2013年04月28日

今週の仮面ライダーウィザード「第33話 金で買えないモノ」

 ゲスト脚本で色々不安なボギー回後半。
「ソラは高額なバイト代を餌に人間を集め、6人のゲートを探し出す。その中には仁藤の親友である土屋もいた。晴人と仁藤は力を合わせ、金に目が眩んだ6人を見事に助け出したのであった。」
 とは言え、こうして後半まで続いているので「助け出したのであったが・・・」というものです。
後日、土屋が東京を去る間際に渡していったギターピックのペンダントを大事そうに見ている攻介。
「土屋さん、可愛い所あるじゃない。ギター好きの彼にとっては大切なものなんでしょ?」
「ああ。」
「金に目が眩んで、お前に迷惑かけちまった。」
「友情の証だ、俺とお前のな。」
そう言い残して福井へと旅立った土屋。
「こんなに小さいけど、俺にとっては果てしなく大きなもんだ。」
「他のゲートの人達も助けられて、本当に良かった。」
「まあ、よっぽどファントムが怖かったんでしょうね。6人とも東京から離れてくれたし。これで一件落着じゃないですか?ね!晴人さん。」
関東ローカルどころか、いよいよ東京限定になっています。
そのうち23区限定になるんじゃないでしょうか。
「ん?・・・うん、お金にも懲りたんじゃない?うまい話には裏があるって分かっただろうし。」
「そうだな。」
「やっぱりそうだよな。でもな・・・。」
未練がましくあのチラシを見ている繁。
「輪島さん!」
「おっちゃん!」
「ごめんごめん!分かってる!分かってるんだけどさ!ついさ・・・。こういうのがあるから行けないんだ!これをな、こうやってな・・・」
総ツッコミを受け、チラシを再び握り潰して・・・ポケットへin
「おっちゃん!」
「ごめんごめんごめん。」
ようやくゴミ箱へ。
「ナイスキャッチ!」
「さすが刑事!」
すっかり解決ムードの一同ですが、晴人はどこか引っ掛かりを感じている様子。

 ファントム陣営では、
「失敗したわね。あなたの作戦。」
こちらも既に失敗した気で、ソラに反撃をかけようとしたメデューサでしたが
「あ〜あ、何で魔法使いにバレちゃったんだろう?」
「さあ?」
笑いが止まらないメデューサ。だって自分でバラしましたからね。
「お前、隣に隠れてゲートを探してたのか?」
「そうよ。」
「まさか、ワイズマンの意思を裏切って魔法使いに作戦を教えるファントムはいないだろうし。ね?それに、ミサちゃんは分からないだろうけど、一度お金に目が眩んだ人間はなかなか変われない。だから僕は、笠原さんに頼んだのさ。」
 こちらもだいたい感づいている様子。すごいギスギス感。
ところが、まだ余裕の消えないソラ。
「笠原・・・ボギーは死んだんだろう?」
「フフフ・・・死んだよ、きっちりと作戦通りにね!ハハハ・・・!」
やはり、ここまで作戦通り。ソラの方が一枚上手・・・しかし、それにしてもひどいセクハラ上司です。

 OPはまたしても映画仕様。
去年と同様の採石場で運動会ですね・・・巨大戦も代わり映えしなさそうな。
他はまだオールドラゴン仕様ですが、映画販促が終わるときにインフィニティ&ハイパーに差し替えでしょうか。

 福井へ向かう道中、ガソリンを補給していたところ、東京都内限定のガソリン無料券を発見。
「あ!タダ券・・・ラッキー!・・・東京しか使えないのか。」
随分怖い目に遭った事もあり、しばらく考えましたが
「いや・・・勿体無いだろ。」
と、来た道を東京方面へ逆走。多分、埼玉辺りまで来てたんでしょうけどね・・・。

 さらに、あの東京タワーマニアのゲートは性懲りもなくまた東京タワー下へ。
「やっぱ良いな〜!」
下から写真を撮っていると、通りかかった施設で
「おめでとうございます!記念すべき10万人目のお客様です!」
「おめでとうございます!」
「賞金10万円ですよ!」
まさかの幸運。
「え、凄い・・・10万人?」
「青森の実家に帰る前に、もう一度だけ大好きな東京タワーを見ておこうと思って来たんですけど・・・!おかん!おかん見てる!?」
「あの時のゲート!?何で東京に・・・?」
この展開には、偶然TVを見ていた晴人も驚き。
同時に、脳裏によぎるソラの言葉。
「これからが本番だからさ。」
嫌な予感を感じた晴人は現場に急行。
「行ってくる。」
「僕も行きます!」

 一方、先日の戦いでボギーを食べ損なった攻介はファントムを求めて街中を捜索。
「ファントムー!ファントムはいねえか!?・・・まあ簡単に見つかる訳ねえよな。」
だがしかし、土屋とはまさかの再会。
「ツッチー!?」
ばつが悪そうに顔を隠す土屋。
「え、何で?」
「・・・おう!」
当然のこと、この後お説教タイム。
「お前、戻ってくるなんてどう言うつもりなんだ!?感動的な別れが台無しじゃねえか!」
「いや・・・色々あってさ。つい。」
ガソリン無料なんてしみったれた事は言えない空気です。
「つい、じゃねえだろ!?分かってんのか!?お前はゲートなんだぞ!?東京にいたら命を狙われるんだ!」
「・・・すまん。」
ようやく反省したかという所ですが、「ガッポリ大抽選会」なるものの抽選券が風に乗って飛んできました。
「分かった!分かったけど、これ引いてからでもいいよな?」
「お前なあ!」
「今すげえツイてんだよ?なあ?なあ?」
何このガチホモカップル・・・。
「ああ、もう!分かったよ。」
「行こう。」
しかたなく回させてみると、出てきたのは金の玉。まさかの賞金100万円。
「100万・・・!うわーっ!!」
「おめでとうございます!」
大喜びし、これで帰るかと思えば
「気が済んだか?だったら早く福井に・・・」
「いや!まだまだラッキーちゃんが続きそうな気がする!ジャカジャカジャカジャカ・ジャーン!ひとーつ!幸運は続いているうちに使うべし!」
「あのなあ、いつファントムに襲われるか分かんねえんだぞ?」
「お前がいるから安心してる。頼んだぞ、攻介!」
「だから、もう・・・。」
全く反省していない・・・。なるほど、ソラは人間をよく分かっています。
 と、ここで通行人とぶつかる土屋。
「何すんだオラ!」
何やら柄の悪い・・・これは早くも不運が来たか?と思えばすぐそこの掲示板に指名手配が。
「あ!逃がすか300万円!攻介!お前も手伝え!」
「離せ馬鹿野郎!」
「おまわりさん!300万円が!」
攻介と2人がかりで指名手配犯を確保。それにしてもひどい絵面。

 晴人らは、先ほどの東京タワーマニアを発見。
「あ、いた。」
何やら宝石店に入ろうとしていた所、足元に懐中時計を発見。拾い上げた所で現れた老婆。
「この時計、あなたが拾ってくだすったの?これ、死んだおじいさんの大切な形見なの。」
「はあ・・・。」
「あっ、お礼をさせて。」
するとこのお礼と言うのが尋常ではありませんでした。
「少ないけど、これで。」
「え・・・ご、5百万!?」
そんな馬鹿な話が・・・。
「すげえ幸運・・・。」
見ていた晴人と瞬平もお互いの頬を叩きながら夢を疑っています。

 ツキが来ているのを感じる土屋は宝くじ売り場へ。
「おいツッチー、何でそんなもん買ってんだよ?」
「これで最後だから!最後!」
「いくらツイてるからって当たる訳ねえって!」
攻介の制止も聞かずスクラッチを削ると・・・
「あー!!」
「どうした?どうしたどうした?」
「当たった・・・。」
「当たった?」
「1等・・・10億円・・・。」
「10億円!?」
あまりの事に痙攣する土屋。これはあまりにもツキすぎています。
くじの名前が「ウルトラダイナマイトくじ」という時点で自爆の匂い・・・。

 晴人らは東京タワーマニアのゲートにもひと通り説教をした模様。
「すいません・・・すいません・・・。」
「まさか、ファントムの恐ろしさを忘れた訳じゃ・・・ないよな?また襲われてもいいのか?」
ちょっと脅してやると反省している様子。
「だったら、命を粗末にするな。早くここから・・・」
「もちろん、実家の青森に帰るつもりだったんです。だけど、さっきみたいに良い事ばかり起こるから東京から出られないって言うか・・・すいませんでした!すいません!すいません!」

 一方、こちらは完全に調子に乗っている土屋。
衣装も全とっかえし、楽器店へ。
「面倒だ!この店、全部。」
「え!?」
「ありがとうございます!」
「お前、いい加減にしたらどうだ?反省したばっかだろ。金に目が眩んだらろくな事無えんだって!同じ過ち繰り返すつもりか?」
「だから、今度は大丈夫だって。心配性だな。おふくろか!?」
全く反省の色が見えません。

 東京タワーマニアのゲートを送る晴人ら。
「すいませんでした、すいませんでした・・・。」
「もういいから。すぐに東京から出ましょうね?」
「はい・・・すいません。」
「そんなに謝んないでよ!」
するとここで、男の靴紐が突然切れてしまいました。
「あれ?新品なのに・・・。ああ、ついてない。」
「新品でそれはかわいそうだな。」
何やら不吉な気配。うずくまっていた所、先ほどの大金の入ったリュックを持ち去るひったくり。
「俺の金・・・返せ〜!」
「え、嘘!?」
こういう時の魔法かと思いきや、あっさりと撒かれてしまいました。
「そんな・・・どうして急に。さっきまであんなに運が良かったのに・・・。」
「(おかしい・・・何でいきなり運が悪くなった?)」
運の乱高下に、流石に違和感を感じる晴人。Blackだったらゴルゴムと断定するレベル。
 さらに、落雷で工事現場の足場が崩壊。ゲートめがけて落下してくるという命に関わるトラブルも。
「危ない!」
間一髪で助けることに成功しましたが、この時何かを感じた晴人。
「何かついてる・・・。」
「ライト・プリーズ」
ライトリングの強力な光で照らすと、一瞬ながらゲートの背後にファントムが憑いているのを確認。
「今の・・・ファントム!?」
「こいつ、あの時倒した・・・!」
確かにインフィニティの力で倒したはず、しかし姿形は間違いなくボギーのそれ。
 試しに蹴飛ばしてみると、姿は見えないながらも触れる事はできるようで。吹っ飛ぶボギー。
同時に姿を現したため、すかさず変身する晴人。
「変身。」
「ランド・プリーズ ドン・ド・ド・ドドドン♪ドン・ド・ド・ドン♪」
あ、ランドは嫌な予感・・・。
「せっかくいい気持ちだったのに。」
逃げるボギーを追うウィザード。
「待て!」
ところが、ここでバナナの皮を踏んでしまい盛大に転倒。
「何やってんの?ほ〜れ。」
手振りひとつで、今度は台車につまづいて転倒。
さらに鉄パイプがどこからか転がり出てきて、何故だかショッピングカートに乗って通りすぎてしまったり、果てはゴミ箱に頭から突っ込んでしまいました・・・何このギャグ演出。
「何でこうなるんだよ!?」
いよいよキレた晴人、
「バインド・プリーズ」
「ランド」
動きを止めてからのスラッシュストライクで粉砕。
「あっ・・・痛!誰だよバナナ捨てたの?」
何でもない戦いのはずが満身創痍です。
 すると、そこに現れたソラ。
「ビックリした?死んだはずのファントムがまた出てきちゃって。」
「グレムリン?」
「言ったでしょ?彼は死んでからが本番なんだよ。彼は執念深くってさ、一度狙った相手にはお化けみたいに取り憑いちゃうんだ。そして、その人の幸運と不運を操って、絶望に落としてくれる。一度、金に目が眩んだ人間は簡単に絶望するからね!」
「死んでから人間の運を操る・・・?嘘だろ?」
「頑張ってね、指輪の魔法使いさん。君と遊ぶのは本当に楽しいよ!」
一旦は晴人を縛るも、それもすぐ解けてしまいました。
ボギーの能力をバラす事といい、この人バカなんですか?
「晴人さん!大丈夫ですか!?」
「ガルーダ!ユニコーン!クラーケン!プリーズ」
「早くゲートを見つけてくれ!」
瞬平らに構う間もなく、使い魔を放って残りのゲートを捜索。同時に攻介に連絡。
「え、あのファントムが!?」
「ああ。ラッキーな状態から一気にどん底に落として、ゲートを絶望させるつもりだ。他の4人は俺が何とかする。お前は土屋さんを頼む。」
「分かった。」
「どうした攻介?」
「ツッチー、よく聞け?お前のラッキーはまやかしだ。」
「は?」
あ、これは難航しそうな予感・・・。

 残り4人は何とかする、と言った晴人。
「晴人さん、どうやって4人のゲートを一度に・・・?」
「大丈夫、任せろ。変身。」
「フレイム・ドラゴン ボー!ボー!ボーボーボー!」
「コネクト・プリーズ」
「ドラゴタイム・セットアップ スタート!」
フレイムドラゴンに変身し、ドラゴタイマーを起動。
「そうか、それだ!」
「ウォータードラゴン!」
「ハリケーンドラゴン!」
「ランドドラゴン!」
久々の4体分身。
「さあ、ショウタイムだ。」
4体散開し、ゲートの保護開始。

 しかし、土屋の方は・・・。
「俺にファントムの亡霊が取り憑いてるって?」
「そうだ。」
「クジに当たったのもそいつのせいだってのか?」
「そうだ、だが安心しろ!すぐ取ってやっから・・・」
背後のボギーを取り払おうとした攻介を押し返す土屋。
「おい何すんだ、てめえ!」
「誰が手放すか、この幸運を!」
うわぁクズだ・・・。

 小太りのゲートを保護しに現れたウォータードラゴン。
ボギーをどうにか引き剥がしましたが・・・犬のアレを踏んでしまったようで。
「踏んじゃった・・・・駄目だよちゃんと片付けなきゃ!」
気を取り直してボギーに向かおうとするももう一回。
「あっ!マジかよ・・・。」
「何やってんの?」
圧倒的不運・・・。

 土屋のクズ化はとどまるところを知らず、
「おい、お前・・・」
「信じられるか?これから不幸になるなんて!そうか、お前俺が金持ちになって妬んでるんだろ!?ファントム取り上げて自分のものにしようってんだろ!?」
 ひどい言いようです。食うってのは間違いないんですけども・・・。
「んな訳ねえだろ!」
「放っといてくれよ!金ならやるからよ。」
「いらねえよ!」
友達関係も金で解決しようとする始末。これはもうどうしようもない・・・。
「おい待てよ!」
追いすがる攻介をさらに突き飛ばし、
「お前なんか消えろ。この幸運は俺のもんなんだよ。俺だけのものなんだよ。」
「ツッチー・・・。」

 ハリケーンドラゴンはあの一発芸人のところへ。
ショーみたいですけど客が誰もいない・・・既に不運モード入ってるんじゃあ?
「スメル・プリーズ」
「何だこの臭いは・・・!」
あまりの悪臭に姿を表してしまうボギー。
一気に仕掛けようとしますが、次々飛んでくる看板に妨害され、果ては頭だけ突き抜けてしまうというマヌケな画に。
「ダサッ。」
「本当に運が操られているのか・・・?」
そうとしか思えない状況です。

 めげずに土屋を追う攻介。
「ツッチー!」
「助けてくれ!金やるから、ほら頼む!行けよ!」
チンピラに金を渡して暴行を働かせるとか・・・。
「おい、何だお前ら?」
「おいツッチー、どういう事だよ!?」

 ランドドラゴンは、マザコンのゲートを救援に。
「エクステンド・プリーズ」
腕を伸ばしてボギーを捕まえようとするも、自在に姿を消すボギーを追ううちにオブジェに腕が絡まってしまいました。
「あっ!やべえ絡まった・・・!」
「ご苦労さん。」
これは単なる不注意のような・・・。

 チンピラ3人組に攻介を襲わせた土屋。
「弱っちいな。」
「調子のってんじゃねえぞ、オラ。」
「お疲れ。」
「兄貴、どこ行きます?」
「兄貴、もういいっすよ。」
チンピラの親分気取りとは何とも・・・。
「おい攻介、もうお前とは親友でも何でもないからな。さあ、パーッと行きましょうか!」
「嘘だろ・・・?お前、どうしてそんな奴に・・・。俺にはどうする事もできないのか?」
諦めかける攻介でしたが、首のペンダントの音を聞いて
「友情の証だ、俺とお前のな。」
という土屋の言葉を思い出し、再び立ち上がりました。なんたるガッツ。

 フレイムドラゴンは、パペット持ちのゲートの方へ。
「ビッグ・プリーズ」
腕を巨大化させてボギーを捕まえてしまえばこっちの物、と思いきや
「あれっ?届かない・・・」
右手では、左腰のリングホルダーに手が届かない・・・なんたる失態。
「パンダくん・・・ちょっと取って。」

 外車を乗り回す土屋とチンピラ。
「いいねえ、一度こういう車運転してみたかったんだ。」
「最高っすね、土屋さん!」
「だろ?」
「(何が不幸だ!全然そんな風になる気がしねえ。)」
すると言っているそばから、ベビーカーを押しながら道路を横断する女性が前方に。
慌ててハンドルを切る土屋。これは事故で人生転落コースか・・・?
と思いきや、車のみが横転。
「おーい!開けてくれ!」
「あれ?土屋さん。」
「おい、早くしろよ!」
さっさと車から這い出したチンピラが、閉じ込められた土屋を出そうとするもドアは開かず、それどころかガソリンがしたたり、電気系統がスパークしているのを見るや
「うわっ、ガソリン!?」
「早く助けてくれ!頼む!金ならいくらでも払うから!」
金をちらつかせて助けようとしましたが、
「冗談じゃねえよ!お前なんかに命張れるかよ!」
こういう時には、薄情にもあっさり逃げられてしまいます。
「待ってよー!待ってよー!おい!」
ここで追いついてきた攻介。
「ツッチー!今助けてやるからな!」
「何でお前が・・・。お前バカか!?俺が何したのか覚えてねえのかよ!?お前!」
「忘れたね!バカだからさ、俺!だがな、親友のピンチを見捨てるようなバカじゃねえんだよ!」
「攻介・・・。」
「大体、俺達の友情がそんな簡単に壊れる訳ねえだろ!」
土屋を車外に引っぱり出すや否やガソリンに引火して大爆発。
「まさに危機一髪だったな。」
「攻介、バカなのは俺の方だった。もう金なんかいらねえ。・・・取ってくれ、ファントムを。」
「ツッチー・・・。よし!」
背後のボギーを蹴飛ばす攻介。
「お前、俺の大切な親友を・・・!今度という今度は絶対に許さねえ。変〜身!」
「セット・オープン! L・I・O・N!ライオーン!」
ところが、相変わらずスローな割にパワフルなボギーに苦戦。
「この野郎・・・!」
「ファルコ!ゴー!ファッ・ファッ・ファッ・ファルコ!」
「行くぜ!」
猛スピードの一撃を加え、ダイスを回し追撃・・・と行きたい所でしたが
「ワン!ファルコ・セイバーストライク!」
「ああ、もう!こんな時に!」
もともと運に左右される攻撃だけに、見事に術中に落ちています。
「攻介!」
「いや、数字なんかで俺達の友情を図れるもんかよ!」
いつも通り、所在無さげにファルコン1羽のみが出てきたかと思うと、攻介の気合とともに巨大化。強烈な一撃を浴びせることに成功。

後半は追記へ。  続きを読む

Posted by jerid_and_me at 12:27Comments(3)TrackBack(7) 特撮ネタ | 仮面ライダーウィザード

2013年04月25日

21号

 表紙&巻頭カラーは『こち亀』
もう回数アピールされてもなぁ・・・という感が。
珍しい趣味の話も何だか久しぶりと言うか。流石にレース鳩という目の付け所は渋すぎる・・・。
こういう世界もある、という紹介という意味ではちゃんと表紙を飾れる内容でした。

 『黒子のバスケ』
確かに、こんな大物ルーキーが入ってきたら先輩は言葉の通り立つ瀬がありませんよね。
中学高校、プロを目指すなら尚更もうずっと勝ち目が・・・。
現実だとそこまでガチンコの部活って無い・・・ですよね?強いからって2年キャプテンとか。

 『暗殺教室』
どんどん豹変してきましたよ。これはもはやお家芸と言ってもいいでしょう。
生徒自身が打ち破るというのは予想通りですが、1対1とか大人気ない・・・。
普通に考えれば絶体絶命なんですけども、ここが主役らしさの見せどころです。

 『ONE PIECE』
ベラミーは多少成長したと言うか、一応の志を持ってきた・・・いわゆる「良い奴化」ともいえる変化ですが、これは敗北フラグにしか見えません。
それなりに肩書きの立派なバルトロメオと同じブロックですが、ここで生き残れるかどうかが分かれ目でしょうね。

 読切『DARK PAWN』
今度はぬら孫の人。相変わらずの絵のドロドロ加減と話のダークさ。
女の子がエロ可愛いと思ったら最初の数ページだけ、しかも後半は今作もグルグル目の人外少女とはまた。
謎解きしてバトルして最終的に買取交渉成立とか、なかなか斬新な流れで面白いですね。

 『超能力者 斉木楠雄のψ難』
スポーツテストとは・・・加減が難しいというネタはけっこう続いてますが、これは個人差がなかなか面白かったです。燃堂、一般の人間の中ではぶっちぎりのスペックじゃないですか。
逆にすごい残念スペックかと思えば前屈がぶっちぎりの海堂とか、大きな盛り上がりはないもののよく出来ていた回かと。
それはそうと、今回の話が伏線になってより上の能力者が出てきそうな予感・・・は流石に無いか。

 読切『ぶらんにゅーSCHOOL DAY』
今度はエムゼロ及び鏡の中針栖川の人。この人も次がラストチャンスでしょうか。
内容はこれもやっぱり一発ネタ。連載とか抜きにしてそういうお題なんでしょうね。
あんまりにも別人すぎるとか、ゲス野郎の登場、最終的にはお互い結ばれちゃうとか・・・こうして見ると起承転結なんかはハッキリしていますが、よく出来過ぎている・・・と言うのか。
思春期ネタでこのトントン拍子ぶりはどうも進研ゼミを思い出してジャンプっぽさが感じられない・・・という印象です。
いやま普段は纏まりの無さにツッコんでるのに今回は纏まりの良さに文句をつけるのかと言われるとアレなんですけども。

 『トリコ』
ようやっと第三勢力の旗揚げとなりそうですが、ここでゼブラが出てきたりと今回の件はまだ時間がかかりそうです。
順位を見るに、他の読者もダレてきているような印象ですが・・・。

 『食戟のソーマ』
無意味な入浴シーン・・・わざわざ男子それも筋肉描写過剰とは。
で、インターバルの後は既に死刑宣告が出ている訳ですが何事?
今回の話の後なので睡眠不足に起因するものだったりして。

 『BLEACH』
浦原、核心に関わりすぎ問題。一護の生い立ちどころか両親の馴れ初めにまでガッチリ関与していますよ。
それでヘラヘラして距離とってるんですから何とも・・・。この人がお喋りだったらこの漫画はとっくの昔に完結しているんじゃあ?というレベル。

 『ハイキュー』
スガと比べると未熟感がすごい・・・。が、チームプレイを良い意味で意識するようになったのはプラスでしょう。
周囲との壁が薄くなったところで、よりによって月島INですが・・・果たしてどうなるか。

 『ニセコイ』
こんなに一途で可愛いのに当て馬ほぼ確定だものなぁ・・・と、ついため息をついてしまう展開。
こういう具合で長いこと続いちゃうんでしょうね・・・。

 『ワールドトリガー』
意外、主人公の次にユーマの正体を知るのはあの実力派エリートでした。しかも全面的に協力的。
突然出てきた副作用とか、向こうの世界に行ったことがある発言とか。重大な要素が、何ともさらりと出てきたものです。
しかしこの実力派エリート、あれこれ知っている割に組織の偉い人との態度があんまりにも噛み合わなさ過ぎるんですよね・・・。

 『恋するエジソン』
なかなか・・・いや、かなりしょうもない話になってきたという印象。2話掲載ならそのうち1話は再利用したネタという印象が固まってきています。
これはもうかなり危ないんじゃあ(ネタの源泉的な意味で)

 『スケットダンス』
第一印象・・・とりあえず各々キャラ変わりすぎなんじゃあ?という感が否めません。
ポケット団の方とか、前はもっと挑戦的と言うか対立路線だったと言うか・・・それがあの数回のエピソードで完全に方向転換しましたという話なんでしょうか。
生徒会の方は人形と喋るとか何このドクター真木。

 『べるぜバブ』
「パパパパ」とかで終わっちゃう珍奇な戦闘シーン。女性キャラを傷めつけたら駄目という決まりがあるのか・・・?暗黙のうちにはありそうなのが何とも。

 『銀魂』
パンツ四人衆から漂う苦し紛れ感。シリアス明けの単発回なのに微妙・・・。
漫画の手伝いでホワイトだばぁとか日常的な景色。

 『めだかボックス』
まさかの10年後オチ。26なんていいおっさんですか、そうですか・・・。
揃いも揃って人生成功しすぎという。結婚とか・・・。
その中でホモ臭くなっているバーミーの違和感。

 『クロス・マネジ』
相手側モブキャラの「活躍させないけど名前だけ出す」感が何と言うか・・・やっぱり最終的にこの人らが負けるんだなという気配を強めます。
声優さんの名前だからとりあえず出しときたい的な。

 『HUNGRY JOKER』
3つのバトルがまとめて2話で終了・・・だと・・・?展開巻いてるにも程がありますよ。
人間は進化します、だけで説明終わってますし。あとはこの仮面のを倒して終わりですか。

 『新米婦警キルコさん』
隊長も親バカ属性とかバレットとかぶってる・・・完全にギャグ世界。
ゲス先輩のゲスたる点がその場を丸く収めるとは。死んだ父親に似てて義父公認とかもう付き合っちゃうENDしかありませんよね。
ケルベロ君の話がここでこう結びつくか・・・なにげに読みきりキャラの片割れも出てきています。死にますが。

 さてめだかボックス以下4つはどれも死兆星が見えて来ましたね・・・。
流石に改編期だからって4つ一気に切るという事は無いんでしょうけど、下2つは生き残れなさそうな。
打ち切り漫画を愛でるのは桜を愛でるのと似たようなものですから、もはや宿命ではありますが哀愁を禁じ得ません。  
Posted by jerid_and_me at 22:13Comments(2)TrackBack(0) 漫画 

2013年04月22日

今週の仮面ライダーウィザード「第32話 危険なアルバイト」

 パワーアップ直後にゲスト脚本、という何だか心配な回。
「魔力を失い、窮地に陥った晴人が流した涙は絶望を希望に変え、新たな魔法の指輪を生み出す。そして晴人は、ウィザード・インフィニティへと進化したのだった!」
 こうして短くまとめると、本当に番組のテーマ通りのパワーアップでしたね。

 しかして今回は攻介回。
「痛え!痛えよ!」
食事の準備において、玉ねぎに苦戦する攻介。すると、
「快調、快調!」
どこから調達したのか、水泳用のゴーグルを装備。何かエンターさんみたいな・・・。
 ともあれ準備完了、あとは焼くだけの所まで。
「見た目よーし、具材たっぷり!完璧すぎんだろ?よっしゃ焼くぞ!」
ところが、ここでサラダ油の缶をうっかり跳ね飛ばしてしまい、缶はグリルの上に落下。
絶叫する攻介をよそに、蓋は外れておらず先に焼いていた肉等は無事。
「あれ?何だ、ビックリさせんなよ。」
と思ったら植物油とは到底思えないほどの大爆発。ギャグ回だこれ。
 黒焦げアフロになる攻介。
せっかくのバーベキューも台無しになり、ゴーグルを取った顔はまるでパンダのようです。
・・・あれ、パンダって目の周りが黒いんでしたっけ。
 すると、爆発の次は水をぶっかけられる攻介。
「お前のキャンプ生活は間違っている!ひとーつ!火の元には十分注意するべし。」
「はあ?」
何やら妙な男が・・・。
しかし、攻介はこの男に見覚えがある様子。と言うのは、学生時代にギターを抱えて同じような事をする奴が。
「ひとーつ!」
「あれ・・・?もしかして土屋じゃね?」
「え?・・・あ!お前、攻介か!?」
お互い知り合いだと気づくと、よくある再会のノリに。
「ツッチー!久しぶりだな!」
「高校卒業以来だよな!?・・・福井の大学通ってるんじゃなかったっけ?」
「あ・・・まあ、色々あってな!」
流石にビースト云々のことは言えません。
「しっかし、相変わらず無茶苦茶な生活してんな、お前!」
高校時代からこういう生活なのか・・・。
「まあ・・・。あ、ツッチーこそ何で東京にいんだよ?」
「あ、まあ・・・色々あってな。」
お互いにあまり言いたくない訳有り生活。
 しかし、流石に放っておくのもアレだと言う事で
「・・・まあ、こんな格好じゃ何だからうち来るか?」
「え、いいの?」

 案内されたのは東京タワー直下の高級住宅地・・・かと思ったらグールが出ただけでしたよ。
ゲートらしい人々を追うグールと、それを追うウィザード・ハリケーンスタイル。
「ランド・プリーズ ドン・ド・ド・ドドドン♪ドン・ド・ド・ドン♪」
ランドスタイルにチェンジし、グールを一掃。
 が、襲われていた人々はみんな逃げてしまったため、肝心のゲートの保護はできないまま。
「誰がゲートだったんだ?」
周囲の捜索に向かうウィザード。それを見ていたメデューサと、そこに現れる新上司ソラ。
「ハロー、ミサちゃん。僕に内緒で何勝手な事してんの?」
「グレムリン・・・!」
この時点で心底イヤそうな顔です。
「もしかして、ワイズマンの言ったこと忘れちゃった?」
「メデューサ。今日から彼の指示でゲートを絶望させろ。」
と、確かにワイズマンには言われているのですが・・・。
「僕が、ミサちゃんに指示を出すはずじゃなかったっけ?そうだよね?」
「ゲートを見つけられるのは私だけよ。」
「分かってるよ。だから協力してほしい事があるんだ、ミサちゃんに。僕の大切な部下としてね。」
「私が部下!?」
「そうだよ。」
すると、口にしていたガムをメデューサに握らせ
「ちゃんと紙に包んで捨てといて。フフフ・・・。」
なんというクズ上司・・・。

 しかし、案内された土屋の家と言うのはキャンプ場の隅にあった掘っ立て小屋。
サンリオに文句を言われそうなリボンが・・・。
「え、ツッチーの家ってここ?」
「どうした?遠慮すんなよ。」
「いや、お前・・・。」
見た目の粗末さとは裏腹に、鍵がいくつも施錠されており、やたら厳重。
 タオルを借りて顔を拭いた攻介の目に飛び込んできたのは、小屋の中狭しと飾られた多数のギター。
「うわ、凄え!」
「ほら、見てみろよ。こいつはもう生産されてない貴重な奴。んで、こっちはあのエリックが使ってたエレキ。しかもサイン付き・・・触んな!」
「ギター好きなのも変わんねえな!なあ、お前の熱いビート聞かせてくれよ!」
「いいや断る!どれも貴重な物ばかりだからな。」
「何だよ?こんなあるのに。弾かなくてどうすんだよ?」
「そんなのは重要じゃねえ!こいつらが歩んできた歴史に思いを馳せることが大事なんだ!ギターのためなら家だってどうでもいい!だからアパートも引き払っちまった。」
「ええ!?お前の方がよっぽど滅茶苦茶じゃねえか!」
「まだまだ欲しいギターがあってな。だから俺はもっともっと金を稼ぐ!これ見てみろ。」
と土屋が出したのは金ピカのチラシ。
「1日100万!?」
「ひと月で3000万!1年で3億6500万!世界中のギターを買い占められる!」
かなり歪んだ欲望の持ち主のようです。実はセルメダル投入済みと言われても信じるレベル。

 一方の面影堂では、グールが出た辺りにファントムがいないか使い魔に捜索させてみるも、
「見つからないわ、ファントム。」
「ゲートが分からなければ手の打ちようがないか。」
すると、そこへ駆け込んでくる瞬平。しかも裏口から。
「晴人さん晴人さん晴人さん!」
「瞬平!?お前、何で裏口から?」
「これ見てください!」
「え?」
瞬平が慌てて持ってきたのは、土屋が持っていたのと同じチラシ。
「1日で100万・・・ヒャクマン!?」
「ヒャー!ね、凄いでしょ?えーと、はんぐり〜のプレーンシュガーが1個200円だから・・・フフフ、何個買えるんだろう?」
例え方がすごく小市民です。浮かれる瞬平ですが、
「お前、何考えてんだよ!」
チラシを丸めて投げ捨てる晴人。
「え?ちょっと何してるんですか?」
「怪しすぎるのよ、そのアルバイト。」
「ああ。きっととんでもない仕事に決まってる。」
「奴隷のように叩かされ・・・。」
おっさんにしばかれながら鉱山で働かされるという定番シチュエーションに
「成功尽き果てるまで仕事漬けにされるのだ・・・。」
メガネ美女に鞭で打たれ、踏みつけられる仕事。人によってはご褒美なんでしょうけど。
それにしてもコヨミのキャラ崩壊・・・。
「それでもいいのか!」
ここまでビビらされると流石に目が覚めた瞬平ですが、
「店の改修だろ?ローンの返済。あれやって、これやって・・・残ったら温泉か。」
リアルな悩みに充てようとする繁。
「おっちゃん!」
まあ、そういう居候がいるから大変なんだろうという側面もありますが・・・。

 そんな異常なバイトの募集をかけたのが、『株式会社トムファンス』。
どう見てもファントムです、本当にありがとうございました。
「すげえ・・・。」
「すげえな・・・。」
ビルもかなり巨大です。廃墟ぐらしのワイズマンのどこにそんな財力が。
 異常なまでの高給のため、応募者は相当な数が殺到しています。
彼らは会議室のような部屋に集められ、
「ぼちぼち始めますか・・・あなたたちの面接を。フフフ・・・。」
面接官はやけに陰気な男。まるで幽霊です。
「まさか、お前も面接を受けるとはな。」
「皆まで言うな!別に金に目が眩んだ訳じゃねえ。1日100万のバイトがどんなものか知りたいだけだ!」
「まあ、いいさ。何人いようと、このバイトは誰にも渡さん!ジャカジャカジャカジャカ・ジャーン!ひとーつ!覚悟なき者、働くべからず!この土屋真隆には、覚悟があるふたーつ!この体がボロボロになろうと、この会社に貢献してみせる!」
 突然、エアギターとともに自己アピールをする土屋。
体がボドボドになるまで働くとはいい度胸です。
 すると、他の参加者も続いて自己アピール。
「力仕事は任せて下さい!」
「あー、はい!はい!ゲッチュー!」
「ゲッチュー!」
ついには一発芸まで。会場が混沌としてきたところで
「面接は以上です・・・。」
それだけ言って引き上げてしまう面接官。
「え!?いや、俺まだ何もやってねえって!」
不自然に置かれた鏡に目をやる面接官。

 すると別室では、面接会場の様子が別の鏡に映しだされています。
「何故、私がこんな事を・・・。」
どうやらメデューサが鏡越しにゲートを探している様子。
「どう?中々のアイデアでしょ、これ。」
「もういい?」
心底嫌そうなメデューサを強引に席に戻し、
「駄目!まだまだ、これからなんだからさ。ハハハ・・・!」
圧倒的クソ上司のソラ。

 その後、土屋に合格の連絡が。
「本当ですか!?はい・・・明日から?ありがとうございます!・・・おい!バイトの面接受かったぞ!」
大喜びの土屋。
「俺は?俺は俺は?」
が、夜になっても攻介には連絡なし・・・どうやら落ちたようです。
「はぁ・・・来ねえ。」
「まあ、いつか良い事はあるさ!ハハハ・・・!」

 翌日、出社してきたのは土屋と、力仕事の彼と一発芸の人。
奇しくも自己アピールしていた人達ですが・・・?
「お願いします!」
「お願いします!」
気合は十分。
「よっしゃあ!・・・で、何をすればいいんですか?」
「まあまあ、今日は大人しくしてればいいから。」
「え?あ・・・はい。」
特に何の仕事を与えられる事もなく、丸一日暇を持て余していましたが、夕方5時になると
「お疲れさん。今日のアルバイト代・・・。」
渡された封筒の中身は、確かに100万円。驚愕する3人。

 すると土屋は、帰りがけに即ギターを購入。
「どうだ!」
「早っ!お前、もう1本買ったのかよ!?」
「今日からここがお前の家だ。一番いい所に飾ってやるからな!」
「さあ、祝いだ!寿司でも食おうぜ!」

「寿司屋連れてくるって、お前・・・いくら何でも金使いすぎなんじゃねえか?」
「心配すんな!今度横浜で特別研修が始まるみたいでさ。なんと、給料が10倍になるんだってよ!」
「10倍ってお前・・・1000万!?」
「ああ、しかも1日で!これで金の心配しなくて済むんだよ!最高!」
「・・・なあ、流石にあり得なくねえか?」
流石に怪しむ攻介でしたが、
「何だお前、ケチつけようってのか?」
「いや、そういう訳じゃなくて!」
「あれか!お前、羨ましいんだろ?俺が金持ちになる事が。あ〜やだやだ、男の嫉妬は醜いなぁー!」
あぶく銭を手にして一気にゲス野郎に・・・。
「お前・・・変わったな。」

 その後、面影堂で相談ついでに朝食をたかる攻介。いや、どっちがついでだろう・・・。
「え、お前の高校時代の友達があのバイトを?・・・おかわり。」
「あいつ、昔から気持ちが大きくて・・・。俺もおかわり!すげえ良い奴なんだ。高校の頃、考古学の道に進むか迷った時期があってな。」
「ひとーつ!自分の道は自分で決めるべし♪」
「ツッチー・・・。」
「お前、このままじゃ一生後悔するぞ。」
攻介にとっては、自分の進路を決めるきっかけになった男のようです。その後、最大のピンチで最大のチャンスであるキマイラと出会ったことを考えると尚更大きな存在。その回想シーンの間に白飯茶碗1杯を平らげています。何たる早さ。
「うーん・・・おかわり!あいつは俺の背中を押してくれた、俺の大切な親友なんだ。だけど・・・。」
「だけど?」
「今のあいつには、前みたいな魅力を感じねえんだ。あんなに金に目が眩むとはな!・・・おかわり!」
しまいには食べながら喋っているので聞こえません。が晴人には通じているのか。
「そう思うならさ・・・おかわり!その魅力ってやつ、取り返してやればいいんじゃないか?」
「おかわり!・・・何かの事件に巻き込まれる前にね。だいたい1日に100万とか200万1000万とか、そんなのあり得ないでしょ?」
「おかわり!・・・やっぱりそうですか?」
「瞬平は黙ってて!」
「・・・はい。」
さらっと酷い・・・。
「きっと何か裏があるわ、その会社。刑事のカンだけどね。」
「おかわり!」
しまいには全員同時におかわり。だがしかしおひつが既にカラ。どんだけ食べるのかと・・・。

 翌日のトムファンスでは、さらに面接が開催されて増える合格者。
「あの、僕東京タワーが大好きで・・・。」
あれ、この人は冒頭でグールに追われていた人ですね。
「見て下さい、これ僕のママなんです。」
アピールポイントがマザコンである事の男の人って・・・。
「ね?ミーちゃん。『頑張ります!』」
さらには腹話術まで。アピールするにしても方向性がどんどん変になっています。
 増員を合わせて6人に増えましたが、先に入った土屋らは急に金を手にした事と暇さからどこか頭がおかしくなっている様子。
「私の名前は消しゴム!」
「あら、消しゴムちゃん。今日は僕のどんな字を消してくれるのかな?」
隣のビルからは中を観察する晴人、攻介、凛子。
「何の仕事だろう?ただ座ってるだけに見えるんだけど・・・。」
うまい手を使って凛子から双眼鏡を掠めとった晴人は、6人の中に見覚えのある顔がいるのを確認。
「あいつ・・・。」
やはり、冒頭でグールに襲われていた男です。この事からひとつの仮説が。
「ヤバい・・・ファントムが絡んでるかもしれない。」
「マジか!?」
「確かめるしかないな。」
と、ビルの入口まで来てみると、警備員が金属探知機でボディチェックをしていたりと、異様に厳重。
 そうなれば、ここは魔法の出番。
「カメレオ!」
「スモール」
攻介はカメレオリングで姿を消し、晴人はスモールで小人サイズに。
「おい、遅えぞ!」
「仕方ないだろ!」
(裏声)
声はすれども姿は見えず、困惑する警備員ら。
「お前、声デカいって!」
「お前だって十分デカいぞ!」
「うるせえな。黙ってしゃべろ!この野郎!」
「ああ?黙ったら喋れねえだろ!・・・おい待てよ仁藤!おい!俺、歩幅が狭いんだからよ!待てよ!」
小人状態だと攻介に追いつくのも一苦労。
「おい、遅えぞ!」
それどころか、ちょっとした鉄材でさえ大きな障壁に。
「マジか・・・。」
転げながらもどうにか乗り越え、ようやくエレベーターまで到達し魔法を解除。
「足元、気をつけろ!」
「ああ・・・。」
大変しんどそうです。
 が、入れ替わりに降りてきてしまったバイト達。
「さあ、行きましょう・・・。」
都合、晴人らが中を探すも発見できず。
 しかし、ビルの中に怪しい鏡のある部屋を発見。
「晴人!」
「怪しすぎる・・・。」
「何だ?この部屋。」
すると、鏡の前に設置されたスイッチに目が。
「怪しすぎる・・・!」
恐る恐るスイッチを作動させてみると、鏡に映し出される面接会場の様子。
「ここ、俺が面接受けた場所じゃねえか!?・・・そうか、マジックミラーだ!」
「気づくの遅・・・。」
「何だと?」
すると、会場にはメデューサ(ドヤ顔)が。
「メデューサ!?」
一方の攻介はデレデレ。
「おい、攻介!」
「はい!」
そのまま面接会場へ突入。いきなりミラージュマグナムをぶっ放しますが、軽々と防御されてしまいました。
「お前、隣に隠れてゲートを探してたのか?」
「フッ、そうよ?」
ドヤ顔のメデューサですが、このアイデアを考えたのはゲス上司のソラ。
「わざわざゲートを探しに行くのは大変でしょ?だから考えたんだ。人間の方から来てもらえばいいや、って。」
言われてみれば、眼から鱗の方法です。
「どう?ゲートはいる?」
「さあね。」
「僕の意思はワイズマンの意思だよ?」
非協力的なメデューサでしたが、そうまで言われては仕方なく従った様子。
 そして結果が、
「ツッチーがゲート!?」
「彼らはもうここにはいない。すれ違ったみたいね。」
「そう言えば、あいつ・・・。」
思い出されるのは昨夜の台詞。
「今度、横浜で特別研修が始まるみたいでさ。」
「早く追いかけた方がいいんじゃない?」
「お前、何でそこまで俺達に話す?」
「ちょっとした気まぐれよ。」
メデューサの方もソラの面目を潰す気満々。何とも険悪な・・・。

 土屋らが連れて来られたのは、横浜・・・と言うかいつもの洋館。
「何だ?ここ。」
「どこだろうね?ここ。ミーちゃん。」
「よく分かんないな・・・。」
明らかに仕事とは縁遠い景色のため、困惑するバイト・・・もといゲートたち。
「よろしくね、笠原さん。」
「はい・・・。」
笠原と呼ばれたこの面接官の男、やはり人間ではないらしく足がありません。

 仕方なく攻介と2人乗りで会場へ急行する晴人。
「おい、もっとスピード出ねえのかよ!?」
「うるせえな、黙ってしゃべれ!」
しかし既にゲート達に迫る笠原。
「やれやれ・・・。それじゃあ始めますかね、特別研修を。では皆さん・・・絶望して頂きましょうか。」
もはや隠すことなく、消えるわ浮くわ。ついにはファントム・ボギーへと変身。
 慌てふためいて逃げようとするゲート達ですが、当然のこと鍵をかけられ、閉じ込められています。
「さっさと絶望してもらえませんかね。死の恐怖で・・・。」
「攻介!」
「逃げろ!お前の命は絶対俺が守ってみせる。俺の親友をこんな目に遭わせやがって・・・絶対に許さねえ。ツッチー、逃げろ!」
「お、おう・・・。」
窓を破り、土屋らを逃がそうとする攻介。ビーストへと変身。
「変〜身!」
「セット・オープン!L・I・O・N!ライオーン!」
「逃げろ!」
このままだとビースト回だな、と思っていると晴人も変身。
「あ、俺もいるから。よろしく。」
「シャバドゥビタッチヘンシン♪シャバドゥビタッチヘンシン♪」
「変身!」
「フレイム・プリーズ ヒー!ヒー!ヒーヒーヒー!」
2対1なら流石に楽勝だろう、と思っていると姿を自在に消すボギーの能力にいいように翻弄されています。
「おい、どこ行きやがった!?」
そのまま外に押しやられ、一見のろまな動きなのにダブルライダーを圧倒しています。

後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 15:44Comments(4)TrackBack(6) 特撮ネタ | 仮面ライダーウィザード

2013年04月19日

20号

 表紙&巻頭カラーは『トリコ』
表紙で主人公(♂)がアヘ顔みたいになってるってどうなんでしょうね・・・?
内容的には「ノウダラケ遺伝子」と言うのが素晴らしいムダ知識。マジで学術的にそうなってるようです。
しかし流石に発電・放電能力まで行くとグルメと関係のない典型的バトル向け能力のような。
NARUTOも「これもう忍術じゃなくね?」という問題が付きまといますが、それよりもっと根本的な問題です。

 『暗殺教室』
予想してたのよりも、もっとストレートにド外道でした。これは早くて次回辺りに成敗されるな・・・。
「生徒が烏丸に攻撃を当てられるレベルになった」「今回のそいつは戦闘力で烏丸に劣る」
この辺りがポイントとなるものかどうか。烏丸本人か殺せんせーが出張っちゃうと陳腐になるでしょうし。

 『ONE PIECE』
展開がバラバラで同時進行なのとキャラの多さで理解が辛い。
とりあえず、コロシアムに集まった工学賞金首を狙って海軍が動いている、と言うのは分かりました。

 『食戟のソーマ』
ライバルが完全にギャグキャラに・・・。
課題って結局何とかなっちゃうんだろうなぁー、みたいなダレ感が既に。

 読切『W.C.フレンズ』
今回も経験者による一発ネタ。なかなか狂った作品ですね・・・。
少年誌でリアル(?)な女子の生態とか冒険してます。
有難くないパンツとか、うんこ発言のクールビューティとか何故か頭から尻に突っ込むとか、名状しがたい変な笑いが出てくる漫画でした。
最終的にいい話に収まっているのも何とも言えない。これもシリアスな笑いと言うのでしょうか。

 『ニセコイ』
突然出てきたアイテムでエロ展開。何で鶫回だけTo LOVEるみたいになっているのか。
結局、勝負からは脱落している感があるので単なるエロ回にしか見えない・・・。

 『超能力者 斉木楠雄のψ難』
細かい事ですが、終盤似たような構図で照橋さん登場の擬音が「オフッ」ってなってるのに笑います。
ネタ切れを匂わせる新キャラ登場で、話としてはちょっと微妙でした。

 『黒子のバスケ』
青峰がいい奴すぎる・・・。それがどうして高校であんな風に。実質赤司と、あとは青峰のおかげで現在の立場があるようなものです。
それにしても、他はほとんど平常運行に見えるのに灰崎と青峰だけ何故こんなことに。

 『NARUTO』
ネットの一部で話題になった「サスケェ!」のシーンがしっかり回想にあってシリアスなシーンなのに笑ってしまった・・・。
香燐の以前にも増してすごいポンコツぶり。
歴代火影に続いてサスケも同調し、展開としてはいよいよすべての戦力が揃うという形ですが・・・次号休載ですか。期待感は犠牲になったのだ・・・。

 『ワールドトリガー』
結構真面目にやってるな、という印象です。イマドキの組織って感じで。
ゆるい感じでも何か考えているらしい実力派エリートとか、一方でひそかに疑っている別のエースとか。
中々面白い感じになってきたと思います。
てっきり向こう側とボーダー上層部はグルぐらいに考えていたのですが、抹殺司令は出ていますし・・・そういう話では無さそうです。

 『スケットダンス』
きましたよ恋愛要素。まあ避けては通れまいと言う所ですが・・・しかし結局有耶無耶になるか、あるいは・・・大学編に突入という可能性も。
話をまとめそうだと思ったら、意外とこれはまとめる気がないのかもという疑惑。

 『BLEACH』
結局、愛染の言っている事がよく分からないのですが・・・転移ってどういう事でしょう?
今回のラストを見るに、浦原も一部始終を知っていそうなのですが、それでも何にも言わないのが何とも歯がゆいと言うか。

 『ハイキュー!』
人気投票・・・開始からの期間を考えると結構な票数が集まっていますね。
しかしこの手の投票で感じるのは、主人公以外が1位を取ると言うことは何やら腐ったパワーが動いているという気配・・・。まあ、ダブル主人公なので誤差の範囲ではありますが。
3年連中と1年ペア、役割とキャラ的魅力がいずれも被らないのは上手いです。

 『べるぜバブ』
敵がひたすら卑怯な手でボロを出して、さらに人格が入れ替わってピンチの種になった主人公は時間切れで勝手に元通り。何だコレ・・・という印象。
話の都合で一時人質となって、しかるのちに話の都合で元通りって。

 『銀魂』
えーと・・・ギャグとシリアスが何だかよく分からない感じに混ざり合って、けど結果としては元に戻ってハッピーエンドって事でしょうか。
短くギャグで終わらせておけば良かったのに、という思いを禁じ得ません。

 『こち亀』
どうも最近出てきた新キャラって微妙なのばかり・・・ですが、オチがついたり単発ギャグとしては結構よく出来ているかと。

 『クロス・マネジ』
・・・何ですかこの中二病っぽいパフォーマンス。見ていて恥ずかしくなるセンスです。
これで負けたら本当にお笑い集団ですよ。

 『恋するエジソン』
アレ・・・この透けブラネタとかロボネタって読切で既に見たような・・・。
手間カットのためのコマ使い回しとか・・・もしかして既に相当切羽詰まった状況なんでしょうか。
キャプ翼の頭身ネタは流石に笑いましたが。

 『めだかボックス』
メッセージカード、結構まじまじと読んでしまいました。これで終わりかと思ったらまさかのカムバック。
人吉母の「次は職場で」ってそう言う事か・・・。
これはもしかすると終わらないって事も?

 『新米婦警キルコさん』
最終決戦その1かと思ったら、ギャグ展開でしかも一方的に片付いちゃいましたよ。しかも次の隊長戦もギャグになりそう。
この作者の人は本当に我が道を行く人だな・・・多分これ打ち切りが近いとか関係なくそういう性格なんでしょうね。
編集さんがよほどフリーなのか。

 『HUNGRY JOKER』
急に敵幹部が同時に仕掛けてきて、味方の側も急にパワーアップで最終決戦・・・ああ、こっちはもう本当に終わるんだなという感じです。
「人間には無限の可能性がある(ドヤ顔)」なんて言いながらも説明なしでパワーアップですし。もう既にお通夜ムードが。

 こち亀より下(以前たまに言われていた所の三途ライン)の5作品はどれも終わりそうな具合で何とも・・・。
大抵こういう時は2つ終了になるものですが、ドベ2つはもとより恋するエジソンの急降下&ネタ切れぶりも大概。
めだかボックスは円満終了ですが、終わるのか続くのかきわめて微妙なライン。  
Posted by jerid_and_me at 04:34Comments(0)TrackBack(0) 漫画 

2013年04月15日

今週の仮面ライダーウィザード「第31話 涙」

 ドラゴンが倒されたレギオン回後半。
「美しい心を持つ人間を無差別に狙うファントム・レギオンはアンダーワールドに侵入する力を持っていた。戦いの中、レギオンに侵入されたウィザードは・・・。」
「晴人さん!?」
ドライバーが砕け散るのと同時に現実世界に飛び出すレギオンとビースト。
「おい、待て!」
レギオンを追いたい所ですが、それ以上に気になる晴人の容態。
「おい、大丈夫か?しっかりしろ!」
「ドラゴンが、俺の魔力が・・・消えた。」
「晴人さん!」
晴人の霊圧が・・・消えた・・・?

 新しいキーワードが出てきたワイズマンとソラの方は、
「賢者の石・・・?」
「あなたが持ってるんでしょう?」
ワイズマンはそれに答えず、さらにソラを痛めつけますが
「全てを知ってどうするんだ?グレムリン。」
「あなたと同じさ。だって僕は、グレムリンじゃなくて・・・ソラだから。」
ここでまた気になる台詞。
ファントムでなく、人間の側の人格とか?

