2010年01月31日

今週の仮面ライダーW「第20話 Iが止まらない/仮面ライダーの流儀」

 アクセル照井竜登場からの2回目となります。
「仮面ライダーW!今回の依頼は!?」
「刑事?」
「照井竜だ。」
「クールで腕利きって感じ。」
当初の印象では、そう言うふうに翔太郎と真逆なのだと思われていました、竜。
「ダブルでは力不足だ。」
「僕たちへの侮辱は許さない!」
そのため、探偵事務所メンバーとは初っ端から衝突。
「俺はいずれ、仮面ライダーになる男だ。」
「仮面ライダーが、バイクになっちゃった!?」
「絶望がお前の、ゴールだ。」
アクセルはバイクに変形する一方、キックは普通にカッコいいキック。
そして変身を解除した片平真紀子になおも襲いかかろうとするアクセル。
「貴様だけは・・・生かしておかん!」
「変身解除した人間を攻撃するつもりか!?」
と、ここからが今回。
当然ながら止めに入るダブルに、
「ダブル!正気か!?」
「それはこっちの台詞だ!おい、早く逃げろ!」
「奴は俺の全てを奪った、Wのメモリの持ち主だぞ!」
激しく怒りをあらわにするアクセル。
「W?」
「Wのメモリとは何だ?」
「俺に・・・質問をするな!」
アクセルの攻撃は続き、ダブルはとうとう変身を解除してしまいました。
 翔太郎はダメージを受けながらも立ち上がると、
「アンタ・・・仮面ライダーになるんじゃないのか?」
「何だと・・・?」
「罪は憎んでも、人は憎まない。この風都の人々が仮面ライダーに望んでいるのは、そう言う心だ。」
 己の仮面ライダー観を説くものの、アクセルは
「甘い・・・甘ったるい事を言うな!」
なお激昂して襲いかかろうとし、そこで割って入ったのは亜樹子。
「いい加減にしてよ!竜君!」
そこでようやく変身を解除し、開口一番
「この街は腐っている。だから人も腐るんだ!」
「何・・・!?」
「俺はこの街が、大嫌いだ!」
風都が嫌いだと宣言し、立ち去っていく竜。
「照井竜!」
翔太郎は追いかけようとしますが、ダメージのために倒れてしまいました。

 事務所に戻った3人。
「竜君、別人みたいだったね。あんな乱暴な面があるなんて・・・。あの怒り、どこから来るんだろう?」
「一連の凍結事件・・・何か個人的に関係がありそうだな。」
竜の豹変ぶりについて話していると、本を引いていたフィリップが一言。
「ハードボイルド・・・。」
「あ?」
「ああいう男をそう呼ぶんじゃないのかい?冷徹なまでに、1人で信念を貫き通す、鋼の男。」
「フン・・・。」
確かに、翔太郎自身もそう呼んでいましたからね。
 ここで翔太郎の心に残っているのは去り際の竜の言葉。
「この街は腐っている。だから人も腐るんだ!」
「街のせいか?本当にそうか・・・?」
どうしても納得のできない翔太郎は、怪我をおして起き上がり、自ら捜査に乗り出し
「起きちゃ駄目だよ!どこ行くの!?」
「照井は間違ってる・・・俺は俺のやり方でこの事件を追う。」
「あ、こら!所長様を置いていくな!」
亜樹子もそれに同行する事に。
「Wのメモリ・・・それは一体何だ?」
残ったフィリップの方は、竜が口にしたメモリの名称が気になっているようです。
凍結なので、Winterとか・・・そんな所でしょうか。

 風都警察署、超常犯罪捜査課では。
「容疑者、片平真紀子は失踪したままです!現在、全力を上げて捜索中です!」
「花屋からも、メモリを使った証拠は出ませんね。」
竜に報告する真倉と刃野。
「子供の報告か。」
「は・・・あの・・・?」
「ご苦労、後は俺が単独でやる。」
2人を無能扱いし、こちらも単独で捜査する事に。

 地球の本棚に入り、「W」のメモリについて検索するフィリップ。
「Winter、White・・・。本を絞れない。イニシャルがWの氷のメモリでは、どうも今回の事件とは、能力が合致しないな。本当にWなのか?」
 どうやらこちらの仮説は外れたようですが・・・確かに、それらしい単語はもう見当たりません。
 そこでフィリップは、
「過去の風都の凍結事件を、全て検索してみよう。」
洗いざらい検索してみることに。

 花屋、コーンフラワーブルーでは、そそくさと店を離れる息子、清。
それを追いかけるは竜。
 一方の翔太郎は、ウォッチャマン経由で情報をゲット。
「なるほど・・・それならあの親子、必ずすぐ会うな。で、2人が落ち合う場所は?」
「多分、あゆみ公園。あそこの花壇は店長のテリトリーだし。何より、隠れる場所、いっぱいあるからね。」
 ウォッチャマンの情報通り、真紀子は公園に。
幼い頃の清と遊んでいた時のことを思い出していると、
「母さん!何考えてるんだよ!?」
「清!」
「無茶ばっかして・・・俺がどんだけ心配したと思ってるんだよ!?」
「何言ってるの!私だってね、覚悟があってやった事なんだよ?」
その様子を陰から見張っているのは竜。
「でも、この先どうすんの!?・・・もういい。俺、知らないから。」
「清・・・!」
清が離れたところで、真紀子の前に現れたアクセル。
「母親をかばう孝行息子にも愛想を尽かされたか。」
逃げ惑う真紀子を
「何故!お前は、何故俺の・・・!」
と追い立てていると、そこに遅れてやってきた翔太郎と亜樹子。
「やめろ!」
「またか、左!」
「俺の話を聞けよ、照井!」
「聞く耳持たん!」
翔太郎に構わず真紀子を始末しようとすると、それを妨害したのはファングメモリ。
「よくやった。」
「右までも・・・!」
右呼ばわりとは。
などとやっているうちに、当の真紀子には逃げられてしまいました。
「待て!」
それを追いかけようとすると、立ちふさがるのは翔太郎。
「いい加減にしろ!何度も何度も・・・自分たちのした事が分かっているのか!?」
 相手が生身であろうと、構わず斬りかかるアクセル。
何とか避けていると、そこでフィリップが駆けつけ
「翔太郎!彼を止めるには僕の方が向いている!」
「分かった。頼んだぜ、相棒!」
「ファング!」
「ジョーカー!」
「変身!」
「ファング・ジョーカー!」
ダブル・ファングジョーカーへと変身して応戦。
「貴様、貴様!」
「こいつ、滅茶苦茶だ!」
完全に怒りで戦っているアクセル。
「エンジン!」
さらにエンジンブレードを射撃モードにして攻撃してきたと思えば、距離が詰まれば
「エレクトリック!」
トリガーを引き、電撃を帯びた攻撃でもって受け流せないダメージを与えてきます。何とも攻撃パターンの豊富なことで。
 そこを、
「ショルダーファング!」
ブーメランで動きを止め、背後から羽交い絞めにすると
「冷静さを欠いているから、本来の力を出し切れないみたいだな。落ち着きたまえ、照井竜!」
「何故邪魔をする!?俺は法の番人として、当然の正義を行っているだけだ!」
「君の行為は正義ではない。個人的な、復讐だ!」
それを聞いてハッとする竜。
「!・・・調べたのか?」
「ああ・・・。」
竜が変身を解くと、フィリップも変身を解除。
 起き上がった翔太郎は、
「復讐だって?」
「そうだ。かつて風都で起こった凍結事件を検索し、分かった。彼の家族は、氷のドーパントに殺されている。」
 あの異常なまでの執着や激情は、家族の復讐だから、と言う事のようで。
それを言い当てられた竜は、静かにフィリップに歩み寄って行ったかと思いきや、その襟首に掴みかかり、
「何が分かる・・・!あの日の事がどれだけ分かると言うんだ?この検索小僧が!俺の心の叫びまで検索できるのか!?」
 と訴えるようにまくし立てる竜。
「いや・・・人の心は検索できない。だから、教えてくれ。君の身に起こったことを。」
「何だと・・・?」
「だって、それを解決するのが依頼だった筈だろう?」
確かに、依頼の内容は「連続凍結事件の犯人探し」でした。必要な情報です。

 さて、今回の園咲家サイド。
「綺麗に仕上がったわね若菜、失礼の無いようにするのよ。今日紹介する人物は、我がミュージアムにとって最も重要な人物よ。」
 名家の令嬢らしくめかし込んでいる若菜。
正式にミュージアムの幹部になったことで、どうやら、琉兵衛の命で重要な人物に紹介されるようです。
「お父様は・・・。『少々危険な相手だが』と仰っていたけど?」
「そうね。風都を震撼させた連続凍結事件の立役者ですから。」
「・・・凄そうな方ね。どんなメモリを?」
「イニシャルは・・・『W』。」
園咲家とは既にお馴染みだったらしい、竜の家族の仇。

 その竜が語るには、
「俺には父と母と妹が居た。平凡だが幸せな家庭だった。だが去年の8月、家に帰りついた俺が見たものは・・・!」
 どうやら竜が警官になったばかりの頃、家に帰ると飾り付けをされていた部屋が凍りつき、部屋の隅には同じく寄り添って凍り付いている家族が。
「父さん!?母さん・・・春子!?何が一体・・・?」
「竜・・・。」
父親はかろうじて息があり、
「何?父さん。」
「氷、氷の怪人だ・・・『W』のガイアメモリを・・・。」
「何だよそれ!?」
そして竜が手を伸ばすと、家族は粉々に。
その現場にも、今回のケースと同じく青い花が撒かれていたと。
「それが全ての始まりだった!」
割ったのは竜、とかツッコんだらいけないんでしょうね。
「その君が、何故アクセルのガイアメモリを?」
「そして彼女が現れた・・・。」
この間、アクセルドライバーを竜に届けに来た謎の女性。
「誰だ貴様は?」
「私はシュラウド。あなたと同じ苦しみを味わった者。」
「シュラウド・・・?」
「犯人が憎いのだろう?力を与えよう。」
「私が・・・あなたの復讐を支える。」
ここで、先にエンジンブレードだけを渡されていたようですね。
渡す側からして順序が後先。
「その女が誰かは知らない。だが誰でも構わん!俺から家族を奪った、悪魔に復讐できるのならな!」
「それがお前の・・・。」
「ビギンズナイト。」
「竜君・・・。」
「この街は悪魔の巣だ。俺はようやく悪魔を、俺の家族を奪った犯人を見つけた。片平真紀子を消す。君達にも、俺を止める資格はない。」
 言うべきことを全て言うと、再び真紀子を始末するべく動く竜。
そこへ翔太郎は、
「照井。お前の憎しみは痛い程伝わった。だがそのせいでお前は、間違った相手を殺す所だったんだぞ!」
「何だと?」
「犯人は片平真紀子じゃない。」
衝撃情報を伝えられ、これには竜も驚き。

 街のダンスクラブでは、清を中心として踊り狂う若者たち。
が、しかし急に音楽が止まり、大ブーイング。
「おい!早く音鳴らせよ!」
そこへ翔太郎ら一行が登場すると、さらにブーイング。
「お開きだぜ、お坊ちゃん。」
「ああ!お前ら、早く帰れ!」
すると清は人払いを試み、またもブーイングが高まると
「ああ、うるせえ!帰れ!」
と強引に追い払ってしまいました。
「まさか、こいつが・・・?」
「そう、真犯人はこいつ。息子の、片平清だ。」
「貴様が、ドーパント・・・?」
「うん、さっき公園でお袋から取り返した。」
何を悪びれる事も無く、ガイアメモリを見せつける清。
「ウォッチャマンの情報の通りだぜ。本当に評判が悪いのは母親じゃない、裏でその金を使って遊び歩いてる、こいつの方だってな。」
「取引先の人達はみんな、些細な事で彼の怒りを買って襲われたんだね。」
「フン。どいつもこいつも俺の事、親のスネ齧ってる駄目息子だって馬鹿にしやがって。だからこいつを手に入れて、片っ端からムカつく奴を凍えさせてやったんだ。池田の野郎も、そこのテメエもな。」
 割と下らない事で襲っていたようで、さらに翔太郎についても
「おい!アンタもう行くのかよ?」
「痛え!」
という、花屋に聞込みをした際、清を突き飛ばした時の事を根に持っていたようです。
「え!?そんなつまんない理由で?」
「俺の機嫌を損ねる奴はみんな氷漬けにしてやる。」
「じゃあ、片平真紀子は・・・?」
「あの人はただ息子をかばっただけだ。わざと現場に花を撒いたりして、自分に注意を引き付けようと。」
 もしかしたらと思ったら、やはり息子をかばっていたようです。
「清、早く逃げなさい!これ貸して!さあ早く!」
ガイアメモリを奪い取ると、あたかも今しがた変身解除したかのように見せかけていたんですね。
「俺は危うく、別の人を・・・!」
「人を凍えさせるのは面白かったぜ。」
と笑う清に、
「貴様・・・!」
翔太郎が怒りをあらわにすると、そこに出てきた真紀子。
「待って!待ってちょうだい!時間を下さい、この子は私が止めます!清、もう止めましょう?」
 すると清は真紀子を張り倒し、
「出てくんじゃねえよ!誰もかばってくれなんて頼んでねえだろ!」
と暴言を。これはひどい・・・。
「お前・・・!母親に向かって何してんだ!?」
「止められてたまるか!」
清はドーパントへと変身し、冷気を浴びせて逃走。
 翔太郎は、泣き崩れる真紀子に対して
「彼は俺たちが止める。アンタにもう1人でメリーゴーランドには乗らせない。」
「探偵さん・・・。」
「木馬に乗ったアンタの切ない顔が忘れられなかった、それだけさ。行くぜ、フィリップ!」
「ああ!」
と言うと、フィリップとともにドーパントを追走。残った亜樹子は真紀子を介抱し、
「大丈夫ですか?」
さらに竜は
「甘い・・・。」
「竜君?」
「甘ったるくて・・・耐えられん!」
翔太郎のやり方はやはり相容れないようです。
「ハーフボイルドだから、あいつ。」
「いや、あいつがそういう性格でなければ、今頃俺は・・・。」
が、そういう葛藤に苦しめられています。

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Posted by jerid_and_me at 20:30Comments(2)TrackBack(14) 特撮ネタ | 仮面ライダーW

2010年01月30日

193

 ようやく待ちに待った休日ですが、明日のTOEICの勉強もせずにひたすらダラダラしています。
そのダラダラのお供となっているのが、木曜の帰りに購入してしまったこれ。
S.H.フィギュアーツ  仮面ライダーイクサS.H.フィギュアーツ 仮面ライダーイクサ
販売元:バンダイ
発売日:2010-01-23
おすすめ度:4.5
クチコミを見る

いわゆるフィギュアーツと言う奴のイクサです。
 リンクを貼っつけてはみたものの、アマゾンではすでに品切れとなってプレミア価格になっているようですね・・・私が買いに行った所では、木曜の時点ではまだ2つも棚にあったのですが。
しかもお値段は2割引で3000円足らず。
 そういう意味で、購入の動機と言うのは「人気だから」と言うところがちょっと大きかったですね。名護さんに言わせれば「不純すぎる!」と言うところでしょう。
 そして第2の動機は、初回限定で付属している「名護語録スタンド」と言うものに心惹かれてしまいまして。
要はフィギュア用の台座に、名護さんの台詞がプリントされていると言うだけのものですが、そのセリフのチョイスが大したものでして。
「その命、神に返しなさい」
「俺に逆らうな!俺は常に正しい!!」
「俺を誰だか知らないのか!?俺は名護だぞ!!」
「聞こえないな、もっと大きな声で言いなさい」
という、ネタっ気満載の4種類。
これはネタキャラ大好きな特ヲタとしては買うしかないでしょう・・・。
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 台座の台詞は、「その命、神に返しなさい」という一番欲しかった台詞だったのでホクホクです。
やっぱり名護さんと言ったらこれですよね。ネタ台詞でもありますが、普通にカッコいい台詞だと思います。
 開封してみると、立体ものにはわりかし疎い私でも、これはパッと見でよく出来ているなと言うふうに思えます。
塗装がかなり細かく、はみ出しだとか塗り漏れと言ったものはおよそ見受けられません。
 前に買ったことのある装着変身シリーズなどと比べると、アクションフィギュアとしてはかなり上の出来だと思いますね。流石、1000円以上も値段に差があるだけの事はあります。
 先ず、武器がこの手のフィギュアにありがちな軟質樹脂のものではなく、硬質樹脂で非常にカッチリとしたものになっているのが不意討ち的な嬉しさです。
もちろん、塗り分けなんかもしっかりしていますし、長さも十分。
武器としては、イクサカリバーがカリバーモードとガンモードの両方で付属するとともに、イクサナックルも付属。
 ベルトはイクサベルトの有り無しそれぞれのバージョンを差し替えられますが、外したナックルが明らかに巨大化していると言うのも原作に忠実と言えましょう。生身のカットだといやに小さいのを使っていて、アレが玩具のナックルだったと言う噂もあります。
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 折角なので両手持ち。
イクサライザーがあれば丁度良かったんですけどね。
 そして驚くべきはその可動性です。
まさか、つま先の関節まで可動するとは驚きですよ。足首から先はダイキャスト製ですし・・・。
太股と腰の関節に関しては、もうちょっとと言うところでありますが、ライダーの中でもかなり装甲のゴツゴツしたライダーですから仕方の無い所かも分かりませんね。
 腰回りに目をやると、1度しか使われなかったフェイクフエッスルの存在感が哀愁をかもし出しています。
本当、いらない機能でしたよねアレ。
 そんな具合に可動範囲が中々広いので、イクササイズもお手の物。
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 再現のために久しぶりにイクササイズの動画を見たら、腹筋が見事に破壊されてしまいましたよ。
アレがおよそ公式ってんですから恐ろしい話です。
まったく、キバはネタ成分に関しては素晴らしいライダーでしたね。

 また、当然のことセーブモードの頭部も付属。
登場当初はこっちの顔のほうがやたらカッコ良く見えていたものです。
何と言いますか、ライダーっぽくない感じがヒットしたんでしょうね。
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 音也っぽいナックルさばき。結構ナックルがでかいと言うのが分かって頂けると思います。
手首パーツは左右それぞれ握り、武器持ち、半開きの3つが付属しているのでポーズの選択には事欠きません。
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 せっかくなので、次狼が変身した時の狼男っぽいポーズも。
あの時、ブロンズのイクサ像が次狼のこのポーズそのままに出てきて変身したときは笑ってしまったのを思い出します。
 本当はスパイダーファンガイア糸也が変身した時のもやりたかったんですけど、流石にパペットのパーツはついていないので諦めました。

 イクサはこれまでのライダーの中でも、恐らく最も多くの人に変身されたライダーで、かつ装着者それぞれに動きのクセや独特のポーズなどがあるのでかなりプレイバリューの高いフィギュアだと思います。
本当、色々な持ち主をあちこち転々としましたよね。時にはファンガイアまで。
 しかし、キバは本当に、ライダーのデザインに関しては珠玉のものが揃っていたと思います。
キバを初めとするファンガイアの鎧の、芸術品のような美しさはもちろん、このイクサもメカっぽさと芸術性、十字架のモチーフが非常によく融合していると思いますよ。
・・・ただ、キバもイクサもパワーアップすると微妙になってしまうと言うのは甚だ残念な事実ですが。
やっぱり商業臭いパワーアップはいけないと言う事ですね、うん。

 とにかくまあ、大満足の買い物でした。仕事のストレス解消にはうってつけです。
それとなく品薄になってきているようなので、
「興味のある人は、早くお店に買いに行きなさい。早く行きなさい!俺に、同じことを2度言わせるな・・・!」
 と名護さん風の台詞でオススメしておきます。
通販だとどこも全滅のようなので、我こそは田舎民と言う人は探してみると良いかもです。
 では最後に、本編12話(ブロンブースター初登場の時)キバに敗北を喫したイクサのポーズでも。
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負けたのはイクサだ・・・!  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 15:12Comments(2)TrackBack(0) 特撮ネタ 

2010年01月28日

08号

 表紙は「ぬらりひょんの孫」ながら巻頭カラーは「PSYREN」
どうも最近、表紙と巻頭カラーの乖離が著しいですね・・・。
 さて内容はと言いますと、圧倒的な力で迫る敵の前に、アゲハも雨宮も変化を遂げるかと言ったところで。
この漫画、基本的に敵のほうが圧倒的に強いんですよね。
そこへ主人公らは変化だとか機転で立ち向かう、と。
 それにしても、二重人格ネタって言うのは最近あまり見ないものだと思います。
やっぱりこの漫画からはどこか90年代の匂いがしますね。

 「ONE PIECE」
ようやくエースを救出。流石に今回ばかりは盛り上がりました。
まさか、ここで再びMr.3が出てくるというのも予想外でしたし。
これで上陸後活躍していないのなんて、あとはバギーぐらいじゃあ・・・。

 「NARUTO」
本編の感想ってのは、サスケのスサノオはライディーンみたいだとか、ダンゾウの能力が意味不明にチートだとかぐらいのもので。
 それよりも、マックのハッピーセットの「チャクラ宙返り」を買ってしまいました。某所でネタとしてえらく盛り上がっていたので・・・。
買ってみると、成程確かに大したおもちゃです。
顔のやっつけぶりはもとより、売り文句である宙返りは殆ど成功しません。
10回やって1回も成功すれば良い方です。
大した玩具だ・・・まさかこれほどとは。

 「銀魂」
何時にも増してゴチャゴチャとしてきたと思ったら病気展開に。
今回は当たりだと思いましたね。この漫画でこんな病気ネタが見られるとは。
その上オチも個人的にスッキリして良いと思いましたし。

 「BLEACH」
まさか日番谷がまた一番に突っ込んで行くとは・・・この漫画におけるベストオブかませ犬はどうしてこう死にたがりなんでしょうか。
しかも、どうせ人気だから死なないんでしょうし。
 一方でリアル犬の狛村はまったくもってこの漫画における癒しです。

 「ぬらりひょんの孫」
今だに戦闘向けの能力らしい能力が分からない淡島。
それが気になるってのもありますが、このクローズアップぶりはかなり人気獲得に繋がりそうですね。

 「トリコ」
度々話題にのぼる愛丸と言う男、回想ながら早くも出てきたと思うと・・・思っていたより普通ですね。
滝丸とかのリーダーだから、さぞ美男子だろうとか思っていたのですが・・・ハンタとかの序盤にでも出てきそうな風貌です。
何だかちょっと拍子抜け。
しかし展開的に燃えるものがあったので良いかと。

 「べるぜバブ」
本当、最後の台詞を引用して「何だこれ・・・」としか。
そのくせ、ライト層には受けそうな要素をあれこれ入れているってのが何ともまた。

 「家庭教師ヒットマンREBORN!」
どうせツナが1人で何とかしてしまうんでしょうから、いくら敵が強キャラアピールなんぞした所で・・・。

 「黒子のバスケ」
なるほど、前に語られていた「チームの変化」とは、黒子のプレイスタイルも含んでの事でしたか。
 加えて変人の加入や火神の暴走など、色々と面白くなりそうな要素があって期待大です。

 「いぬまるだしっ」
今回はあんまりヒットでもありませんね・・・この漫画は出オチとかで一旦ハマってしまうと順調に行くのですが。

 「スケットダンス」
またやるんですかジェネシス。正直前のは微妙だったんですが・・・どうにも意味不明すぎて。
今回はどうなるんでしょうか。

 「めだかボックス」
主人公のチートぶりに加えて中二病全開な言動行動の数々は微妙でしたが・・・そこを相手が闇討ちでやってくれたのはアリです。
このまま中二展開で勝たせなかったのは非常にいい。
・・・この後どうにかなるんでしょうけど。

 「HUNTER×HUNTER」
取材漫画でもあった通り、相変わらず狂った表情とかは飛び抜けて上手いです。
絵も案外それなりに書き込んでありますしね、今回の再開。

 「彼方セブンチェンジ」
前の勇者の時とテンションまるで変わってないな・・・なんて。

 「バクマン」
確かにプロ意識の問題ではありますが・・・現実問題としてミウラは外れクジだろうなぁ、と思ってしまうところです。
 今度は間接的に服部さんの計画に乗せられる格好となりましたが、今度は上手く行きますものかどうか。
リアルに苦しい新人作家のポジションだと思うんですよね、今。

 「賢い犬リリエンタール」
まさかのてつこが本体。そっちか!?と言ったところで・・・完全にしてやられましたね。
そしてごむぞうの尊い犠牲・・・復活は有りや無しや。
ここでリリエンタールに変化ってのも気になるところ。地味に一番先が気になる漫画かも分かりませんね、今週号に関しては。

 「保健室の死神」
やっぱり、地味にですがエロス分を増やしてきているような・・・。
そして合宿といえば定番の覗きネタまでやるつもりですよ、これは。

 「ねこわっぱ」
一方、こちらはテコ入れがどうも空回りしているという印象。
端折りすぎて、どうもトーナメントでも何でも無くなっているような気がします。

 〆「ピューと吹くジャガー」
オチに完全にやられました。
って言うかこの刑事の人、冷静に考えると完全に病気ですよね・・・。

 今回は中堅漫画が結構頑張っている印象。
それはそれとして、書いてる間に度々弄ってた「チャクラ宙返り」ですけども、1回しか成功していません。
サスケは設計ミスの犠牲になったのだ・・・と言うかこの企画を出した人って大丈夫なんでしょうか。色々と。  
Posted by jerid_and_me at 20:38Comments(5)TrackBack(0) 漫画 

2010年01月26日

 今週からいよいよ本格的に仕事が始まって、いよいよ本格的ダルいわ欝だわで生命の危機すら感じます。
金曜に配属の辞令が出て、そこから同期が集まって研修の打ち上げをしたりとか。
なるほど、やっぱり集まって研修やってるうちが一番楽しかったんだろうな・・・なんて。
 当然のように、ようやく出来たらしいヲタ仲間とは離れましたし。
まさか敷地自体が別の場所になってしまったと言うのは残念この上ありませんが・・・。
 それはまあ仕方ないとしても、配属先がおよそ一番行きたくなかった部門で、その中でも一番ボロい工場からとは・・・悪い夢を見ているようです。
 将来的におよそ異動もないようですし、それでいてそんなもののために海外まで行くことも十二分に想定されるとは。
まあ製造業なので大卒でも工場の現場からスタートとか、その工場がボロい事もあると言うのはこちらとて織り込み済みですが。
 一切希望を聞かれる事も無く、行きたくなかった所にずっと押し込まれると言うのには流石に絶望します。
重役も口では色々言いますが、実際にはただそこの現場に人が足りないからそこだけ多く取ったという気配がぷんぷんとしているのにはもう何と言っていいやら。
 ここまで人間ではなく駒として扱われるとは思っていませんでした。
会社なんてどこだってそういう物だろうとは思いましたが、学科とか研究とかそう言うのもろくに考えてはいないようですし。

 こうも嫌な形で人生を決められてしまうとは・・・。
まさしく「リセットボタンは何処だ」的なアレですね。
 このご時世ですから辞めるって訳にも行きませんし。
まったく困ったことになったもので。やれやれとしか言いようがありません。
しかしまあ、久々に日記らしいことを書いたと思ったら内容がこれ。
どんだけアレなんだ自分、と言った気分です。
 死なない程度にまあ頑張ってみようかと思いますが・・・。
こうなると転職とか考えたくなりますよね。現実問題として無理だと思いますけど。  
Posted by jerid_and_me at 19:50Comments(0)TrackBack(0) フツーな日記 

2010年01月24日

今週の鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST「第41話 奈落」

 前回、間にホーエンハイム云々を挟みましたが、スカーやウィンリィらが先にブリッグズ要塞へと戻るという作戦を実行するも、行き先は既に敵の手の中であり、どうにかして止めないと逆に危ないという話でしたね、前々回は。
 今回はそれの続きと言う事で。
しきりに先を急ごうとする面々に、「うわぁ、こりゃ参ったことになってるぞ」という思いを禁じ得ませんでした。
こういう時だけサクサクと足が進むんですよね・・・。
 すると、キンブリーまでもがブリッグズ陣営やエルリック兄弟を怪しんで、自ら坑道へと探索に入ろうとして、挟み撃ちの危険性まで生じるわで。
初っ端から大ピンチでした。
 その上、マイルズ少佐はキンブリーまでも殺すことで動きを止めようとしますし。
言ってることはごく正論なんですけどね。
それがブリッグズ流であること以上に、それをやらなければ仲間が死ぬかも知れない、という理屈は至極真っ当であるように思います。
やっぱり、そこが大戦を経験したか否かの差になってくるんでしょうね・・・。
 他にやりようが、とか話せば分かる、だとか。
意図的にそういう展開にしてるんでしょうけど、ちょっとイラッとしてしまいますよね。こういう時に関しては。
 けど結果的に、おそらくキンブリーは狙撃では仕留められないように思えますし、お付きのキメラ人間2人もなし崩し的に仲間みたいな状況に。
結果としては上手く行った、って事で。
 しかし、これをどう捉えるかってのは中々に難しい所です。
マイルズ少佐とかの言い分が間違っている訳ではありませんし、本来エドの言い分はリスクや効率の面で本来どうなのだ・・・と言うもの。
この手の展開では毎度思う事ですが
「今回は上手く行ったからいいものの」
と思うのは是か非か。
それが出来たらどんなにいいか、とはみんな思ってるんでしょうね・・・。
 この作品、基本的に上手くいかない事が多いのに、妙なところで上手く行くことが多いな、などと思います。
どうも日本語としておかしいな、と思うところですが。

 それにしても、キンブリーの爆破ってイマイチ威力が分かりませんね・・・。
見た目にはえらく派手に爆発しても、皮膚なんかには大したダメージは無いのに、鉄骨が折れて刺さるぐらいはするんですから。
 もっとも、大概近距離で放っているので、あまり強力だとキンブリー自身も吹っ飛んでしまうだろうとは思いますが。
相手に対して反応が追いつかないとまともに使えないなど、どうにも不便なところがありますね、キンブリーの能力。
 最終的には、賢者の石の要領で自分の命を消費して傷を治し、結果として寿命を消費したという事になったようですが・・・。
この手の、寿命を消費するような術って言うのは大概その設定が生かされないようなイメージがあります。
 この間のディケイドのようなやっつけ作品は置いといて・・・使い方が難しい設定だな、と思うところです。
この作品はかなりそういう所を作り込むので、もしかすると生きるかもとは思いますが、どう生かすのかという前例が私の中にまるでありません。
 今回入手した賢者の石と併せて、どんな風に話に絡んでくるのか。
先が気になるところです。

 そして、移動中ながらも何故かスカーの兄の研究書を解読。
完全なものを「金」と表すのはいかにも錬金術って感じですね、言葉の響き的に。
 が、シン国に錬金術を伝えたのが「金髪で金の瞳の不老不死の男」って・・・またお前かなどと思ったのは私だけではないでしょう。
まさかのホーエンハイム。
どんだけ話の根幹に関わってんだよ、と言う話ですよね。
 金の瞳に金髪なんてエドとアルみたい、って言うウィンリィのニアピンぶりもまた歯がゆさ倍増です。
そんな事を言っているウィンリィも、アルの決死の山越えの甲斐あって、どうにかブリッグズには行かずに済んだわけですが。
 後ろからはキンブリーが来るわ、アルの魂は危ないわで。
一向にピンチは脱していないという印象です。
 仕方がないので、スカーの記憶を頼りにイシュヴァール人のスラムに向かうという格好になりましたが、いかにもなアメストリス軍人にシン国民など色々混じった一行が向かうのは果たして吉と出るか凶と出るか。

 細かいところでは、エドが作ってブリッグズ兵が中に入った偽アルの「マッテヨ、ニイサーン(裏声)」が何気にツボです。ヘタなんですけど妙に上手いような。
この何とも言えない感じが。
 一方で血や苦痛の表現がすごくリアルだったりと。
反面、生々しいシーンが強烈でした。大した緩急ですよ・・・。

 次回、反撃の兆しと言う事ですが。
中々そう言う要素が揃ったように見えない今回、果たしてどう反撃しようと言うのか。
 またもオッサン2人が加わって、パーティの平均年齢もうなぎ登りですし。
結構、大所帯になってきたなという印象は受けます。  
Posted by jerid_and_me at 22:31Comments(0)TrackBack(7) アニメ系 | 鋼の錬金術師

今週の仮面ライダーW「第19話 Iが止まらない/奴の名はアクセル」

 霧彦との別れから早くも一週間ですが・・・今だに残る喪失感。
アバンでは、それをまた再燃させられる思いです。
「これまでの仮面ライダーWは?」
「まだ15歳の子供達にガイアメモリが出回っていた。」
「おそらく、ガイアメモリの副作用だ。」
未成年の子供達にもガイアメモリが出回り、しかも複数人での使い回しという誤った使い方のために苦しむ少年たち。
それが許せなかった霧彦なのですが・・・。
「この場所で、我々は地球の記憶を手にし、ガイアメモリは生まれた。」
「私がメモリの位置を教える!そこをお前が撃て!」
「トリガー・バットシューティング!」
体は既にボロボロ、どうにか子供を救い、冴子とともに駆け落ちしようとするも
「さよなら・・・あなた。」
「すごく大切なもの、託されちゃったみたいだね。」
妻の手によってトドメを刺され、風都の風に。
ふうとくんキーホルダーだけが翔太郎の手に残りました。

 さて今回、その翔太郎はと言うと。
「ビリヤード、これぞまさにハードボイルドな男に似合う、大人の競技だ。弾けて転がる球の行方を計算しつつ、辛抱強く追い込んで行く様は、探偵の仕事に通じる物がある。まあ要するに・・・俺のためにあるようなゲーム、だな。」
 ビリヤードに興じています。
しかし、セリフの割にはキュー回しをしくじって落としたりと、まるで様になっていませんが・・・。
そういえば鳴海探偵事務所、ビリヤード場と併設でしたっけ。
 同時に、乗り付けてくる例の赤い奴。
翔太郎がちょうど真っ直ぐにすっ飛ばしたキューをさらりとキャッチ。
「ああ・・・ハハハ、達人の俺とした事が、有り得ないミスを。」
「探偵事務所は2階だったな?」
「ああ、そうだけど・・・あんたは?」
「依頼人さ。」
そっけなく会話をしながらブレイクショットを行うと、手球以外の球を全てポケットに落としてしまいました。
「ハードボイルドだぜ・・・。」
翔太郎がハードボイルドと認めるほどの人材です。

 そして事務所へと上がると、出したのは警察手帳。
警視 照井竜とは・・・若いのに大した階級です。
「刑事?あんたが?」
「照井 竜だ。」
次に取り出したのは、凍りついて死んでいるらしい被害者の写真。
「最近頻発している奇怪な凍結事件の犯人を見つけたい。」
「これは・・・明らかにドーパントの仕業ね。」
「得意分野だろ。」
「フッ・・・生憎だったな。ハードな世界に生きる探偵が、簡単に権力にゃあなびかねえ。さっさと帰んな!とっとと帰りやがれ!」
 しかし、竜が前金を出すと、すっかり迎合してしまった亜樹子のスリッパ攻撃からのコンボが炸裂。
意外と安いように見えますが・・・。
「毎度〜!今後とも是非、ごひいきに!」
「てめえ・・・前金に目がくらみやがったな!?」
「決まりだな、所長。」
「はい!?」
「早速、左の方を借りていくぞ。」
「どうぞどうぞ!はい、翔太郎君!」
早速、手伝わされる羽目になった翔太郎。
「あ!ちょっと、おい待てこら!」
「クールで腕利きって感じ。翔太郎君とは真逆の人だな〜。」
「照井 竜・・・風都署の刑事。」
フィリップも、アジトの方からこのやり取りを観察していたようです。
「あの人のこと、気になるの?」
「ああ・・・何が気になるのか?それが分からないから気になるんだ。」
フィリップなりに引っかかるところがあるようですが。
 それぞれバイクで現場に向かう翔太郎と竜。
「照井 竜・・・何だか気に入らない奴だ。何と言っても一番癇に障るのは、こいつから妙にハードボイルドな匂いがしてるって事かな。」
 翔太郎の場合は、ライバルと言うふうに竜のことを見ているようです。

 現場となったマンションには、既に刃野や真倉も来ています。
「ご苦労。」
「お待ちしておりました、照井警視!」
「これが我がチームの初仕事だ。気を引き締めろ。」
「はっ!」
「え?」
まだ若いのに、刃野がへり下っているのに違和感を感じる翔太郎。
 その辺は置いといて中に入ると、部屋中がバリバリに凍っています。
ツララが下がっている上に、金魚鉢まで凍りついているほど。
「寒っ!何だこの部屋、冷凍庫か?」
「・・・被害者は?」
「芸能プロダクション社長、池田真也42歳。この現場で、凍らされた状態で発見されました。最近頻発している謎の凍結事件と同一犯だと思われます。」
「そうか・・・。」
「ねえ刃さん、こいつ刃さんより偉いの?」
すると、刃野はあわてて翔太郎を引っ張っていくと
「照井警視は、この風都署に新しく超常犯罪捜査課を設立しに来たエリートさんだよ!」
「え、超常犯罪捜査課って何ですか?」
「まあ、言ってみればガイアメモリ犯罪かな。俺と真倉はなまじドーパント事件に実績があったもんだから、組み込まれちゃったんだよ。」
「照井さん、すごい人ですよ。あの若さで警視だなんて・・・憧れちゃうよなぁ〜。」
「お前みたいなタイプは、出世するよ。」
「ああ、同感。」
本人を前にしてのヒソヒソ話によると、どうやら風都では警察の方でも本格的にガイアメモリ対策に乗り出したようで。そのトップを一任されたのが竜と言うわけです。
 その竜は椅子の下に何かを発見。
出てきたのは・・・青色の花。
それを見ると、急に怒りをあらわにしてテーブルに拳を叩きつけ、
「どうしあ?何か分かっ・・・」
「警告しておく!」
「は?ああ、この花・・・」
「俺に質問をするな。」
これまた急に翔太郎の胸ぐらを掴むなど、不安定に。
「あ?何すんだよ!」
「被害者の池田は?」
「鈴鳴総合病院に運ばれました・・・が・・・」
翔太郎に構わず、現場を離れていきます。

 園咲家サイドでは、
「ここが、ミュージアムの・・・始まりの場所?」
霧彦の欠けた穴を埋めるように、若菜までもあの地下施設に連れてきた琉兵衛。
「そう、お前にとっても今日が本当の始まりだ。若菜、正式に我が組織の中核に入ってもらう。」
「お父様、その・・・。」
「冴子に色々、学ぶように。」
「・・・分かりました。」
口答えする余地もなく、若菜も幹部に組み込まれてしまいました。
「そう言えば、連続凍結事件が起きているらしいね。」
「また暴れ出したのでしょうか?例のあのドーパントが。」
「あれは中々興味深いメモリだ。少々危険な相手だが、調べておいてくれるかな?」
「もちろん、お父様。」
今回の加害者は、園咲家にとっても関心に値する相手のようです。

 病院に到着した竜と翔太郎。
そこへちょうど悲鳴が上がり、先程の被害者である池田を追って現れたドーパント。
「ドーパント!?」
「やはりな。また池田を狙ってきたか!」
そう言って竜がバイクから引きずり出したのは、何やらえらく重そうな剣のような武器。
「げ・・・何だそりゃ!?」
アスファルトを砕き、引きずりながらドーパントの方へ。
「もう許してくれ!私が何をしたと言うんだ?」
「まだ気が晴れん。自分が砕ける音を聞きな!」
命乞いをする池田を始末しようとするドーパントを阻止。
「見つけたぞ、貴様!」
その重たい剣で斬りかかるも、流石にまるで当たりません。
「何をしている左!早く仮面ライダーになって戦え!」
「何故それを?」
「質問は受け付けないと言った!」
完全にペースを乱されている翔太郎。
「ああもう・・・!こいつマジ会話になんねえ!」
しかしながら、放っておく訳にも行かず、変身しようとしますが
「フィリップ、変身だ!」
「ああ、翔太郎?ちょっと待ってもらえないかな?うおっ・・・ヨダレの量が多いのか。これを事務所で飼うのは大変そうだな。」
 また何かよく分からないものにのめり込んでいるフィリップ。
「何?お前、また何にハマってんだよ!?」
「不便な奴らめ!」
竜はドーパントの冷凍ガス攻撃を受け、ピンチに。
それを見た翔太郎はすぐに変身しようとするも、
「ジョーカー!」
フィリップの側からは一向に応答なし。
「ジョーカー!ジョーカー!ジョーカージョーカージョーカー!」
「ああもう!やべえんだよ!全く!」
イライラしながらジョーカー連打をする翔太郎に、ようやく
「ああもう、うるさい・・・しょうがないな。」
ようやく変身。
「変身!」
「サイクロン・ジョーカー!」
「仮面ライダー・・・ダブル!」
仲間内のみで通じているはずのダブルという呼称まで知っている竜。
一体どこまで知っているんでしょうか。
 一見押しているかに見えるダブルでしたが、冷凍ガスを撒き散らしながら戦うドーパントによって、いつの間にか手足が凍り付いて身動きが取れなくなってしまいました。
「何!?野郎・・・!」
「ヒート以外考えられない相手だな。」
「ヒート・ジョーカー!」
ヒートの火炎パンチにはたまらず逃げ出すドーパントですが、
「逃がさん!」
と追いかける竜。あんな重たいもん持ってよく走れるものです。
 逃げた先には女性の姿が見えましたが、すぐにそれも姿を消してしまいました。
残されていたのは、現場のマンションと同じく青い花だけ。
「どうした?」
「左、キーワードは氷と、花だ。」
「え?」
「今度は右の方に検索を始めてもらおうか。」
「お前・・・どうしてそれを知ってる?」
また、色々知っているらしい竜。

 事務所に戻ると、強引にアジトに乗り込んでくる竜。
「ちょちょちょちょ、!おい!入んなよ!」
「え!?彼、ここに入れちゃっていいの!?」
「こいつが勝手に・・・。」
「い、いらっしゃい?」
あまりの強引さに亜樹子もタジタジ。
「おい!」
「ほう・・・こう言う事か。」
「来ちゃった・・・。」
そして翔太郎も驚愕するフィリップの様子。
「な!?何だよその格好は・・・?」
「ワン!」
絶句する翔太郎。
それを見たフィリップの「やっちゃった」的な様子が何とも言えません。
 何と犬の着ぐるみ。道理でBGMが犬のおまわりさん・・・。
「どうしても、セントバーナード犬を飼いたいって聞かなくなっちゃって・・・。」
「何?」
「聞いてくれよ翔太郎!実はさっき若菜さんのラジオで、山の人命救助の話をしていたんだよ!セントバーナード犬がね、人を救うんだよ。」
 やはり若菜のラジオの影響でした。
「お前は、ヒーリングプリンセス当分禁止だ!」
「え〜!?そんな!」
そんな調子の2人に、竜は
「ダブルの頭脳フィリップ、か・・・。こんな調子で、よく今日まで生きてこれたな、2人とも。」
「あ?」
「君たちの事は、こいつで調べていた。」
そう言って呼び出したのは、スタッグフォンによく似たビートルフォン。
「あの時のカブトムシ!」
「あんたは・・・?」
「俺はいずれ、仮面ライダーになる男だ。」
と言って真紅のアクセルメモリを見せつけてきました。
「この街の連中はドーパントを倒す超人を仮面ライダーと呼ぶんだろう?ならば俺が代わる。ダブルでは力不足だ。」
 案の定、食って掛かる翔太郎ですが、
「何だと・・・?ふざけた真似を。」
「不愉快だね。僕たちへの侮辱は許さない!」
フィリップも同時に怒りをあらわに。
「思っていたより感情的だな。だったら腕を見せてみろ。」
その挑発を聞いたフィリップは地球の本棚へ。
「検索を始める。」
「知りたい項目は犯人の居場所。キーワードは池田真也、氷、花。」
しかし、現状ではまるで絞れず、まだ書架が複数あるレベル。
「ううん・・・被害者の交友範囲が広い。今ひとつ絞れないな。」
「キーワードを追加。矢車菊と、人工着色。」
ここでようやく1冊の本に到達。
「絞れた・・・。コーンフラワーブルー、風都西区にある花屋の名前だ。得意先の1つに、池田の芸能プロも入っている。」
「この花には特殊な着色が施されている。相当な技術だ。」
「農園や加工場を持つ、独自の技術で様々な花を作っている店らしい。」
「矢車菊はそこの名物と言うわけか。」
「あ!」
ここで、亜樹子がふと思い出して雑誌を開くと、そこには現場にいた女性の姿が。
「俺が現場で見た女だ。」
「この人、結構有名だよ。テレビにも出てる。お金に汚いとか、ケチだとか。あんまり評判良くなかったりするけど。」
 やはり、Wに出てくる女性ってのは大概どこか黒い要素がありますね・・・。
「ダブルも大したものだ。頭脳だけはな。」
「あ?」
そう言って、早速出て行く竜。

 向かった先は、やはりコーンフラワーブルー。
「片平真紀子はどこにいる?」
警察であることを明かし、正面から堂々と乗り込んでいきます。
「店長でしたら・・・」
「母さんがどうかしたって?」
「あ、清さん。」
「誰だ?」
「店長の息子さんです。」
容疑者の息子まで登場。これもまた一枚噛んでいそうですね・・・。
「うちの母が何かしたって言うんですか?」
「それをこれから調べる。何か心当たりがあるのか?」
「冗談は止めてください。悪く言う人は多いですけど、うちの母は仕事に厳しいだけなんです。」
「ただ話を聞きたいだけだ。今どこにいる?」
「多分・・・風都園に。」
「風都園って・・・遊園地の?」
「お得意先なんです。花壇のアートディレクションを担当していて。」
それだけ聞くと、もう現場に向かう竜。
「ちょっと!ああ、おい!あんたもう行くのかよ!?あ、悪い!」
商品を倒しながらも追いかける翔太郎ら。

 風都園に到着すると、年甲斐もなくはしゃいで中へと駆け出す亜樹子。
「あ、おい!亜樹子!ああ・・・。」
一方の竜も、謎の人影を見つけると
「左、お前たちは片平真紀子を探しておけ。」
「あ?え?あ、お、おい!」
結局1人になってしまった翔太郎。
「はぁ・・・何なんだよ照井の奴。出口は見つかんねえし、あいつは・・・。」
亜樹子はアトラクションをはしごして遊んでばかり。
「完全に遊びまくってるしよ!」
「遊んでないよ!ちゃんと見つけたもん。」
「嘘つけ!」
「あそこ!」
「え?」
亜樹子の指さした先には、確かに問題の片平が。
「大人が1人でメリーゴーランド?」
成程確かに、それは目立つでしょうね。

 一方の竜のほうは、謎の女性に接触。
帽子にマスクにサングラス、不審人物だと喧伝しているようなものですね・・・。
「やはりあんたか、シュラウド!」
シュラウドと呼ばれる人物は、竜の方を指差すとそこには炎の輪に囲まれたアタッシュケースが。
さらに合図でその火が消え、竜がケースを開くと中にはアクセルドライバーが。
「俺のドライバーが出来たんだな!?」
そう言って顔を上げると、既にそのシュラウドと呼ばれた人物の姿は無し。
一体何者なのか・・・。

 早速片平に接触する翔太郎。
「メリーゴーランド、ですか。」
「おかしい?こんなおばさんが。」
「いえ、別に。そういう訳じゃ。」
「昔、子供とよく来てね・・・。せがまれて何度も何度も乗ったわ。」
やはり清が関係していそうな雰囲気。
「ちょっとお話いいですか?・・・片平真紀子さん。」
「何かしら?」
「連続凍結事件の犯人を探しています。あなたを、被害者の入院先で見かけた人がいるんで。」
「あなたたち、警察?」
「探偵です。」
それを聞くと、
「街の野良犬か。じゃあ無視、とっとと消えてちょうだい!」
「おお・・・感じ悪っ!」
「そうは行かねえな。あんたが街を泣かす人間なら、噛み付くしかない。」
「どうなんですか!?」
詰め寄る亜樹子を張り倒し、逃走。
 翔太郎が追いかけると、逃げた先から例のドーパントが。
「へ、変身した!?」
「フィリップ、変身だ!」
「ジョーカー!」
「いきなりヒートで行こう!」
「ヒート!」
「変身!」
「ヒート・ジョーカー!」
いきなりヒートとか可能なんですね・・・。
 ヒートの熱で押しているように見えても、いつの間にかヒートの拳まで凍らされてしまいました。
「恐るべき冷気だ。ヒートを凍結させるとは・・・。」
「このままじゃ、固まっちまうぞ!」
「そうなる前に倒そう!」
「ヒート・メタル!」
ヒートメタルにチェンジし、間合いをとって戦うも、今度は足元を固められ、完全に動きを封じられてしまい、
「何!?」
「強敵だ・・・!」
「やべえ!」
絶体絶命と言う所に現れたのは、またもエンジンブレードを引きずりながらの竜。
「ご苦労、俺が代わろう。」
エンジンブレードを地面に突き立て、空いた手でドライバーを装着。
「それは!?」
「この日を、待っていた・・・最強の力を得て、こいつを倒す日を!」
「アクセル!」
「変・・・身!」
「アクセル!」
けたたましいエンジン音とともに、アクセルへと変身。
「さあ!・・・振り切るぜ。」
今度は片手で軽々とエンジンブレードを扱い、ドーパントに急襲。

後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 12:55Comments(3)TrackBack(7) 特撮ネタ | 仮面ライダーW

2010年01月21日

07号

 前回は合併号だったので2週間間が空いたような格好になりますね。
と言っても、それほど楽しみでも無いので何とも思っていなかったり・・・。
 表紙は「家庭教師ヒットマンREBORN!」ながら巻頭カラーは「黒子のバスケ」
センターカラーは結構もらっているような印象を受けますが、巻頭カラーって言うと相当久しぶりなように思えますよ。
 試合にひどく負けて、そこからまた練習を重ねて次の大会で勝ちを狙う。
派手さはありませんが、今時のスポーツ漫画にはあまり無い要素ですよね。
ここで投入される新メンバーがどんなものやら・・・この漫画で変人と言うとどんなのが出てくるんでしょうか。

 「ONE PIECE」
一方こちらは、こういうジャンルですから主人公の能力が次々開花していくものですが・・・。
いよいよ今回の話も大詰めと言うふうになってきました。
じいさんもやっぱり覇気とか使えるんでしょうかね。

 「NARUTO」
ついこの間までちょうどアニメの方がサスケVSイタチ決着のあたりをやっていて、漫画の時はどうとも思わなかったのですがアニメの方では結構感動してしまいました。
 そのせいか、今回の話は結構面白かったです。
イタチは案の定、一度きりの幻術でしたけども・・・。

 「トリコ」
意外と話が膨らみますね、新規メンバー2人。
いいセリフでしたが、果たして実際にはどうしてああなったのかは何時分かりますものやら。
四天王の四人目とかも、なかなか出てきませんからね。

 「バクマン」
ここまで来ると、ミウラが普通に編集として駄目なんだろうと思う他ありませんね。
高浜さんがえらく気の毒ですし、中井さんは心底クズって感じに終わりました。
勘違いなだけならまだしも、仕事に無責任。
なのにそれが、何だかいい感じに別れが演出されてしまうのはどうかと思います。

 「BLEACH」
この駄目主人公ぶりと言ったらありませんね・・・まったく勝てる要素がありません。
しかも主人公なのに他の人気キャラに守られるっていう。
「一人だけ護られるから一護」などと言う話をどこかで見て、成程と納得してしまいました。
そしてわんこ隊長はこの漫画の良心だと思います。

 「べるぜバブ」
これといって面白さもないと思うのですが・・・いつまでも人気が落ちないのが不思議です。魔界編とか言ってもやってることは同じですし。
 何年か前に、同じように突然別世界に旅だったら元の世界に戻らないまま終わってしまった漫画があったような。
これもそうなっちゃえばいいのに、なんて。

 「ぬらりひょんの孫」
ここで途中参加の妖怪にスポットを当てるというのは意外でしたね。
その分ラスボスに近づくのも時間がかかるか、と言う所ではありますが。
しかし、もはや完全にメインヒロインが入れ替わっているとしか言い様の無い状況ですよ。

 「家庭教師ヒットマンREBORN!」
正直、巻頭カラーになるほど盛り上がっているか?と言うとそうでもないような・・・。
そんなポッと出の強キャラに現状がどうできるとも思えませんし。

 「PSYREN」
主人公が絶妙にイカれてきているな、という印象を受ける今日このごろ。
サイレン世界でもないのに何で相手はこうも強力なのだ、と言うのが不思議と言うか、勝ち目が毎度薄すぎるような・・・。

 「銀魂」
結局まあゴチャゴチャしたまま終わってしまったという印象なのですが・・・今回のってこれで終わりなんでしょうか?

 「スケットダンス」
まさかの展開。
今回のは短いながらも勢いがあって良かったかと思います。

 「HUNTER×HUNTER」
前からこうだったかは最早思い出せませんが、こんなに説明的で動きの無い物でしたっけ?
妙な言い方をするならば詩的と言いますか・・・。

 「保健室の死神」
そこはかとなくエロ展開ですよね。
短からぬスカートで絶対領域が覗くとは、この作者は中々の手練なのではないかと。

 「いぬまるだしっ」
後から考えるとすごいベタなはずなのに、あの出オチにはやられてしまいました。

 「めだかボックス」
名前付きの武器がどんどん出てくるってのは、かなりの中二展開ですよ。
しかしこういうのは読者の中二マインドと共鳴し刺激するので、もしかすると息をいくらか吹き返すかも分かりません。

 「彼方セブンチェンジ」
読みにくいだけで別に何とも・・・。

 「賢い犬リリエンタール」
後半、どうにも普通にいい話なので、これで終わりかと思ったのですが。
ここで終わらないとは・・・一体どういう事だってばよ?って感じです。
割とマジで。

 「ねこわっぱ」
人気を稼ぐにはトーナメント物、と言うふうにはよく言いますが・・・あんまりにも捻りの無い形ですよ。
まだ始まったばかりなので何とも言えない所ではありますが、このままではテコ入れにもならないような。

 「あねどきっ」
他所で言われるまで、これで終わりだと言うことに気づきませんでしたよ。
いえね、てっきりこの後、何かエピローグ的な物があるのかと思っていたので。
結局よく分からない押しかけ偽姉がいつの間にか好きになって、どさくさに告白して有耶無耶にされて終わりって。
恋愛題材としてこれはちょっとどうなんだろう・・・?と思うところです。

 〆「ピューと吹くジャガー」
ちかん顔と警部がファイナルフュージョンして、ちかん警部になる流れには吹いてしまいました。あの絶妙なイヤらしい顔がツボに。

 ようやく「あねどきっ」が終わったと言うことで、ひとまずは1つ整理されたという感じです。あの終わり方じゃあ整理なんて言われても仕方ないでしょう。
新連載の知らせが入らない所を見ると、ハンタ再開のために切られたと言う事でしょうね。  
Posted by jerid_and_me at 20:48Comments(0)TrackBack(0) 漫画 

2010年01月20日

シンケンジャー 45〜46

 さて、今回も時間があるうちに2回ずつ書いていくとしましょう。
本当は1回で書いてもいいぐらいの内容だったのですが、どうも時間がうまく都合つかなくて。
 このところ、相変わらず「CMのあとはみんなで歌を唄おう!」がとても無理な状況が続いています。
前回、志葉家の真の当主である薫が出現し、お払い箱となってしまった丈瑠。

 先ず第45幕「影武者」からですが、冒頭から事態が飲み込めずにジイに詰め寄る他5人に、満身創痍で担ぎ込まれる丈瑠本人など、出ばなからハードです。
 そして事の真相とは、およそ視聴者が予想していた通り。
先代シンケンジャーの時代まで、志葉家の力の衰えが激しく、そのまま戦っていたのではジリ貧だと判断。
 そこで打ち出された策が、実子である薫に代わって影武者を立て、そちらに外道衆の目を向けさせている間に封印の文字を習得させると言うもの。
元々は、あと数代にも渡って時間を稼ぐ計画であったようですが・・・。
 そしてその影武者が丈瑠。
志葉の家系の外から、モヂカラの素質のある子供を使って火のモヂカラを仕込み、外道衆と戦わせるとは実に辛い話ですよ。
 それが、薫が表に出られるようになったら志葉家十八代目当主の座はもとより、これまで仲間と協力して作り上げた新たな戦力も薫の手に渡り、そしてシンケンレッドと言う唯一の居場所まで失ってしまうだなんて。
「びっくりするほど何も無いな。」
と言う台詞が何とも重たいです。
 未だ事情が飲み込めず、しかも源太を侮辱されて憤慨している5人に深く頭を下げる丈瑠が一体どんな思いだったのかと考えるだけで涙が出てきます。
本当、戦隊ってこんなハードで見ていて辛いものでしたかね・・・。
 序盤の、
「お前達の命、改めて預かる!そして俺の命、お前達に預ける!」
という話。燃える展開だなどと思っていましたが、今から思うと相当な鬱展開でしたよ。丈瑠にしてみれば、預ける必要のない命を預かってじまったわけで。
丈瑠の心情を考えるだけでもう辛くて辛くて。

 もちろん、他5人の心中だってそれは穏やかなものでは無いのでしょうけど・・・。
侍4人に関しては、見る目に明らかに色々な思いが交錯しているんですけども、侍として人とこの世を守るという使命と、丈瑠の思いを受けてどうにかその場に留まっているのが精一杯という状況。
 源太に至っては、とうとう耐えかねたとともに、丈瑠を1人にしてはいけないという友達ゆえの使命感に走ったのか、志葉家から離脱。
この段階から、既にシンケンジャーが割れてきたという感じです。

 父と思いきや、実は父親でもなかった先代当主から与えられた役割が終わりを迎え、空っぽになってしまった所に現れたのは仲間やジイではなく十臓。
「何も無いよりかはマシか。」
と戦いを受け入れてしまったのには、丈瑠までも戦いに染まった外道になってしまいそうで心配です。

 第46幕「激突大勝負」では、それこそ乾いた紙のように戦いを吸い込んで染まっていく丈瑠を止めに来たジイの話が心に響きました。
 丈瑠は侍達を騙していたということに苦しめられていましたが、そうするように叱咤してきたのはジイで、同じくジイも苦しんでいたようです。
 自らもボロボロになりながら
「お許しを・・・。」
と言うジイの姿には胸を打つものがあります。
 志葉家十八代目当主としてのみ育てたのは他でもないジイ。
しかしながら、家臣でありながら流ノ介らと心を通わせるのが嬉しかったというのは、丈瑠は自分が育てたとおりに志葉家十八代目当主だけではないと思うことが出来たからでしょうね。
 そして源太も、その他の何かをどうにかして見つけて引き合わせてやろうと思っているようですが・・・果たして間に合うのかどうか。

 もはや、丈瑠を助けられるのは侍たちのみ。
しかしながら、新たに仕えることになった薫も、どんな性格かと思えば、実際には至極まともなんですよね・・・。
 丹波が丈瑠や源太に対して暴言を吐けばそれを許せないようですし、影である丈瑠の存在にも感謝しているようです。
さらに影に守られていることを嫌い、自ら努力し表に立つという武士道精神の持ち主。
 そして、ことはと同程度またはそれ以下の年齢に見えるのですが、他のメンバー以上に戦いをこなし、当代では無理だと思われていた封印の文字まで習得。
 これは若いながらも丈瑠に負けず劣らずの血の滲むような努力をした結果でしょう・・・主君として、人とこの世を守る者としてはまさしく模範とも言うべき姿です。
 千明が
「もっと憎たらしいお姫様だったら簡単だったのにな・・・。」
などと言うのも大いに納得と言うものです。
だったら、丈瑠がまた当主に返り咲いてしまえばいい話だったんですけども・・・こうなると、一体どう落ち着くのが良いのかなんて、皆目見当もつかなくなってしまいました。
 今回を見るまでは、結局封印の文字は効かなくて、そこで丈瑠が返り咲けば良いや、となどと思っていたのですが・・・これでは薫が凋落すると言うのも気の毒すぎます。

 すぐにでも丈瑠のもとへ駆けつけたいものの、侍の使命に則って断腸の思いで志葉家に留まる流ノ介と、それを1人にするまいと残る茉子。
 そして丈瑠のもとに向かう源太、千明、ことは・・・と、シンケンジャーは薫の登場をきっかけに、もはや完全に割れてしまったかのように思えます。
 そうしている間にも、丈瑠はどんどんと十臓との戦いに染まっていって
「CMのあと、みんなで一緒に歌を唄おう!」
って、今回ほど「無理だ!」って思ったことはありませんよ。

 倒されるべき外道衆サイドも、ドウコクは未だ目覚めず、シタリは外道の身にありながらも生きることに執着。
生きていられるなら、命の半分を失っても仕方がない、という台詞には悪役らしからぬ人間臭さを感じます。
 残り数回と言う所で、幹部クラスの脱落者はアクマロのみ。
これも、一体どう決着するのかが気になるところです。
 もはや完全に戦いの鬼になってしまった十臓も、このまま倒されて終わりなのでしょうか。
源太の寿司の伏線なんて、そんなものは結局無かったと言う事なのかどうか。

 もうあと数回で終わりなんですけども、一体どのように決着するのか・・・。
何と言いますか、こういう話ってのは脚本家さん他が、ヒーローと言うものをどう捉えているかというのかが試される時だと何となく思います。
 人々を守るために死に物狂いで戦って、その後ヒーローはどうなるのか、報われるのか・・・っていう。
ヒーローの行く先とでも言いますかね。
 役目が終わればもう何でもないのか、それともヒーローであることで何かを得るのか、という。

 後番のゴセイジャーは、シンケンジャーの後だとどうにも戦隊っぽくありませんよね。
シンケンジャーがあまりにもシンプルかつモチーフが分かり易かったからそう感じるんでしょうけど。
 ロボの必殺技が、刀身に油で火をつけて斬る、って言うのは何だかすごく久しぶりに見たような気がしますよ。
大分ブランクがあるので何とも言えませんが。  
Posted by jerid_and_me at 21:26Comments(0)TrackBack(0) 特撮ネタ 

2010年01月18日

今週の鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST「第40話 フラスコの中の小人」

 時折、唐突に始まる過去話。
大概ホーエンハイムの夢とかそういうオチですよね。
時々急に過去の話になったと思ったら、そのたびに重大な事実が明かされるというパターンは今回も踏襲されています。
 ホーエンハイムはかつて奴隷として、その生活になんら疑問を抱くこと無く生活したいたのですが、そこに自分の血をもとにしてホムンクルスが発生。
ホムンクルスと言っても今のような人型のそれでなく、小さいフラスコの中のススの集まりないし毬藻か何かにしか見えないもの。
そのくせ、他の人間が一切知らない知識を持っているとか、或いは喋れると言うのがまた不思議なものです。
 セリムの扱う影、あるいはグラトニーの真の口と似たような目と口を有するというのも、ホムンクルス発展の流れを感じさせますね。
 で、その名無しのホムンクルスはホーエンハイムに知識を与え、奴隷から錬金術師にクラスアップさせるばかりか、一国の皇帝付きの錬金術師にまでしてしまいました。
その一国って言うのが、これまで遺跡として度々話題に登ったクセルクセスだったわけですが・・・。
 そこをあっという間に滅ぼしたという事件の首謀者が、その名無しのホムンクルス。
国を網羅する水路を作り、村人を抹殺し・・・どこかで見た方法だと思ったら、やっぱり賢者の石の錬成陣。
 国王を不老不死にしてやる、と騙して大量虐殺をして血を流させ、さらに生き残った人々の方は魂を代価として捧げて扉を開き、全てを自身とホーエンハイムに集めると・・・結果は、国王らも含んでクセルクセスの全国民を材料とした賢者の石の完成。
 そしてその形がホーエンハイムであり、名無しのホムンクルス・・・もとい「お父様」だったと。
クセルクセス全体を巻き込んだ賢者の石の中心に居たのがホーエンハイムとお父様であり、もともとホーエンハイムの血から出来上がったお父様は、その血の情報から器すなわち肉体を造ったから、2人は瓜二つなんですね。
 そして、ホーエンハイムは巨大かつ人の形をした賢者の石であり、同様にお父様も。
そうなると、前にグリードから取り出した賢者の石を飲み込んだり、他のホムンクルスから「お父様」と呼ばれている理由も納得出来ると言うものです。
ホーエンハイムが血を分けた兄弟なら、他のホムンクルスは血を分けた子供と言うわけです。

 今やエルリック兄弟らが忌避する存在である賢者の石、自分の父親がまさにそれであり、そして倒すべき相手も同じく完全物質である賢者の石であると言うのは、何ともまあ皮肉と言いますか・・・。
 アルの器の危機といった状況を打開できるような要素が出てきたものの、それが賢者の石でしかも父親とは。
どうしてこう、この作品はめぐり合わせが残念と言うか皮肉なのか。
別に悪い意味ではないですよ?
ただ、どうにも救いの無い事が多いな・・・と。
 大体にして、誰が造ったか知りませんが、ホムンクルスなんて試さなければよかったのに・・・なんて。
そんな誰も知らないようなところがこの物語の発端ってのも面白いです。

 そこから離れたところで、セントラルの大総統に呼び出されたオリヴィエが、もう笑えるぐらい毅然としていて。
「いらんでしょう、あれは。」
はあまりにもストレートかつ的確で、思わず笑ってしまいました。
 あえて大総統の正体だとか計画などを知っていると言うことを明らかにした上で、セントラルにとどまって敵の喉元を狙うとは。
かつて、これほど男らしい女性キャラが居たものかどうか。
 体面上は大総統の手のものに掌握されたかに見えるブリッグズ要塞ですが、既に鉄壁の一枚岩となって団結しているために、主権者の交代は大した意味をなさない様子。
おそらく何かしらの指示なり連絡手段なりは用意してるんでしょうね。
もっとも、流石に手配犯をかくまうとなると難しいんでしょうけど。
 一方のマスタング大佐は、オリヴィエとの連絡手段を確保した上で、ホークアイ中尉とごくごく自然な暗号のやり取りでもって、セリムがホムンクルスである情報を入手。
あの自然さは、やはり中尉の能力はもとより、付き合いが長いってのが大きいんでしょうね。
いやはや見事でした。

 あとは細かい事ですが、若い頃のホーエンハイムとエドってやっぱ似てますね。
エドの輪郭をちょっとゴツくして身長を足したら、と言ったところでしょうか。
 そして、他のアメストリス人とどこか違うと思ったら、目の色が違うと言うことに気づいたのが今回。
アメストリス人の金髪青目と比べて、この親子は金髪金目。
これがクセルクセス人の特徴って事になるのでしょうか。  
Posted by jerid_and_me at 20:22Comments(2)TrackBack(7) アニメ系 | 鋼の錬金術師

2010年01月17日

今週の仮面ライダーW「第17話 さらばNよ/友は風と共に」

 大注目の「N」編後半。
「仮面ライダーW!今回の依頼は?」
「娘を探してくれないか?」
「江草茜、風都南中学の3年なんだけど。」
バーバー風のマスターの娘、茜を探すと言うのが依頼でしたが、これもやはりメモリ絡み。
「これさえ使えば、俺たちは超人になれる。」
「何!?メモリを使い回ししていやがったのか!?」
「おそらくガイアメモリの副作用だ。」
茜らはメモリ悪用するばかりか使い回しまでしており、結果として生体コネクタを持たない友人らは次々と副作用に倒れていきました。
 そして、ナスカこと霧彦との決闘。
「ファングジョーカー・・・先ずはお前との決着をつけなければな!」
「アームファング!」
それまでと違い、ファングの状態では訓練されたナスカとほぼ互角。
「ほら、ここだぞ!」
ナスカが飛行能力で背後を取るも、すかさず防御してしまうファングの反応速度には霧彦も驚き。
「何!?馬鹿な!」
「殺気を感じると、自然と体が動く!そして!」
「貴様みたいな悪党と戦うと、物凄いパワーがこの拳にみなぎる!」
フィリップの鋭敏な本能による戦いと、翔太郎の感情によるパワー変動と言うのがファングの強みのようです。
 しかし、
「調子に乗るな!超高速!」
レベル2に達したナスカの超高速移動にはまるで追いつけず。
このまま畳み掛けるか、と思いきや、急に苦しみだして動きが止まるナスカ。
「何だ・・・?体が超高速について行けない!?」
なるほど、冴子が体の心配をしていたのはこういう事でしたか。
すかさずその隙を突こうとするフィリップですが、
「今だ!」
「止せ、フィリップ!」
それを制止する翔太郎。ファングはナスカの喉元で寸止めに。
「何故・・・止めた?」
「さあな。ただ、あれが目に入っちまって。」
ナスカの背後、ダブルの眼前には「ふうとくん」の看板が。
「言ったよな?お前も、この街を愛してるって。もしそれが本当なら・・・子供達にもう、あんな涙を流させるな。」
「統馬、死なないで・・・お願い、死なないで・・・。」
そして両者は互いに変身を解除し、
「あいつを、早く病院に。」
とだけ言って去っていく霧彦。
「とりあえず病院だ。」
すぐに統馬を病院へと連れて行こうとする翔太郎と、メモリが壊れなかった事に対する疑問が引っかかっているフィリップ。
「メモリが壊れなかった事と、この副作用には何か関係があるのかな?」
「早く病院に!」
統馬を介助する茜の手には生体コネクタが・・・。

 早速、地球の本棚でメモリについて調べるフィリップ。
「メモリの名称は、バード。やっぱり、そういう事か・・・。」
早速、何やら核心にぶち当たったようです。
「茜ちゃん・・・何で家に帰りたくないんだ?どうして黙ってっかなぁ・・・。」
そして、問題の起点である茜は帰りもしなければ何も言わない。
 そこへ検索を終えたフィリップが。
「コンビニ、旅行代理店、交番、歯医者・・・。」
「どしたの?急に。」
「藤川統馬が襲撃した場所だよ。検索の結果、一見バラバラに思えるこれらの場所には、ある共通点があった。」
「共通点?」
「江草茜の陸上競技のライバルたち・・・襲われたのは全て、その親が働いている職場だ。」
「嘘・・・って事は?」
つまり、ある1人の利害に基づいて行われていたと言う事。
「そう、私のため。私が統馬をおかしくしたのよ!」
やけに素直に白状する茜。
「そして、バードのメモリは藤川統馬じゃなく、君が最初に手に入れたんだね?翔太郎、彼女の腕には他の3人には無かった生体コネクタがある。」
「私、あの頃すごく落ち込んでて。もうじき大会なのに、記録が全然伸びなくて・・・。そんな時。」
 ある日、人気のない道ですれ違ったのは、喪服のようなものに身を包んだ女性。
「お嬢ちゃん、助けてあげましょうか?これを使えば・・・全て上手く行くわ。」
バッグから出したのは、やはりガイアメモリ。
女性の売人とは珍しい・・・と思ったら、どこかで聞いた声です。
「腕を出して。大丈夫・・・。」
不審がる茜に半ば無理矢理コネクタ手術を施し、されるがままの茜。
「頑張ってね。」
そうして、特に何を取る事も無くバードメモリを手渡した、と言うのが事の発端だったようです。
「一度バードに変身したら、その後も体に力がみなぎるのが分かった。実際、今までのスランプが嘘のように記録が伸びて。でも私、怖くなって・・・。」
 本当に覚せい剤みたいになっていますね・・・。
「メモリを統馬にも見せた。」
「そしたら統馬、俺も試してみるって・・・。」
「バード!」
ここで統馬が試してしまったのが、悪影響拡大の引き金。
興味本位で試す、若さゆえの過ちと言う奴です。
「私しか使えないと思ってたから、驚いた・・・。ごめんなさい!私があんなメモリ、貰ったりしなければ・・・ごめんなさい!ごめんなさい・・・!」
 反省と後悔で泣き崩れる茜を、
「悪いのは君じゃない。何も知らない君たちにガイアメモリを渡した奴らだ。」
と宥める翔太郎。
翔太郎らは売る側が完全に悪いと思っているようですけども、果たして。

 そして売る側、園咲家サイド。
「冴子?冴子?」
メモリ流通に関してか、早速冴子を探していた霧彦。
すると、冴子が謎の隠し扉のような所から出てくるのを目にし、反射的に隠れる霧彦。
そしてその様子を見ていた若菜。霧彦は自分も見られていると言う事には気付かず。
「この中に、何が・・・?」
およそ躊躇なく、冴子がしたように傍らのスタンドを操作し、隠し扉を開いて中に侵入。
 奥へと進んでいくと、園咲の豪邸には似つかわしくない殺風景な通路の先に、今度はエレベーターが。
隠し扉を発見して中に入るとか・・・大概死亡フラグですよね。

 事務所では、ベッドで眠り込む茜と、介助する亜樹子。
「寝ちゃった・・・泣き疲れたんだね。かわいそうに。」
「とりあえず、俺はバーバー風に行ってくる。せめて茜ちゃんが無事だった事だけ、マスターに伝えないとな。」
「行ってらっしゃい!とりあえず解決かな?」
「どうだろう?」
フィリップの疑惑は的中。
翔太郎が出て行ったタイミングを見計らって目を覚ます茜。

 地下深くへと降りていく霧彦。
エレベーターの扉が開くと、いかにもアジトと言ったふうな光景。
さらに奥へと進んでいくと、何やら広い空間に出ました。
割とおなじみの廃墟ロケ地ですよね。
「ここは・・・?園咲の屋敷の地下に、こんな空間が?」
そして空間の中央には、謎の装置が・・・って言うかこれ、ネオ生命体の釜と同じものでしょうか。
「これは・・・何だ?」
装置に近づくと、そこに突然ミックを伴った琉兵衛が。
「この場所で、我々は地球の記憶を手にし、ガイアメモリは生まれた。」
地球の記憶・・・そうなると、来人もといフィリップはそこで発見されたと言う事でしょうか。
「お義父さん・・・。」
「霧彦君、ようこそミュージアムへ。地球の記憶は今だ多くの謎に満ちている。だから、実験が必要なのだ。ゆえに、我々ミュージアムは・・・ガイアメモリを風都に流通させているのだ。中でも今、興味をそそられるのはバードのメモリだ。」
 ここで琉兵衛の口から出たバードメモリと言う言葉。
「まさか・・・バードのメモリをあの子たちに渡したのは!?」
「大人になりきれない年代の子供ほど、より精度の高い良いデータが得られるからねぇ。純粋無垢な精神と肉体により、バードメモリは急速な進化を遂げるだろう。そして、やがて限界を越える。」
 子供の方が被験体として優秀であると明言し、一方でメモリの進化に耐えられないことも承知済み。
「使用した人間が、死ぬと言う事ですか!?」
「無駄な死ではない。それによって得られたデータは、我がミュージアムの目的に大いに貢献するだろう。」
「相手は、まだ子供ですよ!?」
「だから?」
目的とやらの為には、子供を実験台にして使い捨てることをまるで厭わない琉兵衛。
 愕然とした後、それに対して霧彦が取った行動は
「そんな事はさせない!」
「ナスカ!」
ナスカメモリで琉兵衛の野望を阻止しようとしますが・・・どんどん死亡フラグが重なっていきます。

 事務所では、突然起き上がってフィリップを殴り倒す茜。
「飛ばせて!欲しいの、バードのメモリが!もっと飛びたいの!」
「どうしちゃったわけ!?」
「想像以上にメモリの悪影響が・・・。」
2人を飛び越え、事務所を飛び出す茜。
フィリップはその刹那に発信機を投げつけ、設置。
「大変!」
「翔太郎に連絡しよう、これと同じものを彼女につけておいた。」
「発信機?何時の間に・・・?」
翔太郎はスパイダーショックですぐさま位置を確認。
「位置は確認した。茜ちゃんは必ず俺が捕まえる。」
「翔ちゃん・・・茜、どうかしたの?」
「大丈夫です、待ってて下さい。」
「頼むよ!!」
茜のもとに急行。

 その茜は、
「バード、バード、バード・・・。」
うわ言のように呟きながら、メモリを受け取った場所へと向かい、そこには再び売人が。
「バード・・・。」
「また会ったわね、お嬢ちゃん。」
売人の正体は、やはり冴子。
直々にとは・・・。

 園咲家地下では、ナスカに変身し琉兵衛の喉元に剣を突きつける霧彦。
「教えろ、どうすれば彼女を助けられる?」
「体内のバードメモリの位置を正確に特定し、破壊すればいい。だが、それを聞いてどうするんだ?」
「決まっている。この私が・・・うっ!また・・・!」
対処法を聞き出したところで、またも苦しみだす霧彦。
「霧彦君、体調が優れないようだね。超高速の力、レベル2まで達しはしたが、どうやらそれで限界のようだな。」
「まさか・・・!」
「そう、君も実験台だったのだ。ナスカメモリの謎を解明するためのな。もうすぐ君は死ぬ。」
「な、何・・・!?」
やはり、霧彦も単なる実験台。
 そして引導を渡そうとする琉兵衛。
「苦しいかね?でも今、すぐに楽にしてあげよう。」
「テラー!」
「残念だよ。家族が減るのは・・・。」
そう言いながら、笑って毒をばら撒くテラードーパント。
「超高速・・・!」
テラーの毒に蝕まれながらもどうにか力を振り絞り、そこを脱出するナスカ。
「ミック!」
しかし、当然のこと追っ手が。

 どうにか茜を発見した翔太郎。
「茜ちゃん!帰ろう。」
と声をかけるものの、再び入手したバードメモリをかざし、
「バード!」
「どうやって、そのメモリを・・・?」
「貰ったの。これでまた飛べるわ!」
「やめろ!」
翔太郎の制止にはまるで耳を貸さず、歓喜しながらバードドーパントに変身。
「あぁ、最高にいい気分!」
笑いながら飛び上がるバード。
「何でだよ・・・何でこうなっちまうんだよ!?」
憤慨しながらドライバーを装着する翔太郎。
「翔太郎、バードメモリの支配力は未知数だ。下手に戦えば、彼女は死ぬかもしれない。」
「でも、止められるのは俺たちしか居ねえんだよ・・・!」
「ジョーカー!」
「サイクロン!」
「変身!」
定位置にて構える亜樹子。板についたものです。
「サイクロン・ジョーカー!」
「一緒に遊んでくれるの!?」
翔太郎がダブルに変身すると、嬉々として攻撃を撃ち込んでくるバード。
完全に頭がイってますね・・・。

 すでに満身創痍のナスカは、スミロドンドーパント相手にされるがまま。
とうとう変身まで解除され、いよいよトドメという所で現れた若菜。
「ミック、お止め!」
若菜の命令に、一旦は躊躇したように動きが止まるものの、再び霧彦に向かうと、
「私の言うことが聞けないの!?」
「クレイドール!」
自らもクレイドールドーパントに変身。
スミロドンはその射撃を回避すると、そのまま逃げ去っていきました。
その場にへたり込む霧彦。
「霧彦お義兄様、いつものクールな姿は見る影もないわね。」
「ありがとう、若菜ちゃん。てっきり君には嫌われていると思ったよ。」
「そうね・・・何故かしら。一体何があったの?」
「君は、知らない方がいい。」
事情を聞かれるも、巻き込むまいと伏せておく霧彦ですが、
「・・・もしかして、お父様が?」
あっさりと察されてしまいました。
 そこで霧彦は、
「もしも、信じていた人間に裏切られたとしたら。」
「え?」
「そんな時、君ならどうする?」
と切り出すと、若菜の答えは
「心に聞いてみるわ。本当の自分が何をしたいのか。」
と言うもの。
「本当の・・・自分?」
それを聞いて霧彦が思い出すのは、幼少期のこと。
「霧彦君、何描いてるの?」
「ふうとくん!」
ふうとくんをデザインした時の事。そして、
「言ったよな、お前もこの街を愛してるって。もしそれが本当なら、子供達にもう・・・あんな涙は流させるな。」
 冒頭の翔太郎の言葉も。
「なるほど・・・おかげで、これから何をすべきか分かったよ。」
「ねえ、どこに行くの!?」
「仮面ライダーに、伝えなきゃならない事がある。じゃあね、若菜ちゃん。君のラジオ、好きだったよ。」
 フラフラと立ち去っていく霧彦。
この笑顔のカッコ良さ、やはり死亡フラグ・・・。
「好きだった」という過去形も。

後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 12:37Comments(4)TrackBack(11) 特撮ネタ | 仮面ライダーW