2017年01月18日

日本人にとって大変なオーストラリアでの高校選び

日本で生活をしていると当たり前と感じることであっても、海外では当たり前ではないことはたくさんあります。高校留学の場合は、その当たり前ではないことが多く、そしてその場合の多くは日本が特殊であって、オーストラリアのシステムが世界では一般的な場合がほとんどです。

それは、部活動であったり、公立学校の学区制であったり、修学旅行であったり、掃除であったり、給食であったりと、いくらでも挙げることができます。

また、日本人が日本で学校を決める場合は、公立の小学校や中学校に入りたい場合は、学区があり、その学区以外の公立学校に入学したい場合は、住所変更をする以外に方法はありません。不平不満を出さないために、公立の小学校や中学校では特色のある学校づくりをすることはできません。

オーストラリアでは、公立の学校であってもそれぞれ特色があります。国際性をアピールしたい学校は、授業で日本語やスペイン語やフランス語を学ぶことができますし、大学の授業を受けることができる学校もあります。ですので、生徒にとって魅力的なプログラムのある学校を公立であっても選ぶことができます。

また、日本の場合は、私立の学校や公立の高校は選択があるように一見、見えますがほとんどの場合生徒は自分のレベルに合った学力の学校に入学することになります。つまり、日本では医学部や東大、京大などに合格できる高校はほんの一部の高校しかありませんが、オーストラリアではどんな学校からでも高いレベルの大学に合格することは可能です。

オーストラリアの場合は、そのために一部の学校を除き入試がありません。もちろんいつでも学校を転校することも自由です。別に行きたい学校が見つかれば、いつでも転校は可能です。

つまり日本では、一部のスポーツの特待生やそのような基準を気にしないで学校を選ぶ親を除き、大学入試まで学力以外の基準が学校を選ぶ選択として考えることがないわけです。常に日本の場合はマニュアルがあり、そのマニュアルを基準にして学校を選べばいいわけで、きれいごとは言ってはいられない。ということになります。

ですので、オーストラリアで学校を選ぶのは今まで行ったことのない経験になります。オーストラリアで進学校を探し、その学校の学校名でYOU TUBEで検索をしたら、中国人だらけだった。のような話も聞きました。他にも現地のオーストラリア人の友人にいい学校を探してほしいと頼み紹介された学校に入学したら、留学生のケアが全くなく、ホームステイも最悪の家庭を紹介された。という相談を受けたこともあります。

高校留学は学校選択がとても大切で、それは、今までの日本での学校選びとは違った視点で学校を選ばなければならないからです。

私が今まで多くの生徒をオーストラリアの学校に送って感じた経験では、以下の3つが大切だと思います。

英語以外の授業で上位の成績を取れる学校

オーストラリアの場合は、学校での授業の成績も大学入試の判断材料になります。また、上位にいた方が、学校の先生からも声をかけられやすくなり、生徒会役員や学校のいろんな行事で活躍する機会も多くなります。それが、大学入試や英語力にプラスになることは多くの経験から強く感じます。

留学生のサポートがしっかりしている学校

留学生のサポートがしっかりしている学校かそうでない学校かは、留学生にとっては大きな違いになります。留学生担当の方が、いろんな相談に乗ってくれるか、そうでないかで精神的にも大きく違いますし、オーストラリアでは、推薦されることがとても大切で、その場合に大きな後ろ盾にもなります。

英語のサポートが充実しているところ

パンフレットには、どの学校もしっかりと留学生のサポートや英語のサポートをします。のようなことは書いてありますが、現実的には学校によって大きな差があることは事実です。わからないことがあったら、いつでもすぐに相談できる環境はとても大切です。

生徒の性格などや英語力などもありますので、どの生徒も同じ基準で考えることはできません。高校留学は学校選択はとても大切なことです。妥協せずにわからないことがあったら遠慮なく相談していただければと思います。


jatcentre at 11:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア高校留学関連 | 100校の学校に生徒を送った経験から

2017年01月11日

なかなか勉強しない子供に勉強させるようにするためには

子供がなかなか勉強しないので困っている。と感じている親はとても多いと思います。

私自身多くの生徒をケアしていて感じるのは、勉強しない生徒の多くは勉強が嫌いなわけではなく、自分に合った勉強方法が見つからない場合が多いことです。ですので、子供の能力がないから勉強しないという場合はほとんどなく、子供に合ったアプローチをすることが大切だと感じます。

よくある事例ですが、英語を伸ばす場合、間違えてもいいからどんどん積極的に話してみようとアドバイスをする人も多いと思います。しかし、あまり積極性がない子供も多くいます。あまり積極性がないということが、英語に興味がないとはイコールで結びつきません。そのような生徒でも、英語を話せるようになりたいと思っている生徒はたくさんいます。なのに、そのような生徒にとって間違えてもいいから話してみようというアプローチは適切ではないと感じます。

そのような生徒の場合は、自分自身に自信がない場合や普段の生活でもそれほど口数が多いわけではありません。そうしたら、その生徒が頑張れる勉強方法を探していくのがいいのではないかと思います。提案はしても、最終的には生徒が決めることが大切です。

例えば、単語を覚えてテストをするとか、学校の授業で習っている問題を徹底的に復習をするとか、生徒主導の勉強方法の中で教える側が工夫して効率的な勉強方法を考えることです。

当然、結果も求められます。ですので、結果が残せるように指導することも大事ですが、生徒にとっては充実した勉強をした過程の方が大切な場合もあります。

目標があった場合は、その進んでいる方向に学力もついていっていれば、塾や学校の勉強で十分に対応できますが、そうでない場合は、そのレベルに達するまでは、時間がかかる場合もありますが、先頭集団に食らいつく必要はないと思います。

同じことを繰り返すことになりますが、型にはまった勉強法だけではなく、生徒のペースに合わせて勉強することで結果が残せる場合もあるということです。

また、教える側がしなければならないことも明確です。なかなか勉強しない生徒は、勉強しない理由があるからです。今の時代親が強引に留学させる時代ではなく、生徒全員が自分から留学を希望しているので、全員が英語力を伸ばしたいと思っているわけです。ただ、自分に合った勉強方法がわからないだけで、その解決策が、一般的な勉強方法ではないということです。

そのために生徒とできるだけ話して、その中でそれぞれの生徒に合った最適な方法を見つけることが大切だと思います。

高校留学の場合は、子供が主役であり、子供が女王様や王様でいいと思います。それは、海外での生活は高校生であれば、ストレスができるだけ少ない環境で生活することが何よりも大切だと現在留学している生徒と話していると感じます。

成績を伸ばすために必要なことは、生徒の前向きな気持ちを十分に理解して大人が接することだと感じます。


jatcentre at 15:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア高校留学関連 

2017年01月05日

オーストラリアの成績のつけ方 日本人の常識とは違うこと

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

オーストラリアの高校を選ぶ場合、入試はありません。進学校であっても入試はありません。基本的に先着順です。

これは、日本人の常識では理解できないことかもしれません。わかりやすく言えば、灘も筑駒も開成も無試験で入学できるという感じです。公立では、一部で試験を行ったり、居住区を限定したりして対策を立てていますが、私立の学校では基本的に入学試験はありません。(身分的なものや、親の面接などを課す学校もありますが、少数です。)この対策もあくまでも中国系の生徒への対策であって、オーストラリア人に対しての対策ではないということです。

進学校に入学できたが、中国人だらけだった。とか、入学後になぜオーストラリアには塾がないのか、なぜオーストラリアには入試がないのかを理解してからでは遅すぎることになってしまうことになります。

ですので、オーストラリアに高校留学を考える場合は、まず、オーストラリアの入試制度をしっかりと把握することがとても大切になります。

オーストラリアの成績表はこのような感じです。

school report


どの学校もABCD評価で、Aが良くて、Dを取ると先生に呼ばれます。Eもありますが、Eの場合は特殊な成績で日本の1とは少し違うような感じです。

で、人数分布ですが、

school report2


日本と違うのは、成績が絶対評価ではあるのですが、到達度評価になっている点です。日本の場合は、成績が学校の中で絶対評価のイメージがあり、どんな学校でも5段階で5を取る生徒は必ずいますが、オーストラリアの場合は、学校によっては、全員が成績がABの評価のみでCDがいない学校もあれば、Bだけがほとんどいない場合もあったりして、学校の基準で成績をつけるのではなく、オーストラリアの生徒、州の中での評価として成績をつける点です。

到達度評価になるため、日本人留学生が日本語を選択すると、全員がAになってしまいます。つまり、日本語の授業で理解できる基準が当然日本語を話せるわけですから、すべて基準に達しており、自動的にAになるわけです。

またほとんどの学校が、成績の分布を生徒や親に公表しています。日本ではテストの順位が出ることはあっても成績の順位は出ないのが普通です。私立では、教科ごとの学年順位がテストではなく、成績で出るのも普通です。

オーストラリアでは難しい問題を出すことがあまりなく、授業内容が理解しているか、そうでないかが重要であり、また、それぞれの生徒がどのような視点で理解しているかを把握するために、レポート提出が多くあり、暗記でテストで得点を取るよりも、文章でしっかりと自分の考えを主張できる方が大切になってきます。

オーストラリアだけでなく、アメリカでも学校での成績は合否の大事な判断材料になりますし、日本でも国立大学の帰国生入試は学校での成績をしっかりとチェックされると聞きます。

日本では、テストの得点さえ取れれば、成績などはどうでもいいと考えるのが当たり前になってきて、一般入試では現実的には学校の成績は一切評価の対象にはならないこともこのような考えを押し出していることになっているような気がします。

ただ、日本の帰国生入試の結果などを見ても、学校の成績を取れている生徒が高いレベルの大学に合格していることは事実です。それは、小論文などでしっかりと物事を分析できる力がオーストラリアの授業を通して伸ばしていることが結果に結びついているからだと思います。

とにかく日本の塾は、親を必要以上に煽り、まるで塾に行かないと帰国生入試は合格できないと言っているかのように感じますが、現実的に国立のトップの大学に合格している生徒で、わざわざ日本の塾に行った生徒は今まで一人もいません。オーストラリアに留学した生徒で高い成績を取っている生徒は、親が入試のことで子供に全く口を挟まないために生徒が独自で大学を選定して対策を立てるために、当たり前ですが、塾が必要という結論にはどう考えてもならないわけで、私も同様の意見です。

学校選択に関しても、ランキングを気にするよりも、英語のサポートや生徒がしっかりとわからないことを質問できる環境を探す方が大切だと思います。結局誰でも入学できる進学校には価値が見いだせないわけで、中国人が成績を釣り上げている現状であれば、それを理解することも大切な準備だと思います。

jatcentre at 15:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア高校留学関連 | 100校の学校に生徒を送った経験から

