2011年04月27日

20・21号

 早いもんでもうGWの合併号。
拍子は集合絵ですが・・・何か色々ひどいの混じってる・・・・。
銀さんの存在感とか、「だが無意味だ」と言いたくなるグリム。
地味にいぬまるの丸出し芸も凄い。

 巻頭カラーは「ONE PIECE」
そしてそのフィッシャーってのがどうなったのか、と言うのが今に至る話の根幹になるのでしょうか。
しかし奴隷根性って悲しいな・・・と。

 「バクマン」
カッコ良く出てきた平丸さんですが、よく見たら格好がひどいのと、体が貧弱なのに笑ってしまいました。
が、中盤で主人公組の余計さが鼻につき、そしてオチではガッカリと言うか・・・ガッカリってレベルではないですね。
驚きの汚い絵面、最悪と言える形での立ち直りへの道など・・・軽く絶望しました。
これなら、あのままフェードアウトしたほうがどれだけでも良かったでしょうに。

 「NARUTO」
イルカ先生・・・まあ初期からの話を語ろうと思えば外せない人だと思いますけども。
かなり早い段階でインフレから脱落した人だ・・・と思うとちょっと複雑。

 「銀魂」
すごいレベルまで突き進んだと思ったらオチのぶった斬りが凄いです。
珍しく沖田が痛い目を見たり、いつになく大人な話題だったりレベルが上がっているような。
けど一番笑ったのは別人と化したえなりだったります。

 「べるぜバブ」
何か能力とかも知らん間に変化してきますしね・・・つくづくその場のノリだけで書いてると思います。
かませ集団にどれほど時間をかけるのかいろんな意味で注目。

 「トリコ」
ブドウ糖の排出・・・それってつまり砂糖水みたいなもんじゃあ?とか、流石に生きた獣から湧いて出た体液は飲めないな・・・と思ってしまう私は漫画力が足りないんだと思います。

 「スケットダンス」
安心と信頼のキャプテン回。
青春オーラなどという新要素まで・・・キャプ食いにオーラ、名前もないのに凄いキャラ立ちです。
音速を超えるキャプ食いって発送が凄いですよ。そして嘔吐ヒロインで定着とは・・・大した漫画です。

 「こち亀」
失礼な言い分ながら、バカの集まりという言葉が似合うかと。

 読み切り「ハイキュー!!」
どこかで見た人と思えば、『四ッ谷先輩』の人ではありませんか。
何ともまあ、邪道の怪談ものからすると正反対のものを描いてきたものですね・・・その意気やよし、と言った所でしょうか。
 が、この手のコンビもののスポーツってのはどうしても出尽くした感があります。
何より、あの人の邪道を当人が否定してしまってるんじゃないか、と思えて何だか悲しいものが・・・。
割とありがちな流れに収まっている辺り、王道は向いてないんじゃないかとも思えます。
むしろ今日びすスポーツもの自体が打ち切り率高いような。

 「メルヘン王子グリム」
無駄に下品ですね・・・とりあえず調子を外すとかうんことか、そう言うのは小学生まででしょう。

 「magico」
これはエロい。この人隠れパンツ職人か。
で、次回は仲間のためにルーが頑張るって話ですね。悪くない感じです。

 「戦国ARMORS」
メカ物かと思ったら、北斗の拳的な!?
けど、『般若神拳』とか言うと凄く強い田村ゆかりが連想されたりと。
実際には般若心拳でした。

 「BLEACH」
それらしい事を言うばかりで、核心には何一つ触れてくれない登場人物。
こんな事をいつまでもやってるから、こんな順位なんですよ。

 「いぬまるだしっ」
オチの中身が強烈すぎる・・・よくあるジブリネタかと思えば、中身がいてしかも下着ドロのオッサンて。

 「エニグマ」
今回の課題は何だかイマイチでしたね・・・流れが強引と言うか、説明的なところが多かったように思えます。
けっこう短く終わっちゃいましたし。ほぼ全能力の結集という話なのですが、ここで盛り上げられるかどうかが技量の壁なのでしょうか。

 「家庭教師ヒットマンREBORN!」
で、次回は「今のは幻術、これから本気」なんでしょうね。
仮にこれで本当に勝ったとしてもそれはそれですよね・・・やっつけすぎる。

 「黒子のバスケ」
このトーナメントで果たして巻き返せるのかどうか。
先輩引退後とかが出来るか否かはこれからにかかっているかと。

 「ぬらりひょんの孫」
どうも内容の薄いバトル。
この漫画のバトルって何だか空虚な印象を受けます。

 「めだかボックス」
何だか見た目以上に凄いのが集まったものです。
まさか校正済みの台詞を喋るキャラとは。しかし顔のパーツの配置がおかしいというか脳が巨大なのか。

 「ドイソル」
あ、この人は坊主頭が嫌でそこ辞めたんだろうな・・・としか思えない新キャラ。
もうちょっと練ったキャラ出そうぜ・・・と言いたくなります。経歴に説得力がなさ過ぎる・・・。
順調に順位も下がってきましたし、こりゃあ「俺達のサッカーはこれからだ」で終わりでしょうね。

 「保健室の死神」
いかにもな新キャラ投入で、どうにも暗い話になりそうです。
しかし弟の方がどう見ても年上って凄いですね。

 逢魔ヶ刻動物園に続く2着を迎える打ち切りダービーは、保健室のライフがゼロになるか、あるいは新連載が速攻で落ちるかのどちらかになろうとしています。
順位の下降具合で言えばドイソルだと思いますが。  

Posted by jerid_and_me at 21:48Comments(5)TrackBack(0)

2011年04月24日

今週の青の祓魔師「第2話 虚無界の門」

 第2回。
やはり、お約束というか定番と言うか、ないしテンプレと言うか・・・そう言うの満載だったと思います。
とかく特筆すべきは作画だったかと思いますが。
 走りまわるシーンや戦闘シーンにおける動きようや、中でもグロ描写における熱の入りようが凄まじいです。
特に神父の豹変シーンは作画はもとより、中のひろし・・・もとい藤原啓治氏がとにかくノリノリ。
 そういう意味でシーンとしては見ごたえがあったのですが、ドラマとしてはちょっと・・・という所でした。
父親退場ってのは放送前から予告CMでだだ漏れでしたし、その流れもやはり定番すぎると言うか。
 お前は悪魔の子だ
   ↓
 いいや俺の子だ
ってのは鉄板通り越して普通という印象です。
感情移入するより先に、わずか2話で退場ですから・・・正直、アニメから入ると置いてけぼりにされる他ないんじゃないかと。
そのシーンは何というか
「ああ、うん・・・死ぬんだよね」ぐらいのテンションで見てました。
何クールやるんだか分かりませんけど、終始こういうペースと調子だったら正直辛いですよ。

 しかしシリアスな笑いに関しては結構上手いのかも、と思いました。
今回の悪魔がまた同じ奴に取り憑いて噛ませ確定の辺りから始まり、いきなりトラックに轢かれたと思ったら運ちゃんがドラゴンボールのごとく吹っ飛ばされ(しかも生きてる)、デスノの如くトラックで突っ込むとか、しかも異世界の悪魔が。
これ狙ってやってるでしょう。
 しかもその後の戦闘がハガレンスタイルの陣に詠唱を加えるという、さらなる中二の高みに挑むスタイルなのにはもはや頭が下がります。
ポリ缶入りの聖水というのは面白いと思いましたが。
 刀を絶対に抜いてはいけない、という前フリもお約束。
「抜くなよ!絶対抜くなよ!」と言うようなものです。
駄目だと言われるとすぐトランザムしちゃう刹那を思い出しました。

 とまあ・・・何と言いますか。
どうも真っ直ぐ見られないアニメとなってきましたよ。
「ハッピーバースデイ」のシーンでは脳内で「鴻上か」とツッコんだり。
そう言う見方をするような物になりつつあります・・・。
 何かもっと、こちらの視線を釘付けにするような何かがあれば、と思うアニメです。
Cパートの白い変態には「おお?」と思いましたが。
予告を見るに、てっきり敵だと思ってたんですよね・・・いやさ実は組織が黒幕と言うのもありがちですが。
 OPがUVERworldと言うので割と信用していたんですが、らしくないと言うか少々微妙だったのも辛いところ。
果たして、これらのビハインドをひっくり返せるか?という作品ですね。今の印象は。
 オリジナリティとか派手さとか、まだその辺りだけでひっくり返せそうなレベルではあります。  
Posted by jerid_and_me at 18:16Comments(2)TrackBack(2) アニメ系 

今週の仮面ライダー000「第31話 恩返しとたくらみと紫のメダル」

 ようやくストーリーに進展が見られるようになりました。
「これまでの仮面ライダー000!映司は、アンクが右腕だけしか復活できなかった理由が、もう1人のアンクの存在にあったことを知る。そして、吸収されれば今のアンクは消滅する事も。一方、世界の終末を望むドクター真木は鴻上ファウンデーションから離れる。それは、彼にとって人類側との完全なる決別を意味していた!」
 そう言えば、真木の行動ってのは言わば人類そのものに対する裏切りのような物ですね・・・。
そんな大それた欲望だか使命感の持ち主のヤミーが既にあっさりと倒されてしまった、と言うのがマイナスにならなければ良いのですが。

 映司とアンクは珍しく街の甘味処でアイス。
アンク行儀悪い・・・。
「アンク!座る場所間違えてるって!」
わざとのような気もします。
 そこへ、待ち合わせていた伊達と後藤が到着。
「悪い悪い、呼び出しといて遅れちまって。」
「いらっしゃい!」
「あ、いえ。でも、どうしたんですか?」
「いや、後藤ちゃんがちょっと財団で気になることを聞いてきてさ。お父さん、団子4つ!」
「団子4つ、あいよ!」
団子を注文しながら真木らが切り出したのは、例の真木の裏切りの件。
「例の真木博士の事だ。研究所を出るときに持ち出した物があるらしい。会長の様子からして、相当重要な物だと思う。」
「・・・いや、参ったね。あのドクターが敵に回るとは。」
本当、伊達と真木のコンビは良い物だったのですが。
「はい、お待たせしました。」
「おっ!」
「この先どうなるか、油断できないって事ですね・・・。おいしい!アンクも食べてみ・・・」
2本目のアイスを手にドヤ顔のアンク。
中の人は寒かろう・・・。

