2019年12月31日

劇場版 仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション

 宣言通り、ロスタイムの冬映画感想となります。
感想こそ書かなくなりましたが、ゼロワン自体は引き続き視聴しており、面白く見ております。
明るそうに見えて結構不穏な空気を匂わせる作風ですよね。まだ半年とたっていないのに滅亡迅雷.NETが壊滅状態になって目下の黒幕っぽいのは出てきましたが・・・?

 いちおう、これが正真正銘最後の記事になるでしょうか。
なんとか2019年中に上がりました。ギリギリもいいところですが。
重ねてながら、長らくのご愛読に感謝です。

詳細は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 22:15Comments(18) 仮面ライダージオウ | 仮面ライダーゼロワン

2019年09月08日

終了のお知らせ

 突然の話ではありますが、ジオウを境として当ブログを畳む格好で考えております。
なので具体的には今夏までという事になります。
これまで、長いことご愛読下さった読者諸兄には心より感謝申し上げます。

細かい所についてはほぼほぼ自分語りのようなものなので、追記にて。
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Posted by jerid_and_me at 00:00Comments(27)

2019年08月26日

最終の仮面ライダージオウ「第49話 2019:アポカリプス」

 いよいよ最終回。平成ライダーとしてもこれが最後です。
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダーツクヨミ♪ツクヨミ!」
前回、ライダーへと変身を果たしたツクヨミ。
「何!?」
これにはスウォルツもビックリ。
「ツクヨミ・・・。」
「よし。」
これで勝った、と思ったらソウゴらも含め、自分とアナザーディケイドを除く周囲一帯の時間を停止します。
「ツクヨミ・・・何をする!?」
「何のつもりだ?アルピナ。」
ツクヨミはアナザーディケイドに跪き、変身を解くと
「兄さん、仮面ライダーの力を手に入れました。この力、必ず兄さんのお役に立つはず。」
なんと、この期に及んで実兄スウォルツの下につきます。
「俺に協力するというのか?」
「私も王家の一員。我が世界を守るためなら何でもする。」
世界崩壊回避の鍵を手に入れ、妹が自分に頭を垂れるという状況に笑いが止まらないスウォルツ。
「常磐ソウゴの尽力によって、仮面ライダーとなったツクヨミ。だが、彼女は思わぬ行動に出たのだった。世界の終わりまで、これが最後の1ページです。」
裏切りから幕を開ける最終回。
 と言っても、意図はもうだいぶ読めてるんですけどね・・・。
その道のプロである士が自陣にいますし。

 その夜、不気味な赤い月の下、ツクヨミ経由でソウゴらの肚を探るスウォルツ。
「お前をライダーにして、奴らは何を企んでいたのだ?」
「門矢士の作戦なの。彼が言うには、私達の世界が消えようとしているのはライダーがいないから。」
もはや世界=ライダーという扱いになっている平成ライダー世界。

 士が言うには、
「ツクヨミがライダーになれば、彼女の世界は復活する。」
「ツクヨミの世界という新しい世界を作り、そっちに避難する。それがお前の作戦だったな。」
という、世界を破壊しつつも人々を救うというプランがあったようです。たびたびツクヨミを鍵として見ていたのはそういう理由。
「思惑通り、ツクヨミくんはライダーになった。作戦成功じゃないのかい?」
そこまでは成功ですが、
「ふむ。この世界には何十億の人がいる。どうやって別の世界に避難させる?」
ビルドの新世界創造と似通った作戦ですが、決定的に違うのは『今いる世界を作り変える』のではなく『外に新しい世界をつくり、移動する』という所。
「ここは言わばジオウの世界。こっちにジオウ、向こうにツクヨミがいて、2人が共鳴すれば橋がかけられる。」
なるほど、MOVE大戦でライダーが集まったりするのもこの理屈でしょうか。
「そのためには、2つの世界にそれぞれライダーが要る。」
ソウゴがひとり助からないと言うのは、いわばジオウの世界側の橋桁として離れることができないという事でしょうか。そしてライダーが2人いては向こうの世界も危ない。
「しかし、この作戦も絵に描いた餅になったわけだ。ツクヨミくんの裏切りで・・・。」
「ツクヨミ・・・何故。」

 そしてスウォルツの方は、
「俺を王として認めるのか?」
「兄のあなたが王位を継ぐのは自然の摂理です。」
その真意とは一体。

 とはいえ、黙って世界の終わりを待っている訳にも行きません。
「こうなったら、少しでも食い止めるしかない。」
「世界の滅びは加速していくぞ。覚悟はいいな?」
ダイニングでそんな作戦会議が行われている傍ら、順一郎も『どうしても直さなければならない時計』と夜を徹して格闘中。それぞれの戦いです。

 翌朝、相変わらずモンスターの群れに襲われる市民ら。
それどころか、中にはダグバまで現れ、山間から黒い煙を発し人里を飲み込んでいきます。
ガミオと同等の能力とすれば、これを吸うとグロンギに・・・。
 それどころか、エボル・フェーズ1も出現。
予告ではフェーズ1だから大したことないだろう・・・と思っていましたが、平然とブラックホールを発生させ街を飲み込んでいきます。やっぱり一番やばい奴でした。
 そんな中でも、タイムマジーンを駆りバケガニなどの巨大モンスターと戦いを続けるゲイツ。
「お前たちの好きに・・・させるか!」
ウォズやディケイドも怪人の群れを相手に奮戦。
「ファイナルアタックライド・ディディディディケイド!」
「ファイナリー・ビヨンド・ザ・タイム!」
「超ギンガエクスプロージョン!」
必殺技で集団単位で撃破していきますが、敵はどんどん湧いてきます。
 そこへディエンドも合流。
「嬉しいね、士。世界の終わりを一緒に楽しめるなんて、最高のお宝じゃないか。」
客演ですけどやっぱり海東が一番ヤバい奴だと思います。
「無駄口叩く暇があったら戦え!」

 そんな状況をよそに、クジゴジ堂では久しぶりに順一郎と2人で向かい合って朝食をとるソウゴ。
ソウゴはこの先へは行けないことを知ったゲイツらの気遣いでしょうか。
「みんな、戦ってるの?」
「うん。」
どうやら、ゲイツやウォズも仮面ライダーだったことも話したようです。
 だからこそ、今ソウゴが1人ここで朝食を噛み締めていることに違和感と嫌な予感を感じているらしい順一郎。
「ごちそうさま。」
「ソウゴくん、最後の晩餐のつもりで食べてくれたわけじゃないよね?第一、まだ朝ご飯だよ?」
「うん。」
そのまま席を立つソウゴに、胸騒ぎが抑えられず追いかけます。
「ソウゴくん!」
呼び止めると、作業台に向かう順一郎。何を持ってくるのかと思ったら、そこには修復された18ライダー全てのライドウォッチ。
「これって・・・!」
「君たちの大事な時計なんでしょ?おじさん時計屋だから。直せない時計、ないからさ。」
「おじさん・・・。」
「みんなに聞いといて。晩ご飯のリクエスト。」
「わかった。・・・・行ってくる!」
順一郎がかっこよすぎる・・・。
 どうしても直さなければならない時計があり、怪人が跋扈する中でも部品を調達しに出ていた。
そして夜なべして修理を完了させていた・・・その時計とは、他ならぬライドウォッチでした。
きっと嫌な予感は感じていて、だからこそ少しでも助けになりたかったのでしょう。

 街で戦いを続けるウォズら。
「ファイナリー・ビヨンド・ザ・タイム!」
また必殺技で片付けようとしたとき、時間が止まりました。
 現れたのはツクヨミ。
「無駄なあがきはよしなさい。滅びは止められない。」
「くっ、ツクヨミくん・・・!」
さらにアナザーディケイドも登場。
「フフフ、残念だったなウォズ。」
衝撃波で3人を吹っ飛ばした上、時間を再度停止。
「最後まで見届けられないとは・・・。」
そのままトドメを刺そうとしたその時、ゲートから平成ライダーが登場しアナザーディケイドを攻撃。
「ビルド!」
タンクタンクのフルボトルバスターの銃撃が直撃し、
「ドライブ!」
タイプ・フォーミュラの高速攻撃が翻弄。
「ゴースト!」
「オメガドライブ!」
ゴーストは開幕キック。
「エグゼイド!」
「パーフェクト!」
レベル100の猛烈なパワーがアナザーディケイドを圧倒。
「何故だ?ライダーどもの歴史は消えたはずだ!」
しかし現に現れたという事は、そうではないと言うこと。
「消えないよ。」
順一郎がライダーの歴史を修復(物理)したことで、グランドジオウウォッチも復活。
もとい、仮面ライダーは永遠に不滅とかそういう理屈です多分。
「どんなに歴史が壊されても、仮面ライダーは壊れない!」
「ジオウ!」
「グランドジオウ!」
それぞれジクウドライバーに装填。
 アークルとオルタリングの起動音が鳴り、
「アドベント」
「コンプリート」
「ターンアップ」
そして音角の音が響き、
「チェンジ・ビートル!」
「ソードフォーム」
「ウェイクアップ!」
「カメンライド」
「サイクロン・ジョーカー!」
「タカ!トラ!バッタ!」
「3・2・1」
「シャバドゥビタッチヘンシン♪」
「ソイヤ!」
「ドライブ!」
「カイガン!」
「レベルアップ!」
「ベストマッチ!」
「ライダータイム!」
「変身!」
「グランドタイム!」
「クウガ!アギト!龍騎!ファイズ!ブレイド!響鬼!カブト!電王!キバ!ディケイド!ダブル!オーズ!フォーゼ!ウィザード!鎧武!ドライブ!ゴースト!エグゼイド!ビルド!」
「祝え!」
「仮面ライダー!グランドジオウ!」
登場以来2回めとなるフルバージョンのグランドジオウ変身。
「最後の勝負だ・・・!」
グランドジオウ単独ではアナザーディケイドと同等程度ですが、
「ライダーの力を思い知れ!」
「オーズ!」
「スキャニングチャージ!」
「セイヤーッ!」
タジャドルコンボがタジャスピナーから射撃しつつ飛来。急旋回し背後からプロミネンスドロップを繰り出し、そのスキにグランドジオウが斬りかかるというコンビネーション攻撃。
「ウィザード!」
「シャイニングストライク!」
さらによろけた先でウィザード・インフィニティースタイルが巨大化アックスカリバーを振り下ろしてくるという。矢継ぎ早に鎧武パインアームズが無頼キックを繰り出してきます。
「パインスカッシュ!」
さらに、プリズムビッカーを構えたダブル・エクストリームと同時攻撃と、歴代ライダーの力を遺憾なく発揮。
 ところが、アナザーディケイドも簡単には倒れません。
「お前の敵は俺だけじゃない。ライダーの敵全てだ!」
オーロラの向こうから、ユートピア・ドーパント、ン・ダグバ・ゼバ、ゲムデウス、サジタリウス・ゾディアーツ、エボル・フェーズ1を呼び出しました。
どいつもこいつも強敵揃い、エボルがいかにもな余裕を見せているのが何とも・・・。
 これらの強敵を前に、流石に劣勢に追い込まれ、次々と消えていくライダーたち。
そして残ったグランドジオウに向けて、トドメのエネルギーを溜めるラスボス軍団。
この合体攻撃を受け、さすがのグランドジオウといえど変身解除に追い込まれてしまいました。
 なおも攻撃の手を緩めず、ソウゴを始末しようとするアナザーディケイド。もはや攻撃を遮るものは何もない・・・
「死ね!」
と思われたその時、ゲイツリバイブが割って入り、その攻撃を止めました。
「疾風!」
しかし受け止めきれず、自らも吹っ飛び致命傷を受けるゲイツ。
「ゲイツ・・・ゲイツ!しっかりしろ!」
「ジオウ・・・。」
ゲイツは最後の力を振り絞ってソウゴの上着を掴み、
「オーマジオウになれ・・・!時の王者に・・・。」
「でも・・・!」
「お前ならなれる。最高最善の魔王に・・・。」
「ゲイツ・・・死ぬな!」
「幸せだったぞ。この時代に来て・・・ソウゴ、お前の仲間に・・・友になれて。」
「嫌だ・・・!」
ソウゴを信頼できる友と認め、息を引き取りました。
「ゲイツ!ゲイツ・・・!」
悲しみを振り切るようにアナザーディケイドの方に目を向けると、ジクウドライバーがオーマジオウのドライバーに変化。
 そして怒りとともにドライバーを起動させると、地面が禍々しく赤熱し『ライダー』の紋が浮かび上がり、その中で変身。
「変身・・・!」
「祝福の刻!」
「最高!最善!最大!最強王!」
「オーマジオウ!」
その力は、変身の余波だけでアナザーディケイドらラスボス軍団を後ずさりさせるほど。
「我が魔王・・・。」
その姿を目にしたウォズも、思わぬ展開に動揺を隠せません。が、
「ウォズ、祝え。」
「は・・・?」
「祝えと言っている。」
自ら祝福を要求するオーマジオウ。それを受け、最後の祝福タイム。
「祝え!時空を超え、過去と未来を知ろし召す究極の時の王者。その名もオーマジオウ!歴史の最終章へたどり着いた瞬間である!」
同時に、スウォルツとしても笑いの止まらない状況。
「ハハハ・・・!俺はこの時を待っていた!このために常磐ソウゴを追い詰めてきたのだ。今こそオーマジオウの力をもらうぞ!」
オーマジオウから力を吸引するアナザーディケイド。
「素晴らしい力だ!この力さえあれば、俺は妹を凌駕できる!真の王位を継承することができる!」
と勝ち誇っていましたが、所詮は『スウォルツ如き』呼ばわりされていた程度の器。程なくしてパンクしました。横の方にいるユートピア・ドーパント同様です。
「お前如きが、俺の力を受け止めきれると思うか。俺の力は、全てのライダーの力だ!」
集まっていくライドウォッチ。それは主役ライダーだけでなく、2号、3号ライダーも含めた全てのライダーの力。
 ならば、とラスボス軍団をけしかけますが、尽く一撃で仕留められていきます。
そればかりか、空のモンスターの群れにはキバのようなコウモリを放って一気にその数を減らし、手のつけようのない力を見せつけるオーマジオウ。
「なんという力だ・・・!」
「侮ったな、ライダーの歴史を。」
「くっ・・・!だが、お前の力の一端は受け取った。俺の世界に帰り、最強の王として君臨してやる!ハハハ・・・!」
ツクヨミを配下に迎えたことでその世界は安泰。オーマジオウが自身の世界と心中しようが知ったことではない・・・とオーロラの向こうに撤退しようとした次の瞬間、ツクヨミに背後から貫かれました。
「あなたのような王は要らない!」
「貴様、最初から俺の隙を狙って・・・!」
アナザーディケイドは最後の力をツクヨミにぶつけ、吹っ飛ばされるツクヨミ。
「ツクヨミ!!」
これにより、さらに怒りが爆発し必殺技の体勢に入るオーマジオウ。
「終焉の刻!」
「逢魔時王必殺撃!」
圧倒的なエネルギーを纏ったキックは、アナザーディケイドの攻撃を簡単に飲み込んでこれを撃破。
 その間際、時間の止まった世界で対面したスウォルツとツクヨミの兄妹。
「この世界が、もう私の世界よ。兄さん・・・。」
「妹よ、お魔の意見は求めん・・・!」
最後までツクヨミのことを見ていなかったスウォルツ。
「ソウゴ・・・2つの世界を、あなたに託す。」
ツクヨミの世界とジオウの世界が融合し、同時にこの兄妹は消滅。世界を覆っていた破壊は一瞬にして消えてなくなりました。

後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 20:46Comments(10) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2019年08月19日

今週の仮面ライダージオウ「第48話 2068:オーマ・タイム」

 ラスト2回。
風都タワーやユグドラシルタワー、それにスカイウォールと言った本来存在しないはずの建造物の出現と同時に現れたモンスターの群れによって、まさしく地獄絵図といった状況に。
「この世界を・・・破壊する。」
「えっ?」
士の言動に困惑する一同。しかし、
「この数ではどうしようもない。一旦退くぞ。」
そこらじゅうに溢れているので、一旦逃げた所であまり意味はないような・・・?
「ツクヨミ!」
ともかくも、言うとおりにツクヨミを回収し撤退。
その間にも市民らは怪物らに襲われ、さらに中にはゲーム病を発症し倒れる人まで。
 ここでウォズのあらすじ。
「歴代の仮面ライダーたちが戦ってきた敵が解き放たれた。一気に世界を滅ぼそうとしているスウォルツ。世界の終焉まで、あと2ページです。」
もはやあらすじも何もないといった状況。

 まだ破壊の及んでいないクジゴジ堂に戻り、作戦会議。
「元々、仮面ライダー達はそれぞれ別の時間軸の存在だ。その時空が融合していった。」
「あの壁やタワーは、別のライダーの世界から来たって事ね。」
そうすると、何故ジオウやゲイツが過去のライダーの世界へ遡れるのか不思議なところですが・・・案外、時空転移システムの肝というのはそこかも知れませんね。
「スウォルツは世界を滅ぼすため、全ライダーの世界をひとつに融合した。」
「そんな事、どうやって?」
と尋ねるソウゴですが、
「お前がその片棒を担いできたんだぞ。」
「えっ?」
「スウォルツは、少年のお前に時空を操る力を与えた。ライダーたちの世界を引き寄せたのはお前だ。」
「そんな・・・。」
ライダーたちと絆を結び、ウォッチを受け取ることでジオウの世界を中心に世界が結び付けられてしまったようです。
「そしてお前たちは全てのウォッチを集めたとき、世界は完全に融合した。」
「俺たちが戦ってきたのって・・・スウォルツを手伝っていたようなものってこと?」
衝撃を受ける一同。
「それほど、敵の陰謀の根が深かったというだけだ。」
とフォローするウォズですが、こちらはクォーツァーの端くれなら気付いていても良さそうなものを。
「それで、どうしようと言うんだ?」
「言っただろ?この世界を破壊する。」
一同の表情が緊迫しますが、士は続けて
「この世界はおしまいだ。だが、世界を捨てても人々だけは助けないとな。」
と、人命は優先することを強調。これによりソウゴは士の作戦を受け入れます。
「分かった。あんたの作戦に乗るよ。スウォルツは俺に突きつけた・・・。」
「お前に残された道は3つ。ツクヨミを取るか、己を取るか。オーマジオウの道を取るかだ。」
「俺は3つとも嫌だ。第4の道があるなら・・・賭けてみたい。」
「世界の運命を賭ける事になるぞ?」
と脅かす士ですが、ソウゴらは揺るぎません。
「よし。なら、作戦はこうだ。」

 少し飛んで、作戦開始まぎわのクジゴジ堂。
壁にかかった、それぞれ指す時間がバラバラの時計を愛おしげに見るソウゴ。他方、思いつめたような顔も見せます。
「そろそろ、俺も行くよ。」
「待て。さっきの連中には言わなかったが、俺の作戦にはひとつ落とし穴がある。お前は・・・」
作戦に向かおうとするソウゴを呼び止める士。しかし、
「俺だけ生き残れないって言うんだろ?」
士の作戦の弱点を先に気付いていました。
「いいって。ベルトを受け取った時から覚悟はできてる。いや、もしかしたら生まれた時から。」
「お前・・・。」
王に憧れた時点で、民のために真っ先に倒れることも厭わないという。
「でも、その前に・・・ちょっと寄り道してもいいかな?」
ソウゴが手にしたのは、『買い物に行ってきます』という順一郎の書き置き。

 街では、ファズフォンXで雑魚怪人らに対抗しながら避難誘導を行うツクヨミ。
「みんなこっち!」
「やれやれ・・・私の役目は君の護衛なんだが。」
「何か言った!?」
こちらはウォズが護衛に当てられているようですが、ツクヨミが前に出るため若干手持ち無沙汰だったところ、ここで変身。
「ギンガ!」
「アクション!」
「変身。」
「ファイナリータイム!」
「ギンガファイナリー!ファイナリー!」

 ゲイツも別行動ながら、街に湧く怪人らと戦闘に入っています。
「早く逃げろ!」
すると、その眼前にスウォルツが現れました。
「お前1人か?無謀だ。」
「御託はいい、決着をつけるぞ。変身!」
「リ・バ・イ・ブ!剛烈!」
「ディケイド!」
それぞれ変身し、戦闘に突入。
ゲイツリバイブとはいえ、1対1だと厳しいでしょうか。

 その頃、街で襲われている順一郎。
「ああっ・・・やめて!これだけは・・・!」
抱えているのは、時計の部品らしい精密機器の箱。
 バイソンヤミーと屑ヤミーに追い詰められ、絶体絶命・・・という所で割って入ったジオウ。
「危ない!」
「えっ・・・ソウゴくん?」
その声を聞いて、正体がソウゴと気付きました。
「タイムブレイク!」
ジオウはヤミーを片付け、順一郎に向かうと
「バカ、おじさん!こんな時に買い物に出るなんて!」
「ソウゴくん、い、今の・・・。」
もはや隠す気のないソウゴは、変身を解除。
「おじさん・・・ごめんなさい。おじさんにはずっと話してなかったんだけど・・・。実は俺、仮面ライダーなんだ。」
改めて自分の口で明かすと、順一郎は驚きに開いた口が塞がりません。
「すごい力を手に入れて、悪い奴らと戦って、みんなを守れるんだ。」
「本物の王様みたいだな・・・。」
「だから・・・俺、行かなくちゃいけないんだ。おじさん1人を守ってられないんだ。」
すると順一郎は、
「行きなさい。僕にも、修理しなきゃいけない時計がある。それが時計屋の役目だからね。ソウゴくんは、ソウゴくんの役目を果たさなきゃ。」
「うん・・・。」
「行ってらっしゃい。」
理解はしてもらえましたが、これが帰らぬ旅立ちであることはついに伝えられなかったソウゴ。
順一郎の言葉がどれほど胸に突き刺さったことか。
「・・・行ってきます。」
あるいは、順一郎もそれを予感していたのかも知れません。
降り立ったタイムマジーンに乗り込む姿を見て、もはや笑うしかないといった顔。
 タイムマジーンに乗り込んだソウゴは、行き先を2068年に設定。
「最後のタイムトラベルだ。時空転移システム、起動!」
「タイムマジーン!」
ソウゴは単身オーマジオウの2068年へ。

 絶え間なく湧いて出る雑魚怪人とアナザーディケイドの合わせ技に、次第に苦戦を強いられていくゲイツリバイブ。
そこへ救援に現れたディケイド。
「なぜ来た?予定より早いぞ。」
「お前の芝居が下手すぎて、見ちゃおれなくてな。いいからやつを引きつけろ!」
どうやら、この苦戦は半分演技のようです。

 それとは別にツクヨミの護衛にあたるウォズ。
「ファイナリー・ビヨンド・ザ・タイム!」
「超ギンガエクスプロージョン!」
周囲の雑魚を一掃した、と思われたその時、1体の改造ロイミュードが急襲。
「ツクヨミくん!」
間に合わないと思われたその時、ツクヨミを助けたのは意外にも魔進チェイサー。
「フルブレイク・スパイダー!」
倒したと思ったら、すぐに矛盾に苦しみだして変身解除。
「何故だ・・・・何故、俺は人間を助けた?」
「やはり、君はチェイスだね。この本によれば、君も仮面ライダーだった。本来の歴史では・・・。」
「俺が・・・仮面ライダーだと・・・?」
にわかには信じられないという様子のチェイス。が、うっすらと記憶はあるのか、それを振り切るように再び魔進チェイサーへと変身します。
「ブレイクアップ」
「俺は・・・死神だ!」
ウォズに猛然と襲いかかる魔進チェイサー。

 ソウゴは2068年、自信の初変身の像の前に降り立ちました。
「50年後の世界・・・。」
すると、近くから銃声が聞こえてきます。
 そこには、やはりオーマジオウ相手に抵抗を続けるレジスタンスの姿がありました。
「みんな、踏みとどまって!」
「本隊が撤退するまで死守するんだ!」
中にはやはりツクヨミとゲイツの姿も。
 必死の抵抗ですが、オーマジオウが手をかざすだけで簡単に蹴散らされてしまうほどの相変わらずの戦力差です。
ソウゴは倒れたツクヨミに駆け寄ると、
「大丈夫?」
気遣いながらも、上着のポケットにウォッチを滑り込ませます。
「あなたは・・・?」
「一般人がこんな所で何してる!?」
「早く逃げなさい!」
ここではまだ正体を知らないソウゴを逃がそうと必死。しかし、
「君たちこそ逃げろ。ここは俺が食い止める。」
ドライバーを装着し、オーマジオウと相対します。
「ジオウ!」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー!ジオウ・・・」
「あれは・・・。」
「ジオウ・・・!」
初めて目にするその姿に驚愕するゲイツとツクヨミ。
 一方、オーマジオウの方は
「若き日の私よ。お前がこの時代に再び来るなど、私の記憶にはない。」
「歴史が変わって当然だ。あんたにとっては過去でも、俺にとっては未来なんだから。」
改めて、未来を変える決意をぶつけます。
「面白い。だが・・・無意味だ!」
「そんなの、やってみなきゃ分からない。」
ジカンギレードを撃ちながら突っ込んでいくジオウ。しかし普通に弾かれています。
「ケン!」
さらに斬りかかりますが、これも素手で簡単に対応される始末。やはり、不完全体とはいえグランドジオウでも相手にならなかったのに、普通のジオウでは相手にならなくて当然です。
「いけるか・・・?」
ここで手にしたのはトリニティウォッチ。

 VSアナザーディケイドの方は、ゲイツリバイブ・ディケイドとも必殺技で一気に雑魚もろとも片付けようとしますが、
「ファイナルアタックライド ディディディディケイド!」
「一撃タイムバースト!」
雑魚こそ片付いたものの、アナザーディケイドは謎バリヤーで防御。
「悪あがきだ。この世界は滅びる。お前たちができることは何もない!」
勝ち誇るアナザーディケイドですが、
「お前の世界が消えるのを防いでやる。ただし、お前の世界を救うのはお前じゃあない。」
「何だと?まさか・・・!」
「ツクヨミだよ。」
「彼女が世界を救う!お前ができることは何もない。」
と意趣返し。しかし時間稼ぎに来ておいて、積極的にバラしていくスタイルですね。
 自尊心を傷つけられ、怒り狂うアナザーディケイド。
怒りのままに突っ込んできますが、圧倒的なパワーと防御力で2体のライダーを全く寄せ付けません。
剛烈のパワーでも全く動じないとは・・・。
 さらに、ディケイドファイナルアタックライド同様のキックを繰り出し、ゲイツリバイブにトドメを・・・と思った所で、突如姿を消しました。
「消えた・・・?」

 同時に、魔進チェイサーと交戦していたウォズの方も
「チューン・チェイサーコブラ」
魔進チェイサーの攻撃がすり抜けるように姿を消しました。
 ところが、そうなると次に狙われるのは・・・。

 2068年では、トリニティにチェンジしたジオウ。
「トリニティタイム!」
「3つの力!仮面ライダージオウ!ゲイツ!ウォズ!トリニティ!」
「トリニティ!」
「よし、来てくれた。」
世界の壁すら超えるトリニティ。時間ぐらいなら問題にならないようです。
 眼前のオーマジオウを見て、すぐに状況を理解する2人。
「ゲイツくん、私達も2068年に来たらしい。」
「あれは、オーマジオウ・・・。」
「とにかく、ここでオーマジオウを足止めする!」
「フッ・・・。」
狙いバレバレですが、敢えて付き合ってくれるオーマジオウ。
 普通のジオウよりは良いのでしょうが、やはり単純な戦闘力では及ばないのでしょうか?

 アナザーディケイドの前にひとり残されたディケイド。
「決着をつけよう。ディケイド同士、互角の勝負だ。」
半分の力のはずが、強気です。
「互角だと?お前にはディケイドの力しかない。」
ここで使ったのはタイムジャッカーの力。
「俺には、一族最強の力がある。」
そのまま一方的に攻撃できるかと思えば、そのアナザーディケイドの動きも止まりました。
「忘れちゃったのかい?その力、僕にも分けてくれたじゃないか。」
現れたのはディエンド。やはり、寝返っては仇で返すのが海東という男。
「貴様・・・!」
「こっちが優勢になったな。」
「行こうか、士。」
いつものBGMとともに、2対1でアナザーディケイドに攻撃を仕掛けます。

 2068年では、オーマジオウ相手に必殺技を繰り出すジオウ。
「キング・ギリギリスラッシュ!」
が、これも届かずに弾かれてしまいました。
 ならば、と直接斬りかかったと思えば、相手の隙をついてジカンギレード+サイキョーギレードを胴体に突きつけ、そのまま再度必殺技。
「トリニティ!」
「タイムブレイク!バースト!エクスプロージョン!」
一気に吹き飛ばし、初めてオーマジオウ相手に有効打を与えました。
「私が若き頃にはそこまでの力はなかった・・・。」
「俺の力じゃない。仲間の力だ。あんたは未来の俺かもしれないけど、ひとつだけ違うところがある。俺には仲間がいる!」
ともにより良い未来を目指す2人の仲間の存在こそが歴史を分かつ鍵。
 ところが、
「なるほど・・・。お前はその仲間のために、自分を犠牲にしようという訳か。」
「どういう事だ!?」
「聞いてないぞ、我が魔王。」
その目論見を言い当てられ、困惑する2人。
 するとソウゴは変身を解き、2人を2019年へと返します。

2019年では、
「ツクヨミくん・・・どこへ行った?」
すっかり護衛対象を見失ってしまったウォズ。
 ゲイツは、いつの間にかディエンドが合流しているぐらいで大きな問題はないかと思われましたが
「ツクヨミは、俺が消してやる!」
「しまった・・・!」
ちょうどアナザーディケイドがオーロラの向こうに姿を消したことで、その狙いを察知することができたものの、良くない状況です。

 2068年、生身のまま単身オーマジオウと向き合うソウゴ。
「仲間には聞かせたくなかったか。」
「それに、戦うのは無意味だ。だって、あんたには俺を倒すつもりがない。」
「お前は私だからな。」
ソウゴも、オーマジオウの行動については理解しています。
 だからこそ、少しでも情報を引き出そうというのがむしろ本当の狙い。
「教えてよ。オーマジオウの力って何?」
「時空を破壊する力だ。スウォルツ如きに、世界を滅ぼす力などない。お前に、時空を破壊させるつもりだ。」
と、聞かれるままにスウォルツの狙いまで教えてくれました。
「でも、俺はあんたにはならない。」
「どうかな?お前は私だ。楽しみにしているぞ。お前が、どの時空をどう破壊するか・・・。」
この言葉には、自分の未来を破壊することの期待が含まれているのか、それとも。
それだけ言うと、ソウゴを2019年へと送り返してしまいました。
 ソウゴを送った後、
「無意味だが・・・助けてやるとするか。」
虚空に手をかざすオーマジオウ。
 ソウゴの到来により、どうにか永らえたゲイツらレジスタンス。
「まさか、やつに助けられるとはな。」
「若い頃のオーマジオウが、時を超えてきたって言うの?」
「そうか・・・その手があったか。俺たちも過去に飛べば・・・!」
もしかすると、ゲイツらが2018年に向かうきっかけを作ったのは、他でもないソウゴ本人?
 ここで、オーマジオウが発したエネルギーが2人のところにも到来。
同時に、異変を訴えるツクヨミ。
「熱っ!」
「どうした!?」
ツクヨミが慌ててポケットから取り出したのは、先程ソウゴが滑り込ませたウォッチ。
「えっ?これは・・・。」
ツクヨミの手の中で、ウォッチに異変が。

 チェイスから必死に逃げながら、呼びかけを続けるツクヨミ。
「やめなさい!あなたには人間の心がある!」
「心などあるか。俺はロイミュードだ!」
ところが、ツクヨミを攻撃する手がどうしても動きません。
「また・・・何故だ!?」
ここで、背後から現れてしまったアナザーディケイド。
「もういい、チェイサー。後は俺がやる。」
「スウォルツ・・・!」
「さらばだ、妹よ!」
もはや守る者もおらず、ここで作戦は失敗か・・・と思われたその時、ツクヨミを守ったのは意外にも魔進チェイサー。
 さらに、
「お前は人間だろう。それが人間の心か!?」
「何だと?」
「えっ・・・?」
「人間の心とは、もっと美しいはずだ!」
改造された機械人形であるチェイスに人の心を説かれるとは。
 そのまま、魔進チェイサーはアナザーディケイドに猛然と攻撃を加えます。
「チェイサースパイダー!」
が、オーロラを駆使した戦いで背後を突かれ、やがて戦闘不能に。
「所詮、お前も仮面ライダーの端くれか!」
変身が解け、倒れたところを受け止めるゲイツ。
「皮肉だ・・・俺も仮面ライダーらしい。」
「お前・・・友がいるぞ。お前を助けようとしている友が・・・。」
本来の歴史から外れたチェイスに、暗に剛の存在を示します。
「俺に・・・友が?」
「俺たちも、お前の友だ。」
「いいものだな、人間とは・・・。」
人間に満足し、000のコアもろとも消滅するチェイス。
「茶番は終わりだ。お前も死ね!」
今度こそツクヨミを始末される、と思われたその時、そこに駆けつけたソウゴ。
「ツクヨミ!ウォッチだ、君はもう持っている!」
「えっ?」
すると確かに、ポケットの中からウォッチが出てきました。
それは2068年のウォッチへと変化し、同時に現れたウォズがジクウドライバーを投げて寄越します。
「行け、ツクヨミくん!」
「ジクウドライバー!」
ツクヨミはジクウドライバーを装着し、ウォッチを起動。
「ツクヨミ!」
ウォッチをスロットに装填すると、月の飾りのついた文字盤が出現。そしてソウゴら同様にドライバーを回すと
「仮面ライダーツクヨミ♪ツクヨミ!」
仮面ライダーツクヨミへと変身を果たし・・・というところでEND。

 全体的な感想としましては、スウォルツの株がどんどん下がるな・・・という。
アナザーワールドも作らなくなったので、目下ただ強いだけのラスボスでしかも器が小さい。
ツクヨミ以下だと煽られると即キレる煽り耐性のなさに加え、機械のチェイスに人でなし扱いされるという始末。
 確かに序盤から出てましたし根幹には絡んでいますけども、こうポッと出感の漂うラスボスも久しぶりです。

 チェイスは前回予告の時点ではこんな終盤に、しかも魔進チェイサーの扱いで出演なんて流石に・・・と思っていましたけども、実際見てみるとジオウの展開としてもドライブのキャラとしても凄くいい決着になったなあと。
 元々、仮面ライダーあるいは同志のロイミュードであっても秩序を乱すものは倒すという高潔なライバルキャラであり、人間を積極的には襲わないという場面もあったような記憶。
 ドライブのテーマってのは『人間の心とはなにか』に尽きると思うので、人間の心に迫るセリフが出てきたのにはおおっ、と思いました。
チェイスは人間かと言えば、もともとプロト・ゼロとしてクリムに作られ、その後プロトドライブとして共にロイミュードと戦いましたが敗北、魔進チェイサーへと魔改造されるという憂き目に。
 その後、人間を守るという使命を取り戻し仮面ライダーチェイサーとして戦い、最期は剛を守るためにコアも含めて大破消失という、霧子の言葉を借りるなら最期まで人間の守り神という扱いでした。
 Vシネで一時は人間らしい感情を手に入れましたが、それが敵の罠と分かって手放し、最期は鉄面皮のまま使命に殉じたチェイス。
それは友のために命を懸ける感動的な最期ではありましたが、一方でチェイスがそういう風に作られた機械だったから、という印象もあり、どこか寂しさを感じさせるものでした。
 しかし今回、その行動理念の芯にあったのが人間の良心を信じ、守る心だったと言うのが非常にグッときました。
本編中では寧ろ人間の心というと悪意の方が主にクローズアップされていたドライブにあって、機械のチェイスが人の心の美しさを語るという、どこか皮肉なところもまたドライブらしい。

 オーマジオウVSトリニティについては盛り上がりはしたものの、その目的は時間稼ぎ(何の?)だったのでちょっぴり拍子抜け。
しかしそれがオーマジオウの気まぐれを引き起こし、ツクヨミのウォッチを完成させたんだから殊勲ものですよね。
オーマジオウ自身にはなかった力を見せつけ、仲間にさらなる力を与えて状況の決め手にしようという流れですが、これで勝機は訪れるのか。
 仮面ライダーツクヨミの表示はドライバーに収録されていたようですが、まさか本当に出てくるとは。
終盤に差し掛かっても出番がなかったので、収録のみの没ギミックとばかり思っていたのですが・・・。
なので前回のコメント欄では冗談のつもりが結果ネタバレという事になってしまい申し訳ない気持ちです。
 しかし、こうなると最終話という段になって6対1という戦隊並の戦力比となりました。
が、スウォルツを倒せば事が収まるかというとそうでもなさそうなのが厄介です。

 次回、泣いても笑っても最終回。
公式で伏線を投げてしまったことが既にバラされており正直不安なのですが・・・。
現実問題として、それまでの19平成ライダーの締めくくりと考えれば1作品1〜2話としても既に半分使いますし、さらにミライダーもいればジオウ自体の物語もやらなければならない・・・と土台やる事が多すぎるので、多少はまあ致し方なしと言うもの。
 こういう、公式の粗探しをして騒いだりいちいち悲観したりしない、『フィクションを楽しむ能力』と言うのは平成ライダーとの長い付き合いの中でそこそこ成長したなあと思います。
ブログをやって最初の頃は結構ギャーギャー言ってて、今にして思えば恥ずかしいもので。
 ソウゴは自らオーマジオウを選ぶようですが、その戦いの行方は?

