2012年10月29日

ドラマの中でみせる“女っぷり”の良さ。

“しゃなしゃな”と美しいだけでは生き抜けない。今まさにライブ会場でペンライトをかざし、ダミ声を挙げながら涙するオノコどものケツに一撃をくらわす位の“オンナ”でなければならない!


大股は別として(品が無くてスミマセン)昔から粋筋辺りで良い女の代名詞のように伝えられている、小股の切れ上った「いい女」。多分に男っぽいところもあるが、今の時代、おんなオンナしていたんじゃ世の中乗り切れない。

そう、そんな思いを込めての第2弾(笑)。「小気味の良い女」を演じて、私のような「崖っぷちの認知野郎」にもまた“喝”を入れてくれている女優を取り上げてみた。

前置きが長くなったが、昨日はまずNHK大河ドラマ『平清盛』の政子(北条)役を好演している女優「杏」に触れたが、今日は、いや、今日もまた、NHKで暴れている(笑)女優にスポットを。

「純と愛」夏菜 朝ドラながら初回19.8%という、「梅ちゃん先生」をも越え脅威の数字をたたき出した連続テレビ小説『純と愛』。

ヒロイン「純」役の
夏菜
(23)。

芸能界における「伝説のスカウトマン」であり我が自慢の旧友、トヨタオフィス社長・豊田耕三の目に止まったラッキー・ガールである。

ただ順風満帆でここまで来られたわけではない。

この朝ドラのオーディションにも2回挑戦したが夢叶わず落選。一時期は仕事が無く他の職業への転向も考えたほどだったが、やはり「女優」への夢は諦めなかったとか。

94135そして。自慢の長い髪をバサッと切っての「純と愛」への再挑戦。

これが見事に功を奏し、待って待って待ち望んでいたヒロインの座を手にしたのだ。その「苦節」をステップにした文字通り切れのいい、古い言い回しだがその「芝居っぷり」はいやもう、なかなかのもの。

聞けば自宅では常にノーパン、ノーブラで過ごす「裸族」生活だという。余談だが(笑)。



さて、こちら。真央トッカンやはりNHKの朝ドラ「おひさま」のヒロインで、最近では「トッカン 特別国税徴収官」をコミカルにそしてリズミカルに演じてくれた
井上真央(25)

イメージ的には彼女に近いものを感じさせてくれる。

「平清盛」の杏しかり、この夏菜しかり、そして真央などNHK組(笑)の若手女優たちの全てに言えることだが、セリフの長さや複雑な言い回しなども、絶妙のテンポの良さで見事に消化するこの技は見事だ。

他に目を向ければ、あの小泉今日子も中井貴一とのセリフバトルをどこでどうカットしてどう繋いでいるのかと思わせるシーン。

米倉涼子の、“男も怯む”タンカ気味の長セリフとアクション等々、マジ、ハンパ無い強烈なヒロイン像がドラマ界をかっ歩している(笑)。

そして。

新しい時代の芽となる夏菜にキョン2やヨネリョーに続くための一層の頑張りを期待する。





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