2018年05月28日

今週の仮面ライダービルド「第37話 究極のフェーズ」

 ずっとエボルトのターン状態の37話。
「強大なエネルギーを秘めたパンドラボックスが、地球外生命体エボルトの手によってついに開かれてしまった。仮面ライダービルドの桐生戦兎は、エボルトと戦って、肉体を乗っ取られた万丈を助け出そうとするが、今度は戦兎自身が乗っ取られてしまう。」
 という具合に、乗っ取られたはずの戦兎が普通にあらすじ紹介をしているので、龍我も訝しんで
「お前・・・本当に戦兎か?それともエボルトか?」
「戦兎に決まってるでしょうが。」
「だったら俺にコーヒー淹れてみろよ!」
「ほらよ。」
「マズッ!お前エボルトじゃねえか!」
ここでコーヒーの味の伏線を使ってくるのか・・・。
「バレちまったらしょうがない!第37話、どうぞ〜。」
普通にあらすじ紹介に混ざる地球外生命体。毎度この数十秒だけ異次元のユルさです。

 ハザードレベルを急上昇させて自爆しようとした戦兎の肉体をすんでの所で乗っ取ってしまったエボルト。
「エボリューション!」
「Are you ready?」
「変身。」
「エボルラビット!」
「フッハッハッハッハッハ!」
「フェーズ3、完了。」
「今度は戦兎が・・・!」
早速、エボルトリガーを起動しようとしますが、まだ朽ちたままで起動もしません。
「やっぱりダメか。人間の体を中途半端に乗っ取ったせいで、パンドラボックスの力が操れない。」
前回はやはり戦兎の予想外の決死作戦が想定外のものであり、緊急措置としての融合だったようです。
「フ・・・やってくれたなぁ!!」
出し抜かれたことに、珍しく怒りを顕にします。
「何ウダウダ言ってんだ。さっさと戦兎を返せ!」
復帰早々、変身して戦兎を取り戻そうとしますが
「ボトルバーン!」
「クローズマグマ!」
「Are you ready?」
「変身!」
ここまでは来るものの変身できず。しばし沈黙。
「・・・ん?」
「残念だな。お前はもう変身できない。」
「何だと・・・?」
その後も何度もトライしますが、
「何でだよ・・・何で変身できねえんだよ!?」
一向に変身はできないまま。エボルが言うには、
「お前の中に、もう俺の遺伝子がないからだ。」
「ええっ・・・?」
「お前に入り込んでいた遺伝子は、俺が吸収した。つまり、お前はただの人間に成り下がったんだよ。良かったなあ、願いが叶って。」
という、何たる皮肉。
 すると、単身エボルに向かっていくグリス。
「だったら・・・俺が戦兎を取り返す!」
が、ビックリするぐらい攻撃が効きません。融合が不完全とはいえ、さすがはハザードレベル6超。
「さらに強くなってやがる・・・。」
「今、無性に腹が立ってるんでね。遊びは終わりだ!」
グリスを上空高く投げ上げてからの必殺技を叩き込み、変身解除に追い込みます。
「Ready go!」
「エボルテックフィニッシュ!」
「チャオ!」
ドライバーからめっちゃゼリー漏れてる・・・これ大丈夫なんでしょうか。
あまりの圧倒的さに言葉を失う龍我。
「マジか・・・。」
「今日のところは、パンドラボックスを回収して引き上げるとしよう。ナシタにあるんだろう?」
「行かせるか!」
生身で向かっていく龍我ですが・・・。

 エボルトの到来を察知し、表に出るベルナージュ。
紗羽はちょうど来た所だったためビックリ。
「わっ!いきなりベルナージュ・・・。」
「エボルトが来る。この箱を奪いに。」
「えっ!?マズいじゃん!どうしよう・・・。」
すると、ベルナージュはパンドラボックスに手をかざし、同時に地鳴りが発生。
「ねえ、逃げましょう!ベルさん!」
地震かと思い、避難しようとする紗羽。

 生身でエボルに向かっていった龍我ですが、当然ながら相手になりません。
「チャオ。」
結局、何の手立てもないままエボルトをナシタに向かわせてしまいました・・・が、店まで瞬間移動してみると、店が物理的に消えています。
これには流石のエボルトもビックリ。
「ああっ・・・!ベルナージュか。ええい・・・!」
立て続けに計画を狂わされ、明らかにイライラしています。

 消えたナシタがどうなったかと言うと、何ということでしょう。
人気のない海べりにあった別の建物の1階および地下1階に滑り込むような形で収まっています。元あった部分は一体どこへ。
 緊急措置として物理的に強引に動かしているため、家具が倒壊したり壁にヒビが入ったりとかなり無理をしたのが見て取れます。劇的ビフォーアフターにも程がある・・・。
 窓の外を見て、ドアを開けて外に出て、ビックリが止まらない紗羽。
「ここ、どこ・・・?」
まずは龍我らに引っ越しの案内を出すのが大変そうです。

 パンドラタワーに戻ったエボル。二重に失敗が続いた後なのでちょっとばつが悪そう。
「お前が地球を滅ぼした地球外生命体だという話は聞いた。どうだ、そろそろ腹を割って話をしないか?」
「俺の望みは、自分の力を取り戻す事。」
「パンドラボックスを操る力か?」
「ああ・・・。だが、ビルドのシステムを奪って完全体になるはずが、戦兎に邪魔されてできなくなった。残すはこいつに、ハザードレベル6以上の力を集めるしか方法はない。まあ、それも難しいんだろうな。」
「なら、どうする?」
「気長にやるさ。俺はこの10年で地球がたまらなく好きになってね。人間って言うのは本当に面白い生き物だ。もっとじっくりこの目で観察していたい。あんたとも仲良くやっていくつもりだ。」
 どこまで本気なのか分かりませんが・・・。
「だったら一刻も早く、パンドラボックスを取り戻せ。」
「は〜い。」
素直に指示を受けるエボル。

 今ではすっかり放棄されたファウストのアジトで、泰山の遺言を思い出す幻徳。
「罪を償って、この国をもう一度立て直すんだ・・・。頼んだぞ・・・バカ息子。」
すると、そこへ一海と龍我が。どうやら待ち合わせだったようです。
「悪いな、遅れて。こいつが道を間違ってな」
「お前だろ。」
「あ?」
「・・・何の用だ?」
「変身できなくなった。俺をまたライダーにしてくれ。」
旧アジトに来たのは、再度人体実験を受けるため。しかし、
「俺の力じゃ無理だ。」
「何でだよ?」
「科学のことはさっぱり分からない。」
「あんた・・・研究所の所長だったんだろ?」
一瞬、答えに窮しますが
「それは・・・親父のコネだ。」
「言い切っちゃったよ。」
どこまで本気なのか、それとも人体実験という自分の暗部を再現したくないための方便なのかは分かりませんが。
「ライダーシステムの適合手術は、ネビュラガスの投与の他にエボルトが遺伝子操作を行っていた。おそらく、変身できない原因はそれだろう。」
なるほど、その時スタークがいた陣営で仮面ライダーが登場していたのはそういう事でしたか。
エボルトに近い遺伝子を再現することが変身の条件であり、生まれながらに持っていた龍我だけがガスの投与のみで変身できたという事でしょうか。
「マジか・・・。」
「何だよ、また振り出しか。」
諦めるしか無い、と思ったら
「俺がライダーになれねえんなら、カズミンをサポートできるのはあんたしか居ねえ。」
幻徳に向かって頭を下げ、
「俺達と一緒に戦ってくれ。」
と協力を依頼。
「・・・俺はお前の女を死なせたんだぞ?」
一海にとっても龍我にとっても、幻徳は大切な人間の仇であり、特に香澄の件は幻徳自身にとっても狂った自分の汚点。
「そんな事は分かってる。けど・・・だからこそ、これ以上大切な人を失いたくねえんだよ・・・。」
「俺にはできない。ライダーシステムを使って戦うには、特定の閾値を超える強い思いが必要だ。俺にとってそれは、親父に国を託す事だった。親父を亡くした今、戦う理由が見つからない・・・。」
 龍我らは過去を受け入れて先へ進もうとしていますが、幻徳はそのモチベーションが見いだせずにいます。
そんな時、龍我の携帯に戦兎からの着信が。
「戦兎の携帯・・・誰だ?」
「俺だよ。俺。」
当然エボルト。
「ったく・・・どこに隠れてる?」
「何の用だ?」
「パンドラボックスだよ。1時間以内に持ってこい。」
相変わらずの無茶振り。
「行くわけねえだろ。」
即答するも、そこはやはりエボルト。
「戦兎に会えなくなってもいいのか?戦兎の人格なんていつでも消せるんだ。主導権は俺が握ってるってことを忘れるな。チャオ。」
結局、人質を取られている以上逆らえないのが現実。
 電話を切ったエボルトは、
「戦兎、聞いてたか?お前のせいで、俺の計画は台無しになった!!お前の大事なものを全て壊してやるよ。まずは大切な仲間から始末してやる。」
と、いつにないキレ様とゲス顔。今回の計画変更にはよほど煮え湯を飲まされたものと見えます。

 アジトでは、居ても立ってもいられず飛び出そうとする一海。
「どうするつもりだよ!?」
「俺が何とかする。」
「でも・・・!」
「あいつは、いつも他人のために戦ってきた。自分の犠牲を顧みずに・・・。俺たちがやらねえ訳には行かねえだろ。」
一海もまた、戦兎の姿勢に感化されています。
「ラブ&ピース・・・フッ、初めて聞いたときはよく分かんなかったけどよ。つまるところ、俺もお前もそのために戦ってきたんだよな。」
そして最後に、
「おいヒゲ!国を束ねられるのはな、親父さんだけじゃねえはずだぞ。」
と言い残し、ナシタへ。
・・・よく考えたら、引っ越したの知らないんじゃあ。

 パンドラボックスを待つ戦兎(エボルト)。
その背後には、ずいぶん久しぶりの登場となるブロスが。
「はぁ・・・俺を見張るよう言われたか?」
黙って肯定されると
「フン、まあいい。しっかり仕事してくれよ?」
なんて言っていると、やがて龍我と一海が到着。龍我の手には大きな風呂敷包みが。
「見せろ!」
言われるままに中身を見せると、そこには確かに一面欠けたパンドラボックスとフルボトル。
「戦兎を開放しろ!」
という要求に対しては、
「そのつもりは、無い。」
毎度そうですが、今回もやはり約束なんてのは欲しいものを近づけるための手段に過ぎません。
「何だと・・・?」
「戦兎は俺を怒らせた。だから、奴の前でお前たちを消す!」
という私怨マシマシ。
「ふざけやがって・・・だったらこの手で戦兎を取り戻してやるよ!」
「変身!」
「ロボットゼリー!」
「潰れる!流れる!溢れ出る!」
「ロボット・イン・グリス!」
「ブルアァ!」
「変身できないライダーと、北斗の残党で何ができる?俺が出るまでもない、やれ。」
変身すらせず、ブロスをけしかけるという舐めプぶり。
しかし、実際のところ龍我がボトルを握って殴るという戦法は今となっては流石に通用しませんし、エボルト遺伝子が抜けた状態ではそもそも効果があるのかどうか。
 結局、グリス単体でブロスの相手をする格好に。
するとグリスは三羽カラスのボトルを手に、
「お前らも・・・ラブ&ピースのために戦ってくれるよな!?」
この熱い展開の最中に大あくびのエボルト。この余裕は腹が立つ・・・。
「シングル!」
「ツインブレイク!」
「ディスチャージボトル!」
「潰れな〜い!」
「ディスチャージクラッシュ!」
3本同時必殺技でブロスを圧倒。
「食らいやがれ!」
このまま一気に押し切ろうという所ですが、エボルトの念力で体勢を崩され、形勢逆転。
「何・・・?」
邪魔さえ入らなければ、ブロスなんてハザードレベルが上がらないんですから同時に相手できそうなものですが、ここって時に邪魔が入ると辛い。
 そのまま押し込まれ、
「雷!」
「これで・・・ジ・エンドだ。」
必殺技を受け、このまま敗れるか・・・という所で
「やべえ・・・!」
その間に割って入り、攻撃を跳ね返したのはローグ。
「ローグ・・・。」
「遅くなったな、ジャガイモ。」
ヒゲ呼ばわりに対してジャガイモ呼ばわり。
 遅れてきたローグはブロスに向かうと、これを完全に圧倒しています。
まあ難波重工についていた辺りからブロスより明らかに格上でしたからね・・・。
「クラックアップフィニッシュ!」
まずはエンジンブロスを戦闘不能に追い込むと、
「雷!」
「頼んだ!」
ギアエンジンをリモコンブロスに渡してヘルブロスへと再変身。
「潤動!」
「ギアエンジン!」
「ファンキー!」
「ファンキーマッチ!」
「フィーバー!」
ヘルブロスならどうかと思いましたが、これも圧倒。
「クラックアップフィニッシュ!」
こちらはキックで早々と撃破します。
 すると、いよいよ動くエボルト。
「東都、北都、西都の仮面ライダーが手を組んだか。いいだろう、俺が相手になってやる。」
「コブラ!」
「ライダーシステム!」
「エボリューション!」
「Are you ready?」
「変身。」
「エボルコブラ!」
「フッハッハッハッハッハ!」
ハザードレベルがさらに上がったエボル。
今の面子で果たして攻略できるのか・・・?

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Posted by jerid_and_me at 22:26Comments(5) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2018年05月22日

今週の仮面ライダービルド「第36話 エボルトは星を狩る」

日月でお出かけしたり、アマゾンズ劇場版も観たのでこっちも感想を書きたいのですがなかなか時間ががが。
「強大なエネルギーを秘めたパンドラボックスを巡って、国内で戦争が勃発した。仮面ライダービルドの桐生戦兎は、万丈と融合したエボルトの圧倒的な強さに敗北してしまう。そして、ついにエボルトの手によってパンドラボックスが開けられてしまった・・・。」
「仮面ライダービルド完!今週からカズミンとみーたんのラブストーリー『ドルヲタ、推しと付き合うってよ』が始まるってよ。」
「始まらない!何しれっとタイトルまで決めてんだよ。まだまだビルドが主役の36話、どうぞ!」
この時は主役があんな事になるなんて、誰も想像していないのでした・・・。

 ついにパンドラボックスのパネルとボトルが揃い、
「地球は終わりだ!」
勝ち誇るエボルトを誰も止められません。
 エボルトは今までにない光を放つパンドラボックスに腕を突っ込むと、中から何かを取り出しました。同時にパンドラボックスの発光が止まり、嵌っていたボトルの全てがその成分を失ってエンプティ状態に。
「それは・・・?」
「エボルトリガー。パンドラボックスの真の力だ。」
パンドラボックスの中身とは、開けたら天変地異が起こって世界を滅ぼすというものでも、開けた人間に力を授けるというものでもなく、あくまでエボルトの専用装備。これに踊らせれた各国首脳は本当に無様です。
 そして、そのエボルトリガーを起動しようとするエボルトと、どうにか止めようとする戦兎。
「やめろー!」
が、嵐に阻まれ届きもしません。
そのままスイッチは押されましたが、見るからに朽ちているのもあってか起動せず。
「まだか・・・。フハハ・・・そう簡単に終わらせはしない。」
すると、パンドラボックスが震えだすと同時に、いつの間にかそこには美空が。その目は緑。
「ベルナージュ・・・。」
すると、どこからこれほどの力が湧いているのか、エボルトを壁に釘付けにするほどの衝撃波を発し、パンドラボックス、戦兎とともに瞬間移動で離脱。
「いいだろう、せいぜい運命に抗うといい。」
やろうと思えばできるのでしょうが、今はあえて追撃しません。

 この局面となったことで、OPナレーションはまた変更。
「地球を滅ぼすほどのエネルギーが眠るパンドラボックスがついに開かれた!その力を操る地球外生命体・エボルトの前に、仮面ライダーが立ちはだかる!」
という、いかにも土俵際という内容。
 映像はまだ変わりませんね・・・惣一がブラッドスタークで、龍我はクローズチャージ。
・・・もしまた変わるなら、今度は幻徳もぴょんぴょんするんでしょうか?
いずれにせよ、やるとすれば最終フォーム登場後でしょうね。

 ボトルの成分も抜け、カラとなったパンドラボックスの前で戦兎らは
「結局、パンドラボックスのエネルギーとは何だったんだ・・・?パンドラタワーは何を意味する?」
 すると、まだベルナージュが表に出ており、説明するには
「破滅の塔・・・。我々の星は、あの塔ができて滅びた。塔の上空にできた奇妙な空間に、あらゆる物が吸い込まれた。」
まるでブラックホールか何かです。そんな事をするエボルトに対しても疑問は募るばかりで、
「なあ、そもそもエボルトって何者なんだ?」
「この星ではまだ確認されていない惑星の生命体だ。エボルトは、我々の星をたった一体で滅ぼした。最後に残った私は、捨て身の覚悟で戦った。エボルドライバーを壊して、肉体と精神を分離したものの、エボルトは自らのエネルギーを箱に閉じ込めた。」
 目と手だけが浮いてるのってちょっと不気味だな・・・と言うのは置いといて、パンドラボックスはもともと火星にあったものではなく、ベルナージュに刺し違えられかけたエボルトが苦肉の策として自らのエネルギーを閉じ込めたものでした。
「このパンドラボックスはエボルトのものだったのか・・・。」
「エボルトを完全体にしてはならない。」
その危険性は、刺し違えるつもりだったベルナージュが地球に渡ってなお阻止しようとしている事実からも明らか。
「けど、ボトルの成分も全部カラになっちまったし・・・。」
するとベルナージュはパンドラボックスに向かい、手をかざし念を込めると全てのボトルがやがて充填されました。ベルナージュ自身はだいぶ消耗したようですが・・・。
「ボトルに色が!?」
まさかと思いドライバーに装填してみると、以前同様に反応。
「ラビット!」
「成分が戻った・・・どうして?」
ベルナージュが言うには、
「10年前、この箱が完全に開かなかったのは私がこの力を使ったからだ。この箱は、その星にまつわるエレメントをボトルに吸収することで開く。」
 そこで、バングルのみとなったベルナージュは保管室の中で幼い美空を呼び寄せ、
「うわあ、きれい!」
「エボルトは地球に降り立つ前に、石動惣一の記憶から60本のボトルを精製した。私は美空に憑依して、箱を開けないようにするため、ボトルの成分を空にしていった。だが・・・途中で力尽きて、長い眠りについた。」
このとき、ベルナージュだけでなく美空も消耗して昏睡してしまったと。ここで全てのボトルを空にするには至らなかったため、最初から使えるボトルがあったようです。
「エボルトを阻止しなければ、この星の未来は・・・!」
説明を果たし、改めて警鐘を鳴らしたところでついに力尽きてしまったベルナージュ。
「ベルナージュ!」
戦兎を押しのけて、我先にとその体を抱える一海。
「気を失ったか・・・。」
「・・・ヤベエ、みーたんに触れてる。心臓がドキドキ、バクバク、そんな言葉じゃ形容できませんねえ。ダメだ、緊張してみーたんの顔が見れない!でも見たい!至近距離で見たい!!・・・よーしカズミン、ここは心火を燃やして覚悟を決めて、3・2・1・・・!」
「ロボット・イン・グリス!」
「うるせえよ。」
「何で心の声が・・・?」
「声に出ちゃってるから。」
「マジで?」
「お前、気持ち悪いな。ベッド運ぶぞ。」
「べ、ベッド・・・?」
こんな事だから今だにグリス呼ばわりなんでしょうね、きっと。
 美空をベッドに寝かせると、今度は紗羽が下りてきました。
「あっ、良かった!みんな無事だったんだ。えっ、美空ちゃんどうしたの?」
すると、初めて?幻徳が地下にいるのに気付いて悲鳴を上げ
「ってか、何で幻徳・・・?」
そういえば、第1話でホテルに誘われるというセクハラを受けていたんでした。
 この扱いに傷ついたのか、
「おい、どこ行くんだよ?」
「俺の役目は終わった。」
ベルナージュの話を聞いておきながら、さっさと出て行ってしまいました。

 地下室を出てみると、自分が出てきたのはかつてガサ入れしたナシタで、しかも自分で開けた冷蔵庫が出入り口になっていたことにビックリ。思わず2度見。
 もう一度開けてみよとしたところで、ローグの変身音と悲鳴とともに上段が開き、そこから顔を出す一海。
「ちょっと付き合え。」
一海が幻徳とサシで向き合うとは珍しい・・・。

 一方、西都では。
「何故、勝手にパンドラボックスを開けた!?」
吹っ飛ばされた恨みもあってか、エボルを激しく非難する内海。
「落ち着けよ。あんたはあの力を後ろ盾に、難波重工の力を見せつけようとしたんだろう?俺はそれを分かりやすくしただけだ。あれ以上の広告塔があるか?」
「我々のためにやったと言うのか。」
「ああ。これから東都を制圧する。あんたは高らかに勝利宣言をすればいい。全ては難波重工のために。」
わざとらしく忠誠をアピールし、東都に向かうエボル。
「パンドラボックスの回収も忘れるな。」
中身が既に抜けているとも知らず、釘を差したつもりの難波。
「フフフ・・・仰せの通りに。」
もう完全にバカにされてますね・・・前からですけど。

 一方、ナシタ地下では端末に向かう戦兎。
「何してるの?」
「エボルトを倒すために、パンドラボックスの力を利用してビルドの能力を限界まで引き上げるアイテムを作る。実は、エボルトが父さんの研究データの一部を消していたんだ。」
 記憶もないのに父さん呼ばわりはちょっと違和感。ともかくも戦兎は続けて
「えっ?」
「それを復元してみると、このパネルは別の装置に再構築できる事が分かった。」
戦兎はパネルの一枚にコードを繋ぎ、実行キーを押すとパネルは見る見るうちに小さく折り畳まれ、ちょうどビルドドライバーに組み付くような格好へと変形。
「凄い・・・。」
「ただ・・・これを使えば、ライダーシステムは人間の限界値を超える。」
「それって、危険なんじゃないの?」
同時にシミュレーターを走らせていたらしい戦兎ですが、端末に表示されたのは『DANGER』という結果。
「・・・大丈夫!天才の発明ですから。」
と勢いでごまかしていますが、明らかに怪しい。
 そして、このやり取りを密かに聞いてしまっていたのはベッドの美空。

 一海は幻徳を連れてスカイロード、三羽ガラスの墓標付近へ。
「俺はまだ、赤羽をやったお前を許した訳じゃねえ。」
と、スクラッシュドライバーを装着。これを聞いて、
「今更ヒーロー気取りか。お前の罪は決して消えない!」
というエボルの言葉が思い出されます。
「俺を倒せば気が晴れるのか?」
自棄を感じる言いようの幻徳に、
「それだけじゃ満たされねえ。俺が勝ったら言うことを聞いてもらう!」
「ロボットゼリー!」
「変身!」
「潰れる!流れる!溢れ出る!」
「ロボット・イン・グリス!」
「ブルアァ!」
「行くぞ、コラ・・・!」
変身し、問答無用で向かっていく一海。
「デンジャー!」
「クロコダイル!」
「変身。」
「割れる!喰われる!砕け散る!」
「クロコダイル・イン・ローグ!」
「オラァ!」
これに応じて幻徳も変身しますが、初登場時の無敵ぶりはどこへやら。完全にグリス相手に押されています。
「場数は俺のほうが踏んでる!力の差はもうねえはずだ!」
幻徳には他にも多数の兵器を有する難波についたり、その後も燻っていた時期があるため、そこで差が埋まったようです。
「クラックアップフィニッシュ!」
「来いよ。」
必殺のキックを放つローグですが、グリスはこれを受け止め、逆に投げ飛ばしてしまいました。
「俺は、故郷を思う気持ちでハザードレベルを上げる!今のお前はどうだ・・・?それがあんのか?」
泰山に、国を託して生かされたという事実とのギャップに、目を伏せる幻徳。
 そして今度はグリスが必殺技。
「スクラップフィニッシュ!」
これを受けて、あっけなく変身解除。
「俺の考えに従ってもらおうか。」
「何が望みだ・・・?」
そして一海の要求は、
「俺達の仲間になれ。これからも赤羽をやった事は許せねえだろう。けどな・・・あいつらが言うんだ。『そんな事にこだわって、カシラ小っちぇえな』って。今すぐじゃなくてもいい。俺達は待ってる。」
 今までの事は無かったことにはできないが、戦争を終わらせることに協力しろというもの。
農場の仲間が評したとおり、一海も農園が、北都がというスケールから抜け出しつつあるようです。

 パンドラボックスが変形した装置を手に迷う戦兎。
「これを使えば、俺は・・・。」
人間の限界を超える、という月並みな表現ですが、それが実際にどうなるかは誰も試していないんですから。分かっているのはただ危険というだけ。
 ここで、戦兎のスマホに着信が。
「どうした?」
相手は、街に出ていた一海。
「戦兎、まずい事になってんぞ。」
東都の街では、炎と逃げ惑う市民の姿が。
「俺もすぐに行く。」
通話を切り、立ち上がった所で顔を合わせた美空。
「美空・・・?」
「それって命に関わるんでしょ?」
「ハハッ・・・そんな訳ないだろ。」
さりげなくディスプレイの電源を落とし、アラート音を切る戦兎ですが
「ムカつく・・・死ぬ覚悟は出来てるってわけ?」
ズバリ言い当てられ、黙っている戦兎に
「万丈のため?東都のため?何でもっと自分を大事にしてくれないの?戦兎に何かあったら、私達どうすればいいの!?残された人間の事も少しは考えてよ!万丈だって、紗羽さんだって私だって、戦兎を止められなかった自分を一生悔み続けるんだよ!?」
 堰が切れたようにまくし立てる美空。もうずっとエボルトのターンでどこにも余裕なんてないことを感じさせます。
「そんなの、しんどいよ・・・。」
戦兎の袖を掴み、どうにか止めようとする美空。
「この戦争は、俺が撒いた種だから・・・。」
「だから責任取るって言うの?そんなのただの自己満足じゃん!」
ついに装置を取り上げますが、
「この戦争を終わらせられるのは俺しかいない。俺が戦うしかないんだよ。」
葛城としてでもなく、自分にしかできないという戦兎。
「何で・・・?何で伝わんないの・・・?」
ついに泣いてしまう美空。戦兎はその頭を撫でてやりながら
「十分伝わってるよ、大丈夫。俺は必ず帰ってくる。」
という気休めを言って、装置をスッと取り返して出ていく事しかできません。

 街では、クローンとおぼしきスマッシュとハードガーディアンが街を破壊して回っており、その背後にはエボルト龍我が控えています。
逃げ惑う人々とあちこちで上がる火の手をバックに、御堂(難波)が演説を放送。
「いよいよ我々西都が東都を制圧する日が来た。改めて・・・勝利宣言をさせて頂く。」
手元のタブレットで東都の旗が燃え、西都の旗が浮かび上がるという芸の細かさ。
 この辺りで現場に駆けつけた一海と戦兎。もはや無駄話なしにいきなり変身。
「ロボットゼリー!」
「変身。」
「潰れる!流れる!溢れ出る!」
「ロボット・イン・グリス!」
「ブルアァ!」
「ラビット&ラビット!」
「Are you ready?」
「変身!」
「オーバーフロー!」
「ヤベーイ!」
「ハエーイ!」
これに対し、まずは無人兵器をけしかけるエボルト。
 今となってはこれも普通に倒せる程度には強くなっていますが、エボルトは変身もせずにハードガーディアンを両断できるなど戦闘力のインフレが凄い。
 ここでようやくエボルトも変身。
「コブラ!」
「ライダーシステム!」
「エボリューション!」
「Are you ready?」
「変身。」

 難波の演説は続き、
「東都を制圧した暁には、世界に負けない新国家を設立する。強く・・・たくましい国に生まれ変わるのだ。」
何故か急に途中から声が苦しくなった?

 エボルは相変わらずの強さなのですが、戦兎も負けじとラビットラビットの機動性と手足の伸びる特性を活かしてエボルを翻弄。
そして力押しならタンクタンクという使い分けも出来てきています。
「ビルドアップ!」
「タンク!」
「タンク&タンク!」
「ガタガタゴットン!ズッタンズタン!」
「Are you ready?」
「タンクタンク!」
「ヤベーイ!」
「ツエーイ!」
さらに、フルボトルバスターに一本だけ装填してその特性を活かすという攻撃も板についてきました。
「スパイダー!」
「フルボトルブレイク!」
蜘蛛の巣でエボルを絡め取り、次は
「ドライヤー!」
「フルボトルブレイク!」
熱風で蒸し焼きにするという中々えげつない攻撃。
「もうフェーズ1を攻略したか・・・!じゃあ、これはどうだ?」
「ドラゴン!」
「ライダーシステム!」
「Are you ready?」
「エボルドラゴン!」
ドラゴンはやはり龍我の格闘能力が効いているのか、接近戦が強いです。

後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 22:08Comments(9) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2018年05月14日

今週の仮面ライダービルド「第35話 破滅のタワー」

 絶望的な予感しかしない35話。
「強大なエネルギーを秘めたパンドラボックスを巡って、国内で戦争が勃発した。」
なんか違うと思ったら一海でした。
相関図では、エボルトが龍我の体を乗っ取った事について明言されており、また器であった惣一は安否不明とも。
「東都の仮面ライダービルドの桐生戦兎は、火星を滅ぼした地球外生命体・エボルトの毒にやられて意識を失う。さらに、エボルトとの戦いで万丈に異変が起きて・・・。」
「えっ、万丈に異変って何があったの?」
「みーたん!あっ、いや・・・2人だと緊張するな。」
美空も出てきてにわかに興奮する一海。
「だから、万丈に何があったの!?もう、何でこんな時にグリスがあらすじ紹介なの?」
「まだグリス・・・くぅ〜!早くカズミンと呼ばれたい!どうなる第35話!?」
一向に距離が埋まらなくて気の毒過ぎる・・・龍我や紗羽だってもはやカズミン呼びなのに。

 ややチリ毛になって解毒もできるエボルト龍我はエボルト・ドラゴンフォームに変身。
「ドラゴン!」
「ライダーシステム!」
「エボリューション!」
「Are you ready?」
「変身。」
「ドラゴン!ドラゴン!エボルドラゴン!」
「フッハッハッハッハッハ!」
「フェーズ2、完了。」
絶望する一同。
「万丈じゃない・・・。」
「エボルト・・・!」
「そうだ、俺が万丈の体を乗っ取った。」
用意されたボトルのケースを引き寄せると、
「さてと、パンドラボックスを頂くとするか。」
そのまま王手をかけに行くエボル。
 追いかけようとする戦兎ですが、流石に紗羽が引き止めます。
もはや止められる者は・・・。

 わずかな警護をものともせず、最終的に圧倒的なエネルギーで扉を溶かしてパンドラボックスの前へ。
「いよいよ、フィナーレだ。」
が、そこへ戦兎が結局追いかけてきています。
「待て・・・!パンドラボックスは渡さない。」
と言いながらも、さんざん毒に苦しめられて見るからに不調。
戦う前から結果が見えている・・・。

 外では、紗羽と一海が心配そう。
「戦兎くん、大丈夫かな・・・?」
大丈夫なんてのはとても期待できず、一海は何も言えません。
 すると、視界の隅の何かに気がついた一海。
瓦礫の隙間の脚・・・あのオシャレなズボンは、もしや。

 エボルに追いついた戦兎ですが、
「そんな体で、俺に勝てると思ってるのか?」
「うるせえ!パンドラボックスは俺が守る!」
「マックスハザードオン!」
「ラビット!」
「ラビット&ラビット!」
「変身!」
「オーバーフロー!」
「ラビットラビット!」
「ヤベーイ!」
「ハエーイ!」
戦闘開始。よく見るとこの保管場所、あるときはユグドラシル社のクラックがあったりとおなじみの部屋です。
「何で、あんたが万丈の体に・・・!?」
「お前にはまだ話してなかったな。もともと俺と万丈は、2つで1つの生命体だったんだ。俺達が滅ぼした火星に、23年前、この星の無人探査機がやって来た。そこで、俺は遺伝子の一部を潜り込ませた。次に滅ぼす星を探すために。」
 宇宙への好奇心・探究心からエボルトを呼び寄せてしまったというのは皮肉もいいところです。
「地球にたどり着いた俺の遺伝子の一部は、万丈の母親の体内に入り込んだ。だが・・・予想外の事態が起きた。その生命体は、母親ではなく体内にいた万丈に憑依したんだ。」
 妊娠や母胎という表現ではなく、『体内にいた』という表現がいかにも宇宙人めいていて不気味です。
「生まれたと同時に、その生命体は俺の記憶と能力を失った。ただの人間に成り下がったって訳だ。」
「万丈が、あんたの一部・・・?」
驚愕するビルドですが
「お前も薄々分かってたんじゃないのか?」
「・・・そんな訳ねえだろ!」
「だから俺は・・・」
「黙れ!」
「万丈に憑依した生命体を回収するためにこの星にやって来た。有人探査機に乗っていた宇宙飛行士の石動惣一の体を乗っ取ってな。」
無人探査機の到達が発端となり、まず惣一が犠牲となり、一部を取り戻すついでのように滅ぼされようとしている地球。
「Ready go!」
「エボルテックフィニッシュ!」
「チャオ!」
弱った所を普通にやられてしまった戦兎。
「石動に憑依した俺はパンドラボックスを開け損ねてお前の父親、葛城忍に会いに行った。都合がいい事に、葛城忍は万丈を研究していた。だから俺は、奴を脅して協力させることにした。このエボルドライバーも葛城忍に復元させたんだ。お前の父親は、俺に協力した事をひどく後悔してたよ。」
 どうやら、葛城忍はパンドラボックスの光を浴びたとは言え喜んで強力していた訳ではなく、自身の命か研究の秘密あたりで脅迫を受けていたようです。
「それが・・・自殺の原因。」
さらに万丈についても、
「かもな。万丈にさまざまな試練を与えたのは、全てハザードレベルを上げるためにやった事だ。そして、ついに俺と融合できる5.0に達した。これで納得できたか?」
今まで裏から手を回してやっていたことは、ハザードレベルを上げて分身を取り戻すため。
「話は終わりだ。パンドラボックスは頂いていく。」
「お前には渡さない・・・!」
生身になっても足元に縋り付く戦兎を蹴飛ばすと、
「何故、俺がお前の毒を抜いてやったと思う?お前にはまだ別の役目があるからだ。」
意味深な言葉を残し、高速移動で姿を消すエボル。
「フハハ・・・チャオ。」

 外では、無造作に倒れている惣一の肉体を目の当たりにする一海と紗羽。
「マスター・・・?」
どうやら息はあるようですが、意識がありません。

 その後、パンドラタワー内では難波と内海が来ています。
「エボルドライバーを手に入れるために私を騙したのか?」
「確かに、これは俺にしか使えない。だがそれは、俺自身が最強の兵器になるって事だ。あんたへの忠誠は変わらない。パンドラボックスだって持ってきてやったろう?」
変わらない、と言ってもその実『皆無』と言う意味で変わらないんでしょうけどね。
 そんな可能性にも気づかず、まだエボルトやパンドラボックスが自分たちに制御できるものだと思っているのは心底おめでたいと言うか・・・芸能人格付けチェックの外れ部屋でドヤ顔してる大物を見る目でしか見られません。
「あとボトル1本で、禁断のエネルギーが私の物に・・・。世界を制するのは私だ!」
パンドラボックスを愛おしげに撫で回しますが、どう考えてもこの人のものにならない。

 ナシタでは、一海らに運ばれたのかベッドに眠らされている戦兎。
「無茶しやがって・・・。」
「グリス・・・。」
「みーたん。」
本編でもグリス呼びなのが気の毒。
「親父さんの容態は?」
「・・・意識はまだ戻ってない。でも、エボルトは抜けたみたい。」
本人の言うように、エボルトは完全に龍我に移ったようです。そちらは紗羽が側についています。
「みんな、無事でいてほしい・・・。」
一気に増えた心配事に顔が曇る美空。すると、ここで一海の変なスイッチが入る。
「(みーたんと2人きり・・・マジか!?いやいや、みーたんのお父さんも戦兎も意識が戻ってねえんだぞ?浮かれてどうする、俺!)」
「ロボット・イン・グリス!」
「(いや、こんな時だからこそみーたんには支えが必要なんじゃないか?そうだ、そうに決まってる!そしてその相手は俺しかいない!今がグリスからカズミンに昇格する絶好のチャンス!×3)」
「ロボットゼリー!ゼリー!ゼリー・・・(謎エコー)」
「カズミン!お待たせ!」
一海の脳内で展開される謎の桃色ビジョン。
「(ここは、心火を燃やしてそっと抱きしめる!)」
「潰れる!流れる!溢れ出る!出る!出る・・・(謎エコー再び)」
意を決して美空の肩に手を回し・・・ますがギリギリのところで戦兎が目を覚ましてしまいました。
「戦兎!」
「ブル・・・アァ!」
「起きちゃうのね。」
残念ながら空振り。
「パンドラボックスは?開いたのか!?」
「スタン・ハンセン・・・スタン・ハンセン・・・。」
一海のごまかしが苦しい。
「まだみたい。パンドラタワーもまだ変わった様子はない。」
それを聞いて、また止めに行こうとする戦兎ですが
「無茶だって!まだ回復してないんだから!」
「けど、行かなきゃ・・・。」
「行ったところで、エボルトに体を乗っ取られた万丈と戦わなきゃいけないんだよ!?」
しかし戦兎は
「夢を見たんだ。毒にやられてる間、あいつの声が聞こえてきた。」
「最悪だ・・・。お前のせいで、俺は愚かな人間から抜け出せねえみてえだ。ありがとな。あとは頼んだ。ヒーローは・・・俺だ。」
実際に龍我が言っていた事ですが、意識が朦朧としていた戦兎には夢のように感じられたようです。
「それは夢じゃねえ。」
「そっか・・・。だったら、尚更あいつの思いに応えてやらねえと。」
「でも・・・。」
「万丈を助けられるのは俺しかいねえんだよ。」
「戦兎・・・。」
「けど、どうするつもりだ?」
「パンドラボックスが開いていないのは、ボトルが全部集まってないからだ。」
「東都のボトルは全て渡したぞ?」
が、まだ1本だけ戦兎らの手になく、また難波重工の管理下からも離れているボトルがありました。
 持ち主へと連絡をとる戦兎。
「俺だ、話がある。」

 ナシタに呼び出されたのは幻徳。
「お前たちが欲しいのはこのボトルだな?」
このフェニックスボトルが唯一、お互いの手から離れていました。
「別に欲しい訳じゃない。ただパンドラボックスを開けられたくないだけだ。俺達と手を組まないか?」
前々回、正気を取り戻している事が分かったため改めて協力関係を持ちかけます。
「あんたは、もう昔の氷室幻徳じゃないはずだ。」
「だからと言って、俺が犯した罪が消えるわけじゃない。」
今更戦兎たちと強力なんて、という口ぶり。
 すると、
「野郎が集まって、何辛気臭い話してるんだよ?」
突然その場に現れるエボルト。もはや存在が規格外すぎる・・・。
「万丈!?」
「じゃない・・・エボルトだ。」
「正解!お前たちをセレモニーに招待しようと思ってな。おっと、火星の王妃はお断りだ。」
美空に衝撃波を浴びせて眠らせると、
「美空!」
「みーたん!」
心配する戦兎と一海とともに、幻徳をも連れてまた瞬間移動。

 連れて行かれた先は、パンドラタワー中心部。
周りにせり出した壁によって元あった建造物はなぎ倒されているため、中は荒野になっています。
「ここは・・・?」
困惑する3人の前で、パネルにボトルを嵌めていくエボルト。
「どうだ?俺の力は。」
光が立ち上り、またしても形を変えていくタワー。
また一周の壁が完成すると、その層がせり上がりタワーはその高さを上げていきます。
「パンドラタワー・・・!」
「最後のボトル、フェニックスボトルを頂こうか。」
「コブラ!」
「ライダーシステム!」
「エボリューション!」
「Are you ready?」
「変身。」
「コブラ!コブラ!エボルコブラ!」
「フッハッハッハッハッハ!」
実力行使に出たエボルトに対し、戦兎らも変身。
「ラビット&ラビット!」
「ロボットゼリー!」
「クロコダイル!」
「変身!」
「ラビットラビット!」
3対1、ですがやはり軽く圧倒されそうな雰囲気。
 モニターで戦いの行方を見る難波と内海。
「ついにパンドラボックスが難波会長のものに・・・!」
「私は当分、あの箱を開けるつもりはない。禁断のエネルギーを最大限に活用しないとな!」
またしても、自分がそのタイミングをコントロールできるつもりでいます。エネルギーの正体も分からないのに・・・。

 大方の予想通り、まるで苦戦している様子のないエボル。
ビルドとローグが前に出ている間にグリスが後方からキックで奇襲をかけますが、
「スクラップフィニッシュ!」
これも簡単に返されてしまいます。
「ボトルさえ手に入れば・・・!」
変身用のアイテムしか手元にないため、どうしても手数が足りない状況。
 すると、ローグがフェニックスボトルをビルドに託し、前へ。
「俺が囮になる。その隙にボトルを奪え!任せたぞ。」
単身エボルへと突っ込んでいくローグ。
「親父の仇は俺が討つ!」
「クラックアップフィニッシュ!」
流石にこれは有効打となり、ボトルの嵌められたパネルを落とさせることに成功。
 当然、エボルはビルドが拾おうとするのを阻止しますが
「戦兎、今だ!」
「邪魔するな!」
羽交い締めにして時間を稼ぐグリスですが、頭とドライバーをピンポイントで狙われた上に場外ホームラン。
「カズミン!」
すると今度はローグがダッシュして、間にあるパネルを弾いてエボルに突撃。
「早くしろ!」
「今更ヒーロー気取りか。戦争を引き起こしておいて都合がいいな!お前の罪は決して消えない!」
「Ready go!」
「エボルテックフィニッシュ!」
「チャオ!」
組み付いた状況から器用に左手でハンドルを回し、必殺パンチでこれもローグを場外ホームラン。
「幻徳!」
が、パネル一枚の奪還には成功。
 早速、ボトルを抜き取って使用。
「海賊!」
「電車!」
「スーパーベストマッチ!」
「Are you ready?」
「ビルドアップ!」
「ブラックハザード!」
「ヤベーイ!」
ここに来て、ハザードフォームへのチェンジ。
「ハザードフォームで多種多様の攻撃パターンを復活させたのか。今のお前なら長時間使いこなせるからな。でも、残念だな。そのフォームはもう前に見ている!」
エボルもボトルを拾い、エボルドライバーに装填。
「Ready go!」
「機関砲!」
「フィニッシュ!」
ホークガトリンガーを装備。
「各駅電車・・・急行電車・・・快速電車・・・海賊電車!」
「発車!」
「ワンハンドレッド!」
「フルバレット!」
カイゾクハッシャーとの必殺技のぶつかり合い。これは互角。
 場外に飛ばされた2人は、もはや戦兎を信頼する他ありません。
「頼んだぞ、戦兎・・・!」
その戦兎は、通常ベストマッチの中でも力のあるキードラゴンにチェンジ。
「ロック!」
「ドラゴン!」
「スーパーベストマッチ!」
「Are you ready?」
「ビルドアップ!」
「ブラックハザード!」
「ビートクローザー!」
キードラゴン自体、力のアンバランスさがあって扱えていない事があったのですが、今となってはハザード状態でも使いこなせています。
 が、エボルにしてみればせいぜい余興が盛り上がる程度のもの。
「万丈のドラゴンを持ってくるなんて、憎いねえ。だったら、万丈の体内から作り出したこいつで仕留めてやる。」
「ドラゴン!」
「ライダーシステム!」
「エボリューション!」
「Are you ready?」
「エボルドラゴン!」
「フッハッハッハッハッハ!」
「ビートクローザー!」
「どうだ、万丈と融合したこの強さに勝てるか?」
善戦しますが、やがてハザードの限界時間が到来。
「ハザードの限界が・・・!なら、こっちも!」
「マックスハザードオン!」
「タンク&タンク!」
「ガタガタゴットン!ズッタンズタン!」
「Are you ready?」
「ビルドアップ!」
「タンクタンク!」
「ヤベーイ!」
「ツエーイ!」
フルボトルバスターで距離を保とうとしますが、普通に詰められて・・・。

後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 22:27Comments(12) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド

2018年05月08日

今週の仮面ライダービルド「第34話 離れ離れのベストマッチ」

 エボルトの正体とその目的が発覚したことで急激に話が展開していきます。
「強大なエネルギーを秘めたパンドラボックスを巡って、国内で戦争が勃発した。仮面ライダービルドの桐生戦兎は、西都に連れ去られた首相を助けるために奔走するが、仮面ライダーエボルに変身した石動によって首相の命が奪われてしまう。」
「おい!首相やられちまったってどういう事だよ!?」
と困惑する龍我ですが、戦兎も知らなかったようです。
「知らないよ。俺だって今あらすじ紹介の原稿渡されてビックリしたんだから。」
「おい、仮面ライダーエボルって何だよ?」
一海もだいたいそんな感じ。
「だから知らないって行ってるでしょうが!早く現場向かうぞ。さあ、どうなる第34話?」
毎度のことながら、非常にメタい紹介です。
そして相関図はダブルのように手が込んでいるのに、ワイプは毎度の雑ループで笑ってしまう。

 あらすじ紹介の通り、惣一と幻徳を追って表に出た戦兎らは泰山の亡骸を抱える幻徳と、未知の仮面ライダーの姿を目の当たりに。
「首相・・・。」
その光景に状況を理解した戦兎。
「ん?もう少し早かったら死に際に挨拶できたかもな。」
エボルは毎度ながら煽る煽る・・・。
「お前は・・・?」
「仮面ライダーエボル。俺にしか使えないこのボトルとドライバーで、パンドラボックスの真の力を手に入れる。」
「あんたが首相をやったのか?」
「勘違いするな。そこの道楽息子を仕留めようとしたら、親父がでしゃばった真似をしたんだよ。」
もはやまともに問答するのも馬鹿らしく、変身の体勢に入る3人。
「・・・俺達が相手だ。」
「マックスハザードオン!」
「ラビット!」
「クローズマグマ!」
「ロボットゼリー!」
「Are you ready?」
「変身!」
「オーバーフロー!」
「クローズマグマ!」
「ロボット・イン・グリス!」
「ヤベーイ!」
「ハエーイ!」
いきなり最大戦力をぶつけ、それなりに効いている様子ながら
「まだライダーシステムには慣れないなあ。」
と、明らかに今だけ。
「あ?スタークとかエボルトとかエボルとか・・・ややこしいんだよ!」
「スペシャルチューン!」
ビートクローザーを手に突っ込むクローズマグマ。スタークの時はこれで圧倒できていたのでしょうが、エボルには簡単に止められてしまいました。
「何!?」
「これでも今の俺の力は2パーセントに過ぎない。」
ローグを簡単に圧倒して、3ライダー相手でも特に苦しい様子を見せない現状で2%って・・・圧倒的にも程があります。
「俺はまだまだ強くなる。そのためにも、まずはお前に退場してもらう!」
エボルはビルドに狙いをつけ、高速移動で翻弄すると胸に手刀を突き刺し、何やら禍々しいオーラを発しています。
 すると変身が解け、急に苦しんで倒れる戦兎。
この間、ビルドは多数のボトルを脱落させてしまいました。
「戦兎!」
「お前達もこれで終わりだ。」
グリスとクローズマグマの胴体に火星のエネルギーを炸裂させると、こちらの2人も同時に変身解除。
「半端ねえ・・・!」
「戦兎くん!」
「戦兎!」
紗羽と美空が戦兎に駆け寄って見ると、明らかにヤバい色に血管が浮かび上がっています。
「戦兎に何をした!?」
「地球上には存在しない毒を体内に仕込んだ。もって、あと3日ってとこだろう。」
スターク時代からの得意技であった毒。しかも今回は以前よりヤバそうです。
「ベルナージュ、お願い・・・!」
必至に祈る美空ですが、バングルは反応しません。
「火星の王妃は、もう傷を癒やす力もないようだな。」
その間に、エボルは淡々とボトルを回収し、パネルへと嵌めていきます。
「その毒を消せるのは俺しかいない。チャオ!」
煽るだけ煽って姿を消すエボル。
「おい!」
「戦兎・・・戦兎!」
要となる戦兎の命は秒読み状態で、かなり最悪の状況。

 泰山の遺品であろう布切れを手に、もはや機能を失いかけている街頭ディスプレイのニュースを聞く幻徳。
「氷室泰山首相が亡くなって、2日が経ちました。東都政府の黛臨時首相代理は、平和のための話し合いを西都と根気強く続ける方針を打ち出しましたが、東都市民は不安の色を隠せません。」
 時々刻々と最悪を更新していく情勢の中で、頼りない平和主義が方針と言われてもそれは市民の安心は得られないでしょう・・・。
これを聞いて、幻徳は・・・?

 一方、既に勝った気でいる西都サイド。
「スターク・・・いやエボルトも、とんでもない事をしてくれたもんだ。」
「しかしこれで、一気に東都を落とせます!」
「パンドラボックスという世界を掌握できる力が手に入れば、我々難波重工はますます脚光を浴びる。」
この期に及んで、まだエボルトやパンドラボックスが自分たちに利用できるものだと考えています。
視聴者目線だとおめでたいにも程がある・・・。

 病院に搬送された戦兎ですが、
「毒の成分が分からないから、治療はできないって・・・。」
「エボルトの話が本当なら、あと1日も持たねえぞ。」
それも質の悪いことに、ひたすら苦しみながら死ぬタイプの毒のようです。
 見ている事しかできない4人の間にある重たい沈黙を、戦兎のスマホの着信音が破りました。
「マスターからだ・・・何だ?」
「万丈か。戦兎の様子はどうだ?」
開幕から煽りがすごい。
「とぼけんじゃねえ。あんたが一番よく知ってる筈だろうが!」
「そうカリカリすんなよ。連絡したのは他でもない、戦兎の命を救ってやろうと思って。」
自分で毒を入れておいて、戦兎の命を交渉の種に使おうという毎度ながら外道すぎる提案。
「今、ナシタにいるんだよ。懐かしいなあ。会って話をしよう。美空と2人で来い。」
しかも何の思惑があってか、龍我の他に美空もついて来るように要求。

 そして言われたとおりナシタに向かうと、そこには既に地下室に移ってそこら中をひっくり返している惣一の姿が。
「何してんだよ!」
「パンドラボックスを隠しているんじゃないかと思って。」
「ふざけんな・・・!さっさと戦兎を治せ!」
激昂して掴みかかる龍我に、
「おいおい、離せよ!もう服伸びちゃうって!ったく〜!」
またしても腹の立つリアクション。
「取引に応じれば、救ってやるよ。」
そして提示される条件と言うのが、
「パンドラボックスと、東都にある全てのボトルをよこせ。」
応じればエボルトの完全勝利になってしまうもの。
「・・・やるわけねえだろ。」
「なら、戦兎が死んでもいいのか?お前たちに選択肢はないんだよ。」
結局、命と引き換えにするのが手っ取り早いということがよく分かっている侵略者です。
 惣一の姿でこのような悪逆非道の行いを繰り返すことに、怒りを隠せない美空。
「許せない・・・!お父さんの体を乗っ取ってこんな事するなんて。」
「俺の正体も見破れなかったくせに、よく言うよ。」
さらに煽られて、感情のままに惣一に掴みかかると、
「お父さんを返して!!」
この時、ベルナージュが表に。
「出たな、ベルナージュ!」
強力なエネルギーを放射し、最接近したこの機にエボルトを始末してしまおうとしている風に見えましたが、惣一の放つ赤いオーラに押されて次第にバングルの輝きが失われていきます。
「力が・・・消えていく。」
「やはりそうか。お前の魂は風前の灯って訳だ!」
逆に美空を吹っ飛ばし、気絶させてしまう惣一。
「美空!」
「さあ、取引するのか、しないのか。はっきりしろ。」
もはやベルナージュでも太刀打ちができず、エボルトの言う通りに選択肢がありません。

 結局、隠し場所に惣一を案内する龍我。
「ここがパンドラボックスの新しい保管場所か。」
「もうすぐ残りのボトルが到着する。」
すると、ここで明かされる新事実。
「お前も物好きだよなあ!自分を殺そうとした人間を助けようとするなんて。」
「何の話だ・・・?」
「お前の冤罪事件だよ。あれの真相知らねえだろ?もちろん、戦兎が葛城巧だって言うのは真実だし、佐藤太郎を俺がやって、俺が2人を入れ替えたっていう事件のあらましも一緒だ。けど、根本の動機が違う。」
「動機?」
「俺が葛城巧の記憶を消したのは、ファウストをやめようとしたからじゃない。俺達2人の正体に気付いたからだ。」
なるほど惣一=エボルトという事実に気付いていた・・・ということのようですが『俺達』が引っかかります。
「俺達って何だよ・・・?」
「前に言ったはずだ。」
「お前の力は俺と同じ。世界を滅ぼすためにある。」
龍我が、自身は人間ではない事に絶望した時に当時のスタークが言った言葉。この意味する所とは、
「俺とお前は一心同体。同じ生命体なんだよ。もともと、お前は俺の一部だった。つまり、俺とお前の遺伝子が合わさった状態、それが・・・本当のエボルトって訳だ。」
 どうやら無人探査機に付着していた地球外生命体は、何らかの原因で分離したエボルトの一部。
記憶がないというだけで、その質はエボルトそのものであるという。
「なんなんだよ、それ・・・・そんなの信じられるかよ。」
激しく動揺する龍我に、
「ま、無理もない。お前はその記憶をなくしちまったんだから。けど、本当の話だ。」
嬉々として嫌な真実を突きつける惣一。
「だから葛城巧は俺達を殺そうと、部屋に呼び寄せたんだ。」

 明かされる真相は、マンションの自室にスタークを呼び出した葛城が
「あんたと万丈龍我は地球外生命体エボルトなんだろう?地球を滅ぼすためにやってきた・・・。」
「父親の資料を読んだのか。」
「あんたにはすっかり騙されたよ。だからこっちも手を打った。俺は、あんたたちを倒す!」
ビルドドライバーを装着し、その場でスタークを始末しようという算段。
「ふ〜ん・・・。」
「ゴリラ!」
「ダイヤモンド!」
「変身!」
しかし、変身するかと思ったらゴリラボトルから成分が抜け、変身はできず。
「残念だったな、それは試作品だ。」
「すり替えたのか・・・!」
どうやら葛城の翻意は読まれていたようで、結局詰み。
「人間ごときに、俺がやられる訳ないだろう。お前が隠したエボルドライバーはどこだ?」
「誰が教えるか!お前の計画に加担するつもりはない。」
「しょうがない・・・。」
ここで葛城を腹パンで眠らせると、後の顛末は知っての通り。
 ドアチャイムが鳴り、何も知らない佐藤太郎が現れます。
「来た来た。」
「ちーっす!佐藤太郎でーす!新薬のバイトで・・・」
ここいる?というシーン。無駄に回想されていて笑ってしまいます。

 現在に戻ると、
「葛城巧が、俺を・・・?」
身に覚えのない殺意に困惑していると、救急車が到着。
中には動けない戦兎とともに、必死の呼びかけを続ける紗羽。そしてボトルを持った一海が降りてきます。
「本当にあいつを信用する気か?」
「・・・他に方法はねえ。」
一海も返す言葉がなく、龍我にボトルの収まったケースを託します。
「ボトルを渡す前に戦兎を治せ。」
これを聞いて、クククと笑う惣一。
「戦兎の毒を抜きたければ、俺を倒すしかない。俺が消滅すれば戦兎の体内の毒も消えるって訳だ。」
最初から取引をするつもりなどなかったようです。ただ、安全策をとって隠されているであろうボトルを探すのが面倒だから戦兎を苦しめたに過ぎないという。
「いいだろう、ボトルを戦兎をかけて勝負してやる。」
この上から目線・・・。
「上等だ。」
龍我と一海はそれぞれ変身。
「ボトルバーン!」
「「変身!!」」
「ロボットゼリー!」
「クローズマグマ!」
「Are you ready?」
「潰れる!流れる!溢れ出る!」
「ロボット・イン・グリス!」
「ブルアァ!」
「クローズマグマ!」
「アーチャチャチャチャチャチャチャアチャー!」
惣一も余裕をもって変身。
「お前たちが束になった所で、俺には勝てない。」
「コブラ!」
「ライダーシステム!」
「エボリューション!」
「Are you ready?」
「変身。」
「エボルコブラ!」
「フッハッハッハッハッハ!」
グリスとクローズマグマは、戦力差を埋めるためコンビネーションを徹底。
「奴の強さは本物だ。2人で行くぞ。」
「分かった!」
さらに、いきなり必殺技で勝負をかけます。
「スクラップフィニッシュ!」
「Ready go!」
「ボルケニックアタック!」
「アチャー!」
これは流石に有効打となりました。が、
「おお、中々やるねえ。だったら、一人ずつ潰すまで!」
エボルは相対的に劣るグリスを集中攻撃。
「ライフルモード!」
「エレキスチーム!」
「コブラ!」
「スチームショット!」
「コブラ!」
間にいたクローズマグマを避ける曲射で、グリスを変身解除に追い込んでしまいました。
「カズミン!」
「この野郎!」
こうしている間にも、戦兎の状況はさらに深刻に。
「戦兎くん・・・!」
戦闘の最中、エボルは龍我のハザードレベルを確認。
「ハザードレベル4.7か。お前の力はこんなもんじゃない!そうだろう?相棒!」
「うるせえ!俺の相棒は桐生戦兎ただ、1人だ!」
「何ムキになってんだよ?愚かな人間共に肩入れしてどうする!」
「何だと・・・?」
「醜い欲望をさらけ出した結果が、この戦争を生んだんだ。人間ってのはつくづく醜い生き物だと思わないか?」
パンドラボックスの惨劇で多くの人を狂わせた張本人で、しかも裏であれこれ戦争に誘導しておいてよく言う・・・。
「戦兎くん!しっかりして!」
「知ったような口きいてんじゃねえ!俺が知ってる奴らは、みんな誰かを守るために戦ってきたんだ!誰かの幸せを祈って、立ち上がってきたんだ!」
美空も、紗羽も、泰山も、三羽ガラスも、そして戦兎も。
 このように、毎度ながら煽られて怒ると上がっていくハザードレベル。
「ハザードレベル4.8!まるで自分が人間かのような口ぶりだな。だがお前は違う!何千何万の命を奪ってきた俺の一部だ!」
何千何万と言うと少なく聞こえますが、生命体の種だったり星の数だったりしそうで怖い。
「ふざけんな!」
「いい加減、目を覚ませ!」
「Ready go!」
「エボルテックフィニッシュ!」
「チャオ!」
ついに倒され、変身解除に追い込まれる龍我。
「勝負あったな。」
「まだだ・・・!お前を倒して、戦兎を助ける!」
ボトルを手に、再び変身しようとしますが
「やめとけ・・・強制解除からの再変身は危険だ!」
「だってよ。どうする?戦兎の命を諦めるか、それとも自分の命を戦兎に捧げるか。」
しかし、ここまで来ると答えは決まったようなもの。
「他人のために死ねるかよ。・・・あいつと出会う前の俺ならそう言ってただろうな。」
が、戦兎のことを思い返せば、1話で助けられた時も、
「俺はお前を信じた。ただそれだけの事だ。」
スクラッシュドライバーの副作用に踊らされていた時も、
「俺がお前を助ける。この身を賭けても!」
自分の立場や危険を顧みませんでした。
「最悪だ・・・。お前のせいで、俺は愚かな人間から抜け出せねえみたいだ。ありがとな・・・。」
最悪だ、と戦兎のマネをして嘯きながら、感謝を述べつつ立ち上がり
「後は頼んだ・・・。」
「止せ!」
「ヒーローは・・・俺だ。」
一海の制止も無視し、再変身を敢行。
「ボトルバーン!」
「クローズマグマ!」
「Are you ready?」
「変身!」
「極熱筋肉!クローズマグマ!」
「アーチャチャチャチャチャチャチャアチャー!」
再変身の負荷に苦しめられながらも、エボルに突撃。

後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 22:27Comments(5) 特撮ネタ | 仮面ライダービルド