2010年05月31日

今週の鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST「第59話 失われた光」

 とうとう、人柱最後の1人であるマスタングが人体錬成をするか、しないかと言うところの今回。
結論からするとやってしまいましたし、以前不意にネタバレを見てしまったので分かっていた結果だったのですが・・・。
 そういう風に、断片的に結果しか知らないからこその予想外の展開があったのは嬉しいものでした。
前回の予告からして、てっきりホークアイ中尉を人質に取られて、もう他に選択肢が無いと言う事で「ああ、やってしまうのか・・・」と思われましたが、金歯医者の動きを止めたのは意外にもガマガエルの合成獣であるジェルソ。
 まさか、キメラ人間の人らにまだ見せ場があろうとは・・・。
そしてあの金歯医者、実は彼らキメラ人間をも造った張本人と言う事で。
見せ場を与えられるに足る関係だったんですね。
それにしても、人間1人釣り下げられる唾液の万能さに感嘆しました。
 どうやらホークアイ中尉、地べたに倒れていると天井に彼がいるのに気づいていたようで。
あの決死のまなざしにはそう言った意味合いがあったようです。
極限のピンチにおいても、意外なところに脱出の糸口はあるものですね。
 が、しかし、それもやっぱり長いことは続かないわけで。
どうにも、流れが敵の側に来ている感は否めません。
いつの間にかセントラルに到着していたプライドの追撃に、さらに堀に落ちたと思ったら排水口から内部に潜入した大総統。
 ここに来て、どうにもなる気がしない最強クラスの敵キャラが同時に登場とは・・・・何とも絶望を感じます。
キメラ人間の野生の勘が、「ボロボロのオッサン1人に勝てる気がしねえ」と告げるほどの健在ぶり。
 あれだけのダメージを受けていながらもなおこの勢いとは、まったくもってチートキャラが過ぎますよ・・・。
1人で渡り合ったグリードがどれだけ凄かったか、を痛感させられます。
 そしてマスタングが当初人体錬成を拒絶した際に
「全く人間という奴は、思い通りにならなくて腹が立つ。」
と微笑しているのか、何とも言えない表情で言うシーンが印象的でした。
セリフ的には「憤怒のラース」らしいものなのですが、表情のギャップが。
 いつぞやヒューズの葬儀の時は、実は式典に対する怒りに震えていたなどと言うように、ホムンクルスってのは名は体を表すような所があるようです。
エンヴィーなんか完全にそうでしたし。

 結果的に、マスタングは金歯医者と一体化し、その知能を使うことで強制的に人体錬成を行わせるという「そんなんありか!?」と言いたくなるような方法で強引に人柱を補充してしまいました。
 当人が何かしようと思ったわけでも、何かしたわけでもないのにさせた事になってしまうとは・・・一体どういう事だってばよ?という気分です。
 本当、このところ敵方であれこれいちいち上手く行き過ぎますね。
大総統は命懸けでやっても大した戦力ダウンにもなりませんし、プライドは相変わらずどうしようもありませんし、お父様も結局皮袋など必要なく、その上味方側の大黒柱であるホーエンハイムまで吸収されてしまったとなると・・・もうチェックメイトなんじゃないかと。
 マスタングはネタバレどおりに視力を奪われ、
「真っ暗で何も見えん。明かりはどこだ?」
と転ぶいう古典的なまでのお約束をやってくれたのが逆に見ていてキツいです。
 厄介な能力持ちから都合よく視力を奪ったりと、本当にずっと敵のターンですよ。
予告を見るに、なんか普通に発動しちゃいそうな勢いですし・・・。
 大抵、少年漫画的なものだと「どうせ何とかなっちゃうんでしょ?」なんて思ってしまうものですが、この作品に関しては全くそうは思えないと言うのがそもそも異常です。
何せ、原作もまだ終わっていない上に、先のアニメからして・・・。

 ラストでは、アルが戻ってこないと思ったら向こう側に置いてきた肉体と対面するものの、とても戦える状態ではない体を諦め、元の鎧で帰還。
この選択が、後に状況を打開する鍵となるのでしょうか?
むしろ、今の流れだとこれすら裏目に出そうで何とも・・・。
 それにしても、この時点で既に単行本のCMの内容まで来てるんですね。
本当に同時に終わりそうです。  

Posted by jerid_and_me at 21:53Comments(4)TrackBack(8) アニメ系 | 鋼の錬金術師

2010年05月30日

今週の仮面ライダーW「第37話 来訪者X/約束の橋」

 トリロジーのエピソードレッドを観てきたり、ドーパントメモリに手を出したりしたのですが、イマイチ時間が作れないので詳しくは後日。
先ずは今朝のWをば。
「これまでの仮面ライダーWは?」
「冴子君。共に恐怖の帝王を倒し、君が女王になる覚悟は出来ていますか?」
「お父様、もうあなたの時代は終わったのよ。」
井坂と冴子が、ついに琉兵衛に対して反旗を翻し、その一環としてケツァルコアトルスのメモリを手にするべく島本凪を付け狙ったのに対し、
「トライアルメモリ。それを使えば、全てを振り切る速さを手に入れられる。」
シュラウドからトライアルメモリを受け取り、ついに自らの壁を振り切ってウェザーを撃破。
爆破直前に消えるウェザー・・・何時見ても違和感。
「お前らの運命は仕組まれていたんだ・・・。あの、シュラウドと言う女に・・・!」
そして死に際に明かされる衝撃の真実、と言うのが前回。

 今回も大雨の中、事務所ではダーツが決まらないハーフボイルドな翔太郎と、
「翔太郎く〜ん、セイ・チーズ!」
それを巻き込んでバットショットで写真を撮る亜樹子。
「・・・何でお前、急に写真なんか撮ってんだよ?」
「事務所のホームページを立ち上げるのよ。勿論私の可愛いブログ付きで〜!さ、もう一枚撮るわよ。」
なんという古臭さ・・・駄目サイトの見本みたいになっています。
今日びこの手のサイトの所は即地雷認定されて、仕事など回ってこないでしょう・・・。
 翔太郎は自分も先程はとっさにポーズを取ったものの、呆れた様子で
「止せよ、そんな物!ハードボイルドな探偵稼業にはそぐわねえんだよ。」
と異議を唱えるものの、
「今はネットワークコミュニティの時代よ!情報戦で勝ち抜かなきゃ、仕事は来ないのよ!」
亜樹子の怒涛のスリッパ攻撃の前に撃沈。
「あの、仕事を・・・。」
HPがなくても勝手に現れたオッサンも所在なさげ。
「さあ、行くわよ!セイ・チーズ!」
気付かれないもので、勝手に写真に写り込んでしまいました。しかもピース。
「さて、どんなの撮れたかな?」
画像を確認してみると、背後の見知らぬオッサンに驚いて白目をむきながら
「ああ!?心霊写真!」
「何言ってんだよ?・・・うわ!本当だ・・・。」
心霊写真扱いされたオッサンが声を掛けると、
「あの・・・。」
「うわぁ!」
またしても白目を剥いて、倒れる亜樹子。
 すると、あまりに騒がしいのでアジトから出てきたフィリップ。
「もう、うるさいな!一体何の騒ぎだい?」
オッサンは、フィリップを見るなり
「君・・・どうしてこんな所に!?」
と驚いています。フィリップを知っている・・・?
「え!?」
「あ、いや・・・。」
「アンタ、フィリップの事を知ってるのか?」
「いや、知らない!人間違いだ。」
それも、そのことを隠そうとしている様子。
「って言うか、あなた誰ですか?」
「人を探して欲しいんだ。10年前に別れた私の家族・・・。」
「この冴えない依頼人が、俺たちの運命を大きく揺さぶる事になろうとは、この時はまるで気付かずにいた。」
 またしても、初っ端から結果が気になるモノローグ。
しかし冴えない依頼人、とは失礼な探偵もいたもので・・・。

 園咲家の食卓。随分と薄ら寂しい景色になってしまいました。
「お父様。いつの間にかこの食卓も、お父様と私2人きりですわね。」
「今は、感傷に浸っている時ではない。我がミュージアムの計画も、いよいよ最終段階に入った。若菜、これからはお前がそれを取り仕切るんだ。」
「でも、お父様・・・。」
「もうじき、我らの支援組織、財団Xからの使者が来る。覚悟を決めておくんだな。」
冴子が裏切った事で、その役割を引き継ぐことになった若菜は困惑するも、事態はより大きくなって待ったなしの状況。
 と言うか財団Xって適当すぎるでしょう・・・。

 一方の冴子は、社長が一転して組織に追われる身に。
追いかけてくるマスカレードに脚を撃たれ、負傷。
「私を誰だと思っているの!?」
「組織の裏切り者だ。」
「タブー!」
冴子はタブーに変身しマスカレードをどうにか蹴散らすも、ダメージが蓄積されている様子。
井坂の調整を受けられなくなった事もありそうですが。
「きっと奴が来る・・・私の命を奪いに・・・!」
組織の追っ手を恐れる冴子。奴ってのは一体?

 その頃、風都ホテルでは。
「お客様、大変お待たせいたしました。お部屋のご用意が出来ました。」
ロビーで待っていたのは、白づくめの謎の男。何だ如何にもな・・・。
 部屋に向かう途中でぶつかったのは、紫髪にゴスロリと言うこれまた如何にもな女性。しかも、
「失礼。出てますよ?虫。」
虫食ってますよ・・・ジョジョ3部の偽花京院かと。
「食べる?」
手に持っていたハートのケースの中には、ビッシリとイナゴの佃煮が。
思わずキーを落としてしまう男。
「・・・結構です。」
「美味しいのに。」
どうも、曲者キャラが一気に2人も出てきましたよ。

 フィリップにもカメラを向ける亜樹子ですが、
「フィリップ君!最高の笑顔で・・・」
「僕はいいよ。」
つれないフィリップ。
「このホームページ作りには、事務所の命運がかかってるの!だから協力してよ・・・。」
「組織にバレたらまずいんだってば。」
「ああ、そっか・・・ううん。」
向こうにはとっくにバレてるんでしょうけど。
 そこへ、またも影薄く現れたオッサン。
「あ、翔太郎君ならもうすぐ帰ってくるんで、こちらでお待ちください!」
「はい。」
「すいません、コーヒー入れてきます。」
その時、フィリップのスタッグフォンに着信が。
「助けて、フィリップ君!」
「若菜さん!?一体どうしたんです!?」
相手は若菜。しかも何か切迫した様子。
「ずっと誰かに尾けられてるの。怖い・・・。」
「今、どこにいるんですか?」
「風都大橋の上!すぐ来て!」
「もしもし?もしもし!?」
と電話が切れてしまいましたが・・・どうも罠の香り。
「若菜姫に何かあった?」
「若菜?園咲若菜の事か・・・?」
依頼人のオッサンは、フィリップだけでなく若菜にも心当たりがある様子。
ラジオリスナーってんじゃないでしょうし。
「とにかく行ってみる。」
「あ、君・・・余計なお世話かもしれないけど、やめた方がいいな。」
「何故?」
「あ、いや・・・。」
 とっさに止めに入るオッサンですが、すぐ引き下がってしまう。どうも煮え切らない人です。

