僕の愛車であるアジリティー125。今まで良いところばかりあげてきましたが、今日はデメリットの紹介です。もともと世界戦略車として発売されたアジリティー125は、設計からしてかなり手の込んだもので、完成度はなかなか高いです。
画像は全くの無関係です^^
しかしそれでも一年以上付き合うと、どんなバイクでもいいところばかりじゃないと気付かされるものです。今日は第一弾として、居住性を紹介します。
1.シートが固い
これはアジの欠点として非常によく挙げられることです。価格comでも「乗り心地」の評価はずば抜けて低いですね。
なぜシートが固いかというと、リアボックスを最大限拡張し、フルフェイスを入れられるようにしたためです。メットイン内部の構造は、シートの内側部分が大きくえぐれていて、フルフェイスの頭部を包み込むような形になってます。だからシートの真ん中あたりは数センチしかクッションがありません。実際かなりケツが痛くなることもあります・・・。
とは言っても、これは慣れれば解決することです。シートの真ん中は大きくえぐれてますが、シートの奥の方には十分クッションがあります。そこに一番負荷のかかる尾てい骨を置くと、まさにジャストフィット。太ももはクッション性十分ありますから固い部分でも気になりません。実際、僕はアジで一日300km走ったことがありますが、ケツの痛さは特に気になりませんでした。
2.ハンドルが遠い
実はこの乗り方も、結構問題あるんですよね。ケツを後ろに置くと、ハンドルが遠くなります。実はアジは大柄な外国人が乗るのを想定してますので、ハンドルがかなーり遠いです。シートの後ろに座るとなると猫背な姿勢になるか、腕を伸ばさなきゃいけません。結構腕の余裕がなくって疲れます。それに、腕をぴんと伸ばすと緊急時の対応が難しくなり危険です。足付きも含めて、大柄な人じゃないと厳しい車両だと思います。
3.無意味なシートクッション
アジリティーの個性的な機能。これが気に入り買った人もいるかもしれませんが・・・。
こういう風にタンデムシートが90度に立ち上がり、クッションになってくれるんです!これでアジの居住性も解決?と思いきや、しかしこれ、全く使いませんw なぜなら腰が前に押し出され、シートの特に固い部分に尾てい骨がもろに当たってしまうからです。そんなわけで、このタンデムシート折りたたみ機能は「めちゃくちゃでかいものをくくりつけるとき」以外大して意味がありません。そしてそんな機会はあまりありません・・・。あ、あと友達に見せ付けるときくらいかなあ・・・。
とりあえず今日は居住性について紹介しておきました。実はまだまだある?アジリティーのデメリット!今後もいろいろ紹介したいと思います^^