2017年12月25日

今週の仮面ライダービルド「第16話 兵器のヒーロー」

 今年最後のビルドとなりました。
去年に倣うならここで衝撃展開となりますが、それは割と先週済ませたところで。
「仮面ライダービルドで天才物理学者の桐生戦兎は、万丈龍我の冤罪を晴らすため葛城巧殺害の真相を追っていくと・・・。」
「お前が悪魔の科学者・・・葛城巧だ!」
「・・・凄いことになっちゃったよ!まさかの衝撃展開にクリスマス気分が台無しだよ!せっかくジングルベルを歌いながらあらすじ紹介するはずだったのに。」
「メリークリスマス!」(予定)
なんてメタい。もともとそんな明るい雰囲気の番組じゃないから!
「もう、早く第16話見せて?」
年内最終ということで詰める気満々のOPなし仕様。

 幻徳の口から明かされた真実は、戦兎本人だけではなく周りにも波及。
「こいつが葛城巧だと?・・・そんな訳ねえだろ!」
「俺も驚いたよ。葛城は1年前、死んだものだと思い込んでいたからな。」
「じゃあ、何で?」
「石動は俺の前であり得ない行動に出た。」
と言うのは、幻徳の近くにいた治安部隊の隊員の顔に手をかざしてガスを噴射すると、全くの別人の顔に作り変えてしまいました。
「目の前で人の顔を変えたんだよ。」
これは先日、ブラッドスタークが研究員の河合の顔を変えたのと同じ現象。どうやら、ブラッドスターではなく惣一の能力のようです。
「火星で身についた力らしい。その後石動は、一年前に起きた葛城殺害の真相を語り始めた。

 ついに明かされる全容。
この時、葛城のマンションでは葛城とブラッドスタークが話し合いの最中。
「考えを改める気はないか?」
「何を言っても無駄だ。俺はファウストを辞める!」
「今更後戻りできない事ぐらい、お前も知ってるだろう?」
険悪なムードが極まりつつある所で、マンションの前に乗り付けた立弥と佐藤太郎。
「兄貴、行ってらっしゃい!」
「夜は焼肉っしょ!ハハハ・・・!」
葛城とブラッドスタークの方はいよいよ決裂。
「俺に手出ししてみろ!洗いざらい、全て話してやる。もう既に、研究データは第三者の手に渡っている。」
「はぁ・・・しょうがない。」
ブラッドスタークは葛城を腹パンで黙らせると、ちょうどそこへ佐藤太郎が入ってきました。
「来た来た。」
「ちーっす!佐藤太郎でーす!新薬のバイトで・・・」
相変わらずの異常なテンションと角度で登場しましたが、ブラッドスタークの姿と倒れている葛城を見て動転。
「ギャーッ!うわーっ!」
「人の顔を見て逃げ出すなんて、心外だねえ。」
「ママ!ママーッ!」
背中にナイフを投げつけられ、何とも情けない最期となりました。
「じゃあ、まずはこいつから。」
死んだ太郎の顔を葛城に変え、
「続いて、天才物理学者・葛城巧くん。」
気を失った葛城の方は、逆に太郎の顔に。
 そうして太郎顔の葛城を自分の車に乗せ、龍我が来る前に警察に通報。
「隣人がナイフで刺されました。万丈龍我という男の犯行です。急いで来て下さい!」
ご丁寧に隣人を装っています。
 何も知らない龍我が部屋を訪れると、
「葛城さん?」
そこには、ナイフが刺さって死んでいる太郎(葛城顔)が。
ほぼ同時に警官隊も到着し、
「動くな!大人しくしろ!殺人の容疑で逮捕する!」
と、まんまと冤罪に嵌められてしまった・・・という顛末。

 自分が顔を変えた葛城巧と言われても思い当たる所はなく、混乱する戦兎。
「俺が・・・葛城巧?冗談じゃない!だったらファウストを創ったのも、スマッシュの人体実験を考えたのも俺だって言うのか!?ふざけるな!」
「落ち着けよ。お前の記憶の断片・・・あれもスタークの仕業だ。」
「何だよこれ・・・?やめてくれ!」
葛城(太郎顔)にしてみれば、目が覚めたらいきなり人体実験にかけられるというもので、抵抗しながらも結局ネビュラガスを吸わされる・・・というのは戦兎の記憶の通り。
 しかし、
「待てよ。俺が葛城巧なら、あんたに助けを求める事もできたはずだ。」
「お前は人体実験を受ける前に、既に記憶を消されていたんだ。」
「何だと?ガスを注入していないのにどうして・・・。」
「確かに、ネビュラガスによる人体実験は後遺症で一部の記憶を失う。だがそれは、実験前後のたった数時間だけだ。」
「なら、どうやって?」
「石動が消したんだよ。実験場に運ぶ前に。」
なんと、手をかざすだけで顔だけではなく記憶まで操作できるっていよいよ人間業ではありません。
「じゃあ、鍋島が記憶を失ったのも・・・マスターの仕業?」
あの段階で惣一=ブラッドスタークとバラされるのは困るので、そう考えると自然です。
「フフフ・・・これで分かったろ?お前は正義をあざ笑い、自分の欲望のためなら命を奪う事も厭わない、科学に取り憑かれた悪魔・・・葛城巧なんだよ!」
 戦兎にまつわる全ての真相を明かすと、
「俺はこれで終わらない。必ず戻ってくる。その時はまた、俺の片腕として働いてもらうぞ。」
捨て台詞を残して引き上げて行きました。
 そして悪いことに、一連のやり取りを美空に聞かれてしまったようです。
「ねえ・・・今の、どういう事?」
「聞いてたのか・・・。」
せっかく惣一のことを黙っていたのに、最悪の形で知れてしまいました。

 一夜明けた東都政府では、
「やはりご無理はなさらない方が・・・。」
幻徳がファウストであると発覚したことで、病体をおして政治の場に立とうとする泰山。
「大丈夫だ。責任を果たさなければ・・・。定例会は19時からだったな?その前に・・・」
しかし言っているそばからまた倒れてしまいました。
「首相!どうされましたか!?首相!誰か!救急車!」
これは持病の再発ではなく、スタークの仕業。
「はあ・・・。約束通りフォローしてやったぞ、幻徳。」
これを受け、いよいよ代理の座を退く準備をしていた幻徳のもとに
「氷室首相代理!お父様が倒れました。」
驚くほど早い復帰のチャンスが。

