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野山が明るい緑に包まれる頃、
人目を引く橙色のコオニユリ(小鬼百合)が咲くと、夏が来たなぁと思う。

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“鬼”というが 名前にあるtigrinum は
「虎のような斑紋のある」という意味だそうで、

咲き始めの小柄な籠のような反り返った
花弁や、
写真のように日差しが透き通って見せる明るい橙色が愛らしく美しい。

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近縁種で珠芽(むかご)が付き、鱗茎が同じく食用にはなるが、苦味があるオニユリ(鬼百合)は、中国から渡来したものと考えられているため、

日本固有で食用とされてきたこのコオニユリ、

はるか昔からこの国と共に、
我が先祖の人びとの生活に交わってきたんだなと、ちょっとセンチな考えに浸ってしまう(笑)

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ウバユリ(姥百合)も毎年撮影しているのに、なぜか梅雨時の花だと勘違いしていた。

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森の中など割りと薄暗いところに咲くイメージのためか、
以前撮ろうとしてずいぶん雨に見舞われた思い出からか─記憶なんてあてにならない(笑)

それでも咲き始めの真っ白な美しさを真っ青な夏空のもとで撮りたいと、あちこち徘徊したら、よいチャンスに恵まれた。

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しかし、やはり森の中だったため、偶然しゃがみこんでローアングルで構えたら、これまで撮った事のない自分好みの写真が撮れた。

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