カンボジアどっぷり日記

カンボジアを中心に、ASEAN諸国についての情報や時事ネタ、個人的な雑感、その他諸々を無軌道に綴っていきます。

時事ネタ

Konno Kakada こと今野郁男、詐欺容疑で国際指名手配に!!!

言い訳ばっかりですみませんが、相変わらず忙しすぎて記事の更新が全然出来ずにおります!

お会いする方々みなさんから「まだ記事を更新しないんですか?みなさん首を長くして待ってますよ。」と言われまくっておりまして、何だか申し訳無い気持ちでいっぱいです(冷や汗)・・・。


そんな中、日本から嬉しいニュースが!!
こればかりは書かずにはおられません!!!


投資詐欺容疑、カンボジア国籍の男を国際手配


この記事だけを見ると、「カンボジア国籍の男が詐欺をした」というよく分からない表現になっていますが、これはカンボジア国籍を取って日本国籍を捨てた、カンボジア名:Konno Kakada こと今野郁男の事を差しています。


The Japanese police put Konno Kakada (Konno Ikuo) on the International Wanted List by real estate fraud of Cambodia.


Konno Kakada つまり 今野郁夫 は、言わずと知れたカンボジアを舞台にした不動産詐欺の大物中の大物です。



彼は、被害者弁護団がカンボジアに来て記者会見をした頃から、「自分は元在日朝鮮人なので差別を受けている!」とか、「元在日朝鮮人である自分の成功を妬んだ被害者弁護団に陥れられそうになっている!」とか、「国連人権委員会に訴える!」などと話を人権問題にすり替えてわめき散らしていましたので、マスコミもハッキリと書きにくかったのかもしれませんね。


私がこのブログで今野郁男の詐欺について書いた過去の記事につきましてはこちらを御覧下さい。


Konnno Kakada こと今野郁男についての過去記事


「神奈川県警など13道県の合同捜査本部が、詐欺容疑でカンボジア国籍の男の逮捕状を取り、警察庁を通じて国際手配」ですか。
ようやっと国際手配です。本当に長かったです・・・。

日本の警察は、間違いなく詐欺で立件できると確信が取れるまで逮捕状や国際手配まではしませんので凄く時間がかかります。でもここまでやったという事は、
刑事告訴出来るという所まで証拠を集めたという事ですね。


さてさて、全く妄想でしかないウソを並べ立てたり、日本大使館が届ける裁判所からの出頭命令書が届かない様に居を転々と移したりと、本当に往生際の悪い彼の事です。今頃は逃げる準備で大わらわなのではないでしょうか?(笑)
カンボジアの警察も日本の警察から正式な協力要請があったら逮捕に協力するかと思いますし。
そういえば、最近は韓国や北朝鮮によく行っていたそうですし・・・。
(カンボジアは北朝鮮と国交があるので、カンボジア国籍だと行きやすいそうで。)


本人や関係者から散々脅迫されたり色々な嫌がらせをされましたが、
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この男、年寄りばかりを標的にしていたのが断じて許せません。

とっとと刑務所行きになって欲しい所です。
今後の展開に目が離せませんね!








一時帰国中です!

10308250_860409047369232_1165745292716798673_n日本の運転免許の更新のために一時帰国しています。
日本はカンボジアよりも蒸し暑いですね・・・。
約二年ぶりの帰国なもんで、あちこちに顔出ししたりしてバタバタしております。

それにしても、なんで運転免許証の更新が大使館で出来ないのですかね?警察庁からの出向者もいるのに。
縦割り行政の弊害が思い切り出ていますね。
いや、縦割り行政と言うよりも利権構造の様な気もしますが。
免許関係は巨額のお金が動きますからね。

あと、日本にいて思うのは、日本のネット環境のひどさですね。
カンボジアに大きく劣る酷さ。
カンボジアでは、ホテルどころかレストランやコンビニ、ガソリンスタンドですらもフリーWi-Fiで、登録や制限なくどこでもネットに繋げられるのですが、日本では繋がるところ自体が少ないだけでなく、繋がっても「1日に30分間、2回まで」といった制限されまくりの接続しかできないとか意味不明です。

Wi-Fiを探すのも面倒なので日本のプリペイドのSIMカードを買ったのですが、今度はスマホに繋がらないと(泣)。
ヨドバシカメラの店員に聞きましたら、日本のプリペイドのSIMは外国製の携帯とは半分くらいしか適合しないそうです。原因は日本側のガチガチの規格や規制のせいではないかとの事です。
ここでも規制ですか・・・。
そもそもSIMロックなるものが存在すること自体がおかしいんですがね。

ちなみにカンボジアでは通信会社が10社近く存在します。
カンボジアではみんな好きな携帯電話・スマホを買って来て、自分の好きな通信会社のSIMを差して使います。
SIMが2枚3枚差せるもの、つまり1台のスマホで2つ3つ電話番号が使い分けられるものもよくあります。

このSIMは世界共通規格なので、例えばタイやベトナムに出張に行った時でも、その国の通信会社のSIMを自分の携帯電話やスマホに差せばそのまま同じ端末が使えます。便利とかではなくて、これが普通の事なので、特に意識する事もありません。

通信会社が携帯の端末を拘束するなんてのは日本だけではないですか?
日本は通信会社が寡占状態で競争がないからでしょうね。
こんなに消費者側に選択肢が少ない、消費者を考慮しないいびつな構造になっているのは。

この様な構造はネットだけでなく、色々な所に利権と一緒にあると思います。
全ての物価が高すぎる理由もそこにあるかと。


海外に住んでいると、日本のいびつな構造がよく見えて気持ちが悪いです。
これだけ規制や利権構造があれば、日本では新しいイノベーションは起こりにくいだろうなとシミジミと思った私を励ますおつもりで、
日本の長い停滞はこれが原因だろクリック!!
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日本が復活するには大規模な規制緩和と利権構造=既得権益の破壊しかないでしょうね。
利権や既得権益はたいがい規制とコインの裏と表の関係ですから、自分の利権や既得権益を侵す「新しいもの」は「規制して」拒みます。


生き残るのは、最も強い者でもなく、最も賢い者でもない。
唯一生き残ることができるのは、変化できる者である。

チャールズ・ダーウィン



変化できるできない以前に、変化する者や新しいものが生まれにくい環境、既得権益を守るためにそれらを潰してしまい競争を拒む環境に未来は無いですからね。


ああそうそう、何だかアンナキャムについてネタ切れなのかと御心配頂いていますが、情報は沢山寄せられていますのでご心配なく!(笑)

でもボチボチ他の事も書きたいなと思っています。本業の農業の事とか。

でも反省できない人への追及はやめませんけれどね。






ベトナム出張中!

只今、ベトナムの山奥に農地調査に出張中でございます。

前の記事のリンク先を間違っていた(人によってはなぜか開けないそうで…)のですけど、今回、パソコンを持ってきていないので直せません!
大変失礼しました!

ちなみにこれはスマホで書いているのですけど、お恥ずかしながらスマホでブログの記事の直し方が分からないもので、一時的に記事を閉じています。
しかも、ネットの具合が悪いのか、たったこれだけの文章でもリロードされまくって苦戦してます。
戻りましたら直しますので!

ご連絡を下さった皆様、ありがとうございました!

ISISによる日本人人質殺害事件について思う事。

イスラム国(ISIS・ISIL)を称する過激派が、後藤健二さんを殺害したという動画を配信した様です。
もしこれが事実であれば、非常に残念であり、強い憤りを覚えます。

今回の事件で日本国内の世論は様々な形で割れている様ですが、海外に住んでいる私から見ると何とも奇異というか、物凄い違和感を感じるのですよね。

何と言いますか、右やら左やら色々な人達が、自分の主義を主張するために今回の事件を利用している様にしか見えないのですよ。

安倍首相は責任を取れとか、人質になった人は自己責任だから自害せよとか何とも極端で幼稚な意見が目立っていますが、原点に戻ってよく考えて下さいよ。

確かに危険地帯に行ったのは自己責任ですが、だからといって日本政府が自国民を助けなくていいという理屈にはならないですよね?

また、国家と国民が全力を上げるべきは人質を救出するという事であり、批判合戦ではありません。もちろん、人質の家族を責める事であろうはずもない。

人質が自決すれば、関係の無い人にとっては潔よい英雄的な行為に見えるかもしれないけれど、それは本人の価値観や思想の問題であって、他人が強要する物でもない。

一番勘違いしてはいけないのは、悪いのはテロリストであり、人質では無いという事です。
彼は多少軽率だったかもしれないですが何も悪い事はしておらず、自分の職務に忠実であっただけですよね?
そもそも彼は、イスラム国を批判するために現地に行った訳ではありません。現在起こっている事実を伝えようとして現地に行っただけです。その様な無実の中立的な人を人質に取って脅迫し、あまつさえ殺害する様な連中のどこに正義があるのでしょうか。

テロリストはどこにでも出没します。
一般の日本人でも、パリやロンドンの空港などですらテロの被害者になる可能性があります。その様な事態が起こったら、「日本人は海外に出るな!」とでも言うのでしょうか?

人の命を軽んじるのがテロ組織です。そんな連中と話し合う事は不可能です。
仮に日本が無抵抗で言いなりになる国だとしたら、今後テロリスト達は益々日本人を標的にして来るでしょうね。

安倍首相はテロには屈しない事が今回ハッキリしました。テロリストにとってはやりにくい存在でしょう。

テロリストの一挙手一投足にマスコミが揺さぶられ、お互いが勝手な事を言い、国民がつられて世論が紛叫、それだけにとどまらず、安倍政権批判を繰り広げるなんてのはまさにISISの思うつぼです。
どうにも、ある特定の人たちが便乗して世論を煽ろうとしているだけにしか思えませんので、とにかくみんな冷静になれ、と私は言いたい。

何と言いますかね、今回の事件を通して思ったのは、まだ日本は村社会のメンタリティーから脱却出来ていないのだなという事です。
もはや日本の枠組みだけで物事を理解する時代はとうに過ぎているハズなのですけれどね・・・。


という事で、
自分と異なる考え方を認めないという点では、日本の村社会もテロリストも根は同じなんじゃないのクリック!
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本気で人質を救出するためには官民一体の協調体制を取る事や、場合によっては報道規制もやむを得ないのではないかと思った今回の事件。この事件から日本人は何か得られる教訓はあるのか?またその教訓は今後に生かされるのか?
注意深く見守りたいと思います。

よくよく考えたら、日本国内で誘拐事件が起こったら人質の身の安全を考慮して報道規制を敷きますよね?今回もそれぐらいの慎重さが有ってしかるべきだったと思うのですけれど。



【速報】カンボジア不動産詐欺グループ13名逮捕!

ここで今まで何度か取り上げさせてもらいましたカンボジア不動産投資詐欺の件で、ようやく関係者が逮捕されました。

テレビ朝日:ウソの投資話で20億円以上詐欺?カンボジアの不動産

時事通信:カンボジア不動産で詐欺容疑=13人逮捕、被害二十数億円か


逮捕されたのは、東京・渋谷区にあった「FIRST不動産」の元社長、米澤靖之容疑者(54)ら13人です。とありますが、この「FIRST不動産」の実質的なオーナーはAAP社の今野郁男(カンボジア名:KONNO KAKADA)氏だと東京地裁で認定されています。

From Ambassador Japanese東京地方裁判所は在カンボジア日本大使館を通じて、カンボジア在住の今野郁夫氏に対して裁判の呼出状や訴状を送りましたが、今野氏はこれらの受け取りを拒否しました。
(この書類は、今野郁夫氏が訴状の受け取りを拒否したという事を、在カンボジア日本大使館が東京地裁に報告したものです。)

それだけにとどまらず、カンボジア国籍を取得して日本国籍を捨てるという驚くべき行為に出ました。

しかしながら、いつまでもそんな無法が許されるハズもありません。

公示1画像では見づらいかもしれませんが、この東京地裁の公示送達には、

「あなた(今野郁男・KONNO KAKADA氏)が下記の書類を受領しないときは、平成27年1月22日をもって、法律上送達されたものとみなされます。」

と書かれてあります。


公示2またこの東京地裁の呼出状は今野郁男氏に対し、平成27年2月5日までに答弁書を提出し、同年2月12日午前10時15分に東京地裁526号法廷へ出頭するように、と書かれてあります。

つまり、今まで今野氏は裁判所からの訴状の受け取りを拒否して逃げていましたが、今度の裁判では、今野氏が裁判所からの訴状の受け取りを拒否しようがしまいが関係なく裁判が開かれる事となった訳です。

なおこの事は、カンボジアのテレビや新聞でも報じられました。

神奈川新聞1更に事態は進展しまして、昨年末には神奈川県警が刑事事件として捜査を開始しました。

ここまで来るまでには大変な苦労の連続でしたが、この後の進展は思いの外に早く、今回の関係者13名の逮捕になった訳です。

今後警察は裁判の中で、今野郁男・KONNO KAKADA氏が当詐欺事件への関与した事に関する資料を提出していくものと思われます。

この刑事裁判が、カンボジアでの新たな展開になるかと思います。

ついでですので、事件概要のクメール語訳を掲載しておきます。
クメール語訳1クメール語訳2

クメール語訳3









This is the petition submitted to the Japanese Court for him.
He refused to receive former petitions every time, but he is not escaped at the next any more.