 翔太郎の依頼で、オッサンとその周辺を調べていたウォッチャマン。
「翔ちゃんの第6感、ズバリ的中だよ。例の男、かなりヤバいよ。」
「そうか・・・分かった。やっぱりあの男・・・。」
様子からして、翔太郎もやはり怪しいと考えていたようです。
 ひと仕事終え、
「さてと、今日のグルメブログのネタ、何にしようか・・・。」
と歩き出した所、またしてもぶつかるイナゴ女。
「何?・・・お食べになってるの、ひょっとしてイナゴ?」
「食べる?」
「いえ、僕は・・・。」
勧められたウォッチャマンは断るも、半ば無理矢理ねじ込まれてしまいました。
「おいしい?」
「おいしいです・・・。」
続けて出されたのは、どうやらあのオッサンの写真。
「この男、知ってる?」
「いえ、知りませ〜ん。」
しらを切ると、いきなり蹴られた上に、踵のスタンガンを突きつけられ
「やめて、ビリビリ嫌い・・・。」
「喋る?」
「はい!はいはい喋ります・・・。」
早くも屈した所で『偶然』通り掛かった竜。
あんなバイクでこんな路地裏に?
「おい、何をしてる?」
「助けて!ポリスメ〜ン!」
助けを求めるも、電撃を受けて倒れるウォッチャマン。
「あなたも食べる?」
「ふざけてるのか?」
女は、竜すら圧倒する足技の使い手。
「私が食べてあげる。」
「ホッパー!」
さらにガイアメモリを所持しており、ホッパードーパントに変身。
「そういう事か。」
「アクセル!」
相手がドーパントなら、こちらもアクセルに変身。
「変・・・身!」
「アクセル!」
両者が激突する間、どうにか目を覚ましたウォッチャマンは・・・。

 フィリップは、若菜のもとに急行。これは・・・お台場のいつもの橋ですね。
「若菜さん!若菜さん!?」
姿が見つからないと思ったら、またスタッグフォンに着信が。
「フィリップ君?」
「若菜さん!大丈夫ですか!?今、どこに居るんですか!?」
「後ろよ。」
「え?・・・若菜さん。」
ついに顔を合わせたものの、まだ電話を続ける若菜。
「もしもし?」
「・・・もしもし?」
「もしもし、名探偵さん。」
「もしもし、若菜さん。」
「やっと姿を見せてくれたね。」
「はい・・・。それじゃあ、さっきの電話は。」
「嘘ついちゃった。」
「そんなぁ・・・本気で心配したのに。」
やっぱり嘘。
「ごめんね。でも、こうでもしないとフィリップ君、来てくれないと思って。」
「あ、まあ・・・。」
お約束の流れです。
「実は相談があるの。」
「相談?・・・はい。」
「姉が突然家を出てしまって。」
「お姉さんが?」
それを聞いて思い出すのは、
「いらっしゃい、来人。」
「ビギンズナイトの、幹部!?」
いつぞやタブーに襲われた時のこと。
「それで父は、私に会社の仕事を全部引き継げって言うんだけど・・・迷ってるの。だってラジオも辞めなきゃならないし・・・。ねえ、どうしたらいいと思う?」
 それを聞いたフィリップは、いきなり核心に迫る質問を。
「その仕事って、ガイアメモリの流通ですか?」
沈黙してしまう若菜。
「・・・そうなんですね?」
ついに、疑惑が確信に変わった瞬間です。

 ホッパードーパントと戦うアクセルは、やはり素のアクセルではスピードが段違い。
「すばしっこい奴!それなら・・・!」
「トライアル!」
トライアルを早速使おうとするも、使う暇もなくやられてしまいました。
まさかのパワーアップ翌週にして即敗北。
「歯ごたえのない奴!」
そのまま跳び去って行き、入れ替わりに現れるシュラウド。
「何て無様な戦い方なの?あなたにはまだ、やるべき事があるのに。」
前回は興味はないと言っていながら、利用する気はありあり。
「何?そう言えば井坂が言っていた。シュラウド、あんたが俺たちの運命を仕組んでいると。一体どういう意味だ?」
 井坂が今際の際に発した言葉について追求すると、
「あなたたちの運命、それは戦う事。この街に恐怖をもたらす本当の敵と。」
「本当の・・・敵?」
「ガイアメモリ流通組織、ミュージアムと。」
シュラウドの口からも出てきた、ミュージアムという組織。
竜も専門の刑事なんですから、その辺までは到達していないものかと思うのですが・・・。

 仕事について言い当てられてから、黙ったままの若菜。
「ずっと黙ってるんですね。」
すると、今度は若菜の携帯に着信。
「え?」
「もしもし?本当の若菜さんですか?」
「もしもし?どうかしら・・・。」
再び電話でのやり取り。
「僕は若菜さんに、本当の自分でいて欲しいと思います。」
「もしもし?本当の私よ。あなたは本当のフィリップ君?」
「ええ。」
「本当の私はね、こうしてあなたと居ると心が安らぐ・・・。」
「僕もです。」
もはや、完全に「そういう」雰囲気。
「不思議ね。何故かしら・・・?」
「何故でしょう?」
「もしもし?・・・私たち、こうしてずっと一緒にいられたら素敵でしょうね。」
「もしもし?僕もそう思います。」
「じゃあ・・・そうする?」
「え?」
若菜が申し出たのは、駆け落ちの相談。
「2人でこの街を出るの!家も仕事も全部捨てて!」
「いいですよ!本当の若菜さんがそうしたいなら、本当の僕もついて行きます。」
「ねえ、今の本気?」
「え?どうかな?」
何とも死亡フラグ感の漂うやり取りですが・・・距離はぐっと縮まりました。

 オッサンの依頼を完遂した翔太郎。
「これが、奥さんと息子さんの現在の住所です。」
「ああ、助かった。ありがとう・・・。じゃあ、私はこれで。」
そそくさと出て行こうとすると、入り口でフィリップと鉢合わせ。
「あ、フィリップ君おかえり。若菜姫どうだった?」
「ああ、大丈夫。」
「ああ・・・それじゃ。」
フィリップや若菜のことが話題に上がると、やはりよそよそしさを増すオッサンに、
「待って下さい。あなた、やはりフィリップの事を知ってるんじゃないですか?」
「どういう事だい?翔太郎。」
「この人は有名な脳科学者だ。・・・そうですね?山城博士。」
「脳科学者・・・この人が?」
このなりで科学者。それにしては薄汚いと言うか。
「しかも、あなたは10年前に死亡したことになっている。」
「え?」
「それだけじゃない。当時あなたと似たような状況で、少なくとも7人もの人間が消えている。その全員が・・・科学者だ。教えてください博士。あなたに何があったんです?」
「言えない・・・。」
秘密にしておこうとする山城ですが、そこへ現れた竜。
「だったら俺が代わりに答えよう。あなたはある組織に連れ去られ、強制的に研究をさせられていた・・・そうですね?」
 どうやら、シュラウドに事の全容を聞いたようです。
「・・・そうだ。私は家族に会いたくて逃げ出してきたんだ。でも、見つかればきっと命はないだろうね。」
「博士・・・あなたを追ってる組織って。」
「ミュージアム・・・すなわち、園咲琉兵衛。琉兵衛だけじゃない。園咲家の血族は全て、組織の中枢を担う幹部。ガイアメモリの流通を取り仕切っている。」
「じゃあ、若菜姫も・・・?」
ようやく事務所組に明かされた、園咲家とミュージアムの真実。
フィリップにとっては辛い報告です。

 ラジオ局の若菜。
「風都ウインドウェーブからお届けしています、園咲若菜のヒーリングプリンセス!また次回も、あなたを癒してあ・げ・る!」
 苦々しい顔で聴いている琉兵衛と言い・・・果たして次回はあるのか?と不安になる終わり方。
「若菜ちゃん、お疲れちゃ〜ん!」
「お疲れ様です!」
「今日も最高に良かったよ。」
「ありがとうございます!」
「あ、じゃあまた。」
「はい!」
収録を終えると、そこに電話が・・・しかし今度は冴子から。
「もしもし?」
「自分の姉を、野良犬みたいに駆り立てる気分はどう?」
「お姉様!?」
「さぞ気持ちいいんでしょうね・・・。」
「何の話!?私は・・・」
「でもね、簡単にはやられないわよ。生き延びて、必ずあなたと父に復讐してやる。」
自分で裏切っておきながら、その上さらに被害妄想が強いように感じます。
「ねえ、一体どこにいるの?お姉様?お姉様!?」
まるでかみ合わない電話が終わると、電話ボックスにスミロドンが襲撃。
「ミック!?処刑人はあの女じゃなくて、お前なの?」
「タブー!」
タブーに変身して応戦するも、ダメージの蓄積もあってか相手にならず、あっという間に変身が解除。
本人は川に転落し、メモリはその手を離れてスミロドンに回収されてしまいました。
 その様子を離れて見ていたのは、ホテルにいた白服の男。
またも驚いたのか、今度は手持ちのアタッシュケースを落としています。
この人には精密機器とか持たせちゃいけませんね・・・。

 早速、黒幕について検索をかけようとするフィリップ。
「検索する項目は、『園咲琉兵衛』。キーワードは、『ミュージアム』。」
すると、途端に本棚が歪んで崩壊し、勝手に肉体に意識が戻ってしまいました。
「おい、大丈夫か?」
「ああ・・・本棚がフリーズして弾き出された。園咲琉兵衛に関する情報は、僕には閲覧不可能だ。」
「これで決まりだな。琉兵衛の名は何度か捜査線上に浮かんではいたが、奴を追い詰める証拠は何一つ残らない。裏で政治家やマスコミを操ってる可能性もある。とんでもない怪物だ。」
 これで黒だと言うことが確定しましたが、捕まえるとなってはグレーどまり。
翔太郎は嫌悪感を隠さず、
「どんなに巨大な悪だろうと、そいつがこの街を泣かせてんなら、俺は絶対に追い詰めるぜ。」
と決意を新たにしますが、その矢先に
「大変!あの博士、消えちゃったよ!」
「何だと?」
「おい亜樹子!見張ってろって言っただろ!」
山城は、家族を探しに出てしまった様子。

 園咲家では、
「食べます?」
「うん、美味いね。」
琉兵衛にもイナゴを勧めるイナゴ女と、それを受ける琉兵衛。
そこに戻ってきたスミロドン。
「ハハハ・・・我がミュージアムが誇る2人の処刑人が揃ったね。ミックはもう、獲物を仕留めたようだ。君も急ぎたまえ。」
 早速仕事に向かうイナゴ女と、その様子を目にした若菜は
「それはお姉様のメモリ・・・?お父様がミックを差し向けて、お姉様を処刑したのですか!?」
「私も辛い・・・。だが、裏切り者は決して許さない、それがミュージアムの掟だ。覚悟は出来たかね?若菜。」
 これに恐怖した若菜は、すぐにでもフィリップに連絡を取ろうとしますが、事が事だけに躊躇。
 そのフィリップはと言うと、
「園咲家は・・・ミュージアムの中枢。若菜さん、やっぱりあなたは・・・?」
突きつけられた現実に、こちらも困惑。

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Posted by jerid_and_me at 16:17Comments(3)TrackBack(12) 特撮ネタ | 仮面ライダーW

2010年05月26日

25号

 表紙&巻頭カラーは新連載「少年疾駆」
何と言いますか・・・第一印象からして続かないような印象を受けます。
主人公の痛さ満載っぷりとか、何か微妙に腐女子狙ってそうな所とか、それでいて絵がどうにもイマイチな所とか・・・個人的にはどうもヒットしません。
 そして、最終目標が欧州サッカーと言うのがどうも。
この漫画がサッカー少年にどれほどの影響を与えるものかは置いといて、リアルがこれじゃ日本のスポーツはそりゃ衰退するよなぁ、と思います。

 「ONE PIECE」
なるほど、道理で今は姿が見えないはずだ・・・とサボ。
それにしても、貴族というクラスは今までとんと出ていなかったような。
今は貴族として生きてるって事でしょうか?

