の日本語のHSC(卒業統一試験)の成績分布図になります。

まず表の解説です。

COURSE
選択教科です

NUMBER
NSW州でその教科を選択した生徒の数です

MEDIAN HSC MARK
その教科の平均得点です。100点満点換算ですが、EXTENSIONは50点満点です。

MEDIAN BAND
その教科の平均の評価点です。NSW州の場合は、BAND6が日本で言う、5になり、BAND2が1になります。BAND1は基本的になく、授業をほとんど受けなかったりした生徒がBAND1になるということです。
クイーンズランド州ではABCDEの5段階評価で、Aが5になり、Eが1になります。

PERCENTAGE STUDENTS IN PERFORMANCE BAND
これは、成績の分布です。つまり、BAND6が全体の生徒の何%を占めたか。のようなものです。

HSCの日本語の教科は全部で4教科あります。
JAPANESE BEGINNERS 初心者レベル
JAPANESE CONTINUERS 中級者レベル SC スクールサティフィケート受講者
JAPANESE EXTENSION 上級者レベル
JAPANESE BACKGROUND SPEAKERS 日本人向け 定義があり

留学生はバックグランドになりますので、バックグランドの説明をします。HSCの人数は少ないですが、平均点は80点と悪くありません。また、成績もBAND4,5が半々ですので、それも悪くはありません。そう考えると、帰国生入試を考えている人にとっては、日本語の選択は悪い選択ではないと思います。

クイーンズランド州などは、日本語の授業をオーストラリア人と同じ授業を行いますので、さらに良い成績を取ることができます。

次に日本語のATAR(大学入試ポイント)を見てみましょう。

hsca3

hscjapanesea3



表の解説です。HSCと共通の項目の説明は省略します。

TYPE OF MARK
HSCは卒業統一試験で取ったポイント。SCALEDはATARに換算した時のポイントになります。

MEAN
平均点です。50点満点換算です。

SD
標準偏差(STANDARD DEVIATION) 数値が少ないほど得点のばらつきが少ないことを意味しています。

MAX MARK
HSC SCALED(ATAR)の最高得点者の点数です。50点満点換算です。

P99
P99は100人中2番の生徒のポイントを示しています。P90であれば100人中10番となります。SDをさらにわかりやすく説明している形です。

この表でわかると思いますが、HSCのテストで平均80点の日本語のバックグランドであってもATARに換算すると平均が50点以下になってしまいます。つまり、日本語のバックグランドを選択してもATARでの高得点は望めないということになります。

NSW州でオーストラリアの大学入試を考えている人の中で高い点数を望む人は、日本語のバックグランドを選択しないのが常識になっています。ATARのポイントは難易度で得点調整をするのではありません。日本語のバックグランドで言えば、日本語のバックグランドを選択した生徒が、他の教科でどのくらいの点数を取っているかを他の教科と比較した上での得点換算になります。

日本語を選択した生徒が、他の教科、例えば数学や英語や理科で全体的にかなり低得点を取っているためにATARスコアが上がらないことになります。わかりやすく、はっきりと言えば、日本人留学生の成績がかなり悪いということにもなります。

参考までに、数学のHSCスコアとATARの換算点をご覧ください。

HSC

hsca2

hscmaths


ATAR

hsca3

hscmathsa3



HSCの平均点は日本語のバックグランドと変わりはありませんが、ATARのスコアになると相当な差がつくのがわかると思います。

例えば、数学のEXTENSION2を選択している生徒であれば、EXTENSIONで100人中90番であっても日本語のATARのポイントの平均点よりもかなり高い点数を取ることができます。つまり、EXTENSION2を選択している生徒は、他の教科でもかなりの高得点を取っているために自然と各教科のATARポイントが高く評価されることになります。

日本人でATAR95を超える成績を取りたいと思えば、迷わず数学のEXTENSION2を選択するのが基本です。ただ、日本人にとっては、EXTENSION2はとても難しい教科です。それは、問題のレベルが難しいということだけでなく、そのレベルの数学の解き方を英語で理解しなければならないことも難しいということです。

ただ、これはクイーンズランドの数学Cなどと同じで、しっかりと私が時間をかけて問題をわかりやすく解説して高いレベルの数学で確実に得点を取れるように指導するしか方法はありません。

帰国生入試では、ATARのポイントを取ることよりも、HSCのポイントを取ることを優先してもらった方がいいと思います。

それであったとしても、私はレベルの高い生徒で帰国生入試を狙う生徒には数学は数学CやEXTENSION2を選択するように伝えています。この理由は、難しいものにチャレンジすることで、基礎学力がつくこと、英語力が伸びること、また、オーストラリアでは数学ができる生徒が賢いと一般的に思われているので、EXTENSION2で高得点を取ることはとても大きな自信になります。

日本の高校数学に比べれば、比較的簡単であるためしっかりと学習サポートを効果的に使えば今までの生徒の例でも克服していますので望んでほしいと思います。

帰国生入試の対策は、日本で塾に通うことよりも、オーストラリアの学校の授業でしっかりと勉強して頑張ることだと私は思います。そのことによって、先生からの推薦書もいいことを書いてもらえますし、活動記録書も充実したものになりますし、成績表もいい点数が取れます。

今まで国立の難関大学に合格した生徒が10名以上いますが、塾に通った生徒は一人もいません。オーストラリアの学校で成績が取れるようになれば、私が伝えている意味が分かってくれると思います。

jatcentre at 14:09|PermalinkComments(0)帰国生入試 | オーストラリア高校留学関連

2017年07月15日

帰国生入試の小論文対策 差のつく文章を書くために

今日は、帰国生入試の中受験科目の中でも多く課している小論文に関して、小論文の受験対策をするうえで、私自身が多くの生徒の合否結果を見た上で感じたことを書きたいと思います。

帰国生入試の小論文対策は、独自の準備が必要だと感じます。

小論文と作文の違いは何でしょうか。

小論文は、問われていることに対して、自分の考えを述べて、その理由や根拠を示し自分の主張を書くことで、一方作文は自分が体験したことや感じたことを書くもの。

これは、一般の小論文に当てはまりますが、帰国生入試で受験する生徒が日本で学んだ高校生が受験する小論文の試験に合わせた小論文の対策とは若干違った対策が必要だと感じます。これは、帰国生入試は、多くの場合、小論文と面接がセットになっているからです。

帰国生入試の場合は、受験科目上は小論文となっていますが、小論文で書いたものや、事前に提出する課題論文などで書いたことを参考にして面接をすることが多いので、文章構成など大事な要素はありますが、一番大事なことは、理論的なことを問われるのではなく、論理的なものを問われるものだと感じます。

つまり、絶対的な基準で物事を考えるのではなく(理論)、個人的な基準で物事を考えて説明してほしいということです。(論理)実際、大学の小論文(課題論文)の採点基準では論理的な思考力や問題提起など問う。と書いてある大学、学部が多くその点から考えても、海外の経験から得たものをベースに文章を書いてもらいたいということです。

採点も小論文のエキスパートが採点するわけではありません。その学部の教授が採点するわけです。ですので、出題もそれぞれの大学の学部が求めているものに対して、海外の学校で学んだ経験や、海外での生活の中であなたが感じた違いを根拠を示して説明してもらいたい。というのが大学側の意図だと感じます。

難易度の高い大学になればなるほど、専門的な課題が出ますが、それは各大学、各学部の対応で行うことですので、今回は、一般的な課題からポイントを説明したいと思います。

日本でも、中学や高校で日本語ではなく、英語のみで授業を進める授業(イマージョン)を行う学校が増えています。あなたはこのことに関してどのように考えますか。

このような課題が出された場合にどのように、いろんな意見が出ると思います。

例えば、
海外で勉強すれば、必然的に英語学ぶ時にはいろんな国の生徒と学ぶので先生は英語で授業を進めるのは当たり前だし、実際に英語で考えて、英語で答えなければならないので、自然と日本で学んでいる時よりも英語力がついたと思うので、日本でも日本語が使えない状況で英語を学ぶことも積極的に行うほうがいいと思う。

日本での英語の授業では、どうしても大学受験に合格するようなカリキュラムで英語の授業を行っているので、形上は外国人の先生が英語を教えることはあっても、比重は大学入試にあるのであれば、テストで点数を取れるような授業内容になります。しかし、そうすると、実践的な英語力は身につかないような気がします。ですので、英語しか話せない授業を体験することで、実践的な英語力をつけるために、英語での授業は将来のメリットは多く、積極的に英語での授業を行うといいと思います。

今まで生徒に、この課題を出すとだいたいこのような内容の文章が送られてきます。

しかし、これだとまだ抽象的で、帰国生の入試を突破するためには、もう少し具体的に自分が体験したことから、さらに深い内容を書くといいと思います。

ある国立大学に合格した生徒がこの課題に関して書いた内容のいくつかが下記のようなことです。

オーストラリアの高校の授業を受ける上で苦労した点は、各教科の専門用語を覚えるのに苦労した点とそれを具体的に説明することが全くできなかったことです。例えば、理科の授業であれば、元素記号を覚えるだけでなく、化学反応式まで英語で説明しなければなりません。共有結合の授業では、非金属原子同士の結合を説明する時に、それぞれの単語は調べれば理解できたのですが、それを説明するとなると、基本的な文法だけではとても対応しきれなくなり、また、先生の説明も最初はほとんど理解できませんでした。

しかし、大変であっても友達に助けてもらったり、先生から文章を添削してもらったりすることで内容が少しずつ理解できてきました。実際に英語で授業を受けたり、英語で説明しなければならない授業を受けることで、自分にとって英語力の弱点が明確になり、私の場合は状況説明を英語で行うことが大変だと思いましたので、その点を重点的に勉強しました。また、先生の授業も最初は大まかに聞いていましたが、英語での授業を何度も受けていく中で副詞の使い方や、動詞の使い方など細かなことまで気を遣っていくようになりました。

日本で英語を勉強していた時は、自分の伝えたいことをパターン化して、話していたように思います。それは、伝えたいことが、とりあえず相手に伝えられればいいので、ことは足りていました。しかし、そのようなやり方で勉強していると高いレベルの授業では対応できません。

海外の授業は、日本人にとってはイマージョンの授業であると思います。しかし、そのような授業を受けてきて、日本に帰国した時に、ある大学の英語の入学試験の問題を実際に解いてみたら、本当に簡単に解けました。

イマージョンの授業は、目的意識が高い生徒であれば、英語を学ぶ上ではメリットが高いと思います。ですので、すべての人にそのような授業を課すのではなく、希望者にレベル別に対応できるようなシステムを作って行えば、多くの人にとって魅力的な授業になると思います。

私なりに、彼女の文章を読んでまとめてみましたが、大切なのは、論理的な文章になっている点。つまり、自分の経験からイマージョンのメリットを具体的に述べていること。また、ただどの英語を伸ばすためにいいことだからやった方がいいというのではなく、彼女自身の体験からイマージョンを授業を行う上での問題提起がなされていることなどが良かったと思います。

小論文入試では、読みやすさや、文章構成力などもとても大切です。その点に関しては後日書いていきたいと思いますが、まず、採点者が読んで、他の生徒と一味違うと思われることが大切です。

これは、いろんな課題を出して、誰かに見てもらって、第三者からの意見を聞きながら、表現が相手に伝わりにくいところや、もう少し表現を変えた方が効果的ではないか。などを聞きながら、文章力を付けるのがいいと思います。

