2010年04月26日

今週の鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST「第54話 烈火の先に」

 前回から延々続くエンヴィーいじめタイムの続きかと思ったら、珍しくアバンタイトルが入って過去話。
この作品はこういう事が結構多い気がします。
 時期としてはイシュヴァール内乱の終結直後で、その回想によると、ホークアイ中尉はどうにも真面目すぎると言いますか、罪の意識が強すぎると言いますか・・・あまり軍人に向いているタイプでもありませんよね。
 そこでは背中の焔の錬金術の秘伝を焼いて欲しいとマスタングに頼む場面も。
その秘伝があまりに人を殺しすぎたから、と言うふうに感じられますが、生み出したのは自分の父親、行使したのはマスタングであって自分はおよそ写されただけなのに自分にとって最も苦しい選択をするとは。
 記録されたのが彼女で良かったのかどうか・・・。
もっとも、見せたのは彼女でしょうしマスタングにとっても十二分に辛い出来事だったのは見て取れますが。
 やっぱり、戦争経験者は文字通り背負ってるものが違うな・・・と言うことを毎度ながら感じさせてきますね、この作品は。

 それで結局エンヴィーはどうなったかと言うと、やはり前回ラストのマスタングとホークアイの対面においては、マスタングが偽物。
別に何かエンヴィーの演技に不備があったと言う訳ではなく、
「2人きりの時はリザと呼ぶ」
とハッタリをかました所、あっさりと正体を現してくれました。実に冷静かつ頭が回ります。しかもウィットに富んでいると言いますか。
これで相手が本人だったら、ただ呆気にとられるだけでしょうからね。
 そのままの勢いでエンヴィーを始末しようとしたものの、やはり相手はホムンクルス。1対1では隙をつかれ、あわやボロ雑巾に・・・と言うところで本物登場。
 またしても火に油を注ぐ結果となり、これはもう指が疲れるんじゃないかと言うぐらいの連打。
またしてもライフが残り1となり、本体を露出する格好に。
 それを文字通り虫ケラのように踏みつぶしてしまおう、と言うところで再び銃を向けるという、まさかの行動に出るホークアイ。
さらに、エドとスカーまで合流し、エンヴィーを救助。
 そしてスーパー説教タイム。
現状のマスタングは、イシュヴァール内乱時の人殺しの顔さえ上回る鬼のような顔で、戦友の仇を執拗にいたぶった挙句、自らの手で殺害しようとしている。
 そんな顔をして、誰のためでもなくただ自分の恨みを晴らすために殺しを行うような人間が国民の上に立ってまともな国を作れるはずがない。
個人的な復讐に力を振るうような外道に身を落としてはならない・・・と言う事ですが。
 しかして、エンヴィーに殺されたのは家族思いで基本的に善人で、何よりマスタングの理想の最大の理解者だったという交錯ぶり。
 エンヴィーに復讐を果たせば、およそ理想は実現できず、かと言ってそれだけ大きな存在を奪った相手を自分の手で殺せないと言うのはやり切れないもの。
なんともまあ葛藤の重さを感じさせます。
 一旦は、もはや外道に身を落とそうとも構わないという決断に至りかけたものの、ホークアイの「貴方を殺して私も死ぬ」と言うような命懸けの覚悟を聞かされて、ようやく思いとどまる事に。
 苦渋の決断ぶりがひしひしと感じられただけに、
「何だろうな、この状況は。子供に怒られ、私を仇と狙っていた男に諭され、君にまた辛い思いをさせてしまった。私は大馬鹿者だ、すまなかった。」
と言う台詞が響きます。

 そうしてつかの間の命拾いをしたエンヴィーは、なおも執拗に恨み憎しみを煽り、人間を卑下して殺し合いをさせようとするものの、誰も黙って動かないと言う状況は全くもっていたたまれません。どこまでも惨め。
 さらに、エドによって「人間に嫉妬している」と言うことまでも言い当てられ、最後の最後に理解されたと屈辱の涙を流しながら自ら賢者の石を引きずり出し、潰す事で絶命。
 マスタングの選択についても、あれで良かったのかも知れませんがひどく後味が悪いと言うか、苦渋がどうにも残るような「綺麗事の現界」を既に感じさせる決断だったのに。
エンヴィーも、最後に人間臭さと言うか気の毒さを残して自害してしまったので、どうにもスッキリしない結末となりましたね・・・。
 しかし、人間はそこまで悪いものじゃない、羨まれる程度にはちゃんとしている、と言う結論に落ち着けるのは、逆に今時のアニメらしくないなという印象です。
復讐上等とか人間は汚くて普通みたいのも多いじゃないですか。
 かといって憎しみひとつ感じた素振りも見せず自己解決して許す、とか、それを周りにも求めるようなのが居るのも今時ですし。
結構ハードに、かつ見方を変えて性善説を説いてきたなと思います。
個人は悪に堕ちる事もあるが、周りがそれを変えさせるっていう。

 そして後半はもう何か空気がガラリと変わっています。
劣勢からスタートの緊迫した筋肉バトルと、自分を狙ってきたセントラル兵をすぐに手勢にしてしまうオリヴィエ。
何かもう、そういう器なんでしょうね・・・人を率いるのが当然っていう。
 アレックスの方は劣勢で、あわや倒されるかと言うところで相手の攻撃を利用して脱臼した肩を嵌めてしまうとは・・・なんという荒療治。
「肩入ったァァー!」
って。そんな入れ方で使い物になるのか、とか。色々とツッコミたくなる気持ちはありますが、無駄に雰囲気を醸し出すBGMといつもより多いキラキラエフェクトで、もうどうでもよくなってしまいます。
 そこからはずっとアレックスのターン。
エクセレント&エレガントに圧倒。戦車より強いって、錬金術って凄いものだな・・・などと感じさせられます。

 外のブリッグズ兵の方も順調に進撃し、ファルマン准尉の記憶力、そして通りすがりの主婦、もとい通りすがりの錬金術師、イズミ師匠の働きによって作戦本部にチェックメイト。
 不調でも相当だったのに、ひとたび全快すればまさしく一騎当千の働きよう。
ニヤニヤが収まらないようなカッコいい登場なのに足元は便所下駄・・・。
このギャップが素晴らしいですね。
 再び人間のターンといった状況ですが、ひとり無双と言うものではなく、些細な能力も含めて色々と集まっての快進撃。
実に面白い展開です。

 これで終わりと思ったら、EDをバックにホーエンハイムとお父様が、遠い昔の「フラスコの中の小人」と「奴隷23号」の因縁に決着を付けるべく対峙。
 2人の時間は見た目のごとく止まってしまっているように見えますが、どちらもその間に何もしていなかった訳では無いでしょうに。
こちらも一筋縄では行かない雰囲気がかなり濃厚です。

 次回のサブタイどおり、ここ数回は主人公であるエドらを置いて大人側のドラマが展開して行くという気配が強いですね。
それでも決着をつけるのは若いの・・・という風になるのでしょうか。
 それはそれとして、ここ最近気になっているのは「このアニメはどう終わるのか」という事で。
もちろんストーリーとしても気になるのですが、心配なのは媒体の問題。
 と言いますのは、流行りのドラマしかりガンダムしかりマクロスしかり、それから仮面ライダーしかり・・・と。
アレは結局投げられたままなんでしたっけ。
 ともあれ、原作との足並み合わせの噂を聞くにしたがって、これはTVでは終わらず「決着は劇場で」と言う風にならないかが心配で。
 原作も含めてファンが多いのは明らかですし、これもガンダム等と同様に正真正銘の全国区ですからね。
劇場でやるとなれば相当なお金が動く事になるでしょうが・・・ここで劇場に持っていかれると、もうどんな作品でも最後はそういう風になってしまいそうで心配です。

 今回ちょっと残念だったのは、作画・・・特に後半の作画が若干残念だったという所でしょうか。
スロウスの顔とか、どうもやっつけ感があって。何か薄く見えるんですよね。
もっとも、「肩入った」とかギャグなので、あまり気合を入れるべきところでも無いかも分かりませんし、何よりエンヴィー焼却パートで作画パワーを使い切った感が分かりやすくて。
あれだけやったら流石に作画ライフの方を使い切るな、と言うふうに納得できます。  

Posted by jerid_and_me at 16:11Comments(0)TrackBack(10) アニメ系 | 鋼の錬金術師

2010年04月25日

今週の仮面ライダーW「第32話 風が呼ぶB/今、輝きの中で」

 何やらひどく波乱含みの展開になりそうな『B』編の後半。
「仮面ライダーW!今回の依頼は?」
「鳴海荘吉の旦那はいるか?俺は尾藤勇、旦那に世話になってた者だ。」
依頼人は10年の刑期を終えたて事務所を訪れた尾藤。
残念ながら既におやっさんは死亡したと聞いて引き上げようとするところを
「おやっさんが遺した仕事なら、俺の出番だ。」
その仕事を引き継ごうとする翔太郎。
「人間離れした破壊のあとがあったらしい。」
「10年前の事件だと?」
「代わりにやってあげましょうか?熊狩りを。」
その10年前の野獣人間騒ぎの鍵となる木彫りの熊を巡って、ウェザー井坂まで参戦。
 その戦いの中で、2人のパワーバランスの崩れたダブルはいよいよ現界を迎え・・・。
「あなたはもうすぐ進化する。そこに到達出来る真のパートナーは・・・。」
「翔太郎ではもう、僕のパワーについて来れない?」
ここまでが前回。

 変身不能に陥った2人に、まさにトドメを刺そうとするウェザー。
「ハハハ・・・!笑わせてくれたお礼に、派手に消してあげましょう!」
間一髪で間に入るのはアクセルガンナーと合体したアクセル。
果敢に攻撃を仕掛けるも、やはりアクセルだけでは太刀打ち出来ず。
「照井竜!」
「復讐鬼くんの登場ですか。」
「井坂!」
「お忘れ無く!君達1人ずつでは私たちに勝てない!」
再度変身しようとする翔太郎ですが、
「フィリップ!もう一度ダブルに・・・」
「もう・・・君には無理だ。」
すっかりダブルを諦めてしまったフィリップ。
その手の所在なさげなサイクロンメモリをどうするかと言うと、
「照井竜!」
なんとアクセルに向けて投げて寄越し、アクセルはそれを迷わずエンジンブレードに装填。
「サイクロン!マキシマムドライブ!」
「!何てパワーだ・・・!」
エンジンブレードは風をまとい、圧倒的なパワーを発揮。
「振り切るぜ!」
ウェザーに連打を与え、弾き飛ばされた熊の置物は谷底に落下。
「何と言う事を!ええい!」
置物探しにその場を離れるウェザー。

 変身を解除した竜は、
「助かったフィリップ。このメモリは凄いな。」
とだけ言ってメモリを返却して立ち去ろうとするも、失意の翔太郎を気にかけている様子。
 が、一方のフィリップの心中は
「照井竜なら耐えられるのか・・・。」
「あなたの真のパートナーは、左翔太郎ではない。」
「まさか、真のパートナーとは・・・?」
どうもシュラウドの思惑通りに事が運んでいる予感です。
 そして翔太郎は崩れ落ち、
「俺はもう、ダブルになれない・・・?」
ひどく落胆。2人の関係はどうなってしまうのか?

 竜らが負傷した尾藤を連れて退却しようと言う段になっても、一向に腰を上げない翔太郎。
尾藤、ひどい凍傷ですね・・・。
「ほら、翔太郎君。行くよ!」
「翔太郎君ってば!何してんの!?」
「放っておけ、怪我人が第一だ。」
「でも・・・。」
「とりあえず、僕達だけでも下山しよう。」
「う〜ん・・・ちょっと待ってよ!」
翔太郎を心配する亜樹子ですが、仕方なく翔太郎を置いて下山。

 どうやら、井坂には熊の置物を見つけられなかったという連絡を受けたらしい冴子。
「そう、残念ね。」
「おい!熊はどうしたんだよ!?代わりに見つけてくれるんじゃなかったのかよ!?」
「谷底に落ちたそうよ。」
「使えない奴らだな!やっちまうぞ!?」
「ビースト!」
すぐに暴力に訴える、見た目通りのいかにもな人種のようです。
「調子に乗らないで!有馬。」
「アンタもキツい女か。決裂だな。」
アンタ『も』?果たして、誰と同種と見ているのか。
「こっちの台詞よ。消えて。」

 ひとり山の別荘に残った翔太郎は、尾藤の言葉を思い出し
「薄っぺらい男の人生は痛え。今にでけえもん失うぞ。」
「今度はフィリップかよ・・・。」
事の重さを改めて感じています。
 しかし一方のフィリップの頭の中は
「照井竜・・・。」
次のパートナーの事でいっぱいというのが悲しい現実。
 そんな状況にあっても、単身でどうにか状況を進めようとする翔太郎。
「あの熊・・・探そう。ダブルがまともに務まらねえ俺には、探偵しかねえ。」
大雨の山の中をあんな格好で捜索するなんて危険極まりない、と思ったそばから転倒したりと・・・どうにも自暴自棄。
しかし、ガジェット達が頑張ってくれた甲斐もあって置物を発見。
「あったか!?」
発見された熊は尻尾の辺りが外れ、中に埋まっていたのは・・・?

 尾藤の病室に集まっているフィリップ、竜、亜樹子。
「尾藤さん、ごめんなさい。お父さんが尾藤さんに遺したもの、失くしちゃって・・・。」
「お嬢ちゃんのせいじゃねえよ。あの坊主、旦那がやり残した仕事は自分の出番だとか言ったよな。旦那のようには上手く出来ねえか・・・。」

「翔太郎君!」
「よう・・・。」
「大丈夫?もう、濡れて・・・。あ、それ見つけたんだ!何か、証拠になるような物だった?」
「いや、ただの木彫りの熊みてえだ。・・・あ、そうだ。この写真と熊、尾藤さんに渡してやってくれねえかな?おやっさんの形見には変わりねえしさ。」
 熊の隠しギミックには触れず、置物と写真を渡すと、フィリップと顔を合わせるも互いに何も言わず、
「・・・じゃあな。」
「ちょ、ちょっと!どこ行くの!?」
「ちょっとな。」
「傘は?」
「いらねえ。」
手に入れるものは手に入れたはずなのに、まだどこかへ出かけて行く翔太郎。
 そして翔太郎が離れたのを見計らってか、
「照井竜。・・・僕と組む気はあるかい?今の翔太郎の力は弱すぎる。君はサイクロンのパワーにも耐えたし。どうだろう?」
 と新コンビ結成の話を持ちかけるも、
「フィリップ、つまらない質問をするな。俺は1人で奴らを追う。」
全く相手にしません。
 そしてそんなフィリップに食って掛かるのが亜樹子。
「ちょっとフィリップ君!今の、ひど過ぎるよ!翔太郎君の気持ちも考えなよ!」
「亜樹ちゃん、彼の力ではダブルが維持できないのは事実だ。君もあの弱々しい翔太郎を見たろう?」
 すっかり翔太郎は弱く、パートナーを組むに値しないものとして考えが安定してしまったフィリップに、
「弱い弱いって言うけど、それは翔太郎君が心の優しい奴だからでしょ!?でもそれって、あいつの良い所じゃん!それに、翔太郎君は戦いの道具じゃないんだよ!?翔太郎君は、ハーフボイルドだからこそ何かやる男なのよ!」
 と、見事に『翔太郎の翔太郎らしさ』を説いてみせた亜樹子。
それを受けてフィリップは、
「・・・そうだ!翔太郎がああいう顔をする時、それは決まって、なにか甘い考えで無茶をする時・・・!」
 流石に半年以上の付き合いは伊達ではなく、翔太郎の考えを理解。
ここで、置物の仕掛けに気づき・・・。
「あああ!お尻が・・・。」
尻って言うな、尻って。

 翔太郎が訪れたのは、マル不在の有馬邸。
「ガイアメモリについて、聞かせて下さい。」
「警察にも言いました!主人の居場所なら知りません!」
と悲劇ぶるベルですが、
「有馬の事じゃない!アンタ自身の事だ。」
「ゾーン!」
翔太郎が手にしたのはドーパントのガイアメモリ。やはり尻から出ましたか。
フィリップや竜に知らせれば倒すか捕まえると言う話になると踏んで、メモリが出たと伏せての単独行動でしょう。
起動すると、ベルの首筋に浮かび上がる生体コネクタ。
「10年前の事件・・・アンタも共犯者だ。おやっさんの遺した木彫りの熊、それがアンタのメモリの隠し場所だった。アンタはこれを、有馬はビーストを使い、輸送車を襲った。そして情に訴え、尾藤さんが罪を被るように・・・仕向けた。」
 と自分の推理を突きつけると、
「なかなかの名推理だ。それで、あたしをどうしようって言うの?」
やはり豹変するベル。
「尾藤さんは今でも、アンタを守ったつもりでいる。そんな尾藤さんに謝ってくれ。」
「はぁ?」
「あの人の失った歳月はもう!・・・取り戻せない。せめて、アンタの悔い改めた姿を見せてやってほしい。」
 と説得を図るものの、やはり相手は翔太郎が思っていた以上の悪人。
「こう言うの、鴨がネギを背負って来るって言うのね!」
将棋の駒をぶつけられた拍子にメモリを手放してしまい、メモリは再びベルの手に。
「10年ぶりに取り戻せたわ・・・!」
「ゾーン!」
「しまった!」
と変身したのは・・・何やら人の形ではなく、目玉と脚がついたピラミッド。
「始めましょう。7・7!」
能力を発動すると、足元に碁盤の目のような格子模様が出現。
場所を指定すると同時に、マンション外の空中に移動してしまう翔太郎。
「驚いた?これがゾーンの力。」
「何?」
「相手の位置を瞬時に動かせるのよ。この能力さえ取り戻せれば、ダムの金は全部回収できる!」
 とっさにドライバーを取り出した翔太郎ですが、
「駄目だ、今はダブルになれねえ。」
「あなたはあの世で歯ぎしりしなさい!」
格子を消されると、足場を失って真っ逆さまに墜落する翔太郎。
落ちたのは川・・・って事は大丈夫ですね。平成ライダーの常識的に考えて。

 今回、蚊帳の外のような園咲家では。
「何の御用でしょう?お父様。何故この場所に?」
地下の、ミュージアムに若菜を呼び出した琉兵衛。
「お前に見せたいものが、そろそろ現れる。」
「見せたいもの?」
「ハハハ・・・言い方を変えよう。お前と一緒に見たいんだよ、若菜。記念すべきその一瞬をね。ミュージアムの未来を見るのは、お前がいい。」
「何ですの?ますます分からないわ。」
当人には分かっていないようですが、これはもしや後継者の指名?
そう思っていると、溢れるまばゆい光。
「地球が来人を呼んでいる・・・。」
今でもミュージアムにとって、来人もといフィリップは基幹となるパーツのようです。

 10年前の事件現場となったダムを訪れた有馬と、それを待ち伏せしていた竜。
「犯人は現場に帰る、名言だな。ここに見張りをつけておいた甲斐があった。さあ、メモリを渡せ。」
どうやら、ビートルフォンに監視させていたようで。
「お前か、仮面ライダーの刑事ってのは。ハハッ、そういう訳には行かないんだ。俺が親分に叱られるからな。」
 上に居たのはベル。
「やるわよ、マル。」
「ゾーン!」
「あいよ!」
「ビースト!」
互いにドーパントに変身する夫妻。
「お前もドーパントなのか!?」
「アクセル!」
「変・・・身!」
「アクセル!」
驚きながらもアクセルに変身。
しかし、ビーストのパワーだけでも厄介なのに、ゾーンの能力が追加。
「始めるわよ!5・4!」
「あいよ!」
格子を発生させ、ビーストを移動させることでアクセルをかく乱し、一方的に攻撃。
「そんなもんか?」
「何だ、この速さは!?」
「速さじゃないわ。言わば瞬間移動!」
「俺たちコンビは無敵なんだよ!」
さらにゾーンには射撃能力もあり、もはや太刀打ちできないアクセル。
亜樹子を後ろに載せ、ハードボイルダーを走らせるフィリップ。
果たして間に合うのか・・・。

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Posted by jerid_and_me at 14:54Comments(5)TrackBack(12) 特撮ネタ | 仮面ライダーW

2010年04月22日

20号

 もう20号ですか・・・早いものです。
表紙&巻頭カラーは「銀魂」
大抵シリアスって言うとテンションが半減してしまっていけません。
誰が黒幕で誰が実は味方とか、けっこう考えて作ってるんでしょうけども・・・。

 「ONE PIECE」
話がえらく大きくなっています。海軍のさらに上とは。
この人は大体のシナリオを既に終わりまで考えていると言う事ですが、するとこれも織り込み済みと言う事でしょうか。
果たしてどこまで行くのやら。

 「NARUTO」
ナルトが里の英雄になっていると言うのがイマイチ唐突に感じられますね・・・。
そこまで英雄視されるような事をしていたか?という風な具合で。確かに悪いヤツはそれなりに倒してるんですけども。
単に私の記憶力が悪いのかどうか。
終盤の無理やりな流れはむしろアリですね。

 「BLEACH」
何をこいつらブツクサと喋りながら戦っているんだ、と突っ込まざるを得ない会話密度。
しかしまあ、こんな大して強くもないはずの親子に出番をそっくり奪われてしまうとは。護廷十三隊って何なんだろう、と思わざるを得ません。

 「トリコ」
また凄いのが出てきました。
手が8本て・・・これはもう完全に人間じゃないでしょう。それから鼻。
しかもセツ婆まで。この人、見かけはギャグで強いとか好きですね。

 「ぬらりひょんの孫」
ここで陰陽師登場とは。
意外でいいんですけど、誰と誰がどこで動いているのか、と言うのがイマイチ分かりづらいのが難です。
冒頭の昔話風は、どこかで見たような演出ですけども妖怪らしくて良いですね。


 「家庭教師ヒットマンREBORN!」
これはたまげました、どれだけでもバトルできるような設定ですね・・・よくもまあここまで考えたものです。
作者がどういう気持ちで描いているのか知りたいですよ。当初、バトル路線への転向は反対だったようですが。

