放射線量

墨田区でも放射線量測定いよいよ開始

 日本共産党墨田区議団が要求してきた、子どもたちの生活環境における放射線量測定の実施が、子育てママたちの圧倒的な声の力を得て、6月22日から実施されることになりました。実施内容は、鈴木順子区議のブログをご覧ください。

 墨田区の山崎区長は、お役人上がりの区長の弱点そのままに、東京都まかせの様子見を決め込んでいましたが、圧倒的な子育てママたちの声と次々に実施を発表する他区の動向におされて、ついに重い腰を上げ区内での独自測定の実施を決めました。

 それにしても、次々に発表される汚染のニュースを見ていると、福島原発が環境に放出してしまった放射性物質の影響の予測の付かなさに、生活環境での放射線測定とそのデーターの正確な把握がますます重要性を増してきていると感じます。下水処理場での放射能をおびた汚泥が大量に発生しているという事態などは、環境中での濃縮の作用が、思いがけないところでおこることを示しました。遠く静岡県の茶葉でも出荷停止の事態が頻発しています。

 日本共産党区議団は、独自に放射線測定器を購入し、測定をおこなうことにしましたが、東電や行政が責任を持って行うことはもちろん必要ですが、これだけ広範囲に影響が広がっていることを考えると区議団独自での測定情報も必ず役に立つと思う次第です。

錦糸公園で毎時0.164マイクロシーベルト

 日本共産党都議団が専門家の協力を得て、5月に都内128ヶ所で放射線量を測定しました。

 墨田区内にある錦糸公園の測定の結果は、以下の通りです。
   地上1m 毎時 0.164マイクロシーベルト
   地上0m 毎時 0.220マイクロシーベルト

 東京都が行っている新宿での測定値より、東京東部地域では数倍高い放射線量が検出されています。新宿はビルの屋上、地上18mで測定しています。

 放射線防護学の安斎先生の本によると、日本人が自然界から受けている平均的放射線量は年間で1.4ミリシーベルトだそうです。1400マイクロシーベルトにあたります。毎時になおすと0.160マイクロシーベルトになりますので、外部被曝としては、この結果は、そう心配のいらない値かもしれません。

 ただ安斎先生も指摘しておられますが、問題は地上などに降り積もった放射性物質が体内に取り込まれて内部から被曝する場合です。ストロンチウムなどは体内に入ると骨に蓄積される傾向があるそうですから、同じ場所が長期にわたって放射線にさらされるという結果になるので、外部被曝とは区別して考えなければならないそうです。

 いずれにせよ、幼児や小さいお子さんをもつお母さん方の不安に答えるためには、きちんとしたデーターを集めて、継続的に公表することが必要だと思います。墨田区長のように東京都にまかせる、というのは自治体としての責任を果たしているとはいえないのではないでしょうか。



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