2017年09月25日

今週の仮面ライダービルド「第4話 証言はゼロになる。」

 まだ片手で数えられる話数とは思えないスピードで4話。
「天才物理学者!の桐生戦兎は万丈の冤罪を晴らすために、罠にはめた鍋島という男の情報を手に入れる。」
「その鍋島の家族を助けるため、俺と紗羽さんは密航船に乗って西都に向かった。」
「一方、天才物理学者!の桐生戦兎は、スマッシュにされた鍋島を元の姿に戻したものの、謎の怪人に襲われて絶体絶命のピンチを迎えたのでありました・・・。」
「毒が回って話どころじゃないってか!じゃあ俺が代わりに・・・さあ、どうなる第4話!?」

 冒頭、また戦兎の記憶から。と思ったら、
「痛えけど、我慢しろよ。」
惣一に頬をつねられ、アジトのベッドの上で目を覚ました戦兎。
「痛ってえ!」
「よーし生き返った!もう大丈夫だ!」
「何すんだよ・・・?」
「倉庫で倒れてたから、運んできたんだよ。毒を盛られたらしいな。あと少しで手遅れだったぞ?」
わざわざあの倉庫まで様子を見に行くか、ついて行くかしていたようです。それにしてもどうやって解毒したのか。
「コブラにやられた。」
「コブラ?」
「顔は見てねえけど、胸にコブラのマークが・・・。どことなくローグに似てた。」
ここで、西都に行った龍我から携帯に連絡が。壁を跨いでも電波は通るんですね。
「万丈か。西都には着いたのか?」
「ああ、さっきな。ビルドに助けられた女の人が、鍋島の家族がいる場所の情報から、車まで全部手配してくれた。」
予想外の親切心の循環に顔が一瞬綻ぶ戦兎ですが、
「こっちはこっちで色々あってよ・・・。あのスマッシュは鍋島だった。けど、さらわれちまった。」
「マジかよ・・・。」
「鍋島が家族の場所を教えたのも、お前を誘い出すファウストの罠かも知れねえ。気をつけろよ。」
「分かった。」
辛うじて、人体実験をしているのがファウストだとは分かっているので、タイミングから罠の可能性に気づく事ができた戦兎ですが・・・。
 東都に残った戦兎や惣一らは、
「これから、どうするつもりだ?」
「記憶の断片から、思い出した事がある。ファウストのアジトに、パンドラボックスと同じ柄のパネルがあったんだ。人間をスマッシュみたいに超人化できる技術は現代科学じゃ不可能だ。けど、パンドラボックス・・・または、それがあった火星の力だと考えれば、合点がいく。」
 パンドラボックスから得られたオーバーテクノロジーを使用しているのがファウストだと推測。
「パンドラボックスの解明が、ファウストの存在を暴くことに繋がる、って訳か。」
つまり、このまま研究所とアジトでの活動を両立させることが早道となりそうです。
 という所で鍋島から成分を採ったボトルが完成。
「おおっ!ボトルちゃんの完成だ!離しやがれ!」
ファーストコンタクトを争う男2人。
「これは・・・何じゃ?」
「忍者?」
今まで、新作は全て動物でしたが今回は何故か忍者。
 いつも通りダルそうに出てくる美空。
「疲れたし。眠いし。寝るし・・・。」
「ちょちょちょ・・・!頼みがあるんだ、みーたん。」
「あ?」
「10年前に起きたスカイウォールの惨劇の情報を集めて欲しいんだ。お願い、お願い・・・。」
「無理。」
「何で?」
「嫌だ。眠い。」
「やれ。」
「嫌だ!嫌だ!」
「マスター。」
「嫌だ〜!」
無理やり早着替えさせて、配信開始。
「はーい!みんなのアイドル、みーたんだよ!うんうん!今日もみんなにお願いがあって・・・」
だがしかしテンションが続かない・・・既に放送事故。

 戦兎に助けられたもののコブラ男に連れ去られた鍋島は再度実験にかけられ、また別のスマッシュに変化。
工作員として利用しておきながら二度も実験にかけるとは、かなりの鬼畜組織ですねファウスト。
「やはり2度目の投与は破壊力が違う・・・。」
喜ぶナイトローグに襲いかかりますが、ナイトローグはこれを軽くいなして制圧。天井に張り付く辺りは流石コウモリ。
「究極の生命体を造ることは、我々の目的の1つ。スマッシュの成分を注入した人間に、再び人体実験をしたらどうなるか。試さない手はない。」
外道・・・。

 先端物質学研究所では、
「これは、スカイウォールの惨劇の映像です。」
タブレット端末を見せつける戦兎。驚愕する内海。
「ちょっと待て!あの日の映像は政府が全て回収したはずだ。どこで手に入れた!?」
「まあいいじゃないか。外してくれ。君たち2人も。」
幻徳は特に気にしていない様子。が、まずい話題なのは間違いないようで、スタッフや警備員までも人払いしてしまいました。
「続けて。」
「はい。まずは、こちらをご覧ください。特殊な加工を施して、パンドラボックスの光を取り除いたものです。」
映像では閃光によってパンドラボックスの姿が見えませんでしたが、光を消すと表面が3色、対向する2面ごとに色がついています。
「宇宙飛行士が箱を開けようとした瞬間、箱の側面に色がつきました。さらにここから・・・。」
瞬間的に、緑の2枚のみが分離しています。
「ご覧の通り、2枚のパネルが外れました。でも、箱の形状はそのままです。これは箱が二重構造になっている事を示しています。つまり、今あるパンドラボックスの側面には、緑色のパネルが2枚あったはずなんです。」
 が、これを戯言と片付けようとする幻徳。
「だが、そんな事実はない。もういいか?」
戦兎はなおも食い下がり、
「細工なんてしてません。緑のパネルは存在します。」
秘書の内海が遮ります。
「くどいぞ!話は終わったはずだ。」
「あなたは知っているはずです、所長!お答え下さい。緑のパネルはどこにあるんですか?」
「そんなものは存在しない。いいか・・・」
「盗まれたんじゃないですか?ファウストに。」
「お前・・・!」
カマをかける戦兎に、掴みかかる内海。すると幻徳がこれを制し、
「内海!・・・どこで知った?君の言うとおり、パンドラボックスは二重構造になっている。だが3年前、外側のパネルが盗まれた。」
「どうして隠していたんですか?」
「この事が公になれば大問題になる。西都も北都も、箱の中にあるエネルギー物質を狙っているからね。」
その権益を独占するためには、情報も不祥事も隠しておきたいと言うもの。しかも部分的に開いたとあれば。
「でも、ファウストはどうやってこの厳重な警備を?」
「さあ・・・?当時、内通者がいたという情報があった。こいつだ。」
その内通者とは、ダッシュで箱を触りに行った男。
「宇宙飛行士・・・。」
その男は、どうやら宇宙飛行士。火星に行った本人なのか、それとも。