2016年12月31日

大宮アルディージャ2016年終了

夢というのか、願望というのか、それとも妄想というのか、大宮アルディージャのACL出場でのオーストラリアでの応援と宝塚歌劇団のオーストラリア公演実現がもし現実になったら。。。

12月29日日産スタジアム vs川崎フロンターレ

行ってきました。

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事前の応援から気合が入りまくり。

そしてスタジアムの裏ではひそかに

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アルディーとミーヤが盛り上げ笑

大宮として集まったファン

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これは、アルディージャサポーターが少ないのではなく、会場が広いだけです。

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練習が始まり、

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選手入場をサポーターが盛り上げます。相手側のしか、写真で撮れませんが、こちらも負けてはいません。

で、試合が開始。

ムルジャが決定機を2度外し。5分以上の戦いはしたのですが、決勝進出はならず。。。

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今年度の戦いは終了で、元日大阪行きは消滅。

まあ、今年は十分に楽しませてもらいました。

限りなく実現が不可能な夢だと思っていた、我が大宮のACL出場でのオーストラリアの試合も、かなり実現可能なところまできたことは間違いありません。

来年度も頑張って応援します。

jatcentre at 09:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)個人日記 | 千葉ロッテ 大宮アルディージャ

2016年12月28日

高校生からの勉強方法

高校留学のカウンセリングをしていて、親や生徒から受ける質問で一番返答に困る質問は

留学するとどのくらい英語力が伸びますか。

です。

困る。というのは、返答できないからではなく、生徒の英語力の伸びに大きなばらつきがあるからです。

英検で説明すれば、2級までは、塾やそれなりの先生に教えてもらえば、何とか合格できると思いますが、準1級に合格するためには、本人の努力の比重が2級までとは比べ物にならないほど関わってくるからです。

準1級の試験問題は、2級までと違い、単語が難しくなります。そうなると、単語を覚えるだけでも大変です。単語を覚えるのは、単なる暗記です。ただ、社会や理科の暗記と違い、覚え方も複雑になります。

昨日生徒と話をしている時に、整数という意味の integerとwhole number の違いに関して話をしました。私は、SATの数学を教えることが多いので、整数という意味では、ほぼintegerを使うと思っていましたが、彼女の学校では、数学の先生はwhole numberを使うようです。このあたりになると、お母さんと、かあちゃんとママの違いと同じで、なかなか言葉では正確に説明するのは難しいですが、英語を勉強する生徒からの視点であれば、そのあたりは本人も納得しないと困ることでもあるように感じます。

これは、content with と satisfied withの違いとも同じです。辞書で調べると言葉だけならほぼ同じ意味になりますが、実際は全く使い方が異なる場合もあります。

その生徒から、sootheって単語はどんな時に使いますか。と、質問されましたが、単語としては意味は知っていたとしても、記事で読むことはあっても、使うことは正直ないのですが、TOEFLなどではよく出る単語でもあります。

また、彼女の持っている参考書にinitiativeの意味の訳で最初に載っていたのが施策になっていました。initiativeだと、普通は主導権などの意味が強いと思いますが、施策で覚えてしまうと、まず施策の意味がよくわからない。普段、施策などの言葉を意味が分かっていても私も使うことがありません。そのような覚え方をしてしまうと、英単語と日本語の意味が結びつかなくなります。

英語の暗記は、本当に難しいと思います。それは例外が多すぎて、高いレベルになれば、単語の意味がそれなりにすべてわかっていたとしても、文章を訳せないこともあります。これは、社会や理科の暗記とは違う典型例です。

当然数学のような例外を排除できる公式があるわけでもないのですから、一つ一つ覚えていくしかありません。それは、takeとbringの違いやso many とtoo manyの違いとか、学んでいけばいくらでも出てくると思います。

高校生の勉強方法は、中学までの型にはめたようなアドバイスでは難しいと感じます。それは、中学生までなら、それなりに勉強すれば、それなりの成果が出たと思いますが、高校になると今までなら努力したら理解できたものが、そうでなくなることが多く出てくるからだと思います。

私自身、多くの高校生と関わってきて強く感じるのは、勉強を教えることも当然大切ですが、それ以上に、生徒の悩みや、現状を理解して、しっかりとアドバイスをして、前を向いて頑張れる環境を作ることだと思います。それは、自分はこうして覚えたから、こうした方がいいよ。というアドバイスではなく、あくまでもその生徒と話し合って勉強方法を納得できる方法で探していくような形です。

一例ですが、何名かの生徒には、留学して半年くらい経ってから、TOEFLを受けるように勧めます。そうすると、だいたいは自分が思っていたよりも悪い点数を取ります。実際に点数で現在の実力を見せつけられると、自分の勉強がまだ十分でないと理解します。そうすれば、どんな勉強方法が自分にとっていいのかを、真剣に私と話をしてくれるようになります。

15歳以上になると、いろんな面で、成長します。その一つが自分のために勉強しなければならないと感じることだと思います。その気持ちをしっかりと、サポートしていき、伸ばしていくのが大切だと思います。

これから留学を考えている人も、最初は軽い気持ちで高校生での留学を考えてもいいと思います。ただ、自分が納得しての留学であれば、困難なことが自分自身を成長してくれると感じてくれると思います。

勉強方法は、テクニックではなく、精神面の強さが大切だと、英語力が伸びている生徒も見ていると強く感じます。

jatcentre at 11:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)通訳 英語上達の方法 | 100校の学校に生徒を送った経験から

2016年12月21日

2016年卒業統一試験の結果が出ました オーストラリアのランキングの解説 

先週、それぞれの州で卒業統一試験の結果が出ました。

毎年言えることですが、トップレベルの進路を目指す生徒にとっての学校選択はとても重要だと結果を見て強く感じます。それは、ランキングの高い学校に入学すればいいということではなく、また、単に学校選びだけを重視するのではなく、どのような対策を立てて入試に臨むかということが大事だということも、これからオーストラリアの高校に留学を考えている人たちには考えてもらいたいと思います。

まず、オーストラリアのランキングに関して

オーストラリアの場合は、州ごとに統一試験を行うために州によってランキングの算出方法が異なります。

シドニーなどのNSW州の場合は、
DAと言って、各教科の成績でBAND6またはエクステンションのE4を取った教科の学校別のパーセンテージが高い学校からランキングを出します。

日本人にわかりやすく解説すれば、センター試験で、100点換算で80点以上を取った教科の各学校の割合がランキングになります。ですので、10人の生徒が各生徒5教科ずつ受験して、8人の生徒がすべての教科で80点以上を取り、残り2人の生徒が1教科だけ70点台を取った場合は、全教科トータル50教科(10人X5=50)で、48教科が80点以上であれば、その学校のポイントは96%になるということで、そのパーセンテージが高い学校がランキング上位になります。

この場合は、合計点の平均でなく、あくまでも基準点を越えた教科数の割合になりますので、日本で言えば、各高校の国立大学合格者の割合の統計のようなもので、トップレベルの国立大合格者も、低いレベルの国立大合格者もポイントが同じになったランキングになってしまいます。

また、各教科のレベルに大きくばらつきがあるため、どんなに低い学校でも、それなりのポイントは稼げます。特に高いレベルの高校は数学や理科、英語などのレベルが高いために、そのポイントがしっかりと反映されればいいのですが、その点が少し軽く見られているような気もします。

次にブリスベンなどのクイーンズランド州ですが、

クイーンズランド州では、OPのポイントで1-5を取った生徒の割合の高い順にランキング上位になります。ですので、センターで5教科100点換算で400点以上取った生徒の割合の高い学校から上位のランキングになります。

トップレベルの学校であれば、半分以上の生徒がOP5以上を取ることができますが、このランキングも問題があり、例えば、クイーンズランド州約300校の学校で、250位程度の学校でも、OP1-5の割合が10%を超えています。

つまり、クイーンズランド州のトップの学校でも約半分の生徒はOP6以下であるのに、最下位レベルの学校でも、OP5以上を取れる生徒が10人に1人はいるということです。

現実、ジャットセンターでOP3以上を取っている生徒は、ベスト10に入るような学校ではなく、普通の学校に通って高い成績を取る生徒が多く、それはなぜかと言えば、英語がまだ十分でない生徒にとっては、まず学校が留学生にどのような勉強面でのケアをしてくれるかが大事だということです。

ランキングの高い学校の多くは(特にシドニーなど)、単にオーストラリアで生まれ育った中国系の生徒が多いだけであり、そのようなランキングに振り回されるのではなく、日本人が過ごしやすい、または、生徒が望んだ環境を第一に考えて学校選びをして、そのうえで勉強に対しての対策を立てるのがいいのではないかと感じます。

今後学校選びを考える際も、環境面の重視や、勉強対策や進路対策をしっかりと行うことで、自然とそれが、オーストラリアであれ、アメリカであれ、日本の帰国生入試であれ、対策につながっていくと思います。

オーストラリアなどのキリスト圏の教育は、日本のような知識埋め込むようなテストではなく、自分がどんな考えを持って、日常の生活に生かされる知識を伸ばす教育だということを理解すれば、オーストラリアやアメリカに塾がないのが理解できるのではないかと思います。

学校選びだけでなく、オーストラリアの教育や進路の結果など私がわかる範囲でできるだけ詳しく説明しますので、その中から留学生活の計画をしっかりと立ててもらえればと思います。


jatcentre at 14:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア高校留学関連 | 100校の学校に生徒を送った経験から

2016年12月13日

帰国生入試 一般入試とは違う難易度

今年の帰国生入試は、年明けのいくつかの国立大学を除き、多くの生徒の進学先が決まりました。

帰国生入試の場合は、一般入試のようにテストの合計点で上位から合格者が決まるわけではなく、書類審査があり、面接があり、英語などの筆記試験を課す大学もあり、小論文の試験がある大学もあります。

もちろん、一般入試のような合格の目安となる偏差値のようなものは存在しませんし、英語の得点(例えばTOEFLの得点)で合格できそうな大学と、そうでない大学を分けるようなこともできません。

しかし、いくつかの今まで帰国生入試を受験した生徒の受かった大学(学部)、不合格の大学(学部)と受験した生徒の英語のスコア、SAT等のスコア、卒業統一試験のスコアや、学校での成績などを分析するといくつかの大学、学部選択のヒントを得ることはできます。