小論文は、あくまでも読み手が文章を読んで、書いた生徒の考えや主張を評価するもので、採点者の主張と違っていても全く問題はありません。

つまり、大学側は、その生徒が海外の学校でどんなことを学んだかを知りたいわけです。それが帰国生入試の小論文対策の一つのポイントになると私は感じます。


jatcentre at 01:59|PermalinkComments(0)帰国生入試 | 学習サポート

2017年07月12日

心理学 成績の伸びる可能性のある生徒

家庭教師の依頼があってある生徒の自宅まで行き1時間の体験レッスンをしました。そして、数日後その生徒のお母さんと話をしました。

伸びる生徒だと思います。と、私は伝えました。

どうして私が伸びる生徒だと思います。と、その親に伝えたかに関して、わかるような、わからないような心理学のような話をしたいと思います。

直感とは、経験の積み重ねのようなものだと私は考えています。今まで経験したことがベースになって、瞬時に判断してしまうものが直感だと思います。

今後伸びるかどうかが私にとってポイントになっているので、私が生徒に出すいくつかの問題が解けるかどうかはその生徒の今後の伸びとは一切関係なく、現在の学力自体も私自身それほど気になることではありません。

一番にチェックしたいのは

問題を解いている時のその生徒の表情のみです。

私がいい表情と感じるかどうかのみです。どういう表情がいいかではなく、私がいいと感じればいいだけです。

次に性格面です。

しっかりと受け答えをする生徒。私のことをチェックしているような生徒。細かく自分の気持ちを伝えてくれる生徒。私にいくつか質問をしてくれる生徒。家庭教師の先生だと理解して接してくれる生徒。礼儀正しい生徒。親が推薦するからきっといい先生だと理解して接してくれる生徒。

いろんな生徒がいますが、私が重要視しているのは、上記の中で一つのみです。それ以外は、成績が伸びるか、伸びないかの基準には私にとってはなりません。

次にいくつか一般的な質問をします。

それぞれ私にとっては会話の流れの中で質問するので質問の内容は同じではありませんが、全体的に、答える感覚が早いか遅いか、また、わからない。と答える時の表情や間がポイントになってきます。これも、私がいいと感じればいいだけです。

最後に、親に子供が私と勉強をしてどのように感じたか。に関しての親のコメントが私にとってはとても重要です。子供があまりやりたくないと言えば、それまでですし、やってみたい。と言ってくれても、親がどんな伝え方で私にやってほしいと言ってくれるかも大事です。

当然、1時間だけその生徒と接しただけではすべてがわかるわけではありませんし、1時間だけで結論付けるのも絶対に自信を持って結論を導いたわけではありません。

ただ、今までに難関国立大学などに合格した生徒や飛躍的な伸びを示した生徒と接した経験から得たものが大きく影響していることは否定できません。

また、親や生徒が、身近な定期テストなどの結果に一喜一憂しないタイプの人であるのも大事です。最終目標を達成するためには、その中でうまくいかないこともあると思います。3年以上教えて、何の問題もなく大学受験までスムーズにいった生徒はいません。

今回は家庭教師のことを一例で書きましたが、基本的に、留学でも、帰国生入試の対策でも同じだと思います。

今回のブログは、わかっていただける方には伝わると思って書いてみました。

jatcentre at 10:29|PermalinkComments(0)心理学 | 個人日記

2017年07月10日

オーストラリアの数学の授業で躓きやすいところ 数列

オーストラリアの高校留学をステップに、将来帰国生入試で国立難関大学を狙う生徒やオーストラリアや他の国の難関大学、難関学部を狙う生徒にとってはyear11,12の最終2学年は本当の勝負の時期で、特に数学でしっかりとポイントを取れるかどうかがカギを握っていると言っても言い過ぎではないと思います。

例えば、社会科で歴史を選択した人は、授業を受ける上で苦労することがあります。それは、授業のベースがオーストラリアの歴史との比較などがあることです。奴隷解放に関してのアサイメントでも、当然アボリジニなどのトピックが真っ先に出てくるので、小学生からその歴史をしっかりと学んだオーストラリアの生徒と日本人留学生では自然とハンデがついてしまいます。

数学の場合は、スケールアップが見込める、extension2やspecialistなどの教科を選択するのは問題はありません。しかし、それらの教科の成績優秀者に日本人の名前を見つけることはあまりなく、結局はアドバンテージがあるはずの教科でも対策が万全でないことで取れる点数を逃してしまうわけです。

ある生徒のトライアル対策をしているのですが、三角関数や2次関数、その他の普通の計算問題に関しては問題ないのですが、数列や積分、複素数などの問題になると説明理解が十分でないために躓いてしまう気がします。

extensionで学ぶ数列を例にとって解説をしたいと思います。

siguma


このような問題が出題されたとします。最初の問題は

20177101


問題を読めば、この問題は数学的帰納法mathematical inductionの問題ですので、上記のように解けば全く問題ないのですが、k+1の意味を理解しているかが大切で、その意味をしっかりと把握しないとさらに難しい問題になると大変になります。

次の問題は

20177102


自然数の3乗の和でしっかりと理解すれば問題ありません。

最後の問題ですが

20177103


普通に(2x-1)三乗で、シグマを使う方法もありますが、問題が簡素化させて求める。との問題であり、それは、最初の1番と2番の問題を解けた上で数列の和を求めるやり方になります。

数列の場合は、この問題のように、k=1から2nのような発想をしっかりと理解できないと解けないので、その点がいつも思いますが、留学生にとってはとても理解するのが難しい問題となっていて、この問題を解ける生徒は実際に少ないのも現実です。

数学の問題のレベルが上がってくると、当然その問題を解くために、問題をしっかりと理解しなければならなくなり、その場合に問題を解くための英語力が必要になるだけでなく、生徒によって理解できない深さが違ってくるだけでなく、疑問点も微妙に違うわけです。その疑問点を納得するまで理解しなければならないので、その場合に、しっかりとした学習サポートが必要だと思います。

今後、ATARでの高得点や海外の大学へのアプライなどを考えている生徒の場合は、数学でのポイントが大きく希望する大学への合否に結びついてしまいます。しかし、難しいレベルの数学の学校での説明や参考書での説明が理解できないと、問題が解けなくなってしまうわけです。

数列の漸化式や帰納法などは、日本でも難しいレベルの問題ですので、それをオーストラリア式の解き方を覚えて、理解するのは本当に難しいです。しかし、そのような問題をクリアしないと、せっかくUNIT3,4を取ったにも関わらず、それが成績でブレーキになるのだけは避けたいものです。

最近、学校のレベルを測るのが、ランキングではなくて、どれだけの割合の生徒が、mathsC,extension2,specialist mathsを選択しているかでその学校のレベルを見る親が増えてきたのも事実です。実際に中国人の間では、そのような分析をして学校を選んでいることが多いです。

数学は、一度躓くと、再度這い上がってくるのがとても難しい教科で、そのうえにスケールアップが大きく見込まれる教科で高得点を取らないと、せっかくの将来の夢もオーストラリアの数学の対策が単にできなかっただけで失敗するのはあまりにもかわいそうです。

英語力がついて、海外の生活で国際性を身に着けるだけでいいなら、わざわざ難しい数学を取る必要はありません。しかし、その高い壁を乗り越えようと考えている人たちは、ちゃんとそのような準備をしていく必要があると私は感じます。

オーストラリアの数学は簡単ではありませんし、私から見ても、日本の数学の方が簡単に感じます。それは、私が日本人だからだと思います。

jatcentre at 12:32|PermalinkComments(0)オーストラリア高校留学関連 | 学習サポート

2017年07月08日

オーストラリアのスクールランキングはどのように出すのか?

オーストラリアの学校のランキングは高校留学を考えている親の中でも気になる人はいると思います。今日は、まず私の感情なしでオーストラリアのランキングとはどんな形で決まるかを説明します。オーストラリアの場合は各州ごとに教育システムは違いますが、根本的なものは変わりませんので、シドニーのあるNSW州のシステムを例にとって説明します。

まず、去年のNSW州のランキング上位8校になります。

bettereducation


各項目の説明をします。

STUDENTS

各学校のその年の高校3年生の生徒数です。学校の生徒数は学校独自で生徒数を選ぶことができますので気にしなくても大丈夫です。

EXAMS SAT

これは、生徒が卒業統一試験を受験した科目数になります。例えば美術や音楽などを専攻すると教科数は少なくなりますので、必ずしも全員が同じ教科数にはならないことにもなります。生徒は基本的に5教科から最大7教科選択教科を選ぶことができます。ですのでだいたい 生徒数X6がEXAMS SATになります。

DA

distinguished achivers の略で、各教科の成績優秀者の数です。これは、NSW州の成績はBANDというカテゴリーで成績を付け、それはBAND1からBAND6までになります。その中で、BAND6の成績を取った生徒がDAになり、その生徒のNSW州の卒業統一試験のHSCのポイントが90%以上になったことを意味しています

CATEGORY

これは、公立がGOVERT. で私立がNON-GOVERNMENT 入学試験がある学校はSELECTIVEとなります。SELECTIVEは留学生は入学ができない場合がほとんどです。

REGION これは、シドニーがMETROでそれ以外の地域はCOUNTRYです。

% は DA ÷ EXAMS SAT の数値になります。

つまり、NSW州の学校のランキングは、生徒が受験した科目の中で、それぞれの学校でBAND6を取った生徒が何名いるのか。の割合でランキングが出るわけです。

このDAに関しては、あくまでも各教科での成績になりますので、例えば数学を例にとりますと、簡単な数学でいい成績をとってもDAになることは可能ですし、逆に簡単な数学を選択すればDAを取れたとしても、あえて難しい数学を選択教科として取れば、DAにならないわけです。

HSCのスコアが基準となっていますので、この成績を、大学入試に必要なATARの得点に変える場合は、各教科の難易度を考慮に入れて、スケーリングを行わなければなりません。

NSW州には約570の高校があります。参考として、その中の中位にいる学校の成績をご覧ください。(学校名は伏せての表示にしております。)

bettereducation261


参考までに、それぞれの順位でのDAの占める割合を参考にしていただければと思います。

20位   38%
30位   32%
50位   25%
100位  16%
150位  10%
200位  9%
250位  7%
300位  5%
400位  3%
500位  1%

HSCのスコアが基準となりますので、大学入試に必要なポイントとの場合はスケーリングによるので選択教科の決定はとても大事になりますが、以前もランキングで300位ほどの学校に通っていた生徒が、ATAR(当時はUAI)で96を取った生徒もいますし、英語力が十分でない生徒がランキングの高い学校に行っても、ATARを考える上でベースになる、HSCのスコアを取れないと、とても不利になることも事実です。

このランキングは、50%は学校の授業の成績を加味した得点になっており、試験の成績だけで卒業統一試験のポイントを算出しているわけではありません。


オーストラリアの学校の先生も私と同じことを言うと思いますが、それほど学校のランキングにこだわる必要は正直ないと思います。これは、学校の成績が加味されることを考えると、トップレベルの学校で下位にいれば、学校の成績のポイントが悪くなり、成績がどうしても伸びないからです。

今までの例でも、同じ学力のレベルの生徒が、それぞれ進学校と普通の学校に入っても、当然伸びは個人の頑張りにもよりますが、それ以上に環境。例えば、寮で勉強に集中できる環境とか、日本人がいない学校などや学校で上位にいる場合のメリット。つまり、上位に入れば先生も常に気にかけてくれるので、わからないことも説明しやすい環境になる。などのことを考慮に入れるべきだと感じます。

ランキングがトップのJAMES RUTH AGRICULTURAL HIGH SCHOOLであっても、DAは75%であり、25%はDAに入っていないわけで、JAMES RUTHで下位にいた生徒が例えば40位くらいのランクの学校で学んでいれば、HSCやATARのポイントをもっと高くなっていたことは想像できます。

