2005年09月26日

Upscale Audio & Manley Labs

Stradivari昨日予告した通り、地元オーディオ同好会の定例会に参加してきた。毎年恒例、Upscale Audioでのバーベキュー・パーティである。Upscale Audioはアメリカの有力オーディオ雑誌『ステレオファイル』に毎月何ページも広告を出している全国的に有名なオーディオショップで、僕の家から車で1時間弱のところにある。

有名オーディオ店といっても、店主Kevin Dealさんの自宅で営業している^^。アメリカではこういうケースが多い。店舗を持てるほど儲からないというケースもあるだろうが、Kevinさんの場合はライフスタイル上の選択という気がする。自宅以外に大きな倉庫が2箇所あって、数多い取扱ブランドの製品をほぼ全機種在庫している。試聴したいときは電話で事前に予約を入れていく。上の写真は自宅兼ショールームのメイン試聴室である。

MoreTubeAmpsKevinさんは自他共に認める「真空管マニア」。半導体製品ももちろん扱っているが、年1回ヨーロッパに「真空管狩猟旅行」に行くほか、よい真空管が見つかったときけばチリやタイやベトナムなど、どこへでも行って良質の真空管を仕入れてくる。真空管オーディオ・ブランドではアメリカのCary, Manley Labs, Balanced Audio Technology, Atma-Sphereなどに力を入れているようだ。

また、オランダのAh!によるCDプレイヤーNjoe Tjoeb(僕の愛用機♪)をディストリビューターとしてアメリカに紹介したのもこの人だし、Ah!が立ち上げたアンプの新ブランドPrima Lunaについては、各種アンプの設計段階から関与し、売る側の立場からつけてほしい機能などについて注文をつけたそうだ。なお、大量に仕入れた真空管は、特注の真空管テスターとバーンイン器を使ってコンディションを整え、厳選し、用途に応じて等級を付け、精密なマッチングを行うので、安心して購入できる。

さて、今回のパーティのメインゲストはUpscale Audioからほど近いところにあるManley LabsEveAnna Manley社長。ロック好きの肝っ玉姉ちゃんという感じのEveAnnaさんは、ほんとうに気さくでいい人。Kevinさんとは普段から一緒にバイクを乗り回したりする親友らしい^^。

ManleyRack「パーティ」なのでじっくり試聴できる環境ではなかったが、Manley Labsの製品が勢揃い。上の写真にあるように、スピーカーはソナス・ファベールのストラディバリ・オマージュである。CDPはCaryの最新製品CD303/300。出力段を真空管式と半導体式に切り替えられ、サンプリング周波数も44.1(アップサンプルなし)から768kHzまで6段階に切り替え可能、もちろん真空管(12AU7)も差し替え可能という超フレキシブルなプレイヤーだ。

Stingray上の写真にあるManleyの製品は、上からNeo Classic 300B Preamplifier、本格的フォノプリアンプとして絶賛されているSteelhead Phono Stage、エントリー・レベルのShrimp Preamplifier
MahiSnapperパワーアンプは、同社のベストセラーというプリメインのStingrayに、モノブロックのSnapperMahi

気づいた方もおられるだろうが、製品の名前はすべて魚とかエビとか^^、海の生き物からとられている。特にスティングレイ(アカエイ)は独特のデザインと名前がマッチしていておもしろい。EveAnnaさんがダイビングと水中写真を趣味としているから、というのが理由である^^。

LivingRoom展示品の音は、試聴室の隣にあるリビングルームでもガンガン音楽がかかっていたので、残念ながらクリティカルな試聴はできなかった。SnapperにせよMahiにせよ、オーケストラのCDでストラディバリ・オマージュをしっかり鳴らしきっていたことだけは報告しておこう。一般的に解像度やディテール指向というよりも、明るくパワフルで豪快なアメリカン・サウンドだと思う。ちなみに左の写真のリビングルームは、アヴァンギャルドのデュオがメインSPというビックリドッキリのホームシアターがセッティングされている^^。

Manley Labs、これまではプロ用機器のみが日本に紹介されていたが、最近新たな代理店(プロメディア・オーディオ)を得て家庭用ハイファイ製品も日本に正式輸入されるようになった。日本の雑誌『ステレオサウンド』にレビュー記事(155号、464ページ)が載りましたね、おめでとう、とEveAnnaさんに声をかけたら「『MJ』という雑誌にもとりあげてもらい、良い内容だったので喜んでいる」という返事だった。すばらしいメーカーなので、日本でもどんどん売れて欲しいと思う。

ManleyShirt<今日の獲物>
Manley Labsのロックンロールな長袖Tシャツと帽子、そして同社のモットーである"Tubes Rule"(真空管ってサイコー)のステッカー。EveAnnaさんは、イベントがあるたび、参加者に色々なグッズをプレゼントしてくれる太っ腹な社長である。キッチュな感覚がなかなかいいと思いませんか?

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この記事へのコメント

1. Posted by einnonti   2005年10月02日 14:42
ご無沙汰しております。

・・・Zepp、いや、絶句!!
全部欲しいアンプ類ばかりです。
ため息が止まりません。

出来れば全品聴き比べしてみたいです。
2. Posted by jazzaudiofan   2005年10月02日 15:53
einnontiさん、お久しぶりです♪

ホントに魅力的な製品ばかりですよね。日本でも正式輸入が始まったことだし、代理店のプロメディア・オーディオさん経由で試聴ができるといいですね。

そういえば、雑誌「MJ 無線と実験」には2005年3月号にレビューが載っただけでなく、スティングレイが表紙を飾っているのですね! どんなレビュー内容だったのか、興味があります。もしお読みになったら教えてください♪

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