あまり、具体的な大学名や学部を書くことはしたくありませんので、一つだけ例を挙げると

早稲田の国際教養と上智の国際教養の比較では、両方受験した生徒で、早稲田のSILSに合格して、上智のFLSが不合格の生徒はいませんが、上智のFLSに合格して、早稲田のSILSが不合格の生徒は何名かいます。つまり、単純に早稲田のSILSの方が難易度が高いと感じます。ですので、両方合格した生徒は、ジャットセンターの生徒であれば、すべて早稲田に入学しています。ICUの教養に関しては、以前は入試日が遅かったこともあり、受験を躊躇する生徒も多かったのですが、現在は入試も他の私立大学と同じような時期に行うようになり、受験する生徒も増えましたが、難易度はおそらく早稲田のSILSと同じだと思います。しかし、ICUの場合は、TOEFL等のスコアだけでなく、難易度の高い小論文の試験もあるため学力も高いレベルでないと合格は難しく、早稲田のSILS同様にオーストラリアでの成績が非常に参考になります。

参考としては、SILSやICUを狙うのであれば、ATAR95,OP4は最低でもクリアしておかなければならないと感じます。

国立大学の場合も同様で、多くの大学で、英語力だけでなく、文章読解力や、専門分野の知識が必要になり、これも過去に合格した生徒と不合格の生徒の比較では、やはりしっかりと学校の成績で上位の成績をどの教科でも取れる生徒が合格していることがわかります。

さらにトップレベルの大学になると私立、国立ともにATAR99,OP1を取るレベルでないと合格は大変だと感じます。

次に、帰国生入試に有利な大学(学部)があることも理解する必要があります。今年の帰国生入試の受験者や過去3年の合否の結果を見ても、明らかに一般入試とは異なる合否結果が出ています。つまり、予備校などの偏差値である大学のある学部に合格した生徒が、それよりも10近く低い大学の受験では不合格になっているという例が数件あることも事実です。

また、英語力が高い生徒が不合格であっても、それよりもTOEFLで20点くらい低い生徒が合格することもあります。

大学や学部で、帰国生を積極的に取ろうとする大学と、そうでない大学ははっきりと分かれます。そのようなことを知っておくことが希望する大学や学部を選ぶ上でとても大切だと感じます。

今年度などは、いくつかの私立大学では、帰国生入試の合格者に奨学金などを合否通知と一緒に与えたりして、海外で学んだ生徒を積極的に取ろうとする動きが出てきています。また、この数年で、多くの大学が、英語だけの授業を行う学部を新設する動きも活発になり、留学生の受け入れの体制を整えています。

もちろん、従来の通りに、英語は海外でみっちりと学んで、そのうえで日本の大学の経済学部や法学部、理工学部で勉強したいという生徒の受け入れも同様に充実しているとも感じます。

帰国生入試は、情報が少ないため、塾などが相談に来る人たちに、英語の成績で決まるとか、学校の成績など関係ないので、とにかくTOEFLで高得点を取れば大丈夫とか、小論文対策をすれば大丈夫などと、積極的にアピールをしますが、TOEFLの対策にしても、一定のレベルまで上がると、塾で伸ばすのではなく、自分がどのように単語を覚えるかとか、自分自身で勉強方法を考えないと得点は上がりません。小論文も同様で、オーストラリアの学校で行っている授業の多くは、問題提起が行われ、それに対して、決められた字数で自分の考えていることを相手に正確に伝えるような授業を行っています。

20年オーストラリアの高校留学に携わって、帰国生入試などの結果などを見ると、オーストラリアの学校でしっかりと授業に参加して、卒業統一試験などで結果を残している生徒が国内外を問わず高い大学に合格していることも事実で、その理由は、成績がいい生徒は、オーストラリアの高校の授業を通して、幅広く教養を身に着けているからです。

しっかりと対策を留学中から立てれば、多くの人が希望する大学に合格することができます。そのために大事なことは、留学する前からでもしっかりと入試制度を理解して、計画を持って留学を考えることです。つまり、一般入試で大学を受験する日本の高校で勉強している生徒と同じということです。

jatcentre at 10:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア高校留学関連 | 100校の学校に生徒を送った経験から

2016年12月06日

オーストラリアでの肉牛の飼育

週末に仕事の関係で現在インドで生活をしている方とのカウンセリングがありました。娘さんの学校生活や、週末、放課後の過ごし方、日本食を含めた食生活、ヒンドゥー教などインドの国民気質などネットでは検索してもなかなか理解できないこともあったので、とても興味深い話が聞けました。

私自身も、高校生の留学斡旋を行っている中で、英語のフォローだけでなく、数学や理科などの学習サポートやオーストラリアの政治や経済の仕組み、歴史、農業などに関して生徒と会話をする中でいろいろと教えていきたいと常に考えています。また、私の専門分野でもある、オーストラリアの手話活動や、農業見学や工場見学など希望者だけですが、体験している生徒もいます。

これは、どんな形であれオーストラリアでの高校や大学での留学経験がある場合は、海外の人と話すときに日本文化を説明するのと同様に、日本人やオーストラリア以外の外国人にオーストラリアの文化に関して質問される機会もあり、いろいろな知識はあって邪魔にはならないと思います。

今日は、前振りが長くなりましたが、オーストラリアの肉牛の飼育に関して書きたいと思います。

日本人の生活の中で、牛肉と言えば、アメリカやオーストラリアと考えている人が多いと思いますが、統計上は、アメリカがトップですが、オーストラリアはブラジルや中国よりも生産量が少ないです。(水牛などを含めると、インドがトップになります。)

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オーストラリアの肉牛は上記のヘレフォード種が圧倒的に多く、田舎をドライブすると見かける牛の多くはヘレフォード種になると思います。私は、NSW州の滞在が多いので、農業の3トップタウンと言われる、タムワース、ダボ、ワガワガ(私の個人的な感想です。)などでのオークションに何度か行きましたが、The LANDやFarm weekly などの人気情報誌(新聞)などでは、細かな情報提供が行われ、高い値で売れるように日夜努力しています。

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オーストラリアで人気のアンガスビーフ(上記)は、マクドナルドでも定期的にフェアが行われ、ステーキ店でも人気です。日本人が大好きなオーストラリアの焼き肉店では、日本の種を育てる、Wagyu(和牛)もとても人気があります。

オーストラリアでの牛の飼育ですが、トップレベルの契約農場などでは、取引先の指示に従ったエサなど高いお金をかけて飼育しますが、私が知っている農家では、化学飼料もありますが、やはり干し草の人気は高いです。

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干し草にもブランドがあり、高い干し草は信じられない値段で取引されています。時間が経つと、色も褪せ、商品としての価値も低くなるため、大変ですが、どうしても牧場の自然に成長する草だけでは持ちませんので仕方がないかもしれません。

他の牛の食料としては、賞味期限の過ぎたパンが人気です。パンの生産会社や大きなスーパーなどでは、いくつかの農家と提携をして、有料で取引をしています。日本にはあまりないのですが、クランペットというパンがとても人気です。

兼業農家が多いために、牛を飼っている農家は、朝出勤前に、パンや干し草を決まった量牛の牧草地に運び、夕方に同じ作業をすることが多いです。水は降雨量がある地域なら問題ないのですが、そうでない場合は、人工のダムを作ったりする場合と、水も運ぶ場合もあります。

日本と違い、オーストラリアの田舎の乾燥地などでは、水を買う。という習慣があり、常に雨水を貯水できるタンクがあり、様々な知恵で生活をしています。

農地が広いために、農地はローテンションを組みます。つまり、3つの農地があれば、草が食べつくされるまで、一つの農地に牛を集めて飼育して、草がなくなれば、次の農地に、またなくなれば次の農地に。その間に草が生えてくるので、再度最初の農地に。という感じです。

農地がとても広いので、移動も大変ではありますが、牛はしっかりと言うことを聞いてくれるので、走れないので時間はかかりますが、何とかやっていけるようです。

今はトラックなどで行うためにかなり楽になりましたので、日本のような農業の重労働のイメージはないと思います。

どうしても留学は都心部での生活が多いので、農業や園芸などに触れる機会はとても少ないと思いますが、海外の農業に触れることで学ぶことはとても多いと感じます。今回は農業の中の肉牛の話でしたが、日本と違った文化に触れることはとても大切だと思います。

高校生活やホームステイなどが、その典型例ですが、ボランティアの仕組みや、会社の仕組みも日本とオーストラリアでは大きく違います。そのようなことも、この高校留学の期間に学んでもらえると、視野が広がると思います。


jatcentre at 14:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア生活情報 | オーストラリアの文化

2016年11月30日

高校留学生 インタビュー

高校留学生のインタビューは、今回でいったん終わります。次に生徒の生の声を伝える時には、また違った角度から伝えたいと考えています。生徒それぞれ、感動すること、楽しかったこと、文化の違いなど感じることが同じものもあれば、異なるものもあります。

今回インタビューに応じてくれたのは、ホニーさん(仮名)です。

まず今までの留学生活を通して、ホニーさんが一番強く感じたことを教えてもらえますか。

私が一番驚いたことは、挨拶と先輩後輩の上下関係です。朝の挨拶は、まずハグから始まります。多い人は、最初の授業が始まるまでに30人近くの友達とハグをします。男同士でもします。男子の場合は、まず腕相撲のように腕をお互いに絡めて、ファーストタッチからそのままハグ。とにかく表現のストレートさにはびっくりします。当然ドラマのように、恋人同士が抱き合ったり、キスをしたりという光景も慣れてきました。

また、先輩後輩などの上下関係がないのもうらやましく思いました。中学2年生と高校1年生が一緒にランチを食べて、全く同等に会話をするのは日本では考えられないことです。学年が下の生徒が、上級生にランチ一緒に食べよう。と、誘う光景はある意味凄いです。

学校生活で日本との違いを感じたことを何か挙げてもらえますか。

私は、テストの緩さがすごいと思いました。高校2年生、3年生の正規のテストや、年に1度の大きなテストは体育館などの会場に机を並べて行うのですが、一般の学期末テストでは、普通にテスト中に先生がわからなかったら、答えを教えてくれます。

本当に自由です。先生が教えるくらいですので、特に学期末テストの結果だけでその学期の成績が決まるわけではないことも事実です。

何か印象に残る課外活動を教えてください。

私の学校ではワークプレイスという選択教科があり、その授業では実際に職業体験やボランティアなどを行います。

その中で職業体験という授業があり、その授業では自分で職業体験をしたい店や企業に自分でアポイントを取って1週間、月曜日から金曜日まで働いてレポートを書くという授業です。

私は回転ずしの店がホストファミリーの家の近くにありましたので、直接交渉して働くことになりました。当初は、12時から7時の予定で働くことになっていましたが、お客さんも少ないことで、12時から3時までのランチタイムだけの仕事になり、その週は、時間が十分に取れたので、試験勉強に時間を費やすことができました。笑

その他にも、ベイクセールという、クッキーやカップケーキ、ブラウニーなどのお菓子を作って、それを学校でランチの時間などに売って、売り上げを募金する活動なども行いました。

学校の授業は大変?