オーストラリアの場合は、学習指導要綱をとても大切にして、その基準に合わせて成績を付けます。ですので、その基準書をしっかりと読んで、普段の勉強をそのように対策していけば、自動的にいい成績が取れるようになっています。

ランキングは指標として考えるにはいいかもしれませんが、日本のように、試験を受けて、その試験を合格したレベルの生徒だからそれなりに伸びていくのとは違い、だれでも合格できる学校に無理して入学しても、英語力で悩み、結局常に下位にいて、自らの首を絞めるような流れになっていった生徒を何名も見ています。

私自身の考えですが、ATARで95以上を狙う場合は無理をしてでもランキングの高い学校に入る必要があると思います。しかし、それは英語力がある程度あることが前提で、そうでなければ、最初は普通の学校に入り、途中で転校するなどの方法を取るのがいいと思います。しかし、ATARで90前後の得点を狙うなら、ランキングの上位の学校に行く必要性はなく、ランキングの高いレベルの学校に行くことで、いろんな面で不利になる場合が多くなります。(帰国生入試の成績など)

オーストラリアの高校留学は情報が少なく、留学を紹介している会社も、ほとんどの場合、斡旋がメインで細かな留学後の進路のことに関しては詳しく知らない場合が多いので、私のわかる範囲でしたら可能な限りお知らせいたします。

jatcentre at 09:12|PermalinkComments(0)オーストラリア高校留学関連 | 100校の学校に生徒を送った経験から

2017年07月04日

数学が一番英語力を使うという発想

高校留学をしている生徒の多くが、数学は計算式や記号が多いので一番英語力を使わないで済むので簡単だ。と私に話してくれます。

一方、一部の生徒は、数学が一番英語力が必要になる。それは、理解力も応用力も、答えを説明する場合にも。と話してくれます。私自身も、オーストラリアの教科の中で数学が一番英語力を必要とする教科だと感じています。そのために、私自身もこのブログで数学が必要性を伝える場合が多いわけです。

なぜ多くの生徒が数学は、英語力があまり必要ないから簡単だ。というのかと言えば、オーストラリアの数学の授業は、日本よりもyear10までは進度が遅く、説明なしでも理解できるので、英語力がなくても何とか解けるからだと思います。

それは、間違いではないと思います。

しかし、もし、日本にいる時に学んでない高いレベルの数学の授業を受けると、そのような生徒は問題を解くことが難しくなっていくのも事実です。

つまり先生の解説が難しすぎて、問題を解くための英語での説明が難しいからです。

例えば、高校2年生以降で勉強する積分を例にとります。もちろんほとんど日本人留学生は積分の授業を日本の授業で受けていないので、簡単な積分の公式に合わせた問題なら解けるかもしれません。しかし、定積分や図形の面積あたりになると、積分の意味が十分に理解していないので、問題を理解することもできなければ、当然解くこともできなくなってしまいます。

ですので、数学のエクステンションなどの授業を取り始めると、積分の問題が出てきて、2曲線の間の面積を求めるような問題が出れば、公式があっても、その公式がどのような意味で公式になっているのかがわからなくなってしまい、問題も解けない、理解もできない。そして、最終的には数学の授業がわからない。という流れになっていることは事実です。

昨日、勉強を教えた生徒が、やはり積分の面積のあたりで躓いてしまい。私に連絡してきて、説明してほしいと言われました。授業で英語力もある程度自信が出てきた時でしたので、数学の問題を解くために必要な英語力が備わっていないためにショックを受けていました。

その学校は進学校だったために、数学の授業は多くの時間、到達度によってクラスを分ける場合が多く、その時に聞いた説明がとても難しかったようです。

オーストラリアでは、数学が一番難しい授業と考えられています。それは日本と同じです。(日本では英語が難しいという人も多いですが。)それは、暗記教科ではないことだけでなく、応用力や数学の公式を問題に合わせてアレンジして計算をしなければならないので、高い理解力が必要になります。

高いレベルの大学を狙っている人の多くは、数学も高いレベルの数学(エクステンションのレベル)を取っていますが、そのエクステンションで高得点を取るためには、私はしっかりとしたサポート体制を私自身が準備して対応しなければならないと常に感じています。

高いステージに上がれば、それに合わせていろいろと自分自身が対応していかなければなりません。他の教科であれば、まず文章理解と文章力が必要になりますが、数学では、その上に、理解して応用していく力がなければなりません。

なかなかピンとこない話と感じる人も多いと思いますが、その瞬間が高校留学をしている生徒の中でATARなどで高い点数を取ろうと考えている人であれば必然的にいつか訪れ、その時に私自身がすぐに相手がどこで理解できなくなったかを読み取り、説明する必要があります。

この数学を理解するのが難しい。という壁を経験したことで、その生徒の学力や英語力はきっとさらに伸びていくものと思います。そのようなことを理解することが、私は学習サポートだと考えています。

jatcentre at 13:57|PermalinkComments(0)オーストラリア高校留学関連 | 学習サポート

2017年07月02日

大学入試制度から感じる文化の違い オーストラリアの学校選びのアドバイス

多くの人が韓国や中国で大学の入学試験がある時の報道を耳にしたり、ネットで見たり、ニュースで見たりしたことがあると思います。しかし、それ以外の他の国の大学入試の話を聞いたことがあるでしょうか。

中国や韓国の大学入試の時の報道は、その入試で子供の一生が決まるような報道で、その入試のために家族がずっと前からサポートして当日は国の一大行事のように扱われます。

しかし、よく考えてみると、その他の国の大学入試の話を聞くことはほとんどありません。

オーストラリアや他の国の大学入試のシステムが、報道するレベルではないということは、それほどの盛り上がりがないのか、記事にするほどのことでもないのか、システムが違いすぎるのか、いろんな理由が考えられると思います。

オーストラリアの場合は、おそらく、日本で報道されるレベルのことでもなく、システムが根本的に違いすぎて説明するには時間がかかることや、親が子供の大学入試に気合を入れている人もほとんどいないので話題に上らないというのが理由だと思います。

オーストラリアの学生の多くは塾のようなものに通ったことのある生徒はほとんどいません。それは、勉強に興味がないというよりも、塾が存在する必要性がない。ということだと思います。

実際に、ほとんどの生徒が、入試を初めて受けるのが大学入試で、試験の結果だけで合否が決まるのではなく、あくまでも学校の成績が入試に合否に大きな影響を与えます。しかし、日本のような推薦入試とは異なります。数か月以内にその点を詳しく説明した内容をホームページに載せますので、今後オーストラリアに留学を希望する人は見てもらいたいと思います。

オーストラリアの学校選びのアドバイス

ですので、オーストラリアの高校に留学をする場合の学校選びも、どうしても日本での教育システムをベースに考えてしまいます。

学校を選ぶ際も、数少ないですが、オーストラリアの学校のランキングを発表しているホームページがあります。そうすると、そのホームページのランキングを参考にして学校選びをしようとする人が多くいます。

その時に考えてほしいのは、どのような分析結果からランキングを付けているのか。という点です。

ランキングは出ているかもしれませんが、生徒はほとんどの場合、入学試験に合格してその学校に入学したわけではないのです。

私は、ランキングが高い学校は中国人の比率が高い。という解釈をしてしまいます。実際に統計には出ませんが、ランキングが高い学校の非白人率をランキングのデータの中に入れれば、学校のランキングと、中国人の比率に関連性があることがわかると思います。

オーストラリアの入試でATARで高得点を取っている生徒の中の中国人に比率はとても高く、国籍上はオーストラリアになっている場合が多いので、実態はつかめませんが、地域の成績優秀者のイベントに出席したことが何度かありますが、表彰された生徒の多くは中国人の顔をしていました。

また、仮にランキングの高い学校に入学できたとしても、そうなればその学校には日本人で同じような考えで学校を選んだ人がたくさんいますので、日本人がたくさんいる学校にもなってしまう可能性もあります。

ランキングの高い学校に行けば、当然英語力が十分でない日本人留学生であれば、成績が悪くなります。そうすると、オーストラリアの入試でも、アメリカやイギリスの大学入試でも、日本の帰国生入試でも大きな不利になります。

日本の帰国生入試を例に取れば、オーストラリアの学校での成績が入試の得点に加味される場合は、この学校は進学校だからとか、その学校はレベルの低い学校だからのようなことはまったく通用しないからです。

ですので、日本人の一般的な感覚で学校を選ぶことはとても危険だと感じます。

今後、このような話は、もっと詳しく説明していきたいと考えています。やはり、学校選びや教科選択はオーストラリアの高校留学では本当に大事なことだからです。

jatcentre at 12:58|PermalinkComments(0)オーストラリア高校留学関連 | 帰国生入試

2017年06月26日

帰国生入試で国立大学を狙う 基本的な情報

最近はオーストラリアだけでなく、アメリカやイギリスの高校で留学している生徒または生徒の親からも帰国生入試の情報の問い合わせがあります。帰国生入試の情報は当然どの国の高校で学んでいても受験する場合に有利不利があるわけではありませんので、今まで受験した生徒の合否のデータを分析して基本的な情報を書きますので参考にしていただければと思います。

学校の成績や活動記録、小論文、面接等もしっかりと得点化する。

国立大学の場合は、入試成績の成績開示をほとんどの大学で行っているために、学校の成績も得点化する大学も多く、小論文や面接に関しても得点化して合否を判定します。

イギリスやアメリカでは統一テストの点数や学校の成績をそのまま提出するのですが、オーストラリアの場合は、卒業統一試験の始まる前に受験が行われる場合が多く、また年明けであっても願書提出が卒業前の場合が多く、学校の成績のみで判断される場合、またはSATを受験する場合もあり、その点も含めて対策が必要です。

合否が1点差で不合格になる場合も当然あるので成績もとても重要だということです。また、成績などを送ってもらった上で書類選考をして二次試験を受けられない場合もありますので高校選びや教科選択もとても大切になります。

成績に関しては、日本の場合ですと、単にいい成績を取るためであれば、レベルの低い高校に通えば対応できますが、オーストラリアの場合は、学校の成績と、卒業統一試験の成績は別に出す場合が多く、実際に同じ公立の学校に通っていても、明らかに英語力がある生徒よりも、そうでない生徒の方が英語の成績が高い場合もあり、その点はしっかりと学校選択や教科選択を対策した方がいいと感じます。

書類審査で落とされる生徒の場合は、やはりAが少ない生徒が当然多く、かつ、教科のレベルが低い生徒の場合が多く、客観的に順当な結果になっているようにも感じますが、高校留学の場合は、成績を取るための教科選択がとても大切ですのでその点を考慮に入れて行うことが大切だと思います。

小論文に関しては、学部ごとに出題傾向がわかるようになっているか、または、文系では問題発見能力や読解力、思考力等を基準に採点を行うのようになっていますので、その点を強化することが大切であり、理系の場合は、専門分野の知識も問われますので、暗記中心の勉強でなく、学校の授業で深く理解することがとても大切です。

面接に関しては、このような話が時々聞かれますので参考にしていただければと思います。

ある生徒が、面接を受けた時に、面接官がリラックスして、オーストラリアの話題で、コアラを見たことがある?とか、生徒は一学年どのくらいいる?のように終始リラックスムードの中で面接を終えたのですが、不合格になった。のような話を聞きます。

一般的に面接で入学を決める場合は、そのようなリラックスしたような話題が出ることはなく、専門的な質問が出るのが一般で、受けたら全員合格のような大学や基準点に明らかに達していない場合はそのような話になるようです。

国立大学の場合は、面接の採点をしっかりとすることが義務付けられることになっていますので、多くの生徒が専門分野の質問や知識を含んだ内容が質問されるという話が多く、面接で会っても単なる人物査定だけではありませんので深い知識が必要だと感じます。

一般入試のランキングと帰国生のランキングは比例しない場合も多い

具体的な大学名は出せませんが、一般入試の偏差値と帰国生の合否が明らかに異なる場合もあります。国立大学は合格者数を公表する場合が多く、そのために運が良かったりすると、受験者が少ない関係で運よく合格する場合もよく見かけます。

面接中心の大学や、英語力を重要視しない大学の学部もあり、その点の情報をしっかりと把握しておけば対策もしやすくなると思います。

TOEFLなどの得点を提出する場合が多い

最近は帰国生入試では英語の試験を課さずに、TOEFLなどのスコアを提出する大学が増えました。国立大学であっても傾向は同じで、学部の専門性を重視して英語に関しては、TOEFLのスコアで基準を設けたり、基準のない場合は、点数を得点化していくようにしていると思われます。

TOEFLは、しっかりと対策をすれば得点は上がりますので、その点をしっかりと考慮に入れて早い時期から対応するのがいいと思います。


今回は、基本的な内容のみの説明でしたが、近年の国立大学の合格者の分析を見ると、以前に比べて国立大学も積極的に帰国生を取っていく傾向にあり、募集する大学も増えてきています。

情報が少ないだけでなく、例えば塾などでは英語塾であれば、英語が必要、小論文の塾であれば、小論文が大切。のように宣伝するのは当たり前で、そうなると客観的な分析ができなくなってしまいます。

面接を担当する試験官も小論文の採点をする採点者も、基本的には学部の教授などになります。ですので、その分野の知識を深く知っていることがとても大切で、それを伸ばすには、現在通っている学校での授業やアサイメントで得た知識を生かすことが何よりも大切です。

大学によって、受験科目や提出書類が違いますので、その点を含めてさらに対策を立てれば合格は一般の受験よりも有利であることは間違いありませんので頑張ってほしいと思います。

jatcentre at 10:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)帰国生入試 | オーストラリア高校留学関連

2017年06月20日

留学生の小論文対策 帰国生入試

二か月前に買う予定だった真っ赤なものが買えなくて今日を迎えてしまった。それがとても悔しい。運命なのか、それとも必然だったかは本当にわからない。ただ過去の時間に戻ることはできない。

これは、小論文ではなくて、作文です。

多くの大学で帰国生入試に小論文が受験科目になっています。

希望する大学の受験科目に小論文があれば、すぐに塾に行って小論文の対策に備える。日本人から見たら当たり前の受験準備になります。実際に何名かの生徒はそのような対策を立てて予備校の小論文対策の講座を受講していることも事実です。

ただ一方で学力の高い生徒はそのような塾に行くこともなく帰国生入試を受験してしっかりと希望した大学に合格しています。

オーストラリアの学校では各教科で、アサイメントという宿題が課せられます。アサイメントとは、わかりやすく言うと研究課題のようなもので、教科によって若干違いますが、テーマを与えられてそれに対してレポートを提出するようなものです。

アサイメントは、あなたがどう考えているのか?ではなく、テーマに対して客観的な事実を積み重ねて結論を出すことを学ぶ勉強でもあります。これが小論文の勉強にも役立ちます。

アサイメントは、あなたの主張したいことやあなたが考えていることが何かがとても大切になります。ただ、それは、主観的になってはいけないことも気を付けなければなりません。信頼のおける新聞の記事とか、政府が発行している統計とか事実を積み重ねて自分の主張している結論を輝かせるようにしなければなりません。

もちろん身近に起こったことを書いても問題はありません。しかし、それが特殊なケースであると読み手である相手が考えてしまえば、自分の感情に任せた文章になり、小論文とは言えなくなります。つまり筋道をしっかりと立てて、相手が短い文章の中で納得してくれる文章を書かなければなりません。

そうすると、対策というのは講義を聞くことではなく、実際に文章を書いて添削してもらうことが大切になります。また、普段から私自身も生徒と話す時は、いくつかの課題を出して、どう分析しているのか、どのような視点で考えているのか。などを質問して、一緒にこのような課題が出たら、生徒の意見をベースに納得できる文章を書いたうえでの結論を作れるように指導します。

例えば、どうして日本の学校では生徒が掃除をする学校が多い。あなたはそのことについてどう考えますか。

という課題が出たとします。

そうしたら、流れとしては、

掃除はする方がいい。それは、自分たちが学ぶ場所は生徒であれば、生徒自身が教室をきれいにしたうえで学んだ方が勉強に集中できる。また、現在国際問題にもなっている環境問題に大きく関わっていると思う。

実際に掃除を行う学校は世界的に見ればアジアに集中していて、そのほとんどが仏教がベースになった国だということがわかる。

ヨーロッパなどでは、キリスト教の影響もあり、生徒は学ぶこと権利があると考えており、勉強できる環境をしっかりと大人が作っていくことが必要と考えている。実際にオーストラリアの学校のほとんどは生徒が掃除をすることはない。

日本では小さい時から子供が掃除をする習慣を持つために、町の中心を歩いていてもオーストラリアの町と比べてごみが少ないし、清潔な印象がある。また、実際に、日本はオーストラリアに比べて明らかに町にごみ箱が少ないし、個人がまずごみを出さないように徹底されている。

オーストラリアで学んだ経験でも、自分たちが中学校までで掃除を当たり前にするために、それが当たり前でなく日本の文化だということを学び、そして、その習慣の利点を海外で生活していく中で大切なことだと強く感じた。

ごみを出さない習慣は、掃除をする習慣から学んだ考え方だと思う。ゴミを出さないことは、環境問題の解決にも大切だと強く感じた。

このように結論を持っていくとしっかりと主張して文章展開をすればいい文章が書けると思います。

小論文は講義で学ぶものではなく、自分が疑問に感じたことや自分が提案したいことを、深く考えることがとても大切だと思います。そのために私ができることは、疑問に感じているだろうことを生徒に質問して、生徒にいろいろな角度から考えさせることだと思います。

どうして、日本円とオーストラリアドルの為替レートは決まるのか?オーストラリアの物価はなぜ高いのか?オーストラリアの動物保護と日本の違いは何か?

そのようなことを話し合いながら、自然と知識を蓄えていくことが中学生や高校生にとってはとても大切なことで、そのような理由で帰国生入試の受験科目に小論文を課す大学が増えたと思います。

jatcentre at 16:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)帰国生入試 | 学習サポート

2017年06月14日

初めて会う生徒には緊張するのはいつものこと

今留学している生徒や家庭教師をしている生徒、留学していて勉強だけを教えている生徒。

その生徒と初めて会った時のことはしっかりと覚えている。週末の土曜日は合計で3名初めて会う生徒がいたので本当に緊張した。

あらかじめ親からいろんな情報を聞くのですが、毎回母親から聞いた情報を組み立ててこんな話をしようとか、こんなネタを話そうか。とか、いろいろと考えるのですが、実際に会うとイメージと違っていたり、自分があらかじめ用意した順序で話すと会話がつながらなくなったりして、結局毎回予定した話とは全く違った会話になってしまいます。

こうなることはあらかじめ予想はできるのですが、これからその生徒といろいろと話すことでだんだん普段母親に話すような本音の生徒の姿が見えるので、その時まで頑張ろう。という気持ちにもさせてくれる。

今回は、たまたま二人は野球大好き。そして、もう一人はボカロが好きだということで、一人ボカロのダンスをオリジナルで考えて踊っている生徒がいたので、その生徒から、金曜日のおはよう。とか、ハッピーシンセサイザ、マトリョシカとかとりあえず予習完璧で望みましたが結局その話題は出すことがないまま、洋服の話題がメインで終わってしまいました。

野球が好きな生徒も、好きという入り口は同じであっても、内容は全然違うわけで、それぞれの生徒と話す話題も全く違っていてそれはそれで今後のいい勉強になったかなと思います。

自分が学生の時は本当に家庭教師をボコボコにやっていたのですが、まさかこの年で家庭教師をいまだに多くの生徒にしている姿は想像できませんでした。若い時は、おじさんが教えても話題についていけなかったり、年が離れていれば相手が対応しにくいのではないかと思っていました。

ただ、今の年になってわかったのは、結局クオリティーの高い授業をすれば生徒は相手の年齢とかを考えるのは最初に会った時だけで、初対面での期待値が低いことが返って有利になる場合もあるんだなとも思えるようになりました。

いつも思いますが、常識で物事を考えてはいけないなって感じます。中学2年生だったら、きっとこんな感じだろう。とか、今の中学3年の女子ならこんなことに興味を持っているだろう。とか、そういう偏見は生徒は敏感に感じるものだと思います。

いい授業をしたいと思ったら、結局当たり前のことを確実にやっていくのが一番良くて、それに、その生徒の能力をしっかりと把握して、簡単にできる問題ではなく、かつ難しすぎる問題でもなく、ちょっと解説が必要な問題を出していけば、私も説明ができるし、生徒も、もう少しで解ける問題なのでしっかりと話を聞いてくれると思います。

このあたりが基本のテクニックですよね。そして、途中でまず解けないような問題を出して、暗にまだレベルの高い問題はあるんだよという見えないメッセージを送ったり、中学生に英語を教えるなら、have toとmustの違いのようなわかりそうで、うまく説明ができない問題を出せば、それで単語一つ一つの意味を大切に感じてくれるようになると思います。

結局駆け引きですよね。

初対面がとても大切だというのは、初対面が唯一その生徒を客観的に見れる時で、その時に感じた印象を自分が親に伝えて、そこからどう伸ばしていこうか自分なりに考えるわけです。そして、自分の意見を伝えて、母親の意見を聞いて、形にしていって、絵でイメージできるようにしていきたいわけです。

生徒のいい面を出すには常識的なことは必要なくて、例えば勉強する時と、勉強をしない時の波が多い女子は多いので、その場合は、当然人によって違いますが、自分がやりたいものを言わせてやらせたり、難しい問題を解かせるために、順序立てて難しい問題まで最後の10分で生徒が気が付かない状態でもっていけるように私がコソーリやっていき、いかにも本人が難しい問題を解いたと達成できるようにさせたりと、心理戦がとても楽しいです。

最近、高校生に数学を教えるのが本当にツボで、本当に楽しいです。どうして?のような理由はないんですが、とにかく楽しいです。たぶん生徒も結果が出てるので、自分自身が自信になっているのが大きいのか、英語と同様に説明の質が点数に結びつき、英語の場合は例外があることを前提に説明するのですが、数学は例外がないことを前提に示すので、例外がないものは、説明の高いクオリティーを求められているからチャレンジが私もできるからかな?とも感じます。

今日は自分が普段感じていることを、順序立てず自由に考えていることを書いてみましたが、やはり生徒が勉強しなければならない。という気持ちを持ってもらえるようになってくれなければ、高い目標をクリアできないので、そのためには母親の協力は不可欠だということを伝えたかったと何となく思いました。

jatcentre at 21:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0)個人日記 | Michael's way

2017年06月07日

学習サポートの必要性を伝えたい

日本人とつるまない生徒は、英語力も学力も伸びている。というのは、当てはまる人もいるが、そうでない人もいるのも事実です。しかし、英語力も学力も伸びている生徒は日本人とつるんでいない。ということは、該当するすべての人に当てはまります。

同様に、自分自身が、自分は本当に頑張っている。というのは、頑張って成績や英語力が上がっている人もいるが、そうでない人もいるのも事実です。しかし、先生や他の人たちから、彼(彼女)は頑張っている。と言われている人は、該当するすべての人が英語力も成績も伸びているのは事実です。

今日2時間勉強した。という人もいれば、今日は2時間しか勉強できなかった。と思う人もいます。

私のエージェントとしての役割の一つは、生徒に勉強する習慣を付けさせることだと考えています。

つまり、生徒自身が私のアドバイスを聞きたいと思ってくれるようなパフォーマンスをしなければ、私の話を聞きたいとも思わないし、生徒からみた私の評価は、英語や学校の教科の勉強を信頼して質問してくれるか、そうでないかだと思っています。高校留学をする生徒は、経済的にも恵まれている生徒が多いので、留学する前も、レベルの高い家庭教師や塾で学んだ人が多く、その今まで教わった人たちよりも高いレベルのパフォーマンスをするために私自身も時間があればどんな教え方をしたらいいのか、その生徒に合うアドバイスは何かをいろいろと考えています。

現在year10で学んでいる生徒から、何か英語に関することを教えてください。と連絡があり、昨日教えたことを話したいと思います。

extention2angle


この問題を出しました。

ちょっとこの問題やってみて。文章を理解するだけでも十分に英語の勉強になるでしょう?

はい。。。。。

思っている以上に問題を訳すのが難しいです。

だよね。

これは、

円に内接する四角形ABCDの対角線が90度で交わり、その交点をQとします。また、Mは辺BCの中点とし、辺MQを辺ADまで伸ばした交点をNとします。また、角QBCを角aとします。
BM=OMを説明しなさい。
MN⊥ADを証明しなさい。

という問題です。

実際に学校で勉強する問題を出すことによって、英語の読解力や単語力を付けさせることもできるし、数学がまだ簡単だと感じている生徒のため、この問題はNSW州の数学のextention2のトライアルに出された問題の中で中学レベルの数学力でも解ける問題だったので出題することで、今までの数学よりもしっかりとその生徒のレベルで学べることも含めていいのではないかと思いました。

extention2ans1


この問題は、最初の設問のBM=OMを証明する時に、直角三角形の斜辺の中点から対応する角に向けて引いた直線の長さが斜辺の2分の1になることを学ぶ意味でもいい教材だと感じました。

これは、日本の中学校の学習でも学べることですが、直径と円周角の関係から証明できる問題なので今後の関数問題などでも利用できると思い詳しく説明しました。

extention2ans2


また、次の伸ばした線と受け取る線が垂直になるためには、二つの三角形が相似であること(analogies)を学ぶ必要があるので、これも日本の中学レベルの学力で理解できる問題でしたので、解きやすい問題だったと思います。

これが、NSW州のエクステンションの問題の一つとして出題されているので、今後extentionを勉強する上でのモチベーションにもなるし、各教科の専門的な単語を覚える上でもいいし、また、特に数学の証明問題は英語でしっかりと解かなければならないので、数学力と同様に英語力も必要になります。

これは学習サポートの一例ですが、ただ適当に教えるのではなく、しっかりといくつかのポイントを押さえて、生徒にとっても満足できる教え方で教えることで能率性が高い勉強ができるようになるといいな。と考えています。

日本人留学生として、オーストラリアの高校で勉強する場合は、単に学力だけではなく、英語で書かれた問題を辞書なしで理解できるようにすることや、しっかりと証明やエッセイ、アサイメントなどを英語で書けるようにすることも大切です。

このような大変な勉強をしっかりと乗り切ることにより、卒業後にいろんな意味でその生徒が納得する進路を進むことができると思います。

そのために、できることがあれば、応援していきたいと思っています。

jatcentre at 14:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア高校留学関連 | 100校の学校に生徒を送った経験から

2017年06月03日

ジャットッセンターの帰国生入試対策 小論文 志望動機書 面接

帰国生入試対策での小論文と面接の合否の上での比重がとても高くなったと感じます。大学側も、生徒が文章や面接での対話の中で海外で学んだものを評定したいからだと思います。

ただ、小論文や面接などは、どのような出題になるか全く想像できないものですので、英語や数学や理科の受験準備とは当然入試対策も異なり、生徒にもしっかりとどのようなことを準備していかなければならないのかしっかりと説明することが大切だと私は考えています。

数週間前に、ある生徒と模擬面接をしました。

どうして、A大学の国際関係学部をあなたは志望したのでしょうか。

はい、私は3年間のオーストラリアでの留学経験から身に着けた国際感覚を生かして、大学に入学してもその経験を生かして専門的な分野でいろいろと学びたいと思い志望しました。

大学に入学してからやってみたいことはありますか。

はい、休みの期間を利用して大学で知り合った友達とボランティア活動をしたいと考えています。

小論文や面接はどんな質問が出されるかわからないので、塾に行けば何とかなる。というようなものではないので、その人の本当の意味での能力がはっきりと出てしまうもののような気がします。

例えば、志望動機ですが、彼の話した内容であれば、特にA大学を志望しなくても、他の国際関係の学部に入学しても、彼の希望は達成しますよね?

オーストラリアでオーストラリア人から告白された彼女が、その相手に、どうして私が好きなの?と聞いて、彼が、僕は日本人の女性が好きだから。と言うのと発想は同じで、聞いている大学側はがっかりします。

同様に、大学に入学してからボランティア活動をしたい。という意見もとても素晴らしいことだとは思いますが、ボランティアは、あくまでも自らの意思で社会活動に参加したり、奉仕活動をすることであり、論点をわかりやすくすれば、その彼は、自分はスポーツをしたい。と言って、どのスポーツかに関しては特にこだわらない。と、相手に伝えているのと同じになります。

以前、ある生徒が学校の友人とある農家での作業を手伝ってもらいたい。ということで、5名で週末にボランティア活動をした話をしてくれました。

年齢の高い方の農場だったために、力仕事がメインでしたが、他のオーストラリア人は、説明を聞いた後にすぐにそれぞれが作業に入りましたが、その生徒は、自分が何をしたらいいのかわからなかったので、農家の方に何をすればいいですか?と聞いたそうです。そうしたら、なんでもいいよ。と言われたようです。

これは、英語力の問題ではなく、ボランティアに対する、日本人とオーストラリア人の根本的な違いで、日本人はボランティアであっても、指示を受けないと動けない。一方、オーストラリア人の場合は、自分が何をしたらいいのかを自分で考えて、そして自分で行動することが自然と身についていることにかなり衝撃を受けたと話してくれました。

ですので、ボランティアをしたい。という具体性のない表現であると、聞く側はどうしても、その生徒のボランティアをしたい。という意思に疑問を持ってしまうような気が私はしてしまいます。

もし、ボランティアをしたい。と考えているなら、実際にどのようなことをしたいのか、それはどうしてか。それが本人にとってどんな意味があるのか。などを具体的に挙げたらいいのではないかとアドバイスをしました。

面接や志望動機なので、偏差値合わせてのみ大学を選んでいると、それはこのような面接や小論文、志望動機書などで簡単に見破られてしまいます。それよりも、しっかりと大学のその学部の履修する教科や特長のある活動などを見た上で、その点と自分の今までの経験とを絡めて志望動機を伝えれば相手にいい印象を与えることができると思います。

普段生徒と話す時も、また、小論文や面接の練習をするときも、その点を常に頭に入れて指導するようにしています。

例えば、ある生徒が学校での運動会の話をしてくれたら、私の方から、どんな種目に出た?ハウスは何位だった?応援はどうだった?と聞いていく中で、オーストラリアの運動会であれば、出場種目は生徒の意思に任せて行われるので、応援のみの生徒もいれば、ほとんどの種目にエントリーをする生徒もいます。そうすると、私は生徒に、それはどうしてだと思う?と尋ねます。

生徒は、オーストラリアは自由だからと言ったとしましょう。そうしたら、私は、自由という意味だけで、そうなったわけではなく、出場したくない。という意思も生徒の権利として考えているのがオーストラリアの文化なんだよ。とか、長距離走に出たいのに、日本だったら走るのが遅いから勝つためには出させてくれないよね。でも、オーストラリアでは学校での運動会レベルでの、勝つためにはできない生徒を排除するという考え方はないんだよね。自分が出たかったら出る。出たくなかったら出ない。勝ち負け以外にも、もしかしたら遅い生徒でも、親の前で頑張ることができた。去年よりも順位が上がった。のような自分の決めた目標に向かって頑張ることができる機会として捉えているんだと思うよ。のように説明します。

文化の違いを表面上だけで考えるのではなく、どうして日本と違うシステムで行事が行われているのかを理解することで本当の意味での日本とオーストラリアの文化の違いを理解できると思いますし、その経験が面接や小論文などで役に立っていくと思います。

それ以外にも、生徒がなかなか触れない、または触れることをしない、オーストラリアの政治の問題や人権の問題、経済の仕組み。他にもいろいろとあると思いますが、そのようなことを、機会がある時に詳しく説明していきながら、生徒の教養も高めていくことが小論文対策には必要だと考えています。

最近、ある生徒と話していて、Iron Ores(鉄鉱石)って実際に何ですか?

と、聞かれました。学校の授業でやったようです。

鉄鉱石とは、鉱石(つまり石)で、その石は成分の中にFe(鉄)細かく言うと酸化鉄で、その中でも鉄の含有率が50%以上ある上質の鉄鉱石と、少ししかないレベルの鉄鉱石などに分かれていて、それを製鋼過程で鉄にして使うことを詳しく説明すると、オーストラリアの鉄鉱石が日本に一番輸入されている鉄鉱石であることや、鉄鉱石の説明やオーストラリアのどのあたりで鉄鉱石が取れるのか、などを理解しておけば、きっと生徒にとっても何かあった時に役に立つと思います。

また、面接対策の一番大切なので、私はオーストラリアの学校の授業でのプレゼンテーションだと考えています。これは小論文の対策にもなります。

つまり、自分が選んだテーマについて、詳しく調べて、先生に添削をしてもらいながら、完成したら同級生の前で発表する。そして、発表した後で、先生や生徒から質問を受けなければなりません。当然どんな質問がくるかがわかりませんので、いろんな情報をインプットしなければなりません。

そうすると、それが面接の練習になると思います。面接にとって大切なのは、短い言葉で相手の質問にわかりやすく答えることだと思います。そのために、必要な一つが深い知識だと私は思います。詳しく知っていないと相手が納得する説明はできません。そのためにも普段からのいろいろな教科でのアサイメントはとても大切だと思います。

今回は普段とは違う角度で小論文や面接の対策を書きましたが、小論文であっても、面接であっても受験対策をするうえで大切なことの一つは、オーストラリアでの日常生活や学校の勉強の中で疑問があれば、常にそのことについて納得するまで調べることや聞くことだと思います。

そのためにも、常に生徒に対してもわからないことがあれば、それが英語や数学の質問だけでなく、他の一般の質問も含めて、しっかりと説明できるようにしなければなりません。それ以上に、生徒が私に質問をしてくれたらしっかりと説明してくれると思われるようにしておかなければならないことでもあります。

もちろん、それ以外にも文章の組み立てや、字数制限に関してのテクニックなども必要ですが、海外での生活でいろんなことを深く吸収することで、将来の帰国生入試や受験、就職にも大きな武器になってくれると思います。

jatcentre at 16:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア高校留学関連 | 100校の学校に生徒を送った経験から

2017年05月29日

帰国生入試対策 オーストラリアの学校の成績の付け方を理解する

帰国生入試の書類審査の比重が高くなったと感じます。実際に受験して、書類審査で落とされた生徒もいます。日本人留学生の場合、学校の成績を軽視し、SATやTOEFLさえできればどうにかなると考えている人が多いですが、オーストラリアの学校での成績が帰国生入試ではとても大切で、合否の基準でほとんどの大学が得点化してポイントとしています。

今日は、オーストラリアの学校での成績が実際にどのような基準でつけられているかをできるだけわかりやすく説明できればと思います。

まず、オーストラリアの高校に留学した生徒はATARやOPなどの卒業統一試験の成績ではなく、学校の成績を日本の大学に提出すること。

例えば、NSW州であれば、成績の提出はATARのスコアではなく、HSCのスコアを提出することになります。これは、同じように感じるかもしれませんが、ATARのスコアは教科間の難易度をスケーリングしたもので、HSCのスコアは学校でのその教科ごとの学力到達度を成績にしたもので、大きく違います。

クイーンズランド州でも同様で、OPのスコアではなく、学校での成績を提出します。ですので、その場合も教科選択はしっかりと考える必要があります。

日本の場合は、単に学校内での成績の優劣で5段階(または10段階)で成績を付けますが、オーストラリアの場合は、その教科の学力到達度で成績が付けられますので、どの学校で学んでも表面上は平等に成績が付けられるということです。また、オーストラリアの場合は、中学や高校に入学試験がありませんので、それほど成績に関してどの学校を選んでも有利不利がないのも現状です。正直OPやATARが絡まない帰国生入試の場合は進学校で勉強するメリットは薄れるとも思います。

その上、オーストラリアの場合は、テストの結果だけで大学入試を行うわけではなく、大学入試の得点であっても、学校の成績が重視されます。クイーンズランド州に限っては現在は、英語と数学の学力調査のQCSテストがありますが、それも基本は学校や教科ごとの難易度調整に主に使われますので、学校の成績のみで大学の合否が決まるようなもので、ですので、どの学校で勉強しても有利不利は正直ありません。

成績を付ける上での評定は各州で統一された指導書を基準に成績が付けられます。

成績を付ける上で、公平に評定成績を付けるために、生徒や親はその評定基準書を見ることができます。

historyassessment


これは、歴史の評定の基準を書いたものですが、これによって、一つのアセスメント(課題)の成績が付けられます。各教科ごとに、例えば、2度あるアセスメント(プレゼンテーションも含む)の採点が成績の40%、期末試験での得点が成績の35%、ミニテストや提出物などで、35%などと得点の比重を示し、その合計の点数で、5段階評価されます。

ですので、例えばですが、ある学校の歴史の成績は、Aが0名、Bが50名、Cが10名、Dが2名、Eが0名であり、別の学校では、Aが10名、Bが10名、Cが30名、Dが3名、Eが1名などと成績にばらつきが出てしまうこともあります。

これをATARやOPのスコアに変える場合は、日本人が想像するようななだらかできれいに評定が付けられますが、毎学期ごとに送られる学校の評定はかなり偏った成績になる場合もあります。

同じ教科での選択した教科での格差に関して

クイーンズランド州の教科選択を例にとりますと、数学ではyear11からは、数学は職業数学、数学A、数学B、数学Cに分けられ、職業数学は中学1年レベル、数学Cは高校3年レベルと分かれます。実際にある生徒が職業数学を選べば成績がAになり、数学Cを選べば成績がCになるかもしれません。しかし、これは各大学ごとの判断にはなりますが、この点はとてもデリケートな選択で、必ずしも職業数学を選ぶ方が有利になるとは言えない場合もあります。

英語に関しては、クイーンズランド州の場合は、NSW州などとは違い、学校によって、ESL(留学生を対象とした英語)と一般の英語(オーストラリア人と一緒に学ぶ英語)に分けられる学校と、year11,12では一般の英語しかなくて、留学生も一般の英語の授業を受けなければならない学校もあります。

実際に、クイーンズランド州では、ESLの教科がある学校は公立でも統計を見ると半分もありません。私立も同様です。これが、有利か不利かはとても難しい問題でもあります。

normalenglishgrade


eslgrade


上が一般のオーストラリア人が学ぶ英語の授業の成績の割合で、下がESLを選択した生徒の成績の割合になります。VHAが5にあたり、VLが1になります。

比率から見れば、どう考えても一般英語の方が平均で高い評定になっていますが、英語が十分でない留学生にとっては、必ずしも数値を鵜呑みするわけにもいかず、これはOPのスコアですので、実際の学校内の評定では、ESLも10%以上はAを取っている生徒はいると思われます。

今まで生徒の成績を見ると、やはりESLの方がいい成績が取れるのも事実ですが、相当英語力が高い生徒であれば、一般の英語を選択した方がいい場合が多いです。

現実に直面する問題

オーストラリアの場合は、普通に授業を受けて、提出物をしっかりと出し、課題も問題なく提出すれば、A,B,Cのどれかの成績はもらえます。つまり、Dを取る生徒は、日本の成績で2を取る生徒の割合と比べて極端に少ないと考えてください。

ですので成績がAになるか、Bになるか、Cになるかは本当に大きな問題で、私も生徒とアセスメントをやる場合は、その点に注意して添削をしています。

例えば、週末にある生徒が、歴史の課題で、彼はマーティンルーサーキングについてのアサイメントを選択しました。で、彼の文章を崩さないで私の方で添削をして、課題のポイントに合わせて少しだけ書き直しました。(すでに先生に何度も文章を見せていますので大きく変えるわけにはいきません)

martinb


martina


上が生徒が書いたもので、下が私が添削したものです。実際は、この写真の文章の4倍の量が課題です。彼も、まだ去年の4月に留学を始めて十分ではないのですが、とても頑張ったと思います。どちらかというと、大学志向というよりも、DJなどに興味があり、留学生としては個性的ですが、やはり日本人のほとんどいない環境で頑張っていることもあり、積極的に質問をしてくれます。

オーストラリアの成績の場合は、テストよりもアサイメントの方が本当に大切に考えられており、それは、自分で問題提起をして、何度も先生と内容を話し合いながらしっかりとした文章にして、最後にみんなの前で発表をしなければなりません。

話がそれるかもしれませんが、このような授業は帰国生入試であれば、小論文の実力も付きますし、面接のときの表現力にも役立ちます。

ポイントを取る。というと、何かセコイ感じがしますが、これから将来いろんな場面でこのようなプレゼンテーションの基本をしっかりと学んでおけば、本当に素晴らしい授業だと思います。これが、英語だけでなく、歴史などの社会科の科目でも行われます。

成績が平等でないのは日本と同じ

多くの生徒の成績を見ると、正直不公平感は私は感じます。明らかに英語力が高い生徒が英語がCでそれほどでもない生徒の英語の成績がBだったりする場合などです。

また、成績の付け方に関しては、学校によって違うというよりも、先生によって違う場合が多く、それがATARであれば、最終的にスケーリングされるので問題ありませんが、帰国生入試を考えている生徒にとっては、全く関係なく、学期ごとに出される評定がすべてですので、教科選択は本当に大事だと思います。

ただ、このようなブログを読んでオーストラリアの高校に留学して頑張っている生徒は、すべてがついにオーストラリア人の友達できました。のような呑気に留学しているわけではなく、しっかりと限られた時間で勉強も含めていろいろと勉強していることがわかっていただければとてもうれしく思います。

今年、あるオーストラリアの大学に進学希望の生徒は、週末は月に1回だけ友達とショッピングセンターでストレスを解消するそうですが、それ以外は日本の受験生と同じように勉強に集中して頑張っています。

留学前にこのようなことをしっかりと理解して留学していただければ、きっと大きな留学も想像以上に大きなものを得て卒業できると思います。

jatcentre at 15:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア高校留学関連 | 100校の学校に生徒を送った経験から

2017年05月25日

高校留学は英語を伸ばすだけではない と、考えている人が多くなってきた

今週は、日本の高校の多くが1学期の中間テストの時期に当たります。ですので、高校生はテストが終わると帰宅できるので、普段家庭教師をしている生徒も特別に夕食前の時間に追加レッスンを行うひともいます。

で、今年の3月から家庭教師を始めた生徒と週末話していた時に、

水曜日は木曜日のテスト教科が英語と物理だけで数学がないので、別の日にしてもらえますか?

月曜日でも大丈夫?でも、もしよかったら英語も物理も見るよ。テスト前だけなら。

先生、英語もできるんですか?

で、昨日英語を教えて大絶賛されました。家庭教師の場合は、私自身数学しか教えてなくて、かつ私の個人的な仕事を伝えてなかったので、その生徒もびっくりしたようです。

これは、自慢をするための話ではなく、今の高校留学をしている生徒も、エージェントやサポートする人が英語ができるのが役に立つのは最初の1年以内だけで、生徒もそのレベルに達したら言い方は悪いですが、それほどサポートが必要なくなるのが現状です。

私自身がこの仕事を充実してやっていくためには、時代を先読みしなければならないということです。それは、数学や他の教科を細かく英語でも日本語でも教えることができることだけでなく、私個人では中国語を話せることや、オーストラリアの歴史的な背景などを知っていることなど、損得勘定なしに動く高校生から信頼を得るのは言い方は悪いですが、誠実に対応しただけではどうしようもないということです。

最近、生徒からの進路相談の中でも多くなったのが、英語だけで勝負するなんて将来のことを考えたらとてもできない。という相談です。いろんな国の人が英語圏のオーストラリアに高校留学して、他の国の人はほとんどと言っていいほど、具体的な仕事に対しての夢があるということです。英語圏に留学しているけど、医者になりたい。大きな企業で活躍したい。弁護士になりたい。のような夢を持って留学している生徒と話すと日本人特有の留学意識の低さを変えなければならないということです。

TOEFLなどで点数が上がれば上がるほど、英語ができるだけに見られるのが恥ずかしく感じてしまう。のような高校留学生あるあるのようなものが存在し、しっかりと他の教科も勉強したくなるようです。

そうすると、例えば私に対してはなぜ中国語を話せるようになったか?どうして、英語よりも数学ができるのにこのような仕事をしているのか?また入試に関しては、入試までどのような対策をしていくのがいいのか?やはり第二外国語を意識した方がいいのか?日本の理系の大学に進学したいが、本当にオーストラリアで学んだ数学や理科で対応できるのか?国立大学などは、調査書も得点化して重視しているが、そのためにはどのような対策を考えるのがいいのか?

現在高校留学をしている生徒は、海外での滞在の中で本当に一般の人たちでは考えられないほどいろいろな経験をして、いろんな友達と出会って、刺激を受けています。

長い期間英語での授業を受けて、英語のみの生活をしていくのですから、英語力を心配する必要はなくなるのですが、そうすると、次の悩みが出てくるわけです。

それに対して生徒たちに対してアドバイスをするためにも、まず私たちがしなければならないのは学力や経験で生徒から信頼できるだけのものがあることを見せなければならないということです。

今の生徒たちは、私と同じ高校生の子供を持っている大人たちの世代とはいろんな意味で大きく変わってきていて、その変化をしっかりと読み取らないとこの高校留学で学んだことが十分に生かせないということです。

高校留学は英語留学ではなく、数学や理科や社会やコンピューターなどを日本の視点ではなく、海外の視点で学ぶことによって、世界で活躍できる大きな素地を作っていけるものだと思います。

すごく具体的に、自分の将来に対してこの海外での生活を通して成長しているのを感じると、その生徒の留学する前のあどけなさを知っているだけに本当にうれしくなります。きっと私の知らない辛いことも経験して成長したんだな。と思うと、私も生徒たちに負けずに多くの経験をまだしていき成長したいと思いました。

jatcentre at 09:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア高校留学関連 | 100校の学校に生徒を送った経験から

2017年05月18日

どうして高校留学を考える時に学習内容の話に関心がないのか?指数関数と対数関数を例として

オーストラリアで生活をしているといろんな場面で日本とオーストラリアの違いを見つけることができると思います。最初はその違いに思いっきり驚いたり、誰かに伝えたくてたまらなくなったりすると思いますが、一定の期間が過ぎてしまうと、その驚きもそれほど大きなものとはならず自然に受け入れてしまう人が多いと思います。

私自身が高校留学のサポートをしてきて感じたのは、生徒や親が高校留学に対して勉強面まで踏み込んで考えれば、得るものがとても大きなものになっていく。と思います。

おととい、ある生徒から連絡があり、その生徒の英語の課題に関して相談がありました。

英語の課題で、How to help young people deal with mental illness.(若者の精神的な病に対してどのように社会は助けて行けばいいのか?)が出されました。

20170518


オーストラリアの課題の提出は、このようなものをアサイメントと言いますが、このアサイメントが終了するまでの過程は下記のようになります。(オーストラリアは現在はほとんどの学校がコンピューターでの授業になっていることを理解してください。)

まず、先生がアサイメントを出します。そして、その時にいくつかの資料を生徒に送り、生徒が何に関して書くかを決めます。(その時に生徒は先生に相談することはできます。)

書く内容が決まりましたら、生徒は構成を考えます。基本的には、問題提起、統計、資料として利用したものの説明、要約、それらをまとめた上での自分の意見、最後に私たちはどのようにアサイメントの問題に対してアクションを起こすべきか。

それができたら、生徒は先生にドラフト(草案)を提出します。

それを先生が確認して、書く上でのアドバイスをします。

アドバイスを踏まえて、生徒は指定された単語数(だいたい600words)で書き完成したら先生に添削してもらいます。

締め切りまでに完成をして、その資料を含めて授業時間にみんなの前で発表します。(プレゼンテーションのような感じです。)

今回のアサイメントの例で言えば、現在オーストラリアだけでなく、世界の国々で若者がいろんな精神的な病を持って生活をしている。いじめの問題や家庭内の不和、ドラッグなどの蔓延、SNSなどでの犯罪。そのようなものに対して同世代の若者はどのようなアクションを起こしていけばいいのか。

オーストラリアの授業の基本は、自分で問題提起をして、多くの資料を調べその問題を核心をとらえ、それに関して自分で文章を書き、最後にみんなの前でプレゼンテーションを行う。このプレゼンテーションも単に話すだけでなく、いかに聞いている人がその話題に関して関心を持ってくれるように話してくれるか。

それがすべて採点基準になり、その採点は、テストよりも成績を付ける上で大きな意味を持ちます。

その生徒は、ホームレスに関して書くことに決めました。

調べていく中でいろいろな現実を理解してきたと思います。ホームレスの割合は、子供の比率がとても高いこと、また、生活環境もとても悪く、シェルターのような避難所はあるもののなかなかそれを利用することに対して抵抗があること。お金を稼ぐために、麻薬や女子であれば売春で生計を立てるしか方法がないこと。

また、新聞の記事によると、ホームレスになった方が、当事者は家庭にいたりするよりも環境が恵まれていると感じていることに関しての記事を取り上げました。ゴミだらけの部屋や家庭での暴力など残っていればいるで大きな問題に直面しなければならないことなのです。

これから、私たちが考えなければならないことは、この現実を当事者だけでなく、多くの人が認識して、どのような対策を立てればいいのかを考えること。施設の充実やカウンセラーの充実を目指すことなどをあげて提出しました。

本当に文章を読んでいて素晴らしい内容だと感じました。しかし、残念ながら、このような授業は日本ではほとんど行われていないように感じます。おそらく点数化するのが難しいからだと感じます。でも私はこのような授業こそが子供たちにとって必要な授業だと強く感じます。

留学生の視点で見ましたら、このような課題が与えられば、英語の文章をいくつも読まなければならないし、自分で英語で文章をまとめなければならないし、それをみんなの前で言うのですから、英語の会話力も本当につくと思います。

ただ必要なのは、本当に真剣に取り組むか、適当に流してしまうかです。適当に流してもどうにかなるかもしれませんが、それでは留学をしている一番大切なことから逃げてしまうことになります。文章を添削できる人がいなかったり、生徒の意見をしっかりと聞いてくれる人がいなかったりしたら、適当に留学生だから先生も無理なのはわかるだろう。何とかなる。と、考えて何もしないで適当に提出してしまう人が多くいると思います。そうならないために、自分自身は生徒のサポートに取り組みたいと思っています。

次に数学の話です。

オーストラリアの場合、基本的に中学校以上の生徒は数学は電卓を使うことを許されています。というより、電卓を使わないと授業が受けられないような内容でもあります。

日本人にとっては、なかなか理解しにくいことかもしれませんが、世界の国では電卓を使って授業をする国の方が圧倒的に多く、日本の方が特殊であるということです。日本では大学の理系などに入れば、初めて関数電卓を使うことになりますが、オーストラリアでは関数電卓が一般の電卓ということになりますので、日本の普通に販売している電卓は使えません。

ですので、中学までの授業であれば日本の生徒でも授業を受ける上で大きな問題はありませんが、高校になりますと、三角比や対数、微分、積分、複素数などの授業では全く異なった方向性での授業になります。

つまり、日本では三角比の数学気任蓮▽/2までは、30°45°60°のみで、高校2年の数学兇任癲加法定理などで、sin75°のような計算をしますが、オーストラリアでは、高校に入ってすぐに、sin38°のような計算になります。または、1/5はcos何度か?のような問題になります。

今日は対数関数と指数関数の日本とオーストラリアの授業の比較をしたいと考えています。

まずは日本の指数関数の問題です。

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そして、解説です。

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つまり、この高校2年の数学では、指数法則を使って問題を解く中で電卓を使わないことが前提の問題が出され、答えもまれに平方根なども使う場合もありますが、基本的には計算の過程は複雑であったとしても最終的にはきれいに収まる問題になります。

しかし、オーストラリアでは、まず問題ですが、

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解説が

shisuuans


この解説を見ればわかると思いますが、LN(natural logarithm)自然対数を使っています。

オーストラリアの場合、実際に高校1年の授業で自然対数や常用対数は学びます。ただ、学ぶと言っても、あくまでも関数電卓での授業ですので簡単な電卓計算というわけです。しかし、日本から留学した生徒は、結局ここで数学が躓いてしまいます。今まで余裕でAを取れていても、year10の三角比や指数関数、対数関数の説明をされるとそれを今までの日本で学んだ数学の知識ではカバーできなくなるので、その点が大きな問題になってしまいます。

次は対数関数です。日本の問題から

taisuumondai


で、解説になります。

taisuukotae


日本の例えば対数関数の中の対数の不等式を解く場合は、logの底が分数になったり、乗根が分数になったり、マイナスになったりして、複雑になります。ただこの場合でも、問題になっているのは、底が1より大きいかどうかが問題の解くカギになっていますが、これはオーストラリアでは計算機で行うので意味はなくなってしまいます。

オーストラリアの場合は、こちらになります。

shisuen


で解説がこちらです。

taisuuans


日本の数学兇嚢圓辰討い詭簑蠅搬腓な違いはありません。積の対数を対数の和に変えるのは、日本の数学の公式でも習いますし、大きく日本の場合と解き方が変わるわけではありません。

ただ、この問題を解くためには、しっかりとした数学の知識が必要であるだけで済むのではなく、それ以上に英語での数式理解ができないと解くことさえできなくなります。

そうなってしまうと、日本の数学靴亮業で行う、微積や複素数がオーストラリアでも普通に出されますので、全く対応することができなくなってしまいます。

私が数学の成績を高く取ることが、今後帰国生入試やオーストラリアや他の国の大学入試を受ける上で大切だと伝えているものの中の一つがこのようなことが理由になっています。

高校留学では、今回は数学と英語に関しての説明をしましたが、他の教科も含めて本当にいろいろと授業内容を理解して頑張ってくれればとても大きな財産になると思います。それは、単にいい大学に入学できるためだけでなく、将来就職した時にいろいろな意味でオーストラリアの留学生活で習ったことが生きてくるからです。

これは私だけの意見ではなく、今までジャットセンターを通して留学してくれた生徒の何名かの生徒の感想でもあることをわかってほしいと思います。

jatcentre at 10:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア高校留学関連 | 100校の学校に生徒を送った経験から

2017年05月15日

週末のカウンセリングにて 卒業した生徒たちと

この13日(土)14日(日)でのカウンセリングでは、たまたまでしたが、去年12月にオーストラリアの高校を無事卒業した方や3月に1年間の短期留学を終えた方とお話をすることになりました。

変な言い方ですが、卒業した方の場合は思い出話をすることが自然と増えます。生徒がおそらく親に伝えていない私の持っている生徒のネタ話をしたり、留学中は私に伝えてくれなかった話をしていただいたり、大学生活のことなどいろんな話で盛り上がります。

今回の中である家庭の話で私が一つドキッとしたことがありました。

私のことを、子供は問題ないのですが、親が信じられなくなったことがあったようです。

私がエージェントをしていない生徒ですが、その方に対して根も葉もない私の悪い噂を流していたようです。詳しくは教えてくれなかったのですが、ここでは書けませんが、相当ひどいことを言ってやめた方がいいとアドバイスをしたようです。確かに言われると、あの時期かな感じる時期があって、その通りでした。

本当にいくら友好的な関係を築いてきたとしても、本当にそのようなうわさで関係が悪くなることはなかったわけではありません。しかし、自分が自信をもって対応していても、相手がどのように受け取るかは私にはわかりません。それであっても自分のスタイルは崩してはいけないとも感じました。

もう一人の生徒は、3月に1年留学を終えて日本の学校に戻って来たのですが、3月31日が通っていた学校の1学期の終業式でしたが、前日の30日から大雨になり、サイクロンで学校が30日31日と休校になり、最終日に多くの友達とお別れをする予定がすべてできなくなり、辛い思いを残して帰国しました。

現在高校3年生なので、大学に入学する前にまたオーストラリアに戻ってお世話になった先生や友達と会うことになったようです。

その2人とも

東京オリンピックに行くので泊めてよ?

のようなオファーはいくつかすでに受けているようです。

私も現在留学している生徒の何名かからは同じような質問を聞きます。2020年の東京オリンピックはスポーツ大国のオーストラリアではすごく話題になっていると感じました。

大阪なんだよね。私が住んでいるのは(笑)

のような生徒もいます。オーストラリアの国土の広さを考えると、東京と大阪は遠いという結論にはならないと思います。

卒業した生徒に会うのは私にとっても毎年楽しみです。話すよりも、まず女性はやせますね。これは鉄板です。

最近多いのは、全員ではないのですが、英語を話せるようになると、もう一つ言語を話したい。と、感じるのでその話になります。大学でドイツ語を選択したようですが、本当はフランス語を取りたかったとか、一番妥当なのは中国語だとか、大学在学時の留学のことと絡めてみんないろんなことを考えているようです。

本当にいつも思いますが、高校留学は通過点です。しかし、とても大切な通過点だと思います。

多くの人が言いますが、

留学してなかったら自分はどうなっていたか、想像できない。

それくらいインパクトのある選択だということだと思います。それは英語を十分に話せない状況で大学生活を過ごすのがどれだけ不利であるかを理解しているからだと思います。

次に2人とそれぞれ会えるのがいつになるのかを私も楽しみにしています。

jatcentre at 15:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア高校留学関連 | 100校の学校に生徒を送った経験から

2017年05月10日

高校留学小説 刹那

ゴールデンウイークはかなり時間が取れることもあって、今年は一度高校留学の小説を書いてみようか。

と、思って書き始めました。

まず完成した小説 刹那 は こちら

話を戻します。

どんなものを書こうかということの気持ちはすでに固まっていたのですが、いざ書き始めると。。。

本当に難しい。

思った通りにはなかなかならない。

この高校留学小説を書こうと思ったきっかけは、少しでもオーストラリアの学校の情報やオーストラリアの日常生活を伝えたかった。

ということです。例えば、オーストラリアの学校はクラスがないことは知っている人も多いと思います。しかし、日本で音楽の授業で音楽室に行くときは、授業が始まる前に教室に入って、場所が決まっている場合はその場所に、そうでない場合は自由に。などが普通だと思います。しかし、オーストラリアの学校の場合は、多くの学校が、授業が始まる前に教室の前に列を作って先生を待っていて、先生に挨拶をしてから入るのが一般的で、その時に服装チェックなども行います。

他にも、学校の授業にしても、学年や学力レベルなどで若干は違いますが、日本のような授業とはかけ離れた授業を行う場合もあり、また、宿題に関しても期間をかけて完成させるようなものになっています。

今回は、設定が短期留学でしたので入れていませんが、ピアスとか髪の毛を染めるための基準に関してもいろいろと興味を持っている人が多いのも事実で、興味のない人には全く問題のないことですが、数日前に、高校留学を考えている中学生からそのような質問が届きました。いちおう、数名の生徒に聞いたうえでわかりやすく返答しました。

全部読み切るには15分くらいはかかってしまいますので、読む余裕のある人でかまいませんので高校留学を考える上で参考にしてもらえればと思います。

また、この小説を書くにあたり、現在オーストラリアの寮生活をしている生徒をはじめ留学している生徒からいろいろと面白エピソードはないか?などと聞いて回って通話などを交えていろいろと協力してもらった生徒には本当に感謝しています。ありがとうございました。

また、私自身もこの機会にオーストラリアの学校生活のことや、休日の過ごし方での楽しかったことなど、今まで聞いたことのない話も聞くことができて、本当に勉強になりました。

ホームページで掲載しようと思いましたが、フォントなどが合わず、一般の小説投稿サイトが便利だったためにそのサイトからの投稿になりました。

よろしかったら読んでみてください。 高校留学刹那

jatcentre at 14:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア高校留学関連 | 高校留学生 スクールライフstory

2017年05月05日

生徒の休日の過ごし方

オーストラリアの高校に留学している生徒は週末をどのように過ごしているのでしょうか。

LINEでのやり取りや、SNSなどをチェックしたりしていての大まかな結果にはなりますが、ある程度の傾向があります。

基本的には、日本での生活と同じです。当然毎週同じ週末を過ごしているわけではありませんので、ホームステイや寮でまったり過ごしたり、友達とショッピングセンターに出かけたり、宿題に追われて勉強したり、地域のスポーツクラブでスポーツをしたり、アルバイトをしたりといった感じです。

その中でも多いな。と感じるのは、

週末、友達の家に泊まりに行く。の比率が高く感じます。

高校生留学生のオーストラリアでの生活は多くの人が感じているよりも健全で社会人の留学のようなすべてが自由というわけではなく、日没以降外出する生徒もほとんどいませんし、友達同士で買い物などに行ったとしても、当然夕食前には帰ってくるのが原則です。

ですので、友達の家に泊まることが増えるような気がします。

今週末も、仲のいい学校の友達10人くらいで大きな家に住んでいる友達の家でバーベキューパーティーに行く。

とか、

友人の誕生日会に招待されて泊まらせてもらう。

のような生徒もいます。

留学生が友達の家に泊まる場合も、必ず学校に申請してホストファミリーと日本の親のサインが必要になりますし、泊まり先の連絡先等もしっかりと記入する必要があります。

また、宿題で週末をすべて使ってしまう週が何回かある。という生徒もいます。

オーストラリアの宿題の場合は、問題を解くようなものではなく、プレゼンテーション資料を作って、それをその都度先生にチェックしてもらったりして、課題を最終的に提出するのに1か月以上かかる場合もあります。

昨日生徒から、社会科のアサイメントで、アメリカの南北戦争前の人種差別的な法律であるジムクロウ制度をを調べて、オーストラリアでもアボリジニや有色人種に対して同様な差別を行った歴史に対しての個人の感想、またオーストラリアで1960年代に起こったフリーダムライドの流れを説明する。

日本のように事件を暗記して、だいたいの内容を知ればいいという宿題ではないので、本当に大変です。ただ深く調べていく中で、日本のようなテストのための勉強とは違った、事件に関わった人たちの心をしっかりと学ぶことができるので、本当にいい課題だと思います。

私も手伝っていて、多くのことを学ぶことができました。

また、高校留学をしている生徒は、あまりお金を無駄遣いしない生徒が多いのも特徴です。服を買いあさったり、外食でバンバンお金を使う生徒もあまり聞いたことがありません。親元を離れて生活することで、いろんな親の苦労が現在日本の高校に通っている生徒に比べてわかってしまうからかもしれません。

やはり学年が高くなって、大学入試を控えると勉強する時間は必然的に増えていくような気がします。4月にオーストラリアに滞在した時に、ある生徒のホストマザーと話をした時に、そのホストマザーから

本当に週末勉強ばかりしているので、気分転換にショッピングセンターなどに連れて行ってもらいたい。

と、お願いされました。

親元を離れて、自由に行動することも可能で、かつお金も自分ですべて管理をしなければならない環境であるので、自由にお金を浪費するのではないかと思いますが、そのような環境の方がかえってお金をしっかりと節約して使うようになり、自分の行動に責任を持つことができるのではないかと生徒と接していて強く感じます。

jatcentre at 10:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア高校留学関連 | 100校の学校に生徒を送った経験から

2017年04月27日

帰国生入試 オーストラリアでの学校の成績の重要性

現在高校留学している生徒の英語力とオーストラリアでの学校の成績はある程度比例している。

これは事実だと思います。

しかし、それは英語力がある生徒がオーストラリアの学校の成績がいいのではなく、オーストラリアの学校での成績がいい生徒や課外活動に積極的に参加している生徒の英語力の伸びが高いということです。

確かに10年以上前なら、英語力がある程度あれば、帰国生入試で難関大学に入学することは可能だったと思います。しかし、現在では、一般に偏差値が高いと言われている私立大学や国立大学に合格している生徒は、学校での成績が高い生徒のみで、英語力が高いが、学校の成績が良くない生徒は、書類審査が多い国立大学や私立のトップレベルの大学への合格はとても少ないのが現状です。

アメリカやイギリスでも同様だと思いますが、オーストラリアではテストの点数だけで成績が付けられるわけではありません。エッセイやプレゼンテーション、課題論文などの成績の方が学期末のテストよりも成績を付ける上で優先されるわけです。

また、帰国生入試の小論文のテストは小論文と言っていても、基本的には課題論文のことであり、論理的な思考や問題をしっかりと把握して的確にそれに対して論述できること、そして、自分の言葉で上手に表現できるかを問われるもので、日本で小論文対策講座にでも数回参加すれば何とかなるような甘いものでもないわけです。

国立大学や一部の難関私立大学は、しっかりと学校での成績を得点化するだけでなく、自己推薦書や学校からの推薦書なども得点化して、そのうえで、当日のテストでの合計点で合否が決まるわけで、オーストラリアの学校の成績が取れない生徒が願書を提出するのは自由であっても、最初から合格に関しては全く可能性のないことが前提で受験しているようなものです。

当然大学側も、英語力が高い生徒がほしいわけではなく、オーストラリアの先生からオーストラリアの生徒の中に混じって勉強していても高い評価をつけてもらえるような日本人を望んでいるのだと私は思います。

また、オーストラリアやアメリカ、イギリスなどの成績は、日本の学校のように、学校の中での相対評価のような成績ではなく、理解到達度によって成績を付けていくので、通っている学校が低いレベルだから高い成績を付けてもらえた。のようなことはなく、すべての成績が平等に評価できるために、学校の成績は重要な試験での資料になるわけです。

つまり、IBの成績のつけかたと考え方が同じで、見た目だけがきれいであっても内容が伴っていないと高い評価はつけてもらえないということです。

留学が始まったころは当然英語力に関してしっかりと日本で学ばない微妙な表現の違いや基本的な英文法などを学ぶことは大事だと思います。しかし、year11に入学したころからは、英語よりも問題を発見することを中心とした勉強をしていくことが大切だと思います。

オーストラリアでは、数学をどの教科よりも重要な教科と捉えていることは間違いないと思います。それは、論理的な思考と問題発見能力を高く求められるからだと思います。

勘違いしてはいけないのは、欧米で行う数学は日本で学ぶ数学と大きくはないですが、違うということです。

中学生の頃までにオーストラリアで学ぶ数学は簡単すぎると多くの日本人留学生が言います。しかし、オーストラリアの数学のレベルを馬鹿にするのは高校1年までであり、クイーンズランド州のmaths C、NSW州の Extention2、ビクトリア州の specialist mathsが簡単だという人は一部いるかもしれませんが、ほとんどの人が全く解けない問題になってきます。あれだけ、入学当初は数学は簡単と言っていた生徒もオーストラリアの数学は簡単などとは言わなくなるわけです。

塾で覚える数学と学校の授業だけで覚える数学では、最初は塾でのテスト中心の勉強をしている日本人は強いですが、高度なレベルの数学になると論理思考力などが大切になるので塾ではカバーできなくなってしまいます。これは、日本人が英語を覚えるのと同じで、中学までは塾の先生のレベルが高いと成績は伸びますが、それ以降高校レベル英検準1級以上になると、本人がしっかりと単語を理解して、文法を正確に把握しないと合格できないのと同じ感じです。

現在year11で学んでいる小学校から女子校で数学があまり得意でなかった生徒は、今数学が楽しいと言っています。よく数学の問題などを一緒に解いたりしていますが、日本での数学は変な言い方ですが、典型的な男子のための数学であって、女子の発想では難しい問題が多いような感じがします。しかし、オーストラリアの数学は、統計でも証明されているように女子生徒にとっても不利な教科ではないと思います。

これからオーストラリアの高校留学を考えている方は、本当にその点をしっかりと把握してカウンセリングを受けてもらいたいと思います。

高校卒業後さらに英語圏の大学で学びたい生徒や、日本の帰国生で高いレベルの大学に合格したい生徒の場合は、しっかりと海外での勉強と日本の勉強の大きな違いを渡航前に理解してもらいたいと思います。

今回のオーストラリアの滞在でも、現在他のエージェントで留学をしている生徒がいて、その生徒の親に頼まれて1日いろいろと話を聞きましたが、とにかくTOEFLの点数を上げろ、オーストラリアの数学は簡単すぎるから勉強しなくてもいい、帰国生入試は毎回ホリデーは日本に帰って塾に行くのがいい。のような意味不明なアドバイスを聞いて留学生活を過ごしているのはあまりにもかわいそうでした。また、オーストラリアでの授業内容などを知っている人が大人で身近にいないので、日本人的な考えを押し付けられるのがとても辛いという内容の話もしてくれました。

これからその生徒のケアをすることになりましたが、本当に英語力さえあれば、オーストラリアでもアメリカでも海外の高校での勉強は何とかなる。という発想は早い時期に消してほしいと感じました。

jatcentre at 08:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア高校留学関連 | 100校の学校に生徒を送った経験から