いよいよこの日本とカンボジアを騒がせた不動産詐欺事件も佳境になって来ましたよ!
将来の詐欺事件を予防するためにも、この事件の今後の展開から目を離さないだけでなく、常に話題にし続ける事が大切ですね。

という事で、
悪人は常に話題にして眠らせるなクリック!
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ああそうそう今野郁男さん、あなたは時々このブログのコメント欄に脅しやら懇願やら意味不明のメッセージやら入れて来られますけれど、言いたい事があるのなら、私にではなくて裁判所や被害者弁護団に言ってくださいよ。

私は裁判所の判決や訴状を元に記事を書いているだけですので、私に何を言われても何も解決しませんから。

今野郁男さん、あなたはFBIとCIAのエージェントなんですよね?英語しゃべれないけれど(笑)。
あと、国連人権委員会とインターポールに被害者弁護団を訴えるんですよね?
毎回、被害者弁護団がカンボジアに来る度にあなたは「弁護団を逮捕する」と言っていますが、みなさん毎回自由にカンボジアに入国できていますよ?
被害者弁護団があなたの家族を誘拐したり、恐喝したりしたんですか?

そんな事を全然関係が無い所で喚いても全く意味がありませんよ。
異議が有るのでしたら、まずは裁判で御自身の身の潔白を証明して下さい。

裁判から逃げている限りは、誰もあなたの事を信じませんから。





3年ぶりのお水祭り

今年は11月の5・6・7日の3日間、カンボジア最大のイベント「お水祭り」があります。

4年前のお水祭りで400人近い人が事故で亡くなった大参事から実に3年ぶりの開催なもんで、何だかみんな気合が入り過ぎているんですけど!

このお祭りの目玉はドラゴンボートレースで、実に248艇もの大小さまざまなボートが参加。ボートのクルーだけでも何と2万人以上!カンボジア人は基本的に家族づれで移動するので、おそらくドラゴンボートレースの関係者だけでも10万人くらいがプノンペン入りしたのではないかと思われます。

ちなみに、カレンダー上の祭日は5日からの3日間だけなんですけどね、多くのカンボジア人は3日間くらいの連休となれば田舎に帰るという性質が有りまして、どういう訳か休祭日の前後を移動日として休むのが当たり前になっているんですな

つまり、3連休となると前後の移動日が足されて勝手に5連休になり、更に土日がくっついて自動的に1週間休みになるんですよ!
ただでさえ休みがやたらと多いカンボジア。我々日本人からすると、カンボジア人は休みの間に仕事をしているという感覚です。

生産性がお隣のタイやベトナムの半分くらいと言われているカンボジア人。こんなんでは、2015年のASEAN経済統合後はどうなってしまうのか今から心配です。

2014年水祭りそんなこんなで、お水祭りの3日間の連休が始まる前から、プノンペンから田舎に行く人、田舎からプノンペンに遊びに来る人の上下で大渋滞が起きています!
意味分からんくらいの休日の多さと民族大移動(渋滞)。これがカンボジアです!(笑)

田舎からプノンペンに大量に人が入って来るのに合わせて、治安の悪化が懸念されます。今年は3年ぶりのお水祭りという事で、警察や軍が数千人体制で警備に当たっていますがさてさて・・・。


思いがけず動くに動けない状態になってしまった私を慰めるおつもりで、
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私もプノンペンから脱出しようかと思ったのですが、「プノンペン市内を脱出するのに2時間かかった」という友人の話を聞いて諦めました・・・。
お水祭りの期間中+なし崩しの連休中は役所も機能していないので、家で溜まった書類仕事をしてますわ(泣)。






詐欺師は何で真面目に働かないかについての一考察

ここ数日間、何だかやたらと忙しくて、夜中になっても頭の芯が熱いような感じでいましたが、本日ようやく一息つける時間が出来ました。

このブログでは時々カンボジアに関係する詐欺や不正について取り上げていますが、この詐欺や不正を働く人たちを見ていつも思うのは、物凄い集客力・集金力を持っているという事なんですよね。
(被害額の大きさなどから分かりますね。)

こんな人たちを見る度に、「この能力をちゃんとビジネスに使えば犯罪者ではなくて成功者になれたであろうに、何でこんな事をするのだろう?」といつも考えていたのですが、先ほど友人の一言がきっかけで頭がまとまりましたので、久しぶりに備忘録代わりに書いておきます(笑)。

ビジネスには信用が大切です。

でも信用は一日にしてならず(でも壊れるのはあっという間)なので、地道にコツコツ継続してやるのが実はビジネスで成功する上で最も力強く、近道だという事は皆さん御存じの通り。
信用が出来ない人とは取引出来ませんよね?

でも、その地道にコツコツというのが実は一番大変で、「継続力」という一番難しい才能が必要なんですよね。

最初からこの『コツコツ継続する才能』がある人にとってはどうってこと無い話なのですが、そのコツコツ才能の無い奴が簡単に稼ごうと思うとどうなるか?

正規の面倒な手続きや法律なんかをスッ飛ばしてズルをして、嘘をついて無理やり信用させて金儲けだけをするしかないですよね?

これを詐欺とか不正というのだなと。

つまり、

真面目にコツコツ努力してビジネスをやっている人たち(=社会)の敵が詐欺師

なんですね。


みんなで力を合わせて排除しましょう!


今日は何だか、頭は回るのに体がついて行かない不思議な日ですわ。
たまにはこういう日があってもいいぢゃない!

そんな私の元気を取り戻させるために、
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あー腹が立つわ!!!

えー、バンコクからプノンペンに帰って来まして、すぐにケップ・カンポット・シエムリアップ・シアヌークビルとカンボジアを縦断する様な出張に出ずっぱりになってしまいました。
でもって、プノンペンに戻ったら戻ったで打ち合わせの嵐に見舞われ、ようやく今しがた一息ついた所です。
いやあ、嵐の様でしたわ・・・。

出張先でこのニュースを読んで、何だか気持ち悪いやら腹が立つやらで、数日経っても腹の虫が治まらないので、やっぱり書いてしまいます。

御嶽山の噴火に関する被災者救助に自衛隊を投入したことについて

この江川紹子というジャーナリストは、一体何を考えてこんなアホな発言とツッパリをやっているんですかね?最後は意味不明の逆切れですか?ジャーナリストとしてどうなのでしょうね?

この人は、人命を救助する際に最も良い手段を取る事よりも、自分のイデオロギーの方が優先なのですかね?

彼女の言いたい事をまとめると、『自衛隊とその装備は使わずに警察と消防に決死隊を組んで行かせろ!』という事みたいですね。

自分で行ってみろや。

そういえば阪神大震災の時にも、自衛隊の援助物資は受け取るなと主張していた某党の議員がいましたな。
「空腹でも、自衛隊が持って来た食糧は食べるな!」と。
よくもまあそんなアホな主張が出来るよなあ。

現場に行って、被災者の前で言ってみろや。

とにかくこういう人たちは、自衛隊が嫌いだから意味不明の難癖をつけたい様なのですが、緊急時や災害現場では、使えるものは全て使って被災者のために活動するのが当然じゃないの?
左巻きの連中は何でこんなんばっかりなんだろう?

あなたたちは本当に日本人ですか?
日本人の事を考えて発言していますか?

あー、思い出すたびに腹が立つ!


そんな左巻き連中のアホな発言と思考回路にいつも怒りが治まらない私の気持ちを察して頂いて、
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日本のため、日本人のためにならない主義主張をする売国奴どもは、全部まどめて御嶽山の火口に放り込んで欲しいですわ。






バンコク出張中です!

カンボジアでは、今月の22日から24日までプチュンバンというお盆休みでございます。
毎年お盆休み中はプノンペン市内はガラガラになってしまうもので、只今、お隣のタイはバンコクに来ております。
ええ、仕事ですとも!多分(笑)。

バンコクへはかれこれ2年半ぶりくらいに来たのですけど、かなり変わってますね。
今回も沢山得るものがありますわ。

簡単に言ってしまうと、バンコクの勢いはすでに日本を追い抜いてしまった感じですね。しかもまだまだこれから伸びてゆくという。
その10〜20年後を追いかけているのがカンボジアです。まぁ、カンボジア人の国民性はまた別の話ですけどね(笑)。


あー、ホントにもうスマホから入力は難しいっす!
カンボジアに戻ったらちゃんと更新しますので、
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あれ?もしかして、スマホから記事を更新したのは初めてじゃないかしら?(笑)




何だか衝撃を受けました・・・。

ちょっと話題にするにはタイミングを外した感がありますが(笑)。

日本では『黒バス脅迫事件』と呼ばれている事件があったのだそうです。これは、「黒子のバスケ」という人気漫画の作者が全く面識もない人物から一方的に妬まれ、脅迫されたという事件だとかなんだとか・・・。
私はこの漫画を読んだこともありませんし、この漫画にどのくらい人気があって、被告がこの作者にどのくらい嫉妬心を持って犯行に及んだのかは全く分からないのですが、被告の言動が特殊なせいもあってかなり注目されている様です。

先日2014年8月21日にこの事件に対する判決公判が開かれ、渡邊博史被告人に求刑通りの懲役4年6月の実刑判決が下されたという事なのですが、今年3月の初公判で被告本人が書いて裁判で読み上げたという『冒頭意見陳述』を取り上げたこのサイトを見て、私はかなりの衝撃を受けてしまったのですよ。何だか色々と考えさせられるものが有ります。


まずもって、何なんですかね、この妙な迫力と説得力は?
ヘタな心理学者や専門家の解説よりも分かり易いんですけれど(笑)。

親から与えられる愛情=安心が無く、存在を否定されて育つ事が人に何をもたらすのか?この当事者でないと理解出来ないであろう「生きづらさの原因」が、とても分かり易く客観的に説明されています。

何なんだこの筆力?凄いとしか言いようが無いです。


【リンク先の解説文からの引用】

渡邊被告は冗談めかして東京拘置所を「ホテル東拘イン」と呼んでいるのだが、聞いてみると彼はこれまでエアコンの効いた部屋で暮らしたことがなかったという。年収200万を超えたことがないという、ワーキングプアともいえる生活を長いこと送ってきた彼にとっては冗談でなく本当に拘置所は快適らしい。

【引用終わり】


よく言われる、豊かな日本の中での貧困。

思うに、同調圧力というか均一性を求められる日本の社会では、育ちや障害などのせいで彼の様に社会に適応できない人にとっては普通に生きる事すら難しいのだと思われます。
でも育ちや障害は本人のせいではなく、ほとんど不可抗力といってもいい事です。まずもって本人にはどうしようもない。
どう考えてもこれは、甘えとか努力不足といったものと同じ範疇で扱っていい話では無いでしょう。

是非とも彼にはこの筆力を活用して、刑務所にいる間にこういった問題に関する論文や本を書いてもらいたいなと心底思います。社会の役に立つ上に、今まで社会に無視されて来た被告本人も世に認められるので、双方にとってもいいと思います。

いわゆる『普通の人』と、彼の様に『社会に上手くコミット出来ない人』との間の理解の橋渡しが出来る人はとても貴重な存在です。当事者でありながら、分析力・表現力があるなんて人は稀有だと思うので。


このリンク先の文章を読んだのは随分前なのに、ナゼかずっと私の心に引っかかっていたんですよ。
そんな私の気持ちを察して頂いて、
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冗談はさておき、この渡邊博史被告という人は、この病んだ日本の社会で、何か大いに役に立つ存在に成り得るのではないかと本気で思っていたりします。

話は少し違いますが・・・。
私が住んでいるカンボジアでは最近急に日本人が増えて来ているのですけれど、現地採用される若い人を中心に、ちゃんとした収入が得られずに日本人としての生活レベルが維持できない人が増えている様です。
新卒の就職難や、今ちょっとしたブームになっている『セカ就』(世界に就職)といったものが背景にある様ですが、これもまた形が変わった新しい貧困の一つだと思うのですね。

これについてもその内書いてみたいなと思っていたりします。





【追記あり】 例のカンボジア不動産詐欺事件がカンボジアのマスコミで取り上げられました!

(追記は一番最後に書いてあります。)


また久しぶりの更新になってしまった・・・。

例のカンボジア不動産詐欺の件で、AAP社の今野郁男氏の事がカンボジアの新聞数社とテレビニュースで取り上げられました。

日本で何件も訴えられていて敗訴している事、東京高裁→駐カンボジア日本大使館からの召喚状の受け取りを今野氏が拒否している事などが述べられたそうです。

一例 : Rasmei News 社の場合
http://www.rasmeinews.com/local_news/detail?class=local&news=YzZkNDhkND&page=18#.U_Gzkvl_tqU


今回は、被害者弁護団が以下のクメール語への資料をカンボジアのマスコミ各社に配布しました。
Team of Lawyers for Victims of Cambodia Real-estate Investment Scam distributed the following documents to the Cambodian media companies.

From the Court 1 JapaneseFrom the Court 2 Japaneseこれは、東京地方裁判所から在カンボジア日本大使館に送られた委託書です。
The Court sent this Letter of Commissioning to the Japanese Embassy in Cambodia. (Japanese original)

From the Court to Ambassadorこれはそのクメール語訳です。
This is Khmer word of the Letter of Commissioning.








From Ambassador Japanese日本大使館は、裁判所からの訴状を今野郁男氏に渡そうとしましたが、彼は受け取りを拒否しました。
これは、在カンボジア日本大使館から裁判所へ送られて来た報告書です。
The Embassy tried to hand the Monition from the Court to Mr. Konno Ikuo, but he refused receiving.
This is the Report which has been sent from Japanese Embassy in Cambodia to the Court. (Japanese original)



From Ambassador 1From Ambassador 2これはその報告書のクメール語訳です。
This is Khmer word of the Report.







これらの資料を見ると、今年の5月28日に今野氏が開いた反論会見で彼が言った事(「日本で訴えられていない」とか「裁判所から呼び出された事は無い」とか)と大きく違いますね。ウソはいけませんね。
These documents are different from what he insisted on before. He told some lies to everyone.

上記以外にも、数件の裁判の判決文(全て今野氏が敗訴)のクメール語訳資料も、被害者弁護団からマスコミ各社に送られたそうです。
(これらの資料についての質問や疑問は、上記リンク先の被害者弁護団へお問い合わせください。)

以前の記事でも少し触れましたが、今野氏はバンティメンチェイ州で経済特区を作るという触れ込みで資金集めをしているそうです。カンボジアの有力紙:The CAMBODIA DAILY社の調べでは、その経済特区についての許認可は取られていない様だとの事ですが・・・。

あと、被害者弁護団からの情報では、今野郁男氏はカンボジア国籍を取得して日本国籍を捨てたそうです。カンボジア人としての名前は、KONNO KAKADA (コンノ・カカダ)という名前になったそうです。
He acquired Cambodian nationality and threw away Japanese nationality. His Cambodian name is KONNO KAKADA .

何だかなあ・・・。

よく読者の方から、「何でそこまでやるのか?危なくないのか?」と言われるのですが、以前にこのブログで被害者弁護団のサイトのリンクをはりましたら、今野氏本人から、「名誉棄損で訴える。カンボジアで力があるのはあなただけではないんですよ。」というような事を言われてしまいました。
なので、それに対抗するために被害者弁護団に協力して対抗するしかないんですよ。


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まあもし本当に私の身に何かあれば、そういう事ですので。
ちなみに、カンボジアの警察にも在カンボジア日本大使館にもすでに報告済みです。


【 追記 】
何人かの方から、「何で訴状の受取人をカンボジア人としての名前(Konno Kakada)で出していないのか?それじゃあ受け取り拒否されても仕方ないだろ?」というツッコミが来ましたけれど、この訴状が出された平成26年1月30日時点では、彼は日本人だったのですよ。日本国籍を放棄したのは最近です。
むしろ、思いがけず訴状が送られて来たので、慌ててカンボジア国籍を取って日本国籍を放棄したという風でもあります。
何だか思い込みと偏見で被害者弁護団をバカにしている人がいるそうなので、追記しておきます。
被害者弁護団は弁護士が40人以上もいて、その中には海外を得意とする弁護士もいるくらいなので、いくら何でもそれくらいは気が付きますよ(笑)。

なお、今野氏が代表を務めるAAP社はプノンペンタワーに事務所がありましたが、これもまた最近無くなりました。家賃も踏み倒し、従業員に給料も払わずにだそうで。
元従業員たちが怒り狂っていて、色々と情報を寄せてくれるのですよ(笑)。

まあ、そういう事です。






またまた閑話休題(泣)。

今、出張でシェムリアップに来ています。

前回の記事を書いた後、二週間近く記事を更新してませんでしたが、その間にモンドルキリやらケップやらカンポットやらコンポンチュナムやらあちこちに出張していまして、今ようやくシェムリアップで一息つけた所です。

10394616_670700516340087_2581953692994765992_n私の現在の緊急課題としましては、とにもかくにも溜まりまくっているメールを片付ける事なのですけど、これってどうやったら減るのでしょうかね?
毎日平均すると200通以上のメールに目を通しているのですが、全然減る気配がありません(泣)。むしろ毎日増えていたりします。

実はこのメールの内、8割くらいが詐欺師やブローカーなどからのどうでもいいメールだったりしまして、それらには返事もしないで削除するのですが、その中に大切なメールが埋もれていたりするので全く油断が出来ないのですよ(泣)。

基本的に事務仕事が嫌いだからという事ももちろんありますが、調査や農園管理など外を出歩く仕事の方が圧倒的に多いので、物理的に時間が捻出し辛いのです。
夜は夜で会食や飲みが有りますし(笑)。でもこれって重要なんですよ!

ああそうそう、ブログで詐欺師を晒したりすると脅迫メールも結構来ます(笑)。
反応がタイムリーで分かりやすいですな(笑)。やれやれ。

そうそう詐欺と言えば、例のカンボジア不動産詐欺事件で日本とカンボジア双方で話題になっているAAP社はプノンペンタワーから撤収したそうですね。
携帯電話のタッチスクリーンを生産するという話はどうなったのでしょうか?


そうこうしつつもシェムリアップでは色々と面白い事があって、次の記事作りに余念がない私を調子付かせるつもりで、
もったいぶってないで早く次の記事を書けやクリック!
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はい、無駄口叩いてないで仕事します…。
私からの返事がまだ届いていない皆様、今しばらくお待ちください。







カンボジア不動産詐欺事件が日本のマスコミでも!

いやあ、急にパソコンが壊れてここ数日ほどスマホだけで生活してました。物凄く不便極まりなく、最低限の仕事しかできなくて参りましたよ。
まだ新しいノートパソコンだったのに急に立ち上がらなくなって、そのままデータ共々ご臨終になってしまうのかと途方に暮れていましたら、カンボジア在住の友人(日本人です)が何のデータも消すことも無く完全復活してくれました!しかも、色々とバージョンアップやらソフトの追加やらしてくれて何気にパワーアップしてます(笑)。
いやあ、まさに地獄に仏とはこの事ですわ。助かりまくりました。
データの定期的なバックアップは必要ですね。今回、身に染みて分かりましたよ・・・(汗)。


そんなこんなで数日遅れで、度々ここでも取り上げています例のカンボジア不動産投資詐欺の件が日本のテレビで放映されたのを御紹介させて頂きます。
Major Japanese TV reported the Cambodia Real-estate Investment Scam.

テレビ東京です。
TV Tokyo
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/newsanswer/life/post_69412/

この番組では、以下の事が述べられていました。
This Japanese TV told following things clearly.

・日本の裁判所が、これは詐欺であると認定している事。
・被害者の平均年齢は73歳である事。
・この首謀者(被告人)は、日本の裁判所の呼び出しに応じない事。
・被害者を騙して奪ったお金は、すでにカンボジアに送られている事。
・こういった犯罪に対しては、国際的な協力体制が必要であるという事。

・The Japanese court admitted that these were scam cases.
・The average age of victims is 73 years old.
・This ringleader (the defendant) is still ignoring the summons of the Japanese court.
・The money that the fraudsters took from many victims was sent to Cambodia already.
・For such a crime, the international cooperation system is necessary.



また、読売新聞でも記事になっていました。
This fraud cases were introduced by the Yomiuri Shimbun which is the largest newspaper in Japanese, too.

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140628-00050105-yom-soci

日本とカンボジアの多くの人が、この詐欺事件に関心がある様です。
It seems that many Japanese and Cambodian are interested in this scam case.


さてさて、今後はどの様な展開になるのか目が離せません。というか、
より多くの人がこの事件に関心を持つことが重要なんだよクリック!
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カンボジアでも正義が執行される事を望みます。
Many Japanese wish that justice is carried out in Cambodia.







プノンペンにイオンモールがOPENしましたよ!

えー、多くの方々から「早よ記事を更新せんかい!」とか、「もうクリックしたらんぞ!」とか、「詐欺師に消されたか?」といった心温まるメッセージを頂いております。ありがとうございます。はい、私は相変わらず元気です!
目が回るほどあちこち走り回っておりまする。

書こう書こうと思って書けずにいた4月に開催しました農業視察ツアーについてなのですけれど、ある方から「ツアーの内容をブログに書くのは、お金を払ってワザワザ参加した方に対して失礼じゃないの?」というご意見を頂きまして、確かに言われてみればそうだなあ・・・と思い直しまして、掲載するのは取りやめました。期待されていた方には大変申し訳ありませんが、御容赦下さいませ。
またそう遠くない内に開催しますので、宜しければ御参加頂けたらと思います。

それにしてもこの農業ツアー、本当に楽しかったです!
凄くビックリしたのですけれど、参加された方の2/3以上の方が「農業にはあまり興味が無いのですけれど、後藤さんに会いに来ました!」という方々でして、もう何だかありがたいやら申し訳ないやら、マジで泣けましたよ(涙)。
何だかまだまだ頑張らないとあかんな、という気になりましたわ。


IMG_20140620_141706でもっていきなり話は変わりまして、
昨日6月20日、いよいよプノンペンにイオンモールがOPENしましたよ!
といっても、20日は内覧会でグランドオープンは28日です。

昨日の内覧会は招待状のある人だけが入場出来たのですが、入り口では全然招待状の確認をしていなかったので入場自由状態でしたよ。やはりカンボジアですわ(笑)。

IMG_20140620_141835こんな場内標識がカンボジアらしくていいですね(笑)。




IMG_20140620_141633で、入ってみてビックリ。まだあちこち工事中で、モールでオープンしているのは全体の3割くらいしかないんですよ。28日のグランドオープンに間に合うのかどうかは正直微妙な所の様な感じがするのですけれど、でもカンボジアの事を知っている人であれば、「よくぞここまでこぎつけたよな。」「担当の人は大変だっただろうな。」とぶっちゃけ思うのですよ。

私も今まで色々な工事を発注したり現場に立ち会ったりしていますが、ハッキリ言ってカンボジアの工事業者は凄く作業がいい加減で、工期・納期なんぞは守りません。日本人が求めるクオリティの60%もいけば上出来なのです。そんな中で、ここまでちゃんと施工管理が出来ているのはある意味感動的ですらあります。あちこち作業ダストやゴミが落ちているのは御愛嬌みたいなもんです(笑)。

IMG_20140620_142111店内を見てみると、日本のイオンモールがそのままカンボジアに来てしまったというか、自分が一瞬日本に戻った様な錯覚に見舞われましたよ(笑)。
これはどう見ても、カンボジアで最大のショッピングセンターです。また、品揃えだけでなく商品のクオリティも、今まであった地元のソリアデパートとか大手スーパーチェーンのラッキースーパーなどとは格段の違いで、これらの店は大打撃必須でしょうね。

IMG_20140620_142542おお、ノジマも来てますよ!
これから電気製品や家電は、値段設定がよく分からなくてアフターケアの「ア」の字も無い地元の電気屋ではなくて、ここで買おっと!カンボジア人スタッフもちゃんと教育されていて、とても好感が持てます。

IMG_20140620_152033100均もありますよ!といっても日本の様に100円均一ではなくて1.8ドル均一なんですけれど(笑)。
品揃えや商品のクオリティは日本の100均とほぼ同じで、カンボジアの従来通りの店とは圧倒的な差があります。これから大概の買い物はここで済ませる事ができますわ(笑)。従来の店より安い上にモノも良ければ、他の店に行く理由がありませんわね。

IMG_20140620_152056ちなみにこの店はMI‐A(ミーア)といいます。
同じフロアにダイソーも入っていますが、ここは友人の店なので、私はダイソーよりここを贔屓にします!(笑)

IMG_20140620_143722ここにはもう一つ友人の店がありまして、この店はイオンモールの中でも異色の、日本のお土産物や駄菓子・小物を売っているお店です
Karin(カリン)というお店で、2F(日本式でいうと3階)のフードコートの横にあります。
ナンとここでは、日本各地の土産物を買う事が出来ます!早速私も「北海道限定 余市ぶどうゼリー」や「北海道 苺トリュフ」、「福岡 八女抹茶」などを買いましたよ。
もしカンボジアに来てお土産を買ってくるのを忘れたor足りなかった!などと言う時には、この店に来てみて下さい。もしかしたら何とかなるかもしれませんぜ!
いやぁ、色々試食をしていたら、店内の写真を撮るのを忘れてしまいましたよ(笑)。また次回伺った時に、写真を撮って来ますので!

IMG_20140620_142853あと、シネマコンプレックスやゲームセンター、なんとボウリング場まであります!
これは行くしかないでしょう!


他にも何店舗か私の友人・お客さんが出店しているのですが、そちらも追々ご紹介させて頂きたいと思います。


今回のイオンの進出によって、思っていた以上にカンボジアでの生活が変わりそうな気がしている私に、
これはもしかしてカンボジアにとって歴史的な事なんじゃないのクリック!
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今回のイオンの進出は、従来のカンボジアの「売ってやる」スタイル(ひと昔の中国と同じ感じです)の小売業の形を大きく変革させるだけでなく、『サービス』という概念をも根底から変えてしまうのではないかと思っていたりします。






【追記あり】不動産詐欺の被害者弁護団の会見に対し、今野氏が反論会見を開いたそうです。

先日(5月28日)、プノンペンのカンボジアーナホテルで開かれました、カンボジア不動産投資詐欺の被害者弁護団による記者会見に対して、提訴されている今野郁男氏(カンボジア名:Konno Kakada)が、翌日の5月29日午後1時に、彼の会社(AAP International Cambodia Co. Ltd.)が入っているプノンペンタワーにて反論会見を開いたそうです

記事はこちらです。
  ↓↓↓

Areticle of May 30, 2014

The Cambodian Daily社
http://www.cambodiadaily.com/business/govt-adviser-files-suit-against-fraud-accusers-60060/


【 引用(全文) / Quotation 】

Gov’t Adviser Files Suit Against Fraud Accusers

By Khy Sovuthy | May 30, 2014

The man accused of leading a multimillion-dollar scheme in which hundreds of mostly elderly Japanese investors lost thousands of dollars in fake real estate projects in Cambodia has filed a defamation suit against the lawyers who made the accusation.

Ikuo Konno, 58, who is the CEO of local development company AAP International Cambodia Co. Ltd. and an adviser to Deputy Prime Minister Ke Kim Yan, said Thursday that he filed suit against Japanese lawyer Egawa Go as well as his associates for defamation and malicious denunciation.

“I did not cheat older Japanese people like they are accusing me,” said Mr. Konno, who also goes by the name Konno Kakada. “Our company has real land and apartments to sell to customers, and we did not cheat those older Japanese people.

“The court in Japan also never called me for questioning.”

Mr. Konno, who said he obtained Cambodian citizenship last year, also presented signed letters Thursday showing he had been appointed to government posts. He said this proved he was not a man who could commit the crimes he was accused of by Mr. Go and his colleagues.

“The Police Academy of Cambodia appointed Ikuo Konno as technical adviser,” states a letter dated January 22, 2013, and signed by Ma Chhoeun, who was director-general of the academy at the time.

Mr. Konno also showed a Royal Decree dated November 15 that said: “We appoint Konno Kakada as adviser of the National Authority for Combating Drugs that has equal rank as an undersecretary of state.”

Mr. Konno’s remarks came a day after Mr. Go and three other lawyers, Masashi Imaizumi, Katsuta Isao and Katsuomi Abe, held a press conference in Phnom Penh to pressure the Cambodian government to investigate and arrest Mr. Konno.

At the press conference, the lawyers distributed a document stating that through fact-finding during civil proceedings in Japan, Mr. Konno was revealed as the mastermind of the scheme and that most of the money stolen from the victims has already been transferred to Cambodia.

The lawyers said they represented 45 out of 99 victims in Japan who have been swindled. The total damage being claimed by the 99 victims is $20.1 million.

Mr. Go did not respond Thursday to an emailed request for comment.

sovuthy@cambodiadaily.com

【 引用終わり / the quotation end 】


【 日本語要約 / Japanese abstract 】

2014年5月30日

今野郁男氏(58)は、彼が起こしたとされるカンボジア不動産詐欺事件被害者弁護団を、名誉棄損で訴えると言いました。

今野氏は、AAPインターナショナルカンボジアのCEO(最高経営責任者)で、Ke Kim Yan副首相のアドバイザーでもあります。

今野氏は、

「私は被害者弁護団が言うように、日本の年配者を騙したりはしていません。」

「当社には、顧客に売るために土地とアパートがあります。」

「私は今まで、日本の法廷に喚問された事がありません。」

と言いました。

また彼は昨年カンボジアの国籍を取得し、Konno Kakadaというカンボジア名を持っており、そして、木曜日に政府ポストに任命されたという署名入りのレターを見せ、

「この事が、私は犯罪を犯すことが出来ない人間であるという事を証明している。」

とも発言しました。そして、

当時の警察学校長のMa Chhoeun氏によって2013年1月22日に署名された『カンボジア警察学校は、今野郁男を技術顧問に指名した』と書かれているレターと、『カンボジア王国は、麻薬撲滅国家機関のアドバイザーとしてKonno Kakadaを指名する。これは、政府次官と同等の地位である。』と書かれた辞令(勅令)を見せました。

今野氏の会見は、被害者弁護団の会見の1日後に行われました。

被害者弁護団の江川剛弁護士と他3名の弁護士は、カンボジア王国政府に対し、今野氏を調査して逮捕するように圧力をかけるためにプノンペンで記者会見を開きました。
この被害者弁護団の記者会見では、
『日本の民事訴訟手続きにおける実態調査を通じて、今野氏は被害者から盗んだお金の大部分を、すでにカンボジアに移動している。』
と書かれた文書が配布されました。

弁護士は、

「弁護団は、99人の被害者の代表45人で構成されており、この被害金額は2010万ドル(約20億円)です。」

と言いました。

なお江川弁護士に対して、木曜日に電子メールでコメントを求めましたが、返信はありませんでした。

(記者メールアドレス) sovuthy@cambodiadaily.com

【 日本語要約終わり / Japanese abstract end 】



個人的に何点か疑問に思ったのですけれど・・・

被害者弁護団は5月28日(水曜日)の午後3時に記者会見を開きました。この事は、早い新聞社では28日の夜に電子版で報道され、29日の朝にはほとんどの新聞・テレビでカンボジア全国に報道されました。
これに対し、今野氏は29日(木曜日)に反論記者会見を開いたという事ですが、その日の内にこの新聞社は弁護士に電子メールでコメントを求めて、「弁護士にコメントを求めたけれど、返信が無い。」って30日の新聞に書いてますけれど、いくらなんでもそれは時間的に難しいのではないですかね?(笑)

まあそれはいいとして、何より今野氏の発言についていくつか疑問があるのですけれど、彼は

「私は今まで、日本の法廷に喚問された事がありません。」

と言っていますが、かなりの訴訟を抱えていて、すでに敗訴が確定している判決が複数ありますよね?

裁判例( Judgements of the Court of Japan, Japanese only)
  ↓↓↓
http://can-higai.sakura.ne.jp/hanketsu

今野氏の発言はこれらの裁判所の判決文に矛盾していますけれど、これはどういう事ですかね?

For his remark, I have some questions.
Mr. Ikuo Konno (Konno Kakada) said that “The court in Japan also never called me for questioning.”
But he was accused at several cases in Japan, and there are several judgments of the Court that he has already lost the case in Japan.
His remark contradicts these Judgements of the Court of Japan.


あと、以前に猫ひろし氏がオリンピックのカンボジア代表になった時にも話題になりましたカンボジア市民権(=国籍)の件についてですが、カンボジアの場合、『日本の警察が発行する無犯罪証明書と共に、カンボジアに在籍7~8年、カンボジア語が話せる事、カンボジアに貢献した事』などがカンボジア国籍取得の条件になると以前に報道されていたかと思うのですが、まだカンボジアに来て数年でどうやってカンボジア国籍が取れたのですかね?

I want to know why could he get Cambodian citizenship (Cambodian nationality) ?


また、カンボジア国籍を取ってすぐにカンボジア政府の高官や警察のアドバイザーになれるものなのですかね?
もし、彼が何かとてつもない貢献をカンボジアにしたというのなら、今野氏は一体どんな貢献をしたのでしょうか?

In Cambodia, if anyone takes the nationality, can he become the Cambodian high government official and the adviser of Police immediately?
What kind of contribution did he have made Cambodia?
I want to know about it.


もう一つ最大に不思議なのは、今野氏はカンボジアの裁判所に訴えると言っていますが、何で弁護団のいる日本の裁判所に訴えないのですかね?
カンボジア国籍を持っているので、今野氏はカンボジア人として訴えるという事なのでしょうか?それならば、彼の日本の国籍はすでに放棄されているという事なんですかね?日本は二重国籍を禁じていますから。

Mr. Ikuo Konno said that he will accuse the lawyers at the Cambodian court, but why does he not accuse them at the Japanese court?
He is a Japanese, the lawyers are Japanese, and this fraud case were carried out in Japan, too.
Because he has Cambodian citizenship, does he accuse the lawyers as a Cambodian?
If it is so, did he abandon Japanese nationality already ? Because the law of Japan prohibit dual nationality to all Japanese.


うーん、分からん事だらけだわ。


今野氏の反論会見の記事を見て、私同様に混乱したお方は、
彼が何を言っているのかよく分からんよクリック!
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一刻も早く、本件の真相究明がなされる事を期待したいと思います。

【 追記 】

えー、今野氏より、日本の裁判所の判決は推認であり間違えている、それをブログに掲載するのは公平ではない。話を聞いてくれないならカンボジアの裁判所に訴える、という内容の連絡が来ました。
日本の裁判所の判決に不服があるなら、私ではなくて裁判所に言えばいいのに。理解不能ですわ。

あと、被害者弁護団の会見についての記事をブログに載せた翌日の朝、私の携帯電話に、「弁護団の記事を今すぐ削除しろ。ここはカンボジアだ。何が有っても知らんぞ。」という脅迫電話がありました。
男性の声で名乗らず、電話番号も非通知でした。
でももう、カンボジア全国の新聞にもテレビにもバンバン出てるじゃない(笑)。
というか、脅迫には慣れているけれど、こんな分かり易いのって何なんですかね?(爆!)

