2018年09月17日

今週の仮面ライダージオウ「第3話 ドクターゲーマー2018」

前回はエグゼイド編という事で、その力を受け継いだソウゴという話でした。
あらすじ紹介はやはりウォズ。逢魔降臨暦を開き、
「この本によれば、普通の高校生・常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者オーマジオウとなる未来が待っていた。彼は、2017年の時空にてアナザービルドを倒すことに成功。そしてビルドの力を奪い、仮面ライダービルドがいない歴史に変えたのだ。魔王へ続く偉大なる道を歩みだした常磐ソウゴに、天才ゲーマーMが・・・おっと失礼。ここから先は、まだ皆さんには未来の出来事でしたね。」
 この喋り、なんか既視感があると思ったらエルシャダイのPVですね。何年か前にちょっと流行ったやつ。

 その日も一番最後に起きてきたソウゴ。
朝食の席には、早くもゲイツとツクヨミが。
「おはよう。」
「おはよう・・・。」
人並みのあいさつをするツクヨミとガン無視のゲイツ。ここにもスタンスの違いが出ています。
 とりあえず自分の分のトーストを焼き、バターを塗ろう・・・とした所でバターナイフが手近にないことに気付きます。あたりを見回すと、目的のそれはゲイツの前に。
「バターナイフ、取ってくれるかな?」
するとゲイツはソウゴのトーストを射抜き、さらにそばの柱に突き刺さる勢いで投げて
「どうぞ。」
「・・・恐縮です。」
流石と言うか、戦闘力が高いです。
それもまともなナイフではなくバターナイフなのに、引っ張ってもなかなか抜けないほどの刺さりよう。
やっと抜けたところで転げかかっているところに順一郎が出てきて
「おお、ソウゴくん踊ってるね。でも、バターは座って塗ろうね。」
「はい・・・。」
この余裕と言うか大物感と言うか。
「コーヒー入ってるからね。今日の豆はブラジルサントス。」
「へえ・・・。」
と言いながら早速コーヒーを口にすると、
「ちょっと冷めてる。」
「ゆっくり寝てるからだよ!時間は待ってくれないよ。」
ソウゴ、時間にルーズなのか朝が弱いのか。性格を占う大事なポイントです。
「あっ、それはそうと今日からゲイツくんとツクヨミちゃんも学校行くそうだから。」
「学校?えっ!?ふたりとも歳いくつ?」
「私もゲイツも18歳。」
「同い年だったんだ・・・。」
しっかりしているのでそうは見えませんでしたが、ツクヨミもゲイツも18で、奇しくもこの時間のソウゴと同い年でした。
「じゃーん!はい、これみんなのお弁当。今日も一日がんばって!」
「張り切りすぎ。えっ?おお・・・。」
居候も含め3人分の朝食とお弁当を用意する面倒見のよさ。黙って受け取る2人もかなり気合が入った顔です。

 最初の作戦に失敗したタイムジャッカーのウールはと言うと、特に意味もなく街の人々の時間を止めて移動中。そこで、タイムジャッカーのもう1人と遭遇。
「ダメだったみたいじゃない?ウールが擁立しようとした仮面ライダービルド。」
「・・・ちょっと邪魔が入ってね。」
早速失敗を指摘され、ばつが悪そうなウール。
「邪魔って・・・誰に?」
「ジオウだ。」
「わざわざ来たの?ホント面倒くさいジジイ。」
「そっちじゃない。2018年の若いジオウ。まだ化け物じみた強さじゃないけど、気をつけるんだね。オーラも新しい時の王者の候補を探してるんだろ?」
「ご心配なく。私は私で、とっておきを仕込み済みだから。」
その辺で泊まっている子供の風車を取り、吹いて回してみせる2人めのタイムジャッカー・オーラ。

 風車だからといってダブル編ではなく、次なる舞台は2016年。回っているのはストレッチャーの車輪。
救急車に運び込まれていくのは少年。これを見た近所の少年らは
「あれ、ケイスケじゃね?」
「えっ、何かあったのかな?」
運ばれていくケイスケ少年に付きそうのはその父親。
「ケイスケ、大丈夫か?」
「苦しいよ・・・。助けて、お父さん・・・。」
その時、父親以外の時間が停止。そこで現れるのがタイムジャッカー。
「えっ・・・?誰だあんた?何が起こってるんだ!?」
「私はタイムジャッカーのオーラ。あなたに、ちょっとだけ悪い知らせと、めちゃくちゃいい知らせがあるの。」
その内容は今は明かされはしませんが、おそらくケイスケ少年が本来の歴史では・・・という話と、アナザーライダーになって歴史を覆せばそれが変わるという話でしょうね。
 父親はアナザーエグゼイドへと変貌。
「エグゼイド!」

 いつものように投稿するソウゴ・・・ですが、その背後にはツクヨミとゲイツも。
「まさか、俺と同じ学校に編入するとは思わなかったよ。」
同じ制服ではありますが、それぞれ謎アーマーと謎マントは相変わらず着用中。これは目立つ・・・。
「本当に通学する訳ないだろう。めでたい奴だ。」
「違うの?」
「私達が未来から来たって言っても、ここでは説得力に欠けるでしょ?高校生って事にしといた方が活動しやすいと思ってね。」
「活動・・・?」
「忘れるな。俺はお前を消しに来たんだ。今はお前がオーマジオウとなる確信を掴むまで、見張ってるに過ぎない。」
「そのために制服まで用意して・・・大変だね。」
なんか哀れみの目を向けられて
「今すぐ倒してやってもいいんだぞ。」
言ってることは物騒ですが、ほっぺを握る様子が何とも微笑ましい。
「はいはい、そこまで。とりあえず、ソウゴはいつも通りに生活してくれればいいから。」
ツクヨミはゲイツと比べるとだいぶ態度が柔らかいのですが、行動指針は同じなんですよね・・・。

 いざ授業が始まってみると、ソウゴの授業を隠れて(隠れているつもりで)監視している2人。
「いつも通りって言ったって・・・。」
すごく面白い事になっています。意味があるのか分からないオペラグラスで見張るツクヨミに、そのマントに隠れるゲイツ。
 職員室に顔を出しても、
「日直ノート持ってきました。」
「おう。」
職員室の窓に貼り付いています。誰も気が付かないもんでしょうか・・・?
 更にトイレに入ると、個室で待ち伏せしていたり。監視と言うかストーカーすぎる・・・。
そっと扉を閉じ、別のトイレに向かうソウゴ。しかも追ってくる。
 極めつけは、屋上でお弁当でもと思ったら、さらに上で先に始めつつ監視している2人。ツクヨミはやたらエンジョイしていますし。
こうなると、流石にソウゴも
「あっ、あれは!」
虚空を指さして注意を逸らすと、屋上から離脱。
「いない!?」
「しまった・・・!」
このポンコツぶりが好きです。

 そうしてソウゴが向かったのは、体育用具の倉庫。
「弁当ぐらい落ち着いて食べさせてよ、全く・・・。」
流石にここなら無人だろう、と思っていたらまさかの先客が。
「うわぁ!?」
「うおっ!?・・・って常磐か。驚かせんなよ。」
そこにいたのはクラスメイトの小和田。
「あれ?小和田、今日授業いた?もしかしてサボり?」
「これ、やってんだよ。まだ誰もクリアした事のない無理ゲー。」
「へえ〜。」
「もう少しでクリアできるんだけど、ここで終われっかよ。」
手にしているのは見覚えのあるゲーム機・・・と言うか、思いっきり幻夢コーポレーションのロゴが入っていますし、ゲーム画面はマイティアクションXの色違い。
「ふーん、小和田ゲーム得意なんだ。王室のコンピューターセキュリティは君に頼んだ!」
「王室って・・・。常磐、お前まだそんな事言ってんの?」
「うん。」
3年生ともなると、クラスメイトもすっかり慣れたという反応です。
 ここで、外から教師の声が。
「おーい、誰かいるのか?」
「やっべ!4限サボってたのバレる!」
うろたえる小和田ですが、ソウゴは
「よし、ここでじっとしてなさい。」
ひとり表に出ると
「常磐か!お前だけか?」
「そうです。ぼっち弁当しようとしてました。」
「用事もないのに、倉庫の中入っちゃダメだって言ってるだろ。あとで職員室来い。」
「はい。」
呼び出しを食らう羽目になりましたが、倉庫に戻ると
「災いは去った!」
「悪いな、嘘までつかせて。」
「嘘は言ってない。あとは存分にゲームに励みなさい。」
ぼっち弁当は事実。プレイを眺めながら食事にしようかと思ったその瞬間、小和田のゲーム画面に異変が。
 強い光が放たれると、そこへ突如アナザーエグゼイドが出現。
小和田を捕まえ、頭に手をかざすと小和田はすぐに意識を失ってしまいました。
「小和田?小和田に何をした!?こいつ・・・この間のアナザービルドの仲間か?」
アナザーライダーとわかると、ソウゴはすぐに変身の体勢へ。
「ジクウドライバー!」
「ジオウ!」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー!ジオウ・・・」
体育倉庫狭しと戦闘開始・・・と思ったら、次の瞬間には姿を消しているアナザーエグゼイド。
「いない・・・?おい、おい小和田!大丈夫か?小和田!」
倒れた小和田は一向に目を覚まさず、そこへ追いついてきたゲイツら。(弁当片手に)
「ここにいたか。」
「小和田!」
「どうしたの?」
「アナザーライダーだ・・・!」

 ともかくも、倒れた小和田を病院へ連れて行きますが
「また同じ症状か・・・。」
「また、ってどういう事ですか?」
「最近、彼のように突然意識不明になってしまう症状の患者が多いんだ。原因も分からなくて、処置ができずに困ってるんだよ。」
小和田のような症状の患者がここのところ多いという。ビルドに続き、こちらもかなり被害がえげつないですね・・・。
「あれは病気なんかじゃない。小和田も、他の患者さんたちもあのアナザーライダーにやられたんだ。早く捜さないと、次の被害者が出る。」
「捜さないと、って・・・どうやって?」
「手当たり次第。走り回ってでもやるしかない!」
早速、対策に乗り出そうとするソウゴ。
 しかしゲイツは、
「待て。お前はこれ以上、この事件に関わるな。」
と何故かソウゴを止めます。
 と言うのも、
「アナザーライダーを追えば、お前がジオウの力を使い、また過去のライダーの力を奪う可能性が出てくる。」
「奪うって、そんなつもりは・・・!」
「お前がビルドの力を得てビルドが消え、オーマジオウへの道を歩み始めた。それが事実だ。とにかく関わるな。」
このままアナザーエグゼイドの事件に関わり続ければ、またそれを倒してエグゼイドの力を奪う=オーマジオウにまた一歩近づくと考えての事。
 ところが、これで引くソウゴでもないようで。
「そういう訳には行かないよ!眼の前の困ってる人や友達を放っておける訳ないだろ?そういう気持ち、ゲイツにないの?」
そう言われてゲイツが思い出すのは、オーマジオウとの戦いの中で倒れた仲間たちの事。
「あるさ・・・感情を枯らすほどにな!」
いくら今の時間のソウゴとは因果関係とは薄いとはいえ、その点については冷静になれません。
 ゲイツに胸ぐらを捕まれ、小和田のゲーム機を落としたソウゴ。
これを拾うとき、異変の始まりはこのゲームにあったことを思い出しました。
「もしかして、このゲームが関係してるのかも。」
そこに気づいたは良いのですが
「とはいえ、どうなってるんだろう?」
ゲーム機からアナザーエグゼイドが突如出現した、とは言ってもゲーム機自体は普通に出回っているそれのようです。
 すると、ツクヨミが手持ちのタブレット端末で何やら怪しい都市伝説サイトを見つけました。
「見つけた!」
「えっ?」
「クリアできないゲーム。挑戦したプレイヤーは謎の呪いにかかり、まだ誰もクリアした者はいない。ネット上で、都市伝説みたいな噂になってるみたい。」
仮面ライダークロニクルの事でしょうか。
「やっぱり、このゲームがアナザーライダーにつながってるのか。よし、俺もやってみる!」
とプレイを開始したソウゴですが、その後はもう死にまくり。
「ゲームオーバー」
「オーバー」
「オーバー・・・」
聞き覚えのある音とともにゲームオーバーを連発。調査になっていません。
「またダメだ・・・全然うまくいかない。」
「もしかしてソウゴって・・・ゲーム苦手?」
「そうだけど、ツクヨミは?」
「手を使うゲームなんてやったことない。」
「未来すげえ・・・。」
どうやら、未来ではVRとかそんな感じで、今のようなコントローラーを使うゲームなんて流行らないんでしょうか。
 ここでゲイツからぽろりと嫌味が出ますが、かえってそれがヒントに。
「フン。だいたい、クリアできないゲームの謎を素人だけで暴こうとする方が無謀だろうが。」
「そっか!俺みたいな素人じゃなくて、ゲーマーを探せばいいんだ!ありがとう、ゲイツ。」
「助言したっ・・・!助言した訳じゃない!」
なんという分かりやすいツンデレ。
 すると、またしてもツクヨミがゲーマーの情報を探し当てました。
「見つけた。どんな無理ゲーでもクリアできそうな天才ゲーマー。」
「早っ!」
使っている端末の性能なのか、情報調査について非常に頼りになります。

 早速、近くのゲーセンを当たるソウゴ。
ツクヨミの調査によると、
「ゲームの天才、ハンドルネーム『M』本名不明。数々の大会で優勝。ただし、コンタクトは取れない・・・。」
やはり永夢の噂でしたが、既に表舞台から去って医者になっているのでは見つけようもありません。
「って、そんなの簡単に見つかる訳ないじゃないか!」
絶望していると、直後にすぐ近くで男性の悲鳴が。
 向かってみると、今まさにアナザーエグゼイドがプレイヤーを意識不明にする所でした。
「アナザーライダー!?」
しかし、やはりアナザーエグゼイドはすぐに姿を消してしまい、解決の糸口とはなりません。
 このタイミングで現れるウォズですが、
「やあ、わが魔王。」
「大丈夫ですか?しっかり!大丈夫ですか?」
緊急時につきガン無視。
「元気そうで何よりだ。」
「また出た。今、君に構ってる場合じゃないんだ。病院、救急車・・・。」
「病院か。この本によれば、聖都大学付属病院に連れて行く事になっている。」
「聖都大学付属病院・・・?」
多くの視聴者には聞き覚えのあるその名前。

 ともかくも救急車を呼んだようですが、搬送された先はウォズの情報通り聖都大学付属病院。
「また被害者が・・・。」
「うん。でも、何でこの病院なんだろう?」
すると、近くを通る看護師の噂話が聞こえてきました。
「聞いた?あの新米先生、今日も無断欠勤なんだって。」
「まさか、ゲームのやり過ぎとかじゃないでしょうね?ものすごいゲーム好きって噂じゃない、永夢先生。」
「M・・・?」
「ゲーム好き!?」
意外なところで話が繋がり、即座に食いつきます。
「すみません!あの・・・今、Mって言いましたよね?」
「ああ、永夢先生のこと?」
「もしかして・・・天才ゲーマーM?」
すると今度は聞き覚えのある声が。
「小児科医に何の用だ?」
振り向くと、数多くの医師や看護師を引き連れた飛彩の姿が。白い巨塔のような光景です。
「キャーッ!鏡先生!」
「天才外科医、鏡飛彩先生。カッコいいでしょ!?」
「カッコいいでしょ!?ねえ、カッコいいでしょ!?」
「見てる!目合った目合った!ああ〜!」
周りの看護師のほうが大興奮。
 彼女らを振り切り、前に出たツクヨミは
「あの・・・!私達、クリアできないゲームってのを追ってるんです。」
「何・・・?」
この言葉に、飛彩も反応。

 その後、飛彩に事情を聞くことに成功。
「うちの病院にも、原因が分からず意識不明となった患者が何人も入院している。小児科医もその原因を追っていた。」
その少し前に、
「クリアできないゲーム・・・?」
「はい。意識不明の患者たちはみんな、そのクリアできないゲームをプレイしていたんです。」
「ゲームと症状に因果関係があるという事か?」
「分かりません・・・。でも、プレイしてみる価値はあると思います。」
というやり取りがあったようです。
「その永夢とか言う医者が、この事件の鍵を握っているという事だな?」
ふと気づくと、事件に積極的に絡んでくるゲイツに対し、ツクヨミはニヤニヤしながら
「ゲイツ・・・いつの間にか前のめりになってるね。」
「違う!これはだな・・・!」
慌ててそっけないふりをしますが、やはり人の良さが隠せません。
「そう言えばさっきの看護師さん、永夢先生が無断欠勤って言ってたよね?」

 飛彩によれば、やはり永夢もまた行方不明。
アナザーライダーの出現によるものか、それとも。
 永夢のデスクには、謎のメッセージを記した付箋が。
「小児科医が行方不明になる前に残したメモだ。このゲームの手がかりかもしれん。使えるか?」
と、ソウゴではなくゲイツに手渡す飛彩。
「なぜ俺に?」
「なぜかは分からないが、お前たちには協力をしなければいけない気がする。」
2号ライダー同士の奇縁か、それともライダーは助け合いなのか。ともかくも、
「ありがとう!」
貴重な手がかりを入手しました。

 その付箋に書かれていたのは、
『unten unten oben oben rechts links rechts links zuletzt,alle tasten g0leichzeitig druck』
という英語とは違う言語。
「ウンテン、ウンテン、オベン、オベン・・・?レ・・・レッチュ?これ何語?」
「さあ・・・?」
皆目見当もつかないというソウゴとツクヨミに、ゲイツは
「ドイツ語だ。」
「ドイツ語?なんで?」
「日本の医療の共通言語だった時代の名残だ。」
「へえ〜・・・。」
「貸せ。」
またも前のめりになり、内容を見るとそれを流暢に読み
「どういう意味?」
「下下上上右左右左。」
どこかで見たようなコマンド。
「これって・・・キーの操作だ!」
早速ゲームを起動し、実践。
「下下。」
「下下・・・。」
「上上。」
「上上・・・。」
「右左右左。」
「右左右左・・・。」
「最後に、全てのキーを同時に押せ。」
すると、小和田のときと同様に画面がバグり、ゲームの進行が停止。
「スクロールが止まった。」
「いや、捕まえたんだ!」
さらに画面が発光。
「うわっ!何か・・・行けそうな気がする!」
すると、実際にゲームエリアへと行ってしまいました。
「うおーっ!」
「何!?」
座っていたベンチまで消え、尻もちをつくソウゴとゲイツですが、すぐに臨戦態勢に入るゲイツはやはり戦い慣れしていますね。
「ここは・・・?」
「もしかして、ゲームの中?すっげえ!」
「ゲームでもコンピューターでも、バックドアというものは存在する。永夢という奴はこれを探し続けていたんだろう。」
「はあ・・・。」
いちいち格好のつくゲイツ。レジスタンスでも精鋭だったのでしょうか。
 なんてやっていると、
「お出ましのようだ。」
アナザーエグゼイドが登場。やはり本拠はゲームの中のようです。
「招かざる客が来やがったって感じだな。」
やる気満々の2人ですが、
「わかってる?あいつをここで倒したところで、多分完全には消滅しない。」
「うん。でも倒さない事には、何も始まらない!」
2016年、発生直後に遡らないことには倒せない事は百も承知。事実、この行動が勝利に繋がったのがビルド編でした。
「ジクウドライバー!」
「ゲイツ!」
「ジオウ!」
「変身!」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー・ゲイツ!」
「仮面ライダー!ジオウ・・・」
協力して謎を追い、ダブル変身ってもうかなり仲間ですよね・・・。

後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 22:34Comments(4) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2018年09月09日

今週の仮面ライダージオウ「第2話 ベストマッチ2017」

 まだまだ謎だらけという1話でしたが、今回も顔見せをしつつビルド編後半。
あらすじ紹介は逢魔降臨暦を手にしたウォズ。
「この本によれば、2018年9月、普通の高校生・常磐ソウゴ。彼には、魔王にして時の王者オーマジオウとなる未来が待っていた。それを未来から阻止しに来るゲイツとツクヨミ。しかし、常磐ソウゴは仮面ライダージオウの力を得る事を選び、アナザービルドを倒す。そしてジオウは仮面ライダービルドの力を奪い、魔王への第一歩を踏み出すのだった。」
・・・あれ、先週Cパート見逃した?となる内容でしたが、
「おっと、先まで読みすぎました。」
あらすじ紹介でネタバレするスタイル初めて見た。

 さて前回の続き。
ゴーストアーマーを装着したゲイツがジオウを襲撃。
「行くぞ、オーマジオウ!」
オレ、ムサシ、ニュートン、エジソン魂とともに一方的に攻撃。もはや数の暴力です。
「なんかヤバい気がする・・・!」
このままだと勝てない、という気配がムンムンと。
「この時代のお前に恨みはない。でも未来のためだ。」
「フィニッシュタイム!」
「ゴースト!」
「・・・消えてもらう。」
「オメガ・タイムバースト!」
いよいよジオウを始末しようとするゲイツ。英雄ゴーストの力を集めたキックを繰り出しますが、割って入ってキックを受け止めるのは黒いタイムマジーン。
「ツクヨミ!?」
「ジオウ、あなたは逃げなさい!」
ジオウを止めたいのはツクヨミも同じはずですが、ゲイツを止めてしまいました。
「分かった、でも・・・。」
どう逃げたものか、と狼狽えていた時、腕のホルダーに『バイク』のウォッチがあるのを発見。
「バイク・・・?なんか行けそうな気がする!」
ライドウォッチを起動して放り投げると、巨大化してバイクへと変形。これに跨って逃走するジオウ。免許持ってるんでしょうか・・・?
「させるか!待て!」
ゲイツも同様にバイクを起動し、ツクヨミのタイムマジーンをかわしジオウを追走します。
 やがて追いつかれ、妨害を受け急停止・・・かと思ったらそのまま後輪をスライドさせて180度方向転換して一気に距離を離すという高等テクニックを見せました。
そしてコーナーの先でバイクから飛び降り、バイクをウォッチに収納して身を隠すことでやり過ごすという・・・なかなか頭が切れますよ。
「どこだ・・・?」
まさか道から外れているとは思いもせず、まんまとジオウを見逃してしまいました。
 そこへ降り立つツクヨミ。
「どういうつもりだ!何で俺を止めた!?」
ゲイツのこの追及に対し、
「自分でも、よく分からない・・・。」
体が勝手に動いたというツクヨミ。ゲイツも深く糾弾はせず、
「次は止めるなよ。」
あまり強い口調でもありません。未来はともかく、いまなんの罪もない相手を殺すことにはまだ抵抗があるのでしょうか。

 アナザービルドを生み出した謎の少年も、ジオウの出現を確認。
「ジオウが生まれてしまったか。まあ、いいや。ここまでは想定の範囲内だ。」
大物ぶったセリフですが、これは後々想定を上回られるフラグですよね・・・。
 アナザービルドから戻った青年を起こし・・・まだ何か利用価値があるのでしょうか。

 どうにかゲイツから逃げおおせたソウゴ。
「はあ・・・えらい目に遭った。うわっ!?」
行く手にはまたウォズが。
「再びお目にかかれて光栄だよ。わが魔王。」
跪いてみせますが、ソウゴにしてみたら知らない不審者。
「って言うかお兄さん、誰?ツクヨミとゲイツの仲間?」
「私の名はウォズ。ツクヨミくんやゲイツくんと違い、私は君の協力者だ。この本によれば君はこの先、時の王者に即位するため覇道を歩む。しかしタイムジャッカーという者たちが君の即位を邪魔し、新たな王を擁立しようとしている。」

 そのタイムジャッカーである謎の少年・ウールは再びアナザービルドのライドウォッチを起動し、先程の青年を再びアナザービルドへと変身させています。 
倒したところで何度でも変身させられると言うのは厄介な・・・。

 つまるところ、未来の方針を巡っては三つ巴の争いとなっています。
「みんなで歴史を変えようとしてるの?」
「そう。正しい歴史を守ろうとしているのは私だけなんだ。君が無事、魔王への道を辿れるよう私が尽力する。」
そう宣言し、上着のフードをかぶると近くの寺から鐘の音が。それに一瞬気を取られた間に、ウォズはまた姿を消しています。
「あれ?またどっか行った。」
なんとも胡散臭い事ですが、果たして敵か味方か。

 ソウゴを捜すゲイツとツクヨミは、再び現れたアナザービルドがスポーツマンを襲う現場に遭遇。
「うわーっ!助けて!」
眼の前で、今度は野球選手がボトルに吸い込まれてしまいました。
「さっきの奴・・・何で!?倒したはずなのに。」
ボトルを回収するとバイザーと口が開く辺り、テンション上がってる戦兎みたいで雰囲気出てるなあ・・・。
「アナザーライダーか。タイムジャッカーがこの時代にも出没するとはな。放っておけ。俺たちは俺たちのすべき事をする。」
関わるまいとするゲイツですが、
「でも・・・!」
無辜の市民が襲われるのを見ると、やはり素通りはできませんでした。
「仕方ない。」
「ゲイツ!」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー・ゲイツ!」
ゲイツは変身し、アナザービルドと戦闘開始。

 クジゴジ堂に戻ったソウゴの前に、またウォズが。
「うわっ!?またいた。」
「言い忘れてたけど、さっき君が倒したアナザービルドだけどね・・・。」
「アナザービルド?」
「失礼。仮面ライダービルドと言うべきかな。」
「仮面ライダービルド?」
聞いた名前。しかし、
「こいつは仮面ライダービルド。」
「桐生戦兎。」
こっちの方はもっとシュッとしていたはず・・・。
「いや、あれはビルドに似てたけどビルドじゃないよ。」
「タイムジャッカーが歴史を変えた。今はあれがビルドなんだ。」
「じゃあ、戦兎はどうなってるの?」
「さあね。ちなみに、魔王の君でもビルドを倒す事はできない。今、まさにゲイツくんが戦闘中だけどね。」
「何だって・・・?」
魔王をしても勝てない、と言いながら慌てる様子のないウォズ。つまり逢魔降臨暦にはビルドに対する勝利の法則が既に決まっているという事でしょうね。

 アナザービルドと戦うゲイツ。ジオウよりも戦闘経験は格段にあるはずが押されています。
「ゲイツ!どうなってるの?さっきよりも力が上がってる・・・。」
先程吸収した野球選手の能力でボールを投げつけるアナザービルド。万事休すという所でしたが、ここで割り込んだジオウ。
「ジカンギレード!」
「ケン!」
ボールを切り払い、一部を打ち返すというこれまたテクニカル。
「大丈夫か?」
さっきまで、自分を倒しに来ていたゲイツをわざわざ助けに来るという行動に、ゲイツもツクヨミも困惑しています。
「これが・・・あのオーマジオウ?私達の知ってるオーマジオウ?」
ジオウは早々と必殺技の体勢へ。
「フィニッシュタイム!」
するとなんとした事か、『キック』の字がアナザービルドを取り囲み、
「タイムブレイク!」
『キック』は最終的にジオウの右足裏に収まり、顔の『ライダー』と合わせてライダーキック。この発想はなかった。キック自体の動きは割とシンプルです。
 アナザービルドを再び撃破しましたが・・・すぐにまた出てきました。
ウールが何かしたにしてもこれは早すぎる。
「何!?」
「えっ?ダメか・・・。」
ウォズの言う通り、戦力云々よりも『倒せない』ようです。
 するとジオウは、踵を返し
「もしかして、本物のビルドなら・・・!ごめん、俺ちょっと行くとこあるから!」
「どこに行くの!?」
ゲイツとツクヨミにその場を任せ、離脱。

 そしてソウゴが向かったのは、2018年のナシタ。
問題の冷蔵庫を開け、地下に向かおうとするも普通の冷蔵庫になっています。
「あれ・・・?」
困惑していると、そこに戻ってきた戦兎と龍我。
「「ツナ義ーズ最高!!」」
「くぅ〜痺れましたな万丈氏!武道館初ライブ!はぁ・・・もう涙が9.8ニュートンで落ちまくりましたよ。」
「言ってる意味が分かりませんね、巧氏。」
ところが2人ともすっかりツナ義ーズファンに成り果て・・・って武道館?巧?
「とにかく、これはツナ義ーズの伝説の始まりでしかないから!夜は〜?
「「焼き肉っしょー!!」」
「クゥ〜ッ!」
武道館でこのコール&レスポンスやってるんでしょうか。世界改変されるたびに売れていくツナ義ーズ凄いな・・・と。
「戦兎?」
「誰・・・?」
「見たことねえ客だな。ここはツナ義ーズファンカフェだぜ。」
「俺、常磐ソウゴ。あの・・・ほら、おこがましい未来人の。ビルドとクローズに力を貸してほしいんだ!」
協力を訴えますが、2人はきょとんとした顔。
「ビルド・・・?」
「クローズ?」
「忘れちゃったの?」
そんな、戦いの果てに2人だけは覚えているラストとなったはずなのに・・・。

 ゲイツの方は、アナザービルド相手にまたも必殺技。
「フィニッシュタイム!」
するとその瞬間、胸を打ち抜かれるアナザービルドの映像が出現し、
「タイムバースト!」
顔の『らいだー』、足の『きっく』がその映像に向かって伸び、アナザービルドもその映像に強制的に寄せられる形で撃破されました。
ジオウに対し、こちらはかなりスタイリッシュで凝った感じの演出です。

 時を同じくして、戦兎(巧)と龍我のポケットの中にあったライドウォッチが反応。
「ウォッチ!何で持ってるの?」
さらに次の瞬間、さっきまで肩を組んでいたのが慌てて離れる2人。
「うわーっ!」
「気持ち悪い!」
「あっ!何だよこれ!?」
どうやら、我々の知っているベストマッチな奴らに戻ったようです。
「お前、確か未来から来た・・・。」
「うん、ソウゴ!思い出した?」
同時に、2人の手にしていたライドウォッチがそれぞれ本来の形を取り戻しました。
「クローズ!」
「ビルド!」
「何だよ、これ・・・?」
困惑する龍我をよそに、これを覚えている戦兎。
「覚えてるぞ・・・。」
それは、ビルドアーマーを装着するジオウの姿。しかしBe the oneで見たそれでもない。
 戦兎はおもむろにソウゴの手を取り、
「何?」
「こいつをお前に返す。過去の俺によろしくな。」
ビルドウォッチを譲渡。
「お前のも。」
「はあ?意味分かんねえよ。」
クローズウォッチも。

 そうして両名のライドウォッチを手にしたソウゴは、戦いに戻ろうとしますが、ここで引っかかるのが
「過去の俺によろしく・・・。そうか!」
アナザービルドとの戦いの方は、やはり何度倒しても再登場しており、ゲイツもかなり疲労困憊。
「きりがない。もしや・・・?」
こちらも何かに気付きつつあるようです。
 そこへ戻ってきたソウゴ。
「ジオウ!どこ行ってたの?」
「仮面ライダービルドの所。」
「ビルドだと?」
ウォズの言葉によれば、目の前にいるアナザービルドこそがビルド。
 ソウゴはゲイツにクローズライドウォッチを渡すと、そこには2017年と記されています。
「きっと俺たちは過去に行って戦ってるんだ。ビルドと一緒に。」
「2017年に行けば、アナザービルドを倒せるかもしれないという事か。」
2人はアナザービルドを一旦放って、大急ぎでタイムマジーンに搭乗。
「タイムマジーン!」
「時空転移システム・・・。」
「起動!」
「起動!」
向かう先は2017年。

後半は追記へ。
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Posted by jerid_and_me at 22:10Comments(7) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2018年09月03日

今週の仮面ライダージオウ「第1話 キングダム2068」

 いよいよ始まった平成ライダー第20作・・・いや、平成って括りでもなくなるんでしょうか?
開始一番、目に飛び込んできたのは歴代平成ライダーの像、そしてその真ん中にそびえ立つ『常磐ソウゴ初変身の像』。
その前に立つのはジオウの究極系・・・なのでしょうか?のオーマジオウ。
 そこへ、ゲリラ風の人々が武器を手に突っ込んできました。
「突撃!」
が、銃撃が効かないどころか届いてもいない有様。
代わりにオーマジオウの方は腕をかざした程度で周囲に爆発的なエネルギーを放出し、虫のように吹っ飛ばされる人々。
 爆発の炎に照らされる平成ライダー達の像。
ライダーは人を守るものののはずが、これらの像の前でライダーが人を一方的に蹂躙しているという異常な光景です。
 すると、今度は四方からミサイルが飛来するも、これも簡単に止めてしまいました。
それどころか1つ目の巨大ロボの大群までも押し寄せてきますが、これもちぎっては投げ、ちぎっては投げといった具合。とにかく圧倒的です。
 とうとう、ごく近い周囲の時間まで停止させてしまいました。
「お前たちに私を倒すのは不可能だ。何故か分かるか?」
さらに止まった人々やロボを黒い塵のように消滅させると・・・。
「ツクヨミ!」
ゲリラの男性の一人が、ツクヨミと呼ばれる少女を塹壕に突き落とした・・・と言う所で動画が終わりました。どうやらこれは記録。

 この映像を見せているのが、動画の中で間一髪助かったツクヨミ。
「これが50年後のあなた。最低、最悪の魔王。」
「俺が・・・この魔王に?」
動画を見せられているのが主人公、常磐ソウゴ。いきなり結果から見せていくスタイル。
 流石に受け入れがたく、
「ちょっと外の空気を・・・。」
表に出ると、何やら肩に滴る粘液に見上げてみると、そこにいたのは恐竜。滴っていたのは恐竜のヨダレでした。
 いきなり恐竜に追われて大ピンチ・・・という流れでOPへ。
「時代を駆け抜けた平成仮面ライダーたち。今、その力が未来へと受け継がれる。祝え!新たなる王の誕生を!」
OPはスタイリッシュ路線ながら、ISSA氏とAAAという平成ライダーそのものの布陣。
ラストで『仮面ライダー』のロゴが流れていくのが良いですね。響鬼で仮面ライダーというタイトルを捨てていたらできなかった演出です。

 話は少し前に遡り、
「2018年9月、この時から異変は既に始まっていたんだ。」
舞台は光ヶ森高校。今回は高校生主人公と、年齢が一気に下がりました。
 下校中のところ、走り込み中のクラスメイトらしい柔道部から話しかけられるソウゴ。
「おう常磐。聞いたぜ、進路指導の話。お前、ホントに王様になるなんて言ったんだって?」
「うん。」
「『俺、王様になる!』なんて今時、子供でも言わねえぞ。」
「真面目に考えて、王様しかないと思ってるんだけど・・・。」
真面目に考えて王様・・・今度の主人公はもしかしてかなりアレな人なんでしょうか。
「目ぇ覚ましてやる。」
いきなりぶん投げられるソウゴ。リュックを背負っていなければ危なかった。
「痛てて・・・。でも今の技エクセレント!王室のSPは君に頼んだ!」
全く響いていないのに呆れ果て、
「行くぞ。」
と後輩を連れて走り込みを続行。
 ソウゴも家に向かおうと自転車に向かうと、サドルの上にはいつの間にかブランクのライドウォッチが。
「何だ?これ・・・。」
当然、この段階では全く身に覚えがありません。すると持ち去るではなく、近くの目に付きやすいところにそっと置いて再び自転車を押し始めました
落とし物を勝手に拾わないというのは立派・・・なのでしょうか。
 すると、背後には謎の赤いロボがこっそり追ってきているという奇妙すぎる状況。
胸の『ろぼ』が余計に。

 ソウゴが帰り着いたのは、ひっそりと建っている時計店『クジゴジ堂』。
時計修理致します、の看板がなければレトロな民家そのものといった佇まいです。
 玄関を潜ると、以外にも修理の応対をしている店主・順一郎。
「部品換えれば済むと思いますので・・・。じゃあ、明後日また取りに来てください。」
「じゃあ、お願いします。」
「お預かりしまーす。」
やり取りが終わったのを見計らい、
「おじさん、ただいま。」
「あっ、おかえりソウゴくん。」
「今の、お客さん?」
「うん、昔使ってたラジオを直してほしいって。」
「ふーん・・・。」
「まあ、うちね。時計屋なんだけどね・・・。」
「相変わらず大変だね。」
苦笑する順一郎。
人の良さゆえか器用さゆえなのか、専門外の仕事も請け負うことがあるようです。
 すると、待ち構えていたかのように手にとったのは大学受験に向けた予備校の講習案内。
「ソウゴくん、受験どうするんだっけ?」
さりげないふりをして聞いてみますが、
「えっ?やらないよ。王様になるって言ってるでしょ。」
真顔でこんな返しをされると保護者としてはリアクションに困るでしょう。
「だよね〜、王様だよね〜。やっぱりソウゴくんは発想が違うなあ!」
そっと特別講習の申込書をゴミ箱へ。どうしたものか、といった顔です。

 順一郎の心配を他所に、自転車で出かけるソウゴ。
すると、そこへ近づく謎の男。行く手に立ちふさがると、
「おめでとう。」
「はっ?」」
「この本によれば、今日は君にとって特別な一日となる。」
という男が手にしているのは『逢魔降臨歴』というハードカバー本。逢魔・・・オーマジオウの事でしょうか。
 呆けているソウゴに、続けて
「ただし、赤いロボットには気を付けたほうがいい。」
「はあ・・・。」
適当に聞いていると、自転車のベルが勝手に鳴動。それに視線を落とした一瞬の間に男は目の前から姿を消していました。
「えっ?」
辺りを見回していると、噂をすれば早速赤いロボが出現。
「タイムマジーン!」
「うわっ!えっ・・・何?ロボ・・・?」
赤いタイムマジーンはいきなりソウゴを狙い、明らかに殺意が感じられます。
「やっと見つけたぞ。オーマジオウ!」
彼もまた、ソウゴがオーマジオウになると知る未来人。明光院ゲイツ。
「何なんだよ、一体!?」
慌てて自転車で逃げるソウゴを、ビークルモードに変形させたタイムマジーンで追跡。ごくごく普通の下町を変形ロボが駆け抜けていくという異常な光景・・・。
 ソウゴは機転を利かせ、タイムマジーンでは狭くて入れないアーケード下に逃げ込むことで勝ち誇りますが、
「イエス!見たか!」
「逃げ切ったつもりか。」
アーケードの天井ごと踏み抜くという荒業に出ました。もう完全に殺す気です。
 自転車も乗り捨ててアーケードの出口に向かったところで、回り込まれて一巻の終わりかと思われましたが
「タイムマジーン!」
もう1体、黒いタイムマジーンが現れ、赤いタイムマジーンを跳ね飛ばしました。
「乗って!」
ハッチを開け、中からは少女がソウゴの搭乗を促します。
「誰?」
「自己紹介は後。掴まって!時空転移システム、起動!」
そのまま虚空にゲートを開き、逃走。

 ゲイツの追ってこないところまで移動した後、
「いろいろ聞く前に、とりあえずこれを見て。」
「俺が・・・この魔王?」
「ちょっと外の空気を・・・。」
そうして見せられた動画が冒頭、という流れのようです。
 で恐竜に襲われて続き。
「なんで恐竜!?うわっ!」
またしても絶体絶命、と言う所でタイムマジーンに助けられました。
「気づいてなかったの?緊急事態だから、白亜紀まで大ジャンプしたんだけど・・・。」
一瞬で白亜紀まで戻れるという、もはや完全にドラえもんの世界。
そのままソウゴを回収し、再び時間旅行。

 今度は江戸の町並み。
「マジかよ・・・。」
時代劇の世界にタイムスリップし、驚愕。訪れたのは1671年。
「本当にタイムマシンだったんだ・・・。」
実感できるレベルの過去に飛んだことで、ようやく状況を理解したようです。
「君、何なの?」
「私はツクヨミ。2068年からやって来たの。」
やっと自己紹介かと思ったら、これまた信じがたい数字。
「時の王者・オーマジオウが君臨し、人々を苦しめ、希望のない世界を創り出している。私達はそのオーマジオウと戦う道を選んだ。でも・・・。」
 ツクヨミもまた、オーマジオウに対するレジスタンスの一員。
しかしオーマジオウの力は絶大であり、人々は消耗していくばかり。そんな中、
「ゲイツ!どうするつもり?」
「もう他に手はない。時間を超えて・・・歴史を変える。」
ゲイツは、ソウゴをジオウになる前に始末することで歴史を変えようとしているようです。
「私はゲイツを追って、あなたがオーマジオウの力を手に入れないよう時間を超えて来たってわけ。」
ゲイツはいわば対オーマジオウ過激派ですが、それよりは穏健派であるツクヨミはそれとは別の形で阻止するため、同じく2018年に現れたと。
 ここでソウゴは、
「あのさ!念のため聞くけど、人違いじゃないよね?」
と確認。何せ、ソウゴ自身には当然ながら全く見に覚えがないため。
「常磐ソウゴ。2000年4月28日生まれ。18歳。現在、大叔父の常磐順一郎氏の営む時計店に在住。光ヶ森高校の3年生。得意科目は歴史全般、物理・化学は絶望的。よく調べられてるでしょ?」
 と、人違いでない証拠を突きつけました。
「・・・調べられてるって言うか、ところどころディスられてる気がする。」
ツクヨミの手にしているタブレットは、江戸時代の貨幣の画像が表示されていると思ったらそれを実体化させられるという超性能。本当にドラえもんの道具のようです。
その不可思議ぶりに茶屋の娘もビックリ。
 さらに、ソウゴが手にしているライドウォッチについても言及。
「あなたが持ってるそのウォッチだけど・・・。」
「ウォッチ?・・・うわっ!何で?」
突然光を放つなど、謎の動きを見せます。
「これは、あなたにとてつもない力を与える。そしてあなたは、世界を破滅させる時の王者、オーマジオウとなる。」
なかなか信じられないと言った様子のソウゴに念を押すツクヨミ。
 しかし、
「信じるよ。」
「えっ?」
「俺、ずっと王様になりたかったからさ。そんな力が手に入るなら、願ってもないんだけど。魔王になっちゃったらマズいかな?」
どうやら、ソウゴのこの奇天烈な将来の夢までは調べられなかったようです。
 反面、ライドウォッチの方はソウゴに呼応せず。
「ウォッチが反応しない・・・。」
ツクヨミの予想によれば、ここでウォッチに何か動きがあったようですが実際にはまだブランクのまま。
 すると、通りで人々の騒ぐ声が。
「ケンカだケンカだ!」
「何だ何だ!?」
そこでは、街の若い衆と職人らしき男たちのケンカが始まろうとしている所。
「おい!江戸の職人なめんな、この野郎!」
「うっせえ、この唐変木!」
火事と喧嘩は江戸の華とはよく言ったもので、周囲にはすぐに野次馬の人垣ができています。
「やっぱりケンカかも。」
すると、これを好機と見たツクヨミは
「ごめん、ちょっと試させてね。」
「は?」
「やいやい、いい加減にしねえか!」
鼻を摘んで男声を真似し、注目が集まった所でソウゴを群衆の中へと押し出しました。
「何だてめえは!?」
「いや、ケンカは良くないです。平和一番・・・。」
どうにか平穏に場を収めようとするも、
「ちょっと待って!ねえ、待って!みんな落ち着こう?ね!」
あわれ男衆に担がれて、橋の上からお堀に突き落とされてしまいました。
「ざまあ見ろ!」
「頭冷やしやがれ!」
この頼りない様子に、
「やっぱ違ったかなあ・・・?オーマジオウの言動とは差がありすぎる。大丈夫?」
今更人違いを疑うツクヨミですが、当のソウゴは
「あれ?ケンカ終わったじゃん!良かったぁ・・・。」
肩を組んで引き上げていく男衆を見て安堵。この様子に、周りの野次馬まで笑顔に。
「自分が落ちたのに、まだケンカの心配してるよこの人!」
いい空気ですが、それをぶち壊す来訪者。
「うわっ、化け物!」
男衆の行く手から現れたのは、赤いライダー・ゲイツ。
「今度は何!?」
「あれはゲイツが変身した姿。」
「は?」
「あなたの手にジオウの力が渡る前にあなたを消すつもり!逃げるよ!」
「え?え!?」
「逃がすか!」
「タイムマジーン!」
両者タイムマジーンに乗り込み、時間のトンネルの中で猛チェイス。
 激突を繰り返し、やがてトンネルから強制的に放出されると、ソウゴが投げ出されたのはスカイウォールのある世界。
・・・あれ、新世界になったらスカイウォールは存在しないんじゃあ?
「うわっ!痛てて・・・。」
さらに具合の悪いことに、そこへスマッシュが襲来。
「今度は何だ!?」
「伏せろ!」
「ボルテックフィニッシュ!」
ちょうどビルドとクローズが駆けつけ、すんでの所でスマッシュを撃破してくれました。
「大丈夫か?」
「おい、生きてっか〜?」
「えっ、すっげえ!何?やっぱり君らも未来の人たち?」
「こいつは仮面ライダービルド。」
「桐生戦兎。で、こいつは俺の助手の・・・」
「助手じゃねえよ!仮面ライダークローズ、万丈龍我だ。」
非常に見慣れた顔。素クローズは久々ですがやっぱカッコいいですね。
「仮面・・・ライダー?って言うかここ、いつの時代?」
「時代って・・・2017年11月30日だ。」
時系列的には、第1クールの終わりにさしかかり、スタークの正体が発覚する頃です。
「2017年!?」
生々しくも2年戻ったことに驚くソウゴ。それとも、見覚えのないスカイウォールに対する反応か。

 ナシタに引き上げ、龍我が飲んでいる牛乳パックの消費期限を見て、改めて2017年であることを実感するソウゴ。
「本当に2017年だ・・・!」
ソウゴは自分が未来から来た事等、すべてを話したらしく
「うおっ!どうなってんの?その冷蔵庫。」
戦兎はライドウォッチを地下で調査してみたようですが、
「で、調べてみたけど・・・確かに彼の持ってるこのデバイス、今の技術じゃ作れない。本当に未来人なんだな。」
「いやいやいや・・・俺なんかたった1年だから。未来人なんて名乗るのおこがましいよ。」
「謙遜してる意味が分かんねえよ・・・。」
「だって、もっとすごい未来人がいてさ。なんか俺が50年後に時間の王様?なんとか王になるとか何とか・・・。」
なんて話している間に、背後で次々撃たれて倒れる戦兎と龍我。
 現れたのはツクヨミ。
「ごめんね、必要以上に過去への干渉はさせられないの。」
どうやら、タイムパラドックスを避けるために銃で撃って眠らせたようです。この銃がファイズ仕様なのがイカス。

 同じ頃、2017年のとある屋外でバスケットボールの練習に励む青年が。
転がり出たボールを追って道に出ると、やはり車と鉢合わせ。
「うわーっ!」
これは死んだな、と思った直後、謎の少年・ウールが車を停止させました。車をと言うよりは、車の時間を止めた感じ。
「決めたよ、君に。」
「何だ・・・?何が起こってるんだ?」
「本来の歴史では、君はここで、この車に撥ねられちゃうんだ。ただし、僕と契約すれば・・・。」
「助かるのか!?」
「そういう事。どうする?」
ライドウォッチを手に、凄んでみせるウール。流石に命がかかっているとあれば、青年も二つ返事でこれを受けます。
「・・・わかった、契約する。」
するとライドウォッチにナマモノっぽいビルドの顔が浮かび上がり、
「物分りのいい子だね。」
ウールは止めた車を跳ね飛ばすと、
「今日から君が仮面ライダービルドだ。」
「ビルド!」
ライドウォッチを起動し埋め込むと、青年はビルド風怪人・アナザービルドへと変身を果たしました。

 アナザービルドへと変身した青年は、街でスポーツマンを襲撃。
「おい、何やってる!何だこいつは・・・?」
勇敢にも殴りかかってきた男を軽く転がすと、カラのボトルに2人を吸収してしまいました。
「テニス、空手・・・ベストマッチじゃない。」
そもそも浄化できないだろうと。

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Posted by jerid_and_me at 22:52Comments(6) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2018年08月27日

最終の仮面ライダービルド「第49話 ビルドが創る明日」 

いよいよ最終回を迎えたビルド。
頭上にもうひとつの地球が迫り、慌てふためく市民。
 その震源地であるパンドラタワー頂上では、
「あの光の隙間に、お前を放り込むだけだ!」
忍から二代続いた作戦の大詰め、エボルトを時空の歪みに押し込む役を買って出た龍我。
「一緒に消えるのは、俺のほうが都合がいい!戦兎・・・ありがとうな!」
予想外、そして突然の犠牲に涙も出ない美空ら。
「なんで万丈が・・・?」
「あいつを連れ戻す。」
「えっ。」
が、周りの美空や紗羽も、即座にそれを無理だと理解。
 さらに、久しぶりの脳内巧も反対。
「君が行く必要はない。万丈龍我の言う通り、エボルトの遺伝子を持つ彼が一緒に滅びるべきだ。あの光の切れ目にエボルトのエネルギーが吸収されれば、2つの地球は融合して新世界は完成する。」
 ところが戦兎はそれに耳を貸さず、あくまで自分を犠牲にして助けようとします。
「犠牲になるのは、俺だけで十分だ。」
「わからない男だな、君も。愚かだよ。」
最後まで分かり会えないままか、と思われた時、巧は笑って
「フッ・・・。でも、世界を救えるのはそういう人間なんだろうな。」
戦兎のそのヒーロー性を認めます。
 とは言え、やはり傍目にも無謀な行動。美空は裾を掴んで、
「本当に、そんな事できるの?戻ってこられる保証はないんでしょ?」
これまでも度々あった、戦兎が死に急ぐ場面。しかも今はもう戦兎が最後のひとりであり、助ける仲間もいない。
 しかし美空はその手を離し、
「・・・大丈夫だよね。私達が創ったビルドなら。」
言葉とは裏腹にその目には涙が。龍我も助けたいし、今は仲間たちと創ったビルドを信じるばかり。
 その思いを受けて、戦兎はラビットラビットへと変身。
「変身!」
「ラビット&ラビット!」
「ビルドアップ!」
「Are you ready?」
「オーバーフロー!」
「紅のスピーディジャンパー!ラビットラビット!」
「待ってろ、万丈!」
2つの世界の間めがけて飛び立つビルド。

 ビルドが時空の歪みの内部に降り立つと、そこには倒れた龍我の姿が。
「万丈!」
が、近づいてみるとこれはエボルトの擬態。
戦兎が助けに来る事まで読んでいたのか、それとも接近を察知しての行動なのか。最後までとても油断などできない相手です。
「エボルト!」
「残念だったな、万丈は俺が吸収した。」
「何だと!?」
「あとはお前の力さえ吸収できれば、エボルトリガーは復活する。そうすれば、俺は再び宇宙を超越した力を手に入れられる!」
戦兎のハザードレベルは既に7を突破していますから、閾値6以上のエボルトリガーを再起動するには確かに十分。
「俺を倒さなきゃ、エネルギーは放出されない。2つの世界は消滅して、お前の計画は水の泡だ!」
「新世界は・・・必ず創る!」
時空の隙間に放り込めば完了かと思ったら、エボルトがその姿を保っているうちは力が放出されないという。
 挑みかかるビルドですが、いくら不調とは言えエボルト相手にラビットラビットでは無謀。
「ジーニアスじゃないお前に何ができる?」
すぐに変身が解け、絶体絶命。
 するとエボルトは惣一の姿となり、今度はメンタルを攻撃します。
「いい加減、気付いたらどうだ?桐生戦兎は、地球にとって存在すべき人間ではなかったという事に!」
「黙れ!」
立ち上がり、殴りかかりますがこれも簡単に受け止められ
「お前が全ての元凶なんだよ。お前がライダーシステムを創らなければ、仮面ライダーにならなければ、こんな悲劇は生まれなかったんだ!お前は、俺に創られた偽りのヒーローだったんだよ!」
 心身ともに戦兎を完膚なきまでに痛めつけ、
「これで終わりだ、桐生戦兎!」
ついにトドメを刺そうとしたその時、エボルトに異変が。
「体が動かない・・・どうなってる?」
すると龍我の声が
「何やってんだよ、戦兎!」
「万丈!?」
「エボルトは俺が何とかする!お前は逃げろ!」
内側からエボルトを攻撃し、倒そうとしています。さらに、
「なあ戦兎・・・。今、どんな顔してるかわかるか?くしゃっとしてんだよ、俺の顔。」
それは序盤で、ビルドであることの理由を語る戦兎の言葉。
「誰かの力になれたら、心の底から嬉しくなって、くしゃっとなるんだよ。俺の顔。マスクの下で見えねえけど。」
「見返りを期待したら、それは正義とは言わねえぞ。」
やがて戦争が始まり、その激化に伴って戦兎は笑わなくなり、これらの言葉は意味をなさなくなっていましたが・・・。
「一度しか言わねえぞ。誰が何と言おうと、お前は俺たちのヒーローだ。だから・・・生きてくれ。」
既に命を落とした一海に幻徳、地上で待つ美空や紗羽も戦兎が生き残ることを望んでいます。
「ふざけるな!」
エボルトはエネルギーを高めて龍我を封じ込めると、同時に体内から銀のドラゴンボトルを排出。
「万丈は完全に封じ込めた。もう二度と現れない!」
しかし戦兎は、
「最悪だ・・・。お前のその顔、見たくなっちまったじゃねえか・・・!」
ボトルを広い、どうにか立ち上がるとドライバーを装着。
「ヒーローが逃げる訳には行かねえからな。」
「ラビット!」
「変身!」
「ラビット&ラビット!」
「ビルドアップ!」
「Are you ready?」
「オーバーフロー!」
「ラビットラビット!」
「ヤベーイ!」
「ハエーイ!」
「今助けてやるぞ、万丈!」
スペック上では絶望的なはずが、やはり思いを力にすると強さが変わります。
「エボルト・・・確かにお前が、俺を仮面ライダーにしたのかもしれない。でも、俺がこの力を正しいことに使ってこれたのは、かけがえのない仲間がいたからだ!みんなが、桐生戦兎を・・・仮面ライダービルドを創ってくれたんだ!愛と平和を胸に生きていける世界を創る。そのためにこの力を使う!」
「破壊こそ力だ!お前の正義など、俺が壊してやる!」
「どちらの力が本物か、俺が証明してみせる!」
かたや、仲間を信じて戦ってきたビルド。かたや他者を騙し利用し、同族すら始末してきたエボルト。
どちらが勝つか・・・。

 エボルトがそのエネルギーを放出しないため、白黒のパネルとロストボトルの力で開いた時空の歪みも縮小していき、衝突が近づく2つの世界。
「光の切れ目が塞がれてく・・・!」
そうなると、その中にいる2人も危険であるらしく、両者とも消滅の予兆となる粒子が浮いてきており、ビルドはタンクタンクにチェンジし、決着を急ぎます。
「どちらが先に消滅するか、勝負だ!」
戦いの中で、ビルドは久々のスパークリングにまで弱体化。
「ラビットタンクスパークリング!」
「イエイ!イエーイ!」
エボルトも地球のエネルギーを吸収したことで得たパーツが消滅。お互い何もなくても消滅が近づいているようで、こうなるとエボルトの言うように相手を先に消滅させるまでの削り合いです。
 ホークガトリンガーとドリルクラッシャーの持ち替えでエボルトに有効打を与えると、エボルトは月を吸収して得た篭手まで消滅。ついに怪人態としては素の状態まで戻りました。
エボルトが勝負を急いで仕掛けると、ビルドの方もとうとうラビットタンクまで退化。
「ラビットタンク!」
「イエーイ!」
「ついに初期フォームか・・・。答えは出たようだな!」
「どうかな?」
が、ただの初期フォームではなく、ラビットボトルが金色に変化。
その金色のラビットボトルを外し、先程回収した銀色のドラゴンボトルとともにフルボトルバスターに装填。
「ラビット!」
「ドラゴン!」
「ジャストマッチでーす!」
細身のラビットタンクにフルボトルバスター・・・似合う。
「ハハハ・・・!そんな攻撃が通用すると思ってるのか!」
エボルトから見れば、ただのフルボトルをそれも2/4本しか使用しない並の技。しかし、
「思ってるさ。」
「ジャストマッチブレイク!」
エボルトのカウンターをラビット側のジャンプでかわし、上空から強力な一撃。
「俺と万丈は・・・最高のコンビなんだよ!」
続けざまに斬りつけると、どうやら先に限界の兆しが見えたのはエボルトの方でした。
 さらに、それに乗じたのか封じ込められたはずの龍我が目を覚まし
「何・・・?何故、また体が・・・!?」
「戦兎・・・バッキバキに目ぇ覚めたぞ!」
「万丈・・・貴様!」
どこまでも高め合う2人。そして最後の変身へ。
「さあ、実験を始めようか。」
金色のラビットと銀色のドラゴンのボトルを振ると、これまた久しぶりの数式演出。
「ラビット!」
「ドラゴン!」
「Are you ready?」
「ビルドアップ!」
完成した金と銀のラビットドラゴンフォーム。
ベストマッチの法則からすればトライアルフォームの1つなのですが、ドライバーからは
「ベストマッチ!」
の音声が。
「勝利の法則は決まった!」
「Ready go!」
早速必殺技の体勢に入ったビルドに、こちらもどうにか必殺技を繰り出すエボルト。
「Ready go!」
「フィーバーフロー!」
が、圧倒的に勢いで勝るビルド。
「ボルテックアタック!」
「これで最後だ!」
「この俺が滅びるだと!?そんな事があってたまるか!人間どもがぁ!!」
ついに倒れたエボルト。これまでずっと戦兎らを苦しめてきた相手ですが、最期はいかにも悪役らしいセリフとともに退場です。
崩壊していく空間とともに消滅。『チャオ』ってのはもう二度と御免ですね。
 時空の歪みからは圧倒的なエネルギーが放出され、計画は成功。
これを地上で感じ取り、表に出てきたベルナージュ。
「エボルトが消滅した。」
「えっ?」
「これで、役目は終わった・・・。」
何をしても外れなかったバングルが美空の腕から外れ、ベルナージュの魂もまた完全に消滅したようです。
「あっ・・・ベルナージュ・・・。」
エボルトを倒すという使命感で永らえてきた奇妙な同居人に、感慨深くも慈しむような表情を浮かべる美空。

 さて、時空の歪みでは大爆発が起こって戦兎らも危険。
「万丈!」
ビルドは放出された龍我をどうにか見つけ、手を伸ばしますが・・・。
 地上でも、世界同士がいよいよ接近しているのが見て取れます。
「2つの世界が融合する・・・!」
「戦兎、万丈・・・!」
OPのように数式がスカイウォールを崩し、パンドラタワーも崩壊。
世界は圧倒的な光の中で衝突融合し・・・。

 場面が切り替わると、何の変哲もない野原に兎が一匹。
まさか戦兎、兎になって・・・?と思ったら普通に倒れている戦兎。
その手には懐中時計のような形をしたクローズのライドウォッチが。
「何だ?これ・・・。」
その後、立ち上がって視線を上げると、そこは物語の発端となった、極プロジェクト帰還セレモニーが行われ、スカイウォールの原点となった広場。何も壊れておらず、スカイウォールもありません。
「スカイウォールがない・・・。」
果たして、作戦は成功したのか。

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Posted by jerid_and_me at 21:10Comments(25) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2018年08月20日

今週の仮面ライダービルド「第48話 ラブ&ピースの世界へ」

とうとう一海が退場し、いよいよラスト2回のビルド。
「あらゆる惑星を吸収して自らのエネルギーに変えてきた地球外生命体エボルトは、ついに地球殲滅を宣言する。エボルトの目的は10本のロストボトルを集めてワームホールを完成させ、より多くの惑星を滅ぼすことだった。仮面ライダービルドの桐生戦兎は、エボルトの野望を阻止するため、他のライダーとともにエボルトが支配するパンドラタワーに乗り込む。だが、仮面ライダーグリスが壮絶な戦いの末、命を落とす・・・。そしてついに、エボルトとの最終決戦を迎える。」
 もはやあらすじ紹介も一切ギャグなし。

 惣一の姿で戦兎らの前に姿を表したエボルトは、
「この星に来て10年・・・色んなことがあったよなあ。お前たちに触れて、人間がいかに愛すべき愚かな存在か、よくわかったよ。」
 懐かしむような口調でナチュラルに煽ります。これが余裕か。
「何だと!?」
「でも、今日でお別れだ。お前たちが持ってるロストボトルを頂いて、俺は究極の力を手に入れる。」
エボルドライバーを構え、変身。
「オーバー・ザ・エボリューション!」
「地球滅亡はすぐそこだ。」
「コブラ!」
「ライダーシステム!」
「エボリューション!」
「Are you ready?」
「変身。」
「ブラックホール!ブラックホール!ブラックホール!レボリューション!」
「フッハッハッハッハ!」
エボル・ブラックホールフォームへの変身を完了させると同時に、周囲の風景を変化させ、決戦にふさわしい開けた場所へと移動。
 すでに臨戦態勢の戦兎と龍我に加え、既にエボルトと対峙してダメージの大きかった幻徳も立ち上がり、変身しようとします。
「無理だよ、その体じゃ!」
「このままじゃ、あいつに笑われちまう・・・。俺たちは誓ったんだよ。仮面ライダーに命を賭けるって・・・!」
あいつとは、言うまでもなく一海のこと。
思えば、一海の発案で再実験を受けることを企てた時点で覚悟は決まっていたのでしょう。
「その賭けに負けるなよ。生きるために戦うんだ。」
「ああ・・・。」
「フン。」
3人が並んで変身して待つエボルの余裕たるや。
「お前の野望は、俺達が打ち砕く。それが一海の・・・全ての人の思いだ!」
「デンジャー!」
「グレート!オールイエイ!」
「クローズマグマ!」
「Are you ready?」
「変身!」
「ビルドジーニアス!」
「クローズマグマ!」
「クロコダイル・イン・ローグ!」
「オラァ!」
「行くぞエボルト!」
エボルの攻撃をかいくぐり、突き進んでいく3人。
 3対1ですが、ブラックホールフォームの時点で特に苦戦する様子のないエボル。
「その程度じゃ、俺は倒せんぞ。」
「強え・・・!」
戦いの最中、クローズマグマの前にハザードトリガーを落としたビルド。どうやら当人は気づいていないようですが。
 これを手にとった龍我が思い出すのは、決戦前夜に戦兎が龍我にだけ話したこと。
「お前に話しておきたい事がある。新世界を創るには、黒いパンドラパネルとロストボトル10本をエボルトから奪わなければならない。そこに、この白いパネルを合体させる。それができるのはお前しかいない。」
「俺?」
「エボルトの遺伝子を持つ者が地球存亡の鍵を握る。だから、お前は何があっても最後まで生き残るんだ。・・・例え仲間を失っても。」
 やはり戦兎は、犠牲が出ることをある程度想定してはいたようです。
そして龍我ともその認識を共有していました。
だからこそ、一海が倒れた今、それを無駄にするという選択肢はありません。
「負けるわけには行かねえんだよ!」
「マックスハザードオン!」
ハザードトリガーをドライバーに装着、ハンドルを回転させると、
「ガタガタゴットン!ズッタンズタン!ガタガタゴットン!ズッタンズタン!」
「Ready go!」
「ヤベーイ!」
ただでさえ戦闘力ではトップであろうクローズマグマのハザードレベルがさらに上昇し、単騎でエボルを圧倒する所まで来ています。
「力がみなぎる!魂が燃える!俺のマグマがほとばしる!もう誰にも止められねえ!おりゃあーっ!」
「まだ成長するとはな・・・!」
「うるせえ!」
「だが、人間の感情を持ち合わせた俺もまた成長してるって事を忘れるな!」
逆にクローズマグマを圧倒してみせるエボル。こちらも底なしの強さです。
「万丈!」
すると、今度は入れ替わりにローグが突っ込んできました。
「今度はお前が相手か!だが、もう既に限界のはずだ!」
やはり相手にならず、すぐに転がされると既に消滅の予兆が出ています。
「ハハハ・・・!今日がお前の命日だ!」
ローグにトドメを刺そうとするエボルの前に、今度はビルドが割って入りますが
「主役のお出ましか!だが、お前には無理だ!ライダーシステムは、俺を復活させるための道具に過ぎない。エボルドライバーの模造品などで、勝てるわけがない!」
 こちらも転がされ、ついにロストボトルを落としてしまいました。
「これで全てが揃った。」
「オーバー・オーバー・ザ・レボリューション!」
「Ready go!」
「フィーバーフロー!」
「フッハッハッハッハ!フッハッハッハッハ!!」
再びエボルト怪人態が完成してしまいました。
「目に物を見せてやろう!」
完成するや否や、エボルトはワームホールを開いて宇宙空間に移動。同時に、その様子を見せるために戦兎らをパンドラタワー頂上へと戻すと
「さあ・・・俺の一部となれ。」
月をブラックホールで飲み込んでしまいました。まだAパートだと言うのに、スナック感覚で月を消し、しかもその様子は地上からも肉眼で確認できるものであるため一層絶望を誘います。
「どういう事だよ!?」
名もなき惑星が飲み込まれるのを実際に目の当たりにした戦兎以外にとっては、初めて目にするエボルトの真の力。これを見せつけると、戻ってきたエボルト。月を食ったことで、まずは腕が強化。
「月のエネルギーを吸収したのか・・・?」
「セレモニーの始まりだ!大人しくしてもらおう。」
エボルトは手をかざし、衝撃波を放っただけでビルドとクローズマグマを変身解除に追い込んでしまいました。さっき短時間でインフレさせたばかりなのに、また圧倒的な差に・・・。
「戦兎!万丈!大丈夫!?」
「これで地球を滅ぼせる・・・!チャオ。」
いよいよ最後の必殺技の体勢に入ったエボルト。」
「Ready go!」
「ブラックホールブレイク!」
「チャオ!」
月を飲み込んだことで、さらに大きく地球を丸ごと飲み込むブラックホールを上空に発生させました。
「何?あの大きさ・・・。」
これまでの破壊を免れた市民らも、いよいよ頭上に現れたブラックホールに対し阿鼻叫喚の地獄絵図と化しています。
「フハハハ・・・!俺に限界はない!」
巨大なブラックホールが上空を覆ったことで、もはや陽の光も届かなくなった地球。
そのエネルギーのためか、エボルトは既に次なる進化に至っています。
 この絶望的な光景を前に、戦兎も龍我も立ち上がる事ができず・・・。
「その絶望に襲われた顔、最高だな!ハハハ・・・!せっかくだから、お前たちが忸怩たる思いを胸に朽ち果てていく様を見届けてやろう。」
既にブラックホールは地球よりもはるかに巨大になり、このままだと地球が崩壊するのは時間の問題。
「このままじゃ地球が飲み込まれる・・・!」
「何にもできないのか・・・!」
藁にもすがる思いで、ベルナージュに願う美空ですが
「お願い、ベルナージュ・・・!」
「また火星の王妃か、くどい。」
エボルトがいよいよ美空ごと始末しようとした所で、これを防いだのは変身したまま消滅を待つだけだったはずのローグ。
「幻さん!」
「最期に、力を貸してくれ・・・!」
無謀にも、単身エボルトに立ち向かい
「自ら寿命を縮めに来るとはな!望み通り、消してやろう!」
「あいつが言ってくれたんだ!」
幻徳が言うのは、決戦前夜のバーベキューの片付けをしている時の一海との会話。
「なあ。」
「あ?」
「もし、この国が生まれ変わったらよ。また政治家になれよ。」
「・・・言ったはずだろう。俺にはその資格はないって。」
しかし一海は、
「もう十分償ったんじゃねえのか?少なくとも俺は・・・オイ!もう許してる。」
まだ燃えていたもののバケツの水に冷やされ、消えた炭が一海の怒りを表現しているようです。
「今のお前なら、親父さんの跡を立派に継げるはずだ。」
あの夜、戦兎が龍我にしたように、一海もまた幻徳にだけ胸の内を伝えていたようです。
 この言葉が幻徳の最後の力となり、動かしています。
「この国の未来は・・・俺が守る!トリガーを壊せば、お前の動きは止まる!」
何度も転がされながら、防御を捨てて執拗にエボルトリガーだけを狙って攻撃。しかし、
「笑わせるな!お前ごときのハザードレベルで止められるわけがないだろう!」
圧倒的な力の差を前に、とうとうマスクまで割られてしまいました。
「それでも・・・俺にできることをやるだけだ!」
剥き出しの目に闘志を燃やし、なおもエボルトに食らいつく幻徳。
既に限界を超えており、周囲に粒子が舞い始めています。
「もうやめて・・・!」
あまりの凄絶な光景に、皆もう見ていられないと言った様子ですが、分かっているだけに目を逸らせません。
 もはや幻徳の視界は霞み、これまでか・・・と言うところでその耳に届いたのは、市民たちの声援。
「頼む・・・仮面ライダー!」
「もう、あんた達しかいないんだ!」
「お願い、助けて仮面ライダー!」「
「頑張れ!」
この間まで兵器としてさんざん忌み嫌っておいて都合のいい話ですが、世界を終わらせないためには他に道がないことをようやく理解したようです。
「聞こえるぞ・・・。みんなの声が、祈りが!」
この声援が幻徳の最後の力となり、ついにエボルトを押し始めました。
「ハザードレベルが上がっていく・・・?どういう事だ!?」
「親父・・・やっと分かったよ。国を造るのは力を持つ者じゃない。力を託せる者だって・・・!これで最後だ・・・!大義のための、犠牲となれ!」
 消滅の予兆を見せながら、最後の必殺技の体勢へ。
「クラックアップフィニッシュ!」
エボルトの腰に食らいつき、力の限り捻りますがついに吹っ飛ばされ、変身が解除。
「幻徳!」
戦兎も幻徳呼び。
 幻徳は最後に立ち上がると、
「後は頼んだぞ。桐生・・・戦兎!」
葛城巧ではなく、戦兎にすべてを託し、同時に思い出されるのは、父・泰山とのすれ違いの日々。
「親父・・・少しは近づけたかな?」
父の背中に手を伸ばすように、後を追って消えてしまった幻徳。
その消え際の影は仮面ライダーのそれでした。
「幻さん・・・!」
その死を悼む一同ですが、目の前には究極体のエボルトが健在です。
「どうやら無駄死にだったようだな。」
が、ダメージはあるはず。市民らの悲痛な応援を受け、どうにか立ち上がる戦兎と龍我。
「ほう・・・まだそんな力があるとはな。怒りでハザードレベルが上がったか?」
「お前は何も分かってない。ライダーシステムは怒りや憎しみじゃ強くなれない!みんなの思いひとつひとつが、俺達の糧となり・・・力となる!」
時に怒りに流される事もありましたが、ずっとお互いを思って力を高めてきたのがこの2人。
「変身!」
最後の力を振り絞り、変身する戦兎と龍我。
「Are you ready?」
「完全無欠のボトルヤロー!ビルドジーニアス!」
「極熱筋肉!クローズマグマ!アーチャチャチャチャアチャー!」
とはいえ、もともとダメージを受けている上に強制解除からの再変身で負担は大。

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Posted by jerid_and_me at 21:55Comments(5) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2018年08月12日

今週の仮面ライダービルド「第47話 ゼロ度の炎」

 まさか最後の祭りが一海だけじゃないとは思わなかった第47話。
「あらゆる惑星を吸収して自らのエネルギーに変えてきた地球外生命体エボルトは、ついに地球殲滅を宣言する。エボルトの目的は、10本のロストボトルを集めてワームホールを完成させ、より多くの惑星を滅ぼすことだった。エボルトの野望を阻止するため、他のライダーと共にパンドラタワーに乗り込むが、戦兎達の前に立ちはだかったのは戦争で命を落とした三羽ガラスの擬態だった・・・。」
 偽の三羽ガラスを前に、一海は密かに持ち込んでいた葛城忍のビルドドライバーを装着、ブリザードナックルとノースフルボトルで決死の変身を敢行。
「グリスブリザード!」
「Are you ready?」
「できてるよ。」
「激凍心火!グリスブリザード!」
「ガキガキガキガキ!ガキーン!」
一方、待ちくたびれたエボルトはついに変身まで解いて、ごろ寝しながら映像でそれを鑑賞。
「ハッ・・・まるで死に装束だな。さて、こっちはどうかな?」
戦兎らの方にチャンネルを変えると、こちらにも仕掛けがしてあるようです。
「今度はこいつらの擬態かよ・・・。」
プラネタリウムのような広大な部屋、目の前にはブロスの擬態が立ちはだかっています。
 すると、
「ここは俺が引き受ける。」
「・・・任せた。」
一海に続いて、今度は幻徳がその場に残り、戦兎と龍我が先を急ぐ格好に。
心配が無いわけではありませんが、ここで足を止めればより多くの人が犠牲となる苦渋の決断。
「デンジャー!」
「クロコダイル!」
「変身。」
「割れる!喰われる!砕け散る!」
「クロコダイル・イン・ローグ!」
「オラァ!」
「大義のための・・・犠牲となれ。」
グリスブリザードの方も、
「心火を燃やして、ぶっ潰す!」
戦闘開始。

 グリスブリザードは、素の性能と合わせ凍結を操る攻撃で三羽ガラスを圧倒。
そこへパンドラボックスを手に追いついてきた紗羽と美空は、グリスブリザードの姿を見て驚愕。
「美空ちゃん!あれ・・・!変身したら、命はないって言ってたよね?ねえ!?」
取り乱す紗羽と、奇妙な落ち着きを見せる美空。
「あのバカ・・・。紗羽さん、ごめん。先行ってて。」
「・・・分かった。」
その意図を理解したのか、パンドラボックスを受け取り、紗羽は先へ。

 一方のローグは、かつてブロスを率い、これを圧倒する戦力でなおかつその後も強化されているはずが
「前より強くなってる・・・!」
と押され気味。擬態であってもコンビネーションは相変わらずなのがまた厄介ですね。
 さらに悪いことに、内海までそこに合流しました。
「人体実験まで受けたのに・・・無様なもんですねえ!」
「内海・・・。」
「Are you ready?」
「変身!」
「バットエンジン!」
「フハハハハハ・・・!」
久しぶりに見たような気がするマッドローグ。
「3対1か・・・。ハンデには丁度いい。」
強がりを言っていますが、ある意味グリス以上に絶体絶命の状況です。
「強がっても無駄ですよ。あなたは終わりだ。」
ゆっくりと迫るマッドローグと、そこに続くブロス。しかし次の瞬間、
「私がいなければ。」
マッドローグが攻撃したのはローグではなくブロス。
「何のマネだ?」
「現行のライダーシステムでは勝ち目がない・・・。だからエボルトに降ったんです。難波会長の敵を討つために。」
何と、既に亡き者になった難波にまだ忠誠を誓っているという。
「フッ・・・相当マッドだよ、内海。」
「難波チルドレンですから。」
幻徳の皮肉も通じないほどのガチガチぶりです。
「なら、力を貸せ。お前は難波重工のために、俺は愛と平和のために、この戦いに・・・勝つ!」
実質、2対2まで状況が好転。

 ところが、外ではまたも1つの区画がブラックホールに飲み込まれ消滅。
地鳴りを受けて列車が急停止しましたが、何の意味もなく上空に消えていく光景はなかなかキツいものがあります。
 遠景で見ると東京ビッグサイトのすぐ隣が飲み込まれている訳ですが、コミケ3日目は無事に催行されたのでしょうか・・・?

 この様子はパンドラタワー内に容赦なく中継。
「あっ・・・またかよ!」
「急ぐぞ!」
今は、先を急ぐこと以外に解決策がありません。

 幻徳と内海のダブルローグは、即席コンビながらブロスを圧倒。
「クラックアップアタック!」
マッドローグを投げつけ、自分も飛びかかって同時攻撃というなかなか高度な連携です。
 すると、ブロスと言えばやはりヘルブロスへと合体。
「ファンキーマッチ!」
鷲尾兄弟のように片方が変身解除するわけではなく、エボルトの細胞が2体分へと純増するため、これまで以上のパワーアップとなることは必至です。
 事実、数的には不利になるはずがダブルローグを圧倒する戦闘力。
「さらにパワーが増した・・・!」
「こうなると、ハザードレベルは我々より上です。このままでは負けます。」
「その割には冷静じゃねえか。」
すると、そこへ紗羽が追いついてきました。
「間に合った?」
状況が理解できない幻徳ですが、
「私が呼んだんですよ。」
以前、難波の名前で紗羽に電話をしていたのはこの内海。
 幽霊と思って、恐る恐る電話をとった紗羽に、
「はい・・・。」
「難波チルドレンの時以来か。」
「内海さん・・・?敵のあなたが、何の用?」
「私が難波会長を裏切れない事は、君が一番よく分かっているはずだ。」
そうして、どういう意図があってかパンドラボックスとフルボトル2本を持って来させたようです。
「内海さん・・・。」
「これは?」
「弱点を仕込んでおいたんですよ。このボトルでのみ、奴の攻撃を無効化できるように。」
陳腐化した通常ボトルのベストマッチという盲点を突いて、弱点としたという。
「一気に行くぞ!」
「バイク!」
「シャーク!」
「Ready go!」
「チャージクラッシュ!」
「エボルテックアタック!」
「チャオ!」
サメで初手をかわし、バイクでヘルブロスのギアを巻き込んでぶつけるというトリッキーな必殺技で擬態ヘルブロスを見事に撃破しました。
「あっ・・・やった!」
倒したヘルブロスの中からは黒くなったロストボトルが転がり出たのを見ると、足止めの他にボトルの黒化も兼ねていたようです。
 すると、ボトルと遺伝子を回収しに来たエボルト。
「ブラボー!さあ、そのボトルを渡してもらおうか。」
「エボルト・・・!」
予想外にエボルトと遭遇するというトラブル。絶体絶命です。

 グリスブリザードは、久しぶりに完全にスイッチが入った一海になっています。
「足りねえなあ!全然足りねえなあ!誰が俺を満たしてくれるんだよーっ!!」
ところが、ロストスマッシュとなった擬態三羽ガラスの強さも決して侮れるものではなく、登場当初戦兎らを苦しめた3体の同時突撃が炸裂。
「やるじゃねえか・・・え?」
ダメージはそれほどでもないようですが、早くも手足の末端から消滅の兆しが見え始めました。
「あっ・・・!」
「グリス!」
「みーたん・・・。」
「もうやめて・・・死んじゃうよ!」
「へへっ・・・心配してくれるなんて、嬉しいねえ。けどよ、どのみち助かりそうもねえんだ。」
ここで脳裏によぎるのは戦兎が浄化済キャッスルロストボトルを見て言った言葉。
「そのボトルと、もう1本はまた人体に入れて精製し直さなきゃいけない・・・。それが地球を救う唯一の方法だ。」
「後は頼んだぞ・・・戦兎。」
ロストボトルを取り込み、
「みーたんが最後の大舞台を見てくれるんだ。全力でカッコつけねえとな!」
最後の戦いを開始。
「死闘!渾身!全霊!これが最期の・・・祭りだぁーっ!!」
文字通り、全身全霊をかけた渾身の死闘を演じます。

 この様子を壁面モニターで目の当たりにした戦兎と龍我。
「おい、あのグリスの色・・・。」
「なんで変身した・・・?」
「もう助からねえのか・・・?」
沈黙で答える戦兎に、激昂する龍我。
「ふざけんなよ!何でそんな危ねえもん使わせたんだよ!何でそんなもん作ったんだよ!?」
黙ったまま、何も言い返さない戦兎。
と言うより想定していた感はあります。

 ダブルローグは、エボル・フェーズ1と戦闘中。
三羽ガラスに遺伝子を分けているためフェーズ1どまりですが、それでも苦戦を強いられています。
「私がお前についたのは、このドライバーにエボルトのデータをインプットするためだ!」
真の目的を明かしたマッドローグですが、それもエボルトの計算のうち。
「知ってるよ。だが、人間には使えない。」
が、次の瞬間
「フェーズ1・・・フェーズ2・・・!」
真っ赤なオーラを立ち上がらせながら、力を解放していくマッドローグ。

後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 21:38Comments(5) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2018年08月06日

劇場版仮面ライダービルド Be the one

 今週はベースボールトもとい夏の甲子園の開会式とかで休みなので、ちょうどいいタイミングとばかりに観てきました。時系列的には前回と前々回に遡る格好となるので、今年は早いほうが良いかなと言うのもあって。
 総合的に言えば、本編の時系列の途中でありながら完成度が高く、また映画らしい派手な映像もあって面白かったと思います。また、ビルドのルーツを探る話でもあったなと。

ネタバレを含むところは追記にて。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 21:25Comments(2) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2018年07月31日

今週の仮面ライダービルド「第46話 誓いのビー・ザ・ワン」

 エボルトとの最終決戦開始。
「スカイウォールの惨劇から10年、我が国は東都、西都、北都の3つに分かれ、混沌を極めていた・・・。」
初期ナレーション?と思ったらそうではなく、難波の会見映像。
「やがて仮面ライダーが軍事兵器として起用され、戦争が勃発。争いは苛烈を極めたが、北都と東都を制圧した西都が新たな国家を作り上げた。そして・・・ついにこの日を迎えた。」
何が始まるのか?と思えば、カメラの前でエボルへと変身し、
「フフ、ハハハ・・・!本日をもって、我が国は終了する!俺の名はエボルト。あらゆる惑星を吸収して、自らのエネルギーに変える地球外生命体だ。この地球を滅ぼして、俺の一部にする!」
その正体と目的を暴露。あまりの事に、TVの前で慌てふためく市民ら。
 しかし、エボルトは続けて
「だが、10年も住み着いた惑星だ。愛着もたっぷりあるんでね、特別にチャンスをやろう。」
そのチャンスと言うのが
「仮面ライダー諸君に告ぐ!明朝、パンドラタワーの前にロストボトルを持参して集結せよ。この星を賭けて、最後の戦いを始めようじゃないか!ハハハ・・・!」
 カメラに近すぎるしハウリングしているのが生々しい。
そして、これは人類に与えられたチャンスと言うよりはライダーに対する脅迫に等しいです。
「エボルト・・・!」
地球がかかっているとあっては、乗らない訳には行かない戦兎ら。

 で、それに先駆けてうちわを手に箱の中を覗き込む一同。
箱というのは他でもないパンドラボックスなのですが、そこへ『龍我が』ハザードトリガーを入れます。
「行くぞ?」
すると、エボルトがエボルトリガーで黒いパネルを生み出した時のようにパンドラボックスとハザードトリガーが反応し、パンドラボックスに蓋をする形で白い新たなパネルが発生しました。
「おお〜!」
「白いな。」
「何だよこれ?へえ〜!」
「父さんが遺した研究データを解析して分かったんだ。エボルトの遺伝子を持つお前だから作れた。」
ベルナージュの力で中和されながらも残っているからこその芸当。まさか、そっくりそのままエボルトと同じことをやってパネルを生み出す計画だったとは・・・。
「このパネルの存在はエボルトも知らない。新世界はワームホールが完成形じゃなかったんだ。」
「どういう事?」
「このパネルは並行世界にアクセスできる。」
「並行世界?」
「どっかで聞いたことあるな。あっ・・・アパレル!いや、パラソル。」
「パラレルね、パラレルワールド。」
「パラレル・・・。」
「うん。」
一旦止まった紗羽ですが、結局ツッコミが入ります。安定の龍我。
 気を取り直して、という風に説明に入る戦兎。
「この世界には、パラレルワールドと呼ばれる無数の並行世界が存在する。白いパネルと、エボルトが持つ黒いパネルを使えば、別の世界と交わる事ができるんだ。」
「そうなったら・・・2つの世界は滅びるんじゃないのか?」
かつて最上魁星がやろうとしていた事がまさにこれだったはず。しかし、
「いや、父さんはスカイウォールのない世界・・・パラレルな。つまりエボルトが存在しない世界と融合して、新たな世界を創ろうとしてたんだ。」
「パンドラボックスの力が働いたこのパネルなら、それが可能ってこと?」
「でも、もう1つの世界にも別の私達が存在してるんでしょ?融合したら、どっちかが消えちゃうんじゃないの?」
およそ一般視聴者が思いつきそうな一通りの疑問に対して、その答えは
「俺達がいる世界がA、スカイウォールのない世界をBとするなら、AとBの世界を合わせてCという新しい世界を創るんだ。白と黒のパネル、そしてエボルト自身。これらの強大なエネルギーを合わせると、激しい時空の歪みが生まれて既存の物理法則が成り立たない特異点が現れるはずだ。それを利用して、新しい世界へと融合する。」
 と、エボルトとパンドラボックスのエネルギーによって2つの世界を1つにまとめてしまうと言うもの。完全に宇宙モノのSFの世界です。
 そんなもんなので、
「やっぱり、さっぱり分からねえ。」
いつもどおりの龍我。一海も細かい所ではそうなのか、謎の頭ポンポンの後
「エボルトはどうなる?」
と話を先に進めます。
「エボルトのエネルギーは、全て時空の歪みを作るのに使われる。だからエボルトもパンドラボックスも、完全に消滅するはずだ。」
エボルトのいない世界と融合し、さらにエボルト自体もエネルギーを使い切ることで新しい世界へは相乗りできないという。えらく都合のいい話に聞こえますが・・・?
「じゃあ、エボルトを倒すには他に黒いパネルと、10本のロストボトルが必要だって事だな。」
その手に戻った赤羽のボトルをしげしげと見る一海。
「そのボトルともう1本は、また人体に入れて精製し直さなきゃいけない・・・。10本のロストボトルを、白と黒のパネルに嵌めて新世界を創る。それが地球を救う唯一の方法だ。」
 正攻法ではとても勝てないエボルトに対し、出来うる事は物理法則に則った検証ができない方法でその存在を抹消する事のみ、と言うのはなかなか綱渡りだと思います。

 エボルト側はと言うと、スマッシュの立体映像を相手に自分の調子を確かめています。
特に苦もなく2体を片付けると、内海が出てきて
「異常ありません。メンテナンス完了です。」
「葛城先生の代わりは務まりそうだな。明日が楽しみだ。」
満を持して決戦を待ちます。

 他方、地下に引っ込んだ戦兎は
「お前はどう思う?本当に、父さんの目的は新世界を創る事だけだったのか?いくらエボルトがいない世界にするためとはいえ、大勢の犠牲者を出しすぎてる。」
と、脳内の巧に語りかけます。
「やはり、君も同じことを考えてたか。」
ここについては珍しく戦兎と巧の意見が一致。
「既知の物理法則を超えた現象・・・。それは言い換えれば、奇跡を起こすってことだ。もしかしたら、父さんは・・・。」
多くの犠牲者を出しながらも、白いパネルただ1点を目指して行動した忍。その狙いがうっすらと見えてきたようです。
 すると、そこを訪れた一海。
「戦兎。」
「どうした?」
「俺に・・・強化アイテムを作ってくれねえか?」
決戦前夜にして、藪から棒にパワーアップを要求。戦兎が顔を背けると、
「時間がねえのは分かってる!けど、今のままじゃお前たちの力にはなれねえ。だから・・・!」
必至に訴える一海。が、戦兎は聞きたくないがために顔を背けていた訳ではないようです。
その手にはブリザードナックルが。
「龍我のブリザードナックル・・・?」
「これは元々、お前のために作ったものだ。」
よく見ると、ロゴがロボットボトルになっています。
「でも、お前がまた人体実験したから渡せなかった。」
もともとエボルト対策の一環としてグリスを強化するつもりだったのでしょうが、再実験で変身解除に追い込まれれば消滅する体となったために戦力の中核から外したとかでしょうか。
 さらに、
「三羽ガラスのデータが取り込んである。そのボトルで変身すれば、ハザードレベルが一気に上がる。今のお前が使えば、人間の限界値を超えて・・・消滅する。だから、あくまで武器として使ってくれ。」
戦兎も一度は6の限界を超えたのに、今じゃ7まで来てますからね・・・大丈夫じゃないかという気もしますが。
「世界を救うためなら、命を懸けて戦うのが仮面ライダーだろ。あいつらはもう居ねえ。俺がどうなろうと・・・。」
三羽ガラスの死を引きずっており、自棄になる一海ですが、
「お前に何かあったら・・・俺たちが悲しむ。」
仲間として、きっちり止める戦兎。
「フ・・・心配すんな。これはビルドドライバーに挿すもんだろ?俺、スクラッシュドライバーしか持ってねえしよ。」
どこかフラグに聞こえる言動とともに、やや強引にブリザードナックルとボトルを受け取る一海。
現に前回、ビルドドライバーは1つ空きが出来たわけで・・・。
 すると、今度は美空がやってきて
「ねえ!みんなで、ご飯食べよう?」
何やら顔が黒くなっていますが・・・一体何を?

 屋上では、いつの間に用意されたのかバーベキューパーティの用意が。
『乾杯』Tシャツを身に着けた幻徳は
「僭越ながら、乾杯の音頭を取らせていただく。思えば、今まで様々なことが・・・」
「かんぱーい!!」
「ああ、うまい!肉焼こうぜ!」
「肉食いてえよ!俺、昼飯食ってねえんだよ。」
「マジか!」
幻徳をガン無視して、残りのメンバーで勝手に乾杯。
 さらに幻徳の傍らには、全員分のおそろい『乾杯』Tシャツが放置。
「かんぱーい・・・。」
何とも哀れなひとり乾杯。
 肉を焼き始めるとまた大騒ぎ。
肉に箸をつけようとする龍我を一海が制し、
「いいか?こういうのはな、食うタイミングがあるんだよ。」
「おう・・・。」
と焼肉奉行ぶりを発揮。
 他方、美空は団扇で炭火を煽るのに夢中です。
「ハッ!」
「みーたん!もう、こんな事やんなくっていいんだよぉ。紗羽さんも。」
「これ、私のお肉。戦兎くん、お皿。」
「はい。」
紗羽はどこまでもマイペース。皆バラバラすぎる・・・。
「ヒゲにやらせりゃいいんだよ、ヒゲに。おい、ヒゲどこ行った?ヒゲ。あ?」
戦兎が指差した先には、ひとり流し素麺(しかも失敗)している幻徳の姿が。
一体誰が流しているのか・・・?
 一方、結局我慢できなかった龍我。
「ってか、お前何食ってんだよ?」
「はぁ・・・。ったく、しょうがねえなあ。」
グダグダっぷりにため息をつき、振り返った一海が見たものは
「ハッ!こ・・・これは!?み、みーたんの・・・タオル!」
美空のと思しきタオルがテーブルに放置されていました。これによりキモオタモード突入。
「拭いたい・・・!これで汗を拭いたい!」
一海の汚い欲望を止めようとして、内なる小さな一海(善)がその姿を表しました。
「やめろー!」
「あ?おっ?」
「そんな事したらな、ドルヲタの風上にも置けねえぞ!」
「で、でも・・・。目の前にあったら拭いたくなるじゃないですか〜!」
自分の善意と問答していると、さらに内なる小さな一海(悪)もまた出現。
「そうだそうだ!」
「あ?」
「みーたんはな、焼き焼きしてる俺のために、あえてここにタオルを置いてくれてるんだ!ヤッター!ハッハッハ・・・!」
そして最終的には、明らかに無理のある流れの(悪)に従った一海。(善)を叩き潰すと、ついにタオルを手にし、
「では、ここは心火を燃やして遠慮なく・・・!」
胸いっぱいに嗅ぎます。心は一面のコスモス畑の中で高らかにガッツポーズ。
「ええ匂いや・・・。」
しばし恍惚ののち、我に返ると
「あっ、みーたん。」
「ん?」
通りがかったみーたんを見ると、首にはすでにタオルが下がっています。
「同じタオル・・・?じゃあ、これは誰の?」
タオルを回収すると、やはり心の声が漏れていたのかタオルの中央を見せつける幻徳。そこには『う〜たん&ひげたん』と。なんて凝った小道具だ・・・。
「お前のかよ!いい匂いさせてんじゃねえよ!クゥ〜!」
ツッコむ一海に、これ見よがしに拭ってみせる幻徳。これはひどい。
 バーベキューの後は花火。
「きれい〜!」
「誰のが一番長いかな?」
一海が女性陣に混じって楽しんでいる一方で、隅っこでたそがれている戦兎。そこへ龍我が
「何たそがれてんだよ?」
「こういう、ありふれた・・・でも、かけがえのない日常を守るために俺たちは戦ってきたんだよな。」
一時の安息に、改めて平和の意味を感じています。
 花火はやがて打ち上げ花火に。
「くる?くる?」
「うわーっ!」
「高い!たまやー!」
「みんなの明日を創る。そのためにも、必ずエボルトを倒す。」
「おう・・・。」
戦う決意を固める2人。ここで、戦兎は龍我にだけこっそりと何かを伝えたようです。
「万丈。お前に話しておきたい事がある。」
改まった様子で、一体何を伝えたのか?

 運命の朝のパンドラタワー前、そこには前日の放送を受け、多数の報道陣や野次馬が詰めかけています。
「全国民が注目する、地球の運命を賭けた戦い。」
「地球外生命体エボルト対仮面ライダー、私達に出来ることは、もう見守ることしかありません。」
「こちら、パンドラタワーの前に来ています。昨日、突如現れたエボルトという謎の地球外生命体に対し、軍事兵器として我々を恐怖に陥れた仮面ライダーがどう立ち向かっていくのか、もう間もなく・・・」
 予めエボルトが仮面ライダーを反政府勢力呼ばわりしていた事もあって、市民の仮面ライダーに対する認識はあまり良いものではないようです。
すると、タワー辺縁に差し掛かった報道のヘリが突如撃墜されました。
報道陣の目の前に墜落し、火柱が上がると、その向こうからは多数のハードガーディアンを従えたエボルトが姿を現しました。
「死にたいのか?」
この脅しに、報道陣や市民らは蜘蛛の子を散らすように逃走。
 が、堂々とそれに逆流するように姿を表した4人。
「ようこそ、パンドラタワーへ。ロストボトルは持ってきてくれたかな?」
一海がポケットから、キャッスルボトルを取り出してみせると
「いいだろう、これからルールを説明する。」
何やらゲームマスターのような口ぶりのエボルト。
「ルール?」
「お前たちには、このパンドラタワーの頂上を目指してもらう。だが、10分おきにこの国をエリアごとに消していく。こんな風に。」
デモンストレーションで、ビル街の上にブラックホールを出現させ、そこに住む人もろとも飲み込んで更地にしてしまいました。
「何あれ・・・!」
「どうなってんの・・・?」
その光景を遠くから目の当たりにした紗羽や美空も唖然。
「何してくれてんだよ!」
「お前たちが早く頂上に着けば、それだけ多くの人間が助かるって訳だ。イッツ・ショウタイム!」
開幕を告げると、頂上に飛ぶエボルト。入れ替わりにハードガーディアンが殺到します。
「ふざけやがって・・・!」
4人はいきなり最大戦力で変身。
「Are you ready?」
「変身!!」×4
「ビルドジーニアス!」
「極熱筋肉!クローズマグマ!」
「クロコダイル・イン・ローグ!」
「ロボット・イン・グリス!」
直後、前方の地面を攻撃すると、その余波で敵の第一陣が壊滅。
「行くぞ!」
これを合図にタワー内部へと突入します。

 タワー頂上で待つエボルト。
「さあ、ゲームの始まりだ。」
おもむろにエボルトリガーを外し、フェーズ1へと戻ると、またも遺伝子の一部を分離。
今度は一体何をするつもりなのか・・・?

 壁を破りながら進みますが、中はさながら迷路。ルートを探しながら慎重に進みます。
「おい!」
怪しいところを通るときは、最大戦力のビルドを先頭にするというのがリアル。
 すると、背後から一行を呼び止める声が。
「待ってくれ!」
そこにいたのは、死んだはずの三羽ガラス。
「俺たちを置いてくなんて、水臭いっすよ。」
「お前ら・・・。」
「どうなってんだよ・・・?」
「とにかく、今はエボルトを・・・」
三羽ガラスの口から出てくるはずのないエボルトの名を聞いてか、いきなり殴りかかるグリス。
「カシラ・・・何すんだよ?」
この時点で状態が歪なのか、赤羽の防御した腕だけがスマッシュ体になっています。
「うるせえ、この偽物が。」
「あ?」
すると、エボルトの天の声。
「よく分かったな。そいつらは俺の遺伝子で作った擬態だ。ほら、早く行かないとまたどこかが餌食になるぞ。」
当のエボルトは頂上でゴロゴロしているのですが・・・この余裕。
偽物だと明かしても効果があると確信しているからこそでしょうね。
 すると、
「ここは任せろ。お前らは先に行け。」
とその場を引き受ける一海。
「でも、三羽ガラスはお前の・・・」
「エボルトは!俺の逆鱗に触れた。」
「・・・分かった、頼んだぞ。」
偽物に対する怒りがあるようですが・・・。
「カシラ、本当に俺達と戦えるんですか?」
「当たり前だろ。偽物に遠慮はいらねえ。」
「ハハッ・・・!ひどいなあ。」
「やってやるか。」
三羽ガラスは擬態の効果か、ハザードスマッシュからロストスマッシュに変化しており、本物以上の戦力を備えているようです。
が、グリスもブリザードナックルを構え臨戦態勢。
「かかってこい、コラァ!」

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Posted by jerid_and_me at 21:50Comments(8) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2018年07月23日

今週の仮面ライダービルド「第45話 希望のサイエンティスト」

 エボルトを倒した・・・?という45話
「地球外生命体エボルトは、この国を支配するためロストスマッシュから精製されるロストボトルを集めていく。そんな中、仮面ライダービルドの桐生戦兎は、仲間と協力してついにエボルトを倒した。」
 ここからはライダー達によるMVP争い。まずは龍我が主張。
「エボルトを倒したMVPは俺で決まりだな!」
しかし一海が猛抗議し、
「何だよそれ?俺がライダーパンチでエボルトの動きを封じ込めたおかげだろ!つまり俺がM・V・P!」
さらには幻徳も。
「それを言うならお前よりリーチの長い俺のほうが先にエボルトにダメージを与えたはずだ。だから俺がM」
「どうでもいいよ。ほら、ロストボトル奪われちゃったでしょうが。第45話で反省して!」
凄くコミカルでメタい感じですが、こういうことやるって事は今回キツい話なんだろうな、と慣れてきましたがそりゃクライマックスですからね・・・。

 戦兎らからロストボトルを奪い、変身を解除した忍は
「よくやった、計画通りだ。お前はこのボトルを精製するために呼ばれたんだ。」
「何だと・・・?」
つまり、エボルトはわざと自分を倒させたという事になります。
 その証拠として、
「エボルトはまだ消滅していない。トドメを刺される直前に、遺伝子をこのドライバーの中に潜り込ませたんだ。」
焼け跡にはエボルドライバーが綺麗に残っています。
「じゃあ、また復活すんのか?」
「心配しなくていい。このケースに入れておけば、もう元の姿には戻れない。」
液体窒素でも入っているらしい缶にエボルドライバーを収め、エボルトを封印してしまったようです。
「ついて来なさい。」
そのまま、戦兎らをパンドラタワー内部へと案内。

 戦兎らを連れた忍が向かったのは、黒いパンドラパネルが飾られた一室。
「黒いパンドラパネル・・・。」
「これを完成させるのが我々の目的だった。エボルトは自らの身体を使ってロストボトルを精製したんだ。」
「けど、人間じゃないエボルトがどうして・・・?」
気になるそこのところは、これもジーニアスの影響。
「ジーニアスによって人間の感情が芽生えた。その影響で、ロストスマッシュに必要な条件を満たしたんだ。」
「じゃあ、エボルトはわざと俺たちに負けたのかよ・・・。」
「ロストボトルを精製した後、液状化した状態で復活するはずだった。私に裏切られるとは知らずにね。このチャンスをずっと待っていた・・・。」
流石にジーニアスの存在を事前に予見していた訳ではないのでしょうから、このようにエボルトが肉体を破棄する機会を待っていたと読むべきでしょうか。
「じゃあ、父さんは・・・。」
「悪かったな、お前を利用して。許してくれ。」
10年来の謝罪としては些かドライに聞こえますが・・・。
「待ってくれよ。話が全く見えねえよ。」
「戦兎を裏切ったふりして、味方だったって事だ。」
「マジか!」
どうもバカっぽく見える外野3人組。いや実際そうかも。
 当の戦兎は、打ち明けられてもにわかに信じる事ができません。
「信じられるかよ・・・。10年も俺たちを騙して、多くの犠牲者を出して・・・今更信じられる訳ないだろ!」
「すまない。全ては人類を守るためだった。」
「そのために、エボルトのそばにずっといたって言うのか?だったら、もっと早く防ぐ事だってできたはずだ!」
「・・・10年前、スカイウォールの惨劇で多くの人が亡くなった。その時から私にとって、この世界を救済する方法は1つしかなかった。物理法則を超える現象・・・新世界だ。」
 ここの文言だけ見ると科学と言うよりはヤバい宗教みたいに聞こえます。
実際の所、エボルトの驚異を誰より近くで感じた忍の言う新世界とは・・・?
 忍は精製された3本のロストボトルをパネルにはめ込むと、残り1本という所まで来ました。
「その黒いパネルが完成すれば、何が起きるって言うんだ?」
「ワームホールが形成されて、ワープが可能になる。」
「ワープ?」
突拍子もない話に、思わず聞き返してしまう戦兎。
「これがあれば、一瞬であらゆる惑星に行き来できる。」
それだけ淡々と語ると、黒いパンドラパネルとエボルト缶を手にその場を後にする忍。
「誰か、パンドラボックスを。」
戦兎はボトルを抱えたと思ったら、さらっと龍我に押し付け。
「おお?痛っ・・・何で俺なんだよ!?」

 移動中、忍は戦兎らの知らないエボルトと黒いパンドラパネルの情報を説明。
「エボルトは、惑星を滅ぼすことで自らのエネルギーに変えてきた。これまで時間がかかった惑星間の移動がワームホールで解消されれば、エボルトはより多くの惑星を吸収して、さらなる力を手に入れる。」
 しかし、この言い方ではエボルトが地球を滅ぼした後の移動が楽になるというだけで、地球が滅ぼされるという未来が変わるものではありません。
「それが人類を守ることとどう関係があるって言うんだよ?」
足を止めた忍。同時に、何者かの気配を感じてスチームガンを向ける幻徳。
「誰だ?」
物陰から現れたのは内海。主を失った内海がどう動くのか・・・と思ったら
「内海・・・。」
「違う!」
「十年来の友に裏切られるなんてな。」
その瞳は赤く輝いており、どうやらエボルトが憑依しているようです。
「エボルト・・・!どうして!?」
「爆破する直前に、遺伝子の一部を放出させたんだよ。で、内海の体内に入り込んだって訳だ。」
忍の魂胆を見抜いたエボルトが遺伝子を逃した先はドライバーではなく、外部。それが内海にたどり着き、器としたようです。
「完全体が馴染んできて、ようやく遺伝子を自在に操れるようになった。俺がお前の魂胆を見抜けないと思ったか?」
そのまま肉体の一部を毒針と化し、忍の胸に突き刺して毒を注入。
「あっ・・・!」
「父さん!」
内海エボルトはそのままマッドローグへと変身。
「コウモリ!」
「発動機!」
「エボルマッチ!」
「Are you ready?」
「変身!」
「バットエンジン!」
これに対し、龍我、一海、幻徳が変身し応戦します。
「潰れる!流れる!溢れ出る!」
「極熱筋肉!クローズマグマ!」
「ロボット・イン・グリス!」
しかし、中身がエボルトのせいかやけに強いです。
 一方、父親との最後の一時を過ごす戦兎。
「父さん!」
「お前に・・・頼みがある。」
胸元から何かを取り出し、戦兎に託すと何かを耳打ち。戦兎を驚愕させるその内容とは?
「最後まで息子に託して・・・父親失格だな。」
「父さん・・・!」
「巧・・・また・・・背、伸びたか?」
多忙だったであろう忍が姿を消す前、巧と会う事があればやっていたであろう父親らしい所作。
 その最期は父親の顔で、というものですが
「伸びて・・・ないよ。」
葛城巧ではなく、戦兎として看取る事になったのは何だか物悲しいところがあります。

 戦闘のさなか、その様子に心を痛めるグリス。
「戦兎・・・。」
その隙を見逃さないマッドローグ。
「よそ見してる場合か!」
いかにもヤバそうな攻撃を繰り出され、あわや消滅という所まで行きましたがローグがすんでの所でゼリーを外し、消滅を免れました。
「おい、大丈夫か!?」
その間を踏ん張るクローズマグマ。寧ろピンチになるほど強い気がする・・・。
 すると、
「人間に合わせたドライバーじゃあ、この辺が限界か・・・。」
一旦引き下がり、缶から自分のエボルドライバーを回収。そのまま内海の肉体から抜け出し、
「コブラ!」
「ライダーシステム!」
「エボリューション!」
「Are you ready?」
「変身!」
「コブラ!コブラ!エボルコブラ!」
「フッハッハッハッハ!」
フェーズ1ながらもエボルトへの変身を許してしまいました。
「マジか・・・!」
「逃げるぞ!」
「おう!」
こうなったらいつものスチームガン、なのですが煙を浴びせただけで倒れた一海が消えるのは超技術すぎる・・・。
 続いて戦兎を逃し、クローズマグマはパンドラボックスと黒いパンドラパネルを回収・・・と行きたい所でしたが
「よし・・・!」
「させるか!」
妨害にあい、肝心のパネルを奪い返されてしまいました。が、今はこの場を離れる事を優先。
「やべえ!」
残ったクローズマグマとローグ、パンドラボックスが姿を消し、残ったのはエボルトのみ。
「後一本か・・・。」
面倒臭そうな様子で、特別怒るとかもありません。それだけ容易いという事でしょうか。

 ナシタに戻った一同。
戦いから数日が経過したようですが、TVで流れているのは『新国家運営が本格化』という見出しのニュース。
「御堂首相は、新国家として中央政府をパンドラタワーに移し、東都、西都の・・・」
「何が新国家だ、エボルトの野郎め。」
エボルトによる日本の再編が進む中、先の戦いでダメージを負った一海は未だ目を覚まさず。
「カズミン、まだ目を覚まさないね・・・。」
「戦兎の方はどうなんだよ?」
「徹夜続きでパソコンに向かってる。」
忍の遺した情報をまだ探しているのでしょうか。
 ニュースは続けて、
「ここで速報です。」
と、何やら重大な事柄を伝えようとしている様子。

 地下の戦兎は、ずっと端末とにらめっこ。
「ダメだ・・・ロックが解除できない。」
今わの際に託されたのは、ビルドとクローズのカード。この意味する所は・・・?
これをカードリーダーに当てるのですが、パスワードを要求されておりこれを聞けていませんでした。
「お前に・・・頼みがある。」
忍がエボルトに気取られぬよう伝えたのは、
「黒いパネルの他に、エボルトも知らない白いパネルが・・・!ハザードトリガーを使え・・・。」
今になってクローズアップされるハザードトリガーの存在。さらに、まだ未知のパネルがあるとも。
「何だよ?白いパネルって・・・。ハザードトリガーをどう使えって言うんだよ?」
戦兎が頭を抱えていると、内なる巧が語りかけます。
「そんなパネルは存在しない。君は父さんを美化してる。あの人は、俺達にライダーシステムを創らせ、エボルトと一緒に多くの命を奪った。」
「違う。エボルトを倒すために敵のフリをしただけだ。」
「本当にそうか?善良な人間なら、ハザードトリガーなんて暴走装置を設計したりはしない。」
1人の人間の中の猜疑を一手に引き受けたかのような巧の言いよう。戦兎も反論します。
同じ人間の中の相反する感情が別れているようなものなので折り合いません。
「ハザードトリガーには別の目的があるんだ。白いパンドラパネルにつながる何かがきっと・・・。」
「君は、父さんの死に意味を持たせたいだけだ。俺はもう、あの人に騙されない・・・。」
頭を抱える戦兎。しかしまた厄介事が。
「戦兎!東都の街が大変な事に・・・!」

 街には大量のクローンスマッシュが出現。いかにもクライマックスという風景です。
グリス不在の中、3人だけで対応しますが・・・今となってはクローンスマッシュなどものの相手ではないのか、クローズマグマなどは体当たりだけで驚くべき数を仕留めていく始末。
 あらかた片付けたところで、ビルの上からエボルトの声が。
「ハハハ・・・!正義のヒーローを呼ぶのは容易いな。」
「エボルト!」
ビルの屋上へ急行すると、不敵に笑うエボルトに対し怒りを顕にするビルド。
「よくも父さんを・・・!父さんの仇は俺が討つ!」
ジーニアスへとチェンジしようとしますが、どういう訳かジーニアスボトルが反応しません。
「何で・・・?ジーニアスになれない!」
エボルトに何かされる機会はなかったはず。原因は不明ながら大ピンチ。
「勝負あったな。何故、俺が完全体じゃないか分かるか?」
一方のエボルトは、フェーズ1で現れたのは単なる舐めプではないという。
 同じ頃、ナシタの一海が目を覚ましたと思ったら・・・。
「カズミン?」
その瞳は赤く輝いており、直後に衝撃波で紗羽と美空を黙らせ、美空が持っていた最後のロストボトルを回収し高速移動を開始。
 一海は単にダメージを受けていたのではなく、攻撃と同時にエボルト遺伝子を受けていたようです。
馴染んで自在に操れるようになったとは言いましたが、これほどとは・・・。
 そして移した分を戻すと、一海をビルドらの方に押しのけ
「一海に憑依してたのか!?」
答える代わりにエボルトリガーを起動。
「オーバー・ザ・エボリューション!」
「Are you ready?」
「ブラックホール!ブラックホール!ブラックホール!」
「レボリューション!」
「これで全てが揃った!」
最後のロストボトルをパネルに嵌めると、エボルトリガーのボタンをさらに押し込み
「オーバー・オーバー・ザ・レボリューション!」
ハンドルを回しながら、その体に黒いパンドラパネルを飲み込むと・・・。
「いよいよ新世界の扉が開くぞ!」
「Ready go!」
「フィーバーフロー!」
ようやく目を覚ました一海も驚愕。
「何だよ・・・これ?」
「フハハハハハハ・・・フハハハハハハ・・・!」
目の前にあるのは、仮面ライダーエボルではなく見るからに異形の化け物です。
「エボルトが進化した・・・!」
ともかくも、敵なのは確か。既に変身している3人は向かっていくものの、ビックリするぐらい相手になりません。
 それぞれパンチ一発でローグとクローズマグマを吹っ飛ばし、周囲のビルごと両断する波動を放つという規格外ぶり。
無謀な戦いながら一海もグリスに変身し突撃。
「変身!」
「ロボット・イン・グリス!」
これも攻撃が全く通らないどころか、踏みつけ1つとっても周囲のビルが崩壊するほどの衝撃波を放っています。
「何だよ・・・?これまでとはレベルが違え・・・!」
ビルドも果敢に挑みますが、ジーニアスにすらなれない状況では絶望的。
 それどころか、
「お前には出血大サービスだ。」
黒いパンドラパネルの能力により、全く未知の惑星へと共にワープ。
 突然の登場に、現地の謎の知的生命体も慌てふためいています。
「流石はライダーシステム。他の惑星でも体力を維持できるとはな。」
「これがワープ・・・?」
「あらゆる星を吸収して俺だけの宇宙を創る。それが・・・新世界だ!」
エボルトの言う世界とは、あらゆる惑星を好き放題に食べ散らかすという自分本位そのもの。
 そして、それが可能な能力が今のエボルトには備わっています。
エボルドライバーのハンドルを回すと、
「Ready go!」
「ブラックホールブレイク!」
頭上に巨大なブラックホールが出現し、周囲の建物も樹木も、その星の知的生命体も飲み込んでいきます。
 エボルトとビルドは直後にその星が見渡せる宇宙に出ましたが、そこで目の当たりにしたのは巨大なブラックホールが惑星を粉々にしながら飲み込んでいくという衝撃的な光景。
その後、無事に地球に連れ帰られましたが、エボルトの能力のあまりのスケールに衝撃を受け、膝をつくビルド。
他方、エボルトは両手の鉤爪が巨大化しています。
「惑星を吸収して、また一段と強くなった。」
その手でビルドを掴み、殴り飛ばすと高層ビルを貫通するというパワー。
さらに飛ばされた先に瞬間移動し、さらに殴って飛ばすというドラゴンボールのような戦いになっています。
 これにはたまらず変身が解け・・・と言うか変身解除だけで済むライダーシステムが半端ない・・・。
「どうだ?お前の父親がくれた力だ。これで俺は全ての惑星を破壊する。さあ・・・次は地球の番だ!フハハハ・・・!」

 絶望のさなか、戦兎が思い出すのは物語の発端となった火星探査機の帰還セレモニーの直前。
久々に会ったらしい巧と忍は、
「今、どんな研究してるの?」
「地球外生命体がいるとか・・・いないとか。」
「SF映画みたいだね。じゃあ、そいつらが地球を襲ってきたりして?」
「かもな。もし、本当にそうなったら・・・。」
冗談めかして話していた2人ですが、忍は急にやや真面目な顔になると
「父さんと一緒に、地球を守ってくれるか?」
思えばこの時、幼い龍我を診察して、人体に乗り移る地球外生命体の存在を知っており、それらと友好的ならざる関係になることを予見していたのかも知れません。
「いいよ。」
意味も知らず、快諾する巧。
 これを思い出していました。
「最悪だ・・・今頃思い出すなんて。約束したもんな、一緒に守るって。」
さらに、ライダーシステムの中にはある閾値を超える思いが必要となることも。
「正義のために創ったライダーシステムは、憎しみなんかじゃ強くなれない。そうだろ?」
憎しみを捨てて再びジーニアスボトルを立ち上げると、今回は起動。
「グレート!オールイエイ!」
「ジーニアス!」
ラビットラビットの時に刺さっていたハザードトリガーをそのままに、ジーニアスボトルを装填。
「イエイ!」
「イエーイ!」
「Are you ready?」
見るからに負荷が高そうですが、変身を敢行。
「変身!」
「オーバーフロー!」
「ビルドジーニアス!」
「ヤベーイ!」
「スゲーイ!」
「モノスゲーイ!」
見た目は普通のジーニアスですが、その能力は・・・?

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Posted by jerid_and_me at 21:34Comments(9) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2018年07月16日

今週の仮面ライダービルド「第44話 エボルトの最期」

 これ絶対サブタイ詐欺だろうな、という44話。
「地球外生命体エボルトは、この国を支配するためロストスマッシュから精製される10本のロストボトルを集めていく。一方、仮面ライダービルドの桐生戦兎は父・葛城忍がエボルトの仲間だと知り新たな戦いを決意する。」
「ねえ、カズミンと幻さん知らない?料理当番サボってどこ行ったのよ!発信機で調べてみるか。」
「発信機!?そんなのいつ仕掛けたの?」
「それは、知らないほうがいいと思う。・・・あっ、いたいた。何で2人とも北都にいるんだろう・・・?居場所を特定してみるから、一足先に第44話、どうぞ!」
 有能な女性陣によるあらすじ紹介。
北都のファウストは富山県東部にあったのか・・・。

 アジト内を急ぐ一海と幻徳。
「この先に人体実験場があるはずだ。」
「人類を奴隷化するロストスマッシュがこんな所で作られてるのかよ?」
「ああ。そこに行けば・・・!」
行く手に立ちふさがるガーディアン。
「性懲りもなく捕まりに来たか。」
内海も現れ、2人を包囲。
 変身するのかと思えば、意外なことに2人とも何の抵抗もなく早々を両手を上げてしまいました。
「この2人がロストスマッシュになってボトルを精製してくれれば、残すロストボトルはあと1本。新世界はすぐそこだ。」
もはや勝ち誇った様子のエボルトに対し、隣に控える忍は何を考えているのか。

 ナシタでは、龍我に妙なヘッドギアを被せるやら、心電図検査のような電極を体中に貼り付けて何やら検査をする戦兎。
「ベルナージュの力とエボルトの遺伝子が見事に融和してる。もう暴走する事もないだろう。」
「って事は、ベルナージュも美空の中にもう居ねえのか?」
視聴者も気にしているコレ。龍我が女声で喋るのはちょっとキツい。
「さあな・・・。意思はまだ存在してるかもしれない。とにかく、今のお前は以前よりはるかに強くなってる。そこでこいつの出番だ。マグマと相反するブリザード仕様のナックル。これでエボルトの力に対抗できる。」
この期に及んで新アイテム。と言っても青いマグマナックルなのですが、突然出てきたとしか思えない開発期間の短さに、龍我は戦兎に対する心配を禁じえません。
戦兎の顔の生傷が残っている所を見ても、前回から殆ど時間が経過していないはず。
「親父さんを敵に回して、なんか無理してねえか?」
「・・・父さんは関係ない。エボルトを倒すことに集中しろ。」
そこへ駆け込んできた紗羽。
「カズミンと幻さんが、ファウストのアジトに・・・!」
情報としてはあらすじ紹介と地続きなのにテンションが違いすぎる・・・。

 OPも劇場版予告仕様に。前売り券買いに行かないとなあ。
しかしOP、ジーニアスやエボルト完全体は入っているのにクローズはチャージのままなのが不思議。オロCへの配慮でしょうか。

 かつてのナイトローグのように、高そうな椅子に座って一海と幻徳がカプセルに押し込まれる様を満足気に見ている内海。この小物感。
「やめろ!」
抵抗虚しくカプセルは閉ざされますが、ここて突然ナシタ屋上の回想シーン。
「エボルトの野望を阻止することに異論はない。だが、今の俺たちのハザードレベルで本当に勝てんのかよ?」
「なあヒゲ・・・。お前、ラブ&ピースのために命を懸けられるか?最初はただ故郷のため、仲間のため・・・そう思ってた。けど今は違う。俺は仮面ライダーになった事を宿命だと思ってる。」
「宿命・・・。この命で何かの役に立てるんだったら、迷わず懸けてやるよ。」
お互い、命懸けでエボルトに挑むという覚悟を決めていました。
 それが今あっけなく捕まって再実験にかけられている・・・。
「これでお前らはロストスマッシュになるんだ。」
勝ち誇った内海ですが、直後に2人は力づくでカプセルから脱出。
「大丈夫か?・・・おかげで俺のハザードレベルはさらに上がった。」
「ガスを注入するために、わざと捕まったのか・・・!」
「逃げるぞ!」
無様すぎる・・・。
「コウモリ!」
「発動機!」
「Are you ready?」
「変身!」
変身して追う内海。
 逃げる2人ですが、
「体が思うように動かない・・・!」
「ガスが体に馴染んでねえ!」
特に一海に至っては再々実験なので流石に入れすぎというものでしょう。逃げ切れません。
「ハハハ・・・!」
狂ったように笑いながらマッドローグが迫りますが、ほぼ同時に殴り込んできたビルドとクローズマグマ。
「お前ら、何で・・・!?」
「話は後だ、ここを出るぞ!」
既にマッドローグ程度はタンクタンクで十分という扱いなのか、ジーニアスは使わないまま抑え
「万丈!一海と幻さんを連れて逃げろ!」
「分かった!おい、後はいい!行くぞ!」
2人を抱えると、いつの間に付いたのか、マグマの翼で天井を破り離脱。これ抱えられた2人は無事なんでしょうか。
 ビルドの方は、マッドローグを圧倒した・・・と思ったら同時に背後から忍ビルドの奇襲を受けます。
「父さん・・・!」
「その程度の力でエボルトと戦うつもりか?我々の目的が達成されれば、エボルトは容赦なく地球を破壊するだろう。もう時間はない!」
「分身の術!ドロン!」
忍ビルドは分身し、戦兎ビルドのハザードトリガーをピンポイントで攻撃。
するとビルドは機能不全を起こしたのか、身動きが取れません。
「何だ?体が動かない・・・!」
「何もできない自分を呪え。お前のせいで、人類は滅びる!」
そのままトドメ、かと思いきや寸前で四コマ忍法刀が止まり、隠れ身の術が発動しビルドは煙に包まれました。
「ビルドが逃げたぞ!お前は向こうへ。」
「はい・・・!」
マッドローグを遠ざけ、ビルドは外へ。
スチームガンと言い、煙で逃走機能が便利すぎる・・・。
「俺を逃がした・・・?」

 戻ったナシタでは、無茶をした一海と幻徳に詰め寄る戦兎。
「どうしてファウストのアジトに行った?」
すると指先1つで戦兎を押しのけてしまう一海。
「見ての通り、ハザードレベルを上げるためだ。」
「何考えてんだよ・・・倒されたら死ぬんだぞ!?」
「どの道、エボルトに勝たなきゃ終わりだろ。それに、お前たちの足手まといになる訳には行かねえからな。」
「それって、俺達と一緒に戦ってくれるって事か?」
するとYES NOのTシャツを着た幻徳が前に出て、
「どっちかちかちかちかちか・・・ドーン!」
最終的に見せたのはNO側。しかし周りの反応を見て、
「あっ、こっちか。」
「オラァ!」
YES側に。
「使いこなせねえなら口で言えよ!」
「黙れ筋肉ザル。」
「ああ?」
なんだかんだで仲のいい4人でした。
「お前はどうなんだ?親父さんの事は吹っ切れたんだろうな。」
「・・・ああ。」
一海が手を差し伸べ、それを受ける戦兎。
しかし逃された事もあり、まだ吹っ切れてはいないのでしょうが・・・。
「これで仲直りだね。」
すると問題になるのが、みーたん抱き枕の処遇。
「良かった・・・。じゃあこれは必要無いね〜。いくらで売れるかなあ?」
「売らない〜!」
これを見た一海は、
「ちょっと待った!何ですか?それは〜。」
キモオタモード発動。
「みーたんの抱き枕。まだケンカしてたらプレゼントしようかな?って思ってたんだけど。」
これを聞くや否や、戦兎をもう一回吹っ飛ばして
「誰がお前に協力するって言った?」
「ええ・・・。」
この手のひら返しに戦兎もドン引き。
「俺は北都一の頑固者。いくらお前が改心しようと、今さら一緒には戦えねえ。けど?あ、どうしてもって言うなら・・・これに免じて、力を貸してやってもいいズラよ〜?」
もはや誰だ。そしてみーたん抱き枕をかすめ取ると、
「とうっ!おほほほほ〜!デュフッ!もう変な声しか出ませんよ〜。何ですか〜?この神々しいまでのフォルムは!これってつまり、みーたんを抱きしめてもいい!って公式の許可が下りたって事ですよね〜?」
またしても心の声がダダ漏れで、幻徳TシャツもNOの判定。
「なんて素晴らしいアイテムなんでしょう!あ、素晴らしい!」
等のみーたんもゴミを見る目です。
「では早速、心火を燃やしてチューから行かせていただきや〜す!おざ〜す!」
ここで我慢できなくなった美空と紗羽のパンチが炸裂。
ゴールド・Eのパンチがブチャラティに当たった時のようなスロー演出です。
 しかしまだ懲りない一海。
「これは・・・買ったらいくらっすか?」
「これは200万ドルクかな?」
「高っけ!」
「安いっすね。」
「今、現金決済したら裏になんか紗羽さんの水着の写真がつく・・・」
「それ俺も欲しい!」
悪乗りがすぎる人たち。そんな仲間たちを放って、ひとり密かに地下に引っ込む戦兎。

 地下では、端末に向かいながら忍の言葉を思い出す戦兎。
「我々の目的が達成されれば、エボルトは容赦なく地球を破壊するだろう。もう時間がない!」
目ざとくそれに気づき、時分も下りてきた美空。
「どうしたの?」
「一刻も早くエボルトを倒さなきゃ、俺達に未来はない。」
「そうだけど・・・。ほら、グリスと幻徳も戻ってきたんだし。」
「倒されたら消滅する人間を戦わせる訳には行かない!俺と万丈で何とかしないと・・・。」
こうして、また背負い込もうとする戦兎を痛ましく思う美空。

 一方、ファウストのアジトでは
「また捕獲に失敗するなんて、先生らしくもない。」
と、もしかして気づきつつあるのかという言動を見せるエボルト。
「それだけ手強くなってる証拠だ。ロストボトルの精製はあと3本、シナリオを変更した方がいいかも知れない。君自身が、新世界の扉を開けるんだ。」
「俺が?」
ハザードレベルは足りている筈ですけど、エボルト自身をロストスマッシュに・・・?

 その後、戦兎が開発した新装備のテストを行う龍我。
見るからにクローズマグマナックルの色違いですが・・・。
ボトルを装填するも、負荷が大きすぎるのか起動する所までも行けません。
「万丈!大丈夫!?」
「ダメだ・・・体が言うことを聞かねえ。」
「最初の変身だから抵抗があるだけだ。続けろ。」
心配する美空と、冷徹に実験を続けさせようとする戦兎。
「何言ってんの?もう無理だって!」
戦兎の脳裏にあるのはやはり忍の言葉。
「何もできない時分を呪え。お前のせいで人類は滅びる!」
これによる焦りが龍我に対しては非情に出ているようで
「いいから早くドライバーに挿せ!」
「ちょっと待ってよ、こんな状態で変身したら・・・!」
「これが使えなきゃエボルトには勝てない。」
「心配すんな!やってやる・・・変身!」
と強引にドライバーに装着すると、結局そのまま倒れてしまいました。
「万丈!万丈・・・!何焦ってるの?らしくないよ、戦兎・・・。万丈、大丈夫?」
美空にもどうかしているような目で見られ、危機感だけが空回り。

 やり場のない思いを抱えてナシタ屋上で佇んでいると、携帯に着信が。
「一体何をしようとしてる!?」
相手はエボルト。
「お前の持ってるロストボトルをよこせ。」
「渡すと思うか?」
「渡すと思うよ?俺の強さを知ってるお前ならね。」
この余裕。と言うのも、
「俺が本気を出せば、お前の仲間や家族なんて一瞬で滅ぼせる。誰も傷つけたくなければ素直に従え。」
あえてやっていないだけで、今の時点でも簡単に倒せるから。
 全く言い返す事ができず、怒りに任せてスマホを投げ捨てるところまで追い詰められています。

 ナシタに戻ると、元気そうに立っている龍我の姿が。
「おい戦兎、どこ行ってたんだよ。」
「ちょっとな・・・。体、大丈夫か?」
「お?余裕だ!全然痛くな〜い・・・。」
「脂汗出てるよ?」
戦兎に負担をかけまいと無事を装っていますが、ダメージはかなり残っているようです。
 そこへ昼食を運んできた一海。
「よーし、カズミンプロデューススペシャルパスタの完成だ!」
「美味しそう!」
普通に美味しそうなのが出てきました。
「お待ちどう様です。」
「オラァ!」
一海はあくまでプロデュースで『本日のシェフ』は幻徳。
 そのパスタを口にしてみると・・・明らかに反応がおかしい。
「うっ・・・!」
「いやいや、そういうのいらないから。」
促されるまま一海も口にしてみると、
「んんーっ!?まっずい!おいヒゲお前何やってんだよ!手本見せただろ!?」
「はあ!?レシピがないからこうなるんだろお前!」
「そういうのはな、目で見て覚えるんだよ。」
「覚えられねえんだよ!」
清々しいまでの逆ギレ。
「俺が鍛え直してやる。外出ろ。」
「外って・・・。おう、いいじゃねえか。行ってやらあ。」
「行けヒゲ!」
「上等じゃねえかよ、やってやろうじゃ・・・おい!?」
幻徳が外に出た所で締め出してしまった一海。
「みんなゴメンね〜、今新しいの作るから。あ〜あ、同じ材料、同じ分量でやれば、同じ味になるはすなのによ。」
そのまま代わりを作ることに。
 すると、この言葉を聞いた戦兎は
「同じ材料、同じ味・・・?そうか!」
「どうしたの?」
「何でもない・・・。」
誤魔化してはいますが、この言葉がエボルト対策のヒントになったようで、皆が寝静まった後
「これとエボルトリガーは同じ形状。なら構造も同じはず。トリガーの起動を止めれば・・・。」
「何だ?体が動かない・・!」
「もしかして、父さんはこのために・・・?」
先程戦兎を逃した事といい、明らかに戦兎らに利する行動を取っています。
 これに確信を得た戦兎は、自らナックルを手に
「・・・じゃあな。」
ひとりナシタを後にします。

 雨の中、パンドラタワーに向かった戦兎。
「ロストボトルは持ってきたか?」
ボトルを見せつけますが、
「お前には渡さない。」
「そう言うと思ったよ。準備万端だろ?」
「お前は俺が倒す!」
自らナックルを使おうとした所で、背後から他の3人が現れました。
「お前1人で何楽しんでんだ、コラ。」
「お前ら、何で・・・?」
「そのナックルは俺のもんだろ!じゃーん!」
龍我がナックルを奪った反対の手にはタブレット端末。そこには地図が表示されており、ナックルの方にも何か貼り付いています。
「発信機・・・?」
「紗羽さんに借りたんだよ。」
まさかあらすじ紹介が伏線になっているとは。
バツが悪そうにしている戦兎に、
「余計な気使いやがって。俺たちは仲間だろ?」
「お前だけにいい格好させてたまるかよ。」
「みんな・・・。」
「ハハハ・・・!物好きな奴らだねえ。そんなに死にたいか。」
嘲笑うエボルトに対し、
「勘違いすんじゃねえぞ。俺たちはな、生きるために戦うんだ。」
と啖呵を切る一海。
「オラァ!」
『→右に同じだ』
と文字Tを見せる幻徳ですが、
「左だけどな。」
「どこ見てんだよ。」
自分が一番右に立っていたという幻徳痛恨のミス。
「・・・わざとだよ。」
そそくさと左側へ。人類存亡の危機だと言うのに全く危機感のない奴らに思わず笑ってしまう戦兎。
「バカばっかだ。フフ・・・最高だな!」
負ける気のしない空気の中で、4人が並んで変身。
「グレート!オールイエイ!」
「ジーニアス!」
「ボトルバーン!」
「クローズマグマ!」
「ロボットゼリー!」
「デンジャー!」
「クロコダイル!」
「イエイ!イエーイ!イエイ!イエーイ!」
「Are you ready?」
「変身!」×4
「ビルドジーニアス!」
「極熱筋肉!クローズマグマ!」
「潰れる!流れる!溢れ出る!」
「ロボット・イン・グリス!」
「ブルアァ!」
エボルが空気を読んで背景を攻撃してくれたので、爆炎をバックに4ライダー揃い踏み。
「かかってこい・・・!」
戦闘開始。
 しかし、いざ始まってみると4人勢揃いでノリにノッているにも関わらず、当のエボルはそう苦しそうに見えません。
「ガスの影響でずいぶん強くなったな。だが相手が悪い!」
アジトでは、モニターでこの戦いの行方を見守る内海と忍。
「これで長い戦いが終わる・・・。」
忍のこの言葉は、どちらが勝つ結末を指しているのか。

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Posted by jerid_and_me at 19:05Comments(7) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2018年07月09日

今週の仮面ライダービルド「第43話 もう1人のビルド」

 予告からしてヤバい感じだった葛城忍との初対面。
「地球外生命体はこの国を支配するため、最強の怪人・ロストスマッシュから生成される10本のロストボトルを集めていく。一方、仮面ライダービルドの桐生戦兎の前に、姿を隠していた戦兎の父・葛城忍が現れる。
「ついに親父さんと会ったのか。親父さん、お前になんて声をかけるんだろうな?」
「そりゃ、『久しぶり・・・』とか『元気だったか・・・』とか。」
「いやいやいや!お前の顔、佐藤太郎だからね!?ツナ義ーズも知らないのに、久しぶりも何もねえだろ!」
「うるさいよ!そこは上手いこと演出してくれるでしょうよ!俺も気になるから早く第43話見よう?」
相変わらず、あらすじ紹介はメタ的でカオス。

 ついに父・忍と再会した戦兎。
「父さん・・・!本当に父さんなのか!?」
「顔は変わってもその癖は変わらないな。昔から興奮したり動揺した時は、必ずそうやって髪をかき乱す。」
本当に上手いこと演出されてました。
「父さん・・・!」
「葛城親子、感動の再会だな。」
「エボルト・・・どういう事だ?ライダーシステムはエボルトを倒すために考えたんじゃなかったのか!?・・・父さん!」
エボルトと忍が並んでいる構図が理解できない戦兎。いや考えないようにしていると言うべきか。
「お前や万丈が仮面ライダーになったのは、全部・・・葛城先生のシナリオだ。」
エボルトの悪意かと思えば、計画については忍の関与がむしろ大きいという。
 すると横から龍我が出てきて
「ふざけんなよ!あんたは戦兎を騙してたのか・・・!」
「全ては私の計画通りだ。あとはロストボトルさえ揃えば、目的は達成する。」
「果報は寝て待つとしよう。」
エボルトは内海を拾ってダッシュで撤退。
 その場を任された忍は変身の体勢へ。
「忍者!」
「コミック!」
初期型なのかベストマッチ音声はなし。
「Are you ready?」
「変身。」
衝撃が残り、立ち尽くす戦兎ですが、集まってきた龍我ら3人もこれに応じ変身の体勢へ。
「ニンニンコミック!」
「父さん・・・。」
いずれもより高性能のはずのライダー、それも3体がかりに普通のビルドで相手になるはずが、と思われましたが、中身が初老男性とは思えぬ軽やかな身のこなしと忍術で互角以上の戦いを見せます。
「分身の術!」
「いくら戦兎の親父だからってな、容赦しねえぞ!」
が、言葉とは裏腹にむしろ圧倒されています。
「何だよ、これ・・・!?」
今のグリスは戦闘不能は即死なので、慌ててゼリーを外します。
「危ねえ・・・!初期型のビルドなのに、何でだ?」
「もともと、ビルドドライバーは私が使うために設計されたもの。私がベスト・オブ・ベストのビルドだ。」
つまり適正と恐らくハザードレベルの影響のようです。
「海賊!」
「電車!」
「Are you ready?」
「海賊レッシャー!」
「各駅電車・・・急行電車・・・快速電車・・・海賊電車!」
「発車!」
クローズマグマとローグを蹴散らし、ローグは変身解除に追い込まれました。
「強い・・・!」
「だったら・・・俺が相手だ!」
残ったクローズマグマに対し、ホークガトリングで対抗。
「タカ!」
「ガトリング!」
「ホークガトリング!」
色味と言いシルエットといい似ている両者。
 が、近接戦タイプであるクローズマグマに対しビルドは空中戦と遠距離戦を得意とするタイプ。上手いこと翻弄しています。
するとその時、またしてもエボルトの見たビジョンが再生され、エボルト遺伝子が活性化。
「まだだ・・・!もっともっと壊してやる!」
クローズチャージはビルドの射撃をものともせず、自身を掠めようとしたビルドを捕まえ、マウントを取って一方的に攻撃するという危ない戦い方へ。
「まただ、力が制御できねえ!何でだよ!?」
これも分かっているという忍ビルド。
「エボルトのせいだ。」
「何!?」
「ブラックホールを作るために、自身の力を最大限まで使った。その影響で、君の遺伝子が活性化したんだ。恐らく今の君は、スクラッシュドライバーを装着した時とは比にならないほど戦いに飢えてるはずだ!」
殴られながら冷静に分析。
「ふざけんな!俺は・・・俺は!」
口ではこう言っても体は正直。無抵抗の忍ビルドを容赦なく殴りつけ、
「万丈、もういい・・・やめろ。やめてくれ!」
仲間が父親を一方的に攻撃しているという状況に耐えられない戦兎が止めるよう懇願しても攻撃を続けます。
「うるせえ!俺はこいつを・・・ぶっ倒す!」
「ボトルバーン!」
このままでは相手を殺すまでやるだろう、という所でようやく変身する戦兎。
「グレート!オールイエイ!」
「ジーニアス!」
「Are you ready?」
「変身!」
「ビルドジーニアス!」
「スゲーイ!」
「モノスゲーイ!」
変身即キックでクローズマグマを吹っ飛ばし、変身解除に持ち込むという荒業。
やはり深層では父親>仲間なのでしょうか。
 流石に強烈すぎたのか、直後に気を失ってしまう龍我。
「龍我!」
「・・・今日はデータの採取だけで十分だ。また会おう。」
助けられた忍もすぐに撤退してしまい、それ以上の話はできないまま。
 倒れた龍我に駆け寄る幻徳。
「おい、大丈夫か!?万丈!」
流石にヤバいと思ったのか、今回はいつになく心配されています。

 急いでナシタに連れて帰りましたが、ベルナージュの力も反応がありません。
「前はベルナージュの力で万丈を治せたのに・・・。」
一海は、怒りに任せて戦兎に掴みかかります。
「おい・・・お前、何考えてんだよ。何で親父を庇った!?相手は敵なんだぞ!」
「やめなって、グリス!」
美空が制止しても止まらず、
「父さんは敵じゃない・・・。」
「その目で見ただろ?お前の親父はな、エボルトの仲間なんだよ!この国を乗っ取った裏切り者なんだよ!!」
放心した様子で目も合わせない戦兎に、一海は
「今のお前にはな・・・背中は預けられねえ。」
と共闘の解除を宣言。
幻徳もこれに続き、
「・・・今のお前はただ、父親を信じたいだけにしか見えないぞ。悪いが・・・俺も一緒に戦えない。」
尊敬する父親の遺志を継いで戦う幻徳は、信じていた父親が悪の道に落ちていたという現実に苦しむ戦兎に同情してはいるようですが・・・。
「ねえ、ちょっと・・・。」
「オラァ!」
革ジャンの前をはだけたTシャツにはデカデカと『さらば』。まさかの文字T復活。
「おい、ポテト!」
そのまま出ていってしまいました。
「さらば、ぐらい自分で言いなさいよ!」
動揺し、何も言い返せない戦兎を痛ましげに見上げる美空・・・。

 アジトに戻った忍。攻撃性を増していく龍我を警戒し、エボルトにも報告しています。
「君と同じ能力を持つ万丈がこれ以上暴走を続ければ、厄介な存在になる。」
「先生のことだから、何かアイデアがあるんでしょ?」
黙っている忍ですが、その思惑とは。

 この大事な曲面にメンバーがバラバラとなってしまったことに危機感を覚えた紗羽は、こちらもあるアイデアを実行。
「これで、カズミンは戻ってきてくれるはず!」
「ん?」
「じゃじゃーん!」
手にしていたのは、まさかのみーたん抱き枕。
「・・・何それ、いつの間に作ったの?」
「ね、いいでしょ?いいでしょ?」
「やめてよ〜!」
「これで、心火を燃やして戻ってきてくれるはず・・・!」
危機的状況が続いておかしくなったか、という所ですが一海になら効きそうと思える不思議。
 すると、美空の携帯に着信が。
青ざめる美空。その相手は・・・?

 再び忍のデータを探る戦兎。その作業は前回やったはずですが・・・。
「何で何も出てこない・・・?」
苛立って端末のディスプレイを吹っ飛ばしたりと、かなり煮詰まっています。
 さらに脳内の巧も、
「エボルトの言う通り、僕達は利用されたんだよ。パンドラボックスの光を浴びた父さんが、エボルトと手を組むのは自然の流れだ。」
「それを言うなら、仮面ライダーになった時点で正気を取り戻してたはずだ。それとも何か?ライダーシステムを作った俺たちみたいに、後戻りできなくなったって言うのか?」
「・・・分かってるじゃないか、その通りだよ。」
内なる巧は、父である忍はそれを悪事と理解した上で今の立場にあると結論づけています。
つまり父親は悪の道に落ちたと。
「俺は、父さんを庇うべきじゃなかった・・・。」
戦兎もこの事実を理解。見かねた美空がフォローしますが、
「自分を責めないで。私が戦兎でも、きっと同じ行動を取ったと思う。」
「サンキュー・・・。でも、もういいんだ。父さんは・・・敵なんだ。」
「戦兎・・・。」
「何のために戦ってきたんだよ・・・。」
これまで、父親の思いを継いだものと思って戦ってきた戦兎にとって、これはその根底を揺るがす結論。美空はどうにか笑って励まそうとするも、
「ラブ&ピースのためでしょ。今までだって、つらい思いはたくさんしてきた。それでも桐生戦兎は、どんな困難にも打ち勝ってきたじゃん。愛と平和を胸に生きてける世界、作るために戦ってきたじゃん。だから今度だって・・・」
「今までとは違う。俺が戦えたのは、ライダーシステムが正義の為にあると信じてたからだ。それを否定された今、俺は・・・。」
戦う手段が全否定された今、もう戦えないという。

 その頃、まだ屋上にいた一海と幻徳。
「これからどうするつもりだ?」
出ていったはいいものの、何をどうするか全く考えていない2人でした。しかし、
「エボルトの野望を阻止する。そうすれば、戦兎の親父も目を覚ますかも知れねえ。」
戦兎には愛想を尽かしたかのような口ぶりでしたが、実際には戦兎も助けてやりたいという思いがある一海。これも戦兎が今まで謳ってきたことがえいきょうしたのでしょうか。
 すると幻徳も革ジャンの前をはだけ、『賛成だ』Tシャツを披露。
「オラァ!」
「いつ仕込んだんだよ・・・。」
もはやツッコミにも力がありません。

 一方、ひとり街に出た美空。
その要件とは・・・エボルトとの待ち合わせ。
「よう、久しぶり・・・でもないか。」
「本当に、私が戦兎のこと救ってあげられるの?」
「ああ。俺の言う通りにすれば・・・な。」
どうやら、先程の連絡はエボルトからの取引の持ちかけで、美空は誰にも相談せずこれに乗ってしまったようです。そのまま連れ去られ・・・。

 そうとも知らず、ナシタの戦兎は
「俺が間違ってた。すまない・・・。」
目を覚まさない龍我に詫びるばかり。
 しかし、やはり状況は待ってはくれず
「ねえ・・・美空ちゃんが、まだ帰ってこないんだけど。」
戦兎の方には何の進展もないまま、美空の行方が心配になるぐらいの時間が経過しています。

 その美空は、エボルトに拉致されロストスマッシュ化の人体実験を受けています。
「美空がロストスマッシュの実験に耐えられるのか?」
「ベルナージュの力に高濃度ネビュラガスを適応させれば、弱まっていた力を最大限まで引き上げる事ができる。」
「けど、既に魂が消滅してる可能性もある。」
「その時は、石動美空の命が消えるだけだ。」
「相変わらずクールだねえ。」
2人とも、美空の命を何とも思っていません。特にエボルトは実の父親の顔をしているのがまた・・・このせいでまた騙された訳ですし。
「全ては新世界を創るためだ。」
具体的なビジョンは明らかとなっていませんが、エボルトも忍も新世界というキーワードに向けて行動しているようです。

 美空を探しに街に出た戦兎。
「美空・・・。」
すると、スマホに着信が。相手はその美空です。
「美空か!どこにいる!?」
「戦兎、助けて・・・。」
弱々しい声に、慌てて指定された場所に向かう戦兎ですが、呼ばれた先はいつもの廃工場。
「美空!おい!」
その目の前にフラフラと現れた美空。
「戦兎・・・。」
直後、その瞳が緑色に輝き
「私の・・・私の星を返せ!」
「ベルナージュ・・・?」
美空はすっかり好戦的になったベルナージュに支配され、そのままCDロストスマッシュへと変身。
「やめろ!」
相手が美空およびベルナージュとあれば戦いたくない戦兎ですが、相手の方はお構いなし。
「ダメだ・・・自我を失っている。」
「タンク!」
「タンク&タンク!」
「Are you ready?」
「タンクタンク!」
「ヤベーイ!」
「ツエーイ!」
仕方なく、と言った具合にタンクタンクへと変身。ジーニアスになれない辺り迷いが出ています。
 しかし、やっぱりと言うか全く相手になりません。
おびただしい量のディスクを操ってぶつけてくるCDロストスマッシュに完封されるビルド。
「強い・・・!こうなったら、ジーニアスで・・・。」
「グレート!」
「オールイエイ!」
ジーニアスボトルを手にしたその時、現れたのは忍。
「ロストスマッシュを倒せば、石動美空は死ぬぞ。」
「あっ・・・?」
「ベルナージュの力が邪魔して、ジーニアスフォームでも助けることはできない。」
「何だと!?」
追い討ちをかけるように、忍もビルドへと変身します。
「ラビット!」
「タンク!」
「Are you ready?」
「変身。」
「鋼のムーンサルト!ラビットタンク!」
「イエーイ!」
本気出してないフォームの上に2体がかり、ボコボコにやられる戦兎ビルド。
「情にほだされて、私達を攻撃できないか!」
「どうしてこんな事を・・・?」
「ロストボトルを精製して、黒いパンドラパネルを完成させる。そうすれば、物理法則を超えた新世界の扉が開く!」
目的を明らかにすると、必殺技の体勢へ。
「Ready go!」
「ボルテックフィニッシュ!」
「イエーイ!」
実の息子相手であろうと、容赦なくキックを叩き込み変身解除に追い込みます。
 倒れた戦兎は、
「何だよ・・・新世界って。それが、俺や母さんを騙してまで手に入れたかったものなのか・・・?」
「そうだ。お前はそのために創られたヒーローに過ぎない。今のお前じゃ、エボルトに勝てない!」
実の息子も壮大な目的のための道具でしかないと言う割りに、何となく戦兎のパワーアップを期待しているように聞こえます。
 しかし、ついにショックで戦兎が力を失うと、
「何、泣いてんだよ。みっともねえな。」
現れたのは、こちらも満身創痍の龍我。
「創られたヒーロー・・・上等じゃねえかよ。前に言ったよな?俺たちが信じた思いは幻なんかじゃない。自分の信じる正義のために戦うって。今のお前の正義は、美空を助ける事じゃねえのか?なあ。」
と、手を差し伸べられると、戦兎の脳裏に過るのは
「それでも桐生戦兎は、どんな困難にも打ち勝ってきたじゃん。愛と平和胸に生きてける世界創るだめに戦ってきたじゃん。」
と励ます美空の声。
「美空・・・。」
無残にもスマッシュにされた美空に目をやり、ついに戦う覚悟を取り戻し、龍我の手を取り立ち上がるとドライバーを装着。
「言っとくけど、泣いてねえからな。」
「そういう事にしといてやるよ。」
軽口を叩き合いながら変身。
「ジーニアス!」
「クローズマグマ!」
「イエイ!イエーイ!イエイ!イエーイ!」
「Are you ready?」
「「変身!」」
「ビルドジーニアス!」
「極熱筋肉!クローズマグマ!」
「スゲーイ!」
「モノスゲーイ!」
「アーチャチャチャチャチャチャチャアチャー!」
いつだってこの2人がノッていれば負ける気がしません。

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Posted by jerid_and_me at 22:29Comments(7) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2018年07月01日

今週の仮面ライダービルド「第42話 疑惑のレガシー」

 何となく精神がもう息苦しくなる感じのサブタイトルの第42話。
「地球外生命体エボルトは、この国を支配するため最強の怪人ロストスマッシュから生成される10本のロストボトルを集めていく。仮面ライダービルドの桐生戦兎は、そのボトルを開発した父・葛城忍の行方を捜すが・・・。」
シリアスにやっているのは戦兎だけ。
「幻徳〜!何でその服チョイスするかなあ?」
「俺のセンスが何故わからん!?」
「みーたん、俺の服もコーディネートしてくれ!」
「カズミン、みーたんにお願いするなら100万ドルクね?」
「あ〜腹減った。プロテイン飲むか!」
「はいはいはいはい集合!みんなが居ない所でとんでもない事になってるから。第42話に入る前に、ちゃんと聞いて?」
前回は半分あらすじ紹介の時空でしたが、こちらは更にカオスです。

 前回の重大事項、エボルトの感情の芽生えについて説明したようです。
「俺達が知らねえ間にそんな事が起きてたとはな・・・。」
「まさか、エボルトに人間の感情が宿るとは。」
「けど皮肉だよな。奴が人間らしくなるなんてよ。」
皆、エボルトには人間の感情がないものと理解していた様子。
「・・・ロストボトルは?」
「奪われた・・・すまない。」
「しょうがねえだろ。また取り返せばいい。」
揃えられなければ良い、ということで今は切り替える他ありません。
「何か、新しい情報は引き出せなかったの?」
「志水さんは、父さんの助手だったらしい。」
そこで思い出されるのは、エボルトに消される直前の言葉。
「先生は、黒いパンドラパネルを作るためにロストボトルを・・・。」
「黒いパンドラパネル・・・聞いたことないな。」
ファウストにいた幻徳も初耳です。
「ちょっと待って!その黒いパネルに必要なロストボトルをエボルトが集めてるって事は・・・。」「戦兎の親父さんは・・・エボルトと一緒にいるかも知れねえ。」
嫌な想像が一同の脳裏を過る・・・。

 北都のアジトでは、
「あと4本のロストボトルが集まれば、新世界は開かれる。」
計画の順調さを喜ぶエボルトですが、忍は
「何故、志水を殺した?」
どこかエボルトに対し不満げに見えます。
「余計なことを喋ると思ったからだよ。志水は、ロストスマッシュになれる貴重な人材だから生かしておいただけだ。ボトルが生成できれば用はない。」
実際には戦兎を怒らせるために目の前で消していたはずですが・・・忍に対し嘘を言っているのでは。
「これでロストスマッシュになれる被験者は使い切った。」
「だったら仮面ライダーで実験すればいい。」
「確かに、ロストスマッシュに必要な閾値は獲得できるだろう。だがビルドのジーニアスフォームがロストボトルに適応しなかったことを考えると、確実とは言えない。」
「それを何とかするのが、先生の仕事じゃない。」
このやり取りを見ると、エボルトと同等またはそれ以上に忍もロストボトル集めにこだわっているように見えます。
 するとエボルトは、背後に控えていた内海に宣言。
「ロストスマッシュの生産を急ぐ!そのために、この国を統一する!」

 戦兎は、礼香から伝わったデータの中に忍の足跡を探しますが
「父さんの現状が分かるような手がかりは無いな・・・。」
足取りの掴めるようなものは無し。すると一海が
「なら、親父さんの身の潔白は証明できねえって訳だ。」
「・・・どういう意味だ?」
「親父さんとエボルトは裏で繋がってんじゃないのか?」
「何だと・・・?」
「最悪の場合、親父さんが黒幕って可能性もあるわけだ。」
「そんな訳ねえだろ!」
「じゃあ、どうして親父さんはお前に会おうとしねえんだ!?」
言いにくいながらも、否定できない可能性をはっきり突きつけました。普段ドルオタなのにこういう所は
鋭い・・・。
 このままだと喧嘩になりそうな所で、間に入る龍我。
「やめろよ!まずは生きてるかどうか確認するほうが先だろ?エボルトが化けてる可能性だってゼロじゃねえ。」
モヤモヤした空気ですが、やはり状況は待ってくれません。
「こちら、東都政府官邸!西都の軍勢が攻めてきた!場所は、政府官邸とエリアA!」
ひとまずは、こちらを優先する他なし。

 官邸にはエボル自らが乗り込んで来ています。(やはり最初から完全体)
もう通常のガーディアンだと無茶振りもいいところですよね・・・。
「ん・・・?」
「エボルト!」
「今日はお前らが相手か。」
「父さんは生きてるのか?」
この食いつきに、いかにもらしくとぼけるエボル。
「何の話だ?」
「とぼけるな!父さんの居場所を知ってるんだろ!?どこだ?どこにいる!」
「フフフ・・・。」
「今は東都を守ることに集中しろ。」
幻徳のナイスアシストで、ともかくも変身。
「デンジャー!」
「グレート!オールイエイ!」
「ジーニアス!」
「クロコダイル!」
「Are you ready?」
「変身!」

 一方、Aブロックにはマッドローグがハードガーディアンを率いて現れています。
こちらはクローズマグマとグリスが既に戦闘中。
こっちは既に問題なく勝てそうな組み合わせ感。

 しかし官邸の方は、クローンスマッシュを連れており、しかも戦兎は冷静さを欠いているため不安な状況。
「今日はやけに感情的だな。」
「黙れ!父さんはどこだ!答えろ!」
「東都より父親が気になるか?なら、これでどうだ!」
「フルボトル!」
スチームガンをライフルモードに合体させ、円の軌道で周囲を高速移動しながら連射。
ビルドはダイヤモンドの自動防御で凌ぎますが、逃げ場のない攻撃でクローンスマッシュも巻き添えにしながらローグを変身解除に追い込みました。
 身動きが取れなくなった所を見計らって、エボルは
「イッツ・ショータイム!」
上空を指差し、必殺技の体勢へ。ビルドにトドメを刺すのかと思えば
「Ready go!」
「ブラックホールフィニッシュ!」
「チャオ!」
首相官邸上空にブラックホールを発生させ、官邸を飲み込ませています。
「何だよ?あれ・・・。」
「ブラックホール・・・。」
「どうなってんだ・・・?」
Aブロックのクローズマグマらからもその光景は確認でき、これを見た龍我の脳裏にはまたもエボルトの記憶が。それは同じくブラックホールで火星文明を滅ぼした時のもの。
「また現れやがった・・・何だよこれ?感情が抑えられねえ・・・!」
記憶と同時にエボルト遺伝子も活性化しているのか、急に攻撃的になる龍我。
 物凄い勢いでマッドローグを圧倒すると、ついにはエボル同様の高速移動まで会得し、一方的に攻撃を加えています。
「何だ?このパワーは・・・!」
「壊してやる・・・!ぶっ壊してやる!」
いかにもヤバい様子となり、マッドローグを追撃すると何故持っていたのか、ドラゴンボトルを落としました。
 すると、青かったそれは突然白銀に。
エボルボトルだけでなく、フルボトルにまで変化を及ぼすとは。
「ボトルが銀色に・・・?」
クローズマグマナックルに装填してみると、普通に使えます。
「ボトルバーン!」
「ボルケニックアタック!」
「何故、急激に力が上がった・・・?」
エボルドライバーを使っているマッドローグが全く相手になっていません。

 ブラックホールは東都政府官邸をどんどん飲み込んでいきます。
「いいぞ・・・もっとだ!」
「政府官邸が・・・。」
「これで東都は壊滅だ!この国は俺のものになる!ハハハ・・・!」
拠点を物理的に消滅させて国を乗っ取るというストロングスタイルに手も足も出ません。
「ふう・・・。チャオ!」
すっかり消し尽くすと、ブラックホールを閉じて上機嫌で帰っていくエボル。
「親父がつくった東都が・・・。」
国の象徴を奪われ、力なく膝をつく幻徳。対照的です。
 忍の情報も得られず、こちらは完敗。

 エリアAの方は逆に完全に圧倒しています。
こうなると、マッドローグはやはり煙に紛れて撤退。
「待て!」
闘争心の収まらないクローズマグマは、転がっているハードガーディアンの残骸を殴り続けています。
「おい!・・・おい!やめろお前!」
「うるせえ!離せ!」
「やめろってんだろ!」
このままだと同士討ちになるところですが、突如
「ニンニンコミック!」
「隠れ身の術!ドロン!」
聞き覚えのある音とともに煙が立ち込め、
「何だよ、これ・・・?」
クローズマグマを攻撃開始。
「おい龍我!おい!」
「ラビットタンク!」
ひとしきり痛めつけ、変身解除させると同時に煙が晴れ、その第三者の姿はなし。
「どうした?何があった!おい!?」
「誰かが襲ってきやがった・・・!」
「今のは・・・。」
そこにいないはずの相手が、そこにないはずのボトルを使ってきた・・・という事はつまり。
 そして、2人は気付いていませんが、近くのビルの屋上から普通のビルドが見下ろしています。
「光り輝くボトル・・・ハザードレベル7か。」
つまり2体目。しかし、龍我もそこまでハザードレベルが上がっていたとは。

 エボルトは御堂に扮して戦争の終結を宣言。
「多くの犠牲者を生んだ戦争が終わりました。我が国は、ようやく1つになったのです!」
この放送には西都のみならず、日本全国の市民が注目しています。
「おい、放送始まったぞ!」
北都と思しき農村でも、農夫らが作業を止めてテレビにかじりつき、避難所でも多くの市民がスマホを食い入るように見つめています。
「このような、陰惨な光景はもう二度と見たくはありません。そこで私は考えを改めました。今後、自衛目的以外の兵器を撤廃します!」
この宣言に、市民らは歓喜。
「スカイウォールという巨大な壁に引き裂かれた我々の心を1つにすべく、この御堂が、微力ながら新生日本を牽引していきます!」
戦争の終結、武力の放棄という甘言に、御堂が成り行きで国家主席の座に収まることを否定する国民はいない、というぐらいの大喝采。

 しかし、御堂はとうの昔に亡き者にされたと知っているナシタの面々は
「この御堂はエボルトなんだろ?ふざけやがって。」
「みんなは国がひとつになったって喜んでるけど・・・。」
「いい事なんて何もねえ。俺たちはエボルトの家畜になったも同然だ。このままじゃいいように利用されて喰われるのがオチだ。」
 と冷え切った様子。
特に幻徳はじっと黙って俯いており、東都を滅ぼされた挙げ句、こんな形で統一がなされたことに心底ショックを受けているようです。

 放送が終わると、エボルトは早々に惣一の姿に戻り
「これでこの国全てが俺の支配下になった。まずはロストスマッシュの生産だ。仮面ライダーの捕獲に全力を尽くせ。」
「ロストスマッシュを量産して人間を襲えば、いずれ国は滅びる。それは支配するというあなたの目論見とは矛盾するはずです!一体何を企んで・・・」
「余計な詮索はするな。命が惜しければ。」
結局、内海も志水同様、今は利用価値があるから生かされている駒に過ぎないという事。
だいたい人間が人間を殺すのを見て楽しもうという魂胆なので、人間に理解できないのは当然というものですが。

 ナシタ(が埋まった建物)の屋上に出て、考え込む戦兎。
すると、また頭の中で葛城の声が。
「この国のこと、父さんのこと・・・悩みは尽きないね。」
戦兎の意識は、奇妙な白い部屋へ。
「ここは・・・?」
「僕と君の記憶の世界だよ。」
「葛城巧・・・。」
「ここで君の記憶を操作してる。」
どうやら表に出ているのは戦兎ですが、記憶周りの管理は葛城がやっているという。記憶喪失モノにしてもなかなかレアな状況では。
「何だと・・・?悪魔の科学者だったころの記憶が曖昧なのはお前の仕業か。」
「そんな事より、これからどうするつもりだ?」
「決まってるだろう。父さんを探し出して、一緒にエボルトの野望を阻止する。」
「まだ父さんを信じてるのか・・・。」
「当たり前だ。父さんはエボルトを倒すためにライダーシステムを設計した。お前だってそれが正義だと思って完成させたんだろう?」
「正義・・・そうあることを願いたいね。」
目を泳がせながら顔を伏せる葛城。まだ戦兎には明かしていない記憶がある・・・?

 戦兎が記憶の世界から戻ると、幻徳もまた屋上に現れました。
「幻さん・・・。」
「親父が言っていた。この国を救えるのは、政治家でも権力者でもないって。市井の人々だって。そんな親父が誇らしかった。なのに、親孝行どころか、何一つあの人の思いに応えられなかった・・・。最期に初めて、この国を託してくれたのに・・・俺は何もできなかった。」
 託されていながら、結局日本はエボルトのものになってしまったという無力感に苦しむ幻徳。
「俺も同じです。エボルトを倒すために、父さんからライダーシステムを託されたのに。今だ叶わずにいる。」
戦兎も同じと言いますが、忍の本心が分からない分、より生殺し感が強いです。

 さらに、TVからは
「速報です。東都、北都、西都の仮面ライダーが反政府軍を結成し、東都の街で暴動を起こしました。繰り返します・・・」
という、明らかにエボルトによって捏造されたニュースまで流れる始末。
 難波重工によるメカやマッドローグが暴れている映像をバックにされていますが、ライダーと一括りにされてしまえば問題ないんでしょう。
「戦兎、これ・・・!」
「俺たち仮面ライダーは国に楯突く反乱軍って事になったらしい。」
「エリアBでも反政府軍が暴動を起こしてるって・・・。」
「恐らく、俺たちをおびき寄せるための罠だ。」
「だからって、このまま黙って見過ごせって言う訳じゃないよな?」
「そんな訳ないだろ。エリアBを頼む。俺たちはエリアEを。」
またしても二手に別れ、対応に当たります。
国も市民を敵に回して戦うと言うのは辛い話ですが・・・。

 マッドローグの側に向かったのは戦兎と幻徳。
「おい、やめろ!」
「一体何の真似だ!?」
「我々の目的は仮面ライダーの捕獲。お前達をロストスマッシュにしてやる!」
「そんな事させるか!」
それぞれ変身の体勢に。
「グレート!オールイエイ!」
「ジーニアス!」
「イエイ!イエーイ!イエイ!イエーイ!」
「クロコダイル!」
「Are you ready?」
「変身!」
「ビルドジーニアス!」
「スゲーイ!」
「モノスゲーイ!」
「割れる!喰われる!砕け散る!」
「クロコダイル・イン・ローグ!」
「オラァ!」
まずはローグがマッドローグと相対しますが、
「結局、お前は父親の意思を継げなかった!氷室首相は哀れだよなあ。こんな無能な息子を庇って命を落とすなんて。無駄死にもいいところだ!」
安い煽りですが、今の幻徳にはダメージ大。動きが止まったところで追撃をかける外道ぶり。
「あの世で泣いて詫びろ!」
「Ready go!」
「エボルテックアタック!」
「チャオ!」
サッカーボール蹴りでいよいよ動けなくなってしまい、
「幻さん!」
慌てて間に入るビルド。最終フォームとはいえ、クローンスマッシュと2体同時ではやや苦しそうに見えます。
「この国はエボルトのものだ!それを倒そうとするお前達は反逆者でしかない!」
「ライフルモード!」
「Ready go!」
「エボルテックアタック!」
「チャオ!」
クローンスマッシュと組み合っている所を狙撃するという、これまた卑劣なやり口。
「ハハハ・・・!国を敵に回してでも戦う意義なんてどこにある!?仮面ライダーは必要ないんだよ!」
しかし戦兎は、葛城父子のビジョンを思い出しながら立ち上がり
「俺達の求める明日がエボルトに奪われるなら、戦う意義も価値もある。俺達を信じて託してくれた人たちのためにも、ここで終わるわけにはいかないんだ・・・!」
この言葉に、幻徳も泰山の遺言を思い出し
「頼んだぞ・・・バカ息子。」
「お前の言う通りだ・・・これで終わりにはさせない。エボルトを倒すため、この国を建て直すため・・・全身全霊で己の使命を全うする!仮面ライダーは・・・不滅だ!」
再び奮い立つ事ができました。

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Posted by jerid_and_me at 19:32Comments(6) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2018年06月25日

今週の仮面ライダービルド「第41話 ベストマッチの真実」

 葛城忍の足跡に迫る41話。
「パンドラボックスの強大な力を手に入れた地球外生命体エボルトが、この国を支配するために動き出した。悪魔の科学者・葛城巧の記憶が戻った仮面ライダービルドの桐生戦兎は、エボルトが集めるロストボトルを調べるために北都へ向かうが・・・。」
 すると、あらすじ紹介にまで出てきた幻徳。
「最近、どうも俺の扱いがおかしい。」
「ああ、やっと気付いた?」
「何が原因だ?1人で電車の切符が買えないことか?ピーマンが食べられない事か?それとも明かりがないと寝られない事か!?」
「お子ちゃまか!第41話も、文字T着てるのかな?」
その予想は・・・。

 マッドローグを退け、多治見をロストスマッシュから戻した戦兎の前に現れたエボル(フェーズ1)。
「そのボトルを使って、俺は新世界を創る!何なら、手伝わせてやってもいいぞ?」
「ふざけるな。」
即座に拒絶し、ジーニアスへと変身。
「グレート!」
「ジーニアス!」
「イエイ!イエーイ!イエイ!イエーイ!」
「Are you ready?」
「変身。」
「ビルドジーニアス!」
「スゲーイ!」
「モノスゲーイ!」
「さあ、実権を始めようか。」
戦闘開始ですが、既に攻略できていた感のあったフェーズ1に対しては完全に圧倒できています。
「舐められたもんだな・・・。完全体な俺を攻略できるのか?」
「オーバー・ザ・エボリューション!」
エボルトリガーを起動、エボルドライバーに装着しようとした所を止められました。
「勝利の法則は決まった!」
「何!?」
「ワンサイド!逆サイド!オールサイド!」
「Ready go!」
「ジーニアスフィニッシュ!」
「完全体になる前に倒す。それが勝利の法則だ!」
言っている事はその通りですが、主役のやる事かと言うと・・・。
 ともかくも、ロストスマッシュを復元する時のようにエネルギーを流し込み、これが何らかの影響を及ぼしたようです。
変身が解け、惣一の姿で膝をつくエボルト。
「何だ?この感覚は・・・。」
胸を抑えて苦しんでいるかと思えば、急に喜びを顕にして
「そうか・・・そういう事か!戦兎、お前は最高だ!そのボトルに、こんな力まであるとはな!お前の発明に免じて、ボトルの回収はまたの機会にしてやる。チャオ!」
徒歩で帰るエボルト。負けて撤退のはずなのに、まるで勝ったかのような帰り際です。
 戦兎が変身を解くと、ちょうどいいタイミングで龍我から着信が入りました。
「何か分かったか?」
「礼香さんに会ってきた。・・・お前の言ってた通りだ。お前の親父さんは・・・生きてる。」
死んだはずの重要人物にして父親の生存・・・戦兎は複雑そうな顔です。

 ナシタに戻った一同。
「戦兎のお父さんが生きてたなんて・・・。」
「つーか、何で生きてるって分かったんだよ?」
「・・・確証があった訳じゃない。遺体もなかったし、何よりずっと引っかかってたんだ。パンドラボックスの光を一番近い所で浴びたはずの父さんが、何で自殺なんてしたんだろう?って。」
 すると、スッと現れてその疑問に同調する幻徳。
「確かに、あの光を浴びれば好戦的な気質になる。自殺なんて最も程遠い行為だ。」
またしても服装が凄いことになっています。チベットとかそんな感じで、何故かまるごとパイナップルのジュースを手に。これには皆、もう呆れるしかありません。
 そんな事は意に介さずバッサバッサするものだから、一海が何かに気付いてマントの中を見てみるとそこには
「二枚目気どりの三枚目」
という、またしても文字Tが。
「ヒゲ・・・!」
「何だ、お前も欲しいのか?ポテト。」
「却下!」
「何がだ?」
「出禁!出てって!」
「お前ら、全員センス・・・!」
「やり直せヒゲ!」
ついには追い出されてしまいました。
 残った紗羽、戦兎、龍我は何事も無かったかのように葛城忍の話題に復帰。
「戦兎くんのお父さんは、自殺してなかったことがバレないように礼香さんの密航船を利用してたみたい。」
「何で父さんは自殺を偽装したんだ・・・?家族に内緒で。」
「礼香さんも、その理由は知らなかったって。」
「ただ、息子を知る者が訪ねてきたら、これを渡して欲しいって。」
渡されたのはUSBメモリ。口金の中が青い3.0仕様っぽい所を見ると、最近作られたもののようです。
「ライダーシステムについて詳しく載ってる。もともと父さんがエボルドライバーを参考にして設計したものだし・・・。」
シリアスモードの所へ、また来た幻徳。
「何勝手に戻ってきてんだお前!おい!ちょっと待てよ!」
「お待たせ!」
「何なんだよおい!お待たせじゃねえよ!袖なんなんだよ!?」
冷めた目で見るシリアス側3人。咳払いをして本題に戻ります。
「ベストマッチについても触れてる。」
「マジか?あれにどんな意味あんだよ?」
龍我も興味津々ですが、美空を顔を見て
「もう〜!」
「・・・それより今はロストボトルだ。」
露骨に話題を逸らしました。
「ああ、そうな・・・って何でだよ!?」
しかし結局話はロストボトルへ。
「父さんが開発した人工ボトルは、好戦的な気質を高めるだけじゃなくて別の使い道があるみたいだ。」
「別の使い道・・・って何だよ?」
「黒くなった状態のこのボトルを10本集めれば、既知の物理法則を超える現象が起きるって書いてある。」
「物理法則を超える・・・?」
話がトンデモな方向に向いてきて、まるで見当がつかないようです。
「それって・・・マジやべえ事が起きるって事か?」
うーん龍我の語彙力の無さよ・・・。
「バカっぽく言えばそうなる。」
「あ?」
なんてやっていると、突然一海と幻徳の笑い声が。
いつの間にか一海が幻徳の帽子を被っている・・・伝染してしまった。
「何笑ってんだよ!?ああ?」
言われて黙る2人。
「それでいいんだよ。」
が、直後一海は被っていた幻徳の帽子を龍我に被せ、また大笑い。
その後も幻徳に返したり、また一海が被ったり、果ては美空にまで被せて、龍我も加わって大爆笑。
 ついにキレ呆れる美空ですが、まだ本筋に留まり
「けど、エボルトって今まで惑星を一瞬で滅ぼしてたんでしょ?何で地球だけ10年もかかってるんだろう。」
「確かに。自分の力を取り戻すためとは言え、滅ぼそうと思えばすぐにできたはずだ。」
フェーズ1登場時の絶望感を考えれば、何か策を弄すれば難しからぬ事だったはず。
 まだ笑い転げている3人。もはや3バカです。
「ねえ!ねーえ!聞いて!エボルトの行動、振り返ってみようよ。」

 と、ここで急にエボルトの事を振り返ります。
「初めは万丈の遺伝子を追って地球に来たんだよね?」
「ああ。10年前、美空のお父さんに憑依して・・・。」
「でも、パンドラボックスが開けられなくて、スカイウォールの惨劇が起きたんだよな?」
「その後、病院に入れられたエボルトはすぐに行方を眩ませて、戦兎のお父さんにエボルドライバーの復元を頼んだ。そして消息を絶った・・・。」
 ここまでがエボルトとしての振る舞いで、その後しばらくしてからブラッドスタークとして活動を再開。
「それが数年の時を経て、突然ファウストのアジトに現れた。」
「どこで何やってたんだ?」
「さあな。けど、こっからエボルトの暗躍が始まった。」
正体を伏せての、文字通り暗躍。
 ここからは動画ですが、無駄に芸細と言うか・・・。
「エボルトはスタークとして、俺達に様々なスマッシュを送り込んだ。美空にボトルを浄化させるために。」
この時は、まさかベルナージュが生きていてボトルの中身を操れるとは思っていなかったようです。
「強化アイテムも無しに、よくお前らと対等に戦ってたよな。それに比べてナイトローグは・・・。」
「俺は負けてない。」
「でも、直接対決にスタークにボロ負け!」
「俺は負けてない!」
「そこ、どうでもいいし!」
幻徳の無駄な意地っ張り。
「けど、次から次へとよくスマッシュ倒したよな。」
「ねえ、今気づいたんだけど、戦兎くんと万丈が会ってからスマッシュにされたのって、2人に関係ある人ばかりじゃない?ほら、万丈の彼女とか。礼香さんも戦兎くんのお父さんと繋がりがあったし。」
「言われてみれば・・・万丈をハメた鍋島、葛城巧と顔を代えられた佐藤太郎の後輩、戦兎のお母さん、戦兎の同僚・・・で、最後が紗羽さん。」
「確かに、俺達に関係してる人が殆どだ。」
そう言われると、序盤はとにかく世界が狭かったですね。
「おいヒゲ、その辺のこと何か知らねえのかよ?お前ファウストでスマッシュ作ってたんだろ?」
「黙れポテト。スタークに一任してたからわからん。」
「ケッ、ただハブられてただけじゃねえの?」
「そんな事はない!断じてない!」
どこへ行ってもお飾りリーダーな幻徳・・・本当、最近の扱いがひどい。
「あーっ、分かったよ!圧が凄いんだよ!」
格好の効果が大きいです。
 そしてその後、スマッシュ襲来の流れが一段落するとその正体が惣一であることが判明。
「スタークの正体はマスターだった・・・。」
「待てよ・・・?この頃にみーたんと結婚してたら、奥さんが火星人に、義理の父親がどっかの宇宙人に憑依されているという複雑な家庭になっていたのかーっ!」
一海の扱いも大概でした。
「アンタと結婚なんて100パーないし。」
「なっ・・・何で俺の心の声が聞こえてるんだ!」
「フルボリュームで聞こえてるし!」
ここからはスタークもといエボルトの真骨頂である三都戦争に突入。
「そして三国の戦争が勃発した。北都の侵攻、代表戦、西都による北都制圧、難波重工の乗っ取り、どれもスタークが裏で手を引いていた。」
「エボルトが戦争を起こした目的って、俺のハザードレベルを上げる事と戦兎にマジ最強のライダーシステムを作らせる事だったんだよな。」
「ああ。全てはパンドラボックスの力を手に入れるために・・・。」
改めて振り返ると、本当におよそ全部がエボルトの掌の上。
「悔しいけど、まんまと策略にハマっちまった・・・。」
皆一斉に慰める優しさ。
・・・と思ったら幻徳の帽子はビタイチ不要。
 そしてエボルドライバーを入手し、その正体を現す戦争終盤。
「いよいよ仮面ライダーエボルの誕生だ。」
「復元したエボルドライバーで仮面ライダーエボルになったのがフェーズ1。」
「俺の体を乗っ取ってエボルトの遺伝子を吸収したのがフェーズ2。」
「その時、パンドラボックスが開いちまったんだよな・・・。もうちょいヒゲが善戦してくれると思ったんだけどよ!あの流れは、どう考えても親父の仇を討つ所だろうが!」
「あの時は風邪気味だったんだ・・・!」
「あ?何だそのバレバレの嘘?弱えから負けたんだろ。」
「違う!俺は負けてない!」
「だから、そこどうでもいいし!」
実際、場外に飛ばされてフェードアウトって結構残念な流れでしたよね。
「エボルトが戦兎くんに憑依したのがフェーズ3。」
「戦兎の白髪って新鮮だったよな。」
「けど、割とすぐ元に戻ったよな。」
「さすが主役!」
「そういうメタ発言やめてくれる?」
空気が完全に冒頭あらすじ紹介のそれになってきました。
「ついにフェーズ4で完全体になった。このとき俺は葛城巧になってたから記憶はないんだけど。エボルトどうだった?」
「マジ強え!」
「半端ねえ!」
「俺は負けてない!」
「お前たちに聞いた俺が悪かった。」
という所で『完』。ささやかながら拍手が起こります。
・・・一体誰が映像の編集を?という疑問もメタでしょうか。
「振り返っても意味なかったね。」
「いや、そうでもなかったよ。さっきのスマッシュにされた被験者の中に、俺達に関わりのない人物を見つけた。」
「誰だよ?」
「最初にスマッシュにされた男だ。」
作中時間だと厳密にはニードルスマッシュが最初でしたが、龍我と会ってからという意味ではあのストロングスマッシュにされた男が最初でした。が、名前も何も明かされてはいません。
「きっと彼も、俺たちと何らかの接点があったのかもしれない。」
「じゃあ、私が調べてみる。」
「気をつけてね!」
「うん、行ってきます。」
こういう時は紗羽の出番。
「もう1つ気になる事がある。エボルトがファウストに現れるまでの空白の時間だ。きっと、その間に物理法則を超える現象を発見したのかも知れない。それが一体何なのか・・・。」

 その頃、エボルトは北都の旧アジトにてロストボトルを勘定。
「あと6本・・・。」
やはり、他のパネル同様10本で揃うようです。

 コピー元となった惣一はまだ目を覚まさぬまま。
その病室に美空と戦兎が2人きりになった所で、改めて先程のメモリにあったベストマッチの真相を語ります。
「さっき、ベストマッチについて分かったって言ったろ?あれは、石動さんの記憶と深く関わってたんだ。」
「えっ・・・?」
「ウサギと戦車、鷹とガトリング・・・愛と破壊。ベストマッチはお前との思い出だったんだ。」
「どういう事?」
「パンドラボックスにある60本のボトルは、その惑星のエレメントが必要になる。」
 同じ頃、エボルトの独白。
エボルト潜伏時代にこれを聞いた葛城忍がこれをデータに書き留めていたようです。
「だから俺は、石動の脳に問いかけたんだ。『お前の好きなものを30挙げろ』ってね。そしたら石動は自分の記憶を辿って、娘が好きなものを挙げていった。ウサギ、パンダ、ハリネズミ・・・。次に、その生命を奪うものを挙げさせた。最初は、戦車とかガトリングとか威勢のいいものが出てきたけど、そのうち消しゴムとか漫画とか・・・関係ないものばかり挙げ始めた。恐らく、娘が大切にしていたものを汚されたくなかったんだろう。結局、締め上げても変な答えしか出なかった。」
 無機物側のフルボトルのラインナップがよく分からない事になっている裏にはこんな事があったようです。
「俺はその時、初めて人間の感情って奴に触れたんだ。人間はなんて不思議で、愚かな生き物なんだろうってな。」
「きっと、美空の好きなものをどうしても守りたかったんだろうな。」
「バカだよ・・・そんな事のために?なのに・・・私はお父さんだって見抜けなかった。ごめんね・・・お父さん。」
惣一は美空のために孤独な戦いをしていたようですが、それは何とも報われないものでした。
 しかし、そのエボルトにもジーニアスの必殺技を受けた事による異変が生じています。
「喜び、悲しみ、怒り、驚き。俺にとって人間の感情全ては、想像で演じるしかなかった。だが・・・。あの時、俺に人間の感情が宿ったんだ!ハハハ・・・!こんなに楽しい事はない!」
 これまで、知らずに弄んでいた人間の感情が、ついにエボルトにも備わったようです。
今までの全てが演技に過ぎなかったという事がむしろ驚きですが。

 翌日、既に被験者の情報を入手してきた紗羽。
「被験者の名前は、志水恭一。戦兎くんのお父さんの教え子だった・・・。」
やはり葛城親子の関係者でした。
「大学の頃に接点があったらしくて、スマッシュにされるまでの数年は行方を眩ましてたんだけど、今は友達のバーで住み込みのバイトをしてる。もう話はついてるから。これが待ち合わせ場所。」
 驚きの仕事の速さです。
「どうやって、この短時間でそこまで・・・。」
「それは・・・知らないほうがいいと思う。」
このやり取りももはやお約束。実際問題、汚い手なのか女の武器なのか。

 その志水は、紗羽の接触を何者かに連絡しています。 
「葛城巧の関係者が接触してきました。・・・分かりました、すぐに向かいます。」
この相手は、やはり・・・。

 そうとも知らず、待ち合わせ場所に向かった戦兎。
「父さんの居場所を知ってどうする?10年も音信不通だったんだぞ?会った所で何を話すって言うんだ・・・。」
戦兎の感情のマイナス面を代弁するかのように脳裏に現れる葛城。
「今でも思うよ。父さんが考案したライダーシステムを作った事が、本当に正しかったのかどうか・・・。」
しかし戦兎は、
「美空にベストマッチの話をしながら思ったんだ。父さんは人の感情を弄ぶエボルトを見て、人間にしか無いこの感情こそがエボルトを倒す方法だと考えたんじゃないかって。だから感情の高まりでハザードレベルが上がるライダーシステムを設計した・・・。」
 あくまで葛城忍の意思を良い方向に解釈しようとしています。まるで正反対。
そこへ姿を表した志水。
「志水さん、ですか・・・?」
答えの代わりに、その手にはロストボトルが。
「まさか・・・!」
同時にクローンスマッシュ2体が姿を表し、志水と融合。
志水はスタッグロストスマッシュに変身を果たしました。戦兎がその姿に驚いたのは、初めて殺した青羽と同じ姿だったからか・・・。
 驚きながらも、戦兎はまたも直接ジーニアスに変身。
「グレート!オールイエイ!」
「ジーニアス!」
「イエイ!イエーイ!イエイ!イエーイ!」
「Are you ready?」
「変身!」
「完全無欠のボトルヤロー!ビルドジーニアス!」
「スゲーイ!」
「モノスゲーイ!」
戦闘開始。
話を聞くためにも、何とか中和しなければならない所ですが・・・。

後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 22:12Comments(8) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2018年06月18日

今週の仮面ライダービルド「第40話 終末のレボリューション」

 ようやく最終フォーム・ジーニアス登場となったビルド。逆転なるかという所ですが・・・?
「パンドラボックスの強大な力を手に入れた地球外生命体エボルトは、この国を支配するために動き出した。悪魔の科学者・葛城巧の記憶が戻った仮面ライダービルドの桐生戦兎は、エボルトの刺客・仮面ライダーマッドローグと対決する。」
「やっと戦兎が帰ってきたか!」
「お前は・・・単細胞で筋肉バカで、三度の飯よりプロテインが好きな万丈龍我!」
「もっとまともな思い出し方できねえのかよ!」
「そんな万丈も『マジ強え』『マジ最強』と語彙力のない言葉で絶賛するヒーロー復活の第40話をどうぞ!」
バカもとい龍我と戦兎の漫才が復活したことの安心感よ・・・。

 そんな具合に完成したジーニアス。
「勝利の法則は・・・決まった!」
勝利宣言を受け、狂ったように笑いながらスチームガンを連射するマッドローグですが、その銃撃が全く効いていない・・・と言うよりは手前で弾かれている?
 これをスローでよく見てみると、超スピードで一発一発をパンチで弾いています。
その驚異的なスピードは手先だけではなく、一瞬の間にマッドローグに肉薄するほどの足の速さも完備。
しかも接近して直後にスチームガンを握り潰すあたり、パワーも上がっているようです。
 一瞬で目の前に現れたかと思ったらまた一瞬で背後に周り、一撃加えて吹っ飛ばしたと思ったら超高速で再接近し追撃。
「何だ?この速さ・・・!」
マッドローグに反撃の余地を与えないまま、ドライバーを少しだけ回転して必殺技。
「ワンサイド!」
「Ready go!」
「ジーニアスアタック!」
必殺のパンチを叩き込むと、何やらエネルギーを流し込んでいるのか、マッドローグは変身こそ解けないものの大ダメージを受けてダウン。
 そこへさらにハンドルをやや長回しすると、
「ワンサイド!」
「逆サイド!」
「Ready go!」
「ジーニアスブレイク!」
今度は必殺キック。壁にめり込むぐらい吹っ飛ばしました。
 この一方的な戦いを目の当たりにして、龍我は
「マジ強え・・・。マジ最強・・・。」
と語彙力のない絶賛しかできません。
 このまま畳み掛けるかと思ったら、背後に瞬間移動してきたエボル。
「まさか、そんな秘密兵器を隠し持っていたとはな。」
予想外のフォームに対しても、拍手さえ見せるほどの余裕ぶり。
「エボルト・・・!」
「おっと!お前の相手は今度にするよ。」
すると突然一海に腹パンし、三羽ガラスのボトルを脱落させました。
「カズミン!」
「何すんだ、てめえ!」
「おい!」
「ロストボトルを回収しに来たんだよ。このボトルを使って、俺は人間を意のままに操る。」
「逃がすか!」
「そして、お前たちの未来を・・・全て支配する!」
パンドラボックスからのあぶれていたボトルをロストボトルと呼び、それだけ回収するとマッドローグとともに姿を消しました。

 その後、ナシタに戻ったのですが、コーヒーを淹れている間もしきりに戦兎につきまとう美空と紗羽。
「ねえ、本当に戦兎に戻ったの?」
「天才物理学者の桐生戦兎です!」
謎ファンファーレとともに髪が跳ね上がる演出に、2人も納得。
「って事は、全ての記憶が蘇ったの?」
「それが妙なんだよ。高校の頃までの事は思い出したんだけど、それ以降・・・スカイウォールの惨劇辺りからの記憶がおぼろげって言うか。」
「悪魔の科学者だった頃の記憶だけが抜け落ちてる、って訳か・・・。」
何ともピンポイントで記憶に抜けが生じている模様。2つの人格が融合したことで、記憶も揃ったと思われたのですが。
「その方がありがてえ。俺は葛城に嫌われてっからよ。」
龍我的にはその方が良い・・・のでしょうが、このために問題の発覚が遅れたとかありそうで不安なのがビルド。
「って言うか、アレどうしたの?」
美空の視線の先には、すっかりダレている一海が。とうとうグリスどころかアレ呼ばわり。
「ああ、エボルトに三羽ガラスが使ってたロストボトルが奪われちまったんだよ。」
「ロストボトル?」
「パンドラボックスのフルボトルとは違う、人間の手によって作られた人工ボトルだ。より好戦的な気質になるらしい。」
どうしてボックスからあぶれたのかと言うと、そもそもが人工のものだったからのようです。
トランスチームシステムや単体でのハード〜ハザードスマッシュの変身に使ったりしていましたが、なるほど模造品なんですね。
「でも、何でそれをエボルトが集め始めたのか・・・」
「完全体になったんだから要らねえはずなのにな。」
「奴の目的なんかどうでもいい。あのボトルはな・・・あいつらの形見なんだよ!」
と手近にあった龍我の首を締める一海。
「やめなさいよ!」
美空が制止に入り、凄くカオスめいた光景です。
「あれ、幻さんは?」
「ゲンさん?」
急にドライブのキャラが来た?と思ったら
「幻徳だよ。今までは敵だったから呼び捨てだったけど、これからは流石にアレかなと思って・・・。」
ヒゲ的にも年上そうだし扱いに困る所、と思っていたその時、急に店内が暗転。
威風堂々をBGMにドアが開くと、そこには・・・信じられない姿の幻徳が。
「待たせたね。」
砕けた、と言うか砕け散ったという感じの服装に、雰囲気もどこかフランクです。
見ている方はクロコダイルボトルの悲鳴なのですが・・・。
「私服、初めて見たけど・・・。」
「想像の斜め上を行く破壊力だ!」
「もはや、どっからツッコんでいいか分かんねえ!」
麦わら帽子(ヒモ短し)、よく分からないキラキラがジャラジャラしたデニムのベスト、威風堂々とプリントされた白Tシャツにベストと揃いのハーフパンツ。それと天パ。
ツッコミどころが多すぎてもう何が何やら。
 これに対しインタビューを敢行する紗羽。
「その服、どこで買われたんでしょうか?」
「全てオーダーメイドだ。羨ましいのか?」
「やっべえ・・・本人、気づいてねえパターンだよ。」
しかも大金をつぎ込んでいるらしい所がヤバさを加速させています。
「ここは傷つかないようにオブラートに包んで・・・。」
なんて言っているそばから、美空がまったく自重せず
「ダサっ!」
「みーたん!?」
「ダサすぎる・・・!これ放送事故レベルでしょ。よく、こんなダッサい服着てみんなの前に出てこられるよね。」
続けざまに浴びせられる言葉の暴力に、一同が最悪の結末を覚悟しましたが
「ダサい?誰が?誰?俺?」
「うん。」
「フッ、見る目ねえな。」
まさかの鋼メンタル。この余裕です。
「動じてねえ!?」
「葛城・・・お前、桐生戦兎の記憶が戻ったのか?」
あまりの事に、接し方を見失う戦兎。
「あっ・・・そうなんですけど、その格好のままじゃ普通に会話できる自信ないんで・・・。一旦休憩!」
という幕間入でのCM。斬新すぎる・・・。

 ナシタ移転先の目の前の海辺に出た戦兎。
すると、突然どこからともなく声が。
「ロストボトルの事が気になってるのか?」
どうやらその声は頭の中からしているようで、
「ロストボトルは僕が作ったんじゃない。」
「葛城巧か・・・?」
葛城の意識は消えた訳ではなく、一時期の記憶とともに別個に内在しているようです。
「あれは父さんが開発したものだ。研究データになかったのは、エボルトが削除したからかもしれない。僕に知られないように・・・。」
「お前、何で・・・?」
会話を続けようとしましたが、龍我と一海の騒ぎが耳に入ってきて中断する羽目に。
「おい、待てよ!」
「ついて来るんじゃ・・・抱きつくな!お前、気持ち悪いな!」
「ふざけんな!勝手なことすんなよ!」
何やら言い争っているようで、
「どうしたんだよ?」
「戦兎。こいつが北都行くって聞かなくてよ。」
「あのロストボトルは北都のファウストで作られたものだ。奪われたボトルもあそこにあるかも知れねえ。」
今やエボルトの拠点はパンドラタワーに移っているのに、いまさら北都のファウストに可能性を見出す一海。
「お前からも何か言ってやってくれよ。」
「ちょうどよかった、俺も一緒に行く。」
「はあ!?ふざけんな!」
なんと戦兎も同行するという。
「ロストボトルを調べに、北都の実家に行ってくる。そこで何か掴めるかもしれない。」
父親が絡むという事で、ずいぶんと久しぶりに里帰り。
自身が葛城だと判明してからは初めてです。
「・・・勝手にしろ!おいバカズミン!」
「あ?」
「俺からの餞別だ。」
いつの間にかもう1つ作ったらしいドラゴンゼリーを投げてよこす龍我。
まあ、もう出番はなさそうですからね・・・。

 その頃、いつもとは違う施設で何やら実験を行っているエボルトら。
ここで一体何を?
「ロストスマッシュの開発だよ。スマッシュの最終形態だ。ロストボトルを使ってクローンスマッシュと融合させれば、最高の奴隷が出来上がる。」
人間1人が変身するのではなく、別に用意したクローンスマッシュと融合させてパワーアップ。
確かに、質量が3体分になるのでいかにも強そうですが、エボルト自身が完全体になった今となってはその存在価値は疑わしいものです。
「どうして・・・今更そんなことを?」
「面白いと思わないか?欲にまみれた人間が、同じ人間を恐怖に陥れて食い尽くす。人間同士の共食いで地球は滅びるんだ。」
完全体となったエボルトがやることと言えば、地球を滅ぼすか、それ以上に面白い事かのどちらかでしかないようです。そして、
「まさか・・・仮面ライダーを狙っているのは!?」
「奴らなら、最高のロストスマッシュになれる。」
戦兎らライダーに、人類を滅ぼさせようとしているようです。何たる悪趣味。
「その前に、記念すべきロストスマッシュ第1号の完成だ。」
カプセルが開くと、姿を表したのは・・・。

 北都に向かった戦兎と一海。
もともと人のまばらな所でしたが、今回は人っ子一人見当たりません。
「ここら一帯も避難勧告が出たみたいだな。」
「母さんも避難所にいるらしい。」
「そうか。うちには入れるんだろ?」
「ああ。」
「ちょっと散歩言ってくるわ。」
あっこれ明らかにダメなパターン・・・戦兎も即座に察するのですが
「1人で動くなよ。ファウストのアジトに乗り込むのは、ロストボトルの情報を掴んでからだ。」
「散歩だって言ってんだろ。」
ゴリ押し。去り際にボロリと漏らす一海。
「正直、よく分かんねえんだよな。俺は故郷のために戦争を最速で終わらせると誓った。けど、敵だったはずの西都も難波に乗っ取られて、その難波もエボルトに殺されて、いつの間にか話も宇宙規模になっちまった。一体、何のために戦えばいいのか・・・。こんな時にあいつらがいれば、迷わずに済んだのかもな。」
 いつの間にか北都からは自分ひとりになったのに、話はどんどん大きくなっていくという状況に、流石に不安があるようです。その状況で遺品強奪は効いたようで。
 しかし戦兎も目的を急ぐために実家の中へ。
家中探していると、難波重工から引き払った葛城忍宛のダンボールを発見しました。
「父さんの遺品・・・。」
その中を探っていると、また葛城の声が。
「いくら探しても無駄だよ。何も出てこない。」
「またお前か・・・。」
「ロストボトルは悪魔のボトルだ。」
「悪魔のボトル・・・?」
「人間を凶暴化させて扱いやすくする。父さんは何故、そんなものを作ったのか・・・。」
どうやら、この辺りの情報は葛城にとっては既知のもの。
それでもその先を探ろうと、手帳をめくっていると中から一枚の写真が出てきました。
「木根礼香?」
写真の裏にはメールアドレス。そして、その革ジャン姿の女性には確かに見覚えがあります。

 一方、やはり北都のファウストのアジトに向かってしまう一海。
とっくの昔に放棄されているはず、と思われた旧アジトですが、表には警備のガーディアンが配備されています。これは脈アリ。
 早速、職員の防護服を奪って潜入。
読みどおりそこにあった三羽ガラスのロストボトルに手を伸ばしますが・・・その直後に包囲されてしまいました。背後には内海も。
「我々が、ネズミの侵入に気づかないと思ったか?ハハッ!」
戦兎の念押しも無視した結果、普通に絶体絶命です。

 こんな状況なのですが、ナシタでは幻徳のファッションショー。
まるで女性のような厚底ハイヒール、全身をピンクでまとめてTシャツには『親しみやすさ』のプリント。この上に何故か透明なコート(ピンクの縁取り付き)を着用し、トドメはピンクのエクステまで。
 幻徳はこの出で立ちでなおも自信満々な様子ですが、美空は
「ダサい!」
と一刀両断。打倒な判断と思います。が、
「はあ?ここまで妥協して俺のセンスが伝わらないのか!?」
この自信は一体どこから出てくるのか・・・。
「伝わるわけないでしょ、この変態!」
「変態!どこが変態なんだ!?どこだ!?言ってみろ!」
この奇妙な言い争いをよそに、龍我はシリアス側にいます。
 戦兎が送ってきた写真を見て、
「ああ・・・確かに俺たちを密航船に乗せてくれた人だ。まさかお前の親父と知り合いだったとはな。」
最初はスマッシュとして出てきて、その後西都に密航からの鍋島の家族救出という作戦の中で協力してくれた人です。
「けど、おかしいんだよ。ガーディアンが写ってる。」
「その何がおかしいんだよ?」
と言うのは、
「東都でガーディアンが採用されたのがスカイウォールの惨劇から5年後のはずだ。父さんが自殺で亡くなったのがスカイウォールの惨劇から半年後・・・つまり、これは父さんが亡くなった後の写真って事になる。」
「じゃあ、何でその写真持ってんだよ?」
死んだ人間の遺品である手帳に、それより後の写真が挟まっている・・・わざわざ誰かが挟まない限りは無いはずのものです。
 そんなシリアスな空気を打ち破る美空と幻徳。
「ちょっと!もう、やだ!」
「いいから着てみろって!」
「ピンクマン来ないで!」
「いいから・・・!」
美空に試着させようとする幻徳。なるほど変態です。

 その頃、結局まんまとネビュラガスを吸わされてしまった一海。
「これでお前も奴隷の仲間入りだ、良かったな。高濃度のネビュラガスを注入したことで、お前のハザードレベルは一気に上がった。まあ、倒されたら肉体は消滅するけどな!ハハハ・・・!」
 鷲尾兄弟と同じように、こちらも限界までハザードレベルを上げられてしまいました。
すると、この隙に逃走を図る一海。
「追え!逃がすな!」

 その頃、ちょうど一海に連絡を試みる戦兎ですがやはり繋がりません。
「一海の奴・・・!」
悪い予感は的中。戦兎もアジトへと急ぎます。

 逃走中の一海はガーディアンに追いつかれたり銃を向けられたりしますが、何故か撃たずに接近戦を仕掛けてきたりと非常に空気の読める相手でした。
エボルトは最終的には人類を狩らせるつもりだったからかも知れませんが・・・。
 すると、その前に立ちはだかったのは久しぶりの登場となる北都元首相・多治見。
「久しぶりね、グリス。」
グリスのイントネーションが何だか独特。グ↑リス。
「首相・・・!」
「役立たずの仮面ライダー!」
ガイアメモリのようにロストボトルを自身に突き当てると、左右に控えたクローンスマッシュ2体を飲み込みながらオウルロストスマッシュへと変身。
「聖吉のスマッシュ・・・!」
これに対し、一海は別にドライバーを取り上げられた訳でもないようでグリスへと変身。
「ロボットゼリー!」
「潰れる!流れる!溢れ出る!」
「ロボット・イン・グリス!」
戦闘開始。グリスの方も戦闘力は上がっていますが、相手はクローンスマッシュ2体と同化したロストスマッシュの完成体であるのに対し、グリスの方はロストスマッシュの素体に至ったまでなのか劣勢です。
 また精彩を欠き劣勢なのは戦力差だけによるものではなく、
「倒されたら肉体は消滅するけどな。」
「首相も・・・!」
どちらが勝っても、負けた方は消滅という後のなさが影響しているようです。
 黄羽同様、縦横無尽に飛び回る戦い方に苦戦を強いられていると、そこへラビットラビットに変身した戦兎が合流。
「バカ野郎、勝手な真似しやがって!」
相手がスマッシュと見るや、速攻で倒しに行こうとするビルドとこれを止めるグリス。
「待て、戦兎!あれは多治見首相だ。倒せば死ぬかもしれねえ・・・。」
「何!?」
多治見も自分の状態ぐらい分かっていそうですが、より好戦的になっているのか躊躇なく向かってきます。
「お前たちがいなきゃ、この国は私のものだったのに!」
随分前の恨み言まで。
「やめろ!」
どうにか動きを止めたい所ですが、あの時以上に狂っているとなるととても止められそうにない・・・。
 さらに内海も降りてきました。
「ビルドも来たか。2人ともスマッシュにしてやる。」
「コウモリ!」
「発動機!」
「エボルマッチ!」
「Are you ready?」
「変身!」
「バットエンジン!」
「フハハハハハ・・・!」
けどマッドローグではジーニアスに勝てないでしょうに・・・という視聴者目線。
 都合、オウルロストスマッシュVSビルドとマッドローグVSグリスという構図に。
「Ready go!」
「エボルテックアタック!」
「チャオ!」
早々と必殺技を食らい、立ち上がれないグリス。三羽ガラスが倒れた時のように、グリスからも光の粒子が漏れています。
「やべえ・・・!か、体が・・・!」
「一海!」
「どうやら俺たちはエボルトの実験台らしい・・・。」
「何!?」
「ハハハ・・・!グリスの方は使い物にならなかったか。」
「くっ・・・こ、ここまでか・・・。すまねえ・・・お前ら。」
ドッグタグを手に死を覚悟する一海。ビルドもすぐに向かいたい所ですが、強敵2体を相手にその余裕がありません。
「タンク!」
「タンク&タンク!」
「Are you ready?」
「タンクタンク!」
「ヤベーイ!」
「ツエーイ!」
タンクタンクにチェンジしますが、それで勝てる相手でもありません。
「お前たちがどれだけ戦っても、エボルトの支配からは逃れられない!いい加減、自分たちが操り人形だと気付いたらどうだ?」
「俺達は、操り人形なんかじゃない!人間には心がある!」
ここでようやくジーニアスボトルを手に。
「グレート!オールイエイ!」
「ジーニアス!」
「イエイ!イエーイ!」
「Are you ready?」
「ビルドジーニアス!」
「スゲーイ!」
「モノスゲーイ!」
こうなると一転攻勢。
「魂がある!誰かを守るために、全てを投げうつ覚悟がある!」
「誰かを・・・守るため?相変わらず戯言のオンパレードだな。けど、どうやらお前に毒されちまったようだ・・・!悪いな、そっちに行くのはもう少し先になりそうだ。支配なんてされてたまるかよ・・・!戦場が宇宙規模になろうと、敵が誰であろうと関係ねえ!戦ってやろうじゃねえか!」
 戦兎の人間を信じる姿勢に、一海の消えかけた心火が再び灯りました。
その手には龍我から餞別として受け取ったドラゴンゼリーが。
「ドラゴンゼリー!」
流石にゼリー2人前は負荷が大きいのか苦しそうですが、消えかかっていたのはすっかり回復した様子。ついでに
「ツインブレイカー!」
ツインブレイカーが両手に装着されました。やや使いにくそうですけど・・・。
「愛と平和のために!オラーッ!」
「一海!」
「調子乗ってんじゃねえ、この野郎!足りねえな!全然足りねえ!心火を燃やして、ぶっ潰す!」
登場当初を思い出すテンションの高さ。スクラッシュゼリーは好戦性を上げるという設定が行きている感があります。圧倒的な勢いでマッドローグに逆襲。
「ネビュラガスの影響でハザードレベルが上がったか!?」
さっき自分で言ってたのに・・・。
「強靭!剛毅!不屈!誰が俺を満たしてくれるんだよ!!」
もはや手がつけられません。

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Posted by jerid_and_me at 22:33Comments(5) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2018年06月11日

今週の仮面ライダービルド「第39話 ジーニアスは止まらない」

 壊れ内海のその後、という39話。
「強大なエネルギーを秘めたパンドラボックスがついに開かれた。地球外生命体エボルトはその力によって完全体となり、この国を支配するために動き出す。一方、悪魔の科学者・葛城巧の記憶しかない仮面ライダービルドの桐生戦兎は打倒エボルトに躍起になる。」
 葛城巧の記憶しかない桐生戦兎ってややこしいな・・・と。
そう思っていたらまさかの内海が乱入。
「久しぶりだな、葛城。」
「あなたは・・・サイボーグ内海。」
しかも随分前のギャグを引っ張り出してきました。
「君も私のことを陰でそう呼んでいたのか。地味にショックだよ・・・。だが、そんな私も仮面ライダーになった。」
「やっぱり、サイボーグに憧れて?」
「そんな軽口を叩けばどうなるか・・・。第39話を見ろ!」
葛城の時点ですごいサイボーグ推し。

 本編に戻ると、このタイミングで新たに投入された新ライダー。
「さあ、存分に戦え!仮面ライダーマッドローグ!」
「内海・・・裏切ったのか! ?」
マッドローグが最初に狙ったのはローグ。
お互いスチームガンを連射しながら組み付くと、
「この国がどうなってもいいのか!?」
「私には関係ない!科学者として輝ける場所があれば、それでいい!」
自分勝手な動機で、さらにローグの目を狙うなど戦い方が悪質です。
「強え・・・!」
普通の科学者だったはずの内海をここまで戦えるようにする辺り、流石はエボルドライバーという所でしょうか。
「貴様、自分が戦争を悪化させているとなぜ気づかない!より多くの犠牲者を生むことになるんだぞ!」
何とか説得を試みるローグですが、
「黙れ!お前に言われたくはない!」
と耳の痛い言葉とともに足蹴にされる始末。そして必殺技の体勢へ。
「エボルドライバーが全てを制す!」
「内海・・・!」
「Ready go!」
「エボルテックアタック!」
「チャオ!」
繰り出されたのは、皮肉にもナイトローグの得意技でもあった翼を広げて飛翔しての突撃。
ローグ同士の対決はマッドローグの圧倒的勝利となり、変身が解けた幻徳は満身創痍という有様です。
「おい!おい、大丈夫か!?」
龍我が駆け寄ると、生身の2人へとさらに追撃をかけるマッドローグ。
「死ね!」
「させるか!」
ここで割って入ったのは、今回の戦いに不参加だったグリス。
「心配して来てみりゃこれかよ。ずらかるぞ。」
ローグが落としたスチームガンで煙幕を張り、一時撤退。本当に便利です。
「逃げても無駄だ。お前たちに創れる未来はない!」
すっかり勝った気でいるエボル。実際、手のつけられない状況ですが。

 移動したナシタで手当を受ける幻徳ですが、意識はまだ戻りません。
それをよそに話し合うライダー達。
「一体、どうすりゃいいんだよ。エボルトはマジでこの国を乗っ取るつもりだぞ。」
「支配してどうするつもりだ?」
実際問題、星を滅ぼす存在がそれを止めて何をしようと言うのか。
「そりゃあ・・・大金手に入れてウッハウハだろ!金だ金だ!ヒャッハー!金が全てだ!」
久しぶりにバカさ加減が出た龍我。これに対し、戦兎とは違う雰囲気で辛辣な葛城。
「君はサルより低能だな。」
「何だと!?」
「うんうん。」
「何納得してんだよ!」
ダチョウ倶楽部っぽいノリ。何だか凄く久々に本編でギャグを見たような感覚です。
「エボルトは、これまであらゆる惑星を滅ぼしてきた。なのに、今回は支配しようとしてる。一体なぜなのか、その真意を探るべきだ。」
 葛城は、闇雲に戦うよりもまずはその意図を探るべきと言いますが、龍我は
「そんなもん知った所で、あいつの強さを攻略・・・」
相変わらず最短ルートを行こうとしますが、ここでまたエボルトが見た光景がフラッシュバック。
「どうした?」
「・・・何でもねえよ。あ〜、ちょっと外の風当たって来るわ!暑い!」
こうして秘密にしてしまうところを見ると、龍我も本能的にその映像が危ないものとは察しがついているようです。
 実際、葛城は
「うるさいのが消えた所で本題に入ろう。この究極のアイテムを完成させてエボルトを倒す。そして・・・万丈龍我も。」
と、龍我を危険視しています。
「万丈もって、どういう事だ?」
一海はこの件は初耳で、寝耳に水。
「彼はエボルトの遺伝子を持ってる。」
「だから、それは記憶が・・・!」
「いつ蘇ってもおかしくない。僕みたいにね。」
葛城が言うと説得力があるな・・・と黙ってしまう一海と美空。
「彼がエボルトとして覚醒する前に倒すべきだ。」
と、どこまでも非情。

 外に出た龍我は、
「何だ?あの記憶は・・・。この前もそうだ。」
火星に降り立つビジョン、そして鏡に映るのはエボル完全体。
「これを使い始めてから・・・。」
グレートドラゴンのエボルボトルの影響は否定できず、さらにエボルトの言う
「何千何万の命を奪ってきた、俺の一部だ!」
というセリフ。龍我がいくら意識するまいとした所で、どんどん答えがはっきりとしてきています。
「ふざけんなよ・・・!俺は奴とは違う!」
必至に否定しようとしていたところ、突然向かってくる一海。
もしや、葛城の言葉を受けて?

 パンドラタワー内部では、
「難波がいなくなったんで、しばらくは俺が首相の御堂になりすます。まずは壊滅状態の東都を潰して、この国を統一する。目的を達成しやすくするためにな。」
 手にしているのは、黒と金のボトルが嵌まる新たなパネル。
統一はあくまで通過点、という事なのでしょうか。
「仮面ライダーはどうされますか?」
「奴らはまだ利用価値がある。殺さずに捕獲しろ。それがお前に、エボルドライバーを与えた理由だ。」
その目的のためには、ライダーも必要になるという。しかも生け捕りとは。
「エボルドライバーは宇宙でたった1つしか存在しないはず。誰がこれを作ったんですかぁ?」
うっとりしながらも、気になるところは気になる内海ですが
「余計な詮索はするな。お前は言われた通りの事をやればいい。」
そこは教えてくれません。

 ナシタでは、ようやく目を覚ました幻徳。
「ここは・・・?」
「あっ、起きた?」
「そうか、内海にやられて・・・。」
「まさか、あの内海さんがね・・・。」
「あいつを知ってるのか?」
「私も難波チルドレンだったから。」
そういえばお互い難波チルドレン。外に出てからはともかく、そこでは知った相手のようです。
「・・・一度だけ、あいつの本心を聞いた事がある。」
「俺はただ、他愛のないことで笑って、人の思いに泣いて、普通に生きたかっただけなのに・・・。」
ファウスト壊滅作戦(狂言)の際に漏らした言葉、これが本音だったようですが、結果は知っての通り。
「その直後に、俺はあいつを撃った。内海を歪めてしまったのは・・・俺だ。」

 夜の橋の上、川面を見下ろす内海も、同じシーンの事を考えていました。
「あの時、氷室幻徳に撃たれて・・・九死に一生を得た。なのに俺は・・・。」
「自分が戦争を悪化させていると、なぜ気づかない!」
自分を撃ったのも幻徳ですが、その言葉は思いの外刺さっているようです。
「俺は・・・間違ってないーっ!」
葛藤を隠すために狂気を演じているようにも見えます。

 皆が寝静まったころ、浄化装置が盛大な爆発音で新アイテムの完成を報告。
「何!?」
「完成した・・・!全てのボトルの成分を注入した、究極のパワーアップアイテム。その名も・・・ジーニアスボトル。凄いでしょ?最高でしょ?天才でしょ?」
「そのフレーズって葛城巧から来てたんだ・・・。」
それどころか、ボトルにキスしたりとオリジナルは更に濃かったようです。
「これでエボルトを倒せる・・・。万丈も。」
「だから言ってるでしょ?万丈はそんな事しないって。」
「だったら論理的に説明してくれるかな?印象や主観だけで話されても・・・。」
「もっと仲間を信頼したら?」
「仲間?ハッ・・・少年漫画じゃあるまいし、そんな定義が曖昧なものを信じてどうなる?」
美空の言葉を鼻で笑う葛城。戦兎とは正反対すぎてもう心が折れそうですが、
「本当にそう思ってるの?戦兎は、記憶をなくしてからのあんたは、誰よりも仲間のことを信じてた。あんたも、心の奥底ではそういう思いがあるんじゃないの?」
「あなたを信じた僕がバカだった。」
エボルトという目的を共有していなかったとは言え、幻徳が正義に目覚めた事に対しあそこまで落胆したことがその証左と言えるかも知れません。
「・・・仲間なんて信じた所でバカを見るだけだ。僕が信じてるのは、科学だけだ。」
幻徳の件があったとはいえ、えらく仲間というものに消極的です。
もとよりエボルトのことを誰にも秘密にしていたりと、もともと秘密主義と言うか人間不信の感はありましたが。

 一方、取っ組み合いを続けている龍我と一海。
これまでの流れだと一夜が明けているはずですが・・・もしかして一晩中殴り合っていたんでしょうか。
 が、それも間もなく終焉。
お互い、渾身のパンチがクロスカウンターの形で入り、大の字の形に倒れ込みました。
・・・元プロ格闘家相手に互角の殴り合いを繰り広げる農家って半端ないですね。
「今ので、相当ハザードレベル上がったろ。」
「特訓なら特訓って言えよ!いきなり殴りかかってきやがって。」
「そうじゃねえと本気出さねえだろ。俺たちの相手は人間じゃねえ。悪あがきでも何でも、やれる事はやっておかねえと・・・。」
相手の規格外ぶりを考え、全力での殴り合いで少しでもハザードレベルを上げようというもの。
 そして、敵対しうるのはエボルトや内海だけではありません。
「葛城巧はお前を消すつもりだ。お前がエボルトとして、いつ復活するか分からねえって。」
自分が謎のビジョンについて打ち明けるより先に敵意を向けられていた事に、地味にショックを受けているようです。しかも戦兎の顔で。
「心配すんな。そんな事、俺がさせねえ。お前はどっからどう見ても人間だ。チンパンジー寄りだけどな。」
「ウキッ!ああ・・・うるせえよ。」
続くサルネタ。
 とは言え、龍我としても思い当たる所はあるため、
「なあ・・・もし俺が暴走するような事があったら、その時は容赦なく消してくれ。」
グレートドラゴンエボルボトルを手に呟く弱気ぶり。
「・・・冗談だよ!ダメだなあ、あいつが居ねえと辛気臭えツラしかできねえ。」
予想外の事態が続けざまに起こり、さらに戦兎の記憶が消えて数日。
龍我を初め、思った以上にメンタルが弱っているようです。
 が、状況はやはり待ってくれません。
「こちら政府官邸!西都の軍勢が攻め込んできた!至急応援を頼む!」
腕輪から響く西都による襲撃の報せ。

 幾度となく攻め込まれながら、まだ軍が機能している事が驚きですよね東都。
多数のハードガーディアンを従え、内海自らが乗り込んできました。
「この国は、エボルトのものになる!」
エボルドライバーを手にした余裕から、グレートクローズとグリスが既に到着していますが余裕の表情。
「何だ?」
「うるせえ!そんな事、させるか!」
まずはハードガーディアンの群れに突っ込み、一箇所に固めて必殺技。
「Ready go!」
「グレードドラゴニックフィニッシュ!」
「スクラップフィニッシュ!」
「どうよ?早速、特訓の成果が出たな。」
「強えぜ!」
もはやハードガーディアンなど序盤の素ガーディアンと変わらぬ雑魚となっています。
 しかし内海の余裕は崩れません。
「その程度の力で守れると思うなよ!」
「コウモリ!」
「発動機!」
「エボルマッチ!」
「Are you ready?」
「変身!」
「バットエンジン!」
「フハハハハハ・・・!」

 その頃、這這の体で表に出ようとする幻徳。
「やめときなって!こんな体で行けるわけないでしょ!?」
紗羽の制止も聞かず、騒ぎを聞きつけた美空ら。
「どうしたの!?」
「万丈たちの所に行くって聞かなくて・・・。」
「ええ?」
幻徳は、
「俺が行かなければ・・・。俺は内海の思いを踏みにじった!お前と同じように!」
内海と、そして葛城に対する罪の意識に突き動かされています。
「俺は、お前らを利用して戦争を引き起こした。何をどう償っても許される事じゃない!だが今は・・・今だけは、この国のために戦わせてくれ!頼む!もう一度だけ・・・信じてくれ!」
ものすごい気迫で言い切るや否や、そのまま倒れて意識を失ってしまいました。
「ねえ!ちょっと・・・大丈夫?ねえ!」
「どうしよう・・・!」
幻徳に裏切られたと被害者ぶっていた葛城は、この気迫を受けて何を思うのか。

 ハザードレベルを上げたはずのグレートクローズにグリスですが、2人がかりでもマッドローグには太刀打ちできず、戦闘シーンすら省略。
「エボルドライバーに比べれば、お前たちのライダーシステムなど、ただのガラクタに過ぎない!」
純葛城製システムであるスクラッシュは登場当初こそ持て囃されたものですが、元祖エボルドライバーには及びません。
 さらに、いつの間に入手したのかライダーシステムのエボルボトルを使い、
「パイレーツ!」
「ライダーシステム!」
「クリエイション!」
「パイレーツ!」
「フィニッシュ!」
カイゾクハッシャーを発生。
「各駅電車・・・急行電車・・・快速電車・・・海賊電車!」
「発車!」
射撃のスキに距離を詰めようとしたグリスですが、ビルドが使う時同様のホーミング性能に追いつかれ、あえなく変身解除。
 すると、そこに現れた葛城。
「・・・何しに来た?」
「別に、君を助けに来た訳じゃない。」
さらに沸いてきたハードガーディアンに囲まれながら変身。
「マックスハザードオン!」
「ラビット!」
「ラビット&ラビット!」
「ガタガタゴットン!ズッタンズタン!」
「Are you ready?」
戦兎のようにポーズを取る訳ではなく、一発指パッチンを決めてから
「変身。」
「オーバーフロー!」
「ラビットラビット!」
「ヤベーイ!」
「ハエーイ!」
さらにラビットラビットの装着も、戦兎のように飛び回るのではなくアーマーが来るのを待つスタイル。だいぶ違います。
「仮面ライダービルド。『創る』『形成する』って意味のビルドだ。以後、お見知りおきを。」
エグゼイド夏映画や最終回に客演した時の葛城ビルドと同じ名乗り。何だかえらく懐かしいです。

後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 22:15Comments(9) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2018年06月04日

今週の仮面ライダービルド「第38話 マッドな世界」

 いよいよ最終章、いろいろ大波乱と言った具合です。
「強大なエネルギーを秘めたパンドラボックスがついに開かれた。地球外生命体エボルトは、その力を手に入れ完全体となってしまう。一方、仮面ライダービルドの桐生戦兎には悪魔の科学者・葛城巧の記憶が蘇る。」
 いつもならここで、戦兎がどこからあらすじ紹介してるんだとか、お前葛城だろみたいな茶々が入るのですが・・・今回はそれすらない。
前回冒頭の時点で相当シリアスな状況だったはずが、今回はとんだ二重底です。

 エボルトから開放された戦兎・・・もとい葛城は困惑。
「俺は、葛城・・・葛城巧だ。君は万丈龍我・・・?ここは・・・どこだ?何が起きた・・・?」
突然、時間と状況が飛んでいるので、当然のことながら飲み込めません。
「葛城巧の記憶が蘇ったか・・・。」
「スターク!いや・・・エボルトか!?」
浦島太郎状態の葛城にとって、エボルトがドライバーを復元しその正体を明かしていることがそもそも衝撃。
「フェーズ4、完了!おかげで完全体になれたよ。」
「これが・・・本当の姿。」
龍我も初めて目にするもののはずが、その脳裏には覚えのない映像が。
それは、火星と思しき都市に降り立ち、鏡に写ったその姿。
「何だ!?今の・・・。」
そこへ再度集まってきた一海と幻徳。
「まだやる気か。再変身は負担が大きいんだろう?」
が、躊躇できる状況ではないというのは共通認識。エボルが言い終わるが早いか、すぐに変身。
「覚醒!」
「潰れる!流れる!溢れ出る!」
「割れる!喰われる!砕け散る!」
「グレートクローズドラゴン!」
「変身!」
ところが、やはりと言うかまるで相手になりません。
「そんな状態で、俺の相手が務まると思ってるのか?」
「何だよ、この強さ・・・?」
「おい、諦めんな!また力を合わせれば行けるはず・・・!」
「スクラップフィニッシュ!」
「クラックアップフィニッシュ!」
「Ready go!」
「グレートドラゴニックフィニッシュ!」
開幕トリプルライダーキックですが、当たる前から結果の分かるやられパターン。
「完全体の俺に敵はいない・・・!」
簡単に受け止められた上に跳ね返される始末。クローズマグマではない不完全状態とは言え・・・。
「ここは撤退だ・・・!仕切り直すぞ。」
スチームガンで煙幕を張って撤退。本当、敵味方問わず便利アイテムです。
「うん・・・懸命な判断だ。」
結果、パンドラボックスを置き去りにすることを余儀なくされた一同。
 エボルトは一旦パンドラボックスにエボルトリガーを戻すと、今までのボトルが表に出ていた状態から裏返り、さらに戦兎がハザードレベル上昇装置に使って欠けたはずのパネル一枚が再生しています。
 そして、コウモリやコブラと言った、今まではパネルからあぶれていたボトルをその新たなパネルに装填していくと、それらのボトルは赤紫から黒と金色に変化。この色合はグレートクローズドラゴンのボトルと同じ・・・?
「これで俺は、さらなる進化を遂げる。最終章の始まりだ・・・!」
完全体の姿を取り戻したにもかかわらず、まだ進化の余地があるという。
本当、欲望ってのは限りのないものですね・・・。

 今回はOPすらなし。
つまり、最終章へ向けたターニングポイントとなるようです。
悪が悪を黒い闇に葬るって言うとダークヒーローのように聞こえますが、実際には。

 革命のエチュードが流れる難波重工会長室。
そこへ戻ってきたエボルトの姿は石動のそれ。
「エボルト・・・また石動惣一の体に憑依したのか?ハハハ・・・。」
「いや、もう俺に人間の体は必要ない。これは擬態だ。本物はまだ夢の中だよ。」
どうやら、完全体ともなればもはや器は必要ではなくなったようです。
 パンドラボックスとフルボトルを揃えて持ってきましたが、
「これからは、俺がこの国のリーダーだ。」
と、いきなりリーダー宣言。
「どういう事だ?」
「首相はあんたのままでいい。ただ・・・今後は俺の操り人形となって生きてもらう。」
脅しながら、難波の姿に化けてみせます。もはや変幻自在のようですね。
「難波重三郎をバカにしているのか?ふざけるな!」
凄む難波ですが、立場を分かっていないのは難波のほう。
「今、ここであんたを殺ってもいいんだぞ?明日まで待ってやる。良い返事を期待してるよ。」
相手は、人間界の権威や権力などには縛られない最強の地球外生命体。他の人間と等しく、簡単に殺せる相手でしかありません。
 苦々しい様子の難波ですが、よくもこうなるまで気づかなかったなと。

 ナシタに戻ると、そこは葛城劇場と化しています。
「Oh NO!これが僕の顔!?一体どんな物理法則で成り立ってるんだ?」
実際問題、突然顔が変わってたら驚きますよね。エボルトの仕業なんで地球上じゃ解明できないでしょうけど。
思いついたことをどんどんガラス板に書き留めていく様子はフィリップや戦極凌馬を思い出します。
「ねえ・・・本当に葛城巧の記憶しかないの?」
「ああ・・・。」
「じゃあ、今目の前にいるのは悪魔の科学者?」
なんてヒソヒソ話をしていると、
「心外だな、悪魔呼ばわりされるなんて。君のことも知ってるよ、石動美空。君がファウストに捕まった時、ボトルの浄化をさせたのは僕だからね。」
それを言ったら相手が曇ると分かりそうなものですが言う葛城スタイル。
「悪く思わないでくれ。ボトルの浄化はライダーシステムには欠かせなかった。全ては、科学の発展のためだ。」
という誠意が特に無い謝罪も。これには龍我も怒る。
「てめえ・・・!」
「それより解せないのは君だよ、万丈龍我。」
「あ?」
「エボルトの遺伝子を持つ君が、なぜ俺と一緒に行動してる?俺は君とスタークを倒そうとした・・・。」
状況の理解が当時のままのため、龍我を危険視しますが
「俺にはエボルトの記憶はねえ。だから敵じゃねえ。」
「どうかな?ピエロを演じてるだけかもしれない。」
これまで、さんざんお互いを相棒として助け合ってきたのに、その相棒の顔でこんな心無いことを言われるものだからそりゃ怒る。
「何だと・・・?」
という所で、出づらそうに出てきた幻徳。
「氷室さん・・・。」
「葛城・・・。」

 一方、難波重工ではエボルトに対抗するため、せめてもの戦力増強を図る内海。
「これ以上のガスを注入すれば、戦闘不能と同時に消滅する。」
鷲尾兄弟に対し、警告はしますが3人の心は同じです。
「全ては、難波重工のために!」
カプセルに収まった兄弟に対してガスの注入を開始。北都3羽ガラスの時同様、スマッシュに対しては他に強化方法がないようで。
 そこへ、いつの間にか現れたエボルト。
「精が出るねえ。」
「エボルト・・・!」
「実は、お前に話があって来た。」
手にしているのはエボルドライバー。
「何故、エボルドライバーがもう1つ・・・?」
詳しい理屈は語らず、ストレートに勧誘。
「お前にやるよ。これで俺につけ。」
「俺は、科学者としてのお前の能力を買ってるんだよ。」
一瞬、黙った後に振り返り
「ふざけるな!」
と一蹴しますが、神出鬼没のエボルトは既に姿を消しています。

 荒れ放題の街に出た戦兎(葛城)と幻徳。
「まさか、本当に戦争が起こったなんて・・・。あなたの思惑通りになったわけだ。」
泰山を退場させて北都と西都に戦争を吹っかけ、結果がこの有様。
パンドラボックスの光を浴びてエボルトの思惑に乗せられたとは言え胸が痛むところです。
「僕がライダーシステムを創ったのは、父の遺言にあった地球外生命体エボルトを倒すためだった。でも、あなたはそれを軍事兵器に利用した。」
 素直に謝罪する幻徳ですが、
「俺が間違えてた。パンドラボックスの光を浴びて、この世の全てが敵に見えた。どうかしてたんだ・・・。」
「そんな言い訳、聞きたくありません。僕とあなたがこの大惨事を引き起こしたのは、紛れもない事実なんです。」
「分かってる。だから俺は、どんな裁きも受けるつもりだ。だが今、この国はまともに機能していない。だから俺は戦う事にした。この国を立て直すために・・・。」
「何ですか?それ・・・。僕だって、戦争の道具を創るつもりなんてなかった。でも、あなたの思惑に気づいた時にはもう遅かった!だから自分に言い聞かせたんです!ライダーシステムはエボルトを倒すために必要なんだって!そのために多少の犠牲はやむを得ないんだって・・・!」
 過去の過ちと、その償いをもって言い争う2人。それぞれ言い分はありますが、この2人がファウストを立ち上げて戦争に向けて動き出した事で歯車が狂ったと言うのは割と事実ですからね・・・。
「僕は悪魔に魂を売った。なのに、いまさら非を認めるなんて納得できる訳ないでしょう。あなたを信じた僕がバカだった・・・。」
必要な目的のために悪にも落ちようと言うのが葛城でしたが、ともに地獄に落ちてくれるものと信じていた幻徳が正義落ちしたのでは失望もやむなし。
 葛城が去っていくのと入れ替わりに着信が。

 土砂降りの中、幻徳を呼び出したのは内海。
「内海・・・。」
「エボルトが西都を制圧しようとしている。奴の狙いは、難波会長に代わって実権を握ること。でも、阻止するには我々だけでは不可能だ。」
「だから協力しろと・・・?答えるまでもない!」
そりゃあ、いいように利用した挙げ句、邪魔になったら消滅させようとしたのが難波重工ですからね。
いつぞやの内海キックの事だって忘れてはいないでしょう。
「エボルトが実権を握れば日本が・・・いや、世界が滅びるかもしれないんですよ!あなただって、そんな事望んじゃいないはずだ!」
こんな時だけ世界がどうのと言いやがって・・・感。難波重工の事しか考えられない難波チルドレンという認識です。が、
「お願いします。我々に力を貸してください!」
と頭を下げる姿勢は本物に見えます。複雑な心情が顔に出ている幻徳ですが・・・。

 薄暗い地下室で端末に向かう葛城。
「エボルトを倒す・・・じゃなきゃ、何のためのライダーシステムだ。」
解析しているのは、戦兎がハザードレベル爆上げに使った元パネルの装置。
初期の戦兎よろしく髪が跳ね上がっていますが、最早そんなことを笑える空気ではありません。
 その様子を背後から窺っていた美空。
「発明に没頭する所は、戦兎と同じなんだけどね・・・。」
「このまま、戦兎くんの記憶が戻らない場合もあるんだよね。」
「もし、そうだったら・・・俺達と過ごした日々もずっと思い出せねえって事かよ。」
沈黙し、ただただやるせない思いが場を支配しています。。
 その重たい沈黙を破ったのは、幻徳の帰還。
「どこ行ってたんだ?」
「内海と会ってきた。」
思わず出た敵方の幹部の名前に、視線が集まります。
「エボルトの力は、今後ますます強大になっていく。倒すなら今しかない。」
「奴らと手を組むしかねえって事か。」
龍我は仕方ないと言った様子ですが、これもなかなか割り切れない一海。
「俺は行かねえ。」
「グリス・・・。」
「西都は俺の故郷や大事な仲間を奪った。奴らを助ける気にはなれねえ。」
内心では、そういったものに囚われている場合ではないと理解していそうですが・・・。

 パンドラタワーへと向かった内海。そこで待っていたエボルト。
「答えを聞かせてもらおうか。」
内海は手にしたタブレット端末で、難波からのライブ映像を再生します。
「エボルト。君の要求に対する答えはこれだ。」
内海に続いて現れた鷲尾兄弟と、多数のハードガーディアン。
「なるほど、そんなに権力にしがみつきたいか。」
「ギアリモコン!」
「ファンキー!」
「潤動。」
「エンジン・ランニングギア」
「リモートコントロール・ギア」
鷲尾兄弟はそれぞれ変身。思えば、ローグが抜けた今となってはライダー不在なんですね・・・。
 それを受け、エボルトもエボルトリガーを手に変身の体勢へ。
「いいだろう。」
「オーバー・ザ・エボリューション!」
「今日がお前達の命日だ。」
「コブラ!」
「ライダーシステム!」
「エボリューション!」
「変身。」
「ブラックホール!ブラックホール!ブラックホール!」
「レボリューション!」
「フハハハハハ・・・!」
今までの変身とは明らかに違う変身。どこからともなく箱が飛んでくる辺り、やはりパンドラボックスとエボルトのつながりを感じさせます。
 変身すると、倉庫めいたパンドラタワー内の風景を砂丘へと変化させ、戦闘開始。
まずはハードガーディアンの部隊が向かっていきますが、エボルトはこれを手をかざし、一発念じるだけで全機爆破してしまいました。もはや全く相手になりません。
「何!?」
まずはハードガーディアンをけしかけ、その背後からブロスが襲撃という作戦でもあったのでしょうが、結局ブロスだけで戦う事に。
「哀れな奴らだ。せっかく、豊かな感情を持ち合わせた人間に生まれたのに・・・。」
見る前から結果の分かっている戦い。そんな状況でも恐怖の気配ひとつ見せず死ににくる兄弟に向けての言葉でしょうか。
 実際まったく相手にならず、すぐに戦闘不能寸前に追い込まれています。
「何で!?限界まで強くなったはずなのに・・・!」
次元が違う相手なので、マイナーチェンジぐらいでは焼け石に水。
 そのまま、まずはエンジンブロスを始末しようとするエボル。
「雷!」
すると、ここで乱入してきたグレートクローズ。ビルドにローグも。
「氷室さん・・・!」
「手を貸すのは今日だけだ。この国を正常に戻すために。」
5対1、数だけ見れば圧倒的ですが・・・。

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Posted by jerid_and_me at 22:26Comments(8) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2018年05月28日

今週の仮面ライダービルド「第37話 究極のフェーズ」

 ずっとエボルトのターン状態の37話。
「強大なエネルギーを秘めたパンドラボックスが、地球外生命体エボルトの手によってついに開かれてしまった。仮面ライダービルドの桐生戦兎は、エボルトと戦って、肉体を乗っ取られた万丈を助け出そうとするが、今度は戦兎自身が乗っ取られてしまう。」
 という具合に、乗っ取られたはずの戦兎が普通にあらすじ紹介をしているので、龍我も訝しんで
「お前・・・本当に戦兎か?それともエボルトか?」
「戦兎に決まってるでしょうが。」
「だったら俺にコーヒー淹れてみろよ!」
「ほらよ。」
「マズッ!お前エボルトじゃねえか!」
ここでコーヒーの味の伏線を使ってくるのか・・・。
「バレちまったらしょうがない!第37話、どうぞ〜。」
普通にあらすじ紹介に混ざる地球外生命体。毎度この数十秒だけ異次元のユルさです。

 ハザードレベルを急上昇させて自爆しようとした戦兎の肉体をすんでの所で乗っ取ってしまったエボルト。
「エボリューション!」
「Are you ready?」
「変身。」
「エボルラビット!」
「フッハッハッハッハッハ!」
「フェーズ3、完了。」
「今度は戦兎が・・・!」
早速、エボルトリガーを起動しようとしますが、まだ朽ちたままで起動もしません。
「やっぱりダメか。人間の体を中途半端に乗っ取ったせいで、パンドラボックスの力が操れない。」
前回はやはり戦兎の予想外の決死作戦が想定外のものであり、緊急措置としての融合だったようです。
「フ・・・やってくれたなぁ!!」
出し抜かれたことに、珍しく怒りを顕にします。
「何ウダウダ言ってんだ。さっさと戦兎を返せ!」
復帰早々、変身して戦兎を取り戻そうとしますが
「ボトルバーン!」
「クローズマグマ!」
「Are you ready?」
「変身!」
ここまでは来るものの変身できず。しばし沈黙。
「・・・ん?」
「残念だな。お前はもう変身できない。」
「何だと・・・?」
その後も何度もトライしますが、
「何でだよ・・・何で変身できねえんだよ!?」
一向に変身はできないまま。エボルが言うには、
「お前の中に、もう俺の遺伝子がないからだ。」
「ええっ・・・?」
「お前に入り込んでいた遺伝子は、俺が吸収した。つまり、お前はただの人間に成り下がったんだよ。良かったなあ、願いが叶って。」
という、何たる皮肉。
 すると、単身エボルに向かっていくグリス。
「だったら・・・俺が戦兎を取り返す!」
が、ビックリするぐらい攻撃が効きません。融合が不完全とはいえ、さすがはハザードレベル6超。
「さらに強くなってやがる・・・。」
「今、無性に腹が立ってるんでね。遊びは終わりだ!」
グリスを上空高く投げ上げてからの必殺技を叩き込み、変身解除に追い込みます。
「Ready go!」
「エボルテックフィニッシュ!」
「チャオ!」
ドライバーからめっちゃゼリー漏れてる・・・これ大丈夫なんでしょうか。
あまりの圧倒的さに言葉を失う龍我。
「マジか・・・。」
「今日のところは、パンドラボックスを回収して引き上げるとしよう。ナシタにあるんだろう?」
「行かせるか!」
生身で向かっていく龍我ですが・・・。

 エボルトの到来を察知し、表に出るベルナージュ。
紗羽はちょうど来た所だったためビックリ。
「わっ!いきなりベルナージュ・・・。」
「エボルトが来る。この箱を奪いに。」
「えっ!?マズいじゃん!どうしよう・・・。」
すると、ベルナージュはパンドラボックスに手をかざし、同時に地鳴りが発生。
「ねえ、逃げましょう!ベルさん!」
地震かと思い、避難しようとする紗羽。

 生身でエボルに向かっていった龍我ですが、当然ながら相手になりません。
「チャオ。」
結局、何の手立てもないままエボルトをナシタに向かわせてしまいました・・・が、店まで瞬間移動してみると、店が物理的に消えています。
これには流石のエボルトもビックリ。
「ああっ・・・!ベルナージュか。ええい・・・!」
立て続けに計画を狂わされ、明らかにイライラしています。

 消えたナシタがどうなったかと言うと、何ということでしょう。
人気のない海べりにあった別の建物の1階および地下1階に滑り込むような形で収まっています。元あった部分は一体どこへ。
 緊急措置として物理的に強引に動かしているため、家具が倒壊したり壁にヒビが入ったりとかなり無理をしたのが見て取れます。劇的ビフォーアフターにも程がある・・・。
 窓の外を見て、ドアを開けて外に出て、ビックリが止まらない紗羽。
「ここ、どこ・・・?」
まずは龍我らに引っ越しの案内を出すのが大変そうです。

 パンドラタワーに戻ったエボル。二重に失敗が続いた後なのでちょっとばつが悪そう。
「お前が地球を滅ぼした地球外生命体だという話は聞いた。どうだ、そろそろ腹を割って話をしないか?」
「俺の望みは、自分の力を取り戻す事。」
「パンドラボックスを操る力か?」
「ああ・・・。だが、ビルドのシステムを奪って完全体になるはずが、戦兎に邪魔されてできなくなった。残すはこいつに、ハザードレベル6以上の力を集めるしか方法はない。まあ、それも難しいんだろうな。」
「なら、どうする?」
「気長にやるさ。俺はこの10年で地球がたまらなく好きになってね。人間って言うのは本当に面白い生き物だ。もっとじっくりこの目で観察していたい。あんたとも仲良くやっていくつもりだ。」
 どこまで本気なのか分かりませんが・・・。
「だったら一刻も早く、パンドラボックスを取り戻せ。」
「は〜い。」
素直に指示を受けるエボル。

 今ではすっかり放棄されたファウストのアジトで、泰山の遺言を思い出す幻徳。
「罪を償って、この国をもう一度立て直すんだ・・・。頼んだぞ・・・バカ息子。」
すると、そこへ一海と龍我が。どうやら待ち合わせだったようです。
「悪いな、遅れて。こいつが道を間違ってな」
「お前だろ。」
「あ?」
「・・・何の用だ?」
「変身できなくなった。俺をまたライダーにしてくれ。」
旧アジトに来たのは、再度人体実験を受けるため。しかし、
「俺の力じゃ無理だ。」
「何でだよ?」
「科学のことはさっぱり分からない。」
「あんた・・・研究所の所長だったんだろ?」
一瞬、答えに窮しますが
「それは・・・親父のコネだ。」
「言い切っちゃったよ。」
どこまで本気なのか、それとも人体実験という自分の暗部を再現したくないための方便なのかは分かりませんが。
「ライダーシステムの適合手術は、ネビュラガスの投与の他にエボルトが遺伝子操作を行っていた。おそらく、変身できない原因はそれだろう。」
なるほど、その時スタークがいた陣営で仮面ライダーが登場していたのはそういう事でしたか。
エボルトに近い遺伝子を再現することが変身の条件であり、生まれながらに持っていた龍我だけがガスの投与のみで変身できたという事でしょうか。
「マジか・・・。」
「何だよ、また振り出しか。」
諦めるしか無い、と思ったら
「俺がライダーになれねえんなら、カズミンをサポートできるのはあんたしか居ねえ。」
幻徳に向かって頭を下げ、
「俺達と一緒に戦ってくれ。」
と協力を依頼。
「・・・俺はお前の女を死なせたんだぞ?」
一海にとっても龍我にとっても、幻徳は大切な人間の仇であり、特に香澄の件は幻徳自身にとっても狂った自分の汚点。
「そんな事は分かってる。けど・・・だからこそ、これ以上大切な人を失いたくねえんだよ・・・。」
「俺にはできない。ライダーシステムを使って戦うには、特定の閾値を超える強い思いが必要だ。俺にとってそれは、親父に国を託す事だった。親父を亡くした今、戦う理由が見つからない・・・。」
 龍我らは過去を受け入れて先へ進もうとしていますが、幻徳はそのモチベーションが見いだせずにいます。
そんな時、龍我の携帯に戦兎からの着信が。
「戦兎の携帯・・・誰だ?」
「俺だよ。俺。」
当然エボルト。
「ったく・・・どこに隠れてる?」
「何の用だ?」
「パンドラボックスだよ。1時間以内に持ってこい。」
相変わらずの無茶振り。
「行くわけねえだろ。」
即答するも、そこはやはりエボルト。
「戦兎に会えなくなってもいいのか?戦兎の人格なんていつでも消せるんだ。主導権は俺が握ってるってことを忘れるな。チャオ。」
結局、人質を取られている以上逆らえないのが現実。
 電話を切ったエボルトは、
「戦兎、聞いてたか?お前のせいで、俺の計画は台無しになった!!お前の大事なものを全て壊してやるよ。まずは大切な仲間から始末してやる。」
と、いつにないキレ様とゲス顔。今回の計画変更にはよほど煮え湯を飲まされたものと見えます。

 アジトでは、居ても立ってもいられず飛び出そうとする一海。
「どうするつもりだよ!?」
「俺が何とかする。」
「でも・・・!」
「あいつは、いつも他人のために戦ってきた。自分の犠牲を顧みずに・・・。俺たちがやらねえ訳には行かねえだろ。」
一海もまた、戦兎の姿勢に感化されています。
「ラブ&ピース・・・フッ、初めて聞いたときはよく分かんなかったけどよ。つまるところ、俺もお前もそのために戦ってきたんだよな。」
そして最後に、
「おいヒゲ!国を束ねられるのはな、親父さんだけじゃねえはずだぞ。」
と言い残し、ナシタへ。
・・・よく考えたら、引っ越したの知らないんじゃあ。

 パンドラボックスを待つ戦兎(エボルト)。
その背後には、ずいぶん久しぶりの登場となるブロスが。
「はぁ・・・俺を見張るよう言われたか?」
黙って肯定されると
「フン、まあいい。しっかり仕事してくれよ?」
なんて言っていると、やがて龍我と一海が到着。龍我の手には大きな風呂敷包みが。
「見せろ!」
言われるままに中身を見せると、そこには確かに一面欠けたパンドラボックスとフルボトル。
「戦兎を開放しろ!」
という要求に対しては、
「そのつもりは、無い。」
毎度そうですが、今回もやはり約束なんてのは欲しいものを近づけるための手段に過ぎません。
「何だと・・・?」
「戦兎は俺を怒らせた。だから、奴の前でお前たちを消す!」
という私怨マシマシ。
「ふざけやがって・・・だったらこの手で戦兎を取り戻してやるよ!」
「変身!」
「ロボットゼリー!」
「潰れる!流れる!溢れ出る!」
「ロボット・イン・グリス!」
「ブルアァ!」
「変身できないライダーと、北斗の残党で何ができる?俺が出るまでもない、やれ。」
変身すらせず、ブロスをけしかけるという舐めプぶり。
しかし、実際のところ龍我がボトルを握って殴るという戦法は今となっては流石に通用しませんし、エボルト遺伝子が抜けた状態ではそもそも効果があるのかどうか。
 結局、グリス単体でブロスの相手をする格好に。
するとグリスは三羽カラスのボトルを手に、
「お前らも・・・ラブ&ピースのために戦ってくれるよな!?」
この熱い展開の最中に大あくびのエボルト。この余裕は腹が立つ・・・。
「シングル!」
「ツインブレイク!」
「ディスチャージボトル!」
「潰れな〜い!」
「ディスチャージクラッシュ!」
3本同時必殺技でブロスを圧倒。
「食らいやがれ!」
このまま一気に押し切ろうという所ですが、エボルトの念力で体勢を崩され、形勢逆転。
「何・・・?」
邪魔さえ入らなければ、ブロスなんてハザードレベルが上がらないんですから同時に相手できそうなものですが、ここって時に邪魔が入ると辛い。
 そのまま押し込まれ、
「雷!」
「これで・・・ジ・エンドだ。」
必殺技を受け、このまま敗れるか・・・という所で
「やべえ・・・!」
その間に割って入り、攻撃を跳ね返したのはローグ。
「ローグ・・・。」
「遅くなったな、ジャガイモ。」
ヒゲ呼ばわりに対してジャガイモ呼ばわり。
 遅れてきたローグはブロスに向かうと、これを完全に圧倒しています。
まあ難波重工についていた辺りからブロスより明らかに格上でしたからね・・・。
「クラックアップフィニッシュ!」
まずはエンジンブロスを戦闘不能に追い込むと、
「雷!」
「頼んだ!」
ギアエンジンをリモコンブロスに渡してヘルブロスへと再変身。
「潤動!」
「ギアエンジン!」
「ファンキー!」
「ファンキーマッチ!」
「フィーバー!」
ヘルブロスならどうかと思いましたが、これも圧倒。
「クラックアップフィニッシュ!」
こちらはキックで早々と撃破します。
 すると、いよいよ動くエボルト。
「東都、北都、西都の仮面ライダーが手を組んだか。いいだろう、俺が相手になってやる。」
「コブラ!」
「ライダーシステム!」
「エボリューション!」
「Are you ready?」
「変身。」
「エボルコブラ!」
「フッハッハッハッハッハ!」
ハザードレベルがさらに上がったエボル。
今の面子で果たして攻略できるのか・・・?

後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 22:26Comments(5) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2018年05月22日

今週の仮面ライダービルド「第36話 エボルトは星を狩る」

日月でお出かけしたり、アマゾンズ劇場版も観たのでこっちも感想を書きたいのですがなかなか時間ががが。
「強大なエネルギーを秘めたパンドラボックスを巡って、国内で戦争が勃発した。仮面ライダービルドの桐生戦兎は、万丈と融合したエボルトの圧倒的な強さに敗北してしまう。そして、ついにエボルトの手によってパンドラボックスが開けられてしまった・・・。」
「仮面ライダービルド完!今週からカズミンとみーたんのラブストーリー『ドルヲタ、推しと付き合うってよ』が始まるってよ。」
「始まらない!何しれっとタイトルまで決めてんだよ。まだまだビルドが主役の36話、どうぞ!」
この時は主役があんな事になるなんて、誰も想像していないのでした・・・。

 ついにパンドラボックスのパネルとボトルが揃い、
「地球は終わりだ!」
勝ち誇るエボルトを誰も止められません。
 エボルトは今までにない光を放つパンドラボックスに腕を突っ込むと、中から何かを取り出しました。同時にパンドラボックスの発光が止まり、嵌っていたボトルの全てがその成分を失ってエンプティ状態に。
「それは・・・?」
「エボルトリガー。パンドラボックスの真の力だ。」
パンドラボックスの中身とは、開けたら天変地異が起こって世界を滅ぼすというものでも、開けた人間に力を授けるというものでもなく、あくまでエボルトの専用装備。これに踊らせれた各国首脳は本当に無様です。
 そして、そのエボルトリガーを起動しようとするエボルトと、どうにか止めようとする戦兎。
「やめろー!」
が、嵐に阻まれ届きもしません。
そのままスイッチは押されましたが、見るからに朽ちているのもあってか起動せず。
「まだか・・・。フハハ・・・そう簡単に終わらせはしない。」
すると、パンドラボックスが震えだすと同時に、いつの間にかそこには美空が。その目は緑。
「ベルナージュ・・・。」
すると、どこからこれほどの力が湧いているのか、エボルトを壁に釘付けにするほどの衝撃波を発し、パンドラボックス、戦兎とともに瞬間移動で離脱。
「いいだろう、せいぜい運命に抗うといい。」
やろうと思えばできるのでしょうが、今はあえて追撃しません。

 この局面となったことで、OPナレーションはまた変更。
「地球を滅ぼすほどのエネルギーが眠るパンドラボックスがついに開かれた!その力を操る地球外生命体・エボルトの前に、仮面ライダーが立ちはだかる!」
という、いかにも土俵際という内容。
 映像はまだ変わりませんね・・・惣一がブラッドスタークで、龍我はクローズチャージ。
・・・もしまた変わるなら、今度は幻徳もぴょんぴょんするんでしょうか?
いずれにせよ、やるとすれば最終フォーム登場後でしょうね。

 ボトルの成分も抜け、カラとなったパンドラボックスの前で戦兎らは
「結局、パンドラボックスのエネルギーとは何だったんだ・・・?パンドラタワーは何を意味する?」
 すると、まだベルナージュが表に出ており、説明するには
「破滅の塔・・・。我々の星は、あの塔ができて滅びた。塔の上空にできた奇妙な空間に、あらゆる物が吸い込まれた。」
まるでブラックホールか何かです。そんな事をするエボルトに対しても疑問は募るばかりで、
「なあ、そもそもエボルトって何者なんだ?」
「この星ではまだ確認されていない惑星の生命体だ。エボルトは、我々の星をたった一体で滅ぼした。最後に残った私は、捨て身の覚悟で戦った。エボルドライバーを壊して、肉体と精神を分離したものの、エボルトは自らのエネルギーを箱に閉じ込めた。」
 目と手だけが浮いてるのってちょっと不気味だな・・・と言うのは置いといて、パンドラボックスはもともと火星にあったものではなく、ベルナージュに刺し違えられかけたエボルトが苦肉の策として自らのエネルギーを閉じ込めたものでした。
「このパンドラボックスはエボルトのものだったのか・・・。」
「エボルトを完全体にしてはならない。」
その危険性は、刺し違えるつもりだったベルナージュが地球に渡ってなお阻止しようとしている事実からも明らか。
「けど、ボトルの成分も全部カラになっちまったし・・・。」
するとベルナージュはパンドラボックスに向かい、手をかざし念を込めると全てのボトルがやがて充填されました。ベルナージュ自身はだいぶ消耗したようですが・・・。
「ボトルに色が!?」
まさかと思いドライバーに装填してみると、以前同様に反応。
「ラビット!」
「成分が戻った・・・どうして?」
ベルナージュが言うには、
「10年前、この箱が完全に開かなかったのは私がこの力を使ったからだ。この箱は、その星にまつわるエレメントをボトルに吸収することで開く。」
 そこで、バングルのみとなったベルナージュは保管室の中で幼い美空を呼び寄せ、
「うわあ、きれい!」
「エボルトは地球に降り立つ前に、石動惣一の記憶から60本のボトルを精製した。私は美空に憑依して、箱を開けないようにするため、ボトルの成分を空にしていった。だが・・・途中で力尽きて、長い眠りについた。」
このとき、ベルナージュだけでなく美空も消耗して昏睡してしまったと。ここで全てのボトルを空にするには至らなかったため、最初から使えるボトルがあったようです。
「エボルトを阻止しなければ、この星の未来は・・・!」
説明を果たし、改めて警鐘を鳴らしたところでついに力尽きてしまったベルナージュ。
「ベルナージュ!」
戦兎を押しのけて、我先にとその体を抱える一海。
「気を失ったか・・・。」
「・・・ヤベエ、みーたんに触れてる。心臓がドキドキ、バクバク、そんな言葉じゃ形容できませんねえ。ダメだ、緊張してみーたんの顔が見れない!でも見たい!至近距離で見たい!!・・・よーしカズミン、ここは心火を燃やして覚悟を決めて、3・2・1・・・!」
「ロボット・イン・グリス!」
「うるせえよ。」
「何で心の声が・・・?」
「声に出ちゃってるから。」
「マジで?」
「お前、気持ち悪いな。ベッド運ぶぞ。」
「べ、ベッド・・・?」
こんな事だから今だにグリス呼ばわりなんでしょうね、きっと。
 美空をベッドに寝かせると、今度は紗羽が下りてきました。
「あっ、良かった!みんな無事だったんだ。えっ、美空ちゃんどうしたの?」
すると、初めて?幻徳が地下にいるのに気付いて悲鳴を上げ
「ってか、何で幻徳・・・?」
そういえば、第1話でホテルに誘われるというセクハラを受けていたんでした。
 この扱いに傷ついたのか、
「おい、どこ行くんだよ?」
「俺の役目は終わった。」
ベルナージュの話を聞いておきながら、さっさと出て行ってしまいました。

 地下室を出てみると、自分が出てきたのはかつてガサ入れしたナシタで、しかも自分で開けた冷蔵庫が出入り口になっていたことにビックリ。思わず2度見。
 もう一度開けてみよとしたところで、ローグの変身音と悲鳴とともに上段が開き、そこから顔を出す一海。
「ちょっと付き合え。」
一海が幻徳とサシで向き合うとは珍しい・・・。

 一方、西都では。
「何故、勝手にパンドラボックスを開けた!?」
吹っ飛ばされた恨みもあってか、エボルを激しく非難する内海。
「落ち着けよ。あんたはあの力を後ろ盾に、難波重工の力を見せつけようとしたんだろう?俺はそれを分かりやすくしただけだ。あれ以上の広告塔があるか?」
「我々のためにやったと言うのか。」
「ああ。これから東都を制圧する。あんたは高らかに勝利宣言をすればいい。全ては難波重工のために。」
わざとらしく忠誠をアピールし、東都に向かうエボル。
「パンドラボックスの回収も忘れるな。」
中身が既に抜けているとも知らず、釘を差したつもりの難波。
「フフフ・・・仰せの通りに。」
もう完全にバカにされてますね・・・前からですけど。

 一方、ナシタ地下では端末に向かう戦兎。
「何してるの?」
「エボルトを倒すために、パンドラボックスの力を利用してビルドの能力を限界まで引き上げるアイテムを作る。実は、エボルトが父さんの研究データの一部を消していたんだ。」
 記憶もないのに父さん呼ばわりはちょっと違和感。ともかくも戦兎は続けて
「えっ?」
「それを復元してみると、このパネルは別の装置に再構築できる事が分かった。」
戦兎はパネルの一枚にコードを繋ぎ、実行キーを押すとパネルは見る見るうちに小さく折り畳まれ、ちょうどビルドドライバーに組み付くような格好へと変形。
「凄い・・・。」
「ただ・・・これを使えば、ライダーシステムは人間の限界値を超える。」
「それって、危険なんじゃないの?」
同時にシミュレーターを走らせていたらしい戦兎ですが、端末に表示されたのは『DANGER』という結果。
「・・・大丈夫!天才の発明ですから。」
と勢いでごまかしていますが、明らかに怪しい。
 そして、このやり取りを密かに聞いてしまっていたのはベッドの美空。

 一海は幻徳を連れてスカイロード、三羽ガラスの墓標付近へ。
「俺はまだ、赤羽をやったお前を許した訳じゃねえ。」
と、スクラッシュドライバーを装着。これを聞いて、
「今更ヒーロー気取りか。お前の罪は決して消えない!」
というエボルの言葉が思い出されます。
「俺を倒せば気が晴れるのか?」
自棄を感じる言いようの幻徳に、
「それだけじゃ満たされねえ。俺が勝ったら言うことを聞いてもらう!」
「ロボットゼリー!」
「変身!」
「潰れる!流れる!溢れ出る!」
「ロボット・イン・グリス!」
「ブルアァ!」
「行くぞ、コラ・・・!」
変身し、問答無用で向かっていく一海。
「デンジャー!」
「クロコダイル!」
「変身。」
「割れる!喰われる!砕け散る!」
「クロコダイル・イン・ローグ!」
「オラァ!」
これに応じて幻徳も変身しますが、初登場時の無敵ぶりはどこへやら。完全にグリス相手に押されています。
「場数は俺のほうが踏んでる!力の差はもうねえはずだ!」
幻徳には他にも多数の兵器を有する難波についたり、その後も燻っていた時期があるため、そこで差が埋まったようです。
「クラックアップフィニッシュ!」
「来いよ。」
必殺のキックを放つローグですが、グリスはこれを受け止め、逆に投げ飛ばしてしまいました。
「俺は、故郷を思う気持ちでハザードレベルを上げる!今のお前はどうだ・・・?それがあんのか?」
泰山に、国を託して生かされたという事実とのギャップに、目を伏せる幻徳。
 そして今度はグリスが必殺技。
「スクラップフィニッシュ!」
これを受けて、あっけなく変身解除。
「俺の考えに従ってもらおうか。」
「何が望みだ・・・?」
そして一海の要求は、
「俺達の仲間になれ。これからも赤羽をやった事は許せねえだろう。けどな・・・あいつらが言うんだ。『そんな事にこだわって、カシラ小っちぇえな』って。今すぐじゃなくてもいい。俺達は待ってる。」
 今までの事は無かったことにはできないが、戦争を終わらせることに協力しろというもの。
農場の仲間が評したとおり、一海も農園が、北都がというスケールから抜け出しつつあるようです。

 パンドラボックスが変形した装置を手に迷う戦兎。
「これを使えば、俺は・・・。」
人間の限界を超える、という月並みな表現ですが、それが実際にどうなるかは誰も試していないんですから。分かっているのはただ危険というだけ。
 ここで、戦兎のスマホに着信が。
「どうした?」
相手は、街に出ていた一海。
「戦兎、まずい事になってんぞ。」
東都の街では、炎と逃げ惑う市民の姿が。
「俺もすぐに行く。」
通話を切り、立ち上がった所で顔を合わせた美空。
「美空・・・?」
「それって命に関わるんでしょ?」
「ハハッ・・・そんな訳ないだろ。」
さりげなくディスプレイの電源を落とし、アラート音を切る戦兎ですが
「ムカつく・・・死ぬ覚悟は出来てるってわけ?」
ズバリ言い当てられ、黙っている戦兎に
「万丈のため?東都のため?何でもっと自分を大事にしてくれないの?戦兎に何かあったら、私達どうすればいいの!?残された人間の事も少しは考えてよ!万丈だって、紗羽さんだって私だって、戦兎を止められなかった自分を一生悔み続けるんだよ!?」
 堰が切れたようにまくし立てる美空。もうずっとエボルトのターンでどこにも余裕なんてないことを感じさせます。
「そんなの、しんどいよ・・・。」
戦兎の袖を掴み、どうにか止めようとする美空。
「この戦争は、俺が撒いた種だから・・・。」
「だから責任取るって言うの?そんなのただの自己満足じゃん!」
ついに装置を取り上げますが、
「この戦争を終わらせられるのは俺しかいない。俺が戦うしかないんだよ。」
葛城としてでもなく、自分にしかできないという戦兎。
「何で・・・?何で伝わんないの・・・?」
ついに泣いてしまう美空。戦兎はその頭を撫でてやりながら
「十分伝わってるよ、大丈夫。俺は必ず帰ってくる。」
という気休めを言って、装置をスッと取り返して出ていく事しかできません。

 街では、クローンとおぼしきスマッシュとハードガーディアンが街を破壊して回っており、その背後にはエボルト龍我が控えています。
逃げ惑う人々とあちこちで上がる火の手をバックに、御堂(難波)が演説を放送。
「いよいよ我々西都が東都を制圧する日が来た。改めて・・・勝利宣言をさせて頂く。」
手元のタブレットで東都の旗が燃え、西都の旗が浮かび上がるという芸の細かさ。
 この辺りで現場に駆けつけた一海と戦兎。もはや無駄話なしにいきなり変身。
「ロボットゼリー!」
「変身。」
「潰れる!流れる!溢れ出る!」
「ロボット・イン・グリス!」
「ブルアァ!」
「ラビット&ラビット!」
「Are you ready?」
「変身!」
「オーバーフロー!」
「ヤベーイ!」
「ハエーイ!」
これに対し、まずは無人兵器をけしかけるエボルト。
 今となってはこれも普通に倒せる程度には強くなっていますが、エボルトは変身もせずにハードガーディアンを両断できるなど戦闘力のインフレが凄い。
 ここでようやくエボルトも変身。
「コブラ!」
「ライダーシステム!」
「エボリューション!」
「Are you ready?」
「変身。」

 難波の演説は続き、
「東都を制圧した暁には、世界に負けない新国家を設立する。強く・・・たくましい国に生まれ変わるのだ。」
何故か急に途中から声が苦しくなった?

 エボルは相変わらずの強さなのですが、戦兎も負けじとラビットラビットの機動性と手足の伸びる特性を活かしてエボルを翻弄。
そして力押しならタンクタンクという使い分けも出来てきています。
「ビルドアップ!」
「タンク!」
「タンク&タンク!」
「ガタガタゴットン!ズッタンズタン!」
「Are you ready?」
「タンクタンク!」
「ヤベーイ!」
「ツエーイ!」
さらに、フルボトルバスターに一本だけ装填してその特性を活かすという攻撃も板についてきました。
「スパイダー!」
「フルボトルブレイク!」
蜘蛛の巣でエボルを絡め取り、次は
「ドライヤー!」
「フルボトルブレイク!」
熱風で蒸し焼きにするという中々えげつない攻撃。
「もうフェーズ1を攻略したか・・・!じゃあ、これはどうだ?」
「ドラゴン!」
「ライダーシステム!」
「Are you ready?」
「エボルドラゴン!」
ドラゴンはやはり龍我の格闘能力が効いているのか、接近戦が強いです。

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Posted by jerid_and_me at 22:08Comments(9) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2018年05月14日

今週の仮面ライダービルド「第35話 破滅のタワー」

 絶望的な予感しかしない35話。
「強大なエネルギーを秘めたパンドラボックスを巡って、国内で戦争が勃発した。」
なんか違うと思ったら一海でした。
相関図では、エボルトが龍我の体を乗っ取った事について明言されており、また器であった惣一は安否不明とも。
「東都の仮面ライダービルドの桐生戦兎は、火星を滅ぼした地球外生命体・エボルトの毒にやられて意識を失う。さらに、エボルトとの戦いで万丈に異変が起きて・・・。」
「えっ、万丈に異変って何があったの?」
「みーたん!あっ、いや・・・2人だと緊張するな。」
美空も出てきてにわかに興奮する一海。
「だから、万丈に何があったの!?もう、何でこんな時にグリスがあらすじ紹介なの?」
「まだグリス・・・くぅ〜!早くカズミンと呼ばれたい!どうなる第35話!?」
一向に距離が埋まらなくて気の毒過ぎる・・・龍我や紗羽だってもはやカズミン呼びなのに。

 ややチリ毛になって解毒もできるエボルト龍我はエボルト・ドラゴンフォームに変身。
「ドラゴン!」
「ライダーシステム!」
「エボリューション!」
「Are you ready?」
「変身。」
「ドラゴン!ドラゴン!エボルドラゴン!」
「フッハッハッハッハッハ!」
「フェーズ2、完了。」
絶望する一同。
「万丈じゃない・・・。」
「エボルト・・・!」
「そうだ、俺が万丈の体を乗っ取った。」
用意されたボトルのケースを引き寄せると、
「さてと、パンドラボックスを頂くとするか。」
そのまま王手をかけに行くエボル。
 追いかけようとする戦兎ですが、流石に紗羽が引き止めます。
もはや止められる者は・・・。

 わずかな警護をものともせず、最終的に圧倒的なエネルギーで扉を溶かしてパンドラボックスの前へ。
「いよいよ、フィナーレだ。」
が、そこへ戦兎が結局追いかけてきています。
「待て・・・!パンドラボックスは渡さない。」
と言いながらも、さんざん毒に苦しめられて見るからに不調。
戦う前から結果が見えている・・・。

 外では、紗羽と一海が心配そう。
「戦兎くん、大丈夫かな・・・?」
大丈夫なんてのはとても期待できず、一海は何も言えません。
 すると、視界の隅の何かに気がついた一海。
瓦礫の隙間の脚・・・あのオシャレなズボンは、もしや。

 エボルに追いついた戦兎ですが、
「そんな体で、俺に勝てると思ってるのか?」
「うるせえ!パンドラボックスは俺が守る!」
「マックスハザードオン!」
「ラビット!」
「ラビット&ラビット!」
「変身!」
「オーバーフロー!」
「ラビットラビット!」
「ヤベーイ!」
「ハエーイ!」
戦闘開始。よく見るとこの保管場所、あるときはユグドラシル社のクラックがあったりとおなじみの部屋です。
「何で、あんたが万丈の体に・・・!?」
「お前にはまだ話してなかったな。もともと俺と万丈は、2つで1つの生命体だったんだ。俺達が滅ぼした火星に、23年前、この星の無人探査機がやって来た。そこで、俺は遺伝子の一部を潜り込ませた。次に滅ぼす星を探すために。」
 宇宙への好奇心・探究心からエボルトを呼び寄せてしまったというのは皮肉もいいところです。
「地球にたどり着いた俺の遺伝子の一部は、万丈の母親の体内に入り込んだ。だが・・・予想外の事態が起きた。その生命体は、母親ではなく体内にいた万丈に憑依したんだ。」
 妊娠や母胎という表現ではなく、『体内にいた』という表現がいかにも宇宙人めいていて不気味です。
「生まれたと同時に、その生命体は俺の記憶と能力を失った。ただの人間に成り下がったって訳だ。」
「万丈が、あんたの一部・・・?」
驚愕するビルドですが
「お前も薄々分かってたんじゃないのか?」
「・・・そんな訳ねえだろ!」
「だから俺は・・・」
「黙れ!」
「万丈に憑依した生命体を回収するためにこの星にやって来た。有人探査機に乗っていた宇宙飛行士の石動惣一の体を乗っ取ってな。」
無人探査機の到達が発端となり、まず惣一が犠牲となり、一部を取り戻すついでのように滅ぼされようとしている地球。
「Ready go!」
「エボルテックフィニッシュ!」
「チャオ!」
弱った所を普通にやられてしまった戦兎。
「石動に憑依した俺はパンドラボックスを開け損ねてお前の父親、葛城忍に会いに行った。都合がいい事に、葛城忍は万丈を研究していた。だから俺は、奴を脅して協力させることにした。このエボルドライバーも葛城忍に復元させたんだ。お前の父親は、俺に協力した事をひどく後悔してたよ。」
 どうやら、葛城忍はパンドラボックスの光を浴びたとは言え喜んで強力していた訳ではなく、自身の命か研究の秘密あたりで脅迫を受けていたようです。
「それが・・・自殺の原因。」
さらに万丈についても、
「かもな。万丈にさまざまな試練を与えたのは、全てハザードレベルを上げるためにやった事だ。そして、ついに俺と融合できる5.0に達した。これで納得できたか?」
今まで裏から手を回してやっていたことは、ハザードレベルを上げて分身を取り戻すため。
「話は終わりだ。パンドラボックスは頂いていく。」
「お前には渡さない・・・!」
生身になっても足元に縋り付く戦兎を蹴飛ばすと、
「何故、俺がお前の毒を抜いてやったと思う?お前にはまだ別の役目があるからだ。」
意味深な言葉を残し、高速移動で姿を消すエボル。
「フハハ・・・チャオ。」

 外では、無造作に倒れている惣一の肉体を目の当たりにする一海と紗羽。
「マスター・・・?」
どうやら息はあるようですが、意識がありません。

 その後、パンドラタワー内では難波と内海が来ています。
「エボルドライバーを手に入れるために私を騙したのか?」
「確かに、これは俺にしか使えない。だがそれは、俺自身が最強の兵器になるって事だ。あんたへの忠誠は変わらない。パンドラボックスだって持ってきてやったろう?」
変わらない、と言ってもその実『皆無』と言う意味で変わらないんでしょうけどね。
 そんな可能性にも気づかず、まだエボルトやパンドラボックスが自分たちに制御できるものだと思っているのは心底おめでたいと言うか・・・芸能人格付けチェックの外れ部屋でドヤ顔してる大物を見る目でしか見られません。
「あとボトル1本で、禁断のエネルギーが私の物に・・・。世界を制するのは私だ!」
パンドラボックスを愛おしげに撫で回しますが、どう考えてもこの人のものにならない。

 ナシタでは、一海らに運ばれたのかベッドに眠らされている戦兎。
「無茶しやがって・・・。」
「グリス・・・。」
「みーたん。」
本編でもグリス呼びなのが気の毒。
「親父さんの容態は?」
「・・・意識はまだ戻ってない。でも、エボルトは抜けたみたい。」
本人の言うように、エボルトは完全に龍我に移ったようです。そちらは紗羽が側についています。
「みんな、無事でいてほしい・・・。」
一気に増えた心配事に顔が曇る美空。すると、ここで一海の変なスイッチが入る。
「(みーたんと2人きり・・・マジか!?いやいや、みーたんのお父さんも戦兎も意識が戻ってねえんだぞ?浮かれてどうする、俺!)」
「ロボット・イン・グリス!」
「(いや、こんな時だからこそみーたんには支えが必要なんじゃないか?そうだ、そうに決まってる!そしてその相手は俺しかいない!今がグリスからカズミンに昇格する絶好のチャンス!×3)」
「ロボットゼリー!ゼリー!ゼリー・・・(謎エコー)」
「カズミン!お待たせ!」
一海の脳内で展開される謎の桃色ビジョン。
「(ここは、心火を燃やしてそっと抱きしめる!)」
「潰れる!流れる!溢れ出る!出る!出る・・・(謎エコー再び)」
意を決して美空の肩に手を回し・・・ますがギリギリのところで戦兎が目を覚ましてしまいました。
「戦兎!」
「ブル・・・アァ!」
「起きちゃうのね。」
残念ながら空振り。
「パンドラボックスは?開いたのか!?」
「スタン・ハンセン・・・スタン・ハンセン・・・。」
一海のごまかしが苦しい。
「まだみたい。パンドラタワーもまだ変わった様子はない。」
それを聞いて、また止めに行こうとする戦兎ですが
「無茶だって!まだ回復してないんだから!」
「けど、行かなきゃ・・・。」
「行ったところで、エボルトに体を乗っ取られた万丈と戦わなきゃいけないんだよ!?」
しかし戦兎は
「夢を見たんだ。毒にやられてる間、あいつの声が聞こえてきた。」
「最悪だ・・・。お前のせいで、俺は愚かな人間から抜け出せねえみてえだ。ありがとな。あとは頼んだ。ヒーローは・・・俺だ。」
実際に龍我が言っていた事ですが、意識が朦朧としていた戦兎には夢のように感じられたようです。
「それは夢じゃねえ。」
「そっか・・・。だったら、尚更あいつの思いに応えてやらねえと。」
「でも・・・。」
「万丈を助けられるのは俺しかいねえんだよ。」
「戦兎・・・。」
「けど、どうするつもりだ?」
「パンドラボックスが開いていないのは、ボトルが全部集まってないからだ。」
「東都のボトルは全て渡したぞ?」
が、まだ1本だけ戦兎らの手になく、また難波重工の管理下からも離れているボトルがありました。
 持ち主へと連絡をとる戦兎。
「俺だ、話がある。」

 ナシタに呼び出されたのは幻徳。
「お前たちが欲しいのはこのボトルだな?」
このフェニックスボトルが唯一、お互いの手から離れていました。
「別に欲しい訳じゃない。ただパンドラボックスを開けられたくないだけだ。俺達と手を組まないか?」
前々回、正気を取り戻している事が分かったため改めて協力関係を持ちかけます。
「あんたは、もう昔の氷室幻徳じゃないはずだ。」
「だからと言って、俺が犯した罪が消えるわけじゃない。」
今更戦兎たちと強力なんて、という口ぶり。
 すると、
「野郎が集まって、何辛気臭い話してるんだよ?」
突然その場に現れるエボルト。もはや存在が規格外すぎる・・・。
「万丈!?」
「じゃない・・・エボルトだ。」
「正解!お前たちをセレモニーに招待しようと思ってな。おっと、火星の王妃はお断りだ。」
美空に衝撃波を浴びせて眠らせると、
「美空!」
「みーたん!」
心配する戦兎と一海とともに、幻徳をも連れてまた瞬間移動。

 連れて行かれた先は、パンドラタワー中心部。
周りにせり出した壁によって元あった建造物はなぎ倒されているため、中は荒野になっています。
「ここは・・・?」
困惑する3人の前で、パネルにボトルを嵌めていくエボルト。
「どうだ?俺の力は。」
光が立ち上り、またしても形を変えていくタワー。
また一周の壁が完成すると、その層がせり上がりタワーはその高さを上げていきます。
「パンドラタワー・・・!」
「最後のボトル、フェニックスボトルを頂こうか。」
「コブラ!」
「ライダーシステム!」
「エボリューション!」
「Are you ready?」
「変身。」
「コブラ!コブラ!エボルコブラ!」
「フッハッハッハッハッハ!」
実力行使に出たエボルトに対し、戦兎らも変身。
「ラビット&ラビット!」
「ロボットゼリー!」
「クロコダイル!」
「変身!」
「ラビットラビット!」
3対1、ですがやはり軽く圧倒されそうな雰囲気。
 モニターで戦いの行方を見る難波と内海。
「ついにパンドラボックスが難波会長のものに・・・!」
「私は当分、あの箱を開けるつもりはない。禁断のエネルギーを最大限に活用しないとな!」
またしても、自分がそのタイミングをコントロールできるつもりでいます。エネルギーの正体も分からないのに・・・。

 大方の予想通り、まるで苦戦している様子のないエボル。
ビルドとローグが前に出ている間にグリスが後方からキックで奇襲をかけますが、
「スクラップフィニッシュ!」
これも簡単に返されてしまいます。
「ボトルさえ手に入れば・・・!」
変身用のアイテムしか手元にないため、どうしても手数が足りない状況。
 すると、ローグがフェニックスボトルをビルドに託し、前へ。
「俺が囮になる。その隙にボトルを奪え!任せたぞ。」
単身エボルへと突っ込んでいくローグ。
「親父の仇は俺が討つ!」
「クラックアップフィニッシュ!」
流石にこれは有効打となり、ボトルの嵌められたパネルを落とさせることに成功。
 当然、エボルはビルドが拾おうとするのを阻止しますが
「戦兎、今だ!」
「邪魔するな!」
羽交い締めにして時間を稼ぐグリスですが、頭とドライバーをピンポイントで狙われた上に場外ホームラン。
「カズミン!」
すると今度はローグがダッシュして、間にあるパネルを弾いてエボルに突撃。
「早くしろ!」
「今更ヒーロー気取りか。戦争を引き起こしておいて都合がいいな!お前の罪は決して消えない!」
「Ready go!」
「エボルテックフィニッシュ!」
「チャオ!」
組み付いた状況から器用に左手でハンドルを回し、必殺パンチでこれもローグを場外ホームラン。
「幻徳!」
が、パネル一枚の奪還には成功。
 早速、ボトルを抜き取って使用。
「海賊!」
「電車!」
「スーパーベストマッチ!」
「Are you ready?」
「ビルドアップ!」
「ブラックハザード!」
「ヤベーイ!」
ここに来て、ハザードフォームへのチェンジ。
「ハザードフォームで多種多様の攻撃パターンを復活させたのか。今のお前なら長時間使いこなせるからな。でも、残念だな。そのフォームはもう前に見ている!」
エボルもボトルを拾い、エボルドライバーに装填。
「Ready go!」
「機関砲!」
「フィニッシュ!」
ホークガトリンガーを装備。
「各駅電車・・・急行電車・・・快速電車・・・海賊電車!」
「発車!」
「ワンハンドレッド!」
「フルバレット!」
カイゾクハッシャーとの必殺技のぶつかり合い。これは互角。
 場外に飛ばされた2人は、もはや戦兎を信頼する他ありません。
「頼んだぞ、戦兎・・・!」
その戦兎は、通常ベストマッチの中でも力のあるキードラゴンにチェンジ。
「ロック!」
「ドラゴン!」
「スーパーベストマッチ!」
「Are you ready?」
「ビルドアップ!」
「ブラックハザード!」
「ビートクローザー!」
キードラゴン自体、力のアンバランスさがあって扱えていない事があったのですが、今となってはハザード状態でも使いこなせています。
 が、エボルにしてみればせいぜい余興が盛り上がる程度のもの。
「万丈のドラゴンを持ってくるなんて、憎いねえ。だったら、万丈の体内から作り出したこいつで仕留めてやる。」
「ドラゴン!」
「ライダーシステム!」
「エボリューション!」
「Are you ready?」
「エボルドラゴン!」
「フッハッハッハッハッハ!」
「ビートクローザー!」
「どうだ、万丈と融合したこの強さに勝てるか?」
善戦しますが、やがてハザードの限界時間が到来。
「ハザードの限界が・・・!なら、こっちも!」
「マックスハザードオン!」
「タンク&タンク!」
「ガタガタゴットン!ズッタンズタン!」
「Are you ready?」
「ビルドアップ!」
「タンクタンク!」
「ヤベーイ!」
「ツエーイ!」
フルボトルバスターで距離を保とうとしますが、普通に詰められて・・・。

後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 22:27Comments(12) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2018年05月08日

今週の仮面ライダービルド「第34話 離れ離れのベストマッチ」

 エボルトの正体とその目的が発覚したことで急激に話が展開していきます。
「強大なエネルギーを秘めたパンドラボックスを巡って、国内で戦争が勃発した。仮面ライダービルドの桐生戦兎は、西都に連れ去られた首相を助けるために奔走するが、仮面ライダーエボルに変身した石動によって首相の命が奪われてしまう。」
「おい!首相やられちまったってどういう事だよ!?」
と困惑する龍我ですが、戦兎も知らなかったようです。
「知らないよ。俺だって今あらすじ紹介の原稿渡されてビックリしたんだから。」
「おい、仮面ライダーエボルって何だよ?」
一海もだいたいそんな感じ。
「だから知らないって行ってるでしょうが!早く現場向かうぞ。さあ、どうなる第34話?」
毎度のことながら、非常にメタい紹介です。
そして相関図はダブルのように手が込んでいるのに、ワイプは毎度の雑ループで笑ってしまう。

 あらすじ紹介の通り、惣一と幻徳を追って表に出た戦兎らは泰山の亡骸を抱える幻徳と、未知の仮面ライダーの姿を目の当たりに。
「首相・・・。」
その光景に状況を理解した戦兎。
「ん?もう少し早かったら死に際に挨拶できたかもな。」
エボルは毎度ながら煽る煽る・・・。
「お前は・・・?」
「仮面ライダーエボル。俺にしか使えないこのボトルとドライバーで、パンドラボックスの真の力を手に入れる。」
「あんたが首相をやったのか?」
「勘違いするな。そこの道楽息子を仕留めようとしたら、親父がでしゃばった真似をしたんだよ。」
もはやまともに問答するのも馬鹿らしく、変身の体勢に入る3人。
「・・・俺達が相手だ。」
「マックスハザードオン!」
「ラビット!」
「クローズマグマ!」
「ロボットゼリー!」
「Are you ready?」
「変身!」
「オーバーフロー!」
「クローズマグマ!」
「ロボット・イン・グリス!」
「ヤベーイ!」
「ハエーイ!」
いきなり最大戦力をぶつけ、それなりに効いている様子ながら
「まだライダーシステムには慣れないなあ。」
と、明らかに今だけ。
「あ?スタークとかエボルトとかエボルとか・・・ややこしいんだよ!」
「スペシャルチューン!」
ビートクローザーを手に突っ込むクローズマグマ。スタークの時はこれで圧倒できていたのでしょうが、エボルには簡単に止められてしまいました。
「何!?」
「これでも今の俺の力は2パーセントに過ぎない。」
ローグを簡単に圧倒して、3ライダー相手でも特に苦しい様子を見せない現状で2%って・・・圧倒的にも程があります。
「俺はまだまだ強くなる。そのためにも、まずはお前に退場してもらう!」
エボルはビルドに狙いをつけ、高速移動で翻弄すると胸に手刀を突き刺し、何やら禍々しいオーラを発しています。
 すると変身が解け、急に苦しんで倒れる戦兎。
この間、ビルドは多数のボトルを脱落させてしまいました。
「戦兎!」
「お前達もこれで終わりだ。」
グリスとクローズマグマの胴体に火星のエネルギーを炸裂させると、こちらの2人も同時に変身解除。
「半端ねえ・・・!」
「戦兎くん!」
「戦兎!」
紗羽と美空が戦兎に駆け寄って見ると、明らかにヤバい色に血管が浮かび上がっています。
「戦兎に何をした!?」
「地球上には存在しない毒を体内に仕込んだ。もって、あと3日ってとこだろう。」
スターク時代からの得意技であった毒。しかも今回は以前よりヤバそうです。
「ベルナージュ、お願い・・・!」
必至に祈る美空ですが、バングルは反応しません。
「火星の王妃は、もう傷を癒やす力もないようだな。」
その間に、エボルは淡々とボトルを回収し、パネルへと嵌めていきます。
「その毒を消せるのは俺しかいない。チャオ!」
煽るだけ煽って姿を消すエボル。
「おい!」
「戦兎・・・戦兎!」
要となる戦兎の命は秒読み状態で、かなり最悪の状況。

 泰山の遺品であろう布切れを手に、もはや機能を失いかけている街頭ディスプレイのニュースを聞く幻徳。
「氷室泰山首相が亡くなって、2日が経ちました。東都政府の黛臨時首相代理は、平和のための話し合いを西都と根気強く続ける方針を打ち出しましたが、東都市民は不安の色を隠せません。」
 時々刻々と最悪を更新していく情勢の中で、頼りない平和主義が方針と言われてもそれは市民の安心は得られないでしょう・・・。
これを聞いて、幻徳は・・・?

 一方、既に勝った気でいる西都サイド。
「スターク・・・いやエボルトも、とんでもない事をしてくれたもんだ。」
「しかしこれで、一気に東都を落とせます!」
「パンドラボックスという世界を掌握できる力が手に入れば、我々難波重工はますます脚光を浴びる。」
この期に及んで、まだエボルトやパンドラボックスが自分たちに利用できるものだと考えています。
視聴者目線だとおめでたいにも程がある・・・。

 病院に搬送された戦兎ですが、
「毒の成分が分からないから、治療はできないって・・・。」
「エボルトの話が本当なら、あと1日も持たねえぞ。」
それも質の悪いことに、ひたすら苦しみながら死ぬタイプの毒のようです。
 見ている事しかできない4人の間にある重たい沈黙を、戦兎のスマホの着信音が破りました。
「マスターからだ・・・何だ?」
「万丈か。戦兎の様子はどうだ?」
開幕から煽りがすごい。
「とぼけんじゃねえ。あんたが一番よく知ってる筈だろうが!」
「そうカリカリすんなよ。連絡したのは他でもない、戦兎の命を救ってやろうと思って。」
自分で毒を入れておいて、戦兎の命を交渉の種に使おうという毎度ながら外道すぎる提案。
「今、ナシタにいるんだよ。懐かしいなあ。会って話をしよう。美空と2人で来い。」
しかも何の思惑があってか、龍我の他に美空もついて来るように要求。

 そして言われたとおりナシタに向かうと、そこには既に地下室に移ってそこら中をひっくり返している惣一の姿が。
「何してんだよ!」
「パンドラボックスを隠しているんじゃないかと思って。」
「ふざけんな・・・!さっさと戦兎を治せ!」
激昂して掴みかかる龍我に、
「おいおい、離せよ!もう服伸びちゃうって!ったく〜!」
またしても腹の立つリアクション。
「取引に応じれば、救ってやるよ。」
そして提示される条件と言うのが、
「パンドラボックスと、東都にある全てのボトルをよこせ。」
応じればエボルトの完全勝利になってしまうもの。
「・・・やるわけねえだろ。」
「なら、戦兎が死んでもいいのか?お前たちに選択肢はないんだよ。」
結局、命と引き換えにするのが手っ取り早いということがよく分かっている侵略者です。
 惣一の姿でこのような悪逆非道の行いを繰り返すことに、怒りを隠せない美空。
「許せない・・・!お父さんの体を乗っ取ってこんな事するなんて。」
「俺の正体も見破れなかったくせに、よく言うよ。」
さらに煽られて、感情のままに惣一に掴みかかると、
「お父さんを返して!!」
この時、ベルナージュが表に。
「出たな、ベルナージュ!」
強力なエネルギーを放射し、最接近したこの機にエボルトを始末してしまおうとしている風に見えましたが、惣一の放つ赤いオーラに押されて次第にバングルの輝きが失われていきます。
「力が・・・消えていく。」
「やはりそうか。お前の魂は風前の灯って訳だ!」
逆に美空を吹っ飛ばし、気絶させてしまう惣一。
「美空!」
「さあ、取引するのか、しないのか。はっきりしろ。」
もはやベルナージュでも太刀打ちができず、エボルトの言う通りに選択肢がありません。

 結局、隠し場所に惣一を案内する龍我。
「ここがパンドラボックスの新しい保管場所か。」
「もうすぐ残りのボトルが到着する。」
すると、ここで明かされる新事実。
「お前も物好きだよなあ!自分を殺そうとした人間を助けようとするなんて。」
「何の話だ・・・?」
「お前の冤罪事件だよ。あれの真相知らねえだろ?もちろん、戦兎が葛城巧だって言うのは真実だし、佐藤太郎を俺がやって、俺が2人を入れ替えたっていう事件のあらましも一緒だ。けど、根本の動機が違う。」
「動機?」
「俺が葛城巧の記憶を消したのは、ファウストをやめようとしたからじゃない。俺達2人の正体に気付いたからだ。」
なるほど惣一=エボルトという事実に気付いていた・・・ということのようですが『俺達』が引っかかります。
「俺達って何だよ・・・?」
「前に言ったはずだ。」
「お前の力は俺と同じ。世界を滅ぼすためにある。」
龍我が、自身は人間ではない事に絶望した時に当時のスタークが言った言葉。この意味する所とは、
「俺とお前は一心同体。同じ生命体なんだよ。もともと、お前は俺の一部だった。つまり、俺とお前の遺伝子が合わさった状態、それが・・・本当のエボルトって訳だ。」
 どうやら無人探査機に付着していた地球外生命体は、何らかの原因で分離したエボルトの一部。
記憶がないというだけで、その質はエボルトそのものであるという。
「なんなんだよ、それ・・・・そんなの信じられるかよ。」
激しく動揺する龍我に、
「ま、無理もない。お前はその記憶をなくしちまったんだから。けど、本当の話だ。」
嬉々として嫌な真実を突きつける惣一。
「だから葛城巧は俺達を殺そうと、部屋に呼び寄せたんだ。」

 明かされる真相は、マンションの自室にスタークを呼び出した葛城が
「あんたと万丈龍我は地球外生命体エボルトなんだろう?地球を滅ぼすためにやってきた・・・。」
「父親の資料を読んだのか。」
「あんたにはすっかり騙されたよ。だからこっちも手を打った。俺は、あんたたちを倒す!」
ビルドドライバーを装着し、その場でスタークを始末しようという算段。
「ふ〜ん・・・。」
「ゴリラ!」
「ダイヤモンド!」
「変身!」
しかし、変身するかと思ったらゴリラボトルから成分が抜け、変身はできず。
「残念だったな、それは試作品だ。」
「すり替えたのか・・・!」
どうやら葛城の翻意は読まれていたようで、結局詰み。
「人間ごときに、俺がやられる訳ないだろう。お前が隠したエボルドライバーはどこだ?」
「誰が教えるか!お前の計画に加担するつもりはない。」
「しょうがない・・・。」
ここで葛城を腹パンで眠らせると、後の顛末は知っての通り。
 ドアチャイムが鳴り、何も知らない佐藤太郎が現れます。
「来た来た。」
「ちーっす!佐藤太郎でーす!新薬のバイトで・・・」
ここいる?というシーン。無駄に回想されていて笑ってしまいます。

 現在に戻ると、
「葛城巧が、俺を・・・?」
身に覚えのない殺意に困惑していると、救急車が到着。
中には動けない戦兎とともに、必死の呼びかけを続ける紗羽。そしてボトルを持った一海が降りてきます。
「本当にあいつを信用する気か?」
「・・・他に方法はねえ。」
一海も返す言葉がなく、龍我にボトルの収まったケースを託します。
「ボトルを渡す前に戦兎を治せ。」
これを聞いて、クククと笑う惣一。
「戦兎の毒を抜きたければ、俺を倒すしかない。俺が消滅すれば戦兎の体内の毒も消えるって訳だ。」
最初から取引をするつもりなどなかったようです。ただ、安全策をとって隠されているであろうボトルを探すのが面倒だから戦兎を苦しめたに過ぎないという。
「いいだろう、ボトルを戦兎をかけて勝負してやる。」
この上から目線・・・。
「上等だ。」
龍我と一海はそれぞれ変身。
「ボトルバーン!」
「「変身!!」」
「ロボットゼリー!」
「クローズマグマ!」
「Are you ready?」
「潰れる!流れる!溢れ出る!」
「ロボット・イン・グリス!」
「ブルアァ!」
「クローズマグマ!」
「アーチャチャチャチャチャチャチャアチャー!」
惣一も余裕をもって変身。
「お前たちが束になった所で、俺には勝てない。」
「コブラ!」
「ライダーシステム!」
「エボリューション!」
「Are you ready?」
「変身。」
「エボルコブラ!」
「フッハッハッハッハッハ!」
グリスとクローズマグマは、戦力差を埋めるためコンビネーションを徹底。
「奴の強さは本物だ。2人で行くぞ。」
「分かった!」
さらに、いきなり必殺技で勝負をかけます。
「スクラップフィニッシュ!」
「Ready go!」
「ボルケニックアタック!」
「アチャー!」
これは流石に有効打となりました。が、
「おお、中々やるねえ。だったら、一人ずつ潰すまで!」
エボルは相対的に劣るグリスを集中攻撃。
「ライフルモード!」
「エレキスチーム!」
「コブラ!」
「スチームショット!」
「コブラ!」
間にいたクローズマグマを避ける曲射で、グリスを変身解除に追い込んでしまいました。
「カズミン!」
「この野郎!」
こうしている間にも、戦兎の状況はさらに深刻に。
「戦兎くん・・・!」
戦闘の最中、エボルは龍我のハザードレベルを確認。
「ハザードレベル4.7か。お前の力はこんなもんじゃない!そうだろう?相棒!」
「うるせえ!俺の相棒は桐生戦兎ただ、1人だ!」
「何ムキになってんだよ?愚かな人間共に肩入れしてどうする!」
「何だと・・・?」
「醜い欲望をさらけ出した結果が、この戦争を生んだんだ。人間ってのはつくづく醜い生き物だと思わないか?」
パンドラボックスの惨劇で多くの人を狂わせた張本人で、しかも裏であれこれ戦争に誘導しておいてよく言う・・・。
「戦兎くん!しっかりして!」
「知ったような口きいてんじゃねえ!俺が知ってる奴らは、みんな誰かを守るために戦ってきたんだ!誰かの幸せを祈って、立ち上がってきたんだ!」
美空も、紗羽も、泰山も、三羽ガラスも、そして戦兎も。
 このように、毎度ながら煽られて怒ると上がっていくハザードレベル。
「ハザードレベル4.8!まるで自分が人間かのような口ぶりだな。だがお前は違う!何千何万の命を奪ってきた俺の一部だ!」
何千何万と言うと少なく聞こえますが、生命体の種だったり星の数だったりしそうで怖い。
「ふざけんな!」
「いい加減、目を覚ませ!」
「Ready go!」
「エボルテックフィニッシュ!」
「チャオ!」
ついに倒され、変身解除に追い込まれる龍我。
「勝負あったな。」
「まだだ・・・!お前を倒して、戦兎を助ける!」
ボトルを手に、再び変身しようとしますが
「やめとけ・・・強制解除からの再変身は危険だ!」
「だってよ。どうする?戦兎の命を諦めるか、それとも自分の命を戦兎に捧げるか。」
しかし、ここまで来ると答えは決まったようなもの。
「他人のために死ねるかよ。・・・あいつと出会う前の俺ならそう言ってただろうな。」
が、戦兎のことを思い返せば、1話で助けられた時も、
「俺はお前を信じた。ただそれだけの事だ。」
スクラッシュドライバーの副作用に踊らされていた時も、
「俺がお前を助ける。この身を賭けても!」
自分の立場や危険を顧みませんでした。
「最悪だ・・・。お前のせいで、俺は愚かな人間から抜け出せねえみたいだ。ありがとな・・・。」
最悪だ、と戦兎のマネをして嘯きながら、感謝を述べつつ立ち上がり
「後は頼んだ・・・。」
「止せ!」
「ヒーローは・・・俺だ。」
一海の制止も無視し、再変身を敢行。
「ボトルバーン!」
「クローズマグマ!」
「Are you ready?」
「変身!」
「極熱筋肉!クローズマグマ!」
「アーチャチャチャチャチャチャチャアチャー!」
再変身の負荷に苦しめられながらも、エボルに突撃。

後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 22:27Comments(5) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド