2017年03月25日

オーストラリアの高校で学ぶための帰国生入試対策

帰国生入試で、ある大学の合格者数と受験者数を国別で掲載された資料を見ました。英語圏(アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド)の学校を卒業した生徒の合格率(受験者数に対する合格者数)では、オーストラリアはアメリカ、イギリス、カナダよりも低い結果が出ました。

この結果は、オーストラリアの高校に留学している生徒が真剣に考えなければいけないことでもあると感じます。

オーストラリアの学校で学んでいる生徒は、アメリカやイギリスの学校の生徒と違い、統一試験を受験する前、または統一試験の時期に多くの大学で帰国生入試が行われます。そのために、卒業統一試験の結果を提出できないので、その代わりにSATなどを受験しなければいけません。

また、現在の帰国生入試は、英語力よりも書類審査(卒業統一試験の結果を含む)や小論文、面接を重視する傾向になり、この傾向は加速すると思います。ただ、英語力も標準以上のスコアを提出することが義務付けられているのも事実です。

オーストラリアの教育制度では、教科選択がとても重要であることを理解する必要がありますが、その点の知識が日本人留学生はとても低く、year11に入学する時にしっかりと対策をしておけば、その点は不利な条件ではなく、有利な条件に変わっていてもおかしくないのではと感じます。

しかし、現状では、オーストラリアの場合は、統一試験の得点提出がないので、その分TOEFLの得点を取ればいい。小論文の対策をすればなんとかなる。という発想で帰国生入試を考えている生徒が非常に多く、その発想が合格率の低下の原因であるようにも感じます。

実際に、ATARで95以上取れている生徒であれば、私立の難関大学は余裕で合格できますし、国立の難関大学に合格した生徒は私が知っている限りは全員がATARで99以上を取っています。

つまり、ATARで95以上を取れない生徒が、頑張って国立大学の難関大学を受験しても合格できることはほとんどないということです。

帰国生入試で小論文がある大学を受験したければ、学校の授業を捨ててでも小論文の勉強をしてしまうのがオーストラリアの高校留学生の典型ですが、塾に通って対策すれば何とかなるほど小論文のテストは甘いものではなく、しっかりとした知識が身についていないと対応しきれないことを理解してもらいたいと感じます。

例えば、地球の温暖化はどのような理由で起こりますか。またはそれに関連した問題が小論文のテストで出題されたら、塾に行って学ぶだけで対応できるものではありません。オーストラリアの学校でしっかりと成績が取れている生徒ですと、理科の授業で学んだことをベースにわかりやすくまとめることができていました。

産業活動によって排出された温室効果ガスが増加することによって、地球放射エネルギーの出す量と吸収する量のバランスが崩れて気温が上昇してしまいます。その程度の説明では高いレベルの入試の小論文には対応できないわけです。そのうえに、温室効果ガスである、二酸化炭素やメタンがあり、工場排気や火力発電、自動車の排気ガスの影響を伝え、さらに森林伐採や、海の環境破壊まで細かく解説していかなければ合格点は取れないわけです。

つまり学校で学んだことがベースに小論文の課題が出されるわけで、学校の授業でしっかりと成績を取れる生徒でないと、大学入試レベルの小論文では対応しきれないわけです。小論文が、まるでオーストラリアの留学生活で感じたことは何ですか。や、留学生活で一番印象に残ったことは何ですか。などのレベルで出題されていると勘違いしていなければ、学校の授業を適当にやろうとは感じません。

学校での授業が帰国生入試の対策のベースで、それは英語力を伸ばすためには、塾に行かなくても授業をしっかりと受ければ対策はできるし、専門知識が必要な小論文の入試にも対応ができます。

私自身が、常に学校の授業をしっかりとサポートすることが最終的に、オーストラリアの大学入試だけでなく、帰国生や他の国の大学を受験するにも必要なことだということです。

確かに、高いレベルの教科を選択すると宿題はたくさん出ますし、課題もレポートになり、文章構成などもしっかりとチェックが入ります。しかし、そのような論理的な思考力を大切にするオーストラリアの教育は、自然と深い知識を、自分の言葉で表現する力も身に付き、かつ、問題を発見する能力や目的意識まで自然に身に着くものです。

オーストラリアの高校への留学は、将来の進路を含めた上でも、教科選択やしっかりとした受験対策を取ればプラスになるものだと確信しています。その確信とは、過去にしっかりと学校の授業を受けて、高い成績を取った生徒がしっかりと希望する大学に入学しているから伝えられることだからです。

オーストラリアの留学を考えている人がいましたら、その点をしっかりと聞きたい人がいましたら遠慮なくご連絡ください。

しっかりと説明を聞いていただければ、これからのオーストラリアでの高校留学がいろんな意味で準備が必要であることが理解していただけると思います。


jatcentre at 00:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア高校留学関連 | 100校の学校に生徒を送った経験から

2017年03月23日

タロットによる性格診断占い

現在留学している生徒から

タロット占いできるんですよね?

お願いしてもいいですか?

という、連絡があってあまりやってないわけでもなく、別に封印しているわけでもなく、こっそりとひそかに自分の特別ホームページがあってやっています。これは名前がわかるととても恥ずかしいので公表はしないのですが、当たり障りのないタロット性格診断を作成しましたので、興味のある方はやってください。

占いページは こちら です。

これからも、過激でないものはこちらのページにアップロードします。

かなり前ですが、オーストラリアのメルボルンでタロット教室に通っていたことがあって、そこでいろいろとタロットについて学んだことがあり、以前社会人の留学も高校留学に合わせて紹介していた時にいろいろと需要が多く、やっていました。

生徒だけでなく、親でも問題ありませんので、遠慮なく言ってください。減るものでもなく、その人の性格などを考慮に入れて占うのではなく、カードの並びによってその通りに行うので的外れなこともあるかもしれませんが、いろいろと考えさせられることもあると思います。

占いは、自分が想像しないアドバイスが出るのでいろんな意味で考えさせられると思います。

jatcentre at 00:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)タロット占い | 心理学

2017年03月15日

オーストラリアの学校の授業ってどんな感じ?

高校留学を考える上で学校での勉強はとても大切なことは言うまでもありません。しかし、実際に高校留学を考える中でオーストラリアの学校はどんな勉強をしているかに関しては多くの人が関心を示していないのも現実です。それは多くの場合、オーストラリアの授業は討論する授業だとか、いろんな意見を出し合って学ぶ授業だとかとても抽象的な表現しか聞かれず、また、その具体的な内容を留学を紹介する人ですら良く理解していないのでそれ以上のことは聞こうにも聞けないのが現状かもしれません。

生徒と学校の宿題のサポートをしている中で生徒が私に相談する課題の内容などの中にはとても素晴らしい題材を使って授業をしていると感心することがあります。その中のいくつかを今日は紹介できればと考えています。

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これは、ある生徒の今学期の課題です。

この広告には、どのような企業の宣伝の意図があるかを調べるという課題です。

まず、イントロダクションと言って、前書きとしてこれから調べることを説明して、その次にそれぞれのパーツ、この写真であれば、このキャッチコピーの文の意図しているものや、背景の色や、製品であるチョコレートとの調和、DOVEという商品名のフォントの意図、そして最後にそれら全体を通しての結論を考えるというものです。

IT'S BETTER WHEN THERE'S MORE DOVE TO LOVE.

理解できそうで、なかなか理解できない文章で、この言葉がどんなメッセージを購入者に伝えているかを自分なりの解釈で書かなければなりません。私はこの背景は水(海)の中にチョコレートが入っていくような感じから、静かな海の中にチョコレートが愛とともに溶けていくイメージだと考えました。

しかし、生徒は青の視覚効果を意図しているものだと感じていました。また、チョコレートで書かれたDOVEの文字がとても効果的だとも感じているようでした。

つまり、自分で課題に取り組み、いろんな意見を周りの人から聞いて、その意見と自分の意見を比較しながら、自分が考えたこのチョコレートの宣伝の意図を書き、それを先生に添削してもらいながら、完成して、今度は学校の授業の中でプレゼンテーションをしながら、他の生徒の意見を聞くような感じです。

調べていく中で、このチョコレートは日本ではそれほど売られてないことや、いろんな種類のチョコレートがあることや、今までのMARSの会社のチョコレート製品のことを調べたりいろいろと私も勉強になりました。

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一般の課題は上記のような流れが多く、この課題は理科の授業のアサイメントですが、社会科でも、国語でも、その他の教科でもだいたいこのようなプリントを課題を行う前に分けられます。

つまり課題をまず与えられます。そして、先生が、その課題の結論を出すまでの流れを説明します。そして最後に結論を発表することになります。

オーストラリアの学校では、各学期ごとに課題が与えられて、それをいくつかの段階に分けて自分がやったものを提出して、先生から毎回アドバイスをもらい次のステップに移行するような流れになり、その課題を通して、生徒たちがそれぞれどのくらい課題の本質を理解しているかをチェックして成績をつけています。

日本のようにテストの結果をメインに成績はつけません。

その他にも、今学期はたばこの値段とたばこの消費量を関連性を調べる宿題を出された生徒

自分たちが住んでいる、上流の川の生態系が壊されてしまうとどのような影響が日常生活で起こりうるかに関しての課題を出された生徒

オーストラリアの山火事の原因をいろんな角度から調べ、そして、オーストラリア政府はその対策としてどんなことを行っているのかを調べる課題を出された生徒


オーストラリアの授業はどの授業でも共通しているのですが、社会生活を常に意識して、学校で学ぶことは、将来社会人になった時に必要とされることを学ぶ授業が多く、社会や国語の授業では、最近身近に起こった事件などをいきなり課題にすることも普通です。記憶にある時に、その事件などの問題点を様々な角度から調べて自分なりに感じたことをまとめることが大事だと考えているからで、日本のように学習指導要綱がどんなことがあってもすべてだという発想はありません。

高校留学を考える時に、ぜひ学校の授業に関しても英語ではどんな授業をやっているのか、数学は?社会は?体育は?などと関心を持っていただければ、それが高校留学をさらに充実したものにしてくれると感じます。

高校留学は、学校の授業がとても大切だという基本を理解したうえで考えてもらうといろいろなことがわかってくると思います。

jatcentre at 14:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア高校留学関連 | 100校の学校に生徒を送った経験から

2017年03月09日

学習サポート体験

現在カウンセリングを受けている方の中でも、2年後に留学を考えている人もいれば、長期の留学は考えてなくても、夏休みなど長期休暇に短期留学を考えている人もいます。また、このブログを読んで留学は考えていないのですが、英語や数学を教えてもらいたい。姉がジャットセンターを通して留学して、弟は留学をしないのですが、定期的に数学や理科の勉強を教えている方もいます。

今はLINEがあるために、勉強を教える場合も、お互いに自分の部屋から時間を決めてLINEで勉強を教えることも可能になりました。経験がないとピンとこないかもしれませんが、現在留学している人だけでなく、日本でもこれから留学をする人などもLINEを通して勉強を教えていますが、問題なく順調に行っています。

20年以上前の学生の時から家庭教師は多く行っていましたが、とにかく移動の時間が大きく、相手も親が時間を合わせて都合をつけるのも大変で、服とか気を配りながら待っていただくのも心苦しく本当に大変でした。しかし、今は、LINEで勉強をしている生徒も、親がいなくてもどんな服装でもできるようになり、また、LINEの方が無駄話をしなくなり効率的にも感じています。

ホームページでも書いてありますが、今後留学を考えている人でも、そうでない人でも、もし希望であれば遠慮なく学習サポートに問い合わせていただければと思います。留学決定者以外は有料(1時間2500円)になりますが、お試し程度の気持でも構いませんので遠慮なくお問い合わせください。

定期的にはできませんが、例えば、1か月に1度くらい行っている人もいれば、定期テストの前に苦手教科の質問を教えたりする人、最近中学入試から7年間不定期で学習サポートを利用した人も、国立大学の入試が終わり、無事合格できましたが、7年間数学メインで、英検の前だけ英語を教えるような形にして勉強をしていました。

1回1時間で、時間も可能な時間を事前に連絡を受けて行います。

普通の家庭教師よりは、おそらく質の高い勉強も教えることもできますし、費用も高くありませんので、留学を将来的に考えている人にぜひいろんな意味でLINEでの勉強を考えていただければ、ジャットセンターのサポートも理解していただけるものだと思います。

こちらのホームページ ジャットセンターのサポート よりご確認の上ご連絡いただければ、カウンセリングを事前に受けることが前提ですが、受け付けます。

よろしくお願いいたします。

jatcentre at 13:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア高校留学関連 | 通訳 英語上達の方法

2017年03月02日

高校留学 学校を選ぶために考えること

高校留学にとって高校選びはとても大切なことだと多くの生徒を送って感じます。また、選んだ学校で、英語力や成績が大きく変わることも感じます。

日本人の感覚であれば、学校を変えるのは失礼。のように感じますが、より環境のいい場所で勉強する方がいいと私は思います。実際に、現在留学している生徒で他のエージェントから私のところに相談して学校を変えた生徒もいます。

学校選択をするにあたり、基本的なことになりますが、頭を整理して考えてもらうためにいくつかの項目に分けて簡単な説明をしたいと思います。

私立の学校と公立の学校

大きな違いは、授業料です。施設面なども豪華なところもありますが、皆さんが想像しているほど大きな違いはないと感じます。ただ、イベント面での充実は私立の方が高いと思います。

生徒数

生徒数に関しては、私立の学校は多くても1学年が100名前後に定員を設けています。公立の場合は、正直州によっても生徒数の上限は異なります。多いところは、1学年400人以上いる学校もあります。生徒数が多ければ、選択教科などの幅が広がり好きな教科を選びやすいメリットはあります。生徒数の少ない学校は、教科は限られる場合もありますが、アットホームな雰囲気や先生との距離が近くなり、相談等がしやすい環境ができます。

国籍

留学生の数が多すぎて留学した雰囲気ではないような環境は避けたい人もいると思います。また、日本人の生徒数が気になる人もいると思います。この点に関しては、公立、私立の選択で変わるのではなく、地域や学校それぞれで異なります。特に注意してもらいたいのは、留学生はいない。と、説明があったのに、実際に訪問してみると中国人が非常に多かったという経験をした人もいますが、これは、生徒自身の国籍がオーストラリアであれば中国人ではありません。その点も含めて、移民の受け入れなども学校によって違いますので、その点は遠慮なく聞いてください。

ホームステイ

ホームステイが良くなかった。変更してもらいたいのに、なかなかしてくれない。など不満の方がいるのもあると思います。実際、ホームステイがいい、悪いなどは個人的な感想です。しかし、しっかりと統計を取りますと、地域によってホームステイファミリーの質が大きく違うのが現状です。どこがいいとは、ウェブ上では言えませんが、地域選択などで変わるということも理解してもらえればと思います。



寮を希望する生徒もいます。寮の場合は、施設面で大きく違う場合もあります。また、寮の場合は、外出規制など厳しい学校もあります。その他にも、食事の質も、実際に何名かの生徒の話を聞くと恵まれている学校とそうでない学校があることも感じます。寮を希望される方は、留学生の数なども含めて総合的に説明しないといけない場合もありますので、遠慮なく相談してください。

学校のケア

学校内でのケアに関しては、その学校の担当していただく方の質でいい、悪いが感じ取られてしまうような気がします。例えば、常にすれ違うと気さくに話してくれるような方であれば、いろんなことを相談しやすいのですが、近寄りがたい人であれば、いくら留学生のケアなどを担当していても話しにくかったりします。その点は、今までの経験からアドバイスをすることになります。

ESLサポート

英語のサポートに関しては、各学校、対応が大きく異なります。全くない学校もあれば、毎週放課後留学生の宿題などをサポートしてくれる学校もあります。一定するの留学生がいれば、英語力のサポートの体制は充実していますが、そうでない場合は、あまり積極的でない場合もあります。

寮の生徒の場合は、ESLサポートと同様に学習のサポートも行われています。学習サポートの場合は、学校の勉強を食事の後などにやっていただくことができ、進学成績のいい学校は、そのサポートでランキングを上げている学校も実際にはあると感じます。

授業レベル

授業レベルに関しては、学校の方針により、学習に力を入れている学校と、そうでない学校は大きく違います。生徒の数学や理科の問題のわからない箇所を教えたりしていると、同じ教科で同じレベルの数学であっても、学校によってこれほど違うのかと驚く場合もあります。

また、宿題なども遠慮なくどんどん出す学校と、あまり宿題などの提出を求めない学校があります。実際に宿題がある学校の生徒の方が学習レベルだけでなく、英語力のレベルも上がっていくように感じます。この点は、非常に細かな点ですが、実際にセレクティブの学校の生徒の数学の問題を見た時に、レベルの高い授業をしていることに驚きました。その点もしっかりと学校選択では把握する必要があると感じます。

田舎と都心

田舎と都心の区分けも微妙ですが、シドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、パース、アデレードあたりを都心として、その他の地域を田舎と考えると、都心は当然生活をするのには便利です。日本のカップヌードルが食べたければ売っている場所はあるし、絹ごし豆腐でも納豆でも購入できます。当然日本食レストランもたくさんあります。参考書の数も豊富にありますし、映画も見たい映画を選ぶこともできます。

一方田舎の場合は、バスや電車などの交通機関も発達していなくて、週末もどこかに行きたくても、行く場所がほとんどない。と感じると思います。しかし、その分、人と人との暖かさは感じることができるでしょうし、学習環境としては最適だと思います。その点は、総合的に判断してもらえればと思います。

特別教科

学業やスポーツや芸術面で専門的な授業を受けたいと考えている人に対して、オーストラリアではいくつかの学校で専門的な授業を受けることができます。スポーツであれば、例えばゴルフであれば、ゴルフの技術を高めるだけでなく、トレーニング方法をしっかりと講義で学んだり、そのスポーツに対する栄養学、将来指導者になるための勉強なども学ぶことができます。

数学や理科の特別教科では、大学の講義に参加したり、学校の授業とは違った側面から勉強することができ、とても楽しいと感じている人もいます。


他にもいろいろとあると思いますが、大きな区分けとしていくつかの条件に関してコメントしてみました。

学校選択は、しっかりとすることによって、本当に英語力の伸びや学力の伸びが変わります。行けば何とかなるという発想ではなく、しっかりと情報を得て、自分に合った学校に行くことが将来的には自分の夢に近づく大事な選択だと理解していただけると思います。

jatcentre at 14:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア高校留学関連 | 100校の学校に生徒を送った経験から

2017年02月23日

学習サポートの必要性

高校留学を考える場合にはどうしても英語力を伸ばすことや海外での生活体験の必要性を目的に留学を考える場合が多く、海外での英語や数学、理科、社会などの勉強に関しての心配をしている人はとても少ないように感じますが、学校の授業を通して教養を身に着けることはそれ以上に大切だと私は思います。

高校留学を真剣に考えている人たちは、英語を伸ばすことや、海外の文化に触れて貴重な体験をするのは当然で、それ以上にしっかりとした教養を身につけるにはどうしたらいいのかを考えていると思います。それは、高校卒業後の日本での帰国生入試や、オーストラリアやアメリカの大学での入試に備えて、英語力だけで十分だとは思っていないからだと思います。

生徒をケアする中で一番大切だと私が考えているのが、生徒のニーズに合ったサポートだと思います。生徒はオーストラリアの高校で日本と同じような教科の勉強をします。ですので、生徒が本当に困るのは勉強が理解できない時にしっかりと勉強を教えることができる人がいることが一番必要なサポートだと考えていると私は感じます。

