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2011年04月26日

Fono Acustica Armonico ケーブル

InterconnectRCAConcert Fidelityは過去15年にわたってアメリカのオーディオ・ショウに出展し続けているが、今年1月のT.H.E. Show(於ラスベガス)ではメーカーの歴史を通じて「最高の音」が出ていた、というのが内外関係者の一致した意見だった。それは、これまで紹介した同社の機器やドイツ、Kaiser AcousticsのスピーカーKaweroによるところが大きいのはもちろんだが、それは2010年10月のロッキー・マウンテン・オーディオ・フェスト(RMAF)でも同じだった。

RMAFから変わったのは、ラックとケーブル。ラックについては、RMAFではHRS、T.H.E. ShowではStillpointsを使った。HRSは質量(アルミ製でメチャメチャ重い!)と棚の構造で振動を抑え込み、Stillpointはアクリル製の比較的軽い棚のデザインながらボールベアリング部品により微細振動を熱に変えるという、アプローチが異なる製品だが、どちらも同じように素晴らしい。

従って、音の変化に大きく貢献したのはケーブルだと考えられる。今回パートナーとして全てのケーブルを提供してくれたのは、スペインの新興メーカー、Fono Acustica(フォノ・アクースティカ)である。スピーカー・メーカーのカイザーからの推薦だ。

昨年発足したばかりの同社、同じ材質の導線を使ってArmonicoというラインのケーブル類を製作しており、ヨーロッパでは既にかなりのファンがいるという。まず第一の特徴はその材質で、一貫して銀と金にパラジウムを少量混ぜた合金を使っている。細い撚り線ではなく、ソリッド・コア。その特殊な導線をカナダのメーカーに特注し、スペインで加工する。

絶縁被覆としてテフロンのテープを巻き付け、RFI/EMIのシールディングのためシリコンのチューブに通してから、外側のジャケットに通す。全て手作業なので手間暇がかかるし、ケーブルが長くなるほど大変な作業になる。そして、コネクタは全てオヤイデの最高級品。もちろん導線の太さや本数や組み合わせは用途に応じて変えているが、上記のデザインは全製品に共通のものだ。
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2011年04月01日

Concert Fidelity SPA-4Cフォノイコライザー

Concert Fidelity SPA-4Cコンサート・フィデリティが昨年10月のロッキー・マウンテン・オーディオ・フェスト(RMAF)でデビューさせた最新製品が、MC(ムービング・コイル)カートリッジ専用のフォノイコライザー、SPA-4Cである。米国での小売価格は1万4,000ドル。

「日本の技術を使って日本で作る」というこだわりと「回路は可能な限りシンプルに、信号経路は最短に、部品点数は最少に」という設計理念を反映したユニークかつ妥協のない製品だ。信号経路を最短にするため、音楽信号を扱う回路がすべて背面に配置されているのは他の製品と同様。微小信号を扱うフォノイコの性質を踏まえ、ノイズ面で不利な真空管は使わないソリッドステートの製品である。

SPA-4Cの大きな特徴は、フォノイコの要となる増幅素子に日本製のヴィンテージJ-FETを使っていること。オーディオ全盛期にオーディオ用途に開発されたJ-FETで、当然ながらもう生産されていない。確保したJ-FETの数が限られているので、SPA-4Cは全世界で40台しか生産できないという限定品になる。このJ-FETの石の特徴は、単独であればわずかなゲインしか稼げないJ-FET素子をいくつも集積して一つのチップを構成していること。これにより、チャンネル毎に一つのチップだけで一つの増幅段をまかなうことが可能になっている。

実際、回路は極めてシンプルで、MCカートリッジの微弱信号を増幅するMCヘッドアンプ、RIAAイコライザー(アクティブ型)、出力バッファーの3段からなり、このJ-FETのおかげで部品点数を極めて低く抑えることができた。実際、設計者の津田さんは、半導体式のフォノイコとしてこれほど部品点数の少ない製品はおそらく他にないだろうと考えている。
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2011年03月29日

Concert Fidelity DAC040

Concert Fidelity DAC040ラスベガスでのショウの後、自宅で預かることになった高性能のオーディオ機器のひとつがコンサート・フィデリティのDAC040というデジタル・アナログ・コンバーターだ(米国での小売定価1万ドル)。この記事もいつも通り、自分の考え・感想を正直に書いているが、僕は現在コンサート・フィデリティの一員として米国での販売を担当しているので、客観的に見れば「取り扱い製品の広告」という色彩を帯びてくることは否めない。その点、了解のうえ読み進めていただきたい。

コンサート・フィデリティは、設計者兼社長の津田さんが自ら1台1台コンポーネントを製作するガレージ・メーカーで、DAC以外にプリアンプ、パワーアンプ、フォノプリアンプなどを発売している。「微小信号のロスや立ち上がりの鈍化といった音の劣化を防ぐため、回路は可能な限りシンプルに、信号経路は最短に、部品点数は最少に」というのが設計理念である。このDAC040は、以前詳しく紹介したラインステージ・プリアンプCF-080と設計思想が似通っているので、そちらの記事も参考にして欲しい。

dac040_rear_medさて、DAC040の第1の特徴は、アップサンプリングもオーバーサンプリングもしない、旧型のシンプルなDACチップセットを使っていることだ。型番は公開していないが、すでに生産中止になったフィリップスのDACで、当然ながら16ビット・44.1kHzの、いわゆるレッドブックCDのデジタル信号しか受け付けない。ちなみに入力は同軸S/PDIF用のRCA端子がひとつ、出力はRCA端子が1ペアあるのみ。

第2の特徴は、このDACから出てくる信号を、フィルターを使わずにそのまま出力していること。初期のCDプレーヤーはこのDAC040と同じ16ビットのマルチビットDACの後に、急激な減衰スロープを持ったアナログフィルターを配置して22kHz以上の帯域をバッサリ切り落としていたわけだが、これは可聴帯域にも影響を及ぼし、音がキンキンとして聴き疲れがするという大きな弱点をもっていた。そこで、オーバーサンプリングやアップサンプリングでノイズの出る周波数を上げ、ローパスフィルターの減衰スロープをより緩やかにする手法が取られたり、1ビットDACで高度なノイズシェーピングを行いデジタルフィルターを併用するといった方法が出てきたわけだ。
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2010年01月06日

【広告】Dynastrandケーブル販売開始!

DynastyオンラインショップEastwind ImportDynastrand(ダイナストランド)という新しいオーディオ・ケーブル・メーカーの取り扱いを始めた。以前から地元オーディオ同好会を通じて親交のあるジェド・ハッカー氏(元Soundstringの設計者)が新たに立ち上げたブランドで、オンライン雑誌にレビュー記事を書いたB先輩から「コレハイイ!」と勧められたのがきっかけだ。

Emperor現在のラインアップはシングルエンド(RCA)のインターコネクト「Dynasty(ダイナスティ)」とスピーカーケーブル「Emperor(エンペラー)」の2製品。いずれも直径0.005ミリの極細導線(OFC銅)を多数束ねた撚り線で、抜けの良さを重視してシールドなしのデザイン。RCAコネクタは金属の量を少なくした独自設計で、外側にはカナディアンメイプル木材を使用。音の劣化につながるハンダを使わずカシメで接続する。絶縁体や振動を吸収する緩衝材、パールホワイトのジャケットも電気的干渉につながりかねないカーボンブラックや染色剤を排除している。

ケーブルは比較的細く、とても柔軟でとり回しがしやすい。その気になれば蝶結びもできそう。価格はインターコネクトが1mペアで435ドル、スピーカーケーブルが6フィートペアで590ドルと非常に安い。使いやすく音の良いケーブルを安い値段で多くの人に提供したいというのがハッカー氏の希望なのだ。
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2009年12月24日

【広告】CRLケーブルのセール

SilverInterconnectRCA200管理人がアメリカで運営しているEastwind Importでは、1月15日まで年末年始セールとして、Cable Research Lab(CRL)の全製品が10%オフとなっています。特に当ブログ読者の方には期間を延長して1月31日まで特別割引価格で提供します。関心のある方はjazzaudiofanあっとlivedoor.comまでメールで「ブログ見た」とご連絡ください。購入方法や特別割引価格はメールをいただいた方に直接お伝えします。

CRLブランドとその製品については以前の記事(こちら)を参照してください。
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jazzaudiofan at 05:48|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)

2009年09月01日

CRLケーブル販売開始!

<2011年9月、製品の価格と仕様変更に基づき記事の内容を変更しました>

SilverInterconnectRCA200管理人が運営するオンラインショップEastwind Importではこれまで音楽ソフトを中心に販売してきましたが、オーディオ製品も提供していくことになりました。ポリシーは単純で、私jazzaudiofanが実際に使ってみて良いと思えるもの、多くの方に自信を持ってお勧めできるものだけを扱います。先日その第1弾として、Edさんが設計する小型スピーカーmhi Evidenceの販売を開始しましたが、今回ラインナップにCable Research Lab (CRL)というケーブルメーカーが加わりました。

SilverSpeaker200CRLは、もともと高音質レーベルFirst Impression Music (FIM)で有名なWinston Ma氏が独自に開発したケーブルの販売から始まった会社で、現在はChip Winston氏が引き継いで運営。2007年にはオンラインマガジンPositive Feedback OnlineのWriters' Choice Awardを受賞したほか、2008年には雑誌The Absolute SoundのProduct of the Year Award、さらに今年は同誌のEditor's Choice Awardを受賞するなど、近年急速に評価が高まっています。

同社のケーブルはすべて注文を受けてからニューヨークの職人が手作りでケーブルを製作し、1本ずつ48時間のバーンインを行い、テストしてから発送します。製品ラインはCopper、Silver、Goldと命名されていますが、名称に関係なく導体はすべて銅です。線材は主に純度6NのOFC銅ソリッドコアで、用途に応じてOCC撚り線も使用。コネクタは主にオヤイデ製。線材とコネクタの接続は多くのの場合ハンダを使わないカシメ方式を採用しています。

PowerCordMKII200私がCRLを知ったのは、B先輩がCRLのSilverインターコネクトをレビューしたことがきっかけでした。彼はこのケーブルが大いに気に入り、レビューサンプルを購入してセカンドシステムで使用しているのですが、それを貸してもらって自宅のシステムに繋いだときに、その背景の静かさ、ややしっとりとして艶やかな音色、実在感豊かな音像描写、活き活きとしたパワーとダイナミクスにいたく感銘を受けました。現在はCDプレーヤー・プリアンプ間、プリアンプ・パワーアンプ間にSilverインターコネクトを使用しています。このブログに何度か登場しているAAさんも最近CRLを導入し、それまでに使っていたケーブルと比べて音質が大きく改善しています。

個人的に特にオススメしたいのは、上記の特質を持つSilverシリーズのインターコネクトとスピーカーケーブルです。価格が倍のKubala-Sosna Emotionには解像度や質感の高さで及びませんが、Nordost、KimberやHarmonic Technologyの価格帯が同じまたは少し上の製品を凌駕する素晴らしい製品です。

Copperシリーズは解像度とスピード感に優れ、ややしっとり気味のSilverよりも明るい音色。Gold LP ReferenceシリーズはSilverよりさらに抜けが良くナチュラルな再生が可能ですが、線材の量がSilverの倍なので、太く固く、取り回しに注意が必要です。

Eastwind Importは正式なディーラーとして、日本を含む全世界にCRL製品を販売しています。手続は、日本にある銀行口座に日本円で代金を振り込んでいただくだけです。まずはjazzaudiofanあっとlivedoor.comまでメールでお問い合わせください。

CRL製品一覧

注:ケーブルの長さは下記の標準に加えて調整が可能、スピーカーケーブル(SilverとGold)はバイワイヤも可能です。

Gold LP Reference Seriesインターコネクト
$4,999(1mペア、RCAまたはXLR)
$5,500(2mペア、RCAまたはXLR)

Silver Seriesインターコネクト
$2,149(1mペア、RCAまたはXLR)
$2,295(2mペア、RCAまたはXLR)

Copper Seriesインターコネクト
$1,199(1mペア、RCAまたはXLR)
$1,349(2mペア、RCAまたはXLR)

フォノ・ケーブル
$1,199 (RCA to RCA、2mまで)
$1,199 (DIN to RCA、2mまで)
$1,299 (DIN to XLR、2mまで)
注:フォノ・ケーブルについては注文時に長さ(最大2m)を指定していただきます。

Gold LP Reference Seriesスピーカーケーブル
$4,999(6ft ペア)
$5,500(8ft ペア)

Silver Seriesスピーカーケーブル
$1,700(6ft ペア)
$1,900(8ft ペア)

Copper Seriesスピーカーケーブル
$2,325(8ft ペア)

Mk II パワーアンプ用電源コード(オヤイデ004プラグ)
$1,299 (1.5m、15Aまたは20A)
Mk II Referenceパワーアンプ用電源コード(オヤイデM1/F1プラグ)
$2,999 (1.5m、15Aまたは20A)
Mk IV 前段機器用電源コード(オヤイデ004プラグ)
$1,299 (1.5m、15Aまたは20A)
Mk IV Reference 前段機器用電源コード(オヤイデM1/F1プラグ)
$2,999 (1.5m、15Aまたは20A)

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Profile

jazzaudiofan
ジャズとオーディオが好きで、アメリカに住んでます。Audiogon等を通じてアメリカからオーディオ機器を個人輸入したい方をサポートしています。詳しくはこちらをご覧下さい。