やはり英語力との戦いですね。最近の英語の授業で、身近に起こった事件を題材に、ニュースなどの記事を参考に自分の意見を述べるレポートを書く授業がありました。

私は、最近起こった、ドリームワールドという遊園地での遊具の誤動作による死亡事故が、ドリームワールド側に過失があったのか、事故を防げた事件だったのかをジャーナリストの記事などを参考にまとめました。

まとめ上げた後に、みんなの前で、事件の詳細や記者の意見、自分の意見などを交えて約5分間説明しました。前日に何度も自分の部屋でリハーサルをして、本番を迎えましたが、本当に緊張しました。

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また、アカウントの授業は私が大好きな教科の一つです。下記の資料を参考に自分で、その会社や店の経営状況を調べたり、実際に会社や店では、どのような費用がかかり、どのくらいの売り上げがあるか、その詳細が分かったりと、授業がとても実用的で楽しいです。

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account3


その他の学校でのことを教えてください。

まず、校則ですが、女子は髪を結ぶこと、男子はひげをそること。ネクタイの着用などになります。携帯電話の使用は当然禁止ですが、めったにいませんが、授業中に時々見えないように音楽を聴いている生徒もいます。

授業はそれぞれ教室を移動しますが、席も自由です。ただ、実際は席は毎回同じ席になっている場合がとても多いです。普通の授業では、1クラス20名前後ですが、日本語の授業は生徒が少なく現在私の学年は4名で授業をしています。

これからの目標や夢などがあったら教えてください。

留学する前は、留学して英語が話せるようになって、いい大学に進学したいと漠然と思っていました。しかし、実際に留学をして、いろんなことを考えるようになりました。オーストラリアでは、留学生や移民の生徒を受け入れていることで、オーストラリアの文化だけでなく、いろんな国の文化に触れる機会があります。

私の友人にドイツ人と南スーダン人がいます。今までヨーロッパはすべて同じと考えていた私にとって、ヨーロッパの中の民族の違いや歴史の違いを彼女はいろいろと教えてくれました。また、移民で来た友達から聞くアフリカの生活は私が思い描いていたものとは大きな違いがありました。

そのような経験から、私は国際社会をしっかりと勉強して、何か貢献できるものを探していきたいと思います。


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2016年11月23日

高校留学生 インタビュー

前回に続き、今回も高校留学生へのインタビューを掲載します。今回はオーストラリアでの3年7か月の留学生活を終えたアカリさんにいろいろと留学生活を振り返ってもらいました。アカリさんは、高校3年生の最終学年時に学校の生徒会役員(プリフェクト)にも選ばれ、学校の代表として多くの経験をしてきました。

オーストラリアでの高校留学生活を振り返って、今どんな気持ちですか。

英語を理解するのが本当に大変だった1年目、日本とは全く違った環境での高校生活、そして学校の生徒会役員として活動した最終学年と、多くの経験を通して自分自身が成長したと実感します。

もし、自分が留学をしないで日本で高校生活を送っていても、いろんな経験をしたと思います。しかし、オーストラリアでの高校生活を通して体験したことは、日本との文化の違い、日本語ではなく英語で生活をする苦労、友人関係、そして、親元を離れての生活など、学んだものは日本での高校生活とは比較できないほど大きなものだったと思います。

今高校生活を振り返って、学校生活の中で驚いたことは何ですか。

(30秒ほど考える)
生物の時間かもしれません。生物の時間の解剖の授業は一生頭から離れないと思います。留学して数か月経った生物の授業で突然先生が一人一人に牛の眼球を渡しました。実際に本物で授業をするのは衝撃的でした。その他にも、牛の肺や心臓も実際に教室に先生が持ってきて授業をしました。単なる知識だけを埋め込む日本の教育と、体験を通して学ぶオーストラリアの教育の大きな違いを示す典型例だと思います。

死んだねずみを冷凍保存して、メスなどを使っての解剖の授業もありました。この授業を行う前の授業で、先生がビデオを使ってねずみの解剖の仕方を説明してくれました。解剖中に血が噴き出したりとかなり生々しい映像を見せてくれました。そのため、私は怖くなって、その授業を受けるのをやめました。何名かの生徒もその時間は図書館で自習していました。

学校生活を通して日本と違う点は何ですか。

行事などに参加するか、それともしないかは生徒が自由に決めることができる点だと思います。

オーストラリアでは、水泳大会、マラソン大会、陸上大会などのイベントがあります。しかし、生徒の参加は自由です。実際に水泳大会でもマラソン大会でも陸上大会でも競技に参加している生徒は全体の4分の1です。残りの生徒は、大会に参加しないで、友達とずっと話をしている人もいれば、その日は学校を欠席する生徒も多くいます。水泳大会では女子生徒の数名はビキニで参加します。正直カルチャーショックです。また、水泳大会や陸上大会を見に来る親も一人もいません。オーストラリアの生徒が日本の運動会に参加したら、きっとびっくりすると思います。

Year11の時に4泊5日のキャンプがありました。私は友達と一緒に参加しました。カヌーをしたり、山登りをしたり、みんなでゲームをしたりしました。しかし、このキャンプでさえ、参加者は学年の半分程度しかいませんでした。参加したくない生徒は、その1週間は学校で普通の授業を受けます。

やりたくないことは、生徒はやらなくていい。日本の感覚では理解できないことかもしれません。宗教の違いは国際社会でこれから生きていくためには、正確に理解する必要があるということを感じました。

オーストラリアの学校の先生は日本の先生と比べてどうですか。

先生はとても親切です。自分が留学生だということをしっかりと理解して、提出する課題も表現の違いなども説明してくれる先生もいます。わからないことを聞けば、どの先生も丁寧に教えてくれます。

ただ、先生であっても生徒の好き嫌いを露骨に態度に表す先生もいます。例えば、お気に入りの生徒が遅刻しても、何も怒らないのに、気に入らない生徒が遅刻をすると、罰を与えたりすることもよくあります。興味のない生徒の名前は全く覚えようとしなかったり、先生自体が気を遣うことがあまりありません。

授業も時間が来たらすぐに話が途中でも切り上げてしまいますし、話が時間を超えると思ったら、数分前でも授業を終わらせてしまいます。

生徒に関してはどうですか。

授業中、生徒は遠慮なく思ったことを発言します。たとえ先生が説明をしている途中でも話をぶった切るような感じです。

校則もとても緩く、ピアスも入れ墨も問題ありません。しかし、耳のピアスを除いてはほとんどの生徒はしていないのが現状で、無理に校則で縛らなくても、常識的な行動をとると思います。学年主任の先生などが、服装や身だしなみで気になった場合は注意をしますが、それほど大きな問題を起こす生徒はいません。

アカリさんは、生徒会役員として活動していましたが、どのような活動をしましたか。

生徒会役員の活動は、いろいろとありました。一番印象に残っているのはバレンタインデーで依頼された生徒に花を配るのですが、その時に、大きな声でバレンタインデーの愛の歌を歌うのですが、誰一人その歌をまともに聞いていない教室で私が一人で大きな声で歌うのはとても恥ずかしかったけど、逆に大きな自信にもなりました。

他には、水泳大会や陸上大会の準備や、バーベキューなどでホットドッグを売ったりしました。イースターの時には、生徒会でチョコレートを売って募金活動をしました。定期的に生徒の親が地域の人たちが寄付してくれたいろいろなものをラッフルというくじで売って、募金活動を行いました。

募金活動で得たお金は、学校の教室にエアコンを設置する資金になります。

その他、集会で発言したり、地域の人たちと交流を持ったりと生徒会役員をして、大きく視野が広がったと感じます。

留学を考えている人たちに一言ありますか。

留学する前に考えていた留学生活と、実際の留学生活は大きな違いが私にはありました。つまり、遠くから見つめているものと、実際に体験するのでは大きな違いがあるということです。ただ、予想した留学生活とは大きく違いましたが、違っていたからいろいろと多くのことを学ぶことができたと思います。

もし留学したい人なら留学するべきだと思います。辛い時もありましたが、日本に戻ろうと考えたことは私は一度もありませんでした。また、高校生で留学したことに大きな意味があると私は感じました。


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2016年11月18日

高校留学生 インタビュー

ブリスベンのWhiteshill state collegeでは、学校の始業終業ベルの音楽がPPAPになっています。(学校で生徒を待っている時にPPAPの音楽が流れてびっくりしました。)PPAPの人気は海外でも凄いですが、アーティストが日本人だということは知らない人が多いです。

今日は、今年からオーストラリアの高校に留学を始めた、りほさん(仮名は本人指定)にオーストラリアの学校生活を通して感じたこと。日本との違いなどに関して話してもらいました。これからオーストラリアの高校留学を考えている生徒に参考になることがあると思います。

オーストラリアの学校の授業を受けて一番驚いたことは?

すべての授業がコンピューターを使って行うこと。パソコンがないと授業ができないこと。
例えば数学であっても、個人のパソコンに問題が送られ、その問題を電卓を使って解きます。ですので、掛け算や割り算などをすることがなくなりました。πや√、sinなどもすべて電卓を使います。

学校入学時にメールアドレスをもらい、そのアドレスを通して課題を提出します。パソコンで授業を受けていないのは日本語の授業だけだと思います。また、生徒は鉛筆ではなく、ボールペンを使います。

日本との違いを感じることは?

基本的にクラスがないのですが、私の学校は少人数の学校で、houseも3つしかありません。(友達の学校はハウスが4つだったり、6つだったりします。)ただ、同じ学年の同じハウスの生徒と毎日教室に集まって伝達事項を聞いたり、いくつかの授業で一緒になるので、クラスのような感じではあります。

私の学校は体育も選択教科になっていて、そのうえ他の学校にあるスポーツデーもないので全く運動をする機会がありません。週に1度レクレーションの時間があり、その時に時々簡単なスポーツをする程度です。

また、学校の授業で大学を見学することがあります。実際に上の学年の生徒は大学に行って大学の授業を受けている生徒もいます。選択すれば大学の理科や数学の授業を受けることができることは日本では経験できないことだと思います。

学校の先生はどんな感じ?

学校の先生は授業を教えること以外はしなくていいので、生徒との距離感は日本に比べてあるような感じがします。熱血先生やアイデアを出して授業を面白くしようという先生は少ないような感じがします。流れに沿って淡々と授業を進めていくような感じがします。ただ、わからないことがあれば、授業以外でも親切に教えてくれます。

また、時間に対しては先生も生徒もはっきりとしているので、授業終了のベルが鳴れば、先生は説明の途中でも、そのまま教室から出ますし、その前に何名かの生徒もベルが鳴ったと同時に教室から出ます。

数学の授業などは、テスト前になると、先生が能力別にグループを作り、そのグループごとに課題を出すようにしています。私の学校は1クラス15名程度ですが、クラス内能力別授業がある教科もあります。

生徒はどんな感じですか?

