2018年03月26日

今週の仮面ライダービルド「第28話 天才がタンクでやってくる」

 新フォーム・ラビットラビットでハザードの力を制御しつつローグを圧倒した・・・と思ったらという所。
日曜の時点でうっかり途中の上げてしまいました。ヤベーイ。
「強大なエネルギーを秘めたパンドラボックス東都、北都、西都で戦争が勃発した。仮面ライダービルドの桐生戦兎がいる東都は西都と3対3の代表戦でケリをつけることに。1勝1敗で迎えた第3戦、ビルドは仮面ライダーローグと激突するが・・・」
 あらすじ紹介はまさかの一海。雑ワイプでいきなり笑わせにきます。
「何でお前があらすじ紹介してんだよ!?」
「戦兎は戦ってる最中だろ!ってか、お前って言うなよ。俺29だぞ?せめてカズミンだろ。」
「ぜってー呼ばねえ!こんな奴放っといて第29話どうぞ!」
「28話だしな。29は俺の歳。」
雑コラたい焼き。
「ややこしいんだよ、カズミン!・・・あっ。」
言っちゃったよ、という所で28話。

 ラビットラビットの対策データを受け、再起動するローグ。
「オラァ!」
さらに内海がリアルタイムで対応するボトルのデータを転送。
「失礼します。」
変身している幻徳にも対策情報が伝わり、手にとったのは
「ダイヤモンド!」
「ダイヤモンド?やはり北都に奪われたボトルは西都が押さえていたか。」
「反撃の狼煙は上がった。」
「ディスチャージボトル!」
「潰れな〜い!」
「ディスチャージクラッシュ!」
ローグはゴリラモンドの能力を再現したかのように、ダイヤモンドを飛ばして遠距離攻撃を仕掛ける一方、圧倒的な防御力でラビットラビットの攻撃をまるで寄せ付けません。
 ならば、とビルドも武器を取りますが
「フルボトルバスター!」
これをダイヤモンドに反射させて、そっくりそのまま返すという高等な技まで。
「くっ・・・何!?」
「どうなってんだよ!?」
困惑する一同に、
「相手のベルトに、ラビットラビットフォームのデータがインプットされたの。」
「紗羽さん・・・?」
「攻撃パターンを学習した今、ビルドの動きは完全に封じられた。」
「何でそんな事知ってるの?」
「私が・・・ビルドのデータを渡したからよ。」
自ら白状する紗羽。
「えっ・・・?」
ビルドは、さらに機動力で防御の隙を突こうとしますが、これも完全に読まれており、逆にカウンターを食らう始末。
「完璧に読まれてる・・・!」
「どうして西都にデータ渡したんだよ!?」
「難波に命令されたの。」
「えっ・・・もう難波のスパイやめたんじゃ?」
美空らもそういう認識であり、さらに困惑。

 時間を少し遡ること、戦兎が代表戦に向かう間際。
「出来た・・・。ハザードの力を最大限に活かしたボトルと武器!早く会場に行かないと!」
急いで支度をする戦兎に、紗羽は
「あのさ・・・。」
「うん?」
「前に父親のこと聞いたでしょ?研究員で、ガス爆破事故に巻き込まれて亡くなったって。・・・あれ、嘘なの。」
ついに自ら嘘を告白。
「私は、難波の施設で育てられたの。」
「やっぱり、紗羽さんも難波チルドレンだったんだね。」
既に察しはついていましたが、やはりという所。
「知ってたんだ・・・。そう、私は特殊な訓練を受けて、難波に忠誠を誓った難波チルドレンの一員。」
「嘘をついたのも、同情を買ってスパイを続けるため?」
「・・・うん。人体実験を受けて、スマッシュになったのもそう。そこまでやれば、もう疑われる事はないからって難波に指示されて。」
あれで完全に捨てられたものと思っていましたが・・・まさかあれも仕込みだったとは。
そんな命に関わる指示を出すほうも大概ですが、受けるほうも大概。難波チルドレンの狂気を感じさせます。
「けど・・・難波は東都政府に私を捕まえさせようとした。私のこと、切るつもりだったんだと思う。」
あのときは難波とファウストの繋がりを暴こうとしていましたから邪魔になったのでしょうが、切るときは本当に速いですね。
「本当は、捕まる前に自分で命を断つ事もできた。難波チルドレンならそうすべきだった・・・。」
実際、増沢もそうして自決していました。
「でも、そうしなかったのは?」
「みんなと一緒にいる内に気付いちゃったんだ。家族のぬくもりって言うか・・・私がずっと欲しかったものをみんながくれて。だから生きたいって思った。ごめん・・・。」
ナシタに潜入しているうちに、次第に人間らしい感情が開いていったようです。
 これを聞いた戦兎は、
「紗羽さんの思いが聞けてよかった。」
と満足げ。
「父親の話が嘘だって、前から知ってたんでしょ?どうして黙ってたの?」
「俺も紗羽さんを大切な仲間だと思ってるから。仲間の事を信じるのは当たり前の事でしょ?」
なかなか現実にならない当たり前を、さらっと言ってのける戦兎。イケメンすぎる・・・。
 しかし、
「ズルいなあ・・・そんな言葉、こんな所で言うなんて。」
今まさに裏切りをしようとしている紗羽にとってはこれ以上なく辛い言葉。

