2018年11月13日

今週の仮面ライダージオウ「第10話 タカとトラとバッタ2010」

 いやあアナザー駅伝は強敵でしたね。
「この本によれば、普通の高校生・常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者、オーマジオウとなる未来が待っていた。だが、王たるを目指す者たちが並び立つ。アナザーオーズの力を使い、この国を支配しようとする檀黎斗王。常磐ソウゴは魔王への道を歩むため、彼の軍門に降る。そして、常磐ソウゴは新たなるレジェンド、火野映司と出会いオーズの力を・・・おっと、さすがに読みすぎました。」

 2018年、既に映司が収容されていた牢に放り込まれた比奈。
「名前は?」
「泉比奈って言います。あなた、テレビで見たことある。国会議員さん?」
映司はその質問に答えず、立ち上がると
「とにかく、ここから出ないと。俺にはやる事がある。」
「やる事?」
「あの王様に会って、すべてを終わらせる。」
「だったら・・・。」
すると比奈もおもむろに立ち上がると、しっかり鎖と錠前で閉ざされた扉の前へ。
「ふんにゅ〜!」
オーズの歴史とかそういうのは全く関係なく生きていた比奈の怪力。扉を押すと、あっという間に鎖を切断し、開いてしまいました。
「すごい!」
「案内します。私、ここは詳しいんです。」
「こっちです。」
「ああ。」
比奈の案内で脱出する映司。ソウゴはそれを目にしましたが、特に止める事はしません。黎斗の軍門に降ったはずが・・・?
 すると、背後から現れるウォズ。
「あの男も、また王の資格を持つ者。」
「分かるよ。何だろう・・・なんか、すごい力を感じる。」
映司から、ただならぬ力を感じているソウゴ。確かに違和感というか、いつだってそういうのを醸し出すキャラですよね映司。
「さすがは我が魔王!あの力の正体は、欲望。」
「欲望・・・。」
000のテーマの最も大きなものである、欲望について触れるようです。

 映司と比奈が王の間までやってくると、背後から現れる黎斗。
「ようこそ、議員。」
「君を止めに来た。」
「命を賭けてまでか?」
屑ヤミーを従える黎斗にも全く物怖じすることなく、
「もちろん。君がしている事で、苦しむ人間がいるなら・・・何があっても止める。」
と言ってのける映司。やはり単なる正義感ではないものを感じさせます。
 すると、ソウゴも遅れて現れました。
「ねえ、聞いていい?王様は、王様になってどんな国を作りたいの?」
「何?」
「みんな王様を止めるって言うけどさ。この人がいい王様じゃないって、何でわかるの?」
さも当然のような顔をして、映司らに対し疑問を投げかけます。
「俺はまず、王様がどんな王様になりたいか、知りたいな。」
黎斗はこれに気を良くし、
「よかろう。ならば教えてやろうか、ポチ。」
ペットのように呼ぶところは信長オマージュでしょうか。
「私はやがて、この国の頂点に立つ。そして檀黎斗王改め、檀黎斗大王となるのだ!」
神、王ときて大王とは。しかしソウゴは、
「それだけ?」
「すべての民を私の下に跪かせてやる。それが私の真の目的だ。」
ただ人の上に立ちたいだけの欲望でした。
「誰にも、みんなの自由を奪う権利なんてない!」
「それが、私にはあるんだな。なぜなら、私は檀黎斗王だからだ。こいつは私の王道を邪魔する者・・・蹴散らせ!」
映司に向けて屑やミーをけしかける黎斗。当然、変身能力のない映司はこれらに対抗する術がありません。
 さらにソウゴは映司に縄をかけ、
「王様、この人のことは任せて!」
「う〜ん、任せたぞポチ。」
黎斗の手助けをしたかに見えますが、実際はおそらく逆。
「ねえ、あんたも王様になりたいの?」
映司はこの問に、
「王様?まさか。俺は、ちょっとのお金と明日のパンツさえあれば、それでいい。」
自分に関する欲望は結局小さいまま。ここは変わっていないようです。

 クジゴジ堂では、大怪我をして運び込まれたゲイツですが、ツクヨミのタブレットからの治療ビーム?でみるみるうちに傷が消えていきます。
本当、貨幣の実体化といいドラえもんレベルのテクノロジーですね・・・。
 そこへ救急箱を持ってきた順一郎ですが
「はい、うちの医療キット。別名、救急箱!はい、傷・・・あれっ、治ってる!?」
緊急時とはいえ見せてはまずい技術だったのでは・・・?
「これで分かったろ。あいつは魔王になる。」
「ソウゴ・・・どうしてあんな事を。」
これも順一郎の前で話すとまずい話題なのでは。
「ソウゴくん、どうかしたの?」
「いえ・・・。」
「ああ・・・とりあず、お水入れるね。」
順一郎が出ていった間に
「俺が甘かった!この時代に来て、もしかしたらあいつは魔王にならないかもしれない。そんな風に考え始めていた自分がいた。」
しかし実際には、オーマジオウへと向かう道が太くなっていくばかり。
「答えは出た!あいつは、最強最悪の魔王になる男だ。」
「ソウゴが、本当に魔王に・・・?」
そこへ今度は水を持ってきた順一郎でしたが
「はい、お水!あ・・・あれ?ゲイツくんは?えぇ・・・?」
既に姿を消しているゲイツ。順一郎は、ツクヨミが持っていた信長の肖像を見て
「ハハッ、魔王魔王って・・・。ツクヨミちゃんも大好きなの?織田信長。僕も大好きなんだよね。」
「どうして好きなんですか?魔王なんて呼ばれた人。」
これに対し、
「いや、だからさ。みんなが本当に魔王だと思ってたら、天下統一なんて絵空事、誰もついて行かなかったんじゃない?それに、人の本質なんてのは一面だけじゃ判断できないでしょ。」
 信長の実績を出し、その扱いを否定。
「一面だけじゃ判断できない・・・。」
ツクヨミの脳裏に浮かぶのは、自分の命を預けたソウゴの言葉。
「2人の判断なら、俺は信じられるから。」
「・・・やっぱり私は、私の目で判断する。ありがとう!」
「えっ?ええ。ど、どういたしまして。あっ、いってらっしゃーい!」
毎度よくわからないやり取りになる順一郎も大変ですね。

 檀黎斗城では、映司と比奈を縛り上げたソウゴ。
そこへ携帯へ着信が。
「もしもし?ああ、ゲイツ。・・・わかった、すぐ行く。」
相手はゲイツ。雷雨となった中、城の外へと出ていきます。

 表では、険しい顔で待つゲイツ。まずは謝るソウゴ。
「この前は、やりすぎちゃってごめん!」
しかし、
「詫びの言葉はいらん。俺はこれから、貴様を倒すのだからな。」
どうやらゲイツの要件は決闘。
「ゲイツ!」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー・ゲイツ!」
ソウゴへと向かいますが、邪魔しに現れた屑ヤミー。ゲイツはこれを相手にしながら、
「貴様はオーマジオウになる。俺はそう判断した!」
これに対し、ソウゴは
「だったら・・・!」
「ジクウドライバー!」
「ジオウ!」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー!ジオウ・・・」
前回同様、やはりゲイツと戦うことに躊躇がありません。
「どうして?」
「貴様が、あの魔王の軍門に降ったからだ!」
しかしソウゴは
「あいつに力を貸すつもり、ないよ。」
「だったら今の行動は何だ!?」
「知りたいんだ!いい魔王になるために、魔王ってものがどんなものか!」
やはり反面教師として黎斗を利用しているようです。
 そのとき、屑ヤミーがその場にいた作業員のほうへと向かっていき、その間に割って入るジオウ。
「やめろ!俺の大事な民に何してくれるの!」
「ジュウ!」
「タイムチャージ!」
「ゼロタイム!」
「スレスレ撃ち!」
技の名前といい、飛んでいく『ジュウ』といい、相当な力技です。
「お前・・・!」
話をぶった切られたゲイツは怒りながらも、こちらもジカンザックスの必殺技で屑ヤミーを撃破。
「タイムチャージ!」
「3・2・1・・・ゼロタイム!」
「ザックリ割り!」
ジオウの武器はどいつも時間にルーズな感じですね・・・。

 その頃、特にすることのないツクヨミは何やら調べ物。
尋ね当たったのは、黎斗の父・檀正宗の失踪を取り上げた新聞記事。
直接の出番はありませんが、顔は出てきましたね。その内容を見て、
「これが、あの魔王の正体・・・?」
驚愕するツクヨミ。どうやら、黎斗の凶行について知ったようです。

 映司と比奈のもとに戻ったソウゴは、縄を解き
「さっきはごめんね。さあ、行こう。」
と自ら案内を買って出ます。しかし、
「どういう事?あなたのこと、信用できるわけないでしょ。」
「いい魔王になるために、ちょっと勉強中なだけ。」
初対面の相手にもこういう事言うのはすごい。
「いい魔王?君、王様になりたいの?」
「なりたいって言うか・・・生まれたときから王様になる気がしてた。」
普通だったら聞いた時点で関わってはいけない奴だと理解する所ながら、映司は
「ハハッ・・・面白い人だな。王になりたいんだったら、覚えておいた方がいい。1人じゃできないことがある、って事を。」
いかにも映司らしい言葉を贈ります。
「1人じゃできないこと?」
「どんなに誰かを助けたいと思っても、1人じゃ助けられない命がある。」
オーズの歴史がなくなっても、やはり今の映司の原点には、紛争地帯でのあの悲しい別れがあったようです。
「だから俺は、たくさんの人と手をつなぐ事にした。それで政治家になった。いつか、この国の全ての人と手をつないでみせる。」
きっと別れの後の後味悪い展開もそのままだったのでしょうが、映司はその中でも正しい道を選べたんだろうな・・・と感じさせる言葉です。
 これを聞いたソウゴは、珍しく王という夢を素直に応援してもらったためか
「俺、あんたのこと好きだな。」
映司に対する好意を隠しません。するとそれを聞いていた黎斗。
「貴様!裏切るつもりか?」
「王様。あんた、人と手を繋ぎたいって思う?」
「バカな。下等な人間など、私の手に触れることすら許されん。」
永夢の才能を認め、ドクターらとも時に協力した黎斗の姿はそこにはなく、ただ王になりたいという欲望の塊でしかありません。
「それ、すっごい嫌な感じ。そうなったらダメなんだって分かった。魔王って呼ばれる人がどんな人間か、知りたかっただけだからさ。」
と、いよいよ黎斗と袂を分かちました。
「私は魔王ではない!王だぁーっ!!」
「オーズ!」
アナザーオーズへと変身。
 ジオウへと変身しようとしたソウゴですが、ライドウォッチを弾かれ捕まってしまいました。
汚いさすが黎斗きたない。
「あの世で後悔するがいい!」
そのまま始末しようとしたアナザーオーズですが、すんでの所で引き剥がした映司。
「邪魔だ!何の力もないお前に、何ができると言うのだ!?」
「それでも・・・掴んだ手は絶対に離さない!」
この言葉にインスピレーションを受けたのか、比奈はおもむろに映司の両手を掴み
「火野さん!・・・ふんにゅ〜!」
映司を振り回し、アナザーオーズを思い切り蹴飛ばさせました。これを受けたアナザーオーズは窓を破って下まで落ちていったようです。なんという威力・・・。
 この間に、ソウゴに手を貸す映司。
「大丈夫?」
「やっぱり俺、あんたのこと好きだ。」
改めて好意を示すと、それを受けた映司がポケットから取り出したのは2つのライドウォッチ。
「これも君のだろ?」
1つはもちろんオーズ、そしてもう1つはタジャドル。1人で2つのウォッチを持っていた理由はやはり・・・。
「これって・・・!」
「君なら、本当の王になれるかもね。」
「ありがとう。行ってくる!」
力を託され、城を飛び出すソウゴ。

 放り出されたアナザーオーズは激怒。
「おのれーっ!」
「悪い魔王は倒さないとね!それが、いい魔王の仕事。」
「ジクウドライバー!」
「魔王ではないと・・・言ったはずだ!」
「ジオウ!」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー!ジオウ・・・」
戦闘が始まると、城の影からまさかのキャッスルドランが急襲。
「手助けしてあげる。私達の王様。」
オーラの駆るキャッスルドランはタイムマジーンのようなロボットに変形し、そのまま残ったドラゴンの首から火球を放って攻撃します。
 圧倒的な火力に苦しめられ、その間を縫ってアナザーオーズが襲ってくるというピンチ。
すると、現れたのはゲイツ。
「手を焼いているようだな、ジオウ。」
「あっ、ゲイツ!」
「ゲイツ!」
「ゲンム!」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー・ゲイツ!」
「アーマータイム!」
「レベルアップ!ゲンム!」
いきなりゲイツアーマーに変身すると、ゲンムの得意技であったシャカリキスポーツの車輪投げでロボを翻弄するどころか、吹っ飛ばして石垣にぶつけるなどえらい威力です。
「ジオウ、お前は2010年に行け!」
意外にも、この場を引き受けるゲイツ。
「えっ、手を貸してくれるの!?」
「どうあれ、お前が魔王と確信したことに変わりはない。」
「俺は、いい魔王になる!みんなの自由を守れる魔王になる!」
すごいすれ違い。
「タイムマジーン!」
「ソウゴ、乗って!」
ちょうどいいタイミングで、ツクヨミがタイムマジーンに乗ってきました。
 とはいえ、流石にアナザーオーズとロボの両方を相手にはさせられないと思ったか、それとも邪魔されては厄介と思ったか。タイムマジーンを変形させ、オーラのロボと取っ組み合いに。
「少しは楽しませてくれないかなあ。」
オーラのロボは飛行可能で、しかも遠距離攻撃を得意とするため、ジオウのタイムマジーンでは相性が悪いです。
「このままじゃ・・・!」
すると、タイムマジーンの中でありながら、どこからともなくタカウォッチロイドが飛来。
「タカウォッチロイド!」
「タカ!」
嘴でオーズのライドウォッチを指すと・・・。
「これを使えってこと?よし・・・!」
「オーズ!」
「タカ!トラ!バッタ!オーズ!」
顔がオーズに切り替わり、腕にはトラクローを装備。
「顔が変わった・・・?」
どうやら、ゲイツも知らない機能だったようです。
 トラクローは、攻撃を弾き、また敵を引っ掛けるという本家を彷彿とさせる働きを見せ、オーラのロボを地上へと引きずり下ろしました。そのまま滅多打ち。
「うっ!まずい・・・!」
たまらず上空に逃れるオーラですが、
「空ならこいつだ!」
今度はタジャドルウォッチ。
「タジャドルコンボ!」
「タカ!クジャク!コンドル!タジャドル!」
顔が切り替わると、こちらは翼が発生し上空へ飛翔。
オーラのロボを追撃し、ついには必殺技の体勢へ。
「フィニッシュタイム!」
「オーズ!」
「ギガスキャン・タイムブレイク!」
翼だけでなくコンドルの鉤爪までが出現し、プロミネンスドロップ様のキックでオーラのロボを完全に撃破。これパイロット助からないんじゃあ・・・?
「このまま2010年に!」
勢いそのまま、2010年へ。
「さよならだ、ジオウ。」
ゲイツのこの言葉の意味とは・・・?

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Posted by jerid_and_me at 23:14Comments(5) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2018年10月29日

今週の仮面ライダージオウ「第9話 ゲンムマスター2016」

 いよいよ000編・・・と言うか000&ゲンム編とでも言うべきでしょうか。
「この本によれば、普通の高校生・常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者、オーマジオウとなる未来が待っていた。仮面ライダーウィザードの力を奪い、着々と魔王への道を歩む彼の前に、その道を妨げる新たな王が現れる・・・と、ここから先はまだ皆さんには未来の話でしたね。」
 いつもの紹介でさわりの部分を話すと、舞台はダーツ場。
特に何の危険もない風景ですが、毎度のごとく時間が止まると現れるタイムジャッカーら。
「ウール。せっかく私が助けてあげたのに失敗するなんて。」
「僕のせいじゃないよ。選んだウィザードが、たまたま情けない奴だっただけ。」
早瀬のせい。確かに、想い人への未練で動いているだけで王の器ではなかったでしょう。
 すると、さらにスウォルツまで現れ
「なぜ、オーマジオウが時の王者として君臨したか?奴は己の欲望のままに、自らが王であることを疑わなかった。何が言いたいかわかるか?」
とヒントを与えました。
「まどろっこしいな、スウォルツ。」
「今まで、王として擁立しようとした人間の欲望が足りなかったって事?」
ずいぶんと今更な話ではあります。リアルに王様志望のソウゴとでは対立候補として明らかに釣り合いが取れていませんでした。
「だったら、僕がとっておきの奴を仕込んである。」
ウールは空中に止まったダーツを的に投げると、ど真ん中に的中。
「見ててよ。」
確かに、ウールが自信満々となるには十分な器でしょうね。

 舞台は立派な城。
門の上には『DAN』の看板が・・・?
「力を手に入れ、準備は整った。」
このいやらしい声、忘れようがありません。
「歴史が変わって、今日から君が仮面ライダーオーズだ。」
「世界は私のものになる。」
いやらしい舌なめずりまで追加。公式の悪ノリが過ぎる・・・。

 クジゴジ堂では、ソウゴが趣味?の歴史の勉強中。
手にしているのは織田信長の肖像ですが、
「誰それ?なんか偉そう。」
2068年の歴史の教科書には織田信長は載っていないのでしょうか。ツクヨミは信長も知らないようです。
「織田信長。」
「知らない。」
仕方がないので簡潔に説明すると、
「えっ・・・信長、知らないの?うーん、何て言うか・・・。戦国時代の王様みたいな人、って言うのかな。日本をひとつにまとめようとして頑張った人。」
 いざ知らない人に説明しようとなるとこういう物ですよね。肖像については、
「まあ、でもこの肖像画が信長本人かは分からないんだけどね。」
という歴史あるある。しかし、彼らは確かめようと思ったら割と簡単に確かめられるんですけども。
 するとそこにゲイツが乱入。
「こいつは魔王と呼ばれた。たくさんの人間を無慈悲に殺し、最期は部下に裏切られて死んだ。」
ツクヨミは全く知らなかったのにゲイツは知っている。ゲイツは毎度博識ですね。
「・・・そういう言い方ないんじゃない?」
「お前も欲望のままに民を支配し、いずれは同じ末路をたどる。」
「俺は、そうはならない。最高最善の魔王になるって決めたからね。」
確かに、ソウゴなら悪い歴史に学べるんじゃないかという気がします。
 そこへ慌ててやってきた順一郎。
「大変だよ!ニュースニュース!ああー・・・テレビ!ちょっとこれ、見て見て!」
「何何?」
ただならぬ様子でテレビをつけると、
「前代未聞の事態です。有数の企業である檀ファウンデーションが、日本からの独立宣言を発表しました。これが記者会見の模様です。」
まさかの独立宣言。しかもそれは記者会見と言うよりは、城の天守閣からの一方的な演説です。
「私が檀ファウンデーション社長、檀黎斗。檀黎斗改め、檀黎斗王だーっ!!皆の者、よく聞くがいい!」
「檀黎斗王!?すごい、王様だ!この人も王様になろうとしてる。」
「お前の仲間が現れたな。」
喜ぶソウゴに呆れるゲイツ。まさか1つのシリーズで王様志望が2人も出てくるなんて・・・。
「我が社はこの国からの独立を宣言する!異論は認めない。我が社の敷地は我が国土。日本のいかなる法律も通用しない!」
すると、集まった群衆から声が上がります。
「そんな馬鹿なことが許されると思っているのか!」
「そうだそうだ!」
「ほう・・・貴様、王に逆らうつもりか?」
すると、手にしたのはセルメダル。ナルシズム全開で口づけし、男に投げつけると男は屑ヤミーへと変貌してしまいました。
そのまま見境なく人を襲うという、まさにゾンビクロニクル。
「見ろ!彼は私の忠実な下僕となった。私に歯向かうものは皆こうなるのだ!ハハハ・・・・!ヴァーッハッハッハ・・・!」
馴染み深い下品な笑い声を上げる黎斗。完全に独裁です。
「現場は混乱しております!なお、檀黎斗は国会議員も誘拐して人質にしている模様です!」
初っ端から外交問題まで。拉致された国会議員の胸には赤い羽根が・・・?
 この衝撃の映像に、TVの前のソウゴらは方向性はどうあれ皆驚いています。
「いるんだね、ソウゴくん以外にも王様になりたいって人。」
「すっごく興味深いよ。ちょっと行ってくる!」
さっそく接触しに向かうソウゴですが、
「あ、ちょっとソウゴくん!出かけるんだったら、夕飯で使う鶏肉買ってきて。今日、唐揚げだから。」
「うん、分かった!」
明らかに危ない相手に向かうのに、特に止めもしない順一郎。ついでにお使いまで頼むとは。
「で、あの、いや・・・。」
何か伝え忘れがあったようですが。
 一方、別な着眼点でゲイツとツクヨミにも向かう理由ができました。
「これって・・・。」
「間違いない、タイムジャッカー絡みだ。俺たちも行くぞ。」
「あっ、ゲイツくんたちも行く?だったらソウゴくんにね、胸肉じゃなくてモモ肉買ってきてって伝え・・・あの、分かってんのかな・・・?」
ソウゴのことより鶏肉が心配な順一郎でした。
 みんな出ていったあと、テーブルの上の信長に気付き
「おっ、織田信長。『鳴かぬなら、殺してしまえホトトギス』か。フフフ・・・。」
なんだか意味深。

 檀黎斗城(仮称)に向かってみるも、固く閉ざされた大門の前には人だかりができており、とても入れそうにありません。
「正面からじゃ無理か。」
するとソウゴは裏手に回り、急峻な堀を駆け上がって城を目指します。
 塀の中では、屑ヤミーに襲われる社員らしき男女。
何かしら些細なことで黎斗の逆鱗に触れたであろう事は想像に難くありません。
そこへ鉢合わせたソウゴ。
「えっ?怪物が人を襲ってる!あの人達って、あの王様の民って事じゃないの?」
引いていると、ゲイツとツクヨミも合流。
「つまり、あいつは魔王って事だ。」
「そんな事言ってないで、早く助けないと!」
すると2人は同時に変身の体勢に入り、それぞれ最新のアーマーまで装着。
「ジオウ!」
「フォーゼ!」
「ゲイツ!」
「ウィザード!」
「「変身!!」」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー!ジオウ・・・」
「仮面ライダー・ゲイツ!」
「アーマータイム!」
「3・2・1!フォーゼ!」
「プリーズ ウィザード!」
「ケン!」
「Oh No!」
さらにそれぞれジカンギレードにジカンザックスまで持ち出す始末。
ザコ相手にそれはオーバーキルでは?と思う所ですが、こと耐久力に関してはそうも言っていられないのが屑ヤミー。原典に忠実です。
 有効打を与えたつもりがゾンビのように起き上がる様子に、二人して困惑。
「何?」
「えっ・・・不死身?」
ならば、と最終的に必殺技まで叩き込むことに。
「ジュウ!」
「フィニッシュタイム!フォーゼ!」
「フィニッシュタイム!ウィザード!」
「スレスレシューティング!」
「ザックリカッティング!」
これにより、ようやく屑ヤミー2体を撃破。
中から人が元通りに出てきたり、セルメダルが散らばるあたり原典とはやや違うようですが。
「やった!」
「やっぱり強いね、ゲイツ。君を俺の王室直属の騎士団長に任命する!」
「ふざけるな!」
前回のギスギスぶりから見ると、だいぶ距離が縮まったように見えます。
 すると、騒ぎを聞きつけた黎斗が城から出てきました。
「うーん、騒がしいな。私の王道に立ち塞がる者がいるとは・・・。」
「こいつが魔王か。」
「魔王だと?私に向かって魔王と宣うか。この愚か者めが!」
安定のキレっぷりに、ツクヨミは早くもその異常性を感じ取っています。
「何か、こいつヤバい。」
的確すぎて。しかしソウゴはフランクに、
「あんたが王様?」
「おう、そうだ。私は檀黎斗。だがオーズの力を手に入れ、その名前は過去となった。今の私は・・・檀黎斗王だ!ハハハーッ!」
「檀?」
「黎斗?」
「王!」
三段リアクションがコミカル。その3人の前で、
「私が王だぁぁーっ!!」
「オーズ!」
アナザーオーズへと変身。鋲が打たれたレザーのような質感は、まさしくグリードを継ぎ接ぎにしたようなデザインです。
「アナザーライダー!」
有無を言わさず戦闘開始。
「奇遇だね。俺も王様になりたいんだ。」
「フン、王だと?ヴェハハハッ!笑止笑止。笑止だ!戯れ言を!王は私で十分だ!」
勝ち誇るアナザーオーズに、突如謎のガジェットが飛来し攻撃を開始。
「タカウォッチロイド!」
「ファイヤーホーク!」
「タカ!タカ!」
ライドウォッチに、ディスクアニマルとカンドロイドをかけ合わせたかのような見た目ですが・・・?一体誰の持ち物だったのか。
アナザーオーズにゲンムライドウォッチを落とさせると、そのまま飛び去ってしまいました。
「ううっ・・・鳥ごときが!王を愚弄するつもりか!?待て!」
これを追いかけて行ってしまうアナザーオーズ。自分も1/3は鳥なんですけどね。
その背中には2010とも2016とも読める年号が。
「2016・・・?」
「待って!」
「ちょっとソウゴ!?」
「夕飯の鶏肉買って先に帰ってて!王様、待って!」
ソウゴはお使いを2人に押し付けると、そのままアナザーオーズを追いかけて行ってしまいました。
 ソウゴは気づかなかったようですが、ゲイツはゲンムライドウォッチを回収。
「見ろ。2016年、これが奴の生まれた年だ。この年に行って、このライドウォッチの力で奴を・・・。」
トントン拍子にウォッチが手に入ったがゆえの早合点。
「ソウゴは置いていくの?」
「あの魔王を片付けてしまえばいいだけの事だ。行くぞ。」
そのまま別行動へ。

 アナザーオーズを見失ったソウゴは、ウォズに遭遇。
と言ってもずっと近くに隠れていたんでしょうけど。
「ウォズ!」
「王を僭称する者に興味がおありか?」
僭称・・・身分を越えて勝手に称号をとなえること
「ゲイツが、あいつの事を魔王って呼んだんだ。だから、もっと観察してみようと思ってさ。」
この様子に、ウォズもいくらか安心したようです。
「さすがは我が魔王。やっと自覚が出てきたかな。」

 一方、ゲイツとツクヨミはタイムマジーンに乗り込んで黎斗の経歴を調査。
「檀ファウンデーション。檀黎斗が自分の父親の死をきっかけに、2016年に設立。莫大な財力を元手に様々な企業を買収。総合企業として、わずが2年で急成長を遂げる。」
 檀正宗がしれっと絶版になっている・・・。
いずれにせよ、奇しくもエグゼイドと同じ年に社長業を引き継いだようです。
「随分、周到に用意したようだな。それだけ王になりたかったって訳か。」
今回のアナザーライダーの他と違うところは、他が歴史改変の起点からずっと同じことを続けているのに対し、こちらはずっと拡大を続けて今まさに王として名乗りを遂げたという所でしょうか。
 さらに、ゲンムウォッチを見ていたツクヨミは
「ねえ、このウォッチ・・・仮面ライダーエグゼイドに似てない?ソウゴがエグゼイドの力を手に入れて、アナザーエグゼイドを倒したのも確か2016年。何か関係が?」
と気付きますが、
「とにかく、こいつには2016年って書かれてる。それは疑いようのない事実だ。」
アナザーライダーから出たライドウォッチ、というところが決定的すぎて、別の可能性に気づけないゲイツ。
「行くぞ。時空転移システム、起動!」

 向かった2016年では、ちょうど社長室らしき場所で1人の男を始末するアナザーオーズの姿が。もしかして、これが檀正宗?
「ハハハ・・・!思い知ったか。今日から、この会社は私のものだ!」
歴史が変わっても父親を引きずり下ろして社長の座に収まる黎斗。本当、歴史が変わっても本質は変わりません。
「王になるための、輝かしい日々が始まる!」
手にしているのは城の図面。2年の間に、会社の拡張やら城の建設やら、計画的に進めていたんですね。
 そこへ乗り込んだゲイツとツクヨミ。
「何だお前らは?」
「俺は、王様って奴が許せないんだよ。」
「ゲイツ!」
「ああ・・・。私が王となる道を邪魔すると言うなら、容赦はしない!」
殺る気満々のアナザーオーズに相対し、変身するゲイツ。
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー・ゲイツ!」
戦闘開始。
「そうか、お前らが奴が言っていた邪魔者か!」
邪魔が入ることはやはりタイムジャッカーから聞いていたようで、
「歴史が変わって、今日から君が仮面ライダーオーズだ。」
「力がみなぎる・・・力がみなぎる!素晴らしい力だ・・・。私は神をも超える王となるのだ!」
「君なら邪魔者も目じゃなさそうだ。」
溢れんばかりの欲望に、ウールもとっておき呼ばわりするはずです。
 ゲイツとアナザーオーズは、1対1かと思えばどこからか屑ヤミーが湧いて出てゲイツの動きを封じます。
「我が家来よ。檀黎斗王の名において命じる。奴を葬れ!」
よく見ると、社長室にキヨちゃん人形がいる・・・。

 2018年では、もともと奇抜な衣装だったのに、それをさらにグレードアップしようとする黎斗。
「光栄に思え。新たな衣装を作らせてやる。テーマは、そうだな・・・ゾンビだ!」
こんな所でもゾンビ推し。不老不死はともかく王様がゾンビは嫌だなあ。
「どうした?手が止まっているぞ!」
仕立て人の手が止まっているのを咎めると、
「できません。あなたのおかげで、みんなが困ってるんです。」
毅然とその行いを非難するその顔、これは。
「ほう、王に意見しようと言うのか?名を聞こう。」
身長差アゴクイも払い除け、
「服飾部門で働いている、泉比奈です。あなたのやっている事は間違っています!今すぐ、こんな事やめてください。」
この毅然たる諫言を受け、黎斗は舌なめずり。
「気に入った。貴様を我が妃にしてやる。」
「絶対イヤです!」
マッハでNO。すると今度はビンタ。
「ならば、今ここで・・・死ぬがいい!」
勢いよく腕を振り下ろしたその時、乱入し握手の形でそれを捕まえるソウゴ。
「見つけた!」
「貴様はさっきの・・・!」
「会いたかった!」
「何?」

 2016年のゲイツVSアナザーオーズ。
「そこだ。行け!私のモルモット。どうした?もっとやれ!」
自分では戦わずに、屑ヤミーをけしかけるばかり。
 一旦これを引き離すと、ゲンムウォッチを起動。
「ゲンム!」
「アーマータイム!」
「レベルアップ!ゲンム!」
ほぼほぼエグゼイドのマイナーチェンジで色違い。あと顔の文字違いか。
「小賢しい!」
3対1ながら五角以上の戦いを見せ、その中でツクヨミが改めてアナザーオーズの年号に目をやると、『0』の右側が傷になっており、どうやらこのために2010と2016を読み違えたようです。
「2010年。これってやっぱり・・・。」
そうとも知らず、ゲイツは必殺技の体勢へ。
「フィニッシュタイム!」
「私の邪魔をするな!」
「クリティカル・タイムバースト!」
ゴーストで初お披露目した際のシャカリキスポーツを思い出す、高速の円弧回転の必殺技。
「GREAT!」
「PERFECT!」

 2018年では、
「気安く王の手に触れるな!」
ソウゴの手を振り払った黎斗に異変。
「何?何が起こったの?」
ほぼ同時に着信が。どうやらソウゴもファイズフォンXを持たされたようです。
「もしもし?」
「ソウゴ?今、2016年でアナザーオーズを倒したの。そっちはどうなってる?」
しかし電話しているそばから、アナザーオーズの気配が戻ります。
「2018年は・・・倒せてないみたいだよ。」

 2016年でもアナザーオーズは復活。
「ヴェーハッハッハァ!王は滅びぬのだ!」
「どういう事だ?」
「やっぱり、あいつが生まれたのはこの時代じゃない。」
そもそもアナザーライダーとアーマーで見た目の共通点が全くありませんでしたからね・・・。

 ワンクッション置かれたせいか、2018年の黎斗の態度は軟化。
「貴様、私に会いたいと言ったな。」
「うん。」
「何故だ?」
「あ〜・・・えっと。俺、王様になりたいから。王様を見て、勉強したい。させてください!」
王様の先輩に学ぶ、というスタイル。
「勉強?」
「うん。」
しかし黎斗は、王であるがゆえにこれを拒否。
「残念だが、私が居る限り王になるのは無理だ。だが、私を見て諦めも付くはず。家来として使ってやる。」
とはいえ面と向かって頼まれると、気を良くしてソウゴを徴用。
「やった!家来になります。」
比奈は信じられない、と言った様子で、
「あなた、あいつがどんな奴かわかってるの?」
「俺もそれが知りたくてさ。」
どうやら、何か考えがあるようです。
「その女を監禁しろ。我が妃となるのだからな。ハハハハハ・・・!」
屑ヤミーに、比奈を捕らえさせました。ソウゴもそれを看過。
比奈は怪力設定もなくなってしまったんでしょうか・・・?
 ソウゴは思い出したように電話口に戻ると、
「ツクヨミ、すぐこっちに戻ってきて。」
「分かった。ゲイツ、一旦戻ろう!ソウゴが何か掴んだみたい。」
「あいつが?」
「タイムマジーン!」
やや苦々しい様子ながら、タイムマジーンを呼び2018年に戻ります。

 ソウゴがうまく檀黎斗城に潜り込んだところで、また現れるウォズ。
「我が魔王。」
「ああ、ウォズ。」
「あのアナザーオーズは、仮面ライダーオーズの力なしでは倒せない。オーズの力を探さないのかい?」
魔王に近づくのはいいとして、継承に至る気配がないのが気になるようです。
「まあ、ウォズも見てて。これは俺が魔王になるために大事な気がするからさ。」
ソウゴ自身は自信満々。その根拠とは?

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Posted by jerid_and_me at 22:20Comments(5) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2018年10月22日

今週の仮面ライダージオウ「第8話 ビューティ&ビースト2012」

ウィザード編後半。
「この本によれば、普通の高校生・常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者、オーマジオウとなる未来が待っていた。彼は仮面ライダーウィザードの力を奪おうとする中で、かすかに芽生えていたゲイツとの絆に亀裂を作った。そんな2人のどちらかが、また別の魔法使いと相まみえるのだが・・・。」
 なんとも微妙な表現です。

 アナザーウィザードの魔法によって昏睡状態に陥ったツクヨミをクジゴジ堂まで連れ帰ったソウゴとゲイツ。2人の間の空気がいつになく重たいです。
「分かったか。お前が余計な真似をするからこういう事になるんだ。」
あくまでソウゴの甘さが原因というゲイツに、
「もう、あの人のことを無理やり問いただす必要はないよ。アナザーウィザードの力を手にした日なら分かったから。」
あくまで自分のやり方は間違っていないというソウゴ。手にしたヒントもゲイツには教えません。
 他方、ゲイツの方はビースト攻介に遭遇しているのですが、
「誰だ!?」
「俺はライドウォッチを持ったやつを搜す。」
こちらもヒントは漏らさず、単身捜索にあたります。
「ゲイツ!ちょっと待って!」
「まだ俺に指図するのか?」
ソウゴが気にしているのは早瀬の動機。
「何で、あの早瀬さんは突然同僚の手品師を襲ったりしたんだと思う?」
「ツクヨミまであんな目に遭って、今更そんな個人的な問題などどうでもいいだろう!2012年にいたアナザーウィザードを叩けばすべて終わるんだ。」
あくまで事件解決を急ぐゲイツと、早瀬が気になるソウゴ。
「そうかな・・・。それじゃあ、根本的な解決にはならない気がする!」
「・・・付き合ってられんな!」
結局、物別れに終わってしまいました。
「ツクヨミ・・・お前は俺1人で何とかする。」
一層頑なになるばかり。その背後に、ウィザードとビーストのライドウォッチを持った攻介が・・・。

 アナザーウィザードに襲われた長山の病室を見舞うソウゴ。
「何があったんですか?」
「分かりません・・・。僕らが結婚するから、あのマジックハウスを閉じると説明したんです。そしたら突然・・・。」
「何のために、俺がここまでやってきたと思ってるんだ!」
祝福してもらえると思ったら早瀬が突然キレて化け物に変貌したので、それは衝撃だった事でしょう。
「早瀬さんがあんな化け物だったなんて・・・。」
「社長には言ったんですか?」
「言うわけないでしょ。彼女に心配かける訳には行かないんです。」
とは言ったものの、たとえ黙っていたところで魔の手が及ぶのはもはや時間の問題でしょう。
 そうして病室を後にすると、給湯室の暗がりの中にウォズが。もはや特に驚く様子もありません。
「我が魔王。ゲイツくんとは別に行動しているようで安心したよ。」
ゲイツを遠ざけたいことを隠しもしません。
「ウォズって、ゲイツの事を以前から知ってるの?」
「ああ・・・。まあまあ長い付き合いだよ。」
関与を認めるも、具体的な中身はあえて語りません。
恐らく、そこにソウゴに従うようになった理由がありそうですし。
「それにしても、こんな病院に来て何の意味があるんだい?君は、ウィザードウォッチを手に入れることに専念してほしいな。」
あからさまにソウゴを誘導しますが
「ウォズってさ、俺の協力者って言ってたよね?」
「ああ、そうだよ。」
「じゃあ俺の好きにさせてよ。」
それだけ言って立ち去ってしまいました。
だんだん、ウォズの扱い方が分かってきたようです。

 早瀬は、力に溺れつつはあったものの今ではホームレス同然の生活をしながら人目を忍んで逃げ延びています。
そこへ突然オーラが来るものだからびっくり。
「うわっ!あぁーっ!!」
「何してるの?」
「あんたか・・・。あいつらは?」
「言ったでしょ?あの2人の事より、あなたはあなたのすべき事を果たしなさい。」
スウォルツによる仲間割れ作戦を知っているのか、やはりライダー2人は放置させようとします。
「俺のすべき事って・・・?」
「復習。裏切られた辛さを知る王は、復讐をもって時代を統治する。」
ようやく、擁立の基準が少しばかり明らかになりましたが復讐本位ってかなりヤバい社会なんじゃあ。

 こちらは攻介を搜すゲイツ。
神社の境内に、怪しいテントに見覚えのあるザックを発見、そこを探ろうとしますが逆に背後から声をかけられました。
「捜してんのは俺か?」
いつの間にか、ゲイツを逆に備考していたらしい攻介。野生の勘と言うものか。
「お前がライドウォッチの持ち主か?」
「ふーん、ライドウォッチって言うんだな。」
「そいつを俺に渡せ!」
強引に奪い取ろうとするゲイツですが、攻介の身軽さに捕まえることができません。
「俺にはこいつの記憶が全くない。一体こいつが何なのか、何のために俺が持っているのか・・・。それを思い出すまで、こいつは渡せない。分かったら帰れ、ツンツン!」
ツンツン呼ばわり。確かに色々とツンツンしていますが。

 結局、オーラに唆されるままにいつもの地下道で香織を襲う早瀬。
「何故です!?何故こんな仕打ちを!!」
香織にしてみればこっちの台詞ですが、勢いのままアナザーウィザードに変身。
「ウィザード!」
「許さん・・・!許さん・・・許さんぞ!!」
すんでのところでジオウが割って入ります。
「仮面ライダー!ジオウ・・・」
「やめるんだ!」
「また貴様か!」
「リキッド」
液状化し、戦闘を続けるのかと思えばそのまま撤退。
どうやら徹底的にライダーを避けるつもりのようです。
 ソウゴは香織の眼の前で変身を解き、
「あなたは、あの時の・・・!」
「大丈夫?」
「・・・はい。早瀬さんが、あんな怪物に・・・?何で私を?」
心底恐怖しています。無理からぬ事ですが。
「多分、彼はまたあなたを襲います。」
「え・・・?」
「もう、彼の魔法は人のための魔法じゃない。」

 クジゴジ堂では、やはり目を覚まさないツクヨミ。
収穫が得られず、ゲイツには焦りが。
 そこを、ちょうど戻ってきたソウゴと鉢合わせますが、ソウゴの方もふっと目を伏せたりと相変わらず険悪な空気です。
「ゲイツ、戻ってたんだ。ツクヨミは?」
黙って首を横に振ります。作中時間はどれほどなのか・・・。
「ウィザードウォッチを持ってるやつを見つけた。」
「えっ・・・?」
「だが、そいつは何故ウォッチを持っているのか分かってない。」
ツクヨミの状況もあり、素直にこの情報を共有する辺り、やはり根の良さが感じられます。
「やっぱり、そうなんだ。ライドウォッチの持ち主は、みんな記憶がなくなってる。戦兎も、永夢もそうだった。」
あとは巧もですね。
「一体なぜだ?」
2人で考えても一向にわからない事。するとソウゴが悪い顔をして、
「ウォズ、いるんでしょ?」
壁の鳩時計の時報とともに二階から現れるウォズ。
「やれやれ・・・。私も便利に使われるようになってしまったなあ。」
「お前・・・ウォズの協力を受けるつもりか?」
嫌な顔をするゲイツですが、
「ここに来る前、2人に何があったかは知らない。でも、個人的な問題なんかどうでもいい!・・・って言ったのはゲイツでしょ?」
これは上手い揚げ足取り。黙るしかないゲイツ。
「ライドウォッチの持ち主に記憶が無いのは、なんで?どうして一瞬彼らの記憶がよみがえるの?」
「私が教えると思うかい?」
「うん。だってウォズは俺の協力者のはずだし。ライドウォッチを手に入れたいのはゲイツもウォズも一緒でしょ?」
またしても、協力者という言葉を上手く使い、
「ハハハ・・・!仕方ない。我が魔王の仰せの通りにしよう。」
ウォズから情報を引き出すことに成功。
「タイムジャッカーがアナザーライダーを生み出すことで歴史が変わり、オリジナルのライダーたちはライダーではなくなる。」
「だから記憶がないのか。」
「彼らの記憶を蘇らせる方法はただ1つ。アナザーライダーを存在させなくすることだ。そうすれば少しの間、歴史が元に戻る。一瞬だけどね。」
確かに、特にビルドの時などは顕著でした。これを聞いて、何か思いついたらしいソウゴ。
「そういう事か・・・!2人とも聞いて!俺に考えがある。」
と、ソウゴ、ゲイツ、ウォズの3人が丸テーブルを囲むという不思議な光景。

 表札付きのテントの前でイカゲソを炙る攻介。すごく懐かしい風景です。
そこを再び訪れたゲイツ。
「おお、ツンツン!わかったか?何で俺がこいつを持ってんのか。」
「いや、まだだ。だが直にわかるはずだ。」
どうやら、ゲイツはここで待つという作戦のようです。

 一方、長山が入院している病院では、その日も香織がベッド際に付き添っています。
「306号室の長山さん。」
「知ってる知ってる!昨日、大やけどで運ばれた人でしょ?」
なんて看護士がナースステーションでうわさ話をしていると、
「スリープ」
魔法で眠らされ、病室に迫る早瀬。
 引き戸が開き、香織が振り返るもそこに早瀬の姿はなく、
「早瀬さん・・・?」
次の瞬間、反対側の窓の向こうに姿を現す早瀬。高さ的に2階かそれ以上なのに。
「何で!何で俺の気持ちを・・・!」
そのままアナザーウィザードへと変身し、窓を破って病室内へ。ホラー展開すぎる・・・。
「ウィザード!」
すると、寝ていた長山がベッドから跳ね起きた・・・と思いきや、ベッドの上にいたのはソウゴ。
どうやら、早瀬が香織を狙ってくるのを見越しての待ち伏せ作戦だったようです。
 そのままジオウへと変身。
「ジクウドライバー!」
「ジオウ!」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー!ジオウ・・・」

 攻介の傍らで待ちの状態にあるゲイツ。
攻介は焼けたゲソにマヨネーズをたっぷりとかける、相変わらずのマヨラーぶり。
「ほら、できたぞ!食うか?」
「いらん。」
「うーわ、出た。」
そっけないゲイツと絡み屋の攻介、見ていてなかなか面白い組み合わせかもしれません。

 ジオウVSアナザーウィザードの方は、一般人を巻き込むというピンチ。
「まずい・・・!」
「グラビティ」
一般人を浮かせてぶつけてくるという戦法に、まともに戦えずにいるうちにやはり逃げるアナザーウィザード。
「大丈夫?逃げて!」
これに対し、ジオウはビルドアーマーを装着。
「ビルド!」
「アーマータイム!」
「ベストマッチ!ビルド!」
そのまま必殺技でアナザーウィザードを一旦撃破。
「ボルテックタイムブレイク!」
数式はまともに出ないしグラフも単調ですが、逃げる敵を追撃すると言う意味ではグラフ拘束が非常に有効です。

 アナザーウィザードが戦闘不能に陥ったことにより、一時的に歴史は修復。
思い出されるウィザードとビーストの、ファントムとの戦いの日々。
このショックでひっくり返る攻介ですが、
「記憶が戻ったか!?」
駆け寄るゲイツをいきなり投げ飛ばし、変身の体勢に入ります。
「ドライバーオン」
「変ー身!」
「セット・オープン!」
「L!I!O!N!ライオーン!」
久々とは思えぬキレのある変身ポーズでビーストへと変身。
「いいだろう。そっちがそのつもりなら・・・。強引にでもウィザードウォッチを奪ってみせる。」
「ジクウドライバー!」
「ゲイツ!」
「できるかな?」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー・ゲイツ!」
これに応じてゲイツも変身し、世代を超えた2号ライダー対決へ。
 が、これはゲイツがビーストを圧倒したところで
「ストーップ!オッケーオッケー。」
自ら変身を解除。
「急に悪かったな。本当にウォッチとやらをお前に渡すべきか、ちょっと試させてもらっただけだ。」
「何だと?」
「俺は、仮面ライダービースト。仁藤攻介だ。」
ようやく自己紹介。遅い・・・。
「この2つは、過去にお前に渡されたんだったな。ほれ、お前に返すぜ。ほいっ!」
と言ってウィザードウォッチを渡しますが、ビーストウォッチは持ったまま。
「おい、もう1つは・・・」
「ああ、みなまで言うな!俺たち魔法使いの力は、お前に託したぞ。頑張れよツンツン!じゃあな〜。」
とテントに潜り込む攻介。大人の事情・・・でしょうか?
 ともかくも、タイムマジーンを呼び寄せ過去へ。
「時空転移システム、起動!」
向かう先は2012年。

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Posted by jerid_and_me at 22:49Comments(9) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2018年10月16日

今週の仮面ライダージオウ「第7話 マジック・ショータイム2018」

 今回からはウィザード編。何やら3人の関係にも暗雲ですが・・・?
「この本によれば、普通の高校生・常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者、オーマジオウとなる未来が待っていた。ただ、ある者たちがその正当な歴史を変えようとしている。」
 画面も相まって、タイムジャッカーの事か?と思ったのですが
「私と同じ時代から来たゲイツ、ツクヨミ。彼らが我が魔王の仲間と慣れば歴史が歪みかねない。そんな彼らの前に現れるのは、1人の魔法使い・・・と、ここから先はまだ皆さんには未来の話でしたね。」

 舞台はいきなり2012年から。
マジックショーのステージ・・・なのですが、客はカップル一組だけでしかもステージの上など見ずにイチャイチャしています。季節としてはクリスマス頃。
 劇場は小ぢんまりとしたもので、ステージ上のマジシャンの他には証明、音響を兼ねるスタッフが一名のみ。上演側と客が2対2です。
「今日もお客さん2人か・・・。」
上役らしい女性がため息。どうやらいつもこんな調子のようです。
「ああ、お嬢さん・・・。お疲れ様です。」
「ここも、もうダメね。」
「いえ、そんな事・・・。」
「私、銀行行きますんで。あとお願いします。」
「あっ、お気をつけて行ってきてください。」
スタッフの男が見送りに出ようとしたとき、照明のスタンドに躓いて、このままでは倒れてきた照明に潰される・・・という所で例によって時間が止まりました。
 どうやら、タイムジャッカーはこの男性スタッフに目をつけたようです。
「えっ・・・?」
「ずいぶん寂れてるね。」
「誰だ?どこから入った?」
「僕はタイムジャッカーのウールって言うんだ。残念だけど、ここはあと暫くすると閉鎖となる。」
「何だって!?」
「ただ、僕と契約すれば君に歴史を変える力を与えられるんだ。どうする?」
珍しく、命に関わらない契約。いつもと比べて条件が軽いような気がしますが、
「契約する!」
この得体の知れない話を、即断する男性。どうも何か事情があるようです。
「ウィザード!」
「今日から君が、仮面ライダーウィザードだ。」
男性はアナザーウィザードに変貌。
あれ、ライダーの歴史が失われるシーンが無い?あれ結構楽しみだったんですが・・・。

 2018年のクジゴジ堂。
「ただいま!」
「おかえり。」
ソウゴらが帰ってくると、ちょうど修理を頼んだ客が帰っていくところ。
「じゃあ、これで。」
「でき次第、ご連絡入れますから!」
と言っても預かったのは、
「おじさん。何これ?」
「おお・・・ソウゴくんはビデオデッキなんて知らないか。」
すっかりテープを巻き込んでしまったビデオデッキ。
そうか今どきの子ってもうDVDやHDDでVHSなんて知らないんですね・・・。
「またお客さんから、修理してくれって。うち時計屋なんだけどね。」
「時計のことで来るお客さんって、いるんですか?」
「そういや、ここに来てから一度も見たことがないな。」
歯に衣着せぬ未来人と、
「ああ・・・三月に一回だね。」
思ったより寂しい現実。
「少なっ!」
「近所のご婦人たちが、クジゴジ堂さんなら何だって直してくれるって宣伝しちゃってくれてるからね。来るわ来るわ、時計以外の依頼。」
「テレビ、エアコン、冷蔵庫。おじさんに直せないものはないよね。」
実は天才メカニック。寂れた時計屋に収まっているのが不思議なぐらいの人材ですが、諦めた夢と言うのもその辺りでしょうか。
「いやいやいや・・・この間なんかさ、割れた花瓶を傷もなく元通りに直してほしいなんて依頼があったんだけど、流石にそれは断った。あたしゃね、ウィザード早瀬じゃあないっつうの。」
突然出てきた固有名詞。
「ウィザード早瀬?」
「あれっ、知らない?今話題のマジシャン。マジックショーが受けてるんだって。」
これに食いつくソウゴ。
「マジックショー・・・面白そう!みんなで行こうよ!」
「おお行っといで。隣町の小屋でやってるよ?」
「確かに面白そうだけど・・・。」
「いいか?俺たちはこの時代に遊びに来たわけじゃない。そもそもお前は友達でも仲間でもなく、俺達の標的だ。忘れるな。」
あまり乗り気でない未来人2人。
特にゲイツ。前回のことで少しは打ち解けたかと思ったのですが・・・。まあ、2号の態度が急に硬化したり軟化したりするのも平成ライダーあるある。
「大丈夫!忘れてないよ。でも俺が行けば、2人とも見張りに来るしかないじゃん。ってわけで決定!ほい!」
「おいお前!危ねえ・・・。」
ライドウォッチをスタンドから外し、ゲイツの分も投げてよこすソウゴ。この状況を楽しんでいます。
 一方、順一郎はビデオデッキの外装を外してみると中はあちこちにテープが絡まっています。
「あ〜あ・・・。」
こちらのこじれ方は、楽しみようがなさそう。

 劇場に向かった3人。
「当日券もございますよ!こちらでお買い求めください。」
えらく人気で、ひっきりなしに客がやって来ます。
 ソウゴが3人分のドリンクを買っていると、こんな混雑の中でも現れるウォズ。
「やあ、我が魔王。」
「ウォズ、元気?」
「お陰様で。」
世間話をする程度には慣れたようです。
「君はずいぶんご機嫌のようだね。」
「うん。マジックショーなんて見るの初めて。」
これを聞いたウォズはわざとらしくため息をつくと、
「君のプライベートまで首を突っ込む気はないが、近頃ゲイツくんやツクヨミくんと距離が近すぎるな。」
子供の交友関係が気に入らない親みたいな言動。
「そうかな?でも、向こうはちゃんと俺のこと警戒してるよ。大丈夫!ちゃんといい魔王になるから。心配しないで。」
「実に心配だ・・・。」
やはりウォズとしては、オーマジオウになってほしいようです。

 ドリンクを持って席に着くソウゴ。満員御礼です。
「はい、これ。」
素直に受け取るツクヨミと、なかなか受け取らないので半ば無理矢理に押し付けられるゲイツ。
 ちょうどショーが開演。
「お待たせいたしました!ようこそ『MAGIC HOUSEキノシタ』へ。皆様にご紹介いたしましょう。驚異のマジシャン・・・ウィザード早瀬!」
あれ、このMCの人、冒頭でマジックやってた人じゃあ・・・?
「彼の技はトリックじゃない。超能力でもない。彼が使うのは・・・魔法だ!」
ウィザード早瀬は、現れるなり掌から突然炎を発生させたかと思えば、それを空中に飛び回らせるという技を披露。
 これにより、傍らの花瓶に挿されていた花を燃やし、炎が本物であることを証明。
さらに、花瓶も熱で粉々に割れてしまいました。
「ここからがハイライトだ!」
割れた花瓶に手をかざすと、花瓶が元通りに復元。
そればかりか、焼け落ちたはずの花まで元の瑞々しい姿に戻り、これを客に振りまくと、歓声がいっそう高まります。
「わあ、すっげえ!でもさ、あれってマジックじゃなくない?」
「私も思った。トリックとか手品というよりは・・・。」
「まるで本物の魔法だな。」
未来人をしても見抜けないトリック。いよいよ魔法です。
「かつて仮面ライダーウィザードという魔法を使うライダーがいたという・・・。タイムジャッカーがあの早瀬という男に仮面ライダーウィザードの力を与えていれば、魔法を使えても何ら不思議なことじゃない。」
「調べる価値はありそうね。」
ゴルゴムの仕業か、とまでは行きませんが中々のショートカットです。

 舞台裏。現れたのは、冒頭の経営者筋らしい女性・香織。
「お疲れ様です。ああ、今日も満員でよかった・・・。早瀬さん、父も喜んでると思います。」
「いえいえ・・・!自分は、この小屋を潰したくないだけですから。」
「それなんだけど・・・。」
何故か態度を濁す香織。
「俺は、お嬢さんが・・・え、笑顔でいてくれたらそれで・・・いいんです。」
どんどん声のトーンが落ちていきますが、どうやら片思い。
「えっ、何?」
「ああ、いえ・・・何でもないです。失礼します。」
「あっ、早瀬さん!」
慌てて劇場を飛び出してしまう早瀬。
 そこを待ち伏せていたソウゴら。
「すいません。あの、さっきショーを見せてもらったんですけどあれってどうやってるんですか?」
「言ってたろ。あれは手品でもトリックでもない。魔法だよ。」
詳しく語る気はないという早瀬。
「いや、そういう事じゃなくて・・・。」
「待て!」
乱暴にも、その場に早瀬を突き倒してしまうゲイツ。
「バカが!聞いた所で正直に言うわずがないだろう。」
「何するんだ!」
「ゲイツ!」
まだアナザーライダーの姿も見せないうちに変身の体勢に入るゲイツですが、身の危険を感じてか早瀬はアナザーウィザードに変身。
「仮面ライダー・ゲイツ!」
「こうするんだ!」
姿を表したところで、そのまま攻撃を続けます。
「やっぱり、アナザーライダー!?」
怪しい、と思って調べに行ったらやっぱり。今回かなり近道してます。
わかりやすい手口で時間の問題とも思いますが。

 アナザーライダーの姿を見せずに能力だけ使うタイプのためか、ゲイツにやられるがままのアナザーウィザードでしたが、ついに魔法を使って迎撃。
「俺が一体、何をしたって言うんだ!
「グラビティ!」
あれ、自分で言ってる?プリーズとも言いませんし。
「フン!お前が何をしたかなど関係ない。」
このまま押し切ろうとしたところで、周囲のドラム缶などが一斉に浮き上がってゲイツを襲います。
 そのスキに逃げようとしますが
「逃がすか!」
「ジカンザックス!」
「You Me!」
「ディフェンド!」
距離を取られたところを弓で射ろうとしたところ、ディフェンドでこれを防がれてしまいました。
が、これもやがて破られるあたりは本編を再現しています。
「ふざけやがって!」
「Oh No!」
ここでソウゴも変身の体勢へ。
「ジクウドライバー!」
「ジオウ!」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー!ジオウ・・・」
ゲイツに加勢するのかと思えば、アナザーウィザードから引き剥がし
「やめてよ、ゲイツ!」
「えっ?」
「ジオウ、貴様・・・!」
なんてやっている間に、
「リキッド!」
液状化して逃走するアナザーウィザード。これではジオウがみすみす逃したようなものです。
「何のつもりだ?」
「あの人、何も悪いことはしてないよね?彼と戦うのは、なんか違う気がする。」
言っていることは間違いでもない気はしますが、
「ハッ・・・ぬるいな!アナザーライダーの存在そのものが危険なんだ。あの力をいつ手に入れたのか、まずはそれを知る必要がある。奴に白状させる。」
アナザーライダー自体が危険で歴史を歪める存在と言うのも確かに。ゲイツはそのまま単身アナザーウィザードを追いかけて行ってしまいました。
 ツクヨミは、
「ソウゴの言うこともわかるけど、ゲイツの言ってることもわかるでしょ?」
と、お互いの歩み寄りのなさを批判。やはりわざわざ邪魔をして逃してしまうのは失態でしょう。
「じゃあ、俺は彼のことをゲイツとは違う方法で調べるよ。ツクヨミ、協力してくれる?」
中立の立場であるツクヨミを取り込むソウゴ。やり方が巧いと言うか。

 闇雲にアナザーウィザードを追うゲイツ。
ビルの非常階段を駆け上がり、高所からその姿を探しますが、
「どこだ・・・?どこ行った?」
代わりに現れたのはスウォルツ。
「会えて嬉しいよ。仮面ライダーゲイツ。」
「タイムジャッカーか・・・!」
スウォルツの前では、ゲイツも身動きが取れません。
「俺はスウォルツ。お前たちに動かれるといろいろと厄介だ。大人しくしてもらう。」
身動きの取れないゲイツを、ビルの屋上から虚空に押し出すという阻止不能な攻撃。
「意見は求めん。」
そのまま時間を動かされ、地上に向けて真っ逆さま・・・と思ったら何やら布が伸びてきてゲイツの足を捕まえ、非常階段の踊り場に不時着させました。
 意外にも、これをやったのはウォズ。
「ウォズ・・・!」
「ほう・・・いつの間にか『彼』と手を組んでいたか。これは誤算だった・・・また次の機会にしよう。」
この状況に、大人しく引き下がるスウォルツ。
 助けられたゲイツは、
「何のつもりだ?ウォズ。」
「昔のよしみで助けただけだよ。これを機に、私達も仲直りをしないかい?我が魔王に君みたいな仲間がいてくれると、とても助かるんだ。」
これは本心か、いやゲイツをソウゴから遠ざけるための方便でしょうね。
「黙れ!それ以上、おれを愚弄するなら、ここでお前を倒すぞ!」
凄んで見せるゲイツですが、
「へえ。私がゲイツくんに負けたこと、あったかな?」
この煽りスキル。
「俺達の元いた世界ではな。だが、ここではお前の思い通りにはさせない!」
煽りスキルは伊達ではなく、ゲイツの攻撃を巧みにかわし、謎の身のこなしで手すりの上に直立したり、そこから屋上まで飛んだり。よくわからない動きをしています。
「俺をジオウの仲間にするなどもっての外だ。」
「それは残念だ・・・。」
ニヤリと笑うウォズ。結局、ゲイツを煽ってソウゴとの軋轢を招くことに成功。
ソウゴの誘導に関してはあまり芳しい成績でない印象ですが、ゲイツは操りやすいんでしょうね・・・。

 ウィザード早瀬は、這々の体で自宅アパートに帰り着き、ドアの鍵とカーテンを閉め、という小心ぶり。なるほどソウゴの言う通り、何も悪いことをしていないし、できそうに思えない一般市民です。
 すると部屋の中にはいつの間にかオーラが。ちょっとしたホラーです。
「ええっ!?誰だ!どこから入った!?」
「私はタイムジャッカーのオーラ。」
「あの時の少年の仲間か?いいところに来てくれた。俺の正体がバレた!俺と同じような2人が、俺を襲いに来たんだ。」
「ジオウとゲイツね。」
「なあ、どうすればいい?しばらく身を隠すべきか?」
藁にもすがると言った様子の早瀬。本当にビビリです。
「あいつらは、うまくかわしておけば何とかなるから。」
「・・・本当か?」
「それより、あなたはこの先私達の擁立する新たな王になってもらうの。それには、もっと深ーい傷を負ってもらわないとね。」
不穏な言葉に、早瀬の動きが止まる・・・のですが、ここで呼び鈴が。
「あいつらか・・・?」
身構えていると、
「早瀬さん・・・早瀬さん?」
現れたのはあの元マジシャンの長山。
「長山か・・・。」
安心した所で出ていくオーラ。
「あっ、早瀬さん。ちょっとお話よろしいですか?」
「ああ・・・外で話そう。」
憔悴した早瀬は、長山の改まった様子には特に気が付かず・・・。

 その頃、劇場に戻って早瀬の事を聞いて回るソウゴら。
話を聞いているのは支配人らしい女性・香織。
「早瀬さんの事?」
「はい。ずっとここでショーをしてるんですか?」
「いえ、うちに来た頃は裏方だったんです。手品ができるなんて、聞いたこともなかったな。」
やはり周りから見ても突然だったようです。
「いつからマジックをするようになったのか、覚えてます?」
「ああ、確か・・・6年前の12月25日ですね。」
話の都合とも言いますが、それだけ印象に残る出来事だったのでしょう。丁度クリスマスでしたし。
「6年前・・・って、2012年?」
「うん。確かですか?」
「はい。プロポーズされた日なので、よく覚えてます。」
「プロポーズ!?」
覚えているのには、予想外の理由がありました。

 早瀬と長山の方は、
「詳しいことは言えないけど、俺、暫くの間舞台に立てなくなった。」
しばらく身を隠すことを告げる早瀬。すると、
「そうだったんですか・・・。そういうタイミングだったのかも知れませんね。」
「タイミング?」
妙なことを言う長山。
「実は、あの小屋を閉めようかと思うんですが・・・。」
「何バカなこと言ってんだよ。お嬢さんが、そんな事許すわけないだろう!」
長山の弱気な発言に、小屋を盛り上げてきた早瀬は怒りますが、
「いえ、お嬢さんも承諾しています。」
「はあ?いや・・・いやいや・・・いや、意味が分からん。」
先程のこともあってか、予想外の事態に殊更にうろたえます。
 これに追い打ちをかけるように、
「俺、お嬢さんと結婚するんです。」
衝撃の告白。

 そう、香織のプロポーズの話というのは
「6年前に父が亡くなって、この小屋の経営が傾きました。彼は、いっそ小屋を畳んで新しいことを一緒にやろうって言ってくれたんです。そんな時、早瀬さんが・・・。」
ここで早瀬はアナザーウィザードの力を手に入れ、
「お嬢さん!お父さんが作り上げたこの小屋を閉じるわけには行きません!」
「でも、これ以上資金繰りの当てなんて・・・!」
「ダメです!・・・来てください。ちょっとこっち来てください!」
香織を強引に劇場に連れ込み、鼻息荒くステージに上がると
「何するの?」
「見てください。行きます・・・!」
ここで初めて、魔法を使ってみせました。
「どこかであの不思議な手品を学んで、自ら舞台に立ってくれるようになったんです。」
まさか本物の魔法とは思っていなかったようですが。
「お嬢さん、どうですか?」
「わあ、素敵!」
その後、衣装を揃えるなどしてショーを作り上げ、今に至るようです。
「それ以来、客足は戻りました。私達、本当に感謝してるんです。」
と、『いい人』として感謝している様子。

 長山も、
「早瀬さんを、いつまでもあんな小屋に閉じ込めておくわけには行きませんからね。早瀬さんには、もっとでかい舞台がありますよ。彼女も、ようやく別の道に進む決心がついたみたいです。それで、6年越しに俺のプロポーズを受けてくれて・・・。」
 当人らとしては『いい人』の早瀬を自由にしてやったという認識。
しかし密かに香織に想いを寄せていた早瀬本人にしてみれば、
「ふざけるな・・・!」
「え?」
「何のために・・・何のために俺がここまでやってきたと思ってんだ!!」
6年にも渡る空回り。怒りのままにアナザーウィザードへと変身。
「うわーっ!」
眼の前で異形へと変貌した早瀬から、悲鳴を上げて逃げる長山。
この様子を物陰から見て、ニヤリと笑うオーラ。もとより事態を知っていたんでしょうね。

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Posted by jerid_and_me at 23:23Comments(6) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2018年10月08日

今週の仮面ライダージオウ「第6話 555・913・2003」

 555・フォーゼのクロスオーバー編後半。
「この本によれば、普通の高校生・常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者、オーマジオウとなる未来が待っていた。彼は女子生徒失踪事件を追って天ノ川学園に至り、仮面ライダーフォーゼの力を奪った。しかし、さらにもう1人の仮面ライダーの影が・・・。」
 2011年に飛び、フォーゼアーマーの力でアナザーフォーゼを破ったかと思えば、殻が破れたように中から出てきたのはアナザーファイズ。
どこかオルフェノクめいた見た目で、ヒレがあるところからサメモチーフの面影が見られます。
 と思ったら、よく観察する間もなくアナザーフォーゼへと再生。
「フォーゼ!」
「ガトリング・オン」
これまた尋常ではない火力でジオウ・ゲイツを圧倒。
「ゴースト!」
「アーマータイム!」
「カイガン!ゴースト!」
ゲイツはゴーストアーマーにチェンジし、小回りでアナザーフォーゼを追い立てますが、そのまま逃走。
「えっ、元に戻った!?」
倒せる条件を揃えた上で倒したはずが、再生されたことへの警戒が勝ったか、この場では追撃をかけず。

 カリンが隠れていた施設では、草加の前に現れた巧。
「乾・・・何のつもりだ?」
「見ればわかるだろ。お前を止めに来た!」
激しく争う555組2人。
 これに乗じて逃げ出すカリンと、これを追うツクヨミ。
「ちょっと待って!カリン・・・?
が、外まで追いかけて見るとカリンはすでに姿を消しています。
 草加と匠も外へ出てきました。巧はどうしても草加を止めようとしていますが、そもそも草加の狙いとは。
「見失ったか。」
「草加!」
「乾!これはお前には関係のない話だ!」
草加はあくまで巧を突っぱねます。

 ソウゴとゲイツが戻ってきたのはその日の夜になってから。
ホルダーにライドウォッチを戻していると、
「誰だ?」
何故か既に上がり込んでいる巧。2人にしたら完全に『こっちの台詞』なのですが・・・。
「常磐ソウゴですけど・・・。」
「明光院ゲイツだ。」
「そうか。まあ座れ。」
「えっ?」
「どちら様?」
とソウゴに尋ねられて、ようやく素性を明かす巧。懐から名刺を出すと、
「乾巧だ。流しでクリーニングをやってる。世界中の洗濯物を真っ白にするのが俺の夢だな。」
よく見ると名刺ではなく『西洋選択舗 菊池』のポイントカードに、『乾』とペン書き。
どうやらライダーではなくなったものの、あの3人で夢を共有し、何より今まで生きているようで嬉しいことです。
 ソウゴ、頷きつつも『変な夢だな』なんて考えていそうな顔ですが、自分もよっぽどですよ?
ここでコーヒーを持ってきたツクヨミ。
「山吹カリンがアナザーライダーとは別の男性に襲われてね。その時、助けてくれたの。」
「そいつは、なぜ山吹カリンを狙ってる?アナザーライダー・・・あっ、いや怪物の仲間か?」
「さあな。」
すると、カッコつけてコーヒーに口をつける巧ですが
「熱っつ!」
お約束の猫舌。これも相変わらずです。
「2人はどうだったの?」
「奴は、2つのライダーの力を持ってる可能性が高い。」
「それって、この事件は2011年に始まったんじゃなくて、もっと前から始まってたって事?」
「最初から調べ直しだ。」
予想外の事態で、調査は振り出しに。
 ここで、ライドウォッチをしげしげと眺める巧。この反応は・・・?
「よし、俺が天ノ川学園に行く。」
ソウゴが天高側を引き受けると、巧も
「俺も行こう。」
と同行することに。高校で巧は不審者扱いもやむなしでは?

 ともあれ、翌朝は天高の校門前でカリンを待ち伏せするソウゴと巧。
「俺、常磐ソウゴ。今日から俺と、この・・・。」
既に忘れていることにまた機嫌を悪くする巧。
「乾巧だ。」
「そう。俺たちで君を守るから。」
突然、知らない男たちがやってきたため、当然その反応は冷ややか。
「何であなたたちが?私と何も関係ないのに。」
「俺、王様になりたいからさ。王様って、別け隔てなく民を守るのが使命でしょ?」
初対面の人には絶対に言ってはいけない台詞ですね・・・。
 当然、
「意味わかんない。」
と避けられてしまいました。
が、構わずついていくソウゴ。校門で止められそうなものですが。

 一方、ゲイツとツクヨミはクジゴジ堂で資料を集めながら調査を進めます。
「これが2010年の失踪者。」
「やはり、事件は2011年より前から始まっていたな。」
さかのぼって調べてみると、同様の被害者はそれ以前から発生していたようです。
 より古いものでは、
「これが2006年。」
この写真を見て、ゲイツがある1点に気付きます。
「待て。」
「山吹カリン・・・今と全然変わらない。」
そこには、2011年と2006年の写真に写り込んだ、制服こそ違うもののまったく雰囲気の変わらないカリンの姿。
「どういう事だ?何年たっても同じ姿をしてるとは・・・。タイムジャッカーか?」
あるいはまさかフォーゼ、555ときて剣の要素まで入ってきましたか?

 天高でも、何やら異常に気づいたらしいソウゴ。
「何かおかしい。」
「どうした?」
「あっ、いや・・・。俺たちが彼女を見張ってから、もう4時間くらい。それなのに彼女、まだ一度もお手洗いには行っていない・・・。」
というデリカシーの欠片もない発言。
「いい加減にして!」
これは流石に怒られます。
「ごめんなさい。」
「放っておいてくんない?」
「・・・ごめん。」
「おいおい、ちょっと待て!」
追いかけようとすると、ちょうど大杉と鉢合わせ。
「うおっ!?」
「すいません。」
「あれ?君は・・・。」
制服を着てライダー部の部室に招かれたはずの男が、私服で謎の男と屋上にいる、と言うのは不審すぎる状況ですが
「いろいろ訳あって、18歳てんびん座生まれの女子高生が大変なんです。」
「あっさり言うか?普通・・・。」
ストレートに事情を明かされた大杉は、
「いろいろ訳あるんじゃあ大変だな。先生が助けになるぞ!」
サスペンダーをバシィーッと弾き、協力を買って出ます。
「あっ、えっと・・・今この高校で該当者は彼女1人だけで。」
とカリンを追いかけている理由を明かすソウゴですが、大杉は
「1人?2人だろ。」
「昨日調べたら、1人だけでしたけど・・・。」
「俺の受け持ってる3年のクラスに、今日誕生日の子がいたぞ。その子も今日からてんびん座生まれの18歳・・・だろ?」
まさか、調べている間に該当者が発生するとは。
もし、犯人がこの事を既に織り込み済みだとしたら・・・。

 一方、クジゴジ堂の2人は
「ちょっと見て!」
「山吹カリンは、既に死んでいる・・・!?」
決定的な新聞記事に行き当たりました・
「2003年、10月25日。交通事故により死亡。翌日未明に遺体が行方不明となる。同日、同級生2名が失踪。」
「・・・どういう事だ!?」
狙われているのは、既に死亡した人間。混乱する他ありません。
 そこへ戻ってきた順一郎。
「ただいま〜。」
慌てて資料を隠し、
「おかえりなさい。」
「ハハハ・・・。あっ、ゲイツくん、ツクヨミちゃん。これ見て。古いでしょ?」
手にしているのは、前回電話で話していたらしい古いオーディオ。
「はい。そんな昔のものまで直せちゃうんですね。」
50年後の未来人にしてみれば、この時代のアンティークなんてオーパーツみたいなものでしょうね。
「直すって言ってもね、パーツを交換するしかないんだけどさ。」
「それじゃいけないんですか?」
「うん。パーツを今の高性能のものにすれば、長持ちするし音もきれいになる。でも・・・それって本来のこいつなのかな、って。」
何かピンと来るところがあり、今度はゲイツが尋ねます。
「どういう意味だ?」
「ああ、このオーディオ、外見は昔のままでも中身も音も新しいものに変わって、無理に生かされるって事だ。となると、こいつは一体いつの時代のものなんだろう?って自問自答しちゃってさ。・・・まあ、技術屋の戯れ言ですけどね。」
 愛着やロマンに関する微妙な話。なのですが、これが2人にとって最後のヒントとなりました。
「無理に生かされる・・・そうか。山吹カリンが変わらないのは、無理に生かされているからだ。」
カリンが生ける死人であるという結論に到達。
「屋上から落ちて無事なはずがない。あれは、アナザーライダーが彼女を受け止めたんだ。彼女も、俺たちを守ろうとしたんじゃなくてアナザーライダーを庇ったんだ。」
 屋上から転落したところにアナザーフォーゼがいたのは、犯人だったからではなく自身が生きながらえさせているカリンを助けるため。
また、カリンもアナザーフォーゼが倒されぬよう庇ったのが前回の真相。
「逃げて・・・逃げて!」
「アナザーライダーは女子生徒たちを狙い、何らかの力で山吹カリンを生かし続けたんだ。2003年から、15年にも渡ってな。」
この事を、すぐにソウゴに連絡するツクヨミ。
「アナザーライダーの目的がわかった。」
そして新たに浮上した被害者候補・・・これは嫌な予感が。

 その後、マンションの一室ではまさに誕生日パーティが開かれています。
「ハッピーバースデー!」
薄暗い空模様に見覚えのあるマンション・・・誕生日・・・流星・・・星が降る・・・繋がった!
 不吉なフラグがバリバリ立っている事などつゆ知らず、パーティに興じる女子生徒ら。
「おめでとう!」
「ありがとう!ありがとう、嬉しい!」
そんな中に鳴る呼び鈴。
「うん?誰だろう・・・。」
玄関を開けてみるも、そこに人影はなし。
中へ戻ろうとすると、いつの間にか背後にライドウォッチを受け取った男が。
 そのままアナザーフォーゼへと変貌し、女子生徒を追い立てます。
ここで割って入ったのは、当のカリン。
「やめて、佐久間くん!あなたは逃げて。」
「カリン・・・!」
「こんな事しても何もならない。もう私のために犠牲を出さないで!」
歪に生かされているカリン自身、この状況を続けたくはないようです。
 葛藤に苦しむアナザーフォーゼ。
すると、この隙にカリンを捕える草加。
「あっ・・・!」
「その通りだ、佐久間。お前の妄執は俺が断ち切ってやる。」
「やめろ!」
草加に襲いかかるアナザーフォーゼ。
草加はやはりカイザへの変身能力を失っているらしく、生身で挑むも簡単に転がされてしまいました。
 さらに、本編での最期を思わせる構図で首を捕まれ、今にも(首が折れる音)がしそうな絶体絶命の状況。
と思ったら頭突きで助かったと思えば、また掴まれています。
 このままでは、と言うところで突っ込んできて、アナザーフォーゼを引き剥がしたのは巧。
が、こちらもファイズへの変身はできず、すぐにやられてしまいました。
「何なんだ?このバケモンは。」
「乾、なぜ・・・!」
この問いに対し、巧は
「俺はお前が嫌いだ、草加。だがな、お前は俺の仲間なんだよ!悔しい事にな。」
今どんな関係なのかは分かりませんが、当時は言えなかった言葉です。
 さらに、ソウゴら3人も到着。
「邪魔をするな!全てはカリンのため・・・!」
ターゲットを追うアナザーフォーゼ。
 巧は、ポケットからファイズのライドウォッチを取り出し、ソウゴに渡します。
「ソウゴ。」
「何?」
「以前からずっと持ってた。これはお前のもんだろ?」
「ライドウォッチ!」
クジゴジ堂でライドウォッチを見ていたのは、やはり見覚えがあったからのようです。
 これを受け取ったソウゴは、おもむろにゲイツに渡して
「ゲイツ。」
「・・・何?」
「頼んだ。アナザーライダーを止めてくれ。」
と、過去の対応を依頼。
「俺が?」
「うん。」
疑問には思いながらも、当初から自身の言っていたこと。素直に引き受けます。

 2003年では、佐久間と並んで歩くカリンの姿が。
「佐久間くん。今夜、流星群見に行く?」
「うん、もちろんだよ。」
「じゃあ、いつもの場所で。」
「オッケー!」
「バイバイ。」
リア充爆発しろと言いたいところですが、この後に待ち受けている運命を考えると・・・。
 夕方になると、生憎の雨。
いつもの場所で佐久間を待つカリンですが、流石にこの雨では天体観測は中止というものか現れません。
2003年ならまだ携帯電話を持っていない学生がいても不思議ではないでしょう。まして養護施設に入っていたならば。
 諦めて帰ろうとしたその時、車のクラクションとともに悲鳴が響き・・・というのが事の発端。

 霊安室でカリンと再会した佐久間。
「僕が約束に行かなかったから・・・!ああーっ!!」
絶叫する佐久間。そのとき周囲の時間が止まり、現れたのはオーラ。
「あなたに、ちょびっとだけ悪い知らせとめちゃくちゃいい知らせがあるの。この後、あなたは一生自分を責め続ける。でも私と契約すれば、この子を救うことができる。」
いつもの手口で契約を持ちかけます。
「何でもする!頼むから、頼むからカリンを・・・!」
「いい子ね。」
「ファイズ!」
アナザーファイズのウォッチを埋め込み、アナザーファイズとなる・・・これが最初の契約だったようで。
 このとき、555本編はと言うと巨大オルフェノクに真理が踏み潰されかかり、初めてクリムゾンスマッシュを発動するところ。流石にライブラリー映像です。
「早く!巧!」
ポインターを発射しようというところで突如変身が解除。
現れた巧は今の半田さんですが、服装とか髪型もあってほぼ違和感がない・・・。
「おめでとう。歴史が変わって、今日からあなたが仮面ライダーファイズよ。」
「カリン・・・!」

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Posted by jerid_and_me at 22:05Comments(7) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2018年10月01日

今週の仮面ライダージオウ「第5話 スイッチオン!2015」

 エグゼイド編から飛んでフォーゼ編。
「この本によれば、普通の高校生・常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者・オーマジオウとなる未来が待っていた。彼は、クリアできないゲームのプレイヤーが意識不明になるという怪事件を解決したことで、仮面ライダーエグゼイドの力を奪った。そして次に常磐ソウゴを待ち受けるのは、2人のレジェンドライダー。キーワードは・・・流れ星。」
 フォーゼ編かと思ったら、どうやら555編も同時にやるようです。

 都心の雑踏が突如として停止。
こういう時は決まってタイムジャッカーが出てきます。
「ジオウに一杯食わされたって?余裕綽々だったのに、オーラも結構かわいいとこあるね。ハハハ・・・!」
「あんたは、そういうところがかわいくない!」
ウールは、オーラに皮肉を言うためにわざわざ時間を止めたのでしょうか。
 なんてやっていると、今度はこの2人も動きが止まりました。
「これは・・・スウォルツ?」
オーラの言う通り、タイムジャッカーの3人目・スウォルツが登場。
先の2人以上に奇抜な格好していますね・・・。
「さすがはオーラだ、察しが良い。ウール、ショコラはいるかい?」
そのへんの一般人からチョコバーを奪い、わざとらしくウールの頭を撫でてみせるスウォルツ。
「ガキ扱いすんなよ、スウォルツ・・・!」
どうやら、この2人を下に見ているようです。
「楽しそうで何よりだ。しかし、流れは少しずつオーマジオウへと向かっている。流れを断ち切れ。新たな時の王者を擁立するのが我らの目的だ。忘れるな。」
言うことを言って、チョコバーを渡すと去っていくスウォルツ。
嫌な上司という所でしょうか。

 とある日の下校中、
「次の試験、赤点だったらどうしよっかな・・・。」
「俺が教えてやるよ!お前を留年しないようにしてやる。」
「ホント?マジ超助かる!やっぱ持つべきは仲間だよな。」
「そう、仲間だろ?」
なんていう何気ない会話を耳にしたソウゴの表情に微妙な変化が。
「仲間か・・・。」
「少なくとも、今のソウゴが魔王にならないように導きたい。そう思ってる。」
もともと自分を消しに来た未来人2人ですが、今は仲間とは行かないまでもそう悪くない関係になっています。口元にやや笑み。

 ソウゴがクジゴジ堂に変えると、まさに順一郎が専門外の仕事を受けるところでした、。
「ですから、うちは時計屋でして。オーディオの修理はやってないんですよ、はい。・・・ええ、もちろんオーディオにも時計ついてますけども。でもそれはオーディオがメインであって、時計はオマケみたいな部分・・・あっ、やります。やらせていただきます。取りに行きます。失礼します。」
 つくづく押しに弱いと言うか何と言うか・・・。
「お客さん?」
「ああ・・・古くなったオーディオを直して欲しいって。うち、時計屋なんだけどね。」
「うーん・・・おじさんってさ、何でいつもやりたくない修理引き受けちゃうの?」
「いや、決してやりたくないわけじゃないぞ?まあ、本音を言えば時計の修理のほうが好きなんだけどね。」
 ぼやきながら奥へ引っ込んだ順一郎と、入れ替わりに出てきたゲイツとツクヨミ。
「あっ、2人ともここにいたんだ。今日は俺の見張り、よかったの?」
「ちょっとね・・・。」
ツクヨミの歯切れの悪さを読み取り、
「もしかして、アナザーライダー?」
と言い当てるも、ゲイツはそっけない。
「お前は来るな。」
「来るなって言っても行くよ。ちょっと待ってて。」
・・・と思ったら、ちゃんと待ってるゲイツ。何だかんだ無碍にできてなくて、ツクヨミは笑顔。

 調査に出た3人。
「女子生徒連続失踪事件?」
「うん。警察はまだ気づいてないんだけど、ここ数年にわたって起きてる。失踪した女子高生に不思議な共通点があってね。てんびん座生まれの18歳であること。」
「そうか・・・アナザービルドもアナザーエグゼイドも、ターゲットに共通点があったよね?確かにそんな共通点、アナザーライダーの仕業って考えるのが自然かも。」
「うん。」
ビルドはスポーツ選手、エグゼイドはゲーマーでしたが、今回は以前になく細かいです。何例あったか分かりませんが、確かに異常。
 そうして3人が向かったのは、
「天ノ川学園・・・?」
まさかの天高。
「家出した女子生徒を捜索している情報を入手してね。彼女もまたてんびん座の18歳だった。」
街頭で受け取った尋ね人のビラが起点のようですが、この配っている男性の髪型って・・・。
「これまでの失踪事件は、何年か置きだが1つの学校で立て続けに起きてる。ここでもまた、同じことが起きる可能性がある。」
という、タイミングが良いのか悪いのか、天高では初めての被害だったようです。
「そうか!この学校でてんびん座生まれの18歳の子を見張ってれば、アナザーライダーを捕らえられるかもしれない!」
「そういう事。と言うことで・・・はい、これ。」
「えっ、制服?」
ツクヨミが用意したのは、天高の制服。やはり基本は潜入調査。

 いざ調査にあたってみると、これが難航。
ゲイツはまたしても謎ベスト?にライドウォッチむき出しで、しかも威圧的な態度なもので
「そこのお前ら。少し聞きたいことがあるんだが。おい、聞かせろ!」
思い切り逃げられています。
 ツクヨミとソウゴも、地道に聞き込みを行います。
「ねえ、2人って18歳?」
「違う。」
「ありがとう。」
「ねえねえ、皆。18歳、てんびん座の女の子知らない?」
「知らない。」
が、なかなか結果に結びつきません。
チア部とアメフト部、当時と衣装が変わらないのが懐かしい。
「考えてみれば、誕生日なんてよっぽど仲いい友達ぐらいしか知らないよね、普通。」
聞き込みに限界を感じたところで
「ゲイツ、どこ行くの?」
「学校のサーバーをハッキングして生徒のデータを洗う。」
さらっと言ってのけるゲイツ。確かに、個人情報だから今日びそのぐらいは必要でしょうか。
 と思ったら、ソウゴはより良案があると言う。
「そんな事より、もっと簡単にできるよ。」
「何?」
いきなり階段に飛び出し、派手に転落。これには2人ともビックリ。
「何のつもりだ?」
「保健室・・・痛てて。」
保健室にかかるつもりでわざと飛んだのか、それとも保健室に向かおうと思って急いだ結果なのか。
前者だとしたら相当ヤバい奴ですよね・・・?
 そんな中、門から覗く不審者の姿。
アナザーライダーか、それともただの変質者か。

 保健室に養護教諭を呼びに向かうツクヨミとゲイツ。
「先生!友達が階段から落ちちゃったんです!」
「大変!すぐ行きます!」
「お願いします。」
2人を追いて、ソウゴのところに向かう養護教諭。これで保健室は無人です。
「あいつめ。これを狙ったって訳か。」
保健室なら、当然生徒の個人情報にアクセスできるはず、というもの。
 そんな項目があるか?と言うのは置いておいて、『てんびん座』『18歳』というキーワードではヒットはただ1人。
「いた。3年A組、山吹カリン・・・。」
ご丁寧に顔写真や住所まで。これは大きな収穫です。
 このチャンスを作ったソウゴはと言うと、ちょうど養護教諭に診てもらったようで
「折れてないから大丈夫。仲間が心配してたよ。」
「・・・すみません。」
「気を付けてね。」
と、その場で解放されましたが
「向こうからしたら、仲間じゃないんだけどね・・・。」
ソウゴは仲間と思っているようですが、未来人2人はそうでもないと。そこが悩みどころのようです。
 すると、目の前に通りかかった女子生徒は何だか具合が悪そう。
今にも倒れかかっていたので、慌てて支えるソウゴ。
「大丈夫!?」
しかし、状況に気づくと慌てて逃げてしまいました。
この顔は、先程検索に引っかかった山吹カリン?
「えっ?ちょっと待ってよ!」
「おっ?ごめん。」
「ごめんなさい!」
他の生徒にぶつかりながらも、これを追います。が、途中でまたウォズに遭遇。
「うおっ!?また出た・・・。」
「いい加減、慣れて欲しいなあ。我が魔王。」
「ウォズがここにいるって事は・・・やっぱり、アナザーライダーが女子生徒失踪事件に関連してるって事だよね?」
流石に、ウォズの現れる所アナザーライダーありというパターン化ができてきています。
 ところが今回は、
「確かに、この件にはタイムジャッカーが噛んでいる。でも、情報が錯綜していて私にもよく読み解けないんだ。」
「なんだ・・・。」
珍しくも役に立たないパターン。いつもならバチッとヒントをくれるのですが。
「ひとつ教えられるのが、この件は『流れ星』から始まった。」
「流れ星・・・?って、それってどういう・・・」
今回は、ただ1つのキーワードのみで姿を消してしまいました。
「またいなくなった・・・。」

 その後、先程のカリンはソウゴを振り切って屋上にいましたが、そこに迫る魔の手。
突如として彼女の首を絞る不審者の顔は・・・まさかの草加。
ほんと雰囲気変わらないなあ・・・。
 丁度その頃、合流したソウゴと未来人2人。
「どうだった?」
「見つかった。」
この直後に、カリンが屋上から転落。
 慌てて現場に向かうと、そこにはカリンとアナザーフォーゼが。
本家よろしく頭をキュッと鳴らし、3人に向き直ります。
「アナザーライダー・・・!」
「さっきの?お前が彼女を・・・!」
屋上から落ちたカリン、屋上にいた草加・・・もしかして草加がアナザーフォーゼに?
 宇宙キター、のポーズで威嚇するアナザーフォーゼ。さながらレッサーパンダのようです。
「下がってろ。行くぞ!」
ツクヨミを下がらせると、ソウゴとゲイツは変身の体勢へ。
「ジクウドライバー!」
「ジオウ!」
「ゲイツ!」
「「変身!!」」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー・ゲイツ!」
「仮面ライダー!ジオウ・・・」
アナザーフォーゼは見た目通りのパワーはもとより、本家同様のモジュールをも駆使。
「チェーンアレイ・オン」
「ケン!」
「Oh No!」
それぞれ武器で防御しようとしますが、そのパワーは圧倒的です。
 ジオウが転がされ、ビルドのライドウォッチを落とすとこれに目をつけたゲイツ。
「貸せ!」
同意を得る間もなくこれを起動。
「ビルド!」
「アーマータイム!」
「ベストマッチ!ビルド!」
だいたいジオウのそれと変わりませんが、顔は『びるど』。
 ゲイツとアナザーフォーゼが戦っている間に、ツクヨミはカリンを救助。
「大丈夫?」
ゲイツはそのままアナザーフォーゼ相手に押し込み、必殺技の体勢へ。
「フィニッシュタイム!」
「ビルド!」
「ボルテックタイムバースト!」
するとジオウの時はひどい有様だったのですが、今回は数式が完全再現されています。グラフもちゃんと曲線。
 倒せないまでも、ひとまずは退けたかと思われたその時、自らアナザーフォーゼへと向かうカリン。
「君は離れてて!」
制止も聞かず、離れようとしません。
このとき、アナザーフォーゼ体表の年号が読み取れました。
「2011・・・。」
その後、アナザーフォーゼはカリンを引き剥がし、
「ランチャー・オン」
忌々しげな様子で、ランチャーの爆炎にまぎれて姿を消しました。
「逃げられたか・・・。」
ともかくも戦いが終わったことで、ようやく転落したのがカリンだと気づくツクヨミ。
「あなた、山吹カリンさん・・・?」
「誰?何で私のことを・・・?」
「あなたは、あいつに狙われてる。」
「でも心配しないで。俺たちが守るから!」
しかし、すごく嫌そうな顔・・・ついには逃げ出してしまいました。
「えっ?ちょっと待って!」
「おい・・・。」
変身を解いてカリンを追いかけようとすると、待ち構えたように出てきたのはいかにもな男子生徒。
・・・って、この2人もしかしてMOVIE対戦アルティメイタムの?時系列的にはほぼ一致しますが。
「うおーっ!今のって仮面ライダーだよな!?」
「マジで・・・マジでー!?」
すると一方的に、弦太朗の友達のサインを繰り出し、
「おおー・・・何?」
ソウゴは困惑する他ありません。
「俺たち、仮面ライダー部なんだけど!」
いきなり出てきた懐かしい単語。
「仮面ライダー部?」
「この学校に前からある部活です!」
「本物の仮面ライダー、初めて見たぜ!」
「そうだ!俺たちの部室に来いよ!よっしゃ!来い!ほら!何ボサッとしてんだ!早く来い!先行っちまうぞオイ!」
ものすごいテンションの高さで、強引にソウゴらを部室に案内してしまいました。
この過程で、バカ正直にもソウゴにビルドウォッチを返すゲイツ。つくづく人が良いと言うか。

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Posted by jerid_and_me at 22:35Comments(8) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2018年09月24日

今週の仮面ライダージオウ「第4話 ノーコンティニュー2016」

 エグゼイド編の後半となる第4話。
「この本によれば普通の高校生、常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者・オーマジオウとなる未来が待っていた。彼は、クリアできないゲームをやった人々が意識不明になるという怪事件を追う中で仮面ライダーエグゼイドが事件の鍵を握っていることに気づく。そして常磐ソウゴはついに宝生永夢に出会い、エグゼイドの力を・・・。」
またちょっとだけ言い過ぎると、ニヤリと笑ってそこで止めました。

 レベル2でありながら、それぞれビルドアーマーとドライブアーマーのジオウとゲイツを圧倒するエグゼイド。
と思ったら、そこで三者が一様に停止。
 現れたのはタイムジャッカーのオーラ。
「タイムジャッカー・・・!」
「えっ?」
「煩わせないでよ。もう一回やり直すしかないじゃない。」
オーラは変身が解けた男性からアナザーエグゼイドのウォッチを抜き出すと再起動。
「エグゼイド!」
「それじゃあね。」
ウォッチを男性の体に戻すと、時間の停止を解除。男性は再びアナザーエグゼイドへと変貌し、同時に永夢の変身が解けてしまいました。
 アナザーエグゼイドはゲームエリアから姿を消し、これにより3人もゲームエリアから追い出される事に。
「大丈夫?」
ツクヨミも出てきて、ジオウ組3人が永夢の前に揃いましたが
「君たちは・・・誰?」
アナザーライダーが健在なことで、永夢はライダーなど知らないという事になったようです。
よく見ると聴診器もゲームスコープではなく、ごく普通のものになっています。

 この永夢は先程の殺気はなく、それどころかやはり何も覚えていないようです。
「エグゼイド・・・?何それ。」
「やっぱり、覚えてないんだ。自分がライダーだってこと。」
「アナザーライダーが復活すると歴史が書き換わるのかも・・・。」
ビルドの時同様、アナザーライダーが出現した時点でそれより未来のライダーはライダーではなくなり、アナザーライダーを倒すことで一時的にその影響を取り除けるようです。
「それより、君たちはどうして僕を追ってきたの?」
「もちろん、意識不明になっている被害者を助けるため。」
「そうか・・・。」
「あんたもだよね?俺たちに協力してくれないかな?」
「見ただろう?あのアナザーライダー。奴を倒せば全てが解決するんだ。」
ライダーではなく、いち関係者として協力を求めるソウゴらですが
「君たちはこの件から手を引いてくれ。」
即座に関与をやめるよう要求されてしまいました。
「えっ?」
「僕のやるべき事は、君たちとは根本的に違うから。」
あくまで医者であって怪物退治は仕事ではないというのか、それとも。

 クジゴジ堂に戻った3人。
「何なの?あの人。協力どころか私達の邪魔をするなんて・・・。」
「とにかく、あいつに頼ってても埒が明かない。2016年に行って俺がアナザーエグゼイドを倒す。」
単身2016年に向かおうとするゲイツ。ソウゴもついて行こうとしますが、
「ああ・・・?ちょっと待って!」
「ジオウ。お前はこれ以上首を突っ込むな。」
思い切り突き放されています。
 ツクヨミがフォローするには、
「ごめんね。ゲイツも、今のソウゴを憎んでる訳じゃないの。ただ・・・この間、ソウゴがゲイツに言ったでしょ?」
「目の前の困ってる人や友達を放っておける訳ないだろ?そういう気持ち、ゲイツにはないの?」
という言葉が悪い方向に作用しているようです。
「私にもゲイツにも、助けたかった仲間や人々がいた。でも、助けられなかった。みんな、オーマジオウを倒して未来を変えようとしたけど、志を果たせず倒れたの。」
「未来の俺が・・・。」
「そう。死んでいった仲間を思えば、今目の前にいるソウゴはゲイツにとって倒すべき敵でしかない。」
だからこそ一緒に戦う、それもオーマジオウへと近づくような事はさせられないという。
「そっか・・・。じゃあツクヨミも、今の俺を倒すべき敵として見てるの?」
そう聞かれると、ツクヨミは自分でも戸惑っているといった様子で
「分からない・・・。でも、少なくとも今のソウゴが魔王にならないように導きたい。そう思ってる。」
自分たちだけでなく、ソウゴの未来も変えたいという思いを伝えました。
「・・・そっか。」
それを聞いたソウゴは、どこかしみじみと満足げな顔。

 赤いタイムマジーンで2016年に飛んだゲイツ。そこは・・・
「マイティジャンプ!マイティキック!マイティマイティアクション!X!」
「マイティ・クリティカルフィニッシュ!」
エグゼイド・レベル2がまさにバグスターと戦っているところ。つまりアナザーライダーが出るより前という事ですね。
「仮面ライダーエグゼイド・・・。」
さらに、戦っているのはアランブラであり、同時に必殺技を繰り出すブレイブの姿も。
「タドル・クリティカルフィニッシュ!」
「ゲームクリア!」
この2人が同時必殺技でアランブラを倒した回、というと第2話の時間でしょうか。
 すると、オペを終えたブレイブとエグゼイドがタイムマジーンの接近に気付き、
「あっ・・・。」
「何だこりゃ?」
その前に降り立って、歴史に本格的に介入していくこととなりました。

 病院内で事情を説明すると、
「えっ!?未来人?」
「お前らから見たらな。歴史を変えようとする連中がいる。そのせいで、お前らの持つライダーの力が消えることになる。」
「それを忠告しに来てくれたってこと?」
「お前に異変があるまで待たせてもらうぞ。それがアナザーライダーの現れるサインだ。」
すると飛彩は、
「くだらない。未来だの歴史だの、バカな話で俺の時間を無駄にさせるな。」
2018年では割と協力的だったのですが、今は冷たいです。まあ、この頃はまだ永夢ともあまり良い関係ではありませんでしたからね・・・。
「冷たい奴だな。」
「あなたも似たようなもんですけど。」
えっ、という様子のゲイツ。自分の言いたいことだけ言ってるのはゲイツも同じでした。

 なんてことをやっている間に、アナザーエグゼイド誕生の時を迎えます。
ストレッチャーで運ばれていく少年と、それに付きそう父親。
「ケイスケ、大丈夫か!?」
「苦しいよ・・・助けて、お父さん・・・。」
ここで時間が止まり、オーラが登場。
「えっ・・・?何が起こってるんだ!?」
「私はタイムジャッカーのオーラ。あなたに、ちょっとだけ悪い知らせと、めちゃくちゃいい知らせがあるの。」
前回はここまででしたが、今回はその続きが。
「この子の心臓は、もう長くは持たない。」
「えっ・・・?」
「見たらわかるでしょ。」
いや医者でもなかなか分からないと思いますが・・・。
「ケイスケが・・・?」
「これが、ちょっとだけ悪い知らせ。ただ。私と契約すればこの子供の命は助けることができる。これが、めちゃくちゃいい知らせ。どうする?」
またしても、命の懸かった有無を言わさぬ場面で契約を持ちかけるのがタイムジャッカーのやり口のようです。
 当然、これを飲む父親。
「いい子。」
「エグゼイド!」
ブランクからアナザーエグゼイドのライドウォッチを精製すると、これを父親に装填しアナザーエグゼイドへと変貌させてしまったというのが発端でした。
「今日から、あなたが仮面ライダーエグゼイドね。」

 これにより、即座に永夢に異変が生じます。
「何だ?」
ゲイツもこれを見逃しません。
「始まったか!」
が、永夢を見張るために小児科にいたのが運の尽きと言うか、妙な服やライドウォッチのせいで子供らにまとわり付かれています。

 早くも、例のゲームをプレイする若者に目をつけたアナザーエグゼイド。
ゲイツはバイクで急行し、一気に片をつけようとします。
「食らえ!」
「タイムバースト!」
バイクを回転させたりとたびたび体当たりを仕掛け、アナザーエグゼイドを撃破。
が、倒したと思ったそばから復活。ビルドの時とは違い、また来るというよりは回復という感じです。
「何だと!?」
現代ならともかく、発生した時間のごく近くにまで遡っても倒せないとは一体・・・?

 ゲイツは、この事をすぐにツクヨミに連絡。
「どういう事?アナザーエグゼイドが生まれた2016年に行けば倒せるんじゃないの?」
「どうすれば奴を倒せるか、ツクヨミも分かる範囲で調べてくれ!」
もはや情報頼みですが、今は被害が拡大しないよう戦い続ける他ありません。
 ここでソウゴの頭に思い出されるのは、
「永夢のやるべき事って何だろう?」
という点。

 2018年、その永夢はアナザーエグゼイドのゲームエリアに呼ばれ
「もうやめてください、飯田さん。目を覚ましてください!今、ケイスケくんが必要なのは、あなたがそばにいる事なんです。」
トゥルー・エンディングを思い起こさせる台詞。
この言葉に、アナザーエグゼイドは変身を解きますが
「じゃあ何か?ケイスケが死ぬのを、指をくわえて見ていろって言うのか!?」
永夢の胸ぐらを掴み、突き飛ばす父・飯島。
「医者が救ってくれないなら、俺が救うしかない。邪魔をするな。」
再び凶行に走ろうとする飯島ですが、これに異議を唱えるソウゴ。
「邪魔なんてしてないと思う!」
「君は・・・。なぜ?」
「もう一度調べさせてもらった。そして分かったんだ。今回の事件の被害者には、ゲーム以外にもう1つ共通点があった。小柄な若者に限られている事・・・それはつまり、臓器のサイズが同じ人だけが選ばれてるってことを意味する。」
 さらに、飛彩に病状についても確認したところ、
「突発性拡張型心筋症。もう一年早くうちに転院してくれば、俺が鏡式バチスタ手術変法で治せただろう。しかしここまで病状が進行しては、臓器移植すら困難な状況だ。」
時を経てなお天才外科医ぶりに磨きのかかった飛彩をして、半ばさじを投げさせるという難病。
「父親は、あの子の心臓のサイズに合ったドナーを集めるために、アナザーライダーの力を使ってこのゲームを生んだ。そして永夢は、あの子に生きる力を取り戻してもらうため、父親を連れ戻そうとしてるんじゃないか?」
 という名推理。
「よく分かったね。」
「似た人を知ってるから。」
と、ツクヨミに目をやるソウゴ。
「倒さなきゃいけない相手なのに、その相手のことを救おうとしてる人をね。」
「少なくとも、今のソウゴが魔王にならないように導きたい。」
最悪の事態を避けるために導くと言うのは救済も同じ。
「それに、助けたい人を助けるため必死になってるのはここにいるみんなの共通点だから。だから、あんたの気持ちもわかる。けど、他の人を犠牲にするのは違う!」
 真っ向から正論をぶつけるソウゴ。しかし、
「うるさい!うるさいうるさい!こんな事してる間に、ケイスケは死に近づいてる!あの子には時間がないんだ。」
「エグゼイド!」
「飯田さん!」
説得もむなしく、飯田は再びアナザーエグゼイドに変貌し、ゲームエリアへ。
 失意の永夢に、ソウゴは
「永夢が全部を背負う必要はないよ。患者を救うのは医者に任せた!アナザーライダーは・・・あの子の父親は俺に任せてくれ。俺、王様になりたいからさ。民を救うのって王様の役目だろ?」
 いきなり妙な夢が飛び出し、何を言っているんだという目をした永夢ですが
「そっか・・・。」
この言葉に納得したのか、ポケットからエグゼイドのライドウォッチを取り出すと
「ライドウォッチ・・・!」
「何で持っていたのか分かんないんだ。でも、持ち主が現れた時、返そうと思っていた。多分、それが君だ。」
どうやってブランクのウォッチを手にしていたのか、経緯は謎ですがその持ち主がソウゴであると確信。
「飯田さんを頼む。」
「なんか・・・行ける気がする!」
自信を得て、いざタイムマジーンで2016年へ。
「タイムマジーン!」
「行くぞ!」
と思ったら、思わぬ相手・・・ゴーストのキャプテンゴーストに妨害を受けます。
 こちらもロボットに変形。操っているのはウール。
「うわっ!邪魔する気か?だったらこっちもだ!」
タイムマジーン内で変身。
「ジクウドライバー!」
「変身!」
「ジオウ!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー!ジオウ・・・」
中のジオウが変身することで、タイムマジーンは巡航モードからロボットモードへと変形。
 ロボット同士の戦いは途中までは互角だったものの、中身が変身しているせいなのか最終的にジオウのタイムマジーンがオーラを圧倒。動きを止めたところで、気を取り直してゲートへと突入します。
「なかなかやるね・・・さすがジオウだ。」
負けたのに口が減りません。

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Posted by jerid_and_me at 21:35Comments(7) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2018年09月17日

今週の仮面ライダージオウ「第3話 ドクターゲーマー2018」

前回はエグゼイド編という事で、その力を受け継いだソウゴという話でした。
あらすじ紹介はやはりウォズ。逢魔降臨暦を開き、
「この本によれば、普通の高校生・常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者オーマジオウとなる未来が待っていた。彼は、2017年の時空にてアナザービルドを倒すことに成功。そしてビルドの力を奪い、仮面ライダービルドがいない歴史に変えたのだ。魔王へ続く偉大なる道を歩みだした常磐ソウゴに、天才ゲーマーMが・・・おっと失礼。ここから先は、まだ皆さんには未来の出来事でしたね。」
 この喋り、なんか既視感があると思ったらエルシャダイのPVですね。何年か前にちょっと流行ったやつ。

 その日も一番最後に起きてきたソウゴ。
朝食の席には、早くもゲイツとツクヨミが。
「おはよう。」
「おはよう・・・。」
人並みのあいさつをするツクヨミとガン無視のゲイツ。ここにもスタンスの違いが出ています。
 とりあえず自分の分のトーストを焼き、バターを塗ろう・・・とした所でバターナイフが手近にないことに気付きます。あたりを見回すと、目的のそれはゲイツの前に。
「バターナイフ、取ってくれるかな?」
するとゲイツはソウゴのトーストを射抜き、さらにそばの柱に突き刺さる勢いで投げて
「どうぞ。」
「・・・恐縮です。」
流石と言うか、戦闘力が高いです。
それもまともなナイフではなくバターナイフなのに、引っ張ってもなかなか抜けないほどの刺さりよう。
やっと抜けたところで転げかかっているところに順一郎が出てきて
「おお、ソウゴくん踊ってるね。でも、バターは座って塗ろうね。」
「はい・・・。」
この余裕と言うか大物感と言うか。
「コーヒー入ってるからね。今日の豆はブラジルサントス。」
「へえ・・・。」
と言いながら早速コーヒーを口にすると、
「ちょっと冷めてる。」
「ゆっくり寝てるからだよ!時間は待ってくれないよ。」
ソウゴ、時間にルーズなのか朝が弱いのか。性格を占う大事なポイントです。
「あっ、それはそうと今日からゲイツくんとツクヨミちゃんも学校行くそうだから。」
「学校?えっ!?ふたりとも歳いくつ?」
「私もゲイツも18歳。」
「同い年だったんだ・・・。」
しっかりしているのでそうは見えませんでしたが、ツクヨミもゲイツも18で、奇しくもこの時間のソウゴと同い年でした。
「じゃーん!はい、これみんなのお弁当。今日も一日がんばって!」
「張り切りすぎ。えっ?おお・・・。」
居候も含め3人分の朝食とお弁当を用意する面倒見のよさ。黙って受け取る2人もかなり気合が入った顔です。

 最初の作戦に失敗したタイムジャッカーのウールはと言うと、特に意味もなく街の人々の時間を止めて移動中。そこで、タイムジャッカーのもう1人と遭遇。
「ダメだったみたいじゃない?ウールが擁立しようとした仮面ライダービルド。」
「・・・ちょっと邪魔が入ってね。」
早速失敗を指摘され、ばつが悪そうなウール。
「邪魔って・・・誰に?」
「ジオウだ。」
「わざわざ来たの?ホント面倒くさいジジイ。」
「そっちじゃない。2018年の若いジオウ。まだ化け物じみた強さじゃないけど、気をつけるんだね。オーラも新しい時の王者の候補を探してるんだろ?」
「ご心配なく。私は私で、とっておきを仕込み済みだから。」
その辺で泊まっている子供の風車を取り、吹いて回してみせる2人めのタイムジャッカー・オーラ。

 風車だからといってダブル編ではなく、次なる舞台は2016年。回っているのはストレッチャーの車輪。
救急車に運び込まれていくのは少年。これを見た近所の少年らは
「あれ、ケイスケじゃね?」
「えっ、何かあったのかな?」
運ばれていくケイスケ少年に付きそうのはその父親。
「ケイスケ、大丈夫か?」
「苦しいよ・・・。助けて、お父さん・・・。」
その時、父親以外の時間が停止。そこで現れるのがタイムジャッカー。
「えっ・・・?誰だあんた?何が起こってるんだ!?」
「私はタイムジャッカーのオーラ。あなたに、ちょっとだけ悪い知らせと、めちゃくちゃいい知らせがあるの。」
その内容は今は明かされはしませんが、おそらくケイスケ少年が本来の歴史では・・・という話と、アナザーライダーになって歴史を覆せばそれが変わるという話でしょうね。
 父親はアナザーエグゼイドへと変貌。
「エグゼイド!」

 いつものように投稿するソウゴ・・・ですが、その背後にはツクヨミとゲイツも。
「まさか、俺と同じ学校に編入するとは思わなかったよ。」
同じ制服ではありますが、それぞれ謎アーマーと謎マントは相変わらず着用中。これは目立つ・・・。
「本当に通学する訳ないだろう。めでたい奴だ。」
「違うの?」
「私達が未来から来たって言っても、ここでは説得力に欠けるでしょ?高校生って事にしといた方が活動しやすいと思ってね。」
「活動・・・?」
「忘れるな。俺はお前を消しに来たんだ。今はお前がオーマジオウとなる確信を掴むまで、見張ってるに過ぎない。」
「そのために制服まで用意して・・・大変だね。」
なんか哀れみの目を向けられて
「今すぐ倒してやってもいいんだぞ。」
言ってることは物騒ですが、ほっぺを握る様子が何とも微笑ましい。
「はいはい、そこまで。とりあえず、ソウゴはいつも通りに生活してくれればいいから。」
ツクヨミはゲイツと比べるとだいぶ態度が柔らかいのですが、行動指針は同じなんですよね・・・。

 いざ授業が始まってみると、ソウゴの授業を隠れて(隠れているつもりで)監視している2人。
「いつも通りって言ったって・・・。」
すごく面白い事になっています。意味があるのか分からないオペラグラスで見張るツクヨミに、そのマントに隠れるゲイツ。
 職員室に顔を出しても、
「日直ノート持ってきました。」
「おう。」
職員室の窓に貼り付いています。誰も気が付かないもんでしょうか・・・?
 更にトイレに入ると、個室で待ち伏せしていたり。監視と言うかストーカーすぎる・・・。
そっと扉を閉じ、別のトイレに向かうソウゴ。しかも追ってくる。
 極めつけは、屋上でお弁当でもと思ったら、さらに上で先に始めつつ監視している2人。ツクヨミはやたらエンジョイしていますし。
こうなると、流石にソウゴも
「あっ、あれは!」
虚空を指さして注意を逸らすと、屋上から離脱。
「いない!?」
「しまった・・・!」
このポンコツぶりが好きです。

 そうしてソウゴが向かったのは、体育用具の倉庫。
「弁当ぐらい落ち着いて食べさせてよ、全く・・・。」
流石にここなら無人だろう、と思っていたらまさかの先客が。
「うわぁ!?」
「うおっ!?・・・って常磐か。驚かせんなよ。」
そこにいたのはクラスメイトの小和田。
「あれ?小和田、今日授業いた?もしかしてサボり?」
「これ、やってんだよ。まだ誰もクリアした事のない無理ゲー。」
「へえ〜。」
「もう少しでクリアできるんだけど、ここで終われっかよ。」
手にしているのは見覚えのあるゲーム機・・・と言うか、思いっきり幻夢コーポレーションのロゴが入っていますし、ゲーム画面はマイティアクションXの色違い。
「ふーん、小和田ゲーム得意なんだ。王室のコンピューターセキュリティは君に頼んだ!」
「王室って・・・。常磐、お前まだそんな事言ってんの?」
「うん。」
3年生ともなると、クラスメイトもすっかり慣れたという反応です。
 ここで、外から教師の声が。
「おーい、誰かいるのか?」
「やっべ!4限サボってたのバレる!」
うろたえる小和田ですが、ソウゴは
「よし、ここでじっとしてなさい。」
ひとり表に出ると
「常磐か!お前だけか?」
「そうです。ぼっち弁当しようとしてました。」
「用事もないのに、倉庫の中入っちゃダメだって言ってるだろ。あとで職員室来い。」
「はい。」
呼び出しを食らう羽目になりましたが、倉庫に戻ると
「災いは去った!」
「悪いな、嘘までつかせて。」
「嘘は言ってない。あとは存分にゲームに励みなさい。」
ぼっち弁当は事実。プレイを眺めながら食事にしようかと思ったその瞬間、小和田のゲーム画面に異変が。
 強い光が放たれると、そこへ突如アナザーエグゼイドが出現。
小和田を捕まえ、頭に手をかざすと小和田はすぐに意識を失ってしまいました。
「小和田?小和田に何をした!?こいつ・・・この間のアナザービルドの仲間か?」
アナザーライダーとわかると、ソウゴはすぐに変身の体勢へ。
「ジクウドライバー!」
「ジオウ!」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー!ジオウ・・・」
体育倉庫狭しと戦闘開始・・・と思ったら、次の瞬間には姿を消しているアナザーエグゼイド。
「いない・・・?おい、おい小和田!大丈夫か?小和田!」
倒れた小和田は一向に目を覚まさず、そこへ追いついてきたゲイツら。(弁当片手に)
「ここにいたか。」
「小和田!」
「どうしたの?」
「アナザーライダーだ・・・!」

 ともかくも、倒れた小和田を病院へ連れて行きますが
「また同じ症状か・・・。」
「また、ってどういう事ですか?」
「最近、彼のように突然意識不明になってしまう症状の患者が多いんだ。原因も分からなくて、処置ができずに困ってるんだよ。」
小和田のような症状の患者がここのところ多いという。ビルドに続き、こちらもかなり被害がえげつないですね・・・。
「あれは病気なんかじゃない。小和田も、他の患者さんたちもあのアナザーライダーにやられたんだ。早く捜さないと、次の被害者が出る。」
「捜さないと、って・・・どうやって?」
「手当たり次第。走り回ってでもやるしかない!」
早速、対策に乗り出そうとするソウゴ。
 しかしゲイツは、
「待て。お前はこれ以上、この事件に関わるな。」
と何故かソウゴを止めます。
 と言うのも、
「アナザーライダーを追えば、お前がジオウの力を使い、また過去のライダーの力を奪う可能性が出てくる。」
「奪うって、そんなつもりは・・・!」
「お前がビルドの力を得てビルドが消え、オーマジオウへの道を歩み始めた。それが事実だ。とにかく関わるな。」
このままアナザーエグゼイドの事件に関わり続ければ、またそれを倒してエグゼイドの力を奪う=オーマジオウにまた一歩近づくと考えての事。
 ところが、これで引くソウゴでもないようで。
「そういう訳には行かないよ!眼の前の困ってる人や友達を放っておける訳ないだろ?そういう気持ち、ゲイツにないの?」
そう言われてゲイツが思い出すのは、オーマジオウとの戦いの中で倒れた仲間たちの事。
「あるさ・・・感情を枯らすほどにな!」
いくら今の時間のソウゴとは因果関係とは薄いとはいえ、その点については冷静になれません。
 ゲイツに胸ぐらを捕まれ、小和田のゲーム機を落としたソウゴ。
これを拾うとき、異変の始まりはこのゲームにあったことを思い出しました。
「もしかして、このゲームが関係してるのかも。」
そこに気づいたは良いのですが
「とはいえ、どうなってるんだろう?」
ゲーム機からアナザーエグゼイドが突如出現した、とは言ってもゲーム機自体は普通に出回っているそれのようです。
 すると、ツクヨミが手持ちのタブレット端末で何やら怪しい都市伝説サイトを見つけました。
「見つけた!」
「えっ?」
「クリアできないゲーム。挑戦したプレイヤーは謎の呪いにかかり、まだ誰もクリアした者はいない。ネット上で、都市伝説みたいな噂になってるみたい。」
仮面ライダークロニクルの事でしょうか。
「やっぱり、このゲームがアナザーライダーにつながってるのか。よし、俺もやってみる!」
とプレイを開始したソウゴですが、その後はもう死にまくり。
「ゲームオーバー」
「オーバー」
「オーバー・・・」
聞き覚えのある音とともにゲームオーバーを連発。調査になっていません。
「またダメだ・・・全然うまくいかない。」
「もしかしてソウゴって・・・ゲーム苦手?」
「そうだけど、ツクヨミは?」
「手を使うゲームなんてやったことない。」
「未来すげえ・・・。」
どうやら、未来ではVRとかそんな感じで、今のようなコントローラーを使うゲームなんて流行らないんでしょうか。
 ここでゲイツからぽろりと嫌味が出ますが、かえってそれがヒントに。
「フン。だいたい、クリアできないゲームの謎を素人だけで暴こうとする方が無謀だろうが。」
「そっか!俺みたいな素人じゃなくて、ゲーマーを探せばいいんだ!ありがとう、ゲイツ。」
「助言したっ・・・!助言した訳じゃない!」
なんという分かりやすいツンデレ。
 すると、またしてもツクヨミがゲーマーの情報を探し当てました。
「見つけた。どんな無理ゲーでもクリアできそうな天才ゲーマー。」
「早っ!」
使っている端末の性能なのか、情報調査について非常に頼りになります。

 早速、近くのゲーセンを当たるソウゴ。
ツクヨミの調査によると、
「ゲームの天才、ハンドルネーム『M』本名不明。数々の大会で優勝。ただし、コンタクトは取れない・・・。」
やはり永夢の噂でしたが、既に表舞台から去って医者になっているのでは見つけようもありません。
「って、そんなの簡単に見つかる訳ないじゃないか!」
絶望していると、直後にすぐ近くで男性の悲鳴が。
 向かってみると、今まさにアナザーエグゼイドがプレイヤーを意識不明にする所でした。
「アナザーライダー!?」
しかし、やはりアナザーエグゼイドはすぐに姿を消してしまい、解決の糸口とはなりません。
 このタイミングで現れるウォズですが、
「やあ、わが魔王。」
「大丈夫ですか?しっかり!大丈夫ですか?」
緊急時につきガン無視。
「元気そうで何よりだ。」
「また出た。今、君に構ってる場合じゃないんだ。病院、救急車・・・。」
「病院か。この本によれば、聖都大学付属病院に連れて行く事になっている。」
「聖都大学付属病院・・・?」
多くの視聴者には聞き覚えのあるその名前。

 ともかくも救急車を呼んだようですが、搬送された先はウォズの情報通り聖都大学付属病院。
「また被害者が・・・。」
「うん。でも、何でこの病院なんだろう?」
すると、近くを通る看護師の噂話が聞こえてきました。
「聞いた?あの新米先生、今日も無断欠勤なんだって。」
「まさか、ゲームのやり過ぎとかじゃないでしょうね?ものすごいゲーム好きって噂じゃない、永夢先生。」
「M・・・?」
「ゲーム好き!?」
意外なところで話が繋がり、即座に食いつきます。
「すみません!あの・・・今、Mって言いましたよね?」
「ああ、永夢先生のこと?」
「もしかして・・・天才ゲーマーM?」
すると今度は聞き覚えのある声が。
「小児科医に何の用だ?」
振り向くと、数多くの医師や看護師を引き連れた飛彩の姿が。白い巨塔のような光景です。
「キャーッ!鏡先生!」
「天才外科医、鏡飛彩先生。カッコいいでしょ!?」
「カッコいいでしょ!?ねえ、カッコいいでしょ!?」
「見てる!目合った目合った!ああ〜!」
周りの看護師のほうが大興奮。
 彼女らを振り切り、前に出たツクヨミは
「あの・・・!私達、クリアできないゲームってのを追ってるんです。」
「何・・・?」
この言葉に、飛彩も反応。

 その後、飛彩に事情を聞くことに成功。
「うちの病院にも、原因が分からず意識不明となった患者が何人も入院している。小児科医もその原因を追っていた。」
その少し前に、
「クリアできないゲーム・・・?」
「はい。意識不明の患者たちはみんな、そのクリアできないゲームをプレイしていたんです。」
「ゲームと症状に因果関係があるという事か?」
「分かりません・・・。でも、プレイしてみる価値はあると思います。」
というやり取りがあったようです。
「その永夢とか言う医者が、この事件の鍵を握っているという事だな?」
ふと気づくと、事件に積極的に絡んでくるゲイツに対し、ツクヨミはニヤニヤしながら
「ゲイツ・・・いつの間にか前のめりになってるね。」
「違う!これはだな・・・!」
慌ててそっけないふりをしますが、やはり人の良さが隠せません。
「そう言えばさっきの看護師さん、永夢先生が無断欠勤って言ってたよね?」

 飛彩によれば、やはり永夢もまた行方不明。
アナザーライダーの出現によるものか、それとも。
 永夢のデスクには、謎のメッセージを記した付箋が。
「小児科医が行方不明になる前に残したメモだ。このゲームの手がかりかもしれん。使えるか?」
と、ソウゴではなくゲイツに手渡す飛彩。
「なぜ俺に?」
「なぜかは分からないが、お前たちには協力をしなければいけない気がする。」
2号ライダー同士の奇縁か、それともライダーは助け合いなのか。ともかくも、
「ありがとう!」
貴重な手がかりを入手しました。

 その付箋に書かれていたのは、
『unten unten oben oben rechts links rechts links zuletzt,alle tasten g0leichzeitig druck』
という英語とは違う言語。
「ウンテン、ウンテン、オベン、オベン・・・?レ・・・レッチュ?これ何語?」
「さあ・・・?」
皆目見当もつかないというソウゴとツクヨミに、ゲイツは
「ドイツ語だ。」
「ドイツ語?なんで?」
「日本の医療の共通言語だった時代の名残だ。」
「へえ〜・・・。」
「貸せ。」
またも前のめりになり、内容を見るとそれを流暢に読み
「どういう意味?」
「下下上上右左右左。」
どこかで見たようなコマンド。
「これって・・・キーの操作だ!」
早速ゲームを起動し、実践。
「下下。」
「下下・・・。」
「上上。」
「上上・・・。」
「右左右左。」
「右左右左・・・。」
「最後に、全てのキーを同時に押せ。」
すると、小和田のときと同様に画面がバグり、ゲームの進行が停止。
「スクロールが止まった。」
「いや、捕まえたんだ!」
さらに画面が発光。
「うわっ!何か・・・行けそうな気がする!」
すると、実際にゲームエリアへと行ってしまいました。
「うおーっ!」
「何!?」
座っていたベンチまで消え、尻もちをつくソウゴとゲイツですが、すぐに臨戦態勢に入るゲイツはやはり戦い慣れしていますね。
「ここは・・・?」
「もしかして、ゲームの中?すっげえ!」
「ゲームでもコンピューターでも、バックドアというものは存在する。永夢という奴はこれを探し続けていたんだろう。」
「はあ・・・。」
いちいち格好のつくゲイツ。レジスタンスでも精鋭だったのでしょうか。
 なんてやっていると、
「お出ましのようだ。」
アナザーエグゼイドが登場。やはり本拠はゲームの中のようです。
「招かざる客が来やがったって感じだな。」
やる気満々の2人ですが、
「わかってる?あいつをここで倒したところで、多分完全には消滅しない。」
「うん。でも倒さない事には、何も始まらない!」
2016年、発生直後に遡らないことには倒せない事は百も承知。事実、この行動が勝利に繋がったのがビルド編でした。
「ジクウドライバー!」
「ゲイツ!」
「ジオウ!」
「変身!」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー・ゲイツ!」
「仮面ライダー!ジオウ・・・」
協力して謎を追い、ダブル変身ってもうかなり仲間ですよね・・・。

後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 22:34Comments(11) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2018年09月09日

今週の仮面ライダージオウ「第2話 ベストマッチ2017」

 まだまだ謎だらけという1話でしたが、今回も顔見せをしつつビルド編後半。
あらすじ紹介は逢魔降臨暦を手にしたウォズ。
「この本によれば、2018年9月、普通の高校生・常磐ソウゴ。彼には、魔王にして時の王者オーマジオウとなる未来が待っていた。それを未来から阻止しに来るゲイツとツクヨミ。しかし、常磐ソウゴは仮面ライダージオウの力を得る事を選び、アナザービルドを倒す。そしてジオウは仮面ライダービルドの力を奪い、魔王への第一歩を踏み出すのだった。」
・・・あれ、先週Cパート見逃した?となる内容でしたが、
「おっと、先まで読みすぎました。」
あらすじ紹介でネタバレするスタイル初めて見た。

 さて前回の続き。
ゴーストアーマーを装着したゲイツがジオウを襲撃。
「行くぞ、オーマジオウ!」
オレ、ムサシ、ニュートン、エジソン魂とともに一方的に攻撃。もはや数の暴力です。
「なんかヤバい気がする・・・!」
このままだと勝てない、という気配がムンムンと。
「この時代のお前に恨みはない。でも未来のためだ。」
「フィニッシュタイム!」
「ゴースト!」
「・・・消えてもらう。」
「オメガ・タイムバースト!」
いよいよジオウを始末しようとするゲイツ。英雄ゴーストの力を集めたキックを繰り出しますが、割って入ってキックを受け止めるのは黒いタイムマジーン。
「ツクヨミ!?」
「ジオウ、あなたは逃げなさい!」
ジオウを止めたいのはツクヨミも同じはずですが、ゲイツを止めてしまいました。
「分かった、でも・・・。」
どう逃げたものか、と狼狽えていた時、腕のホルダーに『バイク』のウォッチがあるのを発見。
「バイク・・・?なんか行けそうな気がする!」
ライドウォッチを起動して放り投げると、巨大化してバイクへと変形。これに跨って逃走するジオウ。免許持ってるんでしょうか・・・?
「させるか!待て!」
ゲイツも同様にバイクを起動し、ツクヨミのタイムマジーンをかわしジオウを追走します。
 やがて追いつかれ、妨害を受け急停止・・・かと思ったらそのまま後輪をスライドさせて180度方向転換して一気に距離を離すという高等テクニックを見せました。
そしてコーナーの先でバイクから飛び降り、バイクをウォッチに収納して身を隠すことでやり過ごすという・・・なかなか頭が切れますよ。
「どこだ・・・?」
まさか道から外れているとは思いもせず、まんまとジオウを見逃してしまいました。
 そこへ降り立つツクヨミ。
「どういうつもりだ!何で俺を止めた!?」
ゲイツのこの追及に対し、
「自分でも、よく分からない・・・。」
体が勝手に動いたというツクヨミ。ゲイツも深く糾弾はせず、
「次は止めるなよ。」
あまり強い口調でもありません。未来はともかく、いまなんの罪もない相手を殺すことにはまだ抵抗があるのでしょうか。

 アナザービルドを生み出した謎の少年も、ジオウの出現を確認。
「ジオウが生まれてしまったか。まあ、いいや。ここまでは想定の範囲内だ。」
大物ぶったセリフですが、これは後々想定を上回られるフラグですよね・・・。
 アナザービルドから戻った青年を起こし・・・まだ何か利用価値があるのでしょうか。

 どうにかゲイツから逃げおおせたソウゴ。
「はあ・・・えらい目に遭った。うわっ!?」
行く手にはまたウォズが。
「再びお目にかかれて光栄だよ。わが魔王。」
跪いてみせますが、ソウゴにしてみたら知らない不審者。
「って言うかお兄さん、誰?ツクヨミとゲイツの仲間?」
「私の名はウォズ。ツクヨミくんやゲイツくんと違い、私は君の協力者だ。この本によれば君はこの先、時の王者に即位するため覇道を歩む。しかしタイムジャッカーという者たちが君の即位を邪魔し、新たな王を擁立しようとしている。」

 そのタイムジャッカーである謎の少年・ウールは再びアナザービルドのライドウォッチを起動し、先程の青年を再びアナザービルドへと変身させています。 
倒したところで何度でも変身させられると言うのは厄介な・・・。

 つまるところ、未来の方針を巡っては三つ巴の争いとなっています。
「みんなで歴史を変えようとしてるの?」
「そう。正しい歴史を守ろうとしているのは私だけなんだ。君が無事、魔王への道を辿れるよう私が尽力する。」
そう宣言し、上着のフードをかぶると近くの寺から鐘の音が。それに一瞬気を取られた間に、ウォズはまた姿を消しています。
「あれ?またどっか行った。」
なんとも胡散臭い事ですが、果たして敵か味方か。

 ソウゴを捜すゲイツとツクヨミは、再び現れたアナザービルドがスポーツマンを襲う現場に遭遇。
「うわーっ!助けて!」
眼の前で、今度は野球選手がボトルに吸い込まれてしまいました。
「さっきの奴・・・何で!?倒したはずなのに。」
ボトルを回収するとバイザーと口が開く辺り、テンション上がってる戦兎みたいで雰囲気出てるなあ・・・。
「アナザーライダーか。タイムジャッカーがこの時代にも出没するとはな。放っておけ。俺たちは俺たちのすべき事をする。」
関わるまいとするゲイツですが、
「でも・・・!」
無辜の市民が襲われるのを見ると、やはり素通りはできませんでした。
「仕方ない。」
「ゲイツ!」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー・ゲイツ!」
ゲイツは変身し、アナザービルドと戦闘開始。

 クジゴジ堂に戻ったソウゴの前に、またウォズが。
「うわっ!?またいた。」
「言い忘れてたけど、さっき君が倒したアナザービルドだけどね・・・。」
「アナザービルド?」
「失礼。仮面ライダービルドと言うべきかな。」
「仮面ライダービルド?」
聞いた名前。しかし、
「こいつは仮面ライダービルド。」
「桐生戦兎。」
こっちの方はもっとシュッとしていたはず・・・。
「いや、あれはビルドに似てたけどビルドじゃないよ。」
「タイムジャッカーが歴史を変えた。今はあれがビルドなんだ。」
「じゃあ、戦兎はどうなってるの?」
「さあね。ちなみに、魔王の君でもビルドを倒す事はできない。今、まさにゲイツくんが戦闘中だけどね。」
「何だって・・・?」
魔王をしても勝てない、と言いながら慌てる様子のないウォズ。つまり逢魔降臨暦にはビルドに対する勝利の法則が既に決まっているという事でしょうね。

 アナザービルドと戦うゲイツ。ジオウよりも戦闘経験は格段にあるはずが押されています。
「ゲイツ!どうなってるの?さっきよりも力が上がってる・・・。」
先程吸収した野球選手の能力でボールを投げつけるアナザービルド。万事休すという所でしたが、ここで割り込んだジオウ。
「ジカンギレード!」
「ケン!」
ボールを切り払い、一部を打ち返すというこれまたテクニカル。
「大丈夫か?」
さっきまで、自分を倒しに来ていたゲイツをわざわざ助けに来るという行動に、ゲイツもツクヨミも困惑しています。
「これが・・・あのオーマジオウ?私達の知ってるオーマジオウ?」
ジオウは早々と必殺技の体勢へ。
「フィニッシュタイム!」
するとなんとした事か、『キック』の字がアナザービルドを取り囲み、
「タイムブレイク!」
『キック』は最終的にジオウの右足裏に収まり、顔の『ライダー』と合わせてライダーキック。この発想はなかった。キック自体の動きは割とシンプルです。
 アナザービルドを再び撃破しましたが・・・すぐにまた出てきました。
ウールが何かしたにしてもこれは早すぎる。
「何!?」
「えっ?ダメか・・・。」
ウォズの言う通り、戦力云々よりも『倒せない』ようです。
 するとジオウは、踵を返し
「もしかして、本物のビルドなら・・・!ごめん、俺ちょっと行くとこあるから!」
「どこに行くの!?」
ゲイツとツクヨミにその場を任せ、離脱。

 そしてソウゴが向かったのは、2018年のナシタ。
問題の冷蔵庫を開け、地下に向かおうとするも普通の冷蔵庫になっています。
「あれ・・・?」
困惑していると、そこに戻ってきた戦兎と龍我。
「「ツナ義ーズ最高!!」」
「くぅ〜痺れましたな万丈氏!武道館初ライブ!はぁ・・・もう涙が9.8ニュートンで落ちまくりましたよ。」
「言ってる意味が分かりませんね、巧氏。」
ところが2人ともすっかりツナ義ーズファンに成り果て・・・って武道館?巧?
「とにかく、これはツナ義ーズの伝説の始まりでしかないから!夜は〜?
「「焼き肉っしょー!!」」
「クゥ〜ッ!」
武道館でこのコール&レスポンスやってるんでしょうか。世界改変されるたびに売れていくツナ義ーズ凄いな・・・と。
「戦兎?」
「誰・・・?」
「見たことねえ客だな。ここはツナ義ーズファンカフェだぜ。」
「俺、常磐ソウゴ。あの・・・ほら、おこがましい未来人の。ビルドとクローズに力を貸してほしいんだ!」
協力を訴えますが、2人はきょとんとした顔。
「ビルド・・・?」
「クローズ?」
「忘れちゃったの?」
そんな、戦いの果てに2人だけは覚えているラストとなったはずなのに・・・。

 ゲイツの方は、アナザービルド相手にまたも必殺技。
「フィニッシュタイム!」
するとその瞬間、胸を打ち抜かれるアナザービルドの映像が出現し、
「タイムバースト!」
顔の『らいだー』、足の『きっく』がその映像に向かって伸び、アナザービルドもその映像に強制的に寄せられる形で撃破されました。
ジオウに対し、こちらはかなりスタイリッシュで凝った感じの演出です。

 時を同じくして、戦兎(巧)と龍我のポケットの中にあったライドウォッチが反応。
「ウォッチ!何で持ってるの?」
さらに次の瞬間、さっきまで肩を組んでいたのが慌てて離れる2人。
「うわーっ!」
「気持ち悪い!」
「あっ!何だよこれ!?」
どうやら、我々の知っているベストマッチな奴らに戻ったようです。
「お前、確か未来から来た・・・。」
「うん、ソウゴ!思い出した?」
同時に、2人の手にしていたライドウォッチがそれぞれ本来の形を取り戻しました。
「クローズ!」
「ビルド!」
「何だよ、これ・・・?」
困惑する龍我をよそに、これを覚えている戦兎。
「覚えてるぞ・・・。」
それは、ビルドアーマーを装着するジオウの姿。しかしBe the oneで見たそれでもない。
 戦兎はおもむろにソウゴの手を取り、
「何?」
「こいつをお前に返す。過去の俺によろしくな。」
ビルドウォッチを譲渡。
「お前のも。」
「はあ?意味分かんねえよ。」
クローズウォッチも。

 そうして両名のライドウォッチを手にしたソウゴは、戦いに戻ろうとしますが、ここで引っかかるのが
「過去の俺によろしく・・・。そうか!」
アナザービルドとの戦いの方は、やはり何度倒しても再登場しており、ゲイツもかなり疲労困憊。
「きりがない。もしや・・・?」
こちらも何かに気付きつつあるようです。
 そこへ戻ってきたソウゴ。
「ジオウ!どこ行ってたの?」
「仮面ライダービルドの所。」
「ビルドだと?」
ウォズの言葉によれば、目の前にいるアナザービルドこそがビルド。
 ソウゴはゲイツにクローズライドウォッチを渡すと、そこには2017年と記されています。
「きっと俺たちは過去に行って戦ってるんだ。ビルドと一緒に。」
「2017年に行けば、アナザービルドを倒せるかもしれないという事か。」
2人はアナザービルドを一旦放って、大急ぎでタイムマジーンに搭乗。
「タイムマジーン!」
「時空転移システム・・・。」
「起動!」
「起動!」
向かう先は2017年。

後半は追記へ。
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Posted by jerid_and_me at 22:10Comments(7) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2018年09月03日

今週の仮面ライダージオウ「第1話 キングダム2068」

 いよいよ始まった平成ライダー第20作・・・いや、平成って括りでもなくなるんでしょうか?
開始一番、目に飛び込んできたのは歴代平成ライダーの像、そしてその真ん中にそびえ立つ『常磐ソウゴ初変身の像』。
その前に立つのはジオウの究極系・・・なのでしょうか?のオーマジオウ。
 そこへ、ゲリラ風の人々が武器を手に突っ込んできました。
「突撃!」
が、銃撃が効かないどころか届いてもいない有様。
代わりにオーマジオウの方は腕をかざした程度で周囲に爆発的なエネルギーを放出し、虫のように吹っ飛ばされる人々。
 爆発の炎に照らされる平成ライダー達の像。
ライダーは人を守るものののはずが、これらの像の前でライダーが人を一方的に蹂躙しているという異常な光景です。
 すると、今度は四方からミサイルが飛来するも、これも簡単に止めてしまいました。
それどころか1つ目の巨大ロボの大群までも押し寄せてきますが、これもちぎっては投げ、ちぎっては投げといった具合。とにかく圧倒的です。
 とうとう、ごく近い周囲の時間まで停止させてしまいました。
「お前たちに私を倒すのは不可能だ。何故か分かるか?」
さらに止まった人々やロボを黒い塵のように消滅させると・・・。
「ツクヨミ!」
ゲリラの男性の一人が、ツクヨミと呼ばれる少女を塹壕に突き落とした・・・と言う所で動画が終わりました。どうやらこれは記録。

 この映像を見せているのが、動画の中で間一髪助かったツクヨミ。
「これが50年後のあなた。最低、最悪の魔王。」
「俺が・・・この魔王に?」
動画を見せられているのが主人公、常磐ソウゴ。いきなり結果から見せていくスタイル。
 流石に受け入れがたく、
「ちょっと外の空気を・・・。」
表に出ると、何やら肩に滴る粘液に見上げてみると、そこにいたのは恐竜。滴っていたのは恐竜のヨダレでした。
 いきなり恐竜に追われて大ピンチ・・・という流れでOPへ。
「時代を駆け抜けた平成仮面ライダーたち。今、その力が未来へと受け継がれる。祝え!新たなる王の誕生を!」
OPはスタイリッシュ路線ながら、ISSA氏とAAAという平成ライダーそのものの布陣。
ラストで『仮面ライダー』のロゴが流れていくのが良いですね。響鬼で仮面ライダーというタイトルを捨てていたらできなかった演出です。

 話は少し前に遡り、
「2018年9月、この時から異変は既に始まっていたんだ。」
舞台は光ヶ森高校。今回は高校生主人公と、年齢が一気に下がりました。
 下校中のところ、走り込み中のクラスメイトらしい柔道部から話しかけられるソウゴ。
「おう常磐。聞いたぜ、進路指導の話。お前、ホントに王様になるなんて言ったんだって?」
「うん。」
「『俺、王様になる!』なんて今時、子供でも言わねえぞ。」
「真面目に考えて、王様しかないと思ってるんだけど・・・。」
真面目に考えて王様・・・今度の主人公はもしかしてかなりアレな人なんでしょうか。
「目ぇ覚ましてやる。」
いきなりぶん投げられるソウゴ。リュックを背負っていなければ危なかった。
「痛てて・・・。でも今の技エクセレント!王室のSPは君に頼んだ!」
全く響いていないのに呆れ果て、
「行くぞ。」
と後輩を連れて走り込みを続行。
 ソウゴも家に向かおうと自転車に向かうと、サドルの上にはいつの間にかブランクのライドウォッチが。
「何だ?これ・・・。」
当然、この段階では全く身に覚えがありません。すると持ち去るではなく、近くの目に付きやすいところにそっと置いて再び自転車を押し始めました
落とし物を勝手に拾わないというのは立派・・・なのでしょうか。
 すると、背後には謎の赤いロボがこっそり追ってきているという奇妙すぎる状況。
胸の『ろぼ』が余計に。

 ソウゴが帰り着いたのは、ひっそりと建っている時計店『クジゴジ堂』。
時計修理致します、の看板がなければレトロな民家そのものといった佇まいです。
 玄関を潜ると、以外にも修理の応対をしている店主・順一郎。
「部品換えれば済むと思いますので・・・。じゃあ、明後日また取りに来てください。」
「じゃあ、お願いします。」
「お預かりしまーす。」
やり取りが終わったのを見計らい、
「おじさん、ただいま。」
「あっ、おかえりソウゴくん。」
「今の、お客さん?」
「うん、昔使ってたラジオを直してほしいって。」
「ふーん・・・。」
「まあ、うちね。時計屋なんだけどね・・・。」
「相変わらず大変だね。」
苦笑する順一郎。
人の良さゆえか器用さゆえなのか、専門外の仕事も請け負うことがあるようです。
 すると、待ち構えていたかのように手にとったのは大学受験に向けた予備校の講習案内。
「ソウゴくん、受験どうするんだっけ?」
さりげないふりをして聞いてみますが、
「えっ?やらないよ。王様になるって言ってるでしょ。」
真顔でこんな返しをされると保護者としてはリアクションに困るでしょう。
「だよね〜、王様だよね〜。やっぱりソウゴくんは発想が違うなあ!」
そっと特別講習の申込書をゴミ箱へ。どうしたものか、といった顔です。

 順一郎の心配を他所に、自転車で出かけるソウゴ。
すると、そこへ近づく謎の男。行く手に立ちふさがると、
「おめでとう。」
「はっ?」」
「この本によれば、今日は君にとって特別な一日となる。」
という男が手にしているのは『逢魔降臨歴』というハードカバー本。逢魔・・・オーマジオウの事でしょうか。
 呆けているソウゴに、続けて
「ただし、赤いロボットには気を付けたほうがいい。」
「はあ・・・。」
適当に聞いていると、自転車のベルが勝手に鳴動。それに視線を落とした一瞬の間に男は目の前から姿を消していました。
「えっ?」
辺りを見回していると、噂をすれば早速赤いロボが出現。
「タイムマジーン!」
「うわっ!えっ・・・何?ロボ・・・?」
赤いタイムマジーンはいきなりソウゴを狙い、明らかに殺意が感じられます。
「やっと見つけたぞ。オーマジオウ!」
彼もまた、ソウゴがオーマジオウになると知る未来人。明光院ゲイツ。
「何なんだよ、一体!?」
慌てて自転車で逃げるソウゴを、ビークルモードに変形させたタイムマジーンで追跡。ごくごく普通の下町を変形ロボが駆け抜けていくという異常な光景・・・。
 ソウゴは機転を利かせ、タイムマジーンでは狭くて入れないアーケード下に逃げ込むことで勝ち誇りますが、
「イエス!見たか!」
「逃げ切ったつもりか。」
アーケードの天井ごと踏み抜くという荒業に出ました。もう完全に殺す気です。
 自転車も乗り捨ててアーケードの出口に向かったところで、回り込まれて一巻の終わりかと思われましたが
「タイムマジーン!」
もう1体、黒いタイムマジーンが現れ、赤いタイムマジーンを跳ね飛ばしました。
「乗って!」
ハッチを開け、中からは少女がソウゴの搭乗を促します。
「誰?」
「自己紹介は後。掴まって!時空転移システム、起動!」
そのまま虚空にゲートを開き、逃走。

 ゲイツの追ってこないところまで移動した後、
「いろいろ聞く前に、とりあえずこれを見て。」
「俺が・・・この魔王?」
「ちょっと外の空気を・・・。」
そうして見せられた動画が冒頭、という流れのようです。
 で恐竜に襲われて続き。
「なんで恐竜!?うわっ!」
またしても絶体絶命、と言う所でタイムマジーンに助けられました。
「気づいてなかったの?緊急事態だから、白亜紀まで大ジャンプしたんだけど・・・。」
一瞬で白亜紀まで戻れるという、もはや完全にドラえもんの世界。
そのままソウゴを回収し、再び時間旅行。

 今度は江戸の町並み。
「マジかよ・・・。」
時代劇の世界にタイムスリップし、驚愕。訪れたのは1671年。
「本当にタイムマシンだったんだ・・・。」
実感できるレベルの過去に飛んだことで、ようやく状況を理解したようです。
「君、何なの?」
「私はツクヨミ。2068年からやって来たの。」
やっと自己紹介かと思ったら、これまた信じがたい数字。
「時の王者・オーマジオウが君臨し、人々を苦しめ、希望のない世界を創り出している。私達はそのオーマジオウと戦う道を選んだ。でも・・・。」
 ツクヨミもまた、オーマジオウに対するレジスタンスの一員。
しかしオーマジオウの力は絶大であり、人々は消耗していくばかり。そんな中、
「ゲイツ!どうするつもり?」
「もう他に手はない。時間を超えて・・・歴史を変える。」
ゲイツは、ソウゴをジオウになる前に始末することで歴史を変えようとしているようです。
「私はゲイツを追って、あなたがオーマジオウの力を手に入れないよう時間を超えて来たってわけ。」
ゲイツはいわば対オーマジオウ過激派ですが、それよりは穏健派であるツクヨミはそれとは別の形で阻止するため、同じく2018年に現れたと。
 ここでソウゴは、
「あのさ!念のため聞くけど、人違いじゃないよね?」
と確認。何せ、ソウゴ自身には当然ながら全く見に覚えがないため。
「常磐ソウゴ。2000年4月28日生まれ。18歳。現在、大叔父の常磐順一郎氏の営む時計店に在住。光ヶ森高校の3年生。得意科目は歴史全般、物理・化学は絶望的。よく調べられてるでしょ?」
 と、人違いでない証拠を突きつけました。
「・・・調べられてるって言うか、ところどころディスられてる気がする。」
ツクヨミの手にしているタブレットは、江戸時代の貨幣の画像が表示されていると思ったらそれを実体化させられるという超性能。本当にドラえもんの道具のようです。
その不可思議ぶりに茶屋の娘もビックリ。
 さらに、ソウゴが手にしているライドウォッチについても言及。
「あなたが持ってるそのウォッチだけど・・・。」
「ウォッチ?・・・うわっ!何で?」
突然光を放つなど、謎の動きを見せます。
「これは、あなたにとてつもない力を与える。そしてあなたは、世界を破滅させる時の王者、オーマジオウとなる。」
なかなか信じられないと言った様子のソウゴに念を押すツクヨミ。
 しかし、
「信じるよ。」
「えっ?」
「俺、ずっと王様になりたかったからさ。そんな力が手に入るなら、願ってもないんだけど。魔王になっちゃったらマズいかな?」
どうやら、ソウゴのこの奇天烈な将来の夢までは調べられなかったようです。
 反面、ライドウォッチの方はソウゴに呼応せず。
「ウォッチが反応しない・・・。」
ツクヨミの予想によれば、ここでウォッチに何か動きがあったようですが実際にはまだブランクのまま。
 すると、通りで人々の騒ぐ声が。
「ケンカだケンカだ!」
「何だ何だ!?」
そこでは、街の若い衆と職人らしき男たちのケンカが始まろうとしている所。
「おい!江戸の職人なめんな、この野郎!」
「うっせえ、この唐変木!」
火事と喧嘩は江戸の華とはよく言ったもので、周囲にはすぐに野次馬の人垣ができています。
「やっぱりケンカかも。」
すると、これを好機と見たツクヨミは
「ごめん、ちょっと試させてね。」
「は?」
「やいやい、いい加減にしねえか!」
鼻を摘んで男声を真似し、注目が集まった所でソウゴを群衆の中へと押し出しました。
「何だてめえは!?」
「いや、ケンカは良くないです。平和一番・・・。」
どうにか平穏に場を収めようとするも、
「ちょっと待って!ねえ、待って!みんな落ち着こう?ね!」
あわれ男衆に担がれて、橋の上からお堀に突き落とされてしまいました。
「ざまあ見ろ!」
「頭冷やしやがれ!」
この頼りない様子に、
「やっぱ違ったかなあ・・・?オーマジオウの言動とは差がありすぎる。大丈夫?」
今更人違いを疑うツクヨミですが、当のソウゴは
「あれ?ケンカ終わったじゃん!良かったぁ・・・。」
肩を組んで引き上げていく男衆を見て安堵。この様子に、周りの野次馬まで笑顔に。
「自分が落ちたのに、まだケンカの心配してるよこの人!」
いい空気ですが、それをぶち壊す来訪者。
「うわっ、化け物!」
男衆の行く手から現れたのは、赤いライダー・ゲイツ。
「今度は何!?」
「あれはゲイツが変身した姿。」
「は?」
「あなたの手にジオウの力が渡る前にあなたを消すつもり!逃げるよ!」
「え?え!?」
「逃がすか!」
「タイムマジーン!」
両者タイムマジーンに乗り込み、時間のトンネルの中で猛チェイス。
 激突を繰り返し、やがてトンネルから強制的に放出されると、ソウゴが投げ出されたのはスカイウォールのある世界。
・・・あれ、新世界になったらスカイウォールは存在しないんじゃあ?
「うわっ!痛てて・・・。」
さらに具合の悪いことに、そこへスマッシュが襲来。
「今度は何だ!?」
「伏せろ!」
「ボルテックフィニッシュ!」
ちょうどビルドとクローズが駆けつけ、すんでの所でスマッシュを撃破してくれました。
「大丈夫か?」
「おい、生きてっか〜?」
「えっ、すっげえ!何?やっぱり君らも未来の人たち?」
「こいつは仮面ライダービルド。」
「桐生戦兎。で、こいつは俺の助手の・・・」
「助手じゃねえよ!仮面ライダークローズ、万丈龍我だ。」
非常に見慣れた顔。素クローズは久々ですがやっぱカッコいいですね。
「仮面・・・ライダー?って言うかここ、いつの時代?」
「時代って・・・2017年11月30日だ。」
時系列的には、第1クールの終わりにさしかかり、スタークの正体が発覚する頃です。
「2017年!?」
生々しくも2年戻ったことに驚くソウゴ。それとも、見覚えのないスカイウォールに対する反応か。

 ナシタに引き上げ、龍我が飲んでいる牛乳パックの消費期限を見て、改めて2017年であることを実感するソウゴ。
「本当に2017年だ・・・!」
ソウゴは自分が未来から来た事等、すべてを話したらしく
「うおっ!どうなってんの?その冷蔵庫。」
戦兎はライドウォッチを地下で調査してみたようですが、
「で、調べてみたけど・・・確かに彼の持ってるこのデバイス、今の技術じゃ作れない。本当に未来人なんだな。」
「いやいやいや・・・俺なんかたった1年だから。未来人なんて名乗るのおこがましいよ。」
「謙遜してる意味が分かんねえよ・・・。」
「だって、もっとすごい未来人がいてさ。なんか俺が50年後に時間の王様?なんとか王になるとか何とか・・・。」
なんて話している間に、背後で次々撃たれて倒れる戦兎と龍我。
 現れたのはツクヨミ。
「ごめんね、必要以上に過去への干渉はさせられないの。」
どうやら、タイムパラドックスを避けるために銃で撃って眠らせたようです。この銃がファイズ仕様なのがイカス。

 同じ頃、2017年のとある屋外でバスケットボールの練習に励む青年が。
転がり出たボールを追って道に出ると、やはり車と鉢合わせ。
「うわーっ!」
これは死んだな、と思った直後、謎の少年・ウールが車を停止させました。車をと言うよりは、車の時間を止めた感じ。
「決めたよ、君に。」
「何だ・・・?何が起こってるんだ?」
「本来の歴史では、君はここで、この車に撥ねられちゃうんだ。ただし、僕と契約すれば・・・。」
「助かるのか!?」
「そういう事。どうする?」
ライドウォッチを手に、凄んでみせるウール。流石に命がかかっているとあれば、青年も二つ返事でこれを受けます。
「・・・わかった、契約する。」
するとライドウォッチにナマモノっぽいビルドの顔が浮かび上がり、
「物分りのいい子だね。」
ウールは止めた車を跳ね飛ばすと、
「今日から君が仮面ライダービルドだ。」
「ビルド!」
ライドウォッチを起動し埋め込むと、青年はビルド風怪人・アナザービルドへと変身を果たしました。

 アナザービルドへと変身した青年は、街でスポーツマンを襲撃。
「おい、何やってる!何だこいつは・・・?」
勇敢にも殴りかかってきた男を軽く転がすと、カラのボトルに2人を吸収してしまいました。
「テニス、空手・・・ベストマッチじゃない。」
そもそも浄化できないだろうと。

後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 22:52Comments(6) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2018年08月27日

最終の仮面ライダービルド「第49話 ビルドが創る明日」 

いよいよ最終回を迎えたビルド。
頭上にもうひとつの地球が迫り、慌てふためく市民。
 その震源地であるパンドラタワー頂上では、
「あの光の隙間に、お前を放り込むだけだ!」
忍から二代続いた作戦の大詰め、エボルトを時空の歪みに押し込む役を買って出た龍我。
「一緒に消えるのは、俺のほうが都合がいい!戦兎・・・ありがとうな!」
予想外、そして突然の犠牲に涙も出ない美空ら。
「なんで万丈が・・・?」
「あいつを連れ戻す。」
「えっ。」
が、周りの美空や紗羽も、即座にそれを無理だと理解。
 さらに、久しぶりの脳内巧も反対。
「君が行く必要はない。万丈龍我の言う通り、エボルトの遺伝子を持つ彼が一緒に滅びるべきだ。あの光の切れ目にエボルトのエネルギーが吸収されれば、2つの地球は融合して新世界は完成する。」
 ところが戦兎はそれに耳を貸さず、あくまで自分を犠牲にして助けようとします。
「犠牲になるのは、俺だけで十分だ。」
「わからない男だな、君も。愚かだよ。」
最後まで分かり会えないままか、と思われた時、巧は笑って
「フッ・・・。でも、世界を救えるのはそういう人間なんだろうな。」
戦兎のそのヒーロー性を認めます。
 とは言え、やはり傍目にも無謀な行動。美空は裾を掴んで、
「本当に、そんな事できるの?戻ってこられる保証はないんでしょ?」
これまでも度々あった、戦兎が死に急ぐ場面。しかも今はもう戦兎が最後のひとりであり、助ける仲間もいない。
 しかし美空はその手を離し、
「・・・大丈夫だよね。私達が創ったビルドなら。」
言葉とは裏腹にその目には涙が。龍我も助けたいし、今は仲間たちと創ったビルドを信じるばかり。
 その思いを受けて、戦兎はラビットラビットへと変身。
「変身!」
「ラビット&ラビット!」
「ビルドアップ!」
「Are you ready?」
「オーバーフロー!」
「紅のスピーディジャンパー!ラビットラビット!」
「待ってろ、万丈!」
2つの世界の間めがけて飛び立つビルド。

 ビルドが時空の歪みの内部に降り立つと、そこには倒れた龍我の姿が。
「万丈!」
が、近づいてみるとこれはエボルトの擬態。
戦兎が助けに来る事まで読んでいたのか、それとも接近を察知しての行動なのか。最後までとても油断などできない相手です。
「エボルト!」
「残念だったな、万丈は俺が吸収した。」
「何だと!?」
「あとはお前の力さえ吸収できれば、エボルトリガーは復活する。そうすれば、俺は再び宇宙を超越した力を手に入れられる!」
戦兎のハザードレベルは既に7を突破していますから、閾値6以上のエボルトリガーを再起動するには確かに十分。
「俺を倒さなきゃ、エネルギーは放出されない。2つの世界は消滅して、お前の計画は水の泡だ!」
「新世界は・・・必ず創る!」
時空の隙間に放り込めば完了かと思ったら、エボルトがその姿を保っているうちは力が放出されないという。
 挑みかかるビルドですが、いくら不調とは言えエボルト相手にラビットラビットでは無謀。
「ジーニアスじゃないお前に何ができる?」
すぐに変身が解け、絶体絶命。
 するとエボルトは惣一の姿となり、今度はメンタルを攻撃します。
「いい加減、気付いたらどうだ?桐生戦兎は、地球にとって存在すべき人間ではなかったという事に!」
「黙れ!」
立ち上がり、殴りかかりますがこれも簡単に受け止められ
「お前が全ての元凶なんだよ。お前がライダーシステムを創らなければ、仮面ライダーにならなければ、こんな悲劇は生まれなかったんだ!お前は、俺に創られた偽りのヒーローだったんだよ!」
 心身ともに戦兎を完膚なきまでに痛めつけ、
「これで終わりだ、桐生戦兎!」
ついにトドメを刺そうとしたその時、エボルトに異変が。
「体が動かない・・・どうなってる?」
すると龍我の声が
「何やってんだよ、戦兎!」
「万丈!?」
「エボルトは俺が何とかする!お前は逃げろ!」
内側からエボルトを攻撃し、倒そうとしています。さらに、
「なあ戦兎・・・。今、どんな顔してるかわかるか?くしゃっとしてんだよ、俺の顔。」
それは序盤で、ビルドであることの理由を語る戦兎の言葉。
「誰かの力になれたら、心の底から嬉しくなって、くしゃっとなるんだよ。俺の顔。マスクの下で見えねえけど。」
「見返りを期待したら、それは正義とは言わねえぞ。」
やがて戦争が始まり、その激化に伴って戦兎は笑わなくなり、これらの言葉は意味をなさなくなっていましたが・・・。
「一度しか言わねえぞ。誰が何と言おうと、お前は俺たちのヒーローだ。だから・・・生きてくれ。」
既に命を落とした一海に幻徳、地上で待つ美空や紗羽も戦兎が生き残ることを望んでいます。
「ふざけるな!」
エボルトはエネルギーを高めて龍我を封じ込めると、同時に体内から銀のドラゴンボトルを排出。
「万丈は完全に封じ込めた。もう二度と現れない!」
しかし戦兎は、
「最悪だ・・・。お前のその顔、見たくなっちまったじゃねえか・・・!」
ボトルを広い、どうにか立ち上がるとドライバーを装着。
「ヒーローが逃げる訳には行かねえからな。」
「ラビット!」
「変身!」
「ラビット&ラビット!」
「ビルドアップ!」
「Are you ready?」
「オーバーフロー!」
「ラビットラビット!」
「ヤベーイ!」
「ハエーイ!」
「今助けてやるぞ、万丈!」
スペック上では絶望的なはずが、やはり思いを力にすると強さが変わります。
「エボルト・・・確かにお前が、俺を仮面ライダーにしたのかもしれない。でも、俺がこの力を正しいことに使ってこれたのは、かけがえのない仲間がいたからだ!みんなが、桐生戦兎を・・・仮面ライダービルドを創ってくれたんだ!愛と平和を胸に生きていける世界を創る。そのためにこの力を使う!」
「破壊こそ力だ!お前の正義など、俺が壊してやる!」
「どちらの力が本物か、俺が証明してみせる!」
かたや、仲間を信じて戦ってきたビルド。かたや他者を騙し利用し、同族すら始末してきたエボルト。
どちらが勝つか・・・。

 エボルトがそのエネルギーを放出しないため、白黒のパネルとロストボトルの力で開いた時空の歪みも縮小していき、衝突が近づく2つの世界。
「光の切れ目が塞がれてく・・・!」
そうなると、その中にいる2人も危険であるらしく、両者とも消滅の予兆となる粒子が浮いてきており、ビルドはタンクタンクにチェンジし、決着を急ぎます。
「どちらが先に消滅するか、勝負だ!」
戦いの中で、ビルドは久々のスパークリングにまで弱体化。
「ラビットタンクスパークリング!」
「イエイ!イエーイ!」
エボルトも地球のエネルギーを吸収したことで得たパーツが消滅。お互い何もなくても消滅が近づいているようで、こうなるとエボルトの言うように相手を先に消滅させるまでの削り合いです。
 ホークガトリンガーとドリルクラッシャーの持ち替えでエボルトに有効打を与えると、エボルトは月を吸収して得た篭手まで消滅。ついに怪人態としては素の状態まで戻りました。
エボルトが勝負を急いで仕掛けると、ビルドの方もとうとうラビットタンクまで退化。
「ラビットタンク!」
「イエーイ!」
「ついに初期フォームか・・・。答えは出たようだな!」
「どうかな?」
が、ただの初期フォームではなく、ラビットボトルが金色に変化。
その金色のラビットボトルを外し、先程回収した銀色のドラゴンボトルとともにフルボトルバスターに装填。
「ラビット!」
「ドラゴン!」
「ジャストマッチでーす!」
細身のラビットタンクにフルボトルバスター・・・似合う。
「ハハハ・・・!そんな攻撃が通用すると思ってるのか!」
エボルトから見れば、ただのフルボトルをそれも2/4本しか使用しない並の技。しかし、
「思ってるさ。」
「ジャストマッチブレイク!」
エボルトのカウンターをラビット側のジャンプでかわし、上空から強力な一撃。
「俺と万丈は・・・最高のコンビなんだよ!」
続けざまに斬りつけると、どうやら先に限界の兆しが見えたのはエボルトの方でした。
 さらに、それに乗じたのか封じ込められたはずの龍我が目を覚まし
「何・・・?何故、また体が・・・!?」
「戦兎・・・バッキバキに目ぇ覚めたぞ!」
「万丈・・・貴様!」
どこまでも高め合う2人。そして最後の変身へ。
「さあ、実験を始めようか。」
金色のラビットと銀色のドラゴンのボトルを振ると、これまた久しぶりの数式演出。
「ラビット!」
「ドラゴン!」
「Are you ready?」
「ビルドアップ!」
完成した金と銀のラビットドラゴンフォーム。
ベストマッチの法則からすればトライアルフォームの1つなのですが、ドライバーからは
「ベストマッチ!」
の音声が。
「勝利の法則は決まった!」
「Ready go!」
早速必殺技の体勢に入ったビルドに、こちらもどうにか必殺技を繰り出すエボルト。
「Ready go!」
「フィーバーフロー!」
が、圧倒的に勢いで勝るビルド。
「ボルテックアタック!」
「これで最後だ!」
「この俺が滅びるだと!?そんな事があってたまるか!人間どもがぁ!!」
ついに倒れたエボルト。これまでずっと戦兎らを苦しめてきた相手ですが、最期はいかにも悪役らしいセリフとともに退場です。
崩壊していく空間とともに消滅。『チャオ』ってのはもう二度と御免ですね。
 時空の歪みからは圧倒的なエネルギーが放出され、計画は成功。
これを地上で感じ取り、表に出てきたベルナージュ。
「エボルトが消滅した。」
「えっ?」
「これで、役目は終わった・・・。」
何をしても外れなかったバングルが美空の腕から外れ、ベルナージュの魂もまた完全に消滅したようです。
「あっ・・・ベルナージュ・・・。」
エボルトを倒すという使命感で永らえてきた奇妙な同居人に、感慨深くも慈しむような表情を浮かべる美空。

 さて、時空の歪みでは大爆発が起こって戦兎らも危険。
「万丈!」
ビルドは放出された龍我をどうにか見つけ、手を伸ばしますが・・・。
 地上でも、世界同士がいよいよ接近しているのが見て取れます。
「2つの世界が融合する・・・!」
「戦兎、万丈・・・!」
OPのように数式がスカイウォールを崩し、パンドラタワーも崩壊。
世界は圧倒的な光の中で衝突融合し・・・。

 場面が切り替わると、何の変哲もない野原に兎が一匹。
まさか戦兎、兎になって・・・?と思ったら普通に倒れている戦兎。
その手には懐中時計のような形をしたクローズのライドウォッチが。
「何だ?これ・・・。」
その後、立ち上がって視線を上げると、そこは物語の発端となった、極プロジェクト帰還セレモニーが行われ、スカイウォールの原点となった広場。何も壊れておらず、スカイウォールもありません。
「スカイウォールがない・・・。」
果たして、作戦は成功したのか。

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Posted by jerid_and_me at 21:10Comments(57) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2018年08月20日

今週の仮面ライダービルド「第48話 ラブ&ピースの世界へ」

とうとう一海が退場し、いよいよラスト2回のビルド。
「あらゆる惑星を吸収して自らのエネルギーに変えてきた地球外生命体エボルトは、ついに地球殲滅を宣言する。エボルトの目的は10本のロストボトルを集めてワームホールを完成させ、より多くの惑星を滅ぼすことだった。仮面ライダービルドの桐生戦兎は、エボルトの野望を阻止するため、他のライダーとともにエボルトが支配するパンドラタワーに乗り込む。だが、仮面ライダーグリスが壮絶な戦いの末、命を落とす・・・。そしてついに、エボルトとの最終決戦を迎える。」
 もはやあらすじ紹介も一切ギャグなし。

 惣一の姿で戦兎らの前に姿を表したエボルトは、
「この星に来て10年・・・色んなことがあったよなあ。お前たちに触れて、人間がいかに愛すべき愚かな存在か、よくわかったよ。」
 懐かしむような口調でナチュラルに煽ります。これが余裕か。
「何だと!?」
「でも、今日でお別れだ。お前たちが持ってるロストボトルを頂いて、俺は究極の力を手に入れる。」
エボルドライバーを構え、変身。
「オーバー・ザ・エボリューション!」
「地球滅亡はすぐそこだ。」
「コブラ!」
「ライダーシステム!」
「エボリューション!」
「Are you ready?」
「変身。」
「ブラックホール!ブラックホール!ブラックホール!レボリューション!」
「フッハッハッハッハ!」
エボル・ブラックホールフォームへの変身を完了させると同時に、周囲の風景を変化させ、決戦にふさわしい開けた場所へと移動。
 すでに臨戦態勢の戦兎と龍我に加え、既にエボルトと対峙してダメージの大きかった幻徳も立ち上がり、変身しようとします。
「無理だよ、その体じゃ!」
「このままじゃ、あいつに笑われちまう・・・。俺たちは誓ったんだよ。仮面ライダーに命を賭けるって・・・!」
あいつとは、言うまでもなく一海のこと。
思えば、一海の発案で再実験を受けることを企てた時点で覚悟は決まっていたのでしょう。
「その賭けに負けるなよ。生きるために戦うんだ。」
「ああ・・・。」
「フン。」
3人が並んで変身して待つエボルの余裕たるや。
「お前の野望は、俺達が打ち砕く。それが一海の・・・全ての人の思いだ!」
「デンジャー!」
「グレート!オールイエイ!」
「クローズマグマ!」
「Are you ready?」
「変身!」
「ビルドジーニアス!」
「クローズマグマ!」
「クロコダイル・イン・ローグ!」
「オラァ!」
「行くぞエボルト!」
エボルの攻撃をかいくぐり、突き進んでいく3人。
 3対1ですが、ブラックホールフォームの時点で特に苦戦する様子のないエボル。
「その程度じゃ、俺は倒せんぞ。」
「強え・・・!」
戦いの最中、クローズマグマの前にハザードトリガーを落としたビルド。どうやら当人は気づいていないようですが。
 これを手にとった龍我が思い出すのは、決戦前夜に戦兎が龍我にだけ話したこと。
「お前に話しておきたい事がある。新世界を創るには、黒いパンドラパネルとロストボトル10本をエボルトから奪わなければならない。そこに、この白いパネルを合体させる。それができるのはお前しかいない。」
「俺?」
「エボルトの遺伝子を持つ者が地球存亡の鍵を握る。だから、お前は何があっても最後まで生き残るんだ。・・・例え仲間を失っても。」
 やはり戦兎は、犠牲が出ることをある程度想定してはいたようです。
そして龍我ともその認識を共有していました。
だからこそ、一海が倒れた今、それを無駄にするという選択肢はありません。
「負けるわけには行かねえんだよ!」
「マックスハザードオン!」
ハザードトリガーをドライバーに装着、ハンドルを回転させると、
「ガタガタゴットン!ズッタンズタン!ガタガタゴットン!ズッタンズタン!」
「Ready go!」
「ヤベーイ!」
ただでさえ戦闘力ではトップであろうクローズマグマのハザードレベルがさらに上昇し、単騎でエボルを圧倒する所まで来ています。
「力がみなぎる!魂が燃える!俺のマグマがほとばしる!もう誰にも止められねえ!おりゃあーっ!」
「まだ成長するとはな・・・!」
「うるせえ!」
「だが、人間の感情を持ち合わせた俺もまた成長してるって事を忘れるな!」
逆にクローズマグマを圧倒してみせるエボル。こちらも底なしの強さです。
「万丈!」
すると、今度は入れ替わりにローグが突っ込んできました。
「今度はお前が相手か!だが、もう既に限界のはずだ!」
やはり相手にならず、すぐに転がされると既に消滅の予兆が出ています。
「ハハハ・・・!今日がお前の命日だ!」
ローグにトドメを刺そうとするエボルの前に、今度はビルドが割って入りますが
「主役のお出ましか!だが、お前には無理だ!ライダーシステムは、俺を復活させるための道具に過ぎない。エボルドライバーの模造品などで、勝てるわけがない!」
 こちらも転がされ、ついにロストボトルを落としてしまいました。
「これで全てが揃った。」
「オーバー・オーバー・ザ・レボリューション!」
「Ready go!」
「フィーバーフロー!」
「フッハッハッハッハ!フッハッハッハッハ!!」
再びエボルト怪人態が完成してしまいました。
「目に物を見せてやろう!」
完成するや否や、エボルトはワームホールを開いて宇宙空間に移動。同時に、その様子を見せるために戦兎らをパンドラタワー頂上へと戻すと
「さあ・・・俺の一部となれ。」
月をブラックホールで飲み込んでしまいました。まだAパートだと言うのに、スナック感覚で月を消し、しかもその様子は地上からも肉眼で確認できるものであるため一層絶望を誘います。
「どういう事だよ!?」
名もなき惑星が飲み込まれるのを実際に目の当たりにした戦兎以外にとっては、初めて目にするエボルトの真の力。これを見せつけると、戻ってきたエボルト。月を食ったことで、まずは腕が強化。
「月のエネルギーを吸収したのか・・・?」
「セレモニーの始まりだ!大人しくしてもらおう。」
エボルトは手をかざし、衝撃波を放っただけでビルドとクローズマグマを変身解除に追い込んでしまいました。さっき短時間でインフレさせたばかりなのに、また圧倒的な差に・・・。
「戦兎!万丈!大丈夫!?」
「これで地球を滅ぼせる・・・!チャオ。」
いよいよ最後の必殺技の体勢に入ったエボルト。」
「Ready go!」
「ブラックホールブレイク!」
「チャオ!」
月を飲み込んだことで、さらに大きく地球を丸ごと飲み込むブラックホールを上空に発生させました。
「何?あの大きさ・・・。」
これまでの破壊を免れた市民らも、いよいよ頭上に現れたブラックホールに対し阿鼻叫喚の地獄絵図と化しています。
「フハハハ・・・!俺に限界はない!」
巨大なブラックホールが上空を覆ったことで、もはや陽の光も届かなくなった地球。
そのエネルギーのためか、エボルトは既に次なる進化に至っています。
 この絶望的な光景を前に、戦兎も龍我も立ち上がる事ができず・・・。
「その絶望に襲われた顔、最高だな!ハハハ・・・!せっかくだから、お前たちが忸怩たる思いを胸に朽ち果てていく様を見届けてやろう。」
既にブラックホールは地球よりもはるかに巨大になり、このままだと地球が崩壊するのは時間の問題。
「このままじゃ地球が飲み込まれる・・・!」
「何にもできないのか・・・!」
藁にもすがる思いで、ベルナージュに願う美空ですが
「お願い、ベルナージュ・・・!」
「また火星の王妃か、くどい。」
エボルトがいよいよ美空ごと始末しようとした所で、これを防いだのは変身したまま消滅を待つだけだったはずのローグ。
「幻さん!」
「最期に、力を貸してくれ・・・!」
無謀にも、単身エボルトに立ち向かい
「自ら寿命を縮めに来るとはな!望み通り、消してやろう!」
「あいつが言ってくれたんだ!」
幻徳が言うのは、決戦前夜のバーベキューの片付けをしている時の一海との会話。
「なあ。」
「あ?」
「もし、この国が生まれ変わったらよ。また政治家になれよ。」
「・・・言ったはずだろう。俺にはその資格はないって。」
しかし一海は、
「もう十分償ったんじゃねえのか?少なくとも俺は・・・オイ!もう許してる。」
まだ燃えていたもののバケツの水に冷やされ、消えた炭が一海の怒りを表現しているようです。
「今のお前なら、親父さんの跡を立派に継げるはずだ。」
あの夜、戦兎が龍我にしたように、一海もまた幻徳にだけ胸の内を伝えていたようです。
 この言葉が幻徳の最後の力となり、動かしています。
「この国の未来は・・・俺が守る!トリガーを壊せば、お前の動きは止まる!」
何度も転がされながら、防御を捨てて執拗にエボルトリガーだけを狙って攻撃。しかし、
「笑わせるな!お前ごときのハザードレベルで止められるわけがないだろう!」
圧倒的な力の差を前に、とうとうマスクまで割られてしまいました。
「それでも・・・俺にできることをやるだけだ!」
剥き出しの目に闘志を燃やし、なおもエボルトに食らいつく幻徳。
既に限界を超えており、周囲に粒子が舞い始めています。
「もうやめて・・・!」
あまりの凄絶な光景に、皆もう見ていられないと言った様子ですが、分かっているだけに目を逸らせません。
 もはや幻徳の視界は霞み、これまでか・・・と言うところでその耳に届いたのは、市民たちの声援。
「頼む・・・仮面ライダー!」
「もう、あんた達しかいないんだ!」
「お願い、助けて仮面ライダー!」「
「頑張れ!」
この間まで兵器としてさんざん忌み嫌っておいて都合のいい話ですが、世界を終わらせないためには他に道がないことをようやく理解したようです。
「聞こえるぞ・・・。みんなの声が、祈りが!」
この声援が幻徳の最後の力となり、ついにエボルトを押し始めました。
「ハザードレベルが上がっていく・・・?どういう事だ!?」
「親父・・・やっと分かったよ。国を造るのは力を持つ者じゃない。力を託せる者だって・・・!これで最後だ・・・!大義のための、犠牲となれ!」
 消滅の予兆を見せながら、最後の必殺技の体勢へ。
「クラックアップフィニッシュ!」
エボルトの腰に食らいつき、力の限り捻りますがついに吹っ飛ばされ、変身が解除。
「幻徳!」
戦兎も幻徳呼び。
 幻徳は最後に立ち上がると、
「後は頼んだぞ。桐生・・・戦兎!」
葛城巧ではなく、戦兎にすべてを託し、同時に思い出されるのは、父・泰山とのすれ違いの日々。
「親父・・・少しは近づけたかな?」
父の背中に手を伸ばすように、後を追って消えてしまった幻徳。
その消え際の影は仮面ライダーのそれでした。
「幻さん・・・!」
その死を悼む一同ですが、目の前には究極体のエボルトが健在です。
「どうやら無駄死にだったようだな。」
が、ダメージはあるはず。市民らの悲痛な応援を受け、どうにか立ち上がる戦兎と龍我。
「ほう・・・まだそんな力があるとはな。怒りでハザードレベルが上がったか?」
「お前は何も分かってない。ライダーシステムは怒りや憎しみじゃ強くなれない!みんなの思いひとつひとつが、俺達の糧となり・・・力となる!」
時に怒りに流される事もありましたが、ずっとお互いを思って力を高めてきたのがこの2人。
「変身!」
最後の力を振り絞り、変身する戦兎と龍我。
「Are you ready?」
「完全無欠のボトルヤロー!ビルドジーニアス!」
「極熱筋肉!クローズマグマ!アーチャチャチャチャアチャー!」
とはいえ、もともとダメージを受けている上に強制解除からの再変身で負担は大。

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Posted by jerid_and_me at 21:55Comments(5) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2018年08月12日

今週の仮面ライダービルド「第47話 ゼロ度の炎」

 まさか最後の祭りが一海だけじゃないとは思わなかった第47話。
「あらゆる惑星を吸収して自らのエネルギーに変えてきた地球外生命体エボルトは、ついに地球殲滅を宣言する。エボルトの目的は、10本のロストボトルを集めてワームホールを完成させ、より多くの惑星を滅ぼすことだった。エボルトの野望を阻止するため、他のライダーと共にパンドラタワーに乗り込むが、戦兎達の前に立ちはだかったのは戦争で命を落とした三羽ガラスの擬態だった・・・。」
 偽の三羽ガラスを前に、一海は密かに持ち込んでいた葛城忍のビルドドライバーを装着、ブリザードナックルとノースフルボトルで決死の変身を敢行。
「グリスブリザード!」
「Are you ready?」
「できてるよ。」
「激凍心火!グリスブリザード!」
「ガキガキガキガキ!ガキーン!」
一方、待ちくたびれたエボルトはついに変身まで解いて、ごろ寝しながら映像でそれを鑑賞。
「ハッ・・・まるで死に装束だな。さて、こっちはどうかな?」
戦兎らの方にチャンネルを変えると、こちらにも仕掛けがしてあるようです。
「今度はこいつらの擬態かよ・・・。」
プラネタリウムのような広大な部屋、目の前にはブロスの擬態が立ちはだかっています。
 すると、
「ここは俺が引き受ける。」
「・・・任せた。」
一海に続いて、今度は幻徳がその場に残り、戦兎と龍我が先を急ぐ格好に。
心配が無いわけではありませんが、ここで足を止めればより多くの人が犠牲となる苦渋の決断。
「デンジャー!」
「クロコダイル!」
「変身。」
「割れる!喰われる!砕け散る!」
「クロコダイル・イン・ローグ!」
「オラァ!」
「大義のための・・・犠牲となれ。」
グリスブリザードの方も、
「心火を燃やして、ぶっ潰す!」
戦闘開始。

 グリスブリザードは、素の性能と合わせ凍結を操る攻撃で三羽ガラスを圧倒。
そこへパンドラボックスを手に追いついてきた紗羽と美空は、グリスブリザードの姿を見て驚愕。
「美空ちゃん!あれ・・・!変身したら、命はないって言ってたよね?ねえ!?」
取り乱す紗羽と、奇妙な落ち着きを見せる美空。
「あのバカ・・・。紗羽さん、ごめん。先行ってて。」
「・・・分かった。」
その意図を理解したのか、パンドラボックスを受け取り、紗羽は先へ。

 一方のローグは、かつてブロスを率い、これを圧倒する戦力でなおかつその後も強化されているはずが
「前より強くなってる・・・!」
と押され気味。擬態であってもコンビネーションは相変わらずなのがまた厄介ですね。
 さらに悪いことに、内海までそこに合流しました。
「人体実験まで受けたのに・・・無様なもんですねえ!」
「内海・・・。」
「Are you ready?」
「変身!」
「バットエンジン!」
「フハハハハハ・・・!」
久しぶりに見たような気がするマッドローグ。
「3対1か・・・。ハンデには丁度いい。」
強がりを言っていますが、ある意味グリス以上に絶体絶命の状況です。
「強がっても無駄ですよ。あなたは終わりだ。」
ゆっくりと迫るマッドローグと、そこに続くブロス。しかし次の瞬間、
「私がいなければ。」
マッドローグが攻撃したのはローグではなくブロス。
「何のマネだ?」
「現行のライダーシステムでは勝ち目がない・・・。だからエボルトに降ったんです。難波会長の敵を討つために。」
何と、既に亡き者になった難波にまだ忠誠を誓っているという。
「フッ・・・相当マッドだよ、内海。」
「難波チルドレンですから。」
幻徳の皮肉も通じないほどのガチガチぶりです。
「なら、力を貸せ。お前は難波重工のために、俺は愛と平和のために、この戦いに・・・勝つ!」
実質、2対2まで状況が好転。

 ところが、外ではまたも1つの区画がブラックホールに飲み込まれ消滅。
地鳴りを受けて列車が急停止しましたが、何の意味もなく上空に消えていく光景はなかなかキツいものがあります。
 遠景で見ると東京ビッグサイトのすぐ隣が飲み込まれている訳ですが、コミケ3日目は無事に催行されたのでしょうか・・・?

 この様子はパンドラタワー内に容赦なく中継。
「あっ・・・またかよ!」
「急ぐぞ!」
今は、先を急ぐこと以外に解決策がありません。

 幻徳と内海のダブルローグは、即席コンビながらブロスを圧倒。
「クラックアップアタック!」
マッドローグを投げつけ、自分も飛びかかって同時攻撃というなかなか高度な連携です。
 すると、ブロスと言えばやはりヘルブロスへと合体。
「ファンキーマッチ!」
鷲尾兄弟のように片方が変身解除するわけではなく、エボルトの細胞が2体分へと純増するため、これまで以上のパワーアップとなることは必至です。
 事実、数的には不利になるはずがダブルローグを圧倒する戦闘力。
「さらにパワーが増した・・・!」
「こうなると、ハザードレベルは我々より上です。このままでは負けます。」
「その割には冷静じゃねえか。」
すると、そこへ紗羽が追いついてきました。
「間に合った?」
状況が理解できない幻徳ですが、
「私が呼んだんですよ。」
以前、難波の名前で紗羽に電話をしていたのはこの内海。
 幽霊と思って、恐る恐る電話をとった紗羽に、
「はい・・・。」
「難波チルドレンの時以来か。」
「内海さん・・・?敵のあなたが、何の用?」
「私が難波会長を裏切れない事は、君が一番よく分かっているはずだ。」
そうして、どういう意図があってかパンドラボックスとフルボトル2本を持って来させたようです。
「内海さん・・・。」
「これは?」
「弱点を仕込んでおいたんですよ。このボトルでのみ、奴の攻撃を無効化できるように。」
陳腐化した通常ボトルのベストマッチという盲点を突いて、弱点としたという。
「一気に行くぞ!」
「バイク!」
「シャーク!」
「Ready go!」
「チャージクラッシュ!」
「エボルテックアタック!」
「チャオ!」
サメで初手をかわし、バイクでヘルブロスのギアを巻き込んでぶつけるというトリッキーな必殺技で擬態ヘルブロスを見事に撃破しました。
「あっ・・・やった!」
倒したヘルブロスの中からは黒くなったロストボトルが転がり出たのを見ると、足止めの他にボトルの黒化も兼ねていたようです。
 すると、ボトルと遺伝子を回収しに来たエボルト。
「ブラボー!さあ、そのボトルを渡してもらおうか。」
「エボルト・・・!」
予想外にエボルトと遭遇するというトラブル。絶体絶命です。

 グリスブリザードは、久しぶりに完全にスイッチが入った一海になっています。
「足りねえなあ!全然足りねえなあ!誰が俺を満たしてくれるんだよーっ!!」
ところが、ロストスマッシュとなった擬態三羽ガラスの強さも決して侮れるものではなく、登場当初戦兎らを苦しめた3体の同時突撃が炸裂。
「やるじゃねえか・・・え?」
ダメージはそれほどでもないようですが、早くも手足の末端から消滅の兆しが見え始めました。
「あっ・・・!」
「グリス!」
「みーたん・・・。」
「もうやめて・・・死んじゃうよ!」
「へへっ・・・心配してくれるなんて、嬉しいねえ。けどよ、どのみち助かりそうもねえんだ。」
ここで脳裏によぎるのは戦兎が浄化済キャッスルロストボトルを見て言った言葉。
「そのボトルと、もう1本はまた人体に入れて精製し直さなきゃいけない・・・。それが地球を救う唯一の方法だ。」
「後は頼んだぞ・・・戦兎。」
ロストボトルを取り込み、
「みーたんが最後の大舞台を見てくれるんだ。全力でカッコつけねえとな!」
最後の戦いを開始。
「死闘!渾身!全霊!これが最期の・・・祭りだぁーっ!!」
文字通り、全身全霊をかけた渾身の死闘を演じます。

 この様子を壁面モニターで目の当たりにした戦兎と龍我。
「おい、あのグリスの色・・・。」
「なんで変身した・・・?」
「もう助からねえのか・・・?」
沈黙で答える戦兎に、激昂する龍我。
「ふざけんなよ!何でそんな危ねえもん使わせたんだよ!何でそんなもん作ったんだよ!?」
黙ったまま、何も言い返さない戦兎。
と言うより想定していた感はあります。

 ダブルローグは、エボル・フェーズ1と戦闘中。
三羽ガラスに遺伝子を分けているためフェーズ1どまりですが、それでも苦戦を強いられています。
「私がお前についたのは、このドライバーにエボルトのデータをインプットするためだ!」
真の目的を明かしたマッドローグですが、それもエボルトの計算のうち。
「知ってるよ。だが、人間には使えない。」
が、次の瞬間
「フェーズ1・・・フェーズ2・・・!」
真っ赤なオーラを立ち上がらせながら、力を解放していくマッドローグ。

後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 21:38Comments(5) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2018年08月06日

劇場版仮面ライダービルド Be the one

 今週はベースボールトもとい夏の甲子園の開会式とかで休みなので、ちょうどいいタイミングとばかりに観てきました。時系列的には前回と前々回に遡る格好となるので、今年は早いほうが良いかなと言うのもあって。
 総合的に言えば、本編の時系列の途中でありながら完成度が高く、また映画らしい派手な映像もあって面白かったと思います。また、ビルドのルーツを探る話でもあったなと。

ネタバレを含むところは追記にて。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 21:25Comments(2) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2018年07月31日

今週の仮面ライダービルド「第46話 誓いのビー・ザ・ワン」

 エボルトとの最終決戦開始。
「スカイウォールの惨劇から10年、我が国は東都、西都、北都の3つに分かれ、混沌を極めていた・・・。」
初期ナレーション?と思ったらそうではなく、難波の会見映像。
「やがて仮面ライダーが軍事兵器として起用され、戦争が勃発。争いは苛烈を極めたが、北都と東都を制圧した西都が新たな国家を作り上げた。そして・・・ついにこの日を迎えた。」
何が始まるのか?と思えば、カメラの前でエボルへと変身し、
「フフ、ハハハ・・・!本日をもって、我が国は終了する!俺の名はエボルト。あらゆる惑星を吸収して、自らのエネルギーに変える地球外生命体だ。この地球を滅ぼして、俺の一部にする!」
その正体と目的を暴露。あまりの事に、TVの前で慌てふためく市民ら。
 しかし、エボルトは続けて
「だが、10年も住み着いた惑星だ。愛着もたっぷりあるんでね、特別にチャンスをやろう。」
そのチャンスと言うのが
「仮面ライダー諸君に告ぐ!明朝、パンドラタワーの前にロストボトルを持参して集結せよ。この星を賭けて、最後の戦いを始めようじゃないか!ハハハ・・・!」
 カメラに近すぎるしハウリングしているのが生々しい。
そして、これは人類に与えられたチャンスと言うよりはライダーに対する脅迫に等しいです。
「エボルト・・・!」
地球がかかっているとあっては、乗らない訳には行かない戦兎ら。

 で、それに先駆けてうちわを手に箱の中を覗き込む一同。
箱というのは他でもないパンドラボックスなのですが、そこへ『龍我が』ハザードトリガーを入れます。
「行くぞ?」
すると、エボルトがエボルトリガーで黒いパネルを生み出した時のようにパンドラボックスとハザードトリガーが反応し、パンドラボックスに蓋をする形で白い新たなパネルが発生しました。
「おお〜!」
「白いな。」
「何だよこれ?へえ〜!」
「父さんが遺した研究データを解析して分かったんだ。エボルトの遺伝子を持つお前だから作れた。」
ベルナージュの力で中和されながらも残っているからこその芸当。まさか、そっくりそのままエボルトと同じことをやってパネルを生み出す計画だったとは・・・。
「このパネルの存在はエボルトも知らない。新世界はワームホールが完成形じゃなかったんだ。」
「どういう事?」
「このパネルは並行世界にアクセスできる。」
「並行世界?」
「どっかで聞いたことあるな。あっ・・・アパレル!いや、パラソル。」
「パラレルね、パラレルワールド。」
「パラレル・・・。」
「うん。」
一旦止まった紗羽ですが、結局ツッコミが入ります。安定の龍我。
 気を取り直して、という風に説明に入る戦兎。
「この世界には、パラレルワールドと呼ばれる無数の並行世界が存在する。白いパネルと、エボルトが持つ黒いパネルを使えば、別の世界と交わる事ができるんだ。」
「そうなったら・・・2つの世界は滅びるんじゃないのか?」
かつて最上魁星がやろうとしていた事がまさにこれだったはず。しかし、
「いや、父さんはスカイウォールのない世界・・・パラレルな。つまりエボルトが存在しない世界と融合して、新たな世界を創ろうとしてたんだ。」
「パンドラボックスの力が働いたこのパネルなら、それが可能ってこと?」
「でも、もう1つの世界にも別の私達が存在してるんでしょ?融合したら、どっちかが消えちゃうんじゃないの?」
およそ一般視聴者が思いつきそうな一通りの疑問に対して、その答えは
「俺達がいる世界がA、スカイウォールのない世界をBとするなら、AとBの世界を合わせてCという新しい世界を創るんだ。白と黒のパネル、そしてエボルト自身。これらの強大なエネルギーを合わせると、激しい時空の歪みが生まれて既存の物理法則が成り立たない特異点が現れるはずだ。それを利用して、新しい世界へと融合する。」
 と、エボルトとパンドラボックスのエネルギーによって2つの世界を1つにまとめてしまうと言うもの。完全に宇宙モノのSFの世界です。
 そんなもんなので、
「やっぱり、さっぱり分からねえ。」
いつもどおりの龍我。一海も細かい所ではそうなのか、謎の頭ポンポンの後
「エボルトはどうなる?」
と話を先に進めます。
「エボルトのエネルギーは、全て時空の歪みを作るのに使われる。だからエボルトもパンドラボックスも、完全に消滅するはずだ。」
エボルトのいない世界と融合し、さらにエボルト自体もエネルギーを使い切ることで新しい世界へは相乗りできないという。えらく都合のいい話に聞こえますが・・・?
「じゃあ、エボルトを倒すには他に黒いパネルと、10本のロストボトルが必要だって事だな。」
その手に戻った赤羽のボトルをしげしげと見る一海。
「そのボトルともう1本は、また人体に入れて精製し直さなきゃいけない・・・。10本のロストボトルを、白と黒のパネルに嵌めて新世界を創る。それが地球を救う唯一の方法だ。」
 正攻法ではとても勝てないエボルトに対し、出来うる事は物理法則に則った検証ができない方法でその存在を抹消する事のみ、と言うのはなかなか綱渡りだと思います。

 エボルト側はと言うと、スマッシュの立体映像を相手に自分の調子を確かめています。
特に苦もなく2体を片付けると、内海が出てきて
「異常ありません。メンテナンス完了です。」
「葛城先生の代わりは務まりそうだな。明日が楽しみだ。」
満を持して決戦を待ちます。

 他方、地下に引っ込んだ戦兎は
「お前はどう思う?本当に、父さんの目的は新世界を創る事だけだったのか?いくらエボルトがいない世界にするためとはいえ、大勢の犠牲者を出しすぎてる。」
と、脳内の巧に語りかけます。
「やはり、君も同じことを考えてたか。」
ここについては珍しく戦兎と巧の意見が一致。
「既知の物理法則を超えた現象・・・。それは言い換えれば、奇跡を起こすってことだ。もしかしたら、父さんは・・・。」
多くの犠牲者を出しながらも、白いパネルただ1点を目指して行動した忍。その狙いがうっすらと見えてきたようです。
 すると、そこを訪れた一海。
「戦兎。」
「どうした?」
「俺に・・・強化アイテムを作ってくれねえか?」
決戦前夜にして、藪から棒にパワーアップを要求。戦兎が顔を背けると、
「時間がねえのは分かってる!けど、今のままじゃお前たちの力にはなれねえ。だから・・・!」
必至に訴える一海。が、戦兎は聞きたくないがために顔を背けていた訳ではないようです。
その手にはブリザードナックルが。
「龍我のブリザードナックル・・・?」
「これは元々、お前のために作ったものだ。」
よく見ると、ロゴがロボットボトルになっています。
「でも、お前がまた人体実験したから渡せなかった。」
もともとエボルト対策の一環としてグリスを強化するつもりだったのでしょうが、再実験で変身解除に追い込まれれば消滅する体となったために戦力の中核から外したとかでしょうか。
 さらに、
「三羽ガラスのデータが取り込んである。そのボトルで変身すれば、ハザードレベルが一気に上がる。今のお前が使えば、人間の限界値を超えて・・・消滅する。だから、あくまで武器として使ってくれ。」
戦兎も一度は6の限界を超えたのに、今じゃ7まで来てますからね・・・大丈夫じゃないかという気もしますが。
「世界を救うためなら、命を懸けて戦うのが仮面ライダーだろ。あいつらはもう居ねえ。俺がどうなろうと・・・。」
三羽ガラスの死を引きずっており、自棄になる一海ですが、
「お前に何かあったら・・・俺たちが悲しむ。」
仲間として、きっちり止める戦兎。
「フ・・・心配すんな。これはビルドドライバーに挿すもんだろ?俺、スクラッシュドライバーしか持ってねえしよ。」
どこかフラグに聞こえる言動とともに、やや強引にブリザードナックルとボトルを受け取る一海。
現に前回、ビルドドライバーは1つ空きが出来たわけで・・・。
 すると、今度は美空がやってきて
「ねえ!みんなで、ご飯食べよう?」
何やら顔が黒くなっていますが・・・一体何を?

 屋上では、いつの間に用意されたのかバーベキューパーティの用意が。
『乾杯』Tシャツを身に着けた幻徳は
「僭越ながら、乾杯の音頭を取らせていただく。思えば、今まで様々なことが・・・」
「かんぱーい!!」
「ああ、うまい!肉焼こうぜ!」
「肉食いてえよ!俺、昼飯食ってねえんだよ。」
「マジか!」
幻徳をガン無視して、残りのメンバーで勝手に乾杯。
 さらに幻徳の傍らには、全員分のおそろい『乾杯』Tシャツが放置。
「かんぱーい・・・。」
何とも哀れなひとり乾杯。
 肉を焼き始めるとまた大騒ぎ。
肉に箸をつけようとする龍我を一海が制し、
「いいか?こういうのはな、食うタイミングがあるんだよ。」
「おう・・・。」
と焼肉奉行ぶりを発揮。
 他方、美空は団扇で炭火を煽るのに夢中です。
「ハッ!」
「みーたん!もう、こんな事やんなくっていいんだよぉ。紗羽さんも。」
「これ、私のお肉。戦兎くん、お皿。」
「はい。」
紗羽はどこまでもマイペース。皆バラバラすぎる・・・。
「ヒゲにやらせりゃいいんだよ、ヒゲに。おい、ヒゲどこ行った?ヒゲ。あ?」
戦兎が指差した先には、ひとり流し素麺(しかも失敗)している幻徳の姿が。
一体誰が流しているのか・・・?
 一方、結局我慢できなかった龍我。
「ってか、お前何食ってんだよ?」
「はぁ・・・。ったく、しょうがねえなあ。」
グダグダっぷりにため息をつき、振り返った一海が見たものは
「ハッ!こ・・・これは!?み、みーたんの・・・タオル!」
美空のと思しきタオルがテーブルに放置されていました。これによりキモオタモード突入。
「拭いたい・・・!これで汗を拭いたい!」
一海の汚い欲望を止めようとして、内なる小さな一海(善)がその姿を表しました。
「やめろー!」
「あ?おっ?」
「そんな事したらな、ドルヲタの風上にも置けねえぞ!」
「で、でも・・・。目の前にあったら拭いたくなるじゃないですか〜!」
自分の善意と問答していると、さらに内なる小さな一海(悪)もまた出現。
「そうだそうだ!」
「あ?」
「みーたんはな、焼き焼きしてる俺のために、あえてここにタオルを置いてくれてるんだ!ヤッター!ハッハッハ・・・!」
そして最終的には、明らかに無理のある流れの(悪)に従った一海。(善)を叩き潰すと、ついにタオルを手にし、
「では、ここは心火を燃やして遠慮なく・・・!」
胸いっぱいに嗅ぎます。心は一面のコスモス畑の中で高らかにガッツポーズ。
「ええ匂いや・・・。」
しばし恍惚ののち、我に返ると
「あっ、みーたん。」
「ん?」
通りがかったみーたんを見ると、首にはすでにタオルが下がっています。
「同じタオル・・・?じゃあ、これは誰の?」
タオルを回収すると、やはり心の声が漏れていたのかタオルの中央を見せつける幻徳。そこには『う〜たん&ひげたん』と。なんて凝った小道具だ・・・。
「お前のかよ!いい匂いさせてんじゃねえよ!クゥ〜!」
ツッコむ一海に、これ見よがしに拭ってみせる幻徳。これはひどい。
 バーベキューの後は花火。
「きれい〜!」
「誰のが一番長いかな?」
一海が女性陣に混じって楽しんでいる一方で、隅っこでたそがれている戦兎。そこへ龍我が
「何たそがれてんだよ?」
「こういう、ありふれた・・・でも、かけがえのない日常を守るために俺たちは戦ってきたんだよな。」
一時の安息に、改めて平和の意味を感じています。
 花火はやがて打ち上げ花火に。
「くる?くる?」
「うわーっ!」
「高い!たまやー!」
「みんなの明日を創る。そのためにも、必ずエボルトを倒す。」
「おう・・・。」
戦う決意を固める2人。ここで、戦兎は龍我にだけこっそりと何かを伝えたようです。
「万丈。お前に話しておきたい事がある。」
改まった様子で、一体何を伝えたのか?

 運命の朝のパンドラタワー前、そこには前日の放送を受け、多数の報道陣や野次馬が詰めかけています。
「全国民が注目する、地球の運命を賭けた戦い。」
「地球外生命体エボルト対仮面ライダー、私達に出来ることは、もう見守ることしかありません。」
「こちら、パンドラタワーの前に来ています。昨日、突如現れたエボルトという謎の地球外生命体に対し、軍事兵器として我々を恐怖に陥れた仮面ライダーがどう立ち向かっていくのか、もう間もなく・・・」
 予めエボルトが仮面ライダーを反政府勢力呼ばわりしていた事もあって、市民の仮面ライダーに対する認識はあまり良いものではないようです。
すると、タワー辺縁に差し掛かった報道のヘリが突如撃墜されました。
報道陣の目の前に墜落し、火柱が上がると、その向こうからは多数のハードガーディアンを従えたエボルトが姿を現しました。
「死にたいのか?」
この脅しに、報道陣や市民らは蜘蛛の子を散らすように逃走。
 が、堂々とそれに逆流するように姿を表した4人。
「ようこそ、パンドラタワーへ。ロストボトルは持ってきてくれたかな?」
一海がポケットから、キャッスルボトルを取り出してみせると
「いいだろう、これからルールを説明する。」
何やらゲームマスターのような口ぶりのエボルト。
「ルール?」
「お前たちには、このパンドラタワーの頂上を目指してもらう。だが、10分おきにこの国をエリアごとに消していく。こんな風に。」
デモンストレーションで、ビル街の上にブラックホールを出現させ、そこに住む人もろとも飲み込んで更地にしてしまいました。
「何あれ・・・!」
「どうなってんの・・・?」
その光景を遠くから目の当たりにした紗羽や美空も唖然。
「何してくれてんだよ!」
「お前たちが早く頂上に着けば、それだけ多くの人間が助かるって訳だ。イッツ・ショウタイム!」
開幕を告げると、頂上に飛ぶエボルト。入れ替わりにハードガーディアンが殺到します。
「ふざけやがって・・・!」
4人はいきなり最大戦力で変身。
「Are you ready?」
「変身!!」×4
「ビルドジーニアス!」
「極熱筋肉!クローズマグマ!」
「クロコダイル・イン・ローグ!」
「ロボット・イン・グリス!」
直後、前方の地面を攻撃すると、その余波で敵の第一陣が壊滅。
「行くぞ!」
これを合図にタワー内部へと突入します。

 タワー頂上で待つエボルト。
「さあ、ゲームの始まりだ。」
おもむろにエボルトリガーを外し、フェーズ1へと戻ると、またも遺伝子の一部を分離。
今度は一体何をするつもりなのか・・・?

 壁を破りながら進みますが、中はさながら迷路。ルートを探しながら慎重に進みます。
「おい!」
怪しいところを通るときは、最大戦力のビルドを先頭にするというのがリアル。
 すると、背後から一行を呼び止める声が。
「待ってくれ!」
そこにいたのは、死んだはずの三羽ガラス。
「俺たちを置いてくなんて、水臭いっすよ。」
「お前ら・・・。」
「どうなってんだよ・・・?」
「とにかく、今はエボルトを・・・」
三羽ガラスの口から出てくるはずのないエボルトの名を聞いてか、いきなり殴りかかるグリス。
「カシラ・・・何すんだよ?」
この時点で状態が歪なのか、赤羽の防御した腕だけがスマッシュ体になっています。
「うるせえ、この偽物が。」
「あ?」
すると、エボルトの天の声。
「よく分かったな。そいつらは俺の遺伝子で作った擬態だ。ほら、早く行かないとまたどこかが餌食になるぞ。」
当のエボルトは頂上でゴロゴロしているのですが・・・この余裕。
偽物だと明かしても効果があると確信しているからこそでしょうね。
 すると、
「ここは任せろ。お前らは先に行け。」
とその場を引き受ける一海。
「でも、三羽ガラスはお前の・・・」
「エボルトは!俺の逆鱗に触れた。」
「・・・分かった、頼んだぞ。」
偽物に対する怒りがあるようですが・・・。
「カシラ、本当に俺達と戦えるんですか?」
「当たり前だろ。偽物に遠慮はいらねえ。」
「ハハッ・・・!ひどいなあ。」
「やってやるか。」
三羽ガラスは擬態の効果か、ハザードスマッシュからロストスマッシュに変化しており、本物以上の戦力を備えているようです。
が、グリスもブリザードナックルを構え臨戦態勢。
「かかってこい、コラァ!」

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Posted by jerid_and_me at 21:50Comments(8) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2018年07月23日

今週の仮面ライダービルド「第45話 希望のサイエンティスト」

 エボルトを倒した・・・?という45話
「地球外生命体エボルトは、この国を支配するためロストスマッシュから精製されるロストボトルを集めていく。そんな中、仮面ライダービルドの桐生戦兎は、仲間と協力してついにエボルトを倒した。」
 ここからはライダー達によるMVP争い。まずは龍我が主張。
「エボルトを倒したMVPは俺で決まりだな!」
しかし一海が猛抗議し、
「何だよそれ?俺がライダーパンチでエボルトの動きを封じ込めたおかげだろ!つまり俺がM・V・P!」
さらには幻徳も。
「それを言うならお前よりリーチの長い俺のほうが先にエボルトにダメージを与えたはずだ。だから俺がM」
「どうでもいいよ。ほら、ロストボトル奪われちゃったでしょうが。第45話で反省して!」
凄くコミカルでメタい感じですが、こういうことやるって事は今回キツい話なんだろうな、と慣れてきましたがそりゃクライマックスですからね・・・。

 戦兎らからロストボトルを奪い、変身を解除した忍は
「よくやった、計画通りだ。お前はこのボトルを精製するために呼ばれたんだ。」
「何だと・・・?」
つまり、エボルトはわざと自分を倒させたという事になります。
 その証拠として、
「エボルトはまだ消滅していない。トドメを刺される直前に、遺伝子をこのドライバーの中に潜り込ませたんだ。」
焼け跡にはエボルドライバーが綺麗に残っています。
「じゃあ、また復活すんのか?」
「心配しなくていい。このケースに入れておけば、もう元の姿には戻れない。」
液体窒素でも入っているらしい缶にエボルドライバーを収め、エボルトを封印してしまったようです。
「ついて来なさい。」
そのまま、戦兎らをパンドラタワー内部へと案内。

 戦兎らを連れた忍が向かったのは、黒いパンドラパネルが飾られた一室。
「黒いパンドラパネル・・・。」
「これを完成させるのが我々の目的だった。エボルトは自らの身体を使ってロストボトルを精製したんだ。」
「けど、人間じゃないエボルトがどうして・・・?」
気になるそこのところは、これもジーニアスの影響。
「ジーニアスによって人間の感情が芽生えた。その影響で、ロストスマッシュに必要な条件を満たしたんだ。」
「じゃあ、エボルトはわざと俺たちに負けたのかよ・・・。」
「ロストボトルを精製した後、液状化した状態で復活するはずだった。私に裏切られるとは知らずにね。このチャンスをずっと待っていた・・・。」
流石にジーニアスの存在を事前に予見していた訳ではないのでしょうから、このようにエボルトが肉体を破棄する機会を待っていたと読むべきでしょうか。
「じゃあ、父さんは・・・。」
「悪かったな、お前を利用して。許してくれ。」
10年来の謝罪としては些かドライに聞こえますが・・・。
「待ってくれよ。話が全く見えねえよ。」
「戦兎を裏切ったふりして、味方だったって事だ。」
「マジか!」
どうもバカっぽく見える外野3人組。いや実際そうかも。
 当の戦兎は、打ち明けられてもにわかに信じる事ができません。
「信じられるかよ・・・。10年も俺たちを騙して、多くの犠牲者を出して・・・今更信じられる訳ないだろ!」
「すまない。全ては人類を守るためだった。」
「そのために、エボルトのそばにずっといたって言うのか?だったら、もっと早く防ぐ事だってできたはずだ!」
「・・・10年前、スカイウォールの惨劇で多くの人が亡くなった。その時から私にとって、この世界を救済する方法は1つしかなかった。物理法則を超える現象・・・新世界だ。」
 ここの文言だけ見ると科学と言うよりはヤバい宗教みたいに聞こえます。
実際の所、エボルトの驚異を誰より近くで感じた忍の言う新世界とは・・・?
 忍は精製された3本のロストボトルをパネルにはめ込むと、残り1本という所まで来ました。
「その黒いパネルが完成すれば、何が起きるって言うんだ?」
「ワームホールが形成されて、ワープが可能になる。」
「ワープ?」
突拍子もない話に、思わず聞き返してしまう戦兎。
「これがあれば、一瞬であらゆる惑星に行き来できる。」
それだけ淡々と語ると、黒いパンドラパネルとエボルト缶を手にその場を後にする忍。
「誰か、パンドラボックスを。」
戦兎はボトルを抱えたと思ったら、さらっと龍我に押し付け。
「おお?痛っ・・・何で俺なんだよ!?」

 移動中、忍は戦兎らの知らないエボルトと黒いパンドラパネルの情報を説明。
「エボルトは、惑星を滅ぼすことで自らのエネルギーに変えてきた。これまで時間がかかった惑星間の移動がワームホールで解消されれば、エボルトはより多くの惑星を吸収して、さらなる力を手に入れる。」
 しかし、この言い方ではエボルトが地球を滅ぼした後の移動が楽になるというだけで、地球が滅ぼされるという未来が変わるものではありません。
「それが人類を守ることとどう関係があるって言うんだよ?」
足を止めた忍。同時に、何者かの気配を感じてスチームガンを向ける幻徳。
「誰だ?」
物陰から現れたのは内海。主を失った内海がどう動くのか・・・と思ったら
「内海・・・。」
「違う!」
「十年来の友に裏切られるなんてな。」
その瞳は赤く輝いており、どうやらエボルトが憑依しているようです。
「エボルト・・・!どうして!?」
「爆破する直前に、遺伝子の一部を放出させたんだよ。で、内海の体内に入り込んだって訳だ。」
忍の魂胆を見抜いたエボルトが遺伝子を逃した先はドライバーではなく、外部。それが内海にたどり着き、器としたようです。
「完全体が馴染んできて、ようやく遺伝子を自在に操れるようになった。俺がお前の魂胆を見抜けないと思ったか?」
そのまま肉体の一部を毒針と化し、忍の胸に突き刺して毒を注入。
「あっ・・・!」
「父さん!」
内海エボルトはそのままマッドローグへと変身。
「コウモリ!」
「発動機!」
「エボルマッチ!」
「Are you ready?」
「変身!」
「バットエンジン!」
これに対し、龍我、一海、幻徳が変身し応戦します。
「潰れる!流れる!溢れ出る!」
「極熱筋肉!クローズマグマ!」
「ロボット・イン・グリス!」
しかし、中身がエボルトのせいかやけに強いです。
 一方、父親との最後の一時を過ごす戦兎。
「父さん!」
「お前に・・・頼みがある。」
胸元から何かを取り出し、戦兎に託すと何かを耳打ち。戦兎を驚愕させるその内容とは?
「最後まで息子に託して・・・父親失格だな。」
「父さん・・・!」
「巧・・・また・・・背、伸びたか?」
多忙だったであろう忍が姿を消す前、巧と会う事があればやっていたであろう父親らしい所作。
 その最期は父親の顔で、というものですが
「伸びて・・・ないよ。」
葛城巧ではなく、戦兎として看取る事になったのは何だか物悲しいところがあります。

 戦闘のさなか、その様子に心を痛めるグリス。
「戦兎・・・。」
その隙を見逃さないマッドローグ。
「よそ見してる場合か!」
いかにもヤバそうな攻撃を繰り出され、あわや消滅という所まで行きましたがローグがすんでの所でゼリーを外し、消滅を免れました。
「おい、大丈夫か!?」
その間を踏ん張るクローズマグマ。寧ろピンチになるほど強い気がする・・・。
 すると、
「人間に合わせたドライバーじゃあ、この辺が限界か・・・。」
一旦引き下がり、缶から自分のエボルドライバーを回収。そのまま内海の肉体から抜け出し、
「コブラ!」
「ライダーシステム!」
「エボリューション!」
「Are you ready?」
「変身!」
「コブラ!コブラ!エボルコブラ!」
「フッハッハッハッハ!」
フェーズ1ながらもエボルトへの変身を許してしまいました。
「マジか・・・!」
「逃げるぞ!」
「おう!」
こうなったらいつものスチームガン、なのですが煙を浴びせただけで倒れた一海が消えるのは超技術すぎる・・・。
 続いて戦兎を逃し、クローズマグマはパンドラボックスと黒いパンドラパネルを回収・・・と行きたい所でしたが
「よし・・・!」
「させるか!」
妨害にあい、肝心のパネルを奪い返されてしまいました。が、今はこの場を離れる事を優先。
「やべえ!」
残ったクローズマグマとローグ、パンドラボックスが姿を消し、残ったのはエボルトのみ。
「後一本か・・・。」
面倒臭そうな様子で、特別怒るとかもありません。それだけ容易いという事でしょうか。

 ナシタに戻った一同。
戦いから数日が経過したようですが、TVで流れているのは『新国家運営が本格化』という見出しのニュース。
「御堂首相は、新国家として中央政府をパンドラタワーに移し、東都、西都の・・・」
「何が新国家だ、エボルトの野郎め。」
エボルトによる日本の再編が進む中、先の戦いでダメージを負った一海は未だ目を覚まさず。
「カズミン、まだ目を覚まさないね・・・。」
「戦兎の方はどうなんだよ?」
「徹夜続きでパソコンに向かってる。」
忍の遺した情報をまだ探しているのでしょうか。
 ニュースは続けて、
「ここで速報です。」
と、何やら重大な事柄を伝えようとしている様子。

 地下の戦兎は、ずっと端末とにらめっこ。
「ダメだ・・・ロックが解除できない。」
今わの際に託されたのは、ビルドとクローズのカード。この意味する所は・・・?
これをカードリーダーに当てるのですが、パスワードを要求されておりこれを聞けていませんでした。
「お前に・・・頼みがある。」
忍がエボルトに気取られぬよう伝えたのは、
「黒いパネルの他に、エボルトも知らない白いパネルが・・・!ハザードトリガーを使え・・・。」
今になってクローズアップされるハザードトリガーの存在。さらに、まだ未知のパネルがあるとも。
「何だよ?白いパネルって・・・。ハザードトリガーをどう使えって言うんだよ?」
戦兎が頭を抱えていると、内なる巧が語りかけます。
「そんなパネルは存在しない。君は父さんを美化してる。あの人は、俺達にライダーシステムを創らせ、エボルトと一緒に多くの命を奪った。」
「違う。エボルトを倒すために敵のフリをしただけだ。」
「本当にそうか?善良な人間なら、ハザードトリガーなんて暴走装置を設計したりはしない。」
1人の人間の中の猜疑を一手に引き受けたかのような巧の言いよう。戦兎も反論します。
同じ人間の中の相反する感情が別れているようなものなので折り合いません。
「ハザードトリガーには別の目的があるんだ。白いパンドラパネルにつながる何かがきっと・・・。」
「君は、父さんの死に意味を持たせたいだけだ。俺はもう、あの人に騙されない・・・。」
頭を抱える戦兎。しかしまた厄介事が。
「戦兎!東都の街が大変な事に・・・!」

 街には大量のクローンスマッシュが出現。いかにもクライマックスという風景です。
グリス不在の中、3人だけで対応しますが・・・今となってはクローンスマッシュなどものの相手ではないのか、クローズマグマなどは体当たりだけで驚くべき数を仕留めていく始末。
 あらかた片付けたところで、ビルの上からエボルトの声が。
「ハハハ・・・!正義のヒーローを呼ぶのは容易いな。」
「エボルト!」
ビルの屋上へ急行すると、不敵に笑うエボルトに対し怒りを顕にするビルド。
「よくも父さんを・・・!父さんの仇は俺が討つ!」
ジーニアスへとチェンジしようとしますが、どういう訳かジーニアスボトルが反応しません。
「何で・・・?ジーニアスになれない!」
エボルトに何かされる機会はなかったはず。原因は不明ながら大ピンチ。
「勝負あったな。何故、俺が完全体じゃないか分かるか?」
一方のエボルトは、フェーズ1で現れたのは単なる舐めプではないという。
 同じ頃、ナシタの一海が目を覚ましたと思ったら・・・。
「カズミン?」
その瞳は赤く輝いており、直後に衝撃波で紗羽と美空を黙らせ、美空が持っていた最後のロストボトルを回収し高速移動を開始。
 一海は単にダメージを受けていたのではなく、攻撃と同時にエボルト遺伝子を受けていたようです。
馴染んで自在に操れるようになったとは言いましたが、これほどとは・・・。
 そして移した分を戻すと、一海をビルドらの方に押しのけ
「一海に憑依してたのか!?」
答える代わりにエボルトリガーを起動。
「オーバー・ザ・エボリューション!」
「Are you ready?」
「ブラックホール!ブラックホール!ブラックホール!」
「レボリューション!」
「これで全てが揃った!」
最後のロストボトルをパネルに嵌めると、エボルトリガーのボタンをさらに押し込み
「オーバー・オーバー・ザ・レボリューション!」
ハンドルを回しながら、その体に黒いパンドラパネルを飲み込むと・・・。
「いよいよ新世界の扉が開くぞ!」
「Ready go!」
「フィーバーフロー!」
ようやく目を覚ました一海も驚愕。
「何だよ・・・これ?」
「フハハハハハハ・・・フハハハハハハ・・・!」
目の前にあるのは、仮面ライダーエボルではなく見るからに異形の化け物です。
「エボルトが進化した・・・!」
ともかくも、敵なのは確か。既に変身している3人は向かっていくものの、ビックリするぐらい相手になりません。
 それぞれパンチ一発でローグとクローズマグマを吹っ飛ばし、周囲のビルごと両断する波動を放つという規格外ぶり。
無謀な戦いながら一海もグリスに変身し突撃。
「変身!」
「ロボット・イン・グリス!」
これも攻撃が全く通らないどころか、踏みつけ1つとっても周囲のビルが崩壊するほどの衝撃波を放っています。
「何だよ・・・?これまでとはレベルが違え・・・!」
ビルドも果敢に挑みますが、ジーニアスにすらなれない状況では絶望的。
 それどころか、
「お前には出血大サービスだ。」
黒いパンドラパネルの能力により、全く未知の惑星へと共にワープ。
 突然の登場に、現地の謎の知的生命体も慌てふためいています。
「流石はライダーシステム。他の惑星でも体力を維持できるとはな。」
「これがワープ・・・?」
「あらゆる星を吸収して俺だけの宇宙を創る。それが・・・新世界だ!」
エボルトの言う世界とは、あらゆる惑星を好き放題に食べ散らかすという自分本位そのもの。
 そして、それが可能な能力が今のエボルトには備わっています。
エボルドライバーのハンドルを回すと、
「Ready go!」
「ブラックホールブレイク!」
頭上に巨大なブラックホールが出現し、周囲の建物も樹木も、その星の知的生命体も飲み込んでいきます。
 エボルトとビルドは直後にその星が見渡せる宇宙に出ましたが、そこで目の当たりにしたのは巨大なブラックホールが惑星を粉々にしながら飲み込んでいくという衝撃的な光景。
その後、無事に地球に連れ帰られましたが、エボルトの能力のあまりのスケールに衝撃を受け、膝をつくビルド。
他方、エボルトは両手の鉤爪が巨大化しています。
「惑星を吸収して、また一段と強くなった。」
その手でビルドを掴み、殴り飛ばすと高層ビルを貫通するというパワー。
さらに飛ばされた先に瞬間移動し、さらに殴って飛ばすというドラゴンボールのような戦いになっています。
 これにはたまらず変身が解け・・・と言うか変身解除だけで済むライダーシステムが半端ない・・・。
「どうだ?お前の父親がくれた力だ。これで俺は全ての惑星を破壊する。さあ・・・次は地球の番だ!フハハハ・・・!」

 絶望のさなか、戦兎が思い出すのは物語の発端となった火星探査機の帰還セレモニーの直前。
久々に会ったらしい巧と忍は、
「今、どんな研究してるの?」
「地球外生命体がいるとか・・・いないとか。」
「SF映画みたいだね。じゃあ、そいつらが地球を襲ってきたりして?」
「かもな。もし、本当にそうなったら・・・。」
冗談めかして話していた2人ですが、忍は急にやや真面目な顔になると
「父さんと一緒に、地球を守ってくれるか?」
思えばこの時、幼い龍我を診察して、人体に乗り移る地球外生命体の存在を知っており、それらと友好的ならざる関係になることを予見していたのかも知れません。
「いいよ。」
意味も知らず、快諾する巧。
 これを思い出していました。
「最悪だ・・・今頃思い出すなんて。約束したもんな、一緒に守るって。」
さらに、ライダーシステムの中にはある閾値を超える思いが必要となることも。
「正義のために創ったライダーシステムは、憎しみなんかじゃ強くなれない。そうだろ?」
憎しみを捨てて再びジーニアスボトルを立ち上げると、今回は起動。
「グレート!オールイエイ!」
「ジーニアス!」
ラビットラビットの時に刺さっていたハザードトリガーをそのままに、ジーニアスボトルを装填。
「イエイ!」
「イエーイ!」
「Are you ready?」
見るからに負荷が高そうですが、変身を敢行。
「変身!」
「オーバーフロー!」
「ビルドジーニアス!」
「ヤベーイ!」
「スゲーイ!」
「モノスゲーイ!」
見た目は普通のジーニアスですが、その能力は・・・?

後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 21:34Comments(9) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2018年07月16日

今週の仮面ライダービルド「第44話 エボルトの最期」

 これ絶対サブタイ詐欺だろうな、という44話。
「地球外生命体エボルトは、この国を支配するためロストスマッシュから精製される10本のロストボトルを集めていく。一方、仮面ライダービルドの桐生戦兎は父・葛城忍がエボルトの仲間だと知り新たな戦いを決意する。」
「ねえ、カズミンと幻さん知らない?料理当番サボってどこ行ったのよ!発信機で調べてみるか。」
「発信機!?そんなのいつ仕掛けたの?」
「それは、知らないほうがいいと思う。・・・あっ、いたいた。何で2人とも北都にいるんだろう・・・?居場所を特定してみるから、一足先に第44話、どうぞ!」
 有能な女性陣によるあらすじ紹介。
北都のファウストは富山県東部にあったのか・・・。

 アジト内を急ぐ一海と幻徳。
「この先に人体実験場があるはずだ。」
「人類を奴隷化するロストスマッシュがこんな所で作られてるのかよ?」
「ああ。そこに行けば・・・!」
行く手に立ちふさがるガーディアン。
「性懲りもなく捕まりに来たか。」
内海も現れ、2人を包囲。
 変身するのかと思えば、意外なことに2人とも何の抵抗もなく早々を両手を上げてしまいました。
「この2人がロストスマッシュになってボトルを精製してくれれば、残すロストボトルはあと1本。新世界はすぐそこだ。」
もはや勝ち誇った様子のエボルトに対し、隣に控える忍は何を考えているのか。

 ナシタでは、龍我に妙なヘッドギアを被せるやら、心電図検査のような電極を体中に貼り付けて何やら検査をする戦兎。
「ベルナージュの力とエボルトの遺伝子が見事に融和してる。もう暴走する事もないだろう。」
「って事は、ベルナージュも美空の中にもう居ねえのか?」
視聴者も気にしているコレ。龍我が女声で喋るのはちょっとキツい。
「さあな・・・。意思はまだ存在してるかもしれない。とにかく、今のお前は以前よりはるかに強くなってる。そこでこいつの出番だ。マグマと相反するブリザード仕様のナックル。これでエボルトの力に対抗できる。」
この期に及んで新アイテム。と言っても青いマグマナックルなのですが、突然出てきたとしか思えない開発期間の短さに、龍我は戦兎に対する心配を禁じえません。
戦兎の顔の生傷が残っている所を見ても、前回から殆ど時間が経過していないはず。
「親父さんを敵に回して、なんか無理してねえか?」
「・・・父さんは関係ない。エボルトを倒すことに集中しろ。」
そこへ駆け込んできた紗羽。
「カズミンと幻さんが、ファウストのアジトに・・・!」
情報としてはあらすじ紹介と地続きなのにテンションが違いすぎる・・・。

 OPも劇場版予告仕様に。前売り券買いに行かないとなあ。
しかしOP、ジーニアスやエボルト完全体は入っているのにクローズはチャージのままなのが不思議。オロCへの配慮でしょうか。

 かつてのナイトローグのように、高そうな椅子に座って一海と幻徳がカプセルに押し込まれる様を満足気に見ている内海。この小物感。
「やめろ!」
抵抗虚しくカプセルは閉ざされますが、ここて突然ナシタ屋上の回想シーン。
「エボルトの野望を阻止することに異論はない。だが、今の俺たちのハザードレベルで本当に勝てんのかよ?」
「なあヒゲ・・・。お前、ラブ&ピースのために命を懸けられるか?最初はただ故郷のため、仲間のため・・・そう思ってた。けど今は違う。俺は仮面ライダーになった事を宿命だと思ってる。」
「宿命・・・。この命で何かの役に立てるんだったら、迷わず懸けてやるよ。」
お互い、命懸けでエボルトに挑むという覚悟を決めていました。
 それが今あっけなく捕まって再実験にかけられている・・・。
「これでお前らはロストスマッシュになるんだ。」
勝ち誇った内海ですが、直後に2人は力づくでカプセルから脱出。
「大丈夫か?・・・おかげで俺のハザードレベルはさらに上がった。」
「ガスを注入するために、わざと捕まったのか・・・!」
「逃げるぞ!」
無様すぎる・・・。
「コウモリ!」
「発動機!」
「Are you ready?」
「変身!」
変身して追う内海。
 逃げる2人ですが、
「体が思うように動かない・・・!」
「ガスが体に馴染んでねえ!」
特に一海に至っては再々実験なので流石に入れすぎというものでしょう。逃げ切れません。
「ハハハ・・・!」
狂ったように笑いながらマッドローグが迫りますが、ほぼ同時に殴り込んできたビルドとクローズマグマ。
「お前ら、何で・・・!?」
「話は後だ、ここを出るぞ!」
既にマッドローグ程度はタンクタンクで十分という扱いなのか、ジーニアスは使わないまま抑え
「万丈!一海と幻さんを連れて逃げろ!」
「分かった!おい、後はいい!行くぞ!」
2人を抱えると、いつの間に付いたのか、マグマの翼で天井を破り離脱。これ抱えられた2人は無事なんでしょうか。
 ビルドの方は、マッドローグを圧倒した・・・と思ったら同時に背後から忍ビルドの奇襲を受けます。
「父さん・・・!」
「その程度の力でエボルトと戦うつもりか?我々の目的が達成されれば、エボルトは容赦なく地球を破壊するだろう。もう時間はない!」
「分身の術!ドロン!」
忍ビルドは分身し、戦兎ビルドのハザードトリガーをピンポイントで攻撃。
するとビルドは機能不全を起こしたのか、身動きが取れません。
「何だ?体が動かない・・・!」
「何もできない自分を呪え。お前のせいで、人類は滅びる!」
そのままトドメ、かと思いきや寸前で四コマ忍法刀が止まり、隠れ身の術が発動しビルドは煙に包まれました。
「ビルドが逃げたぞ!お前は向こうへ。」
「はい・・・!」
マッドローグを遠ざけ、ビルドは外へ。
スチームガンと言い、煙で逃走機能が便利すぎる・・・。
「俺を逃がした・・・?」

 戻ったナシタでは、無茶をした一海と幻徳に詰め寄る戦兎。
「どうしてファウストのアジトに行った?」
すると指先1つで戦兎を押しのけてしまう一海。
「見ての通り、ハザードレベルを上げるためだ。」
「何考えてんだよ・・・倒されたら死ぬんだぞ!?」
「どの道、エボルトに勝たなきゃ終わりだろ。それに、お前たちの足手まといになる訳には行かねえからな。」
「それって、俺達と一緒に戦ってくれるって事か?」
するとYES NOのTシャツを着た幻徳が前に出て、
「どっちかちかちかちかちか・・・ドーン!」
最終的に見せたのはNO側。しかし周りの反応を見て、
「あっ、こっちか。」
「オラァ!」
YES側に。
「使いこなせねえなら口で言えよ!」
「黙れ筋肉ザル。」
「ああ?」
なんだかんだで仲のいい4人でした。
「お前はどうなんだ?親父さんの事は吹っ切れたんだろうな。」
「・・・ああ。」
一海が手を差し伸べ、それを受ける戦兎。
しかし逃された事もあり、まだ吹っ切れてはいないのでしょうが・・・。
「これで仲直りだね。」
すると問題になるのが、みーたん抱き枕の処遇。
「良かった・・・。じゃあこれは必要無いね〜。いくらで売れるかなあ?」
「売らない〜!」
これを見た一海は、
「ちょっと待った!何ですか?それは〜。」
キモオタモード発動。
「みーたんの抱き枕。まだケンカしてたらプレゼントしようかな?って思ってたんだけど。」
これを聞くや否や、戦兎をもう一回吹っ飛ばして
「誰がお前に協力するって言った?」
「ええ・・・。」
この手のひら返しに戦兎もドン引き。
「俺は北都一の頑固者。いくらお前が改心しようと、今さら一緒には戦えねえ。けど?あ、どうしてもって言うなら・・・これに免じて、力を貸してやってもいいズラよ〜?」
もはや誰だ。そしてみーたん抱き枕をかすめ取ると、
「とうっ!おほほほほ〜!デュフッ!もう変な声しか出ませんよ〜。何ですか〜?この神々しいまでのフォルムは!これってつまり、みーたんを抱きしめてもいい!って公式の許可が下りたって事ですよね〜?」
またしても心の声がダダ漏れで、幻徳TシャツもNOの判定。
「なんて素晴らしいアイテムなんでしょう!あ、素晴らしい!」
等のみーたんもゴミを見る目です。
「では早速、心火を燃やしてチューから行かせていただきや〜す!おざ〜す!」
ここで我慢できなくなった美空と紗羽のパンチが炸裂。
ゴールド・Eのパンチがブチャラティに当たった時のようなスロー演出です。
 しかしまだ懲りない一海。
「これは・・・買ったらいくらっすか?」
「これは200万ドルクかな?」
「高っけ!」
「安いっすね。」
「今、現金決済したら裏になんか紗羽さんの水着の写真がつく・・・」
「それ俺も欲しい!」
悪乗りがすぎる人たち。そんな仲間たちを放って、ひとり密かに地下に引っ込む戦兎。

 地下では、端末に向かいながら忍の言葉を思い出す戦兎。
「我々の目的が達成されれば、エボルトは容赦なく地球を破壊するだろう。もう時間がない!」
目ざとくそれに気づき、時分も下りてきた美空。
「どうしたの?」
「一刻も早くエボルトを倒さなきゃ、俺達に未来はない。」
「そうだけど・・・。ほら、グリスと幻徳も戻ってきたんだし。」
「倒されたら消滅する人間を戦わせる訳には行かない!俺と万丈で何とかしないと・・・。」
こうして、また背負い込もうとする戦兎を痛ましく思う美空。

 一方、ファウストのアジトでは
「また捕獲に失敗するなんて、先生らしくもない。」
と、もしかして気づきつつあるのかという言動を見せるエボルト。
「それだけ手強くなってる証拠だ。ロストボトルの精製はあと3本、シナリオを変更した方がいいかも知れない。君自身が、新世界の扉を開けるんだ。」
「俺が?」
ハザードレベルは足りている筈ですけど、エボルト自身をロストスマッシュに・・・?

 その後、戦兎が開発した新装備のテストを行う龍我。
見るからにクローズマグマナックルの色違いですが・・・。
ボトルを装填するも、負荷が大きすぎるのか起動する所までも行けません。
「万丈!大丈夫!?」
「ダメだ・・・体が言うことを聞かねえ。」
「最初の変身だから抵抗があるだけだ。続けろ。」
心配する美空と、冷徹に実験を続けさせようとする戦兎。
「何言ってんの?もう無理だって!」
戦兎の脳裏にあるのはやはり忍の言葉。
「何もできない時分を呪え。お前のせいで人類は滅びる!」
これによる焦りが龍我に対しては非情に出ているようで
「いいから早くドライバーに挿せ!」
「ちょっと待ってよ、こんな状態で変身したら・・・!」
「これが使えなきゃエボルトには勝てない。」
「心配すんな!やってやる・・・変身!」
と強引にドライバーに装着すると、結局そのまま倒れてしまいました。
「万丈!万丈・・・!何焦ってるの?らしくないよ、戦兎・・・。万丈、大丈夫?」
美空にもどうかしているような目で見られ、危機感だけが空回り。

 やり場のない思いを抱えてナシタ屋上で佇んでいると、携帯に着信が。
「一体何をしようとしてる!?」
相手はエボルト。
「お前の持ってるロストボトルをよこせ。」
「渡すと思うか?」
「渡すと思うよ?俺の強さを知ってるお前ならね。」
この余裕。と言うのも、
「俺が本気を出せば、お前の仲間や家族なんて一瞬で滅ぼせる。誰も傷つけたくなければ素直に従え。」
あえてやっていないだけで、今の時点でも簡単に倒せるから。
 全く言い返す事ができず、怒りに任せてスマホを投げ捨てるところまで追い詰められています。

 ナシタに戻ると、元気そうに立っている龍我の姿が。
「おい戦兎、どこ行ってたんだよ。」
「ちょっとな・・・。体、大丈夫か?」
「お?余裕だ!全然痛くな〜い・・・。」
「脂汗出てるよ?」
戦兎に負担をかけまいと無事を装っていますが、ダメージはかなり残っているようです。
 そこへ昼食を運んできた一海。
「よーし、カズミンプロデューススペシャルパスタの完成だ!」
「美味しそう!」
普通に美味しそうなのが出てきました。
「お待ちどう様です。」
「オラァ!」
一海はあくまでプロデュースで『本日のシェフ』は幻徳。
 そのパスタを口にしてみると・・・明らかに反応がおかしい。
「うっ・・・!」
「いやいや、そういうのいらないから。」
促されるまま一海も口にしてみると、
「んんーっ!?まっずい!おいヒゲお前何やってんだよ!手本見せただろ!?」
「はあ!?レシピがないからこうなるんだろお前!」
「そういうのはな、目で見て覚えるんだよ。」
「覚えられねえんだよ!」
清々しいまでの逆ギレ。
「俺が鍛え直してやる。外出ろ。」
「外って・・・。おう、いいじゃねえか。行ってやらあ。」
「行けヒゲ!」
「上等じゃねえかよ、やってやろうじゃ・・・おい!?」
幻徳が外に出た所で締め出してしまった一海。
「みんなゴメンね〜、今新しいの作るから。あ〜あ、同じ材料、同じ分量でやれば、同じ味になるはすなのによ。」
そのまま代わりを作ることに。
 すると、この言葉を聞いた戦兎は
「同じ材料、同じ味・・・?そうか!」
「どうしたの?」
「何でもない・・・。」
誤魔化してはいますが、この言葉がエボルト対策のヒントになったようで、皆が寝静まった後
「これとエボルトリガーは同じ形状。なら構造も同じはず。トリガーの起動を止めれば・・・。」
「何だ?体が動かない・・!」
「もしかして、父さんはこのために・・・?」
先程戦兎を逃した事といい、明らかに戦兎らに利する行動を取っています。
 これに確信を得た戦兎は、自らナックルを手に
「・・・じゃあな。」
ひとりナシタを後にします。

 雨の中、パンドラタワーに向かった戦兎。
「ロストボトルは持ってきたか?」
ボトルを見せつけますが、
「お前には渡さない。」
「そう言うと思ったよ。準備万端だろ?」
「お前は俺が倒す!」
自らナックルを使おうとした所で、背後から他の3人が現れました。
「お前1人で何楽しんでんだ、コラ。」
「お前ら、何で・・・?」
「そのナックルは俺のもんだろ!じゃーん!」
龍我がナックルを奪った反対の手にはタブレット端末。そこには地図が表示されており、ナックルの方にも何か貼り付いています。
「発信機・・・?」
「紗羽さんに借りたんだよ。」
まさかあらすじ紹介が伏線になっているとは。
バツが悪そうにしている戦兎に、
「余計な気使いやがって。俺たちは仲間だろ?」
「お前だけにいい格好させてたまるかよ。」
「みんな・・・。」
「ハハハ・・・!物好きな奴らだねえ。そんなに死にたいか。」
嘲笑うエボルトに対し、
「勘違いすんじゃねえぞ。俺たちはな、生きるために戦うんだ。」
と啖呵を切る一海。
「オラァ!」
『→右に同じだ』
と文字Tを見せる幻徳ですが、
「左だけどな。」
「どこ見てんだよ。」
自分が一番右に立っていたという幻徳痛恨のミス。
「・・・わざとだよ。」
そそくさと左側へ。人類存亡の危機だと言うのに全く危機感のない奴らに思わず笑ってしまう戦兎。
「バカばっかだ。フフ・・・最高だな!」
負ける気のしない空気の中で、4人が並んで変身。
「グレート!オールイエイ!」
「ジーニアス!」
「ボトルバーン!」
「クローズマグマ!」
「ロボットゼリー!」
「デンジャー!」
「クロコダイル!」
「イエイ!イエーイ!イエイ!イエーイ!」
「Are you ready?」
「変身!」×4
「ビルドジーニアス!」
「極熱筋肉!クローズマグマ!」
「潰れる!流れる!溢れ出る!」
「ロボット・イン・グリス!」
「ブルアァ!」
エボルが空気を読んで背景を攻撃してくれたので、爆炎をバックに4ライダー揃い踏み。
「かかってこい・・・!」
戦闘開始。
 しかし、いざ始まってみると4人勢揃いでノリにノッているにも関わらず、当のエボルはそう苦しそうに見えません。
「ガスの影響でずいぶん強くなったな。だが相手が悪い!」
アジトでは、モニターでこの戦いの行方を見守る内海と忍。
「これで長い戦いが終わる・・・。」
忍のこの言葉は、どちらが勝つ結末を指しているのか。

後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 19:05Comments(7) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2018年07月09日

今週の仮面ライダービルド「第43話 もう1人のビルド」

 予告からしてヤバい感じだった葛城忍との初対面。
「地球外生命体はこの国を支配するため、最強の怪人・ロストスマッシュから生成される10本のロストボトルを集めていく。一方、仮面ライダービルドの桐生戦兎の前に、姿を隠していた戦兎の父・葛城忍が現れる。
「ついに親父さんと会ったのか。親父さん、お前になんて声をかけるんだろうな?」
「そりゃ、『久しぶり・・・』とか『元気だったか・・・』とか。」
「いやいやいや!お前の顔、佐藤太郎だからね!?ツナ義ーズも知らないのに、久しぶりも何もねえだろ!」
「うるさいよ!そこは上手いこと演出してくれるでしょうよ!俺も気になるから早く第43話見よう?」
相変わらず、あらすじ紹介はメタ的でカオス。

 ついに父・忍と再会した戦兎。
「父さん・・・!本当に父さんなのか!?」
「顔は変わってもその癖は変わらないな。昔から興奮したり動揺した時は、必ずそうやって髪をかき乱す。」
本当に上手いこと演出されてました。
「父さん・・・!」
「葛城親子、感動の再会だな。」
「エボルト・・・どういう事だ?ライダーシステムはエボルトを倒すために考えたんじゃなかったのか!?・・・父さん!」
エボルトと忍が並んでいる構図が理解できない戦兎。いや考えないようにしていると言うべきか。
「お前や万丈が仮面ライダーになったのは、全部・・・葛城先生のシナリオだ。」
エボルトの悪意かと思えば、計画については忍の関与がむしろ大きいという。
 すると横から龍我が出てきて
「ふざけんなよ!あんたは戦兎を騙してたのか・・・!」
「全ては私の計画通りだ。あとはロストボトルさえ揃えば、目的は達成する。」
「果報は寝て待つとしよう。」
エボルトは内海を拾ってダッシュで撤退。
 その場を任された忍は変身の体勢へ。
「忍者!」
「コミック!」
初期型なのかベストマッチ音声はなし。
「Are you ready?」
「変身。」
衝撃が残り、立ち尽くす戦兎ですが、集まってきた龍我ら3人もこれに応じ変身の体勢へ。
「ニンニンコミック!」
「父さん・・・。」
いずれもより高性能のはずのライダー、それも3体がかりに普通のビルドで相手になるはずが、と思われましたが、中身が初老男性とは思えぬ軽やかな身のこなしと忍術で互角以上の戦いを見せます。
「分身の術!」
「いくら戦兎の親父だからってな、容赦しねえぞ!」
が、言葉とは裏腹にむしろ圧倒されています。
「何だよ、これ・・・!?」
今のグリスは戦闘不能は即死なので、慌ててゼリーを外します。
「危ねえ・・・!初期型のビルドなのに、何でだ?」
「もともと、ビルドドライバーは私が使うために設計されたもの。私がベスト・オブ・ベストのビルドだ。」
つまり適正と恐らくハザードレベルの影響のようです。
「海賊!」
「電車!」
「Are you ready?」
「海賊レッシャー!」
「各駅電車・・・急行電車・・・快速電車・・・海賊電車!」
「発車!」
クローズマグマとローグを蹴散らし、ローグは変身解除に追い込まれました。
「強い・・・!」
「だったら・・・俺が相手だ!」
残ったクローズマグマに対し、ホークガトリングで対抗。
「タカ!」
「ガトリング!」
「ホークガトリング!」
色味と言いシルエットといい似ている両者。
 が、近接戦タイプであるクローズマグマに対しビルドは空中戦と遠距離戦を得意とするタイプ。上手いこと翻弄しています。
するとその時、またしてもエボルトの見たビジョンが再生され、エボルト遺伝子が活性化。
「まだだ・・・!もっともっと壊してやる!」
クローズチャージはビルドの射撃をものともせず、自身を掠めようとしたビルドを捕まえ、マウントを取って一方的に攻撃するという危ない戦い方へ。
「まただ、力が制御できねえ!何でだよ!?」
これも分かっているという忍ビルド。
「エボルトのせいだ。」
「何!?」
「ブラックホールを作るために、自身の力を最大限まで使った。その影響で、君の遺伝子が活性化したんだ。恐らく今の君は、スクラッシュドライバーを装着した時とは比にならないほど戦いに飢えてるはずだ!」
殴られながら冷静に分析。
「ふざけんな!俺は・・・俺は!」
口ではこう言っても体は正直。無抵抗の忍ビルドを容赦なく殴りつけ、
「万丈、もういい・・・やめろ。やめてくれ!」
仲間が父親を一方的に攻撃しているという状況に耐えられない戦兎が止めるよう懇願しても攻撃を続けます。
「うるせえ!俺はこいつを・・・ぶっ倒す!」
「ボトルバーン!」
このままでは相手を殺すまでやるだろう、という所でようやく変身する戦兎。
「グレート!オールイエイ!」
「ジーニアス!」
「Are you ready?」
「変身!」
「ビルドジーニアス!」
「スゲーイ!」
「モノスゲーイ!」
変身即キックでクローズマグマを吹っ飛ばし、変身解除に持ち込むという荒業。
やはり深層では父親>仲間なのでしょうか。
 流石に強烈すぎたのか、直後に気を失ってしまう龍我。
「龍我!」
「・・・今日はデータの採取だけで十分だ。また会おう。」
助けられた忍もすぐに撤退してしまい、それ以上の話はできないまま。
 倒れた龍我に駆け寄る幻徳。
「おい、大丈夫か!?万丈!」
流石にヤバいと思ったのか、今回はいつになく心配されています。

 急いでナシタに連れて帰りましたが、ベルナージュの力も反応がありません。
「前はベルナージュの力で万丈を治せたのに・・・。」
一海は、怒りに任せて戦兎に掴みかかります。
「おい・・・お前、何考えてんだよ。何で親父を庇った!?相手は敵なんだぞ!」
「やめなって、グリス!」
美空が制止しても止まらず、
「父さんは敵じゃない・・・。」
「その目で見ただろ?お前の親父はな、エボルトの仲間なんだよ!この国を乗っ取った裏切り者なんだよ!!」
放心した様子で目も合わせない戦兎に、一海は
「今のお前にはな・・・背中は預けられねえ。」
と共闘の解除を宣言。
幻徳もこれに続き、
「・・・今のお前はただ、父親を信じたいだけにしか見えないぞ。悪いが・・・俺も一緒に戦えない。」
尊敬する父親の遺志を継いで戦う幻徳は、信じていた父親が悪の道に落ちていたという現実に苦しむ戦兎に同情してはいるようですが・・・。
「ねえ、ちょっと・・・。」
「オラァ!」
革ジャンの前をはだけたTシャツにはデカデカと『さらば』。まさかの文字T復活。
「おい、ポテト!」
そのまま出ていってしまいました。
「さらば、ぐらい自分で言いなさいよ!」
動揺し、何も言い返せない戦兎を痛ましげに見上げる美空・・・。

 アジトに戻った忍。攻撃性を増していく龍我を警戒し、エボルトにも報告しています。
「君と同じ能力を持つ万丈がこれ以上暴走を続ければ、厄介な存在になる。」
「先生のことだから、何かアイデアがあるんでしょ?」
黙っている忍ですが、その思惑とは。

 この大事な曲面にメンバーがバラバラとなってしまったことに危機感を覚えた紗羽は、こちらもあるアイデアを実行。
「これで、カズミンは戻ってきてくれるはず!」
「ん?」
「じゃじゃーん!」
手にしていたのは、まさかのみーたん抱き枕。
「・・・何それ、いつの間に作ったの?」
「ね、いいでしょ?いいでしょ?」
「やめてよ〜!」
「これで、心火を燃やして戻ってきてくれるはず・・・!」
危機的状況が続いておかしくなったか、という所ですが一海になら効きそうと思える不思議。
 すると、美空の携帯に着信が。
青ざめる美空。その相手は・・・?

 再び忍のデータを探る戦兎。その作業は前回やったはずですが・・・。
「何で何も出てこない・・・?」
苛立って端末のディスプレイを吹っ飛ばしたりと、かなり煮詰まっています。
 さらに脳内の巧も、
「エボルトの言う通り、僕達は利用されたんだよ。パンドラボックスの光を浴びた父さんが、エボルトと手を組むのは自然の流れだ。」
「それを言うなら、仮面ライダーになった時点で正気を取り戻してたはずだ。それとも何か?ライダーシステムを作った俺たちみたいに、後戻りできなくなったって言うのか?」
「・・・分かってるじゃないか、その通りだよ。」
内なる巧は、父である忍はそれを悪事と理解した上で今の立場にあると結論づけています。
つまり父親は悪の道に落ちたと。
「俺は、父さんを庇うべきじゃなかった・・・。」
戦兎もこの事実を理解。見かねた美空がフォローしますが、
「自分を責めないで。私が戦兎でも、きっと同じ行動を取ったと思う。」
「サンキュー・・・。でも、もういいんだ。父さんは・・・敵なんだ。」
「戦兎・・・。」
「何のために戦ってきたんだよ・・・。」
これまで、父親の思いを継いだものと思って戦ってきた戦兎にとって、これはその根底を揺るがす結論。美空はどうにか笑って励まそうとするも、
「ラブ&ピースのためでしょ。今までだって、つらい思いはたくさんしてきた。それでも桐生戦兎は、どんな困難にも打ち勝ってきたじゃん。愛と平和を胸に生きてける世界、作るために戦ってきたじゃん。だから今度だって・・・」
「今までとは違う。俺が戦えたのは、ライダーシステムが正義の為にあると信じてたからだ。それを否定された今、俺は・・・。」
戦う手段が全否定された今、もう戦えないという。

 その頃、まだ屋上にいた一海と幻徳。
「これからどうするつもりだ?」
出ていったはいいものの、何をどうするか全く考えていない2人でした。しかし、
「エボルトの野望を阻止する。そうすれば、戦兎の親父も目を覚ますかも知れねえ。」
戦兎には愛想を尽かしたかのような口ぶりでしたが、実際には戦兎も助けてやりたいという思いがある一海。これも戦兎が今まで謳ってきたことがえいきょうしたのでしょうか。
 すると幻徳も革ジャンの前をはだけ、『賛成だ』Tシャツを披露。
「オラァ!」
「いつ仕込んだんだよ・・・。」
もはやツッコミにも力がありません。

 一方、ひとり街に出た美空。
その要件とは・・・エボルトとの待ち合わせ。
「よう、久しぶり・・・でもないか。」
「本当に、私が戦兎のこと救ってあげられるの?」
「ああ。俺の言う通りにすれば・・・な。」
どうやら、先程の連絡はエボルトからの取引の持ちかけで、美空は誰にも相談せずこれに乗ってしまったようです。そのまま連れ去られ・・・。

 そうとも知らず、ナシタの戦兎は
「俺が間違ってた。すまない・・・。」
目を覚まさない龍我に詫びるばかり。
 しかし、やはり状況は待ってはくれず
「ねえ・・・美空ちゃんが、まだ帰ってこないんだけど。」
戦兎の方には何の進展もないまま、美空の行方が心配になるぐらいの時間が経過しています。

 その美空は、エボルトに拉致されロストスマッシュ化の人体実験を受けています。
「美空がロストスマッシュの実験に耐えられるのか?」
「ベルナージュの力に高濃度ネビュラガスを適応させれば、弱まっていた力を最大限まで引き上げる事ができる。」
「けど、既に魂が消滅してる可能性もある。」
「その時は、石動美空の命が消えるだけだ。」
「相変わらずクールだねえ。」
2人とも、美空の命を何とも思っていません。特にエボルトは実の父親の顔をしているのがまた・・・このせいでまた騙された訳ですし。
「全ては新世界を創るためだ。」
具体的なビジョンは明らかとなっていませんが、エボルトも忍も新世界というキーワードに向けて行動しているようです。

 美空を探しに街に出た戦兎。
「美空・・・。」
すると、スマホに着信が。相手はその美空です。
「美空か!どこにいる!?」
「戦兎、助けて・・・。」
弱々しい声に、慌てて指定された場所に向かう戦兎ですが、呼ばれた先はいつもの廃工場。
「美空!おい!」
その目の前にフラフラと現れた美空。
「戦兎・・・。」
直後、その瞳が緑色に輝き
「私の・・・私の星を返せ!」
「ベルナージュ・・・?」
美空はすっかり好戦的になったベルナージュに支配され、そのままCDロストスマッシュへと変身。
「やめろ!」
相手が美空およびベルナージュとあれば戦いたくない戦兎ですが、相手の方はお構いなし。
「ダメだ・・・自我を失っている。」
「タンク!」
「タンク&タンク!」
「Are you ready?」
「タンクタンク!」
「ヤベーイ!」
「ツエーイ!」
仕方なく、と言った具合にタンクタンクへと変身。ジーニアスになれない辺り迷いが出ています。
 しかし、やっぱりと言うか全く相手になりません。
おびただしい量のディスクを操ってぶつけてくるCDロストスマッシュに完封されるビルド。
「強い・・・!こうなったら、ジーニアスで・・・。」
「グレート!」
「オールイエイ!」
ジーニアスボトルを手にしたその時、現れたのは忍。
「ロストスマッシュを倒せば、石動美空は死ぬぞ。」
「あっ・・・?」
「ベルナージュの力が邪魔して、ジーニアスフォームでも助けることはできない。」
「何だと!?」
追い討ちをかけるように、忍もビルドへと変身します。
「ラビット!」
「タンク!」
「Are you ready?」
「変身。」
「鋼のムーンサルト!ラビットタンク!」
「イエーイ!」
本気出してないフォームの上に2体がかり、ボコボコにやられる戦兎ビルド。
「情にほだされて、私達を攻撃できないか!」
「どうしてこんな事を・・・?」
「ロストボトルを精製して、黒いパンドラパネルを完成させる。そうすれば、物理法則を超えた新世界の扉が開く!」
目的を明らかにすると、必殺技の体勢へ。
「Ready go!」
「ボルテックフィニッシュ!」
「イエーイ!」
実の息子相手であろうと、容赦なくキックを叩き込み変身解除に追い込みます。
 倒れた戦兎は、
「何だよ・・・新世界って。それが、俺や母さんを騙してまで手に入れたかったものなのか・・・?」
「そうだ。お前はそのために創られたヒーローに過ぎない。今のお前じゃ、エボルトに勝てない!」
実の息子も壮大な目的のための道具でしかないと言う割りに、何となく戦兎のパワーアップを期待しているように聞こえます。
 しかし、ついにショックで戦兎が力を失うと、
「何、泣いてんだよ。みっともねえな。」
現れたのは、こちらも満身創痍の龍我。
「創られたヒーロー・・・上等じゃねえかよ。前に言ったよな?俺たちが信じた思いは幻なんかじゃない。自分の信じる正義のために戦うって。今のお前の正義は、美空を助ける事じゃねえのか?なあ。」
と、手を差し伸べられると、戦兎の脳裏に過るのは
「それでも桐生戦兎は、どんな困難にも打ち勝ってきたじゃん。愛と平和胸に生きてける世界創るだめに戦ってきたじゃん。」
と励ます美空の声。
「美空・・・。」
無残にもスマッシュにされた美空に目をやり、ついに戦う覚悟を取り戻し、龍我の手を取り立ち上がるとドライバーを装着。
「言っとくけど、泣いてねえからな。」
「そういう事にしといてやるよ。」
軽口を叩き合いながら変身。
「ジーニアス!」
「クローズマグマ!」
「イエイ!イエーイ!イエイ!イエーイ!」
「Are you ready?」
「「変身!」」
「ビルドジーニアス!」
「極熱筋肉!クローズマグマ!」
「スゲーイ!」
「モノスゲーイ!」
「アーチャチャチャチャチャチャチャアチャー!」
いつだってこの2人がノッていれば負ける気がしません。

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Posted by jerid_and_me at 22:29Comments(7) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2018年07月01日

今週の仮面ライダービルド「第42話 疑惑のレガシー」

 何となく精神がもう息苦しくなる感じのサブタイトルの第42話。
「地球外生命体エボルトは、この国を支配するため最強の怪人ロストスマッシュから生成される10本のロストボトルを集めていく。仮面ライダービルドの桐生戦兎は、そのボトルを開発した父・葛城忍の行方を捜すが・・・。」
シリアスにやっているのは戦兎だけ。
「幻徳〜!何でその服チョイスするかなあ?」
「俺のセンスが何故わからん!?」
「みーたん、俺の服もコーディネートしてくれ!」
「カズミン、みーたんにお願いするなら100万ドルクね?」
「あ〜腹減った。プロテイン飲むか!」
「はいはいはいはい集合!みんなが居ない所でとんでもない事になってるから。第42話に入る前に、ちゃんと聞いて?」
前回は半分あらすじ紹介の時空でしたが、こちらは更にカオスです。

 前回の重大事項、エボルトの感情の芽生えについて説明したようです。
「俺達が知らねえ間にそんな事が起きてたとはな・・・。」
「まさか、エボルトに人間の感情が宿るとは。」
「けど皮肉だよな。奴が人間らしくなるなんてよ。」
皆、エボルトには人間の感情がないものと理解していた様子。
「・・・ロストボトルは?」
「奪われた・・・すまない。」
「しょうがねえだろ。また取り返せばいい。」
揃えられなければ良い、ということで今は切り替える他ありません。
「何か、新しい情報は引き出せなかったの?」
「志水さんは、父さんの助手だったらしい。」
そこで思い出されるのは、エボルトに消される直前の言葉。
「先生は、黒いパンドラパネルを作るためにロストボトルを・・・。」
「黒いパンドラパネル・・・聞いたことないな。」
ファウストにいた幻徳も初耳です。
「ちょっと待って!その黒いパネルに必要なロストボトルをエボルトが集めてるって事は・・・。」「戦兎の親父さんは・・・エボルトと一緒にいるかも知れねえ。」
嫌な想像が一同の脳裏を過る・・・。

 北都のアジトでは、
「あと4本のロストボトルが集まれば、新世界は開かれる。」
計画の順調さを喜ぶエボルトですが、忍は
「何故、志水を殺した?」
どこかエボルトに対し不満げに見えます。
「余計なことを喋ると思ったからだよ。志水は、ロストスマッシュになれる貴重な人材だから生かしておいただけだ。ボトルが生成できれば用はない。」
実際には戦兎を怒らせるために目の前で消していたはずですが・・・忍に対し嘘を言っているのでは。
「これでロストスマッシュになれる被験者は使い切った。」
「だったら仮面ライダーで実験すればいい。」
「確かに、ロストスマッシュに必要な閾値は獲得できるだろう。だがビルドのジーニアスフォームがロストボトルに適応しなかったことを考えると、確実とは言えない。」
「それを何とかするのが、先生の仕事じゃない。」
このやり取りを見ると、エボルトと同等またはそれ以上に忍もロストボトル集めにこだわっているように見えます。
 するとエボルトは、背後に控えていた内海に宣言。
「ロストスマッシュの生産を急ぐ!そのために、この国を統一する!」

 戦兎は、礼香から伝わったデータの中に忍の足跡を探しますが
「父さんの現状が分かるような手がかりは無いな・・・。」
足取りの掴めるようなものは無し。すると一海が
「なら、親父さんの身の潔白は証明できねえって訳だ。」
「・・・どういう意味だ?」
「親父さんとエボルトは裏で繋がってんじゃないのか?」
「何だと・・・?」
「最悪の場合、親父さんが黒幕って可能性もあるわけだ。」
「そんな訳ねえだろ!」
「じゃあ、どうして親父さんはお前に会おうとしねえんだ!?」
言いにくいながらも、否定できない可能性をはっきり突きつけました。普段ドルオタなのにこういう所は
鋭い・・・。
 このままだと喧嘩になりそうな所で、間に入る龍我。
「やめろよ!まずは生きてるかどうか確認するほうが先だろ?エボルトが化けてる可能性だってゼロじゃねえ。」
モヤモヤした空気ですが、やはり状況は待ってくれません。
「こちら、東都政府官邸!西都の軍勢が攻めてきた!場所は、政府官邸とエリアA!」
ひとまずは、こちらを優先する他なし。

 官邸にはエボル自らが乗り込んで来ています。(やはり最初から完全体)
もう通常のガーディアンだと無茶振りもいいところですよね・・・。
「ん・・・?」
「エボルト!」
「今日はお前らが相手か。」
「父さんは生きてるのか?」
この食いつきに、いかにもらしくとぼけるエボル。
「何の話だ?」
「とぼけるな!父さんの居場所を知ってるんだろ!?どこだ?どこにいる!」
「フフフ・・・。」
「今は東都を守ることに集中しろ。」
幻徳のナイスアシストで、ともかくも変身。
「デンジャー!」
「グレート!オールイエイ!」
「ジーニアス!」
「クロコダイル!」
「Are you ready?」
「変身!」

 一方、Aブロックにはマッドローグがハードガーディアンを率いて現れています。
こちらはクローズマグマとグリスが既に戦闘中。
こっちは既に問題なく勝てそうな組み合わせ感。

 しかし官邸の方は、クローンスマッシュを連れており、しかも戦兎は冷静さを欠いているため不安な状況。
「今日はやけに感情的だな。」
「黙れ!父さんはどこだ!答えろ!」
「東都より父親が気になるか?なら、これでどうだ!」
「フルボトル!」
スチームガンをライフルモードに合体させ、円の軌道で周囲を高速移動しながら連射。
ビルドはダイヤモンドの自動防御で凌ぎますが、逃げ場のない攻撃でクローンスマッシュも巻き添えにしながらローグを変身解除に追い込みました。
 身動きが取れなくなった所を見計らって、エボルは
「イッツ・ショータイム!」
上空を指差し、必殺技の体勢へ。ビルドにトドメを刺すのかと思えば
「Ready go!」
「ブラックホールフィニッシュ!」
「チャオ!」
首相官邸上空にブラックホールを発生させ、官邸を飲み込ませています。
「何だよ?あれ・・・。」
「ブラックホール・・・。」
「どうなってんだ・・・?」
Aブロックのクローズマグマらからもその光景は確認でき、これを見た龍我の脳裏にはまたもエボルトの記憶が。それは同じくブラックホールで火星文明を滅ぼした時のもの。
「また現れやがった・・・何だよこれ?感情が抑えられねえ・・・!」
記憶と同時にエボルト遺伝子も活性化しているのか、急に攻撃的になる龍我。
 物凄い勢いでマッドローグを圧倒すると、ついにはエボル同様の高速移動まで会得し、一方的に攻撃を加えています。
「何だ?このパワーは・・・!」
「壊してやる・・・!ぶっ壊してやる!」
いかにもヤバい様子となり、マッドローグを追撃すると何故持っていたのか、ドラゴンボトルを落としました。
 すると、青かったそれは突然白銀に。
エボルボトルだけでなく、フルボトルにまで変化を及ぼすとは。
「ボトルが銀色に・・・?」
クローズマグマナックルに装填してみると、普通に使えます。
「ボトルバーン!」
「ボルケニックアタック!」
「何故、急激に力が上がった・・・?」
エボルドライバーを使っているマッドローグが全く相手になっていません。

 ブラックホールは東都政府官邸をどんどん飲み込んでいきます。
「いいぞ・・・もっとだ!」
「政府官邸が・・・。」
「これで東都は壊滅だ!この国は俺のものになる!ハハハ・・・!」
拠点を物理的に消滅させて国を乗っ取るというストロングスタイルに手も足も出ません。
「ふう・・・。チャオ!」
すっかり消し尽くすと、ブラックホールを閉じて上機嫌で帰っていくエボル。
「親父がつくった東都が・・・。」
国の象徴を奪われ、力なく膝をつく幻徳。対照的です。
 忍の情報も得られず、こちらは完敗。

 エリアAの方は逆に完全に圧倒しています。
こうなると、マッドローグはやはり煙に紛れて撤退。
「待て!」
闘争心の収まらないクローズマグマは、転がっているハードガーディアンの残骸を殴り続けています。
「おい!・・・おい!やめろお前!」
「うるせえ!離せ!」
「やめろってんだろ!」
このままだと同士討ちになるところですが、突如
「ニンニンコミック!」
「隠れ身の術!ドロン!」
聞き覚えのある音とともに煙が立ち込め、
「何だよ、これ・・・?」
クローズマグマを攻撃開始。
「おい龍我!おい!」
「ラビットタンク!」
ひとしきり痛めつけ、変身解除させると同時に煙が晴れ、その第三者の姿はなし。
「どうした?何があった!おい!?」
「誰かが襲ってきやがった・・・!」
「今のは・・・。」
そこにいないはずの相手が、そこにないはずのボトルを使ってきた・・・という事はつまり。
 そして、2人は気付いていませんが、近くのビルの屋上から普通のビルドが見下ろしています。
「光り輝くボトル・・・ハザードレベル7か。」
つまり2体目。しかし、龍我もそこまでハザードレベルが上がっていたとは。

 エボルトは御堂に扮して戦争の終結を宣言。
「多くの犠牲者を生んだ戦争が終わりました。我が国は、ようやく1つになったのです!」
この放送には西都のみならず、日本全国の市民が注目しています。
「おい、放送始まったぞ!」
北都と思しき農村でも、農夫らが作業を止めてテレビにかじりつき、避難所でも多くの市民がスマホを食い入るように見つめています。
「このような、陰惨な光景はもう二度と見たくはありません。そこで私は考えを改めました。今後、自衛目的以外の兵器を撤廃します!」
この宣言に、市民らは歓喜。
「スカイウォールという巨大な壁に引き裂かれた我々の心を1つにすべく、この御堂が、微力ながら新生日本を牽引していきます!」
戦争の終結、武力の放棄という甘言に、御堂が成り行きで国家主席の座に収まることを否定する国民はいない、というぐらいの大喝采。

 しかし、御堂はとうの昔に亡き者にされたと知っているナシタの面々は
「この御堂はエボルトなんだろ?ふざけやがって。」
「みんなは国がひとつになったって喜んでるけど・・・。」
「いい事なんて何もねえ。俺たちはエボルトの家畜になったも同然だ。このままじゃいいように利用されて喰われるのがオチだ。」
 と冷え切った様子。
特に幻徳はじっと黙って俯いており、東都を滅ぼされた挙げ句、こんな形で統一がなされたことに心底ショックを受けているようです。

 放送が終わると、エボルトは早々に惣一の姿に戻り
「これでこの国全てが俺の支配下になった。まずはロストスマッシュの生産だ。仮面ライダーの捕獲に全力を尽くせ。」
「ロストスマッシュを量産して人間を襲えば、いずれ国は滅びる。それは支配するというあなたの目論見とは矛盾するはずです!一体何を企んで・・・」
「余計な詮索はするな。命が惜しければ。」
結局、内海も志水同様、今は利用価値があるから生かされている駒に過ぎないという事。
だいたい人間が人間を殺すのを見て楽しもうという魂胆なので、人間に理解できないのは当然というものですが。

 ナシタ(が埋まった建物)の屋上に出て、考え込む戦兎。
すると、また頭の中で葛城の声が。
「この国のこと、父さんのこと・・・悩みは尽きないね。」
戦兎の意識は、奇妙な白い部屋へ。
「ここは・・・?」
「僕と君の記憶の世界だよ。」
「葛城巧・・・。」
「ここで君の記憶を操作してる。」
どうやら表に出ているのは戦兎ですが、記憶周りの管理は葛城がやっているという。記憶喪失モノにしてもなかなかレアな状況では。
「何だと・・・?悪魔の科学者だったころの記憶が曖昧なのはお前の仕業か。」
「そんな事より、これからどうするつもりだ?」
「決まってるだろう。父さんを探し出して、一緒にエボルトの野望を阻止する。」
「まだ父さんを信じてるのか・・・。」
「当たり前だ。父さんはエボルトを倒すためにライダーシステムを設計した。お前だってそれが正義だと思って完成させたんだろう?」
「正義・・・そうあることを願いたいね。」
目を泳がせながら顔を伏せる葛城。まだ戦兎には明かしていない記憶がある・・・?

 戦兎が記憶の世界から戻ると、幻徳もまた屋上に現れました。
「幻さん・・・。」
「親父が言っていた。この国を救えるのは、政治家でも権力者でもないって。市井の人々だって。そんな親父が誇らしかった。なのに、親孝行どころか、何一つあの人の思いに応えられなかった・・・。最期に初めて、この国を託してくれたのに・・・俺は何もできなかった。」
 託されていながら、結局日本はエボルトのものになってしまったという無力感に苦しむ幻徳。
「俺も同じです。エボルトを倒すために、父さんからライダーシステムを託されたのに。今だ叶わずにいる。」
戦兎も同じと言いますが、忍の本心が分からない分、より生殺し感が強いです。

 さらに、TVからは
「速報です。東都、北都、西都の仮面ライダーが反政府軍を結成し、東都の街で暴動を起こしました。繰り返します・・・」
という、明らかにエボルトによって捏造されたニュースまで流れる始末。
 難波重工によるメカやマッドローグが暴れている映像をバックにされていますが、ライダーと一括りにされてしまえば問題ないんでしょう。
「戦兎、これ・・・!」
「俺たち仮面ライダーは国に楯突く反乱軍って事になったらしい。」
「エリアBでも反政府軍が暴動を起こしてるって・・・。」
「恐らく、俺たちをおびき寄せるための罠だ。」
「だからって、このまま黙って見過ごせって言う訳じゃないよな?」
「そんな訳ないだろ。エリアBを頼む。俺たちはエリアEを。」
またしても二手に別れ、対応に当たります。
国も市民を敵に回して戦うと言うのは辛い話ですが・・・。

 マッドローグの側に向かったのは戦兎と幻徳。
「おい、やめろ!」
「一体何の真似だ!?」
「我々の目的は仮面ライダーの捕獲。お前達をロストスマッシュにしてやる!」
「そんな事させるか!」
それぞれ変身の体勢に。
「グレート!オールイエイ!」
「ジーニアス!」
「イエイ!イエーイ!イエイ!イエーイ!」
「クロコダイル!」
「Are you ready?」
「変身!」
「ビルドジーニアス!」
「スゲーイ!」
「モノスゲーイ!」
「割れる!喰われる!砕け散る!」
「クロコダイル・イン・ローグ!」
「オラァ!」
まずはローグがマッドローグと相対しますが、
「結局、お前は父親の意思を継げなかった!氷室首相は哀れだよなあ。こんな無能な息子を庇って命を落とすなんて。無駄死にもいいところだ!」
安い煽りですが、今の幻徳にはダメージ大。動きが止まったところで追撃をかける外道ぶり。
「あの世で泣いて詫びろ!」
「Ready go!」
「エボルテックアタック!」
「チャオ!」
サッカーボール蹴りでいよいよ動けなくなってしまい、
「幻さん!」
慌てて間に入るビルド。最終フォームとはいえ、クローンスマッシュと2体同時ではやや苦しそうに見えます。
「この国はエボルトのものだ!それを倒そうとするお前達は反逆者でしかない!」
「ライフルモード!」
「Ready go!」
「エボルテックアタック!」
「チャオ!」
クローンスマッシュと組み合っている所を狙撃するという、これまた卑劣なやり口。
「ハハハ・・・!国を敵に回してでも戦う意義なんてどこにある!?仮面ライダーは必要ないんだよ!」
しかし戦兎は、葛城父子のビジョンを思い出しながら立ち上がり
「俺達の求める明日がエボルトに奪われるなら、戦う意義も価値もある。俺達を信じて託してくれた人たちのためにも、ここで終わるわけにはいかないんだ・・・!」
この言葉に、幻徳も泰山の遺言を思い出し
「頼んだぞ・・・バカ息子。」
「お前の言う通りだ・・・これで終わりにはさせない。エボルトを倒すため、この国を建て直すため・・・全身全霊で己の使命を全うする!仮面ライダーは・・・不滅だ!」
再び奮い立つ事ができました。

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Posted by jerid_and_me at 19:32Comments(6) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2018年06月25日

今週の仮面ライダービルド「第41話 ベストマッチの真実」

 葛城忍の足跡に迫る41話。
「パンドラボックスの強大な力を手に入れた地球外生命体エボルトが、この国を支配するために動き出した。悪魔の科学者・葛城巧の記憶が戻った仮面ライダービルドの桐生戦兎は、エボルトが集めるロストボトルを調べるために北都へ向かうが・・・。」
 すると、あらすじ紹介にまで出てきた幻徳。
「最近、どうも俺の扱いがおかしい。」
「ああ、やっと気付いた?」
「何が原因だ?1人で電車の切符が買えないことか?ピーマンが食べられない事か?それとも明かりがないと寝られない事か!?」
「お子ちゃまか!第41話も、文字T着てるのかな?」
その予想は・・・。

 マッドローグを退け、多治見をロストスマッシュから戻した戦兎の前に現れたエボル(フェーズ1)。
「そのボトルを使って、俺は新世界を創る!何なら、手伝わせてやってもいいぞ?」
「ふざけるな。」
即座に拒絶し、ジーニアスへと変身。
「グレート!」
「ジーニアス!」
「イエイ!イエーイ!イエイ!イエーイ!」
「Are you ready?」
「変身。」
「ビルドジーニアス!」
「スゲーイ!」
「モノスゲーイ!」
「さあ、実権を始めようか。」
戦闘開始ですが、既に攻略できていた感のあったフェーズ1に対しては完全に圧倒できています。
「舐められたもんだな・・・。完全体な俺を攻略できるのか?」
「オーバー・ザ・エボリューション!」
エボルトリガーを起動、エボルドライバーに装着しようとした所を止められました。
「勝利の法則は決まった!」
「何!?」
「ワンサイド!逆サイド!オールサイド!」
「Ready go!」
「ジーニアスフィニッシュ!」
「完全体になる前に倒す。それが勝利の法則だ!」
言っている事はその通りですが、主役のやる事かと言うと・・・。
 ともかくも、ロストスマッシュを復元する時のようにエネルギーを流し込み、これが何らかの影響を及ぼしたようです。
変身が解け、惣一の姿で膝をつくエボルト。
「何だ?この感覚は・・・。」
胸を抑えて苦しんでいるかと思えば、急に喜びを顕にして
「そうか・・・そういう事か!戦兎、お前は最高だ!そのボトルに、こんな力まであるとはな!お前の発明に免じて、ボトルの回収はまたの機会にしてやる。チャオ!」
徒歩で帰るエボルト。負けて撤退のはずなのに、まるで勝ったかのような帰り際です。
 戦兎が変身を解くと、ちょうどいいタイミングで龍我から着信が入りました。
「何か分かったか?」
「礼香さんに会ってきた。・・・お前の言ってた通りだ。お前の親父さんは・・・生きてる。」
死んだはずの重要人物にして父親の生存・・・戦兎は複雑そうな顔です。

 ナシタに戻った一同。
「戦兎のお父さんが生きてたなんて・・・。」
「つーか、何で生きてるって分かったんだよ?」
「・・・確証があった訳じゃない。遺体もなかったし、何よりずっと引っかかってたんだ。パンドラボックスの光を一番近い所で浴びたはずの父さんが、何で自殺なんてしたんだろう?って。」
 すると、スッと現れてその疑問に同調する幻徳。
「確かに、あの光を浴びれば好戦的な気質になる。自殺なんて最も程遠い行為だ。」
またしても服装が凄いことになっています。チベットとかそんな感じで、何故かまるごとパイナップルのジュースを手に。これには皆、もう呆れるしかありません。
 そんな事は意に介さずバッサバッサするものだから、一海が何かに気付いてマントの中を見てみるとそこには
「二枚目気どりの三枚目」
という、またしても文字Tが。
「ヒゲ・・・!」
「何だ、お前も欲しいのか?ポテト。」
「却下!」
「何がだ?」
「出禁!出てって!」
「お前ら、全員センス・・・!」
「やり直せヒゲ!」
ついには追い出されてしまいました。
 残った紗羽、戦兎、龍我は何事も無かったかのように葛城忍の話題に復帰。
「戦兎くんのお父さんは、自殺してなかったことがバレないように礼香さんの密航船を利用してたみたい。」
「何で父さんは自殺を偽装したんだ・・・?家族に内緒で。」
「礼香さんも、その理由は知らなかったって。」
「ただ、息子を知る者が訪ねてきたら、これを渡して欲しいって。」
渡されたのはUSBメモリ。口金の中が青い3.0仕様っぽい所を見ると、最近作られたもののようです。
「ライダーシステムについて詳しく載ってる。もともと父さんがエボルドライバーを参考にして設計したものだし・・・。」
シリアスモードの所へ、また来た幻徳。
「何勝手に戻ってきてんだお前!おい!ちょっと待てよ!」
「お待たせ!」
「何なんだよおい!お待たせじゃねえよ!袖なんなんだよ!?」
冷めた目で見るシリアス側3人。咳払いをして本題に戻ります。
「ベストマッチについても触れてる。」
「マジか?あれにどんな意味あんだよ?」
龍我も興味津々ですが、美空を顔を見て
「もう〜!」
「・・・それより今はロストボトルだ。」
露骨に話題を逸らしました。
「ああ、そうな・・・って何でだよ!?」
しかし結局話はロストボトルへ。
「父さんが開発した人工ボトルは、好戦的な気質を高めるだけじゃなくて別の使い道があるみたいだ。」
「別の使い道・・・って何だよ?」
「黒くなった状態のこのボトルを10本集めれば、既知の物理法則を超える現象が起きるって書いてある。」
「物理法則を超える・・・?」
話がトンデモな方向に向いてきて、まるで見当がつかないようです。
「それって・・・マジやべえ事が起きるって事か?」
うーん龍我の語彙力の無さよ・・・。
「バカっぽく言えばそうなる。」
「あ?」
なんてやっていると、突然一海と幻徳の笑い声が。
いつの間にか一海が幻徳の帽子を被っている・・・伝染してしまった。
「何笑ってんだよ!?ああ?」
言われて黙る2人。
「それでいいんだよ。」
が、直後一海は被っていた幻徳の帽子を龍我に被せ、また大笑い。
その後も幻徳に返したり、また一海が被ったり、果ては美空にまで被せて、龍我も加わって大爆笑。
 ついにキレ呆れる美空ですが、まだ本筋に留まり
「けど、エボルトって今まで惑星を一瞬で滅ぼしてたんでしょ?何で地球だけ10年もかかってるんだろう。」
「確かに。自分の力を取り戻すためとは言え、滅ぼそうと思えばすぐにできたはずだ。」
フェーズ1登場時の絶望感を考えれば、何か策を弄すれば難しからぬ事だったはず。
 まだ笑い転げている3人。もはや3バカです。
「ねえ!ねーえ!聞いて!エボルトの行動、振り返ってみようよ。」

 と、ここで急にエボルトの事を振り返ります。
「初めは万丈の遺伝子を追って地球に来たんだよね?」
「ああ。10年前、美空のお父さんに憑依して・・・。」
「でも、パンドラボックスが開けられなくて、スカイウォールの惨劇が起きたんだよな?」
「その後、病院に入れられたエボルトはすぐに行方を眩ませて、戦兎のお父さんにエボルドライバーの復元を頼んだ。そして消息を絶った・・・。」
 ここまでがエボルトとしての振る舞いで、その後しばらくしてからブラッドスタークとして活動を再開。
「それが数年の時を経て、突然ファウストのアジトに現れた。」
「どこで何やってたんだ?」
「さあな。けど、こっからエボルトの暗躍が始まった。」
正体を伏せての、文字通り暗躍。
 ここからは動画ですが、無駄に芸細と言うか・・・。
「エボルトはスタークとして、俺達に様々なスマッシュを送り込んだ。美空にボトルを浄化させるために。」
この時は、まさかベルナージュが生きていてボトルの中身を操れるとは思っていなかったようです。
「強化アイテムも無しに、よくお前らと対等に戦ってたよな。それに比べてナイトローグは・・・。」
「俺は負けてない。」
「でも、直接対決にスタークにボロ負け!」
「俺は負けてない!」
「そこ、どうでもいいし!」
幻徳の無駄な意地っ張り。
「けど、次から次へとよくスマッシュ倒したよな。」
「ねえ、今気づいたんだけど、戦兎くんと万丈が会ってからスマッシュにされたのって、2人に関係ある人ばかりじゃない?ほら、万丈の彼女とか。礼香さんも戦兎くんのお父さんと繋がりがあったし。」
「言われてみれば・・・万丈をハメた鍋島、葛城巧と顔を代えられた佐藤太郎の後輩、戦兎のお母さん、戦兎の同僚・・・で、最後が紗羽さん。」
「確かに、俺達に関係してる人が殆どだ。」
そう言われると、序盤はとにかく世界が狭かったですね。
「おいヒゲ、その辺のこと何か知らねえのかよ?お前ファウストでスマッシュ作ってたんだろ?」
「黙れポテト。スタークに一任してたからわからん。」
「ケッ、ただハブられてただけじゃねえの?」
「そんな事はない!断じてない!」
どこへ行ってもお飾りリーダーな幻徳・・・本当、最近の扱いがひどい。
「あーっ、分かったよ!圧が凄いんだよ!」
格好の効果が大きいです。
 そしてその後、スマッシュ襲来の流れが一段落するとその正体が惣一であることが判明。
「スタークの正体はマスターだった・・・。」
「待てよ・・・?この頃にみーたんと結婚してたら、奥さんが火星人に、義理の父親がどっかの宇宙人に憑依されているという複雑な家庭になっていたのかーっ!」
一海の扱いも大概でした。
「アンタと結婚なんて100パーないし。」
「なっ・・・何で俺の心の声が聞こえてるんだ!」
「フルボリュームで聞こえてるし!」
ここからはスタークもといエボルトの真骨頂である三都戦争に突入。
「そして三国の戦争が勃発した。北都の侵攻、代表戦、西都による北都制圧、難波重工の乗っ取り、どれもスタークが裏で手を引いていた。」
「エボルトが戦争を起こした目的って、俺のハザードレベルを上げる事と戦兎にマジ最強のライダーシステムを作らせる事だったんだよな。」
「ああ。全てはパンドラボックスの力を手に入れるために・・・。」
改めて振り返ると、本当におよそ全部がエボルトの掌の上。
「悔しいけど、まんまと策略にハマっちまった・・・。」
皆一斉に慰める優しさ。
・・・と思ったら幻徳の帽子はビタイチ不要。
 そしてエボルドライバーを入手し、その正体を現す戦争終盤。
「いよいよ仮面ライダーエボルの誕生だ。」
「復元したエボルドライバーで仮面ライダーエボルになったのがフェーズ1。」
「俺の体を乗っ取ってエボルトの遺伝子を吸収したのがフェーズ2。」
「その時、パンドラボックスが開いちまったんだよな・・・。もうちょいヒゲが善戦してくれると思ったんだけどよ!あの流れは、どう考えても親父の仇を討つ所だろうが!」
「あの時は風邪気味だったんだ・・・!」
「あ?何だそのバレバレの嘘?弱えから負けたんだろ。」
「違う!俺は負けてない!」
「だから、そこどうでもいいし!」
実際、場外に飛ばされてフェードアウトって結構残念な流れでしたよね。
「エボルトが戦兎くんに憑依したのがフェーズ3。」
「戦兎の白髪って新鮮だったよな。」
「けど、割とすぐ元に戻ったよな。」
「さすが主役!」
「そういうメタ発言やめてくれる?」
空気が完全に冒頭あらすじ紹介のそれになってきました。
「ついにフェーズ4で完全体になった。このとき俺は葛城巧になってたから記憶はないんだけど。エボルトどうだった?」
「マジ強え!」
「半端ねえ!」
「俺は負けてない!」
「お前たちに聞いた俺が悪かった。」
という所で『完』。ささやかながら拍手が起こります。
・・・一体誰が映像の編集を?という疑問もメタでしょうか。
「振り返っても意味なかったね。」
「いや、そうでもなかったよ。さっきのスマッシュにされた被験者の中に、俺達に関わりのない人物を見つけた。」
「誰だよ?」
「最初にスマッシュにされた男だ。」
作中時間だと厳密にはニードルスマッシュが最初でしたが、龍我と会ってからという意味ではあのストロングスマッシュにされた男が最初でした。が、名前も何も明かされてはいません。
「きっと彼も、俺たちと何らかの接点があったのかもしれない。」
「じゃあ、私が調べてみる。」
「気をつけてね!」
「うん、行ってきます。」
こういう時は紗羽の出番。
「もう1つ気になる事がある。エボルトがファウストに現れるまでの空白の時間だ。きっと、その間に物理法則を超える現象を発見したのかも知れない。それが一体何なのか・・・。」

 その頃、エボルトは北都の旧アジトにてロストボトルを勘定。
「あと6本・・・。」
やはり、他のパネル同様10本で揃うようです。

 コピー元となった惣一はまだ目を覚まさぬまま。
その病室に美空と戦兎が2人きりになった所で、改めて先程のメモリにあったベストマッチの真相を語ります。
「さっき、ベストマッチについて分かったって言ったろ?あれは、石動さんの記憶と深く関わってたんだ。」
「えっ・・・?」
「ウサギと戦車、鷹とガトリング・・・愛と破壊。ベストマッチはお前との思い出だったんだ。」
「どういう事?」
「パンドラボックスにある60本のボトルは、その惑星のエレメントが必要になる。」
 同じ頃、エボルトの独白。
エボルト潜伏時代にこれを聞いた葛城忍がこれをデータに書き留めていたようです。
「だから俺は、石動の脳に問いかけたんだ。『お前の好きなものを30挙げろ』ってね。そしたら石動は自分の記憶を辿って、娘が好きなものを挙げていった。ウサギ、パンダ、ハリネズミ・・・。次に、その生命を奪うものを挙げさせた。最初は、戦車とかガトリングとか威勢のいいものが出てきたけど、そのうち消しゴムとか漫画とか・・・関係ないものばかり挙げ始めた。恐らく、娘が大切にしていたものを汚されたくなかったんだろう。結局、締め上げても変な答えしか出なかった。」
 無機物側のフルボトルのラインナップがよく分からない事になっている裏にはこんな事があったようです。
「俺はその時、初めて人間の感情って奴に触れたんだ。人間はなんて不思議で、愚かな生き物なんだろうってな。」
「きっと、美空の好きなものをどうしても守りたかったんだろうな。」
「バカだよ・・・そんな事のために?なのに・・・私はお父さんだって見抜けなかった。ごめんね・・・お父さん。」
惣一は美空のために孤独な戦いをしていたようですが、それは何とも報われないものでした。
 しかし、そのエボルトにもジーニアスの必殺技を受けた事による異変が生じています。
「喜び、悲しみ、怒り、驚き。俺にとって人間の感情全ては、想像で演じるしかなかった。だが・・・。あの時、俺に人間の感情が宿ったんだ!ハハハ・・・!こんなに楽しい事はない!」
 これまで、知らずに弄んでいた人間の感情が、ついにエボルトにも備わったようです。
今までの全てが演技に過ぎなかったという事がむしろ驚きですが。

 翌日、既に被験者の情報を入手してきた紗羽。
「被験者の名前は、志水恭一。戦兎くんのお父さんの教え子だった・・・。」
やはり葛城親子の関係者でした。
「大学の頃に接点があったらしくて、スマッシュにされるまでの数年は行方を眩ましてたんだけど、今は友達のバーで住み込みのバイトをしてる。もう話はついてるから。これが待ち合わせ場所。」
 驚きの仕事の速さです。
「どうやって、この短時間でそこまで・・・。」
「それは・・・知らないほうがいいと思う。」
このやり取りももはやお約束。実際問題、汚い手なのか女の武器なのか。

 その志水は、紗羽の接触を何者かに連絡しています。 
「葛城巧の関係者が接触してきました。・・・分かりました、すぐに向かいます。」
この相手は、やはり・・・。

 そうとも知らず、待ち合わせ場所に向かった戦兎。
「父さんの居場所を知ってどうする?10年も音信不通だったんだぞ?会った所で何を話すって言うんだ・・・。」
戦兎の感情のマイナス面を代弁するかのように脳裏に現れる葛城。
「今でも思うよ。父さんが考案したライダーシステムを作った事が、本当に正しかったのかどうか・・・。」
しかし戦兎は、
「美空にベストマッチの話をしながら思ったんだ。父さんは人の感情を弄ぶエボルトを見て、人間にしか無いこの感情こそがエボルトを倒す方法だと考えたんじゃないかって。だから感情の高まりでハザードレベルが上がるライダーシステムを設計した・・・。」
 あくまで葛城忍の意思を良い方向に解釈しようとしています。まるで正反対。
そこへ姿を表した志水。
「志水さん、ですか・・・?」
答えの代わりに、その手にはロストボトルが。
「まさか・・・!」
同時にクローンスマッシュ2体が姿を表し、志水と融合。
志水はスタッグロストスマッシュに変身を果たしました。戦兎がその姿に驚いたのは、初めて殺した青羽と同じ姿だったからか・・・。
 驚きながらも、戦兎はまたも直接ジーニアスに変身。
「グレート!オールイエイ!」
「ジーニアス!」
「イエイ!イエーイ!イエイ!イエーイ!」
「Are you ready?」
「変身!」
「完全無欠のボトルヤロー!ビルドジーニアス!」
「スゲーイ!」
「モノスゲーイ!」
戦闘開始。
話を聞くためにも、何とか中和しなければならない所ですが・・・。

後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 22:12Comments(8) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド