2017年10月28日

(2153)川淵三郎

どんな仕事も同じだと思うんだけど、始めたばかりは知らないことばかり。やり始めたら勉強する機会が生まれるから、何でも試しにやってみること。その中で いろんな知識をどんどん吸収していくと、自分なりの意見ができてくる。それが見識となる。見識を実現に移すのが胆識(たんしき=自分が信じた道を何事にも 動じずやり遂げる実行力のこと)。そうやって様々な物事を自分の中で高めていくことが、いろんな可能性につながっていくんです。リーダーシップも、そう やって苦労しながら育まれるのだと思っています。

-見識と胆識



 23年間、現役としてプレーしてきましたが、昔は、フォワードなど攻撃側のポジションは、守備なんてしなかった。クラマーがやってきてから、それが がらりと変わったんです。フォワードであっても守備をせいと言う。最初は無理矢理やらされている感じで嫌だった。でも、フォワードが後ろでボールを取っ て、それをまた攻撃につなげていく。これがだんだん、快感に変わっていくんです。

そしてやっと 引退間際になって、守備をしながら攻撃するサッカーのスタイルがとても楽しくなった。こんな楽しみ方もあるんだなってね。この頃、指導者になって若い選手 たちにサッカーがもっと楽しくなることを早く教えてあげたい、そんな志が生まれたんです。そして現役を引退して、古河電工の社員として仕事を続けながら、 同社のサッカー部監督、ロサンゼルスオリンピックの強化部長、日本代表監督として指導者時代が始まります。



 
jeep_55 at 20:05│Comments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 日本サッカー協会 

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