もちろん、日本大使館には連絡済みです。

【 P.S. 】

Mr. Konno sent a comment to my this blog.
He told me in his comment that "The Judgments of the Japanese Court are wrong, you must not place those Judgments in your blog. If you continue placing the Judgements in your blog, I accuse you at the Cambodian court."
If he has dissatisfaction to the Japanese Court, he should say it to the Japanese Court, not to me.

And the next day I wrote the article of the press conference about Lawyers for Victims of Cambodia Real-estate Investment Scam in this blog, I had a threatening telephone call from a man who never told his name.
He told me that " Delete the article immediately. If you do not delete it, I do not know what happens to you. Because it is Cambodia here."

Of course, I already told it to the Japanese Embassy.


【 追記 その2 】

今野氏の記者会見に出席したある記者から、「彼は賢いよ。記者会見が終わった後に、記者全員に50ドルづつ配ったんだよ。」という話を聞きました。
もしこの話が本当だとしましたら、一体どういうつもりでお金を配ったのですかね?


【 P.S.2 】

A reporter said to me that "Mr. Konno was clever. He distributed by $50 to all the reporters.".
What does this mean?



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今回は随分と長くなったなぁ・・・。






カンボジア不動産投資詐欺事件の被害者弁護団による記者会見が開かれました。

記者会見本日(5月28日)の午後3時に、プノンペンのカンボジアーナホテルにて、カンボジア不動産投資詐欺の被害者弁護団による記者会見が開かれました。
カンボジアの主だった新聞・テレビが一堂に会しただけでなく、日本のNHKと共同通信も来ていました。

その様子が、早速その日の内に地元の新聞のWeb版で記事になり、その記事によると、カンボジアの内務省(警察の監督官庁)にも伝えられた様です。
(以後は、『カンボジア不動産投資被害弁護団』の英名は、弁護団の配布資料にあります”Team of Lawyers for Victims of Cambodia Real-estate Investment Scam”という表記で統一します。)


A group of Japanese lawyers "Team of Lawyers for Victims of Cambodia Real-estate Investment Scam" held a press conference today at the Cambodiana Hotel.

記事はこちらです。
Some newspapers made articles about this press conference.
  ↓↓↓

Article of May 28, 2014

The Cambodia Herald社
http://www.thecambodiaherald.com/cambodia/detail/1?page=15&token=YmFjNmEyYmEyZDR

Thmey Thmey社
http://thmeythmey.com/print.php?id=14938&lg=kh


記者会見で配られた資料(クメール語)です。
The document which was distributed at this press conference.
(jpeg file)

記者会見クメール語1記者会見クメール語2







記者会見クメール語3記者会見クメール語4









当事件に関しては、日本国内では既にいくつもの被害者側勝訴の判決が出されていて多くの人にも知られていますが、カンボジアでは今までほとんど報じられていなかっただけに、今回の被害者弁護団による記者会見は今後カンボジア国内で大きな反響が起こるのではないかと思います。


今回の電撃的な記者会見には、
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正に電光石火でした。
今後の弁護団の活動からますます目が離せないです。







お隣のタイで、軍によるクーデターが起こったそうで。

随分前に、お隣のタイでインラック首相(「元」首相になった様ですけど)が選挙で圧勝した時の事を記事に書いたのですけれど、そのインラック政権派(=タクシン派)と反政府派がここ半年以上に渡って対立して国内が混乱した挙句、昨日22日に軍がクーデターを起こしてとうとう政権が崩壊する事態になった様です。

事態の流れはこんな感じです。
(以下は、カンボジアのフリーペーパー「月刊Phnom」と、私の顧問先でタイ情勢に詳しいシーダーファームの杉田社長の意見を参考にさせて頂いています。)


17:00、プラユット陸軍司令官会見。国軍と国家警察から成る「国家平和秩序維持評議会」が国家統治の全権を掌握する事を宣言。タイ全土に戒厳令を発令。
18:15、夜間22:00から翌5:00までの外出禁止令を発表。
18:30、全てのテレビ・ラジオ局は軍の会見のみを報道するよう指示。
18:55、国民には22時までの帰宅、集会参加者には速やかな帰宅を呼びかける。
19:10、現行憲法(2007年憲法)は王室条項を除き停止。暫定内閣の閣僚は執務を停止するが、上院・司法機関・独立機関は執務を継続する事を発表。
19:18、「国家平和秩序維持評議会」(NPKC)の構成に関する発表。
19:25、二ワットタムロン首相代行以下、全ての暫定内閣の閣僚に対し、本日中に「国家平和秩序維持評議会」への出頭を命じる。
19:35、5人以上の政治集会を禁ずる事を発表。
21:00、5月23~25日は教育機関を休校とする事を発表。


タイ国軍は、2006年9月にもクーデターを起こし当時のタクシン政権を崩壊させ世界中から批判を浴びたので、ここ半年続いた混乱中でも国内外からの批判を恐れてずっと我慢をしていた様なのですが、タクシン派のインラック首相が失職して反政府派との対立が益々激化したのを利用して「紛争調停」を名目に掲げて動き出した様です。

軍は「紛争調停」が旗印なので反タクシン派の指導者も拘束するポーズを取っていますが、本当にやりたい事はもちろん、自分たちに都合の良い政権作り(笑)。もっと明け透けに言うなら、旧来の支配層(反政府派)が自分達に都合がいい政権(反タクシン派政権)を作るために、国民に絶大な人気があるプーミポン国王が生きている内に何とか民主主義を捻じ曲げて、自分たちに都合がいい状況を作り出そうとしているのが実態の様です。

軍がこのタイミングで動いたのは、プーミポン国王の余命がいよいよ僅かである事を示唆している可能性が高く、プーミポン国王が存命中でないと行動を正当化できないので、軍や支配層は焦って動き出した様なのです。
早い話が、軍を含む旧来の支配層が無理を通して道理を引っ込める戦法を取っているという事なんですね。

以前、軍はタクシンをクーデターで失脚させてアピシット政権を成立させた訳ですけれど、その反動で次の選挙ではタクシン派のインラックが国民の圧倒的支持を得て政権を獲得したのですよ。軍や支配層はその事を忘れたのでしょうかね?

タイの国民もバカではありません。前回と同様に無理を通せば、その反動は必ずどこかに出て来るものです。

繰り返しますが、軍が唐突に動いたという事は、プーミポン国王の余命がわずかということを示唆している可能性が高い訳です。
政権の混乱も大きな問題ですが、世界最大の資産保有者でもあるプーミポン国王の王位継承権を持つワチラーロンコーン王子とシリントーン王女は仲が悪いという事も良く知られた話で、これも大きな混乱と問題を引き起こす可能性が高い訳です。

プレアビヒア寺院周辺を巡るカンボジアとタイとの国境紛争も、タイ国内の不満を外に逸らすために起こされたと言われており、隣国タイの混乱によってカンボジアはまたしても大きな迷惑を蒙る可能性が高い訳ですね。

何はともあれ、今後の成り行きに注目していきたいと思います。


個人的にクソ忙しい中、このタイの混乱がカンボジアや2015年のASEAN経済統合にどの様な影響を及ぼすのかも凄く気になって仕方がない私を応援するおつもりで、
大変だろうけれどガンバレやクリック!
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与党:人民党と野党:救国党が対立しているカンボジアもタイと似たような状況にあるハズなんだけど、カンボジア国内は全然切迫してないのよね(笑)。
カンボジア人は呑気な上に飽きっぽくて、デモも長続きしないからなんだろうけれど(笑)。





カンボジア不動産投資被害者弁護団の公式サイトより

色々書きたい事はあるんですけど、何か色々頭に来たので、今回は以前にも書かせて頂きましたカンボジア不動産投資詐欺事件の続報です。

詳しくはカンボジア不動産投資被害弁護団の公式サイトをご覧ください。
This is the Official site of the Legal Counsels for Victims of Cambodian Real Estate Investment.
Please look at this.(Japanese only)

http://can-higai.sakura.ne.jp/


今回、目を引く内容はこちらです。
↓↓↓
【 引用 / Quotation 】

2014年4月7日
今野郁男氏の関与を認める被害者全面勝訴判決が新たに2つ出されました。
カンボジア王国の農地使用権に関わる劇場型投資詐欺被害について、新たに東京地方裁判所平成26年3月28日判決(裁判例の紹介・5番)、東京簡易裁判所平成26年3月27日判決(裁判例の紹介・4番)という2つの被害者側全面勝訴判決が出されました。

いずれの判決も、東京地方裁判所平成25年11月6日判決(控訴審判決も同様)に引き続き、裁判所が株式会社FIRST不動産、ユニバーサルマックス株式会社の実質的なオーナーがAAP CAMBODIAの経営者である今野郁男氏であるとの認定を前提に、被告らが共謀して不法行為を行ったことを認定しました。

判決の詳細や、判決書は、「裁判例」のページをご覧下さい(番号5、番号4の事案)。

カンボジア不動産投資被害弁護団


【 引用終わり / the quotation end 】


【 Abstract 】

7 April 2014
The Japanese Court gave two new judgments to this accusation.
Both judgments admitted that Ikuo Konno(Konno Kakada) participated to the Cambodian Real Estate Investment fraud case.
These mean that victims won the case overall.

The Court admitted that Ikuo Konno who was CEO of AAP CAMBODIA was substantial owner of the defendants : FIRST Real Estate Co., Ltd. and universal max Co., Ltd.
By the above, the Court admitted that the defendants conspired and performed some wrongful conducts.

For more information on judgment, please refer to THIS (Japanese only).

The Legal Counsels for Victims of Cambodian Real Estate Investment

【 Abstract end 】

(※ もっと適切な英語訳がありましたら御教授下さい。)


何度もしつこい様ですが、今回も前回と同様に、
何度でも言ってやろう。この世に悪の栄えたためし無しクリック!
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一刻も早く被害者の方々が報われる事を願っております。






すみません、中々更新できません!(泣)

物凄く忙しくて、書きたい事はいっぱいあるのに中々更新出来ずにおりまする(泣)。

先月のカンボジア農業視察ツアーで、タケオ・ケップ・カンポット・クラチェ・モンドルキリに行った後、コンポントム・再度モンドルキリ・シェムリアップ2回・コンポンチュナン2回・カンダールと1ヶ月間休みなく走りまくっていて、ようやく一息つけるかと思いきや、狙った様に色々と用事が出来てしまうという在り様です。

多くの方からメールやコメントを沢山頂いておりますが、
私は元気です!
御心配お掛けしまして申し訳ありません(汗)。


非常に奇特なコアな複数のファン(?)の方々から、「ブログランキングが下がって凄く頭に来るんだけど!」と言われております。すみませんすみません!
期待しているからとっとと書きやがれクリックその2!
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ということで、とりあえず生きています更新をさせて頂きました。
今しばらくお待ちくださいませ!






そういう事なんだよ・・・。

東日本大震災から3年目の今日、たまたま読んだこの記事に唸らされました・・・。


ビートたけしが震災直後に語った「悲しみの本質と被害の重み」


何でこの人はこうも視点が違うのかと。きっと人の痛みを自分の事の様に感じる事ができる人なのだと思います。


【 引用 】

『しっかりメシが食えて、安らかに眠れる場所があって、人間は初めて心から笑えるんだ。』

『 この震災を「2万人が死んだ一つの事件」と考えると、被害者のことをまったく理解できないんだよ。』

『人の命は、2万分の1でも8万分の1でもない。そうじゃなくて、そこには「1人が死んだ事件が2万件あった」ってことなんだよ。』

『本来「悲しみ」っていうのはすごく個人的なものだからね。被災地のインタビューを見たって、みんな最初に口をついて出てくるのは「妻が」「子供が」だろ。』

『一個人にとっては、他人が何万。そう考えれば、震災被害の本当の「重み」がわかると思う。2万通りの死に、それぞれ身を引き裂かれる思いを感じている人たちがいて、その悲しみに今も耐えてるんだから。』


【 引用終わり 】


この災難が自分の家族に起きたと想像するだけでも、心臓がバクバクして胸が引き裂かれそうになります…。恐らく、私にはとても耐えられない悲しみです。
そう、そういう事なんだよ・・・。

本日、震災発生時の14時46分(カンボジア時間では12時46分)、日本の方角を向いて線香をあげ、あらためて亡くなられた方々の御冥福を祈り、黙とうを捧げさせて頂きました。
忘れてはならない。風化させては絶対にならない。

そして今、こうやって家族と自分が生きている事、生かされている事に心から感謝したいと思います。



【 追記 】

こういう話を聞くと、ナゼか目から水が出て来ます。

カタール政府 震災の被災地水産加工施設建設に20億円提供

【 引用 】

『これからも復興のパートナーであり続けたいという思いから、支援は単発的な資金援助ではなく、水産業や教育分野など、被災地の人々の自立のために役立つ内容を掲げました。』
(同基金の運営事務局担当者)


【 引用終わり 】

最近、涙腺が緩くなったみたいで参ってます。




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【 追記あり 】情けない日本人

2月7日の朝のテレビニュースで出ていたんですけど、6日の夜にプノンペンで、ある日本人の男が女の子を買ってゲストハウスでヤった後、金を払わないどころかその女の子に暴力を振るって警察沙汰になったとか何とか…。

思い切りテレビに顔が出ていましたよ。多分、カンボジアの新聞の方にも出ているでしょうね。この手の事件で日本人が出て来る事は珍しいので、かなり目立っています。何とも情けない・・・。

名前は「鈴木」というらしいです。
「不本意な報道でもうカンボジアに居られなくなった。」と言い残してカンボジアから日本に逃げ帰ったそうです。何が不本意なんだか(笑)。

以前、ヤクを買おうとして売人とトラブって撃ち殺された日本人といい、一体何なんですかね?最近カンボジアに来る日本人は変な人が多い気がします。日本人がカンボジアに来ると、何だかチャンスが沢山ある様に見えてテンションが上がってしまい、羽目を外してしまう人が多い様です。
当然の事ながら、日本人だからと言って何をやってもいいという訳ではありません。警察沙汰になったり、テレビに写し出されてから思い知っても後の祭りです。

結局この事件は、その「鈴木」なる男が女の子にお金を払って示談にしたそうですが、以前の『アジアのすぎたつ事件』以来の非常に情けない話ですわ。


そんな日本人の何とも情けない事件で脱力してしまった私を奮い立たせるおつもりで、
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本当に情けなくて恥ずかしいので、日本人と名乗って欲しくないですね。

あ、そうそう、『アジアのすぎたつ事件』の後日談なのですけど、店長の梅ちゃんは凄く真面目でいい人でしたよ。なので、お店に行って梅ちゃんを応援してやって下さい。
こちらの情けない事件の方は、オーナーが非常識でアホだと、店長やスタッフが苦労するという典型だった訳ですわ。
もし梅ちゃんが居なくなったら、もう店には行かなくていいですからね(笑)。


【 追記 】

この記事を掲載した後に、プノンペン在住の友人から情報提供がありました。
この友人はその事件の現場にたまたま通りかかったそうで、警察も彼が呼んだそうです。

↓ 彼からの話です。
「実は警察は僕が呼びました。回りの野次馬が女の子に同情して本気で殺されかねない状況だったので。
しかし当事者とも話をしましたが、安易な考えでカンボジアを軽く見ない方がいいと思いました。
最近カンボジアに視察に来られる方々にも注意して欲しい。警察や軍関係に強力なコネも無いのに夜の街を遊び回るのは非常に危険です。
どこが比較的安全でどこが危険かを理解されてる方によく話を聞き、危険な所には近よらない事を強くおすすめ致します。」


全くもってその通りですわ。
明らかにテンションが高くなっている日本人が無防備に夜の街をフラフラ遊びまわっているのを最近よく目にします。
しかも態度が悪いので本当に危なっかしいです。
日本人だと結構ちやほやされるので、自分が偉くなったと勘違いしてしまうのでしょうかね?明らかにカンボジア人を見下した言動を取っている人もよく見かけます。カンボジア人は我慢強いけれどプライドが高いから、堪忍袋の緒が切れたらヤられますよ
最近は政局不安で物価が上がっていて、みんなが微妙にイライラしているから余計にですね。

私はカンボジア政府や警察や軍にかなり強力なコネを持っていますが、それでも危なっかしい事はしませんし、危ないエリアには近づきません。一度、鉄パイプで殴られてますし(笑)。

トラブルが起きてしまえば、いくら自分は日本人だと言っても誰も助けてはくれません。クメール語が出来なければ尚更です。カンボジア人相手のトラブルの場合には、よほど相手が悪くない限りカンボジア人は間違いなくカンボジア人の味方をします
外国に来たら、自分の身は自分で守らないといけないという事をよくよく理解した方がいいと思います。
自分の身に何かしらの事件・事故が起きた時にはどう対処するかを、日頃からよくシュミレーションしておいた方が良いですよ。

まあ日本人は平和ボケしているから、言っても分からない人の方が多いのでしょうけど・・・。
外国に行く時には、『人の家におじゃまする』という感覚くらいがちょうどいいかと思うのですけどね。





カンボジア不動産投資詐欺の件 その3

以前にも書かせて頂きましたカンボジア不動産投資詐欺事件の続報です。
私が出張でカンボジアの田舎を走り回っている間にカンボジア不動産投資被害弁護団によって、新たに原告13名による集団訴訟が起こされていましたよ。
これでもまだようやく氷山の一角が現れて来たにすぎないので、これからまだまだ同様の訴訟が起こされていくものと思われます。


カンボジア不動産投資被害弁護団の公式サイトです。次々に判決が出ています。
This is the Official site of the Legal Counsels for Victims of Cambodian real estate investment.

http://can-higai.sakura.ne.jp/



【引用】

ニュース

2013年12月10日
カンボジア王国の法人や、その代表者らを被告に加えた集団訴訟を提起しました。

当弁護団では、被害者から依頼を受けた案件について、損害賠償を求める裁判を提起しています。
本日(平成25年12月10日)現在、30人の被害者による、被害額合計約6億8000万円について裁判が係属中です。

そのなかで、以下のとおり、受任案件の一部について、複数の原告による集団訴訟を提起しましたのでご報告します。
この集団裁判は、日本国内の法人や代表者、従業員に加えて、カンボジア王国の法人や、その代表者、役員らを被告とした訴訟を東京地方裁判所に提起しているものです。

当弁護団では、今後、被害者から依頼を受けた案件につき、逐次、集団訴訟または個別の裁判を提起していき、関係者らの責任を追及していきます。

1.第1次集団訴訟
【訴訟提起日】
 平成25年10月31日
【原告】
 7名
【訴額】
 8404万円
(被害額合計7640万円に弁護士費用相当損害金を付加)
【被告】
 (1)株式会社FIRST不動産
 (2)ユニバーサルマックス株式会社
 (3)上記(1)(2)両者の代表者、及び、従業員
 (4)AAP INTERNATIONAL (CAMBODIA)CO.,LTD
 (5)CLES NET WORK CO.,LTD
 (6)上記(5)(6)の代表者とされる今野郁男

2.第2次集団訴訟
【訴訟提起日】
 平成25年11月25日
【原告】
 13名
【訴額】
 2億8290万円
(被害額合計4億3265万円の一部に弁護士費用相当損害金を付加)
【被告】
 (1)株式会社FIRST不動産
 (2)ユニバーサルマックス株式会社
 (3)上記(1)(2)両者の代表者、、及び、従業員
 (4)AAP INTERNATIONAL (CAMBODIA)CO.,LTD
 (5)CLES NET WORK CO.,LTD
 (6)上記(4)(5)の代表者とされる今野郁男
 (7)上記(4)の役員として重要な役割を果たしているとされる個人2名


 カンボジア不動産投資被害弁護団


【引用終わり】


なお、被告のFIRST不動産とユニバーサルマックスには警察の強制捜査が入っていて、逮捕者も出ている模様です。

こういったカンボジアの評判を落とす輩は本当に許せません。しかも、高齢者を狙った悪質さが本当に許しがたい。

また、まだ被害者になっていると気が付いていない方々もいるかもしれませんので、この訴訟の件を出来るだけ広めて欲しいと思う次第です。


しつこい様ですが、今回も前回と同様に、
何度でも言ってやろう。この世に悪の栄えたためし無しクリック!
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早く刑事訴訟裁判が起こされて、白黒をハッキリさせて欲しいですね。
ぶっちゃけ、こういった悪質な輩はカンボジアから出て行って欲しいですわ。
来年の弁護士団の頑張りに期待したいと思います。






カンボジア不動産投資詐欺の件 続編

ようやく日本でも注目され始めた
某カンボジア不動産投資詐欺についての続編
です。

この件につきましては先日の記事でも取り上げましたが、民事裁判の方で進展があった様なので御報告させて頂きます。

カンボジア不動産投資被害弁護団 公式サイト

【 引用 】

ニュース

2013年11月6日
FIRST不動産、ユニバーサルマックスらの責任を全面的に認める判決が出ました。
当弁護団では、本日、当弁護団所属弁護士が担当する事件について、最初の判決が東京地方裁判所で言い渡されたことを受け、以下のとおり弁護団声明を出しました。
弁護団声明では、10月31日に提起した第1次集団訴訟、刑事手続についてもあわせて言及しております。


弁護団声明20131106

弁護団第1号判決と集団訴訟提起に関する弁護団声明

2013年11月6日
カンボジア不動産投資被害弁護団

団長 弁護士 瀬戸和宏


1  本日の判決について
本日、カンボジア不動産投資被害に関し、当弁護団所属弁護士が担当する事件の最初の判決が東京地方裁判所で言い渡された。
違法な勧誘は二次代理店が勝手に行ったなどとする業者側の言い分を完全に排斥し、FIRST不動産、ユニバーサルマックスはもちろん、両社の代表者、営業員の責任も全て認める全面勝訴判決であり「劇場型詐欺」という本件の実態を正しく理解した、極めて妥当な判決である。
来年には、更に、当弁護団所属弁護士が担当する他事件の判決が複数言い渡される予定となっているが、本判決同様の正義に適った正しい判断がなされるよう、強く期待する。

2  被告に在カンボジアの法人・個人を含めて提起した集団訴訟について
また、これらの訴訟に加えて、当弁護団は、新たに先月31日付で、FIRST不動産外11名に対して合計8500万円余りの損害賠償を求める集団訴訟を東京地方裁判所に提起した。同訴訟は、FIRST不動産、ユニバーサルマックスのほか、農地やアパートメントの売主として、FIRST不動産から被害金が送金されているとされるAAP INTERNATIONAL CAMBODIA CO.,LTD、カンボジア総代理店とされるCLES NET WORK CO.,LTD、そして、これらの会社の代表者であり、オーナーないし実質的オーナーと目される今野郁男氏といった在カンボジアの法人や個人を被告に含めて提起したものであり、これらの者に対する責任追及を通じて、本件の根本的かつ抜本的な解決と被害回復を目指すものである。
当弁護団では、引き続き同様の集団訴訟や、個別の訴訟を提起していく。

3  刑事手続について
さらに、本件は日本・カンボジアにまたがる大規模かつ国際的な被害事案であり、本件の真の実態解明と、被害者の被害回復のためには、当弁護団による民事手続とともに、捜査機関による適正かつ必要な捜査が必要不可欠である。
当弁護団は、本件について積極的に刑事告訴・告発を行っていくとともに、捜査機関に対して全面的に情報提供等による協力をする意向である。各捜査機関においては、適正な捜査を行って頂くことを強く望む。

以上


© カンボジア不動産投資被害弁護団



【 引用終わり 】


「劇場型詐欺」という本件の実態を正しく理解した、極めて妥当な判決である。

ですか。
本当かどうかわかりませんが、この事件に関係する弁護士が「自殺」したという話も漏れ聞いています。もしそれが本当であるならば、この短い一文に込められた弁護団の強烈な思いが、また別の響きをもって感じられますね。

なお上記AAP社は、アメリカの新興企業向け店頭株式市場(通称OTC。AAP社のコードAAPJ)でも問題になっているという情報もあります。
(OTC Markes では、AAP社の欄にWarning!とか書かれていますが・・・。)

この株価や取引の内容を見るだけでも、色々な事を伺い知る事が出来ますな。


まあなんですな、今回は単純に、
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今回は民事裁判の判決でしたけれど、弁護団には刑事裁判を起こして頂いて、一刻も早く白黒をハッキリさせて頂きたいなと思います。
日本の警察から、カンボジア政府もしくはカンボジアの警察に協力依頼をすれば、非常に興味深い事が起きるかと思いますので(笑)。






カンボジア不動産投資詐欺の話

何だか2回続けて詐欺関係の話でナンですが・・・。

今、話題になっています某カンボジア不動産投資詐欺の件(まあ、これも氷山の一角ですが)で、ようやく動きが出てきた様です。

カンボジア不動産投資被害弁護団 公式サイト

【 引用 】

ニュース

2013年10月18日
9月29日~30日に弁護団がカンボジア(プノンペン)の現地調査を実施しました。
当弁護団では、9月29日と30日の2日間、カンボジア(プノンペン)で
現地調査を実施してきました。

プノンペンでは、

1)売主がAAP、日本代理店がFIRST不動産やS.F.C.とされている
各アパートメントや建設予定地の現地見分や、行政関係者からの事情聴取
2)カンボジアの不動産登記制度の運用状況の調査(カンボジアの法律では、区分所有建物については建物保存登記がされていなければ区分所有権が成立しないところ、本件で売買の対象となっているアパートメントについては現在のところ保存登記が存在していないため所有権が観念できず、その移転もできないこと、など)
3)FIRST不動産から契約者に交付している農地やアパ-トメントの権利書において、名義人として使われているカンボジアの法律事務所所属弁護士との面談による事実関係の確認
4)AAPや関連会社がテナントとして入っているプノンペンタワーの実地調査
5)日本大使館への情報提供

など、充実した調査活動ができました。

当弁護団では、このカンボジア現地調査の成果を踏まえ、これまで以上に
被害の回復に向けて全力を注いでいきます。

© カンボジア不動産投資被害弁護団


【 引用終わり 】


まあ、いくらカンボジアの有力者にお金を配ってカンボジアの国籍を取ろうとしても、日本で問題になれば無理なお話です(カンボジアの国籍を取るには、日本の警察が出す無犯罪証明書が必要になりますので)。
ほうほう、弁護士の自殺に給料遅配ですか。
ナゼか私のところには、カンボジアの情報がやたらと集まってくるものでして(笑)。
どこの誰のお話なのかはよく分かりませんが(爆)。


資金を集めて事業を起こし、頑張ってやって失敗したならまだしも、最初から嘘を言って人を騙して不正に金を得る連中には報いが返って来て当然です。
弁護団の方々には是非とも頑張って頂き、何とか刑事訴訟まで持っていって欲しいと切に願っています。

それにしてもいつも不思議なんですけれど、こういった連中は資金を集める力はあるのにどうしてちゃんと事業をしないのでしょうかね?
カンボジアであれば利回り20%とか30%以上なんていう案件は普通にゴロゴロしてますけど・・・。


何はともあれ、カンボジアをネタに詐欺をやる連中に怒りが治まらない私を励ますおつもりで、
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兎にも角にも、最近やたらとカンボジア進出や投資を煽るブローカーやコンサルが急増していますので御注意頂きたいなと。
判断の目安は、彼らが今まで何をやってきたかという『実績』です。まずこれに尽きます。
彼らが「自己申告」している『実績』が本当のことなのかどうかの裏を取らないといけないのは言うまでもありません。

カンボジアに来たばかりなのに、分かった顔してエラそうな事を言っている連中は問題外です。
私はカンボジアに来て約7年になりますけど未だに分からない事が多くて、カンボジア進出セミナーなんかおこがまし過ぎてとてもとてもやろうという気が起こりません。
セミナーの講師になって欲しいとよく頼まれるのですけど、丁重にお断りしているのはこのためだったりします。





カンボジア版オレオレ詐欺

バタバタしている間にいつの間にかかなりの日数が過ぎていまして、増える更新の催促、減るアクセス数とランキングポイントにアタフタと慌てております。
(-_-;)

そんな時に、ちょっとおもろい事件がありましたのでご紹介をば。

携帯私がカンボジアで使っている携帯電話に
カンボジア版オレオレ詐欺メールが来たのですよ!
といいましても、プノンペンタワーで大っぴらに事務所を開いている元本職の人達の様に内容が凝ったものではなくて、非常に程度の低いものですが(笑)。

このメールは、日本の携帯電話でいう所のショートメールみたいなものです。もう1年以上前から会っていない知り合いの女の子から私の携帯にこれが送られて来ました。

曰く、「お婆さんが亡くなったのだけれど葬式代がなくて困っているので助けて欲しい。供養は明日の昼の12時だけど、朝の9時半までにお寺にお金を払わないと供養をしてくれないので、200ドルを至急WING(受取人の携帯の番号だけでカンボジア全国に送金出来るサービス)で送って欲しい。」と。

カンボジアの寺はお金が無い人は供養してくれない事を私も知っていましたので、まあ無下にも出来ないなと思いまして、とりあえず本人に何度か電話するも、コールは鳴るのに電話に出ません。
「なんで電話に出ないのか」とSMSでメールをすると、「あまり英語が得意ではないから。」との返事。
「お前のメールは英語だし、何より1年前は英語で話してたじゃないか!お前、本当に本人か?1年前はどこに勤めてたか会社の名前を言ってみろや!」とメールしたら、「あなたの英語が難しくて何を言っているのか分からない。」と、極めて正しい文法の英語で返事(笑)。
「とにかく、直接会うか電話で声を聞くかしないとお金は貸せない。」と返事しましたら、「何で?私はあなたの前の彼女なのに、信用してくれないの?今、コンポンチャムの田舎にいるので会う事は難しい。」と。
はぁ? お前、俺の友達の彼女だったんだろうが!(笑)
という事で、ニセモノ確定!

おそらく、彼女が落としたか盜まれたかした携帯を手に入れた奴が、携帯電話に登録されている連絡先に片っ端から同様のメールを送っているのではないかと思われます。

その後何度もメールが送られて来たのですが、あまりに馬鹿らしいのでずっと無視していましたら、「もしお金を貸してくれたら、私はあなたの奴隷になってもいい。好きにしてもらって構いわないので。」と送られて来ました! 
たった200ドルでお前は奴隷になるのかと(爆)!

で、供養が終わったであろう時間になっても、ナゼかまだしつこくお金を貸して(振り込んで)メールが来ます。
あまりにしつこいので、「もうとっくに供養は終わったハズだろうが!」とメールを送り返しましたら、「供養に必要なお金は友人から借りたけど、友人には返さないといけないので貸して欲しい。」と。何だそれ?(笑)

カンボジアの人たちは一般的に家族や親戚が多く、一族に不幸があったらみんなで助け合って何とかします。もちろん、友人や近所の人でも助け合います。田舎ほどそれは顕著です。なので、200ドル程度のお金が親戚・友人・近所から借りられないハズがありません。
1人から10ドル(日本円で約1000円、カンボジアの物価からみると感覚的に1万円くらい)を借りたとしても、親類縁者・友人が20人もいれば何とかなります。最近、プノンペンの若者達がよくやっている誕生日パーティー(レストランやクラブ(ディスコ)などを借り切ってやります)でも、みんな普通に1人10~20ドルくらい払いますし。

もう最初から最後まで全てが腑に落ちない話ばかりなのに、こちらが分からないとでも思っているのでしょうかね?
いやはや、程度が低くてバカ過ぎて笑ってしまいましたよ(笑)。


忙しい中、こんなアホなやり取りに腰が砕けそうになっている私を励ますおつもりで、
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まあ、騙される騙されないウンヌンというよりも、ネタとしては面白かったのでまあいいかと(笑)。






カンボジアのお盆と洪水と。

先日の記事でも書きましたが、カンボジアでは、10月3日(木)から5日(土)までお盆休み(プチュンバン)でして、それに日曜日がくっついて4連休になり、更に前後数日を自動的にみんなが休みにしてしまうので実質1週間ほどが休みになっていました。
ちなみに役所が開いたのは8日の火曜日だったりします(笑)。

IMG_20131001_183049お盆休みは3日からだというのに1日の夜には帰省ラッシュが始まっていまして、プノンペン中心部からプノンペン空港に向かう道が今まで見た事がないくらいの大渋滞!日本に帰国するお客さんが飛行機に間に合わず乗り遅れるという事態に(泣)。空港の前というか先の方から延々と続く大渋滞で、全然動かないのですよ!信じられん・・・。

IMG_20131002_111322IMG_20131002_111416でもって翌2日には、ベトナムに国境を接するクラチェに農地調査に向かったのですが、これまた帰省ラッシュで道が混んでまして、途中のコンポンチャムまではかなりの車でした。
IMG_20131002_112756IMG_20131002_112804何ですかねこれは?(笑)
これらは乗合タクシーでして、安くて荷物も運べるという事もあって地方の人たちはよく利用します。
ちなみに助手席は言うまでも無く、運転席も二人乗りしていますので!3人掛けの所に4人5人座るのも普通です。カンボジアには定員という概念がありません(笑)。

IMG_20131002_114155クラチェに向かう途中の、コンポンチャムの田園地帯です。スゲー状態になってますわ。
台風の影響などもあって、お隣タイ・ベトナムでも各地で水が溢れつつあると聞いていましたが・・・。
ちなみにこちらの洪水は、数日かけてじわじわ川や池の水位が上がってきて、ある日溢れて浸水して来るという感じでして、どっと押し寄せて来る日本の洪水とはかなり異なります。
IMG_20131002_114147いつも通っているのでよく知っているのですが、この辺一帯は見渡す限りの田んぼでして、いつもはこんな状態ではありません。水没している木の様子を見ると2~3mくらいの水位がありそうです。
すぐ近くで、魚とりをしていたりするので全然悲壮感は無いのですが(笑)。
IMG_20131003_130656嫌な予感を感じつつ、クラチェに到着。早速農地調査に赴きます。
クラチェも御多分に漏れず毎日の様に大雨が降っているそうです。


IMG_20131003_124445舗装されている国道は全く問題ありません。舗装はされていませんが、州道もちゃんとしています。
でもそこから一本入ると、もう道がひどい事になっていました・・・。私の運転している車がトヨタタコマだからこんな道でも走れるようなものの、これがランドクルーザーやレンジローバーだと間違いなくハマって動けなくなっているでしょう。
IMG_20131003_141241ああ、道が途中で川になっていましたか。
まあカンボジアではよくある事ですね(笑)。
元々道であったところは水の下には大きな石などは(基本的には)無い(ハズ)ですので、腰の高さくらいの水位でしたらそのまま車で走れます(笑)。結構流れが速くても問題なし!
IMG_20131003_141254どこでもどこまでも行きまっせ~!(笑)
それにしても、このタコマの異常な走破性は何なのかと。アメリカで売れている理由が分かりますわ。
田園地帯が巨大な湖の様になっていたり、道が川になっているのをご覧になればお分かりかと思いますが、カンボジアでは2年前の洪水を上回る規模の洪水になりそうな気配です。
1383402_10200633126852793_1741133263_nお隣のタイでは22県で洪水になっているそうで、タイに国境を接するバンタンバンも、その隣のシェムリアップでも大変な状態になっています。
←これはシェムリアップの北浦っちの会社のスタッフの家です。開き直って水につかりながら生活しています。
何気に慣れているのが凄いなと(笑)。

何だかまた台風が近づいてきているという情報もあり、まだまだ注意が必要です。


農地調査などは地方に行く事が多く、乾季の時でさえエラい状態なのに、雨季はもうサバイバルみたいな状態になってしまいます(笑)。
そんな中でもメゲずに頑張っている私を応援するおつもりで、
神様は、タフな人にはタフな試練を与えるのだよクリック!
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実はこれから、プノンペン→ケップ→カンポット→コンポンチャム→クラチェ→プノンペンという、カンボジア斜め縦断・往復+農地調査の旅が待っているのですね。
あの世に行った時には、私に色々と試練を与えてくれた神様を絶対ブッ飛ばしてやろうと固く心に誓っていたりします(笑)。


【 追伸 】

近々予定しておりますカンボジア農業進出視察ツアーですが、選挙の後のゴタゴタが未だに収まっていない所に、今回、予想以上の洪水が起こってしまいましたので、しばらく様子見をさせて頂きたいと考えています。
雨が少なくなる11月中旬くらいを目途に検討しておりますので。
もう少々お待ちください。






安倍首相のカンボジア訪問

今年10月の安倍首相のカンボジア訪問が発表されて以降、色々と怪しい日本人がカンボジアで動いてる様でして、カンボジアのお偉いさんや友人たちから色々な確認の連絡を受ける事が多くなりました。

最近多い問い合わせの1つは、
安倍首相のアシスタントを名乗る人、安倍首相の友人を名乗る人、在日本カンボジア王国名誉領事館の関係者を名乗る人たちなどが「自分が安倍首相をカンボジアに招待した」とか何とか言い回っているのだそうで、「この人は本物なのかどうか?」というものです。

常識で考えれば分かりますが、本物でしたらワザワザそんな事を人に言いません。言う必要が無いからですね。
むしろ、こういう事を言う人には何かしらの目的があるのかと勘ぐってしまいます。
よく分かりませんが(笑)。


考えなくても分かるかと思うのですが、日本はカンボジアに対する最大の援助国で、カンボジア政府とは昔から太いパイプを持っています。実質、カンボジアの内戦を終わらせ、復興をさせたのは日本だといっても過言では無いレベルです。

もっと言いますと、在日本カンボジア王国大使館には特命全権大使が居ます。
また言うまでも無く、在カンボジア日本国大使館はカンボジアにおいてかなり大きな存在感と太いパイプを持っています。

従って、何だかよく分からない怪しい連中が、日本・カンボジア両政府間の仲介役として必要になるハズがありません。
日本政府は直接、もしくは在カンボジア日本大使館を通じてカンボジア政府と調整をすればいいだけですからね。

普通に新聞やニュースを見ていれば分かるのでワザワザここに書くまでも無い事ですが、安倍政権は中国囲い込み外交を展開していて、
安倍首相が中国の周辺国を歴訪しているのは多くの人が知っている事です。
当然、今回のカンボジア訪問もその一環ですので、安倍首相の友達だとか名誉領事だとかが依頼したから日本国の首相がカンボジアにやって来ることになった、なんていうそんなレベルの低い話ではないですよ。

こんな事を言っている連中はそんな半ば常識となっている事も知らないのですかね?
早い話が、いかに自分の程度が低くてアホなのかを公言している様なものです。
最低でも新聞くらいは読んで欲しいものです。

ちなみに、日本の内閣府の知り合いにこの人たちの名前を伝えて調べてもらいましたが、「該当する名前の人は政府にも首相のスタッフにも居ないし、安倍首相のカンボジア訪問は名誉領事館も関係ない。」と言われました。
やっぱり(笑)。

いつも色々な方から色々な連絡を頂くのですが、日本人絡みの話だとこういったガックリ系の話が多くて嫌になります・・・。
最近カンボジアではこのテの輩が非常に植えていまして、中身が無い自慢話や怪しい投資話をバラ撒いています。そのおかげで、色々な人から確認・連絡が増えている様です(泣)。


そんな手間だけ掛かって実りの無い仕事に時間と労力を割かれている私を慰めるおつもりで、
何らかの被害者が出るのを未然に防げれば、巡り巡っていい事があるよクリック!
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まあ、まだこういう分かり易い、程度の低い話ばかりだったら楽でいいのですけどね(笑)。






凄い反響を頂いてます(驚)!【追記あり】

昨日の怒りの記事には非常に大きな反響を頂きました。
また、ウェブ論壇BLOGOSにも掲載され、こちらでも多くの御意見を頂きました。

今回のステッカー事件は、最近日本で大きな騒動になりましたアイスクリーム冷蔵庫内での悪ふざけ投稿にも似たお話でもあり、非常識で程度の低い輩が増えている事を嘆く方が多かったのですが、御意見を下さった方々はみなさん本気で怒り、悲しみ、心配されている方々ばかりで、私はむしろ安堵しました。日本にはまともな方々がまだまだ沢山いらっしゃる。本当に良かったと。

読者の方からのコメントです。

日本にも腹を立てて憂いている人達がたくさんいることをカンボジアの人達に伝えて欲しいです。


ホントにそうですね。
何とか日本の多くの方々の気持ちを伝える事が出来ないか考えてみたいと思います。
取りあえずどうしたらいいのか分からないので、まずは日本大使館に電凸しますかね(笑)。
何かいい方法を思いつかれた方は御連絡下さいませ。


もうお一人、いつも応援して下さる常連の方からです。

歴史なんぞ何も分かっていないゲス人間チャラオですね!「旅の恥はかき捨て」の観光気分 見下すにも程がありますよ(怒)


いつも適格、かつ過激なコメントをありがとうございます(笑)。
もしかして彼らは、本当にカンボジアの歴史も、キリングフィールドがどんな所かも知らなかったのですかね?
まあ、何にしてもアホですが。

そうそう二階堂さんからは、こいつのケツには悪い代議士がいるよと教えて頂きました。あれ、もしかして書いたらマズかったですかね?
まあ、あまりに程度が低すぎるので、その代議士さんとやらもこんな件には関わりたくないでしょうが(笑)。
むしろ、その代議士さんから当人たちへ注意してやって欲しい所です。結構マジで。


私、今回何となく落ち着いた風の文章を書いていますが、内心はまだ怒りが納まりません。
そんな私をなだめるおつもりで、
程度の低い輩はその内いなくなるから、まあ落ち着けやクリック!
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ちなみに、問題になった当人のフェイスブックの投稿の方は削除されている様です。これはマズイと少しは思ってくれたのでしょうかね?
今の所、どこにも何の反省の弁が無いので何とも言えませんが・・・。
もしかして全然反省していないのかな?
もしそうだったらどうしてくれましょうかね?


【 追記 】もう一つ、読者の方からのコメントを御紹介させて下さい。


残念でしかたありません。日本の恥は言うまでもありませんが、こんな事して逆にお客さんが減ってしまう事を懸念しないのでしょうか?一生懸命頑張ってお店を盛り上げている従業員を考えると可哀想で仕方ありません。また、今回の件で何の謝罪もないとは情けないです。


正に・・・。
頑張っている従業員が報われませんね。また謝罪も無いという事は、悪い事をしたとは思っていないという事ですかね?
こんな程度の低い経営者の元で働かないといけない従業員はかわいそうですね。

分からないのでしたらもっと踏み込んでご説明しますけれど、
キリングフィールドは、多くの罪無き人々が家族と引き離され、想像を絶する恐怖と苦痛を与えられ、無念の内に殺されていった場所です。

そういう場所だという事が分かっているんですかね?






復活しました!

先日は、ゆっくりした途端に熱が出て、午前中は薬を飲んでゴロゴロ寝ていたのですが、動ける様になったので間髪入れずにさんに行ってトドメの鍼灸をやってもらって復活!柔道整復は予約が一杯でやって貰えなかったのですが、そちらは次回という事で。

とりあえずは熱も下がって食欲も戻って来たので良しとしましょう(笑)。何しろずっと寝ていると疲れますからね。
でも改めて鍼灸って凄いなと改めて思いましたわ。
ちなみに地方に出張に行く時には千年灸を持参し、教えてもらったツボに自分でお灸をやってます。鍼はさすがに無理ですけど(笑)。


明日からまた忙しくなるのですが、病み上がり(一応・・・)の私の背中を押すおつもりで、
人生、死ぬまでが修行だクリック!を宜しくお願いします(笑)!
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さてさて、先日の選挙の暫定結果発表もありますし、しばらくどうなるか分からない状況の中でお客さんを案内しなければならないというのは結構緊張しますね。
まあ、二階堂さん達とは違った意味で普通ではない方々ですので、何とかなるかなとは思っていますが(笑)。







カンボジア国民議会総選挙に、アジアに対する日本の歴史的な貢献を想う。

昨日7月28日は、カンボジアの国民議会総選挙の投票日でした。
国民議会議員は任期が5年と長期に渡る(=政権も5年続く)ため、各政党の選挙運動は非常に熱を帯びたものになり、国民の関心も非常に高くなります。

ちなみに選挙結果速報では、与党人民党が過半数を制した模様ですが、前の記事でも書きました様に、国家選管による暫定結果の発表は8月10日、公式結果の発表は8月14日から9月8日の間に予定されているので、まだ予断は許しません。
何が起こっても不思議ではないのがカンボジアですので(笑)。
この結果に不満を持った連中がまた暴動みたいな事を起こさなければいいんだけれど・・・。

このカンボジアが民主主義を掲げ、こうやって普通に国民による投票が行える様になったのは実はかなり最近の事だったりします。

遡ってみますと・・・
東西冷戦の影響で国内各派が入り乱れて泥沼化していたカンボジア内戦を、「カンボジア和平東京会議」(1990年6月)→「カンボジア和平パリ国際会議」(1991年10月)開催にまで持って行き内戦を終結させた今川幸雄在カンボジア大使(当時)による国内各派に対する粘り強い交渉と根回しがあり、国連カンボジア暫定統治機構(1992年3月15日~)の明石康事務総長の獅子奮迅の働きがあり、ようやく国連監視下における総選挙の開催・国会議員選出(1993年4~6月)となったのでした。

いつも日本の資金的・物理的な支援だけが注目されがちですが、今日このカンボジアにおいて民主的な総選挙が行われるのも、実は日本の貢献が非常に大きかったりするのですね。

更にその前に遡ると、カンボジアを含めた東南アジア諸国の独立にも実は日本は大いなる貢献をしているのですが、それについてはこちらをご覧になれば多くを語らなくても御理解頂けるかと。


( 以下、引用)

【ジャマル・アリ】(インドネシア・タイムス会長)
『ばかばかしい。針小棒大である。一人の兵隊に一人の慰安婦がいたというのか。どうしてインドネシアのよいところを映さない。こんな番組、両国の友好に何の役にも立たない。 我々には、日本罵倒体質の韓国や中国と違って歴史とプライドがある。
「お金をくれ」などとは、360年間、わが国を支配したオランダにだって要求しない。』


---日本のテレビ製作会社のドキュメンタリー「IANFU(慰安婦) インドネシアの場合には」に対するコメント---


(引用終わり)

何でアジア諸国は親日的なのかがよく分かりますな。
こういった「事実」を当の日本人が全く教わらないというのが何とも腹立たしい所です。


そんな自虐史観が未だにしつこくはびこっている日本の教育界にムカついて仕方ない私に、
この開かれた情報化社会で、いつまでも歴史的事実を隠し切れるものでもないよクリック!を宜しくお願いします(笑)!
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いくら学校で自虐史を教え、いくら国際化に抗おうとしたとしても、情報化が進み、今後海外に出る若者が増えて行けば自ずと分かってしまう事です。
まあ、それが理解できない洗脳された人たちは置き去りにして、歴史的な事実を理解し、更に世界に羽ばたいて行く人たちが増えてくれれば嬉しいなと思う次第です。






About me

後藤良一

プノンペン在住のアンコールビールをこよなく愛する某欧州系金融機関出身の元コンサルタント。
カンボジアに魅入られカンボジアに移住。
ASEAN経済統合と来たるべき食糧危機を睨みつつ、大きな潜在能力を持つカンボジアで農業に勤しんでいます。
お問い合わせは♡こちら♡まで

【御注意】 当方は、NPO法人 日本カンボジア開発振興協会(JCOD)とは関係がありません。

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