アメリカ's サプライチェーン Japan Commercial Real Estate

近年、倉庫のオートメーション化が進んでいて、Amazonのキバシステムなども注目されているが、人に代わってロボットが全て稼働するというのはまだ難しいようだ。

メンフィスのDHLの倉庫では、半MAN半ロボ、セミオートで稼働させている。
ロボット会社、Fetch Robotics によると、倉庫ロボットは、庫内の30-50%のアイテムを人間の半分の時間で処理してしまう。さらに人間と違い、重量物のハンドリングは容易にでき、誤出荷はないし、人間が休んでいる間も疲れ知らずで稼働できるので、フルオートにできればもちろん効率が良いのだが、ネックになる要素もあるという。

ひとつが、投資金額が膨大になることと、一旦ラインを組んでしまうと、変更がきかない。
もうひとつは、作業面で、人間が簡単にこなせるような小さいアイテムのピッキングがロボットにはまだ難しい。

このDHLの倉庫では、ロボットが人間の弱点であるピッキングを正確に指示してあげる。作業員は商品と伝票をいちいち確認する必要もなく、ロボの指示通りのアイテムをピックすれば良い。人間とロボットが相互に補完し、相棒のような形で稼働させることで、この倉庫はうまくいっているそうだ。

dhlrobot


Nikkei Asian Review にも掲載された日本のAmazonのデリバリ問題。
ヤマトがもうこれ以上今の料金では無理と宣言したのは記憶に新しい。
最近になってAmazonの配送遅延や誤配送により、消費者が不満を募らせており、
アマゾンジャパンは課題解決に心血を注いでいる。
いくら即日デリバリーといっても、玄関先に受取人がいなければ意味もなく。
宅配ボックスがあれば非常に便利だが、どこのマンションやアパートにあるわけでもなく、あってもすぐに一杯になってしまい、再配達。という非常に困った状況にある。
安全大国日本では欧米やアジア諸国と比べてラストマイルは優位だと以前にも述べたが、何でもかんでも即日デリバリーというのも本当に必要なのかと首をかしげてしまう。
ヤマトを赤帽に変えたところで、ネットワークや総合力には大きな差があるだろう。

私が考える解決策のいくつかは、コンビニの引き取り、宅配ボックスを増やす、再配達を有料にする、営業所に引き取りに来てもらうなど。
宅配ボックスだが、Amazonや輸送業者が費用を負担してアマゾンBoxを設置してやれば、コスト面で二の足を踏んでいるマンションやアパートでも普及が進み、再配達にかかる追加コストを吸収することができるだろう。

amazonjapandelivery

日本では大手を中心に就活の一環としてサマーインターンが始まりつつありますね。今年も売り手市場が続きそうです。
インターンを通じて、会社と学生、お互いが期待を膨らませて、卒業後はその会社に就職というパターンが多いわけですが、その良好な関係がずっと継続すれば言うことなしですね。
アメリカの場合、インターンはかなり以前から取り入れています。
ただ、自分の会社が好きだ、会社とENGAGEできていると言えるのは、アメリカの労働者のおよそ3分の1だそうです。この調査では、低いって話ですが、個人的にはアメリカなら無難な気がしています。アメリカは Employer と Employee とは明確に区別しているのでその割には悪くないと。

日本同様、アメリカの失業率も依然低い状態。
このアメリカ、ベビーブーマーを中心に、転職希望者が非常に多い傾向があります。
労働者のうち、51%の人が、転職先を探しているという。
Alphabet (Google)やAmazonといった注目の企業をはじめ、Jobの空きを常に狙っているという。
ベビーブーマーの1社あたりの勤続年数の中心点は、2.53年だそう。短い!

一方で、ITの成熟化に伴い、自営業者も徐々に増えてきて、今や4000万人を超えているようです。
アメリカでは大学で学んだことを社会で生かすため、卒業後にすぐ起業する人が多いのも特徴です。AppleにしてもDellにしても、創業者は学生の時から起業していましたしね。
日本ももう少しそうした流れになってもらいたいものですが、新卒一括採用というシステムをいつか見直さなければならないと個人的には考えています。

usworkplace



TMS...Transportation Management System
WMSはよく耳にするが、日本でTMSについてはあまり頻繁に聞く言葉ではないかもしれない。

