2012年11月29日

52号

 表紙&巻頭カラーは新連載第3弾『食戟のソーマ』
うわぁアホだ!(褒め言葉)と言うのが第一印象。
リアクションが馬鹿げていて、それでいて少々エロスと言うのはマガジンだかサンデーだとありそうな感じですね。
ジャンプではなかったタイプだと思います。
トリコがもはや冒険バトルアクションか何かになっている今、料理の枠が空きましたからね。これは好機と思います。
しかし、最後にヒロインっぽいのが出てきて引きとなりましたが、「ああ、この娘が主人公の料理に襲われちゃうんだな・・・」という分かりやすい引きでした。

 『ONE PIECE』
きました黄金の流れ。カッコいいんですが、ここに来るまで長かった・・・。
毎度の事ですけども・・・。

 『ニセコイ』
ここで順位上昇。が、相変わらず主人公の鈍感路線と、話としては何でもない話。
身体測定回の割に、と言った所でしょうか。

 『暗殺教室』
劇的ビフォーアフター。なんということでしょう・・・。
あんな秋葉原で数十万円で揃えられるような設備であの劇的な変化。殺せんせーマジ万能。
しかし残金5円て。

 『黒子のバスケ』
分かりやすい必殺技の理屈と、その対処法。
腐女子にも受けそうな信頼補正による猛攻ですが、このあとまだゾーンに入るでしょうからクライマックスはもう少し先のようです。
黄瀬もその時に出てくるでしょうね。

 『超能力者 斉木楠雄のψ難』
きれいな燃堂がまず腹筋を攻撃してきます。続いて「1おっふ」、「顔止めろ」当で執拗に攻撃を続け、どんどん追い詰められていく照橋さんが最終的に無駄死するなど、かなり面白い話だったかと。
今回は筋書きが良いなぁ・・・。

 『NARUTO』
こうなるといよいよ怪獣映画的スケール。
尾獣玉がドラゴンボール後半における普通のかめはめ波程度の扱いになっていますよ。

 『HUNGRY JOKER』
いかにも能力バトルものという風になってきました。が、そうなると説明っぽさや主人公の無表情ぶりが足を引っ張りそうな所・・・若干のミスマッチを感じます。

 『新米婦警キルコさん』
キルコさん可愛い!だけでやっていけそうな漫画。問題はそれでアンケがどれほど出るかですが。
同じようなこと考えてるような人は結構いるようです。
チート性能ぶりに反してよく変わる表情や残念な頭などがポイントかと。

 『スケットダンス』
思ったより濃かった父親。キリは割りとシリアス要因なのに父親はギャグの塊でした。
そこにボッスンが自然に馴染んで色々身につけたり、珍しく椿が駄目な方だったりと異色感。
オチには笑わされました。

 『ハイキュー』
最初からクライマックス。攻守とも完全に押していますね・・・このまま次回で試合終了でも問題ないレベル。

 『BLEACH』
イロモノ揃いですけども言ってることは意外とまともで、これまた意外にも十三隊の隊長格とも普通に面識がある様子。今回は砕蜂が惨めすぎる・・・零番隊の変な頭の人の言ってる事のほうが正しいです。

 『銀魂』
最近ケツに何か刺さる事が多いですね・・・。
代わりに刺さるべき鞘は、まさかのドSの持ち物でした。彼が絡むとシリアスにもなるまいし、どう進めるのか。

 『こち亀』
話を広げるだけ広げてオチないってのも多いです。

 『クロガネ』
いきなり出てきたライバル校の双子とか色々が気持ち悪い・・・。
それより3舛涼歸瓩辰董描かれているようなスピードだったら普通に怪我、ヘタしたら命が危ないんじゃあ。
普通の日本刀でも2遡気い修Δ任垢・・・とても不殺の誓いを守れそうにない重量。

 『べるぜバブ』
そのもの茶番。まあ後半はそのまんまですけど。

 『クロス・マネジ』
まあ入ってる部活が急にやる気出したらこんなもんですよね。
掲載順位的にも、今度の問題が存続の危機を回避できるかどうかにつながるでしょう。

 『めだかボックス』
変態合戦とかチートキャラとかやってるうちに随分と順位が落ちたものです。
起死回生の策を思いついた、かと思えば軽く先読みされていたというオチ。

 『烈!伊達先パイ』
最終回きたか?と思いましたがまだ続きます。
プラトニックとプラスチックを間違えるってのが地味にウケました。

 新連載が中々面白い感じです。前回からのも気になる所ですが・・・そうなるとHUNGRY JOKERが地味に感じるんですよね。
まあ3つも一気に始まれば、明暗の差が感じられるのも道理ですか。  

Posted by jerid_and_me at 22:42Comments(0)TrackBack(0) 漫画 

2012年11月25日

今週の仮面ライダーウィザード「第12話 希望の和菓子」

 再びの瞬平回。
「魔法使いを認めず、独自にファントム事件の捜査をしていた警視庁国家安全局の木崎。しかし、殉職した上司の息子、直己を晴人が守るのを見て、入手していた魔法石を託したのだった。」
 分かりやすく簡潔なあらすじ。

 そして今回、既に完成している指輪。
「はい、完成」
(ドヤ顔)
「おお!」
「サンキュー!流石、仕事が早いね。」
「晴人、その指輪・・・。」
「似てるな・・・。こいつもドラゴンの力を引き出す指輪か?」
やはりフレイムドラゴンのリングに酷似しています。となるとやはりアレか・・・。
「しかも今回は・・・もう1つ!」
そんなジャパネットか日本直販みたいな出し方を。
出てきたのは、これまた緑の指輪。
「おお〜っ!」
突然興奮する瞬平。
「どうしたの?おっちゃん。大サービスじゃん。」
「石の声が聞こえたんだ。2つ作れってな。」
「凄い・・・。これで晴人さん、一気に2段階レベルアップだ!」
「そんじゃ、心強い魔法をゲットした事だし、今日も出かけますか。」
早速、ファントム早期警戒に向かう晴人ですが
「ファントム捜しですか!?」
「行ってらっしゃい!気をつけてね!」
「待って下さい!僕も行きます。」
「ちょっ・・・え?」
強引に同行する瞬平。

 街に出ると、瞬平は明らかに挙動不審。
「お前、今日妙に張り切ってない?」
「決めたんです!僕も助手としてレベルアップするって。」
「はぁ?」
早くも失態フラグ。
 すると、その近くでカップルのうち女性が男性にコップの水をぶちまけています。
「本当、信じらんない!最低!」
「うわ、カワイソ〜。」
すると、突然走りだす瞬平。
「今、あの人を絶望させましたね!?」
「え?あんた誰?」
「もしかしてあなた、ファントムじゃないんですか!?」
「は?」
うわぁ。なんという電波ぶり・・・。
「ごめ〜ん!人違い。何か熱っぽくてね。」
慌ててフォローに入る晴人。
 次は街角で泣いている子供に
「もしかして、ファントムに泣かされたんじゃない!?絶望しちゃ駄目だ!希望を持たなくちゃ!」
「ファントム?」
「ちょっとあんた、何なんですか!?」
親には不審者扱いされています。
「僕は奈良瞬平です!」
違う、そうじゃない。
「すいません、怪しい物じゃないんで・・・。謝れお前!」
またしてもフォローにまわる晴人。晴人がこれだけ忙しそうな状況は珍しい。
 果ては、着ぐるみをファントム呼ばわり。
「怪しい、今度こそアレは・・・!見つけたぞファントム!」
やはりたこ焼き屋の宣伝。ただしチラシは口から出る。
よく出来ているのかやっつけなのか分からない着ぐるみですが個人的にはツボ。
「あれ?」
「お邪魔しました〜!あっ、たこ焼きおいしそう!」
 流石にやってられなくなった晴人。
「お前ねえ、空回りしすぎ。」
「すいません・・・。」
「あんな無駄に騒いだら、ファントムも逃げちゃうっての。今日はもういいから、どっかで頭冷やせ。な?」
「あ、晴人さん・・・。」
と、瞬平を追いやってしまいました。これは仕方ない。
瞬平の分

 そんな中、動き始めるファントム勢。
「どうもどうも!大変お待たせ致しました。」
何か面白そうなのが出てきました。
「遅かったじゃねえか、ヴァルキリー。」
え、ヴァルキリーなのに男キャラ?でなければガウォークからファイターに変形してみろと。
「すみません、上司の人間に捕まってしまいまして・・・。あんまりうるさいので顎、潰してやりましたよ。ヘヘヘ・・・!」
「ハハッ、いいね!でも、やりすぎんなよ?」
「は?」
「うちの上司様、怖えからな!」
やはりフェニックス<メデューサ。
「ヴァルキリー。」
「はい?」
「お前に頼みたい仕事ができた。」
「はいはいはい!メデューサ様のご命令とあれば、喜んで!」
「お前にぴったりのゲートを見つけたわ。絶望させ、新たなファントムを生み出して来なさい。」
「かしこまりました。」
メデューサ直々の人事。これは期待できます。

