Javaさんのお部屋

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2013年10月

映画 クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦 [DVD] [DVD]評価:B1998年公開。シリーズ第6作。アクションとぶりぶりざえもんが見所。珍しくぶりぶりざえもんが仕事する。最後のお手伝いシーンはジーンとくる。塩沢兼人の死を悼む。恒例の味方キャラは、SMLのエージェ

破獄 (新潮文庫) [文庫]著者:吉村昭評価:B昭和11年青森刑務所脱獄。昭和17年秋田刑務所脱獄。昭和19年網走刑務所脱獄。昭和22年札幌刑務所脱獄。昭和の混乱期に四度の脱獄を行った脱獄魔・佐久間清太郎。モデルは白鳥由栄という実在の人物。時勢の変化を参照しながら、食事

マイ・フェア・レディ スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD] [DVD]評価:B1964年。東京オリンピック。おしとやかな女性のイメージだったA. Hepburnの新たな一面を見た。序盤のキーキー声は耳に残る。突如登場人物が停止したり歌い出したりするのがミュージカルミュ

生命とは何か―物理的にみた生細胞 (岩波文庫) [文庫]著者:Erwin Schrödinger評価:B物理学者であるS先生が生物体の謎に挑む。ブラウン運動や√n法則を説明し、“ちょっと信じられないような少数個の原子から成る集団、あまり少数なので、厳密な統計的法則などはとても示

読書について 他二篇 (岩波文庫) [文庫]著者:Schopenhauer 訳:斎藤忍随評価:B鋭い例えを多用し、悪書や多読の有害さを説く。19世紀半ばの著とはいえ、「驚くほど新鮮」。当時の独語の紊乱を嘆く様も随所に見られる。「著作と文体」12章にて51ページにわたるボケを披露し

里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21) [新書]著者:藻谷浩介 NHK広島取材班評価:B+『デフレの正体』の藻谷が帰って来た!NHK広島取材班夜久・井上とともに、マネー資本主義の「マッチョな経済」を少しでも切り崩し、「かたぎの経済」を取り戻す

さとり世代 盗んだバイクで走り出さない若者たち (角川oneテーマ21) [新書]著者:原田曜平評価:C誰が言ったか「さとり世代」。「ゆとり世代」を皮肉にもじっている。バブル世代とさとり世代のちょうど中間の世代である「ポスト団塊ジュニア」の原田入道と大学生の議論を収録

夜と霧――ドイツ強制収容所の体験記録 [単行本]著者:Viktor E. Frankl 訳:霜山徳爾評価:Aアウシュビッツに送られながら辛くも生還した心理学者の記録。組織的殺害や看視兵の残虐性を語るよりも囚人(収容者)の生活や心理状態に重きを置いている。親衛隊だけでなく凶悪

座頭市(デジタルリマスター版) [DVD] [DVD]評価:B勝新太郎監督・主演。盲目の剣豪がワルいオッさんたちを殲滅する。普段ののそのそした動きと斬り合いのときの動きの差に惚れてまうよね。でも風呂でおっぱじめたときはどうしようかと思った。

スラムドッグ$ミリオネア [DVD] [DVD]評価:Bミリオネアの賞金も幼馴染のベッピンも獲得してしまうスラム出身ジャマール君のお話。問題に答えるたびにジャマール君の過去が明らかになっていき、その過去語りが現在に追いついたとき、この映画は最高速度に達する。この構成は

犬神家の一族 デジタル・リマスター版 [DVD] [DVD]評価:B市川昆監督作品。演出や音楽など独特のものがある。佐清マスクと水没二本足が相当キテる。が、そんなショッキングな映像や役者のリアクション芸のおかげで、二時間半もの間飽きずに観られる。金田一耕助の人間味ある

ソナチネ [DVD] [DVD]評価:Dう~ん、やはり北野映画とはそりが合わぬようだ。久石譲のOPと中盤のビーチ相撲、そしておっぱいは印象に残ったが。詳細かつ好意ある解説は以下のサイトに任せる。『死ぬ前にこれだけは観ておけ!(http://blog.livedoor.jp/koredakecinema/archi

山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた [単行本(ソフトカバー)]著者:山中伸弥 聞き手:緑 慎也評価:Bシンヤ氏の口をグッと結んだ表紙が特徴。第1部はシンヤ氏の半生。第2部はWシンヤによるQ&A。ジャマナカ→ヤマチュウ→シンヤの三段進化。その裏にあるVWを

ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験 (光文社新書) [新書]著者:大鐘良一 小原健右評価:Aあえて短い言葉で表現するなら…… どんなに苦しい局面でも決してあきらめず、他人を思いやり、その言葉と行動で人を動かす力があるかその"人間力"を徹底的に調べ上げる試験だったので

何者 [単行本]著者:朝井リョウ評価:BTwitterもFacebookもLINEも出てくるナウい小説。就活が主かと思いきやSNSが主。人物紹介がTwitterアカウント風。とにかくナウい。こんな奴おるわ。それもそのはず著者の年齢をご覧。アラ若い。セリフの合間にちょっとしたしぐさや心情を

赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ〈1〉 (新潮文庫) [文庫]著者:Lucy M. Montgomery 訳:村岡花子評価:A何年も読まずに放置していたがフツーに名作だった。機会があればNo. 2~10も読んでみたい。当初はアヴォンリーの住人同様、アンの夢見がちメシンゲントークに辟易させ

会社で生きることを決めた君へ (PHPビジネス新書) [新書]著者:佐々木 常夫評価:C学生向けかと思ったら社会人向け。油断した。180頁あるが一時間もあれば読める。やや内容が薄い。以下メモ。  8. 仕事の効率化26. 良書を読むだけでなく得た知識を実践する29. 誘われたら断

居酒屋の世界史 (講談社現代新書) [新書]著者:下田 淳評価:C「貨幣経済の成立」と居酒屋の発生を結びつけるというなかなか意欲的な試み。 「多機能性」を有していた欧州近世の居酒屋を覗いてみたいね。が、扱う時代・場所の範囲があまりに広く、また文章がぶつ切りなお蔭

「いい会社」とは何か (講談社現代新書) [新書]著者:小野 泉+古野庸一評価:B「財務」「長寿」「働きがい」という三つの観点から「いい会社」を探る。先の二つにおいて優良である会社の共通点は以下の四つ。①時代の変化に適応するために自らを変革させている。②人を尊重

風の中のマリア (講談社文庫) [文庫]著者:百田尚樹評価:B生まれながらの女戦士・オオスズメバチを主人公に据えたまさかの一作。非常に読みやすい。マリア、アストリッド、フリートムント、フローヴァルト…オオスズメバチたちは衝撃のオシャンティーネームを有する。たしか

日活100周年邦画クラシック GREAT20 ビルマの竪琴 HDリマスター版 [DVD] [DVD]評価:Aビルマの土はあかい岩もまたあかい市川昆監督作品。視点の変換や回想の表現など、その技法は50年たった今でも色あせていないと感じた。急速に無言になってしまった水島上等兵の言葉は、

ジョーズ [DVD] [DVD]評価:A監督はもちろんご存じスピルバーグ。サメ君のリアルさや、桟橋や船がブッ壊される様には戦慄した。ラスト30分、3人と巨大サメの手に汗握る死闘の前に、メモをとることさえ忘れていたよ。

天元突破グレンラガン1 (完全生産限定版) [DVD] [DVD]評価:AGAINAXが産んだ鬼っ子。全27話。自分の中に眠る「螺旋力」に目覚める時だ。キャラクターおよびメカのデザインやネーミングがイカしている。ツッコミどころ満載の本作だが、「そんな合体で大丈夫か?」「どこからそ

物理学とは何だろうか〈上〉 (岩波新書) [新書]著者:朝永振一郎評価:Bノーベル物理学賞受賞者・朝永振一郎の著作だ。彼の文才の腕が存分に振るわれている。この人の著作たちがどれだけ日本の科学振興に寄与しただろう。“そもそも物理学にかぎらず科学というものは、いつの

思考の整理学 (ちくま文庫) [文庫]著者:外山 滋比古評価:B「このごろ流行のマークペン」という言や、ノートの取り方など隔世の感を禁じ得ないが、本書を読んでいるとなんだか良いアイデアが湧き出てきそうだから不思議だ。「講演を聞いてメモをとるのは賢明でない」「テー

ドラッカーの遺言 (講談社BIZ) [単行本]著者:ピーター・F・ドラッカー評価:C2005年に96歳の誕生日を1週間後に控えポックリ逝ったおじいちゃん。 1頁あたり10行もないのでジェリィを食すようにサクサク読める。時折挿入される写真はナニ。情報を基盤とした世界経済では、製

重金属のはなし - 鉄、水銀、レアメタル (中公新書) [新書]著者:渡邉 泉評価:C第一章で重金属の特徴、人類による重金属の利用を、第二章で生物における重金属の必須性と毒性について解説し、まず地ならし。第三章から第六章までの各章を毒の代表選手たち、水銀、カドミウ

宇宙生物学で読み解く「人体」の不思議 (講談社現代新書) [新書]著者:吉田たかよし評価:B生物生存の裏側にあるメカニズムを、主に元素に注目して読み解く。非生物履修者にもわかりやすい。生物とその外界間での元素の絶え間ない循環や、生体内での作用にはできすぎている感

ビッグデータの覇者たち (講談社現代新書) [新書]著者:海部 美知評価:C昨今巷をにぎわせている「ビッグデータ」についてざっくりわかる。ビッグデータに眠る潜在的な価値を見出していかなくてはね。災害対策や選挙、天気保険ベンチャーに、ビッグデータを上手に生かした例

映画ドラえもん のび太と鉄人兵団【映画ドラえもん30周年記念・期間限定生産商品】 [DVD] [DVD]評価:A名作と名高いシリーズ第7作。本作ではロボットが登場。ザンダクロスや敵ロボットのダサさは(おそらく86年当時から見ても)生半可なものではないが、『ドラえもん』らしく

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