 「NARUTO」
不覚にも、最近面白くなってきたと思います。
ビー様がカッコ良すぎる・・・。
ちゃんと前回あたりのビー様がナルトの糧になっているのが中々。
そう言えば今までのナルトはおよそ自信とは遠いものでしたからね。「どうすればいいんだってばよ・・・?」的な。

 「BLEACH」
愛染、何か割れてきてる・・・中からもっと変なのが孵化してくるんでしょうか。
もっと手抜きフォームの予感。
 だって、ギンの連突きだってもう刀身すら描いてませんし。
そして今になって乱菊・・・と言うか、確か腹を持っていかれた筈じゃあ?
知らん間に治ってる・・・?

 「トリコ」
腕、ああやって生やすんですか・・・。
下の毛とか言うと、またソッチ系の人が反応しそうな。
おそらく、完成したセンチュリースープで腕の残りが一気に生えるという結果になりそうです。

 「メタリカメタルカ」
第2回。エロスを推してきた・・・ってうかドラゴンボール初期だこれ!?
まさか、ここまで忠実に再現してくるとは・・・大した漫画だ。

 「家庭教師ヒットマンREBORN!」
しとぴっちゃんのキャラなんかを見ていると、作者の容態が軽く心配になります。
「結局」とか、「サラダん中にいるみてーだ」といい、キャラ付け周辺がどうも暴走してきているような・・・。

 「バクマン」
とりあえずヒロイン関係は華麗にスルーして、と・・・。
やっぱり、何がシリアスな笑いかも分からないような地味な漫画が看板に勝てるか、って言うと現実的に考えて無理でしょうね。
 それなりに続けば面白くなるのかも知れませんが・・・これが連載会議とアンケというジャンプのスタイルの限界という気がします。

 「保健室の死神」
さすがにあれだけやれば順位は上がりますよね・・・。
そして今回も凄い事になっています。何だか本気を見た、と言う気がします。
 メテオストライクでは流石に腹筋崩壊です。しかもその後に追い打ちまで。
さらに、実は体操着と短パンという健康的なエロスを密かに仕込んでいるという。
まったく、大した漫画だ・・・。
これなら、パッとしない新連載2つが犠牲になるまでは持ちそうな。

 「こち亀」
珍しく、ちゃんとした趣味的技術の話。
昔っからこう言う話は好きだったのですが、婦警の崩壊っぷりとか、あとやっぱり寿司屋サイドは少々ばかり余計という感があります。

 「めだかボックス」
中二設定とご都合展開。
それからあの黒幕っぽいのの扱いとか、この漫画は若干チェックメイトの状態にあるような・・・と思います。

 「ぬらりひょんの孫」
ああ・・・そう言えば、毒だの氷だの水だの、確かに刀に属性能力を与えて攻撃するのには都合のいい妖怪が結構います。
意外と少年漫画らしいパワーアップになりそうですね。

 「銀魂」
相変わらずゴチャゴチャしたことで。
扉が破れるシーンの違和感が何故だかひどいです。
これでシリアス長篇も一応の終わりのようですが・・・果たして。

 「スケットダンス」
作中で述べられた通り「どうしてこうなった」ですよね。色んな意味で・・・。
結局はオチらしいオチもなく。
この、季節感を主張する感じがどこか鼻につく次第。

 「べるぜバブ」
このわざとらしい黒幕臭がどこまでも下らなさを醸し出している感があります。
ラストも含めて、ウケそうだから適当にやっている、という匂いすら。

 「いぬまるだしっ」
前にもこんな話があったような・・・?
流石にネタが古いような感もありますし、少々イマイチ感。

 「LOCK ON」
文化部バトルっていう目の付け所はかなりシャープですね・・・その発想はなかった。
かといって続く気がするかといえばソレはまた別の問題。

 「HUNTER×HUNTER」
敵の内での勝負とは、意外な方に話が転がってきました。
敵味方いずれも、過去の記憶が鍵となっているようですが・・・以前から嫌にイカルゴが推されているように感じます。

 「黒子のバスケ」
ちゃんとバスケのルールに則った戦略なのに分かりやすいってのは良いかと思います。
この一進一退ぶりでクライマックス突入とか、これは期待せざるを得ないじゃないですか。

 「PSYREN」
弱いヤツなりの覚悟と戦いとか、面白いんですけども・・・能力が複雑な事もあり、恐らくこれ1回こっきりの活躍なんじゃないかと思えてしまいます。
「脅威」の捉え方が秀逸。

 「詭弁学派、四ツ谷先輩の怪談」
結局ドベに収まってしまいました。
今から展開を巻いてライバルとの頭脳戦に持ってきたものの、これは新連載が降りてくるまで持たないんじゃないか・・・と言う気が。
これをどう鎮めるか、と言うのは面白そうではありますが。

 〆「ピューと吹くジャガー」
ハマーさんが出てくると、時々クズ野郎ぶりがあんまりにも酷い・・・と言うか笑わせ方が卑屈すぎて見ていて辛いと思うときが有ります。
順番的には必ず最後になってしまうわけですし・・・。

 全体的には、とりあえず新連載は2つとも無理だな・・・と言うところで。
これは中々、新連載入れ替えのサイクルが早くなるなと思うところです。
 保健室ぐらいは生き残れるかも分かりませんが、LOCK ONと四ツ谷先輩は果てしなく危ういと思いますし。
かといって看板もどうかと思うものばかりで、ちょっとした暗黒時代なんじゃないかとさえ思えてきます。  
Posted by jerid_and_me at 15:15Comments(6)TrackBack(0) 漫画 

2010年05月24日

今週の鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST「第58話 ひとばしら」

 前回は怒涛の展開に次いで、予想外の展開それから情報量のやたら少ない予告と。
何とも先が気になっていたのが今回ですが、やはり色々と大変な事になりました。
 先ずは中央司令部正門においては、どこで誰が消えようがお構いなしの修羅場。
大総統は刀も目も無いのに相変わらずの強さですし・・・。
 グリードもろとも堀に落ちようか、と言うところで助けたのはランファンですが、なんかもう色々と痛々しいです。
 オートメイルの接合部からは既に流血していますし、フー爺さんももう助からない。
状況が状況だけにその仇討をすることすら叶わないと言う状況で、何とも悲痛。
 どうにか一般ブリッグズ兵の銃弾が当たり、大総統は堀に落としてグリードを救出するも、結局フー爺さんはどうにもならず。
あの時、表に出ていたのはリンなので、気配がもう消えかかっているのはシン出身の当人らが一番よく分かっていたんでしょう・・・。
「誰か医者を!錬金術を使える医者は居ないのか!?ここに!賢者の石がここにあるんだ!いくらでも使ってくれ!」
 という叫びが凄く印象に残ります。
宮野真守氏は、こういう必死な叫びが実に上手いなぁと言うのが00の頃から共通しての認識ですね。
 そこで階段で頑張っていた中央兵が死ぬ間際に一発の銃弾を見事に当ててきたりと。
命を賭けた攻撃の重みは敵の一般兵でも同じ、されど中央兵も含めてこのままだと皆無駄死に・・・という現状が何とも複雑に重たいです。

 一方、フー爺さんと同時に命を賭けたバッカニアも生きてはいたものの、もはや虫の息。
最期まで自分の任務のことを考えていた、まさしく軍人と言うか漢と言うか。
 その覚悟を受け取ったリンが、正門エレベーターで腕組みしながら降りて行くシーンのカッコ良さは異常です。
そして久しぶりの全身装甲でのグリード無双。
銃だろうがロケット砲だろうが、トラックをぶつけようがまるで効果なし。
 横一線で銃を構えて待ち構える中央兵の前に堂々と歩み出てくるシーンでは「龍騎」の王蛇・浅倉の最期を思い出す所ですが、生憎こっちは銃ごときじゃ死にません。
 リンが味方についた、と言うことを確認するとまもなく逝ってしまうバッカニア。
「セントラルの煤けた空は肌に合わん。先に行ってるぞ、同士。ブリッグズの峰より少し高いところへ・・・。」
という末期の台詞がカッコ良すぎます。
 グリード無双における、やたら大げさな爆発やら崩落やら、それでいてお約束のようでありながらカッコいい最期の言葉。
何だかハリウッド映画みたいな造りになってますね、今回。
これはこれで面白いと思います。

 最も懸念事項であった、消えたエド、アル、イズミの行方はと言うと、心理の扉ルートを経由でお父様の懐まで集められてしまいました。
しかもホーエンハイムは結局、お父様の体に吸収されてしまった上に、アルは意識不明。
 お父様Ver.2(フラスコ時も加えると3?)は体中に目。
ジョジョ第五部の、ザ・グレイトフル・デッドってこんな感じだったような・・・。
あのプロシュート兄貴の、老化させるスタンド。
 そこにホーエンハイムが取り込まれている訳ですが・・・股間に顔って何か嫌な感じですよ。
吸収の仕方が妙に肉肉しいのも何か嫌です。
 アルの方は、再び心理に近づいた事で、ただでさえ不安定になりつつあった状況がいよいよ悪いところまで来てしまったのか。
どうも悪い方向に向かってきた感があります。

 さらに、大総統の余りと戦っていたマスタングらは健闘むなしくチェックメイト。
そこで仲間を盾に人体錬成を強要される事に。
 当初は断固拒否の姿勢を貫いていたものの、目の前でホークアイ中尉の動脈を切られ、もはや選択の余地なしという状況。
当の中尉も、どうにか重荷になるまいと強気に振舞っている様子が何とも痛々しい事で。
 しかもあの金歯、賢者の石まで持参で提案を受け入れるなら確実に助ける、とも。
何とも交渉上手と言いますか・・・それ以前に人間のクズ度がクライマックスですが。
前半の助からなかったフー爺さんとの対比になっています。
 そして、最終的には要求を飲んでしまうマスタング。
となると人柱はこれでコンプリートと、状況はますます絶望的になってきました。 

 グリード含め、地上では多くのキャラが命のやりとりを含んで頑張っていると言うのに、地下では状況がもはや絶望的としか言いようの無い所まで来ています。
 要であったはずのホーエンハイムは敵の手に落ち、現存の人柱も結局一箇所に集められ、そして補充も今まさに完了されようと言うところ。
 マスタング関連は、実はネタバレっぽいのを見てしまった事がありまして・・・。
次回のサブタイと言い、「ああ、やっぱり・・・」と言うところです。
 グリードはやはり、お父様らが日食と同時に何か始めようというタイミングで同時に何かをするためにセントラルにいたようで。
おそらく、お父様に味方する行為であるとは思えませんが、かと言ってグリード1人でどうにかなる事とも思えません。
 しかも、大総統もあれで死んだなんて到底思えませんしね。
列車爆破の時といい、水落ちってのは基本的に生存フラグです。平成ライダー的な意味で。
案の定、予告でネタバレ。
こんな状況、一体どうやったらひっくり返せるものやら・・・。  
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2010年05月23日

今週の仮面ライダーW「第36話 Rの彼方に/全てを振り切れ」

 またしてもメモリの脅威に迫る話となった『R』編。
「仮面ライダーW!今回の依頼は?」
「探偵さん、鳥のお姉さんを元気にして下さい!」
奇しくも竜が偶然出会った凪への、子どもたちからのお願いが今回の依頼。
「私は10年前、ある誓いを立てました。」
その裏で進行する井坂と園咲家の間の密かな陰謀。
「大丈夫、君は俺が守る。」
竜は復讐でなく、守るための戦いに目覚め
「本当に勝てるの?私の父に。」
一方で井坂は、いよいよ琉兵衛への謀反を実行に移そうとしています。
「恐怖の感情が、コネクターの成長を促進する。」
そのために、凪に恐怖を与えて最終的にそのメモリを奪おうという魂胆。
「俺は力が欲しい・・・もっと強い力が。」
現状のアクセルではとても守りきれない、それを痛感した竜はシュラウドを脅迫し、そして・・・と言うのが前回。

 凪は易々と発見されてしまい、
「離して!」
「おかしい・・・まだコネクタが完全ではない。これだけの恐怖を味わえば、確実に完成するはずなのに。何故だ?一体何がお前の心を支えている!?」
 未だコネクタが成長しきらない事に不可解さと焦りを隠せない井坂。
この様子だけで恐怖レベルが稼げそうなものですが。
「井坂!」
エクストリームが向かってくると、
「ウェザー!」
ウェザーに変身して応戦。なかなか攻撃が通用しないばかりか、初っ端からマキシマム。
「サイクロン!マキシマムドライブ!」
「ヒート!マキシマムドライブ!」
「ルナ!マキシマムドライブ!」
「ジョーカー!マキシマムドライブ!」
「ビッカー・ファイナリュージョン!」
あの虹色光線を撃ち出すものの、ウェザーは雲に紛れて逃走してしまいました。

 一方の竜はと言うと、いきなりパワーアップアイテムを受け取ってしまいました。
「トライアルメモリ。それを使えば、全てを振り切る速さを手に入れられる。」
「全てを振り切る?何だか凄いじゃない!」
「試してごらんなさい。」
言われるままにアクセルに変身。
「アクセル!」
「変・・・身!」
「アクセル!」
変身が完了すると、アクセルメモリを抜き取って、件のトライアルメモリを挿入。
「トライアル!」
アクセルを吹かすと、メモリのシグナルが黄色に変わって
「トライアル!」
「黄色くなった!?」
黄色いアクセルに。
さらに、シグナルが青に変わると同時に装甲が剥がれ飛び、青いアクセルが出現。
「あ!青くなった・・・?」
「これが新しいアクセル・・・トライアル!」
重たそうだったのが、随分軽そうになりましたね。トライアル。
それにしても、まさかアバンのうちに変身を完了してしまうとは・・・甚だ予想外です。

 事務所では、井坂の対策を考えるフィリップら。
「井坂は、君のこのコネクタが完成したら、メモリを刺しに必ず現れる。」
「ケツァルコアトルス!」
いざメモリを挿入された時のことを考え、
「怖い・・・!」
恐怖する凪。ここで恐怖を煽ってどうするのだ・・・。
「大丈夫だ!」
「きっと、あの刑事さんが守ってくれるよね・・・?」
「そうか!君の心が恐怖に染まりきらないのは、照井竜の存在が君を支えているに違いない。」
竜の存在が支えになっていると理解するフィリップ。
フィリップも、何だかんだ言って他人の気持ちが分かるようになってきたんだなと思います。
 凪は頷き、あのペンダントを探すものの見つからず。
「無い・・・?」
慌てて探しに行こうとする凪を制止する翔太郎。
「凪ちゃん!今、外に出るのは危険だ。」
仕方なく、事務所に留まって匿われる事に。

 竜らの方は、シュラウドが手元のスイッチを押すと、急に傍らの崖から岩が続々と落下。
アクセル・トライアルは、圧倒的なスピードで崖を駆け上がり、さらに転がり落ちてくる岩を次々と粉砕。
「速い!?凄い!」
が、しかし、ひときわ巨大な岩が落下してくると、粉砕できずキックが押し負けてしまいました。
「パワーが足りない・・・!?」
「違う。戦法を変えるのよ。トライアル最大の特徴はその速さ。攻撃をかわし、敵の懐に飛び込み、キックを叩き込みなさい。1発で足りなければ10発、まだ足りなければ100発。相手を、完全に粉砕するまで。」
 トライアルは、スピードのみが圧倒的に強化されるものの、一撃一撃は軽く、パワーが落ちるという物のようで。
「良し・・・!」
ならば、と再び挑戦しようとするものの、
「まるで制御できない・・・!?」
体が思うように動かず、電撃が走ると同時に崖のど真ん中で変身解除してしまいました。
 そこへまた巨石が転がり落ちてきて、絶体絶命かと思われたとき・・・シュラウドがまたも手元のスイッチを押すとピンポイントでその岩が爆破され、一命をとりとめました。
驚きの準備の良さですね、これは・・・。
「危なかった・・・。」
「今のが実戦なら、あなたは確実に死んでいた。あのコースを10秒以内に走りきれば、トライアルのマキシマムドライブを使いこなせる。やるの?やらないの?」
 ここでようやくバイクの出番。
しかし、あのコースを10秒って言うのはどう考えても非常識な数字です。
「俺に、質問をするな・・・!」
当然とばかりに挑戦しようとする竜。

 園咲家では、どういうわけか冴子が理容師スタイルで井坂のヒゲを剃ってやっています。
プロじゃない人がやるのって、見ているとどうも不安な・・・。
 そして、いつの間にか現れた琉兵衛。
「思い出したよ。10年前の君は、あの貧相な男が随分と立派になったものだ。私にメモリをくれ、とねだったな・・・その力が欲しいと。君はとんだ欲しがり屋さんだねぇ・・・。ウェザーのメモリを手にし、私の娘まで篭絡し・・・これ以上、何を望むのかね?」
 剃刀を手に、アゴヒゲを剃りながらこんなことを言う状況が恐ろしすぎます。
「私は満たされたいんです。究極の力で。だからあなたを倒し、テラーのメモリを奪います。」
さらに、井坂もここで自分の野望を暴露。
「出来ると思うかね?」
「出来るさ。もうじき私はあなたを超える。今度はあなたが私の前に這いつくばる番だ。」
 ケツァルコアトルスのメモリさえ手には入れば、と言ってのけると
「そこまで言うんなら、覚悟は出来ているんだろうな?」
この時点でテラーに変身してみせる琉兵衛。
「真の恐怖を見せてやろう。」
毒が広がっていく中、井坂の前に立ちふさがるのはタブー。
「冴子、何のつもりだ?」
「お父様、私もずっとこの時を待っていた。もう、あなたの時代は終わったのよ。」
エネルギー弾を溜めるタブーに、
「ハハハ・・・撃てるのか?お前に。この父を。」
少々躊躇しながらも、エネルギー弾をぶつけるタブーですが、毒の壁にあっさりと防がれてしまいました・・・が、2人がその場を逃げ出すには十分。
「馬鹿な娘だ・・・。」
他にもう少しリアクションが有りそうな気もしますが、案外と薄いです。

 シュラウドが用意したバイクには、よく見るとメモリスロットが。
「これでこのマシンは、トライアルのマキシマムドライブ発動時のような状態になる。」
と、スロットにトライアルメモリを挿入。
「10秒を切ればいいんだな?」
早速、課題をスタート。
驚きのテクニックでコースを跳ね跳びながら疾走するも、
「くっ、確かにさっきと同じ感覚だ・・・!」
「よし!いけるいける!」
操りづらい状況ながら快走できた・・・と思われましたが、
「13秒22、失格よ。」
規定を大分オーバー。
しかも、オーバーすると電流が流れるというペナルティつき。
「憎しみが足りない!もっと復讐の炎を燃やすのよ!」
再度挑戦するも、
「12秒28。」
「11秒57。」
「12秒82。」
「12秒47。」
なかなかタイムが詰まりません。そして、そのたびに電気ショック。
「憎め!憎め、憎め・・・憎め!」
ある時、
「今までで一番速い!今度こそいける!」
・・・と、思ったらジャンプ中まさかの脱落転倒。
「あ!竜君!?」

 すると、翔太郎に着信。
「おう亜樹子、どうした?」
「竜君が大変なのよ!モモ、モ、モトクロスで10秒切れなくて電撃ビリビリで・・・。」
相変わらず、焦っているととんでもない説明をします。
「照井がどうした?・・・バイクで転倒?意識がない?」
翔太郎の通話を聞き、
「私が、お守りを失くしちゃったからだ・・・。」
責任を感じ、翔太郎が電話に気をとられている隙に探しに出てしまう凪。
「怪我はしてんのか?ああ・・・だから落ち着けって!」
この間もトンデモな説明が行われている様子。

 その頃、ディガルコーポレーションでは。
「目を覚まして!お姉様はあの男に騙されてるのよ!だってお姉様、今まで園咲の家のために頑張ってきたじゃない。あんなにもお父様に愛されて・・・。」
 荒れる冴子をどうにか宥め、正気に戻そうとする若菜に対し、当の冴子は乾いた笑いを上げ
「あなた、何にも分かってないのね。お父様は私のことなんて、これっぽっちも愛していなかった。ただミュージアムの歯車として、奴隷のように束縛し、そのくせ全く信用していなかった。」
「そんな事ない!」
「お父様が本当に愛していたのは・・・若菜、あなたよ。だから私はお父様が憎かった。ずっと、ずっとずっとずっとずっと・・・!」
 確かに、冴子は早いうちから仕事を任せられていた割りに、最重要な仕事は琉兵衛自身が秘密裏に行っていたイメージがあります。エクストリームの件とか。
一方で若菜は娘らしくのびのびと育てられた・・・となると、こう感じるのも当然と言うもの。
「お姉様・・・?」
「さあ決めて。あなたは私の味方?それとも・・・敵?」
やはり、その間にいる若菜についても白黒つけようとする冴子ですが、
「・・・バカバカしい!お姉様、やっぱり変よ。話にならないわ。」
と若菜が立ち去ろうとするも
「タブー!」
容赦なくタブーに変身し、始末を図る冴子。
 若菜は屋上まで追い詰められ、図らずも霧彦の最期と同じ構図。
上着の陰に見える腋から大変なエロスを感じます。
 絶体絶命、と言うところで間に入ったのは、まさかのスミロドン。
「ミック!?」
「飼い猫の分際で・・・!」
そのまま、そのスピードでもってビルを飛び降り、逃走。
 仕事場に連れて行くほどミックを可愛がって愛情を注いでいたのは若菜。
愛情を注いでいれば、相手も恩を返してくれる・・・しかしその逆は?という。
皮肉にも冴子の琉兵衛への言い分の裏付けになっているような感があります。

 凪は、先週の場所へと向かい、あのペンダントを回収。
「あ!あった・・・。」
しかし、またしても狙ったかのようなタイミングで現れる井坂。
「やっと謎が解けましたよ。あの刑事が君の心の支えだったとは・・・。ならば、奴を君の目の前で血祭りに上げましょう。そうすればコネクタは完成し、私は究極の存在となる。」
 何とも危ない目をしていますよ・・・。

 またしても、竜の妹のフラッシュバック。
「これはお守り、着けてあげるね。お兄ちゃんはヒーローなんだよ。この街にとっても、私にとっても・・・お兄ちゃん。」
 どうやら竜が見ていた夢だったようで、
「あ!良かった〜、起きた!」
「ああ・・・気を失っていたのか。心配するな、まだやれるさ。」
ヨロヨロと起き上がり、再びバイクへと向かうと、そこへ飛来してくるビートルフォン。
 電話をとってみると、
「島本凪は預かった。」
「井坂・・・!」
「え!?」
相手はなんと井坂。内容は人質をとったという脅迫であり、
「1人で来い。さもなければ、お前はまた大切なものを失くす。」
「何何何何?何?」
「分かった・・・・4時に霧吹峠だな。」
「竜君、一体どうしたの?」
「あの娘が・・・井坂にさらわれた。」
竜はシュラウドに向き直ると、
「俺は行かなきゃならない。次こそ10秒を切る・・・!」
「復讐ではなく、その娘を守るために?」
「そうだ。」
それを聞いたシュラウドの心中やいかに。
 再びバイクを走らせる竜。
「頑張れー!」
そして、今度は転倒する事なく周回を終え、気になるタイムは
「9,9秒・・・合格よ。」
「やったー!」
バイクからトライアルメモリを外し、竜に渡してやるシュラウド。
「さあ、行きなさい。」
受け取った竜は、
「所長・・・。」
「ん?」
「左とフィリップにもよろしくと伝えてくれ。」
と、何やら意味深な言葉を残して行きました。
死亡フラグの匂い・・・。
 さらに、続けて立ち去るシュラウドも、どういう訳かストップウォッチを捨て置いて行ってしまいました。
「ちょっと、これ・・・!」
亜樹子がそれを拾い上げてみると、文字盤には10秒70の表示が。
「嘘!?10秒切ってないじゃん・・・。ちょっと!これ、どういう事!?」
するとシュラウドはそっけない反応。
「彼は憎しみの心を忘れた・・・もう興味はない。」
もはや竜が死のうが関係ない、さっさと終わらせたかったとでも言いたげです。
「興味ないって・・・それじゃ竜君は。」
しばしうつむいて顔を上げると、既に姿が消えているシュラウド。
「え?え!?ちょっと!どうしよう・・・。」
ひとり困惑する亜樹子。
 当の竜はもしや、そのことを察知していたのか・・・。
何やら覚悟を決めた顔つきで、指定された現場へと向かっています。

 呼び出した伊坂はと言うと・・・冴子とお茶会。
野外、それも採石場で、しかしフル装備で男女で・・・何とも妙な取り合わせです。
「冴子君。私は今、戸惑っています。」
「戸惑う?何を?」
「はっきり言って君は、園咲琉兵衛に近づくための道具でした。・・・でも今は違う。」
「えっ?」
「私にも、こんな感情があるとは・・・。」
傘を広げ、その陰でキスシーンなど粋なことを・・・と思われましたが、そこで無粋にも竜が到着。
「戻ったら・・・ドーパントの君ではなく、本当の君を見せてください。」
エロスを感じるとともに、いかにもな死亡フラグ。
 死亡フラグを立てた男たちの決闘、その行方やいかに。

後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 14:37Comments(2)TrackBack(9) 特撮ネタ | 仮面ライダーW

2010年05月20日

24号

 表紙&巻頭カラーは「メタリカメタルカ」
どうも・・・単なる金属版のトリコに見えますね。
結局、格付けのなされた架空の妙な金属を集めて回る漫画のようで。
金属やレアメタルと言うなら、いっそハガレンばりに現実の要素を盛り込んでも良かったんじゃないかと思いますが・・・ジャンプじゃ掲載まで持っていかれないだろうな、と思います。
 ただ、他の作品でいう魔法や術や刀や食材と言ったものを、ただ金属・・・それもまったく架空の物に置き換えただけで。
しかも、鋼ってのは「鉄と炭素を一定の比率範囲で合金にしたもの」という真実だって知らなさそうですよ。それっぽく名前にしているだけで・・・浅いんですよね。
これは流石に続かないだろうなぁ、と思う所です。

 「ONE PIECE」
まさかの天竜人。
そう言えば、前に遭遇しかけた時はどうなったんでしたっけ?確か普通にボコボコにしてしまったんでしたか。
前にも会った事を匂わすような出来事があったかどうか・・・単行本とか持ってる人はこういう時に良いんでしょうね。

 「NARUTO」
ビー様の過去編はもっと時間をかけてやっても良かったような・・・。
え、もう終わり?と言う感がかなり強いです。
ビー様はひたすら大らかだった、という単純な結論に落ち着いてしまう所でしたからね、結局。
果たしてナルトの参考になるのかどうか。

 「家庭教師ヒットマンREBORN!」
基本的にはどうでもいい漫画ですが、「サラダん中にいるみてーだ」という台詞が何故かツボりました。
それとハルがちょっと可愛いと思ったのは不覚です。

 「黒子のバスケ」
ついにコピー完成、と言う格好になるのでしょうが、次回辺り「どうにか格上だった強敵と同じになったら相手がさらにパワーアップした」というお約束の展開になりそうで心配です。
が、それが一番自然で納得のいく決着かもしれません。

 「こち亀」
何と言っていいのか・・・とりあえず理解の範疇を超えていると言いますか。
結局、ただ悪党が笑っただけの漫画で、後味が悪いばかり。
何でこんなものが載ってしまうのか?と普通に考え込んでしまいます。

 「BLEACH」
ページを開いて、まったく意識せずに「何・・・だと・・・?」と言ってしまいました。何なんでしょうかあの驚きの白さは。漂白剤のCMだってビックリですよ。
普通に描くのが面倒になったのか?と思ってしまうほどの白さです。
どうにも奇天烈なのに、フリーザ最終形態みたいでそう異常にも思えない悲しさ。

 「銀魂」
どうにもオサレ気取りと言いますか、それほど良い話にも思えませんし盛り上がっている感もありませんし・・・どこを見所としていいのか。

 「べるぜバブ」
こりゃひどい、などと節操もなく思ってしまいました。
ボス的な空気を醸し出す関西弁キャラとか、どんだけテンプレに忠実なんだよと。
今やってる中だけでも、言わずもがなBLEACHのギンと黒子のバスケの青峰側の部長っぽいのの2人。
死合い、とか・・・これも失笑ものです。

 「スケットダンス」
こう言っちゃあ何ですが、正直サーヤって邪魔なんじゃないかと・・・。
普通に体が入れ替わって、少年誌エロスの新境地を拓いていればそれで面白いのに、何故かクサいラブコメ的なのやスケット団肯定の話を入れたがっているのが余計だと思えてしまいます。

 「バクマン」
心中では期待していたのですが・・・新しい漫画、実は面白くないように見えるのは一体?
これこそ「どうだろうか?」と感じてしまう所です。
どこにシリアスな笑いがあるのか、と言うのはまだ出し惜しんでいるのかも分かりませんが。
 むしろ、本人とその周辺は心底真剣にやっているのにその漫画が悉くケチがついたり滑ったりするというこの漫画自体がシリアスな笑いなのでしょうか。

 「めだかボックス」
どうにも、どこかで見たような展開が続きます。
盛り上がりどころのつもりでしょうが、ここに来て新鮮味が消えて無くなりましたよ。

 「ROCK ON」
最終的に良い話に落ち着けようとするのは、今日び珍しいことで良いと思うのですが・・・とりあえずゲス野郎が出てきて主人公がその能力で何とかしてしまう、と言うのがどうもワンパターンに感じます。

 「トリコ」
どうも上位主要登場人物は揃って人間離れしているという状況になってきていますね。
ごく当たり前に特殊能力を持っています。

 「いぬまるだしっ」
お兄さんの残念ぶりが・・・面白いんですけども何か卑屈で素直に笑えないところが。
こういうイケメンでこういう中身の人が現実世界にはそう少なく無くなっている、という現実が・・・。

 「ぬらりひょんの孫」
いい具合に盛り上がってきています。
あの顔で子供好きっていうギャップも良し。

 「HUNTER×HUNTER」
王・・・あんなもん、もうどうすれば良いんでしょうね。
ゴンは今後リバウンドに苦しめられる事になりそうですし、そもそも作中にこれ以上強そうな人って居ないでしょう。
やっぱり、コムギをどうにかする以外になさそうです。

 「詭弁学派、四ツ谷先輩の怪談」
相変わらず、ページをめくったらホラーシーンっていう演出が巧いです。
それにしても順位が危険・・・。

 「PSYREN」
どっこい、こちらはもっと順位が危険。
相変わらず順位に安定性のない漫画ですよ・・・。
スタンドらしい能力ですが、能力が脅威の回避のみに限定される事、視認できない脅威はおそらく回避できないと言う事・・・いきなり上位キャラには効かなそうな予感です。

 「保健室の死神」
ドベなのに驚きのクォリティ・・・。地味にパンツ職人じゃないですか?この人。
画力はもとより、台詞のセンスが良いですね。
「服着てるのが恥ずかしい」「女の裸は滅多なことじゃ見えないから価値がある」「それで夜ベッドで大事に思い出す」とか。
これがこのまま打ち切られるのは惜しいです。

 〆「ピューと吹くジャガー」
またしてもゲスな新キャラが。
本当、不快な人を描くのが上手です。

 保健室とか、下位の漫画が頑張っている一方、新連載はこれはもうどうにもならないかな・・・という気配が。
手っ取り早く犠牲になってもらうのが良いでしょう。  
Posted by jerid_and_me at 23:06Comments(9)TrackBack(0) 漫画 

