日本共産党墨田区議団は、今区議会に「商店リフォーム助成条例案」を提出しました。

区内商店は、大型スーパーやコンビニの大量出店によって苦しい経営を余儀なくされています。これまでも果たしてきた地域のコミュニティとしての役割を発揮してもらう上で、魅力ある店舗づくりは重要です。しかし、すでに長年にわたる大型店との競争に体力をうばわれ、改装のための資金もままならないという声を聞きます。

商店などの増改築には区内業者を利用する場合がほとんどと予想されます。 区の助成が街を活性化させ、同時に工事に伴う経済波及効果が区内業者に直接及んでいく。地域循環型の経済が構築されます。

私は、産業都市委員会においてこれらの点をあげて助成条例の実現を訴えました。

しかし、他党派は、国にまかせればいい、国や他市の動向を検証してからでよい、民主クラブにいたっては、「支援した店がつぶれたらどうなるのか」とまったく後ろ向きの発言に終始し、対策の必要性を認めながら「オール与党」の数の力で否決してしまいました。

私たちは、討論の中で、他党派も、商店が衰退することで墨田の街の活気が失われており、なんらかの対策が必要であることを否定できなかったことから、今後も「商店リフォーム助成条例」の実現に努力していく決意です。