日本と同様に不良っぽい生徒はいますが、先生の指示にはしっかりと従います。つまり授業は全く聞いていないし、宿題も全く提出しないけど、だからと言って、授業を壊すような態度はしません。見た目は怖い生徒もいますが、暴れるわけではないので問題ありません。

校則は?

ピアスや入れ墨も自由です。おそらくこの点は、学校ではなく家庭の判断ということになっていると思います。しかし、している生徒もピアスは耳のみの生徒が多く、入れ墨も足にしたりする生徒もいますが、ほとんどの生徒はしていません。

私の日本の中学校は 下着は白 という意味不明な校則がありました。スカートの長さもチェックされましたが、オーストラリアでは意味不明な校則はありません。靴下は学校指定の靴下になり、靴は革靴ひも付きが基本ですが、生徒の多くは人気ブランドの靴を履いています。

昼食はどんな感じ?

私はホストファミリーが毎日サンドイッチとフルーツ、お菓子をランチとして出してもらっています。学校では、11時前に30分くらいの休みがあり、1時前に2度目の40分の休みがあります。最初の休みをファーストブレイク、2度目の休みをセカンドブレイクと言いますが、多くの生徒がファーストブレイクでランチを食べ、セカンドブレイクで、お菓子などを食べるのが普通です。

飲料水は学校で提供してくれるので、水筒を持って学校で水を入れる人もいれば、売店で購入する人もいます。

パソコンの技術は必要?

学校の授業にイマジンという授業があり、その授業でワード、エクセル、パワーポイント、などの授業があります。その授業でソフトの基本的な使い方だけではなく、ハイレベルな技術も教えてくれます。

私もオーストラリアに留学する前はパソコンのキーボードのタイピングもしたことはありませんでしたが、本当にすぐに慣れます。

アカウンティングという授業がありますが、その授業では、実際に自分が会社を設立することを目的に架空の事業計画を作り、売り上げ予想などもして、プレゼンテーションをするのですが、その時に、ワード、エクセル、パワーポイントなどを使って詳しく説明します。

オーストラリアの授業は、テストのためというよりも、将来社会に出て使う技術を中心に教える授業が本当に多いです。

好きな教科は何かある?

私は、Language Learning Communication という授業が大好きです。どんな授業かというと、
前の授業では民主主義に関しての授業で、生徒を民主主義賛成派と反対派に先生が勝手に分けます。そして、一人一人が、賛成派であれば、なぜ賛成かの理由を説明します。生徒のいろいろな意見を聞いたうえで、自分自身がどうして民主主義がいいか、悪いかをまとめるような授業でした。

また、別の日の授業では、3人組になり、一人が文章を書き、その文章を次の人に説明して、その人がその説明を絵で表現して、3人目の人がその絵を見て、最初に文章を書いた人の文章はどのような文章かを推理するような授業でした。

日本ではあまり行われない授業ですので、毎回楽しみにしています。

大変なことは?

英語力です。宿題はそれなりに出ますが、問題を解くだけの宿題はそれほど量も多くないので、学校でできてしまいます。しかし、表現課題が大変で、英語で自分の考えていることを表現することはとても大変です。みんなが30分でできる課題も、数日かかることもあります。

りほさんも、同じ学年には日本人もいないために、日本語の授業以外は日本語を話す機会もありません。他の生徒同様に日本語の授業では先生のアシスタントを立派につとめているようです。

彼女もいろいろな経験を通して、卒業する3年後にはどのような生徒に成長していくかとても楽しみです。もちろん大学入試など大きな壁もありますが、オーストラリアでの高校生活を通して学ぶことはとても多いと思いますので、その中での成長は入試同様に大切だと感じます。

また、いろんな角度から生徒のオーストラリアの高校生活を伝えられたらと思います。


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2016年11月11日

留学している生徒からしか得られない情報 PART2

昨日生徒と一緒にSunnybankに行き、食事を取ったのですが、おいしくて、安い店を見つけました。プラザの端にあり、探しにくい場所で、今までも決して通ることのなかった場所でしたが、
Udonya TOKOTON という店です。うどんとそばが4ドルくらい?キーマカレーが9ドルくらい?オーストラリア価格に慣れると、ある意味驚きプライスです。

今日は、生徒からの情報の大切さについて書きたいと思います。

ホームページの情報だけで下記のことがわかりますか?

オーストラリアの高校で留学生を受け入れる学校は、英語のサポートを行っている学校が多いです。しかし、そのサポートの内容は様々です。

ある学校では、学校の授業中に常時英語のサポートをしてくれる先生がいて、わからない表現などを手を上げると授業中に説明してくれます。ですので、授業中に先生が質問した内容がうまく理解できなかった場合は、その先生を読んでなんと言ったかを説明してくれます。

他の学校では、毎週3回放課後に学習ルームで留学生が学校の授業でわからなかったことや、うまく説明できない表現などを説明してくれたり、課題などのレポートの文章をチェックしてくれます。

教科ごとに、毎週放課後に各担当の先生が決められた曜日に今までに勉強した授業の復習を詳しく説明してくれる学校もあります。また、常にわからない表現や、学校の授業の問題の英語力として難しい場合にサポートしてくれる学校もあります。

このような情報は、ホームページ上では詳細が載っていないのがほとんどで、現在学校の授業中に留学生のために生成を配置して授業がわからない場合にその場で対応してくれる学校があり、その学校に通っている生徒はすごく助かると言っていました。

実際にオーストラリアの場合は、耳の不自由な生徒のために特別な先生を隣に座らせて授業を受ける生徒がいたり、障がい者や知的問題のある生徒も積極的に受け入れる学校もあり、一般の生徒も、そのようなシステムは当然であるという認識ですので、大きな問題は起こりません。

あまり留学している生徒もわからないことですが、学校によって、または、学力レベルによって宿題が違うのも事実です。

つまり、ある学校は、週末を潰さないと完成できない宿題があり、(そのために、数名の生徒とこの週末に課題を完成させるために勉強会を行います。)いくつかの学校は宿題らしい宿題がほとんど出ない学校もあります。

宿題が多い学校は、本当に宿題に追われますが、その分英語力や学力は伸びていると感じます。宿題と言っても、オーストラリアの場合は問題を解くような宿題ではなく、資料を利用してレポートを書くような課題がほとんどですので、1時間で終わるようなものではない場合が多いです。

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これがyear9(中学3年生)ですので、学年が上がれば10時間以上かかるような課題も何度か見たことがあります。

留学する前の生徒が、オーストラリアの学校では実際にどんな授業を行っているのか、日本語に訳してみたらどんな感じの授業なのか。なども理解すると学校生活もより充実すると思います。

ただ間違った情報にも気を付けてほしいと思います。ある親から聞いた話ですが、オースストラリアの数学の授業は高校生でも中学生レベルの問題しかやらないので数学嫌いの生徒には最適です。のような説明があったのですが、そんなことはありません。単にその生徒たちの学力が低いだけで、高い生徒はレベルの高い数学や理科の授業を受けています。

また、とても大切な情報の一つに、留学生を担当する先生の質が挙げられます。

ほとんどの学校の留学生の担当の先生は本当にいろいろと留学生をサポートしてくれますが、定期的に生徒と対話をしてくれる先生。運よく留学生の担当者が学校で日本語を教えてくれる先生。1時間以上かけて、毎回空港への送り迎えをいつもしてくれる先生。ボランティアなどの活動を積極的に紹介してくれる先生がいたり、私に対して定期的に生徒のレポートを送ってくれたり、体育祭や文化祭などのイベントの時に写真を撮って、私に送ってくれる先生もいます。

留学生の担当の先生は、土曜日でも日曜日でも何かあればすぐに対応してくれる先生もいれば、完全に週末はオフと割り切ってしまう先生もいます。生徒が困ったことを聞いてくれて、各教科の担当の先生に直接連絡してくれる先生もいます。

また学校のプログラムの内容もしっかりとチェックする必要があります。

例えば、いくつかの学校でダンスの特別プログラムがあります。しかし、すべての学校が同じ内容のプログラムではないということです。

ある学校は、有名なダンスの先生を招待して授業してもらったりします。当然、学校によって週に行うレッスンの時間も違います。大会での成績も違います。有名な先生にレッスンを受けてもらえることが理由で1時間以上かけて学校に通う生徒もいます。

勉強面であれば、数学や理科で実際に大学の授業を受けて単位を取ることができるプログラムもあります。それなりの数学力が必要ですが、受講している生徒は、問題を解くだけでなく、いろんな脱線した数学の話など教授だから話せる内容に満足しているようです。

どの学校も自分の学校の特別選抜授業は素晴らしいというと思います。それは当然です。しかし、選択する側はしっかりとその違いを見極めないといけないと思います。

ある生徒が言っていたのですが、その学校の日本語の先生は全く日本語を話せないようです。その生徒が訳まで手伝う必要があるようです。私が知っている限りでは、高校の日本語の授業で日本人の先生が教える学校は増えてきたように感じます。私が知っているだけで10名ほどはいます。(実際はもう少しいると思います。)

例えば中国語の先生は、ほぼ100%中国人の先生です。日本語の先生も、完璧に話せる先生から、全くの先生までいます。当然、そのような情報がホームページ上に掲載されているわけがありません。

今日載せたことは、ほんの一部です。

しかし、本当に大切な情報とは直接現在留学している生徒と話すことで見つけることができたり、生徒と一緒に勉強したりして理解することができるものが多いということです。

正直なところ、高校留学は本当に親の質が成功、失敗を左右すると言っても言い過ぎではないです。ありもしない話を信じてしまって高いお金だけ払ってしまったり。(よくある話の、この学校は進学校です。オーストラリア人でも入学が難しい学校です。)表面上の情報だけで、学校を決めたり。

私の方でも、今回の滞在のように、できるだけ多くの現在留学している生徒と会って話をしていろんな情報を聞いたり、私自身も学校を訪問してその学校の情報を感じたままに説明したいと考えています。

インターネットでは調べられない情報が、本当は一番大切な情報だと感じます。

jatcentre at 09:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア高校留学関連 | オーストラリアより

2016年11月08日

留学している生徒からしか得られない大切な情報

オーストラリア滞在5日目です。現地の暑さにも慣れてきました。
昨日、今年4月から留学している生徒と食事に出かけ、そのタイレストランの隣に日本の食材を売っている店があったので、少し店の中に入ったら、彼女が興奮して、カレーや納豆や豆腐を見ながら嬉しさのあまり少し涙目になっていました。で、今日一緒に食事に出かけた生徒にも違う日本食材の店に行きたいかどうかを聞いたら、行きたい。との返事でしたので、その彼女とも行ったら、どん兵衛に興奮気味でした。