このTMS、いま注目されているシステムで、いわゆる国内だけでなく国際間の物流をサポートしてくれるシステムだ。

自社で販売する商品をアメリカのフロリダに送りたいとしたら、倉庫から空港までどこの運送会社が運び、どこの乙仲が通関切り、どこの航空代理店や航空会社が空輸して、アメリカのどの都市を経由して、フロリダに着いたらまたどこで通関切り、どの運送会社が Final Destination まで配送をするのか、といった一気通貫で業者を指定または候補をあげてくれる。
運送業者、ルート、LTによって料金を提示してくれるので、それらを比較して自分にあったサービスを選定できるといったもの。
Navitime の貨物版かつ国際版とでもいおうか。

昨今の EC Market 膨張により、この仕組みが非常に期待されている。
私も含め、これまでの経験則で、どことどこの輸送業者を組み合わせて最善のサプライチェーンルートを考えてきたが、複雑なサプライチェーンでは、こうしたAIを駆使したシステムが急速に活躍の場を広げそうだ。

日本物流不動産㈱
池田

UPSの報告書によると、アメリカにある3,000万企業のうち、自社商品を海外へ輸出できているのは、1%にも満たないそうだ。
日本も同様だが、世界一の先進国であるアメリカも、ほとんどがパパママ企業であり、アメリカの外は全く視野にない。

それは良い部分でもある。地元だけで経済が回るので、わざわざ海外に目を向けなくとも、困らない。2,3年前に訪問したテキサスなんかも同様だ。テキサス州には、首都Austinのほか、Houston, San Antonio, Dallas など、大変大きな町が4つもある。そのどれもが、インターナショナルではないが、独立独歩、それなりに経済が回っている。油が出るのも理由のひとつかもしれない。

いずれにしろ、海外に目を向ければ、もっと商機があるのに勿体ない。
しかも、ECは既に英語で売買することが当たり前になっているので、日本みたいにいちいち翻訳を考える必要もないので、アメリカにとってはチャンスである。

MyUSという、アメリカの商品を直接ネット上で購入できて自宅まで配送してくれるサービスも出てきた。卸や商社不在でも、日本の小売店やAmazonなどで売っていないような、現地のアイテムがネット上で購入できる。
さらに今後仮想通貨が広がれば、決済も簡易にできるようになるだろう。

今始まったことではないが、2016年から特にこの2017年、アメリカ全土でショッピングモールが苦境に陥っている。
昨年末のクリスマス商戦でもあからさまだったが、店舗で買い物をする人が激減してしまったせいだ。
私も学生時代、オクラホマシティのモールにしばしば遊びにでかけた一人だ。
買い物はほとんどしなかったが、食事をしたり、映画を見に行ったりと。
その空間にいるだけで楽しい場所だった。

ちなみに、アメリカのショッピングモールは、巨大な建物の敷地の端にSear's等の百貨店が、2,3か所あり、それらを結ぶ通路部分の両サイドに各店舗がズラッと並んでいるようなイメージである。

その百貨店がCloseを宣言している。2017年度中に閉店にする数は以下の通り。
JC Penny 138店
Sear's 150店(Kmart含)
Macy's 68店

当時から、Sear'sやJC Penny などの百貨店ゾーンは店員も買い物客もまばらだったが、
それでもモールにとってこれらの存在価値は大きいように思える。
百貨店ゾーンがないと単に小さなショップが軒を連ねる空間で、モールの重みが今一つない、物足りない。
それ以前に、ショッピングモールとして敷地の半分近くを占めるこれら百貨店が閉鎖すると、
賃料収入が減り、ショッピングモール事態存続していけなくなる。

実際にショッピングモールの閉鎖も加速的に増加している。
閉鎖したモールの姿は何とも言えず非常に寂しい。

shuttered malls


アメリカでもECの急成長により年間200億個にも上る小口貨物。
そのアメリカ人の緩衝材や包装紙に対する意識が変わりつつあるようだ。
かつては緩衝材といえば、商品をプロテクトするもの。以上。
プレゼントの時には包装紙はビリビリに破かれ、すぐにゴミ箱行きとなっていた。
日本人のように丁寧に開けて、きれいにたたんで、なんてことはありえなかったアメリカで、
最近、この材料がリサイクルされたものか、リサイクル可能なものか、環境にやさしいものか、
といった見られ方をするようになってきたそうだ。
リサイクルなんて意識は皆無だったように見えたアメリカ人だが、徐々に変わりつつあるのを聞くと
もしかしたら日本人の地球環境に対する姿勢が遠くアメリカでも少し浸透してきたのかも、
などと想像してしまう。

recyclepaper



 

製紙業界は近年環境に配慮された業界になりつつあるようだ。

パルプや紙というと、歴史的に森林伐採や製造工場から出る汚染物質で環境破壊を指摘されてきた業界だが、現在は新たな製紙のうち39%がリサイクルを原料としている。
それ以外には間伐材から。新たに伐採する材木で製紙に使われるのは36%だけ。

紙は世界で最もリサイクルされている材料で、2015年には、全紙の約67%が再利用のために回収されたのだとか。他の資源のリサイクル率と比較してみると。
ガラス27%、金属35%、プラスチック8% 

紙は精製後の材料で、エタノールのような自然エネルギーにも姿を変えている。
さらにこの繊維が、軽くて安い電子回路として使えると注目を集めている。
消費量が減少し続けている紙業界もこうしたリサイクルによって、新たな発展を遂げているようです。
日本の技術も活かせそうだ。


New York の中心街を出たところに、年期が入った倉庫街がある。
現在、Boxed.comという会社のFulfillment Center としても機能している。
ネットから入った注文に沿って、Boxed.comのスタッフとAutomation半々で、
倉庫内にある品物の集荷と消費者までの配送を行っている。
近年、都心部に近い warehouse が消費者に近い配送センターとしてアメリカでは注目されているようだ。

今や多くの消費者が、Online上でShoppingをすることは当たり前で、MallでShoppingする人が急激に減っている。日本の家電量販店同様、アメリカのMallに来る多くの消費者は、品定めだけに訪れるようだ。

Sear's は、今年の1月、自社ブランド店舗である Sear's と K-Mart 併せて150店舗を
2017年前半に閉店するとアナウンスしている。

ファッションだけでなく映画館やFood Court があって、Entertainment空間が確立しているMall。
ブラブラしているだけで楽しい気分にしてくれるMall。
最近になって廃墟と化した映像がネット上で見かけてしまうのは非常にいたたまれない。

今回の Boxed.com を見てみると、アパレルと生鮮食品は扱っていないが、それ以外の加工食品や日用品はほぼ揃っているのではないか。アメリカという国、日本のように商品改良を頻繁に行わないので、種類も対応できる範囲に見うけられる。

Wallmartでも既に実施しているが、このBoxed.comもネット注文したものを2日以内に配送してくれる。
小さい子供を持つ親の場合、Shopping Center に一緒に連れて行っても、飽きちゃうわ、
余計なおもちゃをせがまれたら自分の買い物どころじゃない、というのは理解できる。

日本の場合、都内ではヤマトが小さな営業所でうまく切り盛りしている様子をよく見かけるし、
食品のデリバリーというと生協のイメージに近いと思うが、
Boxed.comのようなデリバリー専門のベンチャーが出てくれば、
アメリカ同様、都心近郊の倉庫はECの配送センターとして需要が高まるかもしれない。

boxed

UPSが土曜日デリバリーを開始する。
・・・ていうか、土曜日デリバリーしていなかったのか。。。
月曜日から金曜日までしか配達作業をしていなかった。
この会社の109年の歴史で初の試みだそう。

アメリカという国。
一見日本のかなり先行く超アドバンス国家と思いきや、サービス産業においてはまだまだ。
土日配達作業するなんてもってのほか。FedExもいまだに土日配達はしていないし、する予定も今のところなさそう。
これだからAmazonが契約を解除するのだと考えるのが普通だろう。 
女性の就業率も日本より高いアメリカでは、平日配達物を受け取る人間がいない。
翌週の月曜日に配達しますって言われても。。。

それに引き換え日本はどうだろう。
土日配達当たり前。さらに時間指定まで。もう10年以上もこの手のサービスは一般的になっている。
もちろんそれが負担になっているという議論もあるが、企業は工夫をしてサービスを継続している。
だからAmazonはヤマトをFedExやUPSと同様に契約を簡単に切ることはできないはず。
佐川はすでにDrop Outしてるし、自社でやるといってもヤマトほどのオペレーションは無理だ。

いずれにしても、アメリカは消費者Demandを満たすようなサービスマインドが十分なレベルに達しているとは言えなそうだ。

 

AmazonがSeattleで食品の click&collect の店舗をオープン。
smart phone で order。車でピックアップに行く。 
指定した時間帯に到着すると、スタッフが車のトランクまで商品を運んでくれる。 

Walmartでも似たようなサービスはあったが、これはドライブインのイメージ。
商品が保管されている建物内は基本Amazonのスタッフしか出入りしない。
消費者は建物の中に入れない。車で待機するのみ。

便利ではあるものの。ロケーションによりますね。
その近くに住んでるとか、仕事してるとか、用事があるとかでないと、利用者は限定されるような気が。
増えてくると利便性が向上しますね。

 Amazonfresh1000

Amazonが10店舗目となる Brick-and-Mortar をシアトルにオープン。

Brick-and-Mortarとは Physical な Shop、実店舗のこと。 

AmazonといえばECのイメージだが、2015年に実店舗をオープンさせて周囲を驚かせたが、
1年半経って今回が No.10。

なぜ実店舗が必要なのか。
それは、どうしても手に取ってもらわないと、良さが伝わらない商品があるからだ。
実際に、家電量販店に行って品物を確認してからAmazonで注文する感覚である。

どういった商品か。
AmazonのKindleやEcho。
Kindleは言わずと知れた電子書籍。
ではEchoは? エコーは日本で恐らく発売されていない。
筒状のスピーカーで、もちろん音楽を聴くことはできるが、人間が話しかけると、答えてくれる。
天気予報を教えてくれたり、出かけ間際に行先を伝えると渋滞状況を教えてくれる。
Turn on the Light と言えば家の電気がついたり。
料理したいものを言えば、レシピを教えてくれる。
i-phoneのSiriに近い感覚だが、常に学習していて、家にいる人とコミュニケーションが取れる。
いわゆるAIだ。

こうしたAmazonアイテムを体感してもらいたい。
そのためにAmazonは physical shop を作り続けている。
日本にもそのうちできるだろう。Amazon brick-and-mortar。

amazonbookstore



 

ダラスから訪日したGreg Chalkleyさん(写真中央)の講義を聞きました。

大手半導体メーカーにお勤めで、前職のTexas Instrument の時もサプライチェーンの必要性を説き企業の成長に努めたそうで、特に物流の基本Incotermsの重要性から理解させてまわったそうです。

トランプが実施している出入国規制対象の国籍の従業員もいて会社に影響が出ているといっていましたね。
アメリカはTPPも離脱し、これからは人だけでなく、物流、モノの規制もさらに厳しく取り締まりを受けるかもしれません。


cscmp_roundtable
 

アメリカ。2016年の10月~12月だけで、70万坪の大型倉庫の供給があった。

我々は日本で建てられる大型倉庫を、マルチテナント型倉庫とか、メガ倉庫とか言っているが、
アメリカでは、30万平方フィート、約8500坪を超える倉庫を、「BIG BOX」warehouse と呼んでいるそう。

この Big Box が、アメリカでも供給過多になりつつある。
大型倉庫の供給量は前年比7.3%増。
空室率は、7.5%から7.7%に微増。

多くが投機目的で建てられている様子。
投機的な建設が需要を上回って成長すると、賃料は下がり始める傾向があるが、
今の段階では賃料も高騰していてまだその傾向が出ていないそう。

ただ、それは時間の問題だろう。

bigbox




金曜日、HANJIN海運は、韓国の裁判所によって破産宣告された。

12-13年前、ゲーム機器を中国と日本から海上輸送していた私は韓進から、大量の船腹を借りていた。

クリスマス前には海上コンテナ100本分のスペースをくれとか言って、大変協力頂いたいたものだ。
 
中国の景気を期待してどの船社も船を大型化しろ、会社も合併で大きくしろといった風潮で、

こぞって新造船を発注していた。残念ながら新しい大型船ができた頃には、リーマンショックや

中国経済の停滞などで、船運賃も底を打ち、海運業界にとって厳しい数年だったことは確かだ。

韓国政府が救いの手を差し伸べることもできたようだが、今回はしなかった。

HYUNDAIが今後その受け皿のひとつになることだろう。

海運ではないが、日本でもバス業界が非常に安価な料金体系が長年常態化した結果、死亡事故が続いた。その結果、政府からの指示で現在は業界全体で適正運賃に戻し、事業も安定し始めた。

船の造りすぎは海運側の責任だが、安すぎるレートも、近いうち是正されるものと考える。でないと結局、船が差し押さえられてConsigneeが荷物を受け取れず荷主自身が困るので。

hanjinstaff


シンガポール港がDNV-GLという団体と Intelligent Shipping System の開発を進めることで合意した。

これには、自走式の船舶のこともさることながら、港側のシステムも自動にすることで、効果を期待している。

従来は船頭がいてタグボートでもって着岸させるとか、湾の外に出すといったことをしているわけだが、
このシステムによって、データアナリティクスを使用し、最適な海運ソリューション、安全性向上に役立てるという。

また、排出削減技術を利用した省エネ、グリーンポートにすることも含んでいる。

ヨーロッパや韓国などでは港のコンテナの取り回しなどオペレーションはほぼ自動になっているが、
今回は、港の外側までAutomation化しようというもの。

これを聞くと日本の港がいつまでも旧来型なので心配である。
以外とアメリカもその点では同様なのだが。

久々の更新。

さて今回もAmazon。 
Amazonが無人トレーラーを開発していることは周知の通りだが、
Reversible Lane でも走れるようなPatentを取得した。

このReversible Lane。
日本にないのでイメージしづらいと思うが、
交通量に応じて自動車が進行できる方向が逆になる車線の事。 

例えば都心と郊外をつなぐ高速道路。
通勤時間帯である午前中は都心に向かう車線を青信号にして、都心から郊外に向かう車線を赤信号にする。
逆に夕方の帰宅時間帯は、都心に向かう車線を赤信号にして、都心から郊外に向かう車線を青信号にする。

あなたが走っていても渋滞に巻き込まれてイライラしているのに、反対車線はガラガラとか。その逆だったりといった経験は誰にでもあるだろう。
そのガラガラのほうを渋滞の車線に加えてやることで渋滞緩和できるというものだ。
アメリカやカナダの都心に存在する。

こうした特殊な車線に対応できるよう自動操縦トラックはまだプログラムされていない。
システムの特許を取ることで、災害にも効果を期待されている。

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FedExとUPSは今年もこのクリスマス商戦のデリバリーに苦しんでいる。
日にちや場所によって delivery guarantee とストップ。遅延したら refund という約束事も取りやめにした。

On-Time率は、現在 UPS 96.3%、FedEx 96.9%
一見、高い着荷率だが、今年のパッケージ数は 7億個の見通し。
このままでいくと、2500万パッケージ前後が25日のクリスマスに大事な大事な商品が届かない!
その損害たるや想像だにかたくない。もっと着荷率を上げないと。

2013年のクリスマスデリバリーが散々だったので、その再来は絶対に防がなければならない。
25日の2,3日前に注文する last minute shopper も相当多く存在する。
来週は相当余裕を持っておかないと、悪天候など重なった時、また悪夢に見舞われてしまう。

Georgia 州のスポーツ記念品を扱う会社が、
UPSを使って Texas州の高校のFooballチームの式典に記念ボールを送った。式典は日曜日。
出荷当初、木曜日到着予定だったが、翌日金曜日に着荷確認をしてみると、到着予定は、翌週月曜日に変更されていた! 当然式典には間に合わず、記念ボールなしに執り行われた。
アメリカ人なので、日本人と比較すれば、時間厳守は寛容なものの、これだけは外すなってものは正確に実行してくれないと。

こうしたことは枚挙にいとまがない。
こんな対応をしているために Amazon は自前宣言をすることに決めた。
Consumer First のAmazonにとってみれば当然の判断と言えよう。 

christmasdelivery

ついに Amazon Japan からダッシュボタンが発売されました。

アメリカから遅れること1年半、
半年前にもこのブログで触れた dash button。

日本では、「注文ボタン」という名前で発売。個人的にはダッシュボタンのほうが気に入っています。

毎回使うブランドが決まっているような日用品や飲料等、ボタンをワンプッシュすれば、アマゾン経由で発注がかかって、明日明後日に商品が届く。

ボタンが押されると、スマホにオーダーしましたという通知が入るので、間違って押してしまったらスマホからキャンセルが可能。

1デバイス500円だが、初回商品代と相殺されるので、実質無料。まぁ無料と言っても、注文数が増えるわけだから、そりゃタダにするのも当然だろう。 

スマホやコンピューターが使えないご年配にも簡単なので、
現在41ブランド、700種類以上が対象だが、今後もっともっと増えていくだろう。


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先週木曜日と金曜日、
アメリカの Thanks Giving Day と Black Friday 両日合せて、
小売の売上高は、6000億円 にのぼった。
そのうち、11/25(金)の Black Friday 単体で6割超。

Black Friday といえば従来、前日から小売店前に長蛇の列をなしていたのが名物光景だったが、
今年は、当日10:00 の開店以降に来る人が最も多かったようだ。
気になるから店に行っては見るものの、ネット上で商品は買えるので、何時間も寒空の中並んでまでといったところだろう。

日本でも Black Friday を流行らせようといった動きがあり、先週金曜日から3日間、半値セールを実施しているブランドアパレルもあった。 

クリスマスまであと3週間。物流が最も忙しくなる時期だ。

fshinista




 

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