2017年06月14日
初めて会う生徒には緊張するのはいつものこと
今留学している生徒や家庭教師をしている生徒、留学していて勉強だけを教えている生徒。
その生徒と初めて会った時のことはしっかりと覚えている。週末の土曜日は合計で3名初めて会う生徒がいたので本当に緊張した。
あらかじめ親からいろんな情報を聞くのですが、毎回母親から聞いた情報を組み立ててこんな話をしようとか、こんなネタを話そうか。とか、いろいろと考えるのですが、実際に会うとイメージと違っていたり、自分があらかじめ用意した順序で話すと会話がつながらなくなったりして、結局毎回予定した話とは全く違った会話になってしまいます。
こうなることはあらかじめ予想はできるのですが、これからその生徒といろいろと話すことでだんだん普段母親に話すような本音の生徒の姿が見えるので、その時まで頑張ろう。という気持ちにもさせてくれる。
今回は、たまたま二人は野球大好き。そして、もう一人はボカロが好きだということで、一人ボカロのダンスをオリジナルで考えて踊っている生徒がいたので、その生徒から、金曜日のおはよう。とか、ハッピーシンセサイザ、マトリョシカとかとりあえず予習完璧で望みましたが結局その話題は出すことがないまま、洋服の話題がメインで終わってしまいました。
野球が好きな生徒も、好きという入り口は同じであっても、内容は全然違うわけで、それぞれの生徒と話す話題も全く違っていてそれはそれで今後のいい勉強になったかなと思います。
自分が学生の時は本当に家庭教師をボコボコにやっていたのですが、まさかこの年で家庭教師をいまだに多くの生徒にしている姿は想像できませんでした。若い時は、おじさんが教えても話題についていけなかったり、年が離れていれば相手が対応しにくいのではないかと思っていました。
ただ、今の年になってわかったのは、結局クオリティーの高い授業をすれば生徒は相手の年齢とかを考えるのは最初に会った時だけで、初対面での期待値が低いことが返って有利になる場合もあるんだなとも思えるようになりました。
いつも思いますが、常識で物事を考えてはいけないなって感じます。中学2年生だったら、きっとこんな感じだろう。とか、今の中学3年の女子ならこんなことに興味を持っているだろう。とか、そういう偏見は生徒は敏感に感じるものだと思います。
いい授業をしたいと思ったら、結局当たり前のことを確実にやっていくのが一番良くて、それに、その生徒の能力をしっかりと把握して、簡単にできる問題ではなく、かつ難しすぎる問題でもなく、ちょっと解説が必要な問題を出していけば、私も説明ができるし、生徒も、もう少しで解ける問題なのでしっかりと話を聞いてくれると思います。
このあたりが基本のテクニックですよね。そして、途中でまず解けないような問題を出して、暗にまだレベルの高い問題はあるんだよという見えないメッセージを送ったり、中学生に英語を教えるなら、have toとmustの違いのようなわかりそうで、うまく説明ができない問題を出せば、それで単語一つ一つの意味を大切に感じてくれるようになると思います。
結局駆け引きですよね。
初対面がとても大切だというのは、初対面が唯一その生徒を客観的に見れる時で、その時に感じた印象を自分が親に伝えて、そこからどう伸ばしていこうか自分なりに考えるわけです。そして、自分の意見を伝えて、母親の意見を聞いて、形にしていって、絵でイメージできるようにしていきたいわけです。
生徒のいい面を出すには常識的なことは必要なくて、例えば勉強する時と、勉強をしない時の波が多い女子は多いので、その場合は、当然人によって違いますが、自分がやりたいものを言わせてやらせたり、難しい問題を解かせるために、順序立てて難しい問題まで最後の10分で生徒が気が付かない状態でもっていけるように私がコソーリやっていき、いかにも本人が難しい問題を解いたと達成できるようにさせたりと、心理戦がとても楽しいです。
最近、高校生に数学を教えるのが本当にツボで、本当に楽しいです。どうして?のような理由はないんですが、とにかく楽しいです。たぶん生徒も結果が出てるので、自分自身が自信になっているのが大きいのか、英語と同様に説明の質が点数に結びつき、英語の場合は例外があることを前提に説明するのですが、数学は例外がないことを前提に示すので、例外がないものは、説明の高いクオリティーを求められているからチャレンジが私もできるからかな?とも感じます。
今日は自分が普段感じていることを、順序立てず自由に考えていることを書いてみましたが、やはり生徒が勉強しなければならない。という気持ちを持ってもらえるようになってくれなければ、高い目標をクリアできないので、そのためには母親の協力は不可欠だということを伝えたかったと何となく思いました。
その生徒と初めて会った時のことはしっかりと覚えている。週末の土曜日は合計で3名初めて会う生徒がいたので本当に緊張した。
あらかじめ親からいろんな情報を聞くのですが、毎回母親から聞いた情報を組み立ててこんな話をしようとか、こんなネタを話そうか。とか、いろいろと考えるのですが、実際に会うとイメージと違っていたり、自分があらかじめ用意した順序で話すと会話がつながらなくなったりして、結局毎回予定した話とは全く違った会話になってしまいます。
こうなることはあらかじめ予想はできるのですが、これからその生徒といろいろと話すことでだんだん普段母親に話すような本音の生徒の姿が見えるので、その時まで頑張ろう。という気持ちにもさせてくれる。
今回は、たまたま二人は野球大好き。そして、もう一人はボカロが好きだということで、一人ボカロのダンスをオリジナルで考えて踊っている生徒がいたので、その生徒から、金曜日のおはよう。とか、ハッピーシンセサイザ、マトリョシカとかとりあえず予習完璧で望みましたが結局その話題は出すことがないまま、洋服の話題がメインで終わってしまいました。
野球が好きな生徒も、好きという入り口は同じであっても、内容は全然違うわけで、それぞれの生徒と話す話題も全く違っていてそれはそれで今後のいい勉強になったかなと思います。
自分が学生の時は本当に家庭教師をボコボコにやっていたのですが、まさかこの年で家庭教師をいまだに多くの生徒にしている姿は想像できませんでした。若い時は、おじさんが教えても話題についていけなかったり、年が離れていれば相手が対応しにくいのではないかと思っていました。
ただ、今の年になってわかったのは、結局クオリティーの高い授業をすれば生徒は相手の年齢とかを考えるのは最初に会った時だけで、初対面での期待値が低いことが返って有利になる場合もあるんだなとも思えるようになりました。
いつも思いますが、常識で物事を考えてはいけないなって感じます。中学2年生だったら、きっとこんな感じだろう。とか、今の中学3年の女子ならこんなことに興味を持っているだろう。とか、そういう偏見は生徒は敏感に感じるものだと思います。
いい授業をしたいと思ったら、結局当たり前のことを確実にやっていくのが一番良くて、それに、その生徒の能力をしっかりと把握して、簡単にできる問題ではなく、かつ難しすぎる問題でもなく、ちょっと解説が必要な問題を出していけば、私も説明ができるし、生徒も、もう少しで解ける問題なのでしっかりと話を聞いてくれると思います。
このあたりが基本のテクニックですよね。そして、途中でまず解けないような問題を出して、暗にまだレベルの高い問題はあるんだよという見えないメッセージを送ったり、中学生に英語を教えるなら、have toとmustの違いのようなわかりそうで、うまく説明ができない問題を出せば、それで単語一つ一つの意味を大切に感じてくれるようになると思います。
結局駆け引きですよね。
初対面がとても大切だというのは、初対面が唯一その生徒を客観的に見れる時で、その時に感じた印象を自分が親に伝えて、そこからどう伸ばしていこうか自分なりに考えるわけです。そして、自分の意見を伝えて、母親の意見を聞いて、形にしていって、絵でイメージできるようにしていきたいわけです。
生徒のいい面を出すには常識的なことは必要なくて、例えば勉強する時と、勉強をしない時の波が多い女子は多いので、その場合は、当然人によって違いますが、自分がやりたいものを言わせてやらせたり、難しい問題を解かせるために、順序立てて難しい問題まで最後の10分で生徒が気が付かない状態でもっていけるように私がコソーリやっていき、いかにも本人が難しい問題を解いたと達成できるようにさせたりと、心理戦がとても楽しいです。
最近、高校生に数学を教えるのが本当にツボで、本当に楽しいです。どうして?のような理由はないんですが、とにかく楽しいです。たぶん生徒も結果が出てるので、自分自身が自信になっているのが大きいのか、英語と同様に説明の質が点数に結びつき、英語の場合は例外があることを前提に説明するのですが、数学は例外がないことを前提に示すので、例外がないものは、説明の高いクオリティーを求められているからチャレンジが私もできるからかな?とも感じます。
今日は自分が普段感じていることを、順序立てず自由に考えていることを書いてみましたが、やはり生徒が勉強しなければならない。という気持ちを持ってもらえるようになってくれなければ、高い目標をクリアできないので、そのためには母親の協力は不可欠だということを伝えたかったと何となく思いました。