2009年11月30日

51号

 もう既に52号を入手してしまっているんですけどね・・・。
2つまとめて書くってのも中々しんどそうなので、大分遅れましたが先に51号のほうをやっつけてしまいましょう。
 表紙は何故か「銀魂」ですが、巻頭カラーは「トリコ」
なかなか謎の並びですよ。
内容のほうは、先ずは体積的なところと見た目、レベルなどあらゆる意味でツッコミ所満載の虫どもですが、さらに上が居る様子。
 副料理長クラスで、しかもGTロボを介していないとなると、これは相当な強敵となりそうです。
さらに、謎の覆面の正体はあのリーゼントの人。長い髪は飾りとは・・・。
 それはそうと、捕獲レベルってのがあまり分からなくなってしまっているのは私だけでしょうか。

 「ONE PIECE」
3大将が白ひげの攻撃を防ぐ絵が、どこかマヌケと言うか、妙に見えてしまったのも私だけでしょうか・・・。
とりあえず、白ひげの能力が規格外すぎます。
こりゃあどうにかしてここで倒れてもらわないと、この先話になりませんね。

 「NARUTO」
鬼鮫のあの姿、どこかで見たような・・・と思ったらポケモンかあるいは鳥山明作品ですね。ワンピよりはそっちのほうが近いイメージです。
鬼鮫は負けフラグ乱発しすぎだと思うんですよ。

 「彼方セブンチェンジ」
2回目も相変わらず酷いですね。
自分の画力をネタにしたり、映画泥棒ネタはちょっとアリかと思いましたが、オチまでの流れが情報量が多すぎてくどい上に面白くないかと・・・。

 「PSYREN」
面白くなってきましたが、結局グラナは弥勒の下についてしまいました。
しかも、早くも他に星将となる仲間が集められようとしていますし。
主人公側は相変わらず後手に回らされてますね。

 「黒子のバスケ」
やたら黒い相手チームと、今後変化するという主人公側。
やはりこの試合は負けそうな気がしますよ。

 読みきり「SWOT」
これはアレですね、あの伝説の「斬」の人が帰ってきました。
よく戻ってきたもんだと思いますが・・・。
 いかにも過ぎる中二病キャラの主人公と、狙いすぎのヒロイン。
しかも前も問題になっていた説明的な台詞の多さや、戦闘シーンの大ゴマの躍動感の無さも変わっているとは思えません。
むしろ、前より止まって見えるような。
決め技の本で殴っている所とか、まるで状況が分かりません。
第一、六法全書で殴るとか中二病すぎるでしょう・・・。

 「ねこわっぱ」
この漫画、よく見てると画力とかかなり残念ですよね。
それなのに今回の幼女だけやたらレベルが高いと言うか気合が入っています。
もしかして作者はソッチ側の人なんでしょうか?

 「銀魂」
今回の長編、いつも以上に下ネタが強化されている気がしてなりませんよ。
タマ関連とか明らかにやり過ぎでしょう。

 「いぬまるだしっ」
「やわらかいわ」で普通に少々ウケてしまいました。不覚・・・。

 「家庭教師ヒットマンREBORN!」
今回のは、何時にも増して戦闘の描写が読みにくいですね・・・。
と言うか獄寺、見せ場がやたら短い上に見せ場になってませんよ。
代わりに出てくるのがヴァリアーとか、どうにも読者に媚びていると思う所です。

 「ぬらりひょんの孫」
今回は完全に妖怪バトルですね。
普段戦わないのがこうして戦ってるのにはどこか違和感です。

 「こち亀」
昔もありましたね、趣味で犯人を逮捕してしまうという話。
それにしても出来すぎだ、と思う所ではありますが。

 「めだかボックス」
また何とも有難味のないエロスです。
しかも中二病全開のニックネームとか・・・やはりラノベ臭が強いですね。
と言うか燭台が強すぎです。

 「スケットダンス」
ロマンが久しぶりに出てきたと思ったら、以前とは違った方向でえらい事になっています。
 別のキャラを出して、まともな絵でロマンテイストを出すという試み。
何ともカオスでしたよ。

 「賢い犬リリエンタール」
この紳士、確か読みきりのときにも居ましたね。
紳士的に振舞っておきながら実は馬鹿という、中々に面白いキャラです。
部下はよく見ると、名前の通りローライズです。しかも相当際どい。
これはちゃんと無駄毛の処理とかしてる人なんでしょうか。
それはそれとして、珍しく不思議能力が何一つ発現していないんですね。

 「ピューと吹くジャガー」
珍しく〆ではありません。そういえば、節目のときは前にもこう言う事がありましたっけ。
とりあえずハマーさんが出てくると、どうにもギャグが卑屈になってしまって若干のこと抵抗があります。

 「べるぜバブ」
特筆すべき所が見当たりませんね・・・。
また何か別のが来そうだって程度で。

 「バクマン」
また恋愛関係で、しかも読み手としてはイラっと来てしまうような形で話がこじれられると、どうも面白みが低下してしまいます。
 編集同士のいざこざを持ち込むなど、相変わらず担当が駄目っぽいとか、どうも面白い要素がちょっと隠れてきてるような気がしますよ。

 「保健室の死神」
随分と順位を下げています。
事のカラクリとしては、やはり予想したとおりのものでした。英雄願望をかなえるって言う。
それにしても、かなり耳の痛い話ではありましたね・・・。

 「あねどきっ」
まさかのビリ。いや、個人的にはけっこう納得の結果ですけども。
脳精子の同級生だの、やたら主人公がラッキースケベだの。
読んでると何かこちらの脳が冷えていく感じがします。

 どうも最近の新連載には早くも暗雲が立ち込めつつあるように思えます。
あねどきっ、の下に潜ってしまうような事が無ければ良いのですが。   

Posted by jerid_and_me at 20:32Comments(0)TrackBack(0) 漫画 

今週の鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST「第34話 氷の女王」

 兄弟が北の果てに到着し、それからという話ですね。
先ずは舞台が北へ移り、主にサブキャラクラスがほぼ総入れ替えのような状態になったため、キャラ紹介という色が強い回でした。
 それとエドが腕に感じた違和感はやはりオートメイルとの熱伝導による凍傷のなりかけ。
寒い日に鉄のスコップで雪かきとかしてると、手袋にバリバリと凍りつきますし。
バッカニアのは材料や潤滑なんかを工夫しているので大丈夫だとか。

 北の台地、新キャラ筆頭はやはりオリヴィエ。
威圧的な物言いから発せられる強烈なプレッシャーにエドなんぞは気圧されっぱなし。
「チビ」と言われても言い返さなかった、いや言い返せなかったのは割りと初めてじゃないでしょうか?
 しかし、その物言いに横暴とかそういった要素はまるで無く、ただ等しく弱肉強食、働かざるもの食うべからず。
強気な態度も、国境を守る自分達あっての国家、という自負から来るもの。
 そして、戦力や技術といった国境を守るためのものこそ至高とし、その前には人種だろうと階級だろうと性別だろうと、そんなものはまるで関係ないと言った考え方。
それどころか、そうした違いに国境警備の役に立つ面があれば躊躇無く取り立てると言うほど。
徹底的な合理主義者、と言った印象を受けます。
 そして、中々の慧眼。
エルリック兄弟が隠し事をしている、と言う事もひと目で見破ってしまいました。
まあ、あれだけヒソヒソしてたら分かりそうなもんですけど・・・。
 また、戦闘の場合は自ら前線に出て指揮を取るなど、かなり勇敢な面もあります。
この人はあくまで指揮官であって、錬金術使いでは無さそうですね。
弟のアームストロング少佐の方は、「我がアームストロング家に伝わる芸術的錬金術」とか言ってたような気がするのですが、別にみんな使うって訳ではないのでしょうか。

 その部下としては、まず前回登場した戦闘用オートメイル使いのバッカニアに、イシュヴァール人の血を引いているマイルズ。
それにオートメイルも診るらしい女医の先生に、一般兵から技術系の職人っぽいのまで多数。
戦車の試運転さえ必要ないと豪語するなど、こういう僻地的な危なっかしさと言うのは良いですね。
 全体的に中央とかその辺の人と比べるとたくましそうな印象を受けますが、その中に似つかわしくない人が1人。
大総統の策略によって北方司令部に飛ばされていたはずのファルマン准尉、もとい少尉。
 階級的には昇進しているのに、北方司令部からさらに僻地に回されて、誰でも出来るようなツララ落としの仕事(ただしエドは身長が足りない)をさせられていると言うのは、出世コースを外れていると言う事。
階級だけ上げておいて、表面上はあたかも栄転のような口ぶりで放り出される様子が目に見えます。
 危険因子扱いされたマスタング大佐のとばっちりとは言え、軍も中々えげつない事をするものですね。

 そして驚くべきはブリッグズ要塞の技術力。
これまでも銃や自動車、電話にエレベーター程度は出てきましたが、ブリッグズではロケット砲に戦車まで。
さらに基幹となる技術には、ジュラルミンに、果ては炭素繊維まで。
本当、この作品の技術水準が分からなくなるような内容ですよ・・・。
2次大戦とかその辺の水準かと思いましたが、まさか炭素繊維とは。
 アメストリスの中では最先端も最先端でしょうね。
その割りに、錬金術に関してはあまり手をつけていないように見えるのは不思議ですが・・・。
そこそこ訓練すれば誰でも使える、って意味でそっちのほうが信頼できるってのはありそうです。
オリヴィエ自身、不確かなものってのはおそらく信じないでしょうし。

 しかしながら、そういった脅威の技術力をもってしても有効打を与えられない新たなホムンクルス、スロウスが来襲。
 今までのホムンクルスと比べると桁外れの耐久性の持ち主っぽいですね。
声的には、ここに来る前に「メタル!」とかやって来たんでしょう。
 これまでのは、一般の兵器ではたとえすぐに再生されるとしても、一応の有効打を与えて残機を1つ減らすことができたように思えますが、今回のは残機削りすらろくに出来ていない様子。
 まさか、戦車砲を食らっても頭がちょっとだけ削れる程度とは・・・。
錬金術に特化した中央と、近代兵装を追及している北方では相性の面でそれなりに問題があるのかも分かりませんよ。
 このスロウス、意味としては「怠惰」を現すようで、何かにつけて面倒臭いと言ってばかり。
ろくなダメージが無いと言う事もあって、反撃さえして来ません。
「息をするのも面倒だ」などと言って勝手に倒れてくれれば有難いのですが、そうも行かないでしょうね。
 となると、次回はエルリック兄弟が国家錬金術師として面目躍如、と言う格好になるのか・・・と思ったら、オリヴィエが何か画策している様子。

 キンブリーからのスカー討伐への協力要請がブリッグズに届き、同時にエルリック兄弟の申し出でメイの捜索にもブリッグズが協力することに。
やはり、しばらく舞台はブリッグズに集まることになるのでしょうか。  
Posted by jerid_and_me at 15:17Comments(0)TrackBack(3) アニメ系 | 鋼の錬金術師

2009年11月29日

今週の仮面ライダーW「第12話 復讐のV/怨念獣」

 話的にはすごく面白くて、前回から続きが気になって仕方なかったんですけど・・・体力的には流石に限界で、これほど日曜に起きるのが辛いってのは久々でしたよ。
 ともあれ、前回の続き。
「仮面ライダーW!今回の依頼は?」
「命を狙われてるんだよ!助けてくれ!」
事の始まりはチンピラからの依頼、助けに行くも男は目の前で轢殺されてしまいました。
「あの車は泣いていたんだ。」
「ガイアメモリの想定外の特性・・・これは間違いなく、私にとってのチャンスだ。」
面目躍如を狙う尻・・・霧彦。
気合が入ってWを圧倒するほどですが、まさかあんな事になろうとは。
「3ヵ月後に式を挙げる予定でした。康平君もその日をとても楽しみにしていてくれた。」
轢き逃げ被害者の幸の婚約者だったという湯島に、幸の弟の康平。
動機があるのはこの2人ながら、康平はドーパントではないという想定外の事態に。
「黒須って男は、僕らが救う価値はあるの?」
「たとえ人間のクズでも、この街の人間だ。殺させる訳には行かねえんだ。」
翔太郎は、人間のクズであろうと風都の住人なら守る、と車を破壊するのですが・・・。
「ドーパント!」
ついに正体を現したバイラスドーパント。
改めて見てみると、こいつも相当な気色悪さを持った造形ですよ。
 バイラスはその頭から触手を伸ばし、すっかり勝った気になっている黒須を絡め取ると、ウイルスを直に流し込んで殺害。
「しまった!」
よくやった!と思ったのは私だけでもないでしょう。
「ルナ!ルナ・メタル!」
触手対決となりましたがあっさりと押し負け、バイラスはその隙に液化して逃走してしまいました。
 その負けぶりに、フィリップは
「翔太郎、動きが鈍かったね。一体どうしたんだい?」
翔太郎が不安定になっているのもお見通し。
「また感じたんだ・・・。俺には、まだあのドーパントが泣いている気がするんだ。」
街を泣かせるものは許せない翔太郎、たとえドーパントといえど泣いていれば気になるんですね。

 翌朝、3人は事務所で状況の整理。
「おはよう!」
「だから、風邪っぴきは大人しく寝てろって。」
「所長が寝てたら、事務所が潰れるでしょ?風邪をひかない馬鹿は黙ってて。」
なんという泥舟。大人しく寝ていた方が・・・。
「はいはい。」
「もう1度、事件の要点を整理してみるわよ。全ての発端は、1週間前の交通事故。黒須たち4人の乗った車に轢き逃げされ、山村幸さんは今も昏睡状態で入院中。警察は、犯人を逮捕する事が出来なかった。」
「幸さんの弟、康平は黒須たちを激しく憎み、4人は次々と怪物車に襲われた。」
「でも、山村康平はドーパントじゃなかった。今は幸さんと同じ病院で入院している・・・。」
 前回見逃した人にも分かり易い説明。
と言うよりも、今回のケースはお子様には中々理解できないほど複雑って事でしょうか。
「うん・・・バイラスのガイアメモリを手にし、猛毒のウイルスで黒須たちの命を奪ったのは一体誰なのか?」
「現時点で最も怪しいのは・・・?」
「康平のほかに復讐の動機がある人物・・・。」
そこで、翔太郎の脳裏に閃くのは湯島の言葉。
「3ヵ月後に式を挙げる予定でした。彼女と2人で選んだ教会で。」
「山村幸の婚約者、湯島信幸?」
とまあ、やはりそこに行き着きますよね。

 その湯島はと言うと、絵画のレッスン中。
「湯島先生、こんな感じですか?」
「ああ、いいね。あとここら辺の描き込みで厚みを出したらもっと良くなるよ。」
「ありがとうございます。」
そこで呼び鈴が。
「あら、お客さんかしら。」
「僕が見てくるよ。」
「はい。」
翔太郎がそこを訪れたとき、ちょうど受講生の女性が声にならない叫びを上げると、窓の外にはバイラスドーパントが。
「化け物!」
「バイラスドーパント!」
パニックになるレッスン会場。それを察知した翔太郎が中に突入すると、ちょうど湯島がバイラスに襲われていた所。
 湯島が犯人に違いない、とばかり思って訪ねてきた翔太郎は困惑。
「湯島とドーパント?」
しかし、困惑している間もなく
「フィリップ!」
「計算外の事態だね・・・まさか湯島が襲われるなんて。」
「え!?」
あまりの事に、フィリップも困惑。
「サイクロン!」
「訳分かんねえ・・・。」
「ジョーカー!」
「変身!」
両者困惑しながらもダブルに変身。
「誰か!助けてくれ!」
バイラスの触手に捕まえられた湯島を救出し、
「おい!」
「何なんだ・・・?」
湯島が逃げると、ダブルを放ってそれを追いかけようとするバイラス。
「待て!お前、一体誰だ!?やべえ!」
正体を突き止めようとすると、毒素を撒き散らしながらゲル化し、再び逃走。
「消えた・・・?湯島さん!あ?湯島さん!」
湯島の姿も見当たらず。
「翔太郎、これでまた振り出しだね。」
「湯島はバイラスドーパントどころか、むしろ狙われる立場だったって事か。」
事件は振り出しに。
となると、残る容疑者はやっぱり・・・。

 園咲家では、
「冴子!君、冴子を見なかったか?」
「いえ・・・申し訳ございません。」
冴子を探す霧彦。しかし、その冴子は見つからず。
「冴子!冴子?」
「お姉さまなら居なくってよ?お父様と一緒にオペラ鑑賞に出かけたから。」
「オペラ?」
「あら、聞いてなかったの?ご自慢の婿殿としては、最近ちょっと株が下がってるんじゃない?」
 夫なのに置いてけぼりを食らっている霧彦。
なんと気の毒な・・・しかも義妹にまで嘲られています。
「そんな事は無い!いや、例えそうだとしてもすぐに挽回してみせるさ。」
「ま、何か秘策でもあるのかしら?」
「ガイアメモリの驚くべき可能性、とでも言っておこうか。」
「何ですの?それは!」
そこには食いつく若菜ですが、
「残念だけど、若菜ちゃん。君にはそれしか教えられないな。」
ここでまた舌打ち。
どこまで殺伐としてるんでしょうね、この家は・・・。

 再び山村姉弟の周辺を調べる翔太郎。
「ウォッチャマンからの情報によると、山村姉弟の兄弟は小学生のときに事故で亡くなっている。面倒を見てくれた親戚も居ない。友人や会社の同僚にしたって、連続殺人までするとは思えないしな・・・。」
「って事は、容疑者は誰も居ないって事じゃ?」
周辺には、怪しい人物はもう見当たらず。
しかし、ガイアメモリは確かに売られているという事実は揺るぎません。
「でも、必ずいる!バイラスの買った人物が。一番復讐したいと思っているのは誰か・・・。」
ここで亜樹子は、
「それってやっぱ、轢き逃げされた本人じゃない?」
視聴者の誰もが考えているであろう指摘。
「何言ってんだよ。幸さんは今も昏睡状態で、眠り続けたまんまなんだぞ?」
翔太郎は信じては居ませんが、フィリップは
「なるほど・・・その可能性を見落としていた。」
「え?」
「亜樹ちゃん!やっぱり君は天才かもしれないな。」
「え〜!?」
その意見を採用。

 そうして3人は、幸の眠る病室へ。
「失礼しま〜す・・・え!?ちょ、ちょっと!勝手にやっちゃ駄目だってば!もっと優しくやってあげて!」
 病室へ入るなり、いきなり布団を剥ぎ取って幸を観察。
すると、腕にはやはりガイアメモリの差込口が。
パッと見つかる所に無かったら、どこまで探すつもりだったんでしょうか。
「あった。生体コネクタの状態から見て、ガイアメモリは今も体内に埋まっている。やっぱりバイラスドーパントの正体は彼女だったんだ。」
 やはり幸がメモリの使用者。
しかし、メモリが使用中ながらも、現に幸は人間の姿。
「でも、どう言う事だよ?幸さんは黒須たちに轢き逃げされてから、ずっと眠り続けたまんまだ。自分でメモリを挿すことなんて・・・。」
 さらに、メモリをいつ挿したのかという疑問も。
「多分、それは・・・。」

 ようやく戻ってきた冴子に、自らの理論を嬉々として説明する霧彦。
「怒りや憎しみといった強烈な感情が、人間の肉体や、精神そのものをドーパントに変異させたんだ。これは極めて特殊な事だ。大発見だ!」
 得意げな霧彦をよそに、まるで興味がなさそうな冴子。
「今日のオペラ、中々良かったわ。」
「それは宜しゅうございました。」
「冴子!私の話を聞きたまえ。」
「どうしてそんな妙な事が起きたのかしら?」
「それについては、メモリを売った根津というセールスマンから聞いている。」
事件当時、
「バイラス!」
車に轢かれる寸前に、身を守るためかメモリを使用した幸。
しかし変身が間に合わず、轢殺されてしまったと言う事でしょうか。
「その女性は、事故に遭う直前、メモリを使用した。そして、女性の精神エネルギーと同化したバイラスドーパントが肉体から抜け出し、弟の怒りや憎しみまで吸収し・・・復讐を始めた。凄いと思わないか!?今までのガイアメモリの常識を覆すドーパントの誕生だ!このデータを集めて、さらに実験を進めれば・・・」
「私達夫婦の強力な武器となる?」
「そうだ!そうすれば、君を失望させた私の失態も全て帳消しになる。名誉挽回だ!」
得意満面な霧彦。
しかし、嫌な予感がするのは一体・・・。

 バイラスの正体を掴んだ3人。 
「泣いていたのは、幸さんの心だったんだ。」
「でも、何故彼女は湯島を襲う?」
「さあな・・・。」
「どこ行くの?」
「湯島さんを探し出す。俺はもうこれ以上、彼女に誰も傷つけさせたくない。」
これ以上、幸に罪を重ねさせないために、まずは湯島を探す翔太郎。
 するとフィリップも、
「だったら、僕も彼女を説得してみよう。」
「説得って、どうやって!?」
「彼女の心に、直接コンタクトする。ガイアメモリの影響で特殊な状態にある彼女の精神を地球の本棚に呼び出す。」
 確かに、メモリの使用によって肉体が昏睡状態に入り、精神で活動するのはフィリップも同じ。
「そんな事できるの!?」
「やってみたいと分からない。」
「分かった、頼んだぞフィリップ!」
「ああ。じゃあ、始めようか。」
「うん!」
2手に分かれ、真相を追究。

 生体コネクタに手をかざしながら、地球の本棚に入ったフィリップ。
「彼女の存在を感じる・・・。居るんだろ?出ておいで。」
「あなたは誰?」
現れたのは、事故死したままの姿の幸。
これはエグい・・・。
「どうして私を呼び出したの?」
「幸さん。君の事を本気で救おうとしている男がいる。僕は彼の代理で君に会いに来た。教えてくれないか?君は何故、湯島を殺そうとしたの?」

 同時に、翔太郎はウォッチャマンに続き、クイーンとエリザベスに接触。
「湯島?ああ、あの女ったらし。」
「え?」
「絵のモデルやらないか、って女ひっかけては食い物にしてる。最っ低な男だよ。」
なるほど、「女子高で」絵を教えていると言うのはそう言う魂胆でしたか。
「そうそう、バリお嫌。ってか、パネェ。」
日本語でおk、と言わざるを得ない。
「そういやエリザベス。この前アンタ、絵のモデルやったとか自慢してなかったっけ?」
「え、絵?」
「あれ、まさか湯島の事じゃ・・・。」
「冗談!マジ、してないっスよ!」
そこへ、サンタちゃんも登場。
「おお!メリークリスマス!」
「サンタちゃん!今日もクシクシだね!」
「プレゼント!ニャーン・・・ブヒヒヒーン!」
相変わらず妙な擬音です。
「風邪には、予防がだだだ大事だから!」
「ありがとう!」
「ハハハ、気にしない気にしなーい!」
自分のテンションお構い無しに騒ぐ周囲に、翔太郎はペースを乱されて
「ああ・・・もう!邪魔すんなって!俺は風邪なんて引かねえから!」
「何で?」
「え・・・ああ、ハハハ・・・ああ。」
流石に馬鹿は風邪をひかないってのを真に受けてるとは言えませんね。
 閑話休題、話を本筋に戻すと
「湯島、最近じゃ結婚詐欺までしてるって噂だよ。」
「結婚詐欺!?なあクイーン、今湯島がどこにいるか見当つかないか?」
遺族であり被害者である、と思われた湯島に黒い疑惑が。

 地球の本棚では、
「私は湯島を愛していた・・・。でも、偶然見てしまった。彼の本当の姿を・・・。」
たまたま通りがかったところで、湯島が別の女性と仲睦まじそうにし、あまつさえ求婚まで。
「君を愛している。結婚しよう。」
「悪い夢を見ているようだった。そんな時・・・。」
そこにタイミング良く現れた、メモリ売人の根津。
「山村幸さん?是非、買っていただきたいモノがあるんです。」
「ほんの少し、湯島を懲らしめてやれれば・・・。そう思って買ってしまった。でも私は迷った。こんな事をしても意味がない、全て忘れて弟と出直そう。そう決心したとき・・・。」
 もともと復讐心が芽生えて買ったメモリでしたが、想像以上に出来た人で、思いとどまったところでちょうど黒須らの車が突っ込んできて、
「バイラス!」
自衛のため、とっさにメモリを使用するも、そのまま轢殺されてしまったようで。その時に、
「私の心は、怪物になった。」
康平をも飲み込み、復讐の鬼に。
同時に、その怨念は1台の廃車に乗り移り、それを再生。
同じく怨念に取り込まれた康平がそれで復讐を行った、と。
なるほど、ウイルスらしく復讐が伝染しています。
 あまりの凄惨さに、流石のフィリップもいくらか衝撃を受けているようです。
「まず、私を轢き逃げした奴らに復讐してやった!残るは、私を騙したあの男だけ・・・!」
「幸さん、君はガイアメモリの力に支配され、自分を見失いかけている。」
説得を試みるフィリップ。
「頼む、間に合ってくれ!」
翔太郎も、湯島が狙われていると知り奔走。

 その湯島は、別の金づるらしき女の家に逃げ込むも、
「どうぞ。どうしたの?急に。」
「ああ、ちょっとね。しばらく置いてくれる?」
「本当に!?いいよ、嬉しい・・・。」
すぐにそこにもバイラスドーパントが。
窓を割って侵入してきたバイラスに、またもパニック。
何ともホラーチックな・・・。

 後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 14:35Comments(5)TrackBack(7) 特撮ネタ | 仮面ライダーW

2009年11月28日

帰宅

 結局、どこかに寄ってもう1泊しようにも、あまり良いところが見つからなかったので、一部高速を使ってさっさと帰ってしまいました。
 今回のツーリングで最もキツかったのは、やはり高速代でしょうか・・・。
私の場合、基本ビジホなら4000円程度のところに泊まるのですが、瀬戸大橋とかそう言う連絡橋なんかを通ると軽くそのぐらい取られますし、今日も京都から石川まで高速を使ったら4000円オーバーと、特に後者なんかは高速を使うぐらいならどこでも良いから泊まってしまえ、という風になってしまいます。
 途中で気付いた事ですが、別に見るものが無くったってどこか別の所に泊まってしまえば体力的にも楽だし高速なんぞ使わなくてもいい、と言う風になるんですよね。
どうも失敗したような気がします。
 何せ、今日の走行距離は約550km。
これは私の1日の走行距離の中では文句なしの最高記録更新です。
いくら何でも無茶をし過ぎました。無事に帰ってこれたのが奇跡的なぐらいで、現在少々意識が薄まっております。
 うちからだと東京まで出て、さらにそこから100kmほどは先に行くような距離ですよ。いくらなんでも非常識な走行距離でした。
しかも、その中で高速道路を使ったのは半分程度。
我ながらよく頑張ったものだと思いますよ・・・。
よくよく考えてみると、休憩を除けば10時間ぐらいは走ってますし。

 今回のツーリング、反省点があるとするならば、最も大きなものは「何故こんなにも急いでしまったのか」と言う事ですね。
連日、あまりにも距離を走りすぎです。
橋以外の高速代を合わせれば、食費を含んでも楽にもう1泊できましたよ。
これは大きな失敗です。
 前回の北海道の時とも関連付けると、北海道とか四国とか言う、ごく大きな目的地を設定したならば、そこに上陸した時点でだいぶ満足してしまうのが問題なのかも分かりませんね。
 四国には北海道のような「別世界」感があまり感じられなかったと言うのもあったかも分かりません。
いざ帰ってみると、やはり向こうは別世界のような暖かさでしたけどね。
 そりゃあ今晩から急に冷え込んだと言う事もありますし、日が暮れるのに合わせるように移動したんですから、冷えるのは当たり前なのかも知れませんが。
山陽・関西では16度とか17度だった気温が、こちらの山間では3度とか4度ってのは何かの冗談としか思えませんよ。
本当、最後の方は寒くていよいよ駄目かと思いました。
 最後に京都から高速に乗った辺りから、まさかのフル装備でしたし。
およそ今回のために買ったようなグリップヒーターや、よくオバチャンがスクーターに装備しているようなハンドルカバーも装着。
これで、手に関してはまず凍える事は有りませんでした。
 ズボンはジャージズボン、ジーンズ、レインウェアの3枚体制。
上もフリース、ライダーズのジャケット2枚重ねの上にレインウェアを装備。
ブーツもカバーを装備し、これ以上ないぐらいの装備を整えたのですが、それでも寒いものは寒いのには心底参りました。
流石に気温1桁となると、どうにも対処しきれない面があります。

 とまあ、色々とアレな点ばかりな上に、今回も急ぎすぎてグダグダにすらならないようなツーリングでしたが、やっぱり楽しいものは楽しかったし美味いものは美味かったしで。
まあ、これはこれで良いか・・・なんて思っています。
自分の限界に挑戦できたと思いますし。
本当・・・よく無事に帰ってこれたなと思いますよ。途中何度も危ないところはありましたし。  
Posted by jerid_and_me at 23:47Comments(0)TrackBack(0) 仮面ライダーディケイド 

2009年11月27日

さよなら四国、早い

 昨日は四国は香川県、高松に宿を取ったと言うわけなんですけどね。
実は今、すでに四国を離れて岡山の宿でこれを書いております。
 出発する時は、四国一周ぐらいしてやろう、と思っていますが、何故こうなってしまうんだか・・・。
先月の北海道の時といい、どうにも旅程が短くなってしまう傾向にありますね、私は。
 どちらも季節柄、寒いなんていう事もあり、やっているうちに辛くなってしまう、と言うところがあるのかも分かりません。
本当、メンタル弱いですね私。
 それに、ソロツーリングってのはこれ以上ないぐらい孤独ですからね。
ずっと実家住まいの私にとっては、それが地味に効いているのでしょう。

 ともあれ、今日は高松のホテルを出発し、そのまま南下して高知県へ。
道すがら、朝からやっているセルフのうどん屋で朝食をとったり、香川で1番との呼び声もある「山越」のうどんも賞味。
 こちらは釜玉で、混ぜられたそれは決して綺麗な画ではないので画像は割愛。
しかし、個人的に香川で一番おいしかったうどんです。
 他の名店と違い、釜あげでありながらコシがしっかりと主張してくるんですよね。滑らかさもありますが、何と言いますか。
「粉もの」らしさがちゃんと前面に出てきている、私が期待していた讃岐うどんそのものといううどんでした。
 これは冷で食べたら絶対美味い、と思っていましたが、朝から2軒目だったので流石に2杯目は断念。残念・・・・。

 その後、どうせだったら太平洋でも拝んでやろう、と思って高知県は桂浜まで足を延ばしてきました。
IMGP0538

今日も天気はよく晴れて、海が良く映えます。
 そういえば、太平洋にこれだけ接近するのって実はかなり珍しいんですよね。
私はずっと日本海側の人間なもので。
去年の3月、ビッグサイト東館脇の東京湾以来でしょうか。
 湾でなく、外洋に直接さらされているため、意外なほど波が高いのが印象的でした。
砂浜と違って、波の勢いで潮が濁らず、透明度が高いと言うのも綺麗なものです。
 この桂浜、てっきり砂浜かと思っていたのですが、実際にはごく細かい砂利の石浜。
砂よりも抵抗が少ない上に水を吸っても堅く締まると言う事がないため、尋常ではないほどに足を取られます。
波打ち際まで近づいて、それから戻ってくるだけでかなりの体力を消費しましたよ。
 そして桂浜と言えば坂本竜馬。やはりありました、竜馬銅像。
IMGP0533

 思った以上の巨大さです。
台座を含めれば13mもあるんだとか・・・。
そして浜まで降りて竜馬と同じ方を向いて
「日本の夜明けも近いぜよ」
などとつぶやいてみるのですが、私の人生なんぞよくよく考えれば宵闇真っ只中ですよね。
あるいは明けたら雨。
 ともあれ、高知名物と言えば鰹。
高知県庁近くの「ひろめ市場」内にあるたたき専門店、明神丸にて特製かつおたたき定食1000円の昼食。
IMGP0545

わさび醤油、酢橘か何かの汁、塩という味付けのバリエーションが嬉しいところ。生ニンニクのスライスが添えられていると言うのもエキセントリックです。
 こういう物ですから、周りには平日の昼間っからビールを飲んでいる人多数。悲しいかな、私はバイクなのでそうは行かないのですが・・・。

 そして足早に高知を離れ、Uターンして再び香川県に突入。
そのまま坂出市から瀬戸大橋に乗り、日没とほぼ同時に四国を離れ本州へ。
IMGP0549

 瀬戸大橋の中ほどにある与島PAから。
奥に見える明かりが四国・・・の筈です。
思えば、短い四国滞在でした。1日半程度しか居ないんですからね・・・。
とまあ、食べたかった讃岐うどんと高知の鰹を食べたし、紅葉の遅い四国では大歩危、小歩危峡谷はなかなかの紅葉と峡谷美を通りすがりながらも感じることができました。
 ちなみにその地名、おおぼけ、こぼけと読みます。
大ボケに小ボケなんて、アホさのランクみたいですが、れっきとした地名です。高知には「ごめん」なんてのもありましたしね・・・。
いきなりバスの電光掲示板に謝られた時にはどうしようかと思いましたよ。
IMGP0569

 夜を迎える与島PA駐車場にて。
短いながらも、距離や速度についてはそれなりに無理をさせた本ツーリング。バイクの方にもお疲れ様と言いたい気分です。
・・・が、家に帰るまでがツーリング。
岡山から家までは、ゆうに400km以上の距離がありますからね・・・そういう意味では、明日以降がむしろ勝負です。

 結局、京都はまるで宿が埋まっていますし、大阪も行ってみたくはありますが、どうにもバイクだと行きづらそうなイメージ。
修学旅行で一度行きましたが、あれこれいちいちゴミゴミしてるんですよ、あそこは。
交通もそうなので、バイクだと巻き込まれて事故死なんて事になりそうで・・・。
 結局、翌日どうするかってのに悩まされ通しですね、今回は。
いや、前回もでしたが。  
Posted by jerid_and_me at 23:01Comments(0)TrackBack(0) バイク 

2009年11月26日

クライシスランド

 昨晩は神戸に宿をとり、今日はようやく四国に上陸。
やっぱりカプセルってのは寝具のチープさやスペースの狭さは割とどうにでもなるのですが、音に関する問題がやはり大きいですね。
 深夜のカプセルホテルで普通に電話するとか、あんまりにも非常識だと思うのですが・・・関西クォリティ、などとは思いたくありませんけども、ちょっと予想外でした。
 しかしまあ、温泉付きという事もあり、そこそこの睡眠時間ながらも疲れをリセットし、出発することができました。
 本州→四国ルートは、淡路海峡〜鳴門海峡ルートを選択。
距離の上では最短となりますからね。
当初は、淡路海峡に関してはフェリーを使うかと思ったのですが、30分に1本のサイクルにうまく合わないとそれなりに待たされる事になるという可能性がよぎりました。
600円程度の差をケチってそういう危険性に挑むことは無いか、と思って、結局明石海峡大橋を渡ってしまいました。
 もっとも、その乗り口までに相当の時間を使ってしまいましたが・・・選択としてはアリだったか、と思います。
この手の巨大な橋を、ましてバイクで渡るというのはこれが初めてのことで、少々ばかり興奮してしまいました。
 その巨大な建造物の下をくぐった時、「あ、これは渡りたいな」と思ったらもう乗り口に向かって曲がっていましたね。
実際に乗ってみると驚くほどの高さで、眼下には弧を描いた神戸〜明石の市街地と海。
人間むき出しのバイクと言う事もあり、まるで空でも飛んでいるような感覚です。
その上、本日も快晴。
これは最高の気分と言ってもいいものでした。
 その後、高速道路の代金をケチり、淡路島の中ではほぼ一般道を利用。
・・・なのですが、同じことを考えているトラックが居たり、どうも現地民っぽい車が遅かったりで。
お金以上に時間をロスしてしまったような気がします。
 ともあれ、鳴門海峡は鳴門大橋、もとい大鳴門橋を渡ってさあ四国上陸。
私はずっとNARUTO大橋だと思っていたのですが、実際には大NARUTO橋と呼ぶのが正しいようです。
 この橋も相当な高さで、しかも眼下には螺旋丸もとい渦潮で有名な鳴門海峡。
実際、かなり潮が巻いているのがチラ見ながらも分かりました。
「大した橋だ・・・まさかこれほどとは。まさに渦潮・・・。」
と思わずつぶやくほど。
 そして、いくら他にいいルートが無いとはいえ、高速料金ってのは痛い出費です。
カードを使うので、月末が心配です。
「通行量は犠牲になったのだ・・・。明石から続く高速、その犠牲にな。」
などとつぶやく程度には。

 そして四国に上陸すると、本当にあちこちにうどん屋があるのに驚きますよ。しかもセルフ。
特に香川県に入ってからは。
しかも、通りがかったのがランチタイムだと言う事もあって、やたらどこも人が入っています。
 店の数はかなりあるにも関わらず、この人の入り。
香川県民はうどんばっかり食べているという噂が、にわかに真実味を帯びてきます。
 私も美味い讃岐うどんを食べると言うのが大きな目的であっただけに、とりあえずは他の土地では味わえない名店と呼ばれるところのうどんを味わうことにしました。
セルフも安くて美味しいと言うんですけども、やっぱり地元じゃまず味わえないであろう名店のものを、と思いまして。
 とりあえずは、ルート上にある香川県の割と東部にある「山田家」と「わら屋」に。
どちらも、店のしつらえからして本当にうどん屋か?と思えるような所です。
 特に「山田屋」なんて、大がかりな和式建造物にしっかりとした門、しかも立派で手入れの行き届いた日本庭園まで。
門の中に立ち入ったはいいものの、著しく困惑してしまいました。
 どうにか店内に入ると、平日のしかも昼時のピークを過ぎていたこともあり、まるで待たされるようなこともなく席へ。
さらに、どういうタイミングでこうなったのか、角の庭が良く見渡せる素敵な座敷席に通されるという・・・。
 申し分ない条件でありますが、「どうしてこうなった?」という風にかなり混乱していました。
そのせいか、食べる前に写真を撮るのを忘れますし・・・。
頼んだのは「釜ぶっかけ黄卵のせ」と言うもの。
 これはどうやら、釜あげの熱い麺に濃いめのつゆと卵黄、大根おろし、生姜・・・といった数々のトッピングを混ぜると言うもので。
意外と麺が細く、思っていたほど強力なコシもありませんでしたが、味そのものは美味でしたよ。
強いコシよりも、麺のしなやかさ、滑らかさが前面に押し出されているという印象です。
 これは2軒目の「わら屋」についても同様でした。
この店も讃岐東照宮なんていう大きな神社の脇にあって、建物も藁ぶき屋根というしつらえ。
そのくせ、席数は奥のほうも含めるとやたら多いというギャップ。
まさに、讃岐うどんブーム恐るべし・・・と言うところです。
 こっちはちゃんと写真を撮りましたよ。釜あげ確か420円なり。
IMGP0522

温かいうどんの、まして釜あげと言う事もあってかコシはあまり主張してこないのですが、滑らかさと炒り子だしの強さは大したものです。
そして、麺がやたら長いです。うまいことダシの器の中に入れられないほどですよ。どうしてこうなった。
 とまあどちらにせよ、本場のさぬきうどんはこちらの予想と意外と違う、と言う事が分かりました。

 もっといろいろ食べるつもりでいたのですが、ここで問題が発生。
それは、意外とボリュームがあると言う事です。
結局、この遅い昼食が尾を引いて、夜にもう1件食べるだけで精一杯でした。
 3件目は、高松市内でホテルのすぐ横の「うどん棒」。
うまい棒みたいな名前ですが、実際ここも美味しいです。
今回の注文は少し毛色を変えて、冷たいぶっかけタイプでタコ天うどん。630円なり。
IMGP0528

安く抑えても良かったのですが、ここはひとつ四国らしく、と言う事でタコ天をトッピング。
・・・したら、注文を受けてから揚げたのを別に皿盛りで出してくれたのには驚きですよ。さすが、割高なだけの事はあります。
味も最高でしたよ。堅くなく旨味たっぷり。
 麺のほうは、冷やしであれば流石にコシが前面に出るだろう・・・と思っていましたが、こちらもコシよりも滑らかさが前面に。
どうやら、地元のセルフとかで出てくるものと、香川の名店と呼ばれるところでは実態にかなり違いがあるようですよ。
これは発見でしたね。

 とまあ、それなりに四国を満喫しつつあるのは良いんですけども。
問題は、明日の予定がまったく決まっていないと言う事です。
どうも週末から天気が崩れ気味になってくるようなので、その前に帰ってしまいたい・・・都合、遅くとも日曜には帰っておきたいのですが。
 流石にこのまま四国を離れたのでは味気ない感じもしますが・・・
したい事といえば、四国を縦断して高知にでも行って太平洋を拝んでくるというぐらいで。
 加えて、帰りは京都に寄り道をして、見ごろを迎えた紅葉を見ていきたいと思っているのですが、そういうシーズンですから宿もありゃしないという現実。
まして、明後日からは週末ですからね。
・・・いっそ、京都ならまだ近いんで1泊2日ぐらいで改めて出直すという手もありますが。
 となると、明日はとりあえず少々うどん屋に回り道をしながら四国を縦断し高知に行って、そこから折り返して瀬戸大橋か何かで本州に再上陸し、そこで宿を取る、ぐらいが現実的でしょうね。
 そうすると、宿なんかもまた1から考え直さなければ・・・そうすると明日は出発もそう早くはできないでしょうし。
まったく、難儀な性分ですよ。
宿の事なんぞ考えずに、行き当たりばったりで飛び出せるような楽天的な性分なら良かったんですけども。  
Posted by jerid_and_me at 23:33Comments(0)TrackBack(0) バイク 

2009年11月25日

一旦神戸

 昨日チラッと書いた通り、今日は四国に向けてのツーリングに出発しました。
割と突然のことではありますが、滞在が短くなり、いろいろと反省点や物足りないところ、やり残した事などは多々ありますが、どうにか北海道ツーリングを遂行したのが1月ほど前。
 その後から、冬が到来する前にもう1度ぐらいどこか遠くにツーリングに行きたい・・・とはこちらのブログにも数回書いていたことと思います。
 どこかに、という目的地の中で第一候補だったのが四国。
九州ほど遠くなく、東北のように地続きでもなければ寒くもない。
そして、私はここ数年、どうにもうどんが好きなもので。本場の讃岐うどんでも食べに行きたいな、なんて。
 我ながらくだらない動機ではありますが、くだらない理由であってもそれなりに遠い目的地を決められたならば、私としてはこの時点である程度は勝ったようなものなんですよね。
 私はどうも、どこかへ行きたいと思いながら、どこが良いかとは決まらず、行ったらどんな風だろうか、と言うことを妄想するだけで満足して、結局は機会を逃すことが多くて。
 都合、こうやって家を飛び出てしまった事に関しては「良くやった、私」などと当時の自分を賞賛することができます。

 とは言いましても、北海道の時と同様に出たら出たら色々と辛いんですけどね。
北海道の時の反省点を活かし、南に進路を取りながらも過剰なまでの防寒対策をとったのですが、富山から今晩の宿、神戸までは実に400km弱の距離があります。
 やはり、距離を乗れば乗るだけ辛くなりますからね。
北海道でも300kmオーバーの行程と言うのはどうにかやってのけたのですが、今回は渋滞とhttp://livedoor.blogcms.jp/blog/jerid_and_me/article/editいった交通の流れが危ぶまれる本州。
 琵琶湖をパスして京都府に入る頃には、「到着が日没後になるのは好ましくない」「関西の道は怖いので、少しでも安全そうな高速へ」と言う風に、京都から名神高速道路に乗りましたが、その辺りから疲労がクライマックスでした。
やっぱり、300km近くなると苦しくなるものです。
 今日は予想外なほどの好天に恵まれましたが、これで雨なんぞ降って、おまけに平年より寒くなろうものならどうなっていたか分かりませんよ。
 京都に入るまでは運転そのものが楽しく疲れを感じなかった一因として、福井県敦賀市の辺りでは、晴天の下で特有のリアス式海岸による珍しい風景を横目ながら楽しむことができましたし、琵琶湖の景観も楽しむことができました。
 私に限った事ではないと思いますが、水周りの風景って好きなんですよね。景色に関して言うなら、山よりも海派です。
 敦賀湾は、山の中を走っていたと思ったら、急に湖のような海が出現します。山の中だから湖?いや、よく見ると水平線が・・・と言った具合に。
 琵琶湖は、平地の中に巨大な水面が出現。これは海か?と思ったらどこにも水平線も見えない・・・と。
やはり、知らない道を走って変わった水面に遭遇すると心が躍ります。
 バイクって、天気とか交通状況といった条件さえ揃っていれば、知らない道を走っているだけで楽しいんですよね。
ましてそこが家から遠く離れているとなれば尚更。
不安と、未知との接触という非日常の感覚がクセになります。
 とは言っても、意外と早く着くことが出来たのが不思議です。
出発が10時前、到着が6時前。
都合、休憩を入れても8時間足らずとなり、これはGoogle先生のルート予想よりも短縮されるという結果となりました。
 あれは渋滞や信号などの影響をどの程度考慮しているのか怪しいこともあり、正直な所これよりも早くなることはないと思っていたのですが・・・意外です。
 流れが鈍かった区間も多々ありましたが、それでも早く到着したのは、それ以上にペースの速い区間があったのでしょうか。
 個人的に驚きだったのは、日本で第二の都市圏である関西においては、高速道路と言えども渋滞すると言うのが個人的に衝撃でした。
田舎の高速なんて、それこそ土日の1000円均一でもなければ採算が取れないのが見た目に明らかな程度には空いていると言うのが普通なのに。
 都会じゃあ、たとえ通行料を払っても渋滞に巻き込まれる時は渋滞に巻き込まれるんですね・・・ちょっとしたカルチャーショックでした。

 本日の宿は神戸市内にある温泉付きのカプセルホテル。
三宮にある「神戸クアハウス」って言う。
施設がいくらかボロかったり、カプセルと言う最低限にして低廉な宿泊設備でありながら、温泉付きでそこいらのビジホよりはよほど安いので、これはこれでアリかな・・・と。
 もっとも、この後まともに寝ていられなかったと言う事になれば、それも返上する事になりそうですが。
こうしてPCを持ち込んで、ネットに繫いで宿の予約をしたり明日の行程について調べることが出来たりと。
それだけでも大分御の字なんですけども・・・。
大したプランもなしに飛び出した都合、出先で携帯のみとなると苦しいものがありますからね。

 さて明日は四国に渡って、まずは香川に向かいましょうか。
酒酔いの状況で旅日記なんぞ書こうと思うと、どうしても変なテンションな上に、妙に長くなってしまいますね・・・。
どうにもお目汚し、失礼しました。  
Posted by jerid_and_me at 22:53Comments(2)TrackBack(0) バイク 

シンケンジャー 37〜39

 いつの間にか3つ溜まってしまいましたシンケンジャー。
どうもここしばらく、日の経つのが早いと言いますか・・・。
 先ず27話「接着大作戦」は、脚本がまた小林さんと別の方と言う事で流ノ介のキャラの乖離が心配になりましたが・・・割とその心配は当たったような感じですね。
 もともとキャラの触れ幅が大きくてただでさえ不安定なキャラですが、別の方が脚本を担当されると違和感を感じてしまうのは毎度ながら不思議です。
やはり流ノ介がメイン格となる回であれば、小林さんに担当して欲しかった、と言うのが正直なところです。
 千明は割りといつでも千明に見えるんですけどね。
どうして流ノ介となると違和感が感じられるんでしょうか。
主に、どうも千明との接し方に違和感が感じられます。
具体的にどこが、と言われると中々はっきりと分かりませんが、何となく
「ここまで意固地でアホだったろうか?」
などと感じてしまいます。
最初のうち、あまりにも千明に動きをあわせなかったり、買い物の時の偽装の時は流石にどうだろう、と思いました。
何となく物言いが乱暴なようにも聞こえます。俗っぽいとも言いますか。
 とは言いましても、タイプの違う2人が一時は意地を張り合って反目しても、仲間のピンチにはお互いに足りないものを補って勝利、って言うのは良いですよね。
こう終盤に持ってくるのは何か違うか、とも思うところですが。
 これだけ話が進んだなら、既に各々がかなり分かり合えているはずなのに、と思うもので。
もっと序盤、あるいは中盤ぐらいにやっておけばベストだったんじゃないか、と思います。
 ただ、中の人の動きには心底脱帽した回でもあります。
よく繋がった状況であんなに動けるな、と言うのはもとより、股下の手を軸に縦回転してキックとか。
こんな戦い方があったのか、などと心底驚かされました。
千明のアクションを考えてる人は毎度凄いな、と思います。

 次なる38話「対決鉄砲隊」では、侍なのに鉄砲!?とタイトルからしてツッコミ所満載です。
タイトルの由来は、先ずは外道衆がナナシ鉄砲隊を結成した、と言う物で。
ナナシも巨大化したら手持ちの武器から何か連射するくせに、今更鉄砲隊か、などと不思議なところです。
アヤカシも割りと飛び道具持ちが多いように思えますし。
 シンケンジャーにしても飛び道具は別に珍しくもありませんよね。
ウォーターアローにランドスライサー、烈火大斬刀の大筒モードにダイゴヨウの秘伝ディスク発射。
 とは言ったものの、やはり多数のナナシが弾幕を張ったとなれば侍との相性は悪い上に、鉄砲を向けられた侍が劣勢、ってのは侍モチーフならばやっておきたい所でしょうね。
 しかし、シンケンジャーにとって厄介だったのは、鉄砲よりもジイが不在という状況。
金勘定の問題に、戦闘となれば毎度背後に垂れ幕を広げる黒子の手配、アヤカシのデータ収拾や記録もジイの仕事。
 ジイを墓参りに行かせようと思うのならば、外道衆の出現を教えない事はもとより、そうした雑務もシンケンジャー当人らがこなさねばならず・・・。
結果として黒子の手配を間違え、変身〜名乗りの流れにおける背後の垂れ幕がまるで足りないという事態に。
これは、中々締まらない光景でした。
 こういう、「世話役(特にオッサン)」に休みをやるべく若い主要キャラが四苦八苦する、という話は割りとよくあるものだと思いますが、定番の話をシンケンジャーがやると大抵当たりになりますね。
 腹にスキマセンサーを隠して便秘キャラがついてしまう源太だとか、やはり余所余所しくなっておよそ隠し事にならなかったりと。
いかにもと言う話なのですが、それが不思議と面白いです。
 既に3/4年ほどの付き合いになるジイには嘘などお見通しでしたが、最終的にはジイとその娘夫婦をひと目会わせてやれたと言う事で、結末もいい感じでしたし。
家族が一緒にいられるように、早く悪が滅ぶといいな、とか思わせるのは戦隊モノとしては重要だと思います。

 今回は新たな手持ち武器・モウギュウバズーカ登場の回で、見るまでは
「侍なのにバズーカ・・・しかもこれでは烈火大斬刀の大筒モードが御役御免に?」
などと、かなり嫌な予感を感じていたのですが、実際に見るとそれほど嫌悪感を感じないんですよね。
 せいぜい、バズーカが最終奥義って言うのはどうだろう、とか。
片手で持つにはあんまりにも辛そうな大きさと形だな、ぐらいしか感じません。
やっぱり小林さんは駄目そうなアイテムをいい感じに登場させるのが上手いな、とまたまた脱帽です。
 ただやはり、スーパーシンケンマルの登場もあって烈火大斬刀が御役御免になりつつあるのは気になってしまいます。
元々、ゴーオンの後の予告を見たときから
「使いにくそうな武器だなぁ」
とは思っていましたが。
 そして殿様専用強化アイテムっぽくなってしまったのは若干残念です。
どうも5人(6人)で戦ってるって感じがしない事がありますね、最近。

 39話「救急緊急大至急」では、ついに動き出したアクマロと、それに相乗りする薄皮太夫と十臓。
アクマロはアヤカシなんぞ使わずとも、呪術のようなものを用いることで人々の闘争心といった悪い心を引き出し、互いに争わせることが可能。
・・・今まで何で使わなかったんだろう、と言う所ではありますが。
戦隊モノでその手のことにツッコミを入れるのは野暮と言う物でしょう。
 この術は三途の川の水を増やすのとは若干趣旨が違うのではないか、と思いましたが、効果があるのはシンケンジャーとて同じ。
千明と源太は同士討ちをさせられる上、獲物が揃っていないとは言え太夫と十臓ともそれぞれ2人で相手をしなければならないと言う劣勢。
 どちらかと言うと、シンケンジャーを呼び寄せて始末すると言うのが目的だったような感じえすね。
この戦いの中で、十臓が丈瑠に言い放った「弱くなった」という言葉。
確かに1人の侍としては弱くなったのかも分かりませんが、6人のシンケンジャーと言う意味では強くなっているんでしょうね。
 しかしながら、丈瑠は「実を惜しむようになった」と言う十臓の言葉を気にしているようで。
確かに以前は、自ら先頭を切って戦い、真っ先に討ち死にするのが当然のような戦い方をしていた頃もあったと思いますが。
それは確か12話で改めて命を預かり、そして預けると言う事で、そこから戦い方が変わっていった筈。
 そこから更に時間がたち、互いを心底大事に思うようになったのが弱み、と言うのでしょうか。
仲間のためにも死ぬわけにはいかない、と言う気持ちが丈瑠を以前のように激しく戦わせなくなったのかも。
 何にせよ、丈瑠が気付いていたけれども目を逸らしていたもの、とは一体何か?と言うのは今の所は殆ど分かりません。
次回以降でまた明らかになるのでしょうか。
 いよいよ最終クールに突入するにあたって、シンケンジャーそのものの定義を占うような話が回ってきたものだ、と思います。
これは次回が楽しみ。

 次回はいよいよ、突然にドウコクが現世に登場し、それに伴ってシタリなんかも出てきてシンケンジャー大ピンチ、という話のようです。
そこで、今回また他のメンバーから離れつつある丈瑠を含め、シンケンジャーの絆がまた新たにされる、と言う風になるのでしょうか。

 それはそれとして、全く流れと無関係ですが、明日(日付的には既に今日)からしばらく四国方面に向けてツーリングに行ってきます。全くもって突然ですが。
都合、木曜のジャンプや日曜のWの感想なんかが遅れる可能性が多分にあります。
・・・割とどうでもいい事かも分かりませんが。
もっとも、道中ちょこちょこと何か上げるだろうとは思いますけど。  
Posted by jerid_and_me at 00:41Comments(0)TrackBack(0) 特撮ネタ 

2009年11月23日

今週の鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST「第33話 ブリッグズの北壁」

 前回は、スカー他が2手に別れて北に向かった影響で、メイを追うエルリック兄弟の進路も北へ、という流れだったのですが。
今回は早くも北の大地へ到着、と言った形となりました。
 スカー一向、スカーとともに陽動らしい振る舞いをしていたのはやはりヨキ。
この人も小悪党だけあって、ろくな役が回ってきませんね。
髪が黒い中年、っていうアバウトな手配にも驚かされますが・・・。
一応、現場レベルでは軍の重要人物だったわけで、顔の資料の1つぐらい回りそうなものだとか、キンブリー等にしか面が割れてないんじゃ顔を整形した意味はあるのか?などと細かい事が気になってしまいました。

 しかしキンブリーはこの「悪人」っぽさが何ともいい味を出しています。
先ず格好から、見るからに寒そうな北の土地で、高速で走る列車にぶら下がっている間もいつもの白スーツに身を包み、帽子が飛ばないように押さえている様子は彼なりの美学みたいなものを感じます。
単に殺す事が楽しいって言うんじゃなくて、「人殺しと言う仕事」のやり甲斐が素晴らしいと思っているようですし。
そう言う意味で、イシュヴァール殲滅戦においては軍服が仕事着であり、当時、 周りの殆どが外套を着込んだり軍服を着崩していたのに対し、唯一軍服を過不足なくピシッと着ていましたし。
今回のスカー追跡においても、極寒の地にあっても、それ以上でもそれ以下でもないいつもの白スーツで現場に赴いている辺り、随分と仕事熱心であることが分かります。
 さらに、イシュヴァール殲滅戦では、手にかけた相手のことなど覚えていないと言う事は全くなく、自分の前に立ちはだかって重症を追ったスカー兄のことや、その背後にいたスカーの顔もしっかり覚えているという記憶力。
 こりゃあ仕事熱心にも限度があるな・・・と思いますよ。
もっと真っ当な仕事があったなら、より社会に貢献していただろうに、と思う所でもありますが、当人にとってはあれが上から与えられた至極真っ当な仕事だったんでしょうね。
 組織の頭に立つようなタイプではなく、絶対的に上の相手から与えられる仕事を全うすること、特にそれが困難を伴う場合はそこに喜びを感じるタイプのようです。
殺す仕事に付きまとう、殺される危険さえ喜んでいますからね・・・ここまで来ると流石に危険ですが。
内容は置いといて、ちょっと見習いたくなるような甲斐性ですよ。
 見てくれも、切れ長な目とは裏腹に大きな鼻と、ゴキブリの触角のような前髪。
特徴的で人間味の溢れる悪役の顔だな、と思います。

 エルリック兄弟は、早くもブリッグズの北壁へと到達。
そこで、国境の軍の猛者、バッカニアと対決。
相手は、純戦闘用で異形の、その上材料も鉄ではなく何か別の金属を素材とするオートメイルを駆使し、エドを圧倒。
 材料が非鉄金属で、鉄の分解術は鉄にしか通用しないってのは中々興味深い所ですね。
寒冷地での低温脆性なんかを嫌っての事なのか、それとも軽量化か強度アップか。
 対するエドは相手のオートメイルの正体がつかめない上に、オートメイルの付け根が原因不明の痛みに見舞われ苦戦。
オートメイル、まして普通のだと駄目だ、と言うのはその土地では良く知られているようですが、痛みを伴うって事は金属部が冷気で冷やされると、そこに付け根の生身の部分が熱を奪われて凍傷になってしまう、とかそう言う事なのでしょうか。
まあ、次回辺りには教えてくれるでしょう。

 その上、大国ドラクマの密偵と間違えられながらアームストロング少佐の姉、オリヴィエの前まで連行されてしまいました。
どこまでも似ていない上に、少佐より年上となると一体何歳なんでしょうか。
 そしてこれがまた怖い人で、初っ端からエルリック兄弟のことを疑っている上に、自分以外の人間の評価など無意味、と少佐の紹介状も破り捨てられてしまいました。
 当初は心強い味方かと思っていましたが、果たして本当に協力者となってくれるものか・・・先ず軍中央部がホムンクルスに支配されている事なんかを信じてもらうまでに骨が折れそうですよ。
 山の間にあんな巨大な壁を建造することから、ドラクマとの国境である壁を留守にする訳にも行かないんでしょうし。
大体、国内でクーデターが勃発なんてのが隣の敵対国に知れたら、それだけで無理やり攻め込まれそうな物ですよ。
こうして北の果てまで出てきたことが、果たして意味を持つものかどうか・・・。

 今回、微妙に目を引いたのは雪とか寒冷地ならではの表現ですね。
降りしきる雪の表現がどこかリアルに感じられたのと、山脈や壁といった静物の書き込みが細かいな、なんて感じました。
 特に壁は、真冬の巨大ダムのようにブロック模様に雪がついているのが印象的で、巨大建造物らしい迫力がよく感じ取れました。

 マルコーはスカー兄の遺稿に到達し、ブリッグズには今まで見たことのないタイプのバケモノが。
どうやら、それ以外と北部では色々なところに違いがあるようですが・・・北まで来てしまったとなると、次回以降はどういう風になるんでしょうね。  
Posted by jerid_and_me at 23:46Comments(2)TrackBack(7) アニメ系 | 鋼の錬金術師

2009年11月22日

今週の仮面ライダーW「第11話 復讐のV/感染車」

 相変わらず、それだけでは話の見えてこないサブタイですが・・・。
「これまでの仮面ライダーWは?」
「そろそろ亜樹ちゃんに真実を話さないのかい?ビギンズナイトの事。」
また出てきました、ビギンズナイト。少々プッシュが過ぎますよ。
「あのドライバー、まさかあいつが?」
尻・・・霧彦と冴子夫妻には早くも正体がバレ、
「僕達は見たのかもしれない、敵の根源を。」
さらに園咲家の主、琉兵衛もテラーの能力を垣間見せました。
「私の依頼人に・・・指一本触れるな!」
亜樹子のおやっさんに似た側面も顕現。
「ジョーカーグレネード!」
ヒートジョーカーの必殺技、トルネードに聞こえましたが実はグレネードらしいですね、これ。

 さて今回の依頼は?と思ったら、いきなり轢き逃げ。
その数日後、鳴海探偵事務所では派手にくしゃみをぶちかます亜樹子。
「大丈夫?亜樹ちゃん。」
「駄目かも・・・。」
「風邪は万病のもと。うがいして薬飲んで、早く寝ろ。」
「そうする・・・。」
そう言いつつもくしゃみを連発。
「あ!おい、ツバ飛ばすな!うつるだろ!」
「うつるわけないでしょ?馬鹿は風邪ひかないんだから。」
馬鹿はどっちだ、とテレビの前で思ったのはきっと私だけではないはず・・・。
しかし、その言葉に反応するフィリップ。嫌な予感が。
「おい、いいか?よく聞け。人を馬鹿って言う奴がな、馬鹿なんだぞ?」
「子供か?お前は。」
「興味深い!どうして馬鹿は風邪をひかないのか?検索しなきゃ。」
早くもアジトに引っ込んでしまうフィリップ。
 そこへ電話が。
「もしもし!鳴海探偵事務所です!」
ズルズルの鼻声のままで電話をとる亜樹子。翔太郎は受話器を奪い取って
「あ!ああー・・・もしもし、お電話替わりました。ご依頼の内容は?ええ、何でもハードボイルドに解決・・・」
「ダチから聞いたんだ!警察じゃ相手をしてくれない事件を専門に扱ってるって!なあ、そうなんだろ!?」
「あの、もう少し落ち着いて・・・」
「命を狙われてるんだよ!頼む、助けてくれ!」
ひどく焦った様子でまくし立てる依頼人。

 探偵の仕事を著しく履き違えられているとは思われますが、只事ではなさそう。
翔太郎が現場に向かうと、そこは人気のない港。
「ここか・・・。待たせたな!鳴海探偵事務所の左翔太郎・・・」
「遅えよ!助けてくれよ・・・。」
憔悴した様子で現れた依頼人。
 同時に、けたたましい音楽が鳴り響き、青いライトを輝かせて向かってくる大型車。
あまりの唐突さに、翔太郎もカッコよく回避して自分の身を守るので精一杯。
逃げる依頼人が車に追いつかれ、はねられる・・・と思ったら、跳ね飛ばされることなく男の体をすり抜け、そのまま通過。
「おい、大丈夫か!?」
男も無傷で立ち尽くしていたと思いきや、突如として苦しみ出し、その場に倒れてしまいました。
「おい!?お、おい!」
車は次に翔太郎を狙ってくるのかと思えば、そのまま重いエンジン音を響かせて走り去ってしまい、依頼人の脈を確認すると、どうやら絶命していた様子。
 前回の推理ドラマテイストと比べて、今回は急にホラー・ミステリ調になったという感じですが・・・果たして。

 犯人、もとい犯車は現場を走り去り、現場に残されたのは依頼人の死体と翔太郎のみ。
そうなると、取調室に押し込まれてしまった翔太郎。
「ヘボ探偵!何であの男を殺した!?素直に吐きやがれ!」
「俺は交通事故を目撃しただけだって。」
「ああ、そうかい。けどな、仏さんの体にゃあ車に轢かれた跡なんて、これっぽっちも付いちゃいないんだよ!」
 日ごろの恨みとばかりに吼える真倉ですが、そこに入ってきた刃野。
「おいおいおい、まあ、そう吼えるんじゃないよ。」
上司が出てくれば黙るしかないという・・・。
「どうだ?翔太郎。折角取調室に来たんだ。カツ丼でも食うか?」
それを聞いて、大いにテンションが上がる翔太郎。
「そう来なくっちゃあ!大盛りで。」
「だってよ。」
「え、冗談ですよね?」
「食ったら話すんだよな?」
「もちろんっす。」
「ほら行けよ、早く。」
「大盛りで。ダッシュ、ダッシュ!」
「朝からやってるかなぁ?」
「そっからダッシュだよ!・・・大好物なんすよ。」
ハードボイルド気取りですが、好物は庶民的にカツ丼・・・ますますハーフボイルドです。
しかし朝からカツ丼大盛りとは、胃腸だけは相当ハードなようです。
「ハハハ・・・冗談だよ!」
「嘘ぉ?」
割と本気でガッカリしている様子。
 実際には、検死結果を外部の探偵である翔太郎に流すために真倉を遠ざけたという所で、
「検死報告によるとだ、害者の青木って男はウイルスに感染して死んだらしいよ。」
「ウイルス?」
死因は外傷のようなものでなく、ウイルスによる死亡。
真倉は検死報告すら見ずに翔太郎を犯人扱いしていたわけですか・・・駄目な警官そのまんまですね。

 署の出口では、ティッシュとゴミ箱を携えた亜樹子が翔太郎を待ち受けていました。
「あれ?お前、何やってんの?」
「身元引き受けに決まってるでしょ?」
「ただの参考人だっつーの。」
「でも、昨日電話してきた人、死んじゃったんでしょ?」
「ああ。」
「じゃあ、この件からは手を引くしかないわね。」
「いや、俺はやるぜ。」
依頼人が死亡して収入は見込まれないのにも関わらず、さらに突き詰めようとする翔太郎。
「でも・・・。」
「目の前で依頼人がやられてんだよ。黙って引き下がれっかよ。それに・・・あの車は泣いていたんだ。」
「はあ?車が泣くわけないじゃん。大丈夫?熱ある?風邪うつした?んなわけないか。・・・ちょっと待ってよ!馬鹿ー!」
車が泣くという、またしても微妙なセンスの翔太郎ですが、とりあえず亜樹子は仮面ライダーBlackを見直すべきです。
・・・単車は別問題って?

 その頃、フィリップは。
「何故、馬鹿は風邪をひかないのか・・・。これは予想以上に手強い難問だ。」
またしてもホワイトボードをびっしりと埋め尽くすほどに、馬鹿と風邪の因果関係について調べています。
そりゃあ迷信の根拠を得ようって言うんですから、難問でしょう。

 ミュージアムサイドでは、霧彦がメモリセールスマンの根津を呼び出し、
「何だよ須藤?急に呼び出したりして。」
「ある情報が入った。根津くん、君の売ったガイアメモリがひとつ無駄になったそうだね?そう、バイラスのメモリだ。責任、取ってもらうよ。」
 自分だって売ったメモリがことごとくダブルに破壊されている印象ですが、ナスカメモリで始末する気満々。
これも鬼嫁のDV教育の賜物でしょうか。
「ま、待って!アクシデントなんだ!それに、バイラスのメモリに関しては今、特殊な事が起きてる!」
「特殊な事?」
「ああ、実は・・・。」
どうやら、今回の事件はミュージアム関係者にとってもイレギュラーな事態である様子。

 ウォッチャマンと接触し、情報収集を図る翔太郎。
もっとも、当のウォッチャマンは亜樹子目当てなようですが・・・。
「本日は、オールディーズな亜樹子ちゃんどぇ〜す!」
しかし、くしゃみが携帯に炸裂。
「うわっ、レンズべしゃべしゃ・・・でも、これはこれで案外いいの撮れたかも。アクセス数、上がっちゃったりなんかして。」
 変態め・・・。
見た目とのマッチは相当のものですが。ハマり役だと思います。
「・・・なあ、そんな事より例の情報は?」
「掴みましたよ、もちろん!でもね、翔ちゃん。今回はヤバいよ?マジでヤバいから。」
「危険とは常に隣り合わせ。それが、探偵の宿命さ。」
と、情報料(万札)をさっと出すと、亜樹子にさっと没収され
「こら!依頼人もいないのに経費使うな!」
「返せ、こら!俺はこの事件から手引く気は無えんだよ!」
と奪い合いになると、翔太郎にまたくしゃみ攻撃。
「うわっ!てめえ・・・!」
そんな2人をよそに、
「殺された、その青木って男。風都でも有名なストリートギャングのメンバーの1人です。特にリーダーの黒須、父親が財界の大物と裏で繋がってるとかで、そっち系の組織に武器横流ししてるとかって噂とかもある。」
 と情報を提供。
なるほど、殺されたのはいわゆる街のダニと言う奴のようです。

 翔太郎らは、さっそく黒須らの溜まり場へ。
「探偵さんが何の用だ?」
「えっ、特にありません!ね?」
「おい!・・・単刀直入に聞く。あんたらの仲間をやった黒い外車について、知ってることを教えてくれ。」
「黒い、外車・・・?」
「そいつが青木を?黒須さん、もしかしてあの雨の日・・・」
部下が何か言いかけると、暴行をはたらき
「そのことは二度と口にするなって言ったろうが!」
「すいません!」
知られては不味い事があるのは明らか。
「やっぱり、何か知ってるようだな。」
すると、今度は拳銃を突きつけ
「知らねえよ、何も。」
「おっとっと。」
「消えろ!」
「ああー!お邪魔しました!」
「お、おい!ちょっと!」
すぐさま翔太郎を引きずって出てしまう亜樹子。
「仕事の邪魔すんなっつの!」
「何よ!私がいなきゃ今頃蜂の巣よ!?それに、仕事じゃない・・・」
店から人が降りてくるのに気付き、亜樹子の口を塞いで身を隠す翔太郎。
「車、確認して来いって言ったってよ・・・。」
「でも、黒須さんには逆らえないっすよ。」
出てきたのは、黒須の子分が2人。
「俺はあの2人を追う。亜樹子はここで黒須が出てくるか、見張っとけ。」
「うん。・・・って、ちょっと!マグナムが、もう・・・。」

 そうして2手に分かれ、子分のほうを追う翔太郎。
「その辺の車盗んで行きゃあ・・・廃車置場なんかすぐそこだよ。」
「そうっすよね!」
頭が頭なら、子分も大概いい加減。
 すると、目の前にあの車が。
派手な音楽を鳴らしながら、子分らを追走。
先ずは真っ直ぐ逃げた1人を轢くと、その男もウイルスにかかって即死。
 そして人を轢く直前には、車の前方から怪人のようなシルエットが発生することも目撃。
「やはり、ドーパントか!フィリップ!」
ドライバーを装着するも、
「やあ翔太郎、やっと謎が解明したよ。」
「はあ?何言ってんだよ!」
「馬鹿が風邪をひかないのは、色々思い悩まない結果ストレスが溜まらず、風邪に対する免疫力がアップするからなんだ。色々調べた結果、これが一番説得力がある。」
 と研究結果を力説するフィリップですが、あまりにもTPOをわきまえていません。
「んな事どうだっていいんだよ!!」
ついに自分も巻き込もうとする車から逃げている真っ最中。
しかしフィリップはお構いなしに説明を続け、翔太郎はついに車の屋根の上に。
「でも、ここでまた新たな謎が・・・。馬鹿は何故、高いところが好きなのか?」
「落ちる!」
「え?君もしかして、今高いところに?」
嬉しそうなフィリップ。
やはりフィリップも、「翔太郎=馬鹿」説に賛同しているようです。
 そうこうしているうちに、翔太郎はついに運転手の顔を目撃。
すると運転手は車を蛇行させ、柱にぶつけて翔太郎を振り落とすと黒須の子分を追走。
 翔太郎は
「バットショット!」
バットショットを起動し、運転手を撮影。
「ガタガタ言ってんな、行くぞ!」
「仕方ないな・・・。」
「サイクロン!」
ようやくフィリップもやる気に。
「変身!」
追い詰められ、今まさに轢き殺されようとする子分の前に現れるダブル。
「おい、逃げろ!」
車を止めたのも束の間、さらに乱入するナスカドーパント。
「またお前か!」
「あのドーパントは私にとって貴重なサンプルだ。邪魔しないでもらおう!」
「あ?サンプル?訳分かんねえ事言いやがって!お前こそ邪魔するな!」
その間に非常階段から逃げる子分ですが、立体駐車場から派手にジャンプし、なおも男を追う車。
そして男は、ウイルスをうつされ、あっけなく即死。
 その頃、ダブルは
「決着つけてやる!」
「ジョーカー!ジョーカー!マキシマムドライブ!」
「ジョーカーエクストリーム!」
必殺技の早出しは死亡フラグ、しかし霧彦の要望通り真っ二つ・・・と思いきや、背中のマフラーでがんじがらめにされ、強制的に合体した上で弾き返されてしまいました。
「返された!?」
「まさか・・・。」
しかし、今回の霧彦の関心はむしろ車の方へ。
「ガイアメモリの想定外の特性・・・これは間違いなく、私にとってのチャンスだ。」
都合、ダブルにはトドメを刺さずに、その場を離れてしまいました。
嫁のDVがショックで、やはり面目躍如を企んでいるようです。

 翔太郎らはアジトに戻り、情報の整理。
「さっき撮影したこの人物を特定したよ。山村康平、18歳。彼について、とても興味深い情報があった。」
「何だ?」
「一週間前、お姉さんが轢き逃げ事故に遭っている。」
「まさか、その犯人が?」
「そう、恐らく黒須たち4人が・・・。山村康平は、現場から逃げ去る黒い外車と、彼らの顔を覚えていた。でも、警察は証拠不十分で逮捕できなかった。」
「だから、康平が自らドーパントになって黒須たちに復讐してるって事か。同じ黒い車を使って・・・。」
「彼のお姉さんは、今も意識不明の状態が続いているらしい。」
見てくれ、言動、肩書きからして街のダニかと思いきや、どうやら狙われているのは本物の外道。

 事実、康平は明らかに復讐に駆られている様子。
「あと1人だよ、姉さん・・・。」
そこを訪ねる翔太郎。
「山村康平君、だよな?」
黙ったままの康平に、
「俺は左翔太郎、探偵だ。君を止めに来た。」
「僕を止める!?」
「黒い車・・・君がドーパントなんだろ?復讐なんてもう止せ。君の姉さんだってそんな事、望んじゃいない。」
「あんたに・・・何が分かるって言うんだよ!」
事件当夜、
「姉さん!」
道路を横断する姉を康平が追いかけてきたところ、目の前で黒い車にはねられ、しかも運転していた黒須らは
「姉さん!」
「やっべえ!」
「どうします?黒須さん。」
「あ?そんな、やっちまったもんしょうが無えだろ。なあ?」
「ですよねー!」
と、まるで犬猫でも轢き殺したかのように笑ってそのまま発進。
「姉さん・・・姉さん!」
目の前で轢き逃げされたとあれば、流石に・・・。
「奴らだけは許せない・・・絶対に!」
翔太郎の前から走り去る康平。それを追いかけるもののバスに阻まれ、さらにバスから降りてきた男に
「おお、康平くん!?」
「湯島さん・・・湯島さん、助けて!」
その場を任せてバスに乗り込むと、
「お前、康平君をどうしようって言うんだ!?そうか・・・お前、あの轢き逃げ犯の仲間だな?」
 その男に阻まれ、みすみす康平を逃がす格好に。
「は?違えよ!ああ・・・!」

 康平は逃がしたものの、その湯島という男からも情報を収集。
「湯島さん、仕事は画家っすか。」
「売れない貧乏画家です。たまに女子高で美術を教えたりして。幸とは、彼女が働いている食堂で知り合いました。」
「それで、婚約を?」
この湯島と言う男、殺された康平の姉・幸の婚約者だったようで、康平からは義兄になる予定だった間柄のようです。
「3ヵ月後に式を挙げる予定でした。彼女と2人で選んだ教会で・・・康平君もその日をとても楽しみにしていてくれた。それなのに・・・。」
「彼は犯人達を心の底から憎んでいた。」
「当然です。両親を小さい頃に亡くした康平君にとって、幸はたった1人の肉親でしたから。じゃあ、そろそろ失礼します。」
 事件の裏の並々ならぬ事情を知り、やるせない様子の翔太郎に着信が。
「もしもし?」
スタッグフォンを取ると、先ずは盛大なくしゃみ。
「ああっ!何だ、亜樹子か。」
「何だ、じゃないでしょ!?黒須を見張ってろって言うから、あの店からずっと追跡してたのよ!そしたらね、何かすっごいヤバい感じなの。」
「来るなら来い、このクソガキが!返り討ちにしてやるよ。」
黒須は機関銃を手に、康平を待ち構えています。
そこへ突っ込んできた車。
「来やがったな、この野郎!」
黒須は機関銃を乱射。これには隠れていた亜樹子もたまりません。
「ギャー!聞いてないー!」
「すぐ行く!」
これは只事ではありません。翔太郎も現場へ急行。

後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 14:34Comments(2)TrackBack(11) 特撮ネタ | 仮面ライダーW