 OPは劇場版仕様に。最初、何が始まったのかと・・・。
ポワトリンの浮きっぷりと、なでしこRide onアクセルがツッコミどころ。何故復活した。
あと伊達さんはついに引退したのか・・・プロトバースはいつだったか破棄されましたっけ。

 とぼとぼとさまよう瞬平。
「はぁ・・・僕って駄目だなぁ。」
自覚はあるのか・・・。そこへ声をかける職人風の男性。
「おう、瞬平!」
「・・・徹也先輩!?え、徹也先輩じゃないですか!」
「お前、久しぶりじゃん!」
「高校卒業して以来です!」
どうやら高校時代の先輩。DQN上がりにしか見えない・・・瞬平元パシリ説が浮上。
「俺、今ここで見習いやってんだよ。」
「え、ここって和菓子屋さんの?」
仕入れ・配達にカングーを使う和菓子屋さんとはオシャレな。
「親方がすんげえ繊細で美味い和菓子作るんだよ。俺も早く一人前になって、ここを行列のできる店にするのが今の夢なんだよね。」
するとその親方から呼び出しが。
「おーい、徹也!」
「はい!ちょっと見てく?」
「あ、はい!」
言われるまま中に入る瞬平。
「ここだ。」
「うわぁ・・・凄いです!本当にきれいだ・・・。」
・・・リアクションが凄い残念というかボキャブラリーに乏しいと言うか。
「お前よ、餡練ってる最中に何油売ってんだよ。」
「はい、すいません!」
促されるまま作業を再会する徹也。
「おめえが一人前になれるのは百年先だな!」
「厳しい〜!」
ジロリと睨まれる瞬平。
「あ、ごめんなさい!」
むしろ勝手に作業場に顔を突っ込む事が・・・。

 いつも通りドーナツを補給する晴人。
「はい、いつものプレーンシュガー。今おつり持っていくわね。」
「新作のビバイタリアーノはどうです?」
「いらなーい。」
華麗なまでの回避。この3人のコンビネーションは良いなぁ。
 すると通りがかった孫と祖母らしい2人組が
「あっ、サヤもドーナツ食べたい!」
「あらあらサヤちゃん、今からおまんじゅう買いに行くのよ?」
「え〜!サヤ、おまんじゅうよりドーナツの方がいい!」
「しょうがないわねぇ。」
「やった!」
まあ子供ってそういうものですよね。
「いらっしゃいませ!」
「はい、おつり。このへんでお饅頭って言うと松木庵かしらね?」
「へえ、そこ有名なの?」
と言うと、確か先ほどの和菓子屋さん。
「有名って訳じゃないけど、美味しいわよ。でも、若い子はあんまり好まないみたいね。」
きっと今風な感じではないのでしょう。
「若い子ねえ・・・。」
じっとKABA.ちゃんを見る。
「何!私が若くないって言うの!?」
「いや・・・。」
「もう!ハル君のいじわる!」
「は?ちょっと、それあなた自分で言った・・・」
「いじわる!」
晴人のドーナツを取り上げて逃げまわるKABA.ちゃん。

 その松木庵では、出来上がった和菓子を折り詰めにし、さらに風呂敷に包む徹也。
「へえ、配達もするんですね。」
「おう、近くの料亭にね。毎週注文してくれてる大口のお得意様。親方!行ってきます!」
「あ、じゃあ僕もこれで!」
ついて出ようとしたところ、
「おい!」
親方に呼び止められてギョッとしますが
「一つ食ってけ。」
あっ意外と優しい。

 配達に出た徹也を呼び止める声は・・・ヴァルキリー?
「お忙しいところ失礼します。」
辺りを見回すもその姿はなし。
「やだなあ、上ですよ。」
視線を上に向けると、上空から飛来してくるヴァルキリー。
「初めまして。」
今回はいやに直接的です。

 すると、KABA.ちゃんと追いかけっこをしている晴人にすぐ連絡するユニコーン。マジ有能。
「出たな。」
「ちょっと!ドーナツ!」
「はいはい仕事仕事!」
一方、どうにか逃れたかに見えた徹也ですが
「驚かせてすいません。」
すぐに見破られ、追い詰められてしまいました。
「お時間は取らせません。すぐ済みますよ。では・・・失礼します。」
槍を取り出し、命を狙うかと思えば、狙ったのは配達の和菓子。
 そこへ到着した晴人。
「大丈夫か?・・・松木庵って、和菓子屋の?」
「指輪の魔法使い!」
「シャバドゥビタッチヘンシン♪シャバドゥビタッチヘンシン♪」
「変身。」
「フレイム・プリーズ ヒー!ヒー!ヒーヒーヒー!」
ウィザードに変身して応戦。
「甘いもん食べたかったら店で買え。」
「ご親切にどうも!」
あいさつが済むと、早速ランドスタイルにチェンジ。
「シャバドゥビタッチヘンシン♪」
「ランド・プリーズ ドン・ド・ド・ドドドン♪ドン・ド・ド・ドン♪」
力で振り回す戦法にチェンジ。
「今回のノルマは果たした事だし、撤収しましょうかね。」
何やら頭部にエネルギーを集め始めるヴァルキリー。すると先んじてそれに備えるウィザード。
「ディフェンド・プリーズ」
土壁で射撃を防御し、ヴァルキリーはその間に逃走。
「逃したか。」
とりあえず定番の流れです。

 先ほどヴァルキリーに配達のお菓子を全滅させられたため、ひとまず得意先の料亭に侘びにいった徹也らですが・・・。
「は?バケモノに襲われてお菓子が全部駄目になった?」
「申し訳ありませんでした!」
「納品できないだけならまだしも、バケモノだなんて。子供だってそんな言い訳しないわよ。誤魔化さないで、ちゃんと理由をおっしゃい!」
本当の事ではありますが、言っても通じる訳はなく。
「いや、ごまかしてなんか・・・。」
「本当なんです。信じられないかもしれないけど・・・。」
晴人も一緒になって説明したようですが、流石に。
「信じられるわけないでしょう!」
「でも・・・。」
そこへ遅れてやってきた親方、と瞬平。
「黙れ、徹也!」
「親方・・・。」
「瞬平?」
「先輩なんです、僕の。さっき襲われたって聞いて、それで。」
「うちのもんが失礼しました。今日の納品分は梅林堂さんに連絡して手配してもらいました。あと20分ほどで届くはずです。」
「20分、お昼には間に合うわね。」
「もちろん代金はうちの方で持たせて頂きます。この度は、誠に申し訳ございませんでした!」
大赤字を出しながらも埋め合わせをした親方でしたが、料亭の女将はと言うと
「松木庵さんとのお付き合いも今日までです。」
「え!?」
冷たく契約を打ち切ってしまいました。
「そんな!」
「ちょっと!」
もはや抗議の余地もなく・・・。

 ともかくも、松木庵に戻ってゲート、ファントム云々についての説明を行う瞬平ら。
「・・・と言うわけで、ゲートである先輩をファントムが狙ったんだと思います!先輩は悪くないんですよ!ね?晴人さん!」
親方に対し熱心に説明する瞬平ですが、晴人には何か引っかかる所がある様子。
「(さっきのファントム、随分あっさり諦めたな・・・。)」
「もう!黙ってないで何とか言って下さいよ!」
「は?何?」
「だから!先輩の言ってる事が嘘じゃないって!」
しかし親方は、
「嘘かどうかは問題じゃねえ!受けた仕事は死んでもこなす、それが職人の信用だ。うちは信用を失った、それだけだ。」
という職人気質に重きを置いています。と言っても現実問題、
「でも!今あの料亭に切られたら売上は半分以下っすよ!?そしたら、この店は・・・。」
半分とはまた大口ですよ。
「先輩、絶望しちゃ駄目です!希望を持ちましょう!」
「希望ってお前、どうやって・・・?」
「それは・・・。そうだ、売ればいいんですよ。今までよりたくさん!晴人さん、先輩のことお願いします。」
「ああ。」
また瞬平らしい行き当たりばったり感のする励ましですが・・・。

 その後、瞬平が現れたのは面影堂。
「輪島さん!コヨミちゃん!和菓子買って下さい。」
そうきたか・・・斜め下すぎる。
「おまんじゅうとか、おはぎとか、あの・・・何かきれいなのとか。色々あるんで、是非!3時のおやつに。」
そうしてひと通り置きまくった挙句
「合計で、2万250円になります!」
「え!?」
「高っ!」
「これは1個サービスです。」
「ありがとう・・・っておい!?」
預かり物を勝手にサービスする奴があるか。

 次は警察署。
「吹雪、黒糖吹雪、吹雪・・・凛子さんも協力してくれますよね?」
なんという押し売り・・・。
「ちょっ・・・何で私が買わなきゃなんないのよ!?」
「ゲートを救うためです、協力して下さい!」
すると周囲の署員が反応。
「何何?和菓子屋さん?おいしそう!」
「大門先輩、ごちそうさまです!」
なんと訓練された後輩だろう・・・状況判断が的確と言うか。

 さらに街では、またも喧嘩のカップルに
「いい加減にしなさいよ!」
「代わりに草大福いかがですか?彼氏さんは道明寺。それぞれ200円です。」
先ほどの子供連れにまで押し売り。
「豆大福に栗まんじゅう、いかがでしょう?」
果てはタコの着ぐるみにまで
「タコさんは、茶饅頭なんていかがでしょうか?」
嫌がっている所に有無を言わさず、その口にねじ込んで
「200円になります!」
これはひどい。

 松木庵には電話が。ついにクレームがきたか?と思われましたが
「はい松木庵・・・ああ、ヤマさん。悪いな・・・何とか来月には。」
「小豆の仕入先だよ。ここんとこ支払いツケにしてもらってるから。」
「この店、そんなにヤバいのか?」
「これ以上赤字が続いたら・・・この店売らなきゃならないって、親方が。」
どうやら、もともと相当のピンチ。

 ついに街角に座り込んでの菓子売りと化した瞬平。
「和菓子はいらんかね?美味しい和菓子は・・・。」
すると、そこへ1人の男性が。
「まんじゅうを下さい。」
その場で饅頭を一口食べると、
「これは・・・うん!うん!素晴らしい・・・こんな美味い饅頭、私は今まで食べたことがない!」
と絶賛。
「ありがとうございます!じゃあ、もう1つどうぞ・・・。」
「是非いただきます。1つと言わず、毎日500個。」
「はい。・・・えーっ!?」
思わぬ所に舞い込んだ幸運。が、瞬平自身の時もそうでしたが嫌な予感・・・。

 そのまま松木庵に案内し、
「えっ、毎日500個!?」
「はい!私、成島屋百貨店地下食品売り場、和菓子担当マネージャーの桐谷と申します。当和菓子売り場のデイリーユーズコーナーに、是非松木庵さんの新作オリジナル饅頭を置かせて頂きたいのです。まずは、明日から半年間。」
「毎日500個を半年!?」
「ね、凄いでしょ?」
「凄すぎて逆に不安だろ!大丈夫なのか?」
「そうだ!そんなでけえ話、いきなり持って来られてもよ・・・。」
流石にみんな不安に思いますが、
「大丈夫!松木庵さんのお饅頭は日本一、いや世界一です!必ず私が売ってみせます!どうか、どうかご出品を!」
あまりの熱烈プッシュと、
「親方、この仕事受けましょう!」
「おいお前・・・。」
「料亭からの仕事がなくなった今、こんなありがたい話ないっすよ?やりましょう!うちの将来のためにも!」
崖っぷちの現状から、この仕事を受けることに。
「そうだな・・・。よし徹也!今から新しい饅頭作るぞ!」
「はい!」
すぐに新作の制作にかかる親方と徹也。
「おい、もっと火入れろ。」
「はい!」
ピンクに黄色、中々面白い組み合わせです。
「おい、いつもの饅頭と違うんだ。もっと薄く。」
そうして最終的に蒸しあがった饅頭。
「できたんですか?」
「おう。食ってみてくれ!」
薄いピンクの皮に黄色の餡、彩りとしてはなかなか。
「いただきます。」
「どうだ?」
「うん・・・うまっ!」
「売れます!絶対に売れますよ、このお饅頭!」
「親方!名前決めましょうよ名前!」
大絶賛の新作饅頭。その名前についてはもう決まっているという親方。
「もう決まってるよ。」
そうして親方の押した焼印は、『きぼう』というもの。
「『きぼう』だ。」
「え、希望?」
「徹也、朝までに『きぼう』500個作るぞ!」
「はい!」
早速量産へ。
「きぼう、ねえ・・・。」
「いい名前じゃないですか!僕もやっと、晴人さんの助手として役に立てた気がします!」
と胸を張る瞬平、ですが・・・。

 翌朝、デパートへの納品に向かう親方。と瞬平。
「じゃ瞬平、頼んだぞ。俺の代わりに。」
「任せて下さい!晴人さん、先輩の警護お願いしますね。」
「ああ。」
「おい、早く乗れ!」
「あ、はい!」
出発する車に、念のためクラーケンをつける晴人。
「クラーケン・プリーズ」
「あの車を追ってくれ。」
吸盤でペタリと貼り付きます。実際にやって涙目になる子供続出の予感。

 そして向かったデパートでは・・・。
「え!?注文してないってどういう事だよ!?」
「松木庵さんでしょ?饅頭500個・・・やっぱ無いな。いや、聞いてないんだよね。」
やはりそういう事か・・・。
「ちょっと待って!そんな筈ないです!昨日確かに注文を受けたんです!」
「桐谷さん呼んでくれ!和菓子担当の桐谷さんだ!」
すると出てきた桐谷ですが、様子が変。
「残念ですが、不在なんですよ。桐谷は絶望して死んでしまっておりますので。」
「ええっ!?」
「じゃ、お前は・・・。」
「改めまして、ファントムのヴァルキリーと申します。」
やはりファントム。目の前で変身してみせるヴァルキリー。
「それじゃ、毎日饅頭500個って言うのは・・・。」
「ハハハ・・・嘘ですよ!そんなうまい話、あるわけないでしょ?」
お約束すぎる・・・。
「って事は何か?俺達は騙されたって事か・・・。饅頭全部、無駄になっちまったって事か・・・。」
「そう!その顔ですよ松木さん!さあ、絶望してファントムを生み出して下さい!ハハハ・・・!」
ネタばらしをした挙句、饅頭をひっくり返すヴァルキリー。外道衆だコレ!

 その様子はコヨミに生中継。
「晴人!」
すぐに晴人に連絡。
「逃げましょう・・・早く!」
ひとまず親方を逃がす瞬平。

後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 18:24Comments(4)TrackBack(7) 特撮ネタ | 仮面ライダーウィザード

2012年11月22日

51号

 表紙&巻頭カラーは新連載『新米婦警キルコさん』
個人的になかなか好きな感じです。色々狙いすぎな感はありますが・・・。
そういう所も含めて、武器を構えた姿や背負ったシルエットの絵になり方など、よく練って作られたキャラなんだなと思います。
まずキャラありきで、そこからバトルへもドタバタへも微エロにも行けそうな万能さを感じます。まあキャラ立ってない漫画って大抵・・・。
そんな具合で個人的には期待してます。

 『トリコ』
ビックリするぐらい誰も料理人に見えません。と言うか人類かどうか危ぶまれるようなのも。
流石ジャンプ漫画です。
後半でナレーションにツッコミが入るようになったりと、描く側のテンションの変化が見て取れます。

 『暗殺教室』
この漫画のことですから、とびきりのキレたキチガイか強化人間、ないし先生ばりのモンスターが出てくるかと思ったらまさかのメカ。
ブレーカーが落ちるとか、そういうしょうもない理由で敗北しそう・・・。

 『超能力者 斉木楠雄のψ難』
今日も元気におしり体操の質感に狂気じみた気合を感じる・・・。
海藤が純粋すぎるのと、主人公が意外と友達思い?と言う話。腐女子的にもキテル話になりそうな。

 『NARUTO』
九尾チャクラ万能すぎる・・・。そして異次元腹パンとは、これは眼から鱗の対処法です。
ラストの展開は、尾獣玉を打ち込んだ事によって十尾が完成したように見えてしまいます。

 『黒子のバスケ』
ここで引っ込めたと思えば、まさかのネタバレ。
毎度のこと、技を使っちゃあ見破られ・・・ですよね。黄瀬よりも時間限定という言葉がしっくりくるかと。

 『ニセコイ』
デレ期がすごい。これは上げてきましたね・・・。

 『HUNGRY JOKER』
敵がえげつなさすぎる、ヒロインの下半身映しすぎ、なんか少し最初からクライマックス感が。

 『スケットダンス』
何だろう、若干鳥人間を舐めているような・・・。
予算とかどうしてるんだろう、とかツッコミどころが。
教師ってのも普通と言うか、流石にグレートティーチャー鬼塚過ぎる・・・。

 『ハイキュー』
強豪でも弱小でもない「元強豪」という微妙なキャラ付け。どう活かすものか・・・。
大抵スポーツ漫画って言うと前者のどちらかなんですけども。

 『べるぜバブ』
何この。意外とあっさり戻すんですね。しかし魔力とか隠す気がなさすぎる・・・。

 『BLEACH』
出てくるたびにメイクが変わるマユリ様。今回で卍解の修理方法が見つかりそうな予感。
またオサレ空間で斬月のオッサンのオサレポエムが繰り広げられるのか・・・。
そしてイロモノすぎる零番隊。噛ませ化しても仕方ない見た目です。

 『銀魂』
忍者免許て。その発想はなかった。
さらに、まさかのちくわしか持ってねえオチ。良い感じに力の抜ける短編ギャグです。

 『こち亀』
残念な話。いろんな意味で。

 『クロガネ』
他の先輩マジ気の毒。合宿参加できなかった時点で、完全に根性なしって扱いじゃないですか。
なのに、ブランクがあっても平然と合宿完遂して勝つ気満々のホモ先輩とか。この差はひどい。

 『めだかボックス』
幼少球磨川が別人すぎる・・・と言うかあざとすぎる・・・。
一方で贄波ちゃんも愛されキャラ。主人公2人がキャラ負けしてます。

 『烈!伊達先パイ』
心配な順位。何だかクロ高とかそういう空気になってきました。あとジャガーさん臭も。

 『クロス・マネジ』
こちらも不安な順位と展開。うまくいってるかと思ったら部内分裂の危機とか。
所詮コーチングも素人ゆえの隙、というリアル。

 『恋染紅葉』
ビリで終わりとは何とも芸術的なフィニッシュ。
なんかもう最初からこの結末が決まってたんでしょうね。10週ならライバルも出て来なかったと思います。
続いたから色々追加するかーぐらいの他ヒロイン。そう考えると、ラブコメとしては最初からもう終わってるんですね。

 とりあえず新連載が気になる・・・というぐらい。先週のが空気化するぐらいには。
そう言えばまたワンピ休載ですね。映画の都合か知りませんが、このところ多すぎるでしょう。  
Posted by jerid_and_me at 23:01Comments(0)TrackBack(0)

2012年11月18日

今週の仮面ライダーウィザード「第11話 守り抜く約束」

 このところ静かだった国安ゼロ課に迫るエピソード後半。
「輪島に指輪を作るように命じ、直己という少年がゲートであることを隠していた国安ゼロ課、木崎。真意を何も語ろうとしない木崎に、晴人たちは不信感を募らせていた。」
「木崎さん!大丈夫ですか?」
生きていた部下2人。ファントムにボコられていたのに、他人を気にするほどの余裕が。
「ああ。連れて行け。」
早速、直己を連れて行こうとする木崎とその部下ですが、
「ちょっと待て!まだお仕置きしてねえんだから。」
無断外出について事情を聞く晴人。
「どうして出かけたんだ?」
「すいません。どうしても、父が死んだ場所を見ておきたくて・・・。」
「お父さんが亡くなった場所?・・・ここが?」
が、晴人に情報が伝わるのを良しとしないようで、直己の保護を急がせる木崎。
「何をしている、早く連れて行け!」
「おい、ちょっと待て!まだ話終わってねえんだ!」
追いかけようとする晴人を遮り、
「話すことは何もない。彼の安全は我々が責任を持つ。いつまでもお前みたいなバケモノの所に置いとけるか。」
またもバケモノ呼ばわり。ここで言い返したり強行突破しない辺りに晴人の弱みを感じます。

 指輪制作を強引に以来された輪島ですが、作業は一向に進まず。
「作業が進んでいないようですね。」
「何か乗らなくてさぁ〜。」
「え?」
「いや、こういう物ってさ。フィーリングだからもう駄目な時は駄目・・・」
すると、突如としてキレる木崎。
「悠長なこと言っている暇は無いんだ!!」
一拍置いて我に返り、
「・・・失礼。ファントムと戦うために、我々は一刻も早く魔法の力を手に入れなければならない。そのために、何としても指輪が必要なんだ。」
「なるほどね・・・。でも、力が欲しいからって指輪だけ手に入れても仕方ないと思いますよ?」
「何?」
「力を使いこなせるかどうかは、手にする人の心の持ちよう。力を手にするには、それ相応の覚悟が要りますよ?」
「我々にその資格が無いと?」
「いや・・・そうは言ってませんよ。でもまあ、ぶっちゃけ指輪を使えるのは魔法使いだけなんですけどね。」
「え?」
・・・エ、まさかその辺り全くのノープランだったんでしょうか。この人バカなんですか?
事情が事情だけに気が急いているのは分かりますが・・・。
「ええ、ええええ。」
と、そこで部屋に入ってくる木崎の部下。
「あ、どうぞ。」
「準備が出来ました。」

 何の準備か?と思えば、大勢の警官に囲まれて出てきた直己。
「見て、直己君よ。」
「どこかに移すつもりか?」
「絶対に顔を上げるな。」
ファントムに見つからないようにか、フードを深くかぶっています。
「後は任せてくれ。」
「尾行に気付かれないよう気をつけて。」
「ああ。」
その派手なバイクじゃあ、どう考えても目立つでしょうに・・・。
 そして、この様子はファントム側にも筒抜け。
「お、動いたぜ。」
「魔法使いのオマケ付きとは嫌な感じっス。」
「ハハッ、大丈夫か?ガーゴイル。またあいつにやられて帰ってきたら、承知しねえぞ。」
「何とかするっス!」
やる気だけは十分なガーゴイル。やはり頭は悪そうですが・・・。
 ここで待ったをかけるメデューサ。
「待ちなさい。」
「何だ、何かいい作戦でもあんのか?」
「ええ。今度は手玉に取られないようにしないとね。」
流石はファントム勢の頭脳担当、何か考えがあるようです。

 直己を海沿いの倉庫に連れてきた木崎ら。
「相手はファントムだ!どんな手段でここを嗅ぎつけるか分からん。警戒を怠るな!」
「はい!」
拳銃だけでなく、ショットガン等で武装したゼロ課員。どこでそんな武器を・・・。
 その奥へ直己を匿う木崎。
「貨物船で東京を出る準備が出来るまで待っていてくれたまえ。我々が何とかする。」
言っているそばから敵襲。仕事が早すぎる・・・。
「敵だ!」
「奴らを絶対に通すな!」
「はい!」
が、グールの群れに対しても完全に無力。重火器をもってしても足止めにもならないとは・・・。
あっという間に蹴散らされるゼロ課員。
「逃げるぞ。早く!」
直己を連れて裏から逃走を図りますが、既に周り込まれており完全に包囲される形に。
「逃げろ!」
どうにか直己だけでも逃がそうと拳銃を手に応戦を試みる木崎ですが、当然のこと歯が立ちません。
あっという間に囲まれてボコボコに。鉄パイプを手に奮闘するも、結局は無駄なあがき。
「逃げろ・・・!」
あとは直己を残すのみ、と言う所で助けに入るウィザード。
すぐにグールを一掃し、
「大丈夫か?」
直己のフォローに入ろうと思うと、そこへ意外な刺客が。
「調子は良さそうだな、魔法使い!」
現れたのはフェニックス。当然、晴人はその復活を知りませんでした。
「お前は・・・確か倒したはず!?」
「悪いな。俺は何度死んでも蘇る、不死身のファントム・フェニックスだ!」
不死鳥は、炎を浴びて蘇る。
「不死身だと?」
再生したばかりで能力劣化中、かと思えば素のウィザードの攻撃などものともしないレベル。
「ハッ、何だそりゃ?」
相変わらずの火力でウィザードを海へ。安心と信頼の水落ち。
 が、やはり反撃へ。
「ウォーター!」
フェニックスさんは、いい加減に水際は不利なフィールドだと自覚すべき。
ここで、ウィザードがまたも攻撃を受けた拍子に、背後にいた直己のフードが取れ・・・誰?
 ずっと直己だと思われていたのは、まさかの木崎の部下。
「えっ?」
「その男に騙されてたらしいな。」
「何!?」
「もう少し遊びたかったが、どうやらお開きのようだ。今度会う時は、そのキラキラ目障りな頭・・・必ず粉々にしてやっからな。覚悟しとけ!」
 余裕の捨て台詞とともに退場するフェニックス。
意外と、そう簡単にはヘタれてくれないようです。
「フェニックス・・・不死身のファントムか。」
しかし目先の問題は直己の所在。
「木崎さん!大丈夫ですか!?」
「ああ・・・何とか裏をかけたようだな。倉庫の方を見てきてくれ。」
「はい!」
結果オーライかも知れませんが、囮という手段について異を唱える晴人。
「おい、囮を使うなんてどう言うつもりだ?」
「直己君を守るためだ。」
「だからって、他の誰かを危険に晒しても良いってもんでもないだろ?」
「直己君を守るためなら手段は選ばん!たとえ俺が死んでも、直己君だけは、直己君だけは絶対に・・・!」
この尋常でない直己へのこだわりに、流石に感じるところがある晴人。
「どうしてそこまで?」
「それが約束だからだ。」
「約束?」
事の発端はやはり半年前、直己の父親が存命だったころ。
「半年前、俺と片山先輩は多発する失踪事件を追っていた。」
そんな時、片山刑事が持ってきたのが例の魔法石。
「木崎、これを見てくれ。」
「何です?これ。」
「魔法石だ。」
「魔法石・・・?」
「詳しい事はまだ分からんが、一連の失踪事件を繋ぐ重大な証拠になるかも知れない。」
魔法石を入手するまでに至るとは、かなり核心に迫っていたようです。
「捜査の中で魔法石を入手した先輩は、ファントムの存在にもたどり着いていた。」
そして掴んだ尻尾と言うのが、あの水道施設の作業員に擬態していたガーゴイル。
「あいつだ。」
「え?」
ガーゴイルに仕事を指示するために現れたフェニックスとメデューサ。
「ガーゴイル、出番だぜ。」
「ウッス。わざわざこんな所まで、お2人が来たって事は・・・。」
「次に狙うゲートを見つけたわ。片山直己。青南学園に通う高校生よ。」
ゲートの名前を聞いて顔色が変わる片山刑事。
「今の名前・・・もしかして片山さんの?ゲートって何ですかね?」
「ゲートの命と引き換えに、新たなファントムを生み出しなさい。」
メデューサの指示で、既に直己の命が危ないことが明らかに。
「じゃあ、よろしくな。」
「ウッス!お任せ下さい。」
フェニックスとメデューサが離れると、既に覚悟を決めたらしく
「木崎、後はよろしく頼む。」
「え?」
「大至急、直己を保護してくれ!俺はあいつを足止めする。」
死を覚悟して時間稼ぎに向かおうとする片山刑事。
あまりに早い決断に、これを止める木崎ですが
「待って下さい!ここは慎重に・・・」
「息子が狙われてるのに、悠長な事言ってられるか!」
「片山さん!」
「いいな。俺に何かあっても、絶対に戻るんじゃない!お前は直己を守り抜くんだ!」
「いや、でも・・・。」
「早く行け!」
そうして、ともかくも直己を秋田まで逃したようですが
「俺が戻った時は手遅れだった。けど、先輩が時間を稼いでくれたおかげで直己君を保護することが出来た。それがせめてもの救いだ。」
「今の話・・・直己には?」
「直己君はナイーブな子だ。自分のせいで父親が死んだと知れば、心に大きな傷を負う。だから何も話さないと決めたんだ。彼に何と言われようと。」
木崎も相当の覚悟で臨んでいる様子。これには晴人も何も言えません。

 一方、国安ゼロ課の本部では頃合いを見計らって出てくる直己。
「えっ、直己君!?」
「やっぱりね。」
「囮を使うとは、随分凝った真似してくれるっス。」
凛子はすっかり騙されていましたが、メデューサはこの企みに気付いていた様子。
「ガーゴイル、魔法使いはフェニックスが足止めしてくれてるわ。ゆっくりと絶望に歪む顔を楽しみなさい。」
「ウッス!」
直己の前に降り立つガーゴイル。
「ファントム!?」
凛子は、すぐさま晴人に連絡。
「は?直己の所にファントムが?・・・分かった!」
「そんな馬鹿な・・・。」
体を張った計画は全くの無駄というのは辛い・・・。
「後は任せろ。」
 すぐさま直己の保護に向かおうとする晴人に、木崎は
「待て!・・・頼む、俺も連れて行ってくれ。」
今度は男とタンデムか・・・。

 直己の方に残した護衛はごく少数だったため、これもあっという間に蹴散らされてしまいました。
凛子はプラモンスターにガーゴイルを撹乱させ、その間に直己と逃走。
「ガルちゃん達、お願い!」
「何なんだ、こいつら!?」
バラバラでは撹乱する程度でしたが、ここでまさかの3体合体。
ドリルのように突撃することで攻撃を図りますが、硬化能力を持つガーゴイルには相性が悪かったようで、有効打とはならず叩き落されてしまいました。
 晴人が到着するまでの間、どうにか逃げ延びようとする凛子と直己。
ガーゴイルの走り方が何だか間抜け・・・。
 しかし、それでも追いつかれ、どうにか直己だけは逃がそうとする凛子。
「こっち!」
「邪魔する奴には死んでもらうっス!」
「やめろ!俺を狙ってるんだろ?なら他の人を傷つけるな!」
すると、凛子を放り投げて直己に向き直るガーゴイル。
「威勢がいいのは親父そっくりっス。」
「え?」
「前にお前を狙った時、威勢よく飛び出てきたっス。」
「まさか、お前が父さんを・・・?」
「ああ。お前を守ろうと必至だったっス。」
ガーゴイルの口から明かされてしまう、片山刑事の死の真相。
 半年前、直己を絶望させに向かうガーゴイルの前に立ちはだかり、何とか止めようとした片山刑事。
「止まれ!」
「何すか?邪魔っス。」
当然のこと拳銃は通じず、
「直己の所へは行かせない!」
吹っ飛ばされながらも鉄パイプを手になおも攻撃。
しかし、やはり足止めにもならず。ひとしきり傷めつけられてなお、ガーゴイルの脚にしがみついて止めようとしますが、
「俺の息子は・・・絶対に俺が守る!」
「しつこい奴っス!」
そのまま息の根を止められてしまいました。
「父さんが、俺を・・・?」
「つまり、お前の親父が死んだのは、ズバリお前のせいって事っス!」
その真実を知り、いよいよ絶望へと進んでいく直己。
「そんな・・・。」
これは、木崎が危惧した通りの展開。
「いいっス!そのまま絶望の淵へ転がり落ちてもらうっス!」
「直己君・・・。」
ここで到着した晴人ら。ひと足遅かったか・・・。
「ん?意外と早かったっスね。」
「早くお前に会いたくってね。」
「晴人君・・・。」
「ごめん、待たせた。」
「でも、もう遅いっス。後はお前を倒すだけっス!」
「それは俺が決める。」
「ドライバーオン・プリーズ」
「シャバドゥビタッチヘンシン♪シャバドゥビタッチヘンシン♪」
「変身。」
「フレイム・プリーズ ヒー!ヒー!ヒーヒーヒー!」
「さあ、ショウタイムだ。」
ウィザードとガーゴイルは戦闘開始。
 すぐに直己に駆け寄る木崎。
「直己君!大丈夫か!?直己君!おい・・・しっかりしろ!おい!」
「何も知らなかった・・・。父さんが死んだのは、俺のせいだったなんて・・・。」
「ファントムが話したのか?」
「俺、俺・・・。」
「駄目だ・・・絶望するんじゃない!お父さんの死を無駄にするな!」
「木崎刑事・・・。」
必死の呼びかけを続ける木崎ですが、直己の絶望はもはや止められず。
「晴人君!時間がないわ!」
状況を理解した晴人は、
「悪いが、一気に決めさせてもらう!」
「フレイム・ドラゴン ボー!ボー!ボーボーボー!」
「コネクト・プリーズ」
ウィザーソードガンを取り出し、射撃を加えますが、これを硬化で防ぐガーゴイル。
「フッ、引っかかったな。」
「コピー・プリーズ」
ウィザーソードガンを2丁にし、一斉に連射。
数の問題では・・・と思われましたが、弾道を操り全て1点で命中させるという脅威の精密射撃により硬化層を破砕。
「同じとこに何度も当てればいいって事さ。」
これにより消耗したガーゴイルにトドメ。
「チョーイイネ!スペシャル・サイコー!」
「フィナーレだ。」
ブレストファイヤーでガーゴイルを完全撃破。

 しかし、直己の状態は深刻。
「諦めるな!まだ俺がいる。」
「頼む・・・。」
「ああ、約束する。俺が最後の希望だ。」
「晴人さん・・・。」
もはやギリギリの状態になっている直己にリングを嵌めさせスキャン。
「エンゲージ・プリーズ。」
そして直己のアンダーワールドへ。
 たどり着いた先は、父親が健在だった頃の木崎と3人での庭先。
「直己君、もっと脇締めた方が良いな。」
「ここが直己のアンダーワールドか。」
そう思った矢先、亀裂から出現する巨大ファントム・ヨルムンガンド。手とナメクジと竜を足したような・・・。
這いずり回りながら、5つの口から吐く玉でアンダーワールドを破壊。
「あれが直己の絶望から生まれた魔力の塊・・・!行くぞ・・・ドラゴン!」
自身からドラゴンを分離させ、いよいよ巨大戦。

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Posted by jerid_and_me at 14:10Comments(2)TrackBack(6) 特撮ネタ | 仮面ライダーウィザード

2012年11月15日

50号

 表紙&巻頭カラーは新連載『HUGRY JOKER』
タイトルとか絵は読切で読んだような記憶がありますが・・・中身こんなんでしたっけ?
連載にあたってかなり変えてきたんでしょうか。特にロリ顔巨乳の助手とか居なかったと思います。
完全に作者の趣味でしょうコレ。
話としては鬱グロありの能力バトルになるんでしょうか。他にも物理的法則を司る実があって・・・とか。
若干「悪魔の実」っぽいですが、それはそれ。とりあえずは悪くなさそうです。

 『暗殺教室』
煮こごりか!殺せんせーの意外な生態だけでネタになりすぎる・・・。
ビッチ先生が意外にも二十歳だったり、烏丸さんは何か知っている様子。
が、最後の「烏丸、恋話やめるってよ・・・」に笑わされてしまいました。

 『ONE PIECE』
これでいよいよシーザーの終わりも秒読みでしょうか。
子供とか絡みでメンバー全員が怒りに燃えて、という所でルフィが出てくるという黄金パターン。

 『超能力者 斉木楠雄のψ難』
この漫画の面白い所で同時にツッコミ所と言うのは、制約こそあれ何でも思い通りにできる能力を持った楠雄が超能力でもってお金を増やしたりコーヒーゼリーをタダで手に入れようとしないで、量を取るか質を取るかで小市民のように大真面目に悩んでいる所なんですね。
どころか知らない子供のために失って、と思ったら3倍で帰ってくるという運命性と言うか・・・超能力とギャグ漫画のバランスが良いんでしょうか。

 『ニセコイ』
きっとこれで終わりなんだろうと思ったら、最後に救済措置が入りました。
けど結局、恋愛バトル全体についての勝負もついており、これは敗者にかける情けのようなものなんだな・・・とは思います。
最後は、一応は形として勝負をした上で確定しそうですね。

 『烈!伊達先パイ』
あざといなさすが忍者あざとい。
何だかんだで変態推しとそうでない時でバランス取れてます。

 『黒子のバスケ』
チームプレーで魅せてから、一気にエース対決へ。
が、お互いにまだ完全なる模倣とかゾーンとか隠してますからね。決着に向けてどんどんと下地を作っています。

 『NARUTO』
すっかりインフレに取り残されたかと思ったらガイ先生強いですね・・・スサノオを吹っ飛ばしています。
先生方を差し置いてナルトが戦場の中心になっているのを見ると、ちゃんと主人公やれてて安心しますね。

 『トリコ』
いちいちスケールが大きいですね、この漫画。
しかし総人口296億人って多すぎでしょう。今だって大体70億ぐらいですし、それでいてこの漫画だとグルメ界という人類の入れない領域があるわけで・・・どういう密度してるんでしょうか。
ヒァー

 『スケットダンス』
サザエさん時空かと思いましたが、新入生が入ってきたり卒業があったり、一応ちゃんと時間は進んでるんですね。
と、こんなところで新キャラが。ヒメコの目標は「お嫁さん」とかだったりして。

 『ハイキュー』
初試合前の溜め。キャラごとの性格がよく出ています。
気の毒なエース・・・。

 『家庭教師ヒットマンREBORN!』
満を持して終了。結局、告白とかはしないんですね・・・。
もとより、「少しだけ変わった」と言うのが重要なようなので、告白成功だと劇的ですから仕方ありませんか。
ひとまず綺麗に終わりましたが、そのうちスピンオフとかやるんじゃないか?という気が。

 『べるぜバブ』
女性キャラが揃って馬鹿であざとすぎる・・・。

 『銀魂』
実力行使になったらスピード解決。さらにはホモネタまで。
長さ的にも中途半端だったので、ああ終わったの?的な感じになってしまいました。

 『BLEACH』
なんだ結局みんな生きてるんですね。やはり人気キャラを殺すような漫画ではありませんか・・・。
わんこ隊長のアップで吹きました。見えない所でやられたのかと思ったら耳だけって。

 『こち亀』
まあ確かに消費者って今日びこんなものですけど・・・。

 『めだかボックス』
台詞が説明的過ぎる・・・というより、もはや台詞が説明と言ってもいいレベル。
規格外に強い敵と、規格外の変態。先に倒されるはどちらか。

 『クロス・マネジ』
エロい話ではないと思ってはいましたが、主人公がむしろその気になって悲鳴上げられるのは予想外。
先輩が面白いキャラです。

 『クロガネ』
表舞台って言いますけど・・・夜間に妙ちきりんな格好で出歩くようなのが、ちゃんと高校で剣道部なんてやれてるんでしょうか。

 『恋染紅葉』
エ、実は全く描写されていない所できっかけがあったとか・・・流石にそれには引きます。
他のヒロインが完全に賑やかしだったりと、話が全体的に読者を置き去りにして、作者の中で自己完結するばかりという印象です。

 リボーンが円満終了、癖はありますが良い意味で個性的であろう新連載がIN。
恋染紅葉ももう秒読みでしょうし、ひとつの転換期ですね。
結局、ラブコメ3すくみで生き残ったのはニセコイだけ、それも結果が見えながら引き伸ばしている状況ですから・・・企画倒れと言わざるを得ない。  
Posted by jerid_and_me at 20:58Comments(0)TrackBack(0) 漫画 

2012年11月11日

今週の仮面ライダーウィザード「第10話 国家安全局0課」

 何だかすごく久しぶり感のあるウィザード。
パワーアップ回のあとでこの間隙は辛い。
「強敵フェニックスに苦戦するウィザード。一度は敗れたものの、新たなウィザードリングで引き出したドラゴンの力が彼を勝利へと導いた。」
必殺技がまさかのブレストファイヤーだったフレイムドラゴン。強いのは間違いないです。

 が、前回ラストにて早くも生存が確認されたフェニックス。
「死と再生を繰り返す不死身の身体で良かったわね。」
確かに倒されはしたものの、その夜・・・。
燃えカスが集まり、炎とともに再生。と言っても、かなり消耗している様子。
「あいつを倒すまで、何度でも蘇ってやるよ!」
「それって、何度でもやられるって事?」
「うるせえ!うおぉーっ!!」
口ではメデューサに敵いません。すぐキレるのもいつもの調子。

 久々出番の国安ゼロ課では、既にフレイムドラゴンの写真が集められています。
「とうとう本性を表したか。」
「操真晴人はファントムなのでしょうか?」
「可能性は十分ある。」
「では、彼は何故人を守るんです?敵なのか味方なのか・・・。」
「何にせよ、奴がバケモノであることに変わりはない。我々も急がなければ・・・。」
晴人をバケモノ扱い。確かに、中にファントムは居ますが。
取り出したのは緑の魔法石。このわざとらしいメロン味!
あ、これハリケーンドラゴンフラグだな・・・。

 面影堂では、
「この指輪の力、半端ないわ。」
他の指輪と比べて圧倒的なパワーを発揮したフレイムドラゴン。
「そうか、そりゃあ良かった。よし、創作意欲が湧いてきたぞ!」
「気をつけてね、晴人。その指輪は・・・。」
繁にはモチベーションとなった反面、心配を隠せないコヨミ。
「大丈夫!ドラゴンだって俺の中にあるからには俺自身なんだ。俺さえしっかりしてれば使いこなせるさ。」
ああ・・・これはそのうち絶望とか暴走とかもありますね。
「じゃあ、俺もちょっくらファントム捜しに行ってくるかな。」
「行ってらっしゃい。」
表に停めてあったマシンウィンガーを走らせると、そこに待ち伏せていた国安ゼロ課の木崎とその部下。
「行くぞ。」
「はい!」
狙いは晴人か、と思えば面影堂へ。
「いらっしゃいま・・・」
「店主の輪島繁さんは居ますか?」
「はいはい。輪島は私ですけども・・・どちら様?」
「警視庁、国家安全局の木崎です。」
「国家安全局?」
「ほう、警察のエライ人が私に・・・何か?」
「指輪を作って頂きたい。」
どうやら、先程の魔法石を指輪にしようと考えている様子。
「え?ああ・・・すみません。よく知らない人に指輪を作るのはやめにしてるんですよ。いや、前にね?どでかい失敗をやらかした事がありましてね・・・ええ、ええ。」
魔石による指輪制作が知れていると分かると白を切るようなことはしませんが、遠回しに拒否。
「詳しいことは言えませんが、決して怪しい仕事ではありません。」
「ううん・・・内容も分からないんじゃあ、やっぱりお断りかな?」
「断るという選択肢は、あなたには無い。」
素直に応じる気がないと分かると強行手段に。
「え!?ちょ、ちょっと!止め・・・痛い痛い!」
「こんにち・・・うわっ!ちょっと、どうしたんですか!?え?」
丁度そこに鉢合わせする凛子。
「大門凛子?」
「木崎刑事!何で?」
お偉いさんにサボりの現場を目撃されたでござるの巻。
「早く連れて行け!」
「え?ちょっ・・・待って下さい!ねえ?」
凛子は全く相手にせず、そのまま繁を連れ出すゼロ課の面々。
「え・・・ちょっと、どうなってんの?」
残された凛子は状況がまったく理解できていません。

 この事については全く知る由もない晴人。
「お、ファントムを見つけたな?」
「ドライバーオン・プリーズ」
「変身。」
「フレイム・プリーズ ヒー!ヒー!ヒーヒーヒー!」
「案内よろしく!」
早速変身し現場へ急行。バイク上変身がカッコいいですね。

 現場では、既にゲートを特定しているファントム。
「まさか、こんな所で会えるとは思わなかったっス!」
「何なんだよ、お前は!?」
「俺様はファントム・ガーゴイル。折角だから死の恐怖で今すぐ絶望してもらうっス!」
あ、これ無能な方のファントムだな・・・。何だかケットシー臭がするキャラ付け。
 そして即妨害。
「大丈夫か?」
「お前がウィザードとか言う指輪の魔法使いか!?」
「ほほう、俺も有名になってきたな。」
「コネクト・プリーズ」
ウィザーソードガンを取り出したウィザードにいきなり劣勢のガーゴイル。
何だか動きにくそうだしパッとしないな・・・と思っていると、体を石のように硬化させて防御。
「硬ってえ!」
こうなると、攻撃が全く通りません。
「その程度の攻撃じゃあ、俺様はビクともしない!」
さらに、ジャンプして飛びかかったと思えば空中で石化。
「やっべ、重っ!」
「潰してやるっス!」
重量でもって押し潰しにかかりますが、辛うじて腕が動いたのが幸運。
「ランド・プリーズ ドン・ド・ド・ドドドン ドン・ド・ド・ドン」
「姿を変えても無駄っス!」
が、やはりランドスタイルはパワータイプの様子。
「何!?」
「こう見えても意外に力持ちなのっス。」
ガーゴイルを何とか持ち上げて放り投げると、
「まだまだ!」
「ビッグ・プリーズ」
巨大化した腕でガーゴイルを捕まえるも、
「やべっ!ひねり潰されるのは御免っス!」
どうにか脱出し逃走。
「逃げたか。」
気になるのは、既にバレているゲート。

 面影堂を訪れた瞬平。
「こんにちは〜!ドーナツ買って来ましたよ!・・・晴人さんは2階?」
「ファントムを追ってる。」
そっけなく答えるコヨミ。足元には湯呑が割れたままで、結構ショックを受けている様子。
「・・・そっか。凛子さんは来てる?」
「輪島のおじさんを追ってる。」
「え?大丈夫かな・・・。輪島さん、どうしたの?」
「さらわれた。」
「そっか、さらわれたのか・・・え!?」
驚いてドーナツを落とす瞬平。犠牲になったのだ・・・。

 いつものドーナツ屋はんぐり〜を訪れる晴人。
「見て見て!また新作作ったの。今日のはフェアリーパープルよ!」
何か毒々しさを感じますが・・・。
「ふうん・・・じゃあそれも。」
「え、食べてくれるの!?イエーイ!!」
どういう風の吹き回しか、新作を注文する晴人。大喜びのKABA.ちゃん。
喜ぶあまり両手を天井に強打するリュウ。
「まあ、食べんのはこいつだけどね。」
連れてきていた先ほどのゲート。
「そうよね、プレーンシュガーよね・・・。何だったら食べてくれるのかしら。」
ガックリ。リュウは手の痛め損です。
「えっと・・・直己、だっけ?落ち着いたか?」
「まだ、ちょっと混乱してますけど・・・。つまり、俺はゲートって奴で、さっきの奴に狙われてるっていう?」
「ああ、だからしばらくは出歩かない方がいい。家まで送るよ。」
「俺の家・・・秋田ですけど。」
「秋田?」
「今日は、久しぶりに東京に来たんです。半年前までは東京に住んでたんですけど・・・。」
「なら、すぐ帰った方がいい。ここより安全だ。」
注目情報:ファントムの活動は東京限定
「・・・嫌です!」
「え?」
「すいません。東京でどうしても会いたい人がいて・・・。」
何やら用があって出てきたところを早速見つかってしまった様子。よくよく運が悪いようで。

 国安ゼロ課の一室に拉致された繁。
部屋には、既にひと通りの道具が用意されています。
「随分強引だなぁ。」
「無理やり連れてきたことはお詫びします。だが、我々が急いでいるという事もご理解頂きたい。」
「そんなに急ぐ仕事なんだ?」
「ええ。これで、大至急指輪を作って頂きたい。」
木崎が出したのは、先程の緑の魔法石。
「魔法石・・・!」
警察関係者が魔法石を所有していた事に驚きを隠せない繁。
「木崎さん、ちょっと・・・。」
と、そこへ木崎の部下が。
 どうやら、玄関先で凛子が騒いでいます。
「木崎刑事に用があるの!」
「原則、アポイントのない方はお通しできないので・・・。」
「どうして!?」
そのうちクビになりますよ・・・。
「私に何か用か?」
「輪島さんはどこですか!?無理やり連れて行くなんて、非道すぎます!」
「君が協力してくれれば、我々が動く事もなかったんだ。」
「え?」
「君は我々に、魔法使いと接触している事を隠していた。あの店が、魔法使いのアジトであると言う事も。非難されるのは君の方だと思うが?」
アジトなんて言葉、久々に聞きましたよ・・・。
警察関係者では未だに使われているんでしょうか?
「いえ、それはあなたの方です!」
続いて現れた直己。
「直樹君・・・!」
どうやら知った顔の様子。また、かなり驚いているようで。
同行していた晴人。
「あれ?」
「晴人君!」
「操真晴人!」
警察官2人の見事なシンクロ。
「凛子ちゃん!ここで働いてるの?」
「ご無沙汰しています、木崎さん。」
「「何でここに?」」
またしても完璧なシンクロ。
「いや、ファントムに襲われたゲートを送ってきたんだけど。」
「彼がゲート?」
「うん。」
「ゲートである事を本人に話したのか!?」
急に焦る木崎。
「ええ〜、どうしたの?誰?」
「俺の質問に答えろ!」
「You、誰?」
「答えろ!」
晴人の顔芸・・・偉ぶる人には厄介なタイプですね。
「どうしたんですか!?」
流石に騒ぎ過ぎたのか、周囲の刑事も不審に。
「・・・何でもない。私についてこい。」
木崎の個室に案内される3人。
「どういう事?」
「だから、輪島さんを連れてっちゃったの!」
「は?」
「輪島さんを、この人を無理やり連れてったの!」
「え、輪島のおっちゃんがこいつに?」
初耳。そりゃあ晴人の留守を狙ったんですから当然ですが。
「静かにしろ!・・・何故東京に出てきたんだ?」
最優先事項は直己。
「あなたに会って、父のことを聞くためです!」
「・・・片山さんの事は既に話した筈だ。」
「いえ、あなたはまだ何か隠してる!」
「そうよ!国安は何でも隠し過ぎです!もっと情報を開示すべきですよ!」
「そうだそうだ!輪島のおっちゃんを何で連れてったんだよ!?」
晴人、半分面白がってないですか?
「黙れ!我々の活動はトップシークレットだ。余計な詮索は公務執行妨害に相当する。直己君も、その辺りの事はお父さんから聞いて理解しているはずだが?」
「なるほど。何か怪しさ満載だな?」
「貴様に言われたくない。」
取り出したのは先程のフレイムドラゴンの写真。
「俺の写真!?」
「それ・・・!」
「我々は君を監視していた。危険な存在としてな。」
「危険って・・・俺が?」
「晴人さんは悪い人じゃない!俺を助けてくれたし・・・!」
「そうです!晴人君は私達の希望です!」
「ありがと。」
そっけないですが、内心嬉しいんじゃないかと。
「違う!君はただのバケモノだ。話は以上だ。直己君をすぐ秋田へ。」
「はい!」
よほどファントムに恨みがあるのか、態度は硬く変化なし。
「嫌です!」
「東京にいると危ないから・・・。」
「晴人さんが守ってくれるから、大丈夫です!・・・木崎さんが父さんの話をしてくれるまで、帰りません。」

 ビルの屋上で報告会のファントム陣営。寒そう・・・。
「前に逃したゲートを見つけたって訳か。」
「ウッス!まさか、また会えるとは思ってなかったっスから、ちょっと遊びすぎたっス。」
「けれど魔法使いも現れたとなると、面倒ね。」
「魔法使いは俺にやらせろよ!」
「あなたは再生したばかり。しばらくは魔力を回復させた方が良いわ。」
再生といってもリスクがあり、充電には時間を要する様子。
「魔法使いはともかく、あのゲートは俺様にやらせて欲しいっス!半年前も逃しちまったから、今度こそ絶望に歪む顔が見たいっス!」
何この実写版スーパーマリオ。
殺る気はありそうですが、見た目からして脳みそ筋肉なんですよね・・・。

 直己から父親の話を聞く晴人ら。
「じゃあ死んだお父さんは、あのメガネ野郎の先輩だったのか。」
「はい。国安で、木崎さんとコンビを組んでたんです。東京に住んでた頃は木崎さんもよく家に来て。父とは本当に気が合ったみたいで・・・。」
休日でも家に来るぐらいだった様子。
「直己君、もっと脇締めた方がいいぞ。」
「僕の事も、弟みたいに可愛がってくれました。」
酒を飲んで歓談したり、剣道を教えてやったり、まるで別人です。
「信じられない・・・木崎刑事にそんな所があったなんて。」
「でも、何だか人が変わっちゃって。」
「え?」
「父は、事件の捜査中に死んだんです。その時、現場に木崎さんも居たらしいんですけど、詳しい事は何も教えてくれないし。それ以来、何だか俺の事も避けているみたいな感じで。」
 直己の父親の死をきっかけに豹変したとのこと。
もともと国安がファントムを追っていたとなれば、それ絡みでしょうか。
「それであいつに会いたがったのか。」
「父が死んだのは・・・木崎さんのせいだと思うんです!」
「木崎刑事のせい・・・?」
「俺を秋田に追い払ったのも、近くにいて色々追求されるのが怖いからなんです!きっと!」
「輪島さんを連れ去った理由を話さないのも、きっと追求されると色々困るからかも。」
木崎犯人説で固まってきていますが・・・?

 その木崎は、繁と面会。
「どうぞ。」
部屋に入ると、魔法石には手もつけていない繁。
「・・・不便はありませんか?指輪作りに足りない物があれば遠慮なく言って下さい。」
「この魔法石はどこで手に入れた?」
「余計な詮索は無用。とにかく、あなたは指輪を作ってくれればそれで良い。」
木崎の方も質問には答えず、お互い埒が明かないといった様子。
 その木崎が出てきたところを待ち構えていた晴人。
「何をしている?」
「ちょっと話がね。」
「輪島繁なら無事だ、用が済めばすぐに帰してやる。」
「それもあるけど。今聞きたいのは他の事だ。あんた、直己がゲートだって知ってたよな?しかも、それを本人に隠してた。一体どういう事だ?」
確かにそれは気になる所。ゲート云々は人間には見分けられない筈。
「お前には関係ない。」
「ファントムの事。随分調べたみたいだけど、あんまり深入りしない方がいい。」
「何?」
「残念だけど、人間が太刀打ち出来る相手じゃない。」
「調子に乗るな。我々とてファントムの存在にいつまでも手をこまねいているつもりはない。魔法使いだか何だか知らんが、自分だけが人を守れるなんて思い上がるな。」
「なら、気をつけろよ。」
物別れで解散。すると、木崎の携帯に着信が。
「どうした?・・・何?彼に気付かれぬよう監視を続けろ。すぐそっちへ行く。」
すぐに車を走らせる木崎。直後、晴人の携帯にも着信が。
「直己君がいなくなった!」
「すいません、僕のせいです!」
「ごめん!ちょっと目を話した隙に・・・!」
「はぁ!?・・・分かった分かった!」
どうやら、木崎も見張りの部下から同じ情報を受けた様子。

 その直己がひとり向かったのは、とある水道施設。
地下へ入り込んでいくと、花束とワインの置かれた一角が。
「ここが・・・父さんの死んだ場所。」
「いやあ、嬉しいっス!」
「勝手に入っちゃって、すいません!」
現れたのはガーゴイル人間体。場所とマッチし過ぎている・・・。
「まさか、因縁の場所で絶望させられるとは思わなかったっス!ハハハ・・・!」
花束を踏みにじりながら怪人体へ変身。
そこへ、追いついてきた木崎の部下が拳銃で射撃。
「止まれ!」
「下がって!」
が、やはりこの程度で止められるものでもありません。
「邪魔はやめて欲しいっス!」
簡単にやられるゼロ課員。遅れて現れた木崎。
「逃げるんだ、直己君!」
「でも・・・。」
「いいから逃げるんだ!」
部下を放って、直己を連れて逃げる木崎。
「今度は逃さないっス!」
「早く!」
が、やはり回りこまれてしまいました。
「どこにも行けないっスよ。」
絶体絶命、と言う所でしたがここで効く銃撃が。
いいところで現れた晴人。
「またお前っスか!?」
「晴人さん!」
「ったく、勝手に出歩きやがって。お前、後でお仕置きだからな?」
「本当、迷惑な出しゃばり野郎!」
「ああ、それが俺のキャッチフレーズだ。」
「シャバドゥビタッチヘンシン♪シャバドゥビタッチヘンシン♪」
「変身。」
「フレイム・プリーズ ヒー!ヒー!ヒーヒーヒー!」
「さあ、ショウタイムだ。」
狭い通路上で戦闘開始。残された木崎と直己。

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Posted by jerid_and_me at 14:20Comments(7)TrackBack(7) 特撮ネタ | 仮面ライダーウィザード

2012年11月08日

49号

 表紙&巻頭カラーは『ニセコイ』
カラー表紙にてマリー&鶫の脱落のお知らせ。あからさま過ぎる・・・。
同時に、千棘の方もいよいよその気になったようですが。問題は主人公ですよね。
またしても鈍感スキル全開でギクシャクしたりしたら流石にテンションだだ下がりです。

 『トリコ』
大勢の前で狙われる小松を、新技を引っさげて颯爽と助けに来るトリコという流れになるんでしょうね。
何この小松ヒロイン展開。

 『ONE PIECE』
ゾロから漂うオサレ臭。結局この人が格上相手に勝ってるイメージがない・・・。
格下には圧倒的なんですけど、同格辺りから怪しくなると言うか。

 『暗殺教室』
気の毒なゲストキャラ。防ぎ方が面白すぎる・・・。
弾丸とる紙じゃねーよ!とかのツッコミも秀逸。無駄にきれいに纏めてますしね。

 『べるぜバブ』
強引過ぎるモブキャラ整理と人気取り。これで順位が上がり調子ってのがまた。

 『黒子のバスケ』
前半戦は新人や中堅キャラに華を持たせている感じ。
展開的に、明らかに黒子や火神を温存している流れです。これは何というか、上手く言えませんが勝てる流れかと。

 『ハイキュー』
女マネさん良いな・・・。女子部主将といい、圧倒的に男性キャラ主体なせいもあってか女性キャラのレベルが高いです。

 『超能力者 斉木楠雄のψ難』
ご都合的な能力で坊主とか無かったことになるんでしょう?と思ってたら敢えてちょっとだけやった後で平然とリスタート。「何で剃り込み生えてるんだよ」はズルい。

 『銀魂』
ハズレ中編の予感。どうもちょっとゴチャゴチャしているだけに見えます。

 『家庭教師ヒットマンREBORN!』
登場人物に翻弄された原付のオッサンが気の毒。しかし、この漫画って改めて見ると女性キャラが可愛いですよね。それももうじき終わりか・・・。

 『こち亀』
流行りに乗っかった上に話が激寒とは・・・。

 『めだかボックス』
人気投票、主人公はどこへ。球磨川が毎度人気過ぎて票数操作を疑うレベル。
一方で贄波ちゃんが愛されキャラ過ぎる・・・このアホさ加減はまさに癒し。

 『スケットダンス』
毎度、椿関係の話はシリアス度が高まって何とも・・・妹のキャラも何だかなぁ。

 『BLEACH』
理解不能なことがあると騒いで喚いて、相手の話を聞かない、分析もしないという頭の良くないDQN体質の主人公・・・毎度のことながら、これで話がこじれて伸びていく様子は滑稽で残念です。

 読切『メカペン先生変形ゼミ』
初見のインパクトからして大概ですが、「やらなかったとこだ!」の流れが清々しくひどい話で笑ってしまいました。
コマ使いと言うかページの変わり目など、漫画ならではの見せ方が上手かったように思います。
爆破オチを強引に持ってくるところといい、純然たるギャグ漫画という感じですね。

 『クロガネ』
特訓も捻りがないもので、そして丁度そのタイミングで次の必殺剣を授かるって・・・あれ、これ特訓関係無くないですか?

 『クロス・マネジ』
特定の声優さんのイメージが暴走しているような・・・と言うか沢城さんって突然出てきたような?
次回はどうせユニフォーム着せるとかそう言う話なんでしょうね。

 『烈!伊達先パイ』
順位下がってますね・・・。結局ローカルネタとか、出尽くした歴史ネタばかりに。
「レッツパーリー」混ぜてくるのはズルい。

 『恋染紅葉』
告白シーンが何だか中途半端な感じに。告白が伝わらないのよりは良いのかもしれませんけど、これで続くのもな・・・。
と言う所ですが、このあと正式に告白して終わりでしょうね。

 『タカマガハラ』
展開がやたら巻いてたと思ったら、やはり終わりですか・・・。
今回も敵の動きが面白かったりと、かなり面白い見せ方をする漫画だと思っていたのですが。
序盤の家族構成やら漫画家志望とか、あの辺りで最初からクライマックスになってしまった感があります。
惜しい・・・普通に異色バトル漫画ができていたと考えると、序盤の妙な仕込みは余計でした。

 ううむ・・・全体的に読む作品が減ってきたな、という感があります。
金未来杯の結果も出ていましたが、今から思うと割りと微妙なところが揃っていたという印象です。
ここ数週やっていた賞の方が面白いのが集まっていたような?  
Posted by jerid_and_me at 21:29Comments(0)TrackBack(0) 漫画