 「めだかボックス」
久々・・・と言っていいのでしょうか。
説明やモノローグがコマ狭しとゴチャゴチャと詰まったラノベ風漫画。
 生爪のありがたみが薄くて痛そうに見えないのが残念ですね・・・文章で描写すれば痛そうに感じるのかもしれませんが、漫画表現としてはパンチ力に欠ける描写だったかと。

 「バクマン」
ラッコの感動シーンてこれ・・・デスノじゃないですか!
確かに、あれはシリアスな笑いと言える漫画でしたけど、当人らは本当に狙っていなかったのか?と言われると微妙なような。
 しかしラッコだと、顔がラッコで、しかも車の走りが何故か頭文字Dのように見えて、そしてやってる事はけっこう重大・・・と。
こういう組み合わせで笑いを取るってのは有りますよね。単独だと問題ないのに。
 平丸さんの気の毒さが漫画の人気に比例するようにパワーアップしていますね・・・。
こういう人だから真面目に必死こいて、結果シリアスな笑いなのでしょうか。
しかしラッコ・・・読んでみたい。

 「べるぜバブ」
これ、次回になったら何とも無いって引きですよね。
何とも薄いと言うか・・・この予想が外れる気がしません。

 「保健室の死神」
こちらもまた展開を巻いてきた、という印象です。
早くも先生の正体に迫ろうと言う気配がしますね。
それにしても、女性キャラプッシュ率がかなり上がっているような気がします。

 「いぬまるだしっ」
ジャスラックにさり気なく喧嘩を売ってみたり、さらに非実在青少年へも言及。急に何を言い出すんだ!?と普通に驚いてしまいました。
インパクトだけかと思ったら、結構簡潔に分かりやすくまとまっていたのが好感触です。

 「スケットダンス」
いやもう何と言っていいのか・・・大した漫画です。
どう評価してどうケチをつけていいのかまるで分からないぐらいの異次元ぶり。
よくよく想像すればエロいのかも分かりませんが、あたりに漂う残念臭とか。
鉄板のお風呂展開とかどうするんだろう・・・と妙な期待があります。

 「PSYREN」
何だか「もう終わり?」と言う印象です。どこかアッサリしていると言いますか・・・。
能力バトルのはずが、何だかそういう漫画らしさが薄いと言うのか。

 「LOCK ON」
訳の分からない話がどういうわけか良い話に落ち着く、という漫画なんでしょうけど・・・正直なところ「それで?」となってしまいます。
魅力って物がどうも見当たらないんですよね。

 「こち亀」
この漫画でニートとか扱われるとこうも不快なのは何故でしょうか・・・?

 「詭弁学派、四ツ谷先輩の怪談」
今回は何ともスリリング。こう、怪談の使い方って色々あるもんだなと感心させられます。
怪談ネタのみなのに、話の作り方に意外と幅があるように思えるんですよね。

 「黒子のバスケ」
いやぁ、あっさりと勝負がつくもんだと思っていたら意外なほど盛り上がるものです。
隠し玉の出し方が上手いと思います。
コピー野郎の武器ってのがかなり気になる所。

 「HUNTER×HUNTER」
しばらく戦闘に参加していなかったゴンですが、何だか次回からえらい事になりそうです。
今回の絵だけではどうなっているかまるで分かりませんからね・・・。

 「賢い犬リリエンタール」
話がどんどんクライマックスに向かっています。
もう終わりが近づいている証であって悲しいのですが・・・面白いですね。
良い話なんですけどね・・・。

 〆「ピューと吹くジャガー」
たまに出てきたと思ったらゲス野郎のハマー。
しかし、不動の恵まれっぷりもあって、どうにも引っ掛かりだけが残るような話となってしまったような印象が。

 今回は、ワンピが安定して面白いのと、リボーンはいい加減にしろって事と、バクマンの2人は周りにコロコロ流されやすすぎる、ってことが気になったぐらいでしょうか。  
Posted by jerid_and_me at 21:59Comments(6)TrackBack(0) 漫画 

2010年04月19日

今週の鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST「第53話 復讐の炎」

 本当、マスタング大佐は無能なときはどうにも無能なのに、やるときは徹底的に無双しますよね・・・。
 先ずは組ぐるみでの情報戦で完全に優位に。
ブラッドレイ夫人は、もともと人質にはなるまいと思っていましたが、それを逆手に取って世論を味方につけるとは。
 しかも、セリムはプライドとして暗躍していること、市内で戦闘が繰り広げられているにも関わらず情報もろくに与えられず市民が平和ボケしているのも逆手に取り、挙句大総統の行方不明に関しては完全に自作自演。
いやはや、よく考えたものです。
 これにより、クーデター派という自実をうやむやにし、マスタング一派をクーデター派として踏み台にしようとした東のグラマン中将の動きも封じてしまいました。

 一方のブリッグズは、それはもうストレートに武力をもって進軍。
まさか戦車まで市内に持ち込んでいようとは・・・どれだけ広いんですか、アームストロング家。
 そもそも、あんなに大きくて目立って、それでいて重くて動きも遅いものをどうやって持ち込んだのか。
ブリッグズ驚異のメカニズムと言わざるを得ません。

 そして地下では、さんざ余裕の軽口を叩いた上で、指パッチン一発で味方を避け、かつ敵はもれなく消し炭にするほどの攻撃が炸裂。
邪魔する奴は指先ひとつでダウン、と言うのを地で行きますね・・・。
 敵対するなら容赦はしない、というのも相変わらず。
ここいらが戦争帰りと子供の違いでしょうか。
 エンヴィーが度し難いゲスっぷりを余裕で披露したり、挑発したりもしていますが、皆それには乗らず、ヒューズ元中佐の仇であることが発覚すると・・・スーパー外道タイムの開幕。
 手口をバラすエンヴィーの外道ぶりも大したものですが、マスタング大佐のほうも凄まじい顔です。
鬼の形相ってのはこう言うのを言うんだろうな、と思わされますね。
完全に復讐者の顔で、いささか冷静さを欠いているのが懸念事項。
 やることも、舌だの目だのピンポイントで焼いて見せるなど・・・何ともえげつないものです。
眼球を中から焼くっていう発想がもう普通じゃありません。
 焼かれるエンヴィーの演技も凄まじいものがありますよ・・・高山さん。
やられる前は黒いコナン程度のものだったのに、焼かれるときのうめき声はもう誰だお前、という具合に。
 作画も尋常ならざる動きでしたし。
いろんな意味で気合入りすぎでしょう、今回。

 しかし大佐に抜かりがあったとすれば、ホークアイ中尉をそこに残してしまった事。
相手が変身能力を有するならば、確実に味方はただ自分ひとりのみにしておかなければならないのは基本でしょうに・・・これは大きなミスですね。
 とは言ったものの、仮にも少年漫画であれば、味方に化けられて見破るっていう展開はもはやお約束のようなものですし。
ここは笑ってスルーして次回を楽しみにしておくべきでしょう。
 可能性としては、中尉に化けて大佐を始末しにかかるか、それとも大佐に化けて腹いせか何かの目的で中尉を始末するか。
性根がゲスなので、当人の手で殺させようぐらいには思っていそうです。
 さて、ラストの2人はどちらが本物か、それとも両方本物か。
個人的には、大佐が親友の敵を討つにあたって
「来たからには協力してもらう。」
なんて言うのはおかしいと思うので、大佐が偽物だと中尉が気づいたと言う線を推しておきましょう。
何だかんだ言って中尉は有能だと思いますし。

 大佐の代わりにメイと合流して敵の中核へと向かう主要メンバー。
前々から、地下に張り巡らされたパイプがやけに強調されていますが・・・。
 ホーエンハイムの、「皮袋」と言う言葉を借りるならば、もはや既にセントラルの地下一体が「お父様」という事なのかも分かりませんね・・・そしたらアレを踏み割ったらどうなってしまうのか、というのも気になりますが。
 中身は既に方々に散らしているので、見た目の本体を倒したところでどうにもならない、と言うところでしょうか。  
Posted by jerid_and_me at 21:45Comments(0)TrackBack(12) アニメ系 | 鋼の錬金術師

2010年04月18日

今週の仮面ライダーW「第31話 風が呼ぶB/野獣追うべし」

 衝撃にして笑劇の『H』編の後は、急にシリアスになりそうな今回の『B』編。
「これまでの仮面ライダーWは?」
「助けてください、眠れないんですぅ!」
姫香りん(苦笑)
「答えろ!何で研究生たちを眠り病なんかに?」
「フィリップ君が死んじゃったよ!」
「あなたはまだ死んではいけない・・・。」
ウェザーの攻撃により一旦は命を落としたと思われたフィリップですが、エクストリームメモリにキャトられた事で完全回復。
「変身!」
「さあ、お前の罪を数えろ!」
夢の中では、まさかの亜樹子が変身。なにわの美少女仮面とは・・・。
「翔太郎、僕のパートナーは・・・君1人だ。」
シュラウドから不吉な警告を受けるも、この時点では翔太郎意外のパートナーなど考えていないフィリップ。
「メタルイリュージョン!」
ルナメタルの必殺技も披露。

 さて今回は、刑務所前から。
「10年ぶりのシャバの風か・・・。」
門から出てきたのは、いかにも強面の男。
その足にまとわりつく新聞紙には、「野獣人間、再び現れる!?」という記事が。
男は、どうもそれに心当たりがあるようですが・・・。

 事務所では、
「左翔太郎は、あなたにとって不吉な存在。一緒にいてはいけない・・・あの男とは別れなさい。」
というシュラウドの言葉が頭から離れないフィリップ。
「何故、シュラウドはあんな事を・・・?」
「おいフィリップ、どうした?どっか具合でも悪いのか?」
そんなフィリップの異変をわずかながら感じ取った翔太郎。
「・・・あ?何かついてるか?」
「何でもない。」
すると既に事務所に来ていた竜が、
「だったら、早速検索を頼みたいんだが。」
と依頼を持ち出してきたのは、先ほどと同じ野獣人間の記事が載った新聞。
「野獣人間?・・・ああ、アレだろ。確か10年前ぐらいから噂になっている都市伝説・・・。ドーパントだってのか?照井。」
「ああ。」
ガイアメモリやドーパントと言うのは、10年も前には既に流通していたんですね・・・。
 そこへ入ってきたのは、先程の男。
「げ!強面おじさん!?ななな、何ですか!?」
珍しく縮こまっている亜樹子は翔太郎を押し付け、
「わ、ちょっと!・・・地上げに来た悪徳業者かな?とっとと帰んな!」
翔太郎も斜め上の応対。
男はそれをデコピン1発で撃退し、
「鳴海荘吉の旦那はいるか?俺は尾藤勇、旦那に世話になってた者だ。10年間ムショに入ってたが、出てきたら会いに来るように言われてた。」
 不意に飛び込んできた、おやっさんの残り香とも言える依頼。
しかし当のおやっさんはと言うと、
「おやっさんは、もう・・・。」
「父は・・・父は死にました。」
やはり、既に知っていた亜樹子。やっぱり映画の時のアレですか・・・。
「亡くなったのか?鳴海の旦那が?」
「不慮の事故で・・・。」
どこか落胆した様子の尾藤に、
「い、今は娘のあたしと、この弟子の翔太郎君が探偵やってます!何か、父に依頼でも?」
「いや、調べ物をしてくれてると面会の時に言ってた。それが俺への出所祝いだと。」
「尾藤さんへの調査記録・・・び、び、び・・・見当たらないですね。」
「ならいい。」
棚の中には記録は見つからず、さっさと帰ろうとする尾藤。
 しかし、その棚の中身はおそらく「表」の事件の記録のみ。
ピンときた翔太郎は、
「ちょっと待ってくれ、アンタ!おやっさんが遺した仕事なら、俺の出番だ。それ以外考えられねえぜ。」
 と依頼を引き継ごうとするも、
「半人前に用はねえよ。」
またしてもデコピンで一蹴。
「ガーン!会ったばっかりなのに・・・。」
まあ、第一印象がアレでは仕方ないでしょうね・・・外見で判断したりとか。
「あ、おい!尾藤さん!待ってくれ!」
めげずに尾藤を追う翔太郎。
「シュラウドは、翔太郎のどこが不吉だと言うんだ・・・?」
と悩むフィリップですが・・・今の翔太郎を見るに、『軽率さ』だとは言わざるを得ないでしょうね。