2010年05月17日

今週の鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST「第57話 永遠の暇」

 今回はタイトル通り・・・の話でしたね。
フー爺さんも加わってグリードVS大総統という話でしたが、ここに来て一度に2人も犠牲者がでるとは・・・基本あまり人死にのない作品なので、なかなか衝撃的です。
 ランファンの腕を奪ったことに猛り、それでも一向に及ばず、最後は爆弾でもって心中しようとしたものの、導火線切断された挙句、もろとも致命傷を与えられてしまうという凄絶にして残念な最期。
 命ひとつを差し出しても、なお傷ひとつ負わせられないという異次元レベルの相手という、まさしく絶望感しか浮かばないキャラですよ、大総統は。
 しかしながら、賭ける命が2つなら話は別で、敵は強大なれど、決して無敵ではない、という展開となりました。
こちらも命懸けで大総統の刀を封じたバッカニアはどうにか生存していましたが、刀を抜いたら即失血死という重傷。
 が、フー爺さんの後ろに隠れて突進し、その刀でもってフー爺さんもろとも大総統を貫くという、命2つがけの特攻を敢行。
その甲斐あって、ようやく大総統にダメージを与えることに成功。
 本当・・・年寄りのカッコいいアニメだなと思いましたよ。
何と言いますか、まったく予想を上回る展開で、「ここまでやるか」と言うふうにさえ感じました。
 2人がかりでもまるで敵わず、命懸けで行くも犬死か・・・と言うところまでは「まさかの展開ではあるけれど、やはり・・・」と言うふうに見ていたのですが、その後の2人がかりは完全に予想外でした。
 もう何をやっても駄目なんだ、と絶望さえした相手に、初めて傷を負わせる事が出来た、という報われる死だったと言うのが強く印象に残るところです。
そう言えば、大総統にまともなダメージを与えたのって本当にこれが初めてじゃないでしょうか。
滅多に人が死なない作品だからこそ、無駄な死などないと言うのが良いです。

 さらに、2人が倒れた直後、リンとグリードが瞬間的にシンクロ。
大総統の左目を奪うという快挙を成し遂げました。
この状況のひっくり返りよう、まさしくゾクゾクする展開です。
 それ以前は、刀の柄の穴にナイフをひっかけて奪ってしまった上に、もしも奪われていなければ間合いの都合で心中に成功したかもしれない、など。
「もしもこの時こうでなかったら・・・」という、細い繋がりによる精緻な展開も相変わらず。
 それまでの精密にして緊迫感のある戦闘から、一気に爆発した力押しの戦いに変化するという過程が何とも劇的で。
何とも見ごたえのある1回だったと思います。

 一方、エドら一行は「大総統を作った錬金術師」と接触すると同時に、大総統の余りとの戦闘。
大総統候補は順番に実験を受け、賢者の石に適応した時点で打ち切りのため、当然のこと余りが出た、との事で。
 が、それらにも賢者の石を仕込み、戦闘訓練を重ねさせる事で戦闘マシーンとしては大総統以上の能力を誇るという驚きのスペック。
・・・ただ、その手の触れ込みで量産されている敵って大概言うほど強くは無いものですよね。
ショッカーライダー的な理屈。
 しかして、マスタング大佐の貴重な肉弾戦シーンが見れたのは何だか得した気分です。
いや、放火と爆破しか能のない人だと思っていたもので。
 確かに雨の日の他にも、ああ言う乱戦だと炎は危なっかしくて使えないと言うのは弱点でした。
対エンヴィー戦のように、比較的広い場所での1対1の戦い、あるいは敵味方が入り交じらずにハッキリ分かれている状態でないと有効ではない・・・ってのも分かりやすく不便です。いずれも、ついこの間の事だっただけに明瞭。
 どうにか大総統以上のを相手にしながらも拮抗を保っていると、その間に大総統を作った男が企みを完成させてしまう、って言うのはいかにもな展開なのですが・・・まさかあれで人柱が全員持っていかれてしまうとは。
 これも唐突でしたね。
てっきり、大総統候補を合体させたり、自分がその力を取り込んで圧倒するのかと思っていたのですが、まさか人柱も持っていかれるとは。
 ここでも歯痒いのは、あと一歩、研究所を結ぶラインの外にアルがいたならば一網打尽にされる事は無かっただろうに・・・というギリギリぶり。
本当、この作品はこういう所が上手くてニクいいんですよね。

 オリヴィエと渋く意気投合したイズミ師匠もエルリック兄弟も消えてしまって、これは一体どうなってしまうのか?という終わり方でしたが、こういう時に限って次回予告が短くて、何がどうなるのかまるで分からないんですよね。
 まったくもって巧いですよ。こんなふうにクライマックス感を演出されたんじゃ期待せざるを得ないじゃないですか。
正直、どうにも不便な時間に放送されていたりと重荷に感じる事が多い作品でしたが、それを差っ引いても楽しみになるレベル。
あと2月がとこ残っているでしょうに、このペースなら相当期待できますよ。  
Posted by jerid_and_me at 23:16Comments(0)TrackBack(9) アニメ系 | 鋼の錬金術師

2010年05月16日

今週の仮面ライダーW「第35話 Rの彼方に/やがて怪物という名の雨」

 午前が田植えで潰れてしまったために遅くなってしまいましたよ・・・やれやれ。
「これまでの仮面ライダーWは?」
「この風都に、園咲冴子を脅迫する人物が居たとはね。」
「彼女の本当の名前は須藤雪絵。須藤霧彦の妹だ。」
冴子を脅迫し、イエスタデイメモリの能力でダブルを操ってけしかけたと思えば、それは自分をミュージアムに売り込むため・・・と思えば信用させて近づいて冴子に霧彦の仇討ちをする、という雪絵。
何ともどんでん返しの多い『Y』編でした。
「私は許さない。兄さんを殺したあなたをね!園咲冴子!」
「永遠に昨日に囚われるのはあなたの方よ。」
しかし、その能力もテラーには通用しないと言うお約束的展開。
「復讐などと言う小さなものにこだわっていると、彼女のようになるぞ?」
「ダブルエクストリーム!」
エクストリームの力でウェザー井坂をついに破った・・・かと思われましたが普通に生きていました。

 今回は動物園・・・もとい野鳥園からスタート。
そこにたたずむ竜。
「ねえねえねえ!見て、お兄ちゃん!すごく綺麗な鳥がいるよ!」
「ああ・・・。」
どうやら、今は亡き妹と来ていた時のことを思い出しているようです。
しかし、兄妹仲がいいんですね。
「何?その気のない返事。テンション低すぎ!」
「いい歳して子供みたいにはしゃげるか。こういう場所には彼氏と来い。」
「余計なお世話!それに今日は・・・特別なの。」
そう言うとバッグからアクセサリーらしきケースを。
え、まさか兄妹婚?とか思っていると、出てきたのはハートのペンダント。
「はい!昇進、おめでとう!お兄ちゃん、このブランドお気に入りでしょ?」
それを見ていると、晴れの日の思い出が甦ると同時に
「お兄ちゃん・・・お兄ちゃん・・・。」
氷と砕け散る家族のイメージも同時に甦ると・・・何とも複雑な物のようです。
「春子・・・。」
そのとき竜が目にしたのは、妹そっくりの後ろ姿。
「お姉さん!今日も面白い鳥のお話、聞かせて!」
子供と仲が良いのだろうか、と思ったら
「来ないで!」
冷たくその子を突き飛ばすと、すぐにそれを起こしてやると同時に、追いかけてつい掴みかかってしまう竜。
「どういうつもりだ?」
「触らないで!」
「おい!」
「離して」
などと争っているうちに、女性の腕がまくれ、そこには生体コネクタ・・・それも禍々しく変形したものが。
「君・・・ガイアメモリを持っているのか?」
「私に近づかないで。私に近づくと・・・死ぬわよ。」
「どういう意味だ!」
するとここで、女性は
「助けて!痴漢です!」
と叫ぶと、またたくまに集まる周辺一般人。
風都民は人間ができてるんですね・・・。
「おい待て!」
その間に逃げる女性を追おうとした竜に真っ先に手を出したのが
「お前こそ待ちやがれ、この野郎!」
「女の敵め!うりゃ!」
翔太郎と亜樹子だってんですから何とも。
「慌てるな、所長。」
「竜君!?」
「何だ、お前らも痴漢の仲間か?」
すると3人まとめてピンチに。正義漢にも困ったものです。
「警察!」
「警察はここにいます!」
警察がやったってのがバレたらむしろ危ないような・・・。

 3人はどうやってか知りませんが、あの場を切り抜けたようで。
「天国の音楽のような鳴き声を奏でる鳥たち。そんな平和な場所で起きた小さな出会いが、あんな結末に繋がるとは・・・この時は少しも想像していなかった。この俺も、そして照井も。」
 時々入る、初っ端から不幸な終わりを連想させるモノローグ。
「おい照井、何だってこんな場所に?」
「俺に質問するな。」
「ああ、そうかよ。」
このやり取りにもすっかり慣れたらしい翔太郎。
「そう言うお前らこそ何しに来た?」
「仕事だよ。実は、近所の子供達がうちの事務所に来て・・・。」
「鳥のお姉さんを元気にして下さい!」
「その子らが言うには、野鳥の解説をしてくれていたお姉さんが、ある時から急に元気をなくし、子どもたちを遠ざけるようになったらしい。」
 という、いかにもお金にならなそうな依頼。
亜樹子もNGという顔をしていましたが、
「クラスの皆で集めたお小遣いです!お願いします!」
「お願いします!」
なけなしのお小遣いをあつめ、口々に頼み込む子どもたちの姿に心打たれた翔太郎は
「話は分かった。でもこの金は受け取れねえな。君達の優しい心で十分だ。」
「さすがハーフボイルド。」
と、無償で依頼を引き受けてしまう事に。
・・・と言うか、探偵の仕事でも無いですよね「元気に」って。
「名前は島本凪。」
「・・・さっきの娘か。」
「え?」
奇跡的なニアミスに驚く2人。

 久しぶりに勢ぞろいな感のある園咲家の食卓。
ミックは久しぶりに見たような感覚です。
そして井坂は相変わらず凄い皿の数。
「今朝、気づいたのだが・・・。私が保管していたメモリが1つ、なくなっている。盗んだのは・・・伊坂君、君かね?」
 いきなり、緊迫の家族会議。
何とも恐ろしいマネをするものです。
「さあ?どうでしょう。」
「否定はしないと言う事かね?」
いよいよ危なくなってきた、と思うと
「園咲さん。私は10年前、ある誓いを立てました。」
「10年前?」
「まあ、あなたはお忘れでしょうが・・・。その誓いを果たす時が、近づいています。」
そう言うと、席を離れてしまう井坂。
何の言い訳にもなっていませんでしたが、上手く煙に巻く事は出来たようです。
 慌てて追いかけた冴子は、
「先生!一体どうなさったの?父にあの態度はまずいわ!あれじゃ・・・」
「冴子君、覚悟は出来ていますか?」
「え?」
「共に恐怖の帝王を倒し、君が女王になる覚悟です。」
「本当に勝てるの?・・・私の父に。」
「勝てますよ。ようやく手に入れたんです。私を最強の存在へと変えてくれる・・・勝利の鍵を。」
と言って井坂が取り出したのは、あの「風都野鳥園」のチケット。
すごく似合わない組み合わせです。

