2022年10月01日

2022年 オーストラリア高校留学の現状

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コロナ禍も収束して、高校留学の現状はどんな感じでしょうか。

私自身も現在の生活に満足しているので、今後留学生の斡旋を積極的にすることはありませんが、高校留学のアドバイスや学習サポートに関しては続けていきます。

現在オーストラリアの高校に留学を始めて、現在その学校の付属の英語学校で学んでいる生徒の話ですと、語学クラスの国籍構成は、

インド人 2人
フランス人 1人
台湾人 1人
それに本人(日本人)


イギリスに高校留学を希望して、現在イギリスの高校生専門の語学学校で学んでる人に国籍を聞いた時も、ヨーロッパの国とインド、香港が多く、それに日本人も7名ほどいるということでした。

ロシアのウクライナ侵攻前にイギリスに留学したロシア人も多く、どんな感じだろうとどうしても考えて今います。

高校留学に関わっていない人から見れば今私が伝えた情報も

あー そうなんだ。

と思い、特に変わったことが感じられないかもしれません。しかし、とても大きな変化があるわけです。

それは、

中国人がいない。

コロナ禍前は、オーストラリアの公立の高校の語学学校は中国人比率が7月から12月までは95%以上が当たり前で(中国は新学期が9月から始まるので中学を6月に卒業して、そのまま高校留学する人が多いため)、現在中国人の高校留学生が全くいない状況に違和感があります。

これからオーストラリアの高校留学希望者も増えていくと思いますが、この円安や物価高で現状の為替レートでも高校留学は1年間で公立でも最低400万円はかかる。わけですから、数年後は高校留学は公立の学校でも1年間で500万円時代が来てもおかしくない状況です。

今、高校留学を希望して、私のところに問い合わせをしていただいた生徒が、結局留学金額が為替や物価で高騰したので、国内の高校進学に切り替えた生徒がいますが、その生徒と家庭教師をしていますが、大学の留学制度を将来的に使って留学するために、現在は高校を卒業するまでに英検1級合格、TOEFL100点を目標に切り替えました。(当然受験勉強が中心ですが。)

実際に3年間高校留学をして、TOEFLで100点以上取れる生徒は10人に一人もいないのが現状です。

現在も大学生で提携大学に留学している生徒もいますし、専門的な勉強が高いレベルでできて、高校留学の時と比べて充実度が違うと感じている人が多いです。

しっかりとした英語力を身に着けてからの専門的な勉強を大学でする方が効率的な気がします。

今までは高校留学は将来的な戦略としては一つのオプションであったと思いますが、専門分野の研究が高度になった現在では大学留学の方が価値があるような気がします。

まあ、当然大学留学もそれなりの金額がかかるわけですが。


jatcentre at 09:54│Comments(0) オーストラリア高校留学関連 | 学習サポート

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