測定中 東向島と八広の一部を担当する東八支部が、地域内の公園、こども広場など7ヶ所の放射線測定をおこないました。測定器は区議団が購入したアメリカ製のドーズ2です。

 結果は、全体として0.15~0.19マイクロシーベルト毎時と、東京都発表の空間線量の3倍前後の値でした。とくに、けやき児童遊園の軒下で0.31μSV/時、東向島6丁目のこども広場に程近い天水尊の蛇口下で0.41μSV/時という除染が必要と思われる値となりました。やはり、雨水が集まる場所で濃縮が進んでいると思われます。

 天水尊というのは、ご存じない方もいるかもしれませんが、東京の下町で工夫された雨水利用の簡易的な施設です。雨水を貯めておいて植木の水遣りや夏場の打ち水などに利用されています。ところが、こうした雨水を集めるところに放射性物質が集中してしまう傾向なのです。

 支部では、結果をニュースにして地域に配布してお知らせすると同時に、区議団などと相談して区に除染を求めていくことなどを相談しています。