高校留学の斡旋を始めて、20年近くなりますが、始めた時から必ず毎年何度か直接生徒に会っていろんな話を聞くようにしています。

ただ、このように毎回会ったり、生徒にラインで勉強を教えたり、一緒に映画を見に行ったりするエージェットって他にはないようです。(今まで見たことも聞いたこともないので)今回の滞在でも合計21名の生徒と一緒に食事をする予定ですが(現在すでに12名と食事をしました)、大きいエージェントは何もしなくても人は集まるかもしれませんが、小さいエージェントは一人一人としっかりと向き合っていかなければならないということかもしれません。

今回はパースとメルボルン、ケアンズ、シドニーの一部の生徒とは会いませんが、次回来年になりますが会う予定になっていて、平等に会うようにしています。

私個人の考え方かもしれませんが、現在通っている生徒からの情報なしに、これから高校留学を考えている生徒に細かな情報を提供することはできないと思います。

現在留学を考えている生徒から、オーストラリアの授業と日本の授業の違いは何ですか。という質問をいただきました。そうしたら、一人一人の生徒に会って、各生徒それぞれがどう考えているか、また具体的な授業の違いを出してもらって公平にまとめてその生徒に伝えたいと考えています。

現時点では、やはり理科の実験のリアルさと、宿題も答えを出す課題ではなく、自分の考えをまとめて発表しなければならないことが多く出ました。ただ、生徒に聞くと、各学校の宿題の出し方には大きな差があり、出さない学校はほとんど出さない学校もあれば、ある学校では数学の課題で自分で統計を取り、その結果からわかることを3500wordsで文章を書かなければならない学校もあります。

ある学校を考えている生徒から、その学校の評判などを知りたいということで、その学校に8年間紹介したことがなかったので、近くの学校に通っている生徒や、そのホストファミリーなどに聞いてみました。そうすると、やめた方がいい。あそこはドラッグなどやっている生徒が多いから。などが意見が複数から出ました。シドニーの公立では正直よく聞く話ですが、他の地域からも出るとは思いませんでした。

また、ボランティアをしたいと考えている生徒もいます。明日会う生徒は、今週自分たちでクッキーを焼いて、そのクッキーを生徒や先生や地域の人たちに買ってもらって、その集まったお金をある団体に寄付する活動をしていて、帰りも時々遅くなるそうです。ベイクセールというのですが、充実しているようです。

他の生徒でも、女子高ですが、男性教諭や学校に来た男性の方で革靴を履いている方の靴磨きをして寄付金を集めていた話を聞きました。日本のボランティアと違って、オーストラリアの場合は、単にお願いします。ではなく、募金した人にも対価を受け取れるようにしているのが特徴です。

毎回話すと、やはり進路の問題はとてもシリアスな問題に多くの生徒が感じているようです。ですので、その点を今年の帰国生の結果や卒業統一試験の話などと絡めて生徒のレベルに合った形で話ができればと考えています。

毎回このように、週末や放課後は生徒と会うことになりますが、生徒の都合を聞きながら予定を立てるわけにはいきません。私から指定して、どう?と聞いて時間を決めていくのですが、別に費用をもらってやっているわけではないので、拒否することもできますし、会いたくなければ無視してもいいわけです。

もちろんそういう生徒はいませんが、3時間前後であれ、私と会って話すことを楽しみにして待っているように私自身も普段からいろんな勉強をしなければいけません。進路の説明と同様に勉強の質問が多いので、単に解けるだけではなく、相手にもわかりやすく説明することをしていかなければなりません。

特に高校2年生と歴史や数学などは解くだけでも大変ですが、説明をするのも相手の能力に合わせてわかりやすく説明しなければならないので、その点もとても大切なことです。

まあ、そういいながらも、生徒と話していろんな話を聞けるのはとても楽しいので正直苦にもならないので続けていけるわけですが、今年の帰国生の入試の結果の出た生徒の喜びなどのメールを受け取ると、地味な仕事ですが、やりがいもあります。

すでに卒業統一試験は終わった生徒ばかりですが、1月の結果がどうなるのか、近年オーストラリア進学組やアメリカ、イギリス進学組のレベルが高くなり、志望する大学に合格しているかどうかは気がかりです。

今年1月や4月に留学を始めた生徒の中でも数名は最初はあまり口もきいてもらえなかったのですが、今は普通に私が座っているだけで、ずっと話してくれる生徒もいます。地道に、そして誠実にしていないと、子供の信頼は勝ち取れないと本当に感じます。

jatcentre at 23:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリアより | オーストラリア高校留学関連

2016年11月01日

留学生の日常生活を文章で伝えたい

生徒とオーストラリアで会ったり、ラインで連絡が来たり、勉強を教えていると、オーストラリアでの高校生活の中でのいろいろな話を聞くことができます。

友達同士の話や、ホストファミリーの話、学校での勉強の話や学校でのイベントなどの話。そんな話の中のいくつかを短いストーリーにしてこれから留学する生徒に伝えたいと考えています。

今までのブログでは、親に対して伝えたいことが多かったように感じます。これから留学をする生徒の中でも私のブログを楽しみにしてくれる人もいることをカウンセリングなどで聞いて、現在オーストラリアの高校で学んでいる生徒がどんな経験をしているか、少しでもわかってもらえればと思います。

現在は実名やリアルな誰かを特定するようなことはホームページやブログでは書けません。ですので、話に色を付けて名前も場所も変えて超短編小説として書いていきたいと考えています。

目標は月に最低1回は更新を目指して頑張りたいと思います。

jatcentre at 22:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)高校留学生 スクールライフstory | オーストラリア高校留学関連

ホームステイでのトラブルって実際にどんなこと?

今週、金曜日からオーストラリアに行きます。10日間。今回は、クイーンズランド州のOPからATARに2019年より変更になるため、その点を担当者と会ってしっかりと聞いておきたいと考えています。また、機会があると思いますので、新しいシステムも細かく説明します。

今日はホームステイのトラブルに関して書きたいと思います。

ジャットセンターは学校を選ぶ際に、実際に学校を訪問してホームステイの担当者と話をしてどのようにホームステイを選び、どのようにトラブル等に対応していくかはしっかりと聞くようにしています。

最近は、ホームステイとして留学生を受け入れる場合は、過去の犯罪歴などがないことを証明することや、病気などの緊急時の対応の説明、いくつかの学校では定期的にホストファミリーを集め学校で定例会のようなものを行う学校もあります。また、女子生徒の場合は、学校の担当者が定期的にメールなどで連絡を取ったり、いくつかの学校では携帯のGPS機能を使う場合もあります。

ある生徒が語学学校を終えて、本格的に高校へ移動するためにホームステイの移動がありました。で、ラインでメールを送った時のやり取りです。

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一度別の家庭を経験したうえで、移動先でもこのようなメールを送っていただければ安心します。

実際に多くの生徒はホームステイでのトラブルはありません。ただ、トラブルがゼロではないことと、トラブルが起こる場合はどのような場合があるかをしっかりと理解する必要はあると思います。

現在高校生のホームステイの場合は、同じ留学生が一緒にいる場合もあります。つまり、ホームステイしている生徒が自分と他の国の留学生という場合です。自分以外に別の留学生がいる家庭になる確率は学校によって異なります。一般的に、留学生が多い学校や英語学校から紹介されるホームステイはもう一人留学生がいる場合が多く、留学生の少ない学校では1家庭一人の留学生という場合が多いと感じます。

今問題になっているのが中国人留学生が同じホームステイに滞在する時のトラブルです。

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中国人留学生の場合は、食事がまずい。などと平気で言える生徒もいたり、学校に迎えに来る時間が10分遅れただけでキレまくったりした生徒もいたり(事前に10分遅れることをメールで連絡しているにも関わらず)、冷蔵庫の食べ物を勝手に食べまくったりする生徒がいたりと、日本人留学生では絶対にありえない行動をとる生徒がいて不快になる場合も多く、いくつかの家庭は中国人の留学生に当たるなら、今後ホームステイは受け入れない。という家庭も多いことは事実です。

当然中国人留学生のすべてがそうではありませんが、何割かの生徒がそうします。当然、女子生徒でも普通にいます。(ほかの国で食事がまずい。ホストが10分遅れただけでキレるような生徒は日本人以外でも聞いたことがありません。

次に地域的な問題です。

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現在ジャットセンターでも10名弱シドニー、メルボルンで学んでいる生徒がいますが、すべて私立の寮に通っている生徒です。ですので、寮の生徒がホリデー中に滞在するホームステイ先は、例えばシドニーなら、ペンリスやキャッスルヒルあたり、メルボルンでは、お願いしてフランクストンやグリーンズボローあたりにお願いする場合と、ゴールドコーストやパースにホリデーの期間だけホームステイをするように手配をしています。

シドニーやメルボルンの場合は、ホストと留学生の食事が違う場合などもあり、すべてがひどいわけではありませんが、他の地域と比べると桁違いの割合で苦情が出ます。

今年ホームステイを変更した生徒は、2名いましたが、一人はインド人の家庭で習慣に合わないだけでなく、家族が留学生をシェアメイトと勘違いしているような扱いだった家庭と、9時までに消灯で、インターネットのWi−Fiの電源もその時間に切ってしまう家庭があり、すぐに移動しました。

ホームステイに関しては、合わなければ移動できる権利がありますので、その点もしっかりと理解しておくことはとても大切です。

実際、ホームステイの生徒のトラブルは数年前までに比べて相当減りました。これは、以前はホームステイに関してはすべてステイ先が主導権を握っていたために学校が状況を把握できなかったために起こったことが多かったのですが、現在は統一した規則を作り、外出時の携帯電話の所持の義務化や日本への帰国を含めた地域外に出る場合の外出届、毎年更新する生徒と学校やホームステイとの契約書など整備がしっかりとしてきたからだと感じます。

友達の家に泊まる場合も、以前のようにホスト間での話し合いでどうにかなったものも、学校に届け出ることを義務化している学校も増えました。

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友達の家に遊びに行く生徒もとても多くなった気がします。ただその場合も必ずルールがあり、学校の友達の家に泊まるのであっても、学校がその滞在を把握していることが条件で、例えば別の学校の生徒の家に泊まる場合は、必ず学校が相手の家庭を把握する必要があり、その家庭にも学校から家族の詳細をチェックして問題がないことが確認できなければなりません。

スポーツクラブの友達や英語学校で知り合った友達など高校生ですので今まで以上に交友関係が広くなりますので、その点は学校でもしっかりとチェックする必要があります。

私自身も、私立の学校などでは生徒と会うために、パスポートや免許証をすでに提出している学校もあります。

日本だけでなく多くの国からオーストラリアの高校に留学する生徒が増えたことで、しっかりとした体制で学校側も生徒をケアする必要性が強くなり、しっかりと受け入れ態勢が整備されたことにより、生徒がいろんな面で留学生活を楽しめるような環境になってきていると感じます。

ホームステイなどに関しても、学校の選択同様不明な点がございましたら遠慮なく聞いてもらいたいと思います。しっかりと任せられる学校でなければジャットセンターでも生徒を紹介することはできません。

近年高校留学生の成績が向上していることや、高校留学生が日本に帰りたいと言わなくなったことも、このような学校側の努力があるからだと感じます。

jatcentre at 10:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア高校留学関連 | 100校の学校に生徒を送った経験から

2016年10月26日

高校留学を成功させるための心理学

中学2年生で習う一次関数の問題です。
点(9,−2)を通り、傾きが −2/3(マイナス3分の2)の直線の方程式を求めよ。

当然、それほど難しい問題ではありません。おそらく、現在中学3年生の生徒なら70%ほどの生徒は普通に解けるのではないかと思います。ですので高校留学を希望する生徒であれば、ほぼ全員解ける問題です。

正直この問題が解けるかどうかは、大きな問題ではなく、確認したいのはどのように解くかです。
y=ax+bに代入して解く生徒が多いと思いますが、私立の進学校に通っている生徒だとy-y1=m(x-x1)で解く生徒もいます。(これは高校の数兇硫鬚方)
私は、おそらく -2-(9x-2/3)=4 でbを求めるやり方にします。

頭の中ですべて計算して答えを出す生徒もいれば、しっかりと計算をして出す生徒もいます。10秒で解ける生徒もいれば、1分以上かかる生徒もいます。

あとで説明しますが、この解き方が私が生徒に英語を教える上でとても大事なデータになります。

また、先日TOEFLを受験した生徒からこのようなメールが届きました。

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1年留学の生徒ですが、4月から留学が始まり、半年経った時期でのスコアでとても順調だと感じます。ただ、リスニングの点数が悪く、その点がショックを受けている内容のメールでした。

トーイックのリスニングは留学した生徒であれば、比較的簡単に解けますが、TOEFLのリスニングは話が長く、しっかりと大事なところを書き留めておかないとスコアは伸びません。特に学力の高い生徒は、日本語能力と経験値で初期の留学期間を乗り切ることが多いために、大まかなあらすじは理解できても、詳細を逃している場合があります。

リスニング力をつけるためには、リスニングテスト自体の話している英語のレベルは他のセクションに比べて簡単ですので、100%の理解を目指して取り組むことが大事だと感じます。

彼女に対しては、私のおすすめは、通訳の練習をするのがいいのではないかと伝えました。

好きなDVDを字幕なしで見て、自分で訳してみる。訳した後で英語の字幕や日本語の字幕を付けて確認をする。というやり方や、実際にネイティブの友達やホストファミリーにインタビュアーのように質問して、前の質問を踏まえて次の質問をするようにしてみる。

もちろん、リスニングの場合は、自分自身が普段からカタカナ英語ではなく、しっかりときれいな発音を心がけてrとlの違いやthなど、自分で正確な発音をしながら違いを感じ取ることも当然大事ではありますが。

前振りが長くなりましたが、高校留学をする生徒に対しては、個人それぞれの性格などを見極めてアドバイスをすることがとても大切だということです。

比較的計算問題に時間をかける生徒の場合は、すべての生徒ではありませんが、勉強のテクニックよりも自信をつけさせるような、やる気を起こさせたり、自由に質問をしてくれるような環境を作ることが大切だと感じます。

計算処理能力が高い生徒は、レベルの高い問題を出すようなやり方がいいと感じる場合が多いです。

生徒のいい面を伸ばすためには、生徒の自己申告ではなく、実際に自分がいろいろと話したり、LINE等でメールのやり取りをしながら性格を時間をかけてでもしっかりと理解することが大事だと感じます。

いつもいうことですが、高校留学を学習サポートや進路などのサポートがない状態で行うのは、私はとても、もったいないと感じます。

日本の高校に行って、受験に備えている生徒と同じように、高校留学をする生徒も留学期間にどんなサポートを受けるかということがとても大切だと感じてくれるととてもうれしく思います。

jatcentre at 10:11|PermalinkComments(0)TrackBack(0)通訳 英語上達の方法 | 心理学

2016年10月18日

オーストラリアの卒業アルバム year book

オーストラリアの学校と日本の学校は少し違いがあります。オーストラリアでは学校が主催する入学式や卒業式はありません。私立などでは、卒業式ではありませんが、卒業パーティーなどを開き、お世話になった家族や先生を招待します。公立では、学校単位でやるのは田舎の方の公立ではまだあるところも聞きますが、最後の日に学校の教室を全員でそれぞれ見たり、在学生がアーチを作って卒業生を送り出したりと、学校によって違います。

オーストラリアなど西洋で人気の卒業する年を背番号にしたトレーナーやTシャツを作るのが一般的で、それに、自分の名前を入れてオリジナルの卒業ユニフォームを作り、卒業するまで制服の代わりに着ます。今年なら16です。

卒業アルバムはオーストラリアにはありませんが、毎年全校生徒の文集をどの学校を作成しています。これをyear bookといい毎年生徒に渡しています。

表紙はこんな感じです。

publicyearbook


ページ数は100~200ページくらいで、在校生すべてが名前入りの写真で載っていて、各行事の写真もたくさんあります。

privateyearbook


私も学校を訪問した時に、もらえる場合はできるだけもらうようにして、集めています。また、留学を考えている女子生徒は写真で学校生活がわかるために欲しい生徒も多く、在庫がある場合は希望者には渡しています。

イベントなどの写真はこんな感じになっています。

p4


スポーツや研修旅行など、いろんな思い出が詰まっています。

p3


ポピュラーな体育大会や文化祭、マラソン大会、水泳大会だけでなく、球技の大会や音楽の演奏発表会などもあります。

p2


芸術作品やバーベキューパーティーなどもあったり、日本とは行事の内容も違ってきます。

p1


今回は一つの学校のyear bookの一部を紹介しましたが、学校によって、year bookは少しずつ違っていて、学校の雰囲気がわかるものが多いです。

プロフィールだけで学校を考えてしまうと、十分ではない場合が多く、本当の学校の良さが伝わってこない場合もあります。

ジャットセンターでもいろいろな角度で学校を紹介していきたいと考えています。その中から、自分に合った学校を見つけてほしいです。

jatcentre at 19:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリアの文化 | オーストラリア高校留学関連

2016年10月11日

オーストラリアの高校留学で本当に知らなければならない情報

オーストラリアの高校留学を考える際に、本当は知っておかなければならない情報であっても、見過ごしてしまったり、知りたくても調べられない情報というのはとても多くあります。そして、私が知っていても、ホームページ上などで情報を流すことができないこともあります。

高校留学の場合は、英語力を高めるだけが目的ではなく、将来の大学進学や就職に有利になるためにできるだけよい環境で勉強して、大学入試に備えることがとても大切です。

オーストラリアの大学に進学した場合、どのくらいの費用がかかるでしょうか。

オーストラリアの大学は数校を除きすべて国立大学です。国立大学だから費用が安い。というのは事実です。実際にオーストラリアの私立の大学よりも国立大学の方が同じ学部であれば明らかに安いです。しかし、その国立大学でも年間300万円以上はかかります。(あくまでも授業料だけです)

クイーンズランド大学(The University of Queensland)の留学生の学費の一覧をご覧ください。 こちら

実際に高校留学を終えて、オーストラリアの大学のオファーレターが届くと、それぞれの学部で費用の明細が届きます。オーストラリアの場合は、オーストラリア人であれば、自由に希望するだけの単位を取って何年かかっても問題ないのですが、留学生の場合は、1年で取らなければならない単位が決まっていて、それぞれ金額が2000ドルとか、2500ドルとかになっていて、現実的に合計すると35000ドル程度にはなります。

実際にこれだけでは終わらず、学期ごとの試験で不可になれば、再度受験料を支払い追試を受けなければなりません。その金額も2000ドルとか高額になります。当然日本の大学のように誰でも卒業できるシステムでもありません。現地の生徒は国立で費用もかからないにも関わらず、大学進学をしない生徒が多いのは、卒業できる保証がないからです。

で、あれば日本の大学に帰国生入試で受けて、英語で授業を行う学部を選んだり、提携大学での留学での単位を認可してくれる大学を選んだ方がいいわけです。

次に、日本人留学生の留学先に関しての情報です。

例えば、オーストラリアには、6つの州と2つの特別地域があり、それぞれの地域で留学生を募集しています。公立の学校は、どの州が一番多くの日本人留学生が勉強しているでしょうか。オーストラリアの場合は、基本的にどの学校に入学する場合でも私立、公立問わず留学生の入学基準は大きく変わることはありません。入りやすい、入りにくいはシステム上の問題のみです。

これは残念ながらウェブ上では伝えることはできません。その点はご了承ください。しかし、多くの人が想像している割合や人数とは大きく違う結果になっています。定期的に多くの学校を訪問したり、現在留学している生徒が主要の州にいますので、その生徒の情報などから容易に人数は実際は割り出せます。

現在留学している人数は関係ないと思うかもしれませんが、少ない州には、実際に日本人の留学生が留学しにくい理由があるから少ないわけで、とても大事な情報になります。

また、私立の場合は、留学生の受け入れ態勢であったり、サポート体制を含めて、入学は可能であっても、単身での留学は大変な場合も多いのが事実で、寮のある学校の場合は、学校が休みの時は学校のサポートなしでホームステイを探さなければならない学校も多く、いくつかの州では、高額なガーディアン費用をエージェントとは別に払わなければならないこともあり、学校自体の環境が良くても留学生にとってはいろいろと大変なことが多い場合があります。

また、大学入試のシステムや帰国生入試と卒業統一試験が被った場合の対応などもしっかりと把握しておく必要があります。

例えば、NSW州の場合は、現在卒業統一試験が始まりましたが、BOSTESなどに連絡を取るだけでなく、多くの手続きを経て行わなければならない状況で、他の州でも同様のことが起こります。学校側が協力してくれない場合が多く、個人で行う場合でもかなりの困難になります。

実際に私のところに留学している生徒から相談があり、卒業統一試験と帰国生入試が被って困るなどの相談もありますが、日本でのHSCの受験などは寸前で対応できるものでもなく、手続きも簡単ではないために帰国生入試を断念してしまった。という相談がありました。

それだけでなく、学校によって必要提出書類である成績証明書や活動記録書、推薦書も好意的に行ってくれる学校もあれば、協力的でない学校もあります。

学校を選ぶ際に、日本人が少ない(現在日本人の多い高校はほとんど存在しません)とか、スポーツなどで選ぶのも問題ありませんが、将来の進学を視野に入れて学校選択を行うことはとても大事であり、また、進路に関しても早い時期から準備をしておく必要があります。

高校留学を単に英語を伸ばすための留学と考えている人にとってはこのような情報は必要ないかもしれませんが、もし進路を真剣に考えたり、英語を伸ばしながらしっかりと教養を身に着けて将来の夢を叶えようと考えている人であれば、表面上の情報だけでなく、しっかりと子供の進路を考えた上での準備を行う必要があると感じます。



jatcentre at 09:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア高校留学関連 | 100校の学校に生徒を送った経験から

2016年10月03日

帰国生入試 合格するための対策 ポイントになることは?

今週土曜日はオーストラリア留学フェアが開催されます。 ホームページは こちら

2016ryuugakufair


ジャットセンターも当日クイーンズランド州教育省のブースでクイーンズランド州の公立高校の素晴らしさを語ります。ぜひご来場ください。


帰国生入試が本格的に9月から始まりました。オーストラリアの高校に通っている生徒は、卒業する前に帰国生入試を受ける場合も多く、その場合は、ATARなどHSCやVCEとの兼ね合いや、ATARのスコアが出る前の試験の場合は、しっかりと状況を理解しておかないと、成績が出ないことが入試に不利になる場合もあると思いますので、必要な書類をしっかりと揃えるだけでなく、提出書類の中で成績に関わるものや、TOEFLやSATのスコアに対する対策も必要になります。

今日は、帰国生入試の学校選び、学部選びの対策に関して書きたいと思います。

帰国生入試の場合、合格しやすい大学と合格しにくい大学があることを理解することはとても大切だといつも感じます。

また、国立大学の対策や私立理系の学部を希望する場合の対策も一般の帰国生入試の対策と大きく変えていかなければならないことも大事なポイントだと思います。

帰国生入試が一般入試と異なる点を説明したいと思います。

3名の生徒、あいさん、しょうくん、さおりさん(全員仮名)は帰国生入試を受けた現在オーストラリアの高校3年生です。3人の生徒の卒業統一試験の点数(トライアルなどで換算)とTOEFLのテストの点数は下記の通りです。

TOEFLatar


この3名が、帰国生入試で山田大学、高橋大学、渡辺大学(すべて仮名)の外国学部英語学科を受験しました。3つの大学は同じ試験科目で、提出物もだいたい同じだとします。3つの大学の外国学部英語学科の予備校の一般入試の偏差値は下記の通りになります。

山田大学 65
高橋大学 65
渡邉大学 65

で、3名のそれぞれの大学の合否は下記の通りでした。

同じ偏差値合否


全員が山田大学は合格しましたが、しょうくんとさおりさんは高橋大学と渡邉大学は不合格になりました。

次にこの3名が鈴木大学、佐藤大学、田中大学(すべて仮名)の国際教養学部を受験しました。一般入試の偏差値ランキングでの偏差値は下記の通りになります。

鈴木大学 75
佐藤大学 70
田中大学 65

また、3つの大学の試験科目は下記の通りになります。

鈴木大学 小論文 面接 英語はTOEFLのスコア提出(70点以上)
佐藤大学 英語 国語(小論文含む)
田中大学 英語(一次試験) 書類審査を含む一次試験合格者は二次試験で面接

そして合否は下記の通りになりました。

違う偏差値


偏差値が高い鈴木大学が全員合格になり、佐藤大学はしょうくんとさおりさんは不合格、田中大学ではさおりさんは不合格になりました。

現実では、ここまで合否が逆転することはないかもしれませんが、過去の帰国生入試の結果を見ると、偏差値が高いい大学に合格して、それ以外は不合格だった生徒もいます。

この2つの結果からわかることは何でしょうか?

まず同じ偏差値の大学で合否が偏るのは、帰国生を積極的に受け入れたい学校とそうでない学校の違いだと感じます。帰国生入試の場合は、倍率などを掲載しない大学が多いですが、掲載しない大学ほど合格者は多くなるような傾向があります。

また、違う偏差値の大学での合否ですが、一般的に受験者の多い大学は試験のテストだけで合否を決めますので、学力の高い生徒が合格するのが一般的で、これは一般入試と同じ傾向になります。しかし、面接や小論文を課す大学では、生徒の人物をしっかりと見極めることをしているために、面接での比重が高くなる傾向があります。

実際に生徒が試験場で受験すると、ある学部では30名以上の生徒が受験する学部もあれば、2名しか受験しない学部もあるという話はよく聞きます。

また、完全に帰国生入試にしている学部と、AO入試にして、その中で帰国生の生徒が受験できるようにしている大学もあります。

もう一つ注意してもらいたいのは、できる生徒はどこでもだいたい合格してしまいますが、その生徒の場合は、元からの学力が高かったためで、その生徒がすべての大学に合格したから、対策を立てていたのではなく、一定の英語力と学力があれば、日本同様にどの大学でも合格してしまいます。

つまり、私たちが帰国生入試をアドバイスをする場合は、その生徒の英語力のレベルや、学校での成績、生徒の長所と短所をしっかりと見極めてアドバイスをしないと、一般入試のように偏差値のランキングがあって、それに対応するアドバイスをしていたら、合格できる大学を見過ごして、大きな失敗をする場合もあるということです。

また、理系の大学や国立大学の場合は、私立文系とは違い、試験はしっかりと合格できるだけの学力、英語力が必要になる場合が多いのは強く感じます。

数学などは、日本の数学の問題が出て、オーストラリアの高校で学んだ問題とは大きく異なります。特に、数学供↓掘Bなどは、高校在学中からしっかりと勉強して、わからないところは解決する必要があり、ジャットセンターでもその点は理系希望者には集中的に行っています。

また、国立大学、私立の高いレベルの大学では小論文の中でかなり高度な知識を必要とする大学が多く、単に日本の受験対策を行うだけでなく、知識を応用できる能力も必要になってきます。

今まで国立大学に帰国生入試で合格した生徒は、希望する大学に対応した受験準備を早い時期から行ってきています。

帰国生入試は、希望する大学や学部によって対策が大きく違う場合が多く、また、合格しやすい大学とそうでない大学の見極めや数学などオーストラリアの高校で習わないことも準備する必要がある場合もあります。

しっかりと対策を立てるということは、単に募集要項を見てチェックするだけでなく、傾向もしっかりとチェックすることも含まれるような気がします。

jatcentre at 09:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア高校留学関連 | 100校の学校に生徒を送った経験から

2016年09月28日

Mitchelton state high school ミッチェルトン高校 学校紹介

普通のオーストラリアの高校を紹介する。

ジャットセンターの視点で高校を紹介してみます。他の学校紹介とは違う、実際にスタッフと連絡を取り合い、何度も学校を訪問してきたからこそ伝えられる情報をお知らせできればと思います。

今回はブリスベンの公立高校 ミッチェルトン高校(Mitchelton state high school)

ホームページは こちら

mitchelton2


創立 1956年 (創立60年)
生徒数 400名 (1学年 約65名)
地域 ブリスベン北西部 中心より約8km

留学生の通学方法は 学校より徒歩10分強に(電車の駅) Mitchelton station または Grovely station (ほぼ同距離)があります。また、Mitchelton station の近くにショッピングセンター Brookside shopping centreがあり、そこはバスのターミナル駅にもなっています。このショッピングセンターは近くのチャームサイドやインドロピリー、キャリンデール、ガーデンシティ等の大きなショッピングセンターではありませんが、店舗数も120店あり生徒にとっては利用しやすい環境です。多くは電車、バス等で通学しますが、ステイ先によりバスでの移動が困難な場所は、ホストが送り迎えをしてくれます。

電車 40% バス 30% 車の送迎 30% くらいだと思います。

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学校のアピールポイントは、人数の少なさ。公立、私立を含め1学年70名前後の学校はかなり少数な学校で、生徒と教師の距離が近い関係が保て、留学生の英語サポート等にも高い評価を受けています。

留学生担当の主任は学校の英語の先生でもあり、わからないことがあれば親身になって教えてくれます。また、高校準備コースが併設されており、語学学校の先生も学校の授業のサポートもしてくれます。

今年留学した生徒が、社会科の授業の課題が難しいと相談したら、留学生担当の先生の一人が、彼女の授業で隣に座り、1時間一緒に受けたりもしてくれました。

現在year12の生徒は、学校の生徒会役員にも選ばれ、学校の行事などでも活躍しています。

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少人数な学校ですが、選択教科を制限されることもなく、希望者が少ない場合でも、インターネット授業等で希望する教科を取ることもでき、教科選択に困ることもありません。

卒業統一試験の成績も十分な成績を残しており、ジャットセンターの生徒も日本、オーストラリアの有名大学に進学しております。帰国生入試などの、推薦書などもしっかりと書いてくれます。

また、先生たちも留学生にも積極的に学校に参加させるために、生徒会役員に推薦してくれたり、地域のボランティア活動を紹介してくれたり、今年度も学校の代表として、地域と学校の連携強化のフォーラムに参加して、学校代表として活躍してくれました。

mitchelton1


ミッチェルトン高校は、留学生スタッフの充実がトップランクです。

生徒の行事参加(体育大会、文化祭、ボランティア活動など)には、先生が私に写真を送ったり、生徒が何か学校で表彰されると詳細を伝えてくれたりします。

また、ホームステイとの対応も素晴らしいものがあり、女子生徒には担当の英語の先生が、定期的にメールなどを送ってくれて、しっかりと管理しています。

今年の対応で印象に残ったのは、生徒がホストファミリーの2歳のお子さんとホストが不在で遊んでいるときに、生徒が少し目を離した時に、子供がソファから落ちて、けがをしたときに、生徒がすぐに学校のスタッフに連絡をしたら、スタッフがすぐに救急車の手配をして、ホストにも状況を説明してくれて、私もその時にブリスベンにいたために私にも詳しく連絡をしてくれて、すぐに生徒のために親身になって病院まで付き添ってくれました。

子供も軽症で済みましたが、緊急時の対応には感謝しています。

留学生の主任、ホームステイ担当者、語学学校の教師の主任すべてミッチェルトンで10年以上の経験があり、私も安心して任せられるスタッフです。

学校を選ぶ際には、あまり情報が十分でないこともあり、プロフィール等で選んでしまいますが、ミッチェルトンをはじめ、いくつかの学校は、スタッフが素晴らしく、そのような学校で学べることは、今後の進路に大きくプラスになると感じます。

先生が、生徒会役員に推薦してくれたり、授業のわからないことを親身に教えてくれたり、大学の推薦書もしっかりと書いてくれたり、いろいろな活動を紹介してくれたり。

卒業した時に、満足いく結果を残すためには、学校のスタッフのサポートは本当に不可欠であると感じます。

どんな学校か。というより、通っている生徒がどんな経験をしたか。

それが本当の意味での学校選択になってもらいたいと強く感じます。

jatcentre at 10:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア高校留学関連 | 100校の学校に生徒を送った経験から