 ところで、安くなってたので初めて主役ベルトであるジクウドライバーを買ったんですがもうグランドジオウウォッチがプレ値になってるんですね。この後の祭り感。
滑り込みでトリニティは確保しましたけど・・・。

 8.20追記
そういえば順一郎のくだり感動したのにフォローし忘れてた・・・。
 ソウゴがその正体を順一郎に明かすシーン、時間としては短いものでしたが2人の関係性が凝縮されていたかと思います。
これまで、高校を卒業しようと言うのに王様になるという傍から見れば無謀な夢物語としか思えない目標を持つソウゴに対し、割と接し方や距離感について悩んでいたであろう順一郎。
 ところが今回、仮面ライダーとして人々を守るというソウゴにしかできない確かな『役目』を手に入れた順一郎の目は、ピンチと驚きの中ではありましたが嬉しそうに見えました。
しかしながら、ソウゴの「いってきます」にもう帰らぬ覚悟があるのを薄々感じ取っていたようにも見え・・・。
 ソウゴが両親を失って孤独だったように、順一郎も独り身ながらソウゴを引き取ったという経緯があるため、ソウゴには無事にクジゴジ堂に帰って欲しいものです。  
Posted by jerid_and_me at 21:50Comments(11) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2019年08月11日

今週の仮面ライダージオウ「第47話 2019:きえるウォッチ」

 いよいよクライマックスらしい風景となってきました。
「常磐ソウゴ、お前に残された道は3つ。ツクヨミを取るか、己を取るか。オーマジオウの道を取るかだ。」
「オーマジオウの道・・・?」
「どの道を選ぼうともお前次第。だが、迷っている時間はないぞ。」
そう言った直後、周囲にはビルドの新世界創造およびジオウによる継承でなくなったはずのスカイウォールが発生。同時にスマッシュとガーディアンも発生し、突如として市民を襲撃します。
「何だ?あれ・・・。」
「使命を果たせ。生まれながらの王としてな。フフフ・・・。」
選択を突きつけるだけ突きつけて、姿を消すスウォルツ。
「この本によれば、常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者・オーマジオウとなる未来が待っていた。その未来が、まさに現実として迫っていた。世界の終わりまで、あと僅か3ページです。」
 そうか・・・今回含めてもう3話しかないんですね。
寂しい。

 クジゴジ堂では、ソウゴに電話を試みるゲイツ。
そう言えばファイズフォンXと普通のスマホの2台持ちなんですね。
「どう?・・・連絡もつかないなんて。」
戻らないソウゴを探しているゲイツにツクヨミ、それにウォズ。
「我が魔王に限って大丈夫とは思うが、しかし・・・。」
そこへキッチンから出てくる順一郎。
「さあ、みんな。用意できたよ。おいで。」
こんな時に食事なんて、といった様子ですが、心配なのは順一郎が一番のはず。
それは皆わかっている、と。そう考えると断れるまい。
 ダイニングに向かうと、
「さあ、食べて食べて!一晩中ソウゴくん捜してくれたんだから、お腹空いたでしょ?」
「すいません。順一郎さんが一番心配なのに・・・。」
「心配?あっ、ないないない!なんか変な壁ができちゃったみたいだね。」
「この国が分断されたようだね。」
「うーん・・・もしかしてソウゴくん、その壁の向こうに行っちゃって帰って来れなくなってるだけじゃないかな?」
楽観視しているような内容ですが、空元気なのがどことなく感じられます。
「で、何で豆腐ばっかりなんだ?」
食卓を見ると、よく見ると冷奴にあんかけ、揚げ出し豆腐、豆腐ハンバーグにゴーヤチャンプル、麻婆豆腐と豆腐料理まみれ。カブト回ではないはずですが。
「あっ、その昔ね。宮中言葉で豆腐のことを『おかべ』って言ってたらしいんだよ。だから『お壁』なんて食べて壊しちゃえ!ってね。フフフ。」
 そんな事を言っていると、突然戻ってきたソウゴ。
「ソウゴくん!?」
ソウゴは、順一郎らには目もくれずウォッチホルダーに向かいます。
「やっぱり・・・。」
「ビルドウォッチが・・・?」
ビルドウォッチは色を失い、全体に亀裂が入っています。
「あの壁、仮面ライダービルドに関係あるんじゃないかな?2017年でビルドに会った時、見たことあるんだ。」
「この本によれば、あれはスカイウォール。ビルドの歴史に存在した壁だ。我が魔王の働きで、その歴史は存在しなくなったはずだが・・・。」
そう言えばあの時はビルドでも初期の頃だったので、龍我が素クローズだしスカイウォールも残っていたんですよね。
 ここでソウゴは、突如ツクヨミの手を引いて再び外へ。
「ちょっと来て。」
「ソウゴ!?」
「ジオウ!何があった?」
「さては、スウォルツが君に接触したね。」
さすがウォズ鋭い。
「スウォルツは最初からあなたを狙ってたの。」
「知ってる。もっと早く気づくべきだったよ・・・。彼はずっと前から俺を見てきた。」
「だったら、うかつに動くな。」
が、背負ってしまったものの大きさを考えると動かない訳には行きません。
「動かないわけにはいかない!一緒に来てくれ、ツクヨミ。いや・・・アルピナ。君の本当の名前だよね?」
「何でそれを・・・?」
「・・・ミハルが死んだ。」
ここで初めてミハルの死亡を明かします。
「ツクヨミを・・・アルピナを、明日へ・・・。」
と遺言を受け取りはしましたが
「ミハルの願い・・・叶えてあげられないかも。」
王として、世界の方を取るかもしれないという可能性を示唆し、ツクヨミを連れ出します。
 ウォッチスタンドを見つめる順一郎。
ソウゴのやっている事を知っているのか、それとも。

 その間にも、街では市民を襲うスマッシュにガーディアン。
状態としてはクローンスマッシュなので、めちゃくちゃな強さでしょうね・・・。
 これに立ち向かうゲイツ。
「早く逃げろ!」
さらに、ゲイツもガーディアンを相手にしています。
「ウォズ、なぜお前が?」
「ゲイツくんこそ、何で戦っている?」
この2人は未来の人間であり、この時間の人間を守る義理はないはず。
「暇潰しだ!ジオウが帰ってくるまでのな。」
「私も付き合おう。」
「フン。」
「投影!」
「剛烈!」
「剛烈!」
「ファイナリータイム!」
「ギンガファイナリー!ファイナリー!」
このところの展開や劇場版で、すっかりソウゴに惚れ込んでいる事がバレている2人。
ソウゴの守りたいものを守るのは、もはや当然と言ったところでしょうか。

 ツクヨミを連れたソウゴが訪れたのは士。
「来たか。」
「もう一度、あの場所に連れて行ってほしい。」
「あの場所?」
「私が元いた場所。こことは別の時間軸。」
「でも、完全に別な訳ではない・・・よね?この時間と、ツクヨミの時間軸には強い関係があるはずなんだ。」
「そうだな・・・。」
勘付いてしまったか、という顔の士。
「スウォルツが言っていた。この時間か、ツクヨミの時間。どちらか選べって。」
「見たくもない真実を知るかもしえないぞ?」
「それでも私達は見なくちゃいけない。」
「何も知らずに何かを選ぶ事なんて、できるわけないだろう。」
下手な真実なら知らないぐらいがいいとは言えない状況。
「いいだろう。ただし、2つだけ心しておけ。1つ、お前たちが何かを選べるとは限らない。2つ、バナナは遠足のおやつには入らない。」
バナナ!?バナ・・・バナナ!?って感じです。
3人はそのままオーロラの向こうへ。

 スマッシュらの相手をしていたウォズにゲイツは、ともに必殺技で一団を撃退。
「ファイナリー・ビヨンド・ザ・タイム!」
「一撃・タイムバースト!」
相当レベルの高いスマッシュでしたが、流石というもの。
 と思った矢先、2人をどんよりが襲います。
「重加速だ。まさか・・・!」
現れたのはロイミュードの軍団。ナンバープレートはありません。
「仮面ライダードライブの敵だ・・・!」
同じ頃、ウォッチスタンドのドライブウォッチも色あせ、亀裂が走りました。
 距離を詰められないうちに、対抗措置をとる2人。
「スピードタイム!」
「リバイブ疾風!」
「疾風!」
「ファイナリータイム!」
「ギンガワクセイ!ワクセイ!」
何故だか動けるようになりました。そう言えばこの間はギンガファイナリーにはそもそも重加速が通用しなかったような・・・?逆に疾風でも重加速の影響は受けたような。
 そこに現れたスウォルツ。
「いくら戦ってもキリはないぞ。」
「スウォルツ!」
「何?」
「既に世界の破滅は始まった。全ては常磐ソウゴの選択にかかっている。」
「世界の破滅だと?スウォルツはジオウに何を吹き込んだ!?」
いきなり出ていってしまったため、事情のわからないゲイツは混乱。

 2058年、スウォルツとツクヨミのいた屋敷を訪れたソウゴとツクヨミ。
そこで、当時のツクヨミと対面。
「また介入者!?」
いきなり攻撃を受けるソウゴですが、どうにか回避します。
「小さい頃からおてんばだったんだね、ツクヨミ。」
が、今はそんな話をしている場合ではなく
「アルピナ、お願い。話を聞いて。」
その姿に、状況を察した当時のツクヨミ。
「あなたは?」
「私はあなた。11年後の。でも、記憶がないの。介入なんてしない、ただ聞きたいことがあるだけ。」
ツクヨミは自分の性格を知ってか、懸命に説得します。
「この世界に何が起こるの?」
「この世界に・・・?」
どうやら、この時点でのツクヨミは何も知らなかったようです。
 すると、そこに現れたのは当時のスウォルツ。
「教えてあげようか。」
「スウォルツ!」
即座に銃を向けるツクヨミ。本当におてんばです。
「この世界はもうすぐ消えてしまうんだ。でも、僕が救う。」
「救う?どうするんだ?」
「他の世界を滅ぼすんだよ、全部ね。」
子供の頃から、何とも恐ろしいことを考えていました。

 ロイミュードと戦うゲイツとウォズ。
「見ろ!」
すると、また地響きが発生し、今度は風都タワーにユグドラシルタワーという2大タワーが出現。
同時に出現するマスカレイド・ドーパントと初級インベスの群れ。
 やはり、同時にダブルウォッチと鎧武ウォッチが劣化。
これを心配そうに見る順一郎。異常事態のバロメーターであり、それが自分やソウゴらの安全と直結することぐらいは理解していそうです。
 そして敵キャラの群れの奥から姿を現したのはパーティタイムに遅刻したロイミュードの死神、魔進チェイサー。
「仮面ライダーは俺が倒す。」
やはり、まだドライブらと敵対していた頃のようです。
「またダークライダーか?」
「仮面ライダーと一緒にするな。俺は死神、仮面ライダーなど凌駕する!」
まあ中身プロトドライブなんですけど。しかし強い。

 2058年では、
「この世には、世界がたくさんある。この世界だけ滅ぶなど理不尽だ。ならば、他の世界を全て滅ぼしてやるまで。そうすれば、生き残るのはこの世界だ。」
既に持っていた危険思想のためか、現在のスウォルツの姿が重なります。
「自分たちだけが生き残ればいいなんて、そんなこと許されるわけないでしょ!」
再びファイズフォンXを向けるツクヨミですが、
「人の道を説くか?子供に銃を向けるお前が?」
と言われれば言い返せません。同時に、スウォルツは子供の姿に戻りました。
「今のは・・・?」
「多分、あいつの力で幻覚を起こしてるんだ。」
するとソウゴは、
「もうひとつ教えてよ。他の世界を全部滅ぼすって、どうするの?」
「簡単だよ。世界をひとつに纏めちゃうんだ。他の世界にはひとりひとり仮面ライダーがいる。ライダーをひとつに纏めれば、世界はひとつに纏まる。その世界を滅ぼせばいい。」
「まさか、そのためにソウゴを・・・!」
子供の頃からこんな事を考えているなんて、スウォルツ恐るべし。
「意見はいらない。行こう、アルピナ。」
立ち去ろうとするスウォルツ。が、ソウゴはここで揺さぶりをかけます。
「もし、君より妹のほうが力が強かったら、どうする?」
「・・・アルピナが?」
動きが止まりました。
「君は、この世界を救いたいんだろ。妹が強かったら、助けになるよね?」
「違う!断じて違う!そんな事になったら、俺は妹の記憶を奪って追放してやる!」
妹の前でハッキリ言ってしまいました。
「どうして・・・。」
「力が強い者が王になる。王になるのは俺だ!」
そのまま、大人の幻覚を見せながら攻撃してくるスウォルツ。

 ゲイツリバイブとギンガファイナリーを圧倒する魔進チェイサー。
「チューン・チェイサーコブラ!」
バイラルコア武装がまた見られるとは。雑魚もろともの攻撃で2人を変身解除に追い込んでしまいました。
 チェイスも変身を解除。
・・・いや全く老けてませんねこの人。本当にロイミュードなんじゃあ?
「死神から逃げられると思うか?人間。」
「君だって人間じゃないか。」
歴史を知っているウォズがそう言うということは、歴史上チェイスは人間?
「人間?俺はロイミュード。クリム・スタインベルトに作られた機械生命体だ。」
「クリムだと?」
「ドライブの仲間か。」
ここで、ゲイツは剛の名前を出します。
「知ってるな?詩島剛。仮面ライダーマッハ。」
「そんなものは知らん。俺の世界に仮面ライダーはいない!」
殴りかかってくるチェイスの拳を受け止める、
「矛盾してるぞ。」
「矛盾だと?」
「何故俺たちを襲う?」
「お前たちが仮面ライダーだからだ!」
「いないはずの仮面ライダーが、何故敵になる!?」
仮面ライダーという概念そのものがない世界のはずなのに、仮面ライダーをという敵を認識している矛盾。
「それは・・・。」
「歴史が変わっても、本当のお前は知ってるんだ。仮面ライダーを・・・詩島剛をな!」
「詩島・・・剛。」
突如、45話で剛を庇って倒れた記憶が蘇るチェイス。
「チェイス!!」
頭を抑えて苦しみます。やはりここはメカなのか、矛盾に弱い。
「時空の乱れが進んでいると言うことか・・・。」
「行くぞ。」
苦しむチェイス、放置。

 2058年、ツクヨミに迫るスウォルツ。
「アルピナ、僕に楯突くのは許さない。」
ファイズフォンXを向けますが、
「ダメだ、ツクヨミ。」
「彼が世界を滅ぼすの。今のうちに彼を倒せば、多くの人が救われる。」
しかし、それは初期にソウゴを始末しようとしていたのと理屈は同じ。何より実の兄です。
 結局、引き金は引けず銃を下ろしてしまいました。
「やはり、お前は僕の大事な妹。だが・・・俺の行く手に立ちはだかるなら、消えてもらうまでだ。」
スウォルツの方は構わず攻撃してきます。が、ここで飛び出してきたのは士。
ツクヨミに代わって攻撃を受け、倒れます。
「門矢士!?」
「いらぬ邪魔を・・・。」
追撃しようと思ったところで、オーロラの向こうから現れスウォルツを銃撃する海東。
ほんと士がピンチになるとどこからともなく現れますね・・・。
 ツクヨミは倒れた士に向かい、
「どうして?」
「ツクヨミ・・・お前を失うわけにはいかない・・・!」
と言い残し、息を引き取りました。ミハルにしろ、ツクヨミが鍵になっているようです。

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Posted by jerid_and_me at 22:05Comments(5) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2019年08月04日

今週の仮面ライダージオウ「第46話 2019:オペレーション・ウォズ」

 劇場版が挟まったのでちょっと時系列がよく分かっていませんが・・・。
「久しぶりだね、ツクヨミくん。」
「白ウォズ・・・!」
ゲイツがアナザーワールドに囚われ、その代わりに復活した白ウォズ。
「妹よ。俺の描く未来にお前はいない。」
いよいよツクヨミを始末しようとするアナザーディケイドですが、ここで割り込んできたのは黒いほうのウォズ。
「白ウォズ・・・!」
驚きながらも、タイヨウフォームで強力な光を発生し目眩ましをしながら撤退。
「この本によれば、アナザーディケイドとなったスウォルツ。彼が生み出したアナザーワールドに明光院ゲイツは囚われた。そして、ついにスウォルツの陰謀が判明するのですが・・・。」
 逃げたりあらすじ紹介したりと忙しいです。

 例のごとくクジゴジ堂に戻って作戦会議。
「ゲイツがアナザーワールドに・・・。」
士によってアナザーワールドの正体を見せられたソウゴには特に衝撃が大きいです。
「スウォルツが作り出した世界か・・・。ディケイドかディエンドなら行けるかもしれないが、彼らは当てにならない。」
両者それぞれ『当てにならない』の意味がだいぶ違うのが面白いです。ディケイドウォッチではダメなんでしょうか。
「それに門矢士も言ってた。アナザーワールドに囚われた人は、その世界を破壊しないと救えない。」
この世界を破壊するという言葉の意味が、そもそもソウゴらには伝わっていないはず。
「私がスウォルツの罠にはまったから・・・。」
「君のせいじゃないよ。俺の勇気が足りなかったから・・・。」
めいめい責任を感じています。こんな考えになるのも、目下打つ手がないから。
「何か、ゲイツを助けるいい手はない?」
なんて議論をしていたところに、突然料理を運んでくる順一郎。
「お待たせ〜。トリュフオイルをかければ、高級店の味。なんたって、白トリュフだからね。」
「白トリュフ・・・その手があったか!」
「あったかい手。」
何か思いついたらしく順一郎の手を取るウォズ。

 白といえば、ということでやはり白ウォズに接触を図ります。
「まさか、君が復活するとはね。」
「久しぶりじゃないか、もうひとりの私。」
あまり猶予はなく、単刀直入に切り出しますが、
「白ウォズ、手を貸してくれ。ゲイツを助けたいんだ。」
「私が素直に言うことを聞くとでも?」
やはりこうなるか、という反応。
「どうしても聞いてもらう。」
ドライバーを構えるソウゴら3人。実力行使も辞さない構えですが、
「そんな脅し、私には効かない。」
海東が持ち去ったはずの未来ノートを手にしているのと同様、ビヨンドライバーも所持しています。
「君までベルトを・・・。」
「アナザーワールドは失われた可能性の世界だからね。」
「だが・・・我が救世主を助けたいのは私も同じこと。」
アナザーディケイドが生み出すのが傀儡ではなく、別の可能性の本人であることの弊害。
簡単に裏切られるというか、基本として思い通りになりません。

 電王編に出てきたユキヒロ。恋人のサユリの墓前に参っていると、そこに現れたスウォルツ。
「俺が、お前の世界を作ろう。」
例によってアナザーワールドを生成。
「スウォルツ氏は、アナザーディケイドの力でアナザーワールドを作り出している。」
ユキヒロのアナザーワールドは、車椅子ながらもサユリがまだ生存している世界。
「サユリ・・・!生きてたんだ、サユリ!」
ノイズのかかり方など、『どこか世界で一番のドクターになって』を感じさせます。
「可能性の世界。永遠に動かない時間に包まれた安息の場所さ。」
最高の瞬間だけを繰り返すという、当人にとってはすごく優しい世界です。
「よっしゃー!」
「やったー!」
繰り返しトップでゴールテープを切る西村に、じょうたろう。相手にKO勝ちを決める小和田。
「ダークライダーたちが現れたのは、その副産物さ。この私も含めてね。」
ユキヒロのアナザーワールドを生成したことにより現れたのは幽汽。
電王からの登場であり、こちらも死者の蘇生を望んだことが似通っています。
「我が救世主ををアナザーワールドから救うには、ここにいる全員が危ない橋を渡る事になる。」
「覚悟はできてる。」
「俺だって勇気出すよ。」
「では、作戦スタートといこうじゃないか。」
早速、未来ノートを開く白ウォズ。黒ウォズ以上にイヤらしい表情は相変わらずです。

 その記述は、
『湊ミハル、仮面ライダーエターナルと戦った』
いきなり対エターナル。本来なら避けて通りたい相手のはずが・・・?
 書かれたとおり、海岸の風車を背にして現れたエターナル。すごくWな風景です。
「死神のパーティタイムだ。死ぬまで踊れ!」
例によって明日のパンツで自分を奮い立たせ、変身するミハル。日をまたいだので、ちゃんとパンツが新しくなっています。
「変・・・身!」
戦闘を開始すると、やはりエターナルの戦闘力は格別であり押されていきます。そこへ遅れて加勢するソウゴ。
「変身!」
「仮面ライダー!ジオウ・・・」

 これを察知したスウォルツ。
「ジオウとエターナルが戦闘に入ったか・・・。」
すると、そこを訪れるオーラ。
「オーラか。ウールはどうした?」
白々しい物言い。
「ここにいるわ。私の力、返してよね。」
ウールが身につけていた髪飾りを掲げるオーラ。裏切り者を始末した見返りに、と力の返還を求めます。
スウォルツは悪い顔・・・また何か良からぬことを考えていそう。

 エターナルに合流する幽汽。
さらに白ウォズも現れ、一芝居演じます。
「私達ダークライダーを舐めないでもらいたい。」
「君の相手は私だ。ウォズ対ウォズといこうじゃないか。」
「ギンガ!」
「アクション!」
「変身。」
「投影!」
「ファイナリータイム!」
「フューチャータイム!」
「ギンガファイナリー!ファイナリー!」
「仮面ライダーウォズ!ウォズ!」
黒ウォズがギンガ、白ウォズが普通のウォズに変身。
「ビヨンド・ザ・タイム!」
「タイムエクスプロージョン!」
「ファイナリー・ビヨンド・ザ・タイム!」
「超ギンガエクスプロージョン!」
芝居かと思ったら、キックの撃ち合いなど思いのほか派手なことになっています。
当然、黒ウォズが勝利しウォズは爆発四散。しかしこれも作戦の内。
「君は容赦なく私を倒せ。」
「君を?」
「芝居だとバレたら終わる。本当の勝負はその後だ。」
あくまでこれは作戦の導入。そこへ、拍手とともに現れたスウォルツ。
「面白い見世物を見せてもらった。お代わりといこう。」
オーロラの向こうから再び白ウォズが登場。
「さあ、さあ、さあ・・・第2ラウンドだ。」
もしや、あり得た可能性という理屈で何度でも復活できるのでしょうか。
 すると、さらにツクヨミまで登場。
「そうはさせない!」
白ウォズの時間を止めますが、どういうわけか停止に至りません。
「ああ・・・残念!力が足りないようだね。」
オーロラを操り、ウォズとツクヨミを自分が出てきたオーロラの向こうに送ってしまいました。
「アナザーワールドに送り込んでやったよ。」
「ツクヨミ!ウォズ!」
怒りに任せてスウォルツに斬りかかるジオウですが、これをエターナルに妨害され
「諦めろ、もう奴らには会えない。永遠にな。」
「永遠か・・・いい言葉だ!」
「エターナル・マキシマムドライブ!」
さらにエターナルエッジにエターナルメモリを装填した必殺技まで受け、大ダメージ。
「ジオウ!」
アクアがフォローに入り、そのまま倒れるということは避けられましたが、白ウォズも再び戦線へ。
「変身。」
「投影!」
「フューチャータイム!」
ものすごく危ない状況ですが、白ウォズの作戦とは?

 一方、ゲイツのアナザーワールドに送られたウォズとツクヨミ。
「ここは・・・?」
「アナザーワールド、ゲイツくんの世界だね。」
そこで目にしたものは、
「お前がオーマジオウになって、お前が最低最悪の未来を作ったんだろ!」
と、ソウゴと言い争うゲイツ。しかし、この世界ではこれに続いて
「だが俺は、そんな未来から逃げ、この時代に来た。帰らなきゃいけないのは分かってる・・・。でも俺は、この時代で生きていきたいんだ。お前と一緒に、新しい未来を作っていきたいんだよ!」
 と、自分の本心を打ち明けています。
しかしこの世界ではソウゴにそれが届くことはありません。
「お前がオーマジオウになって、お前が最低最悪の未来を作ったんだろ!だが俺は・・・」
と繰り返すだけ。
「これがゲイツくんの実現したかった可能性・・・。」
「ゲイツ・・・。」
そりゃあミハルの言うことにショックを受けもするでしょうね。

 エターナルVSジオウの方は、
「君はダブルに倒されたんだよね?」
「ダブル!」
「アーマータイム!」
「サイクロン・ジョーカー!ダブル!」
「さあ、お前の罪を教えろ!」
相性として、倒すことは可能でしょうがメモリの小人がやられたりと、戦力としては足りなさそう・・・。
しかしBGMはWの『ハードボイルド』であったりと、それっぽい空気は出ています。
 これに対し、エターナルはついにマントを脱いで本気モード。
「教えてやる、俺は負けてはいない。たまたま風が吹いただけだ!」
吹いたと言うことは、あの状態でゴールドエクストリームに勝利したという事でしょうか・・・恐ろしい相手です。
 さらに、26本マキシマムドライブの体勢へ。
「ゾーン!」
「ゾーン・マキシマムドライブ!」
ゾーンメモリのマキシマムドライブで他25本のメモリを集め、全身のスロットに装填。
「マキシマムドライブ!」
「地獄を楽しみな!」
「エターナル・マキシマムドライブ!」
26本分のパワーを乗せたキック、こんなもの受けきれるわけがないという話ですが
「魔王には、エターナルのマキシマムドライブを耐え抜いてもらう。」
という白ウォズの無茶苦茶なオーダーがあったため耐えます。
 その中で手にとったのは、トリニティウォッチ。
「ジオウ!」
「ゲイツ!」
これを起動すると、たとえアナザーワールドの中にあってもゲイツが変身して腕時計に変形。ひどい映像です。
「ウォズ!」
これはウォズも同様。
 この狙いは、
「エターナルメモリは世界のひとつやふたつ、永遠に破壊できる。だが、そのためにはエターナルをアナザーワールドに引き入れなければならない。」
「確かにトリニティウォッチには、ゲイツとウォズを呼び寄せる力があるけど・・。世界の壁まで超えられる?」
「正直、賭けだね。でも、私はトリニティの力はそういうものじゃないと見込んでいるんだ。」
この言葉の意味する所とは?

 実際、ゲイツとウォズではなく、ジオウの方ががエターナルもろともアナザーワールドに飛びました。
「何!?」
「トリニティタイム!」
「トリニティ!」
エターナルの攻撃を逸らすと、エターナルのキックがアナザーワールドの空間に亀裂を生じさせ、それは小和田や西村のアナザーワールドにも波及。
オーロラごと砕け、彼らは現実世界に帰還を果たしました。
ジオウが変身を解くことで、ゲイツも帰還。
「俺は・・・。」
ソウゴに目をやるゲイツ。アナザーワールドの記憶はあるのかどうか・・・。
「ツクヨミ、小和田たちを。」
「うん。みんな逃げて!大丈夫ですか?早く!」
興が冷めたとばかりに変身を解く克己。
「面白い風を吹かせるじゃないか。」
「君の力を利用させてもらった。・・・ごめん。」
敵に対して対等な立場で謝るというのも魔王感があります。しかし、
「いや。おかげで俺は、俺だけを蘇らせた世界を消すことができた。これで、仲間の元へ行ける。」
親指を立て、消えていく克己。自分を蘇らせた小和田のアナザーワールドが崩壊したことで、克己も消えるようです。
「ハハハ・・・!私の見立て通りだ。トリニティの力は、君たち3人が互いを思う力。世界の壁など超える。」
称賛する白ウォズですが、自身も消滅しようとしています。
「何故だ?君は、君自身が消える作戦を立てたのか?」
「言っただろう。私は我が救世主を助けたかっただけだ。それが、私の失われた可能性・・・だからね。」
あくまで自分の使命に準じた事のようです。
「白ウォズ、お前・・・。」
「我が救世主。スウォルツ氏の狙いは最初から・・・」
核心を語ろうとしたところで、消滅を待たずにスウォルツの攻撃を受け、消える白ウォズ。
特にいいところなしの幽汽も消滅。
「やってくれる。だが、すべてのアナザーワールドを消したと思うな。」
ダークゴースト、レイ、風魔、G4は未だ健在。
「ゲイツくん。あいつらをスウォルツから切り離す。」
「タイヨウ!」
「ギンガタイヨウ!」
「俺に命令するな!」
「リ・バ・イ・ブ!剛烈!」
ダークライダーに向かっていくウォズとゲイツ。
「1人になったな、常磐ソウゴ。決着でもつけるか?」
「1人じゃないよ。」
「スウォルツ!」
背後から急襲するアクア。が、時間を止められ未遂に終わります。
直後にソウゴも停止。
「俺も1人じゃない。」
オーラに再び力を与え、自分を守らせたようです。

後半は追記へ  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 18:45Comments(3)

2019年08月01日

劇場版仮面ライダージオウ OverQuartzer

 公開から遅れること数日ながら観てきました。
毎度のことながらクライマックスにあたる夏映画というのは期待値が高まるものです。
が、ジオウはそれ自体がライダー集合ものであり、そういう意味では冬の平ジェネFOREVERが非常によく出来ていたのでハードルの上がるところであり、果たしてどうなるかという微妙な下馬評でしたが・・・。
 結論から言うと、非常に面白い映画だったなと。
もちろん良作かどうかと言えば良作ですが、それ以上に何というか「面白い」です。
まさかのレジェンド登場とか・・・。

これ以上喋るとネタバレになりそうなので続きは追記で。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 22:24Comments(5) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2019年07月29日

今週の仮面ライダージオウ「第45話 2019:エターナル・パーティ」

 スウォルツが変身するアナザーディケイドと、それが率いるダークライダーによって追い詰められるグランドジオウとゲイツリバイブ。
「スウォルツは自らアナザーディケイドとなり、常磐ソウゴの前に立ちはだかった。」
ウォズは手短にあらすじを終わらせると、スカーフを伸ばして2人を回収。自らも姿を消します。
「そして、未来から現れた仮面ライダーアクア・湊ミハルは、ツクヨミとゲイツを連れ戻しにやってきたと告げる。彼らとの別れの時が近づいていた。」
当然ながら、やはり最後はお別れエンドなんでしょうね。

 一時撤退した一同。
「あんなライダーたちを呼び出せるなんて。あれがスウォルツの・・・アナザーディケイドの力。」
驚異を感じるソウゴ。ゲイツはウールを激しく非難。
「貴様、やはり俺たちを騙していたな。アナザードライブの正体はオーラだった!」
「僕も知らなかった!」
「今更そんな言い逃れ、信じると思うか?立ち去れ!俺がお前を倒さないうちにな。」
こうまで言われては仕方なく、言われた通り立ち去るウール。
 その後ソウゴは、ウールを擁護。
「ゲイツ。ウールも本当に知らなかったじゃないかな?」
「今まで罪なき人間を利用してきたような奴だぞ。」
「そうだけど・・・ウールも変わったって思わない?」
この言葉にゲイツは、
「いいか。人はそんな簡単には変わらない。奴は奴、どこまで行っても敵は敵なんだよ!」
と、もっともな言葉ではありますが・・・。
「じゃあ、ゲイツは何のためにここに来たんだよ。」
「何?」
「どこまでも人が変わらないなら、より良い未来なんか作れるわけない!」
こちらも真理です。
「その未来をお前が壊した。お前がオーマジオウになって、お前が最低最悪の未来を作ったんだろ!」
「俺には未来だ。未来ならこれから変えられるだろ。」
「お前に何が分かる。その時代を生きた俺達の気持ちが。お前に分かってたまるか!」
つい感情的になってしまったゲイツ。自分たちが来たことで、かえってオーマジオウの未来となる可能性が強くなっているとミハルに言われた事が影響しているのでしょうが。
 ここまで言われては、もう物別れより他ありません。
「・・・そうだね。分からない。」
一連のやり取りを聞いていたウォズも、何を言うでもなく。

 一方、ソウゴらから離れたウールのもとに再び現れたオーラ。
「何しょげてんのよ?」
驚き後ずさるウールに、
「何よ。」
「オーラ、お前アナザーライダーだったのかよ!?」
「はあ?何言ってんの?」
当人はとぼけているのか本当に知らないのか。ここで、ひとつの可能性に行き当たります。
「あのアナザーライダー、お前に化けてるのかも。」
「私に化ける?何で?」
「オーラの顔で僕を油断させる作戦かもしれない。スウォルツが僕を消すために放った刺客だから・・・!」
「ウール、あんた神経過敏になりすぎ。」
「近づくな!お前がアナザーライダーかもしれない!」
「ウール・・・。」
オーラの前から逃げ出すウール。もはや行くあてもないと言うのに。

 ひとりクジゴジ堂への帰路につくソウゴですが、それを呼ぶ声が。
「おっ、常磐!久しぶりだな。」
「えっ・・・小和田!?」
小和田といえば、エグゼイド回でアナザーエグゼイドに襲われ、意識不明となったクラスメイトでしたか。
「お前、その傷どうしたんだよ?」
「あっ、いや・・・これは大丈夫。いや、それより卒業以来じゃない?」
「そうだな。」
「えっ、今何やってるの?」
「聞いて驚けよ?ゲームの国際大会に出場したんだけどさ。今日勝てば日本の代表になれるんだよ。」
と、ゲーム好きが高じて今や世界開会だとか。
「すげえ・・・。えっ、すげえじゃん!あっ・・・でも、今日か。いや、応援しに行きたいけどちょっと今気分じゃなくて・・・。」
「らしくねえな!いいから来いよ!」
まごついている間に強引に連行されてしまいました。

 オーラから逃げたウールですが、逃げた先でまたオーラと遭遇。
「本物か!?それとも・・・。」
オーラはその問いに答えず、
「あなたにちょっとだけ悪い知らせがあるの。あなたは今日・・・ここで死ぬ。」
「ドライブ!」
アナザードライブへと変身。
「こいつ・・・!」
襲ってくるアナザードライブに対し、時間を止めて対応しようとしますが同じ手は通用しません。
タイミングを先読みされ、その前に重加速を発動されてしまいました。
 身動きもできないままいたぶられ、もはや満身創痍。
そこへ、また現れたオーラ。
「ウール!」
「やっと会えた、私。」
アナザードライブはターゲットをオーラに変え、向かってきたところにオーラが時間を止めようと試みますが、やはり力は既に無し。
 アナザードライブはオーラの首を掴み、高く掲げます。
「な、何なのよ?あんた・・・!」
「私は、パラドクスロイミュードという機械生命体。もうすぐあなたは消えて、私が本物になる。めちゃくちゃいい知らせよね。力を失ったあなたには、もう何の存在価値もないんだから。」
 と、わざわざ変身を解いて擬態であることを見せつけます。
まさか、ダークライダーだけではなくこんなボス敵まで呼び出せるとは。確かにダークドライブでもありましたが。
 再びアナザードライブへと変身し、オーラの息の根を止めにかかります。
「オーラ!」
このまま2人とも始末されてしまうのか、という所に割って入ったのはウォズ。
「ウォズ!?」
予想外の救援に、2人もビックリ。実際、ウォズがこういう風に動くのは意外です。

 ゲイツがクジゴジ堂に戻ると、そこにはツクヨミが。
「ツクヨミ、戻ってたか。」
「湊ミハルって人に会った。」
「そうか。」
ここまで聞いて、ミハルに帰るよう言われたことを察したゲイツ。
「私達がこの世界にいることが、ソウゴや未来のためにならないって・・・。」
ツクヨミは、ここで『ソウゴのため』という言葉が出てくるあたり、やはり今となっては友達や仲間として見ている事の現れでしょうね。
「湊ミハルは正しい。俺たちはここに来るべきじゃなかった。俺たちは逃げたんだ。自分たちの時代から・・・。」
ゲイツも自らの判断を悔います。先程ソウゴにはあんな事を言いましたが、それは自分にも刺さるものです。
「ツクヨミ、帰ろう。俺たちの時代に。」
それぞれの戦いに向かうことを決意したゲイツですが・・・。

 一方、日本代表を目指す小和田の戦いは敗北に終わりました。しかもかなりの完敗・・・。
「日本代表はじょうたろう。選手!」
「じょうたろう。選手に大きな拍手を!」
「いやあ、本当に素晴らしい試合でした!」
じょうたろう。て、ジョジョかと。
 負けた小和田は立ち上がることもできません。
「小和田・・・。」
味方ギャラリーがソウゴだけというのも哀愁を感じます。
 とぼとぼと会場を後にする小和田に、ソウゴはかける言葉がありません。
「小和田。」
「あー!うるさい!」
駆け出す小和田がぶつかったのは、まさかのスウォルツ。
「俺がお前の世界を作ろう。」
小和田は水の球に囚われて姿を消してしまいました。
「スウォルツ!小和田に何をした!?」
スウォルツはこの問に答えず、
「お前にはお前に相応しいゲームがある。」
小和田を囚えた水の球からオーロラが出現すると、その向こうから姿を表したのはレザーのジャケットに身を包み、髪に青のメッシュが混じった男。
「またか・・・いい加減、きちんと死ねたと思ったんだがな。」
現れたのは先週の予告にもあった克己。
「誰?」
「フッ・・・死神の名前か。地獄に行ったらこの名を告げろ。大道克己。」
「エターナル!」
「変身。」
「エターナル!」
「さあ、地獄を楽しみな!」
問答無用とばかりに、いきなりソウゴに襲いかかるエターナル。これに対しソウゴも変身。
「変身。」
「ジオウ!」
「仮面ライダー!ジオウ・・・」
相変わらずくるくる回ってマントを翻しながらの戦闘が美しいです。

 クジゴジ堂では、いよいよツクヨミの手を取り連れて帰ろうとするゲイツ。
「行くぞツクヨミ。俺と一緒に帰るんだ。」
「ゲイツ!」
ところが、玄関先にミハルが現れ
「君たちは一緒には帰れない。ツクヨミと君は時間軸が違うんだ。だから、帰る所が違うんだよ。」
「・・・そうだったな。」
ツクヨミの手をそっと離し、ひとり玄関を出るゲイツ。
背中は雄弁とはよく言ったものだと感じます。
「なんか、悪者になった気分・・・。」
「あなたは言うべきことを言ってるだけ。」
「・・・うん、そうだよね。」
ツクヨミもゲイツも、その言うことが正しいとは思っていますが
「ミハル、もう少し時間をくれない?私も、あなたが言ってることが正しいと思う。でも私達は、ソウゴに出会って、初めて未来に希望を持ったから・・・。」
対策もない、ほとんど気持ちだけの問題ながら、無理を承知で願い出るツクヨミに
「でも、その未来は常磐ソウゴたちのものなんだよ。」
突き放しながらも、非常になりきれないミハル。
「・・・わかった。スウォルツから君の力を取り戻そう。そうすれば君は帰れる。俺も手伝うからさ。」
と折れました。しかし、力がないと帰れないのでしょうか?

 ウォズVSアナザードライブの方は、やはりどのアナザーライダーにも対応できるウォズが有利。
ならば、と重加速を発動されますが、
「フッ、重加速か。だが無限の宇宙は無重力。このギンガファイナリーには通用しない。」
指を鳴らすと、重加速を無効化してしまいました。何この謎理論・・・。
「だったら、こういうのはどう?」
今度はタイプスピードの特性を活かした高速移動でウォズを翻弄しますが、
「疾風!」
乱入してきたゲイツリバイブに追いつかれています。
「ゲイツ、助けてくれるのか!?」
「お前に助けられっぱなしも癪なんでな。」
帰るのかと思ったら助けに来る優しさ。
「パワードタイム!」
「剛烈!」
捕まえてからは剛烈でゴリ押し。使い慣れている・・・。

 エターナルVSジオウの方は、やはり素の戦闘能力がダンチなのか、ただのジオウでは押されつつあります。
そんな中、小和田の姿が見えるオーロラがどんどん小さくなっていき、今にも消えそう。
「小和田!」
勝ち誇るスウォルツですが、いつの間にかそこに立っていた士。
「俺の力を使うと、そんな芸当もできるのか?」
「門矢士。お前の力は俺が奪った。手出しはできんぞ。」
「そうか?あいにく俺の力ってのは、俺の存在そのものなんだけどな。」
例の説教BGMとともに、小和田が囚われているオーロラを広げ、自らその中に入ると交戦中のジオウもその中へ。
「何?」
このときのスウォルツの「えっ」という顔は見ものです。

 士とソウゴが降り立ったのは、マゼンタにぼやけた謎の世界。
「何?ここ。」
「スウォルツが作った世界らしいな。」
すると背後から勝利の雄叫びが。
「やったー!よし!勝った!」
「小和田?」
「常磐、見ててくれたか?ほら、俺勝ったぞ!これで世界大会に行ける!」
勝利の喜びに打ち震える小和田。対面のじょうたろう。は頭を抱えており、ちょうど立場が入れ替わったかのよう。
「何言ってんだよ・・・?小和田、お前負けたんだよ。」
「は?何言ってんだよ。俺は勝ったんだよ。世界王者になるんだ!」
「違う・・・。違うんだ、小和田。これは幻想・・・」
正気に戻そうとしたところで、バグったように場面が戻りました。
「やったー!常磐、見ててくれたか?ほら、俺勝ったぞ!これで世界大会に行ける!」
おおよそのからくりを理解した士。
「そういう事か。」
「どういう事?」
「ここは、あり得なかった世界だ。失われた可能性の世界と言ってもいい。さしづめ、アナザーワールドと言った所か。」
「アナザーワールド・・・。」
ライダーを呼び出すだけでなく、アナザーライダーならぬアナザーワールドを生み出すことが能力。
「お前の友人には勝つ可能性があった。スウォルツはそれを利用し、この世界を作った。」
「何のために?」
「ダークライダーを蘇らせるために・・・かもな。お前がさっき戦った仮面ライダーエターナル、あいつは昔、ダブルによって倒された。が、このアナザーワールドでは勝ったことになってるらしい。」
実際、克己は小和田が閉じ込められたオーロラから出てきましたから間違いでもなさそうです。
ひとり閉じ込める代わりに、倒されたはずのダークライダーをひとり呼び出すといった所でしょうか。
 それより、ダブルってちょっと前のライダーですよね。昔だなんてそんな。
そんな・・・。

 表の世界では、興ざめといった様子のエターナル。
が、そこに現れたのは明日のパンツを手にしたミハル。
「約束したんだ。みんなの明日を守るって。」
覚悟を決めると、アクアへと変身します。
「変・・・身!」
スウォルツを睨みつけますが、その後すぐにエターナルに突進。

 アナザーワールドでは、とりあえず戻る士。
「帰るぞ、からくりは分かった。ここがゴールなはずはない。この先に何かあるはずだ。」
「ちょっと待って。小和田を助けないと。」
「それは無理だな。ここはあいつの世界。この世界を破壊しない限り、あいつは救えない。」
ここから引っ張り出すのは割とできそうですが、救うとなると難しそうです。

 2人がかりでアナザードライブを圧倒するゲイツリバイブとウォズ。
すると、今度はアナザーデンライナーのように、こちらも用意されていたアナザートライドロンをぶつけてきます。
本物譲りの走りで、工場狭しと大爆走し2人を近づけません。
 この間に、助けられたオーラはウールに向かい
「大丈夫?」
と気遣っているようです。
「ちょっと、ヤバかったかも・・・。」
「じゃあ・・・楽にしてあげる。」
「えっ?」
貫くような音が響き、アナザードライブと戦っていたゲイツにウォズも、そしてちょうどそこに出てきたソウゴも衝撃を受けます。
一方、ひとり浮いた状況になっていたスウォルツはこれを察してか、ニヤリと笑います。
 どこにそんな力が残っていたのか、手から謎の刃を発生させてウールの胸を貫いたオーラ。
「何で・・・!?」
「悪く思わないでよね。スウォルツから逃げて、私達2人とも生き延びるなんて無理。」
この手柄でスウォルツに再び取り入ろうと言うのか、ウールの髪飾りをちぎり取ることで力を奪えるのか。
いずれにせよ、オーラにとってウールはその程度の相手でしかなかったようです。
「生き残るのは・・・私。」
その場を後に。
 息も絶え絶えなウールに駆け寄るソウゴ。
「ウール!ウール・・・ウール!」
何か言葉を発しようとしますが、苦しそうに唸るばかりで、それも叶わずついにソウゴの腕の中で事切れてしまいました。
「ウール・・・?ウール!」
もともと人死にの少ないライダーだっただけに、自分の腕の中でそれが起こったことに衝撃を隠せないソウゴ。が、この光景を目の当たりにして大笑いするアナザードライブ。
「ハハハ・・・!さすが私。私以上に私!ハハハ・・・!」
人の悪意をコピーするロイミュードをして、ここまで言わしめるオーラ恐るべし。
 これを聞いてソウゴはまさに怒り心頭。
「何笑ってんだ・・・。何笑ってんだよ!」
グランドジオウに変身し、怒りのままにその拳を叩きつけます。

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Posted by jerid_and_me at 23:37Comments(5) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2019年07月22日

今週の仮面ライダージオウ「第44話 2019:アクアのよびごえ」

 いよいよ最終章突入といったところ。
ゼロワンが正式発表され、9月01日スタートとなるとジオウも今回を含めてわずか6回です。

 いきなり陸上競技のゴール前からスタート。
アナザードライブが出てくるのは分かっていましたけどまさか陸王が始まるとは予想外でした。
 その中で、先頭を走っていた男がゴールを目前にして転倒。後続が続々とゴールしていき、無念に打ちひしがれています。
すると直後、水の球に包まれるようにして消失。辺りで見ていた競技関係者がどよめき立っています。
 人前にも関わらず発生した不可思議現象であり、ニュースでも大きく取り上げられました。
「いなくなったのは右往地大学陸上部の西村和馬さん19歳で、いまだ西村選手の行方は分かっていません。人が突然姿を消すという現象がこの数日間多発しており・・・」
 しかもこのいなくなった青年、ソウゴのクラスメイトでした。
クラスメイトはちゃんと進学して1年生ながら大会に抜擢されているのに・・・というのは置いといて。
「西村・・・!?」
「不思議な事もあるもんだねえ。まるで神隠しだね。」
「何?神隠しって。」
どうやら神隠しという言葉を知らないソウゴ。ジブリとかで知っていそうなものなのに・・・これがジェネレーションギャップ。
「あれ、今の人言わないの?神隠し。人が突然いなくなる事。」
「本当に神が隠したならいいけどな。」
「どういう事?」
「こんな怪奇現象、タイムジャッカーの仕業に決まってる。」
ゴルゴムの仕業だ、ばりに飛躍しているように聞こえますが、タイミングとしては符合するようです。
「スウォルツが?」
「スウォルツはツクヨミくんとディケイドの力を吸収して強大な力を得たはずだ。もう少し、大それたことを企んでいそうなものだが・・・。」
「油断は禁物だ。蟻の一穴という言葉もある。」
「ゲイツくん、古い言葉知ってるね。千丈の堤も蟻の一穴から、ってね。」
未来人なのに歴史や故事成語に詳しいゲイツ。多分ソウゴは知らないんでしょう。
「あれ、ところでツクヨミちゃんまだ起きてこないの?」
そう言えば珍しく、朝食時に席についていないツクヨミ。
「そう言えば、昨夜から見てないけど。」
「まさか・・・神隠し?」
「えっ?」
なんてやっていると、突如地響きが。ツクヨミの豪快な起床かと思ったのですがそうではないようで、一同は表へ。

 表では、上空に突如として出現した何らかのワープホール。そこからタイムマジーンのような水色のロボットが降り立ちました。
「タイムマジーン?」
「2050年代の初期型だね。」
コックピットが開くと、姿を表したのはMOVIE大戦MEGAMAX以来の仮面ライダーアクア。
「仮面ライダー?」
アクアは変身を解くと、
「君が明光院ゲイツ・・・だよね?」
「そうだが、お前は?」
「俺は仮面ライダーアクア。湊ミハル。君を迎えに来たんだ。」
ゲイツのことを知っているばかりか、迎えに来たというミハル。
「迎えにだと?」
「ゲイツ、君とツクヨミは未来に帰るんだ。」
「何?」
ここでウォズのあらすじ。
「この本によれば、常磐ソウゴは様々なレジェンドたちと出会い、全てのライダーの力を手中に収めつつあった。しかし、敵も最強の力を手に入れ、常磐ソウゴが歩んできた旅の最終章の幕が開かれる。」
いかにもクライマックスを感じさせます。

 何かから逃げるかのように駆けるウール。すると、突如として重加速現象・・・通称どんよりに襲われます。
「あっ・・・重加速か!?」
こんな事ができるのは、コア・ドライビアを持つドライブやマッハ、それにロイミュードだけのはず。
そう思っていると、いきなり現れたアナザードライブ。
「ドライブ!」
「やっぱり、アナザードライブ!」
まともに動けないウールに迫るアナザードライブ。ウールは、危ないところでどうにかアナザードライブの時間を止めることに成功します。
 慌てて逃げるウール。アナザードライブは重加速を利用したのか、思った以上に早く時間停止から脱しました。
元祖ドライブの、『脳細胞がトップギアだぜ』の仕草をし、追跡を続行。

 どうにか隠れ家に戻ったウール。
「どうしたのよ?」
「アナザーライダーに襲われた・・・。」
「アナザーライダーに!?・・・ジオウグランドジオウになったんだから、全てのライダーの力はあいつの手にあるんでしょ?アナザーライダーがいるなんておかしいじゃない!」
「僕が知るかよ!」
「まさか・・・スウォルツが私達を消すために?」
やはり考えられるのはその線。追い詰められた2人。
「冗談じゃない!このままやられてたまるか。」
「じゃあ、どうするのよ?私は力を奪われたままだし・・・。あんた、何とかできんの?」
今となってはスウォルツやその刺客に太刀打ちできる力はありません。

 ミハルをクジゴジ堂に招き、話を聞くと
「ねえ、ゲイツたちを迎えに来たってどういう事?」
「過去に干渉しようなんて間違ってる。だから俺と一緒に未来に帰ろうって事。」
「未来に?」
今更ではありますが、過去に鑑賞するゲイツらを止めに来たようです。
「湊ミハル、仮面ライダーアクア。この本によれば、確かに40年ほど未来から来たライダーのようだね。」
「うん。俺も、前に過去のライダーに会ったことがあってさ。それで変われたんだ。」
と、MEGAMAX当時のことにも触れています。
「でもゲイツ。君のやっていることは逆だ。過去を変えようとしている。」
「何も知らないくせに偉そうな・・・それをやってるのはスウォルツだ。」
「スウォルツも君たちも同じだよ。未来からやってきて、過去でやりたい放題してるんだから。」
「何だと?」
「ゲイツ!」
危うく殴り合いになりそうなところを止めたソウゴ。
「あと、ツクヨミにも話があるんだけど・・・。」
「・・・そう言えばツクヨミは?」
朝から慌てていたため、今の今まで忘れられていました。

 実はとっくに起きていて、士に接触していたツクヨミ。
「あなたは知ってたのね。スウォルツが私の兄だって・・・。」
「俺も気づいたのはちょっと前だけどな。」
「教えて!スウォルツは・・・兄は何を企んでるの!?私は一体何者?」
「お前は俺と同じだ。」
「えっ?」
「俺は本来、この世界の人間じゃない。俺が来たのは、時空の歪みが生じている原因を探るためだ。」
そう言えば、世界を渡り歩いているとはソウゴやツクヨミらには明かしてないんですね。
「それがスウォルツのせい・・・?」
「どうかな?俺はやはり魔王のせいだと踏んでいるがな。そしてスウォルツはそれを利用しているんじゃないかとな。」
とすると、10年前のバス事故が発端と思っているのも間違い・・・?
「 いよいよ最終章突入といったところ。
ゼロワンが正式発表され、9月01日スタートとなるとジオウも今回を含めてわずか6回です。

 いきなり陸上競技のゴール前からスタート。
アナザードライブが出てくるのは分かっていましたけどまさか陸王が始まるとは予想外でした。
 その中で、先頭を走っていた男がゴールを目前にして転倒。後続が続々とゴールしていき、無念に打ちひしがれています。
すると直後、水の球に包まれるようにして消失。辺りで見ていた競技関係者がどよめき立っています。
 人前にも関わらず発生した不可思議現象であり、ニュースでも大きく取り上げられました。
「いなくなったのは右往地大学陸上部の西村和馬さん19歳で、いまだ西村選手の行方は分かっていません。人が突然姿を消すという現象がこの数日間多発しており・・・」
 しかもこのいなくなった青年、ソウゴのクラスメイトでした。
クラスメイトはちゃんと進学して1年生ながら大会に抜擢されているのに・・・というのは置いといて。
「西村・・・!?」
「不思議な事もあるもんだねえ。まるで神隠しだね。」
「何?神隠しって。」
どうやら神隠しという言葉を知らないソウゴ。ジブリとかで知っていそうなものなのに・・・これがジェネレーションギャップ。
「あれ、今の人言わないの?神隠し。人が突然いなくなる事。」
「本当に神が隠したならいいけどな。」
「どういう事?」
「こんな怪奇現象、タイムジャッカーの仕業に決まってる。」
ゴルゴムの仕業だ、ばりに飛躍しているように聞こえますが、タイミングとしては符合するようです。
「スウォルツが?」
「スウォルツはツクヨミくんとディケイドの力を吸収して強大な力を得たはずだ。もう少し、大それたことを企んでいそうなものだが・・・。」
「油断は禁物だ。蟻の一穴という言葉もある。」
「ゲイツくん、古い言葉知ってるね。千丈の堤も蟻の一穴から、ってね。」
未来人なのに歴史や故事成語に詳しいゲイツ。多分ソウゴは知らないんでしょう。
「あれ、ところでツクヨミちゃんまだ起きてこないの?」
そう言えば珍しく、朝食時に席についていないツクヨミ。
「そう言えば、昨夜から見てないけど。」
「まさか・・・神隠し?」
「えっ?」
なんてやっていると、突如地響きが。ツクヨミの豪快な起床かと思ったのですがそうではないようで、一同は表へ。

 表では、上空に突如として出現した何らかのワープホール。そこからタイムマジーンのような水色のロボットが降り立ちました。
「タイムマジーン?」
「2050年代の初期型だね。」
コックピットが開くと、姿を表したのはMOVIE大戦MEGAMAX以来の仮面ライダーアクア。
「仮面ライダー?」
アクアは変身を解くと、
「君が明光院ゲイツ・・・だよね?」
「そうだが、お前は?」
「俺は仮面ライダーアクア。湊ミハル。君を迎えに来たんだ。」
ゲイツのことを知っているばかりか、迎えに来たというミハル。
「迎えにだと?」
「ゲイツ、君とツクヨミは未来に帰るんだ。」
「何?」
ここでウォズのあらすじ。
「この本によれば、常磐ソウゴは様々なレジェンドたちと出会い、全てのライダーの力を手中に収めつつあった。しかし、敵も最強の力を手に入れ、常磐ソウゴが歩んできた旅の最終章の幕が開かれる。」
いかにもクライマックスを感じさせます。

 何かから逃げるかのように駆けるウール。すると、突如として重加速現象・・・通称どんよりに襲われます。
「あっ・・・重加速か!?」
こんな事ができるのは、コア・ドライビアを持つドライブやマッハ、それにロイミュードだけのはず。
そう思っていると、いきなり現れたアナザードライブ。
「ドライブ!」
「やっぱり、アナザードライブ!」
まともに動けないウールに迫るアナザードライブ。ウールは、危ないところでどうにかアナザードライブの時間を止めることに成功します。
 慌てて逃げるウール。アナザードライブは重加速を利用したのか、思った以上に早く時間停止から脱しました。
元祖ドライブの、『脳細胞がトップギアだぜ』の仕草をし、追跡を続行。

 どうにか隠れ家に戻ったウール。
「どうしたのよ?」
「アナザーライダーに襲われた・・・。」
「アナザーライダーに!?・・・ジオウグランドジオウになったんだから、全てのライダーの力はあいつの手にあるんでしょ?アナザーライダーがいるなんておかしいじゃない!」
「僕が知るかよ!」
「まさか・・・スウォルツが私達を消すために?」
やはり考えられるのはその線。追い詰められた2人。
「冗談じゃない!このままやられてたまるか。」
「じゃあ、どうするのよ?私は力を奪われたままだし・・・。あんた、何とかできんの?」
今となってはスウォルツやその刺客に太刀打ちできる力はありません。

 ミハルをクジゴジ堂に招き、話を聞くと
「ねえ、ゲイツたちを迎えに来たってどういう事?」
「過去に干渉しようなんて間違ってる。だから俺と一緒に未来に帰ろうって事。」
「未来に?」
今更ではありますが、過去に鑑賞するゲイツらを止めに来たようです。
「湊ミハル、仮面ライダーアクア。この本によれば、確かに40年ほど未来から来たライダーのようだね。」
「うん。俺も、前に過去のライダーに会ったことがあってさ。それで変われたんだ。」
と、MEGAMAX当時のことにも触れています。
「でもゲイツ。君のやっていることは逆だ。過去を変えようとしている。」
「何も知らないくせに偉そうな・・・それをやってるのはスウォルツだ。」
「スウォルツも君たちも同じだよ。未来からやってきて、過去でやりたい放題してるんだから。」
「何だと?」
「ゲイツ!」
危うく殴り合いになりそうなところを止めたソウゴ。
「あと、ツクヨミにも話があるんだけど・・・。」
「・・・そう言えばツクヨミは?」
朝から慌てていたため、今の今まで忘れられていました。

 実はとっくに起きていて、士に接触していたツクヨミ。
「あなたは知ってたのね。スウォルツが私の兄だって・・・。」
「俺も気づいたのはちょっと前だけどな。」
「教えて!スウォルツは・・・兄は何を企んでるの!?私は一体何者?」
「お前は俺と同じだ。」
「えっ?」
「俺は本来、この世界の人間じゃない。俺が来たのは、時空の歪みが生じている原因を探るためだ。」
そう言えば、世界を渡り歩いているとはソウゴやツクヨミらには明かしてないんですね。
「それがスウォルツのせい・・・?」
「どうかな?俺はやはり魔王のせいだと踏んでいるがな。そしてスウォルツはそれを利用しているんじゃないかとな。」
とすると、10年前のバス事故が発端と思っているのも間違い・・・?
「どうあれ、結論はじきに出る。この世界を破壊すべきかどうか。」
以前、結論は既に出ているようなことを言っていたはずが・・・方針の転換でしょうか。
「破壊するって、あなたディケイドの力を奪われたじゃない。」
「そんな事は大した問題じゃない。お前のほうが問題だ。お前がここにいること自体が、時空の歪みそのものだからな。お前はこの世界にいちゃいけないんだ。俺と同じくな。」
力を奪われても全く平常運行な士。そればかりか、ツクヨミを困惑させる物言いです。

 ミハルと話をしていると、やや急ぎでやってくる順一郎。
「あっ、あの・・・確か紅茶だったよね?」
「えっ?」
「いや、ソウゴくんのお友達のお友達のお嬢さん。」
「お嬢さん?」
「うん。」
「まさか・・・。」
「紅茶だよね?」
「紅茶。」
もしや、と思い店先に向かってみると、やはり現れたのはオーラ。ウールも一緒です。
「一体何の用だ?」
「ウール、オーラ・・・。」
「君たちから訪ねてくるなんて、珍しいこともあるもんだね。」
ウォズに皮肉られますが、ウールは
「単刀直入に言う。僕たちを匿って欲しい。」
「ウール!こいつらなんかに頼るの?」
力を失ったのはオーラのほうなのに、こちらはまだプライドが邪魔をしているようです。
「約束したろ。彼らがスウォルツを倒す。それまでの間だ。」
恥を忍んで頼ってきたウールでしたが、ゲイツは
「ずいぶん虫がいいな。スウォルツに見放されたから掌返しか?俺たちがどれだけ敵対してきたと思っている。今すぐ帰れ。」
と厳しい言いよう。
「・・・帰るわよ。」
返す言葉もなく引き上げようとする2人ですが、これを呼び止めるソウゴ。
「ちょっと待って。ゲイツ、今の言い方は少しきついんじゃない?」
「何?」
「彼らだってゲイツと同じなんだから。」
「俺と・・・同じだと?」
ゲイツの厳しい物言いをやんわり非難しますが、同じとは?

 夕方になると、クジゴジ堂ではオーラやミハルまで交えてお好み焼き大会。
「よし、そういう事!センスあるね、いいね!」
割烹着ウォズ・・・。
「あっ、お嬢さん触らない触らない!チクチク・・・チクチクしない、チクチク。」
オーラもエプロンをつけていますが、おそらくお好み焼きというものについても分かっていなさそうです。未来人はふだん何を食べているのか。
「お友達、何で食べてるのよ?コテで食べてコテで!」
ミハルはお好み焼きをナイフとフォークで食べています。が、味は好評。
「おいしい。」
「おいしい?よかった。」
「何で私がこんな事しなきゃいけないの?もう、ウールはどこ行ったのよ!」
年頃の女の子らしい側面を見せるオーラですが、なんかじきに退場するフラグにも感じられます。

 そのウールはと言うと、ソウゴとともに出歩いています。
「滑稽だろ?僕たちは時間を支配している気がしてた。君たちのことも見下してた。でも・・・今ではこうやって助けを求めてる。」
自嘲するウールですが、ソウゴは
「いいじゃん、賑やかで楽しいよ。」
と何とも能天気。
「はあ・・・?お前、ただのバカか?それとも王の器があるって事か・・・。」
「何それ?」
「僕たちは敵だろ?何ですんなり受け入れてんだよ。」
この問に対しては、
「君たちが、さんざん俺の民をいじめてくれた事は許してないよ。」
この点に関しては目がマジです。しかし、
「でも、君たちが君たちなりに未来を作ろうとしていたのはわかる。」
より良い世界のためという目的についてはある程度の理解を見せます。
「それもスウォルツに踊らされてただけだった。僕もオーラも、それぞれ違う時代から連れてこられたんだ。スウォルツにね。」
やはり、適当なところから連れてこられて力を分け与えられ、手駒として使われていた様子。
「君たちとゲイツは同じだと思ってたけど、やっぱり違うかな・・・。ゲイツには帰る所がある。君たちにはない。」
行く場のない状況にも同情を示し。
「クジゴジ堂を家だと思ってもいいんだよ?」
「は・・・?」
「よし!俺たちが今やるべき事は・・・おじさんを手伝うことだ。ゴー!」
「ちょっ・・・おい、待てって!」
ウールの肩を捕まえながらクジゴジ堂に戻ります。
 このやりとりを密かに見ていたゲイツ。
ミハルの要求もあり、帰るという事について考えているようです。

 冒頭のシーンの再来か・・・と思ったら、消えた西村が1位のままゴール。
「よっしゃー!俺が1位だ!よっしゃー!」
喜んでいますが、演出もかかっていますし奥にはスウォルツが。
「これがお前の世界だ。」
西村は自分が成功する世界に送られた・・・?

 その後のクジゴジ堂では、ソファに寝そべりながら思索に耽るゲイツ。
「過去に干渉しようなんて間違ってる。だから、俺と一緒に未来に帰ろうって事。」
「ゲイツには帰る所がある。」
ミハルやソウゴの言葉から、帰るという事について真剣に考えているようです。
「ツクヨミ・・・俺は・・・。」
なんて言っている所で、何やら慌てた様子でドアを開くウール。
「オーラのやつがいない!」
「何だと?」
「あいつ、何考えてんだ!」
クジゴジ堂の中にいないとなると、慌てて外へ出ていきます。

 自分も追われる立場でありながら、オーラを捜しに街に出ました。
「オーラ!」
そこらじゅうを捜している間に、それらしい後ろ姿を発見。
「オーラ・・・?」
が、オーラが向かった先から現れたアナザードライブ。このタイミングは・・・?
「アナザードライブ・・・!」
身構えるウールですが、時を止めるより先に何者かの銃撃が命中します。
 振り返ると、そこにはファイズフォンXを手にしたツクヨミが。
「お前は・・・!」
「早く逃げなさい!」
ウールたちの亡命の話は聞いていないはずが、助けに入るあたりツクヨミも人が良いです。
 とはいえ、身構えられてはアナザーライダーにダメージを与えられるほどの火力はなし。
万事休すかと思ったその時、今度はミハルが現れました。
「君がツクヨミ・・・そうだよね?」
「あなたは?」
「ああっ、ちょっと待って!今、勇気出すから・・・。」
そう言って取り出したのは、見覚えのある派手なパンツ。
「パンツ!?」
「えっ?ああ・・・明日のパンツだよ。」
「えっ・・・?」
そう言えば、もともと水のライダーなのに水が怖くて変身できなかったのが、映司に勇気づけられて変身できるようになったんでしたっけ。
 そうして、しばしパンツを見つめて気合を入れると、ようやく変身。
「変身!」
当時と同じ、集まる水と昭和然としたエフェクトでアクアへと変身を果たしました。
 他のジオウライダーやアナザードライブと比べるとシンプルにすぎるように見えますが、水を操る能力に関しては一流であり、アナザードライブを翻弄します。
 すると、ソウゴとゲイツも程なくして到着。
「ツクヨミ!」
「ゲイツ、ソウゴ!」
「大丈夫か?」
ツクヨミが無事と分かると、敵の方に目を向けます。
「アナザードライブだと?」
「何故だ?全てのウォッチを手に入れたはずじゃ・・・。」
「でもない。ドライブウォッチは・・・。」
「そうか。まだ、本当の意味では手に入れてない。」
あくまでオーマジオウが手にしていたものを盗んだもの。ともかくも変身します。
「ゲイツ!」
「ジオウ!」
「グランドジオウ!」
「疾風!」
「「変身!!」」
「グランドタイム!」
「祝え!」
「仮面ライダー!グランドジオウ!」
「疾風!」
変身すると、グランドジオウとゲイツリバイブのコンビネーションに置いてけぼりになるアクア。
 が、呆けているのはそのためだけではなく
「えっ?あっ・・・。これがジオウ?やっぱり、歴史変わりすぎだよ・・・。」
どうやらミハルの知るジオウの姿とは似ても似つかないようです。やはりオーマジオウに繋がる未来から来たのでしょう。
「あっ、あのさ・・・。あの、ジオウ、ゲイツ。ここは任せていいかな?」
「行け!」
「えっ?うん。」
「ありがとう!よし、行こう!」
微妙な空気のまま、ツクヨミを連れてこの場を離れるアクア。
 対アナザードライブの方は、アナザードライブの左肩から飛び出したブレーキディスクからタイヤが発生。タイヤフエールの如く飛ばして攻撃してきますがなかなかの火力です。

 ミハルはいつの間にか変身を解きながら、ツクヨミを安全な場所まで連れてきました。
「もう!何なの?あなたは?」
事情も分からず引っ張られっぱなしだったツクヨミは不機嫌。
「君を迎えに来たんだ。未来から。」
「えっ?」

 アナザードライブはタイヤフエールに加え、左腕の盾は当然のようにドア銃を内蔵。
なかなか死角のない相手ですが、ゲイツリバイブは疾風のスピードでこれを圧倒します。
 ところが、重加速を受けてはそのスピードも役に立ちません。
「これは・・・!」
打つ手なしか、と思われましたが、アナザードライブの時間を止めるウール。相手の動きそのものを止めるタイムジャッカーの能力は有用です。
「ウール!?」
「助けられっぱなしも癪だからさ。」
このスキに、一気に畳み掛ける2人。
「行くぞゲイツ!」
「ドライブ!」
グランドジオウはハンドル剣を装備。
「フィニッシュタイム!」
「リバイブ!」
「百烈タイムバースト!」
爪の連打とタイヤを飛ばす攻撃の十字砲火で、アナザードライブを撃破します。
 すると、爆炎の中から姿を表したのはやはりオーラ。
「オーラ・・・?」
「何!?」
この無表情の意味するところは?

後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 21:59Comments(6) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2019年07月15日

今週の仮面ライダージオウ「第43話 2019:ツクヨミ・コンフィデンシャル」

 アナザージオウ兇箸覆辰身流により書き換えられた世界2話め。
短い天下でしたね・・・。
 ウォズに引き止められたことによりツクヨミを連れ去られ、さらにゲイツリバイブとディケイドもアナザージオウ兇砲修海泙撚,圭个気譴討ました。
「ジオウ!ツクヨミはどうした?」
「タイムジャッカーに連れて行かれた・・・。」
「何だと!?貴様!」
「ごめん・・・。」
しかし言い争っている場合ではなく、目の前にはアナザージオウ兇健在。
「フン、仲間を救うこともできなかった。無様だな常磐ソウゴ。」
各々メンタルが乗っていない状況のため、3対1でも苦戦。
「一旦退くぞ!」
ディケイドが発生させたオーロラによる一時撤退を余儀なくされました。
「常磐ソウゴ、次に会う時がお前の最期だ。」
結果を思うと気の毒になるセリフです。
 ここでウォズのあらすじ。急にいなくなったと思ったら屋根の上にいたとは。
「この本によれば、常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者・オーマジオウとなる未来を失った。この世界に君臨する魔王、加古川飛流の打倒を誓う常磐ソウゴ。だが、スウォルツによってタイムジャッカーの力を与えられた仮面ライダーディエンドにグランドジオウウォッチを奪われ、さらにツクヨミをさらわれてしまう。全ての黒幕は・・・。」
 舞台は移って例の城。真相を聞かされたツクヨミは驚愕。
「私があなたの妹って、嘘でしょ!?」
驚いたと言うよりイヤそうに聞こえて笑ってしまいました。
「驚くのも無理もない。だが、お前も力に目覚めたはずだ。」
「時間を止める力・・・。」
「その力は、我が一族のみに与えられた特別な力だ。」
実は一族固有のものだったという。
「ちょっと待って。そんな話、聞いてないんだけど。」
「話す必要がなかったからな。王座はまもなく、私のものになる。」
「はあ・・・?おかしくない?僕たちの目的は、オーマジオウに代わる新たな王を擁立する事だろ?それじゃ、スウォルツが王様になりたいみたいじゃないか。」
糾弾するウールを容赦なく攻撃するスウォルツ。
「何すんだ!?」
するとオーラも出てきて、
「図星みたいね。この海東って男、タイムジャッカーの力を使った。力をあなたから貰ったって聞いたわ。」
「何だって!?」
「あれ、それって言っちゃまずい事だった?」
わざとらしく出てくる海東。
「ちゃんと説明してもらえるかしら。」
高圧的な物言いのオーラですが、力が譲渡されたものだと分かっていながら対等の関係と思い込んでいるあたりは大変迂闊。
「いいだろう、こういう事だ。」
そら見たことか、と言わんばかりにオーラから力を奪ってしまうスウォルツ。
「オーラ!」
「力を失ったことを感じるか?お前たちに力を与えたのは俺。与えられると言うことは、何時でも奪えるということだ。」
ツクヨミから奪ったファイズフォンXを手に、命からがらオーラを連れて脱出するウール。
 そこで見ていた海東に、スウォルツは海東に追跡を命令。
「海東、奴らはもう不要だ。始末しろ。」
「わかった。約束のお宝、期待してるよ。」
言われたとおりについて行く海東ですが、どうせ後から裏切るんだろうなあと。
 これで城の中にはスウォルツとツクヨミだけ。
スウォルツは謎パワーで扉を閉ざし、ツクヨミに向き直るとその拘束を解き、王座に収まります。
「さて、何から話をしようか?妹よ。」
ツクヨミの驚愕の顔。やっぱりこいつが兄なんて嫌と言うふうに見えてしまって。

 OPは劇場版仕様。
かなり容赦なく色々とバラしている気がしますが・・・あるいはもっと他にサプライズがあるとか?

 クジゴジ堂に戻って作戦会議。
「海東が時間を止めた・・・。」
「元からあんな力を使えたのか?」
「いや、そんな芸当はできなかったはずだ。おかしな奴ではあるけどな・・・。」
おかしな奴呼ばわり。腐れ縁もいいところですよね。
 なんてやっていると、店先のほうが騒がしいです。
「離せ!俺が行かなくて誰が行く!」
「やめてくれ!」
「何の騒ぎだ?おい!」
すると、フルアーマー順一郎とそれを引き留めようとするレジスタンスたち。
「えっ・・・何だその格好は?」
「留守は頼んだぞ。」
「えっ?」
「ちょっとツクヨミくん助けに行ってくる。この命捨てようと、若者を救うのは年長者の役目。この覚悟・・・見届けてくれ!」
と言っても手にしているのは平ザルに鍋の蓋なんですけどね・・・一番殺傷力のあるのが腰に下げた唐辛子というお粗末ぶり。
 あまりの事に言葉が出ないゲイツですが、
「ああ・・・おじさん!やめよう!もうやめよう!うん。ツクヨミは、俺達が必ず助け出す。ね?」
「ええ?」
「おじさんは、いつものように美味しい料理作って待ってて。ね?」
「そう?」
「うん。」
しかしこの時間軸の順一郎にはそんな過去はなく
「ってか、君に作ってあげたことないけどね!」
「毎日食べてたよ、俺・・・。」
いや本当、これ戻るんでしょうか・・・?

 スウォルツの手先から逃げ隠れるウールとオーラ。
アナザーライダーまで駆り出しての捜索が行われています。
「あいつ、ずっと騙してたんだ。王を擁立しようとか言って、自分が王になるために僕たちを利用した。」
「落ち着きなさい。」
「落ち着いてられるかよ!」
怒るウールと宥めるオーラ。この2人、代わりばんこにキレているような・・・。
「絶対に仕返しをしなきゃ気が済まない。」
と、また余計なことを考えています。
 すると、どうやって突き止めたのか現れた海東。
「下手に逆らえば、君まで力を奪われるだけだろうね。」
銃を向けるウールですが、
「待てって。君たちと戦うつもりはないよ。彼には始末しろって言われたけどね。」
「何だって・・・?」
「僕はお宝が手に入れば、それでいい。だからって、誰かの言いなりになるのは気に食わない。」
やはり、スウォルツの下についているのも形だけでした。
 さらに、ソウゴから奪ったグランドウォッチをオーラに投げて寄越すと
「これは・・・。」
「好きに使っていいよ。」
お宝呼ばわりしていたはずなのに、あっさり手放します。やはり何を考えているのか分かりません。
「あっ、そうだ。辺に勘ぐられるのも勘弁だから、仕事はさせてもらおうかな。」
海東はおもむろに表に出ると、
「おい!ここにいたぞ!」
とアナザーライダーを呼び寄せます。助けたと思ったらこれ。
「悪いね。」
逃げるウールとオーラ。すると、アナザーライダー出現の知らせを受けてかちょうど駆けつけたソウゴとゲイツ。
「タイムジャッカーがアナザーライダーに・・・?」
「助けるよ、ゲイツ。」
「バカ言うな。あれは罠だ。」
「だとしても、放っておけないじゃん。」
ともかくも変身する2人。

 ウールとオーラの方は追い詰められ絶体絶命・・・と言う所でジオウとゲイツが割って入り、引き剥がします。
相手はアナザーダブルとアナザーファイズ。久々の通常アーマータイムです。
「ダブル!」
「ファイズ!」
「アーマータイム!」
「サイクロン・ジョーカー!ダブル!」
「コンプリート ファイズ!」
やはり対応するアーマーを装着してしまえば一方的。一気にトドメです。
「フィニッシュタイム!」
「ダブル!」
「ファイズ!」
「マキシマムタイムブレイク!」
「エクシードタイムバースト!」
真下から見上げる斬新なアングルからのダブルキックでそれぞれ撃破。
 倒したところで、ひとまずウールとオーラに向かいます。
「どうして君たちが襲われてるの?」
「余計なことを・・・。君たちには関係ないだろ、行こう。」
「・・・待って。頼みたい事がある。」
「えっ?」
オーラはソウゴに協力を求めます。

 例の城では、動揺するツクヨミ。
「私とあなたが一族だって言うの!?」
「そうだ。俺たちはこの世界とは別の時間軸からやってきた。そして時間を操る力は我が王家にのみ引き継がれてきた。」
突然出てきた王家と言うキーワード。
「王家?」
「王家の中で最も強い力を持つ私が王位を継ぐのが相応しい。だが・・・次の王に選ばれたのは妹のお前だった。」
その性格が問題だったのでは?とパッと思いついてしまいますが。
「私が・・・?」
「到底、承服できない決定。だから私は、お前の記憶を奪い別の時間へと追放した。」
うん、そういう所ですよね。
「まさか、生きているとは思わなかったがな。だが、今となっては好都合だ。お前の力を頂くぞ。」
逃げようとするツクヨミですが、謎パワーでこれを拘束。力を奪い始めましたが、戻ってきたウォズがとっさにこれを妨害します。
「ツクヨミくん!」
が、これも謎パワーで吹っ飛ばしてしまいました。
「貴様が私の行動を探るために潜り込んでいたのは承知している。」
「分かっていて全てを明かすとは・・・随分気前がいいじゃないか。」
「この力が手に入れば、もう誰も私を止める事はできないからな。」
結局、ツクヨミの力を奪うスウォルツ。企みを知ったウォズですが、これを止めることは叶いませんでした。
 とは言え、このままでは用済みとして始末されかねないためスカーフを伸ばしてツクヨミとともに緊急退避するウォズ。
ところが、スウォルツはさらなる力を手に入れたことで高笑い。
「ハハハ・・・!素晴らしい力だ!」
これが本当のスーパータイムジャッカーと言うものでしょうか。ティードとは一体何だったのか。

 ソウゴらに対し、オーラの要求は
「あいつに一泡吹かせてやりたいの。」
「あいつって?」
「スウォルツだ。僕たちはあいつに利用されてた。」
「どういう事だ?」
「スウォルツは自分で王になるつもりだ。」
「何?」
これで、スウォルツが黒幕ということがソウゴらにも伝わりました。ウォズの潜入とはいったい。
 さらに、海東に渡されたグランドウォッチを返却。
「あんた、これであいつを倒せる?」
「グランドジオウウォッチ・・・!どうしてそれを?」
「できるか、できないか聞いてるの。」
「わかった、約束する。」
打倒スウォルツを約束し、ひとまずは協力関係といった所でしょうか。
「約束を破ったら許さないから。」
崖っぷちなのはそっちもでしょうに、なかなか偉そうです。
 すると、ゲイツのファイズフォンXに着信が。
「・・・ツクヨミ!」
どうやら、ウォズとともに逃れたツクヨミから・・・って、ツクヨミのファイズフォンXはウールがそこに持ち出していたような?

 ともかくも、無事にツクヨミを回収。クジゴジ堂で介抱される事に。
熱が出たのか、寝かされて氷枕を当てられています
「よかったね、本当によかった。」
ウォズも同時に戻りました。
「我が魔王、許してくれ。私はスウォルツの不穏な動きを探るために加古川飛流についていたんだ。」
「俺は信じていたよ、ウォズ。君の行動には必ず意味があると。」
「ありがとう・・・。」
「うん。」
突然の裏切りでしたが、これまでの信用があったからこそあそこで素直に退いたようです。
 ゲイツとツクヨミの方は、
「ゲイツ・・・私、スウォルツの妹・・・。」
「何も言うな。」
ツクヨミの心痛を慮り、あえて聞くまいとするゲイツ。
「私、もしスウォルツが本当に私の兄だったとしても・・・でも、世界を自由にしようなんて許せない。」
ツクヨミは、たとえ兄でも敵対することに躊躇はしないことを伝えます。
これを受けて、奥の部屋に引っ込むゲイツ。
「・・・ツクヨミを頼む。」
奥の部屋で、ゲイツは
「ツクヨミが別の時間軸の存在ってどういう事だ?」
本人の前では見せられない困惑を吐露。これを受けた士は、
「大体わかった。」
「本当か!?・・・説明しろ!」
「大体は大体だ。とにかく、黒幕はスウォルツ。あいつが全てを引き起こしていたって事だ。」
クライマックスということで、一応の黒幕認定。とはいえ具体的なことは分からずじまいであり沈むゲイツ。
 これに対し、ソウゴは
「未来は誰にも渡さない。スウォルツにも、加古川飛流にも。」
「問題はこれからどうするかだ。我が魔王。」
「ああ、まずは加古川飛流。あいつを倒して、この世界を元に戻そう。」
もはや完全に黒幕の前座という扱いの飛流でした。

 こうして、4人のライダーのよる共同戦線が結成されました。
明くる朝、一行は例の城へ。すると倒したはずのも含めて登場済みのアナザーライダー勢揃いで待ち構えています。
やたら巨大なアナザークウガもいます。が、なんか映画のときより縮んだような?
 そして出てきた飛流。
「逃げずにここに来たことは褒めてやる。常磐ソウゴ、お前のせいで俺の人生は無茶苦茶になった。俺が、お前の存在そのものを消してやろう。」
ここに来てまだ逆恨みをしている飛流ですが、
「ごめん。傷つけたんなら謝る。だけど、そのためにみんなの時間を書き換えるなんて間違ってる!だから俺は、君を倒して元の時間を取り戻す。」
一応、悪いとは思っているようですがそれはそれ。もはや倒すことに躊躇はありません。
「フン、御託はいい。決着をつけるぞ。」
「ジオウ供」
アナザージオウ兇悗畔竸箸垢詒流。
 これに対し、ソウゴら4人も変身します。
「ジオウ!」
「グランドジオウ!」
「ゲイツ!」
「ゲイツリバイブ・疾風!」
「ギンガ!」
「変身!」
「カメンライド・ディケイド!」
「ファイナリータイム!」
「スピードタイム!」
「グランドタイム!」
「ウォズ・ギンガファイナリー!ファイナリー!」
「グランドジオウ!」
「リバイブ疾風!」
「疾風!」
変身した所でさあ戦闘開始、と思ったら
「祝え!我が魔王が偽の魔王を打ち倒し、時の王者としての資質を証明する瞬間を!」
久々の祝福。
「相変わらず、あれをやるのか?」
「はあ?あんな事いつもやってんのか?」
「知らねえのか・・・。」
やっぱり知らない人からしたら変な行動そのものですよね。
 が、前回までとはうってかわって仲間が勢揃いなことが心強いソウゴ。
「へへ・・・なんか行ける気がする!」
「やれ!」
アナザーライダーをけしかけるアナザージオウ供

 敵味方入り乱れての大乱戦。
グランドジオウは久々となるヘイセイバーとサイキョーギレードの二刀流。
 そこに割り込んでくるアナザージオウ供
未来視で、グランドジオウが他のアナザーライダーを相手にしている隙をついて撃破するビジョンを見ました。
「見えた!」
ところが、ダブルオーガンダムのように粒子化して回避し背後に回るグランドジオウ。
「これが俺の力だ!」
この期に及んで、どんどんその力を使いこなしていきます。
 ディケイドはカメンライドもなしに通常技で難なくアナザーライダーを撃破していきます。
「アタックライド・ブラスト!」
その後、別のアナザーライダー3体の奇襲に遭いますが、
「アタックライド・スラッシュ!」
これも撃破。ところが、こういう時に出てくるディエンド。
「会えて嬉しいよ。君の相手はこの僕だ。」
ところが、この2人の戦いに忍び寄るスウォルツの影。
「残念だったな!俺の勝ちだ。」
「そうかな?」
ファイナルアタックライドのカードを手に王手をかけるディケイドですが、ここで時間を止められました。
「悪いね。これでいいのかな?」
どうやら、スウォルツと組んでの作戦だったようです。
「ご苦労。」
スウォルツはブランクのウォッチをディケイドに押し付け、どうやらアナザーディケイドのウォッチを生成。
「お前の力をもらうぞ。」
変身が解けるディケイド。まさか、このタイミングで力を奪われるとは。

後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 21:14Comments(4) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2019年07月08日

今週の仮面ライダージオウ「第42話 2019:ミッシング・ワールド」

パワーアップしたかと思えば急転直下で孤立するソウゴですが・・・?
ゲイツも本気の殺意を向けてきます。
「お前を倒して、俺がこの世界を救う。」
「ゲイツ!」
「ゲイツリバイブ・疾風!」
が、全く反撃できないソウゴ。
「ゲイツ!俺とゲイツが戦う意味なんてない!」
「意味だと!?意味ならある!お前と戦い、散っていった仲間の悔しさをここで晴らす。」
これを聞いて、いよいよ戦う意志が失われたのか変身を自ら解いてしまいました。
「なぜ変身を解く!?」
「俺はもう、ゲイツと戦うつもりはないから。」
「何だと?」
「ゲイツ、君は俺に約束してくれた。」
「最低最悪の魔王になったら!俺が倒してやる。必ずだ。」
この時もディケイドが出ていた頃でしょうか。確かに約束していました。
「俺のことを倒したいと思うなら、倒せばいい。ゲイツが俺と戦う時は、俺が最低最悪の魔王になったって事だから。」
「・・・だったら、望み通りにするだけだ!」
生身のソウゴに蹴りを入れ、しかも念入りに必殺技の体勢へ。
「フィニッシュタイム!」
「リバイブ!」
「百烈タイムバースト!」
仕方ない、とばかりに士が動こうとしたところで急いでやってきたツクヨミ。
「待って、ゲイツ!」
「来るな!」
そのまま始末しようとしたところで時間を止めました。
「私はこの子の話が聞きたいの。」
ほっと胸を撫で下ろすような心地のソウゴ。ゲイツも変身を解き、ひとまずはクジゴジ堂へ連れて行かれるようです。
「それでいい。」
どうやら士も納得の展開。
 ここでウォズのあらすじ。
「この本によれば、常磐ソウゴ。彼は魔王にして時の王者・オーマジオウとなる未来を失った。今、この世界に君臨するのは新たな魔王、加古川飛流。失意の常磐ソウゴの前に現れたのは仮面ライダーディケイド・門矢士。彼は世界の崩壊を止めるため、加古川飛流を倒すように告げた。そして現れたライダーは・・・。」
「こんな世界になっちまうなんてね。また、いいお宝が手に入りそうじゃないか。」
士のあるところ海東あり。また余計なことをしてくれそうな予感です。
 例の城から出てきてニヤリと笑うスウォルツ。
どこまでがこの男の思惑通りなのか。

 クジゴジ堂に招き入れられたソウゴですが、順一郎は完全に危険人物としてしか見ていないのが視聴者的に辛いです。
「ツクヨミちゃん。大丈夫なの?あの子。魔王の手先なんじゃないの?まさか・・・魔王本人ってことはないよね?危ないんじゃないの?ここ、レジスタンスの救護所だよ?怪我人ばっかだし。」
 心配する順一郎をよそに、ツクヨミも席につきましたがお互い無言。
するとついて来ていた士が
「いつまで見つめ合ってるつもりだ?」
「その人、知り合い?」
「知り合いって・・・門矢士だよ。前にここに来たこともあったし。」
「知らんな。」
と、全く話が通じません。
「やっぱり、歴史がおかしくなってる。」
「歴史がって、どういう事?」
「信じてもらえるかわからないけど・・・」
どうやら説明を試みるようです。

 が、部屋の外にいる面々は
「信じられないよね、魔王連れてくるとか。僕、見た目通り強くないよ。だってもともと時計屋だし。時間を正確に・・・正確に時間を・・・」
思い出しそうで思い出しません。
そもそも歴史改変によりある日突然時計屋からレジスタンスになったようなもので、やはり状況にかなり無理があることが暗に示されている感。

 事情を説明すると、
「時間を書き換えられた?」
「そう。その歴史で俺は、ゲイツとツクヨミ、それからウォズと一緒に戦ってたんだ。」
「ウォズ・・・そんな奴、知らんな。」
ウォズについて、2人の記憶からすっぽりと抜けています。
元々、レジスタンスの裏切り者扱いでオーマジオウに次いで憎悪の対象となっていたはずですが・・・?
 さらに、
「誰と戦ってたの?」
「魔王か?」
「えっと・・・。」
魔王という言葉を敵そのものとして扱われると言葉に困るソウゴ。
「いや、魔王と言うか・・・。」
「魔王と戦うはずないだろ。ゆくゆくはこいつ自身が魔王になるんだから。」
「何!?」
「余計なこと言わないでよ!」
いつもならそのウォズがうまいこと言ってくれるのに、士はむしろ余計なことしか言わない・・・。
「俺は加古川飛流を倒して、この世界を元に戻さなきゃいけないんだ。」
「何のために?お前が魔王になるためにか?」
すっかり誤解されてしまいました。いや間違ってもいないのですが。
「話にならんな。俺たちの敵はジオウ。例えそれが加古川飛流であっても、お前であってもな。両方とも倒す、それだけだ。」
それどころかその場でおっぱじめようとしたゲイツですが、ツクヨミに止められます。
「待ってゲイツ。私は信じてもいい。」
「何!?」
「ツクヨミ・・・。」
と、毎度の如く切り替えの速さを見せます。
「時間が書き換えられても、いなくても、どのみち加古川飛流を倒さないと私達に未来はない。」
まずは飛流を倒してから、というある種合理的な考え方。
「・・・勝手にしろ。」
「ゲイツ!」
「ありがとう、ツクヨミ。」
礼を言うソウゴですが、すぐにゲイツを追ってしまうツクヨミ。まだ信用をされた訳ではありません。
「頑固な奴だ。」
「あんたのせいな気もするけどね!」
ひとこと邪魔をした以外はずっと無意味にパンを弄っているのが気になってならなかった一幕。

 ゲイツが出ていって狼狽する順一郎。
「あっ・・・ちょっとゲイツくんどこ行くの!?君がいなきゃ魔王が・・・!」
「ゲイツも分かってくれるよ。傷の手当をしなくちゃ。救急箱もらえますか?そこに座って。」
「きゅ、救急箱・・・!」
ソウゴに、まるで化け物でも見るような視線を向ける順一郎。この念入りな主人公いじめ・・・。

 城では、王座につく飛流。
何というか後・・・いろいろと悪趣味ですよね。成金趣味というか。
「新たな我が魔王。ご覧あれ、これが常磐ソウゴの未来の姿です。最低最悪の魔王、オーマジオウと呼ばれている。」
跪き、逢魔降臨暦でオーマジオウの動画を見せます。
「最低最悪の魔王か。フッ・・・だったら常磐ソウゴからオーマジオウになる未来を奪ってやろう。」
「未来はいいけど・・・あなたのアナザーライダーはやられちゃったじゃない。」
「まだ手始めさ。あれくらいで死なれては気が済まないからな。もっとやつを苦しめないと。この時間を書き換える力を使ってな。」
完全なる私怨で世界を巻き込んでいる飛流。これはもう引き返せないところまで来ているような。
 すると、突如乱入してきた海東。
照明を破壊し、まずは目くらまし。
「時間を書き換えられるなんて、すごいお宝だね。欲しくなっちゃったじゃないか。
「カメンライド」
「ディ・エンド!」
「変身!」
ディエンドに変身すると、飛流も控えていたアナザーゴーストとアナザーエグゼイドをけしかけます。
 これに対し、
「カメンライド スペクター!」
「カメンライド ブレイブ!」
「行ってらっしゃい。」
それぞれの2号ライダーを召喚し、相手をさせます。
 その間に、飛流も変身しようとアナザージオウのウォッチを手にしたところでこれを狙撃。
「アタックライド ブラスト!」
誘導弾は背後に回り込ませ、見事にウォッチを掠め取りました。
「このお宝は僕が頂いた。」
「待て!」
追いかけようとしましたが、ちょうどアナザーライダー2体が爆発四散。どうやら、同シリーズであれば召喚2号ライダーであっても倒せる・・・?
 ディエンドが脱出しようとしたところで時間を止めるスウォルツ。
「返してもらおう。」
「スウォルツ、よくやった。」
「常磐ソウゴを倒すのがあなたの悲願。あとは私にお任せを。」
「頼んだぞ。」
「オーラ、お前もお供を。」
「だから、命令しないでって言ってるでしょ。」
その場を後にする飛流と、しぶしぶ供をするオーラ。
「さて・・・。」
人目がなくなったところで、ディエンドをふっ飛ばして変身解除に追い込むと
「お宝が欲しいなら、いいものをお前にやる。ただし、俺の役に立て。」
海東をも自分の手駒に加えようとするスウォルツ。当然、反発しますが
「何だって?」
「意見を求めるつもりはない。」
海東の頭を掴むと、謎のエネルギーを流し込みます。これは一体?
ウォズだけはこれを垣間見ています。

 ソウゴの存在が胸に引っかかっているゲイツ。
「常磐ソウゴ・・・何なんだあの男は。どうしてこんなにも胸がざわつく?俺は知ってるのか?あいつの事を。」
まるでツンデレヒロインのような物言い。そこへ遅れてやってきた当のソウゴとツクヨミ。
「ゲイツ、話がしたいんだ。」
「気安く呼ぶな。お前と話すつもりはない。」
完全シャットアウトにまた凹むソウゴ。見かねたツクヨミがフォローします。
「ゲイツ・・・もしソウゴの言う通りなら、彼と協力すれば加古川飛流を倒すことができるかもしれない。」
実利を考慮して、今はソウゴとの協力を提案しますが、ここで飛流までも登場。
「そうは行かない。」
「加古川飛流!」
「世界に王は2人もいらない。お前の代わりに、俺が最低最悪の魔王になってやる。」
ソウゴを苦しめられればどんな存在になってもいいといった口ぶりの飛流。もう落ちるところまで落ちています。
この物言いに、もはや飛流と戦うことに躊躇はなくなったソウゴ。
「もともと俺は最低最悪の魔王になるつもりはない。お前を倒して、この世界を元に戻す。」
「ジオウ!」
「変身。」
「ライダータイム!」
「ジオウ供」
「ジオウ供」
それぞれジオウ兇肇▲淵供璽献ウ兇吠竸箸轡献ウ饗亰茵
 が、素のアナザージオウの時点でジオウ響蠎蠅貌嬰または優勢であったため、すぐに押され始めます。
が、この様子を見下ろすばかりのゲイツ。
「ゲイツ、何してるの?」
「いや、これでいい。相打ちになれば好都合だ。」
「まだそんな事言ってるの!?」
そんなことを言っている間に敗色が濃厚になってきたジオウ兇蓮▲哀薀鵐疋Εッチにチェンジしようとしますが
「だったら、これで・・・!」
「なるほどね、いいお宝じゃないか。」
「海東大樹・・・!」
こんなタイミングで現れる海東。
「覚えていてくれて光栄だよ。ついでに、僕の新しい力も覚えてくれないか?」
「新しい力?」
もしやスウォルツからアナザーライダーの力でも受け取ったか?と思いきや
「そう、こういう力だ!」
刹那、時間が止まるジオウ供M汁朿阿里海箸剖辰オーラ。
「どうしてあいつがタイムジャッカーの力を・・・?」
本当にジオウ兇静止したのに驚きながらも、
「こんなに楽にお宝が手に入るのは初めてだよ。またね。」
喜んでグランドウォッチを手に取り、停止を解除。
「待て!」
取り返そうとしますが、アナザージオウ兇これを妨害。
「お前の相手はこの俺だ!」
悠々と離脱する海東と、これを追うオーラ。
 勝ち筋を見失ったジオウ兇呂發呂筌筌吋ソ。
「助けなきゃ!」
ファイズフォンXを向けるツクヨミですが、同時に動いたゲイツ。
「待て。俺が行く。」
「リバイブ疾風!」
「疾風!」
上空から急襲し、一撃加えたかと思えば
「掴まれ!」
ジオウ兇鯤瓩泙┐椴ッΑ0妥箸靴人融劼離張ヨミですが・・・。
 いつのまにかアナザージオウ兇龍瓩に控えていたスウォルツ。
「ジオウに負けたようですね。」
「負けただと?逃げられただけだ。」
「逃げられただけですか・・・。」
煽るスウォルツ。
「フッ・・・ならば、あいつが役に立つかもしれません。」
ツクヨミに目を向けました。危険を感じ、逃げるツクヨミ。

 よもや置いてきたツクヨミが危険にさらされているとは露とも思っていないソウゴとゲイツ。
「ありがとう。信じてくれる気になった?」
「情けない戦闘で見過ごせなかった。それだけだ。」
これも初期を思い出すセリフです。
「だとしても、ありがとう。ゲイツはやっぱり俺の知ってるゲイツのままだ。」
「お前の知っている俺は・・・どんな奴だ?」
徐々にソウゴに対する態度が軟化してきました。
「どんな奴?うーん・・・初めて会った時は、ゲイツにいきなり襲われた。何を言っても全然聞いてくれなくて、事あるごとに俺たちは戦った。でも、その度に俺たちの絆は強くなった。」
「絆だと?」
「うん。俺もゲイツも、世界を救いたいっていう気持ちは一緒だったから。だから今は・・・信頼できる仲間だ。」
ゲイツの記憶が失われている状態で、グランドウォッチも失って精神的にキテるのかもしれませんが嘘偽りのない言葉に少しずつゲイツの心境も動いてきたようです。
「お前の時代の俺は、お前を信頼してたというのか?」
「多分ね。あっ、でもウォズに俺の家臣って言われるのは嫌がってたかもしれない。」
「はあ?なぜ俺がお前の家臣にならなければならない!」
「ほら、そんな風にさ。」
予想通りすぎるリアクションに笑ってしまうソウゴ。これがゲイツにも伝染。
 何となくいい空気になっていたのですが、ここでゲイツのファイズフォンXに着信が。
「ゲイツ、今どこ?助けて!」
「ツクヨミが危ない!」
「えっ?」
慌てて戻ります。

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Posted by jerid_and_me at 23:20Comments(3) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2019年07月01日

今週の仮面ライダージオウ「第41話 2019:セカイ、リセット」

 グランドジオウとなり、ついにオーマジオウとのリターンマッチを果たすソウゴ。
お互い、全平成ライダーの力を自在に操る者同士の壮絶な戦いとなります。
「ビルド!」
「クウガ!」
新たに得たライダーを召喚する能力は、オーマジオウもお手の物。
その戦闘力も互角であり、キックで激突したビルドとクウガはともに消滅。
 となれば、やはり重要なのは直接対決での決着のようです。
「今日、ここで決着をつける!」
「愚かな。お前は私、それがまだ分からんとは。」
「うるさい!」
「ドライブ!」
今度はドライブを呼び出しました。が、これがマズかった。
「返してもらおう。」
オーマジオウが手をかざすと、グランドジオウの側に向き直ります。
「何!?・・・何をした!?」
「トライドロン!」
さらにトライドロンまで呼び出し、スピードロップの要領でグランドジオウを変身解除に追い込みました。
 すると、ウォズそこに現れました。
「我が魔王!大丈夫か?」
「どうして・・・?」
「なぜ、お前が私に及ばないか?それは、お前が全てのライダーの力を集めたわけではないからだ。」
「そうか・・・仮面ライダードライブ、あのウォッチはゲイツくんがオーマジオウから手に入れたもの。」
同じく最初からゲイツが持っていたもののうち、ゴーストは後日正式に継承しましたがドライブに関してはそれを行っていません。
「それがどうした!?」
「まだ戦うと言うのか?愚か者!」
お前は私とか言いながら、生身のソウゴに普通に攻撃するオーマジオウ。思い切り爆発に飲まれていますけど・・・スカーフを伸ばしてこれを退避させるウォズ。
「流石はウォズ。懸命な判断だ。」
こうなることはおよそ分かっていたようですが。
「恐れ入ります。」
オーマジオウに跪くウォズ。やはり、オーマジオウの臣下となっているのは間違い無い様子。
 すると、ここで突然辺りが歪み、ドライブが消滅。
「これは・・・?」
「何者かが時間の流れを変えた。」

 現代に戻ったらしいソウゴ。
「ここ、どこ・・・?」
眼の前にはいつもの城が。向かってみると、城の舌にはアナザーライダーたちの像と、その中心には『加古川飛流 変身の像』が。
よく見るとアナザーディケイドやアナザードライブっぽいのも居ますね。
「加古川飛流・・・どういう事?」
不安になり、現在地も分からないながらどうにか帰ろうとするソウゴ。
 実はその道中にいたウォズ。
「この本によれば、常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者オーマジオウとなる未来が待っていた。彼は全てのライダーの力を手にし、グランドジオウとなった。だが、そんな彼を待ち受けていたのは歴史が変わり果てた世界だった。」
 そう言えばいつの間にか職業にはいよいよ触れられなくなりました。
が、街からはいくつもの火の手が上がり、それどころではない様子。

 グランドジオウになったためか、OPのナレーションは何度目かの変更。
「時代を駆け抜けた平成仮面ライダーたち。彼らの力を集め、最後の戦いが幕を開ける。切り拓け!真の王となる未来を!」
いよいよ最終局面という空気を感じます。

 街に降りたソウゴですが、そこで目にしたのは瓦礫の山。
「どういう事・・・?」
街には人気がなく、ときおり爆発音も聞こえてきます。
 やっと人影が見えたと思えば、未来でのゲイツらのようなレジスタンスの姿。
「行け!撃て!」
「戦争・・・?」
戻る時代を間違えたか、と思いそこにあった張り紙を確認しますが、そこには間違いなく2019年8月10日と書かれています。
「2019年・・・現代に戻ってきたんだ。」
困惑するソウゴを、こっそりとインスタントカメラで撮影する士。
「これがこの世界の結末か。さて、どう動く?常磐ソウゴ・・・。」
写真に映るソウゴは、半分ほどが霞むように消えています。この意味するところは。

 クジゴジ堂に戻ったソウゴですが、そこはさながらゲリラ基地のように変貌しています。
店内も物資が乱雑に積み上げられ、負傷兵がそこらじゅうにうずくまっていたり寝かされていたりとよく分からない状況。
「これって・・・。」
「あんた誰?」
「えっ、誰って・・・おじさんいませんか?」
噂をすれば影。順一郎が背後から斬りかかってきました。大根で。
この間の世にも奇妙な物語のようです。
「大根!?」
「誰だ!?」
「いや、俺だって!」
「俺?」
どうやら、ソウゴのことが分からないようです。
「俺!何があったの?」
「はあ?」
「えっ、何でこんな事になってるの?何なのこの人達?」
「何って・・・ここ、レジスタンスの救護施設だし。」
「レジスタンス?」
「ああ。」
ずいぶんと世界が変わってしまったようです。
 すると、ここでツクヨミから無線が。
「こちらツクヨミ。アナザーライダーを発見!飛渓地区のシェルターが危ない。誰か、応援をお願い!」
これを聞いたソウゴは
「飛渓地区ってどこ?」
「えっ?」
「飛渓地区ってどこ!?」
「あっ、ここです。」
「俺、行ってくる。」
シェルターがあるという地区に急行するソウゴ。
「最近の若いやつは随分馴れ馴れしいね。初めて会ったのに。」
厳しい現実・・・。

 飛渓地区のシェルターでは、レジスタンスを圧倒するアナザーキバとアナザーオーズ。
銃を手に応戦するレジスタンスですが、まるで効いていません。
 そこへ乗り込んできたゲイツとツクヨミ。
「ツクヨミ、みんなを避難させろ!」
「分かった。早く逃げて!」
「貴様の相手はこっちだ!」
ゲイツはアナザーオーズをレジスタンスから引き剥がし、戦闘開始。
「早く逃げて!」
ツクヨミはファイズフォンXでアナザーキバを牽制しながら避難誘導にあたります。が、すぐに弾かれて大ピンチ。
 そこへ遅れてやってきたソウゴ。
「ツクヨミ、大丈夫?」
「えっ・・・私を知ってるの?誰?」
「えっ、誰って・・・俺だよ、俺。」
ツクヨミにも一向に心当たりがないようです。
 そうしている間にも再び迫るアナザーキバが、ツクヨミの時間を止める能力は健在。
時間を止め、ファイズフォンXを拾って再び攻撃します。
「何してる!?早く逃げろ!」
「逃げろ?何で?」
「死にたいのか?さっさと行け!」
ゲイツも当然ながらソウゴを知りません。
「訳わかんないよ・・・。」
困惑しながらもジオウ兇吠竸箸靴泙后
「変身!」
「ライダータイム!」
「ジオウ!ジオウ!ジオウ供」
「ジオウ・・・!?」
ゲイツは、アナザーオーズを脚で押さえつけ、そのまま必殺技を発動し撃破。
「タイムバースト!」
まずは一体片付けたゲイツとツクヨミですが、この困惑の表情は一体。
 ジオウ兇蓮△気辰気班殺技でアナザーキバを撃破。
「ジオウサイキョー!」
「覇王斬り!」
すると、いきなり攻撃してくるツクヨミとゲイツ。
「姿を表したなジオウ。ここで貴様を倒す!」
「どうして・・・?」
「大魔王ジオウを倒してこの世界を救う!それが俺たちレジスタンスの悲願だ。」
大魔王とは。なんかレベルが上っています。
「ゲイツリバイブ・剛烈!」
「リ・バ・イ・ブ!剛烈!」
「剛烈!」
「ゲイツ、やめて・・・!」
言っても止まる訳もなく、そのまま変身解除に追い込まれました。
「大魔王とかなんとか・・・俺のこと忘れちゃったの?ゲイツ!ツクヨミ!」
「俺の名を気安く呼ぶな!」
「あなたもジオウなんでしょ!?」
「全然訳分かんないよ・・・ちゃんと説明してよ!」
余程余裕がなくなったのか、それとも単に状況が分かっていないのかというセリフ。
「黙れ!」
生身のソウゴにも容赦なく攻撃が加えられ、いよいよ只事ではないということが分かったようです。
「貴様の話を聞くつもりはない。」
そのままトドメ、と言う所で再び時間が止まりました。
「ここは逃げることをおすすめするよ。こいつにやられたくないならね。」
現れたのはウール。この口ぶりだと、何が起こったのか理解していそうです。
 言われるまま逃げるソウゴ。
「いい気味だ。」
「タイムジャッカー!?」
「君たちにジオウを倒してもらっちゃ困るんだよ。」
言うだけ言って、こちらも逃げます。
「待て!」

 燃える街を見下ろすスウォルツ。
「楽しかったなあ。ジオウの焦った顔、見せてやりたかったよ。」
「やるじゃない、スウォルツ。」
「常磐ソウゴは既に強大な力を手に入れた。こちらも強硬手段を出る以外にはないということだ。」
どうやら、今回の件はタイムジャッカーの企み。かなり強引な手を使ったようですが、最初からそうすればよかったような気がしなくもありません。
「オーラ、新たな魔王はお前に任せる。」
「命令しないでよ。ずっと思ってたけど、私達の立場は対等なはずでしょ。いい加減イラつくの。」
とは言っても、ウールとオーラはスウォルツから能力を分け与えられただけの存在・・・これを鑑みると、とんだ道化です。

 クジゴジ堂に戻ったゲイツとツクヨミ。
「いやしかし、うちに来たあの子が魔王だったなんて。人は見かけによらないもんだねえ。怖い怖い。あっ、お腹空いたでしょ?すぐに温かいもの作るから。」
「すみません。」
ソウゴの存在がなかったことになっているにも関わらず、ゲイツとツクヨミは2019年にやってきてクジゴジ堂に厄介になっている・・・かなり強引に歴史を歪められた感があります。
 が、このことを疑問に思うツクヨミ。
「ねえ・・・あの子、本当に魔王なのかな?だって、アナザーライダーを倒したのはあの子だったわけだし・・・。」
「それが魔王の魔王たる所以だ。俺たちを欺くためなら、自分の手下だって躊躇無く葬る。」
「でも・・・。」
「タイムジャッカーも手を貸した!それに、ジオウに変身したのが何よりの証拠だ。次にあった時は必ず俺が倒す。」
かろうじて永らえましたが、タイムジャッカーに助けられたこともマイナスに働いています。
もはやゲイツからのイメージは完全に黒。

 帰る場所もないソウゴ。公園のベンチにとりあえず腰を下ろしますが、肩口の傷がやけに痛みます。
そこへ現れたウォズ。
「ウォズ!無事だった?」
「ああ。」
「よかった・・・。大変なんだ!みんな俺のことを忘れてて、世界も変わっちゃってて・・・。」
「随分、心細い思いをしたようだね。」
以前にも、白ウォズが出てきた折にはウォズだけが味方だった事があっただけに普段は扱いの軽いウォズですが、こういう時はすがりつくようです。
「うん。理由を突き止めないと・・・。森の奥にお城があってさ。そこに、未来で見た俺の銅像みたいなのがあって。ただ、そこに立っていたのは・・・。」
「加古川飛流。」
「ウォズもあの銅像を見た?」
「いや。」
「はあ?」
どうも話が噛み合わない、と言う所で現れたオーラ。
「連れてきてあげたわよ。」
「タイムジャッカー・・・!」
「君に紹介しなければならない人物がいる。新たな我が魔王だ!」
現れたのは飛流。なんか変な格好です。
「久しぶりだな、常磐ソウゴ。」
「飛流・・・?ウォズ、これって?」
「私は、新たな魔王に仕える事にした。」
「どういう事!?」
「君がオーマジオウになる運命はこの本から消えてしまった、という事だ。」
今回はウォズまでもソウゴから離れてしまいました。まさに孤立無援。
「いい顔だな。お前のそんな顔を見たかったんだよ。」
「飛流、この世界は君が・・・?どうして?」
「ハッ・・・どうして?お前に味わわされた屈辱を返すために決まってるだろ!」
それは、傍目には和解したかのように見えたセリフですが
「きっと、俺と飛流なら乗り越えられるって。だから・・・過去のためじゃなく、今のために生きようよ!」
飛流にしてみれば、おそらく救いにはならなかったであろうセリフ。あの時の少しのモヤモヤが、今になって火を噴いたという印象です。
「今のために生きるだと?ふざけるな!」
ソウゴを池に殴り飛ばす飛流。
「お前は何にも分かっちゃいない。選ばれなかった者の悲劇を。だから、試してやるんだ。お前から全部を奪って、同じことが言えるかどうかをな!」
そういう飛流ですが、どことなくタイムジャッカーにノセられているだけという気がしなくもありません。
 が、その力は本物。破損していなかったアナザージオウのウォッチを起動すると、さらに進化しています。
「ジオウ供」
アナザージオウからアナザージオウ兇悗凌焚宗
「どうした?かかってこい。」
これを受け、ソウゴもグランドジオウへ変身。
「ジオウ!」
「グランドジオウ!」
「変身!」
「グランドタイム!」
「祝え!」
「仮面ライダー!グランドジオウ!」

 ゲイツらはソウゴをなおも追跡中。
「どこに行った?ジオウ。」
「あいつが暴れてるよ。場所を教えてあげようか?」
今度はゲイツらに情報を与えるウール。どう考えても怪しいのですが・・・?

 アナザージオウ兇叛鐺を繰り広げるグランドジオウ。
流石に通常の戦闘力では優っているようですが、
「こいつらで遊んでやるよ。」
「アギト!」
「鎧武!」
「電王!」
進化したことで、もはやウォッチや依代がなくても直接アナザーライダーを生成できるまでになっています。
「こんな戦い・・・すぐに終わらせてやる!」
「電王!」
「鎧武!」
勝負を焦っているように見えるソウゴ。すぐに電王と鎧武を召喚し、自身はフレイムセイバーを装備。
しかし電王と鎧武の声が違う・・・特に電王は先週まで本物がいただけに違和感。
 ともあれ、同時攻撃でアナザーライダー3体をあっという間に撃破します。
ところがここでアナザージオウ兇瞭端貲塾呂発動。本家ジオウ兇するようにツノが回転すると夜まで時間が飛び、しかもアナザーライダーが復活。
「どうして・・・?倒したはずなのに。」
「ハハハ・・・!歴史を書き換えたのさ。俺には、時間を思うがままに書き換える力がある。」
突然現れてすごい能力を手にしていました。
敵の衰えぬ勢いに押され、召喚ライダーは消滅し追い詰められるグランドジオウ。
「サイキョー!」
「フィニッシュタイム!」
「キング!ギリギリスラッシュ!」
ならば、自らアナザーライダーを撃破しましたが結果は同じ。
「またか・・・!」
「この力を使えば、お前など!」
アナザージオウ兇眄鑪鵑鵬辰錣蝓△い茲い萃匹すまれます。すると、背後から士がライフルで援護射撃。
「来い、魔王!」
今はついて行くより他ない、と士に従います。
「何をしてる?奴らを追え!」

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Posted by jerid_and_me at 21:39Comments(4) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2019年06月24日

今週の仮面ライダージオウ「第40話 2017:グランド・クライマックス!」

 いや・・・アナザーゴルフは強敵でしたね。
それはそうと最上段にお知らせを記載致しましたので、ご一読頂きたく。
「これが最強の力・・・。」
ついにグランドジオウのウォッチを手にしたソウゴ。ところが直後、追いついてきた侑斗が
「そいつを渡したらダメだ!そいつは世界を滅ぼす魔王なんだ。」
「そうだ!」
と言い出したので、単純なモモタロスは
「魔王?おい!俺を騙しやがったな!?返せ!コラ!離せ!」
「騙してない・・・!」
たびたびケンカしていたかに見えた侑斗とモモタロスですが、ほぼ初対面のソウゴよりは信頼できることが伺える流れではありますが・・・。
そのまま、電王ウォッチを奪い返されてしまいました。都合、グランドウォッチも消滅。
「やっぱ、こいつは渡せねえな!」
ここで時間が止まってウォズのあらすじタイム。
「かくして、誕生しかけたグランドジオウウォッチは消えた。だが、これは常磐ソウゴが最強の力を手に入れるための試練に過ぎない。そして、時の列車デンライナーを奪ったアナザー電王。それを追ったイマジン。彼らが行ったのは過去か、未来か・・・。」
 電王感のある語り。

 侑斗は、イマジンと契約したユキヒロにチケットをかざし、モールイマジンの行先を得ました。
「2017年5月11日・・・。」
「うん。」
「この件は俺が解決する。お前たちは手を出すな。
と、この件から閉め出されてしまいました。
「行くぞ、デネブ。」
「うん。よく覚えといてください!ハハハ・・・。」
意味深な言動。侑斗のことなのか、それとも。

 ソウゴはユキヒロをクジゴジ堂に招き、話を聞きます。
「見たんだ。タクヤくんが化け物になるのを・・・。」
タクヤがオーラと契約、アナザー電王になったこと、そしてタクヤとの関係を説明。
「そのタクヤって人は?」
「病気で死んだ俺の恋人、遠藤サユリの弟で・・・。」
という複雑な関係。
「2017年5月11日・・・この日付に心当たりは?」
「俺がサユリを病院から連れ出した日だ。そのあと、すぐ容態が急変して・・・。」
これにより、タクヤに恨まれるようになったようです。
「あんたが姉ちゃんに無理をさせたせいで・・・!」
「それで、タクヤくんは俺のことを恨んで・・・。」
「そいつはその日に行くためにアナザー電王になり、デンライナーを盗んだわけか。イマジンもその日に?」
「桜井侑斗が解決してくれるって。」
と励ますソウゴですが、
「あいつになんて任せられるか!俺がその時間に行ってデンライナーを取り戻す!」
と出ていこうとするモモタロス。が、足となるデンライナーは奪われたまま。
「・・・ってダメじゃねえか!デンライナーがないんじゃ時を渡れねえ!」
「そうでもない。」
「おお?」
そういえば、最近はめっきり出番が減りましたがアレがありました。
「アナザー電王を野放しにはできん。2017年に行くぞ。」
「おう!・・・ん?で、どうやって行くの?」
「黙ってついてこい。」
すでに向かった侑斗、さらにモモタロスらも2017年に向かいますが、ソウゴはユキヒロの表情の陰が気にかかります。

 その頃、デンライナー内では鎖で拘束されているウラ・キン・リュウ。
どうやら順一郎は引き上げた後のようで一安心。
「邪魔をしなければお前たちに危害は加えない。あの日、あいつが姉ちゃんを連れ出さなければ・・・!」

 タイムマジーンで2017年に向かうゲイツらですが、
「狭いじゃないか、ゲイツくん。」
「もうちょっとそっち行け!トゲトゲ刺さってるよ!」
本来ひとり乗りのタイムマジーンに3人は流石に狭い。しかもモモタロスのトゲが痛い。
「何ちんたら走ってんだ!いいからこっち・・・!」
ゲイツの膝の上に回って操縦桿を横取りしたりとやりたい放題。

 2017年5月11日、恋人であるサユリのお見舞いに病院を訪れたユキヒロを経由して、一番に現れたのはモールイマジン。
少し遅れてデンライナーが到着、降り立ったアナザー電王は病院内へと歩みを進めます。
 これにより病院内は騒然。
「タクヤ、何かあったのかな?」
「姉ちゃんはじっとしてろ。ちょっと見てくる。」
先にお見舞いに来ていたタクヤ。まさか未来の自分が乗り込んできたとはつゆ知らず、病室を離れます。

 さらに遅れて降り立ったのはゲイツら。
「うるせえ!これは俺様のチャームポイントなんだよ。」
トゲトゲのことまだ言ってる・・・。
 病院の入口から、慌てた様子で人々が逃げてくるのを見て事情を聞こうとしたモモタロス。が、
「おっ、どうした?」
「うわーっ!ここにも怪物!」
「あ?誰が怪物だこの野郎!」
というお約束のリアクション。
「ここにも・・・と言うことは、奴らが中にいるね。」
冷静なウォズ。
「確かに臭うぜ。イマジンの臭いだ!」
追いかけようとするモモタロスですが、
「待て!」
「あん?」
「大体、お前は目立ちすぎる。」
「だったら・・・よっ!」
再びゲイツに憑依しようとするモモタロス。が、ゲイツも学習しました。とっさにウォズを自分の前に引っ張り出し、代わりに憑依させた事により完成したMウォズ。
「あらっ!?・・・これで文句ねえだろ。」
長髪が文字通り炸裂している・・・。

 病院内では特に意味なく人々を襲っているモールイマジン。
カイなき今、イマジンの存在意義と目的とは・・・?
 そこへ乗り込んでいったMウォズ。
「おい!楽しそうだな。」
「何だ?人が気持ちよく暴れてるってのによ!」
「ヘッ、俺も暴れてやるよ。お前を倒すためにな。」
「ギンガ!」
「アクション!」
「コラ!その音やめろ!」
ジクウドライバーは使い方がわからなかったのに、それ以上に難しそうなビヨンドライバー&ギンガウォッチは使えるというツッコミは野暮。
モールイマジンに突進しながらウォズ・ギンガファイナリーへと変身。
「変身!」
「変身!」
「ファイナリータイム!」
「ウォズ・ギンガファイナリー!ファイナリー!」
思い切り逢魔降臨暦放り投げてますけど・・・。
「俺、参上!ん?何じゃこりゃ?まあ、いっか。行くぜ行くぜ行くぜ!」
姿の違いなどどこ吹く風、能力を完全無視したステゴロでモールイマジンと殴り合い。

 アナザー電王は、立ちふさがる過去の自分を張り倒して病室へと向かいます。
「来るな・・・来るな!」
「姉ちゃんは俺が守る!」
そのまま病室に乗り込むアナザー電王ですが、サユリもそれが弟だなんて気づくはずもなく悲鳴を挙げます。
「姉ちゃんは俺が守る。俺が・・・!」
「待て!お前の相手は俺だ。」
間に合ったゲイツ。
「剛烈!」
こちらは病院の前庭で戦闘開始。
「俺にはお前と戦ってる時間はないんだ!」
「知ったことか!」
ゲイツリバイブ相手の時点で見るからに劣勢。この後の展開を思うと同情を禁じえません。

 Mウォズの方もモールイマジンを圧倒。
「俺に前フリはねえ!最初から最後までクライマックスだぜ!」
が、突如として動きが止まります。この隙に逃げるモールイマジン。
「逃げるが勝ちだ!」
「なぜだ?体が動かねえ・・・!」
変身が解け、ウォズとモモタロスが分離。
「あ痛てて・・何すんだよ!?」
「ウォッチは欲しいが、二度と体を奪うのはやめてもらえないか。」
「ああ?」
「セリフが恥ずかしすぎてね。口が腐る。」
ひどい言いようです。余程嫌だったのか。
「てめえ・・・!もういっぺん言ってみろ!」
なんてやっているところに、ジオウのタイムマジーンも降り立ちました。

 病院の廊下で目を覚ましたタクヤ(過去)が見たのは、ユキヒロによって車椅子に乗せられ、病室を後にする姉サユリの姿。
「姉ちゃんをどこに連れて行くつもりだ?」
「タクヤくん・・・。」
思い切り見られていますが、サユリがユキヒロを促し、そのまま病室を後に。
「待て・・・!」
追いかけようとするタクヤですが、まだダメージがあるのか危うく倒れる・・・と言うところで支えるソウゴ。
「タクヤさん・・・だね?」

 サユリが病院から出てきたところを、ゲイツリバイブと いや・・・アナザーゴルフは強敵でしたね。
「これが最強の力・・・。」
ついにグランドジオウのウォッチを手にしたソウゴ。ところが直後、追いついてきた侑斗が
「そいつを渡したらダメだ!そいつは世界を滅ぼす魔王なんだ。」
「そうだ!」
と言い出したので、単純なモモタロスは
「魔王?おい!俺を騙しやがったな!?返せ!コラ!離せ!」
「騙してない・・・!」
たびたびケンカしていたかに見えた侑斗とモモタロスですが、ほぼ初対面のソウゴよりは信頼できることが伺える流れではありますが・・・。
そのまま、電王ウォッチを奪い返されてしまいました。都合、グランドウォッチも消滅。
「やっぱ、こいつは渡せねえな!」
ここで時間が止まってウォズのあらすじタイム。
「かくして、誕生しかけたグランドジオウウォッチは消えた。だが、これは常磐ソウゴが最強の力を手に入れるための試練に過ぎない。そして、時の列車デンライナーを奪ったアナザー電王。それを追ったイマジン。彼らが行ったのは過去か、未来か・・・。」
 電王感のある語り。

 侑斗は、イマジンと契約したユキヒロにチケットをかざし、モールイマジンの行先を得ました。
「2017年5月11日・・・。」
「うん。」
「この件は俺が解決する。お前たちは手を出すな。
と、この件から閉め出されてしまいました。
「行くぞ、デネブ。」
「うん。よく覚えといてください!ハハハ・・・。」
意味深な言動。侑斗のことなのか、それとも。

 ソウゴはユキヒロをクジゴジ堂に招き、話を聞きます。
「見たんだ。タクヤくんが化け物になるのを・・・。」
タクヤがオーラと契約、アナザー電王になったこと、そしてタクヤとの関係を説明。
「そのタクヤって人は?」
「病気で死んだ俺の恋人、遠藤サユリの弟で・・・。」
という複雑な関係。
「2017年5月11日・・・この日付に心当たりは?」
「俺がサユリを病院から連れ出した日だ。そのあと、すぐ容態が急変して・・・。」
これにより、タクヤに恨まれるようになったようです。
「あんたが姉ちゃんに無理をさせたせいで・・・!」
「それで、タクヤくんは俺のことを恨んで・・・。」
「そいつはその日に行くためにアナザー電王になり、デンライナーを盗んだわけか。イマジンもその日に?」
「桜井侑斗が解決してくれるって。」
と励ますソウゴですが、
「あいつになんて任せられるか!俺がその時間に行ってデンライナーを取り戻す!」
と出ていこうとするモモタロス。が、足となるデンライナーは奪われたまま。
「・・・ってダメじゃねえか!デンライナーがないんじゃ時を渡れねえ!」
「そうでもない。」
「おお?」
そういえば、最近はめっきり出番が減りましたがアレがありました。
「アナザー電王を野放しにはできん。2017年に行くぞ。」
「おう!・・・ん?で、どうやって行くの?」
「黙ってついてこい。」
すでに向かった侑斗、さらにモモタロスらも2017年に向かいますが、ソウゴはユキヒロの表情の陰が気にかかります。

 その頃、デンライナー内では鎖で拘束されているウラ・キン・リュウ。
どうやら順一郎は引き上げた後のようで一安心。
「邪魔をしなければお前たちに危害は加えない。あの日、あいつが姉ちゃんを連れ出さなければ・・・!」

 タイムマジーンで2017年に向かうゲイツらですが、
「狭いじゃないか、ゲイツくん。」
「もうちょっとそっち行け!トゲトゲ刺さってるよ!」
本来ひとり乗りのタイムマジーンに3人は流石に狭い。しかもモモタロスのトゲが痛い。
「何ちんたら走ってんだ!いいからこっち・・・!」
ゲイツの膝の上に回って操縦桿を横取りしたりとやりたい放題。

 2017年5月11日、恋人であるサユリのお見舞いに病院を訪れたユキヒロを経由して、一番に現れたのはモールイマジン。
少し遅れてデンライナーが到着、降り立ったアナザー電王は病院内へと歩みを進めます。
 これにより病院内は騒然。
「タクヤ、何かあったのかな?」
「姉ちゃんはじっとしてろ。ちょっと見てくる。」
先にお見舞いに来ていたタクヤ。まさか未来の自分が乗り込んできたとはつゆ知らず、病室を離れます。

 さらに遅れて降り立ったのはゲイツら。
「うるせえ!これは俺様のチャームポイントなんだよ。」
トゲトゲのことまだ言ってる・・・。
 病院の入口から、慌てた様子で人々が逃げてくるのを見て事情を聞こうとしたモモタロス。が、
「おっ、どうした?」
「うわーっ!ここにも怪物!」
「あ?誰が怪物だこの野郎!」
というお約束のリアクション。
「ここにも・・・と言うことは、奴らが中にいるね。」
冷静なウォズ。
「確かに臭うぜ。イマジンの臭いだ!」
追いかけようとするモモタロスですが、
「待て!」
「あん?」
「大体、お前は目立ちすぎる。」
「だったら・・・よっ!」
再びゲイツに憑依しようとするモモタロス。が、ゲイツも学習しました。とっさにウォズを自分の前に引っ張り出し、代わりに憑依させた事により完成したMウォズ。
「あらっ!?・・・これで文句ねえだろ。」
長髪が文字通り炸裂している・・・。

 病院内では特に意味なく人々を襲っているモールイマジン。
カイなき今、イマジンの存在意義と目的とは・・・?
 そこへ乗り込んでいったMウォズ。
「おい!楽しそうだな。」
「何だ?人が気持ちよく暴れてるってのによ!」
「ヘッ、俺も暴れてやるよ。お前を倒すためにな。」
「ギンガ!」
「アクション!」
「コラ!その音やめろ!」
ジクウドライバーは使い方がわからなかったのに、それ以上に難しそうなビヨンドライバー&ギンガウォッチは使えるというツッコミは野暮。
モールイマジンに突進しながらウォズ・ギンガファイナリーへと変身。
「変身!」
「変身!」
「ファイナリータイム!」
「ウォズ・ギンガファイナリー!ファイナリー!」
思い切り逢魔降臨暦放り投げてますけど・・・。
「俺、参上!ん?何じゃこりゃ?まあ、いっか。行くぜ行くぜ行くぜ!」
姿の違いなどどこ吹く風、能力を完全無視したステゴロでモールイマジンと殴り合い。

 アナザー電王は、立ちふさがる過去の自分を張り倒して病室へと向かいます。
「来るな・・・来るな!」
「姉ちゃんは俺が守る!」
そのまま病室に乗り込むアナザー電王ですが、サユリもそれが弟だなんて気づくはずもなく悲鳴を挙げます。
「姉ちゃんは俺が守る。俺が・・・!」
「待て!お前の相手は俺だ。」
間に合ったゲイツ。
「剛烈!」
こちらは病院の前庭で戦闘開始。
「俺にはお前と戦ってる時間はないんだ!」
「知ったことか!」
ゲイツリバイブ相手の時点で見るからに劣勢。この後の展開を思うと同情を禁じえません。

 Mウォズの方もモールイマジンを圧倒。
「俺に前フリはねえ!最初から最後までクライマックスだぜ!」
が、突如として動きが止まります。この隙に逃げるモールイマジン。
「逃げるが勝ちだ!」
「なぜだ?体が動かねえ・・・!」
変身が解け、ウォズとモモタロスが分離。
「あ痛てて・・何すんだよ!?」
「ウォッチは欲しいが、二度と体を奪うのはやめてもらえないか。」
「ああ?」
「セリフが恥ずかしすぎてね。口が腐る。」
ひどい言いようです。余程嫌だったのか。
「てめえ・・・!もういっぺん言ってみろ!」
なんてやっているところに、ジオウのタイムマジーンも降り立ちました。

 病院の廊下で目を覚ましたタクヤ(過去)が見たのは、ユキヒロによって車椅子に乗せられ、病室を後にする姉サユリの姿。
「姉ちゃんをどこに連れて行くつもりだ?」
「タクヤくん・・・。」
思い切り見られていますが、サユリがユキヒロを促し、そのまま病室を後に。
「待て・・・!」
追いかけようとするタクヤですが、まだダメージがあるのか危うく倒れる・・・と言うところで支えるソウゴ。
「タクヤさん・・・だね?」

 サユリが病院から出てきたところを、ゲイツリバイブと戦っていたアナザー電王も目撃。
「待て!」
「それはこっちのセリフだ!」
「スピードタイム!」
「リバイブ疾風!」
「疾風!」
「どけ!」
「お前の相手はこの俺だと言っただろう。」
通さないゲイツリバイブ。相手が全く対応できないスピードで一方的に攻撃します。
その場に留まっている残像が残ったまま繰り返される連打なんてどう対応すればいいんだ・・・。
 そのままジカンジャックローを連打し、トドメを刺そうかという所。
「つめ連斬!」
が、これを防いだのはデンライナー。いつの間にか今度はモールイマジンが乗っ取っています。
「残念!こいつら強いえぞ。手を組もうぜ!連打連打連打!」
まさかのアナザー電王とモールイマジンの共闘体制。上空からの砲撃でゲイツリバイブを釘付けにし、アナザー電王を収容して離脱。
「しまった!」

 ソウゴはウォズ・モモタロスと合流し、2017年のタクヤに事情を説明。
「さっきのが、未来の俺・・・?」
「うん。未来のタクヤさんはユキヒロさんを恨んでるんだ。」
が、この時のタクヤも
「許せるわけがない!あいつが姉ちゃんを連れ出したせいで、容態を悪化させるなんて・・・!」
既に怒り心頭。しかしソウゴは続けて、
「聞いたんだ。ユキヒロさんに。」
というのは、
「もうサユリは助からなかった。でも、サユリはそのことを弟のタクヤくんには言えなかった。」
どのみち先が短いことをタクヤには伝えられなかったというもの。
「それじゃあ、あなたが恨まれ損じゃない。なんでタクヤさんに言わないの?本当のこと。」
「言ったって、タクヤくんの心に空いた穴は埋まらない。タクヤくんも辛いんだ。俺のせいにして、恨む相手がいたほうがタクヤくんはまだ楽になれるかもしれないじゃないか。」
 自分も辛いのに、あえて恨まれ役になることで残されたタクヤの支えになろうとしたユキヒロ。
これを聞いたタクヤに衝撃が走ります。
「あの人がそんな事を・・・?」
さらに、
「ユキヒロさんがサユリさんを連れ出したのには、何か理由がある。きっとサユリさんにとって大事なことなんだ。それを未来のタクヤさんが邪魔しようとしてる。」
「俺が、姉ちゃんの邪魔を・・・?」
「うん・・・。」
このままではどのみちサユリが亡くなるばかりか、最後の望みさえ叶えられないと分かったタクヤは
「止めてくれ、未来の俺を。」
とソウゴに願い出ます。
「わかった。」
「お前、なかなかカッコいいじゃねえか。」
「へへ・・・。あっ、でもユキヒロさんたちがどこに行ったのか分かんないな。思い出の場所とは言ってたんだけど。」
「ハハハ・・・そこは聞くだろ、普通。ええ?なんで聞かなかったんだよてめえは!」
「うるさいな!忘れてたんだよ!」
「バカ野郎!この・・・!」
取っ組み合うソウゴとモモタロス。ほぼ初対面とは思えない打ち解けようです。
 この騒ぎをよそに、ベッド脇の写真立てを手に取るウォズ。
「手がかりなら・・・ある。」
「ん?」
ソウゴがすごい顔に・・・。
写真には、元気だった頃のサユリとユキヒロの写真。背景には立派な灯台が。
 この様子を垣間見ていたデネブ(医者のコスプレ)
「ん?あっ・・・!侑斗!侑斗!世界を滅ぼす魔王っていいやつだね。」
「デネブ・・・バカ!すぐ信用すんな!」
「痛い!やめて!」
ツッコミプロレス攻撃。何とも懐かしい・・・。
「あれが魔王の手口だ。何だその格好は?」
「えっ、ドクターですけど・・・あっ、侑斗!」
このどう考えてもダメなコスプレも懐かしい。

 ユキヒロがサユリとともに向かったのはやはり写真の灯台。
車椅子を降り、ユキヒロに支えられながら階段を登ります。
 そこへ忍び寄るアナザー電王とモールイマジン。
「ユキヒロ、お前のせいで姉ちゃんは・・・!」
今にも突っ込んでいきそうなところで間に合ったソウゴ。
「待て!」
「また来やがったな。」
「タクヤさん、やめよう!あれはサユリさんのためなんだ!」
「お前に何が分かる!」
もはや話の通じる状態ではありません。しかも手を組んだモールイマジンはただ暴れたいだけ。
「この野郎!・・・増えやがった!?」
「こっちにはデンライナーがあるんだ。少し前の俺自身をいっぱい連れてきてやったぜ!」
どうやらドラえもんスタイルで近い時間の自分を連れてきたようです。けれど過去からってことは、もしかして未来にはもう居ない・・・?
「このモグラ野郎!地面に潜ってやがれ!」
すると現れた侑斗。
「ウォッチを渡してやれ。」
「侑斗!いいのかよ!?」
「俺のこと信じてくれるの?」
「信用したわけじゃない。だが、認めてやってもいい。」
相変わらずのツンデレぶりですが、一連の行動からソウゴを認めてはいるようです。
しかし殆ど交流ないような・・・やっぱり京介なんじゃあ?
「相変わらず・・・へへっ、めんどくさい奴だぜ。ほらよ!」
ともかくも、再びソウゴの手に渡る電王ウォッチ。
「おおっ・・・ありがとう!」
「イマジンは任せろ。変身!」
「アルタイルフォーム」
「最初に言っておく。俺はかーなーり、強い!」
侑斗もゼロノスに変身し戦列に加わります。
 一方、ソウゴの手に収まった電王ウォッチは他のウォッチと共鳴。
「電王!」
クジゴジ堂の他のウォッチを引き寄せ、再び完成したグランドジオウウォッチ。
「グランドジオウ!」

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Posted by jerid_and_me at 22:00Comments(4) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2019年06月10日

今週の仮面ライダージオウ「第39話 2007:デンライナー・クラッシュ!」

 キバ編に続いて電王編。作品の並びとは逆転しています。
と思ったら、いきなりのグランドジオウ。先週見逃したかな?と言う入りです。
「ビルド!」
体のあちこちにあるレリーフに触ると、虚空にゲートが開き当該のライダーが飛び出し必殺技を繰り出します。
「ビルド!」
ビルドは伸びるグラフに乗ってのキック。
「クウガ!」
クウガはシンプルにマイティキック。
「次はこれ!」
「オーズ!」
こちらはタトバキック・・・なのですが、何故か石柱が邪魔しています。これはカザリの妨害にあった時だけのはずですが・・・?
「鎧武!」
無双セイバーに大橙丸を合体させての斬りつけ。祝☆初勝利のときを思い出します。実際これがトドメになったのでしょうか。
 これを密かに見下ろしている京介・・・もとい侑斗とデネブ。
「あれが世界を滅ぼす力か?」
「やつがあの力を手に入れる前に、何としても止めるぞ。」
どうやら、侑斗の見解ではグランドジオウは歓迎できないもののようです。
が、これを祝福するウォズ。
「祝え!全ての平成ライダーの力を手に入れ、最強となった常磐ソウゴ。その名も仮面ライダーグランドジオウ!」
「グランドジオウ!」
というところで閉じられる逢魔降臨暦。
「おっと、随分と先の未来までお見せしてしまったようです。忘れてください。」
最大級のやらかしでした。
「しかし、常磐ソウゴを影からつけ狙う怪しげな2人。彼らは一体何者なのか?集めるべきウォッチが残り2つだった頃に戻りましょう。」

 時間を戻すと、煙を上げるデンライナーに出くわしたゲイツとツクヨミ。突然です。
「あれは・・・。」
「煙が出てる。」
デンライナー自体は映画で見ているはず。それが煙を上げて動かないとなると異常なのはすぐに分かりました。
 すると、出てきたのはいつもの4タロス。
「痛てて・・・ひでえ目に遭ったぜ。」
「よく言うよね、先輩。自分のせいなのに。」
「何だとこの野郎!」
「何するのさ!?」
「慣れもせん運転するからや。」
「お前、寝てただけじゃねえか!」
どうやら、モモタロスが無茶な運転をして不時着に至ったようです。
「モモタロス、バカじゃないの?」
「何!?このハナタレ小僧!」
BGMまで当時のもので、久しぶりなのに凄く馴染みます。
「はいはい・・・とにかく、あの原住民に聞いてみようか。ちょっと!」
原住民呼ばわりされるゲイツとツクヨミ。一応この2人も未来人なんですけどね。身構えるゲイツ。
「おや、かわいいお嬢さん。ちょっと僕とお話しない?」
いつもの調子でナンパに切り替わったところで一時停止。
「彼らは仮面ライダー電王に力を貸した者たち。次に常磐ソウゴが手に入れるべき力は、仮面ライダー電王。」
今回はOP乗っ取りなし。むしろ今回こそ来そうなものでしたが。

 場面が切り替わると、クジゴジ堂での慌ただしい食事風景。
ごく普通にお呼ばれしている4タロスですが・・・大丈夫なんでしょうか。
「やだ!これ食べたくない!」
「何やってんだてめえは。」
「これ、食べてよ!」
「リュウタ、静かに。」
「このハナタレが!」
「おかえり、ソウゴくん。ソウゴくんのお友達だよね?」
「えっ、俺の友達?」
「うん。ほら、この間鬼の偉い人連れてきたじゃない?今度はもっと鬼っぽいけど。」
そこでも響鬼編の京介と繋がるかぁ・・・。
 鬼呼ばわりされてまたキレるモモタロス。
「誰が鬼だ!」
「鬼みたいなもんじゃん!」
実際、ルーツまで辿れば良太郎が桃太郎の鬼からイメージしたので、全く合っているのですが。
「この僕が釣られるうまさだね。」
「うん、泣けるで!」
「僕、お子様ランチがよかったのに!」
ウラタロスとキンタロスは普通に朝食をエンジョイしていますが、リュウタロスはこの調子。
 この大騒ぎっぷりに引いているソウゴ。
「・・・何なの?」
「順一郎さんに会いたいって言うから、連れてきたの。」
「おじさんに?」
なんと狙いは順一郎。なぜ未来から来たイマジンがわざわざ。
「あ〜忘れてた!飯食いに来たわけじゃねえんだよ!」
「違うの?」
「そうや!デンライナーを直してほしいんや。」
「デンライナー・・・あの電車のことか!?」
「電車?」
今までになく大きな修理の依頼が来ました。
「えっ、電車?ちょっ・・・うち、あの・・・時計屋だよ?いくら何でも電車は・・・。」
「大丈夫、電車って言っても時計みたいなもんだから。」
「あんたがこの時間で一番の修理屋や言うやないか。」
「そうそう!」
「あら、そう?そこまで言われると断れないなあ。」
やはり押しやおだてにすこぶる弱いです。
「でも電車か・・・家電なら直したことあるけどね。」
まだ躊躇している順一郎ですが、よりによってリュウタロスが憑依して連行。
「答えは聞いてない!」
「イエイ!」
「おじさん・・・?えっ、どうしたの?」
「デンライナーにゴー!デンライナーにゴー!」
「どけどけどけ!」
「どすこい!どすこい!」
踊りながら、他のタロスとともにデンライナーへと練り歩いていきます。
 どうすることもできず見送るばかりのソウゴに、ウォズは
「我が魔王。彼らは新たなウォッチを手に入れる鍵かもしれない。」
と進言しますが、
「いや、そんなことよりおじさんが心配だよ!あ〜おじさん!」
拒否権なしの乗っ取りってやっぱり怖いですよね・・・。

 時間を止め、作戦会議をするウールとオーラ。
「ジオウが次のウォッチを手に入れるのも時間の問題ね。残るウォッチはあと2つ・・・。」
「トントン拍子すぎない?あいつには仮面ライダーを引き寄せる何かがあるのかな・・・?」
「どうでもいいわ。手がつけられなくなる前に阻止する。」
毎度の事ながら、たいていオーラのほうが短絡思考。
ウールは割と核心をついているような気がするのですが。

 とある墓地では、墓前に手を合わせる男性、しかしそこに別の男が現れ、
「ここに来るなと言ったはずだよな。お前のせいで姉ちゃんは・・・!二度と来るな。いいな?」
備えられた花束を叩きつけ、追い返しました。先からいた男は、ただ悲しそうに黙って去っていくばかり。
 ここに現れたオーラ。
「あの男に恨みがあるみたいね?めちゃくちゃいい知らせよ。私なら、あなたの恨みを晴らしてあげられると思うんだけど。」
男は黙ったまま。同意と見て、オーラはアナザー電王のウォッチを埋め込みます。
「電王!」
「どうすればいい?」
「時の列車を奪い取るの。ついてきなさい。」
今回はソウゴらを狙うのではなく、デンライナーを狙います。
意外とオーラも考えているんでしょうか。
「タクヤくんが化け物に・・・?」
追い返された男は一部始終を目撃。そこへ、イマジンの光球が飛来。
奇妙なめぐり合わせもあったもので。

 デンライナーに到着した一同。結局、ソウゴとウォズもついてきています。
「おい、どうだ?おっさん。何とかなりそうか?」
「なるほどな。確かにこれは、大きな時計みたいなもんだな。」
すっかりノセられた順一郎、内部を確認してなお自信満々。
「はっ?え、全然違うじゃん。」
「おじさんをナメちゃいけないよ。任せとけ。この時間で一番の修理屋だよ?ハハッ、時計屋だけど。」
「さすが!」
なんてやっていると、突如として激しい振動が。
「何や!?どないしたんや。」
アナザー電王が外から攻撃を加えています。奪えと言われたのに壊れているところをさらに攻撃って。
 遅れてやってきたゲイツがこれを発見。
「アナザーライダー!」
「ゲイツ!」
「変身!」
「仮面ライダー・ゲイツ!」
流石に素ゲイツで1対1では苦戦。
「どけ!俺にはあの電車が必要なんだ!」
「何だと?」
遅れて出てきたジオウとウォズ。3対1なら流石に有利です。
「邪魔な奴らめ!」
ジオウは体表の文字を読み取り、
「アナザー電王?だったらこいつで!」
対応するウォッチがないため、トリニティを手に取るジオウ。
「ジオウトリニティ!」
「ジオウ!」
「ゲイツ!」
「ウォズ!」
「トリニティタイム!」
「3つの力!仮面ライダージオウ!ゲイツ!ウォズ!トリニティ!」
「トリニティ!」
「何!?」
「みんな行くぞ!」
最初からクライマックスで片付けるかと思いきや、間にゼロライナーが割って入りました。危うく轢かれるところ。
 立ちふさがる侑斗とデネブ。
「常磐ソウゴ。お前が魔王だな?」
「あれ?あんた・・・桐矢京介!」
やっぱり来た中の人ネタ。
「誰だそれ?」
「いやいやいや、誰って・・・えっ、忘れちゃったの?」
「馴れ馴れしく話しかけるな。俺はお前がつくった最低最悪の未来を止めるために来た。」
「うん!」
すっかり京介と認識して困惑しているジオウの前で、侑斗はゼロノスへと変身。
「変身。」
「アルタイルフォーム」
「最初に言っておく。俺はかーなーり、強い!」
音声といいセリフといい、凄く懐かしいです。
「仮面ライダーゼロノス。時を守るライダーだね。」
「時を?」
「デネブ、分かってるな?」
「了解!」
戦闘開始。まずはゼロノスが突っ込みますが、さっと身をかわしそこへデネブが銃撃。
「正面から当たっても勝てない!」
「そういう事だ!」
時に自らを囮とし、数的有利を活かして立ち回ります。
「こいつ、本当に強いぞ!」
「侑斗、いいぞ!そこだ!」
互角の立ち回りを見せますが、この間ずっと放置のアナザー電王。
「何だ?でも助かった。この隙にあの電車を・・・。」
が、これに気づくゲイツ。さすが横に顔がついているだけあります。
「ジオウ!」
「今はあいつを止めないと!」
「いいだろう。」
「フルチャージ」
一時休戦し、同時攻撃でアナザー電王を撃破。
「侑斗!あっ・・・ん?」
倒すと人間が出てくるタイプの怪人は、電王では確かにレアだったので納得のリアクション。
 そこに出てきたオーラ。
「こんなとこで諦めてもらっちゃ困るんだけど。」
時間を止め、男とともに離脱。
「待て!」
「逃げられた・・・。」

 結局、流れで侑斗とデネブもクジゴジ堂に招きます。順一郎は修理中につき不在ですが。
「俺はデネブ。こちらは桜井侑斗。侑斗をよろしく!アハハ、これね、デネブキャンディ。侑斗をよろしくね。はい、もうひとつ。侑斗よろしく!」
 相変わらず、挨拶代わりにキャンディを配るデネブ。
「時を守ってるって聞いたんだけど・・・。」
「まあな。」
「じゃあ、ゲイツたちみたいに未来から来たってこと?」
むしろ本編時点でも過去から来ているというレアケースなのですが、詳しい説明は省いて
「未来ってやつを見ただけだ。」
「そこでは、我が魔王が最低最悪の未来を作っていたと?」
「まさにそれだ。オーマジオウとなって世界を滅ぼした。」
どうやら今になってオーマジオウとなる可能性を摘むために来たようですが、これに反論するゲイツ。
「ジオウに限ってそんな事にはならない。仮にそうなったとしても、俺が止めてみせる。」
すっかりソウゴの仲間であり友達です。
「そいつが最強の力を手に入れても、同じことが言えるか?」
「最強の力・・・。」
ゲイツは別の未来の可能性であるゲイツリバイブを手に入れましたが、ジオウ兇鮠絏鵑訥度の性能で打ち止め。確かに不安の拭えないところです。
「この魔王はこの先、誰も手の届かない力を手に入れ、時の王者として君臨する。そうなれば、もう誰もそいつを止めることはできない。」
「俺は最低最悪の未来なんて作らないよ。最高最善の魔王になる。」
ソウゴ自身も言い切ります。
「口では何とでも言える。俺は、お前を必ず倒す。」
侑斗も引き下がらず、それだけ言って出ていきました。
「ああ・・・あんな事言っちゃってごめんね?ごめんなさい。気を悪くした?あの・・・侑斗をよろしく。またね、じゃあ!」
バスケットごとキャンディを渡して後に続くデネブ。状況を分かっているのかどうか。
「何だ?あいつは。」
なんてやっている所に、今度はモモタロスがやってきてゲイツに憑依。
「よっと!・・・よう!」
「ゲイツ・・・?」
「俺だ俺!デンライナーの修理は順調にいってるぜ。」
意外と違和感のないMゲイツ。

 鋭意修理中の順一郎。
「がんばって!」
「がんばれ〜。」
「よっ・・・!これだけ直し甲斐のある時計は初めてだ。でもこれ、本当に時計なのかな?」
巨大な歯車を抱えながら、さすがに疑問が浮かび上がってきていますが
「そこは考えちゃダメ。」
「まいっか。」
「いいぞいいぞ〜!頑張れ〜!」
似顔絵を描いて応援する順一郎。これだけされたらやっちゃうでしょうね・・・。
「ねえ、これ本当に直るの?」
「大丈夫!」
「じゃあ頑張れ!頑張れ頑張れ!」
「あ〜もう食べられへんって・・・。」
一方、また寝ているキンタロス。平常運行です。

 そんな具合に応援するか寝るかしかないので
「だから、俺がお前たちを手伝いに来たって訳だ。」
「手伝うとは?」
「あのニセ電王野郎、俺が倒してやるってんだよ!」
話がややこしくなる予感しかしない・・・。
「飴ちゃんじゃねえか、貰ってくぜ。行くぜ行くぜ行くぜ!」
「ちょっと待って、ゲイツ!」
デネブキャンディを掠め取って飛び出していくMゲイツ。
 一方、自分の最悪の未来を改めて突きつけられ、思いの外ショックを受けているソウゴ。
影響が長引かなければ良いのですが・・・。

 いつもの工場にタクヤを連れ込んだオーラ。
「もう一度、あの力をくれ。次は失敗しない!」
「もちろんよ。成功してもらわないと困る。」
「電王!」
再びアナザー電王へと変貌。

 一方、イマジンに取り憑かれた方は自らに憑いたイマジンと対面。客演の常連、モールイマジン。
「うわっ、化け物!」
「見てたぜ〜?あいつ、相当お前に恨みを持ってるな。お前の望みを言え!どんな望みも叶えてやろう。その代償はたった一つ・・・。」
弱みにつけこみ、契約を持ちかけます。すると、これを受けてしまう男。
「彼を・・・タクヤくんを助けてくれ!」
「契約成立だ!ハハハ・・・!」
契約の成立を受け、モールイマジンが実体化。

 迷うソウゴ。
「さっきの人が言ってたのって、ウォッチを全部集めたら最強の力が手に入るって事だよね?」
「桜井侑斗の言う通りなら、誰も我が魔王に敵わなくなるようだね。」
「オーマジオウにも勝てる?」
思い出されるのは、ディケイドウォッチを入手した直後オーマジオウと直接対決をした時のこと。
「全てのウォッチを集めるのが王への道。」
これを受けてウォッチ収集に本格的に乗り出したんでしたっけ。
「そうじゃなきゃ、オーマジオウの口車になんか乗ったりしない。」
「無論、オーマジオウの力を手に入れれば対等に戦える。それは我が魔王をおいて他にはいない。」
こう聞くと、やはりソウゴとオーマジオウは別人なのでは?と感じるところ。
「だったら何も迷わない。その力、手に入れてみせる。」
いっそう覚悟が固まったソウゴ。そこに着信が。
「ツクヨミ?・・・アナザー電王を見つけた?分かった、すぐ行く。」

 街で一般人を襲いながらデンライナーへと向かっているらしいアナザー電王。目立ちすぎです。
「邪魔だ、どけ!」
「待ちやがれ!ニセモノ野郎!」
追いついてきたMゲイツとツクヨミ。
「ゲイツ、何かおかしい!」
イマジン憑依のメカニズムについて何も知らないままぶっつけ憑依だったので、ツクヨミにはゲイツがおかしくなったようにしか見えないようです。当然ながら。
「だから俺はモモタロスだってんだ!」
「ええ・・・?」
よく見るとハーネスがパツパツになるぐらい肉体もビルドアップしているようです。そう言えばありましたねそんな話。
「邪魔をするならお前を倒す。」
「フフン・・・上等じゃねえか。行くぜ!」
と言いながらMゲイツが装備しているのはデンオウベルトではなくジクウドライバー。
 今度は逆にモモタロスのほうが初見なので、使い方が分かりません。
「これ、どうやって使うんだ?」
「・・・もう!」
「ゲイツ!」
「ゲイツリバイブ・剛烈!」
「はい、変身!」
「おおっ・・・変身!」
ツクヨミがウォッチとドライバーを操作してやり、やっと変身。
「リ・バ・イ・ブ!剛烈!」
「剛烈!」
「なるほど。俺、参上!」
「俺参上・・・?」
いつものポーズも健在です。が、いつもの癖で刀身を撫でようとすると、ジカンジャックローの回転ノコギリに巻き込まれました。
「痛てて・・・行くぜ行くぜ行くぜ!」
大丈夫か?というところですが、流石はモモタロス。持ち前のカンの良さで初めての体と武器を見事に使いこなしてアナザー電王を圧倒します。
 ところが、ここで割り込んでくるモールイマジン。
「何だこいつ?イマジンか?」
「俺の契約者はこいつを助けたいってさ。」
「ユキヒロ、お前・・・!」
「俺にやらせろ!」
助けると言いつつ両方攻撃するイマジンが出てきたりと、混沌とした状況になっているところで追いついてきたソウゴとウォズ。
「これってどういう事?あれ何?」
「あれはイマジン。契約者の望みを叶える存在だ。」
「アナザー電王と戦ってるってことは、味方ってこと?」
「それはどうかな。」
「とにかく俺も・・・!」
が、再び立ちふさがるゼロノスとデネブ。
「言ったはずだ。俺はお前を止めると。」
しかしソウゴも引き下がりません。
「ごめん。ここで止まるわけには行かないんだ。最高最善の魔王になって未来を変えるために。」
「ジオウ!」
「ゲイツ!」
「ウォズ!」
「変身!」
「トリニティタイム!」
「な、何だおい!?どうなってんだ!?」
初めてのゲイツへの変身で、しかもトリニティに巻き込まれてしまうモモタロス。
「3つの力!仮面ライダージオウ!ゲイツ!ウォズ!トリニティ!」
「トリニティ!」
「ああ?ったく、いいとこだったのによ・・・。どうなってんだ?これ。」
時計空間にも入り込んでいるモモタロス。なおゲイツは寝ています。
「どうしてあんたがここに?」
「あんたじゃねえ!モモタロスってんだよ!・・・つうか、これ何だ?てんこ盛りみたいなもんか?」
実際、ひとりの体に複数の人格が同居して各部分割や交代でコントロールするというのはほぼクライマックスフォームです。
「おそらく、君がゲイツくんに憑依したからだね。ゲイツくんは意識を失っている。」
「そんな事より、行くぜ行くぜ行くぜ!」
「うわっ!ちょっとコラ、勝手に!」
毎度ながらケンカが好きすぎます。相手がゼロノスとデネブだろうと構わず向かっていく始末。
「あっ、ちょっと・・・!」
「デネブ、邪魔だ!」
侑斗の方もやる気満々なのですが。
「おい侑斗!邪魔すんじゃねえよ!」
「野上のイマジン!?仕方ない。デネブ、来い!」
「わかった!」
「ベガフォーム」
ゼロノスはデネブと合体しベガフォームにチェンジ。
「最初に言っておく!侑斗によろしく。」
「魔王によろしく言うな!」
「あっ、ごめん。」
毎度のコントをやりながら戦列に復帰します。
 ジオウトリニティに向かうゼロノスですが、中身は正直なデネブなのでパンチと見せかけたローキックというフェイントに引っかかります。
「あっ!今卑怯な手使った!」
この戦闘中にギャグやる感じも実に電王。
「タクヤくん、何をするつもりだ!?」
「お前のせいで姉ちゃんは死んだ。俺は姉ちゃんを守る!」
「タクヤくん・・・。」
どうやら並々ならぬ確執があるようです。
 と、ここに降り立ったデンライナー。
「デンライナー修理できたよ!」
どうやら本当にやってしまった順一郎。運転席のデンバードに跨がり、
「この常磐順一郎に直せぬ時計などない!イエーイ!イエーイ!フゥ〜ッ!ハハーッ!」
めちゃくちゃテンションが上っています。
「あのおっさん、ホンマにやってくれたな。」
「おだてると、何でもやってくれるよね。」
豚もおだてりゃ木に登ると言いますが度を越している・・・。
 大成功ではあるのですが、
「今、あれが来るのはまずいんじゃないか?」
「えっ、どういう事?」
「アナザー電王はデンライナーを狙っていたのでは?」
「・・・止めないと!ウォズ!ゲイツ!あっ、モモタロス。一気に決めるぞ!」
「分かった。」
「よっしゃ!」
さも平常運行のように浮かび上がるモモタロスの顔に笑いが。
「フィニッシュタイム!」
「ジオウ!」
「ゲイツ!」
「ウォズ!」
「トリニティ!」
「タイムブレイク!バースト!エクスプロージョン!」
肩の砲で妨害を試みるゼロノスですが、防ぎきれず直撃。
 その頃、アナザー電王はデンライナーに飛び乗り、タッチの差で間に合わず。
「しまった!」
「この電車は俺が頂いた!」
デンライナーがまたハイジャックの危機に。
「えーっ!嘘・・・。」
「させるか!」
「いいぞ、クマちゃん!」
向かっていくキンタロスですが、流石にアナザーとは言えライダー相手では分が悪いと言うものか。すぐに転がされてしまいました。
「待っててくれ、姉ちゃん!」
そのまま残る2人もやっつけてしまったようで、やがて走り出して虚空に走り去っていくデンライナー。
 さらに地上では、モールイマジンが
「ヒャッハー!契約完了だ!」
全く役に立っていないのに。
「えっ?」
「お前が助けたかったタクヤは自分の望みを達成した!」
何とも都合のいい解釈ですが、ユキヒロの体を割って過去に飛びます。
「あっ!消えた。」
ジオウが変身を解くと、モモタロスも含めて4人に分離。
「お前、よくも俺の体を!」
ゲイツもようやく意識が戻りました。が、それは置いといて話題はイマジン。
「今の何?」
「イマジンが過去に飛んだんだ。」
「どの時間に?」
「分かるわけがない。電王ウォッチがあれば別かもしれないけどね。」
ゲイツにツノを捕まえられたあげく締め上げられるモモタロスですが、
「覚悟しろ!」
「苦しい!苦しい!くる・・・ウォッチって、これのことか?」
実はすでにウォッチを預かっていました。
「それ!」
「離せ!・・・必要なら、やるよ。」
これを簡単に譲渡。
「おっ!ありがとう。」
「電王!」
これを受け取ったことで、全てのウォッチが揃いました。クジゴジ堂にあったウォッチも発光し、ソウゴのもとへ飛来。
 そしてソウゴの掌の上に集まると、巨大なグランドウォッチへと変化。
「すげえ・・・。」
「これが最強の力・・・。」
「グランドジオウ!」
とうとう、完成・・・と言う所でEND。

 全体的な感想としましては、思った以上に・・・というか完全に電王でしたね。
出てくるだけで本当に電王。
当時、今みたいに後からVシネや映画が作られる時代ではなかったのに1年間の放送に飽き足らず、数度にわたって映画が制作される程の人気で、普段は見ないような声優ファンが押し寄せたからなんて言われていた事もありましたが、やはり単純にキャラクターとしてめちゃくちゃ強いんだなと思います。しかもやる事がいちいち面白い。
 基本の掛け合いはもちろん、客演では恒例となっている憑依芸、また今回は順一郎をおだてて修理させるという変化球も見せました。Mゲイツに翻弄されるツクヨミ等、電王組が面白いだけじゃなくジオウ組にも波及して面白くなるのが良いですよね。
 もちろん顔出しレジェンドとして京介に続いて侑斗がデネブと出てきたのも嬉しい。
当時のゼロノスとデネブ絡みの話は好きな話が多いので殊更。

 特にイマジンの憑依芸はいわゆる中の人の巧さや楽しそうな様子が見えてきて良いです。
ゲイツの押田さんがモモタロスになりきってはっちゃけている様子も凄かったのですが、ゲイツリバイブに変身した後の動きも完全に電王。
高岩さんじゃないよな?とOPを確認してしまいました。
 さらに本編同様にイマジンとその契約者が出てきて、その影にゲストのドラマがあるという作りもまさしく電王。
加えて、オーラが契約を持ちかけてアナザー電王となり過去へ飛ぶのもこれ完全にイマジンですよね。

 そんな具合に電王組が賑やかしくやっていてジオウ本編の成分は薄めかと思えば、ガッツリパワーアップ回をぶつけて来ました。
ジオウはここぞというパワーアップ回に気合の入ったレジェンド回を持ってくるので、次回も期待大なのですが・・・アナザーゴルフ出現につき休止。なんて強さだ。

 次回、電王編後半かと思ったらもうオーマジオウと直接対決?
Mウォズとか絶対に面白いんですけど・・・。  
Posted by jerid_and_me at 22:34Comments(3)

2019年06月03日

今週の仮面ライダージオウ「第38話 2019:カブトにえらばれしもの」

 カブト回後半。
「宇宙ロケットきりもみキック!」
「やった!」
フォーゼアーマーで巨大隕石を粉砕した・・・と思ったら、それに隠れる形で更に巨大な隕石が接近していました。
「ええーっ!?さっきの10倍・・・いや100倍はある!あんなのが地球にぶつかったら・・・!」
なんて狼狽していると、ファイズフォンXの着信音が。
「もしもし、ウォズ?」
宇宙空間なのに何故か着信音が聞こえるし音声通話できる・・・。
「我が魔王、ひとまず戻ってくれ。作戦を立て直そう。」
傍らには、3分待つ途中の極弟味噌ラーメン。いや敵が置いて行った食べ物をなぜ食べる。
 一方、順一郎は一生懸命おにぎりを作っています。
「よし。早く炊き出し作って疎開しないと。あっ、お友達!ソウゴくんいつ帰ってくるの?」
「まもなく帰ってくるよ。宇宙からね。」
突然のカブトポーズ。
「えっ、そんな遠いとこ行ってるの?じゃあお腹すいてるよね・・・これじゃ足りないか!よし、もっと炊こう!」
米袋を抱え、もう1ラウンド。

 いつもの川からゲイツを睨みつける矢車。
「矢車・・・?」
その後、普通に梯子で川から上陸すると、どこかへ向かおうとしますがこれを捕まえるゲイツ。
「矢車!どこへ行く!?」
「弟の所だ。影山は俺が守る。」
「待て。あの影山はもう・・・。」
「ワームだったら何だって言うんだ?俺の可愛い弟だ。」
この下卑た笑みが、なんとも絶望的な地獄を感じさせます。

 ここでウォズの導入。
「常磐ソウゴが集めなければならないウォッチはあと3つ。手がかりを握るのはアナザーカブト矢車想か、仮面ライダーガタック加賀美新か。一方、巨大な隕石が地球に激突しようとしていた。
太陽すら覆い隠す巨大なシルエット・・・。
 今回もOPはNEXT LEVELキャンセル。
今回こそ、と思いましたが流石にありませんでした。

 クジゴジ堂に戻って作戦会議。
「あの巨大隕石を破壊するには、この方法しかない。」
わざわざイメージ絵を描いて説明するウォズ。
 まずはフォーゼアーマーで隕石までウォズを運び、内部から破壊すると言うもの。
「ここまで私を連れて行ってもらおう。ギンガファイナリーのタイヨウモードで隕石を中から焼き尽くす。」
「分かった。」
ここで、クジゴジ堂に加賀美が戻っていないことに気づいたソウゴ。
「あれ、そういや加賀美さんどこ行ったの?」
「それが・・・いなくなった。」
「は?」
「影山に捕まったのかもしれない。こんな書き置きがあった。」
「地獄・・・。」
例の『地獄』の書き置き。中にはわざわざ手紙がしたためられており、
「『加賀美新を返してほしければ』・・・全然捕まってんじゃん!」
しかも無駄に達筆です。

 そんな事は関係なく、影山と合流しようとする矢車。
「なぜ、そんなに影山に固執する?」
「笑えよ。どうしても倒さなきゃならなくなったら、俺がやる。もう一度・・・この手でな。」
カブト本編終盤、ネイティブになった影山を自ら送った矢車だからこその言葉。
「さよならだ、兄貴。」
「相棒・・・!」
かつて矢車が影山を手に掛けたと聞き、自分の言動が脳裏に蘇るゲイツ。
「俺が倒してやる、必ずな!」
そうなると、何となくこれ以上は引き止められません。さらに携帯に着信が。
「何、影山瞬が?・・・分かった。」
「影山・・・?」
それを聞いた矢車は何故かゲイツに蹴りを入れ、アナザーカブトとなって急行。
「カブト!」
「クロックアップ!」

 いつもの採石場では、加賀美を拘束し待ち受ける影山。
ガタックゼクターならこのぐらいの鎖は切断できそうな気もしますが・・・?
そこへ駆けつけたソウゴにウォズ。
「加賀美さん!」
「お前らが持っている宇宙の力を俺によこせ。」
「これのこと?」
「投げろ。」
要求通り、フォーゼとギンガのウォッチを投げてよこす2人。微妙にコントロールが悪く、影山が加賀美から離れます。
「今だ!」
「コダマシンガン!」
岩陰からコダマスイカアームズが顔を出し、種のマシンガンで影山の動きを止め、
「サーチホーク!」
「捜しタカ!タカ!」
タカウォッチロイドを飛ばし、鎖を切断。
「加賀美さん!」
「変身!」
「変身」
「キャストオフ!」
「キャスト・オフ」
「チェンジ・スタッグビートル!」
「クロックアップ!」
即変身・キャストオフし、クロックアップで一気に影山を制圧しようと試みましたが、ここでアナザーカブトの妨害に遭います。そのままウォッチを回収されてしまいました。
「助かったぜ、兄貴。」
「お前は俺が守る。」
「変身。」
「変身」
「チェンジ・パンチホッパー!」
影山もパンチホッパーに変身。変身するとすごく痩せる・・・。
 ソウゴとウォズもひとまず基本フォームで変身しようとするも、
「クロックアップ!」
先にクロックアップされてしまい、2対1での戦いを強いられるガタック。
「ライダーパンチ!」
謎の火を噴くパンチにキックで圧倒され、すぐに変身解除に追い込まれました。
 クロックアップが終わり、ソウゴらが気づいた時にはすでに加賀美は倒れています。
「こいつがなかったら隕石は阻止できないよな?」
捨て台詞を残し、クロックアップで離脱する地獄兄弟。

 為す術もなく、クジゴジ堂に戻った一同。
「万事休すだな。」
「フォーゼとギンガのウォッチがないんじゃなあ・・・。」
「すまない、俺のせいで・・・。」
「あっ、いや・・・。」
加賀美のせいでもないですよね、別段。
「タイムジャッカーは何を考えてる?」
「地球を狙っている主犯はワームだ。」
「じゃあタイムジャッカーの狙いは何?」
オーマジオウによる最悪の未来を避けたいというのがタイムジャッカーの表立った方針ながら、流石に隕石で地球壊滅は望む所ではないはず。そう考えると今回の狙いがわかりません。
「推測だが、加賀美くんと我々の時間が混ざり合っているようだ。そっちに関係するのかもしれない。」
ゲイツが気になるのは
「どうやら、だいぶ時空が歪み出している。」
という士の言葉。タイムジャッカーとも敵対しているらしい士がそういう言い方をするのは、タイムジャッカー側は計画通りという可能性もあります。
「門矢士もそんな事を言っていた。」
一方、加賀美はカブトのことを思い出しています。
「さあ来い!カブトゼクター!」
放送前のウソ予告でしたね・・・実際にはカブトゼクターは地中にいる総司に向かって地面に突っ込もうという所。と言うか当たり前ですが当時の加賀美がめちゃくちゃ若い・・・。
さらに、ときに対立しキック対決をする場面もありました。
 今回もカブトのように、総司のようにはやれなかったという不甲斐ない自分への怒りが加賀美の中にはあるのでしょうか。

 地獄兄弟はと言うと、雨宿りをしながら
「影山、お前地球滅ぼそうとしてんのか?」
「ああ。もっと地獄にしてやる。兄貴は反対かい?」
「いやあ・・・俺はお前さえいりゃ、それでいい。俺たちはずっと一緒だ。」
「この地獄で生き続ける・・・。」
兄弟仲良く兄弟ラーメンを啜っていると、そこに現れたウール。
「麗しい兄弟愛ってやつ?」
そのまま時間を止め、ウォッチを回収。
「地獄もいいけど、地球を滅ぼされちゃ困るんだよ。」
いくらか常識的な判断のウール。いかにクロックアップできるとはいえ、油断したところを時間停止で来られては対応できないという。割と溜飲の下がる展開。

 そのウォッチをスウォルツの前に持っていき、
「悔しいけど、こいつをウォズたちに渡すしかない。このままじゃ隕石が・・・。」
伺いを立てようとすると、スウォルツはこれを取り上げ、急ぎどこかへと向かいます。
「スウォルツ!どこ行くんだよ!?」
「お前が知る必要はない。」
この傍若無人な行いに、ウールもいよいよ不信感を募らせているようです。何度目だという感じですが。

 2058年では、それまで荒廃していた風景の中から突如立派なお屋敷に行き当たったツクヨミと士。
「ここは・・・?」
「おそらく、お前が住んでいた場所だ。」
いつの間にかコックの衣装に身を包んでいる士。なるほど、光写真館がなくなるとこう突然にコスチュームチェンジするんですね。
かつてディケイドと旅をした面子なら慣れたものでしょうが、初めて見たツクヨミは困惑。
「何でそんな格好してるのよ?」
「今、俺はこの家のコックになっているらしい。」
「えっ・・・どういうこと?」
階段を登ると、その屋敷の住人に遭遇。
「誰?」
「あなたは・・・!」
誰あろう、10年前のツクヨミ。
「あなたたち、介入者ね?時間を超えてきた。」
すでに介入者といった概念を知っている様子。何より、
「私は・・・!」
「近寄らないで!」
「これって・・・!」
すでに、対象を選んで時間を止める能力に開眼しています。
 そして背後に現れた帽子の男は、格好こそスウォルツですが全然若いです。
「お兄ちゃん。」
この言葉の意味する所とは・・・。
 男は何をするでもなく、
「行こう。」
10年前のツクヨミを連れて、屋敷の奥に引っ込んでしまいました。
 そのまま時間の停止は解除され、
「今の2人、まさか・・・!」
確信を得たところに、スウォルツが追いついてきて
「ツクヨミをここに連れてくるとはな。」
「まずいものでも見られたか?」
「お前の意見は聞いていない。」
そのまま士を謎パワーで屋敷の外に追い出しました。
「大丈夫!?」
「ツクヨミ、ここにいる時間はないぞ。」
ウールから奪ったウォッチを投げ渡すと、
「そいつを奴らに返してやれ。奴らは隕石を止めようとしているが、無理だ。お前の力がなくてはな・・・。」
「どういうこと?」
「お前と時の王の力が共鳴する時、新たな時代が誕生する。」
どうやら、ただ返却するだけではダメで、ツクヨミを合流させる必要があるからわざわざ追ってきたようです。
「待って!」
「俺達も帰るか。」
士もやけに素直。特に追及するでもなく、2019年に戻ります。

 で2019年に戻ると、いきなり目視できるレベルまで隕石が迫っているのにビックリ。
「何あれ!?」
「スウォルツの言っていた隕石だろう。」
「早くこれを届けないと・・・!」
急いでソウゴらのもとに向かうツクヨミ。
 ひとり残された士は、
「話はだいたいわかった。」
どうやら、こちらも核心へと近づいているようです。
 知らない間に背後にひっそり戻ってきているスウォルツ。
「そろそろ力に目覚めてもいい頃だ。もしお前が、俺の大事な妹なら・・・!」
スウォルツとツクヨミは、何事かあって生き別れになった兄妹・・・?

 加賀美は、東京タワーを見上げながら当時を振り返ります。
「カブトゼクターに俺は選ばれなかった。俺はカブトに勝利したことはない。だから・・・あのカブトもどきにさえ勝つことができない。」
未だ、カブトに対するコンプレックスが強いようです。しかしソウゴは、
「勝てるよ、絶対。あんたは立派な戦士だ。」
さらに続けて
「俺が王様になったら、みんなを守る大事な仕事に就いてくれないかな?」
久しぶりに出た家臣への勧誘。思わず笑ってしまう加賀美。
「ハハハ・・・王様か!あいつもそこまでは言わなかった。」
天の道を往き全てを司るとは言いましたが、具体的にどんな立場かは言いませんでしたね、確かに。
 そこへ戻ってきたツクヨミ。
「ソウゴ!これ・・・!」
ウォッチを返却します。

 その頃、すでに地獄兄弟と戦闘に入っているゲイツとウォズ。
「なぜ戦う!?地球が滅びるんだぞ!」
「地球なんて、どうせ俺たちにとっては地獄だ!」
もはや地球なんて知ったことではないという無敵ぶり。
「行くぜ、相棒。」
同時攻撃を仕掛けてくる地獄兄弟に、ゲイツとウォズも合わせます。
パワーは完全に互角であり、揃って変身解除。
「あの隕石には、俺の仲間がわんさか乗っている。この星は俺たちのものになる。」
やはり、影山の内面はワームそのもの。
「目を覚ませ矢車!この影山はお前を利用してるだけだ!」
「いいんだよ。俺は相棒さえいれば・・・。」
矢車は、やはり地球人類のことなどお構いなし。大体にして、影山の計画が成った時に自分もどうなるやら・・・。
 そこへ到着したソウゴと加賀美。
「ウォズ!これを。」
「さすが我が魔王。」
「俺じゃないんだけどね。」
「急いで!隕石を阻止できるリミットはギリギリよ!」
「加賀美さん、そいつらのこと頼めるよね?」
「もちろんだ、王様!」
地獄兄弟を食い止める側と、隕石を破壊する側。二手に分かれますが、敵味方合わせて6人の同時変身。
「変身!」×6
「ファイナリータイム!」
「アーマータイム!」
「変身」
「チェンジ・キックホッパー!」
「チェンジ・パンチホッパー!」
「リ・バ・イ・ブ!剛烈!」
「ギンガファイナリー!」
「3・2・1 フォーゼ!」
「キャストオフ!」
「キャスト・オフ」
「チェンジ・スタッグビートル」
すぐにジオウとウォズを狙ってくる地獄兄弟ですが、これを食い止めるゲイツとガタック。
「隕石は止めさせない・・・!」
「お前たちの相手は俺たちだ!」
その間に宇宙へ。
「よーし!宇宙・・・」
「「行くー!」」
このごろやけにノリがいいウォズ。

 宇宙空間に出ると、
「さあ、突っ込もうじゃないか。我が魔王。」
ここで内部に突入するためにビルドアーマーにチェンジ。
「アーマータイム!」
「ベストマッチ!ビルド!」
「よし、行こう!」
ドリルで外殻を破壊し、内部へと侵入していきます。

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Posted by jerid_and_me at 22:31Comments(6) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2019年05月27日

今週の仮面ライダージオウ「第37話 2006:ネクスト・レベル・カブト」

 響鬼、キバときてカブト編。
この辺り、ちょうど自分が触れはじめた平成1期後期なので当時の激動を感じます。
 カブトと言えば東京タワー。あの頃はまだスカイツリーの話はあったものの建設中とかでしたっけ。
その東京タワーをバックに、突如飛来する隕石。
「また隕石だ。」
慣れた様子のウール。まあギンガも隕石でしたしね・・・。
その手に握られているのはアナザーカブトのウォッチ。ワームサナギ体の手の衣装が入っています。

 隕石の落下地点と思しき荒れ地では、多数のサナギ体ワームが発生し、闊歩しています。
「来ないで!」
「来るな!」
逃げ遅れた一般人に迫ると、その姿に擬態。となると、この人達はこの後・・・。
 さらに、ワームのうち一体はとっくに死亡したはずの影山の姿に擬態。
ウールの語りが被ります。
「新しい地獄が始まる。」

 翌朝、ニュースでこれを知るソウゴら。
「こちらは、昨晩隕石が落下した現場です。ご覧の通り、被害は甚大なものとなっております。」
「ここのところ、よく隕石が落ちるわね。」
朝食時の雑談で済まされる程度の話でもないような。
「この前現れた、仮面ライダーギンガと関係あるの?」
あれも隕石だったので、発端と考えたくもなるところです。
「関係がないとは言い切れない。我が魔王。だが・・・」
中継を見ていると、レポーターが突如擬態を解いてワームとなり、他のスタッフを襲撃。
「今回の隕石が運んできたのはこいつらのようだ。」
「これって・・・。」
「ワーム、人間に擬態する地球外生命体だ。この本によれば、かつて仮面ライダーカブトが戦っていたという。」
レジェンドのことも記述がある逢魔降臨暦。
「仮面ライダーカブト・・・。」
「カブトウォッチを手に入れる手がかりになるかもしれんな。」
「そういう事だ。」
割と呑気な未来人3人。2068年はすごい荒れ地ばかりだったので、かえって見慣れた景色なのかも知れません。
「それより放っておけないだろ?これ。ほら行くよゲイツ!」
と表に出ると、また別の隕石が飛来・落下しています。これもう首都機能壊滅するんじゃあ・・・。
「また隕石が・・・。」
「あれもワームを運んでるのか?」
「二手に分かれよう。先に落ちたのは俺とツクヨミが。今のはゲイツと・・・」
「またウォズと組めというのか!?」
「じゃあ、よろしく!行こうツクヨミ。」
またウォズと組まされてしまうゲイツ。が、そのウォズの姿が見当たりません。
「仕方ない・・・。おいウォズ?ウォズ?ウォズ!」
ウォズはひとり渋谷に向かっています。
「常盤ソウゴが集めなければならないウォッチはあと3つ。今回、その鍵を握るのは・・・仮面ライダーガタック、加賀美新。」
10年以上経過していながら、殆ど変わらない面影。
 ここでまさかのNEXT LEVEL・・・かと思ったらキャンセルして普通にOPに入りました。
流石にOP乗っ取りはなかったか。

 現場に向かう途中、ツクヨミは
「ねえ、気になってる事があるんだけど。」
「何?」
「今までは、アナザーライダーが誕生するとオリジナルのライダーは存在しなくなってたわよね?」
「でも、ブレイドの剣崎一真もアギトの津上翔一も、ライダーの力を失っていなかった。」
「あっ、今までのアナザーライダーとは違うってウォズが言ってたよ。」
「それだけかな?」
「・・・どういう事?」
「分からない。でも、何か見落としてる気がする。」
確かに前半はレジェンドは出るけど変身はできないような話が多く、それはもったいないという意見が多かったのか後半は現代でアナザーライダーが発生、変身もするような話になるという大人の事情ぐらいに思っていたので、作中で触れられるとは意外。
「俺は楽しいよ。仮面ライダーにどんどん会えるし、今度もまた会える気がする。」
視聴者としてはだいたいソウゴと同じ思いなのですが、もしかして重大な伏線になっている・・・?

 結局、仲良く現場に向かったゲイツとウォズ。
まず行く手のビルは激しく破損しており、落下地点は工事現場だったようですが多数の負傷者が出ているようです。
「ひどいな・・・。」
そしてクレーターの中を覗き込んでみると、破片に紛れてサナギ体ワームの姿が見えます。
「やはり、隕石はワームを運んできていたようだね。」
毎度ながら、これだけのハードランディングで無事に出てくるあたり頑丈ですよね。
「やるしかないな。行くぞ、ウォズ。」
変身しようとするゲイツですが、
「君に命令される謂れはない。」
「何だと?」
「号令は私がかけよう。行くよゲイツくん・・・」
しょうもない主導権争い。すごく平成1期感。
なんてやっているうちにワームが登って、流れで同時に変身。
「変身!」
「コンプリート ファイズ!」
「キカイ!」
謎のチョイス。

 他方、先に落ちた隕石のほうに向かったソウゴとツクヨミ。こちらのほうが被害は大きいように見えますが、ワームの姿はなし。
「あれ?ワームがいない。」
そこにいた一般人に話しかけるソウゴですが、
「あの、さっきここに怪物が出ませんでした?」
よく見ると先程ワームに変貌したTVリポーターです。
「ソウゴ、ダメ!そいつがワームよ!」
「えっ・・・えっ!?」
リポーターもスタッフの男もワームに変貌。さらに、周りの野次馬っぽいのも全員ワームでした。
 変身する間もなく囲まれ襲われる、と思われたそのとき、ワームを襲う何者かの銃撃。
攻撃の主はガタック・マスクドフォーム。
「仮面ライダー!?」
「よし、なんか行ける気がする!」
「ジオウ供」
「変身!」
「ジオウ供」
ガタックとともにサナギ体ワームの群れを圧倒。

 ゲイツとウォズの方も、難なく第一陣を撃破。
「フッ、こいつら大した強さじゃないな。」
「甘く見ないほうがいい。まず、彼らは・・・」
言っているそばから、残ったサナギ体のうち1体の表皮が赤熱・蒸気を吐き出すという脱皮の兆候を見せ、そのまま脱皮。しかもいきなりグリラスワームです。
「成虫に進化する。」
「姿を変えた所で・・・。」
舐めてかかっているゲイツですが、直後グリラスワームがクロックアップ。
「そして、クロックアップする。高速で動けるんだ。」
「それを早く言え!」
それが分かっているので、予め黙って距離をとっていたウォズ。ずるい。
 とはいえ、超スピードなら対抗手段が無いわけではありません。
「速さなら大好物だ。」
「疾風!」
「シノビ!」
「フューチャータイム!」
「フューチャーリングシノビ!シノビ!」
「リバイブ疾風!」
「疾風!」
目にも留まらぬぶつかり合いの末、虚空に緑の爆発。
直後、流れで地上のサナギ体も撃破し、周辺のワームは一掃したようです。

 ジオウとガタックの方も、脱皮すらさせずにあらかた片付けたようです。
が、クロックアップした何者かが割り込んできました。
「何だ!?」
「影山か!」
現れたのはパンチホッパー。ならば、とキャストオフの体勢に入るガタック。
「キャストオフ!」
「キャスト・オフ」
「チェンジ・スタッグビートル!」
マスクドフォームへとチェンジ。よく横に居たジオウ兇無事だったものです。
「えっ?」
「姿が変わった。」
いや、ジオウも大概変わりまくりだと思うのですが。
「クロックアップ!」
「えっ、消えた?」
両者クロックアップを発動し、目にも留まらぬスピードで交戦。ジオウ兇呂燭盛欧討襪个り。
 戦いの最中、ビルの外壁が崩落し、紛れ込んだ一般親子の上に降り注ごうとしています。
が、ツクヨミはこれを目の当たりにし
「危ない!」
瓦礫の時間を停止させ、親子を逃しました。
 安心したのも束の間、謎のビジョンがツクヨミの脳内に流れ込みます。
幼少のツクヨミ、そして帽子の男。
「えっ・・・?」

 これを密かに見下ろしていたスウォルツ。
「力は強くなっているようだな。完全に覚醒するのも時間の問題か?」
「その覚醒ってやつをすると、どうなる?」
ここに再登場した士。アナザージオウ回の因縁もあってか、今度はスウォルツの所に直接来ました。
「門矢士・・・。」
「その女と、お前が関係がある。って所までは調べがついている。」
「なら、自分で調べればよかろう。調べられるものならな。」
真相に到達されないとう自信があるようです。
「フッ・・・なら、そうさせてもらおうか。」
士も士で、引き下がるつもりはないようです。

 ガタックに加勢しようとするジオウ兇任垢、スピードが違いすぎてただダメージを受けるばかり。しかし、その中で攻略法を掴みつつあります。
「分かった。あれはゲイツリバイブと一緒、すごいスピードで移動してる。それなら!」
ジオウ兇瞭整婬擦任△詭ね荵襪鮖箸ぁ▲僖鵐船曠奪僉爾瞭阿を先読み。
ガタックと戦いながら、時折ジオウ兇諒にも攻撃を加えてきます。ソウゴが注目したのはその回数。
「1、2、3・・・。」
「見えた!」
そして未来視の通り、攻撃を受けるジオウ供
「1、2・・・3!」
見事にカウンターを合わせました。
「よーし。」
「終わりだ、影山!」
ガタックカリバーの斬撃を飛ばしてトドメ・・・かと思ったら、何者かが割って入ります。
 炎の中から姿を表したのはアナザーカブト。キックで攻撃を弾いたようです。
「弟に手を出すな。」
「お前は・・・!」
「カブト!」
「アナザーカブト・・・!」
どうやらその正体は矢車。
「加賀美、お前はいいよなぁ・・・。」
毒づきながら、パンチホッパーを抱えてクロックアップで撤退。
 変身を解いたところで、加賀美とは初対面のソウゴ。
「あんたは・・・。」

 そのままクジゴジ堂に迎え、話を聞きます。
「加賀美新・・・仮面ライダーガタックか。」
「あのカブトもどきの正体は、おそらく矢車想。俺と同じく、もともとZECTのメンバーだった男だ。」
「ZECT?」
「・・・ワームの侵略から人類を守るための組織だよ。」
「すっげえ!えっ、そんなのあったんだ。聞いたことないけど。」
そういえばZECTの存在って公にされていたんだったかいなかったんだったか。終盤ネイティブ騒ぎで明らかになったような気もしますし、どうも記憶が定かでないです。
「さっきのライダーは、パンチホッパー・影山瞬。矢車と影山はコンビなんだ。地獄兄弟と言ってね。」
「あっ、兄弟なんだ。」
「兄弟じゃない。」
「えっ?」
「わけがわからないな。」
まあ、あの辺の経緯は説明するのが非常に面倒ですよね・・・。何で急に弟なんて言い出したのか今でもわかりませんし。
「で、君の目的は?」
「俺は影山を追っている。やつはワームの擬態だ。」
「なぜ、そう言い切れる?」
「・・・影山は、すでに死んでいる。」
視聴者としては知っての通り、終盤でネイティブ化ネックレスをそれとも知らず集めた結果、ネイティブと化し矢車に倒されています。
「死んだ人にまで擬態するなんて・・・。」
「そうして矢車を騙している。俺は影山を倒す。君たちも、やつの情報を掴んだら連絡してほしい。」
「うん、わかった。」
ともかくも協力の約束をし、立ち去る加賀美ですが去り際に気になることを。
「・・・渋谷は、いつあんなに復興したんだ?」
「復興?」
「1999年、隕石が落ちて渋谷は壊滅しただろ?」
「えっ・・・そうなの?俺、生まれてないから・・・。」
日曜の朝っぱらから大友を狙ってメンタル攻撃するソウゴ。ノストラダムスなんて知らない世代かあ・・・。
「そうか・・・。」
不思議な顔をして出ていく加賀美ですが、ウォズの険しい顔は何か心当たりがあるのでしょうか?

 一方、ひとり物思いに耽っていたツクヨミ。そこを訪れるゲイツ。
「ツクヨミ。また、あの力使ったんだってな。」
「うん。前より強くなってるみたい。それより、この力を使った瞬間、記憶が・・・。」
「思い出したのか?」
「お父さんとお母さんがいた。それに、誰か男の人が・・・。」
帽子の男とは、ソウゴに王になるという夢を仕込んだ張本人であり、そしてその正体はスウォルツでした。
同一人物だとすると、ツクヨミは家族ぐるみでスウォルツとの関係が?
 さらに、そこへ士も現れました。
「その秘密、その目で確かめてみるつもりはあるか?」
「門矢士・・・。」
さりげなくツクヨミと士の間に入るゲイツ。なかなかよく気が付きます。
「どうやら、だいぶ時空が歪み出している。」
「時空が歪んでる・・・?どういう事だ?」
「俺もその答えを探してる。」
この世界が混じり合う感じ、ディケイドの終盤めいた空気を感じますが・・・?
「時空の歪みと、私が関係しているってこと?」
「さあな。どうする?乗るか?」
思わせぶりな口調で誘う士。ツクヨミは、
「お願い。知りたいの、自分のこと。」
そのまま、士についてオーロラの彼方に消えてしまいました。
「ツクヨミ!」

 ゲイツと連絡を取り合うソウゴ。
「うん、分かった・・・。ゲイツにも2人の情報を話したけど・・・。」
「どうした?」
「ツクヨミが門矢士と何かを探りに行ったって。」
「余計なことを・・・。」
「えっ?」
気になる反応。やはりウォズは何か知っているのでは?
「いや・・・とにかく、私達も地獄兄弟を捜しに。」
「捜してるのは俺か?」
背後からの声。まさか影山の方から来るとは。
「あんたは・・・影山瞬!」
写真と見比べてそう言いますが、いや写真とだいぶ違うような?
「なぜ君の方から現れる?」
「手伝ってほしいんだ。俺はどうしても兄貴を助けたい。」
「兄貴とは、矢車想の事か?」
「加賀美さんが言ってたよ。あんたワームなんじゃないの?」
矢車を助けたいからと接触してきた影山に、疑いの目を向ける2人。
「そうだ。でも人間としての記憶はそのままだ。だから・・・兄貴があんな怪物になっちまったことが辛い。俺たちは地獄を見すぎた。これ以上、地獄は見たくない。」
 切実な物言い。が、矢車なら多分そういう事は言わないだろうなという気はします。
これを受け入れるソウゴ。
「わかった。」
「待て、我が魔王。ワームの言うことを聞くのか?罠に決まってる。」
「ウォズ、少しは人を信じなくちゃ。矢車を助けたいのは俺達だって同じだろ?」
人・・・っていうかワームなんですけどね。
この、記憶や人格を引き継ぐという性質には当時も苦しめられていました。

 クジゴジ堂では、ひとり年代物のラジオの修理を終わらせた順一郎。
「修理完了!さあ・・・治ったかな?」
ボリュームを捻って電源を入れると、ラジオの音声が流れています。
 ちょうどニュース速報が出ており、
「ここで、ニュースをお伝えします。地球に巨大な隕石接近しており・・・」
「ハハッ、どんどん修理が上手くなってる。
「落下予測地点は首都・東京が中心となっており、隕石はこれまでのものに比べて最大級の大きさです。」
「最近、隕石多いからね。・・・ええーっ!?」
最近は多い、で流しかけていましたが、最大級と聞いてぶったまげです。

 結局、影山の案内のままにいつもの工場にやってきたソウゴ。
「ここに矢車想がいるの?」
「ああ、この奥だ。」
言われるままに、影山に背を向けて奥に向かうと案の定・・・と思ったら、
「影山!」
ソウゴの首に手を伸ばしていた影山を、タックルで突き飛ばす加賀美。
「加賀美!?」
「後をつけさせてもらった。君は人がよすぎる!君を嵌めるための罠だったんだよ、これは!」
加賀美も似たような事が多々あったような気がしますが・・・。
「ハハハ・・・!確かに罠だ。でも、狙いはそいつじゃない。加賀美、お前だ。」
「何?」
言い切るが早いか、乱入してきたのはアナザーカブト。
「お人好しは誰だよ。他人を助けてる場合じゃない。」
ともかくも変身する加賀美。
「変身!」
「キャストオフ!」
「キャスト・オフ」
「チェンジ・スタッグビートル!」
即ライダーフォームに変身し、アナザーカブトと激突。影山も変身。
「変身。」
「チェンジ・パンチホッパー!」
こちらは生身のソウゴに向かいますが、まるで動じません。
直後、強い重力によって地面に押さえつけられるパンチホッパー。
「何!?」
「相棒!」
「こうなる気はしてたんだよね。」
「銀河の中心には1万個のブラックホールがあるという。その重力を味わうがいい。」
すでにギンガファイナリーとなり控えていたウォズ。
「やれやれ、さすがは我が魔王。敵の罠まで利用するとは。」
「俺は、ただ矢車想のところに連れてきてもらいたかっただけだよ。あとは2人を倒すだけだ。」
ソウゴがその残忍さを垣間見せます。
 ジオウ兇吠竸箸掘加賀美に加勢しようという所ですが謎の地響きに動きが止まります。
「何?」
表に出てみると、先程ニュースになっていた巨大隕石が目視できる所まで来ています。
「えっ?でっか!」
「これまでとは桁違いだ。我が魔王はあの隕石を。ここは私に任せろ。」
「分かった。」
フォーゼウォッチに持ち替え、改めて変身。
「ジオウ!」
「フォーゼ!」
「変身!」
「アーマータイム!」
「3・2・1 フォーゼ!」
「宇宙行くー!」
シャトルに変形し、隕石の迎撃に向かいます。

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2019年05月20日

今週の仮面ライダージオウ「第36話 2019:ハツコイ、ファイナリー!」

 アナザーキバ祐子、それに降って湧いたギンガという強力な敵に翻弄されるジオウら。
「全てのものは滅びゆく。それが唯一の絶対の法。」
ギンガの圧倒的な力の前に、ジオウトリニティでさえ太刀打ちができない・・・という引きでした。
 直後、ソウゴらは謎の地下通路に移動し難を逃れています。まさに井上ワープ。
「何なんだよ?あのギンガとかいうライダーは・・・。」
「あの強さ、俺達とは次元が違う。」
「宇宙から来たみたいだけど・・・ウォズ、何か知らない?」
こういう時のウォズ頼みですが、
「考えられるのは、時空の歪みからこの世界に迷い込んだ異物・・・。」
ウォズも曖昧な推察しかできません。
 すると、スウォルツらタイムジャッカーも合流。
「そう!まるで正体がわからない。」
ドヤ顔で皆目検討つかないというスウォルツ。
「お前たちにも?」
「俺の見た所、あれはただの力・・・純粋な力だ。その力が今、人類を滅びの道に導こうとしている。ひとつ、はっきりしているのはお互いにやつの存在は好ましくないという事。」
「手を組もうとでも言うの?」
「やつを倒すにはそれしかない。」
珍しく、タイムジャッカーの方から協力を申し出てきました。が、やはりこれにも裏があって
「(そして、ギンガの力を俺のものに。フフフ・・・)」
内心ほくそ笑むスウォルツ。ウォズは早くもこれを察知しつつあるようですが・・・?
「アナザーキバはどうする?」
「キバは強い。もちろん、やつの力も必要だ。」
ギンガとそれ以外、全ての力を集めなければ勝てないと言いますが、果たしてそう上手く行くでしょうか。

 また美容室で施術を受ける祐子。出てきた所に待ち構えるタイムジャッカー3人。
「こんな時に美容室か・何を考えてるの?」
この問に、何ら悪びれる事なく
「私は世界の女王となる身。何時いかなる時も、美しくなくてはならない。」
これに乗っかるスウォルツ。
「まさに女王様に相応しい美しさ・・・輝くようでございます。」
「ほう、分かっているようだな。」
「はっ!女王様、実はお願いがございます。」
「苦しゅうない、言ってみろ。」
「ギンガなる者を倒すべく、ぜひお力添えを・・・。」
よくある王様と侍従ごっこ。ところがここで条件が。
「いいだろう。ただし、条件がある。全員私の前で跪け!」
本格的。大体は形だけなら問題なくやりそうですが、そうでないのも数人。
スウォルツはまず部下2人を時間停止で強制的に自分の所まで降ろし、ソウゴらもその隣に続きます。ゲイツはなんか納得していない様子ですが・・・。
 まずは率先して跪くスウォルツに続くウォズ。こちらは慣れたものです。
ソウゴやツクヨミ、ウールと続きますがオーラとゲイツは棒立ちであり、これを強引に跪かせる周囲。ゲイツなんか土下座になってますけど。
「これでご満足いただけましたか?」
「ああ、満足した。じゃあな。」
やらせるだけやらせて立ち去ろうとする祐子。
「待て!どこへ!?」
「気が変わった。女王たる私が、お前らのような有象無象と手を組むのは品位に関わるからな。」
「貴様!状況が分かっているのか!?」
「お前の意見など求めていない。」
奇しくも、いつも言っているセリフで黙らされてしまうスウォルツ。これには、横のウールのほうが吹き出してしまいました。
「ギンガとか言ったか?奴のことはなかったことにする。」
なかったことに、とは滅茶苦茶な物言いです。
「なかったことに・・・?現実逃避か?」
「意味が分かんない・・・。」
「魔女王だな・・・。」
ついていけない、と言った様子ですが、ソウゴはひとりその前に出ると
「あの・・・!祐子さん、俺のこと覚えてませんか!?」
「お前、こんな時に何を?」
「さようなら、かわいい坊や。」
そんな10年ほども前の相手と一致するわけが・・・と思われましたが、
「ああ・・・思い出した。お前か。」
通じているのか、いないのか。微妙なリアクションです。
が魔女王が相手に気を使うとも思えず。

 クジゴジ堂に戻った後も、祐子の傍若無人ぶりに怒り心頭のゲイツ。
「一体何を考えている!?あの女は!全然理解できん。」
「全く、できれば関わりたくないが・・・。」
一方のソウゴはと言うと恍惚の面持ち。
「やっぱりな〜、あの人がセーラさんだったんだ。いや、また会えるなんて感動って言うか・・・」
「待って。セーラさんって、まさか。」
「俺さ、心の中でずっと名前をつけてたんだ。昔遊んでくれた時、セーラー服だったから。」
この辺りまでくると若干ちょっと気持ちが悪いと言うか。
「だからセーラさんなのか。恥ずかしくないのか?お前。」
ゲイツもストレートです。
「ちょっとちょっと、ソウゴくん。まさか、例の初恋の人に会ったの?」
「うん。」
「それは奇跡だよ、ソウゴくん。運命の出会いかもしれないね!今日はごちそうだ、ハハッ!初恋はどんな味かニャ〜?」
笑いながら台所に入っていき、何かひらめいたらしい順一郎。
何だろう、レモンとか出てくるんでしょうか。
 順一郎が引っ込んだところで生々しい話。
「北島祐子は今、冤罪の復讐をしようとしている。本当に冤罪なのか、もしそうなら真犯人は誰なのか・・・。」
「事件の真相が分からなければ、手を組むも組まないもない。」
まずは、冤罪と言うのが真実か?という所から検証しようという流れに。
「よし、俺が過去に飛ぼう。」
するとソウゴが間に入って、
「セーラさん・・・いや、祐子さんには彼氏がいたはず。名前は哲也。」
これは前回、戦いの最中に見た過去視によるものですが、それを伏せてヒントだけ伝えます。
「タイムマジーン!」
ゲイツは事件が起こった2015年に向かいます。

 一方、2019年では祐子がランニング中の男性に接触。
「判事の及川順一だな?お前に判決を言い渡す。有罪!」
「キバ!」
アナザーキバへと変身し、アームズモンスターとともに始末しにかかります。

 さらに、街では無差別に破壊を続けるギンガ。
とはいえ、人間を直接狙わず建造物のみを狙う優しさがありますが。
 そこへ迎撃に向かったウォズですが、トリニティでさえ敵わない相手。やはり単体では相手になりません。
タイムジャッカーの3人も協力して波状攻撃を仕掛けますが、これも通らず。
「ダイナマイトサンシャイン!」
謎音声での反撃。
 そこへジオウも到着し、加勢しますが相手になりません。
さらに、すぐ近くにいたアナザーキバ。
戦いを一瞥すると、そのまま変身を解いて帰ろうとしますがギンガがこれを狙います。
「危ない!」
とっさに庇って吹っ飛ばされるジオウですが、祐子はこれに気付いているのかどうか。
ガルルは変身を解き、一旦離れます。

 そして問題の2015年。
「事件まであと1時間・・・。」
誤差を調整し、いよいよ真相に迫ります。

 ギンガVSウォズの方は、
「ヤリスギ!」
「フィニッシュタイム!」
「爆裂DEランス!」
スウォルツとの同時攻撃を繰り出すと、急に攻撃が通りました。
「まだまだ、キバって・・・」
別の杉田になりかかった所で、謎の鉱石に覆われるように動きを止めました。
「やったのか?」
「いや、まだだ。」
ダメージに起因するのか、休眠しているだけのようです。

 祐子は戦いを素通りしたのかと思ったら、階下に転落したソウゴに手当をしてやります。
「同じだ、あの時と・・・。」
「ありがとう。」
「気にするな。お前は私を庇った。忠実な下僕は大事にしないとな。」
と、ソウゴに対してはやに優しいように見えます。
「あの・・・セーラさんって呼んでいいですか?」
藪から棒に提案するソウゴですが、
「断る。」
と、ノータイムで却下。
「じゃあ・・・祐子さん。あの、実は俺・・・王様になるのが夢なんです。」
今度は自分の夢を明かすと、
「ほう、私と一緒だな。お前が王様で、私が女王。2人で世界を支配するか?」
「えっ?それって・・・結婚!?」
「私達の子供で全世界を埋め尽くす。」
「子供・・・!あっいやいや、冗談ばっか・・・。」
初心なソウゴは祐子の言葉に転がされてばかり。
「それより・・・お願いします。もう復讐はやめてください。祐子さんには似合いませんよ!」
この訴えに、祐子は
「そうだな、分かった。」
「本当!?」
思いの外快諾。ところが、ここで降りてきた次狼。
「その女はやめておけ。その女に気を許すな。」
「どうしてそんな事・・・?」
「俺はキバの下僕としてその女を守ってきた。だから分かる。その女は・・・腐っている。」
自らの主のことを腐っているとまで言う次狼。
歴史改変で祐子に仕えてきたという結果が残るのでしょうが、評価までは覆っていないようです。
 そのままガルルへと変身し襲いかかる次狼と、迎撃するソウゴ。
「ジオウ!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー!ジオウ!」
ガルルはスピードでジオウを圧倒し、倒すと変身を解除。
「俺はこいつを渡す者を探していた。その相手は多分、お前だ。」
「キバのウォッチ!?」
と、キバのウォッチをソウゴに譲渡しました。何でそうなったのかよく分からない流れなので、何だか雑に感じる・・・。
「近いうち、お前は深く傷つくだろう。だが、それもいい。男は傷つくことで磨かれる・・・。」
ゆりを音也に譲り、生き延びた次狼ならではの言葉です。
 そのまま引き上げていく次狼。祐子もいつの間にか姿を消しています。

 現代において、キーパーソンであろう哲也の居所を突き止めたツクヨミ。
哲也は、彼女とともに山奥のログハウスに潜むように暮らしていました。
「僕たちが、なぜこんな田舎に隠れてると思いますか?・・・怖いんです、祐子が。僕たちは明日、結婚する予定で・・・。」
「怖い?」
祐子を恐れて、わざわざ山奥に逃げているという。
「はい。祐子は、自分の嘘を本気で信じてしまう女です。」
「まさか、冤罪って言うのは・・・。」

 ゲイツは、その瞬間に合わせて事件現場へと向かいます。
「あれか・・・。」
現在の哲也の隣りにいる女性が、どうやらベンチで哲也を待っているようです。
 そして、哲也が説明するのには
「僕にできた初めての彼女でした。それを知った祐子は、彼女の後をつけ・・・。」
「よせ!」
ゲイツが叫ぶも間に合わず、ここでもマンホールの蓋を持ち出し、彼女を撲殺。
 それを、ちょうど花束を持ってきた哲也が目撃してしまうという地獄絵図。
「笑ってましたよ、祐子は。嬉しそうに・・・。」
冤罪かと思われましたが、実際には想像よりも恐ろしい惨劇が繰り広げられていたようです。

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Posted by jerid_and_me at 22:39Comments(6) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2019年05月13日

今週の仮面ライダージオウ「第35話 2008:ハツコイ、ウェイクアップ!」

 前回は響鬼回、今回はキバ回と平成1期の空気が濃くなっています。
「服の趣味が変わったわね。香水の香り・・・ティファニーね。それから・・・ワインの匂い。ロマネ・サン・ヴィヴァンでしょ?う〜ん・・・奮発したわね、哲也。可愛い彼女のために・・・でしょ?」
刑務所で面会を受ける女性が、窓越しに伝わる容貌や匂いでプロファイリング。
「・・・私は冤罪よ。無実なのよ。自分だけ幸せになるつもり?」
と有無を言わせない責めよう。ここまで言われると男性は涙目になって視線を下げるばかり。
「責めてないわ。いいのよ、仕方がないことだもの。」
「すまない、祐子・・・。」
その後女性は独房に戻り、更に荒れます。
「私はやってない・・・やってない!無実だ、無実だ!!」
房内のテーブルの上には六法全書。持ち込める物なのかわかりませんが、どうやら祐子本人としてはそれで結論付けられるようです。
 そこへ、いつの間にか入り込んでいるオーラ。拍手すると、
「素敵よ。あなたのその怒り。」
「誰?あなた。」
オーラはその問いに答えず、
「あなたを、あなた自身を開放しなさい。」
アナザーキバのウォッチを起動すると、これを祐子にねじ込みます。
「キバ!」
キバフォームと過去キングを足したような見た目のアナザーキバ。目だけは他のアナザーライダー同様、生々しくて不気味です。
 その後、どうやってか刑務所を出るとアームズモンスター3体を率いて夜の街へ。
「獲物はどこだ・・・?」

 キバ同様の場面転換で、舞台は2008年へ。
当時、祐子と先ほどの男性は付き合っていたようですが・・・?この様子を何故かスワンボートから観察しているウォズ。
「常磐ソウゴが手に入れなければならないウォッチは残り4つ。だが、今回常磐ソウゴには別の意味での試練が待っていた。キーワードは・・・初恋。」
突如始まる色恋沙汰に昼ドラやサスペンスめいた導入。すごくキバ感あります。

 まだ事件に絡んでいないクジゴジ堂の面々。
「いただきます!」
「どうかな?初めて作ったアップルパイ。」
今回は本格的なお菓子作りに挑戦した順一郎。ソウゴらの反応はと言うと、
「うん、うまい!」
「本当、おいしい!」
「ああ、いける!しかし珍しいな、激辛好きのツクヨミが。」
「うん、これなら全然オッケー!」
急に出てきた激辛好き設定。珍しくゲイツもテンションが上っています。
「本当に!?ハハハ・・・付いてるよ。」
みんな口の周りに食べかすをつけながら大喜び。
「ついにスイーツにまで手を出しましたか・・・。できれば、お代わりを。」
ウォズもテンションが上がっています。これは余程のこと。
「もちろん!どんどん食べて。この生地のさ、サクッと感がイケてるでしょ?何しろね、この生地作るのに3日かかってるから。一睡もしてないよ。」
眼鏡を外すと凄いクマが。流石に頑張りすぎです。
「この甘酸っぱ〜い感じ・・・何て言うか。そう、初恋の味。」
ソウゴのこの発言に、むせ返る一同。
「初恋だと!?お前、恋を知っているのか?」
「当たり前だろ?失礼だなあ。俺だって恋ぐらいするよ。」
王様になろうと言うのにその辺の女子にうつつを抜かしていたと言うのは意外。
「私もちょっと意外だな。ソウゴって何て言うか、子供っぽいというか・・・。」
さらっと失礼なことを言うツクヨミ。するとソウゴはおもむろに語り出します。
「あれは、俺が小学生の頃だった。」
「話すのか・・・。」
「俺、公園で泣いてたんだ。友達がいなかったから1人で遊んでたんだけど、膝を擦りむいちゃって。」
友達がいないと言うと、王様になると言い出した例の事件の後でしょうか。
「そしたら、通りかかったセーラー服の女の人が絆創膏を貼ってくれてさ。」
「大丈夫?」
「それから一緒に遊んでくれて・・・。」
「こっちこっち、早く!」
「待ってよ〜。」
友達のいないソウゴに付き合ってくれたという。
「そうして別れ際に・・・。」
「さようなら、かわいい坊や。」
「そう言いながら、俺の顎の下を撫でてくれてさ・・。」
「お前は猫か。」
「そうだなあ。今のはちょっと恋とは言えないかニャ?」
優しくされてコロッと落ちただけの話でしかなく、初恋と言うには確かに単発。
「そんな事ないって!だって、俺の心の中にはあの女の人の面影が・・・。」
「もういい!」
「そう?」
「うん。」
「・・・そう!?」
「そう!」
「焦らずとも、いずれあなたのもとには多くの女性が津波のように押し寄せてくるよ。我が魔王。」
王ともなればそうなるでしょうが、この話みんなずっと口元に食べかす付けてるんだよなあ・・・。
 そこへ来客が。
「すみません。」
「あっ、いらっしゃいませ。」
「時計の修理をお願いしたいのですが・・・こちらは喫茶店ですかな?」
やや間が悪い。それにしても珍しくもまともに修理を依頼に来た客です。
「いえいえいえ・・・!とんでもニャい。どうぞどうぞ、どうぞこちらへ。」

 アナザーキバとなって刑務所を出た祐子は、まずは美容室に向かって身なりを整えます。
「私はこの世の法律を変える。そのために、私は王となる。この世界の女王に・・・。」
自分を磨き上げた祐子の美貌は、道行く人々を虜にするほど。
「ふうん、今度のは女か。」
「王といえば男と思い込んでたのがいけなかったのよ。それに多分・・・あの女は話が早い。」
あれっアナザーブレイドの天音は・・・?まああれはスウォルツが剣崎を呼び寄せてウォッチを手に入れるための作戦でしたか。
オーラは、何か狙いがあって祐子をわざわざ選んだようです。

 クジゴジ堂に持ち込まれたのは、いかにも年季の入った懐中時計。
このモノの上等さに、順一郎は感嘆しています。
「はぁ〜・・・これはいい時計ですねえ。鳥肌もんだ!何か、謂れのある品ですか?」
「ええ・・・。私が弁護士として、初めて勝った裁判の記念に購入したものでして。」
この紳士、どうやら弁護士という事で。さすが持ち物も一流です。
「へえ〜、弁護士さんですか?じゃあ、法を守る正義の味方ってことですね。いやあ、凄いな!」
「いやいや、いやいや・・・そんな格好いいものじゃありませんよ。無実と信じていた被告を守れなかった事もある。」
「冤罪・・・ですか?それは辛いですね。」
「裁判とはそういうものだ。仕方がない。」
同情を見せるソウゴと、割り切りをよしとするゲイツ。
「あんな、綺麗な娘さんが今も刑務所にいると思うと・・・。」
当人としては割り切れないほどの負けを喫した裁判もあるようです。
「では、修理が終わり次第ご連絡しますので。」
「よろしくお願いします。」
一礼し、クジゴジ堂を後にする紳士。が、ソウゴはカウンターの上の鞄に気づきました。
「忘れ物・・・?えっ、今の人の?俺、行ってくる!」
「あっ、ありがとう。」
大急ぎで届けに追いかけるソウゴ。

 ところが、紳士は車で移動しているため、とうとう追いつかなかったようです。
目的地に到着しようと言う所で、車の行く手に立ちはだかる女性。
名護さんのようにキックで車を止めたのは、先程の祐子でした。
「何なんだ君は!?危ないじゃないか!」
慌てて車から飛び出す紳士ですが、祐子はまったく物怖じせず
「いい暮らしをしているな。スーツはオーダーメイド、生地はイタリア製か・・・。」
まずは資格で男を値踏みすると、次は嗅覚。
「昨日は寿司を食ったな?しかもこの匂い、近海本マグロのトロばかり。」
ここで、ようやく祐子のことを思い出したようです。
「君は・・・北島祐子!」
「思い出したか?お前の下手な弁護のせいで私は無実の罪を背負った。」
どうやら、因縁の弁護士。しかし、ならば逆にここに祐子がいるのはおかしいという事にはすぐに気づきました。
 しかし祐子はこれには答えず、
「お前に判決を言い渡す。有罪!」
罪を突きつけると、アナザーキバへと変身。
 ちょうどそこへ追いついてきたソウゴ。
「アナザーライダー?」
「誰だ?」
すかさず変身して向かっていくソウゴ。
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー!ジオウ・・・」
「大丈夫ですか?」
「何だお前は!私はいずれ、この世の女王となる身。跪け。」
「女王・・・?あっ、逃げてください。」
自分とは別に、王様になろうという相手に困惑しながらも男を逃します。
 すると、アナザーキバはアームズモンスターを呼び出しました。
「出番よ!」
「うおっ、カラフル〜・・・。」
感心している場合ではありません。4対1、ピンチ以外の何物でもありません。
 さらに、アナザーキバはキバの性質を受け継ぎ、同様にアームズモンスターを武器として使うことが可能。
いきなりドッガハンマーの重たい攻撃にさらされ、その間も他のモンスターが素早く攻撃を仕掛けてきます。
ガルルもガルルセイバーに変形し、飛び回って攻撃するほか、もちろんアナザーキバの武器にもなります。
バッシャーは出番なし・・・なんて事はなく、ちゃんと使われました。この連射を受け、変身解除に追い込まれてしまうソウゴ。
 祐子はトドメを刺しに来るかと思えば、変身を解き
「可愛い子。」
とソウゴの顎を撫で、立ち去ってしまいました。
 追いかけてきたゲイツが到着すると、そこには放心したソウゴが座り込んでいるばかり。

 戦いを終えた祐子の前に現れたオーラ。
「女王か。それでいいのよ。やはり、あなたは話が早い。」
祐子を評価していますが、当人はオーラを下僕呼ばわり。ある意味、ソウゴよりも王としての意識が高いです。
「馴れ馴れしいな、お前。お前は私の下僕に過ぎん。弁えろ。」
「何?お前、誰のおかげでライダーの力を・・・」
頬を張ろうとしますが、オーラは時間停止でこれを回避。
「貴様、この女王の手をかわすとは・・・!」
距離をとられた祐子が次にとったのは、足元のマンホールを跳ね上げて投げつけるという荒業。
流石にこれは読みきれなかったのか、オーラは直撃こそなかったものの避けきれず、頬には痛々しい切り傷が。
「私の力は、女王たる運命が引き寄せたもの。お前はただの使いっ走りだ。」
なんとも強烈な物言いです。冤罪で捕まったといいますが、これはいずれにせよ檻の外に出したらマズい人なのでは・・・?
「相当だな、あの女。」
「ああ、面白い女だ。」
アイスを食べながらこのキャットファイトを見物していたスウォルツとウール。なんか仲よさげで和みます。
が、傷をつけられたオーラからはすごい殺気が・・・。

 祐子の脱走はその夜にはすでにニュースになっています。
「永夜刑務所に収監中の囚人が脱走しました。脱走したのは北島祐子受刑者で、警察は・・・」
「彼女だ!」
「なお、北島受刑者は未だ見つかっておらず、警察は顔写真を公開し・・・」
ツクヨミが早くも収監に至った経緯を調べています。
「やっぱり。見て、この裁判記録。2015年の裁判で、被告は北島祐子。当時24歳。罪状は殺人・・・。北島祐子は、自分を冤罪に追い込んだ関係者を襲ってるのかも知れないわ。」
若い女性が冤罪で13年もの懲役を受けたとなれば、その憎しみはいかほどのものか。
「・・・気持ちは分からないでもないよ。冤罪なんだから。彼女はきっとやってない。だって、俺の初恋の人だから。」
「ほう・・・。」
顎の下を撫でる手つきから、当時の人と重ねているようですが・・・果たして?
「可愛い坊や。」
「可愛い子。」
という、去り際の言葉まで同じなのは偶然でしょうか。
 が、周りにしてみればたわごとにしか聞こえません。
「また、お前が猫だった頃の話か!どうでもいい。」
「よくない!」
「大体、お前のそんな子供の頃のあやふやな記憶は当てになるのかニャ?」
伝染している・・・。今回で一番笑ったかもしれないシーンです。
「そりゃ・・・そうだけど。」

 どこか見覚えのある喫茶店でコーヒーを楽しむのはザンキさん・・・じゃない、次狼。
「以前、この店では世界一うまいコーヒーが飲めた。だが、経営者が代わった悲劇・・・今では世界一まずいコーヒーになった。」
マル・ダムールのマスターは今や月曜の夜に引っ張りだこですからね・・・仕方ない。
そう言いながらも店に現れるのは、
「その割にはよく来てくださいますよね?」
「君が目当てさ。」
堂々と店員さんを口説く次狼。鼻で笑われながらも、
「もうすぐ世界が終わる。それまでは、なるべく美しいものを見ていたい。」
と、店員さんの手を取ります。
「終わる・・・世界が?」
「ああ、見たんだ。昔、時の扉を開けた時、未来のビジョンを・・・・。」
そう言えばありましたね、キャッスルドラン内の時の扉。
その中で、隕石が落下し世界が滅びるようなものを見たようです。今度はカブト世界でしょうか。
「いや、気にしないでくれ。はぐれ狼のたわごとだ。」
鏡に映るガルルの姿。ただコーヒー飲んでるだけなのに、相変わらず渋い。

 港で釣り糸を垂れるくたびれた中年男性。そこに現れた祐子。
「検事の杉村昭二だな?荒んだ暮らしをしているな。昨日は泥酔してスーツのまま寝たか?生地が皺だらけだ。最近、猫を飼いだしたのは家族に捨てられて寂しいせいか?裾に猫の毛がついている。」
 猫の毛めちゃくちゃ付いてる・・・。
さらに、
「だが、その猫もお前に懐いていない。手のひっかき傷がその証拠。」
と、嗅覚に頼るまでもなく視覚だけでフルボッコです。
「な、何だ君は!?失礼な!」
抗議に耳を貸すことなく、
「お前に判決を言い渡す。有罪!」
まさにアナザーキバに変身して始末しようという所で、到着したソウゴら。
「待て!」
「またお前か!言ったはずだ。私は女王、邪魔は許さん。」
これに対し、ソウゴは
「ひとつだけ聞かせてほしい。何故あなたは女王になりたいのか?」
この期に及んで理由を聞きます。が、
「この世の法を正すため、冤罪に泣く人々をなくすため・・・。そのために私が女王となり、正しき法を制定する!」
世界の法を塗り替えるという。かなり大きな野望です。
「じゃあ、人々を救うために・・・。」
と一瞬納得してしまいそうになるソウゴに、
「何を感心している。だからと言って、人を襲っていいはずがない。この女のしている事は、ただの復讐だ!」
とゲイツ。確かに、法と言いながら自分の報復を果たそうとするのはいかがなものか。
 睨み合っているところで、突如横から祐子に攻撃が。
「お前は失敗作よ!私の・・・この顔に傷を付けるとは!」
攻撃の主はオーラ。先程の傷を根に持って、祐子を始末しに来たようです。
 すると、またしてもマンホールを跳ね上げ、今度は盾として使う祐子。何故こんなにもマンホールマスターなのか。
こうなると周りみんなにキレます。
「お前たちはみんな有罪だ!」
「キバ!」
「キバか!」
さらに、アームズモンスター3体もどこからか登場。
 まずは単身変身するゲイツ。
「ゲイツ!」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー・ゲイツ!」
ソウゴも続こうとしますが、
「ジオウ!」
ウォッチを起動した直後、不思議な気配に見舞われます。

 直後、2008年の祐子と哲也が脳内再生されました。
「何やってんのよ哲也!もう、しっかり漕いで!」
スワンボートに興じる2人。
 が、次に見えたのは2015年。
立ち尽くす哲也の前には、地面に転がり動かなくなった女性の姿が。

 ここでようやく我に返ったソウゴ
この間、ずっと4対1で劣勢を強いられているゲイツ。
「Oh No!」
ジカンザックスを装備し、一旦は押し返すもそれを逆に武器として使われてしまう展開。
「つまらんな・・・。」
多勢に無勢。
「ジオウ!何してる!?」

 すると、今度はスウォルツが何かの気配を感じました。
「どうした?」
空を見上げると、上空に虹色の歪んだ光が現れています。
「何か・・・来る。」
別行動をしていたツクヨミもこれを確認。戦闘中のガルルもこれに気づき空を見上げます。
 その間に、アナザーキバに追い詰められ、ついに変身が解けるゲイツ。
「ジオウ!」
「変身・・・」
ようやく我に返り、変身しようとしますがまたキャンセル。
ソウゴも異変に気づき、空を見上げると光の中から隕石が飛び出しました。
「何だ!?」
「あれは・・・。」
隕石はいつもの採石場に落着。タイムジャッカーも含め、一同がそこに集まります。井上ワープも完全再現。
「これは・・・隕石?」
「違う。あれは・・・。」
「生きてる。」
脈動するように光を放つ隕石。その外殻が剥がれ落ちると、中から謎のライダーが姿を表しました。
「仮面ライダーギンガ。」
親切にも自分から地球の言葉で名乗ります。
「何・・・?仮面ライダーギンガ?」
リアクションを見るに、やはりウォズも知らないライダーのようです。
 直後、まだ変身もしていないのに謎ビームで攻撃してきました。吹っ飛ぶ一同。
すると、わざわざ高台に登るアナザーキバ。
「静まれ。私はこの世を統べる唯一の法律。」
まるで地球代表のような言いようですが、
「私は宇宙の者。この世界の法は通用しない。全宇宙を支配する普遍の法はただひとつ・・・。」
具体的に何とは言わないままアナザーキバを攻撃。圧倒的な火力です。
「強すぎる・・・!」
「みんな、行くよ!」
「ジオウ!ゲイツ!ウォズ!」
今回も直トリニティ。こうなるとゲイツとウォズが面白い動きを強いられます。
「だからお前、いつも勝手に・・・!」
「ヤメテ・・・ヤメテ・・・!」
「変身!」
「トリニティタイム!」
「3つの力!仮面ライダージオウ!ゲイツ!ウォズ!トリニティ!」
「トリニティ!」
「全てのものは滅びゆく。」
ギンガへと向かうジオウですが、まず攻撃が全く通りません。と言うよりか、斥力を操っているようで攻撃が通らないうえに、一気に跳ね飛ばすことも可能。
「強〜っ!」
「強いな・・・アレを使うか。」
「アレって何?」
「だからアレはアレだ!」
「いや、だからアレって何?」
「アレではわからない。」
なんてやっているうちに再度接近され、追撃されます。
「ダメだこりゃ・・・。」
ツクヨミのダメだこりゃ再び。
「ゲイツ、ノープランだって!」
「そんな事!」
再び連打を仕掛けるジオウ。どさくさに紛れてジカンジャックローを繰り出しますが、武器があっても攻撃は通らず。
「効かねえな・・・。」
「俺に任せて!」
「さすが、我が魔王。」
ならばとサイキョーギレードを持ち出すも、結局は変わらず。
「ちょっと待ってください!待って!待って!」
片手で受け止めながら片手で反撃というズルさ。
「全然効いてないじゃないか!」
「ゲイツだって!」
言い争っている間に、最後はウォズ。
「では、私が。」
「ジカンデスピア!」
「カマシスギ!」
リーチが長かろうが届かないものは届きません。
「やるじゃないか。」
それどころか空振りし、地面に刺さったところを押さえられて、また反撃を受けます。
「ちょっと、ウォズ!?」
「なんで抜かない!」
「すまない・・・。」
このコント丸出しの銭湯に興が冷めたのか、変身を解いて立ち去る祐子。
 結局、まったく歯が立たないままやられるジオウ。
「それが、唯一の絶対の法。」
大爆発に飲まれ・・・と言う所でEND。この平成1期感よ。

 全体的な感想としましては、このところ当該作品の空気を再現するのが流行っているのでしょうか。
もとより今回は久々の井上さん脚本ということで、何だかすごく納得できる空気感でした。
 キャラクターが微妙にズレている、何故かやたら食べる、戦闘中なのにギャグ、突然降って湧いてくるパワーアップアイテム(まだライダーの姿ですけど)など、本当に懐かしい要素が盛りだくさんでした。ああ、井上さんゲスト脚本の回だなあ・・・と。
 他にも、2話1エピソードの前半は特に意味なく基本フォームで戦い続けて敗北したり、ラストはもう絶対大丈夫だって分かるんですけども爆発に巻き込まれて次回に続く等、ちょっと前の平成ライダーのテンプレをなぞるような流れでした。
 冷静に考えると、やっている事が独善的でどう考えても間違っているのですが、当人があまりに毅然として自身に満ち溢れているので何だか正しいことを言っているように見える女性キャラと言うのも何だかそれっぽい。
 言い方は悪いですが、結局これがしつこく続いたから平成2期が受けたんだろうなあ・・・と今ではしみじみ思います。

 もちろんキバ要素もあったんですけどね。
レジェンドとしてザンキさんもといガルル役の松田さん出演。相変わらず渋い・・・。
とはいえ今のところはアームズモンスターとして出てきて、あとは喫茶店で女の子を口説くばかりと謎の出番です。
 正直な所、キバは世代をまたぐというタイムトラベル向けのネタがあり、音也の武田さんなんてちょうどVシネグリス撮ってたんでしょうから少しぐらい呼べないものかと思ったのですが・・・なんか雰囲気ばかり先行して、キバ要素というのは薄くなっているような印象があり勿体無いという思いがあります。ギンガが来ているのもあって。
 前回の響鬼編に続いて、平成1期の悪いところがわざわざ再現されているように感じられており何だかちょっと嫌な流れです。

 そもそも、ジオウ自体があと1クールという所まで来ているのに、やることがまだまだ全然残っているのが心配になってきました。
・カブトの継承
・電王の継承
・ドライブの継承
・オーマジオウ関係
・ウォズの裏切りの真相
・スウォルツについて
・最終フォーム
等、パッと並べただけでもこんなに。どれも1話か1エピソードは確実に食うだけに、実際の所もうだいぶカツカツなのでは・・・?
 特に核心となる、未来に関する決定的なところは殆ど明かされていないのはゴーストの時に感じたような不安がまた湧いてきています。
ジオウとディケイドとの違いは、ジオウにはそれ自体の物語があることだと思っていたのですが・・・。

 ギンガはいざ来てみるとエボルト級にヤバいやつでしたね。
力でもって宇宙を支配するとか、サイヤ人めいたものを感じます。ウルトラマンか鎧武神はやくきてくれー。
 こんな奴からどうやってウォッチを生成するのか。未来でもないはずなのに、何故ウォズ?
そもそも何でこんなライダーが発生したんだ過ぎる・・・またソウゴが変な夢でも見たんでしょうか。

 次回、タイムジャッカーやアナザーキバとも共闘?
オーラなんか思い切り激おこした後なのに実現するのかどうか。  
Posted by jerid_and_me at 22:33Comments(4) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2019年05月06日

今週の仮面ライダージオウ「第34話 ヘイセイのオニ、レイワのオニ」

 アナザー響鬼となったツトムとゲイツリバイブの間に割って入り、ゲイツリバイブを攻撃し始めた京介変身体ですが、自身がアナザー響鬼の攻撃を受けて変身解除に追い込まれてしまいました。
自我を失っているのか、なおも追撃をかけようとしますが
「ツトム!」
京介の呼びかけに反応し、我に返ったらしく動きが止まりました。
そこへ反撃を仕掛けるゲイツリバイブ。
「響鬼ウォッチを手に入れようと思ったのに、響鬼じゃないならとんだ無駄骨だ。行くぞ。」
アナザー響鬼を伴って引き上げていくウール。
「待て!」
「ツトム!」
みすみす逃げられてしまいました。
 混乱した状況ですが、まずは京介に駆け寄るソウゴ。
「大丈夫?」
京介はその手を払い除け、
「俺の心配なんてどうでもいい。」
すると今度はトドロキが、
「京介!鬼の掟を忘れたのか?自分の弟子の不始末は師匠がつける。それが鬼の掟だ。」
「お前に言われなくたって分かってる。」
「このままだと、吉野から鬼祓いが来るぞ。その甘さが、お前が響鬼を襲名できない理由なんじゃないのか?」
吉野・・・猛士本部、イブキさんは今頃そこの偉い人になっているのでしょうか。
「うるさいな!放っといてくれ。」
「お前ができないなら、俺がやるだけだ。それじゃあ。」
冷たく言い放つトドロキですが、関東支部のベテランとして、本部が動くようなことは避けなければならないという事情があるのでしょう。
 この状況に、思わず
「どうなってんだ?」
と聞いてしまうゲイツ。ソウゴもよく分かっていません。

 その頃、すっかり燃え尽きてしまったウォズ。
力なく倒れ込んでいましたが、あらすじ紹介のために力を振り絞って立ち上がると
「この本によれば・・・祝え!誕生日。誕生日を迎えた常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者、オーマジオウとなる未来が待っていた。彼は魔王としての力を手に入れるために、残り5つのライドウォッチを集めることとなる。そんな時、響鬼を名乗る桐矢京介が現れたが、彼は本当の響鬼ではなかった。」
本当の響鬼とはなにか、という34話。

 ともかくも、京介をクジゴジ堂に連れてきました。相変わらず尊大な態度・・・。
「どうぞ・・・。ソウゴくん、あの人が鬼なの?」
恐る恐るお茶を出して、確認する順一郎。
「うん。ただの鬼だって。」
「へえ〜、意外に普通の姿してんだね。」
「そういう鬼じゃなくて・・・。」
「えっ、そっち系の鬼じゃないの?じゃあ何?鬼ごっこのチャンピオンってこと?」
そっち系の鬼とは一体・・・。そしてまた都合のいい早合点をしてくれました。
「うわっ、すげえ人来た!ちょっと、これ・・・腕によりをかけて料理作るね!」
もはや来客があると食事を振る舞うのが定例行事となっています。
 順一郎が台所に引っ込んだ事でもたらされた沈黙をゲイツが破ります。
「いつまで黙ってるつもりだ?俺たちにあんな修行までさせておいて、響鬼じゃないってどういう事だ?」
しかし京介は
「答える義理はないな。プライベートの詮索はよしてもらおうか。」
他人の時間を無駄に使わせておいて・・・。
 するとソウゴが、
「鼓屋ツトム。彼は俺の同級生なんだ。」
と関係性をアピール。
「ツトムが?」
「うん。彼の言ってた、師匠のヒビキってあんたのことだよね?」
「・・・ノーコメントだ。」
「埒が明かないな。」
すると、まだトドロキのほうが手がかりになりそうだと踏んだツクヨミ。
「そうだ、トドロキさんなら何か知ってるかも。」
「ゲイツ、この人のこと任せてもいい?」
「はあ?・・・分かった。」
一瞬嫌な顔をしましたが、すぐにこれを受けるゲイツ。ソウゴには何か考えがあると理解したのでしょう。
「行こう。」
出ていこうとすると、ウォズと鉢合わせ。
「うわっ!・・・えっ?」
「どうしたの?」
やたら消耗した様子に困惑するソウゴとツクヨミ。
「いや・・・。」
「もういいよ、行こう。」
理由を知っているツクヨミはさっさと出ていこうとしますが、
「ウォズも行こっか?」
「私は、今それどころでは・・・。」
「いいからいいから。ほら、行くよ!」
「ちょっと・・・!」
その悩みを知ってか知らずか、強引にウォズを連れて行くソウゴ。

 3人でトドロキに会いに向かいますが、その道中でもずっと悩んでいるウォズ。
「(私は、祝うとは何か分からなくなってしまった・・・。)」
「どうしたの?ウォズ。今日、普通じゃないじゃん。」
ソウゴもなんとなく異常は感じています。
「なんか相談に乗れることあったら聞くよ?」
しかし、その中身は他ならぬソウゴの誕生日のサプライズ。
「相談できるわけないわよね?」
「どういう事?」
「放っておいてくれないか?我が魔王。これは己との戦いなんだ。私はこの戦いに打ち勝たなければならない。それも、今日中に!」
謎の気迫にドン引き。
「うん、分かった・・・。」
なんてやっているうちに、トドロキのキャンプ地に到着。
「響鬼ってのは、襲名制なんすよ。京介はヒビキさんの弟子で、響鬼の襲名を目的に修行を積んでいたんすよ。」
「じゃあ、彼の言ってた自分は響鬼だってのも、あながちウソじゃないんだ?」
「それはダメっすよ。襲名もしてないのに響鬼を名乗るなんて。あまつさえ、弟子を取るなんて・・・。あり得ないっすよ。」
ここまで言われるとは、正式に鬼としての印可を受けていたのかすら怪しいです。
「トドロキさんには弟子はいないんですか?」
「俺には、そこまでの覚悟がないから・・・。」
トドロキの方も、自分を命がけで一人前にしてくれた偉大な師匠がいるからこそ、ベテランになりながら弟子を取ることが出来ていませんでした。
「そういうもんなんだ。」
「鬼ってのは、生き方なんすよ。己を鍛え、己に打ち勝つ・・・。それが鬼ってもんなんすよ。」
自身はまだその道半ば、だから弟子は取れないと。
 これを聞いたソウゴは、
「己に打ち勝つ・・・。そうだ、ウォズ!1日だけ、トドロキさんの弟子入りさせてもらったら?」
と藪から棒にも程がある提案。
「我が魔王、何を言い出すんだ?」
「いいから、いいから!」
「いやいや・・・俺は弟子を取るつもりはないっすよ?」
「そこをなんとか、お願いします!1日だけ!ねっ!?」
とゴリ押し。
「いやいや、だから・・・。」
「いい子にしますから。お願いします!」
保護者か。

 京介と昼食を共にする順一郎とゲイツ。この日のメインは白身魚。
「せっかく腕によりをかけて作ったのに、どこ行っちゃったんだろうね?」
ゲイツのご飯がてんこ盛りなのが気になって仕方ない。一方、すぐにフォークを置いてしまう京介。
「あれ、お口に合いませんでしたか?」
「ちょっと塩が足りないかな。持ってきてもらえないか?」
と聞いたような口ぶり。
「はい。あっ、この間とっておきの塩、頂いたんでそれ持ってきますね。どこだっけな・・・?」
ゲイツはこの態度がやはり気に入らないようで
「偉そうに・・・。」
と口をついて出ます。
 ここで京介は、テーブルの上の卒業アルバムに目が止まりました。
「これは何だ?」
「お前の弟子の夢が書いてある。3組だ。」
『ボクの夢は鬼になることです。ボクの師匠は、ヒビキさんっていうすごい鬼です。ヒビキさんはボクの憧れです。いつか必ず、ボクは立派な鬼になります!』
という記事は、京介にも刺さるところがあったようです。
「どこへ行く?」
「お前の知ったことじゃない。」
食卓を後にする京介と、ソウゴから任された手前、放ってもおけずついていくゲイツ。
「あった!これです、とっておき。ハハハ・・・。」
当然、順一郎が戻ってくると食卓は無人。
「そして誰もいなくなった・・・。」
食事をほっぽり出して出ていくのはどうかなぁ・・・。

 本当にウォズを置いて引き上げていくソウゴ。
「いいの?ウォズを置いてきちゃって。」
「ウォズの悩みも晴れるといいな。」
ウォズを思っての事なのですが、中身を知っているツクヨミはため息。
「そんな大した悩みじゃないけどね・・・。」
すると、ゲイツから着信が。
「ゲイツ?」

 既にアナザー響鬼との戦闘に入っているゲイツと京介変身体・・・なのですが、
「やめろ、手を出すな!」
京介変身体はひたすらゲイツの邪魔をし、アナザー響鬼の攻撃を受けるというよく分からない状況。
「やめろツトム!鬼としての誇りを思い出すんだ!」
「俺に任せろ!」
と言いながら京介変身体を引き剥がし、攻撃を続けるゲイツとまたそれを引き剥がそうとする京介変身体・・・そこへ到着したソウゴら。
「ジオウ供」
「ジオウ!」
「変身!」
「ライダータイム!」
「ジオウ供」
ジオウ兇牢屬貌ろうとする京介変身体にも容赦なく攻撃を加えながら、アナザー響鬼を追い詰めます。
「やめろ!俺の弟子に手を出すな!」
「ツトムは俺の友達だ、必ず助ける!そのために戦うんだ!」
覚悟をもってアナザー響鬼に向かうソウゴ。こちらの方が覚悟ができている・・・。
「ジオウサイキョー!」
「覇王斬り!」
いったん動きが止まった京介変身体ですが、またしても間に割って入り、ジオウ兇良殺技を受けました。
京介は変身が解け、アナザー響鬼は逃走。かなり悪い結果になったような。
「大丈夫ですか!?」
「大丈夫なわけねえだろ。」
相変わらず尊大な態度。
「ごめん・・・。」
「謝る必要はない。悪いのはこいつだ。」
ソウゴは、
「ツトムを助けたいんだよね?俺たちも手伝うよ。」
と自分から提案してやります。が、
「放っておいてくれ。」
また1人で抱え込もうとします。

 結局、トドロキに弟子入りしたウォズは、下働きとしてまずは洗濯から。
「なぜ、私が洗濯を・・・。」
しかも、洗っているものを川の流れの中でよく見てみると
「ふんどし!」
驚き飛び退いて、川に転落してしまいました。
 それを干していると、
「ああ、かまど作るから石、集めてきてください。」
また単純作業を言いつけられました。
 重たい石をやっと集めてくると、釣った魚で食事の支度にとりかかるトドロキ。
慣れない力仕事に息が上がるウォズ。
「こんな事をしてる場合ではないのに・・・。」
この言葉にトドロキは、
「じゃあ、何がしたいんすか?」
「私は祝福がしたい。でも、どうやったらいいか分からなくなってしまった・・・。」
これに対し、
「簡単なことじゃないっすか。」
「簡単?我が魔王の生誕に相応しい祝福が簡単であるはずがない。」
難しく考えているウォズ。トドロキはこれを聞いて、ザンキさんのことを思い出しています。
「俺の師匠は、死んでまで俺の側にいてくれようとしたんすよ。・・・今でも思うんすよ。師匠がいてくれたら、何て言うかって。力になってほしいって・・。」
 ベテランとなった今でも、ザンキさんに頼りたくなることがあるという。
「それと何の関係が・・・。」
「側にいるって、それだけで凄いことじゃないっすか。」
失ったからこそ言える言葉。
「側にいる・・・。」
「君の存在が祝福そのものっすよ。」
この言葉に、薪から上がる炎のごとく熱意が湧き上がってきたウォズ。
「そうか・・・!ありがとう!鬼よ、大切なことを学ばせてもらった。」
ソウゴのもとに戻ります。
「あれっ、食わないんすか?飯!」

 再び京介に接触するソウゴ。いきなり、
「ねえ、どうして響鬼を襲名できなかったの?」
と切り出します。
「聞きにくい事をずけずけと・・・。」
「ごめん。」
「俺は、師匠のヒビキさんのようにはなれなかった。それだけだ。」
こちらも師匠の大きさを引きずっています。
「どんな人なの?」
「ヒビキさんは、何があっても諦めない人だった。男らしくて、強くて・・・。俺の憧れだった。」
嬉しそうに話す京介に、ソウゴは
「ツトムも同じこと言ってたよ。」
ソウゴの小学校時代、
「お前、鬼になりたいってバッカじゃねえの?」
ツトムの夢を嘲るいじめっ子グループ。しかし、ソウゴはその間に割って入ると
「おい!人の夢を笑うな!!」
小学生とは思えない啖呵を切ります。
「何だよ、転校生のクセしやがって!」
どうやら、スウォルツが起こした例の事故の後であり、順一郎に引き取られるにあたり転校していたようです。
「行こうぜ。」
ソウゴの気迫に、争いを避けたのかその場を去るいじめっ子グループ。
 ツトムの方に向き直ると、
「僕は、王様になりたい男、常磐ソウゴ。よろしく!」
「僕は鼓屋ツトム。いつか、師匠のヒビキさんみたいにカッコいい鬼になってみんなを守りたい。」
「師匠についてるんだ?凄いね!」
「うん!ヒビキさんは僕の憧れなんだ。」
嬉しそうに語っていたツトム。
 この話を聞いた京介は、一瞬、その評定を綻ばせますが
「俺は、そんな大した男じゃない。襲名もしてないのに、あいつに自分が響鬼だってウソをついてた。」
「そんなの関係ないよ。ツトムにとっては、あんたが響鬼だったんだ。一緒にツトムを助けよう。」
改めて協力を提案するソウゴ。
 すると、ちょうどツクヨミがアナザー響鬼の足取りを掴みました。
「ソウゴ!アナザー響鬼の目撃情報が入った!」
「行こう!」

 向かってみると、いつもの工場で暴れているアナザー響鬼。
「化物だ!」
「助けてくれ!」
逃げ惑う作業員に逆行し、中に入ると確かにいるようです。
変身の体勢に入るソウゴとゲイツですが、
「ちょっと待ってくれ!」
まずは姿の見えないアナザー響鬼に呼びかける京介。
「ツトム!聞いてくれ。お前に会った頃、俺は悩んでたんだ。修行を積んでも積んでも、ヒビキさんに追いつけない・・・。そんな俺に、お前は弟子入りさせてくれって言ってきたんだ。俺は、渋々お前を弟子にしたんだ。」
出会った経緯については省略されていますが、そこで響鬼を名乗ったことでツトムはすっかり信じてしまったようです。
「ふざけるな!」
流石に怒って出てきたアナザー響鬼。
「だけど・・・お前の存在が俺を支えてくれた。お前が俺を、一人前の鬼にしてくれたんだ。」
師あっての弟子なのでしょうが、同時に弟子あっての師でもある。これは外で聞いていたトドロキにも刺さる言葉です。
「だから絶対に、お前を救ってみせる!」
師匠としての覚悟が固まったこの時、京介のポケットの中から紫の光が。
取り出してみるとそれは響鬼のライドウォッチ。
「響鬼のウォッチ・・・!」
「これが?ヒビキさん・・・俺を響鬼として認めてくれるって事ですか?」
それに答えるかのように、窓から眩い光が差し込みました。
「ありがとうございます!」
見よう見まねで起動してみると、京介の額に鬼の紋が浮かび上がり、紫の炎に包まれた後にこれを払いのけると、ついに我々の知っている響鬼の姿となりました。

後半は追記へ  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 22:40Comments(3) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2019年04月29日

今週の仮面ライダージオウ「第33話 2005:いわえ!ひびけ!とどろけ!」

 アギトの次は響鬼。
いきなり格ゲーをプレイ中だったので、あれまたエグゼイド?と一瞬思ったのは私だけではないはず。
負けて台パンする青年。マナー悪し。
 そこへ近づくウール。
「さっきから負けっぱなしだね。」
「関係ねえよ。話しかけんな。」
相手にしませんが、ウールの方は構わず
「鼓屋ツトム、響鬼の弟子だろ?」
「・・・弟子はもうう辞めたんだよ。」
どうやら、響鬼の関係者のようです。ドロップアウトしたという事でしょうか。
 不愉快になりその場を後にしようとしますが、
「響鬼をおびき出すために協力してくれないかな?君の鬼になりたい、って夢。叶えてあげるよ。」
答えを聞くより先に、アナザー響鬼のウォッチを起動。
「響鬼!」
もとの響鬼よりだいぶ異形っぽくなったアナザー響鬼が完成。

 クジゴジ堂では、床で腕立て伏せに励むゲイツ。
「395、396、397・・・。」
かなりの回数です。さすがは戦士と言った所か。
 一方、カレンダーを手に思い悩みながら歩いていたウォズはこれに躓きます。
「あ痛!アナザーライダーか!?」
ビックリして周りを見回すゲイツですが、当のウォズは心ここにあらず。
「何ボーッとしてんだ!」
「・・・ついに運命の日がやってきた。私は、この日に自らの存在意義を賭けなければならない。」
やけに思いつめた様子に、流石のゲイツも
「何だと!?何か起こるのか?」
と身構えますが、ツクヨミは知っているらしく
「大げさな・・・。4月28日、今日がソウゴの誕生日ってだけでしょ。」
「誕生日・・・。」
ツクヨミも、それを聞いたゲイツも呆れ顔。しかしウォズは
「たかが誕生日・・・ではない。されど誕生日である!我が魔王に相応しい、盛大な祝福をしなければならない!・・・今、私はそれで悩んでいるのだ。」
 呆れるしかない2人。
そこへ、ようやく起きてきた無職のソウゴ。
「おはよう。」
「・・・・おはよう!」
どうやらサプライズのつもりらしく、慌ててカレンダーを隠すウォズ。
「えっ、何?」
「何でもないよ。何でもないよ!」
「いや、何隠し・・・。」
そこへ順一郎も出てきました。
「おはよう、ソウゴくん。遅かったね。おめでとう!今日・・・」
慌てて口をふさぐウォズ。
「何?何?えっ?」
「まだ・・・!」
「あっ・・・あっ!分かった、分かった。」
どうやらウォズの思惑を理解したようです。
「何?」
「えっ?何でもないよ!仲いいだけだよ。アハハッ。」
ソウゴの誕生日を祝う会(暫定2名)
「これは?これ。」
「あっ、これね?これはさ、あの・・・。」
順一郎が出してきたのは、卒業アルバム。
「あっ、みんな見てよちょっと!ソウゴくんの小学校の時の卒業アルバム。」
「えっ?」
「ソウゴくんさ、小学校の時から将来は王様になるって書いてたんだよ。」
まあ、あの事件の後ですからね・・・。
 アルバムを見たツクヨミの重たい一言。
「この頃から浮いてたのね・・・。」
ところがソウゴは、
「えっ、全然浮いてないよ?だってもっと凄いやついたもん。ほら、鬼になるって。鼓屋ツトム!」
五十歩百歩のような気がしますが、これは冒頭に出てきた名前です。
「鬼になる・・・?」
「そう。2人で夢を叶えようって励まし合ってたんだ。」
「はあ〜、キテレツだね。最近の若い子は独創的だ。ハハッ。朝ごはん、温め直すから。」
「ありがとう。」
ここで、書いてある内容からあることに気づくツクヨミ。
「ねえ、ここ読んで。」
「『ボクの師匠はヒビキさんっていうすごい鬼です』・・・。」
「ヒビキ・・・そう言えば!」
「仮面ライダー響鬼か?」
「うん。ウォッチを手に入れる手がかりにはなるかも。」
ここでウォズのあらすじ。
「この本によれば、祝え!誕生日を迎える常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者、オーマジオウとなる未来が待っていた。彼は魔王としての力を手に入れるために、残り5つのライドウォッチを集める事となる。今回、彼が手に入れるべきライダーの力の持ち主は・・・仮面ライダー響鬼こと、ヒビキ。」
 もはや職業については触れません。
そしてヒビキと言いつつ画面に写ったのは、太鼓を激しく連打する京介。
「・・・ではなく、桐矢京介。」

 響鬼の手がかりを探しに出たソウゴとゲイツ。
「なあ。そもそも、そいつは何で鬼なんかになりたいんだ?」
「鬼って、悪いやつから皆を守る大事な仕事なんだって。」
「仕事?」
「うん。古代から続いてるらしいよ。お師匠のヒビキさんは立派な人だって、いつも言ってた。」
どうやら、猛士についてもいろいろと聞いていたようです。大丈夫なんでしょうか・・・?
「俺達が捜すべき仮面ライダーに間違いないって事か。」
そのとき、何者かの気配に振り返ると、ちょうどアナザー響鬼が襲撃してきた所でした。
「HIBIKI・・・アナザー響鬼か。」
そのまま戦闘に突入。

 しかし、その頃まだクジゴジ堂で試行錯誤しているウォズ。
「ハッピーバースデイ、我が魔王!」
「ダメだ・・・。ダメだダメだ。こんなありきたりな祝福では、我が魔王に相応しくない。」
駄目だこいつ、早くなんとかしないと・・・。

 しばらく生身でもみ合いながら、ジオウウォッチを手にしたソウゴですが
「ジオウ!響鬼ウォッチがないんだ。ジオウ兇任覆韻譴佚櫃擦鵑勝」
「分かってるさ。でも、あいつは俺たちを襲ってきた。何かある。」
わざわざ倒されに来たとも思えず、警戒しています。アナザーアギトっていうイレギュラーを直前に相手にしていますしね。
「相手の出方を見るってわけか。」
「ジオウ!」
「ゲイツ!」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー!ジオウ・・・」
「仮面ライダー・ゲイツ!」
まずは素のフォームで様子見。その後、
「古代には古代の力だ!」
「クウガ!」
「いいや、鬼には魔法だ。」
「ウィザード!」
そう言えば動機はマジレンジャーでしたね。
「アーマータイム!」
「クウガ!」
「プリーズ ウィザード!」
映画以来となるクウガアーマー。この戦闘を、やはりう高い所から見下ろしているウール。
「僕の目的はお前らじゃない。早く出てこいよ、響鬼。」
後からやってきたツクヨミも、この戦闘に行き当たりました。
 アナザー響鬼は、2人をまとめて捕まえて鬼火を食らわせるなど、かなりパワーに富むようです。
追撃をかけようとしたその時、烈雷がその間に割って入ってきました。現れたのはトドロキ。
「鬼の不始末は、鬼がつけるっす。」
どうやら、アナザー響鬼の正体に見当がついているのでしょうか。
「えっ?」
呆気にとられる2人をよそに、音枷を起動し変身。
「覚悟しろ。」
鬼火を物ともせず突進し、一気に距離を詰めると烈雷で斬りつけるという戦い方。
「鬼・・・ってことは響鬼?あれ?」
ソウゴらは、鬼が関東に十余もいることは当然ながら知らずに混乱します。
 轟鬼は、戦いの中で
「お前のやってる事は、鬼の威信に泥を塗る行為だ。この俺が引導を渡す!」
と、この場で始末するような言いようです。
 実際、後ろ手に烈雷を突き刺すと展開させ、弦を装備。
「音撃斬、雷電激震!」
烈雷をかき鳴らし、清めの音を直に流し込んでこのまま倒してしまうか・・・という所で、火球の妨害が入って倒し損ねました。
「何のつもりだ!?・・・待て!」
攻撃の主は、どうやら知った相手のようですが・・・・?
「えっ?」
「何だ今のは?」
「え〜・・・?」
すっかり状況から置いてけぼりの2人。ともかくも変身を解くと、ツクヨミが合流。
「ツクヨミ。」
「今のって、どういう事?響鬼がアナザーライダーを倒そうとしたの?」
猛士について何も分からないと言うのは辛いですね・・・。
 ウールも、興が削がれたとばかりに引き上げようとしますが、3人に近づく新たな影。
「あいつは響鬼じゃない、轟鬼だ。」
「お前、誰だ?」
「俺か?俺は桐矢京介。響鬼だ。」
ヒビキさんの例のポーズを決める京介。やはり襲名したようです。
「響鬼!」
「あのまがい物の鬼、お前たち何か知ってんだろ?詳しく聞かせてもらおうか。」
「もちろん!俺もあんたに頼みたいことがあるんだ。」
「いいだろう、話を聞いてやる。」
このどこか尊大な感じの喋り方、いかにも京介が大人になったという感じ。
「じゃあ、こっち!」
「触るな。」
「いいから、いいから!」
そのままクジゴジ堂に迎えるようです。
 このやり取りを見ていたウールは、何か勝ち誇ったようですが・・・?」

 クジゴジ堂では、ソウゴらが帰ってきたことで慌ててケーキを隠すウォズ。
ソウゴらは、アナザーライダーについて京介に説明します。
「アナザーライダーか・・・。あいつは、お前らの敵に操られてるって訳か。」
「おそらく、あなたをおびき出して響鬼のライドウォッチを手に入れたいんだと思う。」
「ライドウォッチ?」
「こういうの、持ってない?」
ジオウのウォッチを見せますが、当然ながら京介は覚えがありません。
もし過去に行って渡すにしても、それはヒビキさんでしょうし・・・。
「残念だが、見たこともないな。お前らもこいつを集めてるのか?」
頷くソウゴに、京介は
「もし手に入ったら、お前たちに預けてやってもいい。」
「ホントに!?」
「だが、条件があるお前たちが鬼として、ふさわしいか確かめる必要がある。」
「鬼として?」
「そうだ。鬼の力は代々、鍛えた人間だけが引き継ぐものだからな。お前たち2人には特訓をしてもらう。」
どうしてそうなる、と言いたくなる展開ですが
「まず手始めに、太鼓の練習だ。」
「太鼓?」
「そうだ。俺たち鬼は太鼓を使って地を清め、邪気を払い、すべての生命を祝福する。」
「祝福・・・!?」
まあ他に弦や管の鬼もいるのですが・・・ここで祝福という言葉に反応するウォズ。
「俺たちをバカにしてるのか?」
「ほう・・・やめるか?」
なんだか険悪な空気になってきたところで、乗り込んできたウォズ。
「我が魔王、やろう!祝福にかけては誰にも譲るつもりはない。完璧にマスターしてみせよう!」
「お前、誰だ!?」
「祝福の・・・鬼だ!」
いよいよもって壊れてきています。悩みすぎでしょうか。
「フフッ、鬼・・・。」
あまりの壊れぶりに思わず笑ってしまうソウゴ。ゲイツもよく見ると笑いをこらえているのが良いです。
「じゃあ私、さっきのトドロキっていう人、捜してみる。」
ここでも役割分担。
「うん。祝福の鬼だって・・・!」
まだ笑っています。

 ともかくも、3人揃って太鼓を叩きにきました。
「始めろ。」
京介の合図で、一斉に太鼓を叩き始めます。意外と様になっている・・・。
なのですが、やれと言った京介はあまり真面目に見ていません。
 そうとも知らず、
「これは素晴らしい。我が魔王の生誕を祝うに相応しい出し物になるはずだ!」
テンションの上がったウォズはソウゴらを押しのけ、センターのひときわ大きな太鼓の前に陣取りました。
「ウォズ、どうしたの?怖いよ。」
「ほっとけ。」
一心不乱に太鼓を叩く鬼気迫った様子は、まさしく祝福の鬼。
一方、京介はツトムとの写真を手にたそがれています。
「何で出て行っちまったんだ、ツトム・・・。」
ツトム自身は辞めたと言っていましたが・・・?

 一方、いかにも魔化魍の出そうな沢にやってきたツクヨミ。
「この辺りで見かけたっていう情報があるんだけど・・・。」
すると、どこからかギターの音色が。
あたりを見回していると、河岸に陣地を敷いて烈雷を鳴らしているトドロキの姿が見えました。
「トドロキさん。」
「あっ、君はさっきの・・・。」
「お邪魔してすいません。あのアナザーライダーの正体を知りたいんですけど。教えてくれませんか?」
単刀直入に聞くツクヨミ。トドロキの反応は悪くありませんが、
「アナザーライダー?魔化魍ってわけじゃないんすね。」
どうやら魔化魍になったと思って戦っていたようです。ディケイド版の設定でしょうか。
「魔化魍・・・。」
「あれになったのは、鬼の修行中の身の男。鬼の不始末は、本来その師匠がけじめをつけなきゃいけないんすけど・・・。」
「師匠って?」
「桐矢京介って男っすよ。」
京介は既に弟子を取るまでになっているようです。考えてもみれば、当時高校生ですから既に30を回っており、当時のヒビキさんと変わらぬ年齢です。
「あの響鬼って言ってた人・・・。」
「京介が自分でそう言ったんすか?騙されたらダメっすよ。」
京介=響鬼を否定するトドロキ。そのこころは?

 まだ太鼓を叩いているウォズ。
「祝え!」
祝い太鼓ならぬ祝え太鼓という所でしょうか。
 他方、ソウゴとゲイツは筋トレ。ゲイツはベンチプレスですが相当重たいの上げてますよねこれ・・・。
しかしソウゴはもう限界。
「あ〜・・・もう無理!」
「何だ、情けない。そんなんで音を上げてちゃ、鬼として認められないな。ウォッチとやらを手に入れても、渡すわけにはいかない。」
「え〜・・・。」
意地悪な顔を見せる京介。
「そんなに欲しいものなのか?そいつを集めるとどうなるんだ?」
「王様になれる。俺の夢なんだ。」
もはや誰に対しても王様という夢を隠さないソウゴに、
「王様?ハハハ・・・変な奴だな。そんなもの、本気でなれると思ってるのか?できもしない夢なんて見ないほうがいい。叶えられなくて絶望するだけだ。」
2人が言葉の意味を分かりかねていると、そこへ慌ててやってきたツクヨミ。
「ソウゴ!アナザーライダーが現れた。今、トドロキさんが戦ってる!」
京介もこれに反応。
「行くぞ。」
「ウォズ、連れてきて。」
「わかった。」
太鼓に熱中しているウォズをツクヨミに任せ、ソウゴとゲイツが先行します。

 現場では、やはりアナザー響鬼を相手に圧倒してみせるトドロキ。
本編中ではデビュー直後でしたが、今や大ベテランですからさもありなん。
「お前の師匠に代わって、この俺が成敗する!」
烈雷に弦を装着すると、その場でかき鳴らして鬼石の力を高めてそのまま投げつけるという全く新しい技・・・ですが、ウールが時間を止めてこれを妨害。
「君には引っ込んでてもらいたいんだけど。」
烈雷を反転させると、時間停止を解除。当然、烈雷はトドロキを直撃・・・変身解除に追い込まれてしまい、日曜の朝から脱げ・・・てない。
「奇怪な技を・・・!」
そこへ到着したソウゴとゲイツ。
「大丈夫ですか!?」
「俺は大丈夫っす・・・!」
「あれ?響鬼は一緒じゃないんだ。」
どうやら、ウールの狙いも響鬼。
「お前たちにライドウォッチは渡さない。」
戦闘態勢に入る2人。
「エグゼイド!」
「ジオウ!」
「剛烈!」
「変身!」
「アーマータイム!」
「レベルアップ!エグゼイド!」
「パワードタイム!」
「リ・バ・イ・ブ!剛烈!」
「剛烈!」
スピードのエグゼイドアーマーと、パワーの剛烈のコンビネーション。
「響鬼がいないなら意味ないじゃないか!」
ウールは勝手に怒って、一時撤退。

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Posted by jerid_and_me at 22:26Comments(8) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