 その野鳥園では、再び凪と対面した竜ら3人。
「やっと見つけたぞ。」
「何なの?何で私に付きまとうの?」
「君を心配した子供らが、俺の探偵事務所に来たんだ。」
「ねえ、何で急に元気を無くしちゃったの?」
「関係ないでしょ!放っといて!」
あくまでも他者を遠ざけようとする凪に、
「何に怯えている?君はわざと子どもたちを遠ざけている。何故だ?」
と問いかけ、
「だって・・・お父さんが。」
凪が何か話そうとした所で、急に土砂降りの雨。
「な、何でこんな急に土砂降り!?」
すると、明らかに雨に濡れた寒さとは違った様子で震えだす凪。
「怖い・・・!」
「どうした!?」
「あの夜もそうだった・・・突然、強い雨が降り出して。」
ある夜、こんな土砂降りの中で
「逃げろ、凪!」
どうにか凪を逃がした父親が、雷に打たれ死亡。
「お父さん!お父さん!しっかりして!」
父親を揺り起こそうとしていると、そこにウェザーが現れて
「これは大切な印です。また会いましょう・・・。」
と、コネクタ手術を施していったとの事。
「あの男が来る、そう思うと怖くて仕方なかった・・・でも誰にも相談できなかった。誰にも・・・。」
それで、周囲から人を遠ざけていたようです。
「よく話してくれた。」
すると竜は、あのペンダントを外して凪に。
「これは?」
「お守りだ、とてもよく効くぞ。」
アクセサリーを渡す・・・どこか死亡フラグの匂いがします。
「お揃いですね。約束通り会いに来ましたよ、お嬢さん。」
そこに現れたウェザー。
「あの時の・・・怪物。」
「やはり貴様の仕業か、井坂深紅郎!」
「怖い、怖い・・・怖いよ。」
「大丈夫、君は俺が守る。」
アクセルドライバーを装着しながら立ちふさがる竜。
翔太郎らも変身の体勢に。
「フィリップ!」
「ジョーカー!」
「ああ。」
「サイクロン!」
「アクセル!」
「変身!」
「変・・・身!」
「サイクロン・ジョーカー!」
「アクセル!」
同時に変身。
「仮面・・・ライダー?」
2人がかりでウェザーに立ち向かうものの、合図ひとつでダブルの頭上に雨が集中。
「野郎・・・あ?」
「晴れた?・・・って言うか、ダブルの上にだけ雨!」
雨はとうとう水柱となり、
「何だこりゃ!?動きが・・・取れない?」
ダブルって水に浮くんですね。まるで動きがとれなくなっています。
 そしてアクセルも、
「照井竜、君は私に復讐するため仮面ライダーになったらしいが!何と弱いリベンジャー・・・話にならないね。」
 こちらは雷雲に囲まれ、雷の集中攻撃を受ける形に。
「な、何あの雲!?あの雷!?」
ダブルライダーは完全に分断され、しかも両者ともまるで身動きの取れない状況。
 悠々と亜樹子と凪の方へと向かっていくウェザー。
「駄目だってば!来るな!」
立ちふさがる亜樹子をも押しのけ、
「さあ、その印を見せてもらうよ。」
「来ないで!」
逃げる凪を捕まえ、腕のあの禍々しいコネクタを確認。
「実にいい具合だ・・・君の心が恐怖の感情に呑まれれば呑まれる程、コネクタは早く成長するのだ。ああ、早くこのメモリを挿したい・・・!」
 物凄く変態的な言動ですね。と言うか変態そのものです。
ウェザーの手にしたメモリには、翼竜の翼のような目立つ装飾が。
「何だ、あの奇妙な形のメモリは!?」
「その娘から離れろ!」
と叫ぶアクセルですが、奮闘むなしく雷に打たれ続け、ついに変身解除。
「分かったでしょう?あなたは私に近づく事すら出来無い。復讐どころか、誰一人まともに守ることも出来無い、虫ケラです。」
 ひどい言われよう。
ここでダブルはようやくエクストリームメモリを装着し、
「エクストリーム!」
エクストリームにチェンジし、水柱を叩き割ると同時に
「プリズム!」
プリズムビッカーを出して臨戦態勢に。
 しかし、
「おっと!今はまだ君らと戦うタイミングではない。」
前回で学習したのか、雲と化してあっさりと引き下がるウェザー。
「逃げやがったか!」
「大丈夫か・・・?」
這いずりながらも凪を心配する竜に、当人は
「嘘つき!守ってくれるって言ったけど、全然敵わなかったじゃない!」
と言い放ち、その場を走り去ってしまいました。
 ひどい話だとは思いますが、言い返す所がありませんね・・・。
竜はただ、悔しさに拳を震わせるのみ。

 フィリップは、あの奇っ怪なメモリを検索。
「分かったぞ・・・井坂が持っていたのは、ケツァルコアトルスのメモリだ。」
ケツァルコアトル・・・妖奇士を思い出しますね。何とも懐かしい。
「ケ・・・ケツ?アル・・・?」
亜樹子はお約束のボケ。
「アステカ文明で、蛇の神と崇められた世界最大の飛行生物。島本凪はそのメモリの過剰適合者だ。翔太郎、インビジブルメモリの事件を覚えているだろう?」
 27話及び28話『D』編ですね。
「井坂は過剰適合者であるリリィ白銀の体にメモリを埋め、そのパワーを最大限に増幅しようとした。最後にはメモリを奪い、自分が使用するために。」
「凪ちゃんも、リリィと同じだって言うのか?」
頷くフィリップ。しかし、類似点は多いものの、大きな相違点も。
「でも、今回違うのは、井坂はまだ彼女にメモリを挿していない・・・。その理由は」
『君の心が恐怖の感情に呑まれれば呑まれる程、コネクタは早く成長するのだ。』
という井坂の言葉。
「コネクタが完成するのを待ってる・・・って事か?」
「ああ、恐怖の感情がコネクタの成長を促進する。だから父親の命を奪った。彼女の目の前で。恐らく完成するまで、これからも恐怖を与え続けるに違いない。」
 こうやって整理されると、とんでもない外道の所業であることがより明らかになります。
全容を聞いた竜は怒りをむき出しにし、柱を殴りつけると黙って外へ。
「どこ行くの!?竜君!」
追いかける亜樹子。

 一方、黒幕井坂はと言うと自室にて
「冴子君。私は昔、自分が何故この世界に生まれてきたのか分からず、答えを求めていました。医者になり、生命の研究に没頭したのもそのためです。でも答えは見つからず、虚しさだけが募り・・・完全に生きる意味を失っていた。でも、偶然見かけたあの光景が私を変えた。」
 昔は随分と中二病のようなものをこじらせ、自分探しに飲んだくれの日々。
そんな中、何故かテラーが街頭で一般人を襲う光景を目撃したと。
何やってんですかお父さん。
「声も出せず立ち尽くした。恐ろしかった?いや違う。その圧倒的な恐怖のパワーに私は魅せられ、感動していたのだ。瞬時に理解した。あの紳士が手に持つものこそ私を虜にした力の根源なのだと。」
 当時の井坂は思わず、
「なあ、教えてくれ!それは何だ?」
と琉兵衛に問いかけるも、無視されてもなおすがり付き
「ま、待ってくれ!私はそれが欲しい。その力が・・・!」
「君にその資格があれば、いずれ出会うだろう。ガイアメモリに。」
とだけ言った琉兵衛。
「その時に私は誓ったのです。あの絶対的な闇の力を・・・君のお父さんが持っているテラーのメモリを、いつか必ず私の物にしてやると。」
「それで私に近づいたの?・・・答えて。」
と恐ろしい具合に迫る冴子に、
「そうですよ。嫌いになりましたか?」
と、あっさりと下心を暴露してしまう井坂。しかし冴子は、
「いいえ・・・あなたの本心に触れ、やっと不安が消えたわ。あなたならきっと、父を倒せる。」
 あくまで興味があるのは謀略だけと言った様子。
彼女にとっては家族関係など、利用するか滅ぼすかのどちらかでしか無いのでしょうか。
 そして、またしてもミック様がみてる。

 事務所を出て行った竜は、何やら鬱蒼とした森の中へ。
「ねえ!一体どこ行くの!?ここは・・・?」
「初めて俺がシュラウドに会った場所だ。」
そう言えば見覚えのある風景。
「シュラウド!聞こえるか!?シュラウド!」
だからと言って、呼んでも出てくるわけが・・・と思いましたが、ところがどっこい。
炎とともに現れるシュラウド。
「あ!」
「私に何の用?」
この即登場ぶり、神通力でも無ければそこの森に住んでいるとしか思えません。
「で、出たー!ミイラ女!!」
亜樹子もいちいち大げさに驚きます。
「俺は力が欲しい・・・もっと強い力が。」
アクセルのパワーアップを要求する竜ですが、
「断る。」
即拒否のシュラウド。
「私が今まで力を貸してきたのは、あなたの戦う理由が復讐だから。でも、今は違う。その、以前のような憎しみの炎は無い。だから、あの男には勝てない。」
 復讐だから力を貸していた、とだけ言って立ち去ろうとするシュラウドに対し、
「待て!」
「アクセル!」
「俺の中の炎は・・・消えちゃいない!」
変身してエンジンブレードを突きつける竜。やはり脅迫めいています。
「ついて来なさい。」
すると、なおも落ち着いた様子で竜を案内するシュラウド。
「あ、待って!私も行くよ〜!」
果たしてどこへ行くものやら。

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Posted by jerid_and_me at 19:49Comments(4)TrackBack(7) 特撮ネタ | 仮面ライダーW

2010年05月13日

23号

 連休明け1発目のジャンプ感想。
いや別に楽しみなものがあったかって言うとそうでも無かったりしますが・・・。
表紙はNARUTO中心ながら、巻頭カラーは「トリコ」
この扱いはプッシュされてんだかされてないんだか・・・。
で、開いたらいきなり全裸男の尻とか。
この漫画、地味に腐女子人気があるらしいと言うのは冬のコミケカタログ辺りで理解したつもりですが・・・作者の側もそのあたりを意識していると言う事なのでしょうか。
 しかし、ここでサニーが合流ってのは予想外です。
ついでに、目標の人物にこうも早く到達するって言うのも。ダルさが無くて良いんですけどね。
 この手のインターバルで読者投稿ネタを使用するのが定例となりましたが、どうもこの投稿システム自体が話から浮いてきているのだろうか・・・などと感じる今日この頃。

 「NARUTO」
コミック累計一億冊とは、大した漫画だ・・・。
・・・これは大した事なんですよね?数字で言われてもパッとしませんが・・・。
ミリオンセラーなんて言葉を考えれば、それを遥かに上回る数字ではありますけど。
 内容の方は、最近なんだか面白くなっているように感じます。
ナルトがちゃんと自分で考えてたり、ビー様はあれで結構ドラマがあるからでしょうか。
 それにしても、ビー様が幼少期でもサングラスをかけている絵に笑ってしまったのは私ぐらいでしょう。

 「ONE PIECE」
ここから、2人が兄弟になるまでの話なんでしょうけど。
サボってのが現在まったく名前も出ていなかった事を考えると、過去編で死ぬキャラって事でしょうか?

 「べるぜバブ」
もうストレートに、土台がつまらない上にテンプレまみれで下らない、とか言っちゃあいけないんでしょうか。

 「ぬらりひょんの孫」
長いことまともな出番がなかったな、と思っていたらカッコいい登場ですね、青。
以前、真の力を隠しているような描写がありましたが、今度あたりでは全力を出しそうな予感です。
 敵の能力がよく分からないというのも、これはこれでポイントでしょうか。

 「BLEACH」
扉絵の場違いっぷりが凄まじいですね。印刷所でどこか別の雑誌と誤ってくっついたのかと思いましたよ。
あまりのオサレ度に目を逸らしてしまいました。
 しかし、毎度のことですが敵の攻撃が効いてなくて後ろに回っている、という展開ばかりですね。しかも今回ラストのも普通に効いてないだろう、という予感がきわめて濃厚。
毎度のことながら後出しジャンケン合戦ですよ。

 「PSYREN」
結局、今回戦ってるこいつらも上の奴らに比べたら三下って事なんでしょうね。
この漫画でいつも引っかかるのは、敵全体における異常な勢いのインフレと、味方側では主人公のみにえらく偏ったパワーアップで。
 何だかこう、敵ばかりいちいち上手く行ったと思えば主人公ひとりがやたら強くなって、結果どうにかなってしまうって言う。
読んでて進んでる感じがしないんですよね・・・。

 「スケットダンス」
このラブコメ的な所の、どうも狙ってる感じがやっぱり鼻につきますね。
久しぶりの感覚。
普通にパニックネタやってたら良かったんじゃあ、と思えてしまいます。

 「家庭教師ヒットマンREBORN!」
キャラ付けがウザい・・・って思っているのはきっと私だけでは無いでしょう。

 「LOCK ON」
どうにも毎回いい話に落ち着けようとしているのでしょうが、どうもこう滑ってる感があります。
読むことは読みますが、読みつつスルーな漫画になってますね・・・。

 「いぬまるだしっ」
どちらの選択肢を選んでも結果は同じ、って言うネタがいたく気に入ったんだと思います、作者。
色々頭を使ったんだろう、という感はあります。

 「黒子のバスケ」
いやはや面白くなってきましたよ。
タイプの違う天才同士の戦いってのは面白いものですね。
黄瀬は何かカッコいいし、この試合が黒子らに大きな影響を与えるであろうと言うのも明らか。何とも先が楽しみです。

 「HUNTER×HUNTER」
どうにもえらい事になっています。
絵は相変わらず粗いのですが、それでもなお伝わる迫力や躍動感。富樫はやれば出来る人ってのを再認識した次第です。
 そして問題はこの後どうなるかですよね・・・寿命が縮むなり老いるなり、そしてそれにどう対処するのか。
あっちもまだ先でしょうが、トリコのようには行かないでしょう・・・。

 「バクマン」
この2人を見ていると、漫画家ってのはノリと勢いで動くものなんだろうな・・・などと思わされます。
思いつきや他人からのヒントなんかで勢いがついたら良い方向に突っ走るものの、ひとたび外部からのダメ出しなどで勢いが衰えたらとことん苦境に。
・・・もっとも、この漫画を見ていても分かる通り、全部の人がそうって訳では無いでしょうけど。
 つまり何が言いたいのかと言うと、この2人はあまりにもその場の勢いのウエイトがデカ過ぎるって事で。
毎度毎度こんな感じだなァ、と思います。
今回も、「言葉だけでも犯罪はまずい」とか言われると途端に失速しそうな予感が。
 とりあえず、ヒロインがアレなので終盤の萎え度が凄まじいものでした。

 「銀魂」
今回はとりあえずゴチャゴチャやっていただけと言うか・・・。
毎度どういうわけか死なないので、後半の蛇足感がかなりあります。

 「詭弁学派、四ツ谷先輩の怪談」
髪を鉢に植えて育てるとか、冷静に考えると少年誌のレベルから明らかに逸脱した変態ですよね。この漫画のポテンシャルを垣間見た気がします。
 これまでと違い、ライバルキャラないし敵のようなポジションのキャラを投入してきました。
順位の都合で焦るほどの段階ではありませんし、前回のエピソードとも関連するので元々こういう予定だったと考えるべきでしょうか。

 「保健室の死神」
こちらは展開を巻いてる感がありますね・・・。
結構、徐々に核心に迫りつつあるのでこれはこれで良いと思いますが。
全てが明らかになるのは打ち切り直前なんて事にならなければ良いのですが。

 「めだかボックス」
随分とまあ順位を落としたものです。
確かに、やっつけ急ごしらえの敵を出したりしていて人気が出るかと言えば答えはNOでしょう。
あと、痛みが随分と安っぽかったりと、全体的に薄い・・・と言う印象を受けます。
 今回の王土の能力にしたって、じゃあアンタが校舎の壁に直立していたのは一体何なのだという話になりますし。
鉄系の装着品云々ってのは理屈としてセコいと思いますし。
 何だか、その場その場でやってないか?という疑惑を禁じ得ません。

 「賢い犬リリエンタール」
いよいよ終わりですか・・・最早、ただ惜しいという感情しか湧いてきません。
アンケを出さなかった自分が心底呪わしいですね。
これが終わって、べるぜみたいのが上にいる・・・そんな状況に絶望するばかりではなく、たとえ小さな意志であっても発信する必要があったのだ、という事を痛感した次第です。何もかも手遅れですが・・・。
 正直、現状でそれをやってまで守りたい漫画もありませんし。あるいは放っておいても続くだろうと言うものばかり。
・・・毒と後悔はその辺にして。
 さっきまで隠れていた紳士が無駄に活躍。何でしょうかこの無駄なカッコ良さ。
「乾坤一擲、紳士は無敵」このリズムの良さと言ったらありません。
今回の紳士の台詞は全て紳士語録(謎)に入れても良いでしょう。
 ただ願わくば、てつこがリリエンタールを認めるようなシーンはもっと時間をかけて欲しかったな・・・と。
組織の話とかは無くたって一応通じますが、最終的にはそこにもっと時間をかけて欲しかったと思うところです。
 しかしまだ存続しているとなると、結局組織って何をする組織だったのでしょうか?

 〆「ピューと吹くジャガー」
なんという出オチ・・・。
途中のヘタ絵に、マサルさんの頃のうすた先生を垣間見た気がします。
何とも懐かしいタッチでした。

 今回は、とりあえずリリエンタールの追悼の他にイベントもありませんね・・・。
次の新連載も、読み切りの記憶を辿ると「まあ続かないだろうな」と言うものです。  
Posted by jerid_and_me at 15:39Comments(3)TrackBack(0) 漫画 

2010年05月10日

今週の鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST「第56話 大総統の帰還」

 今回もバトル回と言う事で、かなり大した作画でした。
しかし冒頭はホーエンハイムの過去話。
予告ではまったく触れないながら、いざ始まってみたらスタートはホーエンハイムの過去、と言うのは数回に一度程度の定番になってますね。
 その過去においては、何やらブツブツとつぶやきながら砂漠を超えるホーエンハイム。
その途中、ついに力尽き・・・って言うか不老不死でも行き倒れるのか、などとツッコんでいると、シンの隊商に助けられました。
そう言えば、こないだリオールに着いた時も半行き倒れ状態でしたっけ。
 そして、その時にしていたのが「賢者の石の中の、1つ1つの意志との対話」
独り言かと思えば、同じ体の同居人と会話をしていたとは・・・。
その数、実に53万。フリーザ様の戦闘力と同等です。
 不意に与えられた不老不死の体によって、時間だけは腐るほどあるので全部との対話を完了したとか。
何とも気の長いと言うか、メンタル面でタフですね・・・。
 そんなホーエンハイムが、お父様の一撃へのカウンターとして行ったのは、彼への恨み憎しみを抱えた意志をその体に送り込むと言う事。
そいつらは体の中で反乱を起こし、その脳天を貫通。
こうして使ってしまうと、その彼らは消えてしまうのでしょうが・・・何とも。
 そうして、皮袋を破って息の根を止めたかと思いきや、中から出てきたのは真っ黒なシルエット。
さらに、やはりパイプの中にもそういった中身が詰まっているようで、ホーエンハイムの目論見は崩れて一転劣勢に。
 そうなると・・・やはり、お父様のテリトリーはもはやアメストリス全域に渡る、という事になってしまったのでしょうか。
主人公の出番がしばらく無いうちに、どうにもえらい事になってしまいましたよ。

 一方、地上では生還した大総統による盛大な無双タイム。
この人、ホムンクルスの中では間違いなく最強なんじゃないか、と思えますよ。
 あんなもので死んだとは思いませんでしたが、生還の方法がまたエクストリームとしか言いようがありません。
何せ、
「瓦礫の中のどこをどう走れば逃げられるのか、一瞬で判断出来る。」
とか。目がいいとかそう言う問題じゃありませんよね。身体能力とか・・・。
爆発自体では何らダメージを受けていませんし。
しかし納得出来るのが大総統クォリティ。
 説明の前に、1人で戦車を破壊していると言うのがもはや根拠のようなものです。
機銃の弾は全部弾く、砲弾も切り払う、やたら動きのいい戦車に軽々追いついて覗き穴から乗員を殺傷する・・・など。
 ここら編は作画もかなり細かいものでしたからね。
特に、閉所で砲弾をぶちかます所とか。
血しぶきの表現もやたら細かく見えましたし・・・まあ大総統のあれだけの動きとなると、やはり作画も細かくはなりますか。
粗いと追いつかないでしょう。

 そして、バッカニアでもまるで相手にならず、ファルマンも死を覚悟したところで現れたグリード。しかも高いところから。
何と言うヒーロー・・・。
 グリードもまたリンと和解と言うか協力している状態なので、以前よりは強いもののそれでも眼帯装着の大総統と同レベル。
眼帯を外されてしまえば、やはり劣勢。
 バッカニアが捨て身の攻撃で、その腹筋をもって刺された刀を奪ったことで優勢に転がるか、と思われましたがブリッグズ兵のナイフを奪ってなおもグリードを圧倒するとか。どこまでチートキャラなのかと。
使い慣れてないとか、あまりにも嘘すぎる・・・。
 こちらは、これも異常なまでの身体能力を見せつけるフー爺さんの介入により、状況はいくらか好転しそうではありましたが。
次回のサブタイトルがあんまりにも不吉ですよ。
 グリードもリンもフー爺さんも、個人的なこだわりや因縁でもって大総統と向き合っている都合、どうも揃いも揃って嫌な予感がするんですよね。

 大総統の帰還により、中央司令部内で奮闘するオリヴィエらが悪者にされてしまい、お父様も進歩した能力を隠し持っていたことが判明。
どうにも、旗色が悪くなってきたという感のある今回ですが・・・果たして、どう打開するのか。
 今回は、ちょっと前に、アルVSプライド戦で「こいつらも戦わせてやってくれ」とハインケルが賢者の石を託していましたが、そのセリフが思い出される内容でしたね。
やはり人間同士の絆と、人間以外という構図なのでしょうか、この作品。
 原作のほうも、いよいよ6月で終わりとか。
そうなると、7月辺りの当アニメ終了に向けてのお膳立ては整ったと言うところでしょう。
この長い作品、果たしてどう決着しますものやら・・・劇場版はやめてくれると嬉しいです。  
Posted by jerid_and_me at 12:45Comments(7)TrackBack(5) アニメ系 | 鋼の錬金術師