 勝手に尾藤についていく翔太郎。
「変わんねえなぁ、この辺は。」
「尾藤勇、41歳。どこかおやっさんの時代の匂いがするこの人を見ていると、胸の何かが騒ぐ。俺の人生の、大きな何かが変わるような・・・痛!」
「ブツブツうるせえよ、坊主。いいか、ついてくるのは勝手だがな、静かにしろ。」
 すると、出店の兄ちゃんに訪ねる尾藤。
「おい兄ちゃん、ちょっといいかい?俺、以前この辺りの出店仕切ってた尾藤ってもんだけど。子分のマル・・・あ、いや。有馬丸男に会いてえんだけども。」
「え・・・いや、知らないですね。」
いかにも心当たりあります、と言わんばかりに顔を背ける兄ちゃん。
 すると、丁度そこにいたウォッチャマン。
「翔ちゃ〜ん!」
「お、ウォッチャマンじゃねえか。どうした?あ、またグルメブログの写真か?」
「まあね。で、今ちょっと聞こえちゃったんだけど、その有馬って人ならこの辺り一帯を牛耳る土建業者の社長だよ。」
「社長?マルが?」
意外そうな様子の尾藤。
どうやら、探す相手は会わないうちに大物になってしまったようで。

 事務所では、
「鳴海荘吉、かつて組織と戦った男か・・・。」
「僕も命を救われ、生き方を教わった。」
「凄い男だったようだな、会ってみたかった。」
メモリ捜査の第一人者とも言える父を持つ竜にとっても尊敬に値する人である事でしょう。
「お父さん、あの人に何を遺したんだろう?ねえフィリップ君、検索!・・・できる?」
「やってみよう。」
やはり困った時のフィリップ頼み。

 その有馬を訪ねる尾藤。
「サム!」
「ベル、久しぶりだ。」
「さ、サムにベル?何だそりゃ。」
またしてもデコピン。
「昔のあだ名だよ。勇のサムに鈴子だからベル。もう1人、俺の弟分の有馬丸男、そいつがマルだ。サム、ベル、マルだ。」
 何とも時代を感じるセンスですね・・・当時はこういうのをナウいと言ったものでしょうか。
「やだ、何だか恥ずかしいわ。さ、上がって。」
中に入ると、いかにも成金風なインテリアの真ん中に将棋盤が。
「相変わらず将棋か。」
「上手く負けるための練習よ。あの人のご機嫌取り。」
「マルは・・・亭主は元気か?」
噂をすれば出てきたマル、もとい有馬丸男。
「元気だよ、尾藤さん。ご出所、おめでとうございます。」
絵に書いたような悪徳。
「マル・・・。」
「困るんですよねぇ、マルだのベルだの、昔のままでいられちゃあ。今の俺たち夫婦にも立場ってものがあるんですよ。」
「あなた、折角来て下さったのにそんな言い方・・・。」
「鈴子、お前は黙ってろ。」
鈴子を押しのけて倒す有馬。
「マル、てめえ・・・!」
「サム!」
「帰ってもらえませんかねぇ?アンタみたいな人に来られると、変な噂になりますからね。」
「俺も変な噂を耳にしたぞ・・・野獣のな。いいか、今でもベルを泣かせているようなら俺にも考えがあるぞ。」
「ハハハ・・・また、あの探偵の旦那に泣きつくんですか?死んだって聞いてますけど。」
「何だと?」
「それとも、何か形見でもあるんですかね?」
おやっさんがらみの話になってくると、
「ああ、あるとも。アレだろ?アレ。」
割って入る翔太郎。
「誰だお前?」
「俺は探偵。鳴海荘吉の一番弟子だ。アレの事ならちゃんと聞いてるぜ?じゃあ行こうか、尾藤さん。」
 そう言って出て行く翔太郎ら。
おそらくハッタリでしょうが、予想外の厄災を呼び込みそうな・・・。

 同じ頃、検索も大詰めを迎えたフィリップ。
「最後のキーワードは、『尾藤勇』・・・絞れた。」
結果として出てきたのは、過去のとある事件。
「10年前、風都ダム付近で起こった現金輸送車襲撃事件があった。事件直後、尾藤勇は自首をし、懲役10年の実刑判決を受けた。」
「それを何故追跡調査したんだ?鳴海荘吉は。」
「どうも不透明な部分が多い事件なんだ。輸送車と現金30億円はダム湖に落ち、今だに見つかっていない。襲撃現場にも、人間離れした破壊の跡があったらしい。」
「待てよ、10年前の事件だと言ったな。」
「もしかして、それって野獣人間の仕業!?」
意外なところで話が繋がりを見せつつあります。

 外に出た翔太郎と尾藤。
「話は見えたぜ、尾藤さん。おやっさんが調べてたのは、あいつが何か悪さしたっていう証拠だろ?」
「坊主、お前その在処知ってんのか?」
「いいや、出任せさ。あいつにカマ掛けたんだ。そのうち何か動きを見せる・・・。」
「阿呆!どうなっても知らんぞ。マルは、あの男はな・・・」
やはりハッタリ。尾藤が言い切らぬうちに現れたドーパント。
「ドーパント!?」
「熊はどこだ!?」
「あ?」
「熊を寄越せって言ってんだよ!」
「熊?」
「痛い目に遭いてえようだな。」
やはり、相手がどういう行動に出るか考えてからにせねばならない所でした。
「フィリップ!」
「ジョーカー!」
「変身!」
「サイクロン!」
「変身!」
翔太郎のドライバーに転送されてきたサイクロンメモリからは、何やら放電が。
「何だこのメモリ?まあ、迷ってる場合じゃねえか。」
安易にそのまま変身。
「サイクロン・ジョーカー!」
「行くぜ。」
「何だお前、やってやるぜ!」
しかし今回のドーパントも強敵で、攻撃をまるで寄せ付けません。
「何!?」
「強敵だ。行くよ、翔太郎!」
「ああ!」
2人が意気込むと同時に、サイクロンの側に異変が。
光や電気火花を放つのと同時に、明らかに動きに精彩を欠くようになるダブル。
「身体が・・・うまく動かねえ?」
「ジョーカーの力が弱い!?別のメモリに・・・。」
「サイクロン・メタル!」
とりあえずサイクロンメタルにチェンジするも、相変わらず。
「駄目だ!」
「むしろ、僕の側が強すぎるのか・・・?」
そのまま押され、大ピンチと言う所で現れたアクセル。
「だらしないぞ、左!」
「照井・・・。」
「誰だ?」
「こいつが噂の野獣人間か?」
「エンジン!マキシマムドライブ!」
いきなりマキシマムドライブ。
Aの字の3連激を仕掛けるも、メモリブレイクどころかあっという間に傷がふさがってしまいました。
「馬鹿な!?とんでもない再生能力だ!」
「邪魔する奴は生かしちゃおかねえ・・・2人ともだ!」
ここで尾藤が声を上げ、
「やめろ!そいつは何も知らねえよ、ハッタリだ!」
ドーパントが変身を解除すると、現れたのは有馬。
「お前は・・・!」
「マル、やっぱお前か。お前、また野獣人間に!」
「尾藤さん!時代は変わってるんですよ。この街で俺に逆らうと・・・バーン!」
「貴様・・・!」
「ビースト!」
再びドーパントに変身し、アクセルを踏み台にしてそのまま跳び去ってしまいました。

 仕方なくダブルも変身を解除すると、どういうわけかフィリップの意識は身体に戻らず、
「地球の本棚?何故だ・・・変身が解けたのに、何故身体に精神が戻らない?」
何やら真っ白な空間に。そこに近づく影が。
「ダブル?あの姿は何だ?」
ダブル・・・のようですが、シルエットが明らかに妙。
 ようやく目を覚ましたフィリップ。
「大丈夫!?」
「ああ・・・。」
「驚いたよ、いつもと違ってうなされ出すんだもん。」
「僕は・・・どうしたんだ?」
「こっちが聞きたいよ、もう・・・。」
フィリップの身体からも放電があるなど、明らかに変化が起こっています。
「エクストリームと出会ったせい・・・か?」
前回の時点では大丈夫だったのですが・・・果たして。

 有馬の家に乗り込んだ警察サイドの竜と真倉。
「主人は帰っておりません・・・。」
「ガイアメモリを使っていたことは知ってたの?」
「いいえ、主人に限ってそんな事あるはずが・・・。」
「悪いが、俺はこの目で見た。」
「奥さん!本当に知らないんですか?本当に。」
毎度ながら真倉の悪徳刑事ぶり・・・そこに現れてデコピンを食らわせる尾藤。
「ベル。」
「サム・・・!」
尾藤に泣きつく鈴子。
「俺がいても力にはなれないだろうが・・・。」
「ううん、ありがとう。」
何とも朝の8時とは思えぬ空気です。

 事務所では、
「10年前の事件の真犯人は、メモリを使った有馬だったのね。」
「その証拠のヒントが、熊だ。」
「フロッグ!」
「ク・マ!」
フロッグポッドで遊んでいる翔太郎。無理やりな販促ですね・・・。
「熊?熊ってこんな、鮭をこうやったやつ?」
とスリッパをくわえて見せる亜樹子。さすがにスリッパくわえちゃあ汚いでしょう・・・いくら武器専用とは言え。
「木彫りの熊ね、そんな訳・・・いや待てよ、それどっかで見たような。しかもおやっさん絡みで・・・。あー!!」
「何?あたしまた何かいい事言った?」
「言った言った!思い出した、あそこだ!行こう、明日の朝イチで。」
そこでストップをかけるフィリップ。
「待ちたまえ翔太郎。今のダブルには問題がある。行動を起こすなら、注意が必要だ。」
「ああ、確かにさっきバランス悪かったよな。でもパワーが妙に強過ぎたのはサイクロンの方だ。お前が合わせりゃ済む話だろ。尾藤さん喜ぶぜ。」
 どうにも自体を軽く見ていると言いますか・・・とにかく行動が先の翔太郎。
やはり、これが災を呼ぶことになりそうな。

 飲んだくれる有馬。
「警察め、嗅ぎ回りやがって・・・ひと暴れしてやるか?」
隣のボックスにいたのは冴子と若菜。
「落ち着いて。警察にも仮面ライダーがいるもの。」
「組織の女どもだな。何だ、ケダモノに興味でもあんのか?」
「無いわよ、そんなもの。まったく、ろくな男に会わないわ・・・この仕事。」
「何!?」
「あなたに興味があるのは、あの人よ。」
先程からピアノの音が聞こえる、と思ったらただのBGMではなく、井坂の演奏。
「誰だ、てめえ?」
「あなたの身体の真の力が見たい・・・。代わりにやってあげましょうか?熊狩りを。」
 またしても舌なめずり。
本当、この人は変態色豊かですね。

 吊り橋を渡り、何やら山奥へと向かう翔太郎、亜樹子、そして尾藤。
「ここ風吹山に、おやっさんが訳ありの依頼人をかくまってた別荘があってさ。前にも一度来たことがあって、木彫りの熊もここで見た。」
 留守番のフィリップは、
「感じる、やはり・・・僕には新しい力が宿っている。」
するとデンデンセンサーがやけにうるさく反応し、裏口から現れたシュラウド。
「シュラウド!?どうしてここが?」
「あなたより、ずっと以前からここを知っているもの。」
「え?」
やはり、おやっさんと接点があったのでしょうか。
「来人、あなたはもうすぐ進化する。エクストリームメモリを使って・・・。でも、そこに到達出来る真のパートナーは左翔太郎ではない。」
「翔太郎ではもう、僕のパワーについてこれない・・・?」
シュラウドの言葉で、どうやら疑惑が確信に変わってしまったらしいフィリップ。

後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 13:34Comments(7)TrackBack(9) 特撮ネタ | 仮面ライダーW

2010年04月15日

19号

 表紙&巻頭カラーは「べるぜバブ」
今回ほど買うのをやめようかと思った事もありませんね・・・何でこれが続いてしかも巻頭カラーなのか。
 キャラ付け、言動、展開、どれも正直無いなーと言うものばかりで。
急に赤子の言語に翻訳をつけるようになったのが個人的にマイナスポイントさらに倍です。
作者の描写力が足りないのか、それとも読者は馬鹿だから言葉にしないと理解しないだろうと思っているのか・・・。
 どうにも子供だまし感がパワーアップしています。
バトルやってりゃ売れんだろ的なのも。

 「家庭教師ヒットマンREBORN!」
これも新キャラは変態か変人の集まりですね・・・。
しかもパンツ解禁で腐女子の次は男性読者を取り込もうという目論見でしょうか。
何だかこう・・・薄いんですよね。打算とテクニックだけで描いてるような印象で。

 「NARUTO」
穢土転生・・・って言うと、大蛇丸が以前同じようにして初代と2代目の火影を蘇らせて3代目と戦わせた時の術ですね。
皆ゾンビってて当初誰が誰だかまるで分からなかったってのは秘密です。
 マダラが驚いた棺の中身は、実は既に死んでいたマダラの実体とか・・・そういう話になると予想です。
しかしああも大げさに驚かれてしまうと、折角のラスボス候補に小物臭がチラついてしまいますよ。
結局、サスケ以上のラスボスは居ないと言う事でしょうか。
 そしてタコはビー様のようですが、これは確実にナルトと接触した時に一悶着ありそうですよ。

 「黒子のバスケ」
流石、試合だけあって順位が上がってきています。
試合は始まったばかりのはずなのに、何と言う緊迫感・・・。
勝てないと思った方が押して、しかし相手方の底力もまだまだと言った状況。
こりゃあ次回が気になりますよ。

 「バクマン」
何だかちょっとわからなくなってきました。王道をやらせた真意ってが今ひとつ思いつきません。
とりあえず背水の陣にするための捨てって訳では無いんでしょうけど。
やっぱり邪道のダークしかない、と会議参加者に理解させるためなのか、それともこれも能力を磨くためなのか・・・どうにも分からないので、これは種明かしまで待つとしましょうか。
 しかし最後のコマ、ひどくデッサンが狂っているような。

 「BLEACH」
ポッと出のオヤジがこんなに強いのを見ると、今までの話は一体何だったんだろう?と思えてきます。
 そして長い出し惜しみの末に卍解したギンも、微妙にショボいと言うか・・・。
結局は長いだけ、と言う事でしょうか。当たれば確実に斬れるって訳でもありませんし。

 「銀魂」
この漫画でシリアスバトル長編とかやられると、ツッコミどころばかり目立って心中まるで盛り上がらないな・・・とはシリアスのたびに書いてるような気がします。

 「トリコ」
このところずっとバトル漫画でしたが、ようやくグルメ漫画に戻ったと言うところでしょうか。
・・・いや、グルメ漫画と言うよりは、もともと命がけのバトル食材調達漫画でしたっけ。

 「ぬらりひょんの孫」
今回読んでいて思ったのは、首のない人間をカッコ良く見せようと思ったら案外と難しいんだな・・・と言う事ですね。
時々結構違和感を感じます。

 「めだかボックス」
常に候補ではあるでしょうが、それ以下がいると言う点ですぐには打ち切られないとは思うのに、やたら急いでいます。
ラストの展開はちょっと意外でしたが・・・それでどう切り抜けるのかってのは全く分かりません。
毎度、斜め上を行く漫画ですよ。

 読み切り「メルヘン王子グリム」
こういうのを読むと、ジャンプのギャグ漫画周りは枯渇しているんだな・・・としみじみと感じてしまいます。
読み切りで読む分にはそこそこでも、連載されたらまず読めないなという。

 「LOCK ON」
ただただ主人公他がチート性能ってだけの漫画だなぁ・・・と。
どだい続けるのが無理な漫画でしょうから、やっぱり普通に下がってきています。

 「スケットダンス」
何この・・・何?エロスとかラブコメとかってのは何か違うような・・・。
この人って売れる漫画、人気の出る漫画を作る事に関しては天才なんじゃないかと思ってしまいました。
打算だけでこれだけの展開にしようと思ったら普通に無理がありそうです。何だかノリでやっていそうな印象で。
 そのくせ、時々ナルシスト臭いシリアス長篇とか入れてくるのでイマイチ感が出てしまうのですが・・・。

 「いぬまるだしっ」
今回の尻ネタはズルいですね。特にイルカショーのところはズルい。
クレしん臭さが増してはいますが。
しかし館長の名前ネタは上手いことやったな、と思います。

 「詭弁学派、四ツ谷先輩の怪談」
何だかんだ言って主人公もノリノリなんですね。
クラスメイトを助けるって言う名目なあたり、ちゃんとジャンプ漫画系ヒーローの気があります。そして盛大に墓穴を掘る・・・と。
相変わらず怪談パートの魅せ方が凄いです。

 「PSYREN」
某所で、この漫画はバトルの魅せ方がなっていない、いつも主人公がチート能力をさらに変化させて打開してしまう、という指摘を見てしまい、どうもその通りだなと思って気が乗りません。

 「保健室の死神」
ひそかにエロスを全面に出しつつありますね・・・いや、前のエピソードで出てなかっただけでしょうか?

 「HUNTER×HUNTER」
実はカイトは既に死んでいたとは・・・。
こうなるとゴンは強くなるのか、弱くなるのか。中々これは次回が気になりますね。冷や汗的な意味で。
そもそも、ここいらでまた休載しそうで怖いです。

 「賢い犬リリエンタール」
ああ、いよいよ本当に物語の根幹になっているようなモノまで出してしまいましたよ。
いいと思った漫画が、もはや精一杯たたんで終わるしかないのを見届けるってのは辛いものです・・・。

 〆「ピューと吹くジャガー」
なんという出オチ。
とりあえずPHD-1400でググってみても、一向にそれらしいものは出てきませんね・・・普通にでっち上げでしょうか。
論文みたいのが出てきましたが、日本語どころか英語ですらないようなので解読不能です。
オチがいかにもこの漫画らしくて良いですね。

 今回、頭のほうの漫画がどれも打算しか感じられなくて、しかも滑っていたりと・・・序盤から挫けそうになる号でしたね。
他にも誰得シリアスだったり終わり際だったり・・・普段、ジャンプは結構読み返す方なのですが、今回はまるでそう言う気になりませんでした。
   
Posted by jerid_and_me at 15:34Comments(4)TrackBack(0) 漫画 

2010年04月12日

今週の鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST「第52話 みんなの力」

 サブタイどおり、まだ集結とは行かないまでも総力戦の様相を呈してきました。
初っ端から、賢者の石の力で圧倒的にブーストが掛かった錬金術と、ガッチリ決まった覚悟で向かうアルに対峙するはプライドとキンブリー。
 作画はいつものような描き込みの細かさはなく、止めて見たならば別のアニメに見えますが、動きもまたいつも以上。
カメラワークも凄まじいものがありましたし、プライドの伸びるアレなんかもう板野サーカスみたいで。
 しかしながらキンブリーもまだ三味線をひいており、プライドが無力化されてから賢者の石というカードを切るなど。
なかなか戦況が二転三転して見ごたえがありました。
 最終的には、毎度のように煙幕で連携を絶ち、その間に近くにきていたマルコーにハインケルを賢者の石によって治療させ、無視界下で動けるハインケルによってキンブリーをまず始末させるという離れ業。
 まったく、何時の間にここまでの仕込みを・・・?
グラトニーの嗅覚を得たプライドに気づかれずに接近するとは。
たまたま風下から来ていたと言う事なのでしょうか。だとしたら、これも大した運です。
 そこへヨキが、へっぴり腰をおして車で突っ込んでくると言うのは完全に予想外でした。
しかしまあオッサンが子供を思いっきり轢くって、絵面としてはこれは衝撃的ですよ・・・クレームが来たんじゃないかと心配です。
 マルコーの「してやったり」という顔が印象的だったかと思えば、片や号泣しながら突っ込んできて喜ぶヨキとか。何とも濃い面子と言いますか・・・。
 こんな具合に、アルの方は運の巡り合わせに大分助けられた感がありますが、意外性とかそう言うのもあって盛り上がりましたね。
また、倒されたキンブリー自身が「こういう死に方するんだろうな」って納得のできるキャラでしたし。
 楽しんで弱者を蹂躙し、強者と向きあえばなお「仕事」にスリルとやり甲斐を覚えて楽しむというキャラですから、地震を上回る心技体と運を持った相手を前にすればあっけない、と言うのもどこか納得です。

 プライドは虫の息のキンブリーを盾にされて躊躇したのは人間らしさが染み付いたのかと思いきや・・・自分で食ってみたかっただけ、という用な感じですね。
 どうにかアルたちはこのプライドから逃げおおせてセントラルへ向かったものの、確実に追ってくるでしょうし。
やはり、最終決戦は全員集まってセントラルで、と言う格好になりそうです。

 意外なほどの苦境を迎えたのはオリヴィエとアレックスのアームストロング姉弟。
2人で協力してどうにかスロウスの皮膚を割き、内部に攻撃を加えることが出来るようになったものの、まさかクロックアップ持ちとは・・・。
 かすっただけで骨折、その動きは目で追うことさえできず、近くを通るだけで衝撃波がヤバいと言うのは最早ハイパークロックアップの領域ですね。
 防御力とパワーを重視したホムンクルスかと思いきや、実際には最速のホムンクルスというチート性能ぶり。
仕事も戦うのも面倒だが、死ぬのはもっと面倒臭い、本気を出すのは超面倒臭い・・・などと出し惜しみした挙句出てきたのがこれとは。
 これはズルいぞ!とまるで子供のように思いましたね。
そして絶望ぶり。この辺のノリはやっぱり少年漫画ですよ。
能力だけ見ると何だか凄く中二病臭い設定なのですが、基本的にはデカブツで性格がのろまなのでそうは見えないという。
 超スピードながら、直線的にこちらを狙ってくるだけの相手なら、と待ち伏せのカウンター攻撃で口から脳天まで貫いてやるものの、そこは流石に今までろくに攻撃を受付なかったホムンクルス。
残機はまだまだあるとか・・・これも絶望的な。
 加えて、どこから抜けてきたのか人形兵の乱入など、さらに状況が悪化。
いくらあの2人とは言え、こんな状況をどう切り抜けるのやら・・・。

 エドら一行の方は、無限に湧いて出る人形兵に次第に苦戦。
人形兵ですらも人間扱いしてしまい、それをなぎ倒しながら進むことに少なからず葛藤を感じていたのですが、とうとう捕まるやら、キメラの人らは針やら唾液が尽きるやら・・・絶体絶命のピンチ。
 キメラってのは所詮合成しただけで賢者の石も何も入っていない都合、針なんてのはそれこそ髪の毛針みたいなもんで撃てば撃つだけ減るでしょうし、唾液なんかは水分の2%を失うとパフォーマンスは30%ダウンなどと何かのCMでありましたし。
枯れかけるとなると相当なピンチでしょう。
 そこへ颯爽と現れるのがマスタング。
このタイミングの良さ、いかにも少年漫画的ですがやはり良いですね。
あの鼻につくような言動がまた。
 エドのチームはみんな単純格闘タイプなど、多数の相手に不向きなのばかりだっただけに、これは心強い援軍です。

 次回は復讐・・・と言う事ですが。
そうなると援軍に来たマスタングがエンヴィーと対面してしまうという事でしょうか。
鬼の形相みたいになっていましたが、一方のエンヴィーも周りに賢者の石がゴロゴロしている状況。えらい戦いになりそうです。
 そのエンヴィーから逃げたメイがどこへ行くのかも気になりますし、ホーエンハイムやグリードの動きについて一切触れられていないというのも懸念事項。
次回も色々ありそうです。

 そして7月からの後番組、何が始まるのかと思えば・・・まさかの「戦国BASARA」。
個人的なイメージでは、100%混じりっ気無しの女性向けという印象なのですが。
それを日曜5時に持ってくるとは。
 その辺は置いといて、ウチの地方では当然のこと1期とかやってませんし、そして私は理系で歴史とかは弱いです。
果たしてどうしたものか・・・まあ見てみないと分からないでしょうね。
 一説には、ぶっ飛んでて結構面白いという声もあるようですし。  
Posted by jerid_and_me at 13:35Comments(0)TrackBack(8) アニメ系 | 鋼の錬金術師

2010年04月11日

今週の仮面ライダーW「第30話 悪夢なH/王子様は誰だ?」

 早いもんで、もう30話という『H』編後半。
「仮面ライダーW!今回の依頼は?」
相関図、事務所サイドはまだ時代劇モードのままとは・・・。
「助けてください、眠れないんですぅ!」
依頼人は、そのまんま電波系の姫香りん(苦笑)
「つまり、夢の中に現れるドーパントって事?」
「私の姿を見たら、もう帰れないぞ?」
他人の夢に侵入し、相手を夢のなかに閉じ込めてしまうという能力を持つナイトメアドーパント。
「悪夢だ・・・!」
竜もまた、その餌食となってしまいました。
それを受けて、変身したまま寝入るという奇妙な映像を見せつけるダブル。
「じゃあ、ちょっくら行ってくるわ。夢の世界に。」
「答えろ!何で研究生を眠り病なんかに!?」
その策により一旦はドーパントの正体に肉薄したダブルですが、
「私は楽しみの邪魔をした人間を決して許さない主義でね。」
「フィリップ君!」
現実世界の方では最悪のタイミングで井坂ウェザーが来襲し、フィリップがやられてしまいました。

 そして今回、翔太郎の夢の中にもその影響が。
「お前さん!お前さん、フィリッ八が大変なんだよ!」
夢の中の亜樹子、もといお亜樹がそれを知らせに来ると言う不思議な状況。
「あ?フィリップがどうしたって?」
「とにかく大変なんだよ!」
「ああ・・・分かったから!これは夢だ!起きろ俺!起きろー!」
必死に頬をひっぱたいたり揺さぶったりして目覚めようとする翔太郎ですが、一向に目は覚めず。
「無駄だ。俺が支配するこの夢の中で、お前の意志で目覚めるのは不可能だ。大人しく・・・消えちまいな!」
「お前さん!」
「ああもう、分かったから!あっち行ってろ!お亜樹!」
ドーパントのネットをどうにかやり過ごしていると、
「あ、掃除?後でいいよ。おい!ドア勝手に開けようとしてんじゃねーよ!」
何やら急に独り言を始めるドーパント。
まさかの銀魂的展開、オカン乱入でしょうか。
「・・・おい、何言ってんだ急に?」
「ああもう、余計な人間が紛れ込んだり・・・お前の夢は危険だ。二度と入らないぞ!」
ドーパントが夢の中から姿を消すと同時に夢の世界が崩壊、目覚める翔太郎。

 現実世界では、
「起きれた・・・。」
目を覚ました翔太郎の目に飛び込んできたのは倒れたフィリップと泣き崩れる亜樹子、そしてウェザー。
「フィリップ君、フィリップ君・・・死んじゃ嫌だよ!」
「何だよあれ・・・?」
状況が飲み込めない翔太郎に、丁寧に説明してやるウェザー。
「お目覚めですか?丁度今から、君の片割れにトドメを刺す所です。」
「おい、やめろ!」
どうにか助けに行こうとする翔太郎ですが、当然間に合わない・・・という所に出現したのは、前回でもチラリと出てきた謎の飛行物体。
 ウェザーの雷を跳ね返してしまうとともに、なんとフィリップを吸い込んでしまいました。
一難去ってまた一難、まさかキャトルミューティレーションされてしまうとは。
「え!?」
「何だ・・・あれは?」
「おい待て!そいつは私の獲物だ!」
ウェザーは引き続き雷を撃ち込んで攻撃するも未確認飛行物体にはまるで通用せず、必殺の竜巻ですらも跳ね返され、自分が吹っ飛ばされてしまいました。
「これって、夢じゃねえよな・・・?」
あまりの事に、先程までの過激な夢と区別がつかない翔太郎。亜樹子にスリッパでどつかれ、
「あ痛!夢じゃないか。」
ようやく現実であると理解する翔太郎。
「フィリップ君どこ行っちゃったの〜!?」
「さあ・・・?さっぱり分からねえ。」
ずっと現実に見ていた亜樹子は号泣。
中の人、この変な泣きの演技上手いなぁ・・・と素直に感心してしまいました。
 ここで翔太郎は、ドライバーを通じての呼びかけを試みる事に。
「フィリップ、俺の声が聞こえるか?」
あの飛行物体の中には、確かにフィリップの意識が。
「あいつの意識を感じた。」
「本当!?」
「フィリップは死んじゃいない、生きてる。」
「良かった・・・だったらもう泣いてる場合じゃないよね。」
何故か翔太郎のネクタイで涙をぬぐう亜樹子と、それをさりげなく阻止する翔太郎。
「姫香ちゃんに危機が迫ってる・・・今回の事件の真相が何となく見えたぜ。」
予想外の出来事が続くものの、どうにか解決には近づいた様子。

 フィリップを欠いた2人は再び風都大学へ。
「夢のなかに入り込むドーパント。それに怯え眠れなくなった夢見がちなお姫様。彼女の依頼から今回の事件は始まった。だが・・・。」
「探偵さん!」
いきなり翔太郎に抱きつく姫香。
それをやんわり引きはがすと、
「姫香ちゃん・・・。運命の王子様、君はその言葉を研究室の仲間全員に言った。そうなんだろう?」
「そ、それはいくら何でも・・・ねえ?」
ドン引きな亜樹子ですが、即答。
「はい。」
「嘘!?」
「優しくされると、つい・・・そう思い込んじゃうんですぅ!」
「あなたが私の王子様?」
どうやら、この娘が諸悪の根源と見て間違いないでしょう。
「君のその言葉を真に受けて、怪物になってしまった人間がいる。恋敵たちを眠り病で排除しようとした王子様が。」

 そうして向かったのは、あの唯一生き残っている・・・もとい起き残っている研究生、福島のところ。
「・・・僕に何か用ですか?」
「ああ。」
その時、2人の背後で掃除のおばちゃんが研究室の怪しげなオブジェの埃を取ろうとしたところ、
「ちょっと!それ勝手に触らないで!」
「あ・・・すいません!」
と言うやり取りが。
どうやら、たとえ掃除であっても自分のものを他人に触らせたくない様子。
「で?何でしたっけ。今すっごく眠たいから、できたら後にしてもらえませんかね?」
「じゃあ、単刀直入に。君がドーパントなんだろう?」
背を向けたまま沈黙する福島。
「・・・どうなの?黙ってるって事は、観念して認めちゃったわけ!?ん?」
「おい、何とか言ったらどうなんだ?」
肩を掴んで振り返らせると、いつの間にか眠っており、額には『H』の文字。
「嘘!?」

 あえなくハズレ、病院に搬送されてしまった福島。
「彼じゃなかった・・・じゃあ一体誰が!?」
こうなってしまうと、最早他に容疑者なんて居ないと言う状況に。
それこそ姫香りん(苦笑)の自作自演ぐらい・・・ってのも前回アリバイが成立しましたし。
「参ったぜ・・・やっぱり俺が夢の中で確かめるしか無えか。」
「翔太郎君は駄目!だって言われたんでしょ?ドーパントに。お前の夢には2度と入らない!って。」
「まあな・・・。」
ここで、自分を指差してみせる亜樹子。
「は?」
「決まりね!私が眠るっきゃ、無いっしょ!」
「危険だ!絶対やられる。ってか、もし仮に何か掴んだとしても俺に伝える方法が無えだろ。」
「あるわよ!」
「何だよ。」
「寝言よ。」
自信満々に言い放ちますが・・・流石にどうなんでしょうか。

 その頃、園咲家では。
「鳥の形のガイアメモリ?やだ〜超ウケル〜!」
順調に壊れていっている若菜。
そもそも、アレを見ただけでガイアメモリと判断出来るのが謎です。
「仮面ライダーを助けに来たかのようでした。いやぁ、えらい目に遭いました。」
マウンテン級の大盛りパスタを貪る井坂。
どこか橘さんの面影を感じるとともに、シェフもいちいち多数の皿に細々と盛るのが面倒になってしまったんだな、としみじみ感じます。
とりあえず腹にたまるもの盛っとけ、的な。
「エクストリームのメモリか・・・。」
琉兵衛の口をついて出た、エクストリームと言う単語。
「エクストリーム?お父様、それは何なのですか?」
それに反応し、どうにか情報を引き出そうとする冴子。
「そうか、遂に動き出したのか。あいつが・・・。」
黒幕を『あいつ』呼ばわりする琉兵衛。
どうやら知った関係のようですが?

 目を覚ましたフィリップ。
周囲はまるでマトリックス世界ですね・・・。
「来人・・・来人・・・。」
「僕を呼ぶのは・・・誰だ?ここは一体・・・どこなんだ?」
「ここは、エクストリームメモリの中。」
空間に浮かび上がるシュラウドの顔。
「メモリの、中?傷が完全に治っている?」
ここでのフィリップは精神体か何かなのかと思えば、普通に実体で、傷が完全回復してしまったようです。
 映像のみかと思えば、その実体を表すシュラウド。
「あなたはまだ、死んではいけない。この星にとって、私にとって必要な存在なのだから・・・。」
「君が・・・シュラウドか?」
そう言えば、実際に会うのは初めてでしたっけ。

 事務所では、早速装置をつけて眠りにつく亜樹子。
「ここは大阪。」
「えっ!?」
「ウチの生まれ故郷や。」
「凄えクリアな寝言だな、おい・・・。確かにこれなら。」
まさかのナレーションつき。
これは、修学旅行で亜樹子と同室になった人は気の毒ですね。
 夢の中で、亜樹子は故郷の大阪に・・・って、何でしょうかこの妙な被り物は。
しかも通天閣を拝んでいます。大阪の人って高層塔信仰があるんでしょうか・・・?
「ウチは成海亜樹子。お父ちゃんはめっちゃハードボイルドな探偵で大好きやけど、めったに家に帰って来ぉへん。せやからウチもこうして働いてるわけや。
 職業はたこ焼き屋。どうやら、あの頭のはたこ焼きのようですね・・・。
そこに現れたフィリップと竜。
「亜樹ちゃん、今日も精が出るなぁ。そない稼いでどないすんねん?」
赤い関西系ヤンキーの異常な似合いよう。
「放っといてや、ウチ働くのが趣味やねん。」
「はぁ、そらエライわ。感心するわ。」
フィリップもフィリップで、髪型といいヒゲといい・・・。
「フィリップ君こそ、最近検索の方どうなん?」
「ボチボチやなぁ、最近あんましゾクゾクせぇへんねん。」
「竜くんは?」
「俺に質問するなや。」
「相変わらずクールやねぇ!」
揃いも揃ってセリフ回しが素敵すぎます。
 そこに現れた、白い帽子のハードボイルド。
「あぁ・・・お父ちゃんや!お父ちゃん!」
まさか、と思っていると、中身は翔太郎。
「おい亜樹子!お前、自分の目的すっかり忘れてんだろ!」
夢の中と外で完全にコミュニケーションが取れています。
「あ・・・そうや。ウチ夢ん中でドーパント探すんやった。どこにおるんやろ?ドーパント、ドーパント・・・。あ!あんな所におった!」
 通天閣を背にしてナイトメアドーパントが出現。
「私の姿を見たら、もう帰れないぞ?」
「んんん・・・翔太郎君!ウチと一緒に変身や!ウフフフフ!」
それにしても楽しそうですね・・・。
「もう・・・亜樹子何してんだよ、もう・・・。」
「はいこれ!」
「って、俺こっちかよ!」
「行くで!」
どういうわけか翔太郎がサイクロン、亜樹子がジョーカーで変身。
「サイクロン!」
「ジョーカー!」
「変身!」
「サイクロン・ジョーカー!」
しかし表示は「なにわの美少女仮面」なんというフリーダム・・・。
 奇っ怪な動きでドーパントに肉薄するダブル。
「さあ、お前の罪を数えろ!くぅ〜!やっちゃった!行くわよ!」
スリッパも同台詞Ver.に刷新。
 さらに、
「ヒート・メタル!」
「どうだ、痛いだろ!痛いだろ!」
ヒートメタルにチェンジし、太陽の塔をバックにドーパントを圧倒。
 当然のように、
「ルナ・トリガー!」
「やった!」
ルナトリガーにもチェンジ、今度は大阪城前。
ドーパントのネットに射撃を防がれると、
「もう・・・!リボル・ギャリー!」
妙な動きでリボルギャリーを呼び、轢かせるという荒業も。
しかしリボルギャリーは何時の間に大阪城の石垣の中に移送されたのか・・・。
 再びサイクロンジョーカーに戻り、まさかのトドメかと思った矢先に鼻っ柱を殴られ、変身が解除。
「痛いじゃん、もう!」
「この世界では、私以外は単なるイメージの存在でしかない。お前が変身した仮面ライダーもな。」
「あなた、一体誰なの!?どうせ、姫香さんに好かれてるって勘違いした哀れな男なんでしょ!?ん?」
「う・・・!な、何だと!?」
もしや図星?となると・・・。
「やーい!悔しかったら名乗りなさいよ!」
「おお!いいぞ亜樹子!その調子で聞き出せ!」
寝ている亜樹子の手をとり、励ます現実世界の翔太郎。まるで病人ですね。
「いいだろう。教えたところでどうせ誰にも伝えられやしないからな。私の正体は・・・。」
正体をつかむと同時に、額に『H』を浮き上がらせて眠り病に陥る亜樹子。
「よくやった亜樹子。すぐ連れ戻してやるからな。」

 件のエクストリームメモリの中では、
「助けてくれた事は感謝しよう。でも、僕はすぐに戻らなければならない。翔太郎が待っている。」
「行ってはいけない。」
「え?」
「左翔太郎・・・あの男は、あなたにとって不吉な存在。一緒にいてはいけない。」
どうやら、翔太郎はシュラウドのお眼鏡には適わなかったようです。

 大学では、ホワイトボードに王子様とお姫様の絵を描く姫香。
やたら上手いです。
「ああ・・・王子様、早く姫香を迎えに来て・・・。」
白馬の王子様症候群でしたっけ、何かそう言うのがあったような気がしますよ。
「それが君の夢なんだな。」
「探偵さん!姫香ね、子供の頃から何度も同じ夢を見るんですぅ。」
「え?」
「王子様の夢!彼、姫香がピンチになると現れて、やさしくこう言うんです。『僕らは、運命の糸で結ばれている。だからいつか、きっと出会えるよ。』って!」
 ああなるほど、ホンモノの電波さんでしたか・・・。
それともメモリの毒でも入りましたか?
「・・・だから、優しくしてくれる相手には必ず『あなたは運命の王子様ですか?』って聞くわけか。」
「でも、それがいけなかったんですね。姫香の言葉が誰かを傷つけて、恐ろしい怪物にしてしまった・・・。」
「君を守るために真実を伝えに来た。夢の中で君を苦しめていた男、そいつの名前は・・・。」
と名前を告げようとしたところで、丁度限界が来たらしく寝てしまった姫香。
「って、え〜!?姫香ちゃん!おい、寝ちゃ駄目だ!姫香ちゃん!・・・まずい、このままじゃ姫香ちゃんまで眠り病に・・・。」

 その姫香の夢の中では、
「王子様〜!どこにいるの?答えて!王子様!」
王子様を呼ぶと、案の定現れたナイトメアドーパント。
「ここだよ。私の姿を見たら、もう帰れないぞ?フフフ・・・今日は本気だ。今日こそ君を捕まえちゃうぞ?」
「嫌!ついて来ないで!」
姫香が転ぶと、
「チャンス!これを一緒に被ろう。そうすれば2人は結ばれる。この夢の世界で永遠に・・・。」
2人一緒にあのネットを被ろうとするドーパント。
どうやら、姫香と夢の世界に永住するつもりのようです。
「嫌・・・!助けて、王子様!」
そこで現れたのは運命の王子様・・・と思いきや翔太郎。
保険のCMから飛び出したかのような格好です。
「か弱き乙女を、泣かせるもんじゃ・・・無えぜ。」
何故か投げキッスまで。ああ、これはイメージの存在なんですね。
「あなたはもしかして、運命の王子様!?」
「いや、違う。俺はこの街を愛する探偵だ!」
現実には、そう言って研究室に突入した翔太郎。
研究室にはナイトメアドーパントの姿が。ドーパントは起きたまま夢に侵入できるんでしょうか。
「貴様!どうしてここが!?」
「おっと、まずは俺から質問するぜ。被害者達の額の『H』の文字・・・あれはお前のイニシャルか?福島ハジメ!」
「違うよ。」
メモリを抜くと、確かにあの生き残り研究生の福島。眠り病で入院した筈では?
「僕と姫香さんのイニシャルさ。」
「亜樹子から正体を聞いたときは驚いたぜ。お前はあん時、ここで眠り病になったはずだからな。でも、病院に連絡したら最後の1人は目が覚めて帰った、と教えてくれたよ。」
 額のシールを剥がして「看護師さーん」って・・・余裕の脱出。
「どうせ疑われると思ったから、偽装したんだ。」
「じゃあ次の質問だ。どうして姫香さんを怯えさせた?好きなんじゃねえのか?」
「分かってねぇなぁ。好きなのは彼女の方。彼女が僕を運命の王子様だと思ってるわけ。なのに他の男どもに笑顔を振りまく。例えばあの刑事やお前も、あの変人の教授にまで。それが辛くてさぁ、僕は何日も眠れない夜を過ごした。だから、同じ思いをさせたくなったわけよ。彼女にも、眠れない苦しさを一緒に知ってもらいたかったんだ。」
 つまり・・・全くの勘違いだったと言う訳ですね。それもえらくマジに。
「それが動機か?・・・かわいそうな奴だな。」
何かこう、グサリと来るものがありますね。かわいそうって。
「おいおい、何見下してんだよ?すげえムカつく。今度こそ消してやるよ。」
フィリップ不在で変身できない翔太郎は大ピンチ。
流石に生身では絶体絶命です。

 エクストリームメモリ内のフィリップの腰にドライバーが出現し、翔太郎の危機を察知するも
「翔太郎・・・。」
「来人、もうあの男とは別れるのよ。そうしなければ・・・大変なことになる。」
別れるって、まるで付き合ってるみたいな言い分ですね。
何です?同性とか非生産的だから止めろって?
「僕は行くよ。相棒がピンチなんだ。」
シュラウドの制止を振り切ってメモリを出るフィリップ。

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Posted by jerid_and_me at 15:31Comments(5)TrackBack(12) 特撮ネタ | 仮面ライダーW

2010年04月08日

18号

 表紙&巻頭カラーは「NARUTO」
今回ばかりはナルトが気の毒に思えました、虫。
今後の展開としては、キラービーとともに尾獣を使いこなすために修行する、とかそんな所でしょうか。
しかし、サスケの中身云々ってのはどうも後付け臭くて微妙ですね・・・。

 「べるぜバブ」
え、何でこんなのが他の看板を抑えて2位になっちゃうの?と素直に思うしかありません。
こんな、マガジンの不良要素とサンデーの子供(?)要素とジャンプのインフレバトル要素を切り貼りしたような漫画が?としか言いようがありませんよ。

 「ONE PIECE」
まさかのシャンクスの登場により、激動に次ぐ激動だったマリンフォード編はここで終わりを迎えたわけですね。
色々と明らかになった事もあれば、新たな伏線っぽいのもあり。
今後が気になる中で、麦わら海賊団は何時になったら再集結するんだろう・・・などという疑問が。

 「黒子のバスケ」
ライバル同士ってのは前座みたいなものかと思ったら、意外と引き込まれます。明確なライバルってのを「キセキの世代」5人に限定するってのは良いですよね。
後から後から「実はこんなのいました」みたいに強いのが出てこられても萎えるじゃないですか。某21みたいに。

 「BLECH」
ああ、単にこういう話がやりたかったんだな・・・なんて風に感じてしまったのは私だけでしょうか。
 しかし、敵ツートップの相手をポッと出のオヤジに持っていかれるとは。
並み居るライバルと頼れる仲間たち(苦笑)は涙目ですね。

 「LOCK ON」
どういう事なのでしょうか、私は微妙またはそれ以下と思った漫画ほど上に来てしまう・・・。
主人公が妙な能力で色々と上手いことやってしまう、というだけの話のはずなのに。
その手の単純な奴しか受け入れられないものなんでしょうか?

 「PSYREN」
順位が上がってきた・・・と思ったら、いきなり絶望的にクライマックスですよ。
そしてこのヴィーゴとやらの能力、これってアレですよね。ジョジョ6部のダイバー・ダウン。
もっとも、この手の「物質に潜る系」の能力は結構よく出てくるものですが。
古くはそれこそドンブラ粉とか。
通り抜ける、抜けないを自在に操るってのも。
 そしてジュナスの乗っている謎の乗り物、妙な格好と相まってドラゴンボール臭さをかもし出しています。

 「トリコ」
最悪のタイミングで出てきた最強虫の相手は、再生させたモンスターに任せるとは・・・。描くのが面倒そうな戦いを上手くスルーさせましたね。
結局、近くアイスヘル編も終わりそうですが、スープは見つからないってオチになるのでしょうか。
と言うか見つからないと再生するものも再生しないんじゃないか、と思いますよ。腕とか。

 「家庭教師ヒットマンREBORN!」
よく分からない新キャラが一気に加入しすぎて読んでも中々理解できません。
元々あまりそんな気持ちも無かったりするのですが・・・。
しかし、あの一番冴えない転校生が敵のボスなんだろうってのは分かりました。
あからさま過ぎますからね。

 「ぬらりひょんの孫」
公式で男女カップルを作ってしまうとは、ジャンプにしては少々珍しいかな、と思います。
これはなかなか面白そうですけどね。

 「詭弁学派、四ツ谷先輩の怪談」
今回も中々面白そうな話ですね。
怪談好きが外道に鉄槌を下す・・・中々、ジャンプ向けの展開を持ってきたなと言うふうに思います。
次回は怪談マニュアル・・・どうにも興味を引く終わり方です。
怪談の仕込みと思しきものが多数散りばめられているのも関心大ですよ。

 「いぬまるだしっ」
くじらよりも大きくめだかよりも小さい、これを見たとき「めだかボックス」ネタだと思ってしまったのは私だけでは無いでしょうね。
これで、向こうに追加で兄弟姉妹が出てきたらえらい事ですよ。
もっとも、それも日本語としてはおかしくなってしまうのですが。
 それにしても、園児に不純異性交遊とか言わせますか普通。
話がちょっとクレしんみたいくなってきたか?などといぬまるくんの行動から感じました。

 「スケットダンス」
どうも本気でラブコメ展開を持ち込んできたようですね・・・。
かと思ったら精神移動ネタとは、中々トリッキーな展開です。
勇気を出してアタックしたら相手の中身は恋敵・・・とかいう話になるんでしょうか。
と言うか恋に落ちるの早すぎでしょう、これ。
出てから1月も経ちましたっけ?

 「保健室の死神」
意外とアッサリしていて、何だかちょっと拍子抜けのような・・・。
もうちょっとダークになったり、深いところに突っ込んでも良かったんじゃないかと思います。
倒すシーンもページの境目が邪魔で・・・もうちょっと色々と煮詰められていても良かったのでは?と感じてしまいました。

 「銀魂」
これも今回のエピソードで終わりそうな勢いですね・・・終わらないんでしょうけど。
他の誰が強いとかまでは納得できましたが、新八お前はそんなに強くないだろう、と冷静にツッコんでしまいました。

 「HUNTER×HUNTER」
キルアって、こういう所で割り切りが良いと言うか容赦無いから良いんですよね。
主人公向けですけども読者受けするタイプです。
この円の中に入ったら、と言うのはしばらく前にモーニング辺りで見たような気がしますが。

 「バクマン」
ダイハツの次はKTM・・・一気にマイナーな名前になりましたね。
それにしても、情報だけ聞いたら胸糞が悪くなりそうな題材なのに、漫画としては面白いって事になるんでしょうか。
実際に内容はどんな風なのか、作中でもっと触れて欲しい所です。

 「めだかボックス」
これも、まるで打ち切り宣告を受けたかのような加速ぶりですね。
さらに特別な6人と言いますが、それまでの人らより余程噛ませに見えるのが不思議です。
とりあえず、雲仙姉の数字言語ってどこかに翻訳サイトとかあるんでしょうか?

 「賢い犬リリエンタール」
打ち切りの秒読み状態なのがありありと伝わってくるのと、普通に切ない話なのとで泣きそうです。
これはもう残念という他ありません・・・。

 〆「ピューと吹くジャガー」
終わったと思ったらまだ続いてましたよ、前のエピソード。
何故キャプ翼風サッカー?と言うのと蛇足感あふれる説明にやられてしまいました。

 何だか色々と残念な予想ばかりがちらついてテンションが下がってしまいました。
今回ここが良かった、とか言うのはあまり見つかりませんでしたね。  
Posted by jerid_and_me at 22:18Comments(3)TrackBack(0) 漫画 

2010年04月05日

今週の鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST「第51話 不死の軍団」

 いよいよ最終クールと言う事で、OP並びにEDも変更。
OPは、最初のEDの人らが戻ってくると言う中々珍しいような感じです。
EDはまさかのしょこたんと言う奴ですね・・・。
 ここ最近の例に倣って、最後のOPはOPらしくない曲になるって決まっているんだろうか?などと思えてくるOPでしたが、EDとともに気になるシーンの多い映像でした。
しかしED、アレはどう見てもホーエンハイムが主人公です。

 さて内容としては、サブタイの通り「不死の軍団」が始動したと言うのがメインイベントですね。
こんなもん、まともに動くものか・・・と疑っていたら、やっぱりまともに動きませんでした。
 目覚めさせた将官を父親と認識したかと思ったら、次の瞬間には群がって捕食とか・・・初っ端から本気のグロ展開です。
あらかた食べ終わってから、いっせいにカメラ目線をくれるところは心底ギョッとしましたね。
 そもそも、最初からツッコミどころ満載の計画でしたけども・・・。
人形その他に魂を定着させて兵士に、って言う発想は良かったとは思いますが、その魂の調達方法が「自分たちが殺戮した相手の魂」って言うところが致命的に駄目だと思います。
 そんな、自分らで殺した相手が自分らの言う事なんぞ聞くわけ無いじゃないですか・・・と、ここ数回ずっと心中でツッコんでいました。
 もっとも、おそらくそんなレベル以前での失敗なんでしょうけど。
完全に無差別に攻撃するようになっています。
 お父様なんかは、大体こうなることは予想済みだったんだと思いますけどね。
別に人間なんぞ知ったことじゃないから放っておいたのか、それともこれも含めて計画なのか。
 人柱が巻き込まれたら仕方ないじゃないか、と思うところですが、このぐらいでは死なない、足止め程度にはなるとか考えているんでしょうかね。
 事実、エドらは死なない相手を前にしてどうにも足止めを食らっていますし、意外だったのはエンヴィーが食われた、と思ったらそいつの賢者の石を取り込んで元通りになってしまった事です。
 セントラルの方では、戦況が若干ホムンクルス陣営側に偏ってきた感がありますね。
もっとも、人形の人達は人垣を作って1人ずつ襲ってくるなど、不完全で無差別な割りにショッカーの戦闘員のごとく空気を読んでくれていますが・・・。

 同じくセントラルでは、人質をとって有利に事を進められるかと思われたオリヴィエですが、ここでスロウスが襲来。
前のブリッグズ砦の時はやたらと鈍重なイメージでしたが、今回は前よりよく動いているような・・・。
前なんて、意味のある攻撃自体を繰り出せるのかどうかが怪しかったのに、今回はオリヴィエを捕まえてしまうとは。
 今回はオリヴィエが油断をしたという見方が濃厚ですけどね。
近距離での戦車砲が通用しない相手に手榴弾が効くかと言うと、恐らく否だろうと分かりそうな物です。
 狭所でお互い接近戦タイプでパワーが段違い、と言う相性の問題が出てきたと思ったら、そこで颯爽と登場したアームストロング弟。
何時にも増して謎のキラキラが輝き、さらには謎の爆発まで。
スロウスの「めんどくせぇ」も、今回ばかりは仕方ないと言わざるを得ません。
 この間は盛大にボロ負けしたと言うのに、何やらこちらのほうが得手と言った様子。
筋肉VS筋肉・・・これはまた濃い戦いになりそうですね。

 そして今回最も大きな動きがあったのは、意外にも留守番組の側。
プライドの音遊びはやはり信号で、しかも呼ばれて現れたのはキンブリー・・・中々の最凶コンビだと思います。
 さらに、ドーム破壊の余波を受け、ハインケルが重傷から重体にまで悪化。
それを助けるために鎧の足を切断して這いずって逃げるという、もはや誰が見ても無駄な足掻きとしか言えない行動を取るとは・・・。
 エドよりもアルの方がメンタル面で強いとはよく言われる事だと思いますが、私はどうもそうは思えないんですよね。
何と言いますか、割り切りが出来無いと言うか、現実が見えていないと言うか。
そうやって欲をかいたら全部パアじゃないか・・・と思うのですが。
 しかし、それでもどうにかなってしまいました。
むしろ、そうでないと駄目だったと言うべきでしょうか。
 まさか今になってあのキンブリーが落とした賢者の石が出てくるとは。
ハインケルがまだ持っていたんですね。
しかもそれを託す辺りの流れがもう最高に盛り上がります。
「こいつらも一緒に戦わせてやってくれ。」
とか、よもやハインケルがこんな風に活躍するとは思いませんでした。
てっきり脇キャラなものかと・・・。
 覚悟が決まったアルはおそらく相当強いと思いますし、プラス賢者の石。
しかれども、相手も同じく賢者の石持ちのキンブリーと、最強クラスのホムンクルス。
 この戦い、何だかえらい事になりそうですよ。
アームストロング弟VSスロウスと併せて、次回はバトル面が充実しそうですね。  
Posted by jerid_and_me at 20:36Comments(0)TrackBack(10) アニメ系 | 鋼の錬金術師