2012年02月14日

My Audio System(2012年2月現在)

僕のオーディオ・システムには、ここ半年ほどの間にまたいくつか大きな変化があった(ちなみに2011年9月時点のシステムはこんな感じ

P1020316まず、昨年10月のオーディオショウ(RMAF)まで預かっていたドイツのスピーカー、Kaiser AcousticsのKaweroがショウの後、他へ行ってしまった。実に素晴らしいスピーカーなので残念だが、買えないので仕方ない(涙)。そこで、しばらくガレージにしまっておいたAvalon Eidolonを復活させた。

P1020319そして、新たに加わったのが、昨年10月のRMAFでデビューしたコンサート・フィデリティ(CF)の最新型ラインステージ・プリアンプCF-080LSX2と、今年1月のCESでデビューした新型モノブロックアンプZL-120V2SEである。すでに所有していたフォノステージSPA-4C、DAコンバーターDAC-040と併せて、ようやくCFのトータル・システムが完成した。ちなみにこれは借り物ではなく、数年かけてひとつずつ購入し、先頃ようやく実現した<夢のマイ・システム>である!

音の純度、抜けの良さと反応スピードの改善を目指して改良された真空管ハイブリッド方式のプリアンプCF-080LSX2(詳しくはこちら)は、これまで使っていたEARの868とは段違いに解像度が高く、情報量が多い。色々なビンテージ(NOS)真空管を試してみて、整流管(6C4A)はMullard、出力管(12AU7x2本)はRCA 5814Aという組み合わせが一番気に入っている。EAR868は今でもあの価格帯では優秀なプリだと思っているが、CFと比べるとぼんやりぼわぼわし、いかにも真空管らしい音がする。CFの音を聴いてしまうと、もう元には戻れない。

P1020318そして、新製品のZL-120V2SE。MOSFETベースの半導体アンプながら、少ない数の出力デバイスで出力を確保できるBTL方式を採用し、一瞬真空管?と思わせるようなスムーズで有機的な音の感触と、半導体でなければ得られない瞬発力と引き締まった低域レスポンスを両立させた素晴らしいアンプだ(詳しくはこちら)。SE(スペシャル・エディション)モデルは特に電源部を強化し、低域のグリップ力と駆動力が大幅にアップした。出力の実力値も180W(8Ω)に向上している。

これまで使っていたMcIntoshのMC275 Mk4と比べると、やはり低域のグリップ力と駆動力が全然違う。Avalon EidolonにはMC275はパワー不足だということが分かっていながら長らく使っていたが、今回ようやく、Eidolonの11インチ・ウーファーの実力を十分に発揮できるパワーアンプが手に入ったことになる。解像度、音の色付けのなさ、音の切れといった点も、当然ながらMcIntoshを大きく上回る。

ただしこの<夢のシステム>、ケーブルやセッティング等々、詰めるべき点がまだたくさんあるので、まだまだ完璧とはいえない。色々音楽を聴いていると、ふとMcIntoshの奥行きの深い表現(主人公がぐっと前に出てくる感じ)や、蜂蜜がしたたるかのような濃厚で艶っぽい中域が恋しくなる時がある。それに、最近クラシックにもやや興味が出てきたとはいえ、僕はやっぱりジャズファンだから、「この音ってちょっときれいすぎない?」と感じることもないではない。あらゆる意味でレベルの高い優等生的な音を、もう少しだけ汚して、不純物の混じった、ゴリっとした音、ジャズが熱っぽく鳴る方向に調整していこうと思う。

ラックとアンプスタンドはStillpointsのESSで、これは僕の持ち物ではなく、CFが会社としてショウのために購入した物を一時的に(次回6月のショウまで)使わせてもらっている。ラック自体が小さめで、棚が透明なアクリルなので、見た目的に存在感というか圧迫感がなく、部屋がすっきりした感じになるのがいい。今回ラックを交換するに当たって直接A/B比較できなかったので、残念ながらうちのシステムで実際にどれだけ音質改善効果があったのかは報告できない。ただ、機器から発生する細かい振動を各棚に設置された多数のセラミック・ベアリングで熱に変換して逃す方式で、これまでの経験では、一般的にノイズフロアが下がり、それまで埋もれていた微細音(減衰音やルームエコー等)がよりはっきりきこえるようになるので、結果的にリアリズムが増す効果があることが分かっている。

その他のコンポーネント、アームやカートリッジ、ケーブル類やアクセサリはあまり変わっていない。

アナログプレーヤーはConcert Fidelityの津田さんがレストア・改造したDenon DP-3000。フォノステージはConcert FidelityのSPA-4C。カートリッジはステレオがShelter 501、モノラルがLyra Dorian Monoである。ヘッドシェルはオヤイデのHS-TF

CDトランスポート/SACDプレーヤーはEsoteric X-01D2、CD再生用のDACは管球式のConcert Fidelity DAC-040

ケーブル類は、電源コードとデジタルケーブル、インコネが弊社Eastwind Importの取扱製品、スペインのFono AcusticaのArmonicoシリーズ。スピーカーケーブルはCRL Silver、フォノケーブルはHovland Music Groove(古いモデル)。

ルームチューニングはASCのTubeTrap1本に、Echo BustersのBass Buster1本。その他アクセサリとしては、電源タップがフルテックのe-TP80、コンセントはPS AudioのPower Port(パワーアンプ用・タップを通さず直接続)とフルテックのGTX-D(G)金メッキタイプ(その他機器・タップを通して接続)、ケーブルを床から浮かせるためにCardasの新しいウッドブロックを使っている。また、電磁波(?)を発生して周辺にあるオーディオ機器に影響を与えるという触れ込みのアヤシイ装置、Quantum Resonant TechnologyのQX2をプリアンプの上に置いている。

それ以外のアクセサリとしては、レコード鑑賞に欠かせないレコード洗浄機、VPIのHW-16.5、レコード洗浄液とCDクリーニング液はL'Art du Son、CDの消磁器としてBedini Ultra Clarifier Dual Beam、CDとLPの両方に使える静電気除去器としてフルテックのDeStat II

RELのT2という小型サブウーファー、2chオーディオではマッキンのSP端子から信号を取ってブーストするスピーカーレベル入力方式で使っていたが、CFのZL-120V2SEはBTL方式で、この方式で繋ぐと音質がやや劣化するように思えるのと、そもそも低域のレスポンスが非常にいいのでサブウーファーの必要を感じないので、現在はTV・映画のサラウンド再生用にのみ使っている。

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この記事へのコメント

1. Posted by 杉ちゃん   2012年02月24日 13:16
jazzaudiofanさま、Avalon復活しましたねぇ〜、私的にはAvalonで聴ければ、最高だと思いますが、その上を知って(聴いて)しまったら残念に感じるんですね。こっそり「Come Back toMe」と張り紙していたら如何でしょう?
(怒られるかな・・・笑)
2. Posted by voice and breath   2012年02月25日 17:54
おお〜、jazzaudiofanさん、ちょっとご無沙汰していた間に凄いことになっていますね!!

どれもこれも素晴らしい音がするのが想像できますが、特にパワーアンプは、正に私の好みです。聴いてみたいなぁ。

>MOSFETベースの半導体
>少ない数の出力デバイス
>BTL方式
>一瞬真空管?

足元にも及びませんが、私が昔使っていたDENON PMA-S1 は、同じ構成でした。

3. Posted by jazzaudiofan   2012年02月27日 04:43
杉ちゃんさん、コメントありがとうございます♪

AvalonもConcert Fidelityのアンプでようやく必要なパワーを供給されたようで、いい音で鳴ってくれてます。上を見ればきりがないですからね。Kaiser Kaweroは手放す時に張り紙はしませんでしたが、「いつかまた会おう」とささやいておきました(笑)。
4. Posted by jazzaudiofan   2012年02月27日 04:45
voice and breathさん、こんにちは♪

CFのパワーアンプ、いいですよ〜。試聴のお問い合わせは名古屋のサウンドジュリアさんまで!(笑)
5. Posted by NIKI   2012年03月03日 02:34
お久しぶりです。いやぁ・・・えらい装置変わりましたね・・・。
最近紹介していただいた方が・・・半端じゃないハイエンダーな方で・・・私、上を見るの止めました(笑)

身の丈にあったオーディオを・・・って言いながら半端じゃないもの使っているよーな気がする(笑)。

最近は、無指向性のスーパーツイーターが気になってます。
6. Posted by jazzaudiofan   2012年03月11日 08:30
NIKIさん、お久しぶりです♪
上を見るときりがないです。ホント。
でもNIKIさんも、自覚してらっしゃるように「半端じゃない」ですよ(笑)
7. Posted by 南青山インテリアデザイナー 安土実   2012年08月14日 13:46
5 イングリット フリッターの コメント 入れましたが うらやましーい!! 世界一好きなんですよ! ジャズ オーディオ通信 なんですね! ベーシーの 話が でてましたね〜 ジャズ オーディオ いいですね〜 昔 私も 仙台に あるんですが アルテック A51970年代製 あるんですよ! でかすぎて 東京に 置けません!実家 なんですよ! 仙台がね。ハーベストの 小さいBBCモニター も ありますが 弦楽器が 凄いですが、 結局 今は ギブソンL5 ジャンゴの マカフェリー なんかで 下手な ジャズ クラシックなんか 自己流で やってますよ。 ジムホール オスカーピーターソン なんかは 生で 良かったですね〜 ブラジルの バーデンパウエルは 今までで 一番でしたね! イングリット フリッターは クラシックの 枠を 越えてますね! 感性 女性としても 魅力的ですね!たんに わたしの 好みですね〜 生 イングリット フリッター 見たいですね!
8. Posted by アメリカヒストリー   2013年03月05日 16:52
こんにちは、先日このブログにたどり着き、とても興味深く拝見させていただいています。
とても参考になっています。
また遊びに来ます!更新楽しみに待っていますね!
9. Posted by COEREENON   2013年11月23日 12:20
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