 そして現実に、ラビットラビットの情報は西都に渡っており、苦戦を強いられています。
「じゃあ、俺のボトルに盗聴器を付けたのも・・・?」
「それは・・・首相側近の増沢の仕業。前に、戦兎くんが青羽を倒したショックでボトルを全て西都に返還したでしょう?その時に仕込んだみたい。」
しかし、今回のデータ横流しは事実。怒る美空。
「何で?何でデータ渡したの!?」
これにもさらなる事情があったようです。
「鍋島の家族が・・・難波に捕まったの。」
「久しぶりだな。鍋島の家族を預かっている。」
「難波は、鍋島の家族の命と引き換えに、ビルドの強化アイテムの情報を手に入れるよう言ってきた・・・。」
久々に出てきた鍋島の名前。取り立てて深い関係があるわけではありませんが、知らぬ間柄の相手を見殺しにはできませんでした。
「それでデータを渡したのか?じゃあ、もう打つ手なしって事かよ・・・。」
人命がかかっていたとはいえ、国がかかったこの戦いは絶望的かという所。
 ローグは、ビルドを追い詰めながら
「俺はお前を倒して、さらなる力を手に入れる!この国を強くするために・・・!俺が強くなるんだ!」
さらに続けて、
「俺は、全てにおいて未熟だった・・・。」
まだファウストが発足する前でしょうか。泰山との言い争い。
「どうして軍事力に金をかけない!?」
「何度も言っているはずだ。武力では何も解決しない。」
「なら、東都市民に裸のまま他国の銃弾を浴びろって言うのか!?」
「そうならないために話し合うんだ!」
「それが通じる相手じゃないだろ!」
呆れる泰山・・・と言うのが定番のやり取りだったようです。
幻徳が急進派にも程があるタカ派というのがありますが、泰山もハト派すぎるような・・・間違ったことを言ってはいないのですが。
「俺は野心だけを頼りに行きてきた。だが、1人じゃ何もできないクズだった。だから俺は・・・!」
東都を離れて、そういう所を認める事はできたようです。
「俺が全てを決める。俺がこの国のリーダーだ!」
「自尊心の高い己を・・・。」
「だったら、誰がこの国のリーダーに相応しいか・・・決めようじゃないか。」
「虚栄心の強い己を・・・。」
東都時代の己を恥じていた幻徳ですが、ローグへの変身を果たすとともに、自身も『変身』を果たしたという。
「変・・・身。」
「割れる!喰われる!砕け散る!」
「全てかなぐり捨てて生まれ変わった。今度こそ、俺はこの国を動かせる力を自分自身の手で掴み取ってみせる。」
「クラックアップフィニッシュ!」
何時になく入念な噛みつきキックに吹っ飛ばされるビルド。いくらデータが流れたとはいってもここまで圧倒するとは・・・。
「お前の言う愛と正義など幻に過ぎない!理想で国は作れないことを、俺の強さをもって教えてやる!」
「幻徳・・・。」
そんな息子を中継で見ながら、泰山は何を思うのか。
 やがて夜が明けてきた頃、ついに倒れるビルド。
「このままじゃ負けちまう・・・!」
すると、紗羽の携帯に連絡が。
「カズミン、どうなった!?」
「こんな所に1人で行かせやがってよ。帰ったらみーたんの握手券くれよ。」
配備されていたガーディアンをみんなスクラップにし、鍋島の娘を救出したところ。
「鍋島は?」
「全員無事だ。」
「パパー!」
代表戦でライダーが全員出払っていたのがむしろ好機というものでしょうか。代表戦後の一海でも任務達成しています。
「ありがとう・・・!」
「鍋島、無事だったのか?」
「うん、カズミンが助け出してくれた!・・・戦兎くん!」
両手で大きくマルを作る紗羽。この合図を受け、ビルドは
「はぁ・・・やっとゴーサインが出たか。」
今までの一方的なやられ様は半分演技だったようで、ここで再びハザードトリガーに火を入れます。
「マックスハザードオン!」
「さあ、実験を始めようか。」
ドライバーから一旦ボトルを抜くと、手にとって振り続け
「ラビット!」
ぴょんぴょんした音が次第に重たいものとなり、ランプの光は赤から青へ。そこで口金を捻ると
「タンク!」
「タンク!」
「ガタガタゴットン!ズッタンズタン!」
すると背後から現れる小さな戦車部隊。砲撃を行いながらビルドの前に整列。
ラビットの外装を脱ぎ捨ててハザードに戻ると、今度はそのタンクを五体に纏います。
「ビルドアップ!」
「Are you ready?」
「オーバーフロー!」
「鋼鉄のブルーウォーリア!タンクタンク!」
「ヤベーイ!」
「ツエーイ!」
ラビットラビットとは打って変わって青いビルド、タンクタンクが完成。
「勝利の法則は・・・決まった!」

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Posted by jerid_and_me at 22:00Comments(2) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2018年03月19日

今週の仮面ライダービルド「第27話 逆襲のヒーロー」

 代表戦第2戦となる27話。
「強大なエネルギーを秘めたパンドラボックスを巡って、東都、北都、西都で戦争が勃発した。仮面ライダービルドの桐生戦兎がいる東都は西都と3対3の代表戦で決着をつける事に。第1戦は東都代表として戦った仮面ライダーグリスが勝利を収め、第2戦が始まった。」
 相方は西都の御堂。この人ももうちょっとでフェードアウトかもしれない...。
「西都首相の御堂だ。第2戦は、必ずや我が西都が頂く!」
「そうなったら、第3戦でギュインギュインのズドドドドなアレを出すしかない。」
「何だそれは・・・!?擬音ばっかでさっぱり分からん!」
「一言で語れないのが天才なもんで!さあ、どうなる第27話?」

 第2戦、鷲尾兄弟の兄・風はギアエンジンとギアリモコンの2本使いで変身。
「潤動。」
「フィーバー!」
「パーフェクト!」
「合体しちゃったよ・・・。」
「ヘルブロス、参上。」
姿を表したヘルブロス。戦兎の脳裏に蘇るのは最上魁星の記憶。
「あれは・・・バイカイザー。」
 黒星スタートとなった西都ですが、予期せぬ追加戦力に御堂も安心したようです。
「こんな隠し玉を用意していたなんて。難波会長も人が悪い。」
「フフフ・・・。ヘルブロスは強すぎるから、他の商品が売れなくなる。あまり出したくはなかったんだがな。」
という商売上の理由で第1戦では出し惜しんでいたようです。
スクラッシュしかり、目玉商品はおよそコピー物なのですが・・・。
 予想外の事態にペースを乱されましたが、自分の頬を叩き、気合を入れ直す龍我。
「ヘルブロスだかケルベロスだか知らねえが、誰が相手だろうと関係ねえ。」
「ドラゴンゼリー!」
「変身!」
しかし無情にも変身シーンカット。嫌な予感がする・・・。
「紗羽がまだか?」
「間もなく到着する頃かと。」
しかもビルドの新装備のデータも間もなく来るという。どうにも雲行きが悪くなってきました。
「潰れる!流れる!溢れ出る!」
「ドラゴン・イン・クローズチャージ!」
「ブルアァ!」
「今の俺は・・・負ける気がしねえ!」
「始め!」
雄叫びとともに、迷わず先手をかける龍我らしいスタイルで第2戦が開幕。

 その頃、第1戦のヒーローとなった一海はひとり移動中。
「はぁ・・・しんど。みーたん迎えに来てくんねえかな。」
なんて言っていると、携帯に着信が。
「どうした?」
「カズミンに・・・お願いがあるの。」
「あ?」
相手は紗羽。スパイの件もあり、これも罠のように思えますが・・・?

 クローズチャージVSヘルブロス。
「うっ・・・効かねえ?どう言うことだ!?」
「これはカイザーシステムの最終形。私と弟の力を合わせただけだと思ったら大間違いですよ。」
単純な倍化以上の戦力というヘルブロス。これにはやはり苦戦を強いられます。
 身体各所から歯車を飛ばす攻撃も強力で、ついにGガンダムみたいなビームリングに押し付けられるクローズチャージ。
「強え・・・!けど、負ける訳には行かねえんだよ!」
そのとき脳裏によぎったのは、スカイロードで一海と行ったレベル上げ。
「痛っ・・・!手加減ってもの知らねえのかよ?」
どうやら、あの後本当に生身で殴り合ったようです。盗聴器放置か・・・。
「あ?ハザードレベルを上げるための特訓だろ。手加減してどうすんだよ。」
すると、一海に対してひとつの疑問が。
「なあ。」
「ん?」
「お前、何のために戦ってんだよ?」
「何だよ?いきなり。クニのためかな・・・こいつらの家族や仲間を食わしてやらなきゃならねえからな。」
と、農場のために戦っているという。
「お前もあいつと一緒か。自分以外の誰かのために戦ってる。」
「お前は違うのか?」
「俺は・・・自分が信じた奴だったり、俺を信じてくれた奴のためにしか戦えねえ。」
結局のところ、真に無償では戦えないという龍我。どこまでも正直です。
「それって桐生戦兎の事か?お前、気持ち悪いな。」
ホモ疑惑。
「そんなんじゃねえよ。」
「まあ、分からねえでもねえけどな。」
「あ?」
「見ず知らずの他人のために、あれだけ身を粉にして戦うなんて、俺にはできねえ。」
「別に、あいつも好きで戦ってる訳じゃねえよ。けど、自分のせいで戦争が起きたと思ってるから・・・。」
「悪魔の科学者、葛城巧か・・・。確かに、あいつがスマッシュや仮面ライダーを作んなければ、こんな事にはならなかった。けど、酷だよな。記憶がねえのに、過去の自分の罪を背負わされるなんてよ。いつかパンクしちまうんじゃねえか。」
 と、一海も同情や心配といった感情はあるようです。
「そうなる前に俺が戦争を終わらせる。あいつが今の俺を創ってくれたから・・・これ以上苦しませる訳には行かねえ。」

 と、龍我にとっては戦兎が戦う理由の最も大きなもの。
それを胸に、果敢にヘルブロスへと立ち向かうクローズチャージ。
「俺が勝てば、戦争が終わる!終わるんだ!」
「Ready go!」
「レッツブレイク!」
またしてもハザードレベルが上昇しているのか、ついにヘルブロスをも圧倒しています。
「戦えば戦うほど強くなる、と言うのは本当らしいですね・・・。以前のあなたのデータは参考にならない。ならば・・・こちらも本気を出すまで。」
腕の歯車にエネルギーをチャージし、ヘルブロスも必殺技の体勢へ。
「スクラップブレイク!」
クローズチャージも再度必殺技を発動し、これもヘルブロスを圧倒。
「ヒーローは俺だ!あいつにおいしい思いさせてたまるかよ!」
セコンドの戦兎に対して大声で当てつけ。
「声がでかいんだよ。張り切りやがって。」
しかし戦兎は嬉しそう。
 対するヘルブロスも負ける訳には行きません。
「正直、ここまでとは思っていませんでした・・・。ですが、私も引き下がる訳には行きません。弟の命がかかってるんでね。」
この言葉に反応してしまうクローズチャージ。良くも悪くもバカ正直で目先のことしか考えられないんですよね・・・。
「あ?何だよ弟の命って!?」
「私が負けたら、弟は始末されるんです。」
「何!?」
「今、西都政府に拘束されています。私達兄弟は、戦いこそが全て!弱ければガラクタのようにスクラップにされて、滅びる運命・・・。生きるためには勝つしかないんです!」
 こんな事を言われるとすぐに戦意が萎えてしまうのが悪いところ。
「フルボトル!」
「ファンキーショット!」
「フルボトル!」
相手の必殺技に対してガードもできない始末。
「何か変だよ・・・。万丈、全然攻撃してない。」
「何やってんだ、あいつ!」
たまらずリング際まで飛び出していく戦兎と美空ですが、その前の前でビームリングに押し付けられるクローズチャージ。
「どうすりゃいい・・・?」
同時に2つのことを考えられず、ただただ動けずにいます。
「私が負けたら、弟は始末されるんです。」
ただ、その言葉が戦兎に対する思いとかち合ってフリーズ状態。
そのままヘルブロスは必殺技の体勢へ。
「これでジ・エンドです。」
胸の4つの歯車を飛ばす技をモロに受け、ついに変身解除してしまいました。
「変身解除により、ヘルブロスの勝利!勝者、ヘルブロス!」
「よし!これで1勝1敗。」
「ヒヤヒヤさせおって。」
そりゃ隠し玉のヘルブロスまでも一時は押されていたとあっては、流石の難波も肝を冷やしたようです。
 そして、第3戦を前に紗羽が到着。
「失礼します。」
「おお、来たか。」
「ビルドの強化アイテムのデータです。」
紗羽から渡されたUSBメモリを内海に渡すと、
「早急にスクラッシュドライバーへ転送します。」
このわずかな時間で対応してみせるという内海。
「ご苦労だった。」
去り際の内海と紗羽の目線の交差がどこか意味深です。

 倒れた龍我に、風は思わず吹き出してしまいます。
「ハッ・・・まさか、わざと負けてくれるとは。」
「兄貴!やったな。」
「ああ。」
「政府に拘束されてるんじゃ・・・?」
「我々は難波重工の最終兵器ですよ?そう簡単にスクラップされるはずがないでしょう。」
まんまと騙されました。私も難波ならやりかねないとばかり思っていました。
「騙されたって訳か・・・!」
一時は拳を握った龍我。しかし、
「・・・しょうがねえ。信じた俺が悪い。」
自分の騙されやすさを恥じて拳を下ろします。また、戦兎への信頼もあり。
「けど、俺の代わりにきっと・・・あいつがやってくれる。」

 その頃、難波は無駄に大仰な蓋のついたアレでおやつのたい焼きが提供されています。
「君のおかげで、代表戦をものにできる。よくやった。」
「約束を・・・守っていただけますか?」
「それはデータが正しいか、証明できてからだ。」
「・・・分かりました。」
「余計なことはするなよ。お前は私から逃れられない。」
「はい・・・。」
どうやら、難波チルドレンであることもそうですが、何か弱みを握られているように見えます。

 控室の幻徳に、データ入力済みのスクラッシュドライバーを届ける内海。
「ビルド対策は万全だ。あとはお前の腕にかかっている。お前を捨てた東都への復讐を果たす絶好の機会だな。」
こんな時でも嫌味は忘れません。
「そんなもの、興味はない。今は大義のために目の前の相手を倒すだけだ。」
大義とは大きく出たものです。

 龍我から、先の戦いの中での出来事を聞かされた美空と戦兎。
「なるほど・・・。」
「そういう訳か・・・。」
「悪い!」
素直に頭を下げる龍我。
「まあ、万丈らしいっちゃらしいけど。」
「最高だな。」
「はあ?」
「サブキャラのお前が、これ以上ないお膳立てをしてくれたんだ。やっぱり最後は正義のヒーローが勝たないとな。」
新アイテムを手に勝ち誇る戦兎。こういう、お互いふざけているようでフォローしあっているのは良いですね。
「お前なあ・・・!」
「心配すんな。俺は必ず勝つ。お前の分もな。」
「戦兎、頼んだぞ。」
しかし最後はお互い真剣な様子。
「そういえば、何か忘れてるような・・・。」

 と言うのは、出番が終わったのに一海が戻ってきていません。
それで噂されて、盛大にくしゃみをする一海。
「みーたん、俺がいなくなって寂しがってんな。」
どんだけ頭の中みーたんなのかと。
「さっさと終わらして帰ってやるか・・・。」
代表戦を終わらせたはずの一海は、ドライバーを装備して何やらビルに突入。一体何が?

 そうしている間に第3戦が開幕。
「第3戦、仮面ライダービルド対仮面ライダーローグ!」
「これで終わりだ。」
「その通り。西都が勝って、この国はひとつになる。」
「そんな事はさせない!」
どうしても日本を戦争に向かわせたい幻徳と、それを否定する戦兎ですが
「兵器と兵器がぶつかり合い、互いの能力を競い合う。お前が望んでいた事だな、葛城。」
幻徳にとっては今でも戦兎=葛城。
「ライダーシステムは兵器じゃない。」
葛城とは違う、という主張もあってか、自分の発明品であるスパークリングをいきなり使います。
「ラビットタンクスパークリング!」
「変身。」
「Are you ready?」
「ラビットタンクスパークリング!」
「イエイ!イエーイ!」
対する幻徳はいつでもクロコダイル。
「クロコダイル!」
「変身。」
「割れる!喰われる!砕け散る!」
「クロコダイル・イン・ローグ!」
「オラァ!」
戦闘開始。ドリルクラッシャーと4コマ忍法刀の二刀流で仕掛けるビルドですが、これも簡単に掴まれてしまいます。そして戦兎に揺さぶりをかける幻徳。
「本当に兵器じゃないと言い切れるのか?葛城は、そう思ってなかったぞ。」
実際、幻徳と葛城によるファウストがいよいよ大きくなってきた時には
「俺達は引き返せない所まで来た。もう知ってるんだろう?お前が創ったライダーシステムは・・・」
「氷室さん。科学の発展によって、人類は絶えず進化してきました。例え、僕らの歩みが戦いの歴史であったとしても、それが未来の礎になるなら僕は、悪魔に魂を売ってでも科学に全身全霊を捧げます。」
と、自身の科学の軍事利用を受け入れていたようです。
「人は、争いを繰り返して今を創ってきた。葛城は・・・お前は、科学の発展が戦争を生み出すことを知りながらライダーシステムを創ったんだ。」
「戦争に加担したい科学者なんて1人もいない!人々の幸せを願って、平和利用のために力を尽くしてるんだ!」
とはいえ葛城も、他に成果への道がないならというスタンスに見えますし・・・この2人、どこまでも両極端です。
「じゃあ、ハザードトリガーはどう説明する?自我を失い、破壊兵器と化すあんなものをどう平和利用しろって言うんだ?」
「あれは禁断のアイテムだ!本当は作っちゃいけないと分かってて・・・」
「なら、なぜ作った!?そのせいで多くの人間が傷つくことは容易に想像できたはずだ!」
あれももともとプロテクトがかかっていたのを、惣一がどう言うわけか持ってきたと言うのが発端なので。
「ファンキーショット!」
「フルボトル!」
問答の最中でいきなり撃たれ、ビームリングに叩き付けられるビルド。
「お前は分かっていたんだよ、こうなる事を。」
「戦争は・・・悲しみを生むだけだ。もし・・・葛城が、記憶をなくす前の俺が本当に悪魔の科学者だったとしたら、この戦争を引き起こす原因を作ったんだとしたら・・・今の俺がそれを終わらせる!」
 戦兎にとって、戦争は悲しいことでしかない。その決意とともに、ドリルクラッシャーにバラボトルを装填。
「Ready go!」
「ボルテックブレイク!」
ホークガトリンガーとの2丁拳銃で連射を浴びせるも、簡単に突っ切られ
「クラックアップフィニッシュ!」
逆に必殺技を受ける格好に。戦力として持ってきたボトルも散乱してしまいました。
「スパークリングはもう通用しない。何をしても無駄だ。お前は・・・葛城に勝てない。」
すっかり万策尽きたビルドですが、リング際まで出てきた龍我の顔を見て思い出すのは、以前自分が葛城だと知った時のこと。
「はあ・・・最悪だ。こんな時に思い出しちまうなんて・・・。」
「誰かの力になりたくて、戦ってきたんだろ!誰かを守るために、立ち上がってきたんだろ!?それができるのは、葛城巧でも佐藤太郎でもねえ。桐生戦兎だけだろうが!」
「筋肉バカに言われたあの言葉が、今の俺を創った。あいつだけじゃない。みんなの思いを受けて、俺は桐生戦兎として、正義のためにライダーシステムを使ってきたんだ!俺は俺のやり方で、葛城巧を超えてみせる!」
 改めて桐生戦兎として立ち上がり、手にしたのはハザードトリガー。
「マックスハザードオン!」
「そう言って、なおも葛城の道具に頼るのか。」
さらに、ケースから取り出した新ボトル。
「それは・・・?」
振ってみると、何だかぴょんぴょんした音が。
「ラビット!」
口金を捻ると、ウサギのマークが出現。

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Posted by jerid_and_me at 22:05Comments(3) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2018年03月12日

今週の仮面ライダービルド「第26話 裏切りのデスマッチ」

 ついに西都へとパンドラボックスが渡ってしまったという状況。
「強大なエネルギーを秘めたパンドラボックスを巡って、東都、北都、西都で戦争が勃発した。東都の仮面ライダービルドの桐生戦兎は、西都の仮面ライダーローグと激突するが・・・ああマズい!オーバーフロー状態だ!あっ、パンドラボックスが!・・・あ〜逃げられちゃったよ。え?何で美空に襲いかかってるんだよ俺!?もうどうなっちゃうの第26話!」
 急に初期のようなテンション。シリアスな状況のはずが・・・。
ビルドに捕まえられて為す術のない美空のバングルが輝くと、ビルドの右目のタンク目がラビット目に変化して両目がラビットに。
 すると、アラームの中で意識を失っていた戦兎が意識を取り戻し、同時にアラームが解除。
我に返り、美空を締め上げている状況に気づくと
「美空!?」
美空を離し、変身解除。
「今のは・・・?」
「何で、勝手に変身解除に?」
傍目にはどう考えても止めようのなかった状況だけに、訳が分からないと言った様子です。
「美空!ごめん・・・大丈夫か!?美空!」
「大丈夫・・・。」
「お前、何したか分かってんのか!」
美空を手に掛けようとした戦兎に激昂する龍我ですが、
「落ち着け!そんな事より、誰が西都にこの場所をチクったのか・・・。パンドラボックスが本当はここにあったって事は俺達しか知らねえ。こん中に・・・裏切り者がいる。」
ごくごく近いところに内通者がいなければ、この奇襲は成立せず、赤羽が犠牲になることもなかった。一海は冷静に見えますが、相当腸が煮え返っているでしょうね。

 泰山と御堂の二者会談で、勝ち誇る御堂。
「ハハハ・・・!ついにパンドラボックスが西都の物に。早くここに眠るエネルギーが見たい・・・!東都のボトルさえ揃えば、ついにその夢が叶う。」
「ボトルを渡すつもりはない!」
最後の踏ん張りを見せる泰山ですが、
「我々が総攻撃を仕掛ければ、東都は火の海となる。それを回避したければ・・・私の提案をご検討頂きたい。」
圧倒的な総戦力の差を根拠に、何やら新たに提案を持ちかけました。

 ナシタでは、一海の内通者発言にどこか険悪な空気。
と言っても龍我が野良犬のように一海を威嚇し続けているだけなのですが・・・。
「ねえ・・・ねえ!本当に、この中に西都のスパイがいると思ってるの?」
「お前には関係ねえ。黙ってろ!」
「何みーたんに当たってんだ。バカ。」
「バカって言うなよ!せめて『筋肉』付けろよ!」
「筋肉ねえだろ、お前。」
「着痩せするタイプなんだよ。」
「お前、何食ってんの?」
龍我と一海がバカやっている傍ら、戦兎の頭にあるのは制御を失ったビルドが美空のバングルの光で制御を取り戻した事。
「おい、何ボーっとしてんだよ。お前もスパイの候補なんだぞ?」
なんてやっていると、泰山から通信が。

 官邸に呼び出された戦兎、龍我、それに一海。
「西都が、仮面ライダーによる代表戦を提案してきた。我々が負ければ、東都の領土とボトルを西都に引き渡す。だが勝てば、西都は東都侵略から手を引くだけでなく北都を元に戻すと言っている。」
「本当か?」
これは一海にとっても意義のある条件。
「ただし、今度は1対1の三本勝負を望んでいる。」
「って事は、戦兎と俺と・・・。」
「俺が出る。」
東都と西都の代表戦という形ですが、北都が絡むなら一海も動きます。
「この戦いに勝って、戦争を終わらせてほしい。頼む・・・。」
深々と頭を下げる泰山。平和主義者の泰山が2度までもあえて戦いを選んで、しかも一市民に戦わせると言うのは辛いものがあるのでしょう。

 ナシタに戻ると、端末に向かっている戦兎に
「なあ、西都のスパイ捜さなくていいのかよ?」
「ああ。その件は任せてくれ。それより今は強化アイテムの開発だ。ハザードトリガーは、オーバーフロー状態になればハザードレベルが急上昇する。けど、自我を失って暴走するのが欠点だ。そこでオーバーフロー状態でも自我を保てる装置を作る。」
 分かっていそうで分かっていないであろう龍我のリアクション。
美空は、
「そんなの、どうやって作るの?」
言いたいことは分かるけれど方法の見当がつかないという様子。
「あの時、何故か意識が戻った。つまり、バングルの力を使えばそれが可能って訳だ。」
「ん?」
「これからビルドの映像を流すから、お願いバングルさん、イケメン天才物理学者のためにハザードトリガーの特性を活かしたボトルを作って、って念じてみて。」
「何で私がそんな事・・・。」
「言ってくれたでしょ?私でも(ハァハァ)力になれる事が(ハァハァ)あるなら〜、って。」
腹の立つモノマネ。この辺りも初期のノリを感じます。
「ホラホラホラ、そういう訳で・・・よろしく。」
「言ってないからね?もう〜!」
美空を久々に装置へと押し込める戦兎。
 美空は渋々ながらもゴーグルを装着し、
「はい。」
「行くよ?」
ゴーグル内でビルドのVR映像が再生されます。
 突然の総集編。
「やっぱ俺ってイケメンだな。」
「そんな事より、こんな映像どこにあったんだよ?」
「それは・・・。お、やっぱライダーキックは破壊力あるな。」
「ごまかしたよ・・・。」
久々に見た数式に関数曲線キック。映像の出処に関してはメタな話になるので・・・。
「なあ。ビルドってベストマッチのボトルで変身するしてるけど、そもそもベストマッチって何なんだよ?生き物と機械の組み合わせがマジ最強って事?」
「有機物と無機物って言ってくれる?2つの成分を組み合わせていい感じにしてるのがベストマッチなの。」
「何だよ?いい感じって。」
「そこはスルーしなさいよ。ウサギと戦車とか、ゴリラとダイヤモンドとか。何でこれが相性いいのか未だに解明できてないんだから。」
実際問題、ボトル周りって分からない事だらけですよね・・・。
パネルに集めると凄い事が起こる、ってのもパンドラボックスが開くらしいぐらいにみんな思ってますけども実際の所どうなのか。
「解明できてねえのかよ!まあ、俺の天才的な第六感!を使えば一発でベストマッチが分かるけどな。」
「・・・。」
「そこはスルーするなよ!」
映像にはクローズも収録されていますが
「お、クローズ!マジ最強!」
「はい早送り。」
「あ?え!?何でだよ!」
そういえば素クローズもスクラッシュの開発以降見られませんよね・・・デザインは今見てもカッコいいです。
「でも、俺のクローズってドラゴン1本だろ?なのに、何であんな強えんだよ?」
これについては龍我とドラゴンボトルの相性とか、ハザードボトル爆上げ体質について言及されていましたが
「天才物理学者の俺が、ドラゴンの成分を2本分にする画期的なアイテムを発明したからだよ。」
開発者にしてみればクローズドラゴンは1本分を増幅する装置というコンセプトだったようです。
「あ・・・じゃあ有機物?と有機物の組み合わせもできるって事?」
「それは・・・。」
答えに詰まった戦兎は
「スパークリング弾けてるな。」
「またごまかしたよ・・・。ホント都合が悪くなると」
なんてワイワイ実況していると、装置の中でキレる美空。
「うるさーい!集中できないし・・・刻むよ!」
扉越しでも伝わる圧力。
「サーセン・・・。」
気を取り直して映像に集中する美空。すると脳裏にひとつの仮説が。
「基本フォームがラビットタンク・・・。パンドラボックスの残留物質を利用したスパークリングも同じ。それに・・・。」
ハザードも基本はラビットタンク。
「ラビットタンクに何か意味があるのかな・・・?」
同時に、ビルドに襲われた際、無意識にビルドの両目をラビットにした事も脳裏に。
この結果生み出されるのは・・・?

 ナシタに向かっているらしい紗羽。そこに何者かからの連絡が。
「はい・・・。」
何やら、重い表情で、どこか躊躇った様子で電話を取ります。少なくとも戦兎たちからではなさそうですが・・・?

 その頃、ナシタでは久しぶりの新ボトル完成。相変わらずの爆音。
「出来た!」
「急げ!」
戦兎はあらぬ所を指さして龍我の注意を引き、先にボトルに到達。
「あっ!」
「・・・おい!」
「最高だ・・・!」
久々の寝癖。しかしよく見ると、
「・・・ん?ラビットボトル?」
ずいぶん色白なラビットボトルが出来上がっていました。
「でも色が違うな。何で?」
「知らないし。眠いし。ちゃんと念じたし。お願いバングルさん、イケメンぶってる自称天才物理学者のためにハザード・・・なんちゃらをなんちゃらしてって。」
「念じ方が雑だろ。」
と言っても、ものは出来ているので逆らえません。
「ラビット・・・ラビット・・・同じ成分を組み合わせた事ってなかったな。」
思い立ったら即実行、ドライバーに今まであったラビットボトルと、新作の白いラビットボトルを装填。
「ラビット!」
「ラビット!」
「光った!」
どうやらドライバーでも認識できている様子。となれば、ハザードトリガーも装着。
「ハザードオン!」
「ドンテンカン!ドンテンカン!ドンテンカン!」
これも認識。あとはハンドルを回すと・・・。
「ガタガタゴットン!ズッタンズタン!」
「Are you ready?」
いけるか、と思ったところで白いラビットボトルが破裂。
「ダメか・・・。」
「いや・・・同じ成分だから強い干渉が起こって、全ての成分がひとつの状態へと凝縮した・・・。それで全体が集中した状態を・・・」
失敗かに見えましたが、これで完全にスイッチが入った戦兎。龍我はもう全くついて行けません。
「さっぱり分からねえ。」
「ラビットラビットの力に耐えられる装置さえ開発すれば・・・行けるかもしれない。」
早速開発にかかります。すると、そこで現れた紗羽。
「おお、紗羽さん。どうしたんだよ?」
「あっ・・・新アイテムの開発を手伝いに。」
どこかぎこちない様子。まさか紗羽が?
「あれ、うるせえのは?」
「あっ、カズミンならスカイロードに言ってくるって。」
「スカイロード?」
結局、当の赤羽まで消滅してしまいましたが、どうやら遺骨代わりのドッグタグを埋葬しに行ったようです。

 スカイロードにドッグタグを埋めに来た一海。
そこら辺の木の枝を縄で結んで十字架をつくり、そこに赤、青、黄の端切れを括り付けただけの粗末なものですが意図は伝わります。
「バカ野郎・・・みんな居なくなっちまいやがって。」
バカだけど気のいい奴らでしたが、ついに3人ともドッグタグだけ残していなくなってしまいました。
 一海がその片方を十字架の根元に埋めていると、そこに現れた龍我。
「なに勝手に墓作ってんだよ?」
「こんぐらい許してくれんだろ。」
「それは?」
「あいつらの名前が入ったドッグタグだ。1枚ずつ、遺骨の代わりにな。」
「・・・跡形もなく消えちまうってのは、ずるいよな。いなくなった実感がわかねえって言うか・・・。」
そう言えば龍我の恋人であった香澄もネビュラガスを吸わされスマッシュになった挙げ句消滅していました。
そういう意味では重なる所があり、静かに手を合わせるという一面も。
 黙祷を終えると、本題。
「さあ、実験を始めようか。」
「あん?」
「俺達は戦えば戦うほど強くなるんだ。だったら、代表戦までお互いのハザードレベルをガンガン上げてやろうじゃねえか。」
というサイヤ人のようなセリフ。
「面白えじゃねえか。後で吠え面かくなよ。」
「それはこっちのセリフだ。」
生身でやるつもりだったのか、ドラゴンボトルを振ってみると何か変な音がします。
 そこで強引に蓋を外してみると・・・というか外していいものだったのか。
中から出てきたのは何やら電子部品。
「何だこれ?」
それを見た一海は
「盗聴器・・・!」
どうやら、パンドラボックスの保管場所が漏れていたのはこれのせい。

 その頃、戦兎のアイテム開発の手伝いをする紗羽。
半田ゴテを持つ手つきがやけに手慣れています。
「紗羽さん、器用だね。」
「こういうの得意なの。」
「紗羽さんのお父さんも研究員だったんでしょ?」
とは以前聞いた、難波重工の調査をする動機。
「まあ・・・。」
しかし、
「実は・・・研究所のガス爆破事件について調べてみたんだ。被害者に『滝川』って名前はなかった。」
「それは・・・アレだよ。滝川は母親の姓だから、父が亡くなって、母方の姓にしたの。」
「そっか・・・。」
何とも苦しい言い訳。恐らくこの時点で察しがついています。
「代表戦は必ず勝つ。大勢の明日を作ってあげられるよう、この戦争を終わらせるんだ。」
もし紗羽が難波の手の者なら、戦争の終結など望まないはずですが・・・?

 そうして迎えた一週間後、代表戦の当日。
対戦のカードは、1回戦がグリス一海とエンジンブロス雷。2回戦がクローズチャージ龍我とリモコンブロス風。そして3回戦がビルド戦兎とローグ幻徳。
 対戦会場も北都戦のような高所の謎の狭いリングではなく、今回は体育館風の施設。
「これより、東都と西都の代表戦を行う。」
「頼んだぞ・・・。」
決戦の場が西都と言うのはやや不安ですが、泰山もモニターの前で固唾をのんで見守っています。
「これでボトルが手に入る。パンドラボックスのエネルギーを手に入れて、この国のリーダーになるのは私だ!」
既に勝った気でいる御堂。その背後には難波も直々に観覧に来ています。

 ナシタ地下では、何やら興奮した様子の戦兎。
「できた・・・!ハザードの力を最大限に活かしたボトルと武器・・・!」
実験装置の透明なパイプの中に鎮座しているのは、ボトルを上下にくっつけたような細長いアイテム。さらに、いかにも強そうな武器まで新作しています。
「凄いでしょ!?最高でしょ!?天才でしょ!」
このテンションも久々に見ましたね・・・。
「最悪だ・・・早く会場に行かないと!」
時間も忘れて開発に没頭していたため、既に初戦が始まる頃。
慌てて準備する戦兎ですが、出来上がったボトルを見る紗羽の目が怪しい。

 そう言っている間にも始まる代表戦。
「第1戦、仮面ライダーグリス対エンジンブロス!両者、構えて!」
「ロボットゼリー!」
「ギアエンジン!」
「変身。」
「潤動。」
「潰れる!流れる!溢れ出る!」
「ロボット・イン・グリス!」
「ブルアァ!」
「ファンキー!」
「エンジン・ランニングギア」
「始め!」
変身した両者は激突。
「心火を燃やして、ぶっ潰す!」
まずは互角の戦い。
 戦いの行方も気になりますが、第3戦の戦兎がまだ来ていないのも気になるところ。
「戦兎、まだかよ?」
「もう向かってると思うけど・・・。」
互角に思われたグリスは次第に劣勢に追い込まれていきます。
「勝利以外は許されない・・・!俺達は・・・兵器として生きることで存在を証明してきた。相手を倒す事が、生き残る唯一の術だった。難波会長に身命を賭す。それこそが・・・生きる証!」
 幼い頃に難波に引き取られ、その後はずっと同じ難波チルドレンと優劣を競い合ってきた様子。
その中にはおそらく脱落者もいて、彼らがどうなったのかは・・・お察しというものでしょう。
そんな中で生き残ってきた覚悟が強さなんでしょう。
「全ては難波重工のために!」
という回想シーンの中に・・・あれ、紗羽が?
 その紗羽はこっそりと戦兎の新装備のデータをコピー。
やはり、裏切り者は紗羽だったようです。
 なおもグリスを圧倒するエンジンブロス。
「俺達は常に独りで戦い続けて来たんだ!その覚悟が、お前に分かるか!?」
「ライフルモード!」
「ギアエンジン!」
「ファンキーショット!」
ついには必殺技を受け、倒れ込むグリス。
これは為す術もなく初戦敗北となるか・・・という所。

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Posted by jerid_and_me at 22:04Comments(3) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2018年03月05日

今週の仮面ライダービルド「第25話 アイドル覚醒」

 もうビルドも折り返し地点なんだな・・・という数字。
「強大なエネルギーを秘めたパンドラボックスを巡って、東都、北都、西都で戦争が勃発した。仮面ライダービルドの桐生戦兎は、東都を守るために仮面ライダーローグ率いる西都の侵攻を防ごうとするが劣勢を強いられる。そんな中、いつもと雰囲気の違う美空が戦兎たちの前に現れて・・・。」
 今回も相方は龍我。
「なあ、美空ってスカイウォールまで裸足で来たの?」
「それが?」
「足の裏痛くなかったのかなあ。ガラスの破片とか。」
「気になるとこそこ!?目が緑色に光ったんだよ!?もう、第25話しっかり見て!」
確かにいずれも気になる所ではありますが。

 ライダー3人が全員やられたところで現れた美空。
腕輪をつけた手をローグらにかざすと、謎の圧力が発せられているようです。
 これを受けたローグとブロスは、身動きが取れないばかりか次第に空中に浮かされてしまう始末。
さらに、美空の眼光でスカイウォールに大穴が開き、その向こうへとローグらを飛ばしてしまいました。
その後、何事も無かったかのように閉じるスカイウォール。
 突然の超常現象に、全員が全員、呆気にとられています。
「スカイウォールが・・・。」
「何だよ?今の・・・。」
「みーたん半端ねえ。」
その場を収め、
「エボルト・・・。」
と一言だけ呟くと、意識を失ってその場に倒れる美空。
「美空!?美空!おい!」

 その夜、未だ目を覚まさない美空を前に、話題はその腕輪・・・バングルに。
「このバングルって、美空がパンドラボックスの部屋で倒れた時、着いたもんなんだろ?」
「ああ。本人は覚えてないらしいけどな。」
「って事は・・・パンドラの力と何か関係があるのか?」
「さあな・・・。」
いくら自称天才物理学者をもってしても、相手がまるっきり超常現象では手が出ないというもの。
「・・・聞いてみるしかないか。」
戦兎がコンタクトを決意するのは・・・?

 その頃、西都首脳部でも美空の話題でもちきり。
「謎の女がスカイウォールを自在に操って、パンドラボックス奪還を阻止したそうですね!?大丈夫なんですか・・・?」
 不安がる御堂ですが、難波はこれを制し
「私を信用できないのか?」
「いえ、そういう訳では・・・。」
「東都に潜り込ませた、子供からの情報が入り次第すぐに取り返す。余計な口出しは無用だ。」
どうやら、西都はもはや完全に難波重工の傀儡に成り下がっているようです。

 戦兎が海岸に呼び出したのは、やはり惣一。
「珍しいな、お前から連絡してくるなんて。」
本来なら顔を合わせたくない相手ですが、美空を知るのは父親である惣一のみ。
「・・・美空の事だ。」
「聞いたよ。スカイウォールに穴開けたんだって?」
「あのバングルは一体・・・?」
すると、意外にも素直に答えます。
「美空のバングルは火星から持ち帰ったものだ。それが、あいつの腕に巻きついて取れなくなった。」
さらに戦兎は質問を続けますが、
「『エボルト』って知ってるか?」
「知らねえなあ。けど、まさか美空がねえ。とんでもねえジョーカーが潜んでたもんだ。」
唯一のキーワードは知らないという。本当に知らないのかどうか・・・。
「美空に手出したら承知しねえぞ。」
「大事な娘にそんな事するかよ!」
「気遣う素振りもないくせに、よく言うよ。」
言われてみれば、大変なことになっているのに連れて行こうとも気遣いもしていない辺り、本当に娘なのかと心配になります。
「フッ・・・。どちらにせよ、スカイウォールに穴を開けるような相手とやり合うつもりはない。今は、パンドラボックスを奪うことに専念するよ。」
「そんな事させるか。」
「どうかな・・・東都の情報は筒抜けだぞ?ヒントをやるよ。難波チルドレンって知ってるか?」
どちらかが劣勢となると、大抵戦いを長引かせるためにヒントを与えてきます。
「難波チルドレン・・・?」
「難波十三郎は、施設の子供たちを洗脳して科学者、軍人、スパイになるための専門的な訓練を積ませた。リモコンエンジンの鷲尾兄弟も、お前がよく知る内海も。難波チルドレンの一員として、難波に絶対の忠誠を誓っている。」
思った以上にヤバいことやってました難波。
「その中に、東都の情報を流しているスパイがいるのか?」
「あとは、自分で調べろ。チャオ!」
美空については結局進展はなかったものの、現状の西都のやりたい放題に対しては糸口が見つかりました。

 この事をナシタに持ち帰り、
「西都のスパイ!?」
「東都政府の情報を流してる人間を探し出す。」
と、次の作戦の方向性が決まったところで目を覚ましたらしい美空が店に出てきました。
「みーたん・・・。」
「大丈夫なのか?」
「うん。心配かけてごめん。」
「美空ちゃん、全然覚えてないんだって・・・。」
やはりと言うか、人格が変わってしまっていたようで等の美空にはその記憶はなし。
「あんなすげえ力出しておいて!?」
「ねえ。私のこと・・・調べてくれないかな?」
今回の件には、流石に美空も自分のことが分からないことに不安を感じているようです。

 都合、今回は龍我が東都政府に作戦を伝達。
「パンドラボックスは東都機械工場に隠す事にした。4階の保管庫なら安全だ。」
常にメモを見て言っている辺り、記憶力の悪さが既に出ている・・・。
「分かった。首相に確認して直ちに搬送する。」
泰山の副官がすぐに手配にかかろうとしますが、
「俺達が運ぶ。大勢が動けば、それだけ情報が動く可能性があるからな。」
と、ライダーによる極秘の運搬を提案。

 難波は、鷲尾兄弟の鍛錬を見ながら
「我が難波重工の素晴らしい兵器と、パンドラボックスの力があれば世界大戦を制し、軍事産業のトップに君臨できる!」
とその野望を口にします。明確な世界征服を企んでいるとは大きく出たもので。
 そこへ、控えた内海に連絡が。
「何だ?・・・分かった。パンドラボックスの保管場所を特定しました。」
戦兎らの作戦むなしく、早速件のスパイから連絡が入ったようです。
「お前達の出番だ!任せたぞ。」
「「全ては難波重工のために!」」
軍人以上の忠誠心。恐ろしい相手です。
「お前にもやってもらう事がある。」
内海は元徳を「お前」呼ばわり。ひどい下克上。

 美空に奇妙なゴーグルをつけ、バングルにも何か配線を繋いで調べる戦兎。
「美空が念じる思いと、バングルの力がシンクロして未知なるパワーを生み出したとするなら・・・バングルに人工知能のような意志が存在している可能性がある。」
「そこで、美空の思考と連動させてみたらこんな映像が出てきた。」
どういう仕組なのか、バングルの中から映像を吸い出しました。
画面に映っているのは、山が噴火し、天地がひっくり返ったように舞い上がる瓦礫。まさしく文明崩壊の瞬間と言った映像です。
「これは恐らく、大昔に火星が滅びた時のイメージだ。」
それを見た美空から、さらなる情報が出てきました。
「これ、ボトル浄化するときに見るやつ・・・。意識を集中させると頭に浮かんできて、こんな風になりたくないって祈ると浄化できたの。」
という意味深なもの。
「一瞬で壊滅させたこの力は・・・パンドラボックスのエネルギーなのかもしれない。」
「どういう事?」
「バングルに意志が存在するなら、この国を火星の二の舞にしないために、美空の体を介してパンドラボックスを明けさせないようにしてるんじゃないかな?」
しかしボトルの浄化はバングルの力であって、ボトルを揃えることでパンドラボックスが開くものだと思っていましたが・・・?
「じゃあ、傷を治したり、スカイウォールに穴を開けたりしたのも?」
黙って頷く戦兎。
「私がそんな力を・・・。そっか・・・じゃあ、これでみんなと一緒に戦えるんだ。」
虚勢を張ってみせる美空ですが、その実はと言うと
「怖いよ・・・自分がどうにかなっちゃいそうで。」
当初思っていた以上に重大な力を否応なく背負わされ、しかも自分の意志とは無関係に行使されるという。これに大きな不安を感じています。
 戦兎はこの震える手をグッと握ると、その目を見据えて
「お前は俺が守る。前に言ったろ。俺が戦うのは、お前やこの街を守るためだって。」
やだ、カッコいい・・・。
「戦争は俺達が何とかする。だから心配すんな。」
「戦兎・・・。」
いい雰囲気のところで、龍我から西都が動き出したとの連絡が入りました。
「戦兎、俺だ!西都の奴らが東都機械工場に向かった!」

 この連絡は別に待機していた北都勢にも伝わり、行動を開始する一海。
「じゃあ、行ってくるわ。」
すると、これを呼び止める赤羽。
「カシラ。」
「あん?」
「青羽と黄羽のドッグタグ、1枚ずつスカイウォールに埋めませんか?遺骨の代わりに。」
という提案。
「そりゃいいな。じゃあ・・・明日埋めに行くか。」
言われてみればまともに弔えていなかった事もあり、一海は快諾。
「はい。」
「何かあったら連絡しろよ。」
「気をつけて!」
「おう。」
赤羽を残して出ていく一海・・・何かフラグ感があります。

 東都機械工場では、警備を蹴散らして侵入するブロス。
シャッターをこじ開け、目的地に到着しましたがそこはもぬけの殻でした。
「パンドラボックスはどこだ・・・?」
あたりを見回していると、姿を表したビルドとクローズチャージ。
「残念ながら、ここにはない。お引き取り願おうか。」
「我々を騙したって訳ですか・・・。」
「ふざけた真似しやがって!」
戦闘開始。ビルドは弟・雷の変身するエンジンブロス、クローズチャージが兄・風の変身するリモコンブロスを担当。
「痛っ・・・俺は一度負けた相手は研究するタチでね。」
ビルドは、やはりお得意の多彩なボトルの組み合わせを活かし、相手の弱点を突く戦法。
「クジラ!」
「消防車!」
「Are you ready?」
「ビルドアップ!」
「勝利の法則は決まった!」
いずれも水を放出する能力。それぞれの側から高圧の水を浴びせることにより、歯車が浸水したのか潤滑が切れたのか、動作が急に渋くなりました。
「ローズ!」
「消防車!」
「Are you ready?」
「ビルドアップ!」
さらに遠距離から動きを封じる組み合わせで追撃しようとしますが、ここでグリスが乱入。
「よう、遅くなったな。トドメを刺すのはこの俺だ!」
黄羽の仇とばかりに前に出るグリス。
「ええっ?おいちょっと待てよ!」
一方のクローズチャージはと言うと、1人でリモコンブロスを相手にする形となりましたが
「格好つけやがって・・・。こっちも負けてらんねえ!」
とにかく負けん気で押します。
「そんな単調な攻撃で、私に勝てるわけが・・・。」
なんて言っているそばから、次第にリモコンブロスを凌駕していきます。
「あり得ない・・・!ハザードレベルが急激に上がっていく?」
「どうした!?行くぞ!」
流石は惣一が目をつけただけあります。
 グリスは不調のエンジンブロスに対し、畳み掛けるように必殺技を発動。
「スクラップフィニッシュ!」
流石にこれは防がれません。
 クローズチャージも必殺技へ。
「Ready go!」
ツインブレイカーにはクローズドラゴンを装填し、さらに久々の登場となるビートクローザーにはキーボトルを装填。
「スペシャルチューン!」
「ヒッパレー!ヒッパレー!ヒッパレー!」
「メガスラッシュ!」
「レッツブレイク!」
ツインブレイカー最大火力とビートクローザー最大火力の合体必殺技。これには流石のリモコンブロスも為す術無く倒れ、兄弟仲良く撤退するハメに。
「この借りは、必ず返しますよ・・・!」
撃退に成功したのか?と思われましたが、ローグは何故か現れません。

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Posted by jerid_and_me at 22:21Comments(4) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド