(2225)クリスティアーノ・ロナウド(2227)ジョゼ・モウリーニョ

2018年09月05日

(2226)ワルテル・サバティーニ

パロッタ会長とその取り巻きたちは優秀な投資家で、彼らにとってサッカーは計算と統計の対象なのだろうが、私はサッカーをそうやって冷淡に見ることができない。私にとってサッカーボールは人工皮革の球体ではなく、魔法のつまった宇宙の神秘そのものなのだ。

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還暦を迎えたサバティーニは、自らが旧世代に属するスカウトであることを潔く認めていた。無精髭にシガレッタ(紙巻き煙草)を欠かしたことはない。(Numberより)

ドストエフスキーを愛読し、休暇には油絵を嗜むカルチョ界の異才サバティーニは奇抜な発言でも知られる。

「トッティはノーベル物理学賞を受賞するべき。彼のシュートの弾道は相対性理論と矛盾する」

「政治的イデオロギーに関心があるサッカー選手などいない。ノンポリが過ぎるあまり、彼らはコーナーキックこそが世界で最も重要なことだと考えるようになる」

「代理人の存在はこの世界の必要悪だ」

彼の目利きは一級品だった。

ラツィオのユース責任者だった当時、若き日のDFネスタのトップチーム昇格を推挙し、ペルージャ時代にはやんちゃ坊主だったMFガットゥーゾを発掘した。その後もDFコラロフ(現マンチェスターC)やMFパストーレ(現パリSG)など、クラブを渡り歩く中で掘り当てた原石は数知れない。

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ASローマの経営権が北米の投資家グループに渡った5年前の夏、サバティーニは古巣からフロントの要職に招かれた。“ローマ・アメリカーナ”時代最初のSDとして、チームの手綱を任されたのだ。

ただし、現場の総責任者であるサバティーニSDと遠く大西洋の向こうからタイトル獲得を急かす経営陣との間には、サッカーに対する思想に根本的な隔たりがあった。

「パロッタ会長とその取り巻きたちは優秀な投資家で、彼らにとってサッカーは計算と統計の対象なのだろうが、私はサッカーをそうやって冷淡に見ることができない。私にとってサッカーボールは人工皮革の球体ではなく、魔法のつまった宇宙の神秘そのものなのだ」

ローマ(2006〜11年)とユベントス(2011〜14年)両方でプレーしたFWブチニッチは

「2つのクラブの差はスタジアムの有無。もし、ローマに自前スタジアムがあればシーズンを通して勝ち点10は上積みできる」と指摘するが、スタジアム計画は宙に浮いた状態にある。




 
jeep_55 at 19:30│Comments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 ローマ 

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