 旧真木邸に拠点を移した真木・カザリ・真アンク。
「何それ?」
「退職金代わりに財団から頂いてきました。無断ですが。鴻上会長からヨーロッパから持ち帰ったものの1つです。」
真木が持ち出したのは、何やらこれまた古い、石でできているような円盤。
それをヤスリでこじって開けようとしています。

 その夜、自転車に乗ってとある雑居ビルに乗り付けた若い男。
ビルの中には貸金業者が。
「いやあ、夜分にすいませんね。今月分の返済金、まだ振り込まれてないんですわ。」
もう日付も変わろうと言うのに、多くの従業員が催促の電話をかけています。
なんというヤミ金融・・・。
「分かりました。利息だけでもお願いしますよ。」
「もう1円でも2円でも振りこんでもらえませんかね。」
どうやら利息も高そうです。
 そして時計が深夜0時を刻むと、突然社長が立ち上がり
「時間だ!」
と告げると、全従業員の体からクズヤミーが半分抜け出し、セルメダルを1枚ずつ放出。
ヤミ金融かと思えば、まさかのヤミー金融でした。
 そのメダルを小さな袋に回収すると、
「今夜の分、取りに来ました。あざーっす!」
先程の男が小袋を回収。
 再び自転車に乗って向かった先には、
「うっす。遅くなっちゃって申し訳ないっす!どうぞ。」
まさかのウヴァ。しかも、この手口で相当なセルメダルを貯めている様子。
ニヤニヤが抑えきれていません。

 旧真木邸では、ついに持ち出した円盤が開き、中から出てきたのはメダル。
それも紫色のコアメダルが。
「これ・・・コアメダル!?」
「そう。今まで1度も世に出たことの無い、完全な状態の10枚。そしてメダルを抜く事で、欠けた穴を埋めようとする欲望が芽生え、生命体グリードとなる。」
真木が持ち出したのは、800年前の時点でもカザリらのように実験的に誕生させられる事のなかったグリードの元。
今まさに、自らグリードを生み出そうとする真木の度胸にはカザリも引くほどです。

 Aパート。
「Count The Medals!現在、オーズの使えるメダルは?」
今回のクスクシエは、もはや国籍関係なく新学期フェア。
学ラン姿の映司がお出迎え。
「いらっしゃいませ!こちらへどうぞ。」
学ランと来ればセーラー服。
と思えば、まさかの知世子がセーラー服で登場。これは無理すんなよと言わざるを得ない・・・。
「こんにちは!・・・あら?比奈ちゃん。今日、夜からじゃなかった?」
「あ、そうなんですけど。あの、同じ学校の友達の。」
「三原鈴香です。初めまして。」
「いらっしゃい!どうぞどうぞ。」
こっそりと映司に相談を持ちかける比奈。
「映司君、ちょっと相談が・・・。」
何故かヒロインの知人に相談を持ちかけられる、これも古くからある主人公的現象ですよね。
「『シャンゼリゼ通りの新入生』です!どうぞ、ごゆっくり。」
凄いネーミングのスイーツ。こう言うのも毎回知世子が考えているんでしょうか。
 で、その鈴香の相談と言うのは
「これなんですけど・・・。」
出されたのは「三原先生へ」と書かれた封筒。
「え?毎日お金が郵便受けに?」
「去年の秋頃から、1ヶ月に1回。でも、最近は毎日・・・夜中に届けられてるみたいで。」
「毎日・・・?あ、でこの三原先生って?」
「父です。高校の教師だったんですけど・・・一昨年、亡くなって。」
「あ・・・もしかして、それを知らないで?」
「そこも、よくは・・・。あの、もしかすると母と二人暮らしなのを見兼ねて、助けてくれてるのかも。」
「鈴香ちゃん、どうしても会ってお礼を言いたいって。」
どうやら、善意のお金が届けられているようですが、その意図も相手も分からない、と。
母子家庭で父親が鬼籍に入っているため、何かあっても大丈夫そうな男の映司に話が来たと。
「そっか・・・分かった。じゃあ、俺が今晩その人を待ってみるよ。」
「ありがとうございます!お願いします。」
「良かったね。」
「ありがとう。」
またしても人助けをすることになった映司。

 真木の研究室を調べてみる伊達と後藤でしたが、
「ふう・・・あーあ。どうよ後藤ちゃん、分かりそう?ドクターが持ち出したもんの事。」
「無理っぽいですね・・・データが殆ど破壊されてて。」
研究室は荒れ放題で、端末のデータも破壊済み。
「立つ真木、後を濁さずか。いやあ、参ったね。」
が、そこに何やら動く物が。
「お、何だ?」
「新しいカンドロイドみたいですね。」
見た目としては、どうやらサイ・・・かトリケラトプスか。
「おっと!何だお前?ドクターに置いて行かれたのか?」
ともあれ機能も分からず、
「よし!片付けるか。」
ともかくも散らかった研究室を片付ける事に。

 一方の会長室では、珍しくワインなど手にしている光生。
「ドクター真木・・・決別とは悲しい選択だよ。まさか紫のグリードを目覚めさせようとはね。」
一口乗んだかと思えば、残りは捨ててしまいました。
何がしたかったんでしょうか・・・やはり甘党は下戸なんでしょうか。
 その真木らは、
「面白いこと考えるよね、アンタも。」
黙って食事中。と言っても食べているのは一応人間である真木だけですが。
咀嚼の音がやに生々しいです。

 先程の男は、またしてもセルメダルの回収。
「今夜の分、取りに来ました・・・あざーっす!」
「うっす!お待たせしちゃって、申し訳ないです!どうぞ。」
「ご苦労。」
どうやら、セルメダルの代わりに現金・・・それも1回で3万円ほども渡しているようです。
ヤミー金融の元締めとして、日本円もセルメダルもかなり潤っているようですね・・・。
「とんでもないです!あざーっす!」
「人間もクズヤミーも使いようだな。メズール、ガメル。お前たちを取り込まなくても、俺は俺で力をつける。このセルメダルで・・・。」
慎重と言えば慎重ですし、ヘタレと言えばヘタレですよね・・・代替品で満足してるわけですし。

 で、先程の男は得た金の多くを三原家のポストに投函。
そして立ち去ろうとしたところで現れる映司。
「あの・・・いきなりすいません。俺、三原先生の娘さんに頼まれて。」
「へ?」
こんな時間に学ラン姿でウロウロしてたら色々と危ないような・・・。

 後日クスクシエでは、
「お待たせしました、ごゆっくりどうぞ。」
こちらはブレザー姿で接客する比奈。
これは流石に似合いすぎる・・・!
 また、、先程の男・・・坂田を呼び出し
「あの人がそうですか?」
「うん。案外、あっさり会ってもいいって。」
相手が若い男、ってのは割と拍子抜けでしょうね。
「はいどうぞ。彼女、もうすぐで来るみたいです。」
「お礼なんていいんだけどね!本当、ただの恩返しだし。三原先生、悪い仲間から抜けさせてくれたり、独り立ちすんのに金、貸してくれたりして。だからせめて、残った家族を陰ながら・・・って、大した事じゃねえけど!」
 あ・・・何かこの人ウザイなと思ってしまいました。
「いや、大した事ありますって!」
「照れるなぁ〜!」
ああ、うんウザいです。
「アンクちゃん、健全な精神は健全な肉体から!しっかり食べてね。」
知世子にかかれば、問答無用でちゃんとした料理がアンクの目の前にも並んでしまいます。
 そこへ鈴香が。
「あら、比奈ちゃんのお友達。」
「こんにちは!」
「比奈ちゃん!」
「鈴香ちゃん!」
鈴香の姿を目にするや、挙動不審になる坂田。
「あ、いやお礼とか本当にいいから・・・。」
と早くも感謝されるつもりでいると、鈴香からは予想外の言動が。
「お願いです!もうお金はやめて下さい!」
「へ?」
「え?」
「うちのお母さん、すっかり甘えちゃって・・・。仕事休んだり、買い物で借金まで!このままじゃ駄目になって・・・。本当にすいません!今までのお金も返せませんけど、本当にもう・・・やめて下さい!」
 それだけ言って出ていってしまいました。
ガックリと崩れ落ちた坂田の懐からは1枚のセルメダル。
その音をしっかり聞き取った食事中のアンク。
「あら、もうお帰り?比奈ちゃん?」
「あ、坂田さん。それって・・・。」
映司もセルメダルに気づくものの、
「うおっ!?って言うか、待って〜!」
メダルを隠すためか鈴香を追うためか、慌てて出ていってしまう坂田と、それを追いかけて出て行く映司、比奈にアンクまで。
「ちょっと、みんな!?・・・後藤君、戻って来て〜・・・。」
アクシデントのたびに人がいなくなる本拠地。お約束です。

 逃げる坂田を追う3人。
「待って!」
「どけ!」
ロケットパンチで手荒に捕まえるアンク。
「あ痛!お前ら、何すんだよ!?」
「いや、俺は何も・・・。」
「さっき、ここつかんでグイってやったろ!?グイって!」
うるさくわめく坂田を捕まえ、
「おい!さっきのメダルどうした?」
「何これ手袋?」
「手袋じゃねえ!」
いや、注目どころはそこでは・・・。
 そこで坂田が偶然目にしたのは、
「すいません!」
「次はお願いしますよ。」
借金取りに頭を下げる鈴香の姿。
「あれ?あの2人、確か・・・。」
他でもない、自らがメダルを回収しているヤミー金融の社員。
「あーっ!え〜?何だよこれ・・・俺が金渡して借金させて、その会社から俺が金貰って、また・・・。冗談じゃねえって!」
驚くべき利益構造に気がついてしまった坂田。

 坂田は血相を変えてヤミー金融に乗り込み、
「社長さん、悪い!あの、借りた金必ず返すからさ。どうしても勘弁してやって欲しい家があんだよ。な?・・・頼むよ!」
と嘆願するも、
「頼む、って・・・仕事の邪魔をね、するな!」
当然の結果ながら、どつき返されてしまいました。
 その拍子にか、社員から次々とクズヤミーが抜け出し、事務所は大パニックに。
そこへ丁度追いついてきた映司ら。
「クズヤミー・・・ウヴァか!」
「坂田さん!?」
「比奈ちゃん!坂田さん連れて逃げて!」
坂田を比奈に任せ、メダルを受け取った映司はオーズに変身。
「変身!」
「タカ!トラ!バッタ!タ・ト・バ♪タトバタ・ト・バ♪」
オーズを見て事務所はさらに騒然。

 逃げる坂田を追いかける比奈。
「坂田さん、待って!」
その前に現れたウヴァ。
「面倒な奴らを引っ張り込んでくれたな。最後にもう一稼ぎしてもらおうか。」
と、坂田にセルメダルを投入し、白ヤミーが出てきたのを見計らって立ち去るウヴァ。
 なかなか死なないクズヤミーが相手とあって、難儀している映司ら。 
「こんなにクズヤミーが居たなんて!」
「クズじゃあ俺も気付けない。チマチマ稼いでたなんて、ウヴァにしちゃ考えたな。」
クズならアンクレーダーに引っかからないと言うのは便利です。
 ともかくもクズヤミーを始末して外に出ると、
「大丈夫ですか!?」
「比奈ちゃん!」
「映司君!」
「大丈夫?」
「坂田さんからヤミーが・・・。」
「え!?」
その坂田はと言うと落胆中。
「何だこれ・・・俺、何やってたんだ?」

 公園で事情を聞くと、
「じゃあ、毎晩メダルの回収をしてたんですか?」
「何か、怖そうな男から『いい仕事がある』って言われて。仕事は簡単だし、前よりもっと金届けられるし。」
「なるほど。」
「でもなぁ〜、まさか俺のせいで先生んち駄目になってたとは。」
この結果を気に病んでいた坂田ですが、
「それは・・・たまたま裏目に出ちゃっただけで。」
とフォローが入ると、すかさず調子に乗ります。
「だよな!?たまたまだよな!いや俺、今まで悪かった分いい事しようって思ってんのよ!間違ってないよな?よし!もっと稼いで、俺が借金返してやる!」
 やはりウザいです。
「フン、その欲望なら、かなりいいヤミーが生まれたんだろうなぁ。」
と、ここでアンクが痛い一言。
「は?何?欲望?」
「アンク!坂田さんはただ恩返しするために。」
「そうだよ、恩返しだよ。それのどこが欲望なんだよ?」
「分かりますよ。坂田さんが、先生の家族助けようとした気持ち。今回は、比奈ちゃんの言うとおり『たまたま』ってだけで。」
「だろ?」
「ただ、人を助けるときはその『たまたま』があるって事を・・・忘れないほうが良いですかね。」
映司もまた、人助けの責任を匂わせるような言葉を投げかけています。

 その坂田の白ヤミーは銀行を襲撃。
ケースいっぱいの札束を奪いとり、何をするかと思えば銀行の玄関先にバラ撒いています。
「あげる・・・!」
金だ金だと群がる一般市民。警備員まで・・・。
それを見て満足したかのように、蛾のようなヤミーに変化すると上空へ。
「ヤミーだ。」
「え?おい!」
早くも察知し駆け出すアンク。
 同時に伊達のゴリラカンドロイドも起動し、
「後藤ちゃん、お出ましになったみたいだぞ。」
「行きましょう。」

 上空から高笑いを上げながら金をバラ撒くヤミー。
地上では、市民らが狂喜乱舞しながら拾い集めています。
「いた!」
「何だあいつ!?」
ズバリあんたの欲望だと言わざるを得ない。
「すばしっこそうな奴だな。おい映司、これで行け。」
メダルを受け取り、変身する映司。
「変身!」
「タカ!ウナギ!タコ!」
頭が赤で首から下は水色・・・何とも気色の悪い取り合わせです。
「え!?何これ!?」
状況が飲み込めない坂田。
 しかし、周りで金に群がる一般人と、自分の欲望だというバケモノを目の当たりにし
「なあ・・・あの、金バラ撒いたのが俺の欲望だってのか?」
「いいえ!ヤミーは欲望を暴走させるんです。あれが坂田さんって訳じゃ・・・。」
しかし本質は同じなわけで、あまりフォローにもなっていないような。
 遅れて到着した伊達ら。
「おうおう、随分と景気のいいヤミーちゃんだね。」
「一応言っておきますけど、あのお金は拾わないで下さいね。」
「分かってますって。変身!」
信用のない伊達さん・・・。ともあれバースに変身。
「よし。お金はちゃんと、仕事で稼がないとな!」
「やめて下さい!危険ですから、ここから逃げてください!」
お金しか目に映らず、近くにバケモノが居ることにさえ気付かなかった市民に逃げるよう促す後藤。

 バースが加勢すると、ウヴァもまた参戦。
「ウヴァ・・・!」
「2対1は卑怯だろ!」
ウナギムチで応戦するオーズですが、全く歯が立ちません。
「セルメダルもそれなりに増やせば、コアメダルに匹敵する!」
仰る通り、傍らのバースがそれを体現しております。
 電撃も強さを増しており、
「チッ、ウヴァの奴、どれほどのセルメダルを・・・?」
アンクも驚くほどの貯まりよう。
「アンク!ウヴァに対抗できるのは?」
「火だ!」
虫には火って、そんなポケモンみたいな。
「おい!お前コンボはやめとけって!」
「背に腹は代えられないでしょ!」
「タカ!クジャク!コンドル!タ〜ジャ〜ドル〜♪」
伊達の反対も押し切り、タジャドルにチェンジ。

 真木邸では、器から半分ほども紫のメダルを抜き出した所で、残りのメダルが急に飛び出してしまいました。
「何でメダルが!?」
カザリ・・・すっかり真木にペースを握られています。

 後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 09:00Comments(3)TrackBack(7) 特撮ネタ | 仮面ライダー000

2011年04月21日

19号

 表紙は「NARUTO」なのに巻頭カラーは「べるぜバブ」
誰得プッシュと言う他ありません。
何故か強くなっているとか、結局ほぼ中身がないまま終わった修行やらゲームやら。
とかく空虚な漫画です。

 「ONE PIECE」
意外と肉体派だったオトヒメ。
しかし、あの曲者が一緒にやっていたと言うのは実際に見てもなかなかフィットしない光景ですよ。
元軍隊と言うのも割と驚きですが・・・。

 「NARUTO」
クライマックスになっても相変わらず話を聞かないなぁ・・・と言いたい所ですが、まあナルトの言い分ももっとも。
いやしかし、自分がやられたら終わりって状況で出て行くというのは。
それはそうとしてサスケって今何してるんでしょうか。

 「バクマン」
驚きの転落人生。まさかこれほどとは・・・大した漫画だ。
想像をはるかに上回るゲス野郎ぶりと比べて、平丸さんの馬鹿カッコ良さときたら。
 そう言えば、前にどこかで中井と福田さんのソレ系のネタがあって、意外とマッチしていて困惑したことがありましたっけ。
本当に何故だか分からないんですけどフィットすると言うか、この漫画って主人公含め電波系男女交際ばっかりだから目立つんでしょうか。
 とりあえず、平丸さんが中井復帰のための当て馬になったら嫌だな・・・と危惧しております。

 「magico」
何これ可愛い。妙ちきりんなライバルっぽいのが出てきたのも気になりますが・・・。
その辺でバトル要素を取り入れようと言った所でしょうか。

 「BLEACH」
月島かどうか云々のところは、本気で「どういう事だってばよ・・・?」という状況に陥ってしまいました。
何でしょうね、この回りくどいのは。

 「戦国ARMORS」
正宗から漂う圧倒的なかませ臭。
あっさり負けてライバルポジションに収まるんじゃないかと。

 「トリコ」
食の遺産とは・・・何とも大きく出ましたね。
そして、あの味の違いは以前に出てきたオゾン草と同様の特殊調理食材だったとは。
これは上手いことやられたなあ、と思います。

 「黒子のバスケ」
ああ、最後の1人が狂人めいているとは・・・何ともガッカリしてしまいました。
黒子を除けば黄、緑、青の3人は結構いいキャラしてて人気にも貢献しそうなものでしたが、ラスト2人はいずれもガッカリ感が強いんですよね・・・どうしてこうなった。

 「エニグマ」
急に和やかな雰囲気に・・・という所で総力結集。
そう言えば、しげるの能力だけ今だに出ていません。この能力パズルをうまくやれるかどうかで、これが忘れられる打ち切り作品となるか、残るにせよ終わるにせよ印象に残る作品になるか決まるかと。
・・・最後の試練が終わってから続けちゃマズいでしょうしね。

 「家庭教師ヒットマンREBORN!」
ビックリするほど盛り上がらない幻術士対決。
ご都合主義がぶつかり合ったら、あとは作者の都合だけで勝負がつくでしょうし。

 「銀魂」
何とも斜め上と言うか・・・際どいネタが多くなってきました。
ツッコミのレベルが上がってるような気がしますよ、本シリーズ。
ここまで来るとヲタに対するマイナスイメージ云々の話ではなくなってきます。

 「スケットダンス」
作者スイッチ好きだなぁ・・・と毎度思います。
それはそれとして、ボッスンの困った顔ってこれ福満しげゆきの絵じゃないですか。
他の漫画だったらそんなに気にならないんでしょうけど、この漫画だとそう言うのもマイナスに働いてしまいます。
いや、私の個人的なフィーリングの問題でしょうけど。

 「こち亀」
山も意味もオチもない、もはや何がやりたいのかさえ分かりません。
最後まで読んで本気でポルナレフ状態に陥ってしまいました。
何を言っているかわからねーと思うが・・・私も何をされたのか分からなかった。

 「ドイソル」
相手がどんどん落ちていって、主人公らが「してやったり」とドヤ顔をする漫画。
もはや誰得というレベルです。

 「メルヘン王子グリム」
この画力でヒロイン増やされても延命にならないんじゃ・・・とかツッコんじゃいけないんでしょうか。

 「めだかボックス」
いや、確かにその通りですけども!モブキャラ呼ばわりは強烈すぎる・・・。
そして残った5人は確かに個性的ですけども・・・今までが何だったのか?というレベルの中二病の権化です。

 「保健室の死神」
いよいよ核心へ。
しかし三途河先生と経一は驚くほど変わっていませんね。
で、ラストでは爆裂まつ毛。
これが病魔か。

 「ぬらりひょんの孫」
大した順位ですが、この過去編で盛り返せるものかどうか。
ちょっと盛り上がりが足りないんじゃ、と思います。

 「逢魔ヶ刻動物園」
ついに終わってしまいました。
他の新連載と比べるとどんだけでも惜しいんですけどね・・・持ちませんでしたか。
こりゃ駄目かと思ったらハッピーエンドなんですけど、まあこれはそういう漫画だと思いますし。
 キャラの立て方とかいい話ぶりとか嫌いじゃなかったんですけども。
まあバトルにしようとすると無理矢理になっちゃいますし、ジャンプじゃ難しい漫画だったんだろうか、とは思います。

 とりあえず巻頭からテンションが下がってバクマンのゲスっぷりに流石に引いて、BLEACHで脳が停止して新連載がやっぱり駄目っぽくて・・・と、どうもダウナーになってしまいました。  
Posted by jerid_and_me at 22:30Comments(12)TrackBack(0)

2011年04月17日

今週の青の祓魔師「第1話 悪魔は人の心に棲む」

 スタドラの後番となりましたのは、現在ジャンプSQで連載中の本作品。
予告の印象通り、やはり割とダークな感じの中二病的作品のようです。
 初っ端から中々グロい絵面なのには少々たじろぎますね・・・先の銀河美少年と比べると、かなり方向性が違ってきています。

 基本的には、最近の作品らしく「生まれながらにして強い特異性を持っている」と言うのがまず根幹ですね。
悪魔王の息子なんて言うと、現代版デビルマンか何かだろうか、などと考えてしまいます。
 自分を生んだ(生ませた)父を倒すべく戦う、ってのはどこか石ノ森ヒーローらしくもあります。
あと、やっぱりハガレンっぽさがありますね。
兄弟、暗さ、あと修道院における服装とか、先が短そうなひろし声キャラとか。
放送開始前の予告の時点で死亡が避けられないでしょう・・・。

 そういう意味で、結構よくある要素があると言いますか。
特異な生まれ、刀、兄弟、別世界や悪魔。
何をやってもパッとしないけど、喧嘩と正義漢とかっこ良さはあるという、言ってみれば今時の少年漫画、と言ったアニメなだけに、成功すれば大きいでしょうけど失敗のリスクも怖いジャンルではないかと。
 初見の印象が、
・暗い
・ゲス野郎の描写が濃くてキツい
という、ちょっと前の土6の頃の空気に戻ったような印象があるので、どうにか挽回して欲しい物なのですが。
 斬新さとしては・・・中卒ってのは相当珍しいんじゃないかと。
そう言えば電王は高校中退だっけか、と言うのが記憶に新しいぐらいで、あとは既卒か現役か。

 中々マイナスな意見が多いな、と自分でも思うところではありますが
「貴様、祓魔師か!?」

「貴様、銀河美少年か!?」
を1話つながりで思い出してしまう程度には引きずってしまっているもので・・・こっちが好きな人にはちょっと悪いんですが。  
Posted by jerid_and_me at 20:24Comments(5)TrackBack(1) アニメ系 

今週の仮面ライダー000 「第30話 王とパンダと炎の記憶」

 真木の過去とアンクの過去、同時に追いかける格好となった本エピソード後半。
「前回の仮面ライダー000!3つの出来事。」
「1つ!真木の欲望からヤミーが生まれる。」
「2つ!ヤミーは真木の亡き姉にそっくりな知世子を狙う。」
ここまでは真木の過去の分で、
「そして3つ!アンクの前に、アンクと同じ腕を持つ鳥のグリードが現れた!」
これが物語の核心に迫る展開。
「お前は俺だ!」
アンクは残る体の分を吸収しようとするも、当然のこと体の方に引き寄せられ・・・という所。
 映司はどうにかアンクを真アンクから引き離すと、
「アンク!メダルホルダー貸して!」
アンクからケースごとメダルを受け取り、
「変身!」
「シャチ!ウナギ!バッタ!」
メズール系メダルの放水で怯ませ、バッタの跳躍力で逃走。
どうにか危機を脱することに成功。
 そして、ひとり残された真アンクの前に現れたカザリ。
「フフフ・・・それにしても、まさかこんな事になってるとはね。何があったか分からないけど。」
「誰・・・?」
どうやら、この体の方には記憶が無いらしく、カザリについても知らない様子。
「ふうん、体はあっても記憶は無いんだ。800年ぶりかな?よろしく、アンク。」
何も知らないのをいい事に利用するつもり満々。

 一方、真木はいつもの水色のワーゲンの、それも知世子の運転で応急処置のため移動。
「申し訳ありません、ご迷惑を。」
「大変!大丈夫ですか?」
と、クスクシエを防衛しようとしていた際に負傷、知世子にそれを見つけられたという流れ。
「困ったときはお互い様ですよ。でも、本当に病院じゃなくて良いんですか?」
「ええ、うちで。少しありますが。」
「任せてください。私、無事故無違反が自慢なんですよ。場所はどちらですか?」
それってペーパーじゃあ・・・?
「平尾市の・・・。」
「え?」
「いえ、鶴川通りに。」
「はーい。」
何故か住所を言い直す真木。しかも距離的には近いところ。
「姉さん・・・。」
知世子との、今までにないほどの接近。
果たして何を考えているのか。

 Aパート。
「Count The Medals!現在、オーズの使えるメダルは?」
いや本当、最近メダルが動きませんよね・・・月単位で動いてないような。
 真アンクにセルメダルを相当数奪われ、ダメージでほとんど動けないアンクをどうにかクスクシエに連れ帰ってきた映司。
「比奈ちゃん!」
「映司君?」
「知世子さんは?」
「ちょっと、人を送って行ってて。」
「良かった。」
アンクは、以前陥ったように一部がかなりしおれた状態。
「アンク!?どうしたの?」
「ちょっと、色々あって。とにかく、一旦そこに。」
もはや屋根裏までも連れていけない状況。
「おい火野!そっちで何かヤミーの事掴んで・・・無いみたいね。」
そこへ駆けこんできた伊達。

 一方、真アンクはカザリにもセルメダルを投入しようとしています。人間の姿と怪人の姿が同じと認識していないのでしょうか。
 カザリはそれを見咎めると、
「へえ・・・ヤミー作る事は覚えてるんだ?」
「僕はどこ?」
会話も成立しないレベルで、どうやら知性自体が低いのではないかと。
「そればかり。まるで母親を探してる雛鳥だね。」
割と分かりやすい表現です。
それを狙うネコ科動物と言うのも分かりやすい構図。

 真木らが到着したのは、平成ライダーおなじみの洋館。
中は人気が無く、随分と荒れた様子。
「凄い・・・。」
「昔、住んでいた家です。ここの方が近かったので。」
「ああ・・・じゃあ救急箱とかは?」
微妙に引いている様子の知世子。
まあ、いきなり空き家に案内されたらと考えると自然ですよね。
「飾り棚にあるかも知れません。」
「飾り棚、あっちですね。」
知世子を見れば見るほど、姉のイメージが濃く蘇る真木。
「大丈夫!姉さんがいつもついてるでしょう?」
「自信を持って、あなたは天才なんだから。」
そして同時に、火事の記憶も。
 救急箱を見つけた知世子が目にしたのは、なんと自分そっくりの人物の写真。
「え、嘘・・・私・・・?」
これには驚きを隠せません。

 鴻上ファウンデーション会長室では、不穏な空気を感じているらしい光生。
「里中君!ドクター真木は研究所に戻ったかね?」
「いえ・・・。」
「フン!で、後藤君はどうしてる?」
「新規入社した社員の誕生日のデータを入力してくれています。何だか、本当に別人みたいです。」
「面白いね、里中君。全てが面白い!」
が、その状況も彼にとっては面白い事のようです。
 後藤はデータを入力中、いきなりエラー表示。
やはりデスクワークは向かないんじゃ、と思えば
「そう簡単にメダル関連の資料が閲覧できるとは思えないが・・・手がかりぐらいは。」
どうやら、隣の同僚が席を立った隙を見計らい、オーズとメダルについての情報を探ろうとしている様子。
 が、パスワードによるアクセス制限がかかっており、一般の社員では閲覧出来ないようには当然なっているようです。

 知世子に姉のことを正直に話したらし真木。
「え、お姉さんなんですか?その方。じゃあ、一緒に写ってる男の子は・・・。」
「ええ、姉とはかなり歳が離れてました。両親が亡くなった後、ずっと私の親代わりを。」
やはり両親とは早くに死別していた真木。
「そうですか・・・優しいお姉さんなんですね。今はご結婚をされて?」
「亡くなりました。結婚式の前日に、火事で。」
「ごめんなさい!私、無神経な事を・・・。」
「いえ、もう随分経ちますから。ただ、今日ここに来てしまったのは・・・あなたに会ったせいかも知れません。」
 何だか不安な空気の旧真木邸。

 先程の真アンクとの件を聞いた伊達。
「成程ね。右腕が復活してないグリードと、右腕だけのアンコか。まあ、素直に考えれば答えは1つだな。元々は1つだったのが、どういう訳かバラバラで復活した。」
「フン・・・。」
強がって見せても、実際にはかつてない程のダメージ。
「大丈夫!?」
「かなりセルメダル持ってかれたから・・・。伊達さん!すいませんけど、メダルちょっとだけ貸してもらえませんか!?後で必ず返しますから!」
「余計なことすんな!」
「このままじゃ、どうしようも無いだろ!?」
「そうだな・・・貸さないことも無い。」
「ありがとうございます!」
「ただしだ、おいアンコ。お前自身のこと、鳥のグリード、それにオーズ。お前の知ってること全部話せ。」
 ここで、アンクにとってはかなり重たい交換条件を突きつけてくる伊達。
「何・・・?」
「俺も後藤ちゃんも、最近勉強してんだよね。そこら辺の事。」
「お前たちが知る必要は無い!」
やはり拒絶するアンクでしたが、
「いや、俺も知りたい。話すだけでセルメダルなんて絶対お得だもん。いや絶対お得だって!」
「お前、安売りじゃ・・・。」
「あ〜、もう貰っちゃった!今、話しますから。な?」
今となってはアンクの扱いを心得ている映司の勝ち。

 後藤が作業の合間に検索を続けていると、突如として画面に光生が。
「後藤君!メダルに関する資料が見たければ、25階の資料室に来たまえ。」
バレバレでしたよ後藤さん。
が、その甲斐あってか?思わぬ形で資料を閲覧する機会を得ました。
 資料室には、古びた文献やら蒐集品の数々が。
「こっちだ。長年、私が集めてきた800年前のグリード誕生から封印までの資料だ。グリードという生命体誕生のきっかけは、とある王が世界を支配する力を欲した事による。800年前のオーズとは、その王だ。」
「タ・ト・バ♪タトバタ・ト・バ♪」
過去オーズ=アンク説は早くもハズレ。
800年前のオーズとグリードの戦いは、メダルを狙う王とグリードの対立であったようです。
「王は、様々な生き物の力で作られたメダル。それを全て取り込むことで神にも近い存在になろうとした。そしてやはり、それを狙ってオーズに味方したグリードが1人。鳥のグリード、アンク。」
「アンク・・・!」
アンクは、800年前の時点でオーズの味方という事。オーズに近いという意味では当たらず遠からずでしたか。

 同様の話が、セルメダルと引換にクスクシエでも明らかにされた様子。
「お前、800年前もオーズと一緒に・・・。」
「が、その王様ってのが欲望の塊でな。オーズの力を使い過ぎて、暴走した。」
あらかたグリードを蹴散らすと、味方していたアンクにまで手をかけたオーズ。
背後からコアメダルを抜き取り、他のグリードから抜き取ったメダルも同時に取り込み、その吸引力はいくらかのメダルを残したグリードにも波及。
 メダルとグリードを全て取り込むと同時に石化し、どういう訳かそのまま、1話の石棺へと変化。
「自分のコアを取り戻そうとして、俺はこの右腕だけ封印された。」
その際、アンクは右腕を切り離してメダルを取り返そうとした所、その右腕も一緒に柩に収まってしまった、という事で。
「俺の意思は封印された方のコアにあった。だから、残った体はメダルに分解したと思ってた。それが、まさか・・・。」
 意識の方は他のグリードと同様に封印されてしまったので、外の事は今まで知らなかった、と。

 さらに光生は続けて、
「アンク君の体は、皮肉にも確固たる存在として、そのまま保管された。それをこの間のヨーロッパ旅行で、ようやく持ち帰ることが出来たんだよ!800年の間に育った、自分を求めるまさに欲望の塊!それはコアメダルを抜いた瞬間に開放され・・・まさに、新しい命の誕生だった!ハッピーバースデイ!!」
 やっぱりこの件の黒幕は光生じゃないか!
とツッコんでしまいました。
いやギャグ回の「私も知りたい」とか言ってたじゃないですか・・・。

 その、光生によって活動を再開した体を教育するカザリ。
目の前でグリードへ変身し、さらに人間の姿に戻ると
「やってみなよ。こうしとかないと、うるさいから。」
と、まずは擬態を教育。
 真アンクは、母親と歩いていた少年に目をつけ、擬態。
「いい子だね。君なら、もう1人のアンクを取り込めるよ。コアごとね。」

 旧真木邸では、
「お口に合うといいけど・・・。うちの店自慢のスープなんです。」
真木に料理を振舞ってやる知世子。
「その人形、お姉さんの・・・・?」
「私が、小さい頃から姉としか話せなかったので、結婚前に。」
「姉さんが居なくなっても、この子が姉さんだと思って。大丈夫、あなたは誰よりも優秀なんだから。」
時折チラつく、怖い顔の姉。
これが示すのは・・・。
「そばに居られなくなるのが心配だったんですね・・・。」
「永遠に居なくなるとは思いませんでしたが・・・。物語がエンドマークで完成するように、人もまた死で完成する。」
 そして、真木の持論もまた姉から受け継がれた物だという驚きの事実。
「え!?」
「姉の言葉です。その言葉通り、姉は・・・。」
普通なら引いてしまいそうな所ですが、知世子は真木の手を取ると
「これからもずっと真木さんの中に居ますよ?優しいお姉さんのまま。」
「姉さん・・・。」
そしてパンダヤミーに蓄積されていくセルメダル。

 それを察知するアンクとゴリラカンドロイド。
「お、パンダちゃんか。ほれ、アンコ。メダルの価値はある話だったよ。」
アンクにメダルを持たせて出動する伊達。
 映司も続いて、
「アンク、行けるか?」
黙ってついて行くアンク。
 見送る比奈は、
「オーズの力を使い過ぎて、暴走した。」
というアンクの言葉を思い出し、映司をひどく心配。
「映司君・・・。」

 現場に向かう途中、映司もひとつ気がかりが。
「アンク、肝心な事まだ聞いてない。お前と、もう1人のお前が1つになったら、どうなるんだ?」
先程は思わず助けてしまいましたが、やはり気になるポイントです。
「・・・多分、弱い方が消える。当然消える気は無いがな。」
「アンク・・・!」
これは、もはや単純に欲望の強さの問題でしょうか。

 旧真木邸。
知世子の手をとり、いよいよ接近するかに見えた真木ですが、
「違う・・・本当の姉さんはこんな人じゃない。本当の姉さんは・・・。だから私は・・・!」
 彼にとっての姉とは、もしかして怖い方。
テーブル上の燭台が倒れ、ついに何かのスイッチが入ってしまったようです。
「大変!ごめんなさい、私・・・。」
先ほどとは違う様子で知世子の手を捕まえると、屋根裏部屋の外に押しやり、仕切りの鎖をかけると
「あの・・・真木さん?」
「帰ってください・・・帰って!」
と、急に知世子を拒絶。
「じゃあ、今日はこれで・・・。また、お店に来てくださいね?待ってますから・・・。」
不審や恐怖、そして未だ心配さなどの合わさったような様子で出て行く知世子。
 そして屋根裏部屋のさらに奥には、角材を打ち付け閉ざされた部屋が。
真木はそれをやたら簡単に外すと、ドアに手を。
 扉を開けるとまさかの火事。
正しく、開けてはいけない禁断の記憶の扉と言った物のようです。
中には、焼け落ちていく白いドレスが。
真木はすぐにドアを再び閉ざし、声にならない叫びを上げ・・・。

 それに呼応するかのように、奇声を発しながら知世子の背後に迫るパンダヤミー。
それを間一髪で道路脇に押しやる伊達。
知世子は、不可思議な事ばかりで若干疲れた様子です。

後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 13:41Comments(6)TrackBack(6) 特撮ネタ | 仮面ライダー000

2011年04月14日

18号

 表紙&巻頭カラーは「スケットダンス」いや・・・「銀魂」なのか?
絵はひと通りスケットの人で銀魂コラボ、という。
やけに上手いと思ったら元アシだったんですね。道理で。
 しかし銀魂ってこうやって見てみると特徴の多い作品だな、と思いました。
これをやれば銀魂、っていう記号が意外と多くて。
そこへ行くとスケットって地味な上にナル臭いな・・・と。

 「ONE PIECE」
ここに来てまた昔の話に、亡き王妃の話とか。
これは長くなりそうです。と言うか昔のジンベエのチンピラ感がすごい。

 「バクマン」
意外とやる人だった小杉。けど現実にいたらと思うと恐ろしい事です。
ゲス漫画家になりさがった七峰がカッコ良く退場ってのも何だか・・・と思いましたが、そういえばフェードアウトしたきり出てこない人もいますし、影でひっそり漫画家にもなれないゲスなまま消える中井みたいのも居ますからね。

 「NARUTO」
この猪鹿蝶コンビって、序盤からもっと計画的に活躍させられなかった物だろうか・・・と思います。
いや、私の印象に残っていないだけかも分かりませんが、何だか活躍が薄いんですよね。インフレに置いて行かれた感もありますし、肝心のシカマルにしたって頭がいいっていう実感が未だありません。

 「トリコ」
ゼブラが早くも押されている・・・だと・・・?
とは言ったものの、やっぱり最初から最強だとか言われてるとこういう物ですよね。
 ふと考えてみたんですが、メロウコーラの匂い=高級なコーラの匂いというイメージなのですが、そもそも高級なコーラってどういう匂いがするんでしょうか。

 「銀魂」
こっちは銀魂世界に「スケットダンス」が乱入。
まさか巻頭のネタが続くとは思いませんでしたよ。
 こちらの方は、絵を似せる気は最初から無いと言った具合で潔いです。
オチとかも完全に銀魂で、もはや「たまたまスケットネタの銀魂」みたくなっています。「食いに来てる」といか確実に本音でしょう。

 「magico」
『自称』魔法少女・・・だと・・・?
しかも完全に格闘タイプ。これは何とも前衛的と言うか。
 そして、前回のアオリでハーレム化フラグかと思えば、まさかの家族形成という驚きの流れ。
これは中々大した漫画ですよ。

 「べるぜバブ」
せっかく落ちたと思ったら復帰してますよ。
通信式ワープなんてのもどこかで見た流れですし、人気が危ないと分かればキャットファイトですか。
人気だけを追求してるって感じがひしひしと伝わってきます。

 特別出張「遊戯王ZEXAL」
別の人で遊戯王って言うのもなぁ・・・と言うのが正直なところ。
本家以上にルール無用と言うか、システムが変わりすぎていて何が何やら。と言うか初っ端から全裸なんでしょうかアレ。

 「BLEACH」
何だかんた言って、みんなしてあれこれ説明しています。
なんて親切な人達なんだ・・・きっと皆いい人で、数年かかるであろうこのエピソードの終盤でも大活躍しているに違いありません。(棒読み)

 「戦国ARMORS」
正宗がまさか半分子供みたいな若造とは。
まあ歴史的に見たらそういうイメージになりそうですが、何かちょっとギャップです。
何にせよ、同等レベルの相手は初となるでしょうから、この作品の先を占う戦いになるのではないかと。

 「家庭教師ヒットマンREBORN!」
まさか完全に無傷のままなんて・・・と言うか対面してからが早すぎでしょう。
いくら腐女子向けと言われてもこの薄さは正直どうかと。

 「エニグマ」
ここにきて容疑者?しかし、他のキャラと繋がりが殆どないと言うのもどうだろうか、ミスリードだろうか、と考えさせられます。
ところでこの漫画ってオチまで考えて作られているんだろうか、と言うことが気になりました。

 「いぬまるだしっ」
相変わらず最初からクライマックスです。
いきなりメタなデフォルメネタをかましたかと思えば、リアル顔の意外なまでの怖さ。

 「ドイソル」
どこかからドヤ顔の気配が感じ取れる漫画。作者のそれか、それともキャラのそれか。
説明的な台詞と「読み通り」を強調させる、いきなり上手く行き過ぎな展開。なんかこう・・・冷めます。
 題材としてはGiant Killingかと思えば、空気としてはアイシールド21的な寒さ。

 「メルヘン王子グリム」
どうにか読んでみると、子供向けっぽいのに作者の趣味とかが入っていたりと、何か違う・・・という違和感を感じる漫画です。

 「めだかボックス」
サザエさん時空に突入することがとにかく多い学園モノにあって、真の黒幕が『主人公らが卒業するのを待つ』って言うのは斬新ですね・・・。
しかも、主人公たるスキルというのもの明確にするとは。いわゆる『主人公補正』という奴ですか。
そこで秘訣があるとか、少年漫画的な引きを心得ています。

 「こち亀」
何で大阪組がレギュラーのように・・・?

 「黒子のバスケ」
最近何だか感想に困るんですよね・・・やはり地味さがここに来て強まってきたような気がします。

 「逢魔ヶ刻動物園」
魔力のカラクリが大分明らかになったり、仲間が主人公のために・・・という定番の展開になったりと。
やはり終わりが近いんでしょうか。
みんな復活してENDになるんでしょうけど、まあ不得手なバトルで続くよりはそのほうが良いのかも知れない、と諦めることにしましょう・・・。

 「保健室の死神」
いよいよクライマックスの予感。
クールだった人らが感情を顕にしたり、いよいよ話の根幹となるモノが出てきたりと。
こう、個人的に好印象を持つ所もあった作品が続々下がってくるとどうも辛いですね。

 「ぬらりひょんの孫」
結局、羽衣狐のもとになった人と、夜の姿そっくりの父親。
主人公周りの不要ぶりが凄まじい漫画です。

 このところ、特に中堅とそれ以下の順位の乱高下が激しいですね。
そう言えば先週のバクマンを読んでいて感じたことの1つに、アンケの投票数って意外と少ないんですね・・・3桁票とかそんなでしたよね。
意外と投票率って言うのは低いんでしょうか?なのにずっとアンケシステムってのは妙な話だなぁと改めて。  
Posted by jerid_and_me at 21:04Comments(2)TrackBack(0) 漫画 

2011年04月10日

今週の仮面ライダー000 「第29話 姉と博士(ドクター)とアンクの真実」

 前回のことはキレイに忘れて本筋へ、という29話。
「これまでの仮面ライダー000!欲望のメダルを集め、完全復活を目指す800年前の怪人グリード。その1人である鳥のグリード、アンクは未だ右腕のみの復活にとどまっている。その理由が、ただメダルが足りないだけではない事に、オーズこと火野映司は気付き始めていた。」
 冒頭の譲治ナレも刷新。
これは新たな進展がありそうな予感です。

 明け方、ふと映司が目を覚ますとアンクの巣に当人が不在で、窓が開いたまま。
「あいつ、また探しに行ったのか・・・?」
アンクは、ひとりビルの屋上から自分のメダル、ヤミーの気配を探っている様子。
「アンク以外で、鳥のヤミーを作れるグリード・・・多分それが、アンクの体が他のグリードみたいに復活しない理由。それって・・・。」
 映司も勘が良いもので、かなり核心まで近づいています。
舞い降りてくる白い羽根に、一瞬「え、ジーク降臨?」とか思ってしまったのは私だけなのかどうか。

 鴻上ファウンデーション会長室では、
「ハッピー・・・ハッピー・・・ハッピーバースデイ!ドクター真木!!」
いつものように誕生会、しかも真木の。
わざわざ人形の前にも小さいケーキが別に用意されています。
「誕生日のお祝いは辞退させていただきたいと過去何度も。」
が、当の真木は乗り気ではありません。
「遠慮はいらない。さて、プレゼントの前に質問だ。私が大切にしているものは何だと思う?」
「欲望ですか?」
「そう!その中でも最も大切にしている物は、私の欲望だ!その障害となるものは、どんなに素晴らしい欲望であっても排除する。実は、グリードに新たな動きがあってね。オーズの苦戦は間違いない。セルメダルのためにグリードは必要だが、オーズが倒されては困る。つまり!これ以上君があのカザリというグリードに肩入れするのは、私にとって障害になる。君のその天才を見出した人を悲しませたくは無いだろう?」
 実は真木とカザリが通じていた事を知っていた光生。
そう言えば光生はメダルの器としてオーズを推し、真木は暗にグリードを推すと言うことで、そもそもの方針から食い違っているんでした。
 光生の長台詞の間に、人形の方のケーキに灯されるろうそくの火がたびたび消えるという怪奇現象が発生。まさか人形が呼吸を・・・?
「この忠告は私からの誕生日プレゼントだ。ハッピーバースデイ!」
真木もひねくれていると言うか、ろうそくを「吹き消す」のではなく「吸い消す」という反抗。
そして、
「やめろ!」
とエリカから人形を奪い返し、ケーキには口をつけず立ち去ってしまいました。

 その後、真木は「彼の天才を見出した人」である姉の墓前へ。
「姉さん・・・。」
早くに両親を亡くし、後に姉をも失ったらしい真木。
意外と深刻な生い立ちです。
 そこに呼び出されたのはカザリ。
「何?用事って。」
「カザリ君、君がまだ体内に取り込んでいないコアメダルは何枚です?」
言われて示したメダルは、まだ一握りほども残っています。
「すぐに取り込んで、グリードとして進化を。」
「それは僕が決める。」
高まる緊張。
「君が慎重すぎるせいで、会長に気付かれたんですよ。一気に事を進めなければ、計画が根本から崩れます。」
 光生の邪魔が入る前に、一気に計画を完成させようとする真木ですが、そんな事は知らないとばかりに慎重派の立場を貫くカザリ。
「でも僕はまだコアメダルが1枚足りてない。焦って暴走したら、それこそ終わりだよ。」
「私が望むのは、その終わりなんです。世界の良き終末。人も世界も、終わって初めて完成する。終を恐れているようでは、君も大した器では・・・。」
 するとここで、ついに真木にセルメダルを投入するカザリ。
「僕に命令しないでくれる?やりたければ、自分でやりなよ。」
真木から白ヤミーが出現。
あれ、白ヤミーが外に出るのはウヴァさんタイプであって、カザリもメズールもそういうタイプではなかったような・・・緑コアはまだ取り込んでいませんよね?カザリ。

 メダルの気配を探るアンク。
「居るはずだ。このどこかに・・・。」
それに呼応するかのように探る左腕。
「どこ・・・?」
喋った!?しかし声が違うような。
OPでまさかの入野自由と判明。

 Aパート。
「Count The Medals!現在、オーズの使えるメダルは?」
最近、メダルにも動きがありません。そろそろ入れ替え期でしょうか。
 真木から出現した白ヤミーは、何をするかと思えば姉の墓に抱きついています。
「あれ?世界を終わらせるんじゃないんだ。」
あまりの強さに、十字架にはヒビが。
「やめろ!」
「ねえ、ドクター?会長だか何だか知らないけど、僕と組むならちゃんと覚悟を決めて欲しいな。」
白ヤミーはフラフラと立ち去り、これでは恐らく知世子が危険。
「カザリ君、消しなさい!すぐに!」
「知らないよ。あんたの欲望でしょ?僕は他に用があるし。言ったでしょ?急に鳥のヤミーが現れた事。作ったのはアンクじゃない。きっと何かあるんだ、アンクには。」
 カザリの興味はアンクの秘密に。
これは何とも死亡フラグです。

 その知世子は街角でビラ配り。
「クスクシエでーす!」
「イタリア、カーニバルフェアやってます!」
「こんにちは!クスクシエです。おいしいランチやってます!」
こう言うことをやると言うことは、あまり経営が芳しくないのでしょうか。主たる要因は衣装代でしょうけど。
「比奈ちゃん、そろそろ戻ってランチの準備しようか。」
「はい!」
比奈がふと空を見上げると、そこには白い鳩が。
「どうなっちゃってるんだろう、お兄ちゃん・・・それに、アンクも。」
やはり今回は何かありそうです。

 タカカンドロイドで捜索し、アンクを見つけた映司。
「タカちゃん、ありがとうね!アンク!お前何で1人で動くんだよ?」
見つかったアンクはため息をつき、
「そばでガタガタ喋られたら気が散る。」
「けど、グリード見つけたら俺が居ないとだろ?こういう時は腹ごしらえも大事だし。はい、大サービス!」
果物に加え、アイスまで持ってきています。
 アンクは映司の横まで飛び降りると、
「ったく!それが気が散るんだよ。黙ってろ!」
文句を言いながらも結局アイスは食べるという。
「見つけたら、ちゃんと教えてもらうからな?」
「見つけたらな。」

 
 一方、伊達と後藤のコンビはバースバスターを手に訓練。
後藤さんもかなり安定してきたかのように思えます。
 訓練が終わると、
「で、財団には今日から戻んの?」
「はい。財団の中からなら調べられると思います。メダルとグリード、それにオーズについて。」
いよいよ鴻上ファウンデーションに戻るという後藤。
今度は、ひとまず情報を得るという明確な目的をもって。
「頼むわ!俺、調べ物とか苦手で。でも、知っとかないとな。火野とアンコは何か危なっかしい。」
「何かあったら連絡します。」
「おう!」
師弟コンビは一時解散という形でしょうか。

 街に現れた白ヤミー。
何をするかと思えば、通行人の女性に抱きつくというもの。
ただし、やはりパワーはヤミー基準のため、それこそ比奈の鯖折りレベルで危険。カップルであっても容赦なし。
 その様子をバッタカンドロイドで監視している真木。
「全く、なんという・・・。」
自分の欲望を目の当たりにすると言うのは気分のよい物ではないでしょうね。
「アンタの欲望でしょ?」
「それが何です?慈愛、母性の欲求・・・珍しくもありません。誰にでもあるものです。」
「あれ?世界を終わらせるんじゃないんだ。」
「私のそれは欲望などではありません。崇高なる使命です。やはり、グリードには理解できませんか。」
脳内でカザリと問答していると、白ヤミーがいよいよ変態。
何ともおぞましいパンダのヤミーの誕生です。
 カメラに映るのはクスクシエのチラシ。
それを見た真木は戦慄し、人形を携えて外へ。

 同時に伊達のゴリラカンドロイドにも反応。
「お仕事か。」
出撃の体勢に入る伊達。
 また、アンクもこれを察知。
「ヤミーだ。」
「鳥の!?」
「この距離でそこまで分かるか。」
ともかくも、こちらも出撃。

 パンダヤミーは、シャチのヒレのようなカッターを射出するため遠距離攻撃も可能という厄介な相手。パトカーもバラバラにされてしまいました。
 そこに到着した伊達。
「はいはい、そこまで!さあて、訓練分は稼がせてもらいましょうか。変身!」
バースへと変身し、バースバスターで射撃しながら接近。
「覚悟しな!・・・あっ?おい待て!」
どうやら戦闘よりも欲望を優先させているらしいヤミーに、バースもペースを乱されています。

 その頃、
「どこ・・・?」
赤い羽根を撒きながら捜し回るアンクの片割れ。
そして、それをついに察知したアンク。
「居た。」
「居たって、例の?・・・あ、おい!ヤミーは!?」
カザリも赤い羽根を拾い、何やら感づいた様子。
「これって・・・?そうか。確かめてみようっと。」

 パンダヤミー相手に苦戦するバース。
「クレーンアーム」
クレーンを飛ばして距離を取るも、民間人の避難が終っていない場所で使ってしまったのは判断ミス。
「危え!」
危うく民間人に当たりそうになり、慌てて止めるとそこをヤミーに掴まれ投げ飛ばされてしまうという結果に。
「痛た・・・どこ行った!?ちょっと可愛いから油断しちまったぜ・・・。」
これについては同意できない・・・。

 ついにクスクシエまで到達してしまったパンダヤミー。
「さあ、今日も笑顔で楽しくね!」
「はい!」
このままでは知世子らが危ない・・・比奈と鯖折り対決の予感。

 カザリから遅れて、映司とアンクもあの赤い羽根を発見。
「おい、それ・・・。」
何も答えず先を急ぐアンクに、ひとつの推論に達しつつある映司。
「アンクが腕しか復活しない理由・・・アンクのヤミーを作ったグリード。それって・・・。」
その前に現れたのはカザリ。
「カザリ!?」
「これ、追ってるんでしょ?」
「お前には関係ない。」
「見覚えあるよ?800年前に。すっごく興味あるなぁ、これ落とした奴に。」
好奇心猫を殺す、になりそうな予感。
「カザリ、お前と無駄話してる暇は・・・」
「俺も興味ある。何か知ってるんなら、聞きたいんだけど。」
映司もその話に乗ろうとするものの、
「映司。」
「面白いね。教えてあげてもいいよ?でも、その前に・・・。」
衝撃波を発生させ、攻撃してくるカザリ。
そう言えば残るカザリのコア1枚はタトバで使っているトラでした。
「相変わらず凄い!」
「奴にはこれしか無い!」
「確かに!」
トラ狙いとあってはタトバを使う訳にも行かず、
「変身!」
「タカ!クジャク!コンドル!タ〜ジャ〜ドル〜♪」
目下最強であるタジャドルで応戦。
「うん、それぐらい派手な方がいい。」
その派手さに呼ばれるように接近しているらしいアンクの片割れ。
気配を追うアンクにも緊張が走っています。

 久しぶりに鴻上ファウンデーション会長室に戻ってきた後藤は、90度まで深々と頭を下げ、
「会長、後藤さんが休職から復帰したいと。」
「長い間、勝手なことをして申し訳ありませんでした!」
それを聞いた光生は
「確かに長かったねえ。が、バースのサポートをしていたのは知っているよ。ある意味、君が望んでいた仕事だろう?何故また戻ってくる気になったのかね?」
 今になって戻ってきた理由を質問。
それに対し後藤は
「簡単に言えば、食えなくなったからです。」
とぶっちゃけるという、以前では有り得ない返答。
 これには光生も笑いながら、
「なるほど!しかしライドベンダー隊隊長は決めてしまった。今空いてるのは・・・。」
しれっと帰る席を埋められてしまっていた後藤。
「あ、私のサポートはどうでしょうか?ちょうど手が足りないので。」
つまりケーキの処理・・・?
「わあっ!しかし、後藤君に君と同じ仕事は・・・。」
「失礼します。」
一礼すると、エリカの隣に座り黙々とケーキをほおばる後藤。
「変わったね、後藤君。」
後藤の成長に、光生も満面の笑み。

 カザリとオーズの戦いは、目下最強コンボと8枚まで集めたグリードの戦いだけあって白熱。
そこへ舞い降りてくる赤い羽根。
「来た・・・!」
赤い光と羽根とともに、上空から舞い降りてくる片翼の赤いグリード。
見ると、意匠はアンクの腕と極めてよく一致しており、また顔の右3分の1程度と右腕が貧相。
「どこ・・・?」
「あの腕・・・!?」
驚愕する映司とアンク。そしてカザリは、その片翼のグリードを指して
「アンク・・・!」
と。
「僕はどこ!?」
腕から放つのは圧倒的な火炎。
さらに空中を飛び回り、タジャドルをも圧倒。
 戦いの中で左腕を捕まえてみると、まさしくアンクの鏡写し。
「やっぱり、アンクと同じ・・・!」
「映司!そいつ潰せ!!」
「でも、こいつは・・・。」
「潰せ!潰すんだよ!!」
いつになく事を焦っているアンク。
 いつの間にか影に隠れたカザリは、
「やっぱり僕の思った通りだ。あれが、アンクが腕だけしか復活出来なかった理由。」
それはつまり、本体が別に居たから・・・と?

 クスクシエに迫るパンダヤミーの前に、水色のワーゲンで割って入る真木。
コートの内側にはビッシリとカンドロイドが。
「プテラ」
「プテラ」
新型のカンドロイドを惜しげもなく投入しますが、所詮ヤミーの前では玩具のようなもの。あっという間に次々と破壊されてしまいます。
 その騒動はクスクシエの中にも。
「事故?」
謎の爆発音に不信感を覚える知世子と比奈。
 そして真木自身も負傷し、大ピンチとなった所で駆けつけるバース伊達。
「やっと見つけたぜパンダちゃん!ドクター、何出張っちゃってるの?実戦は俺に任せて!」
とバースがヤミーを遠ざけると、そこに出てきた知世子と比奈。
「どうしたんですか!?」
「血が・・・。」
「大変!大丈夫ですか?」
「姉さん・・・。」
知世子を目の前にすることで、なおも高まる亡き姉の母性に対する渇望。
「どうしよう・・・とりあえず、これで!」
しかし、目の前に居るのは他人の空似。
ますます欲望が加速しそうな状況です。

 後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 13:22Comments(5)TrackBack(3) 特撮ネタ | 仮面ライダー000

2011年04月07日

17号

 延期でもあまりガッカリしないジャンプ。
表紙&巻頭カラーはアニメ化と言うことで「トリコ」
小松を食べるってそう言う・・・?
 あのGTロボの原型らしいものは古代人とか、そういった話になるのでしょうか。何ともファンタジー色が強くなってきました。
動物の当たりハズレと言うのは水脈を見つけた個体か否かの違いでしょうね。

 「ONE PIECE」
意外と早かったジンベエとの合流。
パワーアップの手段がドーピングと言うのは自滅フラグじゃあ・・・と思ったものの、ルフィのギアチェンジもチョッパーのランブルもリスク有りでしたっけ。

 「NARUTO」
猪鹿蝶一族のしきたりってのも後付ですね・・・。
古参キャラを使うときぐらい後付け設定なしで行けないものか、と思います。

 「スケットダンス」
え・・・何であんな話で順位上がってるんだろう?と困惑する流れ。
そして今回の話も相変わらず薄ら寒いです。

 「magico」
意外といい順位。健闘しています。
純愛ものかと思えば、もしかするとハーレム化フラグ?
しかも野性的魔法少女とはまた。
野生児で魔法少女。つまり・・・何です?

 「BLEACH」
・・・え、戦いの時ってわざわざ開始の合図したり、能力を予めバラすもんなんじゃ無いんですか?この漫画の場合。
ああ・・・戦いじゃなくてオサレバトルでしたね。いかんいかん。

 「メルヘン王子グリム」
感想に当たって読みなおすまで、もはや存在すら忘れていたレベル。

 コラボ漫画「実食!悪魔の実」
作者2人の境目を探すのが面白い漫画です。
内容はあくまで普通の企画物という感じで・・・。

 「戦国ARMORS」
伊達政宗って言うと、今やBASARAでパーリィしてる人っていう認識しかありません。
後発のマイナー戦国物が果たしてどこまでやれるか見物です。

 「いぬまるだしっ」
まさかの某猟奇的魔法少女ネタ。
アレルギー云々の発想がなかなか斬新です。

 「ぬらりひょんの孫」
3年目・・・ですか。よく続いたものです。
割と危なっかしい時もあったんですけどね。
今回も長くなりそうな父親編がどう作用するかが目先の問題です。

 「バクマン」
驚きの凋落ぶりです。やはり誰もが予想したとおりの展開になりましたね・・・ネット上の自称漫画好きなんてこんな物ですって。(私自身も)
そしてトドメを刺すのが中井という驚きの疫病神ぶり。
再起どころか、アシで参加している漫画の息の根を止めるとは・・・大した奴だ。

 「ドイソル」
つまり、因縁の相手と最初に当たるような状況が最初から出来てるんですね。
いきなり打ち切り歡迎仕様とは・・・大した漫画です。

 「家庭教師ヒットマンREBORN!」
何これ・・・相手も被害者のお涙頂戴仕様とか、あんまりにもしょうもないような。しかも、この流れってこれが初めてじゃあ無いような気がします。

 「エニグマ」
完全にムーディ・ブルース。ここまで露骨だと何だかなぁ、といった印象です。
もうちょっと捻った能力でも良かったのに、と思うところですね。

 「銀魂」
妄想具現化ってのがもう驚くべき展開ですし、さすがに銀(ピン)さんには笑ってしまいました。これはズルい・・・。

 「黒子のバスケ」
何か最近盛り上がらないんですよね・・・理由が中々分からないのですが。
特訓→試合→特訓時々微妙なギャグというループに飽きてしまったのでしょうか。

 「べるぜバブ」
どうにか順位が落ちてきてくれました。あれだけ支離滅裂なら落ちなきゃ嘘ですよね。
が、新連載がどうにも頼りないので生き残ってしまいそうで残念。

 「こち亀」
着ぐるみ+サバゲーって、見た目的には完全にCat shit oneですよね。オリジナリティに欠ける・・・。

 「逢魔ヶ刻動物園」
相手が単なる性格異常者になって、そこから短いバトルという、どうにも残念な漫画となってしまいました。
これでは先は短いでしょう・・・。

 「保健室の死神」
どうも盛り上がりに欠ける終わり方となってしまいました。
何か・・・バトル的な盛り上げ方が苦手なんでしょうね。
前の連載の時からそこは変わっていないような。

 「めだかボックス」
私、最近の邪道で王道バトルの流れは嫌いじゃないんですけどね・・・まさかビリとは。
他に、この漫画の下にいるべき作品なんて普通にあると思うのですが。
 それにしても、顔をはいだという彼女は生存していて、しかも1京のスキルを持って敵として現れるとか。
これまた持て余しそうな設定ですよ。
球磨川の『大嘘吐き』にしたって、その持て余しそうなスキルを自ら自然に手放させましたしね。あの時は上手いことやりましたが、2度も同じ手は使えないでしょう。

 最近は、ワンピに続いてトリコプッシュが強いですね。
両者とも東映でのアニメ化ということを考えると、東映がつくづくジャリ番に関しては金の亡者であり、ジャンプもDBに続く新世代の売れ線を作りたいんだろう、という商業的魂胆が見え見えです。  
Posted by jerid_and_me at 19:47Comments(2)TrackBack(0) 漫画 

2011年04月03日

今週のSTAR DRIVER 輝きのタクト「最終話 僕たちのアプリボワゼ」

 ついに最終回を迎えたスタドラ。
定番の鉄板展開から、まさかこう来るかという予想外の展開まで、驚きの密度の最終回だったかと思います。
・・・詰め込みすぎ、という感は結構ありますけどね。
 やはり物語の鍵となったのはザメクの封印。
復活したザメクにスガタがアプリボワゼし、王の座に収まったのはスガタだ・・・と狂喜したケイトでありましたが、実際のところヘッドはそんな事は想定内。
 むしろ、彼の計画はそうならないと完成しないというもので。
封印が解け、スガタが起動させることと、そしてもう1つは譲渡されたサイバディ・シンパシー。
 どういう訳かそれが他のサイバディにアプリボワゼするという能力を知っていたヘッドは、満を持してザメクを乗っ取り、漁夫の利に預かってしまった・・・という。
とりあえずヘッドは抜群に小物なんですけども、危ない相手だと言うのは分かる展開でした。

 そしてその後は今までにないような絶体絶命。
タウバーンが見た目にあれほどダメージを受けるってのは今までまずあり得ない事でしたから。
 ヘッドはレシュバルでも使っていたスターソード・ディアマンを交えタクトと同等の二刀流を使う上、王のサイバディたるザメクは他のサイバディを自在に復元させ操れるという厄介さ。
加えてザメク自体の驚異的な火力と・・・よくあそこまで戦ったものです。
 そこから、サイバディの方から綺羅星のスタードライバーを呼んで再びアプリボワゼ、という流れは鉄板ながら熱かったですね・・・。
綺羅星ってのはやはり青春を謳歌する青少年の集まりで、ヘッドはクズ、と言うのがハッキリしました。
 真っ先に駆けつけるのがフィラメントの3人と言うのがまた。
ジョージが「久しぶりに来た」と自分で言っていたのには笑ってしまいましたけど・・・。
 その場にドライバー不在で傀儡のままのサイバディはかなりカッコ良く倒したのに、ザメクの王の柱で一網打尽ってのもある意味お約束ですよね・・・一瞬でしたが、まさしく綺羅星がごとき輝きでした。
 絶対ヘッドなんかに負けたりしない!(キリッ)
  ↓
 やっぱり、王の柱には勝てなかったよ・・・。

 今回、ほぼ全編を占めるサイバディ戦は凄い作画でしたよね・・・。
80〜90年代のような塗りで、最先端の動きをやってくれると言うのは中々凄いことだと思いますよ。
 今までと比べても驚きの動きでした。
ヘッドを今一度ぶん殴るところは、古典的な演出ながらも迫力と躍動感が凄まじかったです。
その後、平気な顔して傍観してるヘッドでちょっと笑ってしまいましたが。

 それにしてもヘッド株の急降下ぶりは凄まじいものがありましたね・・・。
ここ数回で多く見られた小物っぽい笑いに加え、今回は計画が最終段階を迎えた事によるドヤ顔の不快感が凄まじいものでした。
 極めつけは、
「何が綺羅星だよ、馬鹿馬鹿しい。」
とは。この時点でヘッドの株価が突き抜けましたよ。下に。
 しかも目的は自分のお気に入りの過去を繰り返すという後ろ向きなもので、そのためには全人類が犠牲になるという、意外とスケールの大きな話。
・・・その割に、ウヘヘウヘヘと不快に笑いながら、ワコのサイバディの防御を中々破れずにいるというダメさ加減。

 スガタはずっと何がしたかったのかよく分からないキャラでしたが、自らザメクと心中して封印されるつもりだったとは。
今作・・・特に後半になって顕著な事でしたが、スガタの心情があまり詳しく描かれなかったのがちょっと残念だったかと思います。
 スタードライバーと言うのは自らのサイバディとアプリボワゼすることで、代々のドライバーとサイバディの記憶を受け継ぐ、という事ですが。
中盤にアプリボワゼして、一旦昏睡に陥った辺りから封印するつもりだった、といった所でしょうか。
 結局はワコやケイトをどう思っていたとか、そもそもあの昏睡は一体何だったのか、と言うのが今ひとつ描かれた感がないのがやはり残念。

 スガタが命がけでザメクを封印して終わりか、と思ったら、まさかタクトがワコを斬ってゼロ時間の封印を解くとは・・・ここからは全くもって予想外でした。
 ザメクが何故かスガタの制御下にないというのも意外でしたが・・・。
まあ、それこそアインゴットのような例もあるのですが、握りつぶしていたソイツと同じ状況とはまた何とも。
 そこからは板野サーカスありの超高速戦闘で、内部から破壊して、地球が危ないレベルの大爆発をしておきながら、2人とも無事という所で終わり。
 男2人に女1人の三角関係にあって、ヒロインが相手を1人に絞りきれずに、しかも男同士でくっついたかのような終わり方と言うのは実は相当斬新なんじゃないでしょうか・・・?
さっきまで最強のサイバディを駆っていた相手を「か弱き者」呼ばわりとは。何これスガタがヒロイン?という驚きの決着でしたよ。しかも劇場版に続くとか、そう言うのは無しという。

 まあ何とも、ぶっちぎりな最終回でしたね・・・。
思えば、放送開始当初から凄まじい勢いで押してきたアニメでした。
 やはり第1話の「颯爽登場!」の名乗りで持って行かれた感があったので、このクライマックスでも渾身の名乗りを見せて欲しかったのですが。
そこはちょっと心残りです。
 しかし、タクト以外で名乗りをやったのはマドカとコウだけですか・・・。
それに関連して、特定の部分に時間をつぎ込み過ぎたという感があります。それこそマドカ&コウはフェードアウトしてしまうこともあり、時間のかけ過ぎだったかと。
いや、とかくインパクトが強烈でお気に入りのキャラという部類には入るのですが、後半になってあれはペース的にかなりの重荷になっていたかと。
 基本的に無駄の多いような作品ではなかったので、尺が足りないのは純粋に詰め込みすぎだったんだろうか・・・?とも思うところです。
学園もの、恋愛もの、ロボットもの、宇宙SFもの、超能力もの・・・等々、属性が多すぎたんだろうかと言わざるを得ません。

 ともあれ、全体的には好きな作品です。
原作付きやビッグネームのブランドものアニメでなしに、これだけ楽しいアニメを観られたのは素晴らしい事であると思います。
 制作風景が中々想像できないアニメですが、スタッフ・キャストの方々には感謝と労いの言葉を贈りたいものですね。
面白い、と言うのもありましたが、「楽しいアニメ」ってのは何だか久しぶりです。  
Posted by jerid_and_me at 20:15Comments(0)TrackBack(0) アニメ系 | STAR DRIVER 輝きのタクト