数学もレベルが高くなって、微分や積分、極限の勉強になった時に、細かな理解が必要な時にしっかりと相談できること、理科の勉強で学ぶ理科用語などは日本の大学入試の英語よりも難しく、それぞれの単語だけでなく、自分で内容を理解したうえでテストなどで文章を書かなければなりません。社会にしても、多くの知識や文化の違いから学ぶ内容が日本とは大きく異なります。

そのような生徒のサポートをしていくのが高校留学のサポートだと私は考えています。

biology


理科の問題

math year10


数学の問題

english hono


英語の問題

今の時代はLINEなどで生徒と文章や画像を通して連絡が取れる時代です。

わからない問題があれば、LINEなどでわからない場所を送ってもらえれば、それを私の方で解説をメールで送ったりすることもできますし、無料通話で解説することもできます。

日本の帰国生入試にしても、今の時代英語力だけで合否が決まるわけではなく、学校の成績などやSATなどの統一試験の得点を提出することを高いレベルの大学では必要としています。

生徒との信頼関係も、生徒自身がわからない問題をしっかりと説明してくれることで、私に対しての信頼も強くなるのであって、強い信頼関係がなければ、細かな相談まで年齢の離れた人に相談をしてくれることはありません。

高校留学を考える人たちには、これから大学などに進学する上でのオーストラリアでの高校留学は学校での授業を理解して、そのうえで高い成績を取ることが必要だと感じてほしいと思います。

学習サポートの大切さが理解していただければ、本当に真剣に留学を考えている人にとって第一に考えなければならないことだと理解していただけると思います。カウンセリング等で遠慮なく質問していただければ詳しく、納得のできる説明を聞いていただきたいと思います。

jatcentre at 00:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア高校留学関連 | 100校の学校に生徒を送った経験から

2017年02月15日

中学生で英検準1級合格はもう珍しくなくなっている現状

もうわかりきっていることですが、親が子供の教育に介入していかなければいけない時代になっていると感じます。

最近カウンセリングをして、子供が中学生で英検の準1級をすでに取得している。と聞いてもそれほど珍しくなくなってきました。中にはすでに英検の1級に合格している生徒もいます。それらの生徒の多くは海外での生活経験がある生徒ですが、そうでない生徒も多くいます。

そのレベルになると、当然ですが学校の勉強や一般の学習塾ではフォローできるレベルの勉強ではありません。能力が高い生徒や、英語が話せるようになりたいと強く思う生徒であれば、どんどんレベルの高い勉強をすることは私は問題ないと思います。英語の場合は、他の教科と異なり、問題を解いたり、参考書を読むことだけが勉強方法ではなく、映画を見たり、歌を聞いたりしながらでも英語力が伸ばせるので、親がしっかりと子供の適性を見抜き効率的な勉強をすれば、英語力は伸びると感じます。

今は、数学でも数検という英検と同じようなシステムのテストがあり、英検ほどではありませんが、人気があります。数学の場合は、英語と異なり、どうしてもレベルが高くても学校のテストの関係で高いレベルに進むことが難しいことがネックになっています。

しかし、今留学とは関係なく教えている生徒でも、中学1年ですでに高校の数学を教えている生徒もいます。数検も準2級(高校1年レベル)を今週末受験します。理解力が高い生徒であれば、例えば中学3年生の2次関数でも応用問題を含めて数日教えるだけで問題なく理解してくれます。英語同様に、無理にその学年で足踏みをしている必要はないということです。

現在留学している生徒でも、中学で準2級合格のみの生徒でも英検1級レベルのIELTS7.5やTOEFL100以上を取っている生徒もいます。ただ、留学していればどうにかなる。という発想ではなく、しっかりと滞在中もどのような計画を立てて実行していくかを考えているから伸びるわけで、その点も高校留学を考える上で細かく戦略を立てる必要があります。

いまだに日本では、留学=英語力を伸ばす、国際感覚を身に着ける。のような古典的な発想で留学を考えていますが、ヨーロッパや韓国、中国、ベトナムなどの留学生は、すでに英語は常識的に身につけなければならないスキルで、英語力よりも学力を優先した高校留学を考えている生徒が多いのも現状です。

例えば、韓国人などは日本人と比べて高校留学をする生徒の数は少ないですが、ATARで99以上を取る生徒やOP1を取る生徒の比率は日本人とは比べ物にならないくらい高い結果が出ています。

今日本でも、中学や高校の授業を英語で行う学校も増えてきました。また、中高一貫校などでは、高校留学をしている期間も、インターネットなどを使い、他の教科の課題もしっかりとこなして英語以外の学力を下げないようにしっかりとプログラムを作って留学を行っている学校もあります。

留学をしたから出来て当たり前で、それは反則。などと言われることは当然ありません。現在英語力の高い生徒は、今流行っている大学で英語の授業を行う国際教養のような学部ではなく、しっかりと日本の大学でも専門的な勉強ができる学部を狙ったり、海外の高いレベルの大学を狙うような傾向が増えてきています。

おそらく10年後には、英検で中学生で準1級を取る生徒が、今の数倍の数になるような気がします。(少子化であっても上位は関係ありません。)また、高校卒業時に英検の1級を取る生徒もかなり増えていくと思います。

結局は、教えるメソッドがしっかりとして、効率的に教えることができれば、英語や数学、その他の教科も学年に関係なく高いレベルの勉強にも対応していくことになると思います。

高校留学を今後考えている方は、本当にしっかりと細かなことまで聞いて、単に留学すればどうにかなる。のような発想では無駄になってしまうことを理解してもらいたいと思います。

高校留学に必要なサポートの一番重要なことは、英語だけでなく、その他の教科の学習サポートであると理解してくれる方が増えれば、今後の高校留学も素晴らしい選択肢になると思います。


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2017年02月10日

日本人にとって得意な教科と苦手な教科

海外で勉強する楽しさの一つは日本と学ぶ視点が違ったり、授業の学ぶ内容が違ったり、生徒の授業の中での取り組みの違いなどいろいろなところで日本との違いを感じると思います。

ある生徒と歴史の授業の話をした時も、日本の歴史の授業は本当に暗記さえしていればいい授業だったが、オーストラリアの授業を受けると自分が感じたことを書かなければいけなかったり、事件をしっかりと把握して、資料を読んだ上で自分が感じたことを書かなければならない授業が多く、背景までしっかりと捉えなければならないから大変だと言っていました。

生物の授業でも、これも日本では暗記だけしていれば何とかなるが、それぞれの体の構造をしっかりと説明しなければならなかったり、実験などを通して学ぶことがとても多く、日本の授業に慣れていると違う教科に感じると思う人もいます。

主要な教科のみですが、日本人が得意な教科は何かに関して生徒の成績などの統計を取って感じたことを書きたいと思います。

日本語を除けば、当然数学の成績がとてもいいです。

ただ、数学の授業は、生徒の能力に合わせて学ぶ教科が異なるために、苦手な生徒でも低いレベルの授業を選択できるために、多くの日本人留学生が一定以上の成績を取っていると感じます。

理科の3教科では、化学の得点が高く、次いで物理、そして生物の順になっています。これも計算問題や記号、符号などが多い化学は比較的理解しやすく、単語を覚えるのが大変な生物は苦戦しているように感じます。しかし、生物は環境問題や生態系に関わる問題が多く、人間の体に関して詳しく学ぶので、英語力の語彙や将来社会に出てから必要なことを多く学ぶので、生物を選択して本当に良かったと言う生徒もいます。

社会は比較的歴史を取る生徒が多いのですが、なかなか成績が振るわない場合が多いような気がします。やはり、日本で学ぶ歴史と視点が違うのが苦手になっている要因ではないかと思います。

私は個人的には地理は、学ぶものも多く、かつ国際情勢を数値で学ぶことができるのでとてもいいのではないかと思いますが、あまり地理を選択科目で取っている生徒は少ないような気がします。

一方、会計学を希望する生徒はとても多いような気がします。日本では実業高校などでしか学ぶ機会がない会計ですが、オーストラリアの会計は、パズルを解くように勉強ができるので面白い。とか、経済に関してや、社会の仕組みも学べるので楽しい。など好きな教科に挙げる生徒も多く、オーストラリアで会計学を学ぶ、経済学部や商学部に入学した生徒もいます。会計を学ぶことで人生が変わった。という例です。

英語に関しては、多くの州で留学生のみのESLの授業のみが取れる場合が多いのですが、そのためネイティブとは違うレベルの授業ですが、ESLの授業らしい作品で勉強できるので、楽しく勉強でき、成績も比較的いい生徒が多いのも特徴です。

外国語に関しては、日本語以外は苦戦しているようです。フランス語を選択したが他の生徒とレベルが違う。など、意見を聞きました。これは、オーストラリアの生徒は早い時期から外国語を学ぶ機会が多く、日本のように英語ですら、一部の学校を除き中学に入らないと勉強する機会がない場合が多く、その影響が大きく成績に映し出されているように感じます。

オーストラリアでの勉強は、日本で経験してきた勉強内容とは大きく異なる場合もあり、日本での得意不得意を基準に教科選択をするのはやめた方がいいと感じます。テストの結果で得意不得意を決めるのではなく、どんなものを学べるかで選ぶといいと思います。

当然、高いレベルの大学を目指している生徒に対しては、それらの点だけでなく、希望する大学に必要な成績を取る必要がありますので、選択教科の有利不利に関しても詳しく数字でわかりやすく示していくことも大切です。

学校選択にしても、教科選択にしても、自分自身留学で多くのものを学びたいと考えるのならば、しっかりと細かなことまで分析してベストな選択を選ぶことがいいと思います。

英語さえ伸びればいいという考えではなく、自分の学びたい教科を学びながら英語力も伸ばしていく。そのような留学であれば、何よりも自分自身が楽しく高校留学の学生生活を送れると思います。わからないことは質問して、自分ができるだけ希望した環境で勉強することはいろいろな面で将来にプラスになると感じます。

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2017年02月03日

数学や理科の問題で英語を覚える楽しさ

オーストラリア滞在も1週間が過ぎました。今年から留学を始めた生徒の一人からのメールで英語が全く通じなくて辛いと送ってくれた生徒もいれば、もう楽しくて楽しくて最高です。のように送ってくれる人もいます。ただ、みんな前向きに進んでいます。その気持ちが大切だと思います。

また、今回の学校訪問でオーストラリアの卒業アルバムのyear bookをある学校からたくさんもらいました。オーストラリアのいろいろな行事の活動記録が写真でカラーで100ページくらいの本です。カウンセリング時に希望の方は差し上げますので遠慮なくご連絡ください。

今日は留学生が英語力を伸ばす一つの方法。

去年あたりから、学力の高い生徒だけでなく、希望者には学校で勉強している数学や理科の問題やオーストラリアの卒業統一試験の問題、SATなどの数学の問題などで勉強を教えることもするようにしたら、これが思っている以上に好評で、何名の生徒は連絡してくれています。

実際にオーストラリアに留学している生徒は、理科教科、歴史などの社会の教科での成績が悪い生徒が多く、その一つの理由は専門用語が多すぎて覚えるのが大変だという話を聞きます。

また、数学も高いレベルの数学を選択すると理解するのが難しいと感じる人もいて、オーストラリアの場合は、能力別のクラス編成に数学はなっているので、難しい勉強にチャレンジすると理解が大変な場合もあるようです。

ただ、多くはしっかりと英語を理解して問題を解けばそれほど難しい問題ではないとわかることも多いようです。また、例えば数学のわからない問題を私と解くということは、数学の能力が上がるだけでなく、数学などの文章題などの英語力も読むので英語力も付き、さらに答えを解いた時に充実感も加わるために達成感が得られると好評です。

実際、よく連絡してくれる人は、中学の時から数学や理科がそれほど得意でない人が多いのも事実です。私もLINEなので留学とは関係ない生徒の数学を教えているので、数学の場合は、日本の場合は、進度が早く、能力別編成もしないので、マイペースな生徒は、いったん理解ができなくなると追いつかなくなって数学嫌いになった人が多いと感じます。

ですので、しっかりとわかりやすく説明して理解すれば、数学の楽しさをわかってくれるような気がします。数学の場合は、理屈っぽく説明する先生が多いため、感性派のような生徒には適した学習環境ではないことが多いので、数学の公式などを、いろいろな方法でわかりやすく説明すると理解してくれる場合が多いです。

例えば、三平方の定理などは、単に直角三角形の対辺の2乗は、他のそれぞれの辺の2乗を足した和に等しい。と単なる公式を説明しただけでは納得しない生徒もいるわけです。私は、その場合は台形の面積を利用して説明したりしています。つまり、公式は公式と割り切って勉強できる人にはいいかもしれませんが、公式をわかりやすく、納得のいく理解ができないと満足しない人は次第に数学についていけなくなるだけで、数学が嫌いというわけではないということです。

私は英語が話せれば高校留学の目的は達成したという考え方はあまり好きではありません。高校留学のメリットは社会人の留学と違い、専門分野だけを勉強するのではなく、いろいろな教科を通して、教科を学びながら英語を伸ばすことができることだと思います。

特にオーストラリアの教育は日本のように塾ありきの暗記+問題のパターン化のようなテストではないので、しっかりと本質を理解して、自分の考えを説明できる生徒が伸びて行っています。そして、そのための日本語を交えた学習サポートは絶対に必要だと思います。

現在の高校留学は、高校からの短期留学の生徒が増えて再びレジャー化しているような気がします。当然しっかりと勉強している人もいますが、日本の高校のイメージアップのためだけに留学している生徒が本当に増えたと感じます。

数学や理科などの勉強をしながら英語力や学力をアップさせることは、オーストラリアの問題が日本ほど複雑ではないので可能であり、その結果今まで以上に勉強時間が増えた生徒が多くいます。

英語の勉強も、高校留学の利点を生かした勉強方法で頑張れば、予想以上の結果を卒業時には取れるようになると思います。

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2017年01月24日

帰国生入試対策 SAT 数学 〔簑蠶戦

帰国生入試の提出書類にSATのスコアの提出を義務付ける大学、学部が増えました。また、卒業統一試験の結果が出ない時期での帰国生入試では、統一試験の代わりにSATのスコアを提出する場合もあります。また、アメリカの大学に入学希望の場合もSATのスコアを提出する大学は多くあります。

ですので、高いレベルのアメリカの大学や日本の大学を受験する場合はSATの対策は必要になる場合が多くなり、今後その傾向はさらに強くなると思います。

SATとは

Scholastic Aseessment Test の略で、エスエーティー、またはサットと呼びます。
Critical reading
Writing
Mathematics
また日本の帰国生入試では別にエッセイを提出する必要のある大学もあります。
各教科800点満点で合計2400点です。年に6回行い、オーストラリアでも受験はできます。
もちろん、TOEFLの得点が必要な場合もありますが、SATの各大学の基準点は以前に比べて明らかに高くなっているように感じます。
高いレベルの大学に行く場合は、1800点では足りないこともあり、国立のトップであれば2000点は最低必要と言われています。(過去の生徒の実績から推測される得点で参考までにということです。詳細はカウンセリング等で詳しく説明します。)

数学の対策の必要性

SATの数学は、問題を見ただけであれば、それほど難しいと感じる人は少ないと思います。しかし、実際にアメリカ人のスコアの平均でも、510点前後、トップレベルの大学(アイビーリーグ)であれば、750点は最低必要。

SATの数学は、知能指数を調べるようなテストで、早く、正確に問題を解くことが求められます。

一つの例題を出します。この問題を1分程度でやってみてください。(日本語訳あり)中学生でも解ける問題です。

investment


下の表は、2005年から2010年までの1月1日にそれぞれの年の投資金額を表しています。どの年が投資金額で最大の上昇率を示したのでしょうか。

それほど難しい問題ではなかったと思います。

しかし、ひとつひとつを紙に書いて計算していたら、時間が経過してしまいます。このレベルの問題でしたら、紙に計算しないで、目でチェックしただけで解答を出す必要があると思います。

問題の解説は下記の通りになります。

6


次に5問出題します。これを6分で解いてみてください。これも中学3年または高校1年レベルですが、高校2年で習う複素数 iの2乗が -1 とい問題がありますので、わからない人は飛ばしてやってみてください。

triangle


上の図で、線分DEは、線分BCに垂直で、△ABCは正三角形です。線分ABが12、線分BEが8であった場合、四角形ABEDの面積を求めないさい。

plice list


ある本の定価はdドルです。アンはネットショップで10%引きで購入して、消費税も含まれない価格で1冊購入しました。べスは同じ本を書店で定価の15%引きで購入しました。しかし、5%の消費税を支払いました。以下の文章のどれが正しいでしょうか。(便宜上消費税と訳しました)
A アンもべスも同じ金額で本を購入した。
B アンはべスよりも余分に支払った。
C アンはべスよりも安い金額で購入した。
D 定価によってどちらが多く支払ったか変わってくる

imaginary


18
cは実数で、x2 +2x+c=0 の一つの解は 1+i であれば、cはいくつになるか。

19
座標(a,b)と(b,c)は y=x と x2-6x+12=0 の交点である場合、a+b+c+dはいくつになりますか。

20
h(5-2x)=√x2+3x+5 でxが実数の場合、h(3)の値はいくつでしょうか。


問題自体は難しくはないのですが、1問に1分ちょっとした制限時間がないとなると、ゆっくりと計算をしている余裕はありません。しかし、SATの数学の問題に慣れていけば、だんだんと自分の計算方法で対策を立てられると思います。

一つ言えるのは、このような問題を塾などでやってしまうと、解き方を決められる傾向があります。自分のやりやすい方法で能率的に解くことが大切です。日本人発想で、塾、塾、塾のような発想もいいのですが、このSAT数学や小論文などは塾で勉強することで、個人の良さを消してしまう場合もあると思います。

数学は自分に合った解き方でやるのがいいと私は思います。特に、大学入試の数学などは生徒によって理解するポイントが明らかに違います。生徒に合わせた対応が必要だと感じます。

先ほどの問題の解答はこちらになります。

14 (2)


12 (2)


18


19


20


10年前に比べて、帰国生入試や留学生の英語力がかなり上がっているため、帰国生入試の基準点も上がっています。帰国生入試やオーストラリアやアメリカの大学入試は英語力だけで入学できるものではなく、その点をしっかりと把握して入試対策をしてもらうのがいいのではないかと思います。

jatcentre at 14:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア高校留学関連 | 通訳 英語上達の方法

2017年01月18日

日本人にとって大変なオーストラリアでの高校選び

日本で生活をしていると当たり前と感じることであっても、海外では当たり前ではないことはたくさんあります。高校留学の場合は、その当たり前ではないことが多く、そしてその場合の多くは日本が特殊であって、オーストラリアのシステムが世界では一般的な場合がほとんどです。

それは、部活動であったり、公立学校の学区制であったり、修学旅行であったり、掃除であったり、給食であったりと、いくらでも挙げることができます。

また、日本人が日本で学校を決める場合は、公立の小学校や中学校に入りたい場合は、学区があり、その学区以外の公立学校に入学したい場合は、住所変更をする以外に方法はありません。不平不満を出さないために、公立の小学校や中学校では特色のある学校づくりをすることはできません。

オーストラリアでは、公立の学校であってもそれぞれ特色があります。国際性をアピールしたい学校は、授業で日本語やスペイン語やフランス語を学ぶことができますし、大学の授業を受けることができる学校もあります。ですので、生徒にとって魅力的なプログラムのある学校を公立であっても選ぶことができます。

また、日本の場合は、私立の学校や公立の高校は選択があるように一見、見えますがほとんどの場合生徒は自分のレベルに合った学力の学校に入学することになります。つまり、日本では医学部や東大、京大などに合格できる高校はほんの一部の高校しかありませんが、オーストラリアではどんな学校からでも高いレベルの大学に合格することは可能です。

オーストラリアの場合は、そのために一部の学校を除き入試がありません。もちろんいつでも学校を転校することも自由です。別に行きたい学校が見つかれば、いつでも転校は可能です。

つまり日本では、一部のスポーツの特待生やそのような基準を気にしないで学校を選ぶ親を除き、大学入試まで学力以外の基準が学校を選ぶ選択として考えることがないわけです。常に日本の場合はマニュアルがあり、そのマニュアルを基準にして学校を選べばいいわけで、きれいごとは言ってはいられない。ということになります。

ですので、オーストラリアで学校を選ぶのは今まで行ったことのない経験になります。オーストラリアで進学校を探し、その学校の学校名でYOU TUBEで検索をしたら、中国人だらけだった。のような話も聞きました。他にも現地のオーストラリア人の友人にいい学校を探してほしいと頼み紹介された学校に入学したら、留学生のケアが全くなく、ホームステイも最悪の家庭を紹介された。という相談を受けたこともあります。

高校留学は学校選択がとても大切で、それは、今までの日本での学校選びとは違った視点で学校を選ばなければならないからです。

私が今まで多くの生徒をオーストラリアの学校に送って感じた経験では、以下の3つが大切だと思います。

英語以外の授業で上位の成績を取れる学校

オーストラリアの場合は、学校での授業の成績も大学入試の判断材料になります。また、上位にいた方が、学校の先生からも声をかけられやすくなり、生徒会役員や学校のいろんな行事で活躍する機会も多くなります。それが、大学入試や英語力にプラスになることは多くの経験から強く感じます。

留学生のサポートがしっかりしている学校

留学生のサポートがしっかりしている学校かそうでない学校かは、留学生にとっては大きな違いになります。留学生担当の方が、いろんな相談に乗ってくれるか、そうでないかで精神的にも大きく違いますし、オーストラリアでは、推薦されることがとても大切で、その場合に大きな後ろ盾にもなります。

英語のサポートが充実しているところ

パンフレットには、どの学校もしっかりと留学生のサポートや英語のサポートをします。のようなことは書いてありますが、現実的には学校によって大きな差があることは事実です。わからないことがあったら、いつでもすぐに相談できる環境はとても大切です。

生徒の性格などや英語力などもありますので、どの生徒も同じ基準で考えることはできません。高校留学は学校選択はとても大切なことです。妥協せずにわからないことがあったら遠慮なく相談していただければと思います。


jatcentre at 11:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア高校留学関連 | 100校の学校に生徒を送った経験から

2017年01月11日

なかなか勉強しない子供に勉強させるようにするためには

子供がなかなか勉強しないので困っている。と感じている親はとても多いと思います。

私自身多くの生徒をケアしていて感じるのは、勉強しない生徒の多くは勉強が嫌いなわけではなく、自分に合った勉強方法が見つからない場合が多いことです。ですので、子供の能力がないから勉強しないという場合はほとんどなく、子供に合ったアプローチをすることが大切だと感じます。

よくある事例ですが、英語を伸ばす場合、間違えてもいいからどんどん積極的に話してみようとアドバイスをする人も多いと思います。しかし、あまり積極性がない子供も多くいます。あまり積極性がないということが、英語に興味がないとはイコールで結びつきません。そのような生徒でも、英語を話せるようになりたいと思っている生徒はたくさんいます。なのに、そのような生徒にとって間違えてもいいから話してみようというアプローチは適切ではないと感じます。

そのような生徒の場合は、自分自身に自信がない場合や普段の生活でもそれほど口数が多いわけではありません。そうしたら、その生徒が頑張れる勉強方法を探していくのがいいのではないかと思います。提案はしても、最終的には生徒が決めることが大切です。

例えば、単語を覚えてテストをするとか、学校の授業で習っている問題を徹底的に復習をするとか、生徒主導の勉強方法の中で教える側が工夫して効率的な勉強方法を考えることです。

当然、結果も求められます。ですので、結果が残せるように指導することも大事ですが、生徒にとっては充実した勉強をした過程の方が大切な場合もあります。

目標があった場合は、その進んでいる方向に学力もついていっていれば、塾や学校の勉強で十分に対応できますが、そうでない場合は、そのレベルに達するまでは、時間がかかる場合もありますが、先頭集団に食らいつく必要はないと思います。

同じことを繰り返すことになりますが、型にはまった勉強法だけではなく、生徒のペースに合わせて勉強することで結果が残せる場合もあるということです。

また、教える側がしなければならないことも明確です。なかなか勉強しない生徒は、勉強しない理由があるからです。今の時代親が強引に留学させる時代ではなく、生徒全員が自分から留学を希望しているので、全員が英語力を伸ばしたいと思っているわけです。ただ、自分に合った勉強方法がわからないだけで、その解決策が、一般的な勉強方法ではないということです。

そのために生徒とできるだけ話して、その中でそれぞれの生徒に合った最適な方法を見つけることが大切だと思います。

高校留学の場合は、子供が主役であり、子供が女王様や王様でいいと思います。それは、海外での生活は高校生であれば、ストレスができるだけ少ない環境で生活することが何よりも大切だと現在留学している生徒と話していると感じます。

成績を伸ばすために必要なことは、生徒の前向きな気持ちを十分に理解して大人が接することだと感じます。


jatcentre at 15:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア高校留学関連 

2017年01月05日

オーストラリアの成績のつけ方 日本人の常識とは違うこと

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

オーストラリアの高校を選ぶ場合、入試はありません。進学校であっても入試はありません。基本的に先着順です。

これは、日本人の常識では理解できないことかもしれません。わかりやすく言えば、灘も筑駒も開成も無試験で入学できるという感じです。公立では、一部で試験を行ったり、居住区を限定したりして対策を立てていますが、私立の学校では基本的に入学試験はありません。(身分的なものや、親の面接などを課す学校もありますが、少数です。)この対策もあくまでも中国系の生徒への対策であって、オーストラリア人に対しての対策ではないということです。

進学校に入学できたが、中国人だらけだった。とか、入学後になぜオーストラリアには塾がないのか、なぜオーストラリアには入試がないのかを理解してからでは遅すぎることになってしまうことになります。

ですので、オーストラリアに高校留学を考える場合は、まず、オーストラリアの入試制度をしっかりと把握することがとても大切になります。

オーストラリアの成績表はこのような感じです。

school report


どの学校もABCD評価で、Aが良くて、Dを取ると先生に呼ばれます。Eもありますが、Eの場合は特殊な成績で日本の1とは少し違うような感じです。

で、人数分布ですが、

school report2


日本と違うのは、成績が絶対評価ではあるのですが、到達度評価になっている点です。日本の場合は、成績が学校の中で絶対評価のイメージがあり、どんな学校でも5段階で5を取る生徒は必ずいますが、オーストラリアの場合は、学校によっては、全員が成績がABの評価のみでCDがいない学校もあれば、Bだけがほとんどいない場合もあったりして、学校の基準で成績をつけるのではなく、オーストラリアの生徒、州の中での評価として成績をつける点です。

到達度評価になるため、日本人留学生が日本語を選択すると、全員がAになってしまいます。つまり、日本語の授業で理解できる基準が当然日本語を話せるわけですから、すべて基準に達しており、自動的にAになるわけです。

またほとんどの学校が、成績の分布を生徒や親に公表しています。日本ではテストの順位が出ることはあっても成績の順位は出ないのが普通です。私立では、教科ごとの学年順位がテストではなく、成績で出るのも普通です。

オーストラリアでは難しい問題を出すことがあまりなく、授業内容が理解しているか、そうでないかが重要であり、また、それぞれの生徒がどのような視点で理解しているかを把握するために、レポート提出が多くあり、暗記でテストで得点を取るよりも、文章でしっかりと自分の考えを主張できる方が大切になってきます。

オーストラリアだけでなく、アメリカでも学校での成績は合否の大事な判断材料になりますし、日本でも国立大学の帰国生入試は学校での成績をしっかりとチェックされると聞きます。

日本では、テストの得点さえ取れれば、成績などはどうでもいいと考えるのが当たり前になってきて、一般入試では現実的には学校の成績は一切評価の対象にはならないこともこのような考えを押し出していることになっているような気がします。

ただ、日本の帰国生入試の結果などを見ても、学校の成績を取れている生徒が高いレベルの大学に合格していることは事実です。それは、小論文などでしっかりと物事を分析できる力がオーストラリアの授業を通して伸ばしていることが結果に結びついているからだと思います。

とにかく日本の塾は、親を必要以上に煽り、まるで塾に行かないと帰国生入試は合格できないと言っているかのように感じますが、現実的に国立のトップの大学に合格している生徒で、わざわざ日本の塾に行った生徒は今まで一人もいません。オーストラリアに留学した生徒で高い成績を取っている生徒は、親が入試のことで子供に全く口を挟まないために生徒が独自で大学を選定して対策を立てるために、当たり前ですが、塾が必要という結論にはどう考えてもならないわけで、私も同様の意見です。

学校選択に関しても、ランキングを気にするよりも、英語のサポートや生徒がしっかりとわからないことを質問できる環境を探す方が大切だと思います。結局誰でも入学できる進学校には価値が見いだせないわけで、中国人が成績を釣り上げている現状であれば、それを理解することも大切な準備だと思います。

jatcentre at 15:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア高校留学関連 | 100校の学校に生徒を送った経験から

2016年12月31日

大宮アルディージャ2016年終了

夢というのか、願望というのか、それとも妄想というのか、大宮アルディージャのACL出場でのオーストラリアでの応援と宝塚歌劇団のオーストラリア公演実現がもし現実になったら。。。

12月29日日産スタジアム vs川崎フロンターレ

行ってきました。

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事前の応援から気合が入りまくり。

そしてスタジアムの裏ではひそかに

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アルディーとミーヤが盛り上げ笑

大宮として集まったファン

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これは、アルディージャサポーターが少ないのではなく、会場が広いだけです。

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練習が始まり、

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選手入場をサポーターが盛り上げます。相手側のしか、写真で撮れませんが、こちらも負けてはいません。

で、試合が開始。

ムルジャが決定機を2度外し。5分以上の戦いはしたのですが、決勝進出はならず。。。

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今年度の戦いは終了で、元日大阪行きは消滅。

まあ、今年は十分に楽しませてもらいました。

限りなく実現が不可能な夢だと思っていた、我が大宮のACL出場でのオーストラリアの試合も、かなり実現可能なところまできたことは間違いありません。

来年度も頑張って応援します。

jatcentre at 09:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)個人日記 | 千葉ロッテ 大宮アルディージャ

2016年12月28日

高校生からの勉強方法

高校留学のカウンセリングをしていて、親や生徒から受ける質問で一番返答に困る質問は

留学するとどのくらい英語力が伸びますか。

です。

困る。というのは、返答できないからではなく、生徒の英語力の伸びに大きなばらつきがあるからです。

英検で説明すれば、2級までは、塾やそれなりの先生に教えてもらえば、何とか合格できると思いますが、準1級に合格するためには、本人の努力の比重が2級までとは比べ物にならないほど関わってくるからです。

準1級の試験問題は、2級までと違い、単語が難しくなります。そうなると、単語を覚えるだけでも大変です。単語を覚えるのは、単なる暗記です。ただ、社会や理科の暗記と違い、覚え方も複雑になります。

昨日生徒と話をしている時に、整数という意味の integerとwhole number の違いに関して話をしました。私は、SATの数学を教えることが多いので、整数という意味では、ほぼintegerを使うと思っていましたが、彼女の学校では、数学の先生はwhole numberを使うようです。このあたりになると、お母さんと、かあちゃんとママの違いと同じで、なかなか言葉では正確に説明するのは難しいですが、英語を勉強する生徒からの視点であれば、そのあたりは本人も納得しないと困ることでもあるように感じます。

これは、content with と satisfied withの違いとも同じです。辞書で調べると言葉だけならほぼ同じ意味になりますが、実際は全く使い方が異なる場合もあります。

その生徒から、sootheって単語はどんな時に使いますか。と、質問されましたが、単語としては意味は知っていたとしても、記事で読むことはあっても、使うことは正直ないのですが、TOEFLなどではよく出る単語でもあります。

また、彼女の持っている参考書にinitiativeの意味の訳で最初に載っていたのが施策になっていました。initiativeだと、普通は主導権などの意味が強いと思いますが、施策で覚えてしまうと、まず施策の意味がよくわからない。普段、施策などの言葉を意味が分かっていても私も使うことがありません。そのような覚え方をしてしまうと、英単語と日本語の意味が結びつかなくなります。

英語の暗記は、本当に難しいと思います。それは例外が多すぎて、高いレベルになれば、単語の意味がそれなりにすべてわかっていたとしても、文章を訳せないこともあります。これは、社会や理科の暗記とは違う典型例です。

当然数学のような例外を排除できる公式があるわけでもないのですから、一つ一つ覚えていくしかありません。それは、takeとbringの違いやso many とtoo manyの違いとか、学んでいけばいくらでも出てくると思います。

高校生の勉強方法は、中学までの型にはめたようなアドバイスでは難しいと感じます。それは、中学生までなら、それなりに勉強すれば、それなりの成果が出たと思いますが、高校になると今までなら努力したら理解できたものが、そうでなくなることが多く出てくるからだと思います。

私自身、多くの高校生と関わってきて強く感じるのは、勉強を教えることも当然大切ですが、それ以上に、生徒の悩みや、現状を理解して、しっかりとアドバイスをして、前を向いて頑張れる環境を作ることだと思います。それは、自分はこうして覚えたから、こうした方がいいよ。というアドバイスではなく、あくまでもその生徒と話し合って勉強方法を納得できる方法で探していくような形です。

一例ですが、何名かの生徒には、留学して半年くらい経ってから、TOEFLを受けるように勧めます。そうすると、だいたいは自分が思っていたよりも悪い点数を取ります。実際に点数で現在の実力を見せつけられると、自分の勉強がまだ十分でないと理解します。そうすれば、どんな勉強方法が自分にとっていいのかを、真剣に私と話をしてくれるようになります。

15歳以上になると、いろんな面で、成長します。その一つが自分のために勉強しなければならないと感じることだと思います。その気持ちをしっかりと、サポートしていき、伸ばしていくのが大切だと思います。

これから留学を考えている人も、最初は軽い気持ちで高校生での留学を考えてもいいと思います。ただ、自分が納得しての留学であれば、困難なことが自分自身を成長してくれると感じてくれると思います。

勉強方法は、テクニックではなく、精神面の強さが大切だと、英語力が伸びている生徒も見ていると強く感じます。

jatcentre at 11:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)通訳 英語上達の方法 | 100校の学校に生徒を送った経験から

2016年12月21日

2016年卒業統一試験の結果が出ました オーストラリアのランキングの解説 

先週、それぞれの州で卒業統一試験の結果が出ました。

毎年言えることですが、トップレベルの進路を目指す生徒にとっての学校選択はとても重要だと結果を見て強く感じます。それは、ランキングの高い学校に入学すればいいということではなく、また、単に学校選びだけを重視するのではなく、どのような対策を立てて入試に臨むかということが大事だということも、これからオーストラリアの高校に留学を考えている人たちには考えてもらいたいと思います。

まず、オーストラリアのランキングに関して

オーストラリアの場合は、州ごとに統一試験を行うために州によってランキングの算出方法が異なります。

シドニーなどのNSW州の場合は、
DAと言って、各教科の成績でBAND6またはエクステンションのE4を取った教科の学校別のパーセンテージが高い学校からランキングを出します。

日本人にわかりやすく解説すれば、センター試験で、100点換算で80点以上を取った教科の各学校の割合がランキングになります。ですので、10人の生徒が各生徒5教科ずつ受験して、8人の生徒がすべての教科で80点以上を取り、残り2人の生徒が1教科だけ70点台を取った場合は、全教科トータル50教科(10人X5=50)で、48教科が80点以上であれば、その学校のポイントは96%になるということで、そのパーセンテージが高い学校がランキング上位になります。

この場合は、合計点の平均でなく、あくまでも基準点を越えた教科数の割合になりますので、日本で言えば、各高校の国立大学合格者の割合の統計のようなもので、トップレベルの国立大合格者も、低いレベルの国立大合格者もポイントが同じになったランキングになってしまいます。

また、各教科のレベルに大きくばらつきがあるため、どんなに低い学校でも、それなりのポイントは稼げます。特に高いレベルの高校は数学や理科、英語などのレベルが高いために、そのポイントがしっかりと反映されればいいのですが、その点が少し軽く見られているような気もします。

次にブリスベンなどのクイーンズランド州ですが、

クイーンズランド州では、OPのポイントで1-5を取った生徒の割合の高い順にランキング上位になります。ですので、センターで5教科100点換算で400点以上取った生徒の割合の高い学校から上位のランキングになります。

トップレベルの学校であれば、半分以上の生徒がOP5以上を取ることができますが、このランキングも問題があり、例えば、クイーンズランド州約300校の学校で、250位程度の学校でも、OP1-5の割合が10%を超えています。

つまり、クイーンズランド州のトップの学校でも約半分の生徒はOP6以下であるのに、最下位レベルの学校でも、OP5以上を取れる生徒が10人に1人はいるということです。

現実、ジャットセンターでOP3以上を取っている生徒は、ベスト10に入るような学校ではなく、普通の学校に通って高い成績を取る生徒が多く、それはなぜかと言えば、英語がまだ十分でない生徒にとっては、まず学校が留学生にどのような勉強面でのケアをしてくれるかが大事だということです。

ランキングの高い学校の多くは(特にシドニーなど)、単にオーストラリアで生まれ育った中国系の生徒が多いだけであり、そのようなランキングに振り回されるのではなく、日本人が過ごしやすい、または、生徒が望んだ環境を第一に考えて学校選びをして、そのうえで勉強に対しての対策を立てるのがいいのではないかと感じます。

今後学校選びを考える際も、環境面の重視や、勉強対策や進路対策をしっかりと行うことで、自然とそれが、オーストラリアであれ、アメリカであれ、日本の帰国生入試であれ、対策につながっていくと思います。

オーストラリアなどのキリスト圏の教育は、日本のような知識埋め込むようなテストではなく、自分がどんな考えを持って、日常の生活に生かされる知識を伸ばす教育だということを理解すれば、オーストラリアやアメリカに塾がないのが理解できるのではないかと思います。

学校選びだけでなく、オーストラリアの教育や進路の結果など私がわかる範囲でできるだけ詳しく説明しますので、その中から留学生活の計画をしっかりと立ててもらえればと思います。


jatcentre at 14:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア高校留学関連 | 100校の学校に生徒を送った経験から

2016年12月13日

帰国生入試 一般入試とは違う難易度

今年の帰国生入試は、年明けのいくつかの国立大学を除き、多くの生徒の進学先が決まりました。

帰国生入試の場合は、一般入試のようにテストの合計点で上位から合格者が決まるわけではなく、書類審査があり、面接があり、英語などの筆記試験を課す大学もあり、小論文の試験がある大学もあります。

もちろん、一般入試のような合格の目安となる偏差値のようなものは存在しませんし、英語の得点(例えばTOEFLの得点)で合格できそうな大学と、そうでない大学を分けるようなこともできません。

しかし、いくつかの今まで帰国生入試を受験した生徒の受かった大学(学部)、不合格の大学(学部)と受験した生徒の英語のスコア、SAT等のスコア、卒業統一試験のスコアや、学校での成績などを分析するといくつかの大学、学部選択のヒントを得ることはできます。

あまり、具体的な大学名や学部を書くことはしたくありませんので、一つだけ例を挙げると

早稲田の国際教養と上智の国際教養の比較では、両方受験した生徒で、早稲田のSILSに合格して、上智のFLSが不合格の生徒はいませんが、上智のFLSに合格して、早稲田のSILSが不合格の生徒は何名かいます。つまり、単純に早稲田のSILSの方が難易度が高いと感じます。ですので、両方合格した生徒は、ジャットセンターの生徒であれば、すべて早稲田に入学しています。ICUの教養に関しては、以前は入試日が遅かったこともあり、受験を躊躇する生徒も多かったのですが、現在は入試も他の私立大学と同じような時期に行うようになり、受験する生徒も増えましたが、難易度はおそらく早稲田のSILSと同じだと思います。しかし、ICUの場合は、TOEFL等のスコアだけでなく、難易度の高い小論文の試験もあるため学力も高いレベルでないと合格は難しく、早稲田のSILS同様にオーストラリアでの成績が非常に参考になります。

参考としては、SILSやICUを狙うのであれば、ATAR95,OP4は最低でもクリアしておかなければならないと感じます。

国立大学の場合も同様で、多くの大学で、英語力だけでなく、文章読解力や、専門分野の知識が必要になり、これも過去に合格した生徒と不合格の生徒の比較では、やはりしっかりと学校の成績で上位の成績をどの教科でも取れる生徒が合格していることがわかります。

さらにトップレベルの大学になると私立、国立ともにATAR99,OP1を取るレベルでないと合格は大変だと感じます。

次に、帰国生入試に有利な大学(学部)があることも理解する必要があります。今年の帰国生入試の受験者や過去3年の合否の結果を見ても、明らかに一般入試とは異なる合否結果が出ています。つまり、予備校などの偏差値である大学のある学部に合格した生徒が、それよりも10近く低い大学の受験では不合格になっているという例が数件あることも事実です。

また、英語力が高い生徒が不合格であっても、それよりもTOEFLで20点くらい低い生徒が合格することもあります。

大学や学部で、帰国生を積極的に取ろうとする大学と、そうでない大学ははっきりと分かれます。そのようなことを知っておくことが希望する大学や学部を選ぶ上でとても大切だと感じます。

今年度などは、いくつかの私立大学では、帰国生入試の合格者に奨学金などを合否通知と一緒に与えたりして、海外で学んだ生徒を積極的に取ろうとする動きが出てきています。また、この数年で、多くの大学が、英語だけの授業を行う学部を新設する動きも活発になり、留学生の受け入れの体制を整えています。

もちろん、従来の通りに、英語は海外でみっちりと学んで、そのうえで日本の大学の経済学部や法学部、理工学部で勉強したいという生徒の受け入れも同様に充実しているとも感じます。

帰国生入試は、情報が少ないため、塾などが相談に来る人たちに、英語の成績で決まるとか、学校の成績など関係ないので、とにかくTOEFLで高得点を取れば大丈夫とか、小論文対策をすれば大丈夫などと、積極的にアピールをしますが、TOEFLの対策にしても、一定のレベルまで上がると、塾で伸ばすのではなく、自分がどのように単語を覚えるかとか、自分自身で勉強方法を考えないと得点は上がりません。小論文も同様で、オーストラリアの学校で行っている授業の多くは、問題提起が行われ、それに対して、決められた字数で自分の考えていることを相手に正確に伝えるような授業を行っています。

20年オーストラリアの高校留学に携わって、帰国生入試などの結果などを見ると、オーストラリアの学校でしっかりと授業に参加して、卒業統一試験などで結果を残している生徒が国内外を問わず高い大学に合格していることも事実で、その理由は、成績がいい生徒は、オーストラリアの高校の授業を通して、幅広く教養を身に着けているからです。

しっかりと対策を留学中から立てれば、多くの人が希望する大学に合格することができます。そのために大事なことは、留学する前からでもしっかりと入試制度を理解して、計画を持って留学を考えることです。つまり、一般入試で大学を受験する日本の高校で勉強している生徒と同じということです。

jatcentre at 10:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア高校留学関連 | 100校の学校に生徒を送った経験から

2016年12月06日

オーストラリアでの肉牛の飼育

週末に仕事の関係で現在インドで生活をしている方とのカウンセリングがありました。娘さんの学校生活や、週末、放課後の過ごし方、日本食を含めた食生活、ヒンドゥー教などインドの国民気質などネットでは検索してもなかなか理解できないこともあったので、とても興味深い話が聞けました。

私自身も、高校生の留学斡旋を行っている中で、英語のフォローだけでなく、数学や理科などの学習サポートやオーストラリアの政治や経済の仕組み、歴史、農業などに関して生徒と会話をする中でいろいろと教えていきたいと常に考えています。また、私の専門分野でもある、オーストラリアの手話活動や、農業見学や工場見学など希望者だけですが、体験している生徒もいます。

これは、どんな形であれオーストラリアでの高校や大学での留学経験がある場合は、海外の人と話すときに日本文化を説明するのと同様に、日本人やオーストラリア以外の外国人にオーストラリアの文化に関して質問される機会もあり、いろいろな知識はあって邪魔にはならないと思います。

今日は、前振りが長くなりましたが、オーストラリアの肉牛の飼育に関して書きたいと思います。

日本人の生活の中で、牛肉と言えば、アメリカやオーストラリアと考えている人が多いと思いますが、統計上は、アメリカがトップですが、オーストラリアはブラジルや中国よりも生産量が少ないです。(水牛などを含めると、インドがトップになります。)

hereford


オーストラリアの肉牛は上記のヘレフォード種が圧倒的に多く、田舎をドライブすると見かける牛の多くはヘレフォード種になると思います。私は、NSW州の滞在が多いので、農業の3トップタウンと言われる、タムワース、ダボ、ワガワガ(私の個人的な感想です。)などでのオークションに何度か行きましたが、The LANDやFarm weekly などの人気情報誌(新聞)などでは、細かな情報提供が行われ、高い値で売れるように日夜努力しています。

angus


オーストラリアで人気のアンガスビーフ(上記)は、マクドナルドでも定期的にフェアが行われ、ステーキ店でも人気です。日本人が大好きなオーストラリアの焼き肉店では、日本の種を育てる、Wagyu(和牛)もとても人気があります。

オーストラリアでの牛の飼育ですが、トップレベルの契約農場などでは、取引先の指示に従ったエサなど高いお金をかけて飼育しますが、私が知っている農家では、化学飼料もありますが、やはり干し草の人気は高いです。

hey


干し草にもブランドがあり、高い干し草は信じられない値段で取引されています。時間が経つと、色も褪せ、商品としての価値も低くなるため、大変ですが、どうしても牧場の自然に成長する草だけでは持ちませんので仕方がないかもしれません。

他の牛の食料としては、賞味期限の過ぎたパンが人気です。パンの生産会社や大きなスーパーなどでは、いくつかの農家と提携をして、有料で取引をしています。日本にはあまりないのですが、クランペットというパンがとても人気です。

兼業農家が多いために、牛を飼っている農家は、朝出勤前に、パンや干し草を決まった量牛の牧草地に運び、夕方に同じ作業をすることが多いです。水は降雨量がある地域なら問題ないのですが、そうでない場合は、人工のダムを作ったりする場合と、水も運ぶ場合もあります。

日本と違い、オーストラリアの田舎の乾燥地などでは、水を買う。という習慣があり、常に雨水を貯水できるタンクがあり、様々な知恵で生活をしています。

農地が広いために、農地はローテンションを組みます。つまり、3つの農地があれば、草が食べつくされるまで、一つの農地に牛を集めて飼育して、草がなくなれば、次の農地に、またなくなれば次の農地に。その間に草が生えてくるので、再度最初の農地に。という感じです。

農地がとても広いので、移動も大変ではありますが、牛はしっかりと言うことを聞いてくれるので、走れないので時間はかかりますが、何とかやっていけるようです。

今はトラックなどで行うためにかなり楽になりましたので、日本のような農業の重労働のイメージはないと思います。

どうしても留学は都心部での生活が多いので、農業や園芸などに触れる機会はとても少ないと思いますが、海外の農業に触れることで学ぶことはとても多いと感じます。今回は農業の中の肉牛の話でしたが、日本と違った文化に触れることはとても大切だと思います。

高校生活やホームステイなどが、その典型例ですが、ボランティアの仕組みや、会社の仕組みも日本とオーストラリアでは大きく違います。そのようなことも、この高校留学の期間に学んでもらえると、視野が広がると思います。


jatcentre at 14:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オーストラリア生活情報 | オーストラリアの文化

2016年11月30日

高校留学生 インタビュー

高校留学生のインタビューは、今回でいったん終わります。次に生徒の生の声を伝える時には、また違った角度から伝えたいと考えています。生徒それぞれ、感動すること、楽しかったこと、文化の違いなど感じることが同じものもあれば、異なるものもあります。

今回インタビューに応じてくれたのは、ホニーさん(仮名)です。

まず今までの留学生活を通して、ホニーさんが一番強く感じたことを教えてもらえますか。

私が一番驚いたことは、挨拶と先輩後輩の上下関係です。朝の挨拶は、まずハグから始まります。多い人は、最初の授業が始まるまでに30人近くの友達とハグをします。男同士でもします。男子の場合は、まず腕相撲のように腕をお互いに絡めて、ファーストタッチからそのままハグ。とにかく表現のストレートさにはびっくりします。当然ドラマのように、恋人同士が抱き合ったり、キスをしたりという光景も慣れてきました。

また、先輩後輩などの上下関係がないのもうらやましく思いました。中学2年生と高校1年生が一緒にランチを食べて、全く同等に会話をするのは日本では考えられないことです。学年が下の生徒が、上級生にランチ一緒に食べよう。と、誘う光景はある意味凄いです。

学校生活で日本との違いを感じたことを何か挙げてもらえますか。

私は、テストの緩さがすごいと思いました。高校2年生、3年生の正規のテストや、年に1度の大きなテストは体育館などの会場に机を並べて行うのですが、一般の学期末テストでは、普通にテスト中に先生がわからなかったら、答えを教えてくれます。

本当に自由です。先生が教えるくらいですので、特に学期末テストの結果だけでその学期の成績が決まるわけではないことも事実です。

何か印象に残る課外活動を教えてください。

私の学校ではワークプレイスという選択教科があり、その授業では実際に職業体験やボランティアなどを行います。

その中で職業体験という授業があり、その授業では自分で職業体験をしたい店や企業に自分でアポイントを取って1週間、月曜日から金曜日まで働いてレポートを書くという授業です。

私は回転ずしの店がホストファミリーの家の近くにありましたので、直接交渉して働くことになりました。当初は、12時から7時の予定で働くことになっていましたが、お客さんも少ないことで、12時から3時までのランチタイムだけの仕事になり、その週は、時間が十分に取れたので、試験勉強に時間を費やすことができました。笑

その他にも、ベイクセールという、クッキーやカップケーキ、ブラウニーなどのお菓子を作って、それを学校でランチの時間などに売って、売り上げを募金する活動なども行いました。

学校の授業は大変?

やはり英語力との戦いですね。最近の英語の授業で、身近に起こった事件を題材に、ニュースなどの記事を参考に自分の意見を述べるレポートを書く授業がありました。

私は、最近起こった、ドリームワールドという遊園地での遊具の誤動作による死亡事故が、ドリームワールド側に過失があったのか、事故を防げた事件だったのかをジャーナリストの記事などを参考にまとめました。

まとめ上げた後に、みんなの前で、事件の詳細や記者の意見、自分の意見などを交えて約5分間説明しました。前日に何度も自分の部屋でリハーサルをして、本番を迎えましたが、本当に緊張しました。

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また、アカウントの授業は私が大好きな教科の一つです。下記の資料を参考に自分で、その会社や店の経営状況を調べたり、実際に会社や店では、どのような費用がかかり、どのくらいの売り上げがあるか、その詳細が分かったりと、授業がとても実用的で楽しいです。

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その他の学校でのことを教えてください。

まず、校則ですが、女子は髪を結ぶこと、男子はひげをそること。ネクタイの着用などになります。携帯電話の使用は当然禁止ですが、めったにいませんが、授業中に時々見えないように音楽を聴いている生徒もいます。

授業はそれぞれ教室を移動しますが、席も自由です。ただ、実際は席は毎回同じ席になっている場合がとても多いです。普通の授業では、1クラス20名前後ですが、日本語の授業は生徒が少なく現在私の学年は4名で授業をしています。

これからの目標や夢などがあったら教えてください。

留学する前は、留学して英語が話せるようになって、いい大学に進学したいと漠然と思っていました。しかし、実際に留学をして、いろんなことを考えるようになりました。オーストラリアでは、留学生や移民の生徒を受け入れていることで、オーストラリアの文化だけでなく、いろんな国の文化に触れる機会があります。

私の友人にドイツ人と南スーダン人がいます。今までヨーロッパはすべて同じと考えていた私にとって、ヨーロッパの中の民族の違いや歴史の違いを彼女はいろいろと教えてくれました。また、移民で来た友達から聞くアフリカの生活は私が思い描いていたものとは大きな違いがありました。

そのような経験から、私は国際社会をしっかりと勉強して、何か貢献できるものを探していきたいと思います。


jatcentre at 13:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0)高校留学生 スクールライフstory | オーストラリア高校留学関連

2016年11月23日

高校留学生 インタビュー

前回に続き、今回も高校留学生へのインタビューを掲載します。今回はオーストラリアでの3年7か月の留学生活を終えたアカリさんにいろいろと留学生活を振り返ってもらいました。アカリさんは、高校3年生の最終学年時に学校の生徒会役員(プリフェクト)にも選ばれ、学校の代表として多くの経験をしてきました。

オーストラリアでの高校留学生活を振り返って、今どんな気持ちですか。

英語を理解するのが本当に大変だった1年目、日本とは全く違った環境での高校生活、そして学校の生徒会役員として活動した最終学年と、多くの経験を通して自分自身が成長したと実感します。

もし、自分が留学をしないで日本で高校生活を送っていても、いろんな経験をしたと思います。しかし、オーストラリアでの高校生活を通して体験したことは、日本との文化の違い、日本語ではなく英語で生活をする苦労、友人関係、そして、親元を離れての生活など、学んだものは日本での高校生活とは比較できないほど大きなものだったと思います。

今高校生活を振り返って、学校生活の中で驚いたことは何ですか。

(30秒ほど考える)
生物の時間かもしれません。生物の時間の解剖の授業は一生頭から離れないと思います。留学して数か月経った生物の授業で突然先生が一人一人に牛の眼球を渡しました。実際に本物で授業をするのは衝撃的でした。その他にも、牛の肺や心臓も実際に教室に先生が持ってきて授業をしました。単なる知識だけを埋め込む日本の教育と、体験を通して学ぶオーストラリアの教育の大きな違いを示す典型例だと思います。

死んだねずみを冷凍保存して、メスなどを使っての解剖の授業もありました。この授業を行う前の授業で、先生がビデオを使ってねずみの解剖の仕方を説明してくれました。解剖中に血が噴き出したりとかなり生々しい映像を見せてくれました。そのため、私は怖くなって、その授業を受けるのをやめました。何名かの生徒もその時間は図書館で自習していました。

学校生活を通して日本と違う点は何ですか。

行事などに参加するか、それともしないかは生徒が自由に決めることができる点だと思います。

オーストラリアでは、水泳大会、マラソン大会、陸上大会などのイベントがあります。しかし、生徒の参加は自由です。実際に水泳大会でもマラソン大会でも陸上大会でも競技に参加している生徒は全体の4分の1です。残りの生徒は、大会に参加しないで、友達とずっと話をしている人もいれば、その日は学校を欠席する生徒も多くいます。水泳大会では女子生徒の数名はビキニで参加します。正直カルチャーショックです。また、水泳大会や陸上大会を見に来る親も一人もいません。オーストラリアの生徒が日本の運動会に参加したら、きっとびっくりすると思います。

Year11の時に4泊5日のキャンプがありました。私は友達と一緒に参加しました。カヌーをしたり、山登りをしたり、みんなでゲームをしたりしました。しかし、このキャンプでさえ、参加者は学年の半分程度しかいませんでした。参加したくない生徒は、その1週間は学校で普通の授業を受けます。

やりたくないことは、生徒はやらなくていい。日本の感覚では理解できないことかもしれません。宗教の違いは国際社会でこれから生きていくためには、正確に理解する必要があるということを感じました。

オーストラリアの学校の先生は日本の先生と比べてどうですか。

先生はとても親切です。自分が留学生だということをしっかりと理解して、提出する課題も表現の違いなども説明してくれる先生もいます。わからないことを聞けば、どの先生も丁寧に教えてくれます。

ただ、先生であっても生徒の好き嫌いを露骨に態度に表す先生もいます。例えば、お気に入りの生徒が遅刻しても、何も怒らないのに、気に入らない生徒が遅刻をすると、罰を与えたりすることもよくあります。興味のない生徒の名前は全く覚えようとしなかったり、先生自体が気を遣うことがあまりありません。

授業も時間が来たらすぐに話が途中でも切り上げてしまいますし、話が時間を超えると思ったら、数分前でも授業を終わらせてしまいます。

生徒に関してはどうですか。

授業中、生徒は遠慮なく思ったことを発言します。たとえ先生が説明をしている途中でも話をぶった切るような感じです。

校則もとても緩く、ピアスも入れ墨も問題ありません。しかし、耳のピアスを除いてはほとんどの生徒はしていないのが現状で、無理に校則で縛らなくても、常識的な行動をとると思います。学年主任の先生などが、服装や身だしなみで気になった場合は注意をしますが、それほど大きな問題を起こす生徒はいません。

アカリさんは、生徒会役員として活動していましたが、どのような活動をしましたか。

生徒会役員の活動は、いろいろとありました。一番印象に残っているのはバレンタインデーで依頼された生徒に花を配るのですが、その時に、大きな声でバレンタインデーの愛の歌を歌うのですが、誰一人その歌をまともに聞いていない教室で私が一人で大きな声で歌うのはとても恥ずかしかったけど、逆に大きな自信にもなりました。

他には、水泳大会や陸上大会の準備や、バーベキューなどでホットドッグを売ったりしました。イースターの時には、生徒会でチョコレートを売って募金活動をしました。定期的に生徒の親が地域の人たちが寄付してくれたいろいろなものをラッフルというくじで売って、募金活動を行いました。

募金活動で得たお金は、学校の教室にエアコンを設置する資金になります。

その他、集会で発言したり、地域の人たちと交流を持ったりと生徒会役員をして、大きく視野が広がったと感じます。

留学を考えている人たちに一言ありますか。

留学する前に考えていた留学生活と、実際の留学生活は大きな違いが私にはありました。つまり、遠くから見つめているものと、実際に体験するのでは大きな違いがあるということです。ただ、予想した留学生活とは大きく違いましたが、違っていたからいろいろと多くのことを学ぶことができたと思います。

もし留学したい人なら留学するべきだと思います。辛い時もありましたが、日本に戻ろうと考えたことは私は一度もありませんでした。また、高校生で留学したことに大きな意味があると私は感じました。


jatcentre at 11:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0)高校留学生 スクールライフstory | オーストラリア高校留学関連