 アジトでは、重い沈黙の中でデータにあったスクラッシュシステムの製作を急ぐ戦兎。
その静寂を破るのは龍我。
「よく、そんな冷静でいられるな?自分が悪魔の科学者だったってのに!」
「万丈!」
「お前は黙ってろ!これは俺とこいつの問題だ。」
しかし黙ったままの戦兎に業を煮やし、戦兎が作業している机の上をひっくり返すと
「お前は、香澄を殺したんだ・・・。お前が、化け物を作って大勢の人間を傷つけたんだ!」
黙ったままの戦兎に、
「黙ってねえで、何とか言えよ!」
今にも食って掛かりそうな龍我ですが、戦兎にしてみれば
「俺にどうしろって言うんだ・・・。」
何も言えません。
 すると龍我は
「俺と戦え。」
突如、決闘を要求。

 向かったのはいつもの橋の下。
「これで解決するなんて思ってねえ。けど・・・お前を殴らなきゃ俺の気が済まねえ!」
驚くほど自分の感情に素直です。良くも悪くも。
「ウェイクアップ!クローズドラゴン!」
「Are you ready?」
「変身!」
「ウェイクアップ・バーニング!ゲット・クローズドラゴン!」
「イエーイ!」
先に変身した龍我に対し、戦兎は気乗りしないといった様子でドライバーを装着。
「海賊!」
「ガトリング!」
「Are you ready?」
「変身。」
しかも、いかにも闇雲に選んだトライアルフォーム。
「行くぞ!」
威勢よくかかっていくクローズですが、ビルドの方はまるで動けておらず、適当に捌いたつもりがやがてボコボコに。
 戦いながら、京香の卵焼きに涙したことや、
「あなたなら、巧の考えを分かってくれそうな気がするから。」
とデータを託されていた事を思い出します。同一人物だったのなら道理で・・・。
「科学を軍事利用しようとするのは周囲の思惑だ!科学者の責任じゃない!」
「悪魔の科学者の肩入れをするのか?ふざけんな!」
まさか悪魔の科学者である自分に対して自己弁護しているとはこの時は思いもしなかったのですが。
「お前は誰も傷つけてないとでも言うのか?」
という、実は全てを知っていたブラッドスタークの言葉も刺さります。
 なんてことを考えている間に、
「Ready go!」
「ドラゴニックフィニッシュ!」
クローズの必殺技を受け、吹っ飛ばされてしまいました。
「本気出せよ!」
そうして手に取ったのはラビットタンクスパークリング。
「ラビットタンクスパークリング!」
「Are you ready?」
「ビルドアップ。」
「シュワっと弾ける!ラビットタンクスパークリング!」
「イエイ!イエーイ!」
こうなるとクローズを完全に圧倒。
「Ready go!」
「スパークリングフィニッシュ!」
あっという間に返り討ちにされ、変身が解ける龍我。
「お前の言う通りだ。俺が、お前の彼女を殺した。俺が・・・大勢の人間を傷つけた!」
結局、今回の決闘によって得られたのは戦兎にとって大きな罪の意識のみ。
龍我も、結局どうしたって納得できないという叫びを上げながら地面に拳を叩きつけるばかりです。

 その後、ひとりたそがれる戦兎。
そこへ訪れ、何を言うでもなく隣に腰掛ける美空。
口を開いたのは戦兎のほう。
「・・・ごめんな。マスターの事、黙ってて。」
この期に及んでまだ自分に気を使う戦兎に、美空は
「人のこと気遣ってる場合じゃないでしょ?まあビックリはしたけどね。お父さんの事も、戦兎の事も。」
「ずっと記憶がないことに怯えて、ずっと記憶を取り戻したいって思ってた。けど、こんな過去・・・背負ってく自信ねえよ。」
あまりの事に、流石に弱音が出ます。
 美空もどう励ましたものか一瞬迷ったようですが、
「昔がどうであれ、私が見てきた桐生戦兎はナルシストで自意識過剰な正義のヒーローだよ。」
と、ありのままの美空の言葉を投げかけました。
「ぜんぜん褒めてねえし・・・。」
しかしいくらか効果はあった様子。

 いよいよ三都首脳による定例会が開催され、やはり泰山の体調は戻らず幻徳が代理を続投。
「ご覧の通り、パンドラボックスは無事回収しました。」
「ご苦労だった。今後は、三国の共有で・・・」
幻徳の働きを評価しようとした御堂ですが、幻徳はそれを遮り
「もうキツネとタヌキの化かしあいはやめませんか?10年前、我々はパンドラボックスの光を浴び、欲望に生きるようになった。ここにいる全員が、この箱のエネルギーを手にして、世界を掌握したいと考えているはずだ。」 
 いきなり北都・西都を挑発するような言動。
「ハハハ・・・!何を言ってるの?私たちは子育て支援と農業・・・」
「あんな逼迫した状況で、国家予算の殆どを軍事開発に注ぎ込んでおきながら、よくそんな事が言える。あんたも、力が欲しいんだろう?」
 北都の多治見を名指しで批判。さらに、
「この国が3つに分かれたのは、スカイウォールができたせいじゃない。我々の、醜い欲望がそうさせたんだ。だから、誰がこの国のリーダーに相応しいか!?決めようじゃないか。」
と事実上の宣戦布告まで。
これを受け、無言で通信を切る両首脳。

 戦兎は、初めて惣一と出会った場所を訪れると、今までの事が次々と思い出されますが感じることはだいぶ違っています。
 そもそも何故ここで戦兎がひとりで目覚めたのかと言うと、記憶を操作した上でネビュラガスを吸わせた戦兎をブラッドスタークがわざわざ運び、降りしきる雨を見て
「傘、買ってこないとなあ・・・。」
と、自然な出会いを演出するために傘を調達しに出たから。
 後は戦兎の覚えている通り。
「俺は・・・誰だ?」
惣一が偶然、記憶喪失の戦兎と対面するという場面を演出。
そのからくりを知ってしまえば、どうしても滑稽に感じてしまうというもの。
「あの日から騙されてたって訳か・・・。」
「お前は正義のヒーローを演じていただけに過ぎない。」
真相を知ってしまえば、
「おかえり。」
「ただいま。」
このやり取りなど、まさに茶番そのもの。
「仮面ライダーごっこをしていただけなんだよ。」

