2007年10月

2007年10月31日

「ハイテンション」・・・・・チェーンソー使いがいい。

7eecf1f9.jpg『トランスポーター』シリーズのリュック・ベッソン率いるヨーロッパ・コープ作品!
本作を提供するのはリュック・ベッソン率いる『トランスポーター』『TAXi』シリーズ、『ダニー・ザ・ドッグ』などのパッケージ高稼働作品を生み出し続けるヨーロッパ・コープ作品
マリー:セシル・ドゥ・フランス『ロシアン・ドールズ』『スパニッシュ・アパートメント』
アレックス:マイウェン『殺意の夏』『フィフス・エレメント』
謎の男:フィリップ・ナオン『クリムゾン・リバー』『アレックス』

監督:アレクサンドル・アジャ 脚本:アレクサンドル・アジャ&グレゴリー・ルヴァスール
美術:グレゴリー・ルヴァスール 撮影監督:マクシム・アレクサンドル
録音:ピエール・アンドレ 編集:バクステール  音楽:フランソワ・オード
世界随一の料理とファッションの発祥地、そして数々の最高峰作品の映画を生み出しているフランス。本作品は、フランス人のアレクサンドル・アジャ監督がおくる、血まみれの恐怖ビュッッフェ。フレンチ・ツイストが効いた、暴力的なスタイルが混在した作品だ。女子大生マリーとアレックスは、週末に静かな場所で勉強するため、アレックスの両親が所有する人里離れた家へやってきた。到着して間もなく、謎の殺人鬼が現れ、衝撃的で恐ろしい展開へ。死体が発見され、恐怖が募る中、マリーとアレックスは生き延びるための闘い余儀なくされるのだが、その後、予期せぬ展開が明らかになる。本質的には単純な、なぶり殺しのこの映画、血まみれの恐怖は止まるところを知らない。インパクトの強いビビッドなスクリーンには緊迫した演技も見られ、アジャ監督は映画全体を通して切迫した勢いを上手く維持している。薄っぺらな筋書きが気になる箇所もあるが、ありあまるほど登場する過激で生々しいシーンは、震えるほどの喜びとなるか、ただの悪趣味となるかのどちらかだろう。とにかく、ホラージャンルにさらなる興奮材料を付け加えた本作品は、アメリカの流血映画といい勝負だろう。上出来のホラー作品。推薦度、大。(Matt Wold, Amazon.com)
さてさて、これ、結構評判がいいんだけど、そんな感じは分からんでもない。田舎の家、若い女性が二人VS変態男!チェーンソーで車のガラスをバリバリ!巻き添え君の腹をゴリゴリ・・・・・。ストレートなホラー要素がいっぱい詰まっています。これがフランスから生まれたというのが結構以外。すごくアメリカンホラーっぽい展開だった。80年代ホラー大好きの人が作ったのかな??
ただ最後のオチがすごく悪い。意外な結末にひたすら「え、そうなの??なんでそうなるの?」って感じで「ああ、なるほどそうだったのか!」という気がしない。納得行ったのは主人公がレズっぽい風貌をしているところだけ。この間の「ユージュアル・サスペクツ」とオチが被っただけにオチのつくりが粗雑過ぎたかなという気がする。

jean18371 at 21:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 映画 は行