 面影堂に連れ帰られ、コヨミに介抱される晴人。
「晴人・・・。」
「仁藤さんの話だと、アンダーワールドでドラゴンが大爆発したって。だから、晴人さんはもう魔法を使えないって・・・。」
「そんな・・・。」
「晴人さん、魔法を取り戻せますよね!?」
「・・・それは俺にも分からないよ。」
分からないとは言ったものの、ドラゴンがやられたとなれば絶望的と言うのが内心でしょう。
 その晴人は、ドラゴンの呼び声にうなされ
「晴人・・・操真晴人・・・。」
「ドラゴン・・・なのか?」
「晴人・・・。」
「待ってくれドラゴン・・・ドラゴン!」
遠ざかっていくドラゴンの声を捕まえようとした所で目を覚ましました。
 バックルに指輪をかざすことを試みますが、エラーとも何とも言わず、完全な無反応。
「魔力が消えてる・・・。」
激しく悔しがる晴人。そして、晴人から魔力供給を受けているコヨミは・・・。

 必死の形相でレギオンを探す攻介。
「すまねえ、晴人・・・。あのファントムは絶対俺が倒す!」
その晴人は、どうにか起き上がってファントムの捜索に向かおうとしますが
「晴人さん?」
「ちょっと、どこ行くの!?」
「ファントムを探しに行く。」
「無茶よ!そんな身体で!」
「奴はドラゴンを倒しただけだ。俺自身は何ともない。」
「ファントムは仁藤さんが探してますから!」
「奴は無差別に人を襲ってる!仁藤だけじゃ・・・。」
止められながらも強引に出発。
 それを見た繁は
「あいつ、混乱してるな・・・。」
「え?」
「やらなきゃ、っていう気持ちと魔力を失くしたことの整理が出来てないんだ。望んで得た力じゃないとは言え、魔法は晴人の一部だったからな。」
 自分の状況を省みる事ができず、気持ちだけが空回りしているという状況。
「私、行ってくる!」
「僕も!」
すぐにフォローするべく出て行く凛子と瞬平。
「落ち着いて!」
「晴人さん!僕達、今まで晴人さんに頼りすぎました!こんな時ぐらい、僕達に任せて下さい。」
どうにか晴人に受けた恩を返そうとする瞬平に凛子。
 すると、ちょうどそこに攻介も。
「晴人!意識戻ったのか!?」
「仁藤君。」
「仁藤さん。」
「もう大丈夫なのか?」
「それよりファントムは・・・」
「いいから聞け!お前のドラゴンがやられちまったのは、全部俺の責任だ。どう謝っていいのかも分かんねえ!だけど分かってるのは、今のお前じゃ・・・魔法の使えないお前じゃ、ファントムは倒せねえ!」
 攻介は、ドラゴンが倒された事について自身の力不足を心から詫びるとともに、晴人では戦力にならない事をはっきりと宣告。
こうまではっきりと言われては、もはや返す言葉のない晴人。
「だから今は大人しくしてろ。頼む。」
そう言い残し、攻介は再びレギオン捜索へ。

 そのレギオンは、さらに一般人1人を昏睡状態に追い込んだ所。
しかし様子が妙・・・。
「エキサイティングしない・・・。何故エキサイティングしない?」
どうやら以前のような満足感が得られていないよう。
レギオンがその原因を振り返ってみると、やはり晴人の心を破壊し尽くせなかった事に起因しているようで。
「奴の心を壊し損ねたせいか。」
意外と神経質です。

 戦力外通告を出された晴人は、ひとり街を見下ろせる公園のベンチに佇んでいます。
すると、先日の兄妹が。
「あっ、魔法使いさんだ!やっぱり!」
「ああ・・・君たちは。」
「ねえねえ!また魔法見せて?お願い!」
晴人の手を取り、大はしゃぎでお願いする妹ですが、晴人は寂しい顔で謝るばかり。
「ごめん、もう見せられないんだ。」
「どうして・・・?」
「もう、使えなくなっちゃったんだ・・・魔法。」
その頃、面影堂に残ったコヨミはプリーズリングをそっと外し・・・。

 攻介はやっとレギオンを発見。即急襲。
「やっと見つけたぜ、ファントムさんよ。」
「またお前か。お前に興味は無い!」
「そっちになくても、こっちにあんだよ!」
「ドライバー・オン!」
「変〜身!」
「L・I・O・N!ライオーン!」
ビーストに変身し、決め台詞も言わずに突撃。
レギオンはその攻撃を人間体のまま受け止め、そこから怪人体に変身。
この時点で力の差が・・・。
「随分気合が違うな。」
「当たり前だ!ここでてめえを倒せなかったら、晴人に顔向けできねえ。」
劣勢感は否めませんが、それでも必死に食らいつくビースト。
「仁藤君・・・。」
「仁藤さん・・・。」
陰から見守る凛子と瞬平も心配そう。

 公園では、それぞれの事情を聞く晴人と兄。
「詩織は、ああ見えて結構重い病気なんだ。」
「え?」
「来週、手術が決まったんだけど・・・不安でしょうがないみたいだから。何とか元気付けようと思って。」
やはり病気設定でした。
「それで手品を?」
「全然上手く出来ないけどね!だから、今日もあんたに会えるかも、って。また魔法を見せてもらえるかもって。」
「・・・ごめん。魔力が消えて初めて分かった。俺には魔法以外に出来る事が何にも無いって。魔法が使えなきゃ、女の子ひとり喜ばす事も出来ないって。」
 自分の無力感に苛まれる晴人でしたが、
「そうかな?」
「え?」
「俺が嬉しかったのは・・・もちろん魔法は凄かったけど。それより、妹を喜ばせようとしてくれた事が嬉しかったんだ。魔法より、その心が。多分、詩織も分かってるよ。だって、俺の下手くそな手品、最後はちゃんと笑ってくれるんだ。あいつ。」
 何をしてもらったか、よりも気持ちが嬉しいという兄。

 レギオン相手に善戦するビースト。
「バ・バ・ババババッファ!」
が、バッファマントの力押しも通用せず。
「こうなったら・・・!」
「ハイパー!ゴー!ハイ・ハイ・ハイ・ハイパー!」
「っしゃあ、行くぜ!」
ビーストハイパーにチェンジし、腕のヒラヒラとミラージュマグナムの連打で持てる火力の全てを動員。
攻勢に転じたビーストでしたが、
「なるほど・・・。下品なお前をここまで変えたのは、あの魔法使いの心か。」
「だったらどうした?」
「ますます興味が湧いた・・・エキサイティング!」
アンダーワールドを切り裂く攻撃を繰り出し、回避したかに見えましたがビーストの脚にわずかに被弾・・・。

 面影堂に戻った晴人。
「おう、晴人。大丈夫か?」
質問に答えず、中を見回してみるとコヨミの姿が見えず、代わりにプリーズリングが残されています。
「あれ?おっちゃん、コヨミは?」
「あ、そう言えばさっきから見てないな・・・。」
「これ!」
「そうか!お前が魔法を使えなくなったって事は、コヨミに魔力を与える者がいなくなったって事だ!それに気付いて・・・。」
「俺のことを思って、自分から・・・?」
やけに説明的な2人。
「とにかく探そう!」
が、足が動かない晴人。
「どうしたんだ?」
「魔法の使えない今の俺が、コヨミを見つけても・・・。」
無力感に打ち震える晴人に、繁は
「何を言ってるんだ。命を救うことだけがコヨミを救うことじゃ無いんじゃないか?」
ここで思い出されるのは、先程の兄の言葉。
「妹を喜ばせようとしてくれた事が嬉しかったんだ。魔法より、その心が。」
「魔法より心か・・・。」
面影堂を飛び出す晴人。

 先程のレギオンの攻撃により、動きを止められてしまったビースト。
「動かねえ!」
「よく避けた。が、避けた空間が戻るまで動けまい。」
「何!?」
強力すぎるレギオンの能力。普通ならビーストを始末していく所ですが、余程晴人を壊したいのか無視して立ち去ってしまいました。
「おい、待て!」

 晴人は、サバトが行われた海辺にてコヨミを発見。
「やっぱり、ここだったか。ごめん、俺・・・自分の事で頭いっぱいで。コヨミの事・・・。」
「あの時、ここで言ってくれた事・・・覚えてる?」
と言うのは、
「俺達が何者だろうと、今を生きようぜ。」
「今を、生きる・・・?」
と言うもの。
「晴人の言う通りだった。今をちゃんと生きたおかげで、思い出もできたし、仲間もできた。」
もはや思い残す事は無いと言った様子。晴人はそんなコヨミを抱き締め、
「コヨミ!・・・今の俺には魔力は無い。けど、それでも俺は・・・俺は・・・。」
「あったかい・・・。晴人のおかげで、私は人として消える事ができる。晴人の心に、みんなが救われてきた。魔法なんか無くったって、みんなの希望になれる。だから・・・魔法を失くした事も、私が消える事も、悲しまないで。」
「コヨミ・・・。」
このタイミングで現れるレギオン。
「いい、実にいい。やはり、お前の心は美しい。」
「ファントム!?」
「どうしてここに!?」
「お前の心を壊し損ねたからな。随分探したぞ。」
怪人体に変身すると、いきなりエネルギー弾で攻撃。バラバラに吹っ飛ばされる晴人とコヨミ。
 その後、アンダーワールドにいきなり入る事はせず、まずは生身の晴人をいたぶるレギオン。
「では、ゆっくり楽しませてもらおう。」
「俺はまだ、やられる訳には行かない!」
晴人も力の限り抵抗しますが、当然のこと追い詰められていくばかり。
「実にいい!」
諦めない晴人になおも興奮し、攻撃の手を緩めないレギオン。
「晴人!」
コヨミは立ち上がり、晴人のもとへ歩き出しますが間もなく魔力切れに。糸が切れた人形のように倒れてしまいました。
「コヨミ!!」
コヨミのもとへ向かおうとするもレギオンに吹っ飛ばされてしまう晴人。
膝をつき、涙が流れてついに絶望してしまうのか、と思われましたが・・・。
「終わりだ、諦めろ。」
「俺は・・・俺は諦めない。命ある限り・・・コヨミの命も諦めない!」
この状況にあっても、まだ諦めない晴人。
すると流れ落ちた涙が強烈な光を放ち、その勢いはレギオンを逆に吹っ飛ばすほど。
 丁度そこに追いついてきた凛子、瞬平、攻介。
「あそこ!」
「指輪・・・?」
晴人の手の中に出現したのは水色に輝く指輪。
また、バックルに指輪をかざすと再びドライバーが出現。
「ドライバーオン・プリーズ」
晴人の内面では、ドラゴンが白い光を放って復活。
「どうして・・・?」
「心の強さで俺を蘇らせたか。」
「ドラゴン・・・。」
「相変わらず面白い奴だ。改めて、お前の希望になってやる!」
これにより、ドラゴンと完全に協力関係となった晴人。
「シャバドゥビタッチヘンシン♪シャバドゥビタッチヘンシン♪」
「変身!」
「インフィニティ!インフィニティ!インフィニティ!」
ドラゴンの持つ全属性のエネルギーを受け新スタイル・インフィニティに変身。
「インフィニティ・プリーズ ヒー・スイ・フー・ド♪ボー・ザバ・ビュードゴーン♪」
「変身した・・・?」
「戻ったんだ、魔力が・・・。戻ったんですよ、晴人さん!魔法使いに!」
「晴人君・・・。」
3人も晴人の復活を喜んでいます。
「俺が最後の希望だ。」
まさか自分にとっての最後の希望も自分自身だったとは。

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2013年04月11日

19号

 表紙&巻頭カラーは『暗殺教室』
またしても新キャラ。ネウロの悪役同様、何だか豹変しそうな印象・・・。
懐柔して油断を誘う方向に長ける、お菓子に何か入っている、あるいはホモでロリコンとかそう言う感じでしょうか。
暗殺ではなく指導を任されている所を見ると、ドーピングとか洗脳とかでしょうか。
効果はもとより、生徒も危険な方法であるとは思います。

 『黒子のバスケ』
順位大躍進。一方で黒子の方は驚くほど、あっけないぐらい残念・・・。
次が最後のチャンスだ→成功!って流れなんでしょうけども。

 『ONE PIECE』
やられキャラ多数。ベラミーとか居ましたよね・・・パラミシアのそれもバネ人間とか今更どうにもなるとは思いません。
そう考えるとバラバラ人間のバギーはうまい事やりましたよね。
そしてイケメンはさっさとやられるようにしか思えません。

 読切『ジェダの通学路』
今度はマジコの人ですね・・・経験者の読切掲載が続きます。
またしてもファンタジー路線。チョコボだコレ。
何だかジャンプよりもかなり低年齢層向けな漫画という印象。コロコロか、あるいは小学○年生シリーズかそれとも学研か。

 『食戟のソーマ』
なるほど目の前のソレとは予想外でしたが、米菓の類を衣にするって割りとある話・・・と言うか、背後の山菜は普通に天ぷらになっているように見えるのですがこれは一体。
エロ度もそこそこに乗り切ってしまいました。本当に苦戦感のない・・・。

 『べるぜバブ』
第一印象がウニみたいなまつ毛だなぁ、と言うのとババ臭さ。
それはそれとして茶番臭がすごい。

 『ワールドトリガー』
バレて味方になるかバレて敵対されるか、と思っていたらバレずに助けるという第3の答え。
そして読切の時の実力派エリート、まさかの再登場。てっきり出ないもんだと思っていましたよ・・・。
が、格付けが出てきたからにはあると思っていましたが、S級ってのがこんなに早く出てくるとは。
早くもA級隊員涙目の気配です。

 『NARUTO』
里のためにマダラを殺した初代柱間と、サスケの命は里よりも重かったイタチ。またそのイタチの復讐のために木ノ葉潰しを企てたサスケ・・・皮肉にも千手一族よりもうちは一族の方が愛情が強くて危ないという伝統が継続されていたという形になっていました。
これを聞いた上でサスケがどう動くかがポイントですね。

 『ニセコイ』
小野寺回かと思ったら千棘は地味に顔芸祭り。
本命は即否定しましたけども、特別な義理という言い回しの妙。間違いなく多少は距離が縮まったと思います。

 『ハイキュー』
みんな人並みにメンタル弱い所があったりと、隙があるのをチームでカバーしあっているという感じ。
キャラの特性や役割がハッキリしているのが面白いところ。
主役二人は点は取れるけど選手としてはまだまだ、と言うのも。

 『BLEACH』
卍解すらさせてもらえない一護父。そしてこれも愛染のせいとか・・・暗躍しすぎ問題。
しかし、こんな腹の据わった女子高生がいるかとツッコみたい衝動に駆られます。

 『スケットダンス』
うわァ10年後オサレなリア充って感じだよ!とマイナス感情になったのもつかの間、どんどん老けていくという怒涛の展開にやられました。
ラストのページの惨事っぷりが凄い・・・これ元に戻れないんじゃあ?

 『銀魂』
え、ポーク?ならばトシ!と言うのが秀逸過ぎる・・・。
一発ネタなら一発ネタらしく短く終わらせておけば良かったでしょうに、何だかシリアスっぽく続きそうな予感。

 『こち亀』
桜と苺、何で一緒の話になったんだろう?という印象を受けます。
オチで破産しないパターンも増えたような。

 『HUNGRY JOKER』
血の能力発現したら即座に超パワーアップ、と言うのは少々「アレ?」という感じです。
細かい説明もなく、混血だから強いんですけどー的な流れ。まあ今後多少なり説明はあるんでしょうけども・・・。
それにしても2ページ目の顔が怖すぎる・・・いちいち不気味な顔の多い漫画ですよ。そして打ち切り展開の足音が。

 『恋するエジソン』
ドラえもんの際どいネタや平然とトイレの話題など、どんどん話が下の方向へ。
そのくせ三角関係展開とか・・・何かもうごった煮すぎてよく分からない漫画になってきました。

 『めだかボックス』
今更パンツ程度で恥ずかしがるという不思議。完全無欠の能力を打ち破るのはもしかしたら変態性なのかも知れない・・・。
ラストが球磨川という辺り、やはり作者のお気に入りキャラなんだなぁと思います。
既に一度勝ってはいるものの、どうしても花は持たせられない贈る立場。最後にどう魅せるか。

 『クロス・マネジ』
ささっと前哨戦を済ませて大一番へ。そこで終わりだろうな・・・という確信に近い疑惑しか浮かびません。
何やかやで成功しちゃうと言うのが大体分かるだけに、皮肉にも作中同様の消化試合という印象。

 『新米婦警キルコさん』
思わせぶりに登場した双子はこちらも前哨戦扱いで案外ささっと片付けられそうです。
まさかの着ぐるみ(中身は本物)とか女装バレットとか斜め上の展開すぎる・・・。
同じく打ち切りでしょうけども、こういう変化球を投げられるという意味ではクロス・マネジよりも上かと思います。
↑は消化試合感が強すぎて。

 ここ2回の読切を見ていると、経験者とは言えすぐに連載できるレベルのものは出来ないという事でしょうか。
むしろ、経験者であるがゆえに迂闊に連載前提で話を進められないと言うのはあると思いますが・・・。
暗殺教室、斉木楠雄のヒットはそういう意味じゃ異例とも言える成功例ですよね。
ワールドトリガー、ニセコイはその後に続けるのかどうか。  
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2013年04月08日

今週の仮面ライダーウィザード「第30話 魔法の消える日」

 いよいよ最終フォームの足音が聞こえてきたレギオン回前半。
「ベルトを奪われ、ピンチに陥った仁藤攻介。だが、新たに手に入れた指輪がキマイラの力をさらに引き出し、彼を魔法使いビーストハイパーとして進化させた!」
 奪われた、と言うより隠されたという程度ですけどね・・・。

 足取り軽くソラが向かったのは、ワイズマンの根城の中であろう謎の男が鎖に両腕を繋がれている場所。
「ハロ〜、内藤さん。欲望に従っただけで、こんな所に閉じ込められるなんて、可哀想に。僕が出してあげるよ。」
しかし、鎖に触ると電撃とともに指が弾かれてしまいました。
「結構、強力な結界だな。フフフ・・・。」
ソラはグレムリンへと変身し、双剣を光らせハサミの要領で片腕の鎖を切断。
すると急にその鎖を振り回しグレムリンを狙う内藤。ソラはこれを軽くかわすと、
「噂通り滅茶苦茶だな、内藤さん。僕は助けてあげたんだよ?」
「俺は内藤じゃない・・・。ファントム・レギオンだ。」
マスクを外した顔は、いかにも危なそうな顔。相変わらず気色の悪い役が似合います。

 面影堂では、新たな脅威が解き放たれつつある事などまったく知るよしもなし。
「今からこのピンポン球を・・・浮かせます。チチンプイプイ!」
魔法からダウングレードして手品を披露する瞬平。
すると、本当にピンポン球が浮遊。コレ下から風が出てる奴でしょう。
 ところがピンポン球はすぐにあらぬ方向に逸れて落下。
「ああ・・・!」
「途中まで上手く行ってたんだけどなぁ。」
「意外と難しいんですよ、この手品。」
ここで今度は、ピンポン球を拾いに行った瞬平が浮上。
「コレが本当の空中浮遊ってね。」
「ちょっとちょっと!晴人さんのは手品じゃなくて魔法じゃないですか!」
「まあね。」
「いい加減にして下さいよ!」
その時、突然立ちくらみを起こしたようにしゃがみ込むコヨミ。
「どうした!?大丈夫か?」
「コヨミちゃん?」
「魔力が足りないのか?」
「ごめん、なんだか急に・・・。」
「俺の魔力も上がってるから、遠慮なんかするな。」
「プリーズ・プリーズ」
プリーズリングで魔力補給。しばらく描写がなかったのに、前エピソードから間もなくのガス欠です。

 内藤もといレギオンの脱獄を最初に発見したのはメデューサ。
「レギオンが脱獄した・・・?」
「この結界を断ち切れる奴が居たとはな。」
「一体、誰が・・・?」
「それよりも、レギオンだ。放っておけば欲望のまま見境無く人間を襲い、貴重なゲートが失われる。」
「私が見つけ出し、止めて参ります。」
やはり、閉じ込めておくだけの理由があって閉じ込められていたようで。
珍しくワイズマンから余裕を感じません。

 街では僅かな聴衆の前でギターを弾くストリートミュージシャンが。
そこへフラフラと現れたレギオン。演奏が終わると、
「いい・・・実にいい。」
褒めるレギオンと照れるミュージシャン。
「お、分かる?この曲の良さが。」
「美しい曲は美しい心がないと作れまい。」
「いやぁ、照れるな。」
「エキサイティング!」
突然興奮する内藤。急に怪人体へと変身し・・・。

 翌朝、狂ったようにドーナツを貪り食らう凛子。
「どんだけ食うんだよ?回転寿司じゃないんだから・・・。」
「あ、寿司食べたいですね。」
「寿司食いてえな。」
いいものが食べたい無職(?)2人。
「お待たせしました、新作の桜ドーナツで・・・」
「いただきます!」
新作をも即がっつく凛子。
「すごい食欲・・・。」
口にドーナツを頬張ったままモゴモゴとしゃべる凛子の言葉を通訳する瞬平。
「え、そんなに?昨日から働き詰めで何も食べてないんですって。」
「あら、どうして?」
「昨日ニュースになってた昏睡事件のせいらしい。」
「これって、あれ?意識不明で倒れている人があちこちで発見されてるって奴?」
Blackだったら多分この辺でもう『もしやゴルゴム?』って話になっています。
「はい。・・・え?分かりました。」
「どうしたんです?」
「昏睡してる人がまた見つかったみたい。ドーナツありがと、ごちそうさま!」
「刑事も大変ね。あ、あなたもね。」
そういえば凛子ってこれ食い逃げじゃあ。
 すると、そこへ連れ立って現れた兄妹。
「そんなに引っ張らないで、お兄ちゃん。」
「ああー!やっぱりいいなあ、外は。」
まるでどこかから逃げてきたような様子。
が、何か浮かない様子の妹。
「またそんな顔する。よし、これで元気出せ!」
「手品?」
「フフッ、見て驚くなよ・・・?」
どこからともなくステッキを取り出すと、それを空中でブラブラ・・・からの放物落下。
またしてもガッカリする妹。
 それを見た晴人は、
「貸してみ?」
「グラビティ・プリーズ」
隠す気も惜しげもなく魔法でステッキを自由に浮かせてみせます。
「凄い!」
「何?」
「何って、君の手品が失敗したから、魔法で晴人さんがフォローをね。」
「魔法?」
「何を隠そう、晴人さんは魔法使いなんです!」
「そんなでかい声で言わなくてもいいから!」
「はあ?魔法なんてあるわけ・・・。」
信じていない兄ですが、今度は目の前で妹を浮かせてみせる晴人。
「お兄ちゃん、魔法だよ?本当の魔法使いさんだよ!」
何となく魔法の無駄遣いなような・・・。

 街では、老婆の道路横断を助ける女性が。
「はい、気をつけてくださいね。」
「どうもありがとうございます、どうも。」
またしても現れたレギオン。
「いい・・・実にいい。是非覗いてみたい・・・エキサイティング!」
こうして気の向くままに人を襲っている様子。

 一方、こちらは食欲が満たせずにいる攻介。
「あ〜腹減った!どっかに美味そうなファントムでも落ちてねえかな?」
ここで先程の女性の悲鳴を聞きつけ急行。
「エキサイティング・・・。」
「お、ファントム!ゲートから離れろ。」
先程の女性は既に何かされたようで、レギオンの足元に倒れています。
「ゲート?フフフ・・・俺はそんな物に興味はない。」
「はあ?」
「俺の欲望を満たせるのは、美しい心・・・」
さらにレギオンが襲ったのはゲートではない様子・・・ながら相変わらず話を聞かない攻介は
「おっと!皆まで言うな。聞いた所でどうせ意味は無え。」
「ドライバー・オン!」
「何故なら、お前は俺に食われる運命だからな。変〜身!」
「セット・オープン!L・I・O・N!ライオーン!」
「よし、ランチタイムだ!」
即変身し、攻撃開始。
「この野郎!」
「人間でも、ファントムでもない・・・お前は何だ?」
「俺を知らねえとは、お前モグリだな?俺はお前らファントムを平らげる、魔法使い・・・ビーストだ!」
「フフフ、珍しい存在だ。」
どうやら魔法使いを知らない・・・?長いこと拘束されていたんでしょうけど、ファントムにとって敵である魔法使いはメジャーな存在なはずでは?
「見てろよ〜?」
「カメレオ!ゴー!カカッカカ・カメレオ!」
カメレオマントを装備し、舌で動きを止めようとするもこれは力技で破られてしまいましt.あ
「おっと!こうなったら・・・!」
勝負をダイスサーベルに託すも、出目が3と微妙極まりない数字。
「3!カメレオ!セイバーストライク!」
「3?微妙な数字だが・・・しょうがねえ!」
計3体のカメレオンがレギオンに襲いかかるものの、やはり足りず悉く消滅させられ、ビーストもいつもの用水路に転落。
「あの野郎!大人しく俺に食われろってんだ!」
「ハイパー!ゴー!ハイ・ハイ・ハイ・ハイパー!」
「よっしゃ、行くぜ!」
ハイパーになってレギオンを追撃しようとするも、
「下品な奴だ。俺の求める美しさはお前には皆無だ。」
「おい、待ちやがれ!」
既にビーストに対する興味は失せているらしく、グールに足止めをさせてその場を立ち去ってしまいました。
「こうなったら、お前らだけでも・・・!」
「ハイパー!マグナムストライク!」
キマイラのエネルギー体を発生させ、グールを一掃し捕食。

 一方の晴人はまだ魔法遊び。
「ドレスアップ・プリーズ」
妹に着せ替えをしてやっています。先ずは男装っぽいのから。
「おお、可愛いじゃん。」
「プリーズ」
次はお姫様スタイル。
「わあ!お兄ちゃん、見て見て!お姫様みたい!」
「お姫様、この魔法使いに何でもお任せ下さい。」
「あんた、本当に魔法使いなんだな。凄いよ!」
晴人もノリノリで、兄の方もようやく信用したようですがここで着信が。
「あ、ちょっとごめん。・・・どうした凛子ちゃん?分かった、すぐ行く!」
「ファントムですか?」
「ああ。」
ファントムが出たとなれば、ここで遊んでいる訳にも行きません。
「ごめん、もう行かなくちゃ。」
「えー、どうして?もっと魔法見たい・・・。」
途端にしょんぼりする妹に、
「コネクト・プリーズ」
面影堂の花瓶と空間を繋いで、活けてあった花を取り出す晴人。
「晴人?」
コヨミにはさぞかし奇妙な光景だったでしょうね。
その花を手渡し、
「これでショーはフィナーレ。」
「きれい!」
「後は頑張れよ。」
「じゃあね!」
その場を後に。深々と頭を下げる兄・・・何か余程の事情が?

 現場は、先ほど攻介が戦っていたいつもの橋。
「意識不明の状態で、原因は不明です。後はよろしくお願いします。」
引き継ぎを済ませた凛子によると、
「お待たせ。今の人、これまで報告があった人達と全く同じだわ。」
「例の昏睡事件はファントムの仕業だったんですね。」
「ああ。でも、ゲートから意識を奪って一体何を?」
ここで、唯一接触した攻介が口を開き、
「あれはゲートじゃねえ。」
「え?」
「ファントムが言ってた。ゲートなんかに興味は無えって。どうやら奴は、美しさを求めて無差別に人を襲ってるみてえだ。」
「美しさ?」
「まあ、この俺を『美しさは皆無だ』とか言ってスルーしやがるぐらいだからかなり歪んだ美的センスの持ち主だがな。」
これには噴き出してしまう瞬平。
「それって、ある意味正しい気が・・・。」
「あ?何だと?お前にも美しさがあんのか?」
まあ2人ともそんなに無いような。
「無差別に人が襲われると厄介だな。」
現状ゲートの区別がつく訳でもないので、いつもと変わらないんじゃあ・・・?

 一方、ひとり面影堂に残ったコヨミによぎる不安。
「早くなってる気がする、私の魔力が切れる時間・・・。」
どうやら気のせいではなく燃費が悪化している様子。
身体の維持に必要なエネルギーを外から補充しているだけのはずなのに、何故そのような現象が?

 レギオンは追われているとも知らず、また人を襲っています。
そこへ現れたメデューサ。
「エキサイティング・・・!」
「随分、好き勝手やっているようね。」
「ワイズマンの飼い犬か。」
蛇ですけども。
「分かってるわね?何故私が来たのか。」
「ハロ〜、ミサちゃん。内藤さんの邪魔しないでよ。」
「グレムリン?まさか・・・お前が!?」
思い通りにならないソラですが、まさかこれほどの事をしでかすとは、と言ったリアクション。
「エキサイティング。フッ・・・。」
完全に口癖。そのまま人を襲いに行こうとするレギオンと、それを追おうとするメデューサの間に割って入るソラ。
「おっと!邪魔しちゃ駄目だって。」
「ワイズマンに逆らって、生きてられると思うな!」
今回の行動にはメデューサも怒り心頭。変身せずともソラを圧倒するほどのエネルギーを持っています。
「かもね!でも、僕はどうしても知りたいことがあるんだ。色々考えたけど、彼に合わなきゃ先には進めない。」
全てはワイズマンに直接会うため、という事ですが・・・。

 晴人らは、帰りがけに先程の兄妹の兄の方にばったり再会。
「少々お待ちくださいませ。」
それも花屋で小さな花束を買うところ。
「あれ?あの子、さっきの・・・。」
「どうした?妹は一緒じゃないのか。」
「さっきはありがとう。俺、詩織のこと喜ばせようと思って手品習ってるんだけど、不器用だから失敗ばっかりして・・・。」
「そんなん気にすんなよ。俺だって手品は上手くできないよ。手品ならこいつの方が上だ。」
そこで用意ができる花束。
「ありがとうございます。」
「あいつ、お花もらって喜んでたから。今度はこれで元気になってくれれば・・・。」
あ・・・何か早くも踏み潰されるフラグが立ったような。
「いいお兄さんですね・・・!妹さんのためにこんなに一生懸命で。」
これぞ美しい心、と思ったそばから現れるレギオン。
「うーん、実にいい。妹を喜ばそうと思う心・・・実に美しい。」
すぐに怪人体となり、覗く気満々。
「ファントム!?」
「その心、覗かせてもらうぞ。」
「魔法使いの前に堂々と現れるとは、いい度胸だ。」
即座に臨戦態勢に入る晴人。
「ドライバーオン・プリーズ」
「晴人さん、ちゃちゃっとやっつけちゃって下さい!」
「コネクト・プリーズ」
ウィザーソードガンを取り出し銃撃。
「また魔法使いか。」
「お前が、仁藤の言っていた連続昏睡事件の犯人か?」
「だったら何だ?」

 ワイズマンを嗅ぎまわるソラ。すると、頭上から白い鎖が出現しソラを拘束。同時に加えられる電撃。
「ワイズマン・・・!」
ついに自ら手を下しに現れたワイズマン。
「私を呼び出すために私に背くとは、ふざけた事を。」
「やっと会えた・・・!」
「望み通り、私が終わらせてやろう。」
「その前に、教えてくれないかな?ワイズマン。サバトの事、魔法使いの事、そして・・・賢者の石の事。」
ここに来て初出のキーワードが。魔法石とは別の・・・という事でしょうか。

 先ほどまで無駄に魔力を使ったせいなのか、何故だか生身でレギオンに対応する晴人。
「今のうちに逃げろ!」
「早く、こっち!」
「俺の快楽を邪魔するな!」
以外なことに銃も蹴りも効くので、それなりに戦えていましたが・・・流石にジリジリとピンチに。
「晴人さん!」
「俺のことはいい、早くそいつを!」
「早く逃げて!」
と、ここでレギオンの興味は少年を助けようとする晴人の方へ。
「身を挺して誰かを守る心、いい・・・実にいい!」
「気持ち悪い奴だ。」
しかし本格的に自分が狙われるとあれば、ここでようやく変身の体勢に。
「ドライバーオン・プリーズ」
「変身。」
「シャバドゥビタッチヘンシン♪」
「ランド・プリーズ ドン・ド・ド・ドドドン♪ドン・ド・ド・ドン♪」
「さあ、ショウタイムだ。」
(あかん。)ランドだとどうしても苦戦した挙句負けるか取り逃がすという印象が・・・。

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2013年04月04日

18号

 表紙&巻頭カラーは『ONE PIECE』
悪魔の実は能力者が死んだらまた生えてくる・・・この設定はもともと考えられていたものなのか、それとも。
そして結局メンバーはバラバラに。こりゃあ時間がかかりそうです。

 『NARUTO』
やはり初代火影・柱間は結構な人格者で人情もあるのですが、二代目の扉間はその辺りドライと言うか。
大体にしてマダラはやっぱり危ない人でしたという話。
気の毒な話なんでしょうけど、弟を殺すかお前が死ねって要求するような人ですから・・・。

 『暗殺教室』
エロ推しか邪気眼かと思ったらこうなるとは。1話完結にもかかわらずかなり濃厚です。
楳図かずお的恐怖顔を出して来たのには流石に笑ってしまうのと、「いいもんだな殺すって」とか爽やかに、さらっと危ないことを言わせるのが上手いです。

 『べるぜバブ』
順位が上がってる・・・やっぱ適当に殴り飛ばしておけば順位って上がるんですね。
いや本当に学年とかどうなってるんでしょう。初代が男鹿姉で、2代目が今回のビッチっぽいので1年生、3代目が邦枝(これが何年生か分からない)という並びが不思議すぎて。
それとも2代目の1年生ってのは誤植か何か?

 読切『さくらん(仮)』
PSYRENの人ですね。この人ももはやツーアウトですから・・・慎重に行ってほしいものです。
しかし・・・なかなか不可思議な作品をぶつけて来られたもので。
あのモフモフしたのと対話しているのはあくまで主人公の妄想世界で、幼馴染の存在とその失踪は現実、だがしかしモフモフが幼馴染で名前を思い出したら現実世界に来て・・・そしてそれが宇宙人?
どうも私のレベルではついて行くのが難しい作品のようです。前作のヒロインがかなり病んでいた事から普通じゃないとは思っていましたが。
毎度、連載にあたってガラリと変えてくる人なので、連載になるにしてもこのままという事は無いでしょうが・・・そもそも一発ネタでしょうしね。

 『黒子のバスケ』
ここでどうにか成果を出して6人目として定着したんでしょうけど、確かにぶっつけ本番が過ぎると言うか。
結果としてはクリアしてるんでしょうけども・・・。
灰崎が高校時代とはまるで別人だったり、中学スポーツってこんな大物っぽい監督がいるものなのか?とツッコミたくなったりと。
ともあれクライマックス前の仕込みですので、ちゃんと盛り上げてほしい反面あまり時間がかかり過ぎるとマイナスになりそうなのでそこがちょっと心配です。

 『トリコ』
あ、美食會の人らってあまりに人間離れし過ぎてると思ったら人間キメラみたいなのを普通にやってるんですね。前にもそういう説明ありましたっけ。
・・・ああアイスヘルでのバリーガモンの甲羅でそういう話があったような。あの時は身に付けるぐらいのものと思っていたのですが。
不死身ならまだしも分裂とかそんなプラナリアみたいな。

 『食戟のソーマ』
大葉は見たことありますけどネギって自生してるもんなんでしょうか・・・。
まあそれは置いといて、リアクションは脱げる所まで行っていないのでこの時点で負けでしょうよ。
で、鍵となる食材は袋詰め・・・となれば持参したおやつ・夜食の類でしょうね。

 『ワールドトリガー』
基本的にバレないように手を貸すと言う事で、しかも今のところ上手く行っているためもしかしたらユーマの件についてはバレないかも分かりません。
ここで改めて戦闘用ボディの説明があるところを見ると、多少は痛い目を見るという事になるのでしょうか。

 『超能力者 斉木楠雄のψ難』
これで数度目かの出番ですが、出てくるたびに残念なイリュージョニスト組。
チェーンソーを持ちだして「あかん」ってなっている所とラストのオチでは笑いをこらえられませんでした。
エ、何?またホモですか。

 『BLEACH』
霊圧の感知は死神共通の能力のはずが、普通に闇討ちされています。霊圧って消せるものでしたっけ。
DBだと気を断つとかありましたが。
試作品であろう虚化死神に押されてますし・・・やっぱり弱いんじゃあ。

 『ハイキュー』
まだ1セット目だというのにこの盛り上がり。
今回、守備のスタイルを変えることでまた別のメンバーにスポットが当たりそうですし。チーム全員を活かすのが上手いですよね。

 『ニセコイ』
この期に及んでまた脱落者とフラグ立ててます。このいいやつアピールみたいのが何というかもう既に滑ってて・・・。
ラストでまた一歩踏み出されそうですが、ここでまた妨害が入ったり居眠り・難聴オチだったら本格的にどうかと思います。

 『スケットダンス』
しばらく見ない間に見事にスケット団化しています。3人ともこんなキャラでしたっけ・・・?
結局シリアス展開になって襲名という話になるんでしょうか。話を畳みにきてますね。

 『銀魂』
何かあざとい展開になってきているような・・・美少女化にイケメン化。
果たしてソッチ系の読者はどのように思っているのか。むしろ土方の豚扱いの方が問題かも。

 『HUNGRY JOKER』
毎度、何かやろうとすると刺客が襲ってきて、そのたび新しいエウレカとのコンビネーションで撃破・・・今回もそのパターンでしょうか。
結構トントン拍子で覚醒してしまっているのもあり、盛り上がりに欠けますね・・・。

 『こち亀』
部長原始人→他人の助けで調子に乗る→アクシデントで逆戻り
何度目でしょうかこのパターン・・・。

 『めだかボックス』
ご親切にも紹介あり。確かに、初期で見たようなのが多数です。
・・・それでもまだ覚えていないのが居ますが。
まさか、かつての強敵相手にも戦闘シーン全カットとは潔いと言うか、勿体無いと言うか・・・。
意外とさっさとゴールしてしまいそうです。

 『新米婦警キルコさん』
ああ、これはもう終わるんだな・・・という印象。意外とカッコイイ署長とか、何だかんだで行っちゃうゲスとか王道展開やれてると思います。それはそれとして所長の声はいちいち藤原啓治さんで脳内再生されてしまう謎。
バレットは個人的に小林清志氏。
・・・しかし、凡人2人ってどう考えても役に立つ局面ないですよね。主役格のゲスはともかく知秋の方はちょっと頭が回るポンコツという印象しかない・・・。

 『恋するエジソン』
いわゆる「例のプール」と言われる奴ですね。いや私はよく知りませんけども。
最近だと仮面ライダーW、フォーゼの撮影でも使われていました。
はいてないネタとか、懐かしのファイナルファイトとか、かなり変な方向のネタに偏ってきましたが・・・絵はついに安っぽいコピー多用になったりと、どんどんガッカリ化していきます。

 『クロス・マネジ』
よくある邦画かTVドラマみたいな流れになってきました。これでいつ実写化のオファーが来ても安心ですね!
相手をここまで戦闘マシーンにする必要はあったのか・・・?

 下位を見ていると、ああもう改編期に入るんだな・・・としみじみと感じます。エジソンの急降下は流石に予想外でしたが・・・。
流石に斉木楠雄とか流行ってるところに投入して話数浪費させたんじゃ当然の結果でしょうけど。編集部はもうちょっと手心と言うものをですね。  
Posted by jerid_and_me at 05:25Comments(0)TrackBack(0) 漫画 

2013年04月01日

今週の仮面ライダーウィザード「第29話 進化する野獣」

 ネタバレとダサさに既に定評のあるハイパービースト登場回。
「仁藤は、キマイラに関係あると思われる出土品を発見した考古学者・中本に会いに行く。ゲートだと判明した中本を守るため、そして出土品の研究のため中本の研究室に泊まり込むが・・・。」
「お、俺のベルトは!?俺の指輪は!?」
「ファントムが盗んでいった!私の発掘品と一緒に・・・!」
仁藤の手を離れたビーストドライバー一式と、ちょうど目の前に現れたグレムリン。
取り返そうと追いすがるも生身では返り討ちにあってしまい絶体絶命・・・と言うのが前回。

 そのピンチをどう切り抜けるのか、と思ったらいきなりドラゴタイマー。何故使わなかった。
「手が足りない時はこれだ!」
「コネクト・プリーズ」
「ドラゴタイム・セットアップ!」
「ウォータードラゴン!」
最初に出現するウォータードラゴンには中本に群がるグールの相手をさせ、
「ハリケーンドラゴン!」
「中本さん、掴まって!」
次いで現れるハリケーンドラゴンで中本を移送。
「待てコラ!」
「行かせないよ!」
フレイムドラゴン本体はスプリガンの相手をし、
「ランドドラゴン!」
ランドドラゴンはグレムリンから攻介を救出。
順番等よく考えられた運用で、開始数分にしてスプリガンとグレムリンを取り囲み、戦況を逆転させてしまいました。
「チッ、出直すか。」
「じゃあ、僕もそろそろ。」
「おい!待て泥棒!」
これには分が悪いとばかりに後退しようとするグレムリンらを追いかけようとする攻介ですが、
「じゃあね〜!」
目眩ましの閃光により、まんまと逃がしてしまう結果に。
これは攻介にとって絶望に値する状況・・・。

 ドライバーを盗まれた攻介ですが、これはキマイラから離れたという訳ではなく、キマイラは中に、食事道具は外にという絶望的な状況。
「ベルトがないとファントム食べられないんでしょう?」
「それじゃあ、魔力切れで死んじゃうじゃないですか!」
瞬平ェ・・・ストレートに言う奴がありますか。
「分かってる!皆まで言うな。しかも、そろそろヤバい頃なんだよ!もうどうしたらいいんだよ俺・・・。」
心配する一同。中本は若干挙動不審ですが・・・?
その時晴人の目に止まったのは、コヨミの手に嵌められたプリーズリング。
「そうか!プリーズの指輪を使えば・・・!仁藤、お前に魔力を分けてやれるかも知れない。」
「何!?お前、んな事できるなら早く言え!」
晴人はいつものアレで攻介を制し、
「バンッ!・・・コヨミ。」
「でも・・・昨日も使ったばっかりだし。さっきも分身して魔力を消耗してる。晴人まで動けなくなったら・・・。」
現実的ではありますが、中々ひどい物言い。
「大丈夫、少し試してみるだけだ。俺を信じて。」
すると、恐る恐るプリーズリングを差し出すコヨミ。
「サンキュー、コヨミちゃん。」
晴人に主導権を持っていかれそうになりつつ、自分でドライバーにタッチする攻介でしたが
「エラー」
「駄目か。」
各員ため息でがっかりモード。
「やっぱキマイラは野獣だからな!与えられた餌なんか食えるか!って事かもな。」
そうなれば、残されているのは最後の手段のエンゲージリング。
「じゃあ、やっぱり晴人さんが仁藤さんの心の中に入ってキマイラを倒すしか!」
「だから、それは断る!俺の中でライバルに死なれるなんて冗談じゃねえ。」
「何で晴人さんが負ける決めつけるんですか!」
「あ?ドラゴンなんてもう、こう!だ。」
「ドラゴンの強さを全然分かってない!」
「こっちは頭いっぱい・・・」
言い争う攻介と瞬平。近い、距離が近い。
そこを凛子に止められてしょげかえる2人。
「やめなさい!」
「・・・はい。」
気を取り直して、
「グレムリンからベルトを取り返すしかなさそうだな。」
「そうね・・・。じゃあ仁藤さんと中本さん、盗まれた時の状況をお聞きしたいんですが。」
「・・・えっ?」

 かくして刑事である凛子立ち会いのもと研究室にて実況見分。本当、警察設定って役に立ちますね・・・。
「じゃあ仁藤君は盗まれたとこ見てないのね?」
「ああ。中本さんの悲鳴で起きるまでぐっすり。」
「じゃあ中本さん、最初に気付いたのはあなた?」
「ええ、そうです。一応。」
「グレムリンが盗んでいく所は見たんですか?」
「見ました。私も寝ていたんですが、物音で起きたらちょうど逃げていく所で。」
「どこから?」
具体的な質問をされると、途端に答えに詰まって応答がしどろもどろに。
「え?ええと・・・確か、そこの窓だったと。ショックで記憶があやふやだな・・・。」
自身の大事な研究成果を持ち出されたはずなのに、まるで他人事のような応答。

 ここで、攻介を外に連れ出す凛子と晴人。
「なあ、お前のベルトと指輪盗んだの・・・中本さんじゃないかな。」
「はあ?何言ってんだ。あの人だって発掘品盗まれて・・・。」
「それは嘘だと思う。」
「長年くすぶってた中本さんにとって、今回の発掘は大きなチャンスだ。だから・・・」
セットとなるビーストドライバー一式は大きな手がかりであり、それ自体が成果となり得るもの。
「ようし分かった!皆まで言うな。俺が本人に確かめる。」
「あっ!ちょっと待ってよ・・・!」
いきなり研究室に向かう攻介。
 そして単刀直入に、
「なあ、あんた!俺の指輪とベルトを盗んだのか!?」
「え!?」
「なんて直球・・・。」
「大胆!」
カマをかけるとか、そういう発想がまるでありません。
「何の事だ?」
「自分の発掘品盗まれたって嘘ついたのか!?」
これまでとは打って変わって、完全に疑いの姿勢。
すると、やはり研究室から閉め出されてしまいました。
「違う・・・違う違う違う!もういい、私を疑うような奴らに守って欲しくなどない!出て行け!ほら、出て行け!」
「痛い痛い・・・ちょっと、中本さん?中本さん!?」
「やっぱり黒ね。」
「仁藤。」
「いや・・・。むしろ良かった。」
「え?」
「中本さんなら、指輪もベルトも全部無事だろ。グレムリンなら、そこんとこ怪しいもんな。さて、問題はここからどうするかだ。」
相変わらずの前向きさに、口には出さないものの改めて感心しているらしい一同。
「だな。またファントムも襲ってくるだろうし。」
すると、晴人の目に止まったのは中本の研究室から持ち出す形となってしまった、資料としてのビーストドライバーの写真。これを見て妙案を閃いたようです。
「瞬平、ちょっとひとっ走り頼む。」
「はい。・・・え?」

 人目につかない所まで逃げ延びたスプリガンとソラ。と言うか、いつもの地下道。
「俺を手伝うなんて、どう言うつもりだ?グレムリン。」
やはり用心深い性分らしく、ソラをかなり疑っている様子。
「フフフ・・・いいこと教えてあげる。あのゲートの心の支えは、自分の研究が世の中に認められる事。」
「何!?」
「何故、お前にそんな事が分かる?」
いつの間にかメデューサも合流。
「昨日の夜、会ってきたんだ。」
中本が資料室に向かった際、そこで顔を合わせた中本とソラ。
「ハロ〜、中本さん。」
「誰だ!?こんな時間に!」
「今回の歴史的発掘、おめでとうございます!」
「あ・・・ありがとう。」
「それにしても惜しかったよね、仁藤攻介君のベルトと指輪、あれも中本さんが発掘していたら、今以上に価値のある研究になったのに。フフフ・・・。」
こうしてそそのかした上に、
「あ、これ僕からのプレゼント。よく眠れますよ?」
特製のワインをプレゼント。どうやら元々そのつもりだった訳ではなく、ソラのお膳立てによる所が大きかったようです。
「僕がちょっとそそのかしたら、ビーストのベルトと指輪を盗んじゃったからね!フフフ・・・!」
「心の支えを探るためにゲートに近づいた訳じゃないでしょう?あれこれかき回して、一体何を考えている?」
「僕は全てを知りたいのさ。サバトの事、魔法使いの事。ワイズマンの知っている事全てをね。フフフ・・・。」
メデューサにも完全に警戒され、もはや隠すことなく好奇心で行動するソラ。
ああ・・・これは長生きできないタイプですね。

 研究所の外でファントムを待ち受ける晴人・攻介ら。
が、既に消耗が激しいらしい攻介。
「顔色悪いわね・・・。大丈夫?」
「ちょっと腹減っちゃってさ。コンビニあったっけ?」
「腹減ってるのはお前じゃないだろ。」
「俺だよ。」
中本について怒りはしたけども恨み事などは一切言わない攻介に、
「中本さんの事、責めないのね。一発殴ってもいいぐらい。」
「いやいや、そこまでしなくても・・・。」
「命がかかってるのよ?私だったら許せない。」
「いいんだって、俺が許す。あの人の気持ちは分かるんだ。」
その中本は、研究室からそろそろと出てきて、鍵をかけると資料室へ行き熱心に調べ物を再開。
「違うか・・・。」
そこへ戻ってきた瞬平。
「晴人さ〜ん!見つけました!見つけましたよ!」
何を見つけたのか?と思えば・・・
「見つけましたよ!仁藤さんのベルト、見つけました!」
どう見ても玩具。そうか玩具屋にパシられたのか・・・。
 が、これを見て大いに驚く中本。鍵は確かにかけたはず。
「馬鹿な・・・いつの間に!?」
慌てて研究室に戻り、本棚をひっくり返して隠しておいたドライバー一式を確認すると・・・確かに残っています。
しかし、これで現場を押さえられてしまいました。
「やっぱり、あなただったのね。」
「じゃあ、そのベルトは・・・?」
「偽物だよ。」
「優秀な職人に作ってもらいました。」
ゴーレムが写真を元にやってくれたようです。なんという優秀な・・・。
 もはや企みが完全にバレてしまい、ガックリとうなだれる中本。
「馬鹿ね。何でそんな事したのよ?」
「認められたかったんだ。私だって・・・。」
中本が回想するのは、まだ若かった頃に遺跡を掘り当てた際の話。
「やったな、中本君!これで君の学説が証明できる。」
「はい、所長!」
ところが、その所長が中本の手柄を横取りし、自分の名義でメディアに発表。
「これが、私が発見した土器の破片です!」
結局その後は他に実績もないまま過ごしていたようで、
「あの時の無念を晴らしたかった・・・。今回の発見が、最後のチャンスだと思った。どんな事をしても成果を上げたかったんだ・・・。」
「だからって、やっていい事と悪い事が・・・」
「まあまあ凛子ちゃん!」
凛子をなだめようとした攻介ですが、突然ガクリと膝をついてしまいました。
「仁藤君!?」
「キマイラの奴、思った以上に腹ペコらしい。」
「いよいよ限界か・・・。」
ついにエンゲージリングを嵌めようとする晴人ですが、攻介はやはりこれを拒否。
「何べん言わせんだ。無理だって言ってんだろ。」
「やってみなきゃ分かんないだろ!お前の中にキマイラがいる限り、苦しみ続けるんだぞ!?」
「それがどうした!」
予想外のリアクションに一同しばし沈黙。
「確かに、遺跡でキマイラに取り憑かれた時、ヤバいと思ったよ。でも俺、同時にワクワクしたんだ。この得体のしれないバケモノは何だ?この不思議なベルトと指輪は何だ?これから何が起こる?どんな事をしても知りたいと思った。こんな発見、二度と無えって。俺にとってキマイラは、でかいチャンスなんだ。」
「お前、そんな事考えてたのか。」
「ポジティブにも程があります。」
「もう、馬鹿じゃないの?命まで賭けて。」
もともとポジティブキャラでしたが、それにしても度を越したポジティブぶり。
「あんたなら分かるだろ?この俺の夢。」
頷く中本。
が、どうやら一部始終を聞いていたらしいスプリガン。
「グレムリンの言う通りだったか。相変わらず、不用心だな。大事な大事な心の支えは、金庫にでもしまっておかないと!」
変身するなり、ビーストドライバーに向けて砲撃開始。
「ディフェンド・プリーズ」
生身でのディフェンドで攻撃を防ぎ、ビーストドライバーを手にしたままスプリガンと組み合い
「心の支えは渡さない。」
「フン、貴様に守り切れるかな?」
「仁藤!こいつは俺が下ごしらえして待ってる。だから必ず食いに来い!」
「フォール・プリーズ」
足元に落とし穴を発生させ、スプリガンとともに階下へ。
ちょうど所長室に降り立ったため、研究横取りの所長はビックリ。
「シャバドゥビタッチヘンシン♪シャバドゥビタッチヘンシン♪」
「変身。」
「フレイム・プリーズ ヒー!ヒー!ヒーヒーヒー!」
ウィザードに変身し対峙。
 一方、攻介もビーストドライバーを手に戦場へ。
「俺のもんだけは返してもらったぜ。中本さんを頼む。」
「分かった。」
「ま、待ってくれ!」
攻介を呼び止めた中本は、
「すまなかった。君は、夢のために自分の命を賭けている。でも、私は・・・かつての無念を晴らそうとしているだけだ。あの時、自分がされたように誰かを犠牲にして・・・!」
「中本さん・・・。」
「これは、君が持つのが相応しい。」
「じゃあ・・・遠慮無く。」
謎の発掘品を攻介に託し、それを受け取る攻介。

 表でスプリガンと戦闘を繰り広げるウィザード。
が、強大なパワーで押してくるスプリガンの猛攻を凌ぎきれず、ビーストドライバーは真っ二つに・・・ってアレ?
「フン、用心が足りなかったな。」
そこへドライバーを手に現れる攻介。
「待たせたな、晴人。」
「それほどでも。」
「ベルトは今、俺が・・・!」
困惑するスプリガンですが、考えてみれば先ほど中本の目を欺くために使っていたのがありました。
「偽物だよ(2回目)。」
「何だと!?」
「本物は食い意地が張ってんだ。早速食わせてもらうぜ。」
そしてベルトを装着し変身。
「変〜身!」
「セット・オープン!L・I・O・N!ライオーン!」
いつも以上に気合の入った変身。
「さあ、ランチタイムだ!」
「だったらもう一度壊すまでだ!」
グールをけしかけるスプリガン。まずはさっさと片付けて魔力補給と行きたい所・・・でしたが・
「まずは前菜・・・!」
グールの1体すらまともに相手をする事ができないぐらい弱っています。
「力が・・・力が出ねえ・・・!」
「仁藤!」
「余所見は不用心だぜ!」
ウィザードも加勢に向かえず、戦闘員にボコボコにされるライダーという伝統的で情けない映像。
「こうなったら、一か八か・・・!腹減ってんだろ?頼むぜキマイラ!」
中本に託されたリングをドライバーに装填すると、攻介の意識は謎の精神世界へ。
「ここは・・・?」
「いよいよ、お前も命が尽きそうだな。」
現れたキマイラ。どうやら攻介の内部のようです。
「キマイラ!?」
「ようやく見つけた下僕だが、別れの時か?」
「そんな事より教えろ!こいつは一体何に使うんだよ!?今、使えるのか使えねえのか、どっちだ!?」
「それを使えば、我の力を現実世界で使うことができる。しかし、今のお前が耐えられるかどうか・・・。」
が、それを聞いた攻介はすぐに使うき満々。
「使えるんだな。」
「聞いていたのか!?今のお前では・・・」
「分かってる、皆まで言うな。俺は危険な賭けには乗る主義なんだ。ピンチはチャンス、必ず勝つ。だからキマイラ、お前も付き合え!」
呆れ返るほどのポジティブさに、キマイラの方が笑って折れました。
「フッ、いいだろう。口を開けて待っているぞ!」
「さあ、食事の時間だ!」
その時、現実世界では
「ハイパー!ゴー!ハイ・ハイ・ハイ・ハイパー!」
キマイラのオーラがグールを一掃し、ついにビーストハイパーが完成。いや・・・やっぱりダサいですね。
「ワオ!派手!」
「何!?」
指輪も、化石のようになっていた発掘品も本来の姿を取り戻しています。

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Posted by jerid_and_me at 06:24Comments(3)TrackBack(6) 特撮ネタ | 仮面ライダーウィザード