 その頃、アジトでは、黙々と腕立て伏せに励む龍我に、美空が
「ねえ、万丈は何に怒ってるの?」
「あ!?」
「戦兎が、香澄さんを死なせた人体実験を考えた科学者だから?それとも、悪の組織を作ったから?」
すると龍我は腕立て伏せの姿勢から崩れ、
「・・・そんなんじゃねえよ。うまく言えねえけど、あいつを許せない自分を許せねえって言うか・・・。確かにあいつは人体実験を考えた張本人だ!けど・・・その記憶がねえのに責めてもしょうがねえだろ。それが分かってんのに・・・感情が抑えらんねえ!」
 龍我も、戦兎の過去を責めてもどうにもならない事は理屈では理解していますが、それでも怒りを禁じ得ない、そんな自分にまた怒りが、といった様子。
「万丈って・・・フフッ、ほんとバカだよね。」
「うるせえ!」
自分を戒めるように、再び腕立て伏せを始める龍我。

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Posted by jerid_and_me at 22:22Comments(3) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2017年12月19日

今週の仮面ライダービルド「第15話 桐生戦兎をジャッジしろ!」

 前回、ブラッドスターク=惣一であることがいよいよ明らかとなり訣別・・・という流れでしたがさらに爆弾が来そうな15話。
「仮面ライダービルドであり、天才物理学者の桐生戦兎は、万丈龍我の冤罪を晴らすために葛城巧殺害の真相を追っていく。やがて、真犯人がスタークに扮した石動惣一だと判明し、戦兎は動揺しながらも石動との激闘を制するのだった。」
「まさか、マスターがスタークだったとはな。って言うか、あのカフェどうするんだよ?」
「第1話から客がいるとこ見たことないし、大丈夫だろ。」
「そういう問題かよ!じゃあ、これからの生活費は?」
「それは・・・。さあ、どうなる第15話?」
「ごまかしたよ。」
実際問題、経済基盤という意味では未曾有の危機を迎えています。

 そんなナシタに、急遽幻徳率いる政府部隊が突入。
店内を派手に散らかしながらのガサ入れです。
「突入!」
「ここにパンドラボックスがあるという情報が入った。必ず探し出せ!」
ところが、戦兎らは既にそこを引き払った後のようで、遠くから双眼鏡でその様子を観察しています。
「あちゃ〜・・・派手にやってくれてるね。」
「お父さん、帰ってきたら驚くだろうな・・・。」
まだ真相を聞かせていない美空の言葉にドキリとする戦兎。

 その頃、隠れ家とした近くの倉庫には龍我と紗羽が。
「熱!熱!熱っつ!」
「静かに!」
こんな状況でおでんをつまみ食いする龍我。と言うか周りにのぼり旗や提灯、ポスターが飾られている不思議空間です。
「どうだった?」
「うん。地下室はバレてないと思うけど。」
戻ってきた戦兎がそう言うのには、今まさに冷蔵庫に手をかけた幻徳でしたが開けてみれば普通の冷蔵庫。予めカモフラージュしておいたようです。
「どこに消えた・・・?」
とはいえ地下空間が惣一経由などで知れないとも言い切れず、
「念のため、パンドラボックスはここに置いておいたほうが良さそうだ。」
と、隠れ家まで持ち出しています。
「で、これからどうする?」
「氷室幻徳には気をつけろ。奴が本当の、ナイトローグだ。」
という惣一の情報を信じるなら、
「首相代理がファウストって事は、もう俺の冤罪なんて晴らせねえんじゃねえか?」
流石の龍我も弱気。
「確かに、このままじゃ何をしてももみ消されるのがオチだ。こうなったら・・・政府の陰謀を暴くしかない!」
いっぺんに話のスケールが大きくなりました。

 突然、人気のない地下駐車場に幻徳を呼び出したらしい戦兎。
大きな台車を転がしてきていますが・・・?
「何だ?大事な話って。」
「そろそろ、腹を割って話をしようと思って。あなたが欲しがってるのは、これですよね?」
台車の覆いを外すと、そこにはパンドラボックスが。
「俺のことも知ってるんでしょ?ナイトローグ。」
黙って目を逸らす幻徳に、
「やっぱり、あなただったんですね。」
「君にアレを作ってもらうまでは、隠し通したかったんだが・・・。」
観念しますが、ここでもアレという言葉が。
「お前なら、アレを完成させられるかもな・・・。」
と、惣一も使った言葉です。
「アレって何なんですか?」
「葛城の研究データに『スクラッシュ』と入力すれば、その全貌が分かる。」
素直にヒントを与えました。
「スクラッシュ・・・?」
「ファウストは、ライダーシステムという軍事システムを確立させることが目的だった。全ては、戦争に勝つために。」
本性を見せる幻徳ですが、ここで怒りに任せて出てきてしまう龍我。
「ふざけんじゃねえ!」
「万丈!」
「お前達が、どれだけ大切な命を犠牲にしてきたか分かってんのか!?香澄をあんな目に遭わせやがって!」
ボトルを手に殴り掛かりますが、幻徳はこれをかわしてナイトローグへと変身。
「バット!」
「蒸血。」
「ミストマッチ!」
「バット・・・バ・バット・・・」
そのまま龍我を制圧すると、手からこぼれ落ちたのはICレコーダー。
「どうやら腹を割って話すつもりはないようだな。お前も録音してるんだろう?」
戦兎も持っていたICレコーダー。会話の中でボロを誘うという狙いだったようですが・・・。
「お前を倒して、全ての罪を・・・吐かせてやる!」
こうなれば実力行使に出る龍我。
「ウェイクアップ!クローズドラゴン!」
「Are you ready?」
「変身!」
「ウェイクアップ・バーニング!ゲット・クローズドラゴン!」
「イエーイ!」
「ヒッパレー!ヒッパレー!」
「ミリオンヒット!」
成長した今の龍我ならばナイトローグなど、と思われましたが、
「また成長したか・・・。なら見せてやろう、この技を。」
ナイトローグの奥の手は、コウモリのような翼を生やしての高速戦闘。スタークのコブラ発生に相当する大技で、地下駐車場狭しと飛び回るその破壊力はかすっただけで乗用車を爆破炎上させるほど。
 この動きに翻弄され、あっという間に変身解除に追い込まれてしまいました。
入れ替わりに戦兎が変身。
「ライオン!」
「コミック!」
「Are you ready?」
「変身!」
久しぶりのトライアルフォーム。というの変身したのは撃退ではなく、
「隠れ身の術!ドロン!」
と撤退するのが狙い。
 ならパンドラボックスは諦めたのかと思いきや、ナイトローグが手を伸ばすと消失。
どうやら、大掛かりな台車に乗っていたのは立体映像の投影装置だったようです。
「小癪な真似を・・・!」
八つ当たりする所に現れたのは惣一。
「フフフフ、ハハハ・・・!中々やるねえ。」
「石動・・・!」
さんざ裏切って出ていったのが戻ってきた上に、バラしたのも惣一と言うのがひどい。

 ひとまずナシタ地下に戻った戦兎ら。
「・・・悪い。俺が出しゃばったばっかりに。」
「もういい。けど、これで氷室幻徳は本気でパンドラボックスを奪いに来るはずだ。なにか手を打たないと・・・。」
幻徳と言えば、とばかりにパソコンに向かう戦兎。
「スクラッシュ・・・。」
得られたキーワードを葛城のデータに打ち込むと、そこにはやたらテンション高い葛城の映像が。
「エクセレント!ついにプロジェクトビルドの集大成にアクセスしたね。これは、ボトルの成分をゲル状にすることでさらなる進化を遂げた、俺の最高傑作だ。だが、まだ完成には至っていない。あとは、君に任せるとしよう。」
 この未完成のデータを残して殺害された葛城。
完全に、誰かがこの開発を引き継ぐことを期待したデータです。
 さらに、続けて図面や想定スペックといったものも収録されており、戦兎はひと目でその性能を理解します。
「あっ・・・すごい!これを完成させられたら、パンドラボックスを守れる!」
ここでスイッチが入ったが最後、アジトに入ってきた美空は驚愕。
「ええ〜っ!?何これ!?」
壁一面に数式が描かれ、また数式を書いた紙が部屋中に散乱しています。
「誰か止めてくれよ・・・。数字だらけで吐き気がする!」
殆ど演算記号に見えますが・・・。
 なんてやっている間に、設計を完了させてしまう戦兎。
「できた・・・。葛城巧が遺した最強システムが完成したぞ!」
驚きの速さ。
「凄いでしょ?最高でしょ!?天才でしょー!?ウーッヒーッ!」
驚きのテンション。
「・・・最強システムって?」
「凄いぞこれは。1から説明すると・・・。」
説明しようとしたところで、戦兎のスマホに着信が。何だいい所で、という顔で画面を見ると非通知。状況が状況だけに不審げな顔ですが・・・。
「何だよ・・・?はい。」
「東都政府首相、氷室泰山だ。突然の電話ですまない。実は、君たちがパンドラボックスを持っていると言うのを聞いてね。」
相手はまさかの泰山。そしてこの情報を伝えたのが、他でもない幻徳。
「お前の言う通り、エサにかかった。」
「これで、俺の信頼も取り戻せたかな?」
「それは明日のお前次第だ。」
と言う割に、この作戦がまんま惣一の提案な辺りが甘い・・・。

 戦兎と龍我が向かったのは、泰山が入院していると見られる病院。
2人して医師と看護師に変装しており、時間を1年間違えたかな?という光景です。
「なあ。何で首相に会うのに変装しなきゃならねえんだよ?」
「指名手配犯だからに決まってるでしょうが!」
特に見つかることもなく病院内を進みますが、ふと違和感を覚える戦兎。
「にしても・・・何だこの違和感?」
「あ?」
しばし辺りを見渡して、静けさに結論を得ました。
「・・・そうか、分かった!首相の警護がいない!引き上げるぞ!」
罠と気付いて引き返そうとするも時既に遅し。治安部隊のガーディアンに囲まれています。
「最悪だ・・・。」
仕方なく変身することに。
「ウェイクアップ!」
「ハリネズミ!」
「消防車!」
「ベストマッチ!」
「Are you ready?」
「「変身!」」
「ゲット・クローズドラゴン!」
「イエーイ!」
「ファイヤーヘッジホッグ!」
「イエーイ!」
病院の中にもかかわらず戦闘開始。

 その頃、ナシタ地下に現れて戦兎のパソコンからデータをコピーする惣一。
「流石だねえ。もう、アレを完成させちまうなんて。」
すると、この様子を美空に目撃されてしまいました。
「どこに行ってたの?」
惣一はコピーが完了したUSBメモリを抜きながら
「ぶらり一人旅。」
とはぐらかします。
「ちゃんと答えて!一体、何したの?良くない事なんでしょ?覚悟はできてるから。」
戦兎たちの様子や、ずっと戻らない事などから美空にも何となく察しがついている様子。
 これを受けて惣一は・・・
「・・・分かった、本当の事を話そう。実は、バイトをしてたってのは嘘なんだ。本当は・・・。」
美空のほうに向き直り、いよいよ真実を明かすか・・・と思われましたが、コーヒー豆の入った瓶を取り出し
「コーヒー豆を栽培してた。」
「・・・はあ!?」
「ほら、俺ってとことんこだわるタイプだろ?やっぱり豆から作らないとダメだと思って。」
「フッ・・・何それ。心配して損した。」
「実は、これからもっと忙しくなるみたいでさ。しばらく会えそうにないんだよ。」
「そっか・・・。」
「また連絡するから、みんなにもよろしく。」
結局、正体を明かさぬまま明るくとぼけて立ち去ろうとします。
 すると美空は、
「あのさ・・・。」
「うん?」
「お父さんとちゃんと家族してたのって、この1年ぐらいでしょ?怖い思いもいっぱいしたのに・・・頭に浮かぶのって、お父さんがドアに頭ぶつけたの、動じてないフリする顔だったり、寒〜いギャグだったり、おっきな笑い声だったり。そういう楽しかった事しかなくて。それって、これから何があっても、私にとってはずっと宝物なんだろうなって。だから・・・ありがとね。」
「何だよ、改まって!戸締まり、ちゃんとしろよな。チャオ!」
「チャオ。」
必死に訴えたのに真実さえも話さない惣一への、美空からのせめてもの訣別。
もう1人で泣くしかありません。

後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 22:40Comments(2) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2017年12月11日

劇場版 仮面ライダー平成ジェネレーションFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー

 今回は個人的に事前期待度かなり高だったので前もって予約して初日一発目で見てきました。
結論から言うとその期待は大当たりと言うか、正直ビルド本編とここまで密接に関わっているとは思わなかった・・・。
 レジェンドライダー目当てだと若干出番少ないかという感はありますが、それでも尺がギリギリに感じるぐらいにはみっしり特濃の内容。
が、ひとりひとりのレジェンドライダーに対するリスペクトや尊重が感じられ、すごく良い客演だったかと思います。
 時系列的には今日でも問題ないようですが、たぶん明日の放送の後と言うのがピッタリのタイミングなんじゃないかなと。
大抵このタイミングが一番良いですよね、映画。始まったばかりでスクリーンも大きいし回数も多いし。

 細かい内容についてはネタバレになるので追記にて。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 22:41Comments(6) 特撮ネタ | 仮面ライダー

2017年12月10日

今週の仮面ライダービルド「第14話 偽りの仮面ライダー」

 映画も初回で観てきたので、そちらも後ほど。
「何で走りながらあらすじ紹介しなきゃなんねえんだよ?仮面ライダービルドで、天才物理学者の桐生戦兎は・・・ハァ・・・万丈に罪を着せたのがスタークだった事を知る。その正体は、今追いかけているあの男だった。さあ、どうなる第14話?」
 パンドラボックスとボトル一式を奪って逃げる惣一を追う戦兎。
やがて2人してへばってしまいました。
「ああ、しんどい・・・トシだな。」
「何であんたが・・・?」
「俺には、壮大な計画があってね。やむを得なかったんだよ。だから見逃してくれない?」
拝んでみせる惣一ですが、
「できるわけねえだろ!」
「だよな。あとボトル2本、回収しなきゃいけないし。」
「ここに来たのも計算づくって訳か?」
「人目につかない場所の方が、存分に戦えるだろ?」
もはや正体を隠す気はなく、手にはコブラのボトルとトランスチームガンが。
「コブラ!」
「蒸血。」
「ミストマッチ!」
「コ・コブラ・・・コブラ」
「ファイヤー!」
こちらも花火演出。
「俺がブラッドスタークだ。馴染みのあるのはこっちの声か?」
ボイスチェンジャーを効かせて戦兎を挑発。戦兎はそれに応じ、残ったオクトパスライトで変身。
「オクトパス!」
「ライト!」
「ベストマッチ!」
「Are you ready?」
「変身!」
「オクトパスライト!」
「イエーイ!」
戦闘開始。初見はともかく2度めなので厳しいかと思われましたが、
「厄介なボトル残しやがって。俺タコ嫌いなんだよ!」
ビルドはいきなり必殺技。
「Are you ready?」
「ボルテックフィニッシュ!」
「イエーイ!」
思いのほか普通に攻撃が入ってしまい、このまま畳み掛けるかと思ったその時、スタークは風呂敷包みからパンドラボックスを取り出し、前方にかざすと強力なエネルギーを放射。それは肉薄するビルドを吹っ飛ばし、変身解除に追い込むほど。
「これで、ミッションコンプリートだ。チャオ。」
オクトパスとライトのボトルも回収し、立ち去る惣一。
「おい・・・待てよ!」
しかし失意が大きいか、叫ぶばかりで追いかけられません。

 ナシタに戻り、紗羽と龍我にも真相を伝える戦兎。
「マスターが・・・スターク?」
「何でマスターが・・・?」
心底信じられない、と言った様子。
「俺も鍋島から聞いた時は耳を疑ったよ。けど、マスターだと知って全てが腑に落ちたっていうのも事実だ。」
惣一でもなければありえない、という状況は今までも多々あったので・・・。
「美空には何て説明すんだよ?」
「今話してもパニックになるだけだ。だから、俺たちで奪われたボトルを取り返す。紗羽さんはマスターの事を調べてくれ。俺は、対スターク用のアイテムを開発する。」
「何だよそれ?」
「この中には、パンドラボックスの残留物質が入ってる。こいつを使って、ビルドのパワーアップアイテムを作る。」
持ち歩いていた空のボトルに、スマッシュの成分ではなくパンドラボックスの成分が勝手に吸着されたという。使いようはあるという戦兎ですが・・・ぶっつけ本番にも程がありますね。
 この一連の仕事を、美空には伏せて行うことに。

 惣一がパンドラボックスとボトルを手に向かったのは難波重工の会長室。
「パンドラボックスに必要なボトルの浄化はこれで完了。会長は、この箱を開けてどうするつもりですか?」
「中に眠っている強大なエネルギーを使って、核兵器を超える軍事兵器を作るんだ。それが、我々の仕事だ。」
やっぱりと言うかとんでもない危険思想でしたよ。
「怖いなあ・・・。」
「相性のいいボトルを組み合わせれば、光るんだったな。」
早速、パネルにボトルを嵌めて箱を開こうとしますが、1本嵌めた時点で
「ミスマーッチ!」
ボトルから戦兎の声が。他のボトルからの次々と声がして、ついには蓋から『ざんねん』の旗まで。
芸が細かいにも程がある・・・いつの間にこんな仕事を。
「偽物?ハッ・・・やるじゃねえか。」
その夜にも盗み出すと読んでいた戦兎に、まんまと一杯くわされました。

 ナシタでは、冷蔵庫に『美空お断り』と貼り付けて締め出した上でパンドラボックスの残留物質を使ったアイテム製作に着手。
 ご丁寧に中から鍵までかけてあり、美空はカウンターでふて寝。
「意味わかんないし。お父さんいないし・・・寝るしー!」
カウンターでふて寝。
 アジトでは、
「ニセのボトルにすり替えてたとはな・・・。鍋島から連絡が来た後、俺達を追い出したのはニセボトルを作るためだったのか。」
この質問には答えず、さっそく実験装置を組み立てます。
「・・・マスターは必ずボトルを取りに来る。その前にパワーアップアイテムを完成させないと。よし!パンドラボックスの成分と相性の合うベストマッチボトルを、その装置で探すんだ。」
龍我の第六感に頼るような風ですが、これには裏が。
「パンダ、ロケット!」
2つのボトルから出た成分が透明なチューブを通り、やがてパンドラボックスの成分と混ざると・・・爆発。
派手に吹っ飛ぶ龍我と、しっかり下がって盾を構えている戦兎。ただ龍我に危険な役を任せただけ。
「パンダロケットはダメ、と。」
「ゴリラダイヤモンドもダメ〜・・・。」
今度は飛び散るダイヤまみれに。
「ライオンと掃除機、ダメー。」
今度は電撃。
 そんな失敗を何度繰り返したのか、次はラビットタンクの番。
パンドラボックスの成分と混ざりますが、爆発はせずぼんやりと光っています。
「光った!」
「どうよ!?俺の・・・」
「発明品!ダメなお前の第六感!」
なんてやっていると、冷蔵庫をノックする音が。
「紗羽さんか?」
「うん、私。」
「よし・・・。」
紗羽だけこっそり迎え入れようとしますが、実は美空も狸寝入りで・・・。

 紗羽は早くも惣一の調査結果をまとめてきたようです。
「調べてきたわ。マスターの事。」
すぐに侵入してきた美空。何故鍵をかけなかった・・・。
「何コソコソしてんのよ!万丈ボロボロだし。」
「これにはね、色々と訳があってね・・・?」
「どうする?」
ここで戦兎の口をついて出たのは
「そうだ!万丈がお前とデートしたいって。」
「・・・はあ!?」
「はあ!?」
当人らは2人してビックリ。
「もうここに隠れてる必要もないし、行ってこいよ。」
「おい待てよ!何で俺が行かないと・・・」
どうにか口裏を合わさせようとサイレントで意志を伝える戦兎。
「いいから黙って言うこと聞けよ!」
「ふざけんなよ!お前が行けよ!」
「あとでバナナやるから」
「ウッキー!バナナだぁ!ってサルじゃねえんだよ俺は!」
漫才やってる場合か!となりながら
「プロテインもつけてやるから」
「・・・分かったよ」
プロテインで落ちる筋肉バカの龍我。
 なんてやっている間も美空は乙女乙女しており、
「デデデ・・・デート!?この間も・・・何回もデートするってどういう事!?」
「いいなあデート!デートいいなあ!」
おだててその気にさせようとする紗羽。
 すると龍我も、
「美空!デートしよう。」
と正面切って誘います。美空は流石にショートし
「心の準備が〜!」
泣き言を言いながら龍我に引っ張られていきました。
「万丈、変装忘れんなよ!」
美空はともかく、こっちはまだ脱獄犯でした。

 紗羽の調査によれば、
「石動惣一、元宇宙飛行士。気さくで、正義感の強い性格だったみたい。10年前までは。」
やはり火星が惣一をおかしくしたのか、
「火星の帰還セレモニーの時に、無理やりパンドラボックスを開けようとしてスカイウォールの惨劇を引き起こした・・・。本人は暴れて、そのまま近くの病院に連れて行かれた。」
 傍目にも精神に以上をきたしていたのか、病院へ。
しかしこの時、
「実はね・・・もう1つ、分かったことがあって。スカイウォールの惨劇が起きた日、美空ちゃんも石動と同じ病院に搬送されてるの。」
万丈には語られていた事ですが、
「セレモニーの直前に、パンドラボックスが保管されていた部屋で倒れてたらしくて・・・。」
そんなに大っぴらに置かれていたとも思えませんし、不自然すぎる・・・。本当に普通の人間の子供でしょうか。
「入院してからずっと昏睡状態だったみたい。一緒にいたのはほんの少しの間だけ。マスターの方が一ヶ月もしないうちに脱走したの。けど、7年後に突然パンドラボックスの特別顧問に就任したの。まあ・・・ファウストがパンドラボックスのパネルを奪った後に辞めちゃったけど。」
「じゃあ、マスターはその時既にファウストのメンバーだったって事か・・・。」
空白の7年間はファウストの立ち上げ期間で、準備ができ次第奪ったという所でしょうか。
「それを裏付けるように、ファウストは研究所からパネルを奪ったと同時に、美空ちゃんを病院から連れ出してる。」
「ボトルを浄化させるためか・・・。」
「けど、何でマスターは美空ちゃんを連れてファウストから逃げたんだろう・・・?」
親子の情か、それとも別の理由か。

 めちゃくちゃ動揺していた美空でしたが、龍我と入ったカラオケボックスではノリノリ。
「はあ〜・・・歌った。完全燃焼。」
「お前、惚れ惚れするほど音痴だな。」
アイドルなのに・・・。
「しょうがないでしょ?初めて来たんだから。」
「カラオケも初めてかよ。」
「だって〜。・・・ファウストから逃げてたし。」
やっちまった、な顔の龍我。
 龍我は改まった様子で、
「なあ・・・。前に、ファウストに無理やりボトルを浄化させられたって言ってたよな?」
「うん、何本かね。でも、突然浄化できなくなって。」
「何で?」
「浄化ってね、意識をすごい集中させなきゃいけないの。初めは普通に浄化できたんだけど、それが悪いことに使われてるって知った途端・・・急に怖くなっちゃって。」
ファウストでは浄化がなかなか進まなかったのは用途を知った事によるものだったとか。
そうなるとこれ恐らく幻徳の危機管理がダメダメだったって事じゃあ。
 なんてシリアスな話だったのですが
「チャック開いてる。」
「マジか!」
再びのチャック全開でオチがつくという・・・。

 アジトでは、この間にアイテムの設計を進めます。
するとスマホに着信・・・相手は惣一。これに敢えて出る戦兎。
「何だよ?」
「何だよ?じゃねえよ。あんな偽物掴ませやがって。やっぱり、お前とはやらなきゃダメか。」
「俺は初めからそのつもりだったよ。」
「お前を拾った場所、覚えてるか?」
場所を指定して、いよいよ決闘の流れに。
ちょうど、浄化装置の中で完成した新アイテム。

 拾われた日と同じく、土砂降りの雨の中で約束の場所に集まった2人。
「懐かしいなあ、お前とここで出会って・・・。本当、濃密な1年だったよ。」
「俺や万丈にしてくれてた事は、全部嘘だったのか?美空の事だって・・・。俺達が過ごした時間は、全て偽りだったのか!?」
「全部が全部嘘って訳じゃない。たまに感動してウルッとしたし、騙して悪いなあとも思ったよ。」
人間味をアピールする惣一でしたが、
「ふざけるな・・・!」
傘を投げ捨て、ドライバーを装着する戦兎。
 惣一もこれに応じ、トランスチームガンにボトルを装填。
「コブラ!」
「蒸血。」
「変身。」
雨の中、お互いサイレントで変身するという哀愁を感じるシーン。
 戦闘開始ですが、やはりラビットタンクでは手の内を完全に知られておりいきなりビルド劣勢です。が、ダウンして追撃をかけてきた所にカウンターを入れるなど、戦兎の経験値も馬鹿にできません。
「Ready go!」
「ボルテックブレイク!」
ドリルクラッシャーも装填するボトルによって攻撃が変わるんですね・・・今回は忍者ボトルなので刀身が分身。
 しかし戦いの最中にも、惣一との事が次々と思い出されます。
「お前は過去に囚われすぎなんだよ。大事なのは、今だろ。」
「この男なら、ボトルの力を正しいことに使ってファウストを倒してくれる。そう思った。」
「戦い終わったお前に『おかえり』って言うの、好きなんだよ。何か、家族って感じがしてさ。」
「おかえり。」
「ただいま。」
許せないと思う反面、やはり情が勝って隙が生じ、そこに付け込まれて一気に押し込まれてしまいました。ついに変身解除。
「できねえよ・・・。できるわけねえだろ・・・。今の俺を作ってくれたのはあんただ。あんたのおかげで、俺は人間らしくいられた。あんたを信じて、あんたに救われて・・・。なのに・・・倒せるわけねえだろ・・・!」
 しかし惣一の方は、
「勝負あったか・・・。」
無情にも銃口を向け・・・という所で、飛んできたビートクローザーがそれを弾きました。
「だったら・・・俺がぶっ倒してやるよ!」
第2ラウンド突入。

後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 22:27Comments(3) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2017年12月04日

今週の仮面ライダービルド「第13話 ベールを脱ぐのは誰?」

 色々ありながら、突如記憶が戻った鍋島から重大な情報が明かされたらしい・・・と言うのが前回。
「仮面ライダービルドであり、天才物理学者の桐生戦兎は万丈龍我の冤罪を晴らすため、葛城巧殺害の真相を追っていく。ファウストが壊滅し、全ては闇に葬られたと思われたが・・・。」
「万丈龍我に殺人の罪を着せるよう、俺に指示したのは・・・。」
「嘘だろ・・・。」
鍋島からの連絡を受けた戦兎は、いつになく動揺しているように見えます。
 当初、冤罪を晴らす鍵であった鍋島からの連絡であり、龍我も内容を気にしていますが
「なあ、鍋島なんて?」
「お前の大胸筋、もう少し鍛えた方がいいって。」
と冗談を言ってはぐらかしています。
「この仕上がりで不満かよ・・・って、そんな話の訳ねえだろ!」
即座にツッコまれますが。
「・・・悪いが、1人にしてくれないか。」
動揺は隠しきれず、ひとりアジトに引っ込んでしまいました。
「あ?おい!どうしたんだよ?」
「ついて来るんじゃないよ。」
「はぁ・・・何なんだよ?」
美空に紗羽もその胸中を計りかねていると、そこへ帰ってきた惣一。
「ただいま。・・・ん?」
いつもとは空気が違うのを感じています。
 戦兎は、冷蔵庫の内側から鍵をかけ、階段に座り込んでいます。
「おい、戦兎。どうしたんだよ?おーい!もしもーし?」
上から呼ぶ惣一の声もどこ吹く風。
「最悪だ・・・。」
そう呟く手にはラビットのフルボトル。が、ふと思い切った顔になるとデスクに向かい・・・。

 OPは冬映画仕様。懐かしい顔ぶれに心が踊りますね。

 一方、一大狂言を演じた幻徳は難波重工の会長室に参上しており、
「難波会長の素晴らしいご提案により、ファウストは内海が創った組織だと思わせる事ができました。しかし、パンドラボックスが見つかっていないため北都や西都との一触即発の状況は変わりません。一刻も早く、ライダーシステムを政府に導入したいと考えています。」
 と、今後の事を相談するという趣旨のようですが
「その件だが・・・ライダーシステムを君たちに譲るのは、一旦白紙に戻させてもらう。」
まさかのちゃぶ台返し。
「どういう事ですか?」
「君にライダーシステムを預けるのは、リスクが大きすぎるという事だよ。既に、新しいパートナーも見つかった。」
既に東都政府と難波重工がズブズブの状態で、ライダーシステムを取り上げられては完全に戦力が不足してしまう所なのですが・・・?

 ナシタでは、何を思ったか店内に七輪を持ち出して干物を焼いています。
「何事?」
「ほら、お前の大好きなアジの開きだぞ〜!いい匂いがするよ〜?」
何かと思えば匂いで戦兎を釣ろうとしていたようです。
 そんなエサで釣られる訳が・・・と思ったら
「わーい!今夜はごちそうだ!って、どんなトラップだよ。」
むしろノリツッコミに出てきた戦兎。
「やっと出てきやがった。」
「鍋島から連絡があったって本当か?」
「・・・ああ。記憶が蘇ったんだと。」
「何でそんな大事なこと言わねえんだよ!?じゃあ俺をハメた事も思い出したのか?」
「けど、鍋島も指示に従っただけだった。」
「どういう事・・・?」
「黒幕がいたんだよ。鍋島を使って、万丈を葛城殺しの犯人に仕立て上げたのは・・・スタークだ。」
鍋島もファウストの手先にされていましたが、実際に動かしたのはナイトローグではなくスターク。
 と聞くと、このところスターク=葛城説が出ているので、各々混乱。
「スターク・・・?って事は、葛城巧か?」
「けど、殺された人間が黒幕っておかしくない?」
「詳しいことは、スタークに直接聞くしかない。」
真犯人はスターク、としていますが、どこか含みを感じる態度です。

 そのスタークは、幻徳から呼び出しを受けたようです。
「お前から誘ってくるなんて、珍しいな。」
幻徳はライダーシステムを奪われかかり、相当焦っている様子。
「パンドラボックスをどこに隠した・・・?」
「いきなり本題か。」
「いいから答えろ!」
「フフフ・・・俺に忠誠を誓えば教えてやるよ。」
これには流石に怒り、ようやく雌雄を決する気になりました。
「・・・お前とはもっと早くケリをつけるべきだった。」
「バット!」
「蒸血。」
「ミストマッチ!」
「バット・・・バ・バット」
「ファイヤー!」
「俺と戦って、勝てると思うのか?」
「トランスチームシステムは、成長するライダーシステムと違ってハザードレベルは一定のまま。つまり、俺も、お前も、能力は同じ!」
五分の条件として戦いを挑むナイトローグ。まずは優勢であり、組み伏せて銃を突きつけ、チェックメイトかと言う所まで行きますが
「力が同じなら、あとは経験がものを言う。」
蛇のようにそこから抜け出すと、
「ライフルモード!」
本気を出せばあっという間にナイトローグを変身解除に追い込んでしまいました。
「残念だったなあ。ファウストを共に創った仲間として、ひとつ教えてやろう。難波重工の新しいパートナーは・・・俺だ。」
「何だと・・・?」
「これでパンドラボックスの在り処も察しがつくだろう。さあ、どうする?政府の特殊部隊を使えば、難波は西都か北都を使って戦争を仕掛けるぞ?俺なら・・・政府と無関係の人間を使う。」
 ご丁寧にヒントまで与え、立ち去るスターク。

 戦兎は、夕暮れ時のナシタのカウンターで1人たそがれています。
「ただいま〜。何、たそがれてんだよ?」
そこへ帰ってきた惣一。スタークの戦闘とのタイミングがドンピシャです。
鍋島から電話を受けて以来、ようやく2人きりとなりましたが・・・?
「おかえり。バイト?」
「ああ。明日もな。」
「フッ、どっちが本業か分かんねえな。」
「そう言うなよ。この店守るために、必死にやってんだから。」
「客も来ないし、閉めた方が楽になるんじゃない?」
「そういう問題じゃないんだよ。ここは、俺達にとって特別な場所だろ?」
どこか探り探りな調子の戦兎に対し、
「覚えてるか?俺に拾われて、ビルドになった日の事を。」
雨の中、記憶を失って行き倒れている所を惣一に拾われたのはこれまでにも回想されていたシーンです。
 さらに、ビルドになってスマッシュと戦う流れも明らかに。
「ビルドドライバーだ。これでスマッシュを倒せる。」
「スマッシュ・・・?」
「頼む、俺達に力を貸してくれ。」
いきなりドライバーを渡されたので、初めてスマッシュと対峙した時はそれはもう苦戦したようです。
 まず変身の仕方からして分かっていなかったのか、既にボロボロ。
やがてドライバーを巻き、フルボトルを手にして振ってみると、数式が出現。
「何だこれ・・・?」
戦兎自身も、最初はその演出の意味が分かっていなかったようです。
「さあ、実験を始めようか。」
口をついて出た言葉。そのまま流れでボトルをドライバーに装填し、
「ラビット!」
「タンク!」
まだベストマッチ判別機能はなかったので、その辺りの演出はありません。
「Are you ready?」
「えっ?変身。」
「ラビットタンク!」
ハンドルを回し、ハーフボディに挟まれる形での変身ですが、当初本人は潰されたと思ったのか
「痛・・・え?あっ、凄え・・・!本当に変身しちゃったよ俺。」
そのままスマッシュに襲われますが、相手の攻撃をたやすく受け、しかもちょっと小突いただけで後ずさるという見違えるようなパワーに感動。
 その勢いでスマッシュを撃破しましたが、ナシタに帰り着く頃にはやっぱりボロボロ。
それを迎える惣一と美空。
「おかえり。」
「ただいま。」
これが恒例となっていったようです。
「あの日から、ここがお前の帰る場所になった。俺、戦い終わったお前に『おかえり』って言うの、好きなんだよ。何か、家族って感じがしてさ。」
疑いの目を向けられるのかと思いきや、普通にいい話です。
冷蔵庫の陰で聞いていた美空も満足げ。

 研究所では、幻徳に呼び出された戦兎。
「急に呼んで悪かったね。」
「内海さん!」
元徳を見ると、内海を平然と撃ったのを思い出して険しい表情になりますが
「いえ・・・。」
平静を装います。
「君を呼び出したのは他でもない。ファウストに盗まれたパンドラボックスが、難波重工の重要保管施設にあるという情報を掴んだ。だが、確証がないだけに我々も容易には手を出せない。そこで、君の知恵を拝借したくてね。」
 と言うのは建前で、もはや戦兎=ビルドは公然の秘密であるため誘いをかけているのですが。

 この件をナシタに持ち帰り、紗羽に伝えると、紗羽は図面を広げ
「難波重工の重要保管施設には、大量の武器が保管されてるの。当然、セキュリティもかなり厳重。」
と説明。さすが難波の元スパイだけあって、図面もちゃっかり入手しています。
「けど、スパイなら攻略法を知ってるだろ?」
「あっ・・・!もちろん、保管室までの最短ルートも、扉を開けるためのパスワードも。バッチリ調べてある。」
ちょっと罪悪感あるようですが、やはりやる事はやっているわけで。
「パンドラボックスを奪うつもりかよ。」
「ちょっと待ってよ。政府と難波重工が今どんな関係か知らないけど、私達にこの情報を教えるって事は絶対ビルドを陥れるための罠じゃん!」
わかりきった罠の危険性を指摘する美空ですが、戦兎の考えは
「ああ。その罠にハマりに行くんだよ。確かに、どんな思惑があって俺たちに情報を流したのかは分からない。けど、パンドラボックスを取りに行けば必ずスタークが現れる。俺たちの狙いは、そのスタークだ。」
 疑惑の中心であるスタークに確実に接触するため、という。
「なるほど!面白え。これで俺の冤罪も晴れる!で、どうやって入り込むんだ?」
「これがプラントの全体図。」
龍我と紗羽はさっそく潜入の段取りに入り、一方の戦兎はこっそり美空に
「紗羽さんから採取したボトルだ。こいつを今すぐ浄化してくれ。これで20本目、最後の浄化だ。」
と依頼。何故か秘密裏に浄化させようとします。
 しかし当の美空は拒否。
「嫌だ。相手は難波重工なんだよ?スターク捕まえるとか、そんな簡単に行く訳ないでしょ。」
これも戦兎らの身を案じての事ですが、
「どうしても確かめたい事があるんだ。」
戦兎の意志は固く、しかも思惑があるようです。

 施設に到着した戦兎ら。まるで刑務所のように塀で覆われ、深い入口には警備員が複数。
「この先だ。」
「どうやって入るつもりだよ?」
「罠にかかりに来たんだぞ?正面突破に決まってんだろ。」
「上等だ!」
あくまで目的はスタークなので、入る前から2人で変身。
「ウェイクアップ!クローズドラゴン!」
「海賊!」
「電車!」
「ベストマッチ!」
「Are you ready?」
「変身!」
「変身!」
「ウェイクアップ・バーニング!ゲット・クローズドラゴン!」
「定刻の反逆者!海賊レッシャー!」
「イエーイ!」
堂々と入口前に躍り出る2人。クローズの立ち位置がビルドに被っている・・・。
「よっしゃあ!」
「邪魔。」
なんてやりながら突撃すると、すぐさま出てくるガーディアン。前評判通り警備は厳重です。
アジトでは無事を祈る美空・・・。

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Posted by jerid_and_me at 22:29Comments(2) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド