夏の風物詩である「セミの抜け殻」を見つけましたよ♪( ´▽`)
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幾つになっても、こういう昆虫の“メカっぽさ」には惹かれますねぇ(*´꒳`*)
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さて、セミといえばウルトラファンには「セミ人間」が定番でしょう(^^)
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セミ人間といえば、ウルトラシリーズ第1作『ウルトラQ』第16話「ガラモンの逆襲」にて登場した、隕石怪獣ガラモンを操って地球侵略を目論んだ宇宙人です。
その外見がセミのように見えるため、通称「セミ人間」と呼ばれますが、チルソニア遊星という星からやってきた宇宙人なのです。
性格は冷酷で、任務に失敗したものは、容赦なく始末されてしまいます。

ちなみに、いずれキチンと紹介したいのですが、近年発売された小説、『ウルトラ怪獣アンソロジー 多々良島ふたたび』にもセミ人間が登場し、『ウルトラマン』の物語の舞台裏で暗躍していた、というストーリーが掲載されています。

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デザインは成田亨氏、造形物は頭部を高山良策先生、胴体部を佐々木明氏という、初期ウルトラシリーズを支えた名匠たちによるもの。
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(↑ホビージャパン刊『大ウルトラマン図鑑』より)
高山先生が製作された頭部は、当初目の発光ギミックは搭載されておらず、目玉の形も実際のセミに近いものでした。
ここに機電担当の倉方茂雄氏が「発光しながら回転する目玉」というギミックを施すのですが、その際目玉を半球形に改められており、この目玉の透明カバーはのちのウルトラマンのカラータイマーと同じ型から取ったと言われています。

その後、セミ人間の頭部は初代バルタン星人の頭部に改造されたのは有名なお話です。
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確かに、当時の子供たちで、パッと見てセミ人間とバルタン星人が似ていると感じた人も結構いたそうです。
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実際並べて比べてみると、アウトラインはほぼそのままですが、実は結構手が加えてあるのがわかりますね(^^)

『ウルトラQ』のリブート版である『ウルトラQ dark fantasy』では、女性版セミ人間、通称「セミ女」が登場。
しかしセミ女の映像登場から遡ること20数年前、オリジナルのセミ人間を製作した高山先生の手によりレプリカマスクが製作され、オリジナルに比べて丸みを帯びたそのフォルムに合わせて、女性モデルに被せたグラビアが、当時の特撮専門誌「宇宙船」に掲載されたのだといいます。
それらの影響もあってか、その後の作品、『ウルトラマンX』などに登場したセミ人間は、ほぼ女性になっています。

セミ人間は『ウルトラQ』で初登場した際、透明のビニール製のスーツ、パワードスーツなどの類ではない、いわゆる「背広」を着ていたため、フィギュアなどではその再現も難しく、発売されたものは「素っ裸」か、ふつうに不透明なスーツ(あるいはそれを透明に見せる塗装を施した)を着た姿となっていました。近年、ビニール製のスーツを製作するための型紙をセットした意欲的なガレージキットが販売された例もありますが、やっぱり「透明素材」は敷居が高い、といったところでしょうか(^^)
で、その「素っ裸」状態のモデルは、だいたいデザイン画やイラストに見られるような全身に“横縞”のような節くれだった表現がなされているのですが、HD処理された画像などを見るにつけ、劇中のセミ人間の透明スーツの中身は、どうもケムール人のような「つるん」としたボディのような気がするのですよ…。
それに縞模様が描かれているような…。
そこで思い出したのが、バルタン星人の生みの親である飯島敏宏監督の言葉。
「バルタン星人の頭部はセミ人間、体はケムール人のものなんですよ」
どこで見たものかは忘れましたが、確かこのようなことをどこかのインタビューで答えていらしたと記憶しています。
となれば、ですよ?
ひょっとしてセミ人間のボディはケムール人の流用なのでは?
そしてそのままバルタン星人に受け継がれたのでは??
そう考えると、よく見かけるバルタン星人のスチール写真(第一回撮影会のあのスチール)の足元が少々ダブついているように見受けられるのも納得がいきます。
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(↑ホビージャパン刊『大ウルトラマン図鑑』より)

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背面から見たセミ人間。
透明スーツの下に見える、背筋に沿って生えている毛(に見えるもの)。コレって、ケムール人の背中に似ているような…?
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(↑こちらがケムール人の背中。)
セミ人間の手。
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特徴的なヒョロリと伸びた指先の突起(?)。これなんか、ケムール人の手とソックリでは??
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限られた予算の中で製作される着ぐるみ。ほんの数分画面に登場するキャラクターですから、使えるものは流用する、これは当たり前のことなので、セミ人間のボディはケムール人の流用だった、というのもあながちデタラメでもなさそうな気がするのですよ(´Д` )

と、ここまで言っておいてなんですが、これらはあくまで僕の想像。真相はわかりませんし、もっとちゃんとした考察は、もっとちゃんとした方々にお任せするのが妥当でしょう(u_u)

というわけで、いつかちゃんとセミ人間の模型を製作してみたいなぁ(´Д` )