今日の朝方、日本時間の午前3時ごろから始まったバーナンキFRB議長の上院銀行住宅都市委員会での証言は中々興味深いものがありました。

本日の円高の原因となりました、
「経済見通しが依然として異例なほど不透明である」
という発言ばかりが目立ちますが(これはこれで凄い発言ですが)、他にも色々とツッコミ所満載の発言をしていましたね。

ニュースなどではほとんど出ていませんでしたが、議長の発言の中によく出てきた気になる言葉としまして、

・インフレ抑制

・金融緩和政策の解除(金利の引き上げ)

・財政赤字の削減(財政支出の削減)

・デフレは短期的にリスクとは思っていない、


というのがありました。

この言葉を見てお解かりになるかと思いますが、19日にも書きましたポール・クルーグマンがニューヨークタイムス紙上で警鐘を鳴らしていた事と全く反対の事を言っているのですね

夜が開けて、日本の市場がオープンすると同時に、案の定、怒濤の円高です。


一連の流れを俯瞰してみますと、

・クルーグマンが、「まさにその通り」とみんなが思う様な記事を書き、

・バーナンキがクルーグマンと正反対の、しかも確実にドル安と株安と金利下落をもたらす発言をし、

・そして日本の中継ぎ政権は何も手が打てない事はみんな知っている、

と、これって話が出来すぎていませんでしょうか?
クルーグマンもグルなのかは分かりませんが、どう考えても、円を標的にしたシナリオ以外の何物でもないと思うのですが