[東京 28日 ロイター] 経済産業省が28日に発表した11月の商業販売統計速報によると、小売業販売額(全店ベース)は前年比1.3%増の11兆
0860億円となり、2カ月ぶりに増加した。気温の低下により冬物衣料の売り行きが全体を押し上げ、中でも紳士服が非常に高い伸びを示した。
業種別にみると、各種商品小売業は百貨店、スーパーともに衣料品が大幅に伸びたため、8カ月ぶりの増加となった。スーパーの紳士服・洋品の前年比は 15.5%増と2桁増、1989年に消費増税駆け込み需要で16%台の伸びと記録したが、11月はそれに匹敵する伸び率となった。
衣服・身の回り品小売業も同様に高い伸びを示したほか、飲食料品も鍋物商材などが好調だった。
一方で、自動車小売業は補助金終了の影響でやや減少、機械器具小売業も、白物家電や携帯・タブレット端末は好調ながらもテレビの落ち込みにより全体ではわずかに減少した。
コンビニの売り上げは、全店ベースで前年比1.9%増。これまで高めに推移してきた伸び率がやや鈍化傾向にあり、既存店ベースでは2.6%減と6カ月連 続で減少した。気温の低下で飲料が不調だったほか、たばこの需要が低調、チケット販売も昨年後半の好調だった売り上げが一巡した。気温低下が響き、既存店 での客足減少も響いた。
*経産省の発表資料は以下のURLでご覧になれます。
http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/syoudou/index.html
※小売業販売額に関連する過去の記事は[JPRSLS=ECI]をダブルクリックしてご覧下さい。
業種別にみると、各種商品小売業は百貨店、スーパーともに衣料品が大幅に伸びたため、8カ月ぶりの増加となった。スーパーの紳士服・洋品の前年比は 15.5%増と2桁増、1989年に消費増税駆け込み需要で16%台の伸びと記録したが、11月はそれに匹敵する伸び率となった。
衣服・身の回り品小売業も同様に高い伸びを示したほか、飲食料品も鍋物商材などが好調だった。
一方で、自動車小売業は補助金終了の影響でやや減少、機械器具小売業も、白物家電や携帯・タブレット端末は好調ながらもテレビの落ち込みにより全体ではわずかに減少した。
コンビニの売り上げは、全店ベースで前年比1.9%増。これまで高めに推移してきた伸び率がやや鈍化傾向にあり、既存店ベースでは2.6%減と6カ月連 続で減少した。気温の低下で飲料が不調だったほか、たばこの需要が低調、チケット販売も昨年後半の好調だった売り上げが一巡した。気温低下が響き、既存店 での客足減少も響いた。
*経産省の発表資料は以下のURLでご覧になれます。
http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/syoudou/index.html
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