 西都に到着した龍我ら。
出歩く人の姿もなく、一軒家も団地も何だかボロく、ゴミ袋が山積み。しかも空き巣ドロが多くてロック音楽が流行っていて・・・どこか治安悪く、東都ほど栄えていないイメージ。
「ああ、西都のお金まで貸してくれてホント助かったわ〜。」
「よし、鍋島の家族んとこ行くぞ。」
車中で腹ごしらえを済ませると、早速行動を開始しようとする龍我ですが。
「ちょっと待った!あちこちに監視カメラがある。」
そのくせ街には監視カメラ多数・・・何だか生きにくそうな街です。
「じゃ、どうすんだよ?」
途方に暮れる2人の目に飛び込んできたのは、運送屋のトラック。
これだ!という顔。
 早速、団地に潜入。
「ベアー急便でーす。306号室の鍋島さんにお届け物で・・・。」
「どうぞ。」
「ありがとうございまーす・・・。」
どうにかエレベーターまで到着。
「第一関門クリア!」
その後、特に妨害に遭うこともなく部屋の前まで到達しますが、ピンポンを押して妻と思しき女性が出て来るや
「はい・・・。」
「鍋島の家族か!?」
殺気立って迫るもんですから、逆に驚かれてしまいました。
「ちょっと待って!顔が怖い!・・・すみません、鍋島さんの奥さんですよね?」
「は、はい・・・。」
「ご家族を、保護しに参りました!」
どうにか信用してもらえたのか、部屋に迎え入れられました。
 荷造りをする傍ら、
「ファウストという組織をご存知ですか?」
「仕事の話は何も・・・。突然、西都に行くように言われて。どうして私達だけが突然、こんな物騒な所に・・・。」
こんな物騒なところ呼ばわり。すごく切実に聞こえます。
「何を聞いても、『俺が家族を守る』の一点張りで・・・。」
家族を不安にさせまいと、具体的な話と言うのは何もしていなかった様子。
 すると、鍋島の娘が龍我にあやとりを披露。
「ねえねえ。鉄塔、カメ、ゴム、ヘリコプター!すごい?」
「やったことねえから分かんねえよ・・・。」
「これがヘリコプターのしっぽで、これが・・・」
ぶっきらぼうな様子の龍我。と言うよりか、自分を嵌めた相手の娘だから等色々あって、対応の仕方に困っているんでしょうね。
「ご主人は、ご家族のために危険な目に遭っているかもしれません。急いでご主人のもとへ向かいましょう。」
「パパに会えるの!?やったやった!やったー!」
無邪気に喜ぶ娘ですが、その鍋島は記憶が消えるような実験に二度もかけられているというのが視聴者目線では分かっていて複雑。
「なあ。そんなにパパが好きか?」
「うん、大好きだよ!あやとり見せて、ハルちゃんえらいねって、いっぱい、いっぱい褒めてもらうんだ!」
鍋島の行動が家族を守るためだったと分かり、考え込む龍我。

 その後、箱に母子を詰め、搬出を試みます。
「もう少しの辛抱だからな。」
しかし、例によってすぐに治安部隊が駆けつけました。
その騒動のどさくさで箱からも転がり出てしまい・・・。
「こいつら、政府のメカじゃねえ!ファウストか!?」
よく似ていますが、いつも出てくる警備ロボットとは少し違います。
 戦兎もいないため、ドラゴンのフルボトルを手に必死に応戦しますが、相手は壊さぬ限りは立ち上がるロボット。
すぐに追い詰められてしまいました。が、その時、塀をぶち破って紗羽の運転する軽バンが突っ込んできました。
「乗って!」
そのまま鍋島の妻子を収容し、逃走。
「ああ・・・。」
「何とか間に合った・・・。」
「そろそろ船が見えて・・・。」
と思った所で、車の屋根に警備ロボットが取り付きました。
「どうなってんの!?」
そればかりか、ロボットの頭にタイマーが表示。残り1分。
「このタイマーってもしかして・・・爆弾!?」
容赦ないにも程がある追手。
 まさか爆弾をくっつけているとは思わず、龍我らを待つ礼子。
そこへ猛スピードで突っ込みながら、龍我は窓から体を乗り出して必死にアピール。
「船を出してくれー!船を出してくれー!船〜!!」
事態を把握した礼子は、すぐに船頭に指示。
「ああ・・・出して!」
船頭もすぐに操縦席へ向かい、エンジン全開。
「飛ぶわよ!」
「飛ぶ!?」
「やったー!」
紗羽のとった作戦とは、減速すればロボットが降りてくるため減速せず、むしろ加速して海に突っ込むというもの。子供は喜びますが、母親は驚愕。
 そして、そのまま岸壁から飛び出し、船の上空でバンから脱出すると言うもの。無茶苦茶すぎる・・・。
しかも全員がしっかり船の甲板上に降り立ちました。
ロボットの自爆に巻き込まれる事もなく、無事に西都を離れることに成功。
「助かった〜!」
奇跡に愛されているとしか思えない生還劇です。

  戦兎がナシタに帰ると、ちょうど惣一がバイクのヘルメットを持って出かけるところ。
「おう、早かったな。バイト行ってくるから。」
喫茶店のマスターなのにバイト・・・?
 すると戦兎は、改まった様子で
「あのさ・・・。」
「うん?」
「一年前にマスターに拾われて、言われるままにビルドになって戦ってきたけど、正直・・・俺、あんたの事何も知らねえなと思って。」
何か、急によそよそしい様子です。が、
「何だよ急に?俺がパスタ食えない事も、トイレのお尻洗うやつが怖くて使えないこともお前は知ってるじゃねえか。お前は、過去に囚われすぎなんだよ。大事なのは、今だろ?あっ!戸締まり、よろしくな。チャオ!」
 惣一は、笑い飛ばすとそのまま出ていってしまいました。
戦兎が10年前のスカイウォールの惨劇について調べる中で行き当たったらしい宇宙飛行士の顔写真は、どうも惣一によく似ています。
 すると、冷蔵庫から
「戦兎〜!スマッシュが現れた。スマッシュの目撃情報なんだけど、何か変なの。実験体・・・とか、成分とか、一般の情報じゃないよね。」
メッセージには、
『スマッシュがエリアC4の公園に出現。2回目の実験体だから早く成分を採取しないと死ぬよ。あと3時間もつかな。ファイト!』
と言うもの。どう見てもファウストの関係者からなのですが、事務的なのかポップなのかよく分からない文体です。差出人の名前は、ブラッドスターク。
「ブラッドスターク・・・。」
幻徳の言いようから、あの赤いコブラ男がブラッドスタークでしょうか。
ナイトローグだけでなく、別の幹部にも監視されている地下配信・・・。
 ともかくも、戦兎は現場へと急行。

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Posted by jerid_and_me at 22:58Comments(2) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2017年09月18日

今週の仮面ライダービルド「第3話 正義のボーダーライン」

 出だしはまたしてもハイペースなコント調。
「天才物理学者の桐生戦兎は、運悪く極悪人の万丈龍我と逃げることに・・・。」
「誰が極悪人だ!ここは俺に任せろ。1年前、科学者の葛城巧のところに行ったら葛城が死んでて、そこに警察が現れていきなり逮捕されて・・・。」「
「説明が長い!俺達は万丈の冤罪を晴らすために、政府や悪の組織から逃げながら真相に迫っていくのでありました。さあ、どうなる第3話?」
「冤罪って何だよ?」
「辞書で調べなさいよ、その位・・・。」
どうやら本格的にアホキャラ路線になっているらしい龍我。

 ナシタ地下のアジトでは、
「いいか?よく聞けよ。これで最後だからな。」
「おう・・・。」
「万丈の恋人使って・・・。」
「おう。」
「科学者の葛城巧の殺害現場へ行かせたのが、鍋島。」
「ああ・・・。」
「スマッシュの人体実験場に連れていくために、刑務所で万丈を眠らせたのも・・・鍋島。」
「おう。」
「こいつが鍵を握ってる事は間違いない。」
「おっ、分かった!」
この、鍋島がキーパーソンであることを伝えるのに、どうやらかなりの労力を要していたようです。皆かなりの疲れ顔。
「でも、鍋島の経歴書は全部デタラメ。」
「えっ、ウソでしょ!?」
「住所とか電話番号を確認したけど、別人のだった。」
「苦労して手に入れたのに・・・。」
落胆する紗羽。道理で、さっきから靴擦れのケアをしていたわけです。
「バイト代くれるなら、情報、集めてあげてもいいけど・・・。」
なんと美空が情報集めをやるという。しかし、
「引きこもりのガキに何ができんだよ?」
と鼻で笑う龍我。割りと当然の反応ですが、
「異議あーり!」
「はい、マスター!」
「美空ちゃんの力をナメたら・・・いかんぜよ。」
楽しそうだな・・・。
ドヤ顔で異議を申し立てる惣一。
 すると、急に美空の早着替えが始まって、出てきたのは・・・。
「はーい!皆のアイドル、みーたんだよ!」
うわきつ。ポッピーで通った道ではありますが。
「美空ちゃんはな、大人気のネットアイドルなんだよ。」
「ネットアイドル!?」
しかも父親公認。
「絶対に会えないお願いアイドル、みーたん!」
ジャーナリストである紗羽は当然のようにその存在を知っています。
「全国に何十万人といるファンが、美空ちゃんのために情報を集めてくれるんだよ。」
それでスマッシュ狩りなんてやっていたら、悪その組織だか政府だか分かりませんが、一発で胴元に居場所を突き止められそうなものですが・・・。
「今日のお願い、発表するよ?じゃ〜ん!私のために、この人の情報を死に物狂いで集めてね!」
思い切り鍋島の顔を出しています。
「う〜ん・・・お願い。」
目薬を使っての泣き落としまで。なんと恐ろしい。
 この配信はスマッシュ情報の募集も行っているらしく、
「あっ、エリアC9にスマッシュが現れた!情報をくれた『みーたんLOVE』さん、ありがとキュン!」
こうして骨抜きにされたファンが、また情報を見つけては投稿してくれるという便利な設定。
 スマッシュとあれば、早速出動の準備にかかる戦兎ですが
「よし、ビルドの出番だ。」
「おい待てよ!おい!鍋島捜すんじゃねえのかよ?あんただって、何で記憶失ったのか知りてえだろ?」
「それとこれとは話が別だ。」
「人助けのビルドと自分の過去、どっちが大事なんだよ!?」
せっかく情報が集まった所でそれを後回しにする戦兎に、龍我が疑問をぶつけると
「決まってんだろ、ビルドだよ。」
さらりと言いのけて、現場へ。

 その頃、東都政府の庁舎では、三都による会談が行われています。
「多くの犠牲者を生んだあの悲劇から10年か・・・。北都の様子はどうかね?」
と尋ねるのは東都政府首相の氷室泰山。氷室と言うと・・・。
「ようやく、子育て私怨と農業政策に成果が出てきました。西都さんには内向き志向だって揶揄されそうですけど。」
と皮肉めいて言うのは北都政府首相の多治見喜子。
「そんな事はない。だが、うちは若者をバンバン世界へやって、日本の技術力で経済を立て直すつもりだがね。」
と、否定しながらも違いをアピールするのは西都政府首相の御堂正邦。
 この牽制し合う様子に、
「もう、国としてまとまる気はないか・・・?」
「当面は難しいだろう。あらゆるライフラインの供給が、スカイウォールによって遮られてしまった今は・・・。」
「確かに、あの壁を何とかしない限りはねえ。」
壁のせいにしていますが、本心はどうやら。
「そうだな・・・。では、また来月の定例会で。」
すると、挨拶が終わるが早いか、通信を切られてしまいました。
どうやら列席しているわけではなく、VR的なもの。
 会議が終わると、
「北都も、西都に引けを取らない軍隊を供えていると言います。我々も早急に軍事開発を・・・。」
あんな具合の2都を危惧し、軍備増強の必要性を唱えるのは幻徳。しかし、
「必要ない。自衛できる力さえあればいい。」
「しかし父さん・・・。」
「ここでは首相と呼べと言ったはずだ。それより仮面ライダーは見つかったのか?」
「いえ・・・。」
「一刻も早く仮面ライダーを見つけ出して、東都の不安を取り除け。」
どうやら、七光系の人なのでしょうか、幻徳。

 街では、飛行タイプのスマッシュがまさに子供を襲おうとしているところ。
が、これを撃ち落としながら到着した戦兎。奥行きのある数式演出が画的になんか凄い。
「さあ、実験を始めようか。」
「ラビット!」
「タンク!」
「ベストマッチ!」
「Are you ready?」
「変身!」
「鋼のムーンサルト!ラビットタンク!」
「イエーイ!」
バイクに乗りながらの変身もあのガラス管が発生するようです。
 少し遅れてママチャリで現着し、子供を逃した紗羽はすぐさま撮影を開始。
「今、ビルドの頭にはどんな法則が描かれているのか・・・。」
息上がってますけど・・・。
「ゴリラ!」
「掃除機!」
「Are you ready?」
「ビルドアップ!」
「ゴリラ掃除機!意外な組み合わせだ!さあ、いつもの決め台詞が出るか?出るか!?」
「勝利の法則は決まっ・・・」
「決まったー!」
「はぁ・・・もう。」
紗羽の実況にペースを乱されまくりのビルド。
 が、気を取り直して、飛び立ったスマッシュを掃除機で吸引。
「ああっ、吸引だ!掃除機の機能をフル回転してスマッシュを飛ばさせない!引き寄せていく〜!」
スマッシュを地表近くまで吸い込んだ所で、ゴリラの強力なパンチで地面に叩きつけます。
「ここでヘビー級のパンチが炸裂!怒涛の攻撃だ!迷わず行けよ、行けば分かるさ!猪木もビックリの・・・」
だんだん紗羽の実況が過熱してきたところで、
「うるさいよ!黙って見てなさいよ!」
ツッコミを入れている間にスマッシュが起き上がり、
「後ろ!」
「マジかよ!?」
「ごめ〜ん・・・。」
背後からの不意打ちで形勢を逆転されてしまいました。
「最悪だ。もう〜!」
「ゴリラ!」
「ダイヤモンド!」
「ベストマッチ!」
「Are you ready?」
「ビルドアップ!」
「輝きのデストロイヤー!ゴリラモンド!」
「イエーイ!」
怒りのベストマッチ。そのまま必殺技へ。
「Ready Go!ボルテックフィニッシュ!」
「イエーイ!」
まずは敵の攻撃をダイヤモンドに変換して防御し、それをゴリラの豪腕で砕いて散弾とすることでスマッシュを撃破。
「やったー!こっち向いて!次は分析のポーズで!」
「うるさ・・・。入学式のオカンかよ。」
なんて言いながらスマッシュの成分を抜き取ると、現れたのは女性。
「お母さん!お母さん!」
「光多・・・。ここは・・・?」
「仮面ライダーがお母さんを助けてくれたんだ。よかった・・・怖かったよ・・・!」
「ごめんね・・・ごめんね・・・。」
なんと、子供を襲っていたスマッシュはその母親。やはり、前回がイレギュラーであって通常はその自我が残ることはないようです。
 すると、騒ぎを聞きつけたのか他の市民も現れました。
「あっ、仮面ライダーだ!あいつ指名手配犯だろ!?」
「あの親子さらうんじゃないの?」
などと、あらぬ偏見の目で見られています。
「何も知らないくせに、勝手な事言わないでよ!今ね、仮面ライダーは人助けをして・・・!」
紗羽が顔を隠しながら抗議するのをよそに、バイクに跨って走り去るビルド。
「ええーっ!?」

 その後、アジトに戻ると龍我からの苦言を受ける戦兎。
「おい、俺達は逃亡の身なんだぞ。何でわざわざ人助けなんてするんだよ?」
立場上、当然のことではありますが余裕がありません。
「せっかく鍋島って証人が見つかり・・・」
なんて言っていると、またしてもボトル完成のベルで驚き飛び退きます。
「何だよ!?いつもいつも・・・!」
「戦利品ゲット!今度はタカか、最高だ・・・!」
恍惚の戦兎をよそに、いつも通りダルそうに出て来る美空。
「疲れたし。眠いし。寝るし。起こしたら・・・刻むし。」
物騒な物言いとアイマスクで即寝入る美空。
「みーたんファンに見せてやりてえよ・・・。」
なんて龍我がボヤいていると、おもむろに壁の穴にフルボトルを嵌める戦兎。
「なあ。前から気になってたんだけど・・・それ何だよ?」
「そいつはな・・・ベストマッチだ。もう一度言おう・・・ベストマッチだ。」
カッコつけて出てきた惣一ですが、全く説明になっていません。
「いや、何回言われても分かんねえし。」
ここまで言われて、ようやく具体的な説明に入ります。
「ボトルには相性があるんだよ。例えば、ラビットとタンク。この2本を入れると・・・。」
2本のフルボトルを壁に嵌めると、ドライバーと同様に発光。
「相性のいい組み合わせが見つかれば、こうして光る。全組ベストマッチになったら、とんでもねえ事が起こるらしい。」
らしい、と言うと一体誰に聞いたのか、という話ですが・・・。
「けど、これが中々揃わない。」
「だから、こいつが必要なんだよ。」
と戦兎が取り出したのはビルドドライバー。ダイレクト過ぎる販促。
「これはもともとビルドの変身機能しかなかったのを俺が、ベストマッチを探せる検査機にもなるよう改良したんだ。」
「ラビット!」
「タンク!」
「ベストマッチ!」
という具合に。
「どうよ?俺の発明品!」
ドヤ顔の戦兎ですが、
「へえ〜・・・まあ、俺なら一発で探せるけどな。」
「ハッ・・・言ってくれるじゃねえか、筋肉バカ。」
「あ!?」
「だったら探してもらおうか。これはガトリングボトルを使って開発した最強の武器・・・何とかガトリンガーだ。けど、ベストマッチになるボトルがまだ見つかってない・・・。」
ベストマッチでの使用を前提としているためか、未塗装で名前含めて未完成という有様。
 しかし、龍我はおもむろに新作のフルボトルを手にすると
「タカ!」
「ガトリング!」
「ベストマッチ!」
「嘘〜!?」
「ブラボー!」
「どうよ?俺の第六感!」
ドヤ顔の龍我。
「タカガトリンガー・・・ホークガトリンガー・・・うん、ホークガトリンガーがいいな。うん、そうしよう。」
戦兎は結構ショックを受けています。
「何でベストマッチが分かったんだよ!?」
「まあ、強いて言えば生き物と機械。」
「フゥ〜!」
「イエーイ!」
楽しそうな2人に割り込む戦兎。
「そんなガキみたいな発想で分かるわけねえだろ!俺はベストマッチを解明するために、量子力学のパラドクスを・・・」
パラドが何か?なんて話をしていると、急に飛んでくる鋸。
 飛んできた方を見ると・・・。
「刻むよ?」
鬼の形相の美空。騒いでいたから・・・。
「すいません・・・。」
情けない大の大人3人。

 翌朝は研究所に出社した戦兎ですが、
「鍋島?知らないな。」
「殺された研究員の葛城さんからその名が出た事は?」
仕事そっちのけで幻徳に対し事件の聞き込み。これで怪しまれるなという方が無理のある話なのですが・・・。
「記憶にないが・・・葛城の事件と何か関係があるのか?」
「そういう訳じゃ・・・。」
が、まだ情報収集を続けます。
「葛城さんってどんな方だったんですか?」
幻徳も幻徳で、普通に画像とか見せてくれます。
「彼が葛城巧。パンドラボックスの責任者だった。葛城は誰もが認める天才だったよ。だが、仲間内からはこう呼ばれていた。悪魔の科学者・・・。」
 イメージより見た目に若く、しかしながら責任者という立場で天才。
どこか戦兎とも重なるイメージですが、悪魔呼ばわりとは。
「悪魔の科学者・・・?」

 アジトでは、またしても縛られている龍我。
「ううーっ・・・!だから、何でこれやるんだよ!?」
抗議する龍我をよそに、ファンからの情報が入った模様。
「あっ、鍋島の情報きたーっ!鍋島は、1年前まで難波重工で働いてたんだって。おっ、携帯の番号まである!」
「お前のファン凄えな!」
難波と言うと、もしかして西都の関係者でしょうか。しかし連絡先までとは。
 しかし、美空はやる気があまりないようで
「う〜ん!さあ、寝よ。」
「おい・・・おい!普通、この流れは鍋島に連絡だろ!」
「無理だし。嫌だし。そこまで協力する筋合いないし・・・。」
すると、キレた龍我が腕力で鎖を切断。
「だったら俺がかける!貸せ。・・・貸せ!」
美空から強引にスマホを奪い取ると、即座に発信。
「鍋島か!?」
「誰だ?」
「万丈龍我って言えば分かるか?今どこにいる?さっさと俺の無実を証言しやがれ!」
一方的にまくし立てる龍我に、鍋島は
「それは出来ない。」
「何だと・・・?」
「妻と娘に危害が及ぶ。ファウストに殺される。」
家族を人質に取られていることを告白します。
「ファウスト・・・?」
「お前に人体実験をした組織だ。」
「家族を救えば証言するんだな?家族はどこにいる?」
「西都、第六地区。」
とだけ言って電話を切る鍋島。これで取引にこぎ着けたと思いきや・・・。
「これでいいだろ?俺と家族を開放してくれ!」
「フフフ・・・。」
背後にはナイトローグ。つまり情報からして釣り・・・?

 そうとも知らず、早速動き出す龍我。
「どうするつもり?」
おもむろに、先程まで自分を縛っていた鎖を拾うと
「えっ?えっ・・・?どうするつもり・・・ですか?」
恐怖する美空に・・・。

 鍋島は、貢献むなしく自分自身が人体実験にかけられる事に。
「ううーっ!ふざけるな!」
「工作員としての働きは評価してるよ。だから感謝の印として、より強大なパワーを与えてやろう。」
「やめろ!やめろ!やめてくれ!」
感謝とは言いますが、記憶も消えることですし実際には用済みになったから口封じという物ですよね・・・。

 少しして、アジトに戻ってきた戦兎。
「美空?みーたん?何で電話出てくれない・・・」
戦兎が見たのは、鎖に縛られた美空の姿。
「美空!どうした!?」
「万丈が、鍋島の家族探しに行った・・・。」
まさかの別行動。

後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 22:42Comments(2) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2017年09月11日

今週の仮面ライダービルド「第2話 無実のランナウェイ」

 まだちょっと様子見&世界観説明といった感のあるビルド。
冒頭は、あらすじ説明が早口の漫才と化しています。
「天才物理学者、桐生戦兎がいる東都の街で、スマッシュと呼ばれる謎の怪人が市民を脅かしていた。そこに現れたのが我らがヒーロー、仮面ライダー!」
「自分で天才とかヒーローとか痛いんだよ。ただの記憶喪失のオッサンだろ。」
「うるさいよ!」
「そういうこいつは、刑務所を脱走した殺人犯の万丈龍我。」
「俺は殺しも脱走もしてねえ!」
「そう言ってワンワン泣いてすがるもんだから、心優しい俺はなんと東都政府を敵に回して、こいつと逃げてしまったのでありました!どうなる第2話?」
「泣いてねえし!」
「ツッコミ遅えんだよ。」
のっけからハイテンション。
 OP前には、
「火星で発見されたパンドラボックスが引き起こした、スカイウォールの惨劇から10年。我が国は東都、西都、北都の3つに分かれ、混沌を極めていた。」
というナレーションが。これは毎回やるのでしょうか。
 OPは感触は良いんですけど微妙に映像が合っていないような・・・。

 脱獄囚の龍我を連れ帰ったことで、惣一は狼狽。
「ちょいちょいちょいちょい・・・お前、何しでかしたか分かってんのか!?」
「しょうがねえだろ!あのまま引き渡してたら、あいつは間違いなくムショに逆戻りだ。そうなったら、また奴らのモルモットにされちまう・・・。」
「何だよ?モルモットって。」
「俺の記憶とベストマッチしちまったんだよ・・・。俺も被験者だったって訳だ。」
ただのお人好しなら厄介事ですが、同じ被験者と言うなら事情は違う。
「でも、もし何かされたんなら、お前もこいつも怪物になってる筈だろ?それに、こいつは記憶を失ってない。記憶があるって事は、奴らのアジトも分かるって事だよな?」
 戦兎の記憶喪失の問題が解決する糸口になる、と期待されましたが、
「それが、こいつ場所覚えてなくて。けど、万丈がハメられたっていう殺人事件を紐解いていけば、コウモリ男の組織にたどり着けるかもしれない!」
龍我に冤罪を着せたのは人体実験のためだとすれば、首謀者は同じはず。
「おい!とりあえず、お前の話を聞かせてくれ。」
「話って、何を?」
「全部だ。」
「分かった。」
神妙な顔で語り始める龍我。
「俺が生まれたのは横浜の産婦人科だった。3203グラムの元気な赤ん坊で・・・」
『第1章 誕生』と銘打たれ、放っておくと龍我のこれまでが語られそうでしたが
「誰が生い立ちから話せって言ったよ!」
と、戦兎のツッコミで阻止。
「全部話せって言ったのはそっちだろ!」
「流れで何となく分かるだろ、バカ。」
「バカって何だよ、バカって!」
「ああ〜いちいち食いつくんじゃないよ。逮捕された時の話をしろよ。」
なかなか話が進まない人たち。
「ああ・・・仕事くれるって言う科学者の男を紹介されたんだよ。で、部屋を訪ねたらその科学者が死んでて、そこに警察が現れて・・・。」
ようやく説明を始めましたが、
「異議あーり!」
「はい、マスター!」
「それはちょっと出来過ぎだろ?殺しの現場に、そんなタイミングよく警察が来るなんて。」
惣一のツッコミが入りますが、
「本当に来たんだよ!俺が嘘ついてるように・・・」
すると、背後でチーンと扉が開いてフルボトルが完成。
ビックリした龍我が戦兎に抱きつくシーンは誰に向けたものなのか。
「おお〜!あのスマッシュがゴリラになるのか!でかしたぞ・・・」
自分の発明品を褒めていると、中から美空が出てきて
「って言うか、私のおかげだし。」
いきなり装置から出てきた美空に、龍我はビックリ。
「お前誰だよ!?」
初っ端から絶叫芸。
「こっちのセリフだし。」
威嚇されてビビる辺り、基本小心?
 さらに、招かれざる訪問者まで。
「とにかく、殺しも脱走もハメられたって言うなら、2つの事件に何らかの接点があるはずだ。それを洗うしかない。さて・・・どっから手付けるか。」
なんて悩んでいたところに、
「だったら私も協力してあげる。」
前回冒頭で助けられたジャーナリストの紗羽が入り込んできました。
「誰!?」
「・・・何でドアが開いてんのよ!」
「俺、鍵閉めたよ!?戦兎がこいつ連れてきて・・・おい勝手にアジトに連れてくなよって後追いかけてドア開けて・・・閉めてないや・・・。」
ここまで回想して、戦兎が戻ってきた時に表玄関の鍵を開け、おまけに慌てて追いかけたもんだから冷蔵庫に偽装した入口も開けっ放しという二重のポカ。
「おい〜!」
「ごめーん!」
「ここが仮面ライダーのアジトか〜。」
さらに悪いのは、怪しい秘密基地の存在がバレただけでなく、それが絶賛指名手配中の仮面ライダーのものであるとバレた事で。
「どうしてそれを?」
「忘れたの?昨日の夜の港・・・。」
「あっ!けど、何でここが?」
ハリネズミのスマッシュから紗羽を助けたは良いのですが、
「これ、落としたでしょ?」
紗羽が持っていたのは、ナシタのマッチ。
去り際にそれを落としていて、しかもその場で変身を解いたために顔まで見られていたという大ポカ。
「おい〜!」
「ごめーん!」
なんてポカの多い秘密組織だろう・・・。
「心配しないで!私はお礼を言いに来ただけだから。まあ・・・仮面ライダーの取材させてくれたら、最高だけど。」
と、これ見よがしなアピール。
「無理でしょ。」
冷たくあしらう戦兎ですが、
「お願い!私、フリーで崖っぷちなの。特ダネが欲しいの!密着取材させてくれなきゃ、バラすよ。」
と、命の恩人に対して脅迫という中々の面の皮厚さです。
「清々しいまでに図々しい・・・。」
「よし・・・分かった。」
OKを出してしまう惣一。
「分かっちゃダメでしょ!」
「しょうがねえだろ!けど、あくまで俺達の正体が分からない程度にだ。いいな?」
「そこはウィンウィンの関係で!ね!」
「最悪だ・・・。」
結局、めんどくさい事になってしまいました。

 腐ってもいられず、後日はまたスマッシュ退治に出ます。
しかし、
「ん?えっと・・・おい、誰もいねえぞ?」
指定されたポイントに向かうも、スマッシュの姿はなし。
「そんな筈ねえよ!スマッシュの目撃情報が出てるんだ。」
が、代わりに現れたのはガーディアン。どうやら、流石相手は政府筋というべきか情報操作にやられたようです。
「え!?おおっ・・・罠かよ!」
しかも随分大勢で。

 戦兎が出払うと、何故か拘束される龍我。
「何だよこの鎖!?外せよ!」
「無理だし。まだまだグレーだし。襲われたくないし。」
「誰が襲うか!って言うか、お前ら何者なんだよ?」
当然の疑問ですが、
「東都の街を守る、正義のヒーロー。」
しれっと言ってのけました。

 ビルドを待ち伏せしたガーディアン。
「指名手配犯・仮面ライダーを発見。捕獲せよ。」
しかし、所詮は生身の龍我でも何とかなる雑魚なので、バタバタと倒されていきます。
 とはいえ数が多く、物陰で変身を解いてやりすごします。
「おはようございます〜。」
最初から居た風を装いますが、これでバレないのは無理がある・・・。

 美空は、ご丁寧に説明書きを龍我に見せてやります。
「詳しくはこれ読んで。」
「スマッシュを人間に戻すには・・・。倒してその成分を抜き取る。成分を採取したボトルは、変換装置で浄化すれば仮面ライダーに使える。」
と言うもの。スマッシュを退治して人間に戻しつつ、自分たちもパワーアップしていくという。
「浄化できるのは私だけ。私には、そういう力があるの。」
という美空の腕には、何やら意味深な金色の腕輪がつけられています。
 ドヤ顔の美空に対し、何か良からぬ事を考えついたらしい龍我。
「へえ・・・本当かねえ?」
「はあ?」
「お前みたいなガキに、そんな事できる訳ねえだろ。だったら今すぐ作ってみろよ!それともやっぱり、嘘か?」
と煽ります。いかにもすぎる釣りですが、
「嘘じゃないし!やってやるし。できたらアンタからバイト代もらうし。」
と、ボトルをセットして装置に入ってしまいました。
 美空の監視の目が無くなるや否や、置いていったスマホを足で器用に操作し、電話を発信。
「香澄か?俺だ!」
が、電話の相手は今まさに人体実験を受けています。あまりにもタイムリーすぎる・・・。
「龍我!龍我なの!?助けて!嫌!!」
「香澄!?香澄!」
さらに、例によって実験を指揮しているのはあのコウモリ男。
「万丈龍我か?」
「誰だ!?」
「女に会わせてやる。」
突然始まった人体実験と一方的な物言いに、龍我の怒りは爆発寸前。

 戦兎が研究所に出社したところ、TVのニュースがちょうどビルドの指名手配を伝えています。
「東都政府は昨日付で、仮面ライダーを指名手配しましたが・・・」
「仮面ライダー、指名手配されちゃったねえ。」
「捜索に当たっていた政府の特殊部隊と交戦状態となりました。」
「政府を敵に回して、逃げられると思うなよ。」
勝った気の幻徳。
 すると、ここで戦兎のスマホに着信が。
「すいません・・・。何?」
「万丈が逃げた!私の携帯持ってったから、GPSで追って。」
と、またしても仕事を抜け出した戦兎。ビックリするほど働かない・・・。

 ここからは龍我と香澄の回想シーン。
春に桜を見に来た2人ですが、
「あのさ・・・。追放処分になったのって、私のためなんでしょ?手術費用稼ぐために、試合にわざと負けて・・・。」
「何バカなこと言ってんだよ。」
どうやらこの香澄は病気を患っていて、その治療費のために八百長を受けたという背景があったようです。
 しかし、その効果もあるのかないのか、右手薬指の指輪はブカブカ。
「(痩せたな・・・。)」
まだ、その体調は思わしくなかったようです。
 この時に、
「仕事、探してたよね?葛城さんって科学者が、助手を探してるんだけど。」
格闘家から科学者助手、何とも異色の経歴ですが、これを受けた龍我。
 ピンポンを鳴らしても応答がなく、鍵が開いていたので部屋に入ったところ、
「葛城さん?」
死んでる・・・。
「動くな!」
「おとなしくしろ!」
「殺人の容疑で逮捕する!」
流れるようになだれ込んできた警察というより治安維持部隊。こりゃ確かに出来過ぎです。
 そんな事を思い返しながら約束の場所に向かっていると、これもガーディアンらに先回りされています。
「万丈龍我を発見。追跡を開始する。」
どうにか逃げようとしますが、相手もバイク持ち。あっという間に閉所に追い詰められました。
 絶体絶命かという時、追いついてきたビルド。
「Ready Go!」
「ボルテックブレイク!」
「何で勝手に抜け出した?」
「女が待ってんだよ!」
「・・・女!?」
ともかくも、ガーディアンを片付け2人で向かいますが、行く手にはいつになく大勢のガーディアンが行進しています。
 それらは組体操のように重なり合うと、合体して巨大メカへと変形。
「嘘だろ・・・最悪だ・・・。」
圧倒的な技術力。平和主義を掲げるとか絶対ウソでしょ東都。

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Posted by jerid_and_me at 23:23Comments(0) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2017年09月04日

今週の仮面ライダービルド「第1話 ベストマッチな奴ら」

 いよいよ始まりましたビルド。
毎年のことですが、1話は期待半分不安半分といったところ。
 冒頭、いきなり宇宙。
「10年前、我が国の有人探査機が初めて火星への着陸に成功。」
かなり進んだ世界観のようです。で、降り立ってみると謎の遺跡めいた構造物を発見。
探索者が中へ入っていくのですが、宇宙服がフォーゼの時のアレの手直しですね。
「そこで、謎の箱・・・パンドラボックスを発見した。」
大人が抱えるほどの大きさの直方体を発見すると、それは光り輝いて、外殻が剥がれ落ち・・・と言うのが始まり。
 この説明をしていたのは、東都政府首相補佐官という肩書の氷室幻徳。
「それが悪夢の始まりだった。スカイウォールの惨劇・・・あの日の恐怖は今も鮮明に覚えている。」
火星での有人探査が実現したばかりか、物的な収穫まであったという事で祝賀会が催されています。
 祝 火星探査機 極 帰還の祭典。
極て・・・宇宙の果てまで行った奴じゃないですか。
「宇宙に眠る謎。人類が長年夢見て、追い続けてきたその答えに至る可能性がここにあります。我々、『極プロジェクト』は本日、大きな成果をご報告致します。ある種の文明が作ったと思われるオブジェクト・・・」
 その最中に、作業員風の男が突然、その立方体に向かってダッシュ。
「止まって下さい!」
「待ちなさい!」
警備員の制止を振り切り、ついに男が立方体に触れると、立方体は強烈な光を放つと同時に地面に亀裂が走るわ、人が宙を舞うわの大騒ぎ。
「火星探査機の帰還セレモニーで、謎の光が放出され、突如巨大な壁が出現した。その壁・・・スカイウォールは国を3つに割って、それぞれに首都が生まれた。社会福祉の充実を図る『北都』、経済の復興を目指す『西都』、従来の平和主義を掲げる『東都』。互いに対立を深め、我が国はバラバラになった。」
 というかなり世紀末な設定。
「今がチャンスとばかりに諸外国はそれぞれの首都を吸収しようと目論んでいる。その前に、何としてもあの箱の謎を解明しなければな。」
日本人同士の対立に、外交問題というニチアサでは中々見ない状況になっています。
 幻徳が見下ろすのは、厳重に保管され常に研究員と警備員に守られながら、展示のような状態になっているパンドラボックス。三国分裂状態ではありますが、肝心の箱は東都にあるようですね。
・・・と、そこに寄ってくる怪しい男が。
「おおお〜!これがパンドラボックスか!この素材、初めてだ!この成分は何ですか?この成分は何ですか?」
テンションが上がり、それに比例してかアホ毛が跳ね上がります。
 訝しげに見下ろす幻徳に、秘書の内海成彰が説明。
「研究員の中途採用はないかと訪ねてきまして・・・。試しにうちのテストを受けさせた所、全問正解でした。」
「あの難しいテストをね・・・。」
どうやら天才。
 先程から幻徳の説明を聞いていたのは、フリージャーナリストという滝川紗羽。
「あの・・・。最後に、仮面ライダーをどう思われますか?最近、東都の街ではスマッシュと呼ばれる未確認生命体に市民が襲われる事態が相次いでいますよね。それを救っているのが、仮面ライダーという謎のヒーローと言われています。」
 紗羽の手には、トゲトゲした異形が写った写真が。
「それは興味深い。では、隣のホテルでそのヒーローについて朝まで語り明かそう。」
と肩に手を回す幻徳。朝から!
「・・・はあ!?」

 その後、編集部?に報告する紗羽。
「あのエロ補佐官、何考えてんのよ!?・・・えっ、今からホテルに行けってどう言う意味ですか?編集長!」
龍騎では主人公がジャーナリストでしたが、今回はヒロインがジャーナリストという立ち位置でしょうか。
 なんてぼやいていると、通行人に衝突。
「痛・・・すいません。」
が、通行人かと思ったのは先程の写真のスマッシュ。
「スマッシュ?」
急いでスマホを構え、写真を撮ろうとしますが撮っとる場合かとばかりに殴りつけられ、一発で気絶。
 そのまま、針を刺して始末しようとした所、何者かに止められます。
「ちょっと待った!」
現れたのはビルド。スマッシュに次々と攻撃を加え、手持ちのドリルセイバーにラビットフルボトルを装填。
「レディ・ゴー!ボルテックブレイク!」
必殺技で、いきなりスマッシュを撃破してしまいました。
 そのまま、倒れたスマッシュから空のボトルに成分を吸い取ると、スマッシュは人間の姿に。
どうやら生きてはいるようです。
「よし!」
ここで目を覚ました紗羽。
「仮面ライダー・・・?」
都市伝説の目撃者となった、という所でタイトル。

 水槽に繋がれ、周りにはガスマスクを着けた研究員のようなのが数人。
そして、それを高いところから見下ろしているのは、これもスマッシュでしょうか。キバと龍玄を足したような顔をしています。
 ここで、ポップアップトースターの音で目を覚ました戦兎。どうやら夢だったようです。
「あっ・・・!」
が、鏡を見ると思い切り顔に落書きをされています。これはひどい。
「最悪だ・・・。」
肩書は、先程のテストを満点通過したことで東都先端物質学研究所・研究員となっています。
 トーストを食べながら、向かったのは実験室。
「おっ?おお〜・・・最高だ!」
電子レンジのような扉から取り出したのは、どうやら新たなフルボトル。
テンションが上がって、またもアホ毛が跳ね上がります。
 すると、隣の扉が開き、中からは少女が。
「はい、お疲れ!これ何?ハリネズミ?」
興味津々の戦兎とは対照的に、ダウナーな美空。
「知らないし・・・。興味ないし、疲れたし。バイト代欲しいし、眠いし・・・。」
「今度はどんな技が使えんだろ?早く試したい・・・!けど、やっぱ最高だな!俺の発明品。ただの怪物の成分が、ビルドが使えるパワーアップアイテムになっちまうんだから。」
 この大掛かりな設備まで戦兎の発明という。
成分を取るときは何だか禍々しいボトルですが、精製か何かすると見慣れた形になるようです。
「もちろん美空の能力あってこそだけど、それを最大限に活かした俺の技術は・・・もっと評価されてもいいと。」
自画自賛していましたが、美空はそんな事に聞く耳持たず寝ています。
「にゃろう・・・。」
よからぬ顔。

 その頃、住宅街にひっそりと佇むカフェ・ナシタでは、表の掃除をするマスター、惣一。
店内に戻ると、そこには冷蔵庫にカモフラージュした秘密の入口から出て来る戦兎が。
「ボンジョルノ!戦兎くん!」
テンション高いです。
「ビックリした・・・。これ、昨日の収穫。」
「ブラーボ!可愛い我が子よ・・・ありがとう。」
可愛い我が子、顔一面に落書きされてますけど。
「で、少しは思い出したのかよ?」
「何を?」
「記憶だよ!お前の失われた二十何年間の記憶!」
どうやら、戦兎は記憶喪失の状態からのスタート。
「ガスマスクの科学者、人体実験、コウモリ男・・・。」
「何だ、進展なしかよ。お前、そのコウモリ男を捜すためにビルドやってんだろ?」
「しょうがねえだろ!スマッシュにされた奴は、元に戻しても何も覚えてねえんだから。」
スマッシュ退治は以前から続けているようですが、どうも収穫は得られていない様子。
「言っとくけど、一年間の家賃相当溜まってるからね?」
惣一が突き出したのは、家賃請求書の束。
「何!?家賃って!そんなの発生してんの!?」
「当たり前でしょうが!記憶喪失の男を無償で寝泊まりさせるほど、俺はお人好しじゃないんだよ。」
生々しい話。
「まさか、研究所に就職させたのも?」
「今日、初出勤だろ?のんびりしてていいのかよ。」
時計を見ると既に8時半を回っています。9時始業としても危ない所。
「やばっ!・・・とお急ぎのあなたへ。そんな時には・・・これ!」
取り出したのは、何やらゴツゴツとしたスマホとフルボトル。
「何、仮病の連絡?」
「そうそうそうそう。もしもし?・・・なわけねえだろ!俺の発明品。」
「ビルドチェンジ!」
スマホにライオンのフルボトルをセットするとスマホが巨大化してバイクに変形。脅威のメカニズムにも程があります。
「おおーっ!」
「な、凄いでしょ?最高でしょ?天才でしょ?」
しかもタッチひとつでヘルメットも発生するという。
 そのままバイクにまたがり、
「さあ、いざ研究所へレッツ・・・」
「ゴーしないでね?ここ、お店の中だから。」
危うく壁をライダーブレイクする所でした。

 道中、ふと通り過ぎたマンホールの下では、何者かから逃げているらしい男が。
サイレンから逃げているのは万丈龍我。
アマゾンズでは逃げろ!という立場でしたが、今度は何の因果か自分が逃げています。
 地上に出て、ゴミ捨て場を漁ってシャツを入手しますが、すぐに駆けつけた警備隊・ガーディアン。
何かメカメカしていますがロボットか何かでしょうか。
「逃亡者、発見。」
すぐに見つかり、殺す気満々でかかってくるガーディアン。龍我は囲まれ・・・。

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Posted by jerid_and_me at 20:44Comments(3) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド